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壁からエビフライが生えているんだが GM:しろい


PC:亘理 アイ(わたり あい)(キャラシート)PL:占任
NPC:佐野 アリア(さの ありあ)(キャラシート)PL:しろい

目次

[雑談]KP:こんばんは……………………
[雑談]占任:今回はそんな……戦いみたいな感じにはならないのでは……?
[雑談]KP:エビフライとは戦いますよ
[雑談]占任:それはそれで初耳ですが……
[雑談]KP:生・亘理アイと会うと思うと変な汗が出て……
[雑談]KP:あっシステム的な戦闘シーンはないです(ネタバレ)
[雑談]占任:あっないんだ
[雑談]KP:CoCだし最初に戦闘のあるなしはいっておいたほうがいいかなと思い言いました
[雑談]KP:戦闘したければ考えるけど……
[雑談]占任:亘理、HP10なのでない方がいいですね
[雑談]KP:うう~~~~~~~~~~~~あいるちゃんのコマができている………………………………
[雑談]KP:HP10で可愛いね……
[雑談]KP:あ~りはHP11です
[雑談]KP:zyんびOkですか!?
[雑談]占任:大丈夫……だと思います!
[雑談]占任:クトゥルフ自体大分久々だからなにか忘れてるかも知れない
[雑談]KP:では……………………
[雑談]KP:やりますか…………………………
[雑談]KP:私もです
[雑談]KP:私は何もかも忘れている
KP:それでははじめていきましょう
KP:今日はクトゥルフ!
KP:『壁からエビフライが生えているんだが』という題名です
KP:よろしくお願いいたします
亘理 アイ:よろしくお願いします!
[雑談]亘理 アイ:しかしヤバいタイトルだな……
KP:うわーーーーーーーーーーーっ亘理アイ………………………
KP

オープニング

[雑談]亘理 アイ:ちょっと色違う気がするな
KP:----
[雑談]亘理 アイ:これかな……?
KP:某月某日
KP:あなたは同じアイドルグループ『みゅ~じっく☆みんと』のメンバーである佐野アリアに相談があると持ち掛けられ、
KP:レッスン終わりに喫茶店に訪れていた。
佐野アリア:オレンジジュースを飲みながら暗い顔でもじもじしている。
[雑談]KP:あ~りおっぱいでっか!!!
[雑談]亘理 アイ:マジでデカいな……
[雑談]KP:あいるちゃんのカラーコードは#f44e3bですね
[雑談]亘理 アイ:えっこれだっけ……思ったより薄いな
亘理 アイ:「相談があるとの話でしたが」
[雑談]KP:しっくりこなければ今回から変えても良いとおもいますわ
[雑談]KP:あああああああああああああああ!?!?!?!?制服!?????????????????
佐野アリア:「うん……」とても言いづらそうにもじもじしている。
亘理 アイ:グラスのアイスレモンティーをストローで一口飲み、言葉を続ける。
亘理 アイ:「あ~りさんが改まって相談というのも珍しいですね」
[雑談]亘理 アイ:このメーカー私服っぽいのが少なくて……
佐野アリア:「あいるちゃんだったら……頭良いから何か知ってるかな?って思って……」
佐野アリア:ショートケーキをもごもごと飲み込む。
佐野アリア:「こんなこと他の人には相談できないし……」
佐野アリア:「……あのね」
佐野アリア:意を決したように見つめる。
佐野アリア:「私の家の壁から……エビフライが生えてるの」
佐野アリア:真剣な表情で告げた。
[雑談]KP:脱がした方がいいってこと?
亘理 アイ:「────……」
亘理 アイ:無言でその言葉の意味を吟味する。
亘理 アイ:「それは……何かの比喩とか……そういうのですか?」
[雑談]亘理 アイ:脱いだのはなかった……ような気がするから……
佐野アリア:「私も信じられないんだけど……ホントにエビフライが生えてるの」
佐野アリア:「食べ物の……エビフライが。……あっ、壁に生えてるのを食べたことは無いんだけど……」
佐野アリア:「触ろうとすると逃げちゃうから……」
亘理 アイ:「それは食べないほうがいいでしょうね。衛生的に……」
亘理 アイ:「……逃げる??」
佐野アリア:「うん……だからなのかな?見るたびに生えてる場所が変わってるの」
佐野アリア:「ちょっと暗いところが多いかな……。やっぱり食べ物だから直射日光にあたると悪くなっちゃうのかな?」
亘理 アイ:「………」
亘理 アイ:普通に考えれば、幻覚か何かを疑うべきだろうと思える。
亘理 アイ:しかし、四人の中から自分を頼みとして相談してきた彼女の話を、簡単に幻覚と断ずるのは気が咎める。
亘理 アイ:「確かに私は頭がいいですが」眼鏡をクイッとやる
[雑談]KP:亘理アイ~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡
亘理 アイ:「人家の壁に生えて移動までするエビフライ……的な何かというのは、聞いたことがありませんね」
亘理 アイ:「動画とかってありますか?」
佐野アリア:「あっ、動画撮るって発想なかった」おおーっと感心したように頷く。
佐野アリア:「やっぱりあいるちゃんは頭いいなぁ」
亘理 アイ:「ということは、動画も画像もない……ということですか。ふむ……」
亘理 アイ:小首を傾げ、少し考える。
亘理 アイ:「では、今からあ~りさんの部屋へ行って、そのエビフライ?を見せてもらうことはできますか?」
亘理 アイ:「勿論、あ~りさんの予定に問題がなければですが」
佐野アリア:「えっ、いいの!?」ぱっと顔が明るくなる。
佐野アリア:「今日、パパとママがいないから、エビフライと二人っきりで過ごすの不安だったんだあ」
亘理 アイ:「エビフライの場合、二人と言っていいのかは疑問ですが」
佐野アリア:「一匹かな?数え方」
亘理 アイ:「一本か……一尾でしょうか?」
佐野アリア:「でも動くよ?」
佐野アリア:「ぴゅ~って」
亘理 アイ:「一般的なエビフライは本で数えますが、生きてるかのように動くなら匹か尾がいい気もしますね」
亘理 アイ:あっ、一応スマホで部屋にエビフライが生える案件が出てくるかどうか調べてもいいですか
佐野アリア:「なるほどお」感心したように頷いている。
KP:調べて大丈夫!
亘理 アイ:あっ振らなくていいんだ
KP:そして調べるとそのような案件はヒットしませんね
KP:図書館振っていいですよ!
KP:振った結果を先に言いましたが……
亘理 アイ:1d100<=80 図書館
Cthulhu : (1D100<=80) → 82 → 失敗
亘理 アイ:幸先悪
KP:おしい
KP:それでは失敗したので、スマホで調べた結果
KP:エビフライが生えてる案件は見つかりませんでした
KP:性交してたらな~
KP:最悪の誤字
亘理 アイ:欲望が漏れてる
亘理 アイ:するな
KP:するか……
KP:図書館に失敗はしましたが、あいるちゃんは頭がいいのでエビフライをまっすぐ作るにはお腹に切り込みをいれるといいと知りました
亘理 アイ:「ふむ……一応調べては見ましたが、やはりそれっぽい話は出てきませんね」
佐野アリア:「インターネットでも載ってないなんて……」しゅんとしている。
佐野アリア:「インターネットには真実が全て載っているのに……」
亘理 アイ:「そこまで信用できるものでもありませんが……」エビフライの作り方のページを眺めながら
亘理 アイ:「しかしこうなると、やっぱり実際に見てみるのが一番手っ取り早いですね」
亘理 アイ:「……そういえば、あ~りさんの家に行くのは初めてのような気が」
佐野アリア:「ふふ。本当に不安だったから、あいるちゃんが来てくれたら嬉しいな」はじめの暗い顔が嘘のように嬉しそうに笑っている。
佐野アリア:「あっ、本当だね。たいした家じゃないんだけど……」
佐野アリア:「エビフライが生えてるくらいで……」
亘理 アイ:「エビフライが生えてる家、滅多にないことだと思いますが」
佐野アリア:「うん……もっと良いことで長所がある家だったらよかったのにな~」
佐野アリア:「じゃあ、」残りのショートケーキを急いで口に詰め込む。
佐野アリア:「んぐ、……さっそくだけど、うちに来てもらっても……いい?」
亘理 アイ:「はい。喜んで、お呼ばれしましょう」眼鏡をクイッと
[雑談]KP:あいるちゃんが眼鏡をクイッとするたびにめちゃくちゃ興奮してしまう
[雑談]亘理 アイ:特殊な性癖すぎる
KP
KP:----

ミドル①エビフライとの遭遇

KP:都内某所 住宅街 マンション
KP:夕方に染まりつつある小綺麗なマンションの一室。
KP:何の変哲もない佐野アリアが両親と住むその部屋に足を一歩踏み入れた瞬間、
KP:ぐにゃりと一瞬眩暈があなたを襲った。
KP:しかし一瞬のことであり、すぐに不調は治まるだろう。
佐野アリア:「散らかっててごめんね……足の踏み場もないほどじゃないと思うけど……」
佐野アリア:「……あれ、大丈夫?」
亘理 アイ:「っ……、……?」その感覚に一瞬眉根を寄せる。
亘理 アイ:「いえ、何かちょっとクラっと来たような……もう大丈夫です」
佐野アリア:「無理しないでね。うちでよければ座ったり寝たりして大丈夫だから……」
KP:そう言いながらリビングに案内される。
KP:ソファ、テレビ、背の低いテーブルの置かれた小綺麗なごく普通のリビングに見える。
KP:<目星>か<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 85 → 失敗
亘理 アイ:なんか今日出目悪くない?
KP:では、リビングだな~と思いました
[雑談]亘理 アイ:チャパレ作るやつを探してきたのでこれからはすぐ振れます
KP:今悪いことによって後半1しか出さないテクニック
[雑談]KP:さすが
[雑談]亘理 アイ:こわ
[雑談]KP:2秒に一回ふらせますね
亘理 アイ:「もう治ったので、心配ご無用です。……ふむ、綺麗なお家ですね」
亘理 アイ:「こんなお家にエビフライが生えてるとは、俄かには信じがたいですが……」
佐野アリア:「うちの……『みゅ~☆みん』のポスターリビングに張りたいっていうから、恥ずかしいからやめてってお願いしたの」
佐野アリア:恥ずかしそうに微笑む。
佐野アリア:「私もなんでエビフライがいるのかわかんないんだぁ……一週間くらい前からいるんだけど。……あっ、いる!」
佐野アリア:そう声を上げると、壁の一角を指さす。
亘理 アイ:「そうですか? 私の家のリビングには貼ってますが……」
亘理 アイ:「ん、言ったそばから出ましたか」
亘理 アイ:彼女の指差す方向へ目を向け、それを見定めんとする。
KP:家具の隅、死角となるところ。そこに、エビフライとしか表せないものが生えている。
KP:揚げ物の香りをかすかに感じる。
KP:無機質な壁を彩っていたのは、お洒落なポスターや写真などではなく、揚げたてと言われても納得してしまう様な香ばしい狐色の衣を纏った『エビフライ』だった。
KP:大人の男性の手のひらほどのサイズはありそうだが、先端のおそらく3〜4cmほどが壁に埋まっている。『エビフライ』が壁から真っ直ぐ生えていた。
KP:何度見直しても、それがハンガーラックなどの見間違いということはない。
KP:壁に『エビフライ』が生えていた。
[雑談]亘理 アイ:クトゥルフで「揚げ物の香りをかすかに感じる」って文章見ることそうそうないですよ
KP:壁に生えた『エビフライ』を見たのでSANチェックです。
[雑談]KP:クトゥルフ、タコなのに……
[雑談]亘理 アイ:あっSANの項目が増えてる
[雑談]KP:SAN値の項目をステータステーブルに作ったのでチャパレで連動できるやつだったらできるかも
[雑談]亘理 アイ:ありがたく振るぜ
亘理 アイ:1D100<=70 SAN
Cthulhu : (1D100<=70) → 60 → 成功
[雑談]KP:カウンターリモコンがあるか
KP:おっ、成功!
KP:では減少はありません。
KP:エビフライが生えてるなんて日常ですからね
亘理 アイ:アイドルではよくあること
KP:そうかも
亘理 アイ:「……確かに……生えてますね……」その現実離れした光景をまじまじと眺める。
佐野アリア:「そうなの……エビフライが生えてるんだあ……」こくこく頷いている。
亘理 アイ:「見た目は完全にエビフライですし、匂いも……フライの香ばしい香りが……」
佐野アリア:「トッピングとかはないから、おうちが汚れないからよかったあ」真剣に頷いている。
亘理 アイ:「汚れない……ということは、出た場所に油が残ったり衣のかけらが残ったりすることはないんですか?」
佐野アリア:「あっ、たしかに!そういう汚れはなかった気がする」
佐野アリア:むむむと目を瞑って考えた後、こくこく頷く。
亘理 アイ:「ふむ……まるで本物のような質感なのに、特にその痕跡が残ったりはしないと」
亘理 アイ:「……触ろうとしたら、逃げるんでしたっけ」
佐野アリア:「うん……結構素早く逃げちゃうの」
亘理 アイ:試しに手を伸ばしてみます
KP:思いもよらぬ機敏さでエビフライは避けます
KP:壁を滑る様にぴゅう~っと逃げます
亘理 アイ:「あっ……本当に速い」
佐野アリア:「エビフライって素早いんだねえ、知らなかった」
亘理 アイ:「見た感じ、壁から生えてる……もしくは刺さってる感じなのに、平気で横に逃げるんですね」
佐野アリア:「どういう仕組みなんだろうねえ……」
[雑談]KP:今更だけどリビングにポスターはってるあいるちゃん家めちゃくちゃいいですね
[雑談]KP:家族仲良好なんだな……
亘理 アイ:エビフライ、目星で観察したりってできますか?
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 69 → 成功
KP:目星どうぞ!
亘理 アイ:あっぶな!
KP:性交なので、
KP:いくら至近距離で目を凝らして観察しても、ただの『エビフライ』に見えるということが分かります。
KP:壁に無理やり接着された様子はない。埋まっている、または生えているとしか思えない。
KP:真っ直ぐに壁から生えている。
KP:レモンやタルタルソースといったトッピングはかかっていない。
KP:美味しそうだ。
KP:ということがわかりました
亘理 アイ:「う~む……どこからどう見てもエビフライですね……」
佐野アリア:「不思議だよねえ……やっぱり、エビフライだけど……一緒に住んでると、不気味だし……ちょっとこわいなぁ」
KP:目の前のエビフライに困惑していると、突然、家の電気が消えた。
KP:あと少しすれば夜の帳が下りる時間だが、今は辛うじて差し込む夕陽の色によって部屋の中やお互いの顔は判別がつくだろう。
KP:『エビフライ』も夕陽に染まって違う顔を見せているかも知れない(特に変わりはない)。
亘理 アイ:「っ……?」唐突に消えた灯りに少し驚く。
佐野アリア:「わー!?なになに、停電!?」
佐野アリア:「どうすればいいんだろ……ブレーカー?ってどこにあるのかなあ……」
KP:佐野アリアがおろおろしていると、今度はインターホンが鳴る。
KP:薄暗い部屋に響く音は、時間をおいて繰り返される。
佐野アリア:「わ、これ出たほうがいいのかな……?」
亘理 アイ:「……いえ、様子を見ましょう。今は大人がいませんし」
佐野アリア:「そ、そうだね……私たち女の子だし……」
亘理 アイ:「それにアイドルですから」
佐野アリア:「……うん!」混乱しながらも元気を取り戻し頷く。
KP:インターホンは出ることを急かすかのように、同じ間隔で鳴らされ続けるが、暫くすれば静寂が訪れる。
KP:もう去ったのか?と思った瞬間、
KP:突如インターホンのモニターに、左右それぞれあらぬ方向を向いた双眸が至近距離で映された。
KP:深淵を塗り込んだような黒い瞳はギョロギョロとモニター越しにあなたたちを探しているかのようだ。
KP:そして、やや荒い男の声が響く。
KP:「夜分に失礼します。佐野アリアさん、いらっしゃいますね?」
KP:「いらっしゃいますね?」
KP:「貴方様のお宅に、私どもの『ペット』が迷い込んでいると情報を得まして、回収に参りました」
KP:「『赤い尾びれ』が愛らしい手のひらサイズの子でございます」
KP:「人見知りをする子でして、ひとりで大層寂しい思いをしていると思います」
KP:「ここを開けてください」
KP:「ここを開けてください」
KP:「ここを開けてください」
KP:「ここを開けろ」
KP:モニター越しに感じる男性の狂気に、SANチェックです。
KP:<SANC>0/1d2
亘理 アイ:1D100<=70 SAN
Cthulhu : (1D100<=70) → 75 → 失敗
亘理 アイ:うっ
KP:怯えてる~~~~可愛い~~~~~~~~♡♡♡♡
亘理 アイ:1d2
Cthulhu : (1D2) → 2
KP:失敗なので1d2のSAN減少です
亘理 アイ:おかしくないか?
亘理 アイ:亘理 アイのSANを2減少 (70 → 68)
KP:いっぱい怯えてる~~~~~~~~~♡♡♡♡
KP:男性の言葉や様子には狂気めいたものを感じる。
KP:『扉は開けない方が良い』と思うだろう。
佐野アリア:怯えた表情でモニターを見つめている。
亘理 アイ:「……!」その異常な動きに戦慄を覚える。
KP:あなたたちが扉を開く気配がなければ、男性は溜息をつく。そして、先ほどよりも穏やかにこう話す。
KP:「失礼致しました」
KP:「突然訪問した見ず知らずの人間を家へあげるのは抵抗がございますでしょう。不躾でした」
KP:「1時間後に再び参ります」
KP:「必ず1時間後に回収させていただきます」
KP:「私どもを家にあげるのがお嫌でしたら、それまでに『ペット』を家の外へお出しください」
KP:「家の外に出してさえいただければ良いのです」
KP:「1時間後に再び参ります」
KP:「1時間後に必ず参ります」
KP:モニターは暗転する。男性は去っていったようだ。
KP:静寂の中で、あなたは理解する。
KP:1時間以内に『エビフライ』を捕獲して外に出さなければ、得体の知れないものが家の中に入ってくるだろう、と。
KP
KP:お得情報
KP:男性が再び訪問するまでのリミットは1時間。
KP:この間、探索者が『エビフライ』の捕獲を試みるチャンスは『4回』。
KP:探索者はリミット内に『エビフライ』を捕獲し、『外へ出す』ことをしなくてはならない。
KP:・『エビフライ』捕獲方法
KP:①<目星>または<聞き耳>で見つける
KP:→失敗しても『処理』を挟んで見つけることが可能。
KP:②1d100ロールで捕獲を試みる(1人のみ)
KP:→成功値は秘匿。失敗しても出目により後のロールにプラス補正が発生。
KP:お得情報でした
亘理 アイ:なんらかの処理
KP:もしかしてエッチな処理に勝手に変えたら好きなことできるってこと?
亘理 アイ:""悪""

ミドル② 捕獲①リビング

亘理 アイ:「……行った……みたいですね」その気配が去ったのを確認し、大きく息を吐く。
佐野アリア:「うん……」若干目に涙を溜めながら頷く。
亘理 アイ:「……とりあえず、警察に連絡した方がいいでしょうか」
佐野アリア:「うーん……」困ったような顔をする。
佐野アリア:「警察の人ってすぐ来てくれるのかな……?」
佐野アリア:「エビフライを捕まえないと家に来るって言われた、って言って相手にしてもらえるかな……」
亘理 アイ:「来る……とは思いますが、警察署からの距離にもよりますから……断定はできませんね」
[雑談]亘理 アイ:クトゥルフで警察を呼ぼうとすることの無意味さは重々承知なんですが
佐野アリア:「説明して説得してる間に1時間経っちゃうかも……」
[雑談]亘理 アイ:それはそれとして普通は呼ぼうと考えるのは分かっていただきたい
[雑談]KP:しょうがないにゃぁ
亘理 アイ:「いえ何もエビフライの件まで言う必要はないと思いますが……」
亘理 アイ:そう言いながら、壁に生えるエビフライへと目を向ける。
KP:突然の訪問者に意識が向いていた間に『エビフライ』の姿は消えていた。
KP:薄暗い室内には、ほのかに揚げ物の香りだけが残っている。
佐野アリア:「あっ、エビフライいない……」
亘理 アイ:「消えた……?」
亘理 アイ:「……あの口ぶりからすると、あれを外へ出しておけばいいかと思ったのですが……困りましたね」
佐野アリア:「探して捕まえないとダメってことかな……?」
亘理 アイ:「う~む……」
佐野アリア:「とりあえず、探してみようか……1時間しかないみたいだし……」
亘理 アイ:(……言われたとおりあれを出しておいたとして)
亘理 アイ:(あの男性……かも怪しいけど……が本当にそのまま帰るかどうかは分からないけど……)
亘理 アイ:「そう……ですね、探しましょうか。……いつでも連絡できるように、スマホは持っておきましょう」
佐野アリア:「うんっ」スマホを握りしめてこくこく頷く。
KP:ガスや水は使えるようだが電気は止まっている。時計やスマートフォンも動いているようだ。
亘理 アイ:外の様子は見えますか?
亘理 アイ:あっ聞き耳
KP:<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 33 → 成功
亘理 アイ:やっと低めな数字が
KP:外は変わらぬ夕方ですね
KP:あっ成功だ
KP:『エビフライ』を探そうと動き始めた時、パキン…ッ、ミシッと小さな音が鳴り始めたことに気づく。
KP:次第に、音は大きく、数も増えていき、隣の佐野アリアも気づく。
KP:パンッ、パキンッ、ミシ…少し甲高く何かが弾けるような音が聞こえるだろう。
KP:天井、壁、扉…薄暗い部屋のあちこちからひっきりなしに聞こえる音の方へ視線を向けても『何もこのような音が出るような物はない』し『誰も干渉していない』ことがわかる。
KP:一体この音は何なのだろうか?
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 61 → 成功
KP:言い知れぬ不安を覚えSANチェック。
亘理 アイ:高いんだよな
KP:<SANC>0/1
KP:おっ成功!性交なので減少はなし。
KP:<知識><アイデア>がふれます。
亘理 アイ:これは知識
亘理 アイ:1D100<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 90 → 成功
亘理 アイ:嫌なピタリ賞!
KP:頭が良くて助かりましたね
KP:性交したので、誰も干渉していない場所や空間にある種の音が発生し鳴り響く現象は、所謂超常現象や心霊現象といわれる『ラップ現象』に当てはまるのではないかと思う。
[雑談]KP:「性交したので」と誤字をかたくなに使い続けることでセックスしたという事実を捏造するライフハック
佐野アリア:「お、音がする……!」怯えて顔を青くしている。
亘理 アイ:「ラップ音というやつでしょうか……」
亘理 アイ:「となると、あのエビフライは霊的な何か……?」
佐野アリア:「えっ、もしかして私がエビフライ食べたから化けてでたのかな……!?」
亘理 アイ:「エビフライを食べて化けて出るなら世の中エビフライの霊だらけでは?」
佐野アリア:「じゃあなんでエビフライのお化け出てるんだろぉ~……」
亘理 アイ:「あのエビフライもそうかも知れませんが……むしろあのインターホンの人が霊と言われたほうが納得できますね」
佐野アリア:「お、お化けの男の人が襲いに来るってこと……!?」
亘理 アイ:「電気が使えなくなってるのにインターホンに映りましたし、生身の人間ではない可能性はあるかと」
佐野アリア:「ど、どうしよう……!」
亘理 アイ:「……うん、しかしそうなると、警察に通報しても意味はなさそうですね」
亘理 アイ:むしろ納得したかのように頷く。
佐野アリア:「落ち着いてる~っ、こんなに音鳴ってるのに……」
KP:音の洪水は暫くあなたたちを嘲るように続いた後、小さく消えていき、再び静寂が訪れる。
亘理 アイ:「怖くない訳ではないですが、生身の人間みたいな即物的な怖さはないですからね」
亘理 アイ:「ともかく、それだとやっぱりエビフライを探す必要がありますね」
佐野アリア:「エビフライをお供えして祟らないでもらわなきゃだもんね……」
亘理 アイ:眼鏡をクイッとする。いつも通りの動作はアリアを落ち着かせるためであり、自分自身が平静を取り戻すためでもある。
[雑談]KP:あ~~~~~~~~~~~~眼鏡をクイっとさせてる…………………………
[雑談]KP:え~~~~~~内心こわがってるの可愛い~~~~~~~~~~~
佐野アリア:「……そんな広い家じゃないから、捜すぶんにはよかったあ」その様子を見て少し落ち着いたのか、少し笑う。
亘理 アイ:「はい。早く捕まえて、大人しく帰ってもらいましょう」
[雑談]亘理 アイ:あっそうか自分で見つけないといけないのか
KP:そうやって気を取り直してエビフライを探し始めようとした時、あなたは背後から服の裾を軽く引かれる。
亘理 アイ:「……?」そちらの方を振り向く
[雑談]KP:たしかにダブルクロスじゃないですからね……でもわりとこっちで技能振ってくださいみたいなの言っちゃうかも
KP:振り返っても背後に誰か立っているということはなかった。
KP:気のせいかと視線を戻そうとした際、裾から驚くほどに青白い手が離れ、消えていくのを目撃する。
KP:SANチェックです。
KP:<SANC>0/1
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 34 → 成功
KP:成功!減少はなしです。
佐野アリア:「それじゃ探そう……って、大丈夫?」
佐野アリア:心配そうに見つめている。
亘理 アイ:「……やっぱり霊的な何かなのかも」その手の消えた虚空を見つめ、背筋に薄ら寒いものを感じる。
亘理 アイ:「いえ、大丈夫です。探しましょうか」
亘理 アイ:エビフライ探し目星振ります
佐野アリア:「えっ、うん……」気にしているが少し顔をこわばらせて頷く。
KP:お願いします!
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 55 → 成功
亘理 アイ:よしよし
KP:成功!リビングの物陰に生えている『エビフライ』を発見します。
亘理 アイ:「……! いました!」
佐野アリア:「あっ、本当だ!エビフライだ……!」
亘理 アイ:「いやいるって言い方が正しいのか分かりませんが」
佐野アリア:「お化けの人、ペットって言ってたし……『いる』でいいんじゃない?」
佐野アリア:あの男性を完全にお化けだと思っている。
亘理 アイ:「動きますしね……ともかく、捕まえないと」
亘理 アイ:捕獲チャレンジします
KP:はい!どんな感じで捕まえますか?
亘理 アイ:どんな感じで!?
KP:そーっと近づくとか……
亘理 アイ:こう……そーっと近づきつつ、両手で逃げ道を塞ぎつつ捕まえようとします
KP:了解!可愛いですね
KP:それでは1d100を振ってください!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 3
亘理 アイ:は?
亘理 アイ:いきなりすごい出目出たな……
KP:やばすぎ
KP:エビフライ捕獲のプロかなにか?
KP:そーっと近づいて、両手で逃げ道を塞ぎながらあなたはエビフライを捕まえようとした。
KP:完全に捉えた。
KP:あなたはアイドルになっていなかったとしたらエビフライ捕獲のプロとして生きていけるだろう。
KP:そう確信した、その時。
KP:惜しいところで目にもとまらぬはやさでするりと手をすり抜ける。
KP:やはりアイドルの方がいいだろう。
KP:あなたの手を擦り抜けた『エビフライ』は闇の中へと消えていく。
KP:『エビフライ』は何処へ消えたのか…?
KP:<目星>をお願いします。
亘理 アイ:3で捕獲不能なら完全に捕獲不能では?
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 85 → 失敗
亘理 アイ:何も見えない
KP:1と2があるから……
KP:暗いし視力悪いからね
KP:近くの部屋の扉が音もなく開いたことに気がつく。
亘理 アイ:見たくないな~
佐野アリア:「あっ、惜しい……」
亘理 アイ:消えたエビフライを探すうち、その開いたドアへ目がいく。
[雑談]KP:エビフライ、思い通りにならないからあいるちゃん向きですね
[雑談]亘理 アイ:エビフライ向きってことある?
佐野アリア:「あっ、私の部屋……ドア開いてる……」
佐野アリア:同じく開いたドアを目で追って呟く。
[雑談]亘理 アイ:あっこのドア別にSANイベントじゃないんですね
[雑談]KP:あっそうですね ドアも気分で開きたいこともあるだろうし
亘理 アイ:「くっ、逃げられてしまいましたね……」
[雑談]KP:やっぱりアイドルになってよかったですね そうじゃなければエビフライになってたかも
佐野アリア:「すごく惜しかったねえ、絶対捕まえたと思ったのに……」
亘理 アイ:「あ~りさんの部屋、ですか。……入っても?」部屋の主に確認を取る
佐野アリア:「エビフライ、私の部屋に逃げ込んだのかな……?」
佐野アリア:「あっ、うん!ちょっと恥ずかしいけど……もちろん、大丈夫だよ」
佐野アリア:少し恥ずかしそうに頷く。
佐野アリア:「あっ、じゃあ……先に入ってもいいかな?変な物落ちてないか見てもいい?」
亘理 アイ:「エビフライ、ドアを開ける知能が……というか開けることができるんですね」
亘理 アイ:「う~む……一人で先行するのは危ないかも」
亘理 アイ:「じゃあ……一緒に入るけど、私は上の方を見ているので、その間に確認してもらっていいですか?」
佐野アリア:「あっ、うんっ」こくこく頷く。
KP:そうは言いつつ扉は狭いので(普通のマンションの一室なので)一人ずつしか入れませんが、どちらから先に入りますか?
亘理 アイ:じゃああ~りさんに外から中を覗いてもらって、異変がなさそうならこっちが先に入って上の方を眺めてようかな
KP:はーい!

ミドル③ 捕獲②佐野アリアの部屋

KP:そこまで散らかっているわけでもなく、下着なども落ちていないことを確認したあ~りが頷くと、あなたはあ~りの部屋へと入る。
KP:ピンクを基調とした可愛らしい部屋で、ぬいぐるみなどが所狭しと置かれている。
亘理 アイ:「では、お邪魔します」
KP:壁にはみゅ~じっく☆みんとのポスター。
KP:ゲーム機が数台と、本棚には少女漫画となんらかのファイル。
KP:そんな部屋に足を踏み入れた瞬間、扉が閉まる。
亘理 アイ:「……っ!?」
亘理 アイ:突然閉じた扉に驚き、振り返る。
KP:えっ?と扉が閉まる前に困惑の声をあげた佐野アリアは部屋にまだ入っておらず、分断される。
亘理 アイ:ドアを開けようと試みます
KP:扉は固く閉ざされ開けられない。
KP:扉で隔てられた向こうの声も音も一切聞こえない。
KP:目の前にあるのは一般的な家庭の扉だというのに、何故。開かない扉が、さらに不安を煽るだろう。
KP:SANチェックです。
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 16 → 成功
KP:<SANC>0/1
KP:成功!減少はなしです。
亘理 アイ:よしよし
KP:そういうわけで分断されました
亘理 アイ:「……あ~りさん! 大丈夫ですか!?」開かないドアノブを捻りながら向こうへ声をかける。
KP:反応はない。
亘理 アイ:(分断された? ……ホラー映画にはありがちだけど)
[雑談]KP:ホラー映画見るんだ……
亘理 アイ:様子を伺えない彼女への心配と、声を掛け合う相手を失った心細さに、スマホを握る手に力が入る。
亘理 アイ:(どうしようか……いや)
亘理 アイ:(もし本当にエビフライがこの部屋に入ったのなら、むしろ探す範囲が減ったと見ていいはず)
亘理 アイ:(捕まえたとして出られるのかっていう問題もあるけど……)
亘理 アイ:「どっちにしても、捕まえないことには始まらない……か」
[雑談]KP:あいるちゃんは賢くてえらいねえ
亘理 アイ:分断されたことで揺らいだ心を引き締め、再びエビフライを探し始める。
[雑談]亘理 アイ:これってもう一回目星振る感じですか?
[雑談]KP:あっじゃあ描写します!
KP:静かな室内には特に変わったところはない印象だ。
KP:薄いカーテンから差し込む夕陽で室内は照らされている。
KP:しかし、先程よりいくらか暗く感じるだろう。
KP:日が暮れてきたのだろうか…そう思って薄いカーテンの閉められた窓の方を見た時、異変に気づく。
KP:暗くなったのは陽が沈みかけているからではない。
KP:カーテンの向こうに大きな影が揺らめいているのだ。明確にはわからないが大人の男性ほどのサイズだろうか。
KP:<目星>を振りたかったら振っても良いです。
[雑談]KP:あとエビフライを捕獲する時は毎回発見の目星か聞き耳を振ります
亘理 アイ:ふ、振りたくねえ~
亘理 アイ:エビフライ用の目星いいですか?
KP:あっ、じゃあカーテンの振らないなら
KP:ガチャっと扉から音がします。
亘理 アイ:振り向きます
KP:扉が開いたようです。
[雑談]亘理 アイ:なんか思ったよりあっさり開いたのでびっくりしている
[雑談]KP:ドアも気分で開きたいこともあるだろうし
亘理 アイ:「……開いた?」
亘理 アイ:ドアを開けに行きます
KP:ドアは問題なく開きます。
KP:すると、勢いよく佐野アリアが飛び込んできてあなたに抱き着きます。
佐野アリア:「アイちゃん!!」
佐野アリア:「大丈夫!?」
亘理 アイ:「っ……、あ~りさんでしたか」その勢いに一瞬身を堅くするが、相手がアリアと知って力を抜く。
亘理 アイ:「無事でよかったです。こちらも大丈夫です」
佐野アリア:「だって……っ、すごい声したから」
佐野アリア:半泣きでしがみついている。
佐野アリア:「あれっ、思ったより落ち着いてる……?」
亘理 アイ:「……声?」
佐野アリア:「助けてって……アイちゃんの声で……」
佐野アリア:「聞いたことないような悲鳴で……そのあと子供の声がたくさんして……あれえ?」
亘理 アイ:「それは……私は言ってませんね。子供の声も……こちらでは聞こえていませんでしたが」
亘理 アイ:カーテンの向こうに揺らめいた陰がちらりと頭を過ぎる。
佐野アリア:「なにかあったんじゃって心配で……」
佐野アリア:「よくわかんないけど……無事でよかったあ~」泣きながらぎゅーっと抱きしめる。
亘理 アイ:「……心配してくれて、ありがとうございます。私はなんともありませんから」
佐野アリア:「あっ、ご、ごめんね」恥ずかしそうに顔を染めてぱっと離れる。
亘理 アイ:「いえ、こっちも心配でしたから。……無事でよかった」一度離れた彼女を、軽く抱きしめる。
佐野アリア:「わわ……」ますます顔が赤くなる。
佐野アリア:「あっ、アイちゃんも心配してくれたの?……ふふ、ありがとう」
佐野アリア:涙を拭いながら照れくさそうに微笑む。
亘理 アイ:「それは勿論、しましたよ。……さて」
亘理 アイ:抱きしめていた腕を離す。急がなければならないし──少し恥ずかしくなったので。
亘理 アイ:「エビフライ探しはまた振り出し、ですね」
佐野アリア:「うん……でも、この部屋にいるんじゃないかな?においするし……」
KP:部屋からは香ばしい揚げ物の香りが漂っている。
KP:エビフライを捜索するなら<目星>か<聞き耳>を振ってください。
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 29 → 成功
KP:成功!部屋の物陰に生えているエビフライを発見します。
亘理 アイ:「……! いました!」エビフライを指差す。事ここに至ってはもう呼び方を改めたりはしない。
佐野アリア:「あっ!本当だ!」
佐野アリア:「……ぁっ」ちいさく声を漏らす。本棚にあるエビフライではない何かを目にとめたようだ。
佐野アリア:CCB<=15 隠す
Cthulhu : (1D100<=15) → 100 → 致命的失敗
佐野アリア:「わーーーっ」とっさに何かを手に取ったが本棚からバサバサ本が落ちてくる。
KP:エビフライは特に意に介した様子はなく部屋の隅に生えて微動だにしない。
亘理 アイ:「わっ……ど、どうしたんですか!?」
佐野アリア:「なっ、なんでもないよ……」本にぶつかりながらファイルを握りしめている。
[雑談]亘理 アイ:100ファン出すのすごいな……
佐野アリア:「わ、私のことは気にしないでエビフライ捕まえよ……」
[雑談]KP:可哀相で笑っちゃった
亘理 アイ:「ええ……そ、そうですね、捕まえないと」
亘理 アイ:気になるが、ここが彼女の部屋であることを考えるとあまり穿鑿するのもプライバシー的によろしくない。
佐野アリア:ベッドの布団の中にそ~っとファイルを入れている。隠しているつもりらしい。
亘理 アイ:「………」それも見えているが、一応気づかないふりをする。
亘理 アイ:という訳で捕獲チャレンジしたいです
KP:はい!どんな風に捕獲しますか?
亘理 アイ:あ~りさんに片方から近寄ってもらって、逆の側で待ち構えたりしようかなと
KP:はーい!
KP:それでは1d100を振ってください!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 94
亘理 アイ:は?
KP:やば
KP:エビフライ捕獲職人にはなれなさそうですね
KP:佐野アリアが片方から近寄る。
KP:あなたの思惑通り、あなたの側へとエビフライが逃げる。
KP:待ち構えていたあなたはすかさず捉えようとするものの、やはりエビフライは素早い。
KP:あなたの手をすり抜け、闇へと消えていく。
KP:次は何処へ消えたのか…?
KP:<聞き耳>を振ってください。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 69 → 成功
亘理 アイ:あっぶな!
KP:ギリギリ
KP:浴室の方からシャワーの音が聞こえてくる。
佐野アリア:「わむっ」エビフライを捉えようとにじりよっていたが勢いあまってあいるちゃんに抱き着くようにぶつかる。
亘理 アイ:「わぷっ」エビフライを捕えようとした手は空を切り、代わりに彼女の身体に自分が抱きしめられる形になる。
佐野アリア:「あっ、ご、ごめんね……!ぶつかっちゃった上に逃がしちゃった……」しょんぼりして慌てて離れる。
亘理 アイ:「いえ、私も手をスカしましたから……」
佐野アリア:「暗くなってきちゃったね……アイちゃんみえる?」心配そうに顔を近づけ眼鏡ごしにあいるちゃんを見つめる。
亘理 アイ:「ええ、眼鏡がありますから……外すと、流石に辛いですが」
亘理 アイ:そう言って眼鏡をズラしてみせる。それとともにぼやけた眼前の彼女を焦点に捉えなおすように、顔を近づける。
佐野アリア:「わわ……」顔が近いので思わず頬を赤くする。
佐野アリア:「……美人だな……」ぽつりとつぶやく。
亘理 アイ:「アイドルですから」
亘理 アイ:そう言って、その顔の近さのまま、眼鏡を元の位置へ戻す。
佐野アリア:「そうなんだけどー……!私もアイドルだけど、私は美人じゃないしかわいくないもん」
亘理 アイ:明瞭になった視界に、彼女の容貌が映る。
亘理 アイ:「あ~りさんは、かわいいですよ」
佐野アリア:「ふふ、ありがとう……」少し困ったように笑う。
亘理 アイ:「間違いなく、かわいいです。この近い距離で、眼鏡もかけて──ちゃんと、見えてますから」
佐野アリア:「うう……!」さらに顔を赤くしながらどぎまぎしながらうめく。
佐野アリア:「ありがとう……でもやっぱり、自分ではもっとかわいかったらなーって思っちゃうんだあ」
佐野アリア:「私、なんにもできないから……せめて外見だけでも可愛かったらなあって」
佐野アリア:「エビフライ、きっとお風呂に逃げたよね。シャワーの音するし……眼鏡だとアイちゃん曇って見づらいと思うから、せめて私がんばるね」
佐野アリア:ぎゅっと拳を握りしめる。
亘理 アイ:「そう……ですね。ただお風呂場というだけならまだしも、シャワーが出てるようですし……」
亘理 アイ:「でも──」その握り締めた拳に手を重ねる。
亘理 アイ:「あ~りさんがなんにもできないなんてこと、ありません」
亘理 アイ:「一緒にやってきたから──近くで見てきたから、分かります」
亘理 アイ:重ねた手を握り、立ち上がる。
亘理 アイ:「一緒に行きましょう。また分断されたくないですし──」
亘理 アイ:「あ~りさんにできないことでも、私ならできる。私にできないことでも、あ~りさんならできる」
亘理 アイ:「二人でやれば、できることは倍です」
[雑談]亘理 アイ:これでお風呂見に行く辺りで今日は終わりかな……?
佐野アリア:「わ、……ふふ……」くすぐったそうに微笑む。
佐野アリア:「アイちゃんにできないことで、私にできることあるかな……あっ、リオレウス倒せるよ」
佐野アリア:「……うんっ、一緒に行こうねっ」微笑んで握られた手をぎゅっと握り返した。
[雑談]KP:そうですね、ここで切って明日にしますか!
[雑談]亘理 アイ:はい!
[雑談]KP:じゃあ本日はここまで!お疲れ様でした!
[雑談]KP:明日何時にしましょう!
[雑談]亘理 アイ:お疲れ様でした!
[雑談]亘理 アイ:どうしようかな…テn
[雑談]亘理 アイ:昼からやるのがいいかな……という気もするけど、今もうこの時間なので休む時間をとりたいのもある
[雑談]KP:たくさん寝て偉い!
[雑談]KP:間を取って15時くらいからやります?
[雑談]亘理 アイ:そうですね、15~16時の間くらいからかな……?
[雑談]KP:はい!15~16時くらいの間からやりましょう!
[雑談]KP:サクサク進みましたね エビフライだけに
[雑談]亘理 アイ:サクサクなのかな?
[雑談]KP:家にいけるかどうかも怪しいと思っていたのに二回もエビフライ捕獲チャレンジしたし……
[雑談]亘理 アイ:そんなレベルの心配が考慮されてたの……?
[雑談]KP:いつもOPで1コマ使うでしょ!!
[雑談]亘理 アイ:ではそろそろ落ちます、お疲れ様でした!
[雑談]KP:お疲れ様でした!おやすみなさい!
[雑談]KP:私は居ます
[雑談]亘理 アイ:来ました
[雑談]KP:あっこんにちは!
[雑談]KP:今MMDのエッチなモーションDLしてました
[雑談]亘理 アイ:"邪”
[雑談]KP:うまく動作しなくてマジギレしてた
[雑談]KP:やりますか!
[雑談]亘理 アイ:やり……ますか
[雑談]KP:やりましょう!

ミドル④ 捕獲③浴室

KP:脱衣所へ向かう道は大分暗い。
KP:近づくと水音が大きくなってくるが、この暗さではエビフライを見つけられるか不安に思うだろう。
亘理 アイ:スマホのライトをつけたいです
KP:はい!スマホは無事に明るくなります。
KP:スマホの光源を頼りに進むと、浴室の横の脱衣所は洗面所と隣り合っていた。
KP:足を踏み入れれば、まず正面に洗面所の鏡が目に入る。
KP:手に持つスマホのライトが跳ね返り、目が眩むだろう。
亘理 アイ:「っ……」眩しさに少し目を顰める
KP:光源を鏡からズラせば、眩んだ目は再び機能する。
KP:佐野アリアが浴室の方に入りシャワーを止めていることが音でわかるだろう。
KP:しかし、あなたは金縛りにあったかのように身体が動かず、真っ直ぐに目の前の鏡を見つめることしか出来なかった。
KP:ぼんやりと鏡に映る自身の顔は強張っており、自身の背後は光が届かないためか、完全に暗闇に沈んでいる。
KP:時間が経ち、外も着実に暗くなっているのだろう。
KP:リミットまで然程時間的猶予はないと過ぎる。急がなければならないのに、何故動けないのか?
KP:いつのまにか佐野アリアの声も聞こえなくなっていた。
KP:聞こえるのは煩い自身の心臓音のみ。
KP:動け動けと祈れども、指の一本、視線すら動かせない。だから見ざるを得なかったのだ。
KP:背後の闇から、ぬっ…と現れた真っ白な腕が自身の首筋に巻きついていく様を。
亘理 アイ:(……!)
KP:首筋には氷でも当てられたかのような冷たさが走る。
KP:次いで視認出来たのは、顔を隠すほどの長い黒髪。
KP:隙間から見えた本来目があるはずの場所にあったのは、真っ黒に塗り潰された空洞だった。
KP:空洞であるのに、あなたは鏡越しに『目が合った』と確信してしまうだろう。
KP:耳元で掠れた女性の声がした。
KP:「ヤット ミツケテ クレタ」と。
KP:SANチェックです。
KP:<SANC>0/1d2
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 39 → 成功
KP:成功!減少はなしです。
[雑談]KP:黒髪ロングストレート…………
[雑談]亘理 アイ:霊に発情すな
[雑談]KP:霊じゃないかもしれないでしょ!
亘理 アイ:「っ……!」その暗闇めいた眼窩に見据えられ、我知らず声を漏らしかける。
佐野アリア:「……ちゃん、……イちゃん……」
佐野アリア:「アイちゃん……!」
KP:懸命にあなたの名前を呼ぶ佐野アリアの声でハッと我にかえる。
KP:呼吸は乱れ、うまく息が出来ない。周囲を見渡しても先程の女性は、影も見当たらない。
佐野アリア:「大丈夫……?エビフライ見つけたんだけど、鏡見ながら動かなくなっちゃったから……」
亘理 アイ:「っ、はあっ、……あ~りさん?」荒い息の中、自分の名を呼ぶ彼女の顔へ目を向ける。
佐野アリア:「わ、大丈夫……?なにかあった……?」
佐野アリア:心配そうに見つめている。
亘理 アイ:「ああ、いえ、すみません……今、そこの鏡を見たのと同時に金縛りみたいになってしまって」
亘理 アイ:「あ~りさんに声をかけられて動けるようになりました。ありがとうございます」
佐野アリア:「えっ……金縛り?大丈夫……?」
亘理 アイ:「はい。怖くはありましたが、怖い以上のことはありませんでした」
佐野アリア:「そっか……」スマホを持っていない方の手をそっと握る。
佐野アリア:「巻き込んじゃってごめんね……怖い思いすることになっちゃったし……」
佐野アリア:「金縛りって、おばあさんが乗るやつだよね……?ここにはもうおばあさんいないから、大丈夫だよ」
佐野アリア:安心させるように穏やかに笑いかける。
亘理 アイ:「おばあさんに限った話ではないとは思いますが……」
亘理 アイ:「ありがとうございます。もう大丈夫です」手に添えられた温もりを感じながら、小さく頷く。
亘理 アイ:「謝る必要はないですよ。確かに怖い思いはしていますが──」
亘理 アイ:「今日お邪魔していなかったら、あ~りさん一人でこんな目に遭うところでした。それよりはいいです」
佐野アリア:「……ひとりで、こんな目に遭ってたら……絶対、怖かったと思う……けど……」
佐野アリア:「私に……アイちゃんを巻き込んでまで、助けてもらう資格なんて……」
佐野アリア:小さな声で悲しそうにもごもごと呟き、
佐野アリア:「……う、ううん、なんでもない!エビフライ見つけたから、捕まえよ?」
佐野アリア:小さく首を振る。
亘理 アイ:「あ~りさん」
亘理 アイ:「私は、あ~りさんが一人で危ない目に遭うくらいなら」
亘理 アイ:「二人で怖い思いをする方が、ずっといいと思ってます」
亘理 アイ:彼女の瞳を真っ直ぐ見つめながら、はっきりと言い切る。
亘理 アイ:「私が『そっちの方がいい』と思ってるんだから、そっちの方がいいんです」
亘理 アイ:「どうしてもすっきりしないなら、今度アイスとか奢ってください。いくらでも奢られます」
[雑談]KP:光の女…………………………
佐野アリア:「……っ」泣きそうな顔で口をパクパクと開く。
佐野アリア:「アイスでどうにかできるんだったら、いくらでも奢るよ……でも、だって……」
佐野アリア:「私は……」
佐野アリア:「アイちゃんのこと……」
佐野アリア:「…………ずるい、って思ってる」
佐野アリア:「私より年下なのに、頭良くて、美人で……歌もダンスも上手だし。トークも上手だし、女の子のファンもいっぱいいるし」
佐野アリア:「人を惹きつける魅力があって……一緒に練習してても、目で追っちゃうし」
佐野アリア:「なのに、すごく優しくて……良い子で……」
佐野アリア:「全部出来て…………」
佐野アリア:ぼろぼろと涙をこぼす。
佐野アリア:「仲間なのに……こんな良い子なのに……ずるい、って、思っちゃう」
佐野アリア:「こんな嫌な子の私は……アイスじゃ許してもらえないよ」
佐野アリア:そう言って自嘲気味に笑う。
[雑談]亘理 アイ:また重い話を……
[雑談]KP:佐野アリアはここがMAX重だから……
[雑談]KP:ちぇるよりたぶん重くないから…………
[雑談]亘理 アイ:考えてるのでちょっと待ってね……
[雑談]KP:は、はい すみません突然うな丼を口に詰め込むような真似を……
[雑談]亘理 アイ:毎回詰め込まれてる気がする
[雑談]KP:うさぎパークは詰め込んでなくない?
[雑談]亘理 アイ:最後に別のもの詰め込んできたし……
[雑談]KP:だ、大丈夫ですか?
[雑談]亘理 アイ:今書いてます
[雑談]KP:ありがとうございます………………
亘理 アイ:「あ~りさん──」
亘理 アイ:訥々と吐露する彼女の姿に少し瞠目するが、すぐにまた真剣な表情に戻り、その手を握る。
亘理 アイ:「ずるいと思ったとして、何がいけないんですか?」
亘理 アイ:「人をずるいと感じるということは、つまり『自分にない資質を持っていることを羨ましく思う』ってことでしょう」
亘理 アイ:「確かに私は頭が良いですし、美人ですが」
亘理 アイ:「かわいい系のガーリーな魅力という点では、あ~りさんには敵いません」
亘理 アイ:「女性ファンの多さという点ではねっこさんが圧倒的ですし、歌唱力はれいちぇるさん、トークやMCはえみりーさんには一歩譲ります」
亘理 アイ:「まあ頭は私が一番良いですが」
亘理 アイ:「そういうみんなの美点を、私はいつも羨ましく思っています」
亘理 アイ:「私の場合、それが『ずるい』になっていないのは──」
亘理 アイ:「元々『簡単じゃないこと』『難しいこと』をやる目的で、アイドルを選んだからです」
亘理 アイ:「困難な道を探しに来たから、困難なものを見ても納得できるだけです」
亘理 アイ:「あ~りさんが『ずるい』と感じてしまうのは──」
亘理 アイ:「それだけ純粋に"アイドル"を目指して、真剣に取り組んでいるからだと思います」
亘理 アイ:「その気持ちを、私は綺麗だと思いますし」
亘理 アイ:「『羨ましい』とも、感じます」
亘理 アイ:「──そう感じる私は、"悪い子”でしょうか?」
[雑談]亘理 アイ:こ、こんな感じで……
[雑談]KP:ありがとうございます………………
[雑談]KP:好きだ…………亘理アイ……………………
佐野アリア:「アイちゃん……」
佐野アリア:真剣に話す彼女をじっと見つめる。
佐野アリア:「……ありがとう」
佐野アリア:「やっぱりアイちゃんはすごく良い子だね」
佐野アリア:穏やかに微笑む。
佐野アリア:「ねえ、どうして今回アイちゃんに相談したか分かる?」
佐野アリア:「アイちゃんのことがね、好きだからだよ」
佐野アリア:「……良い子のアイちゃんには、わかんないかな」悪戯っぽく笑う。
佐野アリア:「……さ、エビフライ捕まえよっか」そう笑って握った手をひく。
[雑談]KP:18歳のリーダーとかいるのに自分が一番頭いいとおもってる亘理アイさん好きすぎるな……
[雑談]亘理 アイ:INT16なので(眼鏡クイッ)
[雑談]KP:発情しちゃうでしょ
[雑談]亘理 アイ:発情ポイントが特殊すぎる
亘理 アイ:「す……?」予想外の言葉にいささか混乱する。
亘理 アイ:「そ──そうですね、捕まえないと……」戸惑いつつもエビフライのことを思い出し、一拍遅れて手を引かれついてゆく。
KP:浴室内、佐野アリアに教えてもらった場所をスマホで照らして確認すれば、『エビフライ』は避けるように位置を変えた。
KP:既に見つかっているので捜索判定は必要ありません。
亘理 アイ:ではエビフライ捕獲判定します
KP:はい!どのように捕まえますか?
亘理 アイ:とりあえず浴室のドアを閉めて逃げ道を断ちつつ、二人がかりで行きます
KP:はい!
KP:では1d100をどうぞ!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 90
亘理 アイ:ええ……
KP:エビフライ捕獲のプロにはなれなさそうですね
KP:浴室のドアを閉め退路を断ち、二人がかりでエビフライ捕獲を試みる。
KP:今までよりも心なしかエビフライの動きが鈍い気がする。
KP:しかし、それでもエビフライは非常に素早い。
KP:やすやすとあなたたちの手をすり抜けると、閉めたはずの浴室のドアが開く音がする。
KP:『エビフライ』は闇の中へと消えていく。次は何処へ消えたのか…?
亘理 アイ:1D100<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 25 → 成功
KP:<アイデア>をお願いします。
亘理 アイ:そこそこの値
KP:さすが頭がいい
KP:それでは、これまでよりも少しばかり『エビフライ』の動きが遅い。もしかして『水』が苦手なのでは?利用すれば捕獲し易くなるのではないか?と思い至ります。
KP:さらに<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 11 → 成功
亘理 アイ:かなり聞こえる
KP:調子がいいですね!
KP:リビングの扉が開く音が聴こえました。
佐野アリア:「あっ、また逃げられた……」
亘理 アイ:「ドアを押さえておくべきでしたね……」
佐野アリア:「しっぽでドア開けてるの見ちゃった……」
亘理 アイ:「しっぽで開けるんですか」
亘理 アイ:「ということは、本当にすり抜けたりしている訳ではない、ということですね」
佐野アリア:「あっ、本当だ。そういうことだねえ」
佐野アリア:「捕まえようとしたら壁をすり抜けてく、ってことがなさそうでよかった」
亘理 アイ:「ということは……」人差し指を口元に当て、耳を澄ます。
亘理 アイ:その耳に、リビングの扉が開く音がかすかに響く。
亘理 アイ:「……向こうから音がしました。多分リビングのドアだと思います」
佐野アリア:「リビングに戻ったんだ……」
亘理 アイ:「みたいですね。探す範囲が狭まってよかった」
佐野アリア:「あのお化けの人が言ってた一時間……あとほんのすこししかないから、次が最後のチャンスじゃないかな……」
佐野アリア:手にしたスマホでちらりと時間を確認して呟く。
亘理 アイ:「ええ、急がないと、……」リビングに向かおうとして、はたと足を止める。
亘理 アイ:(今までは逃げるのを目で追えなかったのに、今回はあ~りさんがドアを開けるのを見ていた)
亘理 アイ:その頭に浮かぶのは、カラッと揚がったカリカリの衣。
亘理 アイ:「……水気に弱い?」
佐野アリア:「えっ、確かにオホーツク海寒中水泳以来水にはあんまりいい思い出ないかも……」
[雑談]KP:海中水泳なのは当然なんだよな 寒中水泳の誤字です
亘理 アイ:「私も高飛び込みには……っていえ、そうじゃなくて」
亘理 アイ:「あのエビフライ、ここだと今までより少し動きが鈍かったような気がします」
亘理 アイ:「それがひょっとすると、水気のせいかも知れないと思って」
佐野アリア:「あっ!なるほど……!」
亘理 アイ:「アンパンマンみたいですが……もしそうなら、タオルとか濡らして持って行った方がいいかも知れません」
佐野アリア:「ふふ、ふふふっ」口に手をあてて笑いだす。
佐野アリア:「エビフライマンだね。可愛い」くすくす笑っている。
佐野アリア:「……てんどんまんとエビでかぶっちゃうかな……」真剣な表情で呟く。
亘理 アイ:「でもてんどんまんはエビメインではないですし」
佐野アリア:「たしかに……アンパンマンたちもほとんどパンかぶりしてるけど大丈夫だしいいのかな……?」
[雑談]KP:今てんどんまんって本当にエビ入ってたっけ?と調べたら「てんどんまん 頭おかしい」ってサジェストされて笑っちゃった
亘理 アイ:「たしかてんどんまん以外にも天ぷら関連のキャラもいたはずですし、エビフライマンも許されるのでは?」
亘理 アイ:「それはともかく──」
亘理 アイ:「あれだけカラッとしてるエビフライを湿らせるのはちょっと気が咎めますが……背に腹はかえられません」
亘理 アイ:タオルを洗面所で濡らして持って行っていいですか?
KP:大丈夫です!
亘理 アイ:では持って行きます!
KP:はい!濡れたタオルを手に入れました。
[雑談]KP:ここで切って夜から四度目の捕獲チャンスやろうかな……?
亘理 アイ:「さて──次こそ、捕まえましょう」彼女の分のタオルを渡し、リビングへと向かう。
[雑談]亘理 アイ:そうですね、ここで切りますか
[雑談]KP:はい!休憩なしで永遠にやってもいいけど……
[雑談]KP:再開は21時で大丈夫ですか?
[雑談]亘理 アイ:多分大丈夫だと思います
[雑談]亘理 アイ:もし遅れるようだったら連絡します!
[雑談]KP:はあい!では21時再開で!
[雑談]KP:お疲れ様でした!
[雑談]亘理 アイ:お疲れ様でした!
[雑談]KP:わたしはいます
[雑談]亘理 アイ:おっとすみません
[雑談]KP:あいるちゃんのおっぱいおおきいんですか?
[雑談]KP:こんばんは!
[雑談]亘理 アイ:多分あんまり大きくないんじゃないかな……?
[雑談]KP:や
[雑談]KP:やった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[雑談]亘理 アイ:やってる
[雑談]亘理 アイ:だ、大丈夫です
[雑談]KP:それでは元気よく始めていって大丈夫ですか!?!?!?

ミドル⑤ 捕獲④リビング

KP:リビングへ向かうと、幸いにも扉を開けてすぐ『エビフライ』を見つけることが出来た。
KP:扉の正面の壁に『エビフライ』は生えている。
KP:リミットまで残り10分を切っている。
KP:これが最後のチャンスだ。
亘理 アイ:捕獲チャレンジします
KP:はい!どのように捕まえますか?
亘理 アイ:今までの集大成で、あ~りさんに濡れタオル持って追い込んでもらい、それをこっちで待ち構えて捕まえます
KP:はい!
KP:それでは1d100をどうぞ!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 19
亘理 アイ:おっいい感じの目
KP:おおおお!!!!!
KP:濡れタオルを持って佐野アリアがエビフライを追い詰める。
KP:ぱっと捕えようとするが、一瞬タオルがエビフライの身体をかすめるものの逃げられ、あなたの方へと逃げてくる。
KP:しかし濡れタオルによって湿ったエビフライの動きは目に見えて遅くなっていた。
KP:エビフライ捕獲のプロになれる可能性のあるあなたにとって、捕らえることは容易かった。
KP:見事にあなたはエビフライの捕獲に成功する!
KP:『エビフライ』は暴れることなく、あなたの手に収まった。
KP:壁から引き抜く際にも抵抗は感じない。
KP:寧ろ、実際は埋まってなどいなかったのではないかというほどの軽さだった。
KP:おかしなところがもう一つ。
KP:握った感触がとても『エビフライ』だと思えない…モゾモゾと『まるで何本も脚があるかのように蠢いている』のだ。
KP:あなたは不審に思い『ソレ』を目視する。
KP:その手に握られていたのは、手のひらサイズであり、確かに『赤い尾びれ』があるようにも見えるが『エビフライ』などではなかった。
KP:『ソレ』は、ピンクがかった色の甲殻類の様な胴体、昆虫類のような関節肢や翅のような大きな膜、頭部と思わしき部位には短い触手に覆われた渦巻状の楕円体が備わっていた。
[雑談]亘理 アイ:ミゴフライ
KP:手の中でギチギチと窮屈そうに蠢く『ソレ』を目撃したあなたはSANチェックです。
KP:<SANC>0/1d4+1
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 20 → 成功
[雑談]KP:ミゴ、ゴミゴミ言われてるからエビフライ扱いはむしろ格が上がっている
KP:チッ………
KP:失敗だったことにしませんか?
亘理 アイ:しないが……
KP:では減少はないですね……………………
KP:無事エビフライみたいなやつを捕まえました!
[雑談]KP:あいるちゃんが発狂するところみたかったよーーーーーー!!!!
[雑談]亘理 アイ:"悪"
亘理 アイ:「……! 捕まえた……!」アリアに追い込まれ、動きの鈍ったエビフライをなんとか手で捉える。
佐野アリア:「あっ、すごいよアイちゃん……!」
亘理 アイ:「よかった、なんとか間に合いましたね。……?」安心し胸を撫で下ろすが、蠢く脚のような感覚に思わず手のうちを覗き込む。
亘理 アイ:「……っ!?」その手の中の、それまで見ていたエビフライとは明らかに異なる謎の生物の姿に息を呑む。
佐野アリア:「だ、だいじょうぶ?」その様子を不安そうに見つめている。
亘理 アイ:反射的に手を離しそうになるがなんとか堪え、その異様をまじまじと見つめる。
亘理 アイ:「は、はい。……捕まえた途端に、何か変な……カニ? エビ? みたいな生き物に変わってしまいました」
亘理 アイ:「さっきまでは確かにエビフライだったはずなのに……。……でも、エビフライが動くよりはこの変なのが動いてたって言われた方が納得はいきますね」
佐野アリア:「えっ……エビフライがエビに……!?」
佐野アリア:「揚げても戻るんだぁ……」
亘理 アイ:「普通は戻らないと思いますが……でもそれを言い出したら普通はエビフライは動かないですしね」
亘理 アイ:「動くタイプのエビフライは戻るのかも」
佐野アリア:「そうだったんだ……」感心したように頷く。
佐野アリア:「動くタイプのエビフライ、初めてだったから……知らなかったなあ」
亘理 アイ:「う~む、でもこの生き物……」
亘理 アイ:「パッと見ではエビに似てますが、よく見ると結構……変な形ですね。羽もあるし……」
佐野アリア:「そうなの?みせてみせて~」
亘理 アイ:「見ますか? 結構グロい形してるから、見ないほうがいいかもですよ」
佐野アリア:「アイちゃんだって見てるんだもん。お姉さんの私が見ないわけにいかないよ」
[雑談]亘理 アイ:これ見せたらSANチェック発生したりしない?
[雑談]KP:発生してもよくない?
[雑談]亘理 アイ:よくねえよ!
[雑談]KP:?????
[雑談]亘理 アイ:見せたいけど発生しないでほしい
[雑談]KP:発生するかしないかで言うと
[雑談]KP:発生しますけど……
[雑談]亘理 アイ:え~……
[雑談]亘理 アイ:頭のグルグルを隠しつつ見せたら回避できたりしない?
[雑談]亘理 アイ:実質羽のあるエビだし……
[雑談]KP:そんな黒海苔修正みたいな……
[雑談]KP:回避できない!!!!
[雑談]KP:もしも発狂した場合はエッチな発狂をするという宣言をしておきます
[雑談]亘理 アイ:すな
[雑談]KP:殺人癖とかよりいいでしょ!
[雑談]亘理 アイ:でもPC的には渋る要素ないんだよな~……
[雑談]KP:あ~りも別にSAN低くないし失敗しないでしょ
[雑談]亘理 アイ:ダイスは怖いから……
亘理 アイ:「では……気をつけて見てくださいね」手の内で蠢く謎の"虫"をおそるおそる彼女へ見せる。
佐野アリア:CCB<=65 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=65) → 66 → 失敗
佐野アリア:ニコ……!
佐野アリア:1d4+1
Cthulhu : (1D4+1) → 1[1]+1 → 2
佐野アリア:チ…………
亘理 アイ:チじゃないんだよ
[雑談]亘理 アイ:やっぱり失敗してるじゃねーか!! しかも1足りない!
佐野アリア:「わ……なにこれ、気持ち悪いね……」顔を青くする。
[雑談]KP:でも発狂しなかったじゃないですか!!!!
[雑談]KP:くそ~~~~!!!
亘理 アイ:「でしょう。私も水族館ロケでイセエビ触ってなかったら掴んでいられなかったかも知れません」
佐野アリア:「イセエビ掴んでおいてよかったね……」
[雑談]KP:水族館ロケするみゅ~じっく☆みんといいな……
亘理 アイ:「あと夏の虫取り企画とか……」
佐野アリア:「私のカブトムシが優勝したんだよね」
亘理 アイ:「私のノコギリクワガタも善戦したんですが……やはりウェイトが足りなかったか……」
亘理 アイ:「……はっ」
亘理 アイ:「そんな場合じゃないですね、早く外に出さないと」
佐野アリア:「あっ、本当だ。時間になったら、お化けの人来ちゃうもんね」
亘理 アイ:「はい。……エビフライのままだったらちょっと情が移ったかもしれませんし、この状態になってよかったですね」
佐野アリア:「エビフライ飼ってる人ってあんまりいないもんねえ」頷いている。
亘理 アイ:「この虫はこの虫で、長いこと飼ってると愛着が湧くのかも知れませんが……今見たばかりだし、普通に気持ち悪いですね」
亘理 アイ:話しながら、足早に玄関へ向かう。
佐野アリア:「うん。お化けの人のペットってことだし、可愛がってる人に返してあげよう」
亘理 アイ:玄関のチェーンをかけたまま鍵を外し、その隙間から"虫"を外へ逃がします
KP:手から離れると『生物』は翅のようなものを羽ばたかせて夜の闇へと消えていく。
KP:それを見送った所で、家の電気がいつのまにかついていること、先程まで室内に充満していた揚げ物の香りが一切しなくなっていることに気づくだろう。
KP:先程までのことは夢だったのか…?
KP:そんなことが過った瞬間に電話が鳴り響く。
佐野アリア:「電話だ……」
佐野アリア:「出て大丈夫かな……」
亘理 アイ:「そう……ですね、ハンズフリーにしてみましょうか」
佐野アリア:「うん……」
KP:わたわたしながら電話をとると、優し気な口調の男性の声がする。
KP:「夜分に失礼いたします。佐野アリアさんでしょうか?亘理アイさんでしょうか?」
佐野アリア:「あ……えっと、佐野アリアです……」
亘理 アイ:「……亘理アイもいます」
KP:「お二人ともいらっしゃるんですね。先程は私の『ペット』と部下がご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ありませんでした」
KP:「おかげさまで『ペット』は無事に回収出来ましたので、感謝と謝罪の言葉を伝えたく思い、お電話差し上げた次第です」
KP:「実は私の『ペット』には少し変わった力がありまして、それは一種の幻覚や幻聴などを近くの人に見せると言うものなのですが、大丈夫でしたか?」
佐野アリア:「幻聴……」自室で分断されたことを思い返している。
亘理 アイ:「……なるほど、やはりあの霊現象は……」
KP:「やはり何か体験されたのですね。まぁ、もう影響は無くなっていますのでご安心ください」
KP:「貴重な時間をあまりいただいてはいけませんね。私の用件は以上ですので、この辺りで失礼いたします」
佐野アリア:「あっ、お疲れ様です」思わず癖で挨拶する。
亘理 アイ:「お疲れ様です」
亘理 アイ:同じく挨拶する
KP:「それでは、良い夜を…」
KP:<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 46 → 成功
亘理 アイ:成功したくねぇ~
KP:成功!
KP:切る直前、男性が「全てが幻覚幻聴だと良いですね」と笑う声が聞こえた。
佐野アリア:「切れたね……」
亘理 アイ:「そうですね……」
佐野アリア:「はわ~~~~、こわかったよ~~~~」へなへなと座り込む。
亘理 アイ:「……う~む」最後に聞こえた言葉について考える。
亘理 アイ:「……お祓いとか、した方がいいかも知れませんね」
佐野アリア:「えっ、まだ何かいるの?」
佐野アリア:「どうしよう……今日パパとママいないのに……」
[雑談]亘理 アイ:恣意的にいない両親
[雑談]亘理 アイ:邪悪なる者の意思を感じる
[雑談]KP:シナリオにそう書いてあったの!!!!!!!!!!
亘理 アイ:「どうか分かりませんが……そもそもあの人?幽霊?が来た時点で嫌じゃないですか?」
佐野アリア:「たしかに……また来たらどうしよう。大丈夫だとは思うけど……家に来る行動力はあるってことだし……」
亘理 アイ:「ふむ……」すっかり日の落ちた空を見る。
亘理 アイ:「もう暗いですし……今日は泊っていってもいいですか?」
佐野アリア:「えっ!?」目をまんまるにする。
佐野アリア:「い、いいの?お化け来るかもしれないんだよ?」
佐野アリア:「アイちゃんが泊まってくれたら……私はすっごく心強いけど……」
亘理 アイ:「言ったでしょう」
亘理 アイ:「私は、あ~りさんが一人で怖い目に遭うより、二人で一緒に遭う方がいいと思ってます」
亘理 アイ:「それに──私も、この暗い中を帰るのは心細いですから」
佐野アリア:「アイちゃん…………」
佐野アリア:「ありがとう……とっても嬉しい。私はもちろん大丈夫だから、泊まっていってくれたら嬉しいな」
佐野アリア:「……ふふ、私修学旅行でも仕事でもないお泊り会ってはじめて」
亘理 アイ:「ふむ? 言われてみると、私も初めてかも知れません」
佐野アリア:「れいちぇるちゃんは、よくお友達のおうち泊まってるみたいだけどね。ちょっとうらやましかったんだあ」
[雑談]亘理 アイ:お友達(彼女)
[雑談]KP:英語で言ったらガールフレンドだから
亘理 アイ:「みたいですね。れいちぇるさんは顔広いですから」
佐野アリア:「ねえねえ、私のベッドでいっしょに寝ようよ」
佐野アリア:「パパとママのベッドもあるけど、勝手に使うのなんだか悪いし……」
佐野アリア:「他の部屋で寝るの、ちょっとこわいし、せっかくなのに残念だから」
亘理 アイ:「そのつもりでした。また分断されたら困りますから」
佐野アリア:「わーっ、パジャマパーティーだねえ」
佐野アリア:「あっ、パジャマ……私の貸すね。身長そんなに変わらないから大丈夫だと思うから」
亘理 アイ:「パジャマパーティ……これが噂に聞くパジャマパーティですか」うんうんと頷く
亘理 アイ:「仕事で泊ったところでみんなで夜話したりは何回もしましたが……完全オフでは初めてですね」
佐野アリア:「うんっ。なんだかワクワクするねえ」
佐野アリア:「普段話せないこと、たくさん話そうね」
亘理 アイ:「はい。いっぱい、お話しましょう」そう言って、軽く微笑む。
[雑談]KP:あ!?????!?!?!?笑顔の差分!??!?!?!?!?!?!?!
[雑談]亘理 アイ:そうだが……
[雑談]KP:じゃあ…………ED………………
[雑談]KP:一緒にベッドで寝てる所からやっていい?
[雑談]亘理 アイ:まあ……いいのでは……?
[雑談]亘理 アイ:というかこれで閉じてもいいくらいな気はしますが……
[雑談]KP:やった……………………
[雑談]KP:?
[雑談]KP:シナリオに「電話がおわったらRPをはさんでED」と書いていたので
[雑談]KP:これからEDですよ
[雑談]KP:せっかく笑顔差分も作ったんだし……
[雑談]亘理 アイ:な、なるほど……?

エンディング

KP
KP:夜。
KP:佐野アリアの家に泊まることにしたあなたは、彼女の部屋にいた。
佐野アリア:「電気消しちゃうから、先にベッドに入ってね」
佐野アリア:楽しそうな声色で笑いかける。
亘理 アイ:「はい、……お先に失礼します」少し場違いな言葉とともに布団を被る。
KP:なにかがあなたの身体にあたる。
KP:佐野アリアがベッドの中に隠したファイルだろう。
亘理 アイ:「ん、……」こつんと当たった感触と共に、彼女が探索中に何か隠していたのを思い出す。
亘理 アイ:その中身が気にならないといえば嘘になる。しかし、彼女が隠したものを勝手に見るというのも流石にためらわれる。
亘理 アイ:「……う~む」少し考えた後、そのファイルを少し横に避ける。彼女が布団に入るときに触れそうな位置へ。
佐野アリア:「電気消すねぇ」そう言って部屋の電気を消すと、自分も布団に潜り込む。
佐野アリア:「あ……」ファイルに触れ、声を漏らす。
佐野アリア:「……これ、中……見る?」
佐野アリア:隣の彼女に尋ねる。
亘理 アイ:「……正直、気にはなりますが」
亘理 アイ:「でも、見られたくないものなら、我慢しますよ」
佐野アリア:「いいよ。大丈夫」
佐野アリア:微笑んでファイルを渡す。
KP:ファイルの中身は、雑誌などの書籍に載ったみゅ~じっく☆みんとの切り抜きの写真がたくさん入っていた。
KP:<目星>か<アイデア>を振ってください。
亘理 アイ:1D100<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 77 → 成功
亘理 アイ:うわっ高い
KP:でも成功!
KP:では、あなたは集合写真が多いものの、そのどれもにあなたがうつっていること、
KP:ひとりでうつっているものは全てあなたのものであることに気づきます。
亘理 アイ:「……これ、私の写真が多い?」
佐野アリア:「ふふ……気づいた?」悪戯っぽく笑う。
佐野アリア:「言ったでしょう?」
佐野アリア:「好きなんだよ。アイちゃんのこと」
亘理 アイ:「それは──……」なんと言葉を接いでよいか分からず、視線を彷徨わせる。
亘理 アイ:「……他のみんなとは違う意味で、ということ……ですか」
佐野アリア:「うん。そうだよ」
佐野アリア:「アイちゃんに、恋してるの」
亘理 アイ:「恋、……」
亘理 アイ:「その、私は……恋というのものを、まだよく分かっていないのですが」
亘理 アイ:「あ~りさんに、そう想ってもらえるのは……嬉しいかも、知れません」
亘理 アイ:「……すみません、何か無責任な言い方になってしまって」
佐野アリア:「アイちゃんは……まだ中学生だから難しいかな?」
佐野アリア:悪戯っぽく笑いながら、覆いかぶさるように彼女の上に乗る。
[雑談]亘理 アイ:おい!!
佐野アリア:「好きだよ」
佐野アリア:じっと見つめる。
[雑談]KP:?
亘理 アイ:「中学生って言っても、一つしか違わないでしょう」
亘理 アイ:そう返しながらも、眼前へ迫る彼女のかわいらしい顔に少しどぎまぎする。
亘理 アイ:「……でも」
亘理 アイ:「あ~りさんは……『恋』という、私の知らないことを……知ってるんですね」
亘理 アイ:「それは……羨ましい、ですね」
佐野アリア:「ふふ……そうだよ。本を読んでるだけじゃ、こんな気持ち……分からないでしょう?」
佐野アリア:年より幼く見える顔にどこか妖しい笑みが浮かぶ。
佐野アリア:「全部教えてあげる」
佐野アリア:顔をさらに近づけ、耳元で囁く。
佐野アリア:「悪い子にしてあげるよ」
佐野アリア:目前の整った顔にそっと片手を添える。
佐野アリア:そのままじっと、おおきな瞳で彼女を見つめ続ける。
亘理 アイ:「……相手があ~りさんなら、悪い子になるとは思いませんが」
亘理 アイ:「でも……私も、『恋』を知りたいと──そう思います」
亘理 アイ:顔に添えられた彼女の小さく柔らかな手に、己の手で触れる。
[雑談]亘理 アイ:マジでなんでいきなり抱こうとしてるの??
[雑談]KP:えっ…………?
佐野アリア:「ふふ……」小さく微笑むと、瞳を閉じて彼女の柔らかい唇にそっと唇を重ねる。
佐野アリア:「……好きだよ」
佐野アリア:「……こんなことしても、悪い子じゃないって言えるかな?」
佐野アリア:妖しく囁くと、もう片方の手を彼女の服の上からお腹に滑らせる。
[雑談]KP:もしかして……抱こうとしてるのかな?
[雑談]亘理 アイ:抱くな抱くな!!!
[雑談]亘理 アイ:フェードアウトするぞ!
[雑談]KP:えっ…………?
[雑談]亘理 アイ:えっじゃないんですよ
[雑談]KP:やっぱりアイちゃんは中学生だから性行為ははやかったかな?
[雑談]亘理 アイ:そうでしょ
[雑談]亘理 アイ:あっ戻ってきたら背景が変わってる
[雑談]KP:いなくならないで抱かせて
[雑談]亘理 アイ:抱くな
[雑談]KP:もしかして私の〆待ちですか?
[雑談]亘理 アイ:そうですが……
[雑談]亘理 アイ:いやここで〆るのもどうかと思うけど……
[雑談]KP:私は抱かれ待ちですけど……
[雑談]亘理 アイ:こっから抱かれようとしてるの????
[雑談]KP:アイちゃんが抱かれるの待ってるってこと!
[雑談]KP:どのみち反応してもらえないと進むことも戻ることもできず舞台に立っているしかできなくないですか!?
[雑談]亘理 アイ:いやこれ……どうしろと……?
[雑談]KP:えっじゃあこのまま抱き進めていいってこと?
[雑談]亘理 アイ:正直言うと
[雑談]亘理 アイ:眠くて頭が全然回ってない
[雑談]KP:そうですね……
[雑談]KP:えっまさか明日以降に持ち越す?
[雑談]KP:性描写するしかなくなっちゃうけど……
[雑談]KP:とりあえず性描写するかはおいておいて
[雑談]KP:しめるにしても明日以降にしますか
[雑談]KP:今しめても眠くて何言ってるか分からないと思うし
[雑談]KP:もしかして既に寝てる?
[雑談]KP:私は居ます
[雑談]亘理 アイ:き……ました
[雑談]KP:こんにちは…………………………
[雑談]亘理 アイ:こんにちは……
[雑談]KP:じゃあ抱かれるところからどうぞ………………
[雑談]亘理 アイ:抱かれないが
[雑談]KP:?
[雑談]KP:あっこちらはずっとこの状態で”待ち”ですが……
[雑談]亘理 アイ:いやどうしようかなと思って……
[雑談]KP:がんばって
[雑談]亘理 アイ:ここからどうやって挽回すればいいんだ
[雑談]KP:挽回…………?
[雑談]亘理 アイ:というか何で抱かれる事態になってるんだ
[雑談]KP:予想通りにならないこと・知らない事を教えてあげようとおもって……
[雑談]KP:だ 大丈夫ですか?
[雑談]亘理 アイ:ちょっと待って
亘理 アイ:「! 、……」僅かに瞠目するが、そのまま彼女の唇を受け入れる。
亘理 アイ:「ん……」パジャマの生地の上を撫でる手の感触に、小さく声を漏らす。
亘理 アイ:「……あ~りさん」
亘理 アイ:「あ~りさんに触られて、……キスされて」
亘理 アイ:「今、私は……どきどきしています」
亘理 アイ:そう言って、自らの左胸に手を当てる。
亘理 アイ:「このどきどきが、悪いものとは──私は、思いません」
亘理 アイ:「だから、あ~りさんも、私も……"悪い子"では、ありません」
亘理 アイ:「──教えてください。私が知らないことを」
亘理 アイ:眼前の彼女の瞳を見つめ、囁くように──しかしはっきりと言う。
[雑談]亘理 アイ:こ、これで……フェードアウトしていいだろ!
[雑談]KP:今、嚙み締めています
佐野アリア:「あなたの知らないこと、たくさん教えてあげる」
佐野アリア:「なんにも考えられないくらい、めちゃくちゃにしてあげるね」
佐野アリア:あどけない顔に妖艶な笑みを浮かべ、蠱惑的に囁くと、再び唇を重ねた。
[雑談]KP:ここで切るか………………
[雑談]亘理 アイ:そ、そうですね……
[雑談]KP:続けたかったら続けて大丈夫ですが……
[雑談]亘理 アイ:切りましょう
KP:----
[雑談]KP:線を入れました…………
[雑談]KP:お疲れ様でした…………………………
KP:『壁からエビフライが生えているんだが』、シナリオクリアです!
KP:お疲れ様でした!
KP:生還報酬!シナリオクリアの1d6!
KP:SAN値を回復してください
[雑談]亘理 アイ:お疲れ様でした……
亘理 アイ:1d6
Cthulhu : (1D6) → 5
亘理 アイ:メッチャ回復した
KP:黒字だ!
KP:抱かれて元気になりましたね
亘理 アイ:レズセックスは狂気を回復する……?
KP:そういうことかも……
[雑談]亘理 アイ:これって初期値より高くなるんでしたっけ
[雑談]KP:なるなる!
[雑談]亘理 アイ:了解です!
[雑談]亘理 アイ:なるなる!?(ACODES)
[雑談]KP:競合他社が……
KP:あと技能成長!
KP:技能成功   成長ロール後1d10(重複なし)
クリティカル 成長ロール後1d10(重複あり)
ファンブル  成長ロール後1d10(重複あり)

KP:今回クリティカルとファンブルはなかったと思うから
KP:目星と聞き耳かな?成功したの
亘理 アイ:そうですね、クリもファンブルもなかったはず
亘理 アイ:直前くらいはあるけど
KP:じゃあ目星と聞き耳の成長チェックをしましょう!
KP:振って失敗したら成長できます
亘理 アイ:図書館も失敗したから目星聞き耳だけかな
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 27 → 成功
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 69 → 成功
亘理 アイ:?
KP:思い通りにならなくてよかったですね
亘理 アイ:ならなすぎるでしょ
KP:あとエビフライの捕獲が素晴らしかったので
KP:操縦:エビフライの技能を1点あげます
亘理 アイ:今後エビフライ操縦することあるかな……?
KP:じゃあ80点くらい欲しいですか?
[雑談]亘理 アイ:この場合、1の技能が生えるんですか? 操縦(空欄)の初期値に+1して2?
[雑談]KP:+1して2!
[雑談]亘理 アイ:了解!
亘理 アイ:機会の有無と技能の高さは無関係では?
KP:どうせ機会ないからいくらでも技能高くしても問題ないかな?って……
KP:今回はこちらのシナリオを使わせていただきました
KP:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14055783
亘理 アイ:世界一エビフライ操縦が上手いアイドルになってしまう
KP:いいですね エビフライの操縦でテッペン目指しましょう
亘理 アイ:操縦の欄に「エビフライ」って書いたの初めてですね
KP:実績解除おめでとうございます
亘理 アイ:ありがとうございます……?
[雑談]KP:次は堂々とエッチなシナリオに行きましょうね
[雑談]亘理 アイ:抱かれないが……
[雑談]KP:抱きたいってこと?
[雑談]亘理 アイ:???
[雑談]亘理 アイ:とりあえずそういう訳で……お疲れ様でした……
[雑談]KP:お疲れ様でした………………
[雑談]亘理 アイ:あ~りかわいかったけど、それはそれとして抱こうとすな
[雑談]KP:?????
[雑談]KP:あいるちゃん可愛かったですね………………………………
[雑談]KP:思わず抱いてしまうくらい………………

壁からエビフライが生えているんだが GM:しろい


PC:亘理 アイ(わたり あい)(キャラシート)PL:占任
NPC:佐野 アリア(さの ありあ)(キャラシート)PL:しろい

目次

KP:それでははじめていきましょう
KP:今日はクトゥルフ!
KP:『壁からエビフライが生えているんだが』という題名です
KP:よろしくお願いいたします
亘理 アイ:よろしくお願いします!
KP:うわーーーーーーーーーーーっ亘理アイ………………………
KP
KP:----

オープニング

KP:某月某日
KP:あなたは同じアイドルグループ『みゅ~じっく☆みんと』のメンバーである佐野アリアに相談があると持ち掛けられ、
KP:レッスン終わりに喫茶店に訪れていた。
佐野アリア:オレンジジュースを飲みながら暗い顔でもじもじしている。
亘理 アイ:「相談があるとの話でしたが」
佐野アリア:「うん……」とても言いづらそうにもじもじしている。
亘理 アイ:グラスのアイスレモンティーをストローで一口飲み、言葉を続ける。
亘理 アイ:「あ~りさんが改まって相談というのも珍しいですね」
佐野アリア:「あいるちゃんだったら……頭良いから何か知ってるかな?って思って……」
佐野アリア:ショートケーキをもごもごと飲み込む。
佐野アリア:「こんなこと他の人には相談できないし……」
佐野アリア:「……あのね」
佐野アリア:意を決したように見つめる。
佐野アリア:「私の家の壁から……エビフライが生えてるの」
佐野アリア:真剣な表情で告げた。
亘理 アイ:「────……」
亘理 アイ:無言でその言葉の意味を吟味する。
亘理 アイ:「それは……何かの比喩とか……そういうのですか?」
佐野アリア:「私も信じられないんだけど……ホントにエビフライが生えてるの」
佐野アリア:「食べ物の……エビフライが。……あっ、壁に生えてるのを食べたことは無いんだけど……」
佐野アリア:「触ろうとすると逃げちゃうから……」
亘理 アイ:「それは食べないほうがいいでしょうね。衛生的に……」
亘理 アイ:「……逃げる??」
佐野アリア:「うん……だからなのかな?見るたびに生えてる場所が変わってるの」
佐野アリア:「ちょっと暗いところが多いかな……。やっぱり食べ物だから直射日光にあたると悪くなっちゃうのかな?」
亘理 アイ:「………」
亘理 アイ:普通に考えれば、幻覚か何かを疑うべきだろうと思える。
亘理 アイ:しかし、四人の中から自分を頼みとして相談してきた彼女の話を、簡単に幻覚と断ずるのは気が咎める。
亘理 アイ:「確かに私は頭がいいですが」眼鏡をクイッとやる
亘理 アイ:「人家の壁に生えて移動までするエビフライ……的な何かというのは、聞いたことがありませんね」
亘理 アイ:「動画とかってありますか?」
佐野アリア:「あっ、動画撮るって発想なかった」おおーっと感心したように頷く。
佐野アリア:「やっぱりあいるちゃんは頭いいなぁ」
亘理 アイ:「ということは、動画も画像もない……ということですか。ふむ……」
亘理 アイ:小首を傾げ、少し考える。
亘理 アイ:「では、今からあ~りさんの部屋へ行って、そのエビフライ?を見せてもらうことはできますか?」
亘理 アイ:「勿論、あ~りさんの予定に問題がなければですが」
佐野アリア:「えっ、いいの!?」ぱっと顔が明るくなる。
佐野アリア:「今日、パパとママがいないから、エビフライと二人っきりで過ごすの不安だったんだあ」
亘理 アイ:「エビフライの場合、二人と言っていいのかは疑問ですが」
佐野アリア:「一匹かな?数え方」
亘理 アイ:「一本か……一尾でしょうか?」
佐野アリア:「でも動くよ?」
佐野アリア:「ぴゅ~って」
亘理 アイ:「一般的なエビフライは本で数えますが、生きてるかのように動くなら匹か尾がいい気もしますね」
亘理 アイ:あっ、一応スマホで部屋にエビフライが生える案件が出てくるかどうか調べてもいいですか
佐野アリア:「なるほどお」感心したように頷いている。
KP:調べて大丈夫!
亘理 アイ:あっ振らなくていいんだ
KP:そして調べるとそのような案件はヒットしませんね
KP:図書館振っていいですよ!
KP:振った結果を先に言いましたが……
亘理 アイ:1d100<=80 図書館
Cthulhu : (1D100<=80) → 82 → 失敗
亘理 アイ:幸先悪
KP:おしい
KP:それでは失敗したので、スマホで調べた結果
KP:エビフライが生えてる案件は見つかりませんでした
KP:性交してたらな~
KP:最悪の誤字
亘理 アイ:欲望が漏れてる
亘理 アイ:するな
KP:するか……
KP:図書館に失敗はしましたが、あいるちゃんは頭がいいのでエビフライをまっすぐ作るにはお腹に切り込みをいれるといいと知りました
亘理 アイ:「ふむ……一応調べては見ましたが、やはりそれっぽい話は出てきませんね」
佐野アリア:「インターネットでも載ってないなんて……」しゅんとしている。
佐野アリア:「インターネットには真実が全て載っているのに……」
亘理 アイ:「そこまで信用できるものでもありませんが……」エビフライの作り方のページを眺めながら
亘理 アイ:「しかしこうなると、やっぱり実際に見てみるのが一番手っ取り早いですね」
亘理 アイ:「……そういえば、あ~りさんの家に行くのは初めてのような気が」
佐野アリア:「ふふ。本当に不安だったから、あいるちゃんが来てくれたら嬉しいな」はじめの暗い顔が嘘のように嬉しそうに笑っている。
佐野アリア:「あっ、本当だね。たいした家じゃないんだけど……」
佐野アリア:「エビフライが生えてるくらいで……」
亘理 アイ:「エビフライが生えてる家、滅多にないことだと思いますが」
佐野アリア:「うん……もっと良いことで長所がある家だったらよかったのにな~」
佐野アリア:「じゃあ、」残りのショートケーキを急いで口に詰め込む。
佐野アリア:「んぐ、……さっそくだけど、うちに来てもらっても……いい?」
亘理 アイ:「はい。喜んで、お呼ばれしましょう」眼鏡をクイッと
KP
KP:----

ミドル①エビフライとの遭遇

KP:都内某所 住宅街 マンション
KP:夕方に染まりつつある小綺麗なマンションの一室。
KP:何の変哲もない佐野アリアが両親と住むその部屋に足を一歩踏み入れた瞬間、
KP:ぐにゃりと一瞬眩暈があなたを襲った。
KP:しかし一瞬のことであり、すぐに不調は治まるだろう。
佐野アリア:「散らかっててごめんね……足の踏み場もないほどじゃないと思うけど……」
佐野アリア:「……あれ、大丈夫?」
亘理 アイ:「っ……、……?」その感覚に一瞬眉根を寄せる。
亘理 アイ:「いえ、何かちょっとクラっと来たような……もう大丈夫です」
佐野アリア:「無理しないでね。うちでよければ座ったり寝たりして大丈夫だから……」
KP:そう言いながらリビングに案内される。
KP:ソファ、テレビ、背の低いテーブルの置かれた小綺麗なごく普通のリビングに見える。
KP:<目星>か<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 85 → 失敗
亘理 アイ:なんか今日出目悪くない?
KP:では、リビングだな~と思いました
KP:今悪いことによって後半1しか出さないテクニック
亘理 アイ:「もう治ったので、心配ご無用です。……ふむ、綺麗なお家ですね」
亘理 アイ:「こんなお家にエビフライが生えてるとは、俄かには信じがたいですが……」
佐野アリア:「うちの……『みゅ~☆みん』のポスターリビングに張りたいっていうから、恥ずかしいからやめてってお願いしたの」
佐野アリア:恥ずかしそうに微笑む。
佐野アリア:「私もなんでエビフライがいるのかわかんないんだぁ……一週間くらい前からいるんだけど。……あっ、いる!」
佐野アリア:そう声を上げると、壁の一角を指さす。
亘理 アイ:「そうですか? 私の家のリビングには貼ってますが……」
亘理 アイ:「ん、言ったそばから出ましたか」
亘理 アイ:彼女の指差す方向へ目を向け、それを見定めんとする。
KP:家具の隅、死角となるところ。そこに、エビフライとしか表せないものが生えている。
KP:揚げ物の香りをかすかに感じる。
KP:無機質な壁を彩っていたのは、お洒落なポスターや写真などではなく、揚げたてと言われても納得してしまう様な香ばしい狐色の衣を纏った『エビフライ』だった。
KP:大人の男性の手のひらほどのサイズはありそうだが、先端のおそらく3〜4cmほどが壁に埋まっている。『エビフライ』が壁から真っ直ぐ生えていた。
KP:何度見直しても、それがハンガーラックなどの見間違いということはない。
KP:壁に『エビフライ』が生えていた。
KP:壁に生えた『エビフライ』を見たのでSANチェックです。
亘理 アイ:1D100<=70 SAN
Cthulhu : (1D100<=70) → 60 → 成功
KP:おっ、成功!
KP:では減少はありません。
KP:エビフライが生えてるなんて日常ですからね
亘理 アイ:アイドルではよくあること
KP:そうかも
亘理 アイ:「……確かに……生えてますね……」その現実離れした光景をまじまじと眺める。
佐野アリア:「そうなの……エビフライが生えてるんだあ……」こくこく頷いている。
亘理 アイ:「見た目は完全にエビフライですし、匂いも……フライの香ばしい香りが……」
佐野アリア:「トッピングとかはないから、おうちが汚れないからよかったあ」真剣に頷いている。
亘理 アイ:「汚れない……ということは、出た場所に油が残ったり衣のかけらが残ったりすることはないんですか?」
佐野アリア:「あっ、たしかに!そういう汚れはなかった気がする」
佐野アリア:むむむと目を瞑って考えた後、こくこく頷く。
亘理 アイ:「ふむ……まるで本物のような質感なのに、特にその痕跡が残ったりはしないと」
亘理 アイ:「……触ろうとしたら、逃げるんでしたっけ」
佐野アリア:「うん……結構素早く逃げちゃうの」
亘理 アイ:試しに手を伸ばしてみます
KP:思いもよらぬ機敏さでエビフライは避けます
KP:壁を滑る様にぴゅう~っと逃げます
亘理 アイ:「あっ……本当に速い」
佐野アリア:「エビフライって素早いんだねえ、知らなかった」
亘理 アイ:「見た感じ、壁から生えてる……もしくは刺さってる感じなのに、平気で横に逃げるんですね」
佐野アリア:「どういう仕組みなんだろうねえ……」
亘理 アイ:エビフライ、目星で観察したりってできますか?
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 69 → 成功
KP:目星どうぞ!
亘理 アイ:あっぶな!
KP:性交なので、
KP:いくら至近距離で目を凝らして観察しても、ただの『エビフライ』に見えるということが分かります。
KP:壁に無理やり接着された様子はない。埋まっている、または生えているとしか思えない。
KP:真っ直ぐに壁から生えている。
KP:レモンやタルタルソースといったトッピングはかかっていない。
KP:美味しそうだ。
KP:ということがわかりました
亘理 アイ:「う~む……どこからどう見てもエビフライですね……」
佐野アリア:「不思議だよねえ……やっぱり、エビフライだけど……一緒に住んでると、不気味だし……ちょっとこわいなぁ」
KP:目の前のエビフライに困惑していると、突然、家の電気が消えた。
KP:あと少しすれば夜の帳が下りる時間だが、今は辛うじて差し込む夕陽の色によって部屋の中やお互いの顔は判別がつくだろう。
KP:『エビフライ』も夕陽に染まって違う顔を見せているかも知れない(特に変わりはない)。
亘理 アイ:「っ……?」唐突に消えた灯りに少し驚く。
佐野アリア:「わー!?なになに、停電!?」
佐野アリア:「どうすればいいんだろ……ブレーカー?ってどこにあるのかなあ……」
KP:佐野アリアがおろおろしていると、今度はインターホンが鳴る。
KP:薄暗い部屋に響く音は、時間をおいて繰り返される。
佐野アリア:「わ、これ出たほうがいいのかな……?」
亘理 アイ:「……いえ、様子を見ましょう。今は大人がいませんし」
佐野アリア:「そ、そうだね……私たち女の子だし……」
亘理 アイ:「それにアイドルですから」
佐野アリア:「……うん!」混乱しながらも元気を取り戻し頷く。
KP:インターホンは出ることを急かすかのように、同じ間隔で鳴らされ続けるが、暫くすれば静寂が訪れる。
KP:もう去ったのか?と思った瞬間、
KP:突如インターホンのモニターに、左右それぞれあらぬ方向を向いた双眸が至近距離で映された。
KP:深淵を塗り込んだような黒い瞳はギョロギョロとモニター越しにあなたたちを探しているかのようだ。
KP:そして、やや荒い男の声が響く。
KP:「夜分に失礼します。佐野アリアさん、いらっしゃいますね?」
KP:「いらっしゃいますね?」
KP:「貴方様のお宅に、私どもの『ペット』が迷い込んでいると情報を得まして、回収に参りました」
KP:「『赤い尾びれ』が愛らしい手のひらサイズの子でございます」
KP:「人見知りをする子でして、ひとりで大層寂しい思いをしていると思います」
KP:「ここを開けてください」
KP:「ここを開けてください」
KP:「ここを開けてください」
KP:「ここを開けろ」
KP:モニター越しに感じる男性の狂気に、SANチェックです。
KP:<SANC>0/1d2
亘理 アイ:1D100<=70 SAN
Cthulhu : (1D100<=70) → 75 → 失敗
亘理 アイ:うっ
KP:怯えてる~~~~可愛い~~~~~~~~♡♡♡♡
亘理 アイ:1d2
Cthulhu : (1D2) → 2
KP:失敗なので1d2のSAN減少です
亘理 アイ:おかしくないか?
亘理 アイ:亘理 アイのSANを2減少 (70 → 68)
KP:いっぱい怯えてる~~~~~~~~~♡♡♡♡
KP:男性の言葉や様子には狂気めいたものを感じる。
KP:『扉は開けない方が良い』と思うだろう。
佐野アリア:怯えた表情でモニターを見つめている。
亘理 アイ:「……!」その異常な動きに戦慄を覚える。
KP:あなたたちが扉を開く気配がなければ、男性は溜息をつく。そして、先ほどよりも穏やかにこう話す。
KP:「失礼致しました」
KP:「突然訪問した見ず知らずの人間を家へあげるのは抵抗がございますでしょう。不躾でした」
KP:「1時間後に再び参ります」
KP:「必ず1時間後に回収させていただきます」
KP:「私どもを家にあげるのがお嫌でしたら、それまでに『ペット』を家の外へお出しください」
KP:「家の外に出してさえいただければ良いのです」
KP:「1時間後に再び参ります」
KP:「1時間後に必ず参ります」
KP:モニターは暗転する。男性は去っていったようだ。
KP:静寂の中で、あなたは理解する。
KP:1時間以内に『エビフライ』を捕獲して外に出さなければ、得体の知れないものが家の中に入ってくるだろう、と。
KP
KP:お得情報
KP:男性が再び訪問するまでのリミットは1時間。
KP:この間、探索者が『エビフライ』の捕獲を試みるチャンスは『4回』。
KP:探索者はリミット内に『エビフライ』を捕獲し、『外へ出す』ことをしなくてはならない。
KP:・『エビフライ』捕獲方法
KP:①<目星>または<聞き耳>で見つける
KP:→失敗しても『処理』を挟んで見つけることが可能。
KP:②1d100ロールで捕獲を試みる(1人のみ)
KP:→成功値は秘匿。失敗しても出目により後のロールにプラス補正が発生。
KP:お得情報でした
亘理 アイ:なんらかの処理
KP:もしかしてエッチな処理に勝手に変えたら好きなことできるってこと?
亘理 アイ:""悪""

ミドル② 捕獲①リビング

亘理 アイ:「……行った……みたいですね」その気配が去ったのを確認し、大きく息を吐く。
佐野アリア:「うん……」若干目に涙を溜めながら頷く。
亘理 アイ:「……とりあえず、警察に連絡した方がいいでしょうか」
佐野アリア:「うーん……」困ったような顔をする。
佐野アリア:「警察の人ってすぐ来てくれるのかな……?」
佐野アリア:「エビフライを捕まえないと家に来るって言われた、って言って相手にしてもらえるかな……」
亘理 アイ:「来る……とは思いますが、警察署からの距離にもよりますから……断定はできませんね」
佐野アリア:「説明して説得してる間に1時間経っちゃうかも……」
亘理 アイ:「いえ何もエビフライの件まで言う必要はないと思いますが……」
亘理 アイ:そう言いながら、壁に生えるエビフライへと目を向ける。
KP:突然の訪問者に意識が向いていた間に『エビフライ』の姿は消えていた。
KP:薄暗い室内には、ほのかに揚げ物の香りだけが残っている。
佐野アリア:「あっ、エビフライいない……」
亘理 アイ:「消えた……?」
亘理 アイ:「……あの口ぶりからすると、あれを外へ出しておけばいいかと思ったのですが……困りましたね」
佐野アリア:「探して捕まえないとダメってことかな……?」
亘理 アイ:「う~む……」
佐野アリア:「とりあえず、探してみようか……1時間しかないみたいだし……」
亘理 アイ:(……言われたとおりあれを出しておいたとして)
亘理 アイ:(あの男性……かも怪しいけど……が本当にそのまま帰るかどうかは分からないけど……)
亘理 アイ:「そう……ですね、探しましょうか。……いつでも連絡できるように、スマホは持っておきましょう」
佐野アリア:「うんっ」スマホを握りしめてこくこく頷く。
KP:ガスや水は使えるようだが電気は止まっている。時計やスマートフォンも動いているようだ。
亘理 アイ:外の様子は見えますか?
亘理 アイ:あっ聞き耳
KP:<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 33 → 成功
亘理 アイ:やっと低めな数字が
KP:外は変わらぬ夕方ですね
KP:あっ成功だ
KP:『エビフライ』を探そうと動き始めた時、パキン…ッ、ミシッと小さな音が鳴り始めたことに気づく。
KP:次第に、音は大きく、数も増えていき、隣の佐野アリアも気づく。
KP:パンッ、パキンッ、ミシ…少し甲高く何かが弾けるような音が聞こえるだろう。
KP:天井、壁、扉…薄暗い部屋のあちこちからひっきりなしに聞こえる音の方へ視線を向けても『何もこのような音が出るような物はない』し『誰も干渉していない』ことがわかる。
KP:一体この音は何なのだろうか?
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 61 → 成功
KP:言い知れぬ不安を覚えSANチェック。
亘理 アイ:高いんだよな
KP:<SANC>0/1
KP:おっ成功!性交なので減少はなし。
KP:<知識><アイデア>がふれます。
亘理 アイ:これは知識
亘理 アイ:1D100<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 90 → 成功
亘理 アイ:嫌なピタリ賞!
KP:頭が良くて助かりましたね
KP:性交したので、誰も干渉していない場所や空間にある種の音が発生し鳴り響く現象は、所謂超常現象や心霊現象といわれる『ラップ現象』に当てはまるのではないかと思う。
佐野アリア:「お、音がする……!」怯えて顔を青くしている。
亘理 アイ:「ラップ音というやつでしょうか……」
亘理 アイ:「となると、あのエビフライは霊的な何か……?」
佐野アリア:「えっ、もしかして私がエビフライ食べたから化けてでたのかな……!?」
亘理 アイ:「エビフライを食べて化けて出るなら世の中エビフライの霊だらけでは?」
佐野アリア:「じゃあなんでエビフライのお化け出てるんだろぉ~……」
亘理 アイ:「あのエビフライもそうかも知れませんが……むしろあのインターホンの人が霊と言われたほうが納得できますね」
佐野アリア:「お、お化けの男の人が襲いに来るってこと……!?」
亘理 アイ:「電気が使えなくなってるのにインターホンに映りましたし、生身の人間ではない可能性はあるかと」
佐野アリア:「ど、どうしよう……!」
亘理 アイ:「……うん、しかしそうなると、警察に通報しても意味はなさそうですね」
亘理 アイ:むしろ納得したかのように頷く。
佐野アリア:「落ち着いてる~っ、こんなに音鳴ってるのに……」
KP:音の洪水は暫くあなたたちを嘲るように続いた後、小さく消えていき、再び静寂が訪れる。
亘理 アイ:「怖くない訳ではないですが、生身の人間みたいな即物的な怖さはないですからね」
亘理 アイ:「ともかく、それだとやっぱりエビフライを探す必要がありますね」
佐野アリア:「エビフライをお供えして祟らないでもらわなきゃだもんね……」
亘理 アイ:眼鏡をクイッとする。いつも通りの動作はアリアを落ち着かせるためであり、自分自身が平静を取り戻すためでもある。
佐野アリア:「……そんな広い家じゃないから、捜すぶんにはよかったあ」その様子を見て少し落ち着いたのか、少し笑う。
亘理 アイ:「はい。早く捕まえて、大人しく帰ってもらいましょう」
KP:そうやって気を取り直してエビフライを探し始めようとした時、あなたは背後から服の裾を軽く引かれる。
亘理 アイ:「……?」そちらの方を振り向く
KP:振り返っても背後に誰か立っているということはなかった。
KP:気のせいかと視線を戻そうとした際、裾から驚くほどに青白い手が離れ、消えていくのを目撃する。
KP:SANチェックです。
KP:<SANC>0/1
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 34 → 成功
KP:成功!減少はなしです。
佐野アリア:「それじゃ探そう……って、大丈夫?」
佐野アリア:心配そうに見つめている。
亘理 アイ:「……やっぱり霊的な何かなのかも」その手の消えた虚空を見つめ、背筋に薄ら寒いものを感じる。
亘理 アイ:「いえ、大丈夫です。探しましょうか」
亘理 アイ:エビフライ探し目星振ります
佐野アリア:「えっ、うん……」気にしているが少し顔をこわばらせて頷く。
KP:お願いします!
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 55 → 成功
亘理 アイ:よしよし
KP:成功!リビングの物陰に生えている『エビフライ』を発見します。
亘理 アイ:「……! いました!」
佐野アリア:「あっ、本当だ!エビフライだ……!」
亘理 アイ:「いやいるって言い方が正しいのか分かりませんが」
佐野アリア:「お化けの人、ペットって言ってたし……『いる』でいいんじゃない?」
佐野アリア:あの男性を完全にお化けだと思っている。
亘理 アイ:「動きますしね……ともかく、捕まえないと」
亘理 アイ:捕獲チャレンジします
KP:はい!どんな感じで捕まえますか?
亘理 アイ:どんな感じで!?
KP:そーっと近づくとか……
亘理 アイ:こう……そーっと近づきつつ、両手で逃げ道を塞ぎつつ捕まえようとします
KP:了解!可愛いですね
KP:それでは1d100を振ってください!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 3
亘理 アイ:は?
亘理 アイ:いきなりすごい出目出たな……
KP:やばすぎ
KP:エビフライ捕獲のプロかなにか?
KP:そーっと近づいて、両手で逃げ道を塞ぎながらあなたはエビフライを捕まえようとした。
KP:完全に捉えた。
KP:あなたはアイドルになっていなかったとしたらエビフライ捕獲のプロとして生きていけるだろう。
KP:そう確信した、その時。
KP:惜しいところで目にもとまらぬはやさでするりと手をすり抜ける。
KP:やはりアイドルの方がいいだろう。
KP:あなたの手を擦り抜けた『エビフライ』は闇の中へと消えていく。
KP:『エビフライ』は何処へ消えたのか…?
KP:<目星>をお願いします。
亘理 アイ:3で捕獲不能なら完全に捕獲不能では?
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 85 → 失敗
亘理 アイ:何も見えない
KP:1と2があるから……
KP:暗いし視力悪いからね
KP:近くの部屋の扉が音もなく開いたことに気がつく。
亘理 アイ:見たくないな~
佐野アリア:「あっ、惜しい……」
亘理 アイ:消えたエビフライを探すうち、その開いたドアへ目がいく。
佐野アリア:「あっ、私の部屋……ドア開いてる……」
佐野アリア:同じく開いたドアを目で追って呟く。
亘理 アイ:「くっ、逃げられてしまいましたね……」
佐野アリア:「すごく惜しかったねえ、絶対捕まえたと思ったのに……」
亘理 アイ:「あ~りさんの部屋、ですか。……入っても?」部屋の主に確認を取る
佐野アリア:「エビフライ、私の部屋に逃げ込んだのかな……?」
佐野アリア:「あっ、うん!ちょっと恥ずかしいけど……もちろん、大丈夫だよ」
佐野アリア:少し恥ずかしそうに頷く。
佐野アリア:「あっ、じゃあ……先に入ってもいいかな?変な物落ちてないか見てもいい?」
亘理 アイ:「エビフライ、ドアを開ける知能が……というか開けることができるんですね」
亘理 アイ:「う~む……一人で先行するのは危ないかも」
亘理 アイ:「じゃあ……一緒に入るけど、私は上の方を見ているので、その間に確認してもらっていいですか?」
佐野アリア:「あっ、うんっ」こくこく頷く。
KP:そうは言いつつ扉は狭いので(普通のマンションの一室なので)一人ずつしか入れませんが、どちらから先に入りますか?
亘理 アイ:じゃああ~りさんに外から中を覗いてもらって、異変がなさそうならこっちが先に入って上の方を眺めてようかな
KP:はーい!

ミドル③ 捕獲②佐野アリアの部屋

KP:そこまで散らかっているわけでもなく、下着なども落ちていないことを確認したあ~りが頷くと、あなたはあ~りの部屋へと入る。
KP:ピンクを基調とした可愛らしい部屋で、ぬいぐるみなどが所狭しと置かれている。
亘理 アイ:「では、お邪魔します」
KP:壁にはみゅ~じっく☆みんとのポスター。
KP:ゲーム機が数台と、本棚には少女漫画となんらかのファイル。
KP:そんな部屋に足を踏み入れた瞬間、扉が閉まる。
亘理 アイ:「……っ!?」
亘理 アイ:突然閉じた扉に驚き、振り返る。
KP:えっ?と扉が閉まる前に困惑の声をあげた佐野アリアは部屋にまだ入っておらず、分断される。
亘理 アイ:ドアを開けようと試みます
KP:扉は固く閉ざされ開けられない。
KP:扉で隔てられた向こうの声も音も一切聞こえない。
KP:目の前にあるのは一般的な家庭の扉だというのに、何故。開かない扉が、さらに不安を煽るだろう。
KP:SANチェックです。
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 16 → 成功
KP:<SANC>0/1
KP:成功!減少はなしです。
亘理 アイ:よしよし
KP:そういうわけで分断されました
亘理 アイ:「……あ~りさん! 大丈夫ですか!?」開かないドアノブを捻りながら向こうへ声をかける。
KP:反応はない。
亘理 アイ:(分断された? ……ホラー映画にはありがちだけど)
亘理 アイ:様子を伺えない彼女への心配と、声を掛け合う相手を失った心細さに、スマホを握る手に力が入る。
亘理 アイ:(どうしようか……いや)
亘理 アイ:(もし本当にエビフライがこの部屋に入ったのなら、むしろ探す範囲が減ったと見ていいはず)
亘理 アイ:(捕まえたとして出られるのかっていう問題もあるけど……)
亘理 アイ:「どっちにしても、捕まえないことには始まらない……か」
亘理 アイ:分断されたことで揺らいだ心を引き締め、再びエビフライを探し始める。
KP:静かな室内には特に変わったところはない印象だ。
KP:薄いカーテンから差し込む夕陽で室内は照らされている。
KP:しかし、先程よりいくらか暗く感じるだろう。
KP:日が暮れてきたのだろうか…そう思って薄いカーテンの閉められた窓の方を見た時、異変に気づく。
KP:暗くなったのは陽が沈みかけているからではない。
KP:カーテンの向こうに大きな影が揺らめいているのだ。明確にはわからないが大人の男性ほどのサイズだろうか。
KP:<目星>を振りたかったら振っても良いです。
亘理 アイ:ふ、振りたくねえ~
亘理 アイ:エビフライ用の目星いいですか?
KP:あっ、じゃあカーテンの振らないなら
KP:ガチャっと扉から音がします。
亘理 アイ:振り向きます
KP:扉が開いたようです。
亘理 アイ:「……開いた?」
亘理 アイ:ドアを開けに行きます
KP:ドアは問題なく開きます。
KP:すると、勢いよく佐野アリアが飛び込んできてあなたに抱き着きます。
佐野アリア:「アイちゃん!!」
佐野アリア:「大丈夫!?」
亘理 アイ:「っ……、あ~りさんでしたか」その勢いに一瞬身を堅くするが、相手がアリアと知って力を抜く。
亘理 アイ:「無事でよかったです。こちらも大丈夫です」
佐野アリア:「だって……っ、すごい声したから」
佐野アリア:半泣きでしがみついている。
佐野アリア:「あれっ、思ったより落ち着いてる……?」
亘理 アイ:「……声?」
佐野アリア:「助けてって……アイちゃんの声で……」
佐野アリア:「聞いたことないような悲鳴で……そのあと子供の声がたくさんして……あれえ?」
亘理 アイ:「それは……私は言ってませんね。子供の声も……こちらでは聞こえていませんでしたが」
亘理 アイ:カーテンの向こうに揺らめいた陰がちらりと頭を過ぎる。
佐野アリア:「なにかあったんじゃって心配で……」
佐野アリア:「よくわかんないけど……無事でよかったあ~」泣きながらぎゅーっと抱きしめる。
亘理 アイ:「……心配してくれて、ありがとうございます。私はなんともありませんから」
佐野アリア:「あっ、ご、ごめんね」恥ずかしそうに顔を染めてぱっと離れる。
亘理 アイ:「いえ、こっちも心配でしたから。……無事でよかった」一度離れた彼女を、軽く抱きしめる。
佐野アリア:「わわ……」ますます顔が赤くなる。
佐野アリア:「あっ、アイちゃんも心配してくれたの?……ふふ、ありがとう」
佐野アリア:涙を拭いながら照れくさそうに微笑む。
亘理 アイ:「それは勿論、しましたよ。……さて」
亘理 アイ:抱きしめていた腕を離す。急がなければならないし──少し恥ずかしくなったので。
亘理 アイ:「エビフライ探しはまた振り出し、ですね」
佐野アリア:「うん……でも、この部屋にいるんじゃないかな?においするし……」
KP:部屋からは香ばしい揚げ物の香りが漂っている。
KP:エビフライを捜索するなら<目星>か<聞き耳>を振ってください。
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 29 → 成功
KP:成功!部屋の物陰に生えているエビフライを発見します。
亘理 アイ:「……! いました!」エビフライを指差す。事ここに至ってはもう呼び方を改めたりはしない。
佐野アリア:「あっ!本当だ!」
佐野アリア:「……ぁっ」ちいさく声を漏らす。本棚にあるエビフライではない何かを目にとめたようだ。
佐野アリア:CCB<=15 隠す
Cthulhu : (1D100<=15) → 100 → 致命的失敗
佐野アリア:「わーーーっ」とっさに何かを手に取ったが本棚からバサバサ本が落ちてくる。
KP:エビフライは特に意に介した様子はなく部屋の隅に生えて微動だにしない。
亘理 アイ:「わっ……ど、どうしたんですか!?」
佐野アリア:「なっ、なんでもないよ……」本にぶつかりながらファイルを握りしめている。
佐野アリア:「わ、私のことは気にしないでエビフライ捕まえよ……」
亘理 アイ:「ええ……そ、そうですね、捕まえないと」
亘理 アイ:気になるが、ここが彼女の部屋であることを考えるとあまり穿鑿するのもプライバシー的によろしくない。
佐野アリア:ベッドの布団の中にそ~っとファイルを入れている。隠しているつもりらしい。
亘理 アイ:「………」それも見えているが、一応気づかないふりをする。
亘理 アイ:という訳で捕獲チャレンジしたいです
KP:はい!どんな風に捕獲しますか?
亘理 アイ:あ~りさんに片方から近寄ってもらって、逆の側で待ち構えたりしようかなと
KP:はーい!
KP:それでは1d100を振ってください!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 94
亘理 アイ:は?
KP:やば
KP:エビフライ捕獲職人にはなれなさそうですね
KP:佐野アリアが片方から近寄る。
KP:あなたの思惑通り、あなたの側へとエビフライが逃げる。
KP:待ち構えていたあなたはすかさず捉えようとするものの、やはりエビフライは素早い。
KP:あなたの手をすり抜け、闇へと消えていく。
KP:次は何処へ消えたのか…?
KP:<聞き耳>を振ってください。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 69 → 成功
亘理 アイ:あっぶな!
KP:ギリギリ
KP:浴室の方からシャワーの音が聞こえてくる。
佐野アリア:「わむっ」エビフライを捉えようとにじりよっていたが勢いあまってあいるちゃんに抱き着くようにぶつかる。
亘理 アイ:「わぷっ」エビフライを捕えようとした手は空を切り、代わりに彼女の身体に自分が抱きしめられる形になる。
佐野アリア:「あっ、ご、ごめんね……!ぶつかっちゃった上に逃がしちゃった……」しょんぼりして慌てて離れる。
亘理 アイ:「いえ、私も手をスカしましたから……」
佐野アリア:「暗くなってきちゃったね……アイちゃんみえる?」心配そうに顔を近づけ眼鏡ごしにあいるちゃんを見つめる。
亘理 アイ:「ええ、眼鏡がありますから……外すと、流石に辛いですが」
亘理 アイ:そう言って眼鏡をズラしてみせる。それとともにぼやけた眼前の彼女を焦点に捉えなおすように、顔を近づける。
佐野アリア:「わわ……」顔が近いので思わず頬を赤くする。
佐野アリア:「……美人だな……」ぽつりとつぶやく。
亘理 アイ:「アイドルですから」
亘理 アイ:そう言って、その顔の近さのまま、眼鏡を元の位置へ戻す。
佐野アリア:「そうなんだけどー……!私もアイドルだけど、私は美人じゃないしかわいくないもん」
亘理 アイ:明瞭になった視界に、彼女の容貌が映る。
亘理 アイ:「あ~りさんは、かわいいですよ」
佐野アリア:「ふふ、ありがとう……」少し困ったように笑う。
亘理 アイ:「間違いなく、かわいいです。この近い距離で、眼鏡もかけて──ちゃんと、見えてますから」
佐野アリア:「うう……!」さらに顔を赤くしながらどぎまぎしながらうめく。
佐野アリア:「ありがとう……でもやっぱり、自分ではもっとかわいかったらなーって思っちゃうんだあ」
佐野アリア:「私、なんにもできないから……せめて外見だけでも可愛かったらなあって」
佐野アリア:「エビフライ、きっとお風呂に逃げたよね。シャワーの音するし……眼鏡だとアイちゃん曇って見づらいと思うから、せめて私がんばるね」
佐野アリア:ぎゅっと拳を握りしめる。
亘理 アイ:「そう……ですね。ただお風呂場というだけならまだしも、シャワーが出てるようですし……」
亘理 アイ:「でも──」その握り締めた拳に手を重ねる。
亘理 アイ:「あ~りさんがなんにもできないなんてこと、ありません」
亘理 アイ:「一緒にやってきたから──近くで見てきたから、分かります」
亘理 アイ:重ねた手を握り、立ち上がる。
亘理 アイ:「一緒に行きましょう。また分断されたくないですし──」
亘理 アイ:「あ~りさんにできないことでも、私ならできる。私にできないことでも、あ~りさんならできる」
亘理 アイ:「二人でやれば、できることは倍です」
佐野アリア:「わ、……ふふ……」くすぐったそうに微笑む。
佐野アリア:「アイちゃんにできないことで、私にできることあるかな……あっ、リオレウス倒せるよ」
佐野アリア:「……うんっ、一緒に行こうねっ」微笑んで握られた手をぎゅっと握り返した。

ミドル④ 捕獲③浴室

KP:脱衣所へ向かう道は大分暗い。
KP:近づくと水音が大きくなってくるが、この暗さではエビフライを見つけられるか不安に思うだろう。
亘理 アイ:スマホのライトをつけたいです
KP:はい!スマホは無事に明るくなります。
KP:スマホの光源を頼りに進むと、浴室の横の脱衣所は洗面所と隣り合っていた。
KP:足を踏み入れれば、まず正面に洗面所の鏡が目に入る。
KP:手に持つスマホのライトが跳ね返り、目が眩むだろう。
亘理 アイ:「っ……」眩しさに少し目を顰める
KP:光源を鏡からズラせば、眩んだ目は再び機能する。
KP:佐野アリアが浴室の方に入りシャワーを止めていることが音でわかるだろう。
KP:しかし、あなたは金縛りにあったかのように身体が動かず、真っ直ぐに目の前の鏡を見つめることしか出来なかった。
KP:ぼんやりと鏡に映る自身の顔は強張っており、自身の背後は光が届かないためか、完全に暗闇に沈んでいる。
KP:時間が経ち、外も着実に暗くなっているのだろう。
KP:リミットまで然程時間的猶予はないと過ぎる。急がなければならないのに、何故動けないのか?
KP:いつのまにか佐野アリアの声も聞こえなくなっていた。
KP:聞こえるのは煩い自身の心臓音のみ。
KP:動け動けと祈れども、指の一本、視線すら動かせない。だから見ざるを得なかったのだ。
KP:背後の闇から、ぬっ…と現れた真っ白な腕が自身の首筋に巻きついていく様を。
亘理 アイ:(……!)
KP:首筋には氷でも当てられたかのような冷たさが走る。
KP:次いで視認出来たのは、顔を隠すほどの長い黒髪。
KP:隙間から見えた本来目があるはずの場所にあったのは、真っ黒に塗り潰された空洞だった。
KP:空洞であるのに、あなたは鏡越しに『目が合った』と確信してしまうだろう。
KP:耳元で掠れた女性の声がした。
KP:「ヤット ミツケテ クレタ」と。
KP:SANチェックです。
KP:<SANC>0/1d2
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 39 → 成功
KP:成功!減少はなしです。
亘理 アイ:「っ……!」その暗闇めいた眼窩に見据えられ、我知らず声を漏らしかける。
佐野アリア:「……ちゃん、……イちゃん……」
佐野アリア:「アイちゃん……!」
KP:懸命にあなたの名前を呼ぶ佐野アリアの声でハッと我にかえる。
KP:呼吸は乱れ、うまく息が出来ない。周囲を見渡しても先程の女性は、影も見当たらない。
佐野アリア:「大丈夫……?エビフライ見つけたんだけど、鏡見ながら動かなくなっちゃったから……」
亘理 アイ:「っ、はあっ、……あ~りさん?」荒い息の中、自分の名を呼ぶ彼女の顔へ目を向ける。
佐野アリア:「わ、大丈夫……?なにかあった……?」
佐野アリア:心配そうに見つめている。
亘理 アイ:「ああ、いえ、すみません……今、そこの鏡を見たのと同時に金縛りみたいになってしまって」
亘理 アイ:「あ~りさんに声をかけられて動けるようになりました。ありがとうございます」
佐野アリア:「えっ……金縛り?大丈夫……?」
亘理 アイ:「はい。怖くはありましたが、怖い以上のことはありませんでした」
佐野アリア:「そっか……」スマホを持っていない方の手をそっと握る。
佐野アリア:「巻き込んじゃってごめんね……怖い思いすることになっちゃったし……」
佐野アリア:「金縛りって、おばあさんが乗るやつだよね……?ここにはもうおばあさんいないから、大丈夫だよ」
佐野アリア:安心させるように穏やかに笑いかける。
亘理 アイ:「おばあさんに限った話ではないとは思いますが……」
亘理 アイ:「ありがとうございます。もう大丈夫です」手に添えられた温もりを感じながら、小さく頷く。
亘理 アイ:「謝る必要はないですよ。確かに怖い思いはしていますが──」
亘理 アイ:「今日お邪魔していなかったら、あ~りさん一人でこんな目に遭うところでした。それよりはいいです」
佐野アリア:「……ひとりで、こんな目に遭ってたら……絶対、怖かったと思う……けど……」
佐野アリア:「私に……アイちゃんを巻き込んでまで、助けてもらう資格なんて……」
佐野アリア:小さな声で悲しそうにもごもごと呟き、
佐野アリア:「……う、ううん、なんでもない!エビフライ見つけたから、捕まえよ?」
佐野アリア:小さく首を振る。
亘理 アイ:「あ~りさん」
亘理 アイ:「私は、あ~りさんが一人で危ない目に遭うくらいなら」
亘理 アイ:「二人で怖い思いをする方が、ずっといいと思ってます」
亘理 アイ:彼女の瞳を真っ直ぐ見つめながら、はっきりと言い切る。
亘理 アイ:「私が『そっちの方がいい』と思ってるんだから、そっちの方がいいんです」
亘理 アイ:「どうしてもすっきりしないなら、今度アイスとか奢ってください。いくらでも奢られます」
佐野アリア:「……っ」泣きそうな顔で口をパクパクと開く。
佐野アリア:「アイスでどうにかできるんだったら、いくらでも奢るよ……でも、だって……」
佐野アリア:「私は……」
佐野アリア:「アイちゃんのこと……」
佐野アリア:「…………ずるい、って思ってる」
佐野アリア:「私より年下なのに、頭良くて、美人で……歌もダンスも上手だし。トークも上手だし、女の子のファンもいっぱいいるし」
佐野アリア:「人を惹きつける魅力があって……一緒に練習してても、目で追っちゃうし」
佐野アリア:「なのに、すごく優しくて……良い子で……」
佐野アリア:「全部出来て…………」
佐野アリア:ぼろぼろと涙をこぼす。
佐野アリア:「仲間なのに……こんな良い子なのに……ずるい、って、思っちゃう」
佐野アリア:「こんな嫌な子の私は……アイスじゃ許してもらえないよ」
佐野アリア:そう言って自嘲気味に笑う。
亘理 アイ:「あ~りさん──」
亘理 アイ:訥々と吐露する彼女の姿に少し瞠目するが、すぐにまた真剣な表情に戻り、その手を握る。
亘理 アイ:「ずるいと思ったとして、何がいけないんですか?」
亘理 アイ:「人をずるいと感じるということは、つまり『自分にない資質を持っていることを羨ましく思う』ってことでしょう」
亘理 アイ:「確かに私は頭が良いですし、美人ですが」
亘理 アイ:「かわいい系のガーリーな魅力という点では、あ~りさんには敵いません」
亘理 アイ:「女性ファンの多さという点ではねっこさんが圧倒的ですし、歌唱力はれいちぇるさん、トークやMCはえみりーさんには一歩譲ります」
亘理 アイ:「まあ頭は私が一番良いですが」
亘理 アイ:「そういうみんなの美点を、私はいつも羨ましく思っています」
亘理 アイ:「私の場合、それが『ずるい』になっていないのは──」
亘理 アイ:「元々『簡単じゃないこと』『難しいこと』をやる目的で、アイドルを選んだからです」
亘理 アイ:「困難な道を探しに来たから、困難なものを見ても納得できるだけです」
亘理 アイ:「あ~りさんが『ずるい』と感じてしまうのは──」
亘理 アイ:「それだけ純粋に"アイドル"を目指して、真剣に取り組んでいるからだと思います」
亘理 アイ:「その気持ちを、私は綺麗だと思いますし」
亘理 アイ:「『羨ましい』とも、感じます」
亘理 アイ:「──そう感じる私は、"悪い子”でしょうか?」
佐野アリア:「アイちゃん……」
佐野アリア:真剣に話す彼女をじっと見つめる。
佐野アリア:「……ありがとう」
佐野アリア:「やっぱりアイちゃんはすごく良い子だね」
佐野アリア:穏やかに微笑む。
佐野アリア:「ねえ、どうして今回アイちゃんに相談したか分かる?」
佐野アリア:「アイちゃんのことがね、好きだからだよ」
佐野アリア:「……良い子のアイちゃんには、わかんないかな」悪戯っぽく笑う。
佐野アリア:「……さ、エビフライ捕まえよっか」そう笑って握った手をひく。
亘理 アイ:「す……?」予想外の言葉にいささか混乱する。
亘理 アイ:「そ──そうですね、捕まえないと……」戸惑いつつもエビフライのことを思い出し、一拍遅れて手を引かれついてゆく。
KP:浴室内、佐野アリアに教えてもらった場所をスマホで照らして確認すれば、『エビフライ』は避けるように位置を変えた。
KP:既に見つかっているので捜索判定は必要ありません。
亘理 アイ:ではエビフライ捕獲判定します
KP:はい!どのように捕まえますか?
亘理 アイ:とりあえず浴室のドアを閉めて逃げ道を断ちつつ、二人がかりで行きます
KP:はい!
KP:では1d100をどうぞ!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 90
亘理 アイ:ええ……
KP:エビフライ捕獲のプロにはなれなさそうですね
KP:浴室のドアを閉め退路を断ち、二人がかりでエビフライ捕獲を試みる。
KP:今までよりも心なしかエビフライの動きが鈍い気がする。
KP:しかし、それでもエビフライは非常に素早い。
KP:やすやすとあなたたちの手をすり抜けると、閉めたはずの浴室のドアが開く音がする。
KP:『エビフライ』は闇の中へと消えていく。次は何処へ消えたのか…?
亘理 アイ:1D100<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 25 → 成功
KP:<アイデア>をお願いします。
亘理 アイ:そこそこの値
KP:さすが頭がいい
KP:それでは、これまでよりも少しばかり『エビフライ』の動きが遅い。もしかして『水』が苦手なのでは?利用すれば捕獲し易くなるのではないか?と思い至ります。
KP:さらに<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 11 → 成功
亘理 アイ:かなり聞こえる
KP:調子がいいですね!
KP:リビングの扉が開く音が聴こえました。
佐野アリア:「あっ、また逃げられた……」
亘理 アイ:「ドアを押さえておくべきでしたね……」
佐野アリア:「しっぽでドア開けてるの見ちゃった……」
亘理 アイ:「しっぽで開けるんですか」
亘理 アイ:「ということは、本当にすり抜けたりしている訳ではない、ということですね」
佐野アリア:「あっ、本当だ。そういうことだねえ」
佐野アリア:「捕まえようとしたら壁をすり抜けてく、ってことがなさそうでよかった」
亘理 アイ:「ということは……」人差し指を口元に当て、耳を澄ます。
亘理 アイ:その耳に、リビングの扉が開く音がかすかに響く。
亘理 アイ:「……向こうから音がしました。多分リビングのドアだと思います」
佐野アリア:「リビングに戻ったんだ……」
亘理 アイ:「みたいですね。探す範囲が狭まってよかった」
佐野アリア:「あのお化けの人が言ってた一時間……あとほんのすこししかないから、次が最後のチャンスじゃないかな……」
佐野アリア:手にしたスマホでちらりと時間を確認して呟く。
亘理 アイ:「ええ、急がないと、……」リビングに向かおうとして、はたと足を止める。
亘理 アイ:(今までは逃げるのを目で追えなかったのに、今回はあ~りさんがドアを開けるのを見ていた)
亘理 アイ:その頭に浮かぶのは、カラッと揚がったカリカリの衣。
亘理 アイ:「……水気に弱い?」
佐野アリア:「えっ、確かにオホーツク海寒中水泳以来水にはあんまりいい思い出ないかも……」
亘理 アイ:「私も高飛び込みには……っていえ、そうじゃなくて」
亘理 アイ:「あのエビフライ、ここだと今までより少し動きが鈍かったような気がします」
亘理 アイ:「それがひょっとすると、水気のせいかも知れないと思って」
佐野アリア:「あっ!なるほど……!」
亘理 アイ:「アンパンマンみたいですが……もしそうなら、タオルとか濡らして持って行った方がいいかも知れません」
佐野アリア:「ふふ、ふふふっ」口に手をあてて笑いだす。
佐野アリア:「エビフライマンだね。可愛い」くすくす笑っている。
佐野アリア:「……てんどんまんとエビでかぶっちゃうかな……」真剣な表情で呟く。
亘理 アイ:「でもてんどんまんはエビメインではないですし」
佐野アリア:「たしかに……アンパンマンたちもほとんどパンかぶりしてるけど大丈夫だしいいのかな……?」
亘理 アイ:「たしかてんどんまん以外にも天ぷら関連のキャラもいたはずですし、エビフライマンも許されるのでは?」
亘理 アイ:「それはともかく──」
亘理 アイ:「あれだけカラッとしてるエビフライを湿らせるのはちょっと気が咎めますが……背に腹はかえられません」
亘理 アイ:タオルを洗面所で濡らして持って行っていいですか?
KP:大丈夫です!
亘理 アイ:では持って行きます!
KP:はい!濡れたタオルを手に入れました。
亘理 アイ:「さて──次こそ、捕まえましょう」彼女の分のタオルを渡し、リビングへと向かう。

ミドル⑤ 捕獲④リビング

KP:リビングへ向かうと、幸いにも扉を開けてすぐ『エビフライ』を見つけることが出来た。
KP:扉の正面の壁に『エビフライ』は生えている。
KP:リミットまで残り10分を切っている。
KP:これが最後のチャンスだ。
亘理 アイ:捕獲チャレンジします
KP:はい!どのように捕まえますか?
亘理 アイ:今までの集大成で、あ~りさんに濡れタオル持って追い込んでもらい、それをこっちで待ち構えて捕まえます
KP:はい!
KP:それでは1d100をどうぞ!
亘理 アイ:1d100
Cthulhu : (1D100) → 19
亘理 アイ:おっいい感じの目
KP:おおおお!!!!!
KP:濡れタオルを持って佐野アリアがエビフライを追い詰める。
KP:ぱっと捕えようとするが、一瞬タオルがエビフライの身体をかすめるものの逃げられ、あなたの方へと逃げてくる。
KP:しかし濡れタオルによって湿ったエビフライの動きは目に見えて遅くなっていた。
KP:エビフライ捕獲のプロになれる可能性のあるあなたにとって、捕らえることは容易かった。
KP:見事にあなたはエビフライの捕獲に成功する!
KP:『エビフライ』は暴れることなく、あなたの手に収まった。
KP:壁から引き抜く際にも抵抗は感じない。
KP:寧ろ、実際は埋まってなどいなかったのではないかというほどの軽さだった。
KP:おかしなところがもう一つ。
KP:握った感触がとても『エビフライ』だと思えない…モゾモゾと『まるで何本も脚があるかのように蠢いている』のだ。
KP:あなたは不審に思い『ソレ』を目視する。
KP:その手に握られていたのは、手のひらサイズであり、確かに『赤い尾びれ』があるようにも見えるが『エビフライ』などではなかった。
KP:『ソレ』は、ピンクがかった色の甲殻類の様な胴体、昆虫類のような関節肢や翅のような大きな膜、頭部と思わしき部位には短い触手に覆われた渦巻状の楕円体が備わっていた。
KP:手の中でギチギチと窮屈そうに蠢く『ソレ』を目撃したあなたはSANチェックです。
KP:<SANC>0/1d4+1
亘理 アイ:1D100<=68 SAN
Cthulhu : (1D100<=68) → 20 → 成功
KP:チッ………
KP:失敗だったことにしませんか?
亘理 アイ:しないが……
KP:では減少はないですね……………………
KP:無事エビフライみたいなやつを捕まえました!
亘理 アイ:「……! 捕まえた……!」アリアに追い込まれ、動きの鈍ったエビフライをなんとか手で捉える。
佐野アリア:「あっ、すごいよアイちゃん……!」
亘理 アイ:「よかった、なんとか間に合いましたね。……?」安心し胸を撫で下ろすが、蠢く脚のような感覚に思わず手のうちを覗き込む。
亘理 アイ:「……っ!?」その手の中の、それまで見ていたエビフライとは明らかに異なる謎の生物の姿に息を呑む。
佐野アリア:「だ、だいじょうぶ?」その様子を不安そうに見つめている。
亘理 アイ:反射的に手を離しそうになるがなんとか堪え、その異様をまじまじと見つめる。
亘理 アイ:「は、はい。……捕まえた途端に、何か変な……カニ? エビ? みたいな生き物に変わってしまいました」
亘理 アイ:「さっきまでは確かにエビフライだったはずなのに……。……でも、エビフライが動くよりはこの変なのが動いてたって言われた方が納得はいきますね」
佐野アリア:「えっ……エビフライがエビに……!?」
佐野アリア:「揚げても戻るんだぁ……」
亘理 アイ:「普通は戻らないと思いますが……でもそれを言い出したら普通はエビフライは動かないですしね」
亘理 アイ:「動くタイプのエビフライは戻るのかも」
佐野アリア:「そうだったんだ……」感心したように頷く。
佐野アリア:「動くタイプのエビフライ、初めてだったから……知らなかったなあ」
亘理 アイ:「う~む、でもこの生き物……」
亘理 アイ:「パッと見ではエビに似てますが、よく見ると結構……変な形ですね。羽もあるし……」
佐野アリア:「そうなの?みせてみせて~」
亘理 アイ:「見ますか? 結構グロい形してるから、見ないほうがいいかもですよ」
佐野アリア:「アイちゃんだって見てるんだもん。お姉さんの私が見ないわけにいかないよ」
亘理 アイ:「では……気をつけて見てくださいね」手の内で蠢く謎の"虫"をおそるおそる彼女へ見せる。
佐野アリア:CCB<=65 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=65) → 66 → 失敗
佐野アリア:ニコ……!
佐野アリア:1d4+1
Cthulhu : (1D4+1) → 1[1]+1 → 2
佐野アリア:チ…………
亘理 アイ:チじゃないんだよ
佐野アリア:「わ……なにこれ、気持ち悪いね……」顔を青くする。
亘理 アイ:「でしょう。私も水族館ロケでイセエビ触ってなかったら掴んでいられなかったかも知れません」
佐野アリア:「イセエビ掴んでおいてよかったね……」
亘理 アイ:「あと夏の虫取り企画とか……」
佐野アリア:「私のカブトムシが優勝したんだよね」
亘理 アイ:「私のノコギリクワガタも善戦したんですが……やはりウェイトが足りなかったか……」
亘理 アイ:「……はっ」
亘理 アイ:「そんな場合じゃないですね、早く外に出さないと」
佐野アリア:「あっ、本当だ。時間になったら、お化けの人来ちゃうもんね」
亘理 アイ:「はい。……エビフライのままだったらちょっと情が移ったかもしれませんし、この状態になってよかったですね」
佐野アリア:「エビフライ飼ってる人ってあんまりいないもんねえ」頷いている。
亘理 アイ:「この虫はこの虫で、長いこと飼ってると愛着が湧くのかも知れませんが……今見たばかりだし、普通に気持ち悪いですね」
亘理 アイ:話しながら、足早に玄関へ向かう。
佐野アリア:「うん。お化けの人のペットってことだし、可愛がってる人に返してあげよう」
亘理 アイ:玄関のチェーンをかけたまま鍵を外し、その隙間から"虫"を外へ逃がします
KP:手から離れると『生物』は翅のようなものを羽ばたかせて夜の闇へと消えていく。
KP:それを見送った所で、家の電気がいつのまにかついていること、先程まで室内に充満していた揚げ物の香りが一切しなくなっていることに気づくだろう。
KP:先程までのことは夢だったのか…?
KP:そんなことが過った瞬間に電話が鳴り響く。
佐野アリア:「電話だ……」
佐野アリア:「出て大丈夫かな……」
亘理 アイ:「そう……ですね、ハンズフリーにしてみましょうか」
佐野アリア:「うん……」
KP:わたわたしながら電話をとると、優し気な口調の男性の声がする。
KP:「夜分に失礼いたします。佐野アリアさんでしょうか?亘理アイさんでしょうか?」
佐野アリア:「あ……えっと、佐野アリアです……」
亘理 アイ:「……亘理アイもいます」
KP:「お二人ともいらっしゃるんですね。先程は私の『ペット』と部下がご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ありませんでした」
KP:「おかげさまで『ペット』は無事に回収出来ましたので、感謝と謝罪の言葉を伝えたく思い、お電話差し上げた次第です」
KP:「実は私の『ペット』には少し変わった力がありまして、それは一種の幻覚や幻聴などを近くの人に見せると言うものなのですが、大丈夫でしたか?」
佐野アリア:「幻聴……」自室で分断されたことを思い返している。
亘理 アイ:「……なるほど、やはりあの霊現象は……」
KP:「やはり何か体験されたのですね。まぁ、もう影響は無くなっていますのでご安心ください」
KP:「貴重な時間をあまりいただいてはいけませんね。私の用件は以上ですので、この辺りで失礼いたします」
佐野アリア:「あっ、お疲れ様です」思わず癖で挨拶する。
亘理 アイ:「お疲れ様です」
亘理 アイ:同じく挨拶する
KP:「それでは、良い夜を…」
KP:<聞き耳>をお願いします。
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 46 → 成功
亘理 アイ:成功したくねぇ~
KP:成功!
KP:切る直前、男性が「全てが幻覚幻聴だと良いですね」と笑う声が聞こえた。
佐野アリア:「切れたね……」
亘理 アイ:「そうですね……」
佐野アリア:「はわ~~~~、こわかったよ~~~~」へなへなと座り込む。
亘理 アイ:「……う~む」最後に聞こえた言葉について考える。
亘理 アイ:「……お祓いとか、した方がいいかも知れませんね」
佐野アリア:「えっ、まだ何かいるの?」
佐野アリア:「どうしよう……今日パパとママいないのに……」
亘理 アイ:「どうか分かりませんが……そもそもあの人?幽霊?が来た時点で嫌じゃないですか?」
佐野アリア:「たしかに……また来たらどうしよう。大丈夫だとは思うけど……家に来る行動力はあるってことだし……」
亘理 アイ:「ふむ……」すっかり日の落ちた空を見る。
亘理 アイ:「もう暗いですし……今日は泊っていってもいいですか?」
佐野アリア:「えっ!?」目をまんまるにする。
佐野アリア:「い、いいの?お化け来るかもしれないんだよ?」
佐野アリア:「アイちゃんが泊まってくれたら……私はすっごく心強いけど……」
亘理 アイ:「言ったでしょう」
亘理 アイ:「私は、あ~りさんが一人で怖い目に遭うより、二人で一緒に遭う方がいいと思ってます」
亘理 アイ:「それに──私も、この暗い中を帰るのは心細いですから」
佐野アリア:「アイちゃん…………」
佐野アリア:「ありがとう……とっても嬉しい。私はもちろん大丈夫だから、泊まっていってくれたら嬉しいな」
佐野アリア:「……ふふ、私修学旅行でも仕事でもないお泊り会ってはじめて」
亘理 アイ:「ふむ? 言われてみると、私も初めてかも知れません」
佐野アリア:「れいちぇるちゃんは、よくお友達のおうち泊まってるみたいだけどね。ちょっとうらやましかったんだあ」
亘理 アイ:「みたいですね。れいちぇるさんは顔広いですから」
佐野アリア:「ねえねえ、私のベッドでいっしょに寝ようよ」
佐野アリア:「パパとママのベッドもあるけど、勝手に使うのなんだか悪いし……」
佐野アリア:「他の部屋で寝るの、ちょっとこわいし、せっかくなのに残念だから」
亘理 アイ:「そのつもりでした。また分断されたら困りますから」
佐野アリア:「わーっ、パジャマパーティーだねえ」
佐野アリア:「あっ、パジャマ……私の貸すね。身長そんなに変わらないから大丈夫だと思うから」
亘理 アイ:「パジャマパーティ……これが噂に聞くパジャマパーティですか」うんうんと頷く
亘理 アイ:「仕事で泊ったところでみんなで夜話したりは何回もしましたが……完全オフでは初めてですね」
佐野アリア:「うんっ。なんだかワクワクするねえ」
佐野アリア:「普段話せないこと、たくさん話そうね」
亘理 アイ:「はい。いっぱい、お話しましょう」そう言って、軽く微笑む。
KP

エンディング

KP:夜。
KP:佐野アリアの家に泊まることにしたあなたは、彼女の部屋にいた。
佐野アリア:「電気消しちゃうから、先にベッドに入ってね」
佐野アリア:楽しそうな声色で笑いかける。
亘理 アイ:「はい、……お先に失礼します」少し場違いな言葉とともに布団を被る。
KP:なにかがあなたの身体にあたる。
KP:佐野アリアがベッドの中に隠したファイルだろう。
亘理 アイ:「ん、……」こつんと当たった感触と共に、彼女が探索中に何か隠していたのを思い出す。
亘理 アイ:その中身が気にならないといえば嘘になる。しかし、彼女が隠したものを勝手に見るというのも流石にためらわれる。
亘理 アイ:「……う~む」少し考えた後、そのファイルを少し横に避ける。彼女が布団に入るときに触れそうな位置へ。
佐野アリア:「電気消すねぇ」そう言って部屋の電気を消すと、自分も布団に潜り込む。
佐野アリア:「あ……」ファイルに触れ、声を漏らす。
佐野アリア:「……これ、中……見る?」
佐野アリア:隣の彼女に尋ねる。
亘理 アイ:「……正直、気にはなりますが」
亘理 アイ:「でも、見られたくないものなら、我慢しますよ」
佐野アリア:「いいよ。大丈夫」
佐野アリア:微笑んでファイルを渡す。
KP:ファイルの中身は、雑誌などの書籍に載ったみゅ~じっく☆みんとの切り抜きの写真がたくさん入っていた。
KP:<目星>か<アイデア>を振ってください。
亘理 アイ:1D100<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 77 → 成功
亘理 アイ:うわっ高い
KP:でも成功!
KP:では、あなたは集合写真が多いものの、そのどれもにあなたがうつっていること、
KP:ひとりでうつっているものは全てあなたのものであることに気づきます。
亘理 アイ:「……これ、私の写真が多い?」
佐野アリア:「ふふ……気づいた?」悪戯っぽく笑う。
佐野アリア:「言ったでしょう?」
佐野アリア:「好きなんだよ。アイちゃんのこと」
亘理 アイ:「それは──……」なんと言葉を接いでよいか分からず、視線を彷徨わせる。
亘理 アイ:「……他のみんなとは違う意味で、ということ……ですか」
佐野アリア:「うん。そうだよ」
佐野アリア:「アイちゃんに、恋してるの」
亘理 アイ:「恋、……」
亘理 アイ:「その、私は……恋というのものを、まだよく分かっていないのですが」
亘理 アイ:「あ~りさんに、そう想ってもらえるのは……嬉しいかも、知れません」
亘理 アイ:「……すみません、何か無責任な言い方になってしまって」
佐野アリア:「アイちゃんは……まだ中学生だから難しいかな?」
佐野アリア:悪戯っぽく笑いながら、覆いかぶさるように彼女の上に乗る。
佐野アリア:「好きだよ」
佐野アリア:じっと見つめる。
亘理 アイ:「中学生って言っても、一つしか違わないでしょう」
亘理 アイ:そう返しながらも、眼前へ迫る彼女のかわいらしい顔に少しどぎまぎする。
亘理 アイ:「……でも」
亘理 アイ:「あ~りさんは……『恋』という、私の知らないことを……知ってるんですね」
亘理 アイ:「それは……羨ましい、ですね」
佐野アリア:「ふふ……そうだよ。本を読んでるだけじゃ、こんな気持ち……分からないでしょう?」
佐野アリア:年より幼く見える顔にどこか妖しい笑みが浮かぶ。
佐野アリア:「全部教えてあげる」
佐野アリア:顔をさらに近づけ、耳元で囁く。
佐野アリア:「悪い子にしてあげるよ」
佐野アリア:目前の整った顔にそっと片手を添える。
佐野アリア:そのままじっと、おおきな瞳で彼女を見つめ続ける。
亘理 アイ:「……相手があ~りさんなら、悪い子になるとは思いませんが」
亘理 アイ:「でも……私も、『恋』を知りたいと──そう思います」
亘理 アイ:顔に添えられた彼女の小さく柔らかな手に、己の手で触れる。
佐野アリア:「ふふ……」小さく微笑むと、瞳を閉じて彼女の柔らかい唇にそっと唇を重ねる。
佐野アリア:「……好きだよ」
佐野アリア:「……こんなことしても、悪い子じゃないって言えるかな?」
佐野アリア:妖しく囁くと、もう片方の手を彼女の服の上からお腹に滑らせる。
亘理 アイ:「! 、……」僅かに瞠目するが、そのまま彼女の唇を受け入れる。
亘理 アイ:「ん……」パジャマの生地の上を撫でる手の感触に、小さく声を漏らす。
亘理 アイ:「……あ~りさん」
亘理 アイ:「あ~りさんに触られて、……キスされて」
亘理 アイ:「今、私は……どきどきしています」
亘理 アイ:そう言って、自らの左胸に手を当てる。
亘理 アイ:「このどきどきが、悪いものとは──私は、思いません」
亘理 アイ:「だから、あ~りさんも、私も……"悪い子"では、ありません」
亘理 アイ:「──教えてください。私が知らないことを」
亘理 アイ:眼前の彼女の瞳を見つめ、囁くように──しかしはっきりと言う。
佐野アリア:「あなたの知らないこと、たくさん教えてあげる」
佐野アリア:「なんにも考えられないくらい、めちゃくちゃにしてあげるね」
佐野アリア:あどけない顔に妖艶な笑みを浮かべ、蠱惑的に囁くと、再び唇を重ねた。
KP:----
KP:『壁からエビフライが生えているんだが』、シナリオクリアです!
KP:お疲れ様でした!
KP:生還報酬!シナリオクリアの1d6!
KP:SAN値を回復してください
亘理 アイ:1d6
Cthulhu : (1D6) → 5
亘理 アイ:メッチャ回復した
KP:黒字だ!
KP:抱かれて元気になりましたね
亘理 アイ:レズセックスは狂気を回復する……?
KP:そういうことかも……
KP:あと技能成長!
KP:技能成功   成長ロール後1d10(重複なし)
クリティカル 成長ロール後1d10(重複あり)
ファンブル  成長ロール後1d10(重複あり)

KP:今回クリティカルとファンブルはなかったと思うから
KP:目星と聞き耳かな?成功したの
亘理 アイ:そうですね、クリもファンブルもなかったはず
亘理 アイ:直前くらいはあるけど
KP:じゃあ目星と聞き耳の成長チェックをしましょう!
KP:振って失敗したら成長できます
亘理 アイ:図書館も失敗したから目星聞き耳だけかな
亘理 アイ:1D100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 27 → 成功
亘理 アイ:1D100<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 69 → 成功
亘理 アイ:?
KP:思い通りにならなくてよかったですね
亘理 アイ:ならなすぎるでしょ
KP:あとエビフライの捕獲が素晴らしかったので
KP:操縦:エビフライの技能を1点あげます
亘理 アイ:今後エビフライ操縦することあるかな……?
KP:じゃあ80点くらい欲しいですか?
亘理 アイ:機会の有無と技能の高さは無関係では?
KP:どうせ機会ないからいくらでも技能高くしても問題ないかな?って……
KP:今回はこちらのシナリオを使わせていただきました
KP:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14055783
亘理 アイ:世界一エビフライ操縦が上手いアイドルになってしまう
KP:いいですね エビフライの操縦でテッペン目指しましょう
亘理 アイ:操縦の欄に「エビフライ」って書いたの初めてですね
KP:実績解除おめでとうございます
亘理 アイ:ありがとうございます……?

KP:こんばんは……………………
占任:今回はそんな……戦いみたいな感じにはならないのでは……?
KP:エビフライとは戦いますよ
占任:それはそれで初耳ですが……
KP:生・亘理アイと会うと思うと変な汗が出て……
KP:あっシステム的な戦闘シーンはないです(ネタバレ)
占任:あっないんだ
KP:CoCだし最初に戦闘のあるなしはいっておいたほうがいいかなと思い言いました
KP:戦闘したければ考えるけど……
占任:亘理、HP10なのでない方がいいですね
KP:うう~~~~~~~~~~~~あいるちゃんのコマができている………………………………
KP:HP10で可愛いね……
KP:あ~りはHP11です
KP:zyんびOkですか!?
占任:大丈夫……だと思います!
占任:クトゥルフ自体大分久々だからなにか忘れてるかも知れない
KP:では……………………
KP:やりますか…………………………
KP:私もです
KP:私は何もかも忘れている
亘理 アイ:しかしヤバいタイトルだな……
亘理 アイ:ちょっと色違う気がするな
亘理 アイ:これかな……?
KP:あ~りおっぱいでっか!!!
亘理 アイ:マジでデカいな……
KP:あいるちゃんのカラーコードは#f44e3bですね
亘理 アイ:えっこれだっけ……思ったより薄いな
KP:しっくりこなければ今回から変えても良いとおもいますわ
KP:あああああああああああああああ!?!?!?!?制服!?????????????????
亘理 アイ:このメーカー私服っぽいのが少なくて……
KP:脱がした方がいいってこと?
亘理 アイ:脱いだのはなかった……ような気がするから……
KP:亘理アイ~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡
KP:あいるちゃんが眼鏡をクイッとするたびにめちゃくちゃ興奮してしまう
亘理 アイ:特殊な性癖すぎる
亘理 アイ:チャパレ作るやつを探してきたのでこれからはすぐ振れます
KP:さすが
亘理 アイ:こわ
KP:2秒に一回ふらせますね
亘理 アイ:クトゥルフで「揚げ物の香りをかすかに感じる」って文章見ることそうそうないですよ
KP:クトゥルフ、タコなのに……
亘理 アイ:あっSANの項目が増えてる
KP:SAN値の項目をステータステーブルに作ったのでチャパレで連動できるやつだったらできるかも
亘理 アイ:ありがたく振るぜ
KP:カウンターリモコンがあるか
KP:今更だけどリビングにポスターはってるあいるちゃん家めちゃくちゃいいですね
KP:家族仲良好なんだな……
亘理 アイ:クトゥルフで警察を呼ぼうとすることの無意味さは重々承知なんですが
亘理 アイ:それはそれとして普通は呼ぼうと考えるのは分かっていただきたい
KP:しょうがないにゃぁ
KP:「性交したので」と誤字をかたくなに使い続けることでセックスしたという事実を捏造するライフハック
KP:あ~~~~~~~~~~~~眼鏡をクイっとさせてる…………………………
KP:え~~~~~~内心こわがってるの可愛い~~~~~~~~~~~
亘理 アイ:あっそうか自分で見つけないといけないのか
KP:たしかにダブルクロスじゃないですからね……でもわりとこっちで技能振ってくださいみたいなの言っちゃうかも
KP:エビフライ、思い通りにならないからあいるちゃん向きですね
亘理 アイ:エビフライ向きってことある?
亘理 アイ:あっこのドア別にSANイベントじゃないんですね
KP:あっそうですね ドアも気分で開きたいこともあるだろうし
KP:やっぱりアイドルになってよかったですね そうじゃなければエビフライになってたかも
KP:ホラー映画見るんだ……
KP:あいるちゃんは賢くてえらいねえ
亘理 アイ:これってもう一回目星振る感じですか?
KP:あっじゃあ描写します!
KP:あとエビフライを捕獲する時は毎回発見の目星か聞き耳を振ります
亘理 アイ:なんか思ったよりあっさり開いたのでびっくりしている
KP:ドアも気分で開きたいこともあるだろうし
亘理 アイ:100ファン出すのすごいな……
KP:可哀相で笑っちゃった
亘理 アイ:これでお風呂見に行く辺りで今日は終わりかな……?
KP:そうですね、ここで切って明日にしますか!
亘理 アイ:はい!
KP:じゃあ本日はここまで!お疲れ様でした!
KP:明日何時にしましょう!
亘理 アイ:お疲れ様でした!
亘理 アイ:どうしようかな…テn
亘理 アイ:昼からやるのがいいかな……という気もするけど、今もうこの時間なので休む時間をとりたいのもある
KP:たくさん寝て偉い!
KP:間を取って15時くらいからやります?
亘理 アイ:そうですね、15~16時の間くらいからかな……?
KP:はい!15~16時くらいの間からやりましょう!
KP:サクサク進みましたね エビフライだけに
亘理 アイ:サクサクなのかな?
KP:家にいけるかどうかも怪しいと思っていたのに二回もエビフライ捕獲チャレンジしたし……
亘理 アイ:そんなレベルの心配が考慮されてたの……?
KP:いつもOPで1コマ使うでしょ!!
亘理 アイ:ではそろそろ落ちます、お疲れ様でした!
KP:お疲れ様でした!おやすみなさい!
KP:私は居ます
亘理 アイ:来ました
KP:あっこんにちは!
KP:今MMDのエッチなモーションDLしてました
亘理 アイ:"邪”
KP:うまく動作しなくてマジギレしてた
KP:やりますか!
亘理 アイ:やり……ますか
KP:やりましょう!
KP:黒髪ロングストレート…………
亘理 アイ:霊に発情すな
KP:霊じゃないかもしれないでしょ!
KP:光の女…………………………
亘理 アイ:また重い話を……
KP:佐野アリアはここがMAX重だから……
KP:ちぇるよりたぶん重くないから…………
亘理 アイ:考えてるのでちょっと待ってね……
KP:は、はい すみません突然うな丼を口に詰め込むような真似を……
亘理 アイ:毎回詰め込まれてる気がする
KP:うさぎパークは詰め込んでなくない?
亘理 アイ:最後に別のもの詰め込んできたし……
KP:だ、大丈夫ですか?
亘理 アイ:今書いてます
KP:ありがとうございます………………
亘理 アイ:こ、こんな感じで……
KP:ありがとうございます………………
KP:好きだ…………亘理アイ……………………
KP:18歳のリーダーとかいるのに自分が一番頭いいとおもってる亘理アイさん好きすぎるな……
亘理 アイ:INT16なので(眼鏡クイッ)
KP:発情しちゃうでしょ
亘理 アイ:発情ポイントが特殊すぎる
KP:海中水泳なのは当然なんだよな 寒中水泳の誤字です
KP:今てんどんまんって本当にエビ入ってたっけ?と調べたら「てんどんまん 頭おかしい」ってサジェストされて笑っちゃった
KP:ここで切って夜から四度目の捕獲チャンスやろうかな……?
亘理 アイ:そうですね、ここで切りますか
KP:はい!休憩なしで永遠にやってもいいけど……
KP:再開は21時で大丈夫ですか?
亘理 アイ:多分大丈夫だと思います
亘理 アイ:もし遅れるようだったら連絡します!
KP:はあい!では21時再開で!
KP:お疲れ様でした!
亘理 アイ:お疲れ様でした!
KP:わたしはいます
亘理 アイ:おっとすみません
KP:あいるちゃんのおっぱいおおきいんですか?
KP:こんばんは!
亘理 アイ:多分あんまり大きくないんじゃないかな……?
KP:や
KP:やった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亘理 アイ:やってる
亘理 アイ:だ、大丈夫です
KP:それでは元気よく始めていって大丈夫ですか!?!?!?
亘理 アイ:ミゴフライ
KP:ミゴ、ゴミゴミ言われてるからエビフライ扱いはむしろ格が上がっている
KP:あいるちゃんが発狂するところみたかったよーーーーーー!!!!
亘理 アイ:"悪"
亘理 アイ:これ見せたらSANチェック発生したりしない?
KP:発生してもよくない?
亘理 アイ:よくねえよ!
KP:?????
亘理 アイ:見せたいけど発生しないでほしい
KP:発生するかしないかで言うと
KP:発生しますけど……
亘理 アイ:え~……
亘理 アイ:頭のグルグルを隠しつつ見せたら回避できたりしない?
亘理 アイ:実質羽のあるエビだし……
KP:そんな黒海苔修正みたいな……
KP:回避できない!!!!
KP:もしも発狂した場合はエッチな発狂をするという宣言をしておきます
亘理 アイ:すな
KP:殺人癖とかよりいいでしょ!
亘理 アイ:でもPC的には渋る要素ないんだよな~……
KP:あ~りも別にSAN低くないし失敗しないでしょ
亘理 アイ:ダイスは怖いから……
亘理 アイ:やっぱり失敗してるじゃねーか!! しかも1足りない!
KP:でも発狂しなかったじゃないですか!!!!
KP:くそ~~~~!!!
KP:水族館ロケするみゅ~じっく☆みんといいな……
亘理 アイ:恣意的にいない両親
亘理 アイ:邪悪なる者の意思を感じる
KP:シナリオにそう書いてあったの!!!!!!!!!!
亘理 アイ:お友達(彼女)
KP:英語で言ったらガールフレンドだから
KP:あ!?????!?!?!?笑顔の差分!??!?!?!?!?!?!?!
亘理 アイ:そうだが……
KP:じゃあ…………ED………………
KP:一緒にベッドで寝てる所からやっていい?
亘理 アイ:まあ……いいのでは……?
亘理 アイ:というかこれで閉じてもいいくらいな気はしますが……
KP:やった……………………
KP:?
KP:シナリオに「電話がおわったらRPをはさんでED」と書いていたので
KP:これからEDですよ
KP:せっかく笑顔差分も作ったんだし……
亘理 アイ:な、なるほど……?
亘理 アイ:おい!!
KP:?
亘理 アイ:マジでなんでいきなり抱こうとしてるの??
KP:えっ…………?
KP:もしかして……抱こうとしてるのかな?
亘理 アイ:抱くな抱くな!!!
亘理 アイ:フェードアウトするぞ!
KP:えっ…………?
亘理 アイ:えっじゃないんですよ
KP:やっぱりアイちゃんは中学生だから性行為ははやかったかな?
亘理 アイ:そうでしょ
亘理 アイ:あっ戻ってきたら背景が変わってる
KP:いなくならないで抱かせて
亘理 アイ:抱くな
KP:もしかして私の〆待ちですか?
亘理 アイ:そうですが……
亘理 アイ:いやここで〆るのもどうかと思うけど……
KP:私は抱かれ待ちですけど……
亘理 アイ:こっから抱かれようとしてるの????
KP:アイちゃんが抱かれるの待ってるってこと!
KP:どのみち反応してもらえないと進むことも戻ることもできず舞台に立っているしかできなくないですか!?
亘理 アイ:いやこれ……どうしろと……?
KP:えっじゃあこのまま抱き進めていいってこと?
亘理 アイ:正直言うと
亘理 アイ:眠くて頭が全然回ってない
KP:そうですね……
KP:えっまさか明日以降に持ち越す?
KP:性描写するしかなくなっちゃうけど……
KP:とりあえず性描写するかはおいておいて
KP:しめるにしても明日以降にしますか
KP:今しめても眠くて何言ってるか分からないと思うし
KP:もしかして既に寝てる?
KP:私は居ます
亘理 アイ:き……ました
KP:こんにちは…………………………
亘理 アイ:こんにちは……
KP:じゃあ抱かれるところからどうぞ………………
亘理 アイ:抱かれないが
KP:?
KP:あっこちらはずっとこの状態で”待ち”ですが……
亘理 アイ:いやどうしようかなと思って……
KP:がんばって
亘理 アイ:ここからどうやって挽回すればいいんだ
KP:挽回…………?
亘理 アイ:というか何で抱かれる事態になってるんだ
KP:予想通りにならないこと・知らない事を教えてあげようとおもって……
KP:だ 大丈夫ですか?
亘理 アイ:ちょっと待って
亘理 アイ:こ、これで……フェードアウトしていいだろ!
KP:今、嚙み締めています
KP:ここで切るか………………
亘理 アイ:そ、そうですね……
KP:続けたかったら続けて大丈夫ですが……
亘理 アイ:切りましょう
KP:線を入れました…………
KP:お疲れ様でした…………………………
亘理 アイ:お疲れ様でした……
亘理 アイ:これって初期値より高くなるんでしたっけ
KP:なるなる!
亘理 アイ:了解です!
亘理 アイ:なるなる!?(ACODES)
KP:競合他社が……
亘理 アイ:この場合、1の技能が生えるんですか? 操縦(空欄)の初期値に+1して2?
KP:+1して2!
亘理 アイ:了解!
KP:次は堂々とエッチなシナリオに行きましょうね
亘理 アイ:抱かれないが……
KP:抱きたいってこと?
亘理 アイ:???
亘理 アイ:とりあえずそういう訳で……お疲れ様でした……
KP:お疲れ様でした………………
亘理 アイ:あ~りかわいかったけど、それはそれとして抱こうとすな
KP:?????
KP:あいるちゃん可愛かったですね………………………………
KP:思わず抱いてしまうくらい………………