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たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !)
たいたい竹流(torgtaitai):操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。
どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 1 】 へようこそ! =======
[見学用]KP:あっいちまちゃんよ
[見学用]KP:こんにちは~~!
[見学用]いちま@見学:こんばんは ダークライです
[見学用]KP:まさか本当にダークライがくるとは……
[見学用]いちま@見学:ほぼ観測気球ですが……
[見学用]KP:きていただけてうれしい~!
[見学用]いちま@見学:まあちゃんが他の子といちゃつくらしいので……
[見学用]いちま@見学:その……今後の戦いの材料としてね
[見学用]KP:いちまちゃん……
[見学用]いちま@見学:レズロワとかその後のやつとかあるからね
[見学用]KP:その後……二人の未来かな?
[見学用]いちま@見学:ちがいます~ 決闘の約束があるんです~
[見学用]KP:真凛ちゃんのPCとはいちゃつく(予定)だけど真凛ちゃんの本命はきっといちまちゃんだから……
[見学用]KP:こんにちは~~!
[見学用]今日日:こんにちはー
[見学用]いちま@見学:こんにちは~
[見学用]今日日:いちまさんもこんにちは
[見学用]KP:あっすさまじく今更なんですけど
[見学用]KP:シナリオ、既存のやつで
[見学用]KP:「凍心~三日間の恋物語」ってやつなんですけど
[見学用]KP:内容しってたりします……?
[見学用]鈴見瑠衣:あ、大丈夫です!初見です!
[見学用]KP:知ってる場合他のシナリオを読みながら回します
[見学用]KP:よかった~!!
[見学用]KP:時が来た!
[見学用]KP:準備OKですか!
[見学用]いちま@見学:めっちゃイチャしそうなタイトルじゃん
[見学用]KP:イチャする気しかない
[見学用]鈴見瑠衣:OKです!
KP:「凍心~3日間の恋物語~」
KP:はじめていきましょう!
KP:鈴見さんに簡単な自己紹介をお願いしたいです!
鈴見瑠衣:はーい。
鈴見瑠衣:とある高校に通う普通の女子高生です。
鈴見瑠衣:しいて変わったところがあるとすれば、現在一人暮らし中ってとこですかね。
KP:女子高生の一人暮らし……!
鈴見瑠衣:両親が海外出張、兄も独立中なので。なので雑だけど家事も勉強も一人で頑張ってます。
KP:偉い 遊びたい盛りでしょうに……
鈴見瑠衣:まあ実際気楽なもんだけどね。自由な生活最高~。
鈴見瑠衣:文理選択は文系。得意科目は国語。部活も文化系でゆるゆるやってます。
鈴見瑠衣:趣味はカラオケと写真。といっても写真はスマホ片手にフラフラして気が向いたら撮るくらい感じだけど。
KP:スマホの写真は高性能ですからね……
鈴見瑠衣:性格はちょっと文章化が難しいんですが、まあ概ね私の手癖で行く予定です。
KP:ひぇ~ おそろしや……
KP:直接味わいます
鈴見瑠衣:はい、よろしくお願いします。
KP:よろしくお願いします!
KP:では早速はじめていきましょう!
鈴見瑠衣:はーい!
KP:
KP:最近あなたは夢を見る。
KP:見知らぬ少女と女性の丁度間ぐらいの女の子と一緒に遊んでいる夢だ。
KP:仲良く遊んでいる。
KP:ただ、顔がはっきり見えない。
KP:声が分からない。
KP:けれど、あなたはそんな夢を見ていた。
KP:
KP:----
KP:
KP:季節は夏。
KP:学生であるあなたにとって今日は終業式。
KP:つまり夏休みという長期の休みに入る喜ばしい日だった。
KP:この後、何して遊ぼうか、この夏休みをどう謳歌しようか。
KP:これからに期待を寄せる。
KP:先生のつまらない話を聞いて、ようやく学校が終わった。
KP:
KP:あなたがクラスメートと話をしながらも帰宅しようとしたときに教室の扉がガラガラと開く。
KP:一人の生徒、きょろきょろと誰かをさがしているようだ。
KP:あなたは顔ぐらい見た事があるかもしれないが話したこともなければ名前も知らないはず……。
KP:なのになぜかあなたの中でその生徒が引っ掛かった。
KP:
KP:その生徒はあなたを見る。
KP:あなたのもとに近づいてくる。
KP:ざわめく教室の中であなただけを見ていた。
KP:泣きそうな、でも嬉しそうなそんな顔。
KP:そして、あなたの目の前で立ち止まり口を開いた。
南野みかん:「あなたが好きです。私と3日間だけ付き合ってください」
[見学用]KP:導入長っ!ってビックリしちゃった
[見学用]KP:季節は夏です 今の季節にぴったり
[見学用]鈴見瑠衣:こちらは今単純にビックリしてます
鈴見瑠衣:「……え」
KP:え?とその言葉に戸惑うだろうあなたと沸き立つ教室。
KP:流石の彼女もそれに気づいたのかあなたの手を掴み教室から連れ出した。
KP:その手はひんやりと冷たかった。
KP:
KP:・空き教室
KP:使われていない教室に、手を引かれ連れてこられた。
南野みかん:「あ、あの、ごめんなさい!急に……っ」
南野みかん:がばっ!と頭を下げる。
鈴見瑠衣:「あ、いや。えーと」
南野みかん:「あ、すみません!名前……、私は」
KP:アイデアをふってください!
鈴見瑠衣:CCB<=75 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=75) → 50 → 成功
KP:成功だ!
KP:ではあなたは彼女の名前が「南野みかん」だと知っています。
鈴見瑠衣:「……南野みかん、さん?」
南野みかん:「!」
南野みかん:「……あ、えへへ。知っててくれたんですね」
南野みかん:「嬉しい……」
鈴見瑠衣:「あ、うん。なんか……」
鈴見瑠衣:「あれ、会ったことある……っけ?」
南野みかん:「!……え、えっと」
南野みかん:「同じ学校……だから、見かけることは……ありましたけど…………」
南野みかん:「……。……瑠衣さ……鈴見さん。さっきの言葉、嘘じゃないんです」
南野みかん:「あなたが好きです。私と3日間だけ付き合ってください」
鈴見瑠衣:「……えっとぉ……」
鈴見瑠衣:他人と付き合う、と言った経験はない。というか、恋愛経験自体が無い。
鈴見瑠衣:とはいえ。目の前でこうも真っ直ぐに言われると、すぐ否定するような気にもならなくて。
鈴見瑠衣:「あたし、今んとこ恋愛経験とかないし。南野さんのこともよく知らないし」
鈴見瑠衣:「そもそもなんで好いてもらえてるかも分かってないんだけど」
鈴見瑠衣:「それでいいなら……?」
南野みかん:「!い、いいんですかっ」
南野みかん:「えへへ……。ありがとうございます!」
南野みかん:「えへへ……」両手で自分のほっぺをつつんでいる。嬉しさが抑えられないようだ。
鈴見瑠衣:「……」 こんなに喜ばれているのも不思議で、どことなく照れ臭いというか。
鈴見瑠衣:「あの、なんであたしなのかは聞いていいです?」
南野みかん:「……好き、だから」
鈴見瑠衣:「あ、いや。なんであたしが好きなのかなって」
南野みかん:「……そういうのって、理屈じゃなくないですか?」困ったように笑う。
南野みかん:「納得できる理由が欲しいなら、そうだなぁ……一目惚れとかどうですか?」
鈴見瑠衣:「んん……」 一目惚れされるほど顔が良いとも思ってなかったけど。
鈴見瑠衣:「まあ」 一目惚れ何ならそれはそれ、仮に言いたくないなら無理に言わせる必要もないし。
鈴見瑠衣:「そういうことなら、それでいっか」
南野みかん:「……やっぱり優しいな、瑠衣さんは」ぽつりと嬉しそうに呟く。
南野みかん:「今日と明日を明後日、私と一緒にいてくださいね」
南野みかん:「ふふ!時間、もったいないですね。早速ですけど、遊びに行きましょう!」
鈴見瑠衣:「ん、そうだね」
鈴見瑠衣:「今日から夏休みだし。遊びに行くのは大賛成」
南野みかん:「やったあ!ふふ、よろしくお願いしますっ」にっこり笑う。
[見学用]KP:遊びにいく候補を共有メモにはったんですが、他に行きたい場所があれば生えます!
[見学用]KP:いきたいところありますか!子の中でもこのなかでなくとも!
[見学用]鈴見瑠衣:あ、じゃあカラオケは行きたいな
鈴見瑠衣:「うん、よろしく」
[見学用]KP:いいですね!
[見学用]KP:ではまずカラオケいきましょう~!
[見学用]鈴見瑠衣:だから最初はラウンドスリーかな
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
KP:----
KP:・ラウンドスリー カラオケ
KP:あなたたちはカラオケにやってきた。
KP:カラオケの点数をだしましょう!1d50+50で出ます!
鈴見瑠衣:あ、良ければ芸術:カラオケも振って良いです?
KP:あっ素晴らしいですね
KP:ぜひおねがいします!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【芸術(カラオケ)】
Cthulhu : (1D100<=50) → 14 → 成功
KP:うまい!
KP:では1d50+70で出しましょう
鈴見瑠衣:1d50+70
Cthulhu : (1D50+70) → 33[33]+70 → 103
KP:天元突破
鈴見瑠衣:めちゃうまだぜ
南野みかん:1d50+50
Cthulhu : (1D50+50) → 37[37]+50 → 87
南野みかん:私もじょうずです!
南野みかん:「瑠衣さん、歌、ほんとうに上手ですね……」
南野みかん:わあ……と目を輝かせて聞き惚れている。
鈴見瑠衣:「ふふ、趣味だからね」
鈴見瑠衣:邦ロックにアニソンにボーカロイド。男女問わず手広く覚えている。
南野みかん:「趣味でもこんなに上手に歌える人、まずいないですよ!」興奮したようにホットコーヒーを両手で包む。
南野みかん:「プロの歌手になれちゃいそうです」
鈴見瑠衣:「滅茶苦茶褒めるじゃん」 ヘラりと照れ臭そうに笑って。
鈴見瑠衣:「それに、南野さんだって上手いよ。あたしと声質違うし聞いてて楽しい」
南野みかん:「そ、そうですか?えへへ……」
南野みかん:数年前に流行した有名な女性ボーカルのJ-POPを中心に歌っている。
南野みかん:「瑠衣さん、プロみたいに上手だからっていうのもありますけど」
南野みかん:「好きな人が歌ってるの聞くの好きだから、瑠衣さんの歌聞くの好きです」
南野みかん:「へへ……」照れたようにはにかむ。
鈴見瑠衣:「……あー」 好きな人という言葉にはまだ慣れなくて。
鈴見瑠衣:「歌うのはあたしも好きだし。聞きたいだけ聞いてよ」
鈴見瑠衣:「なんならリクエストとかする?」
南野みかん:「わ!いいんですかっ」
南野みかん:「ん-と……そうですね……」ぶつぶつと呟く。
鈴見瑠衣:「……」 自分のちょっとおどけた提案にも嬉しそうで真剣にするから。
鈴見瑠衣:「……面映ゆいって言うのかなあ」 口の中だけで呟く。
南野みかん:「ちょっと前に流行った……この曲がいいです」電子リモコンを操作して、ひとつの曲を指し示す。
南野みかん:3年前くらいに流行った、ちょっとしっとりしたストレートな愛を歌う女性ボーカルの曲。
鈴見瑠衣:「おっけ、これなら聞き覚えあるし多分歌える」
南野みかん:「わあい!瑠衣さんが歌ったら、絶対かっこよくて素敵だと思うんです」きらきらと期待を込めた瞳で見つめている。
鈴見瑠衣:期待の視線にちょっと意気込みつつ、マイクを構えて。
[見学用]鈴見瑠衣:これ、歌詞とかはこっちで決めても良いです?
[見学用]KP:あ、どうぞどうぞ!
[見学用]KP:すごい!歌詞がつく
[見学用]鈴見瑠衣:あ、流石に自作ではなく引っ張ってくる感じですが
[見学用]KP:それでもすごい
鈴見瑠衣:「例えば 君の顔に昔よりシワが増えても それでもいいんだ」
鈴見瑠衣:「僕がギターを思うように弾けなくなっても 心の歌は君で溢れているよ」
鈴見瑠衣:落ち着いた声音で、だけど感情は籠めつつ。低めの声を響かせる。
鈴見瑠衣:「Darlin' 夢が叶ったの お似合いの言葉が見つからないよ」
鈴見瑠衣:「Darlin' 夢が叶ったの『愛してる』」
鈴見瑠衣:途中、ちらりと反応を窺うように彼女へ目線を送って。
南野みかん:幸せそうにあなたの歌に聞き惚れているが、
南野みかん:『愛してる』という歌詞に、くすぐったそうな、それでいて切なそうな表情をする。
鈴見瑠衣:(……) なんだか、見てはいけないものを見たような気になって。
鈴見瑠衣:画面へと向き直り、最後まで歌い切った。
[見学用]鈴見瑠衣:ちなみに歌はAimerという人の「カタオモイ」という曲です
[見学用]KP:おおーー!!ありがとうございます!
南野みかん:「……すっごく、素敵でした!やっぱり瑠衣さんはすごいです」
南野みかん:「この歌大好きだから、嬉しいです!」
KP:……あなたは既視感を覚える。
鈴見瑠衣:「いやぁ、やっぱりうろ覚えだと難しいね」
KP:以前にも、この歌を歌ったことがある気がする。
KP:その時も、とても喜ばれたような……そんな記憶がよみがえった。
鈴見瑠衣:「……うろ覚え、だけど」
鈴見瑠衣:「歌ったこと、あったんだっけ?あれ、いつ?」
南野みかん:「……有名な歌だから……歌ったことあるのかもしれないですね」
南野みかん:「好きな人も多いから……こうやって、リクエストされたのかも」小さく微笑む。
鈴見瑠衣:「……そうだった、かなぁ」 納得できないような気分で少しだけ唸って。
鈴見瑠衣:「まあ、でも。さっき言った通りうろ覚えだったし」
鈴見瑠衣:「私も好きな曲調だったから、改めてちゃんと覚えようかな」
南野みかん:「わあ、今もすっごく素敵だったのにもっともっと素敵になっちゃいますね」嬉しそうに笑う。
鈴見瑠衣:「ふふ、そしたらまた聞いてくれる?」
南野みかん:「へへ……、聞きたいです!絶対!」
南野みかん:ホットコーヒーにミルクを混ぜながら微笑む。
鈴見瑠衣:「じゃあ気合入れて練習しとかないと」
南野みかん:「えっと、もうすぐ時間ですかね?次、どこに行きましょうっ」
鈴見瑠衣:「あ、ホントだ。んん……南野さんはどこか行きたいとこある?」
鈴見瑠衣:アイスティーを飲み干して、荷物を片付け始める。
南野みかん:「時間は待ってくれませんね~」冗談交じりに笑って。
南野みかん:「んと、私運動そんなに得意じゃないから……ゲームセンターかなあ?」
鈴見瑠衣:「おっけ。じゃあいこっか」
南野みかん:「はいっ!……あの、歌の練習、その、応援してます」
南野みかん:「……楽しみですっ」
鈴見瑠衣:「ありがと」
[見学用]鈴見瑠衣:じゃあここらで移動ですかね
[見学用]KP:ゲームセンターでレースゲームやろうかと思うのですが、大丈夫でしょうか!
[見学用]鈴見瑠衣:OKです!
[見学用]KP:あっ夏服になってる!すみません季節を伝え忘れて……
KP:----
KP:・ゲームセンター
KP:南野みかんの希望で、レースゲームで遊ぶことになった。
KP:DEX*5に3回挑戦して、成功数が多い方が勝ちです!
[見学用]鈴見瑠衣:Picrewだしササっと着替えてきました
[見学用]いちま@見学:戻ってきたらめっちゃデートしてた
[見学用]KP:してるぜ イチャをよ
[見学用]鈴見瑠衣:デートしています
[見学用]いちま@見学:交際展開がアグロ過ぎる……
鈴見瑠衣:了解です、三連続で振っちゃう感じで良いです?
KP:はい!お願いします!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 19 → 成功
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 99 → 致命的失敗
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 1 → 決定的成功/スペシャル
KP:極端!
鈴見瑠衣:ナニコレ……
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 27 → 成功
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 72 → 失敗
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 70 → 失敗
[見学用]鈴見瑠衣:あ、じゃあこれ
[見学用]鈴見瑠衣:派手にコースアウトしたら近道見つける感じで良いです?
[見学用]KP:あ、いいですね!
[見学用]KP:かっこいい クレバーだ
南野みかん:「むむ……」自分からやりたいと言い出したものの、それほど器用ではない。
南野みかん:最初はおそるおそるガイドに従って進めたものの、うまく進めずトロトロと車を走らせる。
鈴見瑠衣:「えーっと」 何度かやったことがあるため、多少慣れた手つきで走らせている。
[見学用]KP:こんにちは~~!
鈴見瑠衣:「どこだっけ、この辺だった気がするんだけど……」
[見学用]すきゃっと@見学:こんにちは アルセウスです
鈴見瑠衣:そう言いながら、自分からコースの外へとはみ出していく。
[見学用]鈴見瑠衣:こんにちはー
[見学用]KP:創造神……
南野みかん:「あっ……瑠衣さん、コースから外れちゃってます」自分のことでいっぱいいっぱいなのに隣の画面を気にしている。
鈴見瑠衣:「あ、大丈夫。もうちょっとで……」
南野みかん:「矢印にそって運転するといいんですよ。さっきそう説明が出ました!」得意げ
鈴見瑠衣:ちょうどその瞬間に、減速していた車体が急加速する。
鈴見瑠衣:「あ、あった」
南野みかん:「えっ!」
[見学用]すきゃっと@見学:実数値上最速みたいなイチャしてるな……
鈴見瑠衣:コースの外に隠された加速板。ショートカットコースである。
[見学用]KP:爆速でアクセル踏み込みました
[見学用]KP:スタート地点から轢いてるみたいな
[見学用]鈴見瑠衣:よく分からないままとりあえず同じ車に乗っています
鈴見瑠衣:「ショートカットって言ってね。こういうのが隠してあるんだよ」
南野みかん:「ええええっ!コースから外れたのに……!?」
鈴見瑠衣:「コースごとに場所違うからあたしも全部は知らないけど……お、やった」
鈴見瑠衣:急加速の勢いのまま、話しているうちにゴール。
南野みかん:「す、すごい!あっという間にゴールしちゃいました」
南野みかん:目を丸くしている。
鈴見瑠衣:「ふふ……って、南野さん。画面」
鈴見瑠衣:すっかりお留守になっている彼女の画面を指さして。
南野みかん:「あっ!」こちらは何の計画性もなくコースアウトしている。
南野みかん:「……私にもショートカット出ないかな……」そう呟きながらも矢印にそって車を動かす。
鈴見瑠衣:「場所は共通だから、タイミングさえ合わせれば南野さんにも出来るはずだよ」
鈴見瑠衣:「えっとほら、この次の右折のとこ」
鈴見瑠衣:「そこ真っ直ぐ行って少ししたら踏めるはず」
南野みかん:「そうなんですねぇ……えっ!えっと、ここですか?」
南野みかん:フラフラと言われるがままに車を動かす。
南野みかん:「……わーっ!すごくはやくなりました!」
南野みかん:加速板を踏んで突然スピードが上がり目を丸くする!
鈴見瑠衣:「そうそう!そのまま行けばゴールまで直だよ」
南野みかん:「わーっ!わーっ!」何が起こっているのかわからないままゴール!
南野みかん:「す、すごいです!魔法みたい!あっという間にゴールしちゃいましたっ」興奮している。
鈴見瑠衣:「でしょ。こうなるからちょっとの減速してでも踏んだ方が良いんだよね」
鈴見瑠衣:「普通のコースだと見れない景色も見れるし、覚えとくと楽しいよ」
南野みかん:「急がば回れってことかぁ……」なんだかズレたことを呟いている。
南野みかん:「瑠衣さんは本当にすごいです。何でも知ってて、なんでもできて」
南野みかん:「そのうえ、とっても優しいです!」
鈴見瑠衣:「いやぁ、何でもってほどでも」
鈴見瑠衣:「カラオケは趣味だし、このゲームも偶然やったことあるだけだし」
[見学用]すきゃっと@見学:まあちゃんがまたスパダリになってる……
鈴見瑠衣:「それにほら、優しいのは南野さんが楽しそうにしてくれるから」
南野みかん:「謙虚です!」おかしそうにくすくす笑う。
南野みかん:「だって、とってもとっても楽しいから」
南野みかん:「嬉しいなあ。3日間だけでも付き合ってもらえて、とっても幸せです」
鈴見瑠衣:「……そういえば」
鈴見瑠衣:「なんで3日間なの?」
南野みかん:「……だって、瑠衣さんの時間独占するの、申し訳ないから」
南野みかん:「3日間だけでも一緒に過ごせてもらえて、贅沢ものです!」
[見学用]KP:まあちゃん本当にスパダリですね……
鈴見瑠衣:「んん……」
鈴見瑠衣:「別に、3日って限らなくても良くない?」
南野みかん:「んぅ……」少し困ったように微笑む。
南野みかん:「……じゃあ、3日間一緒にすごして、それで……瑠衣さんがどうしたいか」
南野みかん:「決めてもらおうかな……」
鈴見瑠衣:「……南野さんはそれで良いの?」
鈴見瑠衣:「あたしに任せちゃうので良いの?」
[見学用]KP:イ、イケメン……
南野みかん:「……ただでさえ、突然おしかけて、ワガママきいてもらってますから」
南野みかん:「瑠衣さんの気持ちをこれ以上無視できないです」
鈴見瑠衣:「……そっか」
鈴見瑠衣:「じゃあ、3日後に改めてお返事させてもらおうかな」
南野みかん:「……はい!じゃあ、楽しく過ごしてもらえるようにがんばらないとです」
南野みかん:「どんな気持ちになるにせよ、瑠衣さんにも楽しい思い出にして欲しいから……」
鈴見瑠衣:「まあほら、そこはお互い様で」
鈴見瑠衣:「あたしはあたしで楽しむし、南野さんが楽しめるようにも頑張るよ」
鈴見瑠衣:「だから南野さんも、あたしが楽しめるようにだけじゃなく、ちゃんと自分も楽しんでね」
南野みかん:「へへ……優しいです。私は瑠衣さんと一緒に過ごせるだけで、楽しくて幸せですよ」
南野みかん:「でも、ありがとうございます」くすぐったそうに微笑む。
南野みかん:「それで、その……明日なんですけど。えっと……」言いづらそうに目線を彷徨わせる。
南野みかん:「……一緒に、海にいきませんか?」
KP:海はここから2時間程電車に乗らないといけない距離にある。
南野みかん:「そこに、……えっと、宿泊施設があって」
南野みかん:「そこに泊まりたいなって……」
南野みかん:「……よ、夜に!花火あがるんです。おっきいの。一緒に見たいなって……」
南野みかん:「明日海に行って遊んで、花火して、お泊まりして、3日間はおしまい」
南野みかん:「……どうですか?」
KP:その海はあなたが中学校時代にも行ったことがあるところだった。
KP:友人たちと一緒にキャンプをして花火を見て、そんな楽しい思い出が残っている。
[見学用]KP:勝手な設定がどんどん生える
鈴見瑠衣:「……」 宿泊となるともう少し慎重に考えるべきかもしれない。
[見学用]KP:今の季節にぴったりの海・イベントです
鈴見瑠衣:告白されて、一応とはいえお付き合いもして、楽しく過ごしているとはいえ。彼女と知り合ってまだ一日だ。
鈴見瑠衣:本当なら、二人きりでお泊りなんて危ないことなのかもしれない。けど。
鈴見瑠衣:「良いね、海」
[見学用]鈴見瑠衣:どんどん設定生やしていきましょう
[見学用]鈴見瑠衣:タイマンですし生やし得
南野みかん:「!」
南野みかん:「い、一緒に、いってくれますか」
鈴見瑠衣:「うん。何時に待ち合わせにしよっか」
南野みかん:「え、えと!じゃあ駅に……、9時、じゃ早いですか?」
[見学用]いちま@見学:よそ見してたらアルセウス来てた
[見学用]KP:禁止伝説バトルがはじまってしまう
鈴見瑠衣:「ううん。一泊の準備だけしてけば良い?」
南野みかん:「はい!一泊、お願いします!」
南野みかん:「わあ……」信じられないといった様子で嬉しそうにほっぺを両手でおさえる。
[見学用]いちま@見学:ほんわり不穏なことになってきたな
[見学用]いちま@見学:しろいさんのこの手の女子絶対何かあるもんな……闇……
[見学用]鈴見瑠衣:絶対ありそうなんですよね……
[見学用]鈴見瑠衣:私も今大分不安
[見学用]すきゃっと@見学:だってクトゥルフなんでしょ……?
[見学用]KP:平和な水着イチャシナリオなのですが……?
[見学用]鈴見瑠衣:本当に……?
[見学用]すきゃっと@見学:本当に何も無かったら逆に困るでしょ
[見学用]KP:なにかあるのかもとドキドキさせるだけさせて何もないというシナリオだったとはね
[見学用]いちま@見学:だってクトゥルフ、それはまあそう
[見学用]KP:でも本当にシステムがクトゥルフなだけでクトゥルフ関係ないですよ
[見学用]KP:デートの判定をうまく転用できなかったからそのまま使ってるだけ
[見学用]いちま@見学:でもクトゥルフ裾野が広すぎて本当に何もないやつが中にはあったり
[見学用]鈴見瑠衣:まあそれならそれで……
[見学用]鈴見瑠衣:気にせず楽しくイチャしよ
[見学用]いちま@見学:しますよね……って言おうとしたらほぼ肯定されてた
KP:そうして翌日の約束をし、帰路に就く。
[見学用]すきゃっと@見学:まだ恐竜がいた時代にボイセでやった以来だけどそうなんだ
KP:『目星』をふってください。
[見学用]いちま@見学:邪神よりも深い人間の心の闇をぶつけてやるというわけね
[見学用]KP:そうなんですよね 今の時代恐竜がいないからハラハラする気持ちが失われちゃって
鈴見瑠衣:CCB<=25 【目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 41 → 失敗
[見学用]鈴見瑠衣:しまったな、目星は振ってないや
[見学用]KP:推奨技能:ナシだから!気にしないでください!
南野みかん:「それじゃあ、明日!よろしくお願いしますっ」
南野みかん:白い肌に笑顔を浮かべ、手を振る。
鈴見瑠衣:「うん、また明日」
[見学用]すきゃっと@見学:クトゥルフって各自でキャラシ作って来てね~みたいな時も各自でダイス振って能力値決めてるんですか?
鈴見瑠衣:こちらも手を振り返して。
[見学用]KP:そうですね……!そのはず……
[見学用]鈴見瑠衣:私も普段やってるとこだとそうですね
[見学用]いちま@見学:とふで集まって振る場合もあるんじゃないかな
[見学用]すきゃっと@見学:やっぱそうなんだ……そうそう 集まって振るのはよく見るけど
[見学用]いちま@見学:キャラシ作るコマンドあったよねたしか
[見学用]KP:そ、そんなコマンドが
[見学用]いちま@見学:いや
[見学用]鈴見瑠衣:便利なのがあるんだなあ
[見学用]いちま@見学:あたしの遊んでたとふの管理者が自作しただけだったかもしれん
[見学用]いちま@見学:いにしえの記憶すぎて……
鈴見瑠衣:きらきらとした顔で見つめるものだから、なんとなく去りがたく。
鈴見瑠衣:何度か振り返りながら、ゆっくりと帰路につく。
KP:何もなければこのまま寝ていただいて翌日になりますが
KP:なにかやること……ありますか!
鈴見瑠衣:ううん……。中学とか小学校のアルバムを見てみるかな。
鈴見瑠衣:南野さんと過去に会ってないかちょっと調べてみたい。
KP:卒業アルバム的な物は実家にあるみたいですね(捏造)
鈴見瑠衣:なるほどね
KP:普通のアルバムならあっても大丈夫ですが、ありますか?(ありますかとは……?)
鈴見瑠衣:ううん、アルバムは場所取るって持ってこなさそうだし無いかなあ
KP:ではアルバムはないとのことなので、そこから南野みかんと過去に会っているかはわかりませんでした
鈴見瑠衣:ううん、じゃああとは友達にちょっと聞いてみるかな
鈴見瑠衣:南野さんのこと、噂とかでも何か知らないか聞いてみる
KP:同じ高校に通う友達に話を聞いてみると、
KP:運動は苦手だけど成績は割といい、ちょっとのんびりした女の子だということがわかります
KP:普通に在籍してる生徒ですね
鈴見瑠衣:ふんふん、普通の子なんだなあ
鈴見瑠衣:なら、後は良いかなあ。普通にお泊りの準備だけしておきます
KP:はーい!
KP:一日が終わり、あなたは眠りにつく。
KP:夢を見る。
KP:それは夢。温かい空間。
KP:あなたを包み込むその温かさに懐かしさを感じた。
KP:けれど、それと同時に恐怖が襲ってくる。
KP:言いようのない、どこか逃げ出したくなるような恐怖。
KP:ごめんなさい、そんなあなたの声が聞こえた。
KP:----
[見学用]KP:こんなところで今日は切ろうかなとおもいます!
[見学用]鈴見瑠衣:やっぱり不穏じゃん……
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
[見学用]KP:クトゥルフ名物意味深な夢
[見学用]KP:明日も14時から大丈夫でしょうか!
[見学用]鈴見瑠衣:行けます!
[見学用]KP:ありがとうございます!!では明日も14時にお願いします!
[見学用]KP:今日はお疲れ様でした!
[見学用]すきゃっと@見学:不穏しかないが……
[見学用]KP:瑠衣さんメチャ・スパダリ…………
[見学用]すきゃっと@見学:お疲れさまでした~
[見学用]KP:平和な水着シナリオです
[見学用]いちま@見学:お疲れ様よ~
[見学用]鈴見瑠衣:お疲れさまでした~
[見学用]KP:KPだから平気な顔してるけど割とやられてる
[見学用]KP:長男じゃなかったら耐えられなかった
[見学用]鈴見瑠衣:ふふ、ダメージ入ってたなら何より
[見学用]鈴見瑠衣:南野さんがめちゃくちゃかわいいので
[見学用]鈴見瑠衣:PLはウキウキしています
[見学用]KP:嬉しい~~!!
[見学用]KP:イチャしまくりましょうね 平和に……
[見学用]鈴見瑠衣:イチャしましょう 平和であってくれ……
[見学用]KP:では自分は失礼します!明日もよろしくお願いします!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい、こちらも失礼します
[見学用]鈴見瑠衣:明日もよろしくお願いします!
[見学用]鈴見瑠衣:こんにちはー
[見学用]KP:こんにちは~~!
[見学用]鈴見瑠衣:水着着せたかったんですけどPicrewの服のバリエーションに入ってなくて断念したりしてました
[見学用]KP:そうとは……!!ありがとうございます!!
[見学用]KP:こちらは自分で立ち絵描いてるのに差分……ない……です!!
[見学用]鈴見瑠衣:いえいえ、むしろ表情差分の多さがすごいです
[見学用]鈴見瑠衣:立ち絵設定するときに数だけちらっと見えたんですけど、すごい数あるなと思ってました
[見学用]KP:表情差分は一瞬でできるので……!
[見学用]KP:ちょっと早いですが真凛ちゃんが大丈夫でしたらはじめちゃいましょうか!
[見学用]鈴見瑠衣:OKです!
[見学用]KP:わーい!はじめましょう!
KP:あなたは起床する。
KP:なんとも言えないような夢を見た気がする。
KP:南野みかんと海に行く約束。
KP:あなたは身支度を整え駅前へ向かうことになる。
KP:駅に着くと南野みかんが先に待っていた。
KP:あなたが来ると嬉しそうに挨拶をする。
南野みかん:「おはようございます!今日は来てくれてありがとうございますっ」
鈴見瑠衣:「おはよ。早いね」
[見学用]KP:あっTシャツ的差分が!
[見学用]KP:かわいいですね……
[見学用]鈴見瑠衣:作ってきました
南野みかん:「瑠衣さんも!えへへ、楽しみで早起きしちゃいました」
[見学用]鈴見瑠衣:水遊び用でTシャツ一枚のと上に一枚はおってるやつがあります
[見学用]KP:おお~~!!!やったーー!!
鈴見瑠衣:「ならお揃いだね」
南野みかん:「!えへへ……おそろい、ですっ!」
南野みかん:嬉しそうに笑い、改札を抜け電車へ乗り込む。
南野みかん:海までは電車で2時間ほど。たくさん話す時間があるでしょう。
南野みかん:「瑠衣さんって、なんでもできる感じがしますけど……」
南野みかん:「得意なことって、なんなんですか?」
[見学用]鈴見瑠衣:あ、ミスった
[見学用]鈴見瑠衣:今の一行消しといてください
[見学用]KP:いやうれしいです!
[見学用]KP:あとで良い感じにしておきます!
[見学用]鈴見瑠衣:お願いします……
鈴見瑠衣:「得意、かあ……」
鈴見瑠衣:んん、と軽く唸って。
鈴見瑠衣:「やっぱりカラオケかなあ。よく通ってるし」
南野みかん:「わあ!すっごく上手ですもんねっ」
鈴見瑠衣:「後、学校の教科で言えば国語が一番成績良いよ」
南野みかん:「瑠衣さんの歌、とっても好きですから。瑠衣さん自身も好きで、得意だって思っててくれて嬉しいです」
南野みかん:「国語!」
南野みかん:「だから優しいのかな?相手の気持ちとか言ってる事とかわからないと、国語できないですもんね」
南野みかん:「あ、優しいから国語が得意なのかな。逆かな……」楽しそうにぶつぶつ呟いている
鈴見瑠衣:「褒め過ぎだって……。南野さんは?何が得意?」 照れたように苦笑して。
[見学用]KP:こんにちは~~!
[見学用]鈴見瑠衣:こんにちはー
南野みかん:「私ですか?なにかなぁ……。運動は得意じゃないけど……」
南野みかん:「あ、写真!写真撮るの好きです」
鈴見瑠衣:「……」 ちょっと驚いて目を瞬かせる。
鈴見瑠衣:「……ほんと奇遇だね。あたしも好きだよ、写真」
南野みかん:「えっ!そうなんですか!?」
南野みかん:「わあ……!そうなんだ……、えへへ……」
南野みかん:「あっ、って言っても全然、すごい器材とかなくて!スマホのカメラがほとんどなんですけど……」
鈴見瑠衣:「ああ、カメラって高いしちょっと手が出ないよね」
鈴見瑠衣:「あたしもスマホでちょっと良いなって思ったの撮って回るくらいだし……ほら」
鈴見瑠衣:スマホの写真フォルダを開いて彼女に見せる。
南野みかん:「わあ……!綺麗な写真がいっぱいですっ」
南野みかん:「あ、猫ちゃん!可愛い~」
鈴見瑠衣:気ままそうに昼寝をする猫だとか、帰り道で綺麗に見えた満月だとか。そう言った何気ない写真ばかり。
鈴見瑠衣:「南野さんはどんな写真撮るの?」
南野みかん:「えっと、道端の綺麗なお花とか、お散歩してて会った鳥さんとか……」そう言いながら自分もスマホの写真フォルダを開き、見せる。
南野みかん:「猫ちゃんも撮ります!とっさに撮るのは苦手なんですけど、粘り強くベストショットを狙うのは得意ですよっ」
鈴見瑠衣:「……ほんとだ。この子とか良い顔してる」
南野みかん:「えへへ、可愛いですよね!うちの近所にエサあげてる人がいるみたいで、結構人に慣れてるんですよ」
南野みかん:「だからゆっくり撮らせてくれたんです!」
鈴見瑠衣:「良いなあ。人慣れしてないと近くで撮るのはムズいんだよね……」
[見学用]ダークライ@見学:こんにちは~
[見学用]KP:ダークライ!?
[見学用]鈴見瑠衣:名前ごとダークライになってる!
[見学用]KP:海が好きかの話題ここで答えようかと思うんですけど大丈夫ですか!
鈴見瑠衣:じっと熱心に南野さんのスマホを覗き込む。
[見学用]鈴見瑠衣:あ、OKです
南野みかん:「……あっ、あわわっ」瑠衣さんが覗き込んでいるので、近づいていることに気づき赤くなる。
南野みかん:赤くなりながらスマホの画面をスクロール。海の写真で指を止める。
[見学用]ダークライ@見学:ゆっくりログおってます
南野みかん:「……海、好きなんです。綺麗だし……」
鈴見瑠衣:その写真を目にとめて。
南野みかん:「……ひとりで来ることって、そんなにないですからね!楽しい思い出でいっぱいですっ」
鈴見瑠衣:「まあ確かに。あたしも前行ったときは友達とキャンプだったし」
鈴見瑠衣:「小学校の頃も親に連れられてとかだったし」
南野みかん:「ふふふ」嬉しそうにニコニコと微笑む。
南野みかん:「楽しい思い出にしましょうねっ」
鈴見瑠衣:「うん。夏休み初日からの海だもんね」
鈴見瑠衣:「思う存分楽しまないと」
[見学用]鈴見瑠衣:ここらへんで到着ですかね?
[見学用]KP:あっまさに今到着でいいですかと聞こうとしていたところでした
[見学用]KP:では到着させます!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
KP:しばらく話していると目的の海が見えてくる。
KP:一面がキラキラと光を反射する青色。
KP:太陽に照らされ光が反射する海とそのすぐ上には青空と雲が見渡す限りに広がっていた。
KP:あなた達は電車から降りる。
KP:むわっとした熱気に襲われる。
KP:太陽が照っていてとても暑い。
南野みかん:「つきましたねっ」
南野みかん:白い吐息をはきながら嬉しそうに笑う。
鈴見瑠衣:「うん。夏って感じで……」 そう言いながら、彼女の白い吐息を見て首を傾げる。
鈴見瑠衣:白く変わる吐息は、夏の日差しに不似合いな光景に見えて。
鈴見瑠衣:「南野さん、ちょっとこっち向いて」
南野みかん:「?は、はいっ」
南野みかん:素直に向き直る。吐く息はかすかに白いような気がする。
鈴見瑠衣:その吐息にますます首を傾げて。こちらを向いた彼女の頬へと手を伸ばし、触れる。
南野みかん:「あ、あわわわわっ」
南野みかん:触れた頬はひんやりと冷たかった。が、みるみるうちに真っ赤になり熱をもつ。
鈴見瑠衣:「……随分冷えてるみたいだけど、大丈夫?電車の冷房キツかった?」
鈴見瑠衣:(それにしたって冷えすぎな気もするけど……) 後半は心中の中だけで呟く。
南野みかん:「だ、大丈夫ですっ!私体温低めの人なので……っ」
鈴見瑠衣:「ほんとに?これから海で遊ぶんだし、体冷えすぎたり体調悪かったりしたらちゃんと言ってね?」
南野みかん:「はいっ!大丈夫ですっ、無理はしないです」
南野みかん:「……ほら、あそこに更衣室あるみたいですし!水着に着替えちゃいましょう!」
南野みかん:そう言って、誤魔化すように数歩歩き。
南野みかん:「……やっぱり、瑠衣さんは優しいですね。ありがとうございます」振り返り微笑む。
鈴見瑠衣:「2人で楽しみに来たんだから。これくらい当然だよ」
鈴見瑠衣:こちらも数歩進み、追いついて。
鈴見瑠衣:「ちゃんと南野さんにも楽しんでもらいたいから。ほんとに、無理だけはしないでね」
南野みかん:「……瑠衣さんと一緒にいるだけで、本当に楽しくて、幸せなんですよ」微笑むと、更衣室へと入っていった。
鈴見瑠衣:昨日からずっと変わらない言葉に、やっぱりどこか不思議なような心地で。
鈴見瑠衣:(なんで)
鈴見瑠衣:(なんで、そんなにも。好きだと思ってくれてるの?)
鈴見瑠衣:「……」 溜息を一つ。流石にそんなこと言うほど野暮というか、無神経にはなれないから。
[見学用]KP:優しい……
鈴見瑠衣:彼女の後を追うように、自分も更衣室へと入る。
[見学用]KP:突然知らんレズに言い寄られたらこわいですよね……
[見学用]鈴見瑠衣:本来まあまあ怖いシチュなんでしょうけど、若干危機感ガバなとこありますね
[見学用]鈴見瑠衣:あと南野さんがすごい純粋だから疑う気がなくなってる
[見学用]KP:嬉しい~!
KP:先に着替え終わった南野みかんは照れ臭そうに更衣室の外であなたが着換え終わるのを待っている。
鈴見瑠衣:「お待たせ」
鈴見瑠衣:下がショートパンツ型になったタンキニ。その上からTシャツも着ている。
鈴見瑠衣:動きやすそうなのと露出低めなのが気に入って去年に買ったものだ。
南野みかん:「わ……」フリルのついた白い水着。可愛らしいビキニタイプの水着が豊かな胸を包んでいる。
南野みかん:「かっこいいです!瑠衣さん、似合ってますっ」
鈴見瑠衣:「でしょ。南野さんも似合っててかわいいよ」
南野みかん:「そ、そうですか?へへ……」恥ずかしそうに、嬉しそうに笑う。
南野みかん:「……はっ、見惚れてる場合じゃなかったです!いっぱい遊ばないとっ」
[見学用]KP:海遊びシリーズを共有メモにはりました!
[見学用]鈴見瑠衣:楽しそうなんだけど一番下が気になる……
[見学用]KP:????は時がきたら明らかになります
[見学用]KP:あ、でも直球で向かっても大丈夫です
[見学用]鈴見瑠衣:ふんふん
[見学用]鈴見瑠衣:でもとりあえずは遊びたいな……水鉄砲行きたいです
[見学用]KP:はい!
南野みかん:「へへ……、じゃーん!」
南野みかん:そう言って水鉄砲をとりだす。
南野みかん:「持ってきちゃいました」
鈴見瑠衣:「あ、良いね。楽しいやつだ」
南野みかん:「はいっ、楽しいやつです」嬉しそうに笑う。
南野みかん:「撃ち合いしましょう!」ふんすっ!と気合をいれている。
鈴見瑠衣:「おっけ。手加減無しで行くからね」
KP:・水鉄砲
KP:『拳銃』、『ショットガン』技能などで水鉄砲を打つことが出来る。
KP:距離が近いため技能値は2倍にして構わない。
KP:DEX順に交互に撃ち、先に2回当たった方の負け。
KP:瑠衣さんの方が早いので瑠衣さんからどうぞ!
鈴見瑠衣:はーい、じゃあショットガンで行きます
鈴見瑠衣:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 86 → 失敗
南野みかん:ふふ!今度は私が!
南野みかん:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 59 → 成功
南野みかん:ぴゅー!
鈴見瑠衣:う、当てられちゃった
鈴見瑠衣:今度こそ!
鈴見瑠衣:鈴見瑠衣:CCB<=60 【ショットガン×2】
鈴見瑠衣:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 76 → 失敗
鈴見瑠衣:うわ、当たんない
南野みかん:へへへ、もらっちゃいましたかね!いきますよ!
南野みかん:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 45 → 成功
南野みかん:ぴゅー!!
鈴見瑠衣:完敗だぁ……
南野みかん:「むむ……」真剣な顔をして水鉄砲を構える。
鈴見瑠衣:「こっちから行くよ」 両手で抱えるサイズの水鉄砲を彼女に向け、発射。
南野みかん:「わわー!」間一髪!なんとか避ける。
南野みかん:「昨日一日一緒に過ごして見た瑠衣さんの癖……、重心が少し右寄り、左足を前に動かすときはワンテンポ遅れる」
南野みかん:「それを考慮した上で……狙うなら今です!」
鈴見瑠衣:「え、何それ」 自分でも初耳の癖である。
南野みかん:「悪いですけど、全て計算の内です!」ぴゅうぴゅう!
鈴見瑠衣:「って、わ!」 そのまま足を止めた一瞬を狙い打たれる。
南野みかん:水鉄砲を発射!
鈴見瑠衣:真正面から受けて、盛大にTシャツが濡れる。
[見学用]KP:セクシー……
南野みかん:「えへへ!撃っちゃいましたっ」
鈴見瑠衣:「……やられたなぁ」 濡れて重くなった前髪をかきあげて。
[見学用]KP:かっこいい~……
鈴見瑠衣:「もう一戦良い?すごい綺麗に負けたから悔しくなっちゃった」
[見学用]鈴見瑠衣:あ、もう一回分やるのでも省略描写でもどっちでもOKです
南野みかん:「はいっ!受けて立ちます!」得意げ
[見学用]KP:戦闘描写(戦闘描写?)思いつかないから瑠衣さんの方でやりたい戦闘描写(戦闘描写?)なければ省略しちゃおうかな……!
[見学用]鈴見瑠衣:じゃあこっちも特に無いので省略で
[見学用]KP:はーい!
[見学用]KP:次なにしましょう!海の家でごはんとかどうでしょう
[見学用]鈴見瑠衣:良いですね
[見学用]鈴見瑠衣:何食べよっかな……
KP:・海の家
KP:水鉄砲で存分に遊んだ二人は海の家で休憩することにした。
南野みかん:「私、名前はみかんですけど、みかんよりイチゴのほうが好きなんです」かき氷のポスターを眺めながら呟く。
南野みかん:「……でも、今はお腹すいちゃったから、カレー!」
鈴見瑠衣:「おやつよりまずはご飯だよね。……どうしようかな」
鈴見瑠衣:「南野さん、ピザ半分たべない?」
[見学用]KP:一瞬お手洗いに生きます!すぐもどります
南野みかん:「ピザ!たべます!はんぶんこ!」
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
[見学用]ダークライ@見学:はんぶんこ!かわいい
鈴見瑠衣:「おっけ。ならあたしの分はオムライスにしよっと」
[見学用]鈴見瑠衣:「こういうとこの焼きそばって鉄板だから食べたいなー、でもオムライスも良いなー」
[見学用]KP:もどりました!
[見学用]鈴見瑠衣:おかえりなさいー
[見学用]鈴見瑠衣:「ピザもピザで食べたいけど流石に一人で一枚はなあ。南野さん半分食べてくれるかな」
[見学用]鈴見瑠衣:「南野さんがピザたべてくれるなら、焼きそばとピザは合わないからオムライスにしよ」っていう思考でした
南野みかん:「食べたことなかったですけど、ピザってカレーとあいそうです!ナンみたいで……」
[見学用]KP:かわいい……
鈴見瑠衣:「チーズもカレーと合うし、確かにありかも。今度試してみようかな」
鈴見瑠衣:「あ、カレーとオムライスとピザを一つずつお願いします」 通りすがりの店員さんに声をかける。
KP:はーいと注文を受け付ける通りすがり店員!
南野みかん:「あっ、ありがとうございます!えっと、料理来る前にお手洗いにいってきますねっ」
鈴見瑠衣:「うん。いってらっしゃい」
南野みかん:そう言って席を立つ。
南野みかん:残された南野みかんのカバンから、一枚の紙が飛び出しているのが見える。
鈴見瑠衣:「あれ」 気が付いて、何気なく目にとめる。
KP:「凍心病について」という見出しが見える。
KP:手に取ってみたら内容を読むことができるだろう。
鈴見瑠衣:「……凍心病?」 見慣れない字面に眉をしかめて、一瞬悩んだのち。
鈴見瑠衣:(……南野さん、ごめん)
鈴見瑠衣:抜き取って、内容に目を通す。
KP:【凍心病について1】
KP:『凍心病』別名¨悲恋病¨
KP:この病は原因、治療法ともに不明のまま。
KP:発病してしまえば身体がどんどん冷えていき早くて1日、長くても1週間で『凍死』する。
KP:また、原因は分からないが発病する人の共通点として『直接的な血の繋がりがない誰かを本気で好きな人』に発病するという。故に、悲恋病とも呼ばれている。
KP:以上の事が書かれています。
鈴見瑠衣:(……) 最初に握られた手の冷たさと炎天下の中白く染まった吐息を思い出す。
鈴見瑠衣:何度も繰り返し告げられた好きという言葉も。だとすれば。
鈴見瑠衣:スマホなどで凍心病についてもっと調べることは出来ますか?
KP:調べても、特にヒットしないですね
鈴見瑠衣:何かもっと情報をと思って取り出したスマホも役に立たず、額を抑える。
鈴見瑠衣:「凍死、って。そんな」
鈴見瑠衣:非科学的だと思いたいのに、目の前の紙と彼女の素振りが齎す予感は嫌に確信的で。
鈴見瑠衣:迷った後、ひとまず読み終えた紙を彼女のバッグへと差し直す。
南野みかん:「ただいまです!」ニコニコと戻ってくる。
鈴見瑠衣:「おかえり」 平静を装って微笑む。
南野みかん:「お手洗い、結構混んでました。やっぱり水着って普段より時間かかるから——」
KP:「わあ、懐かしいね。いつぶりかな?」
KP:唐突に、話しかけてくる人物がいる。
KP:それはあなたの中学校時代の友人、高校が違うため連絡も取ってなく久しぶりの再会だった。
鈴見瑠衣:「……ああ、久しぶり。卒業式とか以来?」
鈴見瑠衣:「同じ日に海なんて奇遇だね」
KP:「夏休み初日から海なんて、お互い気合入ってるね」明るく笑う。
KP:「あなた達は相変わらず仲いいね、今度は二人っきり?」
鈴見瑠衣:「……え」
南野みかん:「そ、……そうです、なかよしなんです」
南野みかん:「……デート、なので!邪魔しちゃダメですよっ、ほらほらっ」明るく冗談めかして笑う。
KP:その友人も連れを待たせているのか、それ以上の言及はなく去っていった。
南野みかん:「……えと」見送り、困ったように笑う。
南野みかん:「……実は、以前瑠衣さんと、この海であったことがあって」
南野みかん:「だから来たかったんです」
南野みかん:「……黙っててごめんなさい」
鈴見瑠衣:「……それは、良いけど」
鈴見瑠衣:「さっきの子、私の中学の同級生なんだ。その子が相変わらずって言ってたってことは」
鈴見瑠衣:「ただここで会ったっていうだけじゃ、ないんじゃ……」
南野みかん:「……ピザ!きましたよっ」
南野みかん:「わけますね、綺麗にできるかわからないですけど……」
南野みかん:そう言ってピザをわけようとするが、8:2くらいの割合になる。
南野みかん:「…………はんぶんこじゃない……」
鈴見瑠衣:「……」 一つ、軽く息を漏らして。
鈴見瑠衣:「貸してみて」
南野みかん:「あ、は、はいっ」
鈴見瑠衣:ピザカッターを受け取って、南野さんが分けたのとは別方向に切り込みを入れる。
[見学用]ダークライ@見学:かわいい
鈴見瑠衣:ピッタリ半分とまではいかないけれど、大体一緒くらいの大きさに切り分けて。
鈴見瑠衣:「はい。はんぶんこ」
南野みかん:「わあ……!」目を輝かせる。
南野みかん:「すごいです!瑠衣さん、なんでもできちゃいます」
鈴見瑠衣:「そんなことないよ。ほんとに」
鈴見瑠衣:「と言うより、今のは南野さんがちょこっと不器用だっただけじゃない?」 冗談めかして笑いかける。
南野みかん:「む、むむう~!」恥ずかしそうに頬をふくらませる。
鈴見瑠衣:「ふふ。ほら、食べよう?折角のピザが冷めちゃうよ」
南野みかん:「はいっ、食べましょう!えへへ、ありがとうございます」
[見学用]鈴見瑠衣:これ、この後どうしましょう
[見学用]鈴見瑠衣:ご飯食べるとこやるか省略するか
[見学用]KP:ピザもぐもぐするところだけちょっとやってあと省略しましょうか!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
鈴見瑠衣:「じゃ、いただきます」 しっかり手を合わせて。
南野みかん:「いただきますっ!……むぐ、とってもおいしいです!」同じくてをあわせ、ピザをつまんで声を弾ませる。
南野みかん:「とっても、……おいしいですね」どこか寂しそうな表情で微笑む。
鈴見瑠衣:「……」 美味しいのなら良かったと言いかけて、その表情を目にして。
鈴見瑠衣:急に味がしなくなったピザを飲み込む。
[見学用]KP:瑠衣さん~~~~…………
南野みかん:「……あのっ、ビーチバレー大会、やるらしいんですっ」
南野みかん:「二人一組で……優勝したら豪華賞品があるみたいで」
南野みかん:「……参加、してみませんか?」
南野みかん:「わ、私、足引っ張っちゃうかもですけど……」
鈴見瑠衣:「……良いよ」
鈴見瑠衣:「参加してみよう。せっかく遊びに来てるんだから」
南野みかん:「わ!ほんとですかっ」
南野みかん:「えへへ、嬉しいです!」
鈴見瑠衣:「ちょっとでもやってみたいことがあるなら、全部やろうよ」
南野みかん:「……はいっ!」
[見学用]鈴見瑠衣:この辺で良さそうですかね
[見学用]KP:はい!
[見学用]KP:そんなわけで???ことビーチバレーのルールを貼りました
[見学用]鈴見瑠衣:なるほどね
KP:----
KP:・ビーチバレー大会
KP:人だかりができている。なかなか盛況なようだ。
KP:受付を済ませたあなたたちは、良い感じにシードに組み入れられ、いきなり準決勝からスタートする!
KP:一回戦、敵NPCのDEXを決めます
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 13[2,5,6] → 13
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 11[1,6,4] → 11
KP:ふつうくらいの!
鈴見瑠衣:バランスのいい二人だ
KP:「女子高生二人には負けないぜ~」「負けないぜ~」ひょろひょろした感じの大学生くらいの二人組が相手だ!
KP:きゃーっがんばってーなんて黄色い声援がとぶ。女連れだ!許せない……
KP:そんな相手がサーブ!瑠衣さんはDEX*5でボールをとってください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 46 → 成功
[見学用]KP:DEX普通くらいだから普段運動してない感じの男子大学生かな→男子大学生ふたりで海くるか?→連れいるだろうな→ゆるせねぇ……
KP:成功!
南野みかん:「わ、わっ」あなたのとったボールをわたわたと上にあげる!
[見学用]鈴見瑠衣:地の文にKPの私情が滲んでて笑いました
[見学用]KP:あっ普通にすすめちゃったな 前後して大丈夫なので何かいいたいことあったら入れてください!
KP:瑠衣さんは「こぶし」でスパイクをうってください!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 88 → 失敗
鈴見瑠衣:くっ……
KP:「なんだ~?そのスパイクは~?お手本をみせてやるぜ~」
KP:CCB<=50 【こぶし】相手のスパイク!
Cthulhu : (1D100<=50) → 26 → 成功
KP:成功するな!
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 18 → 成功
南野みかん:が、そのボールもなんとか拾う!
鈴見瑠衣:「ごめん、南野さん。ナイス!」
南野みかん:「えへへ、一緒に頑張りましょう!」
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】スパイクをがんばる
Cthulhu : (1D100<=50) → 23 → 成功
KP:成功!瑠衣さんの上げたトスにあわせ、打ち込む!
KP:CCB<=65 相手のDEX*5
Cthulhu : (1D100<=65) → 50 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 79 → 失敗
KP:相手はとるものの、スパイク失敗!
鈴見瑠衣:今度はこっちがスパイクかな
KP:瑠衣さんは「こぶし」を振ってスパイクをおねがいします!
KP:ですです!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 19 → 成功
鈴見瑠衣:よし!
KP:やった!
KP:CCB<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 78 → 失敗
KP:強烈なスパイクに相手はとれず!
KP:1点入りました!
KP:1-0
南野みかん:「わーっ!瑠衣さん、ナイスですっ!」
鈴見瑠衣:「決まって良かった……南野さんもナイス」
南野みかん:「えへへ……チームワークですねっ」
KP:「くそ~」「油断した~」とかなんとか悔しそう
KP:そんな相手のサーブ!南野みかんが受けます
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 44 → 成功
南野みかん:「わわわ」なんとか受ける!
[見学用]KP:DEX9だから本当にこわい
[見学用]鈴見瑠衣:半分ないのはマジで怖いですね
鈴見瑠衣:「よし、そのままスパイクお願い!」
南野みかん:「はいっ!」
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 31 → 成功
KP:ばしゅ!成功!
KP:ccb<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 52 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 64 → 失敗
KP:相手はうけるも、スパイク失敗!
KP:瑠衣さんがスパイクやっちゃってください!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 63 → 失敗
鈴見瑠衣:ううん、出目が良くない
KP:相手もよくないから……
KP:甘い球を相手がとらえてスパイクしようとする!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 42 → 成功
KP:成功!みかんが受けます
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 60 → 失敗
南野みかん:「あっ、あっ」
KP:コロコロ……失敗!相手に点が入ります
KP:1-1
南野みかん:「ご、ごめんなさい……」しゅん
鈴見瑠衣:「あたしもミスしたし、気にしないで」
鈴見瑠衣:「切り替えてこ」
南野みかん:「……はいっ!」
KP:そのままみかんのサーブ!相手が受けます
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 18 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 90 → 失敗
KP:受けるも、スパイク失敗!
KP:瑠衣さんのスパイク!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 67 → 失敗
鈴見瑠衣:ううん~~~~
KP:相手も失敗してるから……
KP:相手のスパイク!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 70 → 失敗
KP:相手もさらに失敗!
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 89 → 失敗
KP:失敗しかしない!
鈴見瑠衣:お互いスパイクが決まらない
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 79 → 失敗
KP:あっ間違えてる……
KP:どのみちこぶしでも失敗してたから
KP:これは失敗にします
KP:というわけで瑠衣さんのスパイク!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 22 → 成功
KP:やった!
鈴見瑠衣:やっと決まった!
KP:CCB<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 28 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 96 → 致命的失敗
KP:あっファンブル
KP:ファンブルしたからこれは落としたことにしましょう
KP:こういう裁定をするとPCがファンブったときに困るんだよな
鈴見瑠衣:それは確かに
KP:とにかく点が入ります!2-1!
KP:あといってん!
KP:「あっアワワ……」お互いへろへろしたボールをうちあっていることに焦ったのか、決めようとして落としてしまう
南野みかん:「あっ……えっと、点が入りましたよ!」
鈴見瑠衣:「はは。やっぱり素人同士だとあんまり締まらないね」
南野みかん:「瑠衣さんとたくさん遊べるから、楽しいです」ふわふわと笑う。
KP:「くそ~~」悔しそうにサーブ!みかんが受けます。
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 89 → 失敗
KP:ゥゥ……
KP:受けられず!点が入ります。
KP:2-2
南野みかん:「あっ、あっ」
南野みかん:「ま、また失敗しちゃった……」
鈴見瑠衣:「だいじょぶだいじょぶ。まだ次があるから」
南野みかん:「……はいっ」
南野みかん:きゅっと口を引き締める。
KP:そんなみかんのサーブを相手が受ける!
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 88 → 失敗
KP:あっ失敗
KP:点が入ります!
KP:3-2
KP:勝利です!!
[見学用]鈴見瑠衣:ダークライがログインするの大分面白いな
[見学用]鈴見瑠衣:こんにちは
南野みかん:「や……やった!!入りましたよ!」
[見学用]KP:ダークライさんこんにちは!
鈴見瑠衣:「うん、ナイスボーナスサーブ」
[見学用]ダークライ@見学:はいりなおしました
南野みかん:「ってことは……、やりました!勝っちゃいました!」
鈴見瑠衣:「やったね」 右手を軽く上げてハイタッチの構え。
南野みかん:「やったーっ!」ぱちっ!ハイタッチ!
鈴見瑠衣:「これで次は決勝だっけ。シードなの大分有難いなあ」
南野みかん:「えへへっ、ですね!優勝……、できちゃうかもです!」
[見学用]KP:私は揺れています 地震がおきているので
[見学用]KP:真凛ちゃんは大丈夫ですか!
[見学用]鈴見瑠衣:ちょっと揺れましたが大丈夫です
[見学用]KP:大丈夫ならよかった……!
[見学用]KP:ダークライさんも大丈夫ですか!
KP:そんなわけで……決勝!
KP:ここまで勝ち上がってきた対戦相手のDEXは……
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 12[3,5,4] → 12
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 13[6,6,1] → 13
KP:ふつう!
KP:「なんか偶然勝ち上がってきたけど~」「愛の力?みたいな~」相手は大学生くらいのバカップルだ!
鈴見瑠衣:今度はストレートにカップルだ
KP:女を連れてる男がいるってこと?許せないな……
南野みかん:「こ、ここで勝ったら……優勝です!勝ちたい……」
南野みかん:「……がんばりましょうねっ!」
鈴見瑠衣:「うん。こうなったら優勝したいもんね」
KP:先ほどは相手のサーブからだったので、こちらからサーブをしましょう。みかんのサーブ!相手が受ける!
KP:CCB<=60
Cthulhu : (1D100<=60) → 74 → 失敗
KP:気合の入った一撃!先制攻撃が決まった!
KP:1-0
南野みかん:「わ!」
南野みかん:「……入った!入りましたよ、瑠衣さんっ!」
鈴見瑠衣:「ナイス。幸先良いね」
鈴見瑠衣:「この勢いでガンガン行こう」
KP:「油断した~」「も~、油断してるケンくんも可愛い♡」「おいおい♡」とかなんとかイチャついてます
南野みかん:「はいっ!優勝しちゃいましょうっ」
KP:そんな相手のサーブ!瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 65 → 成功
鈴見瑠衣:ギリギリ!
KP:セーフ!
KP:あわあわとみかんがトス!こぶしでスパイクどうぞ!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 70 → 失敗
KP:スパイクというもの、難しい説あるな……
KP:相手のスパイク!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 65 → 失敗
KP:スパイクというものは難しいので相手も失敗!
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 95 → 失敗
KP:あぶなっ スパイクというものは難しいのでみかんも失敗!
KP:CCB<=50 【こぶし】相手のスパイク
Cthulhu : (1D100<=50) → 42 → 成功
KP:今度は成功!瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
[見学用]鈴見瑠衣:スパイクは高等技術なんだな……
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 56 → 成功
[見学用]KP:失われし技術なのかも……
KP:成功!スパイクどうぞ!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 50 → 成功
鈴見瑠衣:またギリギリ!
KP:やったーー!!スパイク成功だ~~!!
KP:CCB<=60
Cthulhu : (1D100<=60) → 32 → 成功
KP:成功すな~!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 47 → 成功
KP:成功すな~!!
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 8 → スペシャル
KP:が、受けたぜ!
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 41 → 成功
KP:スパイクも成功させたぜ!
鈴見瑠衣:えらい!
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 83 → 失敗
KP:決まった!
KP:2-0
南野みかん:「わ、わ、わ!」
南野みかん:へろへろとしたボールをお互い送りあっていたが、ようやく決まる!
南野みかん:「わーっ!入りました!」
鈴見瑠衣:「ナイススパイク」
鈴見瑠衣:「南野さん、ほんとに上手いね」
南野みかん:「ラッキーがいっぱいです!でも、もしかしたら」
南野みかん:「絶対一緒に優勝したいっていう想いが、ビーチバレー大会の神様に伝わってるのかも……」
南野みかん:「えへへ」
鈴見瑠衣:「なら南野さんの思いのお陰だから、やっぱり南野さんがすごいんだよ」
南野みかん:「……えへへ!」
南野みかん:「なら、私をこんな想いにさせる、瑠衣さんがすごいんですよ」
KP:「やだ~、追い詰められた~」「こっから愛の力で逆転するとこ、見せちゃおうぜ♡」「も~♡」とかイチャついてます
KP:そんな相手のサーブ!瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
[見学用]鈴見瑠衣:一生いちゃついてるな向こう……
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 74 → 失敗
鈴見瑠衣:う、失点
KP:あっ!有言実行か!?相手に点が入ります!
KP:2-1
KP:「ケンくんすご~い♡」「言っただろ~♡」「きゃ~♡」
南野みかん:「こっちがリードしてますからっ」
鈴見瑠衣:「うん、ありがと」
鈴見瑠衣:「気を引き締めなおしつつ、焦らないで行こう」
南野みかん:「はいっ!」
KP:そんなみかんのサーブ!ケンくんじゃないほうが受けます
KP:CCB<=60
Cthulhu : (1D100<=60) → 15 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 17 → 成功
KP:ケンくんじゃないほうわりとやる!
KP:瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 15 → 成功
KP:やった!
KP:こぶしでスパイクどうぞ!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 43 → 成功
鈴見瑠衣:よし!
KP:やった!
KP:ケンくんがうけます!
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 23 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 98 → 致命的失敗
KP:あっファンブル
KP:ファンブルは失点……!
KP:なので!3-1で
KP:優勝です!!
鈴見瑠衣:やったー!
KP:「ケンくんがんばって♡優勝したらいいことしてあげる♡」「えっ♡」完全にスケベモードで気を取られたケンくんはボールを落とす!
南野みかん:「あっ……」
鈴見瑠衣:「あ」
KP:「あっ」「あっ」
南野みかん:「え、えと……、これって」
南野みかん:「勝ち……?」
鈴見瑠衣:「……多分?」
鈴見瑠衣:「あっけなかったな……」
KP:「……優勝は、鈴見南野ペア!」審判の言葉が響く!
南野みかん:「……ゆ、優勝は優勝です!」
南野みかん:「勝ちましたよ、瑠衣さん!」
鈴見瑠衣:「うん。やったね」
南野みかん:「やった~っ!」嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねる。
鈴見瑠衣:「チームワークと思いの勝利だ」 快活に笑って、さっきと同じように手を上げる。
KP:「ごめんな……」「ううん、ケンくん可哀相だからいっぱいなぐさめてあげるね♡」「ほ、本当?愛してるよ♡」イチャイチャ……イチャイチャ……
南野みかん:「はいっ!私と瑠衣さんの、勝ちですっ!」ぱちーん!ハイターッチ!
KP:優勝賞品として、ペアのイルカのペンダントが贈られます。
南野みかん:「えへへ……」さっそく首から下げて嬉しそうに笑っている。
鈴見瑠衣:「お揃い、また増えたね」 同じく首から提げて。
南野みかん:「はいっ!」
南野みかん:「……大事に、してくれたら、嬉しいです」
南野みかん:「……私も、大事にするのでっ」ぎゅっと自分のペンダントを握りしめる。
鈴見瑠衣:「勿論。大事にするよ」
[見学用]KP:う~ん あと1シーン、花火みるのやるか次回に回すか悩んでいます
[見学用]KP:でも優勝できてよかったな……
[見学用]鈴見瑠衣:どうにか行けましたね
[見学用]鈴見瑠衣:相手のファンブルのお陰もあったけど
[見学用]KP:こっちがファンブル出さなくてよかった……
[見学用]KP:どうしようかな そんなにかからないとは思うんですけどもう1シーンやって大丈夫ですか?
[見学用]KP:切ったほうがよければ切ります!
[見学用]鈴見瑠衣:恐らく行けます
[見学用]KP:じゃあやっちゃいます!
[見学用]KP:厳しくなったら途中でも切るのでいってください!
KP:----
KP:あなた達は海を目いっぱい満喫した。
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
KP:水着から私服に着替える。
KP:あなたはみかんに聞きたいこと気になるがたくさんあるかもしれない。
KP:みかんは時折、淋しそうで悲しそうな表情をしていた。
KP:彼女が時計を見る。
南野みかん:「もうすぐですよ、3、2、1、ほらっ」と言った瞬間。
KP:真っ暗な夜空に大輪の光の花が咲き乱れた。
南野みかん:「綺麗ですよね。花火」夜空を眺めながらぽつりとつぶやく。
南野みかん:「もう一度、瑠衣さんと一緒に見たかったんです」
鈴見瑠衣:「もう一度……」
鈴見瑠衣:「前は、海で会ったとき?」
南野みかん:「はい、もう一度。好きな人の隣で……」
南野みかん:あなたを見て微笑む。そして、真剣な表情になる。
南野みかん:「あなたが好きです。付き合ってください」
KP:その瞬間にあなたは思いだす。
KP:あの日の事を。
KP:3年前の夏、中学生の友人たちとキャンプに来ていた。
KP:その中に、南野みかんもいた。
KP:一緒に遊んで、一緒に食べて、一緒に過ごした。
KP:泳いで、砂浜で。そして夜。
KP:今日と同じように、同じ場所で花火を見ていた。
KP:周りに友人たちはいなくて、隣にみかんがいて。
KP:彼女はあなたを真剣に見つめて。
KP:「あなたが好きです。付き合って下さい」
KP:そんな告白をあなたは受けた。
KP:どうして忘れていたのだろうか。
KP:何故と自分に問いかけてもその答えは返ってこない。
KP:何かが足りない。
KP:まだ思い出してないことがある気がする。
南野みかん:「……思い出して、くれましたか?」
鈴見瑠衣:「……みか、ん」
鈴見瑠衣:初めて呼んだはずなのに、不思議と口に馴染む響き。
鈴見瑠衣:違う。初めてじゃなくて。きっと、何度も呼んだはずで。
鈴見瑠衣:なのに、どうして。どうして忘れていたのか。どうして忘れられたのか?
鈴見瑠衣:こんなにも、欠けていることに。気が付かずにいられたのか、
鈴見瑠衣:「……ごめん。まだだ。まだ、足りない」
鈴見瑠衣:「みかんのこと。まだ知ってるはずなのに」
鈴見瑠衣:「もっと、知ってたはずなのに」
鈴見瑠衣:こめかみを抑えて、唸る。浮かんできた記憶の更に先を辿ろうとする。
南野みかん:「瑠衣、さん……」名前を呼ばれて目を開く。そして嬉しそうに微笑む。
南野みかん:「……嬉しい、です。少しでも……思い出してくれて」
南野みかん:「とっても、嬉しい……」
鈴見瑠衣:「……ダメだよ。少しじゃ、ダメだ」
鈴見瑠衣:「だって、みかんは。好きって言ってくれたのに」
鈴見瑠衣:「あんなに一緒に遊んだのに。忘れました、なんて」
鈴見瑠衣:「そんなの」
南野みかん:「でも、思い出してくれました」
南野みかん:「そして、もっと思い出したいって思ってくれてる」
南野みかん:「だから、嬉しいんです」
南野みかん:少し、震えている。
南野みかん:顔色が青白い。
南野みかん:白い息が濃くなっている。
鈴見瑠衣:「……みかん」 昼間に知った、病の名前を思い出す。
鈴見瑠衣:彼女の頬へと手を伸ばして。
鈴見瑠衣:確かめるように触れる。
KP:頬はひんやりと冷えている。
南野みかん:「……あ、え、えっと」
南野みかん:「夜……、日が落ちると、冷えちゃう……から」
南野みかん:「風邪引かないように、はやく行きましょう!泊まるところ……」
鈴見瑠衣:「違う」
鈴見瑠衣:「違うでしょ、みかん」
南野みかん:「…………」困ったように微笑むと、あなたの手に手を重ねる。
南野みかん:その手はとても冷たい。
鈴見瑠衣:「……見ちゃったんだ。みかんが鞄に入れてた紙」
鈴見瑠衣:「勝手に見たことは、ごめん。でも」
鈴見瑠衣:「ほんとのこと、教えて欲しい」
南野みかん:「……行きましょう」
南野みかん:「……瑠衣さんが、何を見たのか、分からないですけど……」
南野みかん:「そんなの、きっと……おとぎ話、ですよ…………」
鈴見瑠衣:「おとぎ話だっていうなら、なんでそんなに震えてるの」
鈴見瑠衣:冷えると言っても、暑苦しいほどの熱帯夜にさえなるような気温だ。こんなに手が冷えることもそうそうない。
鈴見瑠衣:「こんなに凍えてるのに、何でもないなんて。そんなの通らないよ」
鈴見瑠衣:「……お願い、みかん」
南野みかん:「……瑠衣さんは……優しいですね」ぽつりとつぶやく。
南野みかん:「大丈夫ですよ。鈴見瑠衣と南野みかんは、海で楽しく遊んで、一泊して、それぞれの日常へ帰っていく」
南野みかん:「楽しい思い出を胸に抱えて……」
南野みかん:「……泊まるところ、すごく綺麗なんですよ。瑠衣さんは、私と泊まるのいやですか?」
鈴見瑠衣:「泊まるのは、良いよ。絶対に楽しいから」
鈴見瑠衣:「でも、それでさよならは嫌だ」
鈴見瑠衣:「こんな半端なまま、ちゃんとみかんのこと思い出せないまま」
鈴見瑠衣:「それでお別れなんて絶対に嫌」
南野みかん:「……大丈夫、ですから」
南野みかん:「私が、悪い子なの分かってます。でも……どうか……お願いです」
南野みかん:「……3日間を、楽しい思い出に……させてほしいんです」
南野みかん:「お願い……」
鈴見瑠衣:「……それでいいの」
鈴見瑠衣:「楽しいだけの思い出にして、あたしはちゃんと思い出せないで」
鈴見瑠衣:「みかんは、本当にそれでいいの?」
南野みかん:白い息が濃く早くなる。
南野みかん:顔色はさらに蒼く震えているのに汗が伝う。
南野みかん:「……本当に、風邪引いちゃいますから」
南野みかん:「いきましょう?」困ったように微笑む。
鈴見瑠衣:「……分かった」 到底言葉には似合わない、固い顔で頷いて。
鈴見瑠衣:彼女の手を取る。せめて少しでも、体温を分けるように。
南野みかん:ぎゅっとあなたの手を握り返し、先導する。
南野みかん:その手は、陶器のように冷たかった。
鈴見瑠衣:(……諦めない)
鈴見瑠衣:(みかんのことも、記憶のことも。このままで終わらせない)
[見学用]KP:瑠衣さん…………
鈴見瑠衣:(あたしのこと、好きだって言ってくれた子に。忘れるなんて仕打ちしてそれっきりなんて)
鈴見瑠衣:(絶対に、するもんか)
[見学用]KP:瑠衣さん………………
鈴見瑠衣:胸の中で、そう決意して。彼女の手を強く握った。
[見学用]鈴見瑠衣:こっちはこれで!
[見学用]KP:うううう………………
[見学用]KP:今日はここで……きりましょうか!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい!
[見学用]鈴見瑠衣:ついに見えてきたな……
[見学用]KP:すみません遅くまで!ありがとうございました!
[見学用]KP:えーん瑠衣さん…………
[見学用]ダークライ@見学:おつかれさまでした~!
[見学用]鈴見瑠衣:みかんちゃんが大分いじらしいので熱が入ってきています
[見学用]KP:嬉しい…………
[見学用]KP:ええと、次はちょっと空いて、22(火)夜はどうでしょう?
[見学用]KP:他の卓の予定が入ったらそちら優先していただいて大丈夫なので!
[見学用]鈴見瑠衣:現状は空いていますがディセント討伐が長引いたら入るかもしれないので、そのときはそちら優先でも構いませんか?
[見学用]KP:はい!ディセント優先で!
[見学用]KP:とりあえず次は火曜以降かな、くらいの感じでお願いします!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
[見学用]KP:では、本日はありがとうございました!お疲れ様でした~!!
[見学用]鈴見瑠衣:お疲れさまでしたー!
[見学用]KP:ダークライさんも見学ありがとうございました!
[見学用]鈴見瑠衣:ありがとうございました。わざわざダークライにまでなって……
[見学用]鈴見瑠衣:こんにちはー
[見学用]KP:こんにちはー!
[見学用]KP:それでははじめていきますか!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい!
KP:----
KP:しばらく歩くと2階建ての建物が見えた。
KP:2人で泊まるには大きすぎる広さの建物だ。
南野みかん:「えへへ、お父さんの知り合いの別荘なんです!」
南野みかん:「貸してもらっちゃいました!驚きました?」
鈴見瑠衣:「え、別荘?」
鈴見瑠衣:ぱちぱちと瞬きしながら建物を見上げた。
鈴見瑠衣:「……いや、うん。驚いた。超ビックリ」
南野みかん:「ふふふ~っ」いたずらっ子のように嬉しそうに笑う
KP:中に入ると定期的に清掃が行われているのか埃はなくそのまま使えることが分かった。
KP:ガス、水道、電気も問題なく使える様だ。
KP:1階にはリビング、キッチン、お風呂、トイレと客室、和室がある。
KP:2階にもトイレが備え付けられており、それぞれベッドや机が置いてある個室が数部屋ある。
KP:これらを探索しても……何も出てきません!!
鈴見瑠衣:ありがたい事前情報
南野みかん:「よーっし!じゃあ、二階に荷物をおいたら、夜ご飯作りましょう!」
南野みかん:「冷蔵庫に食材入れておいてくれたみたいなんです」
鈴見瑠衣:「おっけ。あたし、料理はそんな得意じゃないんだけど……みかんは?」
南野みかん:「え、えへへ……。私もそんなに……」恥ずかしそうにもじもじしている
鈴見瑠衣:「なら、難しいのはやめとこっか」
南野みかん:「そうですね、えへへ……。簡単でもおいしいもの、たくさんありますからね!」
鈴見瑠衣:「手早く出来る感じの作って、その分喋る時間に当てよ」
南野みかん:「!はいっ」嬉しそうに笑う
[見学用]KP:一応夜ごはん作れるものリストを共有メモに貼りましたが
[見学用]KP:これ以外でも大丈夫です!
[見学用]鈴見瑠衣:めちゃくちゃ色々ある……
[見学用]鈴見瑠衣:ならしゃぶしゃぶとかかなあ、あったまれそうだし
[見学用]KP:優しい……
KP:荷物をおいて戻ってくると、二人で料理にとりかかる。
KP:豚肉のしゃぶしゃぶ、キャベツの千切り、味噌汁……で、大丈夫でしょうか!
鈴見瑠衣:OKです!
KP:はい!
KP:それでは料理を作る判定をしていただきますが……
KP:DEX*5で判定ですが、瑠衣さんはせっかく家事を持っているので
KP:そのまま+15!80で振ってください!
鈴見瑠衣:やったー!
鈴見瑠衣:CCB<=80 【料理判定】
Cthulhu : (1D100<=80) → 18 → 成功
KP:すごい!さすが!
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 93 → 失敗
KP:家が燃えなくてよかった
鈴見瑠衣:ファンブルだと燃えてたんですか……?
KP:ボヤ騒ぎくらいにはなっていたかも……?
KP:では、料理に慣れていないうえに不器用なみかんがわたわたしている横で、主に瑠衣さんが手際よく調理をし
KP:おいしいご飯が完成しました!
鈴見瑠衣:「ん。こんなとこかな」 普段はしない味見もちゃんとして、味噌汁が完成。
南野みかん:「わあ……!本当に瑠衣さんはなんでもできちゃいます!」きらきらした目
鈴見瑠衣:「普段はもっと適当だけどね。今日はみかんと食べるし」
鈴見瑠衣:「せっかくだからってちょっと気合入れちゃった」
南野みかん:「ふふ、ふふふー」とても上機嫌に笑っている
南野みかん:「すっごく嬉しいです!ありがとうございますっ」
南野みかん:「さっそく食べちゃいましょう!出来立てが一番おいしいですからね」
鈴見瑠衣:「喜んでもらえたならあたしも嬉しいよ」 笑い返して。
鈴見瑠衣:「そうだね。それじゃ、いただきます」
南野みかん:「はい!いただきまーす!」両手を合わせてそういうと、しゃぶしゃぶをもぐもぐ
南野みかん:「……!すーっごくおいしいです!」
鈴見瑠衣:「良かった」 こちらも一口食べて。
鈴見瑠衣:「うん、良い感じ。やっぱしゃぶしゃぶは手軽に美味しく出来て良いね」
南野みかん:「しゃぶしゃぶ、名前も可愛いから好きです!しゃーぶしゃーぶ……」
鈴見瑠衣:「ふふ。それだけ美味しそうに食べてもらえると、作った甲斐もあるなあ」
南野みかん:「はい、すっごくおいしいので!瑠衣さんの作ったご飯が食べられるなんて、すっごく幸せです!」
鈴見瑠衣:「そっか」 幸せと笑う彼女を見るとこっちまで嬉しくなって。
鈴見瑠衣:同時に、この笑顔が後数日で消えてしまうというのが信じがたくなる。
鈴見瑠衣:いや、信じたくなくなる。だから。
鈴見瑠衣:「ならさ。また、ご馳走するから」
鈴見瑠衣:「今度はうちに食べに来なよ」
南野みかん:「!」その言葉に目をぱちぱちと瞬かせる。
南野みかん:「……すっごく素敵です!いきたいなあ……」
南野みかん:少し寂しそうに笑う。
鈴見瑠衣:行きたいとは言っても、行きますとは言ってくれない。それがこちらも少し寂しくて。
鈴見瑠衣:「……みかんの好きなもの作るから。リクエスト、考えておいて」
南野みかん:「はい!なにがいいかなぁ……、悩んじゃいますねっ」
鈴見瑠衣:「何でも良いよ。みかんの食べたいものなら」
鈴見瑠衣:「だから、たくさん考えて」 諦めないで、と。口にしかけて。
鈴見瑠衣:それを誤魔化すように、味噌汁を口に運ぶ。
[見学用]鈴見瑠衣:ご飯は大体このくらいですかね
[見学用]KP:はあい!
[見学用]KP:瑠衣さんの優しさに早くも割とめちゃくちゃになってきています
[見学用]鈴見瑠衣:みかんちゃんがいじらしいから……
KP:----
KP:ご飯を食べ終わり、あなたはお風呂に入る。
KP:木の優しい香りがする檜風呂。
KP:湯船につかればその温かさと木の香りにリラックスすることができるだろう。
鈴見瑠衣:「……はー」 海だからと大分はしゃいだ疲れを一気に自覚して。大きく息をつく。
[見学用]KP:瑠衣さんが海だー!ってはしゃいでるの、めちゃくちゃ可愛いですよね
[見学用]KP:あ、お風呂シーンは何かイベントがあったりするわけではないので
[見学用]KP:お風呂エンジョイしたら切っちゃって大丈夫です!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
鈴見瑠衣:丸一日遊び通して、大会で優勝なんかもしちゃって、美味しいご飯を食べてお風呂に浸かって。
鈴見瑠衣:「……みかんの病気さえなければなあ」
鈴見瑠衣:何も気にせず、後は寝るだけで良かったのに。
鈴見瑠衣:(でも、あたしに声かけてくれたのも病気のことがあったからぽいしなあ)
鈴見瑠衣:相変わらずみかんについての記憶は大部分が判然としない。みかんの病気抜きにしてもやっぱり何か事情か理由があるんだろう。
鈴見瑠衣:みかんがああして告白をしてくれなければ、あたしは何にも思い出さなかったかもしれない訳で。
鈴見瑠衣:「……ん、これ考えるのおしまい」
鈴見瑠衣:切り替えるためにわざと口に出す。今考えるべきは。
鈴見瑠衣:(あたしに何がやれるのか)
鈴見瑠衣:みかんのことを思い出すのと、みかんの病気を何とかできないか考えること。
鈴見瑠衣:どっちもとっかかりは少ない。特に後者はまあまあ絶望的だけど。
鈴見瑠衣:(諦めたくないんだから、やるしかない)
鈴見瑠衣:ぱちんと両手で頬を叩いて、湯船から上がる。
鈴見瑠衣:(ひとまず、聞ける範囲で思い出話とか聞きたいな)
[見学用]鈴見瑠衣:こんな感じで~
[見学用]KP:はーい!
[見学用]KP:瑠衣さん…………
KP:瑠衣さんがお風呂からあがると、入れ替わりに南野みかんがお風呂に行った。
KP:机には、何かを書いていたのか書きかけの本が置いてある。
鈴見瑠衣:「……」 罪悪感としばし葛藤した後。
鈴見瑠衣:「ごめん」 何も思い出せないよりは、と。本を手に取る。
KP:表紙にはダイアリーと書いてある。どうやら日記のようだ。
KP:読みますか?
鈴見瑠衣:読みます
KP:【南野みかんの日記】
KP:それは夏休み前から書かれた物だった。
KP:
KP:私の状況を整理するために簡単にだけどこれから日記をつけることにする。
KP:短い日記になるけど、それでもかまわない。
KP:×月△日
KP:夢を見た。自分の体がどんどんと冷えて凍っていく夢。
KP:だけど、そのおかげで全部思いだした。
KP:私は……。
KP:体が冷え始めるのを感じた。
KP:彼女に会わなくちゃ、どうすればいいのか分からないけど。
KP:彼女も私を忘れていると思う。
KP:思いだして欲しい?
KP:思いだして欲しくない?
KP:どっちも思う。
KP:でも、会いに行こう。
KP:その前に病院かな、先に先生に会いに行こう。
KP:
KP:◇月〇日
KP:先生に会いに行った。
KP:記憶を思い出したことにとても驚いていた。
KP:そして、私はどうやらやっぱり長くないみたいだ。
KP:1週間も生きられないみたい。
KP:でも、後悔はしてないって今でもはっきり思っている。
KP:あとは、先生に手紙を渡しておいた。
KP:彼女に渡して欲しいって。
KP:辛い役割を押し付けちゃった。
KP:彼女と、せめて最後ぐらいは一緒に過ごしたい。
KP:
KP:△月□日
KP:少し、状況を整理しようと思う。
KP:両親にも話をした。
KP:泣いてしまった。
KP:けど、何とか分かってもらった。
KP:どうやら彼女も私とほぼ同じタイミングで記憶をなくしたみたいだ。
KP:両親に彼女に会いたいと伝えた。
KP:心配しながら、いいよって言ってもらえた。
KP:感覚的にあと、3日間ぐらいは持つかな?
KP:海、行きたいな。
KP:そこが始まりだったから。
KP:両親が友人に話をしてくれて別荘を借りられることになった。
KP:感謝してもしきれない。
KP:ありがとう、をいっぱい伝えた。
KP:後悔しないように、って言ってくれた。
KP:明日、彼女に会いに行こう。
KP:残りの時間はずっと彼女と一緒にいたいから。
KP:
KP:〇月×日(瑠衣さんに会いに来た日の日付)
KP:やっちゃった。
KP:つい、教室のど真ん中で告白。
KP:だって、胸がドキドキして抑えられなかった。
KP:久しぶりにあった彼女はとても綺麗でかわいかった。
KP:ちょっと困らせちゃったみたいだけどなんとか時間はもらえた。
KP:それに放課後いっぱい遊んだのも楽しくて、幸せだった。
KP:私はやっぱり彼女といる時間が好き。
KP:明日は海に行く。
KP:一緒に花火を見るんだ。
KP:後悔はしてない、でも、もっと彼女と一緒にいたい。
KP:隣にいたかった。
KP:時間、欲しいな。
KP:
KP:□月◇日(今日の日付)
KP:体、冷えてきてちょっと動きづらいな。
KP:それに夏だからね、息が白くなっちゃう。
KP:心配させたくないのに。
KP:凍心病が私を蝕む。
KP:でもこれは私が彼女とつながっている証だから。
KP:明日まで、持つかな……。
KP:ぎりぎり、かな?
KP:怖いな、彼女に会えなくなるのが。
KP:でもそれ以上に嬉しいって感じる。
KP:だって思い出してくれたから。
KP:それだけで私は救われた。
KP:大好きな彼女はこれからも生きていく。
KP:それがどうしようもなく嬉しい。
KP:幸せに、なってほしいな。
KP:なんで、私は生きられないんだろうね。
KP:なんで、こんなにも残酷なんだろうね。
KP:なんで、なんで、なんで。
KP:彼女はあれを思い出してないみたいだから安心した。
KP:泣いちゃうのかな、泣いてくれるのかな。
KP:ううん、私は、あとはただ、彼女のそばにいよう。
KP:
KP:以上です
鈴見瑠衣:(……みかんも、忘れてたんだ)
鈴見瑠衣:(病院……先生?記憶をなくす前の、あたし達の知り合い?)
鈴見瑠衣:(ううん、何よりも。凍心病が、あたしとみかんを繋いでる?)
鈴見瑠衣:何か思い当たる節がないか、必死に記憶をたどる。
KP:何か、映像があなたの脳内によぎった。
KP:そこは、病室だった。
KP:ベッドに寝転がる少し幼い南野みかんがいた。
KP:顔は青白く、唇は紫で吐く息はとても白い。
KP:その体は動かしづらそうだ。
KP:あなたは南野みかんに何かを言っている。
KP:それを聞く彼女はとても泣きそうな顔をしていた。
KP:何かを言い終わると南野みかんはあなたに向かって一言呟いた。
南野みかん:「大嫌い……!もう、出ていって……!」
KP:あなたは何も言えずに病室から出た。
KP:場面が変わる。
KP:病院の中だろうか、あなたは走っていた。
KP:前には南野みかんがいた。
KP:どうやら南野みかんを追っているみたいだった。
KP:そして、ガクンとあなたの視界が揺れた。
KP:あなたが上を見上げると階段がある。
KP:下を見る、そこにはあなたを抱きかかえたまま頭から血を流して倒れている彼女がいた。
KP:ここで、映像は途切れた。
KP:これはあなたの記憶の欠片、あなたが忘れていた記憶。
鈴見瑠衣:「……これ、って」
鈴見瑠衣:(あたしが何かを言って、みかんを怒らせて)
鈴見瑠衣:(その後。ううん、前に?それとも別の日?
鈴見瑠衣:(みかんを追いかけて、階段で、足を滑らせて)
鈴見瑠衣:(……みかんが、あたしを庇って怪我をして)
鈴見瑠衣:「……やっぱり、まだ足りない」
鈴見瑠衣:「まだ、何か」
鈴見瑠衣:唸りながらこめかみを抑えて、思い出した記憶の更に先へ潜ろうとして。
[見学用]鈴見瑠衣:あ、これ以上思い出せない感じなら区切ってもらって大丈夫です!
[見学用]KP:あ、了解です!
KP:あなたがうなっていると、南野みかんが戻ってきた。
KP:お風呂につかり、あったまったのか多少顔色がよくなっている。
KP:それでも、彼女の吐く息は白かった。
南野みかん:「な、なにかありましたか?」瑠衣さんの様子を見て心配そうに声を掛ける。
鈴見瑠衣:「……みかん、ごめん。勝手に読んだ」 そう言って、ダイアリーを差し出す。
南野みかん:「…………そっかぁ」困ったように笑う。
鈴見瑠衣:「ねえ、みかん。みかんの病気に、あたしも関わってるんだよね?」
鈴見瑠衣:問いかけの体を取りつつも、声には確信が滲んで。
鈴見瑠衣:「じゃあやっぱり、このままは嫌だよ。あたしが嫌」
南野みかん:「……もう、遅い時間ですから」その様子を見て、微笑む。
南野みかん:「今日はもう寝ましょう」
鈴見瑠衣:「みかん」 その声音は、懇願に近い。
南野みかん:「……楽しく、3日間を過ごして」
南野みかん:「私は、瑠衣さんと過ごせて幸せで」
南野みかん:「瑠衣さんも……楽しかったって、きっと思ってくれて」
南野みかん:「……夢みたいな3日間はおしまい。……ね?」
鈴見瑠衣:「……みかんは、寒いままなのに?」
鈴見瑠衣:「楽しかったって笑って、それで家に帰れって?」
[見学用]KP:こんにちはー!
[見学用]鈴見瑠衣:こんにちはー
[見学用]すきゃっと@見学:こんにちは パルキアです
[見学用]KP:ぱ……ぱるぱるっ!
鈴見瑠衣:「これ以上何も思い出さないまま、幸せだと思ってろって言うの?」
鈴見瑠衣:「……みかんは、本当にそれでいいの」
南野みかん:「…………」困ったように微笑みながら、何かを思案するように目を伏せる。
[見学用]鈴見瑠衣:どんどん見学ポケが増えていく
南野みかん:「…………荷物、を」
南野みかん:「私の荷物を、持ってきてもらってもいいですか?」
南野みかん:「……ええと、明日、すぐに帰れるように、準備しておいた方がいいかなって……」
鈴見瑠衣:「……」 黙ったまま、ぐいと拳で目じりを拭って。
[見学用]KP:な、泣いてる……
鈴見瑠衣:部屋を出る。これ以上喋ると、堪えきれなくなりそうだったから。
[見学用]すきゃっと@見学:みかんちゃんも大分頑固だな……
[見学用]鈴見瑠衣:あ、このまま荷物取りに行きます
[見学用]KP:はあい!
KP:あなたは彼女のお願いを聞いて荷物を取りに来た。
KP:カバンが開いているのが分かる。
KP:そして、【凍心病について】と書かれた資料が目に着いた。
KP:底の方には、さらに別のファイルが入っているのが見える。
鈴見瑠衣:「……これ」
鈴見瑠衣:資料とファイルを取り出し、中身に目を通す。
KP:【凍心病について2】
KP:この『凍心病』に治療法はないが発病した人が助かる方法はある。
KP:それは『発病した人を本気で好きな血の繋がりのない人が接吻を行うこと』だ。
KP:理由はまだ解明されていないが、接吻をすることにより発病した人と繋がりをつくり体温を分け与えることができる。
KP:それにより延命ではなく、発病した人の『凍死』までの無くなっていく体温を肩代わりする。
KP:その結果、接吻をした人が『凍死』することになる。治療ではなく、ただ対象を移すだけ。
KP:
KP:この下は破られている。
KP:【凍心病について3】
KP:もう一つ、凍心病患者も接吻した側も助かる方法が存在している。
KP:接吻した側に凍心病患者が嫌われることだ。
KP:それによりお互いの繋がりが存在したまま、体温の共有をすることが出来る。
KP:これは対象を移すわけでも治療でもないが唯一、2人が助かる方法である。
KP:ただし、注意点が一つある。
KP:それは嫌われたとして、それが誤解、または勘違いだと分かると体温は再度分けられてしまう。
KP:つまり凍心病が再度発生するという事だ。
KP:その場合は体温を分け与えている側、接吻した側が凍死する。
[見学用]鈴見瑠衣:思った以上に性格悪いなこの病気!
KP:
[見学用]すきゃっと@見学:さ……最悪…………
KP:以上です
鈴見瑠衣:「……」 読み終えて、思わず絶句する。
鈴見瑠衣:この資料に沿って考えるなら、みかんが繋がりと呼んでいたのは、きっと。
鈴見瑠衣:「……あたし?それとも、みかんが?」
鈴見瑠衣:どちらが先に発症して、どちらが分け与えようとしたのか。もう一度、記憶をたどる。
KP:新たな何かを思い出すことは無い。
KP:あなたの脳裏を、先ほどの映像がよぎっていく。
鈴見瑠衣:(……みかんが、大嫌いって。あれはわざと嫌われようとしてた?)
鈴見瑠衣:(だとしたら。先に発症したのはあたしで、みかんがそれを肩代わりしようとして)
鈴見瑠衣:(だからあたしがわざとみかんに嫌われて……。でも、じゃあ。記憶が失くなったのは)
鈴見瑠衣:頭から血を流すみかんの姿がフラッシュバックして。
鈴見瑠衣:(事故のせい?それとも、病状を止めるにはそれしかなかったとか?)
鈴見瑠衣:(……どっちにしろ)
鈴見瑠衣:みかんが今死にかけているのも。あんなに泣いていたのも。階段で怪我をしたのも。
鈴見瑠衣:「全部、あたしのせい、か」
鈴見瑠衣:身を襲う虚脱感を耐えて、立ち上がる。
鈴見瑠衣:荷物とファイルをまとめて、みかんの元へ。
南野みかん:「あっ、ありがとうございます」瑠衣さんが戻ってきたのを見て微笑む。
南野みかん:その顔色は先ほどより青白く見える。
鈴見瑠衣:「みかん」
南野みかん:「……」呼ばれ、瑠衣さんをじっと見つめる。
鈴見瑠衣:「……」 何を言うべきか、数瞬悩んで。
鈴見瑠衣:「ごめん」 そんな、ありきたりな謝罪しか出てこない。
南野みかん:「……瑠衣さんが謝ることなんて、何もないですよ」
鈴見瑠衣:「でも。みかんの病気は、ほんとはあたしのものだったんでしょ」
鈴見瑠衣:「ほんとに死ぬはずだったのはあたしなのに。みかんが代わりになろうとしてるんでしょ」
南野みかん:「……もし、仮にそうだったとしても」
鈴見瑠衣:「そんなの、さあ」
南野みかん:「私がそうしたかったから、そうしたってだけですから」
鈴見瑠衣:「……あたしは」
鈴見瑠衣:「あたしは、やっぱり嫌だよ。あたしのこと好きって言ってくれる子のこと死なせて」
鈴見瑠衣:「代わりにのうのうと生きるなんて。嫌だよ」
鈴見瑠衣:あたしのこと、好きになってくれたのに。悲しませて、苦しませて、死なせるだけなんて。
鈴見瑠衣:「……嫌だよ」
鈴見瑠衣:とうとう堪えきれずに、ボロボロと涙が落ちる。
南野みかん:「瑠衣、さん……」
南野みかん:その姿を見て、驚いたように目を見開く。困ったように見つめている。
鈴見瑠衣:「……みかん」
鈴見瑠衣:「あたしのこと、嫌えない?」
鈴見瑠衣:「みかんが思ってるよりさ、何でもない人間だよ。あたし」
鈴見瑠衣:「何でも出来るなんてことないし、誰にだって優しい聖人君子でもない」
鈴見瑠衣:「こうやってさ、なんも出来ないのが悔しくてボロボロ泣いてるようなただの子供だよ」
鈴見瑠衣:「こんなに思ってもらってるのに、未だにみかんのこと思い出せないような冷たい奴だよ」
鈴見瑠衣:「だからさあ。こんなやつ、嫌ってさ」
鈴見瑠衣:生きててよ。と、縋るように吐き出す。
南野みかん:「……私が」
南野みかん:「瑠衣さんはなんでもできてすごいです、ってプレッシャーをかけて」
南野みかん:「それでも瑠衣さんは、そんなことないよって言いながら、鬱陶しがらないでくれて」
南野みかん:「私に優しくしてくれて……誰にでも優しくないって言うけど、私に優しくしてくれたら」
南野みかん:「私はそれが一番幸せで、嬉しいって思ってしまうから」
南野みかん:「……私の力になりたいって、こんなに……泣いてくれて」
南野みかん:「これ以上、嬉しくて幸せなことなんて、ないですよ」
鈴見瑠衣:「……そんなさ」
鈴見瑠衣:「だからもう満足です、みたいなこと言われたって」
鈴見瑠衣:「違うって、分かるよ。だって」
鈴見瑠衣:「楽しみだって、言ってたじゃん。カラオケも、ご飯も」
鈴見瑠衣:「花火のときだって、さっきだって。『それでいいです』とは言わなかったじゃん」
鈴見瑠衣:それでいいの?と。何度も問い続けて。一回だって肯定は返ってこなかった。
鈴見瑠衣:「……生きたいって思ってるんでしょ。みかんだってさ」
南野みかん:肯定も否定もせず、困ったように微笑んでいる。
鈴見瑠衣:「……」 言える言葉も尽きて、俯く。
[見学用]鈴見瑠衣:えっと、PCの感情に任せてここまでやっちゃったんですけど
[見学用]鈴見瑠衣:これシナリオ的には寝るしかないやつですか
[見学用]KP:何もなければこのあと寝ることになりますかね!
[見学用]鈴見瑠衣:んん~~~
[見学用]鈴見瑠衣:ぱっと見だと詰んでるんだけど、2の下が破り取られてるのが気になるんだよな
[見学用]鈴見瑠衣:あ、後聞き忘れてたんですけどこれってみかんちゃんにキスして更に肩代わりってできます?
[見学用]KP:現段階でキスしようとすると全力で拒否されますね
[見学用]鈴見瑠衣:なるほど
[見学用]鈴見瑠衣:寝てる隙は狙えますか?
[見学用]KP:寝込みを……!
[見学用]すきゃっと@見学:すごいな……
[見学用]KP:不思議な力が起きて目を覚まして拒否すると思います
[見学用]鈴見瑠衣:くっ、ダメか
[見学用]すきゃっと@見学:不思議な力が……
[見学用]鈴見瑠衣:じゃあ、一旦寝るしかないかなあ……
[見学用]鈴見瑠衣:それともロールでもう一押しするべきか……
[見学用]KP:瑠衣さんの熱意を受けてイベント前倒しでやったので
[見学用]KP:すっと3日目が過ぎていく可能性もあります
[見学用]鈴見瑠衣:あ、そうだったんだ
[見学用]鈴見瑠衣:じゃあますますここは寝るしかないかな……
[見学用]鈴見瑠衣:これ以上イベント起こしようがないだろうし
[見学用]鈴見瑠衣:うん、一度寝ます
[見学用]KP:こちら側で起こせるイベントは全部起こしたから
[見学用]KP:あとはそのまま流れていく……
[見学用]鈴見瑠衣:このままナレーションで就寝させてもらえると助かります
[見学用]KP:はあい!
KP:やるせない思いを抱えながらも、あなたは眠りにつく。
KP:夢を見る。
KP:それは夢。とても温かい空間。
KP:その自分を包み込んでくれるような温かさになぜか泣きそうになる。
KP:傍にある温かさなのに、離れていくような。
KP:あなたが感じたのは寂しさと、切なさと、無力感だった。
KP:----
KP:あなたが起きて身支度を整え終わるとパリーンというお皿が割れるような音が聞こえた。
KP:キッチンの方からだ。
鈴見瑠衣:「……みかん」 呟いて、キッチンへと走る。
KP:キッチンへあなたが慌てていくとそこには南野みかんが倒れていた。
鈴見瑠衣:「みかん!」
鈴見瑠衣:駆け寄って、抱え起こす。
南野みかん:「あ、……ご、ごめんなさい」荒い息を吐いている。
南野みかん:「朝ごはんの、準備、しようと思って……」
南野みかん:「昨日全部、任せちゃいましたから……もう少しくらい、大丈夫だと、思ったんですが……」
鈴見瑠衣:「良いよ。良いから、安静にしてて」
KP:テーブルの上にはほとんど朝食の準備がしてあった。
KP:ご飯、納豆、味噌汁、卵焼き、キュウリの浅漬け。
KP:どうやら片付けの途中で倒れたようだ。
南野みかん:「ありがとう、ございます。……たべ、ましょう?」弱々しく微笑む。
鈴見瑠衣:「このくらい、あたしがするから。……これくらいのことは、させて」
鈴見瑠衣:「……うん」
南野みかん:微笑むと、ふらふらと立ち上がり食卓につく。
鈴見瑠衣:その体を支えながら、自分も食卓へ。
南野みかん:「ありがとうございます。……いただき、ます」手を合わせ、弱々しくそう言って食べ始める。
南野みかん:「……私にしては、結構、おいしいかも……」いたずらっぽく笑う。
鈴見瑠衣:「……いただきます」 こちらも手を合わせてから、箸をつける。
鈴見瑠衣:「うん。美味しいよ」
南野みかん:「えへへ、よかったぁ……」
南野みかん:「……グラタン」
南野みかん:「グラタンって、むずかしいですか?」
南野みかん:「……きっと、瑠衣さんが作ったら、おいしいと思うんです」
南野みかん:「リクエスト……」
鈴見瑠衣:「……作るよ」
鈴見瑠衣:「ちょっと難しいから、味の保証は出来ないけど」
鈴見瑠衣:「朝ご飯のお礼も込めて。お昼に作る」
鈴見瑠衣:「一緒に食べよう」
南野みかん:「ふふふ、きっとすっごくおいしいですよ」
南野みかん:「……朝ごはん、食べたら……今日は、もう帰りませんか」
南野みかん:寂しそうに笑う。
鈴見瑠衣:「……もう少し、一緒に居たいんだけど」
鈴見瑠衣:「ダメ?」
南野みかん:「そう言ってもらえるのは、嬉しいですけど……」お皿を割った場所をちらりと見る。
南野みかん:「……ちょっと、難しいかも……」
鈴見瑠衣:「……そっか」
鈴見瑠衣:「なら……みかんの、したいようにで」
南野みかん:「……いろんなこと、ナイショにして……瑠衣さんを困らせちゃいましたけど」
南野みかん:「もし、私が……全部、正直に答えるっていったら」
南野みかん:「聞きたいことって……ありますか?」
鈴見瑠衣:「……そう、だな」
鈴見瑠衣:「みかんが入院してたのって、あたしを庇って怪我したせい?」
南野みかん:「……いいえ。それは違います」
鈴見瑠衣:「じゃあ、どうして?」
南野みかん:「怪我をしたのは、入院してからです」
南野みかん:「……私からも質問!」
南野みかん:「瑠衣さんは、この3日間、楽しかったですか?」
鈴見瑠衣:「……楽しかったよ」
鈴見瑠衣:「カラオケもゲーセンも海も。楽しかった」
南野みかん:「良かった……」
南野みかん:「……あと2回!2回までならなんでも答えちゃいます」
鈴見瑠衣:「……あの病室で、大嫌いって言ったのは。どうして?」
南野みかん:「……瑠衣さんが」
南野みかん:「ひどいことを、言ったと、その時は思ったから……」
[見学用]鈴見瑠衣:あ、しまった すみません伝え忘れてたんですが、今日は多分17:30くらいには切らないとかと
[見学用]KP:あ、了解です!
[見学用]KP:今日の夜って使えますか?たぶんそんなかからないとは思いますが!
鈴見瑠衣:「そのときのあたしは、上手くやったんだね」
[見学用]KP:無理なら明日の昼でも!(明日の昼が大丈夫なら)
鈴見瑠衣:皮肉めかして、弱弱しく笑う。
[見学用]鈴見瑠衣:夜いけます!
[見学用]KP:はーい!
南野みかん:「…………」困ったように曖昧に微笑む。
南野みかん:「……私からの質問!」
南野みかん:「私に会ったこと、後悔してますか?」
鈴見瑠衣:「どうぞ」
鈴見瑠衣:「……後悔、かあ」
[見学用]KP:じゃあこの質問コーナーのくだりが終わったら休憩かな
[見学用]鈴見瑠衣:はーい
鈴見瑠衣:「どうなんだろうね。会ったことそのものには後悔したくないけど」
鈴見瑠衣:「こうなっちゃったことは、悔しいし悲しいよ」
南野みかん:それを聞いて、また困ったように微笑んでいる。
南野みかん:「……じゃあ、最後の一回です。なんでも正直に答えます」
鈴見瑠衣:「……みかんは」 考えながら口を開いて。
鈴見瑠衣:「あたしが今から最後だからってお願いをしたら。叶えてくれる?」
南野みかん:「……瑠衣さんのお願いだったら、なんだって叶えたいですけど……」
南野みかん:「私にできることかな……」
鈴見瑠衣:「うん。みかんにしか出来ないの」
南野みかん:「なんでしょう……?」
鈴見瑠衣:「最後に、キスさせて」
南野みかん:「…………」
南野みかん:「……それは……」
鈴見瑠衣:「なんだって、叶えてくれるんでしょ?」
南野みかん:しばらく何か考え込んだあと、
南野みかん:ズボンのポケットに手を入れて、くしゃくしゃになった紙を取り出す。
南野みかん:「……瑠衣さんは、知らない事がある」
南野みかん:「これを見ても……」
南野みかん:「同じことを、思いますか……?」
南野みかん:その紙を手渡す。
鈴見瑠衣:黙って紙を受け取り、目を通す。
KP:【凍心病について2】の続き、破られた後のようだ。
KP:そしてこれは一度接吻を行ったものに再度接吻を行うともう一つの繋がりができるが、体温をお互いに分け与えようとすることにより熱がどこかに消えてしまう。
KP:結果、お互いに体温が無くなっていくためどちらも『凍死』してしまう。
KP:この病はお互いを本気で好きであることを前提に発病する病である。
KP:本気で好きな人に体温を分け与えられるからこそこのような発想に至った。
KP:
KP:以上です
[見学用]鈴見瑠衣:マジで全ての道を封じてくるなこの病気!
[見学用]KP:そう言われてみればそうかも……
[見学用]鈴見瑠衣:というかこれ、みかんちゃん救う道あるのか……?なくない……?
鈴見瑠衣:「……そっか」
鈴見瑠衣:(流石に、もう一回肩代わりなんて都合が良いことは出来ないか)
南野みかん:「……じゃあ、私からの最後の質問」
南野みかん:「私のこと、好きですか?」
鈴見瑠衣:「……好きなのは、間違いないよ」
鈴見瑠衣:「素直なとこも、無邪気なとこも。かわいいって思ってるし、好きだと思う」
鈴見瑠衣:「きっと、記憶を失う前のあたしも。そういうところが好きだったんだと思う」
鈴見瑠衣:「ただ、今のあたしの好きが。昔のあたしとか今のみかんの好きと一緒かは、正直分かんない」
鈴見瑠衣:この苦しさが、彼女に死んでほしくないという気持ちが。恋だからか、罪悪感か、それともただ純粋な悲しみか。
鈴見瑠衣:「ずっと、苦しくってさ。分かんなくなっちゃった」
鈴見瑠衣:せめて、昔の自分を思い出せれば。比較くらい出来たかもしれないのに。
鈴見瑠衣:「……ごめんね。半端で」
南野みかん:「ううん。……そういうところが」
南野みかん:「優しくて、大好きです」
[見学用]KP:ここで切って夜の部にいこうかな……!
[見学用]鈴見瑠衣:みかん……
[見学用]鈴見瑠衣:了解です
[見学用]KP:21時で大丈夫ですか?
[見学用]鈴見瑠衣:恐らく大丈夫です
[見学用]鈴見瑠衣:遅れそうなら連絡入れます
[見学用]KP:あ、遅い方が良ければもっとおそくても!
[見学用]KP:22時にしときます?
[見学用]鈴見瑠衣:いや、よっぽどが無ければ大丈夫なので
[見学用]鈴見瑠衣:21時でOKです
[見学用]KP:了解です!
[見学用]KP:では21時に!
[見学用]鈴見瑠衣:はーい、お疲れさまでしたー!
[見学用]KP:おつかれさまでした!
[見学用]鈴見瑠衣:待機ー
[見学用]KP:あっおまたせしました!
[見学用]鈴見瑠衣:いえいえ、お時間どおりです
[見学用]KP:では、はじめ……ますか!
[見学用]鈴見瑠衣:行きましょう
南野みかん:――『明日、近くで夏祭りがあるんです!一緒に行きませんか』
KP:おぼろげながら蘇る記憶がある。
KP:3年前、みんなで海に行った帰り。
KP:一緒に手を繋ぎながらそう言われ、
KP:――夏祭りの最中。どんどん冷たくなっていく南野みかん。
KP:海の帰り、あなたが凍心病に倒れたこと。そして、みかんがキスをしたこと。
KP:救急搬送された病院で告げられる。
KP:そして、取れる方法を聞いて、わざと嫌われることを決めた。
KP:うまくいったと油断したのか、その報告を先生にしているとき、
KP:ガタッと音がした。みかんが聞いていた。
KP:咄嗟に慌てて逃げるみかんを追い、階段にさしかかったとき、
KP:足が滑る。
KP:あなたが感じたのは冷たさと、矛盾しているが温かさ。
KP:ぎゅっと、抱きしめられていた。
KP:あなたを抱きかかえて、頭から血を流す南野みかん。
KP:嫌われた/自分のせいでみかんが死ぬ
KP:意識を失い、そして心を守ろうと記憶を失い、
KP:過ごしていたのだと、思い出した。
鈴見瑠衣:「……ああ」
鈴見瑠衣:「ほんとに、全部」
鈴見瑠衣:あたしのせいだった。
南野みかん:「全部……思い出した、んですね」
鈴見瑠衣:「……うん」
鈴見瑠衣:「あたしが病気にかかって、みかんに嫌われようとして失敗して、怪我までさせて」
鈴見瑠衣:「その事実に耐え切れなくて、全部忘れて」
鈴見瑠衣:「……ごめん」
南野みかん:「私だって、忘れてたんですし」
鈴見瑠衣:謝って許されるようなことでもないのに。謝る以外に出来ることも浮かばない。
南野みかん:「順番が逆だったら、きっと同じことをしていました」
南野みかん:「……死ぬことより、瑠衣さんに嫌われることの方がこわいです」
南野みかん:「それに、……瑠衣さんのことを知らないで生きる方が、もっと怖い……」
南野みかん:「……だから」
南野みかん:「『これでよかった』んです」
鈴見瑠衣:「……それでも」
鈴見瑠衣:「あたしだって、自分が死ぬよりみかんが死ぬ方がずっと嫌だから」
鈴見瑠衣:「良かったなんて言えないよ」
南野みかん:「ずるい子で……ごめんなさい」
南野みかん:「わがままで……」
南野みかん:「……もうひとつ、わがまま、いいですか?」
鈴見瑠衣:「…‥良いよ。何でも」
南野みかん:「……このまま、一緒に居てほしいんです」
鈴見瑠衣:「っ、そのくらい」 一回息が詰まって。
鈴見瑠衣:「……言ったじゃん。もう少し、一緒に居たいって」
鈴見瑠衣:「一緒に居てよ、みかん」
南野みかん:「えへへ、そうでした……」
鈴見瑠衣:彼女へと手を差し出す。
南野みかん:ぎゅっと握り返すその手は、
南野みかん:弱く、そして、とても冷たい。
鈴見瑠衣:強く握り返して、引き寄せる。抱き留めるように。
南野みかん:冷たい身体が、弱々しくあなたにすがりつく。
南野みかん:「……一度、あなたのことを……嫌いになりかけてしまったけれど」
南野みかん:「でも、こうして私の想いが、あなたの中に流れてる」
南野みかん:「私が、瑠衣さんを本気で好きなんだって、教えてくれる……」
南野みかん:冷たい身体が、どんどん凍っていく。
南野みかん:あなたの大切な存在が、離れていく。
鈴見瑠衣:そのまま嫌っていてくれたら良かったのに。そう言おうとして言葉が喉に詰まった。
鈴見瑠衣:思い出してしまった感情が、彼女に嫌われるのを拒んでいる。彼女に愛されてるという事実を喜んでいる。
鈴見瑠衣:彼女はあたしを愛した分だけ凍えているのに。そうして、あたしの前から居なくなろうとしてるのに。
鈴見瑠衣:引き止める術もないくせに、それがただ悲しくて。意味もないのにただ腕に籠めた力を強めた。
南野みかん:「……ありがとう、ございます」
南野みかん:「愛して、ます」
南野みかん:心臓の鼓動の音が、聞こえた気がした。
南野みかん:ドクン、ドクン、ドクンと。
南野みかん:徐々にその鼓動が小さくなっていく。
南野みかん:そうして、
南野みかん:あなたの目の前で大切な存在の命は、凍り付いた。
鈴見瑠衣:「……あたしも」
鈴見瑠衣:硬く、冷たくなってしまった彼女を、それでも抱きしめたまま。
鈴見瑠衣:「愛してる、よ」
KP:----
鈴見瑠衣:愛してたではなく、愛してると囁いた。
KP:慌ただしく日々が過ぎていき、
KP:ようやく落ち着きを取り戻したころ、あなたを訪ねてくる人物がいる。
KP:それは以前、あなたが凍心病で病院へ診察に行ったときにあなたを診てくれた先生だった。
KP:あなたへ、南野みかんから、と、一通の手紙を渡した。
KP:
KP:瑠衣さんへ
KP:
KP:少し、急いで書いたから文章がぐちゃぐちゃかもしれません。
KP:伝えたいことがあるのでこの手紙を残します。
KP:3年前の事故の時、私はあれを聞けて良かったと思っています。
KP:本気で嫌われて、なんのためにあなたにキスをしたのだろうと。
KP:真剣に悩んで、分からなくて、あなたを嫌いになりかけました。
KP:でも、私のため。それが分かって安心しました。
KP:あなたが私に生きてほしいと思ってくれたように。
KP:私もあなたに生きてほしいです。
KP:きっと素敵なあなたは私なんかより素敵な人に出会えるはずです。
KP:私があなたを幸せにしたかった。
KP:それは叶わないから。
KP:せめて、大好きで、愛おしいあなたに幸せになってもらえれば、満足です。
KP:この凍心病は悲恋病とも呼ばれているらしいです。
KP:たしかに悲しいです。
KP:もう、叶わない恋です。
KP:でも、悲恋なんて言わせません。
KP:あなたに出会えた私は世界で一番幸せだったんですから。
KP:もしかしたら、私はあなたを傷つける選択をするかもしれません。
KP:許してとは言いません。
KP:それであなたが生きていけるならそれでいいと思っています。
KP:
KP:だから生きてください。
KP:一生懸命に、生きてください。
KP:たくさん恋をしてください。
KP:たくさん幸せになってください。
KP:私はあなたが好きで愛しています。
KP:でも、この恋物語はここで終わりです。
KP:
KP:私はただ、あなたが幸せになる事を祈っています。
KP:
KP:南野みかんより
KP:----
KP:あなたは目を覚ます。
KP:辺りを見渡すと病室のようだと分かる。
KP:体がとても動かしづらい。
KP:傍には南野みかんがいた。
KP:ベッドの横の椅子に座り、本を読んでいた。
KP:ふと、南野みかんはあなたを見る。
KP:すると、南野みかんは目を覚ましたあなたを見て目を大きく見開く。
KP:そして、泣きそうな笑顔を向けてあなたにいう。
南野みかん:「……おはようございますっ、お寝坊さんです……っ」
鈴見瑠衣:「……みかん?」
南野みかん:「はいっ、みかんです!」
鈴見瑠衣:「え、なんで」
鈴見瑠衣:「いや、そもそもここって?」
南野みかん:「瑠衣さんは、ずっとずっと、眠ってたんですよ」
KP:3年前、夏祭りに行く約束をしたと思ったら急に倒れて意識がなくなったままだったのだと。
KP:あなたは3年ぶりに目を覚ましたのだと、みかんは話す。
KP:日付を見ると、3年前の夏祭り行くと約束したその日だった。
鈴見瑠衣:「3年ぶり、って。じゃあ、さっきまでのは…‥」
南野みかん:「怖い夢、みてたんですか?」
鈴見瑠衣:夢、だったのだろうか。お互いを忘れたのも、みかんが死んでしまったのも。
鈴見瑠衣:「……うん」
鈴見瑠衣:「笑えないくらいの悪夢でさ。正直まだ、ちょっと怖くて」
鈴見瑠衣:「だから」 彼女へと手を差し出して。
鈴見瑠衣:「手、繋がせて」
南野みかん:「……はいっ!」
南野みかん:ぎゅ、とみかんが手を握る。
南野みかん:その手はずっとしっかりして、あたたかかった。
鈴見瑠衣:その体温に小さく息を飲んで、強く握る。
鈴見瑠衣:「みかん」
南野みかん:「はいっ」
鈴見瑠衣:彼女の存在を確かめるように名前を呼ぶ。
鈴見瑠衣:「みかん」
南野みかん:「はいっ!」
鈴見瑠衣:「……みか、ん」
南野みかん:「……はいっ!」
鈴見瑠衣:少しずつ、声音に涙が混じっていって。
鈴見瑠衣:「……よか、った……」
鈴見瑠衣:呟くようにそう漏らして、涙を零す。
南野みかん:「……はいっ、よかったです、本当に……!」
南野みかん:みかんもまた目の端に涙を浮かべながら、
南野みかん:「……3年間の遅刻って、盛大です!」
南野みかん:明るくそう言うと、ナースコールのボタンを押した。
KP:
KP:あの出来事は夢の中。
KP:けれど記憶は残っている。
KP:夢の中の大切な人は確かにあなたを助けたかった。
KP:そして、あなたは目を覚ました。
KP:
KP:3年間の、いや、3日間の恋物語は目を覚ますことで終わりを告げた。
KP:
KP:この世界には私たちがいる現実世界とは違う病がある。
KP:『凍心病』別名¨悲恋病¨とも呼ばれている。
KP:これはそんな『凍心病』という病に人生を狂わされた者たちのお話。
KP:
KP:◇凍心~3日間の恋物語~ Ending
[見学用]KP:お疲れ……さま……でした!!!!
[見学用]鈴見瑠衣:お疲れさまでした!
[見学用]鈴見瑠衣:いや、救いがねえ~~~と思ってたけど走り切れてよかった……
[見学用]KP:本当に……キツいシナリオだったんですけど……お付き合いいただきありがとうございました……!!
[見学用]鈴見瑠衣:マジキッツいですね
[見学用]鈴見瑠衣:これって三年間の夢の中で別世界に飛ばされてたとか追体験したみたいな感じです?
[見学用]KP:眠りの大帝ヒプノスが見せた夢の世界ということらしいのですが
[見学用]KP:そんなに関わらないし……好きに解釈していいんだと思います(ガバガバ)
[見学用]鈴見瑠衣:なるほどな……
[見学用]鈴見瑠衣:なんかよく分かんないけどハチャメチャに趣味の悪い夢を見せられたと
[見学用]KP:そんな感じですね……!
[見学用]鈴見瑠衣:いや、シンプルにきつかったな……
[見学用]鈴見瑠衣:こういうタイプの負荷のかかり方あんまりしたことがないので新鮮でした
[見学用]KP:全然救いないし、知らない間に悪いことにされてるし、おまけに夢落ちだし
[見学用]KP:段々あれっこれ大丈夫か……?と思って焦ってました
[見学用]KP:問答無用で負荷をかけてしまってすみません!
[見学用]鈴見瑠衣:いえ、言った通り新鮮でしたし
[見学用]鈴見瑠衣:最終的にみかんちゃんが生きててくれたので大分心は楽です今
[見学用]KP:よかった~~~!
[見学用]KP:一応元シナリオはこちらです
[見学用]KP:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10453222
[見学用]KP:あんまりじっくり読むとしろいのガバ・キーパリングがバレてしまうのですが……分岐とかあるので……
[見学用]鈴見瑠衣:後で読んでみます
[見学用]鈴見瑠衣:ちょっと他の人に回すのは怖いんで無理かな……って気もするけど
[見学用]KP:ンヒヒィ~
[見学用]KP:CoCのタイマンシナリオ、こういうKPのNPCが問答無用で死ぬ奴多い気がするんですけど
[見学用]KP:冷静に考えれば普通の人間のやることじゃないなと思いました
[見学用]鈴見瑠衣:まあ、そうですね
[見学用]鈴見瑠衣:結構な確率でKP側のNPCがひどい目にあう
[見学用]鈴見瑠衣:クトゥルフだからって命を軽んじすぎてる……
[見学用]KP:クトゥルフの命はタンポポの綿毛……
[見学用]KP:何か質問とか……罵倒とか……ありますか!
[見学用]鈴見瑠衣:あ、今後もこの二人使いたいな~と思うので
[見学用]鈴見瑠衣:私の方でもシナリオとか探してみても良いですか?
[見学用]KP:え~~~~!!嬉しい
[見学用]KP:えーーっめちゃくちゃうれしい
[見学用]KP:ぜひお願いします!!
[見学用]鈴見瑠衣:やったーじゃあ見繕っておきます
[見学用]KP:やった~~!!是非是非やりましょう!
[見学用]鈴見瑠衣:みかんちゃんがずっと無邪気で素直でかわいかったから
[見学用]鈴見瑠衣:また動いてるところ見たい
[見学用]KP:嬉しい~!!瑠衣さん本当に優しくてかっこいいから
[見学用]KP:また動いているところみたいです……!!
[見学用]KP:グラタン作って欲しい……またカラオケも……
[見学用]鈴見瑠衣:今度はちゃんと練習した「カタオモイ」歌いますね
[見学用]鈴見瑠衣:いや、あれほんとにピッタリだったな……
[見学用]KP:や゛った゛~~~
[見学用]KP:本当にぴったりでしたよね!歌詞みて本当に驚きました
[見学用]鈴見瑠衣:また僕は君に恋するんだな……
[見学用]KP:うう……
[見学用]KP:あ、じゃあ一応みかんのキャラシも貼っておきます!備考欄とか全然書いてないんですが……
[見学用]KP:https://charasheet.vampire-blood.net/md866df2adc182fe3af0966109a637392
[見学用]鈴見瑠衣:あ、ありがとうございます!シナリオ探すときの参考にします
[見学用]鈴見瑠衣:終わってみると、瑠衣のステータスの中でCONだけちょっと低いのに理由が付いちゃったな
[見学用]鈴見瑠衣:ずっと寝たきりで入院してたから……
[見学用]KP:あっ確かに……!
[見学用]KP:みかん、ステータスまんべんなく全部低いから
[見学用]KP:本当に瑠衣さんがやること全部「なんでもできてすごい!」ってなるんだと思います
[見学用]鈴見瑠衣:なるほどなあ
[見学用]KP:INTは18あるから勉強はできるはず
[見学用]鈴見瑠衣:そう、INT最大値なのすごいですよね
[見学用]鈴見瑠衣:無邪気だけどちゃんと頭良い子だ
[見学用]KP:頭いいキャラ、PLが頭良くないから動かすの難しいんですよね…………
[見学用]KP:一回突然ノイマンになってしまった
たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !)
たいたい竹流(torgtaitai):操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。
どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 1 】 へようこそ! =======
KP:「凍心~3日間の恋物語~」
KP:はじめていきましょう!
KP:鈴見さんに簡単な自己紹介をお願いしたいです!
鈴見瑠衣:はーい。
鈴見瑠衣:とある高校に通う普通の女子高生です。
鈴見瑠衣:しいて変わったところがあるとすれば、現在一人暮らし中ってとこですかね。
KP:女子高生の一人暮らし……!
鈴見瑠衣:両親が海外出張、兄も独立中なので。なので雑だけど家事も勉強も一人で頑張ってます。
KP:偉い 遊びたい盛りでしょうに……
鈴見瑠衣:まあ実際気楽なもんだけどね。自由な生活最高~。
鈴見瑠衣:文理選択は文系。得意科目は国語。部活も文化系でゆるゆるやってます。
鈴見瑠衣:趣味はカラオケと写真。といっても写真はスマホ片手にフラフラして気が向いたら撮るくらい感じだけど。
KP:スマホの写真は高性能ですからね……
鈴見瑠衣:性格はちょっと文章化が難しいんですが、まあ概ね私の手癖で行く予定です。
KP:ひぇ~ おそろしや……
KP:直接味わいます
鈴見瑠衣:はい、よろしくお願いします。
KP:よろしくお願いします!
KP:では早速はじめていきましょう!
鈴見瑠衣:はーい!
KP:
KP:最近あなたは夢を見る。
KP:見知らぬ少女と女性の丁度間ぐらいの女の子と一緒に遊んでいる夢だ。
KP:仲良く遊んでいる。
KP:ただ、顔がはっきり見えない。
KP:声が分からない。
KP:けれど、あなたはそんな夢を見ていた。
KP:
KP:----
KP:
KP:季節は夏。
KP:学生であるあなたにとって今日は終業式。
KP:つまり夏休みという長期の休みに入る喜ばしい日だった。
KP:この後、何して遊ぼうか、この夏休みをどう謳歌しようか。
KP:これからに期待を寄せる。
KP:先生のつまらない話を聞いて、ようやく学校が終わった。
KP:
KP:あなたがクラスメートと話をしながらも帰宅しようとしたときに教室の扉がガラガラと開く。
KP:一人の生徒、きょろきょろと誰かをさがしているようだ。
KP:あなたは顔ぐらい見た事があるかもしれないが話したこともなければ名前も知らないはず……。
KP:なのになぜかあなたの中でその生徒が引っ掛かった。
KP:
KP:その生徒はあなたを見る。
KP:あなたのもとに近づいてくる。
KP:ざわめく教室の中であなただけを見ていた。
KP:泣きそうな、でも嬉しそうなそんな顔。
KP:そして、あなたの目の前で立ち止まり口を開いた。
南野みかん:「あなたが好きです。私と3日間だけ付き合ってください」
鈴見瑠衣:「……え」
KP:え?とその言葉に戸惑うだろうあなたと沸き立つ教室。
KP:流石の彼女もそれに気づいたのかあなたの手を掴み教室から連れ出した。
KP:その手はひんやりと冷たかった。
KP:
KP:・空き教室
KP:使われていない教室に、手を引かれ連れてこられた。
南野みかん:「あ、あの、ごめんなさい!急に……っ」
南野みかん:がばっ!と頭を下げる。
鈴見瑠衣:「あ、いや。えーと」
南野みかん:「あ、すみません!名前……、私は」
KP:アイデアをふってください!
鈴見瑠衣:CCB<=75 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=75) → 50 → 成功
KP:成功だ!
KP:ではあなたは彼女の名前が「南野みかん」だと知っています。
鈴見瑠衣:「……南野みかん、さん?」
南野みかん:「!」
南野みかん:「……あ、えへへ。知っててくれたんですね」
南野みかん:「嬉しい……」
鈴見瑠衣:「あ、うん。なんか……」
鈴見瑠衣:「あれ、会ったことある……っけ?」
南野みかん:「!……え、えっと」
南野みかん:「同じ学校……だから、見かけることは……ありましたけど…………」
南野みかん:「……。……瑠衣さ……鈴見さん。さっきの言葉、嘘じゃないんです」
南野みかん:「あなたが好きです。私と3日間だけ付き合ってください」
鈴見瑠衣:「……えっとぉ……」
鈴見瑠衣:他人と付き合う、と言った経験はない。というか、恋愛経験自体が無い。
鈴見瑠衣:とはいえ。目の前でこうも真っ直ぐに言われると、すぐ否定するような気にもならなくて。
鈴見瑠衣:「あたし、今んとこ恋愛経験とかないし。南野さんのこともよく知らないし」
鈴見瑠衣:「そもそもなんで好いてもらえてるかも分かってないんだけど」
鈴見瑠衣:「それでいいなら……?」
南野みかん:「!い、いいんですかっ」
南野みかん:「えへへ……。ありがとうございます!」
南野みかん:「えへへ……」両手で自分のほっぺをつつんでいる。嬉しさが抑えられないようだ。
鈴見瑠衣:「……」 こんなに喜ばれているのも不思議で、どことなく照れ臭いというか。
鈴見瑠衣:「あの、なんであたしなのかは聞いていいです?」
南野みかん:「……好き、だから」
鈴見瑠衣:「あ、いや。なんであたしが好きなのかなって」
南野みかん:「……そういうのって、理屈じゃなくないですか?」困ったように笑う。
南野みかん:「納得できる理由が欲しいなら、そうだなぁ……一目惚れとかどうですか?」
鈴見瑠衣:「んん……」 一目惚れされるほど顔が良いとも思ってなかったけど。
鈴見瑠衣:「まあ」 一目惚れ何ならそれはそれ、仮に言いたくないなら無理に言わせる必要もないし。
鈴見瑠衣:「そういうことなら、それでいっか」
南野みかん:「……やっぱり優しいな、瑠衣さんは」ぽつりと嬉しそうに呟く。
南野みかん:「今日と明日を明後日、私と一緒にいてくださいね」
南野みかん:「ふふ!時間、もったいないですね。早速ですけど、遊びに行きましょう!」
鈴見瑠衣:「ん、そうだね」
鈴見瑠衣:「今日から夏休みだし。遊びに行くのは大賛成」
南野みかん:「やったあ!ふふ、よろしくお願いしますっ」にっこり笑う。
鈴見瑠衣:「うん、よろしく」
KP:----
KP:・ラウンドスリー カラオケ
KP:あなたたちはカラオケにやってきた。
KP:カラオケの点数をだしましょう!1d50+50で出ます!
鈴見瑠衣:あ、良ければ芸術:カラオケも振って良いです?
KP:あっ素晴らしいですね
KP:ぜひおねがいします!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【芸術(カラオケ)】
Cthulhu : (1D100<=50) → 14 → 成功
KP:うまい!
KP:では1d50+70で出しましょう
鈴見瑠衣:1d50+70
Cthulhu : (1D50+70) → 33[33]+70 → 103
KP:天元突破
鈴見瑠衣:めちゃうまだぜ
南野みかん:1d50+50
Cthulhu : (1D50+50) → 37[37]+50 → 87
南野みかん:私もじょうずです!
南野みかん:「瑠衣さん、歌、ほんとうに上手ですね……」
南野みかん:わあ……と目を輝かせて聞き惚れている。
鈴見瑠衣:「ふふ、趣味だからね」
鈴見瑠衣:邦ロックにアニソンにボーカロイド。男女問わず手広く覚えている。
南野みかん:「趣味でもこんなに上手に歌える人、まずいないですよ!」興奮したようにホットコーヒーを両手で包む。
南野みかん:「プロの歌手になれちゃいそうです」
鈴見瑠衣:「滅茶苦茶褒めるじゃん」 ヘラりと照れ臭そうに笑って。
鈴見瑠衣:「それに、南野さんだって上手いよ。あたしと声質違うし聞いてて楽しい」
南野みかん:「そ、そうですか?えへへ……」
南野みかん:数年前に流行した有名な女性ボーカルのJ-POPを中心に歌っている。
南野みかん:「瑠衣さん、プロみたいに上手だからっていうのもありますけど」
南野みかん:「好きな人が歌ってるの聞くの好きだから、瑠衣さんの歌聞くの好きです」
南野みかん:「へへ……」照れたようにはにかむ。
鈴見瑠衣:「……あー」 好きな人という言葉にはまだ慣れなくて。
鈴見瑠衣:「歌うのはあたしも好きだし。聞きたいだけ聞いてよ」
鈴見瑠衣:「なんならリクエストとかする?」
南野みかん:「わ!いいんですかっ」
南野みかん:「ん-と……そうですね……」ぶつぶつと呟く。
鈴見瑠衣:「……」 自分のちょっとおどけた提案にも嬉しそうで真剣にするから。
鈴見瑠衣:「……面映ゆいって言うのかなあ」 口の中だけで呟く。
南野みかん:「ちょっと前に流行った……この曲がいいです」電子リモコンを操作して、ひとつの曲を指し示す。
南野みかん:3年前くらいに流行った、ちょっとしっとりしたストレートな愛を歌う女性ボーカルの曲。
鈴見瑠衣:「おっけ、これなら聞き覚えあるし多分歌える」
南野みかん:「わあい!瑠衣さんが歌ったら、絶対かっこよくて素敵だと思うんです」きらきらと期待を込めた瞳で見つめている。
鈴見瑠衣:期待の視線にちょっと意気込みつつ、マイクを構えて。
鈴見瑠衣:「例えば 君の顔に昔よりシワが増えても それでもいいんだ」
鈴見瑠衣:「僕がギターを思うように弾けなくなっても 心の歌は君で溢れているよ」
鈴見瑠衣:落ち着いた声音で、だけど感情は籠めつつ。低めの声を響かせる。
鈴見瑠衣:「Darlin' 夢が叶ったの お似合いの言葉が見つからないよ」
鈴見瑠衣:「Darlin' 夢が叶ったの『愛してる』」
鈴見瑠衣:途中、ちらりと反応を窺うように彼女へ目線を送って。
南野みかん:幸せそうにあなたの歌に聞き惚れているが、
南野みかん:『愛してる』という歌詞に、くすぐったそうな、それでいて切なそうな表情をする。
鈴見瑠衣:(……) なんだか、見てはいけないものを見たような気になって。
鈴見瑠衣:画面へと向き直り、最後まで歌い切った。
南野みかん:「……すっごく、素敵でした!やっぱり瑠衣さんはすごいです」
南野みかん:「この歌大好きだから、嬉しいです!」
KP:……あなたは既視感を覚える。
鈴見瑠衣:「いやぁ、やっぱりうろ覚えだと難しいね」
KP:以前にも、この歌を歌ったことがある気がする。
KP:その時も、とても喜ばれたような……そんな記憶がよみがえった。
鈴見瑠衣:「……うろ覚え、だけど」
鈴見瑠衣:「歌ったこと、あったんだっけ?あれ、いつ?」
南野みかん:「……有名な歌だから……歌ったことあるのかもしれないですね」
南野みかん:「好きな人も多いから……こうやって、リクエストされたのかも」小さく微笑む。
鈴見瑠衣:「……そうだった、かなぁ」 納得できないような気分で少しだけ唸って。
鈴見瑠衣:「まあ、でも。さっき言った通りうろ覚えだったし」
鈴見瑠衣:「私も好きな曲調だったから、改めてちゃんと覚えようかな」
南野みかん:「わあ、今もすっごく素敵だったのにもっともっと素敵になっちゃいますね」嬉しそうに笑う。
鈴見瑠衣:「ふふ、そしたらまた聞いてくれる?」
南野みかん:「へへ……、聞きたいです!絶対!」
南野みかん:ホットコーヒーにミルクを混ぜながら微笑む。
鈴見瑠衣:「じゃあ気合入れて練習しとかないと」
南野みかん:「えっと、もうすぐ時間ですかね?次、どこに行きましょうっ」
鈴見瑠衣:「あ、ホントだ。んん……南野さんはどこか行きたいとこある?」
鈴見瑠衣:アイスティーを飲み干して、荷物を片付け始める。
南野みかん:「時間は待ってくれませんね~」冗談交じりに笑って。
南野みかん:「んと、私運動そんなに得意じゃないから……ゲームセンターかなあ?」
鈴見瑠衣:「おっけ。じゃあいこっか」
南野みかん:「はいっ!……あの、歌の練習、その、応援してます」
南野みかん:「……楽しみですっ」
鈴見瑠衣:「ありがと」
KP:----
KP:・ゲームセンター
KP:南野みかんの希望で、レースゲームで遊ぶことになった。
KP:DEX*5に3回挑戦して、成功数が多い方が勝ちです!
鈴見瑠衣:了解です、三連続で振っちゃう感じで良いです?
KP:はい!お願いします!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 19 → 成功
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 99 → 致命的失敗
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 1 → 決定的成功/スペシャル
KP:極端!
鈴見瑠衣:ナニコレ……
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 27 → 成功
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 72 → 失敗
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 70 → 失敗
南野みかん:「むむ……」自分からやりたいと言い出したものの、それほど器用ではない。
南野みかん:最初はおそるおそるガイドに従って進めたものの、うまく進めずトロトロと車を走らせる。
鈴見瑠衣:「えーっと」 何度かやったことがあるため、多少慣れた手つきで走らせている。
鈴見瑠衣:「どこだっけ、この辺だった気がするんだけど……」
鈴見瑠衣:そう言いながら、自分からコースの外へとはみ出していく。
南野みかん:「あっ……瑠衣さん、コースから外れちゃってます」自分のことでいっぱいいっぱいなのに隣の画面を気にしている。
鈴見瑠衣:「あ、大丈夫。もうちょっとで……」
南野みかん:「矢印にそって運転するといいんですよ。さっきそう説明が出ました!」得意げ
鈴見瑠衣:ちょうどその瞬間に、減速していた車体が急加速する。
鈴見瑠衣:「あ、あった」
南野みかん:「えっ!」
鈴見瑠衣:コースの外に隠された加速板。ショートカットコースである。
鈴見瑠衣:「ショートカットって言ってね。こういうのが隠してあるんだよ」
南野みかん:「ええええっ!コースから外れたのに……!?」
鈴見瑠衣:「コースごとに場所違うからあたしも全部は知らないけど……お、やった」
鈴見瑠衣:急加速の勢いのまま、話しているうちにゴール。
南野みかん:「す、すごい!あっという間にゴールしちゃいました」
南野みかん:目を丸くしている。
鈴見瑠衣:「ふふ……って、南野さん。画面」
鈴見瑠衣:すっかりお留守になっている彼女の画面を指さして。
南野みかん:「あっ!」こちらは何の計画性もなくコースアウトしている。
南野みかん:「……私にもショートカット出ないかな……」そう呟きながらも矢印にそって車を動かす。
鈴見瑠衣:「場所は共通だから、タイミングさえ合わせれば南野さんにも出来るはずだよ」
鈴見瑠衣:「えっとほら、この次の右折のとこ」
鈴見瑠衣:「そこ真っ直ぐ行って少ししたら踏めるはず」
南野みかん:「そうなんですねぇ……えっ!えっと、ここですか?」
南野みかん:フラフラと言われるがままに車を動かす。
南野みかん:「……わーっ!すごくはやくなりました!」
南野みかん:加速板を踏んで突然スピードが上がり目を丸くする!
鈴見瑠衣:「そうそう!そのまま行けばゴールまで直だよ」
南野みかん:「わーっ!わーっ!」何が起こっているのかわからないままゴール!
南野みかん:「す、すごいです!魔法みたい!あっという間にゴールしちゃいましたっ」興奮している。
鈴見瑠衣:「でしょ。こうなるからちょっとの減速してでも踏んだ方が良いんだよね」
鈴見瑠衣:「普通のコースだと見れない景色も見れるし、覚えとくと楽しいよ」
南野みかん:「急がば回れってことかぁ……」なんだかズレたことを呟いている。
南野みかん:「瑠衣さんは本当にすごいです。何でも知ってて、なんでもできて」
南野みかん:「そのうえ、とっても優しいです!」
鈴見瑠衣:「いやぁ、何でもってほどでも」
鈴見瑠衣:「カラオケは趣味だし、このゲームも偶然やったことあるだけだし」
鈴見瑠衣:「それにほら、優しいのは南野さんが楽しそうにしてくれるから」
南野みかん:「謙虚です!」おかしそうにくすくす笑う。
南野みかん:「だって、とってもとっても楽しいから」
南野みかん:「嬉しいなあ。3日間だけでも付き合ってもらえて、とっても幸せです」
鈴見瑠衣:「……そういえば」
鈴見瑠衣:「なんで3日間なの?」
南野みかん:「……だって、瑠衣さんの時間独占するの、申し訳ないから」
南野みかん:「3日間だけでも一緒に過ごせてもらえて、贅沢ものです!」
鈴見瑠衣:「んん……」
鈴見瑠衣:「別に、3日って限らなくても良くない?」
南野みかん:「んぅ……」少し困ったように微笑む。
南野みかん:「……じゃあ、3日間一緒にすごして、それで……瑠衣さんがどうしたいか」
南野みかん:「決めてもらおうかな……」
鈴見瑠衣:「……南野さんはそれで良いの?」
鈴見瑠衣:「あたしに任せちゃうので良いの?」
南野みかん:「……ただでさえ、突然おしかけて、ワガママきいてもらってますから」
南野みかん:「瑠衣さんの気持ちをこれ以上無視できないです」
鈴見瑠衣:「……そっか」
鈴見瑠衣:「じゃあ、3日後に改めてお返事させてもらおうかな」
南野みかん:「……はい!じゃあ、楽しく過ごしてもらえるようにがんばらないとです」
南野みかん:「どんな気持ちになるにせよ、瑠衣さんにも楽しい思い出にして欲しいから……」
鈴見瑠衣:「まあほら、そこはお互い様で」
鈴見瑠衣:「あたしはあたしで楽しむし、南野さんが楽しめるようにも頑張るよ」
鈴見瑠衣:「だから南野さんも、あたしが楽しめるようにだけじゃなく、ちゃんと自分も楽しんでね」
南野みかん:「へへ……優しいです。私は瑠衣さんと一緒に過ごせるだけで、楽しくて幸せですよ」
南野みかん:「でも、ありがとうございます」くすぐったそうに微笑む。
南野みかん:「それで、その……明日なんですけど。えっと……」言いづらそうに目線を彷徨わせる。
南野みかん:「……一緒に、海にいきませんか?」
KP:海はここから2時間程電車に乗らないといけない距離にある。
南野みかん:「そこに、……えっと、宿泊施設があって」
南野みかん:「そこに泊まりたいなって……」
南野みかん:「……よ、夜に!花火あがるんです。おっきいの。一緒に見たいなって……」
南野みかん:「明日海に行って遊んで、花火して、お泊まりして、3日間はおしまい」
南野みかん:「……どうですか?」
KP:その海はあなたが中学校時代にも行ったことがあるところだった。
KP:友人たちと一緒にキャンプをして花火を見て、そんな楽しい思い出が残っている。
鈴見瑠衣:「……」 宿泊となるともう少し慎重に考えるべきかもしれない。
鈴見瑠衣:告白されて、一応とはいえお付き合いもして、楽しく過ごしているとはいえ。彼女と知り合ってまだ一日だ。
鈴見瑠衣:本当なら、二人きりでお泊りなんて危ないことなのかもしれない。けど。
鈴見瑠衣:「良いね、海」
南野みかん:「!」
南野みかん:「い、一緒に、いってくれますか」
鈴見瑠衣:「うん。何時に待ち合わせにしよっか」
南野みかん:「え、えと!じゃあ駅に……、9時、じゃ早いですか?」
鈴見瑠衣:「ううん。一泊の準備だけしてけば良い?」
南野みかん:「はい!一泊、お願いします!」
南野みかん:「わあ……」信じられないといった様子で嬉しそうにほっぺを両手でおさえる。
KP:そうして翌日の約束をし、帰路に就く。
KP:『目星』をふってください。
鈴見瑠衣:CCB<=25 【目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 41 → 失敗
南野みかん:「それじゃあ、明日!よろしくお願いしますっ」
南野みかん:白い肌に笑顔を浮かべ、手を振る。
鈴見瑠衣:「うん、また明日」
鈴見瑠衣:こちらも手を振り返して。
鈴見瑠衣:きらきらとした顔で見つめるものだから、なんとなく去りがたく。
鈴見瑠衣:何度か振り返りながら、ゆっくりと帰路につく。
KP:何もなければこのまま寝ていただいて翌日になりますが
KP:なにかやること……ありますか!
鈴見瑠衣:ううん……。中学とか小学校のアルバムを見てみるかな。
鈴見瑠衣:南野さんと過去に会ってないかちょっと調べてみたい。
KP:卒業アルバム的な物は実家にあるみたいですね(捏造)
鈴見瑠衣:なるほどね
KP:普通のアルバムならあっても大丈夫ですが、ありますか?(ありますかとは……?)
鈴見瑠衣:ううん、アルバムは場所取るって持ってこなさそうだし無いかなあ
KP:ではアルバムはないとのことなので、そこから南野みかんと過去に会っているかはわかりませんでした
鈴見瑠衣:ううん、じゃああとは友達にちょっと聞いてみるかな
鈴見瑠衣:南野さんのこと、噂とかでも何か知らないか聞いてみる
KP:同じ高校に通う友達に話を聞いてみると、
KP:運動は苦手だけど成績は割といい、ちょっとのんびりした女の子だということがわかります
KP:普通に在籍してる生徒ですね
鈴見瑠衣:ふんふん、普通の子なんだなあ
鈴見瑠衣:なら、後は良いかなあ。普通にお泊りの準備だけしておきます
KP:はーい!
KP:一日が終わり、あなたは眠りにつく。
KP:夢を見る。
KP:それは夢。温かい空間。
KP:あなたを包み込むその温かさに懐かしさを感じた。
KP:けれど、それと同時に恐怖が襲ってくる。
KP:言いようのない、どこか逃げ出したくなるような恐怖。
KP:ごめんなさい、そんなあなたの声が聞こえた。
KP:----
KP:あなたは起床する。
KP:なんとも言えないような夢を見た気がする。
KP:南野みかんと海に行く約束。
KP:あなたは身支度を整え駅前へ向かうことになる。
KP:駅に着くと南野みかんが先に待っていた。
KP:あなたが来ると嬉しそうに挨拶をする。
南野みかん:「おはようございます!今日は来てくれてありがとうございますっ」
鈴見瑠衣:「おはよ。早いね」
南野みかん:「瑠衣さんも!えへへ、楽しみで早起きしちゃいました」
鈴見瑠衣:「ならお揃いだね」
南野みかん:「!えへへ……おそろい、ですっ!」
南野みかん:嬉しそうに笑い、改札を抜け電車へ乗り込む。
南野みかん:海までは電車で2時間ほど。たくさん話す時間があるでしょう。
南野みかん:「瑠衣さんって、なんでもできる感じがしますけど……」
南野みかん:「得意なことって、なんなんですか?」
鈴見瑠衣:「得意、かあ……」
鈴見瑠衣:んん、と軽く唸って。
鈴見瑠衣:「やっぱりカラオケかなあ。よく通ってるし」
南野みかん:「わあ!すっごく上手ですもんねっ」
鈴見瑠衣:「後、学校の教科で言えば国語が一番成績良いよ」
南野みかん:「瑠衣さんの歌、とっても好きですから。瑠衣さん自身も好きで、得意だって思っててくれて嬉しいです」
南野みかん:「国語!」
南野みかん:「だから優しいのかな?相手の気持ちとか言ってる事とかわからないと、国語できないですもんね」
南野みかん:「あ、優しいから国語が得意なのかな。逆かな……」楽しそうにぶつぶつ呟いている
鈴見瑠衣:「褒め過ぎだって……。南野さんは?何が得意?」 照れたように苦笑して。
南野みかん:「私ですか?なにかなぁ……。運動は得意じゃないけど……」
南野みかん:「あ、写真!写真撮るの好きです」
鈴見瑠衣:「……」 ちょっと驚いて目を瞬かせる。
鈴見瑠衣:「……ほんと奇遇だね。あたしも好きだよ、写真」
南野みかん:「えっ!そうなんですか!?」
南野みかん:「わあ……!そうなんだ……、えへへ……」
南野みかん:「あっ、って言っても全然、すごい器材とかなくて!スマホのカメラがほとんどなんですけど……」
鈴見瑠衣:「ああ、カメラって高いしちょっと手が出ないよね」
鈴見瑠衣:「あたしもスマホでちょっと良いなって思ったの撮って回るくらいだし……ほら」
鈴見瑠衣:スマホの写真フォルダを開いて彼女に見せる。
南野みかん:「わあ……!綺麗な写真がいっぱいですっ」
南野みかん:「あ、猫ちゃん!可愛い~」
鈴見瑠衣:気ままそうに昼寝をする猫だとか、帰り道で綺麗に見えた満月だとか。そう言った何気ない写真ばかり。
鈴見瑠衣:「南野さんはどんな写真撮るの?」
南野みかん:「えっと、道端の綺麗なお花とか、お散歩してて会った鳥さんとか……」そう言いながら自分もスマホの写真フォルダを開き、見せる。
南野みかん:「猫ちゃんも撮ります!とっさに撮るのは苦手なんですけど、粘り強くベストショットを狙うのは得意ですよっ」
鈴見瑠衣:「……ほんとだ。この子とか良い顔してる」
南野みかん:「えへへ、可愛いですよね!うちの近所にエサあげてる人がいるみたいで、結構人に慣れてるんですよ」
南野みかん:「だからゆっくり撮らせてくれたんです!」
鈴見瑠衣:「良いなあ。人慣れしてないと近くで撮るのはムズいんだよね……」
鈴見瑠衣:じっと熱心に南野さんのスマホを覗き込む。
南野みかん:「……あっ、あわわっ」瑠衣さんが覗き込んでいるので、近づいていることに気づき赤くなる。
南野みかん:赤くなりながらスマホの画面をスクロール。海の写真で指を止める。
南野みかん:「……海、好きなんです。綺麗だし……」
鈴見瑠衣:その写真を目にとめて。
南野みかん:「……ひとりで来ることって、そんなにないですからね!楽しい思い出でいっぱいですっ」
鈴見瑠衣:「まあ確かに。あたしも前行ったときは友達とキャンプだったし」
鈴見瑠衣:「小学校の頃も親に連れられてとかだったし」
南野みかん:「ふふふ」嬉しそうにニコニコと微笑む。
南野みかん:「楽しい思い出にしましょうねっ」
鈴見瑠衣:「うん。夏休み初日からの海だもんね」
鈴見瑠衣:「思う存分楽しまないと」
KP:しばらく話していると目的の海が見えてくる。
KP:一面がキラキラと光を反射する青色。
KP:太陽に照らされ光が反射する海とそのすぐ上には青空と雲が見渡す限りに広がっていた。
KP:あなた達は電車から降りる。
KP:むわっとした熱気に襲われる。
KP:太陽が照っていてとても暑い。
南野みかん:「つきましたねっ」
南野みかん:白い吐息をはきながら嬉しそうに笑う。
鈴見瑠衣:「うん。夏って感じで……」 そう言いながら、彼女の白い吐息を見て首を傾げる。
鈴見瑠衣:白く変わる吐息は、夏の日差しに不似合いな光景に見えて。
鈴見瑠衣:「南野さん、ちょっとこっち向いて」
南野みかん:「?は、はいっ」
南野みかん:素直に向き直る。吐く息はかすかに白いような気がする。
鈴見瑠衣:その吐息にますます首を傾げて。こちらを向いた彼女の頬へと手を伸ばし、触れる。
南野みかん:「あ、あわわわわっ」
南野みかん:触れた頬はひんやりと冷たかった。が、みるみるうちに真っ赤になり熱をもつ。
鈴見瑠衣:「……随分冷えてるみたいだけど、大丈夫?電車の冷房キツかった?」
鈴見瑠衣:(それにしたって冷えすぎな気もするけど……) 後半は心中の中だけで呟く。
南野みかん:「だ、大丈夫ですっ!私体温低めの人なので……っ」
鈴見瑠衣:「ほんとに?これから海で遊ぶんだし、体冷えすぎたり体調悪かったりしたらちゃんと言ってね?」
南野みかん:「はいっ!大丈夫ですっ、無理はしないです」
南野みかん:「……ほら、あそこに更衣室あるみたいですし!水着に着替えちゃいましょう!」
南野みかん:そう言って、誤魔化すように数歩歩き。
南野みかん:「……やっぱり、瑠衣さんは優しいですね。ありがとうございます」振り返り微笑む。
鈴見瑠衣:「2人で楽しみに来たんだから。これくらい当然だよ」
鈴見瑠衣:こちらも数歩進み、追いついて。
鈴見瑠衣:「ちゃんと南野さんにも楽しんでもらいたいから。ほんとに、無理だけはしないでね」
南野みかん:「……瑠衣さんと一緒にいるだけで、本当に楽しくて、幸せなんですよ」微笑むと、更衣室へと入っていった。
鈴見瑠衣:昨日からずっと変わらない言葉に、やっぱりどこか不思議なような心地で。
鈴見瑠衣:(なんで)
鈴見瑠衣:(なんで、そんなにも。好きだと思ってくれてるの?)
鈴見瑠衣:「……」 溜息を一つ。流石にそんなこと言うほど野暮というか、無神経にはなれないから。
鈴見瑠衣:彼女の後を追うように、自分も更衣室へと入る。
KP:先に着替え終わった南野みかんは照れ臭そうに更衣室の外であなたが着換え終わるのを待っている。
鈴見瑠衣:「お待たせ」
鈴見瑠衣:下がショートパンツ型になったタンキニ。その上からTシャツも着ている。
鈴見瑠衣:動きやすそうなのと露出低めなのが気に入って去年に買ったものだ。
南野みかん:「わ……」フリルのついた白い水着。可愛らしいビキニタイプの水着が豊かな胸を包んでいる。
南野みかん:「かっこいいです!瑠衣さん、似合ってますっ」
鈴見瑠衣:「でしょ。南野さんも似合っててかわいいよ」
南野みかん:「そ、そうですか?へへ……」恥ずかしそうに、嬉しそうに笑う。
南野みかん:「……はっ、見惚れてる場合じゃなかったです!いっぱい遊ばないとっ」
南野みかん:「へへ……、じゃーん!」
南野みかん:そう言って水鉄砲をとりだす。
南野みかん:「持ってきちゃいました」
鈴見瑠衣:「あ、良いね。楽しいやつだ」
南野みかん:「はいっ、楽しいやつです」嬉しそうに笑う。
南野みかん:「撃ち合いしましょう!」ふんすっ!と気合をいれている。
鈴見瑠衣:「おっけ。手加減無しで行くからね」
KP:・水鉄砲
KP:『拳銃』、『ショットガン』技能などで水鉄砲を打つことが出来る。
KP:距離が近いため技能値は2倍にして構わない。
KP:DEX順に交互に撃ち、先に2回当たった方の負け。
KP:瑠衣さんの方が早いので瑠衣さんからどうぞ!
鈴見瑠衣:はーい、じゃあショットガンで行きます
鈴見瑠衣:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 86 → 失敗
南野みかん:ふふ!今度は私が!
南野みかん:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 59 → 成功
南野みかん:ぴゅー!
鈴見瑠衣:う、当てられちゃった
鈴見瑠衣:今度こそ!
鈴見瑠衣:鈴見瑠衣:CCB<=60 【ショットガン×2】
鈴見瑠衣:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 76 → 失敗
鈴見瑠衣:うわ、当たんない
南野みかん:へへへ、もらっちゃいましたかね!いきますよ!
南野みかん:CCB<=60 【ショットガン×2】
Cthulhu : (1D100<=60) → 45 → 成功
南野みかん:ぴゅー!!
鈴見瑠衣:完敗だぁ……
南野みかん:「むむ……」真剣な顔をして水鉄砲を構える。
鈴見瑠衣:「こっちから行くよ」 両手で抱えるサイズの水鉄砲を彼女に向け、発射。
南野みかん:「わわー!」間一髪!なんとか避ける。
南野みかん:「昨日一日一緒に過ごして見た瑠衣さんの癖……、重心が少し右寄り、左足を前に動かすときはワンテンポ遅れる」
南野みかん:「それを考慮した上で……狙うなら今です!」
鈴見瑠衣:「え、何それ」 自分でも初耳の癖である。
南野みかん:「悪いですけど、全て計算の内です!」ぴゅうぴゅう!
鈴見瑠衣:「って、わ!」 そのまま足を止めた一瞬を狙い打たれる。
南野みかん:水鉄砲を発射!
鈴見瑠衣:真正面から受けて、盛大にTシャツが濡れる。
南野みかん:「えへへ!撃っちゃいましたっ」
鈴見瑠衣:「……やられたなぁ」 濡れて重くなった前髪をかきあげて。
鈴見瑠衣:「もう一戦良い?すごい綺麗に負けたから悔しくなっちゃった」
南野みかん:「はいっ!受けて立ちます!」得意げ
KP:・海の家
KP:水鉄砲で存分に遊んだ二人は海の家で休憩することにした。
南野みかん:「私、名前はみかんですけど、みかんよりイチゴのほうが好きなんです」かき氷のポスターを眺めながら呟く。
南野みかん:「……でも、今はお腹すいちゃったから、カレー!」
鈴見瑠衣:「おやつよりまずはご飯だよね。……どうしようかな」
鈴見瑠衣:「南野さん、ピザ半分たべない?」
南野みかん:「ピザ!たべます!はんぶんこ!」
鈴見瑠衣:「おっけ。ならあたしの分はオムライスにしよっと」
南野みかん:「食べたことなかったですけど、ピザってカレーとあいそうです!ナンみたいで……」
鈴見瑠衣:「チーズもカレーと合うし、確かにありかも。今度試してみようかな」
鈴見瑠衣:「あ、カレーとオムライスとピザを一つずつお願いします」 通りすがりの店員さんに声をかける。
KP:はーいと注文を受け付ける通りすがり店員!
南野みかん:「あっ、ありがとうございます!えっと、料理来る前にお手洗いにいってきますねっ」
鈴見瑠衣:「うん。いってらっしゃい」
南野みかん:そう言って席を立つ。
南野みかん:残された南野みかんのカバンから、一枚の紙が飛び出しているのが見える。
鈴見瑠衣:「あれ」 気が付いて、何気なく目にとめる。
KP:「凍心病について」という見出しが見える。
KP:手に取ってみたら内容を読むことができるだろう。
鈴見瑠衣:「……凍心病?」 見慣れない字面に眉をしかめて、一瞬悩んだのち。
鈴見瑠衣:(……南野さん、ごめん)
鈴見瑠衣:抜き取って、内容に目を通す。
KP:【凍心病について1】
KP:『凍心病』別名¨悲恋病¨
KP:この病は原因、治療法ともに不明のまま。
KP:発病してしまえば身体がどんどん冷えていき早くて1日、長くても1週間で『凍死』する。
KP:また、原因は分からないが発病する人の共通点として『直接的な血の繋がりがない誰かを本気で好きな人』に発病するという。故に、悲恋病とも呼ばれている。
KP:以上の事が書かれています。
鈴見瑠衣:(……) 最初に握られた手の冷たさと炎天下の中白く染まった吐息を思い出す。
鈴見瑠衣:何度も繰り返し告げられた好きという言葉も。だとすれば。
鈴見瑠衣:スマホなどで凍心病についてもっと調べることは出来ますか?
KP:調べても、特にヒットしないですね
鈴見瑠衣:何かもっと情報をと思って取り出したスマホも役に立たず、額を抑える。
鈴見瑠衣:「凍死、って。そんな」
鈴見瑠衣:非科学的だと思いたいのに、目の前の紙と彼女の素振りが齎す予感は嫌に確信的で。
鈴見瑠衣:迷った後、ひとまず読み終えた紙を彼女のバッグへと差し直す。
南野みかん:「ただいまです!」ニコニコと戻ってくる。
鈴見瑠衣:「おかえり」 平静を装って微笑む。
南野みかん:「お手洗い、結構混んでました。やっぱり水着って普段より時間かかるから——」
KP:「わあ、懐かしいね。いつぶりかな?」
KP:唐突に、話しかけてくる人物がいる。
KP:それはあなたの中学校時代の友人、高校が違うため連絡も取ってなく久しぶりの再会だった。
鈴見瑠衣:「……ああ、久しぶり。卒業式とか以来?」
鈴見瑠衣:「同じ日に海なんて奇遇だね」
KP:「夏休み初日から海なんて、お互い気合入ってるね」明るく笑う。
KP:「あなた達は相変わらず仲いいね、今度は二人っきり?」
鈴見瑠衣:「……え」
南野みかん:「そ、……そうです、なかよしなんです」
南野みかん:「……デート、なので!邪魔しちゃダメですよっ、ほらほらっ」明るく冗談めかして笑う。
KP:その友人も連れを待たせているのか、それ以上の言及はなく去っていった。
南野みかん:「……えと」見送り、困ったように笑う。
南野みかん:「……実は、以前瑠衣さんと、この海であったことがあって」
南野みかん:「だから来たかったんです」
南野みかん:「……黙っててごめんなさい」
鈴見瑠衣:「……それは、良いけど」
鈴見瑠衣:「さっきの子、私の中学の同級生なんだ。その子が相変わらずって言ってたってことは」
鈴見瑠衣:「ただここで会ったっていうだけじゃ、ないんじゃ……」
南野みかん:「……ピザ!きましたよっ」
南野みかん:「わけますね、綺麗にできるかわからないですけど……」
南野みかん:そう言ってピザをわけようとするが、8:2くらいの割合になる。
南野みかん:「…………はんぶんこじゃない……」
鈴見瑠衣:「……」 一つ、軽く息を漏らして。
鈴見瑠衣:「貸してみて」
南野みかん:「あ、は、はいっ」
鈴見瑠衣:ピザカッターを受け取って、南野さんが分けたのとは別方向に切り込みを入れる。
鈴見瑠衣:ピッタリ半分とまではいかないけれど、大体一緒くらいの大きさに切り分けて。
鈴見瑠衣:「はい。はんぶんこ」
南野みかん:「わあ……!」目を輝かせる。
南野みかん:「すごいです!瑠衣さん、なんでもできちゃいます」
鈴見瑠衣:「そんなことないよ。ほんとに」
鈴見瑠衣:「と言うより、今のは南野さんがちょこっと不器用だっただけじゃない?」 冗談めかして笑いかける。
南野みかん:「む、むむう~!」恥ずかしそうに頬をふくらませる。
鈴見瑠衣:「ふふ。ほら、食べよう?折角のピザが冷めちゃうよ」
南野みかん:「はいっ、食べましょう!えへへ、ありがとうございます」
鈴見瑠衣:「じゃ、いただきます」 しっかり手を合わせて。
南野みかん:「いただきますっ!……むぐ、とってもおいしいです!」同じくてをあわせ、ピザをつまんで声を弾ませる。
南野みかん:「とっても、……おいしいですね」どこか寂しそうな表情で微笑む。
鈴見瑠衣:「……」 美味しいのなら良かったと言いかけて、その表情を目にして。
鈴見瑠衣:急に味がしなくなったピザを飲み込む。
南野みかん:「……あのっ、ビーチバレー大会、やるらしいんですっ」
南野みかん:「二人一組で……優勝したら豪華賞品があるみたいで」
南野みかん:「……参加、してみませんか?」
南野みかん:「わ、私、足引っ張っちゃうかもですけど……」
鈴見瑠衣:「……良いよ」
鈴見瑠衣:「参加してみよう。せっかく遊びに来てるんだから」
南野みかん:「わ!ほんとですかっ」
南野みかん:「えへへ、嬉しいです!」
鈴見瑠衣:「ちょっとでもやってみたいことがあるなら、全部やろうよ」
南野みかん:「……はいっ!」
KP:----
KP:・ビーチバレー大会
KP:人だかりができている。なかなか盛況なようだ。
KP:受付を済ませたあなたたちは、良い感じにシードに組み入れられ、いきなり準決勝からスタートする!
KP:一回戦、敵NPCのDEXを決めます
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 13[2,5,6] → 13
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 11[1,6,4] → 11
KP:ふつうくらいの!
鈴見瑠衣:バランスのいい二人だ
KP:「女子高生二人には負けないぜ~」「負けないぜ~」ひょろひょろした感じの大学生くらいの二人組が相手だ!
KP:きゃーっがんばってーなんて黄色い声援がとぶ。女連れだ!許せない……
KP:そんな相手がサーブ!瑠衣さんはDEX*5でボールをとってください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 46 → 成功
KP:成功!
南野みかん:「わ、わっ」あなたのとったボールをわたわたと上にあげる!
KP:瑠衣さんは「こぶし」でスパイクをうってください!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 88 → 失敗
鈴見瑠衣:くっ……
KP:「なんだ~?そのスパイクは~?お手本をみせてやるぜ~」
KP:CCB<=50 【こぶし】相手のスパイク!
Cthulhu : (1D100<=50) → 26 → 成功
KP:成功するな!
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 18 → 成功
南野みかん:が、そのボールもなんとか拾う!
鈴見瑠衣:「ごめん、南野さん。ナイス!」
南野みかん:「えへへ、一緒に頑張りましょう!」
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】スパイクをがんばる
Cthulhu : (1D100<=50) → 23 → 成功
KP:成功!瑠衣さんの上げたトスにあわせ、打ち込む!
KP:CCB<=65 相手のDEX*5
Cthulhu : (1D100<=65) → 50 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 79 → 失敗
KP:相手はとるものの、スパイク失敗!
鈴見瑠衣:今度はこっちがスパイクかな
KP:瑠衣さんは「こぶし」を振ってスパイクをおねがいします!
KP:ですです!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 19 → 成功
鈴見瑠衣:よし!
KP:やった!
KP:CCB<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 78 → 失敗
KP:強烈なスパイクに相手はとれず!
KP:1点入りました!
KP:1-0
南野みかん:「わーっ!瑠衣さん、ナイスですっ!」
鈴見瑠衣:「決まって良かった……南野さんもナイス」
南野みかん:「えへへ……チームワークですねっ」
KP:「くそ~」「油断した~」とかなんとか悔しそう
KP:そんな相手のサーブ!南野みかんが受けます
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 44 → 成功
南野みかん:「わわわ」なんとか受ける!
鈴見瑠衣:「よし、そのままスパイクお願い!」
南野みかん:「はいっ!」
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 31 → 成功
KP:ばしゅ!成功!
KP:ccb<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 52 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 64 → 失敗
KP:相手はうけるも、スパイク失敗!
KP:瑠衣さんがスパイクやっちゃってください!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 63 → 失敗
鈴見瑠衣:ううん、出目が良くない
KP:相手もよくないから……
KP:甘い球を相手がとらえてスパイクしようとする!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 42 → 成功
KP:成功!みかんが受けます
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 60 → 失敗
南野みかん:「あっ、あっ」
KP:コロコロ……失敗!相手に点が入ります
KP:1-1
南野みかん:「ご、ごめんなさい……」しゅん
鈴見瑠衣:「あたしもミスしたし、気にしないで」
鈴見瑠衣:「切り替えてこ」
南野みかん:「……はいっ!」
KP:そのままみかんのサーブ!相手が受けます
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 18 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 90 → 失敗
KP:受けるも、スパイク失敗!
KP:瑠衣さんのスパイク!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 67 → 失敗
鈴見瑠衣:ううん~~~~
KP:相手も失敗してるから……
KP:相手のスパイク!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 70 → 失敗
KP:相手もさらに失敗!
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 89 → 失敗
KP:失敗しかしない!
鈴見瑠衣:お互いスパイクが決まらない
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 79 → 失敗
KP:あっ間違えてる……
KP:どのみちこぶしでも失敗してたから
KP:これは失敗にします
KP:というわけで瑠衣さんのスパイク!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 22 → 成功
KP:やった!
鈴見瑠衣:やっと決まった!
KP:CCB<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 28 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 96 → 致命的失敗
KP:あっファンブル
KP:ファンブルしたからこれは落としたことにしましょう
KP:こういう裁定をするとPCがファンブったときに困るんだよな
鈴見瑠衣:それは確かに
KP:とにかく点が入ります!2-1!
KP:あといってん!
KP:「あっアワワ……」お互いへろへろしたボールをうちあっていることに焦ったのか、決めようとして落としてしまう
南野みかん:「あっ……えっと、点が入りましたよ!」
鈴見瑠衣:「はは。やっぱり素人同士だとあんまり締まらないね」
南野みかん:「瑠衣さんとたくさん遊べるから、楽しいです」ふわふわと笑う。
KP:「くそ~~」悔しそうにサーブ!みかんが受けます。
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 89 → 失敗
KP:ゥゥ……
KP:受けられず!点が入ります。
KP:2-2
南野みかん:「あっ、あっ」
南野みかん:「ま、また失敗しちゃった……」
鈴見瑠衣:「だいじょぶだいじょぶ。まだ次があるから」
南野みかん:「……はいっ」
南野みかん:きゅっと口を引き締める。
KP:そんなみかんのサーブを相手が受ける!
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 88 → 失敗
KP:あっ失敗
KP:点が入ります!
KP:3-2
KP:勝利です!!
南野みかん:「や……やった!!入りましたよ!」
鈴見瑠衣:「うん、ナイスボーナスサーブ」
南野みかん:「ってことは……、やりました!勝っちゃいました!」
鈴見瑠衣:「やったね」 右手を軽く上げてハイタッチの構え。
南野みかん:「やったーっ!」ぱちっ!ハイタッチ!
鈴見瑠衣:「これで次は決勝だっけ。シードなの大分有難いなあ」
南野みかん:「えへへっ、ですね!優勝……、できちゃうかもです!」
KP:そんなわけで……決勝!
KP:ここまで勝ち上がってきた対戦相手のDEXは……
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 12[3,5,4] → 12
KP:3d6
Cthulhu : (3D6) → 13[6,6,1] → 13
KP:ふつう!
KP:「なんか偶然勝ち上がってきたけど~」「愛の力?みたいな~」相手は大学生くらいのバカップルだ!
鈴見瑠衣:今度はストレートにカップルだ
KP:女を連れてる男がいるってこと?許せないな……
南野みかん:「こ、ここで勝ったら……優勝です!勝ちたい……」
南野みかん:「……がんばりましょうねっ!」
鈴見瑠衣:「うん。こうなったら優勝したいもんね」
KP:先ほどは相手のサーブからだったので、こちらからサーブをしましょう。みかんのサーブ!相手が受ける!
KP:CCB<=60
Cthulhu : (1D100<=60) → 74 → 失敗
KP:気合の入った一撃!先制攻撃が決まった!
KP:1-0
南野みかん:「わ!」
南野みかん:「……入った!入りましたよ、瑠衣さんっ!」
鈴見瑠衣:「ナイス。幸先良いね」
鈴見瑠衣:「この勢いでガンガン行こう」
KP:「油断した~」「も~、油断してるケンくんも可愛い♡」「おいおい♡」とかなんとかイチャついてます
南野みかん:「はいっ!優勝しちゃいましょうっ」
KP:そんな相手のサーブ!瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 65 → 成功
鈴見瑠衣:ギリギリ!
KP:セーフ!
KP:あわあわとみかんがトス!こぶしでスパイクどうぞ!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 70 → 失敗
KP:スパイクというもの、難しい説あるな……
KP:相手のスパイク!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 65 → 失敗
KP:スパイクというものは難しいので相手も失敗!
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 95 → 失敗
KP:あぶなっ スパイクというものは難しいのでみかんも失敗!
KP:CCB<=50 【こぶし】相手のスパイク
Cthulhu : (1D100<=50) → 42 → 成功
KP:今度は成功!瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 56 → 成功
KP:成功!スパイクどうぞ!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 50 → 成功
鈴見瑠衣:またギリギリ!
KP:やったーー!!スパイク成功だ~~!!
KP:CCB<=60
Cthulhu : (1D100<=60) → 32 → 成功
KP:成功すな~!
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 47 → 成功
KP:成功すな~!!
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 8 → スペシャル
KP:が、受けたぜ!
南野みかん:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 41 → 成功
KP:スパイクも成功させたぜ!
鈴見瑠衣:えらい!
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 83 → 失敗
KP:決まった!
KP:2-0
南野みかん:「わ、わ、わ!」
南野みかん:へろへろとしたボールをお互い送りあっていたが、ようやく決まる!
南野みかん:「わーっ!入りました!」
鈴見瑠衣:「ナイススパイク」
鈴見瑠衣:「南野さん、ほんとに上手いね」
南野みかん:「ラッキーがいっぱいです!でも、もしかしたら」
南野みかん:「絶対一緒に優勝したいっていう想いが、ビーチバレー大会の神様に伝わってるのかも……」
南野みかん:「えへへ」
鈴見瑠衣:「なら南野さんの思いのお陰だから、やっぱり南野さんがすごいんだよ」
南野みかん:「……えへへ!」
南野みかん:「なら、私をこんな想いにさせる、瑠衣さんがすごいんですよ」
KP:「やだ~、追い詰められた~」「こっから愛の力で逆転するとこ、見せちゃおうぜ♡」「も~♡」とかイチャついてます
KP:そんな相手のサーブ!瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 74 → 失敗
鈴見瑠衣:う、失点
KP:あっ!有言実行か!?相手に点が入ります!
KP:2-1
KP:「ケンくんすご~い♡」「言っただろ~♡」「きゃ~♡」
南野みかん:「こっちがリードしてますからっ」
鈴見瑠衣:「うん、ありがと」
鈴見瑠衣:「気を引き締めなおしつつ、焦らないで行こう」
南野みかん:「はいっ!」
KP:そんなみかんのサーブ!ケンくんじゃないほうが受けます
KP:CCB<=60
Cthulhu : (1D100<=60) → 15 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 17 → 成功
KP:ケンくんじゃないほうわりとやる!
KP:瑠衣さんはDEX*5で受けてください!
鈴見瑠衣:CCB<=(13*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=65) → 15 → 成功
KP:やった!
KP:こぶしでスパイクどうぞ!
鈴見瑠衣:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 43 → 成功
鈴見瑠衣:よし!
KP:やった!
KP:ケンくんがうけます!
KP:CCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 23 → 成功
KP:CCB<=50 【こぶし】
Cthulhu : (1D100<=50) → 98 → 致命的失敗
KP:あっファンブル
KP:ファンブルは失点……!
KP:なので!3-1で
KP:優勝です!!
鈴見瑠衣:やったー!
KP:「ケンくんがんばって♡優勝したらいいことしてあげる♡」「えっ♡」完全にスケベモードで気を取られたケンくんはボールを落とす!
南野みかん:「あっ……」
鈴見瑠衣:「あ」
KP:「あっ」「あっ」
南野みかん:「え、えと……、これって」
南野みかん:「勝ち……?」
鈴見瑠衣:「……多分?」
鈴見瑠衣:「あっけなかったな……」
KP:「……優勝は、鈴見南野ペア!」審判の言葉が響く!
南野みかん:「……ゆ、優勝は優勝です!」
南野みかん:「勝ちましたよ、瑠衣さん!」
鈴見瑠衣:「うん。やったね」
南野みかん:「やった~っ!」嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねる。
鈴見瑠衣:「チームワークと思いの勝利だ」 快活に笑って、さっきと同じように手を上げる。
KP:「ごめんな……」「ううん、ケンくん可哀相だからいっぱいなぐさめてあげるね♡」「ほ、本当?愛してるよ♡」イチャイチャ……イチャイチャ……
南野みかん:「はいっ!私と瑠衣さんの、勝ちですっ!」ぱちーん!ハイターッチ!
KP:優勝賞品として、ペアのイルカのペンダントが贈られます。
南野みかん:「えへへ……」さっそく首から下げて嬉しそうに笑っている。
鈴見瑠衣:「お揃い、また増えたね」 同じく首から提げて。
南野みかん:「はいっ!」
南野みかん:「……大事に、してくれたら、嬉しいです」
南野みかん:「……私も、大事にするのでっ」ぎゅっと自分のペンダントを握りしめる。
鈴見瑠衣:「勿論。大事にするよ」
KP:----
KP:あなた達は海を目いっぱい満喫した。
KP:水着から私服に着替える。
KP:あなたはみかんに聞きたいこと気になるがたくさんあるかもしれない。
KP:みかんは時折、淋しそうで悲しそうな表情をしていた。
KP:彼女が時計を見る。
南野みかん:「もうすぐですよ、3、2、1、ほらっ」と言った瞬間。
KP:真っ暗な夜空に大輪の光の花が咲き乱れた。
南野みかん:「綺麗ですよね。花火」夜空を眺めながらぽつりとつぶやく。
南野みかん:「もう一度、瑠衣さんと一緒に見たかったんです」
鈴見瑠衣:「もう一度……」
鈴見瑠衣:「前は、海で会ったとき?」
南野みかん:「はい、もう一度。好きな人の隣で……」
南野みかん:あなたを見て微笑む。そして、真剣な表情になる。
南野みかん:「あなたが好きです。付き合ってください」
KP:その瞬間にあなたは思いだす。
KP:あの日の事を。
KP:3年前の夏、中学生の友人たちとキャンプに来ていた。
KP:その中に、南野みかんもいた。
KP:一緒に遊んで、一緒に食べて、一緒に過ごした。
KP:泳いで、砂浜で。そして夜。
KP:今日と同じように、同じ場所で花火を見ていた。
KP:周りに友人たちはいなくて、隣にみかんがいて。
KP:彼女はあなたを真剣に見つめて。
KP:「あなたが好きです。付き合って下さい」
KP:そんな告白をあなたは受けた。
KP:どうして忘れていたのだろうか。
KP:何故と自分に問いかけてもその答えは返ってこない。
KP:何かが足りない。
KP:まだ思い出してないことがある気がする。
南野みかん:「……思い出して、くれましたか?」
鈴見瑠衣:「……みか、ん」
鈴見瑠衣:初めて呼んだはずなのに、不思議と口に馴染む響き。
鈴見瑠衣:違う。初めてじゃなくて。きっと、何度も呼んだはずで。
鈴見瑠衣:なのに、どうして。どうして忘れていたのか。どうして忘れられたのか?
鈴見瑠衣:こんなにも、欠けていることに。気が付かずにいられたのか、
鈴見瑠衣:「……ごめん。まだだ。まだ、足りない」
鈴見瑠衣:「みかんのこと。まだ知ってるはずなのに」
鈴見瑠衣:「もっと、知ってたはずなのに」
鈴見瑠衣:こめかみを抑えて、唸る。浮かんできた記憶の更に先を辿ろうとする。
南野みかん:「瑠衣、さん……」名前を呼ばれて目を開く。そして嬉しそうに微笑む。
南野みかん:「……嬉しい、です。少しでも……思い出してくれて」
南野みかん:「とっても、嬉しい……」
鈴見瑠衣:「……ダメだよ。少しじゃ、ダメだ」
鈴見瑠衣:「だって、みかんは。好きって言ってくれたのに」
鈴見瑠衣:「あんなに一緒に遊んだのに。忘れました、なんて」
鈴見瑠衣:「そんなの」
南野みかん:「でも、思い出してくれました」
南野みかん:「そして、もっと思い出したいって思ってくれてる」
南野みかん:「だから、嬉しいんです」
南野みかん:少し、震えている。
南野みかん:顔色が青白い。
南野みかん:白い息が濃くなっている。
鈴見瑠衣:「……みかん」 昼間に知った、病の名前を思い出す。
鈴見瑠衣:彼女の頬へと手を伸ばして。
鈴見瑠衣:確かめるように触れる。
KP:頬はひんやりと冷えている。
南野みかん:「……あ、え、えっと」
南野みかん:「夜……、日が落ちると、冷えちゃう……から」
南野みかん:「風邪引かないように、はやく行きましょう!泊まるところ……」
鈴見瑠衣:「違う」
鈴見瑠衣:「違うでしょ、みかん」
南野みかん:「…………」困ったように微笑むと、あなたの手に手を重ねる。
南野みかん:その手はとても冷たい。
鈴見瑠衣:「……見ちゃったんだ。みかんが鞄に入れてた紙」
鈴見瑠衣:「勝手に見たことは、ごめん。でも」
鈴見瑠衣:「ほんとのこと、教えて欲しい」
南野みかん:「……行きましょう」
南野みかん:「……瑠衣さんが、何を見たのか、分からないですけど……」
南野みかん:「そんなの、きっと……おとぎ話、ですよ…………」
鈴見瑠衣:「おとぎ話だっていうなら、なんでそんなに震えてるの」
鈴見瑠衣:冷えると言っても、暑苦しいほどの熱帯夜にさえなるような気温だ。こんなに手が冷えることもそうそうない。
鈴見瑠衣:「こんなに凍えてるのに、何でもないなんて。そんなの通らないよ」
鈴見瑠衣:「……お願い、みかん」
南野みかん:「……瑠衣さんは……優しいですね」ぽつりとつぶやく。
南野みかん:「大丈夫ですよ。鈴見瑠衣と南野みかんは、海で楽しく遊んで、一泊して、それぞれの日常へ帰っていく」
南野みかん:「楽しい思い出を胸に抱えて……」
南野みかん:「……泊まるところ、すごく綺麗なんですよ。瑠衣さんは、私と泊まるのいやですか?」
鈴見瑠衣:「泊まるのは、良いよ。絶対に楽しいから」
鈴見瑠衣:「でも、それでさよならは嫌だ」
鈴見瑠衣:「こんな半端なまま、ちゃんとみかんのこと思い出せないまま」
鈴見瑠衣:「それでお別れなんて絶対に嫌」
南野みかん:「……大丈夫、ですから」
南野みかん:「私が、悪い子なの分かってます。でも……どうか……お願いです」
南野みかん:「……3日間を、楽しい思い出に……させてほしいんです」
南野みかん:「お願い……」
鈴見瑠衣:「……それでいいの」
鈴見瑠衣:「楽しいだけの思い出にして、あたしはちゃんと思い出せないで」
鈴見瑠衣:「みかんは、本当にそれでいいの?」
南野みかん:白い息が濃く早くなる。
南野みかん:顔色はさらに蒼く震えているのに汗が伝う。
南野みかん:「……本当に、風邪引いちゃいますから」
南野みかん:「いきましょう?」困ったように微笑む。
鈴見瑠衣:「……分かった」 到底言葉には似合わない、固い顔で頷いて。
鈴見瑠衣:彼女の手を取る。せめて少しでも、体温を分けるように。
南野みかん:ぎゅっとあなたの手を握り返し、先導する。
南野みかん:その手は、陶器のように冷たかった。
鈴見瑠衣:(……諦めない)
鈴見瑠衣:(みかんのことも、記憶のことも。このままで終わらせない)
鈴見瑠衣:(あたしのこと、好きだって言ってくれた子に。忘れるなんて仕打ちしてそれっきりなんて)
鈴見瑠衣:(絶対に、するもんか)
鈴見瑠衣:胸の中で、そう決意して。彼女の手を強く握った。
KP:----
KP:しばらく歩くと2階建ての建物が見えた。
KP:2人で泊まるには大きすぎる広さの建物だ。
南野みかん:「えへへ、お父さんの知り合いの別荘なんです!」
南野みかん:「貸してもらっちゃいました!驚きました?」
鈴見瑠衣:「え、別荘?」
鈴見瑠衣:ぱちぱちと瞬きしながら建物を見上げた。
鈴見瑠衣:「……いや、うん。驚いた。超ビックリ」
南野みかん:「ふふふ~っ」いたずらっ子のように嬉しそうに笑う
KP:中に入ると定期的に清掃が行われているのか埃はなくそのまま使えることが分かった。
KP:ガス、水道、電気も問題なく使える様だ。
KP:1階にはリビング、キッチン、お風呂、トイレと客室、和室がある。
KP:2階にもトイレが備え付けられており、それぞれベッドや机が置いてある個室が数部屋ある。
KP:これらを探索しても……何も出てきません!!
鈴見瑠衣:ありがたい事前情報
南野みかん:「よーっし!じゃあ、二階に荷物をおいたら、夜ご飯作りましょう!」
南野みかん:「冷蔵庫に食材入れておいてくれたみたいなんです」
鈴見瑠衣:「おっけ。あたし、料理はそんな得意じゃないんだけど……みかんは?」
南野みかん:「え、えへへ……。私もそんなに……」恥ずかしそうにもじもじしている
鈴見瑠衣:「なら、難しいのはやめとこっか」
南野みかん:「そうですね、えへへ……。簡単でもおいしいもの、たくさんありますからね!」
鈴見瑠衣:「手早く出来る感じの作って、その分喋る時間に当てよ」
南野みかん:「!はいっ」嬉しそうに笑う
KP:荷物をおいて戻ってくると、二人で料理にとりかかる。
KP:豚肉のしゃぶしゃぶ、キャベツの千切り、味噌汁……で、大丈夫でしょうか!
鈴見瑠衣:OKです!
KP:はい!
KP:それでは料理を作る判定をしていただきますが……
KP:DEX*5で判定ですが、瑠衣さんはせっかく家事を持っているので
KP:そのまま+15!80で振ってください!
鈴見瑠衣:やったー!
鈴見瑠衣:CCB<=80 【料理判定】
Cthulhu : (1D100<=80) → 18 → 成功
KP:すごい!さすが!
南野みかん:CCB<=(9*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=45) → 93 → 失敗
KP:家が燃えなくてよかった
鈴見瑠衣:ファンブルだと燃えてたんですか……?
KP:ボヤ騒ぎくらいにはなっていたかも……?
KP:では、料理に慣れていないうえに不器用なみかんがわたわたしている横で、主に瑠衣さんが手際よく調理をし
KP:おいしいご飯が完成しました!
鈴見瑠衣:「ん。こんなとこかな」 普段はしない味見もちゃんとして、味噌汁が完成。
南野みかん:「わあ……!本当に瑠衣さんはなんでもできちゃいます!」きらきらした目
鈴見瑠衣:「普段はもっと適当だけどね。今日はみかんと食べるし」
鈴見瑠衣:「せっかくだからってちょっと気合入れちゃった」
南野みかん:「ふふ、ふふふー」とても上機嫌に笑っている
南野みかん:「すっごく嬉しいです!ありがとうございますっ」
南野みかん:「さっそく食べちゃいましょう!出来立てが一番おいしいですからね」
鈴見瑠衣:「喜んでもらえたならあたしも嬉しいよ」 笑い返して。
鈴見瑠衣:「そうだね。それじゃ、いただきます」
南野みかん:「はい!いただきまーす!」両手を合わせてそういうと、しゃぶしゃぶをもぐもぐ
南野みかん:「……!すーっごくおいしいです!」
鈴見瑠衣:「良かった」 こちらも一口食べて。
鈴見瑠衣:「うん、良い感じ。やっぱしゃぶしゃぶは手軽に美味しく出来て良いね」
南野みかん:「しゃぶしゃぶ、名前も可愛いから好きです!しゃーぶしゃーぶ……」
鈴見瑠衣:「ふふ。それだけ美味しそうに食べてもらえると、作った甲斐もあるなあ」
南野みかん:「はい、すっごくおいしいので!瑠衣さんの作ったご飯が食べられるなんて、すっごく幸せです!」
鈴見瑠衣:「そっか」 幸せと笑う彼女を見るとこっちまで嬉しくなって。
鈴見瑠衣:同時に、この笑顔が後数日で消えてしまうというのが信じがたくなる。
鈴見瑠衣:いや、信じたくなくなる。だから。
鈴見瑠衣:「ならさ。また、ご馳走するから」
鈴見瑠衣:「今度はうちに食べに来なよ」
南野みかん:「!」その言葉に目をぱちぱちと瞬かせる。
南野みかん:「……すっごく素敵です!いきたいなあ……」
南野みかん:少し寂しそうに笑う。
鈴見瑠衣:行きたいとは言っても、行きますとは言ってくれない。それがこちらも少し寂しくて。
鈴見瑠衣:「……みかんの好きなもの作るから。リクエスト、考えておいて」
南野みかん:「はい!なにがいいかなぁ……、悩んじゃいますねっ」
鈴見瑠衣:「何でも良いよ。みかんの食べたいものなら」
鈴見瑠衣:「だから、たくさん考えて」 諦めないで、と。口にしかけて。
鈴見瑠衣:それを誤魔化すように、味噌汁を口に運ぶ。
KP:----
KP:ご飯を食べ終わり、あなたはお風呂に入る。
KP:木の優しい香りがする檜風呂。
KP:湯船につかればその温かさと木の香りにリラックスすることができるだろう。
鈴見瑠衣:「……はー」 海だからと大分はしゃいだ疲れを一気に自覚して。大きく息をつく。
鈴見瑠衣:丸一日遊び通して、大会で優勝なんかもしちゃって、美味しいご飯を食べてお風呂に浸かって。
鈴見瑠衣:「……みかんの病気さえなければなあ」
鈴見瑠衣:何も気にせず、後は寝るだけで良かったのに。
鈴見瑠衣:(でも、あたしに声かけてくれたのも病気のことがあったからぽいしなあ)
鈴見瑠衣:相変わらずみかんについての記憶は大部分が判然としない。みかんの病気抜きにしてもやっぱり何か事情か理由があるんだろう。
鈴見瑠衣:みかんがああして告白をしてくれなければ、あたしは何にも思い出さなかったかもしれない訳で。
鈴見瑠衣:「……ん、これ考えるのおしまい」
鈴見瑠衣:切り替えるためにわざと口に出す。今考えるべきは。
鈴見瑠衣:(あたしに何がやれるのか)
鈴見瑠衣:みかんのことを思い出すのと、みかんの病気を何とかできないか考えること。
鈴見瑠衣:どっちもとっかかりは少ない。特に後者はまあまあ絶望的だけど。
鈴見瑠衣:(諦めたくないんだから、やるしかない)
鈴見瑠衣:ぱちんと両手で頬を叩いて、湯船から上がる。
鈴見瑠衣:(ひとまず、聞ける範囲で思い出話とか聞きたいな)
KP:瑠衣さんがお風呂からあがると、入れ替わりに南野みかんがお風呂に行った。
KP:机には、何かを書いていたのか書きかけの本が置いてある。
鈴見瑠衣:「……」 罪悪感としばし葛藤した後。
鈴見瑠衣:「ごめん」 何も思い出せないよりは、と。本を手に取る。
KP:表紙にはダイアリーと書いてある。どうやら日記のようだ。
KP:読みますか?
鈴見瑠衣:読みます
KP:【南野みかんの日記】
KP:それは夏休み前から書かれた物だった。
KP:
KP:私の状況を整理するために簡単にだけどこれから日記をつけることにする。
KP:短い日記になるけど、それでもかまわない。
KP:×月△日
KP:夢を見た。自分の体がどんどんと冷えて凍っていく夢。
KP:だけど、そのおかげで全部思いだした。
KP:私は……。
KP:体が冷え始めるのを感じた。
KP:彼女に会わなくちゃ、どうすればいいのか分からないけど。
KP:彼女も私を忘れていると思う。
KP:思いだして欲しい?
KP:思いだして欲しくない?
KP:どっちも思う。
KP:でも、会いに行こう。
KP:その前に病院かな、先に先生に会いに行こう。
KP:
KP:◇月〇日
KP:先生に会いに行った。
KP:記憶を思い出したことにとても驚いていた。
KP:そして、私はどうやらやっぱり長くないみたいだ。
KP:1週間も生きられないみたい。
KP:でも、後悔はしてないって今でもはっきり思っている。
KP:あとは、先生に手紙を渡しておいた。
KP:彼女に渡して欲しいって。
KP:辛い役割を押し付けちゃった。
KP:彼女と、せめて最後ぐらいは一緒に過ごしたい。
KP:
KP:△月□日
KP:少し、状況を整理しようと思う。
KP:両親にも話をした。
KP:泣いてしまった。
KP:けど、何とか分かってもらった。
KP:どうやら彼女も私とほぼ同じタイミングで記憶をなくしたみたいだ。
KP:両親に彼女に会いたいと伝えた。
KP:心配しながら、いいよって言ってもらえた。
KP:感覚的にあと、3日間ぐらいは持つかな?
KP:海、行きたいな。
KP:そこが始まりだったから。
KP:両親が友人に話をしてくれて別荘を借りられることになった。
KP:感謝してもしきれない。
KP:ありがとう、をいっぱい伝えた。
KP:後悔しないように、って言ってくれた。
KP:明日、彼女に会いに行こう。
KP:残りの時間はずっと彼女と一緒にいたいから。
KP:
KP:〇月×日(瑠衣さんに会いに来た日の日付)
KP:やっちゃった。
KP:つい、教室のど真ん中で告白。
KP:だって、胸がドキドキして抑えられなかった。
KP:久しぶりにあった彼女はとても綺麗でかわいかった。
KP:ちょっと困らせちゃったみたいだけどなんとか時間はもらえた。
KP:それに放課後いっぱい遊んだのも楽しくて、幸せだった。
KP:私はやっぱり彼女といる時間が好き。
KP:明日は海に行く。
KP:一緒に花火を見るんだ。
KP:後悔はしてない、でも、もっと彼女と一緒にいたい。
KP:隣にいたかった。
KP:時間、欲しいな。
KP:
KP:□月◇日(今日の日付)
KP:体、冷えてきてちょっと動きづらいな。
KP:それに夏だからね、息が白くなっちゃう。
KP:心配させたくないのに。
KP:凍心病が私を蝕む。
KP:でもこれは私が彼女とつながっている証だから。
KP:明日まで、持つかな……。
KP:ぎりぎり、かな?
KP:怖いな、彼女に会えなくなるのが。
KP:でもそれ以上に嬉しいって感じる。
KP:だって思い出してくれたから。
KP:それだけで私は救われた。
KP:大好きな彼女はこれからも生きていく。
KP:それがどうしようもなく嬉しい。
KP:幸せに、なってほしいな。
KP:なんで、私は生きられないんだろうね。
KP:なんで、こんなにも残酷なんだろうね。
KP:なんで、なんで、なんで。
KP:彼女はあれを思い出してないみたいだから安心した。
KP:泣いちゃうのかな、泣いてくれるのかな。
KP:ううん、私は、あとはただ、彼女のそばにいよう。
KP:
KP:以上です
鈴見瑠衣:(……みかんも、忘れてたんだ)
鈴見瑠衣:(病院……先生?記憶をなくす前の、あたし達の知り合い?)
鈴見瑠衣:(ううん、何よりも。凍心病が、あたしとみかんを繋いでる?)
鈴見瑠衣:何か思い当たる節がないか、必死に記憶をたどる。
KP:何か、映像があなたの脳内によぎった。
KP:そこは、病室だった。
KP:ベッドに寝転がる少し幼い南野みかんがいた。
KP:顔は青白く、唇は紫で吐く息はとても白い。
KP:その体は動かしづらそうだ。
KP:あなたは南野みかんに何かを言っている。
KP:それを聞く彼女はとても泣きそうな顔をしていた。
KP:何かを言い終わると南野みかんはあなたに向かって一言呟いた。
南野みかん:「大嫌い……!もう、出ていって……!」
KP:あなたは何も言えずに病室から出た。
KP:場面が変わる。
KP:病院の中だろうか、あなたは走っていた。
KP:前には南野みかんがいた。
KP:どうやら南野みかんを追っているみたいだった。
KP:そして、ガクンとあなたの視界が揺れた。
KP:あなたが上を見上げると階段がある。
KP:下を見る、そこにはあなたを抱きかかえたまま頭から血を流して倒れている彼女がいた。
KP:ここで、映像は途切れた。
KP:これはあなたの記憶の欠片、あなたが忘れていた記憶。
鈴見瑠衣:「……これ、って」
鈴見瑠衣:(あたしが何かを言って、みかんを怒らせて)
鈴見瑠衣:(その後。ううん、前に?それとも別の日?
鈴見瑠衣:(みかんを追いかけて、階段で、足を滑らせて)
鈴見瑠衣:(……みかんが、あたしを庇って怪我をして)
鈴見瑠衣:「……やっぱり、まだ足りない」
鈴見瑠衣:「まだ、何か」
鈴見瑠衣:唸りながらこめかみを抑えて、思い出した記憶の更に先へ潜ろうとして。
KP:あなたがうなっていると、南野みかんが戻ってきた。
KP:お風呂につかり、あったまったのか多少顔色がよくなっている。
KP:それでも、彼女の吐く息は白かった。
南野みかん:「な、なにかありましたか?」瑠衣さんの様子を見て心配そうに声を掛ける。
鈴見瑠衣:「……みかん、ごめん。勝手に読んだ」 そう言って、ダイアリーを差し出す。
南野みかん:「…………そっかぁ」困ったように笑う。
鈴見瑠衣:「ねえ、みかん。みかんの病気に、あたしも関わってるんだよね?」
鈴見瑠衣:問いかけの体を取りつつも、声には確信が滲んで。
鈴見瑠衣:「じゃあやっぱり、このままは嫌だよ。あたしが嫌」
南野みかん:「……もう、遅い時間ですから」その様子を見て、微笑む。
南野みかん:「今日はもう寝ましょう」
鈴見瑠衣:「みかん」 その声音は、懇願に近い。
南野みかん:「……楽しく、3日間を過ごして」
南野みかん:「私は、瑠衣さんと過ごせて幸せで」
南野みかん:「瑠衣さんも……楽しかったって、きっと思ってくれて」
南野みかん:「……夢みたいな3日間はおしまい。……ね?」
鈴見瑠衣:「……みかんは、寒いままなのに?」
鈴見瑠衣:「楽しかったって笑って、それで家に帰れって?」
鈴見瑠衣:「これ以上何も思い出さないまま、幸せだと思ってろって言うの?」
鈴見瑠衣:「……みかんは、本当にそれでいいの」
南野みかん:「…………」困ったように微笑みながら、何かを思案するように目を伏せる。
南野みかん:「…………荷物、を」
南野みかん:「私の荷物を、持ってきてもらってもいいですか?」
南野みかん:「……ええと、明日、すぐに帰れるように、準備しておいた方がいいかなって……」
鈴見瑠衣:「……」 黙ったまま、ぐいと拳で目じりを拭って。
鈴見瑠衣:部屋を出る。これ以上喋ると、堪えきれなくなりそうだったから。
KP:あなたは彼女のお願いを聞いて荷物を取りに来た。
KP:カバンが開いているのが分かる。
KP:そして、【凍心病について】と書かれた資料が目に着いた。
KP:底の方には、さらに別のファイルが入っているのが見える。
鈴見瑠衣:「……これ」
鈴見瑠衣:資料とファイルを取り出し、中身に目を通す。
KP:【凍心病について2】
KP:この『凍心病』に治療法はないが発病した人が助かる方法はある。
KP:それは『発病した人を本気で好きな血の繋がりのない人が接吻を行うこと』だ。
KP:理由はまだ解明されていないが、接吻をすることにより発病した人と繋がりをつくり体温を分け与えることができる。
KP:それにより延命ではなく、発病した人の『凍死』までの無くなっていく体温を肩代わりする。
KP:その結果、接吻をした人が『凍死』することになる。治療ではなく、ただ対象を移すだけ。
KP:
KP:この下は破られている。
KP:【凍心病について3】
KP:もう一つ、凍心病患者も接吻した側も助かる方法が存在している。
KP:接吻した側に凍心病患者が嫌われることだ。
KP:それによりお互いの繋がりが存在したまま、体温の共有をすることが出来る。
KP:これは対象を移すわけでも治療でもないが唯一、2人が助かる方法である。
KP:ただし、注意点が一つある。
KP:それは嫌われたとして、それが誤解、または勘違いだと分かると体温は再度分けられてしまう。
KP:つまり凍心病が再度発生するという事だ。
KP:その場合は体温を分け与えている側、接吻した側が凍死する。
KP:
KP:以上です
鈴見瑠衣:「……」 読み終えて、思わず絶句する。
鈴見瑠衣:この資料に沿って考えるなら、みかんが繋がりと呼んでいたのは、きっと。
鈴見瑠衣:「……あたし?それとも、みかんが?」
鈴見瑠衣:どちらが先に発症して、どちらが分け与えようとしたのか。もう一度、記憶をたどる。
KP:新たな何かを思い出すことは無い。
KP:あなたの脳裏を、先ほどの映像がよぎっていく。
鈴見瑠衣:(……みかんが、大嫌いって。あれはわざと嫌われようとしてた?)
鈴見瑠衣:(だとしたら。先に発症したのはあたしで、みかんがそれを肩代わりしようとして)
鈴見瑠衣:(だからあたしがわざとみかんに嫌われて……。でも、じゃあ。記憶が失くなったのは)
鈴見瑠衣:頭から血を流すみかんの姿がフラッシュバックして。
鈴見瑠衣:(事故のせい?それとも、病状を止めるにはそれしかなかったとか?)
鈴見瑠衣:(……どっちにしろ)
鈴見瑠衣:みかんが今死にかけているのも。あんなに泣いていたのも。階段で怪我をしたのも。
鈴見瑠衣:「全部、あたしのせい、か」
鈴見瑠衣:身を襲う虚脱感を耐えて、立ち上がる。
鈴見瑠衣:荷物とファイルをまとめて、みかんの元へ。
南野みかん:「あっ、ありがとうございます」瑠衣さんが戻ってきたのを見て微笑む。
南野みかん:その顔色は先ほどより青白く見える。
鈴見瑠衣:「みかん」
南野みかん:「……」呼ばれ、瑠衣さんをじっと見つめる。
鈴見瑠衣:「……」 何を言うべきか、数瞬悩んで。
鈴見瑠衣:「ごめん」 そんな、ありきたりな謝罪しか出てこない。
南野みかん:「……瑠衣さんが謝ることなんて、何もないですよ」
鈴見瑠衣:「でも。みかんの病気は、ほんとはあたしのものだったんでしょ」
鈴見瑠衣:「ほんとに死ぬはずだったのはあたしなのに。みかんが代わりになろうとしてるんでしょ」
南野みかん:「……もし、仮にそうだったとしても」
鈴見瑠衣:「そんなの、さあ」
南野みかん:「私がそうしたかったから、そうしたってだけですから」
鈴見瑠衣:「……あたしは」
鈴見瑠衣:「あたしは、やっぱり嫌だよ。あたしのこと好きって言ってくれる子のこと死なせて」
鈴見瑠衣:「代わりにのうのうと生きるなんて。嫌だよ」
鈴見瑠衣:あたしのこと、好きになってくれたのに。悲しませて、苦しませて、死なせるだけなんて。
鈴見瑠衣:「……嫌だよ」
鈴見瑠衣:とうとう堪えきれずに、ボロボロと涙が落ちる。
南野みかん:「瑠衣、さん……」
南野みかん:その姿を見て、驚いたように目を見開く。困ったように見つめている。
鈴見瑠衣:「……みかん」
鈴見瑠衣:「あたしのこと、嫌えない?」
鈴見瑠衣:「みかんが思ってるよりさ、何でもない人間だよ。あたし」
鈴見瑠衣:「何でも出来るなんてことないし、誰にだって優しい聖人君子でもない」
鈴見瑠衣:「こうやってさ、なんも出来ないのが悔しくてボロボロ泣いてるようなただの子供だよ」
鈴見瑠衣:「こんなに思ってもらってるのに、未だにみかんのこと思い出せないような冷たい奴だよ」
鈴見瑠衣:「だからさあ。こんなやつ、嫌ってさ」
鈴見瑠衣:生きててよ。と、縋るように吐き出す。
南野みかん:「……私が」
南野みかん:「瑠衣さんはなんでもできてすごいです、ってプレッシャーをかけて」
南野みかん:「それでも瑠衣さんは、そんなことないよって言いながら、鬱陶しがらないでくれて」
南野みかん:「私に優しくしてくれて……誰にでも優しくないって言うけど、私に優しくしてくれたら」
南野みかん:「私はそれが一番幸せで、嬉しいって思ってしまうから」
南野みかん:「……私の力になりたいって、こんなに……泣いてくれて」
南野みかん:「これ以上、嬉しくて幸せなことなんて、ないですよ」
鈴見瑠衣:「……そんなさ」
鈴見瑠衣:「だからもう満足です、みたいなこと言われたって」
鈴見瑠衣:「違うって、分かるよ。だって」
鈴見瑠衣:「楽しみだって、言ってたじゃん。カラオケも、ご飯も」
鈴見瑠衣:「花火のときだって、さっきだって。『それでいいです』とは言わなかったじゃん」
鈴見瑠衣:それでいいの?と。何度も問い続けて。一回だって肯定は返ってこなかった。
鈴見瑠衣:「……生きたいって思ってるんでしょ。みかんだってさ」
南野みかん:肯定も否定もせず、困ったように微笑んでいる。
鈴見瑠衣:「……」 言える言葉も尽きて、俯く。
KP:やるせない思いを抱えながらも、あなたは眠りにつく。
KP:夢を見る。
KP:それは夢。とても温かい空間。
KP:その自分を包み込んでくれるような温かさになぜか泣きそうになる。
KP:傍にある温かさなのに、離れていくような。
KP:あなたが感じたのは寂しさと、切なさと、無力感だった。
KP:----
KP:あなたが起きて身支度を整え終わるとパリーンというお皿が割れるような音が聞こえた。
KP:キッチンの方からだ。
鈴見瑠衣:「……みかん」 呟いて、キッチンへと走る。
KP:キッチンへあなたが慌てていくとそこには南野みかんが倒れていた。
鈴見瑠衣:「みかん!」
鈴見瑠衣:駆け寄って、抱え起こす。
南野みかん:「あ、……ご、ごめんなさい」荒い息を吐いている。
南野みかん:「朝ごはんの、準備、しようと思って……」
南野みかん:「昨日全部、任せちゃいましたから……もう少しくらい、大丈夫だと、思ったんですが……」
鈴見瑠衣:「良いよ。良いから、安静にしてて」
KP:テーブルの上にはほとんど朝食の準備がしてあった。
KP:ご飯、納豆、味噌汁、卵焼き、キュウリの浅漬け。
KP:どうやら片付けの途中で倒れたようだ。
南野みかん:「ありがとう、ございます。……たべ、ましょう?」弱々しく微笑む。
鈴見瑠衣:「このくらい、あたしがするから。……これくらいのことは、させて」
鈴見瑠衣:「……うん」
南野みかん:微笑むと、ふらふらと立ち上がり食卓につく。
鈴見瑠衣:その体を支えながら、自分も食卓へ。
南野みかん:「ありがとうございます。……いただき、ます」手を合わせ、弱々しくそう言って食べ始める。
南野みかん:「……私にしては、結構、おいしいかも……」いたずらっぽく笑う。
鈴見瑠衣:「……いただきます」 こちらも手を合わせてから、箸をつける。
鈴見瑠衣:「うん。美味しいよ」
南野みかん:「えへへ、よかったぁ……」
南野みかん:「……グラタン」
南野みかん:「グラタンって、むずかしいですか?」
南野みかん:「……きっと、瑠衣さんが作ったら、おいしいと思うんです」
南野みかん:「リクエスト……」
鈴見瑠衣:「……作るよ」
鈴見瑠衣:「ちょっと難しいから、味の保証は出来ないけど」
鈴見瑠衣:「朝ご飯のお礼も込めて。お昼に作る」
鈴見瑠衣:「一緒に食べよう」
南野みかん:「ふふふ、きっとすっごくおいしいですよ」
南野みかん:「……朝ごはん、食べたら……今日は、もう帰りませんか」
南野みかん:寂しそうに笑う。
鈴見瑠衣:「……もう少し、一緒に居たいんだけど」
鈴見瑠衣:「ダメ?」
南野みかん:「そう言ってもらえるのは、嬉しいですけど……」お皿を割った場所をちらりと見る。
南野みかん:「……ちょっと、難しいかも……」
鈴見瑠衣:「……そっか」
鈴見瑠衣:「なら……みかんの、したいようにで」
南野みかん:「……いろんなこと、ナイショにして……瑠衣さんを困らせちゃいましたけど」
南野みかん:「もし、私が……全部、正直に答えるっていったら」
南野みかん:「聞きたいことって……ありますか?」
鈴見瑠衣:「……そう、だな」
鈴見瑠衣:「みかんが入院してたのって、あたしを庇って怪我したせい?」
南野みかん:「……いいえ。それは違います」
鈴見瑠衣:「じゃあ、どうして?」
南野みかん:「怪我をしたのは、入院してからです」
南野みかん:「……私からも質問!」
南野みかん:「瑠衣さんは、この3日間、楽しかったですか?」
鈴見瑠衣:「……楽しかったよ」
鈴見瑠衣:「カラオケもゲーセンも海も。楽しかった」
南野みかん:「良かった……」
南野みかん:「……あと2回!2回までならなんでも答えちゃいます」
鈴見瑠衣:「……あの病室で、大嫌いって言ったのは。どうして?」
南野みかん:「……瑠衣さんが」
南野みかん:「ひどいことを、言ったと、その時は思ったから……」
鈴見瑠衣:「そのときのあたしは、上手くやったんだね」
鈴見瑠衣:皮肉めかして、弱弱しく笑う。
南野みかん:「…………」困ったように曖昧に微笑む。
南野みかん:「……私からの質問!」
南野みかん:「私に会ったこと、後悔してますか?」
鈴見瑠衣:「どうぞ」
鈴見瑠衣:「……後悔、かあ」
鈴見瑠衣:「どうなんだろうね。会ったことそのものには後悔したくないけど」
鈴見瑠衣:「こうなっちゃったことは、悔しいし悲しいよ」
南野みかん:それを聞いて、また困ったように微笑んでいる。
南野みかん:「……じゃあ、最後の一回です。なんでも正直に答えます」
鈴見瑠衣:「……みかんは」 考えながら口を開いて。
鈴見瑠衣:「あたしが今から最後だからってお願いをしたら。叶えてくれる?」
南野みかん:「……瑠衣さんのお願いだったら、なんだって叶えたいですけど……」
南野みかん:「私にできることかな……」
鈴見瑠衣:「うん。みかんにしか出来ないの」
南野みかん:「なんでしょう……?」
鈴見瑠衣:「最後に、キスさせて」
南野みかん:「…………」
南野みかん:「……それは……」
鈴見瑠衣:「なんだって、叶えてくれるんでしょ?」
南野みかん:しばらく何か考え込んだあと、
南野みかん:ズボンのポケットに手を入れて、くしゃくしゃになった紙を取り出す。
南野みかん:「……瑠衣さんは、知らない事がある」
南野みかん:「これを見ても……」
南野みかん:「同じことを、思いますか……?」
南野みかん:その紙を手渡す。
鈴見瑠衣:黙って紙を受け取り、目を通す。
KP:【凍心病について2】の続き、破られた後のようだ。
KP:そしてこれは一度接吻を行ったものに再度接吻を行うともう一つの繋がりができるが、体温をお互いに分け与えようとすることにより熱がどこかに消えてしまう。
KP:結果、お互いに体温が無くなっていくためどちらも『凍死』してしまう。
KP:この病はお互いを本気で好きであることを前提に発病する病である。
KP:本気で好きな人に体温を分け与えられるからこそこのような発想に至った。
KP:
KP:以上です
鈴見瑠衣:「……そっか」
鈴見瑠衣:(流石に、もう一回肩代わりなんて都合が良いことは出来ないか)
南野みかん:「……じゃあ、私からの最後の質問」
南野みかん:「私のこと、好きですか?」
鈴見瑠衣:「……好きなのは、間違いないよ」
鈴見瑠衣:「素直なとこも、無邪気なとこも。かわいいって思ってるし、好きだと思う」
鈴見瑠衣:「きっと、記憶を失う前のあたしも。そういうところが好きだったんだと思う」
鈴見瑠衣:「ただ、今のあたしの好きが。昔のあたしとか今のみかんの好きと一緒かは、正直分かんない」
鈴見瑠衣:この苦しさが、彼女に死んでほしくないという気持ちが。恋だからか、罪悪感か、それともただ純粋な悲しみか。
鈴見瑠衣:「ずっと、苦しくってさ。分かんなくなっちゃった」
鈴見瑠衣:せめて、昔の自分を思い出せれば。比較くらい出来たかもしれないのに。
鈴見瑠衣:「……ごめんね。半端で」
南野みかん:「ううん。……そういうところが」
南野みかん:「優しくて、大好きです」
南野みかん:――『明日、近くで夏祭りがあるんです!一緒に行きませんか』
KP:おぼろげながら蘇る記憶がある。
KP:3年前、みんなで海に行った帰り。
KP:一緒に手を繋ぎながらそう言われ、
KP:――夏祭りの最中。どんどん冷たくなっていく南野みかん。
KP:海の帰り、あなたが凍心病に倒れたこと。そして、みかんがキスをしたこと。
KP:救急搬送された病院で告げられる。
KP:そして、取れる方法を聞いて、わざと嫌われることを決めた。
KP:うまくいったと油断したのか、その報告を先生にしているとき、
KP:ガタッと音がした。みかんが聞いていた。
KP:咄嗟に慌てて逃げるみかんを追い、階段にさしかかったとき、
KP:足が滑る。
KP:あなたが感じたのは冷たさと、矛盾しているが温かさ。
KP:ぎゅっと、抱きしめられていた。
KP:あなたを抱きかかえて、頭から血を流す南野みかん。
KP:嫌われた/自分のせいでみかんが死ぬ
KP:意識を失い、そして心を守ろうと記憶を失い、
KP:過ごしていたのだと、思い出した。
鈴見瑠衣:「……ああ」
鈴見瑠衣:「ほんとに、全部」
鈴見瑠衣:あたしのせいだった。
南野みかん:「全部……思い出した、んですね」
鈴見瑠衣:「……うん」
鈴見瑠衣:「あたしが病気にかかって、みかんに嫌われようとして失敗して、怪我までさせて」
鈴見瑠衣:「その事実に耐え切れなくて、全部忘れて」
鈴見瑠衣:「……ごめん」
南野みかん:「私だって、忘れてたんですし」
鈴見瑠衣:謝って許されるようなことでもないのに。謝る以外に出来ることも浮かばない。
南野みかん:「順番が逆だったら、きっと同じことをしていました」
南野みかん:「……死ぬことより、瑠衣さんに嫌われることの方がこわいです」
南野みかん:「それに、……瑠衣さんのことを知らないで生きる方が、もっと怖い……」
南野みかん:「……だから」
南野みかん:「『これでよかった』んです」
鈴見瑠衣:「……それでも」
鈴見瑠衣:「あたしだって、自分が死ぬよりみかんが死ぬ方がずっと嫌だから」
鈴見瑠衣:「良かったなんて言えないよ」
南野みかん:「ずるい子で……ごめんなさい」
南野みかん:「わがままで……」
南野みかん:「……もうひとつ、わがまま、いいですか?」
鈴見瑠衣:「…‥良いよ。何でも」
南野みかん:「……このまま、一緒に居てほしいんです」
鈴見瑠衣:「っ、そのくらい」 一回息が詰まって。
鈴見瑠衣:「……言ったじゃん。もう少し、一緒に居たいって」
鈴見瑠衣:「一緒に居てよ、みかん」
南野みかん:「えへへ、そうでした……」
鈴見瑠衣:彼女へと手を差し出す。
南野みかん:ぎゅっと握り返すその手は、
南野みかん:弱く、そして、とても冷たい。
鈴見瑠衣:強く握り返して、引き寄せる。抱き留めるように。
南野みかん:冷たい身体が、弱々しくあなたにすがりつく。
南野みかん:「……一度、あなたのことを……嫌いになりかけてしまったけれど」
南野みかん:「でも、こうして私の想いが、あなたの中に流れてる」
南野みかん:「私が、瑠衣さんを本気で好きなんだって、教えてくれる……」
南野みかん:冷たい身体が、どんどん凍っていく。
南野みかん:あなたの大切な存在が、離れていく。
鈴見瑠衣:そのまま嫌っていてくれたら良かったのに。そう言おうとして言葉が喉に詰まった。
鈴見瑠衣:思い出してしまった感情が、彼女に嫌われるのを拒んでいる。彼女に愛されてるという事実を喜んでいる。
鈴見瑠衣:彼女はあたしを愛した分だけ凍えているのに。そうして、あたしの前から居なくなろうとしてるのに。
鈴見瑠衣:引き止める術もないくせに、それがただ悲しくて。意味もないのにただ腕に籠めた力を強めた。
南野みかん:「……ありがとう、ございます」
南野みかん:「愛して、ます」
南野みかん:心臓の鼓動の音が、聞こえた気がした。
南野みかん:ドクン、ドクン、ドクンと。
南野みかん:徐々にその鼓動が小さくなっていく。
南野みかん:そうして、
南野みかん:あなたの目の前で大切な存在の命は、凍り付いた。
鈴見瑠衣:「……あたしも」
鈴見瑠衣:硬く、冷たくなってしまった彼女を、それでも抱きしめたまま。
鈴見瑠衣:「愛してる、よ」
KP:----
鈴見瑠衣:愛してたではなく、愛してると囁いた。
KP:慌ただしく日々が過ぎていき、
KP:ようやく落ち着きを取り戻したころ、あなたを訪ねてくる人物がいる。
KP:それは以前、あなたが凍心病で病院へ診察に行ったときにあなたを診てくれた先生だった。
KP:あなたへ、南野みかんから、と、一通の手紙を渡した。
KP:
KP:瑠衣さんへ
KP:
KP:少し、急いで書いたから文章がぐちゃぐちゃかもしれません。
KP:伝えたいことがあるのでこの手紙を残します。
KP:3年前の事故の時、私はあれを聞けて良かったと思っています。
KP:本気で嫌われて、なんのためにあなたにキスをしたのだろうと。
KP:真剣に悩んで、分からなくて、あなたを嫌いになりかけました。
KP:でも、私のため。それが分かって安心しました。
KP:あなたが私に生きてほしいと思ってくれたように。
KP:私もあなたに生きてほしいです。
KP:きっと素敵なあなたは私なんかより素敵な人に出会えるはずです。
KP:私があなたを幸せにしたかった。
KP:それは叶わないから。
KP:せめて、大好きで、愛おしいあなたに幸せになってもらえれば、満足です。
KP:この凍心病は悲恋病とも呼ばれているらしいです。
KP:たしかに悲しいです。
KP:もう、叶わない恋です。
KP:でも、悲恋なんて言わせません。
KP:あなたに出会えた私は世界で一番幸せだったんですから。
KP:もしかしたら、私はあなたを傷つける選択をするかもしれません。
KP:許してとは言いません。
KP:それであなたが生きていけるならそれでいいと思っています。
KP:
KP:だから生きてください。
KP:一生懸命に、生きてください。
KP:たくさん恋をしてください。
KP:たくさん幸せになってください。
KP:私はあなたが好きで愛しています。
KP:でも、この恋物語はここで終わりです。
KP:
KP:私はただ、あなたが幸せになる事を祈っています。
KP:
KP:南野みかんより
KP:----
KP:あなたは目を覚ます。
KP:辺りを見渡すと病室のようだと分かる。
KP:体がとても動かしづらい。
KP:傍には南野みかんがいた。
KP:ベッドの横の椅子に座り、本を読んでいた。
KP:ふと、南野みかんはあなたを見る。
KP:すると、南野みかんは目を覚ましたあなたを見て目を大きく見開く。
KP:そして、泣きそうな笑顔を向けてあなたにいう。
南野みかん:「……おはようございますっ、お寝坊さんです……っ」
鈴見瑠衣:「……みかん?」
南野みかん:「はいっ、みかんです!」
鈴見瑠衣:「え、なんで」
鈴見瑠衣:「いや、そもそもここって?」
南野みかん:「瑠衣さんは、ずっとずっと、眠ってたんですよ」
KP:3年前、夏祭りに行く約束をしたと思ったら急に倒れて意識がなくなったままだったのだと。
KP:あなたは3年ぶりに目を覚ましたのだと、みかんは話す。
KP:日付を見ると、3年前の夏祭り行くと約束したその日だった。
鈴見瑠衣:「3年ぶり、って。じゃあ、さっきまでのは…‥」
南野みかん:「怖い夢、みてたんですか?」
鈴見瑠衣:夢、だったのだろうか。お互いを忘れたのも、みかんが死んでしまったのも。
鈴見瑠衣:「……うん」
鈴見瑠衣:「笑えないくらいの悪夢でさ。正直まだ、ちょっと怖くて」
鈴見瑠衣:「だから」 彼女へと手を差し出して。
鈴見瑠衣:「手、繋がせて」
南野みかん:「……はいっ!」
南野みかん:ぎゅ、とみかんが手を握る。
南野みかん:その手はずっとしっかりして、あたたかかった。
鈴見瑠衣:その体温に小さく息を飲んで、強く握る。
鈴見瑠衣:「みかん」
南野みかん:「はいっ」
鈴見瑠衣:彼女の存在を確かめるように名前を呼ぶ。
鈴見瑠衣:「みかん」
南野みかん:「はいっ!」
鈴見瑠衣:「……みか、ん」
南野みかん:「……はいっ!」
鈴見瑠衣:少しずつ、声音に涙が混じっていって。
鈴見瑠衣:「……よか、った……」
鈴見瑠衣:呟くようにそう漏らして、涙を零す。
南野みかん:「……はいっ、よかったです、本当に……!」
南野みかん:みかんもまた目の端に涙を浮かべながら、
南野みかん:「……3年間の遅刻って、盛大です!」
南野みかん:明るくそう言うと、ナースコールのボタンを押した。
KP:
KP:あの出来事は夢の中。
KP:けれど記憶は残っている。
KP:夢の中の大切な人は確かにあなたを助けたかった。
KP:そして、あなたは目を覚ました。
KP:
KP:3年間の、いや、3日間の恋物語は目を覚ますことで終わりを告げた。
KP:
KP:この世界には私たちがいる現実世界とは違う病がある。
KP:『凍心病』別名¨悲恋病¨とも呼ばれている。
KP:これはそんな『凍心病』という病に人生を狂わされた者たちのお話。
KP:
KP:◇凍心~3日間の恋物語~ Ending
KP:あっいちまちゃんよ
KP:こんにちは~~!
いちま@見学:こんばんは ダークライです
KP:まさか本当にダークライがくるとは……
いちま@見学:ほぼ観測気球ですが……
KP:きていただけてうれしい~!
いちま@見学:まあちゃんが他の子といちゃつくらしいので……
いちま@見学:その……今後の戦いの材料としてね
KP:いちまちゃん……
いちま@見学:レズロワとかその後のやつとかあるからね
KP:その後……二人の未来かな?
いちま@見学:ちがいます~ 決闘の約束があるんです~
KP:真凛ちゃんのPCとはいちゃつく(予定)だけど真凛ちゃんの本命はきっといちまちゃんだから……
KP:こんにちは~~!
今日日:こんにちはー
いちま@見学:こんにちは~
今日日:いちまさんもこんにちは
KP:あっすさまじく今更なんですけど
KP:シナリオ、既存のやつで
KP:「凍心~三日間の恋物語」ってやつなんですけど
KP:内容しってたりします……?
鈴見瑠衣:あ、大丈夫です!初見です!
KP:知ってる場合他のシナリオを読みながら回します
KP:よかった~!!
KP:時が来た!
KP:準備OKですか!
いちま@見学:めっちゃイチャしそうなタイトルじゃん
KP:イチャする気しかない
鈴見瑠衣:OKです!
KP:導入長っ!ってビックリしちゃった
KP:季節は夏です 今の季節にぴったり
鈴見瑠衣:こちらは今単純にビックリしてます
KP:遊びにいく候補を共有メモにはったんですが、他に行きたい場所があれば生えます!
KP:いきたいところありますか!子の中でもこのなかでなくとも!
鈴見瑠衣:あ、じゃあカラオケは行きたいな
KP:いいですね!
KP:ではまずカラオケいきましょう~!
鈴見瑠衣:だから最初はラウンドスリーかな
鈴見瑠衣:はーい
鈴見瑠衣:これ、歌詞とかはこっちで決めても良いです?
KP:あ、どうぞどうぞ!
KP:すごい!歌詞がつく
鈴見瑠衣:あ、流石に自作ではなく引っ張ってくる感じですが
KP:それでもすごい
鈴見瑠衣:ちなみに歌はAimerという人の「カタオモイ」という曲です
KP:おおーー!!ありがとうございます!
鈴見瑠衣:じゃあここらで移動ですかね
KP:ゲームセンターでレースゲームやろうかと思うのですが、大丈夫でしょうか!
鈴見瑠衣:OKです!
KP:あっ夏服になってる!すみません季節を伝え忘れて……
鈴見瑠衣:Picrewだしササっと着替えてきました
いちま@見学:戻ってきたらめっちゃデートしてた
KP:してるぜ イチャをよ
鈴見瑠衣:デートしています
いちま@見学:交際展開がアグロ過ぎる……
鈴見瑠衣:あ、じゃあこれ
鈴見瑠衣:派手にコースアウトしたら近道見つける感じで良いです?
KP:あ、いいですね!
KP:かっこいい クレバーだ
KP:こんにちは~~!
すきゃっと@見学:こんにちは アルセウスです
鈴見瑠衣:こんにちはー
KP:創造神……
すきゃっと@見学:実数値上最速みたいなイチャしてるな……
KP:爆速でアクセル踏み込みました
KP:スタート地点から轢いてるみたいな
鈴見瑠衣:よく分からないままとりあえず同じ車に乗っています
すきゃっと@見学:まあちゃんがまたスパダリになってる……
KP:まあちゃん本当にスパダリですね……
KP:イ、イケメン……
KP:勝手な設定がどんどん生える
KP:今の季節にぴったりの海・イベントです
鈴見瑠衣:どんどん設定生やしていきましょう
鈴見瑠衣:タイマンですし生やし得
いちま@見学:よそ見してたらアルセウス来てた
KP:禁止伝説バトルがはじまってしまう
いちま@見学:ほんわり不穏なことになってきたな
いちま@見学:しろいさんのこの手の女子絶対何かあるもんな……闇……
鈴見瑠衣:絶対ありそうなんですよね……
鈴見瑠衣:私も今大分不安
すきゃっと@見学:だってクトゥルフなんでしょ……?
KP:平和な水着イチャシナリオなのですが……?
鈴見瑠衣:本当に……?
すきゃっと@見学:本当に何も無かったら逆に困るでしょ
KP:なにかあるのかもとドキドキさせるだけさせて何もないというシナリオだったとはね
いちま@見学:だってクトゥルフ、それはまあそう
KP:でも本当にシステムがクトゥルフなだけでクトゥルフ関係ないですよ
KP:デートの判定をうまく転用できなかったからそのまま使ってるだけ
いちま@見学:でもクトゥルフ裾野が広すぎて本当に何もないやつが中にはあったり
鈴見瑠衣:まあそれならそれで……
鈴見瑠衣:気にせず楽しくイチャしよ
いちま@見学:しますよね……って言おうとしたらほぼ肯定されてた
すきゃっと@見学:まだ恐竜がいた時代にボイセでやった以来だけどそうなんだ
いちま@見学:邪神よりも深い人間の心の闇をぶつけてやるというわけね
KP:そうなんですよね 今の時代恐竜がいないからハラハラする気持ちが失われちゃって
鈴見瑠衣:しまったな、目星は振ってないや
KP:推奨技能:ナシだから!気にしないでください!
すきゃっと@見学:クトゥルフって各自でキャラシ作って来てね~みたいな時も各自でダイス振って能力値決めてるんですか?
KP:そうですね……!そのはず……
鈴見瑠衣:私も普段やってるとこだとそうですね
いちま@見学:とふで集まって振る場合もあるんじゃないかな
すきゃっと@見学:やっぱそうなんだ……そうそう 集まって振るのはよく見るけど
いちま@見学:キャラシ作るコマンドあったよねたしか
KP:そ、そんなコマンドが
いちま@見学:いや
鈴見瑠衣:便利なのがあるんだなあ
いちま@見学:あたしの遊んでたとふの管理者が自作しただけだったかもしれん
いちま@見学:いにしえの記憶すぎて……
KP:こんなところで今日は切ろうかなとおもいます!
鈴見瑠衣:やっぱり不穏じゃん……
鈴見瑠衣:はーい
KP:クトゥルフ名物意味深な夢
KP:明日も14時から大丈夫でしょうか!
鈴見瑠衣:行けます!
KP:ありがとうございます!!では明日も14時にお願いします!
KP:今日はお疲れ様でした!
すきゃっと@見学:不穏しかないが……
KP:瑠衣さんメチャ・スパダリ…………
すきゃっと@見学:お疲れさまでした~
KP:平和な水着シナリオです
いちま@見学:お疲れ様よ~
鈴見瑠衣:お疲れさまでした~
KP:KPだから平気な顔してるけど割とやられてる
KP:長男じゃなかったら耐えられなかった
鈴見瑠衣:ふふ、ダメージ入ってたなら何より
鈴見瑠衣:南野さんがめちゃくちゃかわいいので
鈴見瑠衣:PLはウキウキしています
KP:嬉しい~~!!
KP:イチャしまくりましょうね 平和に……
鈴見瑠衣:イチャしましょう 平和であってくれ……
KP:では自分は失礼します!明日もよろしくお願いします!
鈴見瑠衣:はーい、こちらも失礼します
鈴見瑠衣:明日もよろしくお願いします!
鈴見瑠衣:こんにちはー
KP:こんにちは~~!
鈴見瑠衣:水着着せたかったんですけどPicrewの服のバリエーションに入ってなくて断念したりしてました
KP:そうとは……!!ありがとうございます!!
KP:こちらは自分で立ち絵描いてるのに差分……ない……です!!
鈴見瑠衣:いえいえ、むしろ表情差分の多さがすごいです
鈴見瑠衣:立ち絵設定するときに数だけちらっと見えたんですけど、すごい数あるなと思ってました
KP:表情差分は一瞬でできるので……!
KP:ちょっと早いですが真凛ちゃんが大丈夫でしたらはじめちゃいましょうか!
鈴見瑠衣:OKです!
KP:わーい!はじめましょう!
KP:あっTシャツ的差分が!
KP:かわいいですね……
鈴見瑠衣:作ってきました
鈴見瑠衣:水遊び用でTシャツ一枚のと上に一枚はおってるやつがあります
KP:おお~~!!!やったーー!!
鈴見瑠衣:あ、ミスった
鈴見瑠衣:今の一行消しといてください
KP:いやうれしいです!
KP:あとで良い感じにしておきます!
鈴見瑠衣:お願いします……
KP:こんにちは~~!
鈴見瑠衣:こんにちはー
ダークライ@見学:こんにちは~
KP:ダークライ!?
鈴見瑠衣:名前ごとダークライになってる!
KP:海が好きかの話題ここで答えようかと思うんですけど大丈夫ですか!
鈴見瑠衣:あ、OKです
ダークライ@見学:ゆっくりログおってます
鈴見瑠衣:ここらへんで到着ですかね?
KP:あっまさに今到着でいいですかと聞こうとしていたところでした
KP:では到着させます!
鈴見瑠衣:はーい
KP:優しい……
KP:突然知らんレズに言い寄られたらこわいですよね……
鈴見瑠衣:本来まあまあ怖いシチュなんでしょうけど、若干危機感ガバなとこありますね
鈴見瑠衣:あと南野さんがすごい純粋だから疑う気がなくなってる
KP:嬉しい~!
KP:海遊びシリーズを共有メモにはりました!
鈴見瑠衣:楽しそうなんだけど一番下が気になる……
KP:????は時がきたら明らかになります
KP:あ、でも直球で向かっても大丈夫です
鈴見瑠衣:ふんふん
鈴見瑠衣:でもとりあえずは遊びたいな……水鉄砲行きたいです
KP:はい!
KP:セクシー……
KP:かっこいい~……
鈴見瑠衣:あ、もう一回分やるのでも省略描写でもどっちでもOKです
KP:戦闘描写(戦闘描写?)思いつかないから瑠衣さんの方でやりたい戦闘描写(戦闘描写?)なければ省略しちゃおうかな……!
鈴見瑠衣:じゃあこっちも特に無いので省略で
KP:はーい!
KP:次なにしましょう!海の家でごはんとかどうでしょう
鈴見瑠衣:良いですね
鈴見瑠衣:何食べよっかな……
KP:一瞬お手洗いに生きます!すぐもどります
鈴見瑠衣:はーい
ダークライ@見学:はんぶんこ!かわいい
鈴見瑠衣:「こういうとこの焼きそばって鉄板だから食べたいなー、でもオムライスも良いなー」
KP:もどりました!
鈴見瑠衣:おかえりなさいー
鈴見瑠衣:「ピザもピザで食べたいけど流石に一人で一枚はなあ。南野さん半分食べてくれるかな」
鈴見瑠衣:「南野さんがピザたべてくれるなら、焼きそばとピザは合わないからオムライスにしよ」っていう思考でした
KP:かわいい……
ダークライ@見学:かわいい
鈴見瑠衣:これ、この後どうしましょう
鈴見瑠衣:ご飯食べるとこやるか省略するか
KP:ピザもぐもぐするところだけちょっとやってあと省略しましょうか!
鈴見瑠衣:はーい
KP:瑠衣さん~~~~…………
鈴見瑠衣:この辺で良さそうですかね
KP:はい!
KP:そんなわけで???ことビーチバレーのルールを貼りました
鈴見瑠衣:なるほどね
KP:DEX普通くらいだから普段運動してない感じの男子大学生かな→男子大学生ふたりで海くるか?→連れいるだろうな→ゆるせねぇ……
鈴見瑠衣:地の文にKPの私情が滲んでて笑いました
KP:あっ普通にすすめちゃったな 前後して大丈夫なので何かいいたいことあったら入れてください!
KP:DEX9だから本当にこわい
鈴見瑠衣:半分ないのはマジで怖いですね
鈴見瑠衣:ダークライがログインするの大分面白いな
鈴見瑠衣:こんにちは
KP:ダークライさんこんにちは!
ダークライ@見学:はいりなおしました
KP:私は揺れています 地震がおきているので
KP:真凛ちゃんは大丈夫ですか!
鈴見瑠衣:ちょっと揺れましたが大丈夫です
KP:大丈夫ならよかった……!
KP:ダークライさんも大丈夫ですか!
鈴見瑠衣:スパイクは高等技術なんだな……
KP:失われし技術なのかも……
鈴見瑠衣:一生いちゃついてるな向こう……
KP:う~ん あと1シーン、花火みるのやるか次回に回すか悩んでいます
KP:でも優勝できてよかったな……
鈴見瑠衣:どうにか行けましたね
鈴見瑠衣:相手のファンブルのお陰もあったけど
KP:こっちがファンブル出さなくてよかった……
KP:どうしようかな そんなにかからないとは思うんですけどもう1シーンやって大丈夫ですか?
KP:切ったほうがよければ切ります!
鈴見瑠衣:恐らく行けます
KP:じゃあやっちゃいます!
KP:厳しくなったら途中でも切るのでいってください!
鈴見瑠衣:はーい
KP:瑠衣さん…………
KP:瑠衣さん………………
鈴見瑠衣:こっちはこれで!
KP:うううう………………
KP:今日はここで……きりましょうか!
鈴見瑠衣:はーい!
鈴見瑠衣:ついに見えてきたな……
KP:すみません遅くまで!ありがとうございました!
KP:えーん瑠衣さん…………
ダークライ@見学:おつかれさまでした~!
鈴見瑠衣:みかんちゃんが大分いじらしいので熱が入ってきています
KP:嬉しい…………
KP:ええと、次はちょっと空いて、22(火)夜はどうでしょう?
KP:他の卓の予定が入ったらそちら優先していただいて大丈夫なので!
鈴見瑠衣:現状は空いていますがディセント討伐が長引いたら入るかもしれないので、そのときはそちら優先でも構いませんか?
KP:はい!ディセント優先で!
KP:とりあえず次は火曜以降かな、くらいの感じでお願いします!
鈴見瑠衣:はーい
KP:では、本日はありがとうございました!お疲れ様でした~!!
鈴見瑠衣:お疲れさまでしたー!
KP:ダークライさんも見学ありがとうございました!
鈴見瑠衣:ありがとうございました。わざわざダークライにまでなって……
鈴見瑠衣:こんにちはー
KP:こんにちはー!
KP:それでははじめていきますか!
鈴見瑠衣:はーい!
KP:一応夜ごはん作れるものリストを共有メモに貼りましたが
KP:これ以外でも大丈夫です!
鈴見瑠衣:めちゃくちゃ色々ある……
鈴見瑠衣:ならしゃぶしゃぶとかかなあ、あったまれそうだし
KP:優しい……
鈴見瑠衣:ご飯は大体このくらいですかね
KP:はあい!
KP:瑠衣さんの優しさに早くも割とめちゃくちゃになってきています
鈴見瑠衣:みかんちゃんがいじらしいから……
KP:瑠衣さんが海だー!ってはしゃいでるの、めちゃくちゃ可愛いですよね
KP:あ、お風呂シーンは何かイベントがあったりするわけではないので
KP:お風呂エンジョイしたら切っちゃって大丈夫です!
鈴見瑠衣:はーい
鈴見瑠衣:こんな感じで~
KP:はーい!
KP:瑠衣さん…………
鈴見瑠衣:あ、これ以上思い出せない感じなら区切ってもらって大丈夫です!
KP:あ、了解です!
KP:こんにちはー!
鈴見瑠衣:こんにちはー
すきゃっと@見学:こんにちは パルキアです
KP:ぱ……ぱるぱるっ!
鈴見瑠衣:どんどん見学ポケが増えていく
KP:な、泣いてる……
すきゃっと@見学:みかんちゃんも大分頑固だな……
鈴見瑠衣:あ、このまま荷物取りに行きます
KP:はあい!
鈴見瑠衣:思った以上に性格悪いなこの病気!
すきゃっと@見学:さ……最悪…………
鈴見瑠衣:えっと、PCの感情に任せてここまでやっちゃったんですけど
鈴見瑠衣:これシナリオ的には寝るしかないやつですか
KP:何もなければこのあと寝ることになりますかね!
鈴見瑠衣:んん~~~
鈴見瑠衣:ぱっと見だと詰んでるんだけど、2の下が破り取られてるのが気になるんだよな
鈴見瑠衣:あ、後聞き忘れてたんですけどこれってみかんちゃんにキスして更に肩代わりってできます?
KP:現段階でキスしようとすると全力で拒否されますね
鈴見瑠衣:なるほど
鈴見瑠衣:寝てる隙は狙えますか?
KP:寝込みを……!
すきゃっと@見学:すごいな……
KP:不思議な力が起きて目を覚まして拒否すると思います
鈴見瑠衣:くっ、ダメか
すきゃっと@見学:不思議な力が……
鈴見瑠衣:じゃあ、一旦寝るしかないかなあ……
鈴見瑠衣:それともロールでもう一押しするべきか……
KP:瑠衣さんの熱意を受けてイベント前倒しでやったので
KP:すっと3日目が過ぎていく可能性もあります
鈴見瑠衣:あ、そうだったんだ
鈴見瑠衣:じゃあますますここは寝るしかないかな……
鈴見瑠衣:これ以上イベント起こしようがないだろうし
鈴見瑠衣:うん、一度寝ます
KP:こちら側で起こせるイベントは全部起こしたから
KP:あとはそのまま流れていく……
鈴見瑠衣:このままナレーションで就寝させてもらえると助かります
KP:はあい!
鈴見瑠衣:あ、しまった すみません伝え忘れてたんですが、今日は多分17:30くらいには切らないとかと
KP:あ、了解です!
KP:今日の夜って使えますか?たぶんそんなかからないとは思いますが!
KP:無理なら明日の昼でも!(明日の昼が大丈夫なら)
鈴見瑠衣:夜いけます!
KP:はーい!
KP:じゃあこの質問コーナーのくだりが終わったら休憩かな
鈴見瑠衣:はーい
鈴見瑠衣:マジで全ての道を封じてくるなこの病気!
KP:そう言われてみればそうかも……
鈴見瑠衣:というかこれ、みかんちゃん救う道あるのか……?なくない……?
KP:ここで切って夜の部にいこうかな……!
鈴見瑠衣:みかん……
鈴見瑠衣:了解です
KP:21時で大丈夫ですか?
鈴見瑠衣:恐らく大丈夫です
鈴見瑠衣:遅れそうなら連絡入れます
KP:あ、遅い方が良ければもっとおそくても!
KP:22時にしときます?
鈴見瑠衣:いや、よっぽどが無ければ大丈夫なので
鈴見瑠衣:21時でOKです
KP:了解です!
KP:では21時に!
鈴見瑠衣:はーい、お疲れさまでしたー!
KP:おつかれさまでした!
鈴見瑠衣:待機ー
KP:あっおまたせしました!
鈴見瑠衣:いえいえ、お時間どおりです
KP:では、はじめ……ますか!
鈴見瑠衣:行きましょう
KP:お疲れ……さま……でした!!!!
鈴見瑠衣:お疲れさまでした!
鈴見瑠衣:いや、救いがねえ~~~と思ってたけど走り切れてよかった……
KP:本当に……キツいシナリオだったんですけど……お付き合いいただきありがとうございました……!!
鈴見瑠衣:マジキッツいですね
鈴見瑠衣:これって三年間の夢の中で別世界に飛ばされてたとか追体験したみたいな感じです?
KP:眠りの大帝ヒプノスが見せた夢の世界ということらしいのですが
KP:そんなに関わらないし……好きに解釈していいんだと思います(ガバガバ)
鈴見瑠衣:なるほどな……
鈴見瑠衣:なんかよく分かんないけどハチャメチャに趣味の悪い夢を見せられたと
KP:そんな感じですね……!
鈴見瑠衣:いや、シンプルにきつかったな……
鈴見瑠衣:こういうタイプの負荷のかかり方あんまりしたことがないので新鮮でした
KP:全然救いないし、知らない間に悪いことにされてるし、おまけに夢落ちだし
KP:段々あれっこれ大丈夫か……?と思って焦ってました
KP:問答無用で負荷をかけてしまってすみません!
鈴見瑠衣:いえ、言った通り新鮮でしたし
鈴見瑠衣:最終的にみかんちゃんが生きててくれたので大分心は楽です今
KP:よかった~~~!
KP:一応元シナリオはこちらです
KP:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10453222
KP:あんまりじっくり読むとしろいのガバ・キーパリングがバレてしまうのですが……分岐とかあるので……
鈴見瑠衣:後で読んでみます
鈴見瑠衣:ちょっと他の人に回すのは怖いんで無理かな……って気もするけど
KP:ンヒヒィ~
KP:CoCのタイマンシナリオ、こういうKPのNPCが問答無用で死ぬ奴多い気がするんですけど
KP:冷静に考えれば普通の人間のやることじゃないなと思いました
鈴見瑠衣:まあ、そうですね
鈴見瑠衣:結構な確率でKP側のNPCがひどい目にあう
鈴見瑠衣:クトゥルフだからって命を軽んじすぎてる……
KP:クトゥルフの命はタンポポの綿毛……
KP:何か質問とか……罵倒とか……ありますか!
鈴見瑠衣:あ、今後もこの二人使いたいな~と思うので
鈴見瑠衣:私の方でもシナリオとか探してみても良いですか?
KP:え~~~~!!嬉しい
KP:えーーっめちゃくちゃうれしい
KP:ぜひお願いします!!
鈴見瑠衣:やったーじゃあ見繕っておきます
KP:やった~~!!是非是非やりましょう!
鈴見瑠衣:みかんちゃんがずっと無邪気で素直でかわいかったから
鈴見瑠衣:また動いてるところ見たい
KP:嬉しい~!!瑠衣さん本当に優しくてかっこいいから
KP:また動いているところみたいです……!!
KP:グラタン作って欲しい……またカラオケも……
鈴見瑠衣:今度はちゃんと練習した「カタオモイ」歌いますね
鈴見瑠衣:いや、あれほんとにピッタリだったな……
KP:や゛った゛~~~
KP:本当にぴったりでしたよね!歌詞みて本当に驚きました
鈴見瑠衣:また僕は君に恋するんだな……
KP:うう……
KP:あ、じゃあ一応みかんのキャラシも貼っておきます!備考欄とか全然書いてないんですが……
KP:https://charasheet.vampire-blood.net/md866df2adc182fe3af0966109a637392
鈴見瑠衣:あ、ありがとうございます!シナリオ探すときの参考にします
鈴見瑠衣:終わってみると、瑠衣のステータスの中でCONだけちょっと低いのに理由が付いちゃったな
鈴見瑠衣:ずっと寝たきりで入院してたから……
KP:あっ確かに……!
KP:みかん、ステータスまんべんなく全部低いから
KP:本当に瑠衣さんがやること全部「なんでもできてすごい!」ってなるんだと思います
鈴見瑠衣:なるほどなあ
KP:INTは18あるから勉強はできるはず
鈴見瑠衣:そう、INT最大値なのすごいですよね
鈴見瑠衣:無邪気だけどちゃんと頭良い子だ
KP:頭いいキャラ、PLが頭良くないから動かすの難しいんですよね…………
KP:一回突然ノイマンになってしまった