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まつなつり GM:しろい
PC:
NPC:
目次
}
[雑談]:います
[雑談]GM:名がなかった
[雑談]占任:すみませんお待たせしました!
[雑談]GM:27%性行為をしていいというデータがでました
[雑談]GM:28%だった
[雑談]占任:?
[雑談]GM:準備できたらおしえてください
[雑談]占任:あっ準備込みでした
[雑談]GM:あっそうとは
[雑談]GM:じゃあやりますか……
[雑談]GM:芹野さんって待ち合わせ時間に対してどのくらいの時間に来ますか?
[雑談]芹野 成海:ちょい早いくらいかな?
[雑談]GM:気が狂いそう
[雑談]GM:じゃあまあイタチのほうが早いかな……
GM:いきます 祭りに
オープニング
[雑談]芹野 成海:あっそうだ
[雑談]芹野 成海:服どっちがいいですか
[雑談]芹野 成海:私服と浴衣(っぽいの)と
GM:今日は駅からほど近い神社で祭りが行われる。
GM:駅前は浴衣姿の人々で溢れていた。
[雑談]GM:!??!????????????????????
[雑談]GM:浴衣の可能性があるの!!!!!!!!?????????????????????
[雑談]GM:希望でいうたら浴衣ですけどそこは心情に従っていただいて大丈夫ですが……
[雑談]芹野 成海:考えたんですけど
[雑談]芹野 成海:何も言われなかったら私服だけど、イタチに言われてたら浴衣くらい着てもいいかな……? みたいな
[雑談]GM:頭狂いそう
[雑談]GM:え!?!?!?じゃあエッチコスもしてくれるの!?!?!?!?
鳴無色葉:「…………」駅前で所在なさげにそわそわと立っている。
鳴無色葉:白地に黒の柄の入った浴衣は胸元が大きく開かれ、その双丘の存在を主張する。
[雑談]芹野 成海:程度の問題だろ!!!
鳴無色葉:首元のチョーカーに繋げられた水球に籠められた花火が、日の暮れ始めた駅前に淡い光を放っている。
鳴無色葉:「…………時が過ぎるのがこんなに遅く感じるとはな」
鳴無色葉:小さく呟くと巾着から取り出したスマホをもたもたと操作しては何も反応がないことを確認しため息をついている。
[雑談]GM:こんなで…………
芹野 成海:「あ? アンタもう来てたの」
[雑談]GM:ッスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
芹野 成海:その後姿に声がかかる。
芹野 成海:普段のダークスーツ姿ではなく、暗い藍色の質素な浴衣を身に纏っている。
芹野 成海:チラとスマートウォッチを覗く。「……5分前であってるわよね」
鳴無色葉:「…………っ」声に振り向き、一瞬息を呑む。
鳴無色葉:「クク……本当に和装で来るとはな。似合っているではないか」
鳴無色葉:「どのくらい前に出たらどのくらいで着くのかよく分かってないからな。2時間くらい前からいたぞ」
[雑談]芹野 成海:と、とりあえず戻りました
[雑談]GM:おかえり!大丈夫??
[雑談]GM:性行為メーター今48%です
芹野 成海:「アンタが着ろって言ったんでしょうが」
芹野 成海:「浴衣なんて子供の頃以来よ。わざわざ買ったのよこれ、安いヤツだけど」
芹野 成海:「……まあ2時間遅れられるよりはマシね」
芹野 成海:「待たせて悪……くはないか。別に私が遅れた訳じゃねーし……」
芹野 成海:「まあいいわ。とっとと行きましょ」
芹野 成海:「アンタもその浴衣、似合ってるわ」
[雑談]芹野 成海:?
鳴無色葉:「ほお……普段から給料が安い安いと嘆いているお前がか。そうか……クククク」心底愉快そうに笑う。
鳴無色葉:「なら買ってやればよかったかな。ほら、我って分類でいうとスパダリだろ?」
鳴無色葉:「まあその……我は和装は見慣れているがそれでも一瞬見惚れてしまったくらい……その、綺麗だぞ」後半はぼそぼそと小さく呟く。
鳴無色葉:「……ん、我か?和装で過ごしていた期間の方が遥かに長いからな。と言ってもやはり廃れるのにも理由があるというか……洋装の方が普通に過ごしやすいがな」
鳴無色葉:「自分では和装あんまり似合わんと思ってるからそう言ってもらえて嬉しいぞ。それに一度慣れてしまうと下着無しで過ごすのはなんだか落ち着かぬな」
鳴無色葉:「あっち側にずっと人が流れていっているからな。あっちに向かえばいいのか?」と浴衣姿の人々が向かう方を眺めている。
[雑談]GM:じゃあ半分でいけるってことはほぼセックス確定じゃん!
芹野 成海:「スパダリ……??」耳を疑うような表情で彼女の顔を見返す。
芹野 成海:「……あ~、昔の人は起伏少なかったって言うわね」その豊満な胸を眺めながら一人ごちる
芹野 成海:「別に下着まで和服流にしなくていいでしょ。私はつけてるわよ」
[雑談]GM:じゃあ上はつけてないの!?!?!?!?!?!
芹野 成海:「あー……」スマホの地図アプリを立ち上げて会場までの道を確認する。
芹野 成海:「いいんじゃない? あっちで合ってるわ多分」
[雑談]芹野 成海:どういうこと??
鳴無色葉:「いや、下着のラインが出るだろ。特に浴衣なんて生地が薄いんだから」
鳴無色葉:「へえ~、お前下着つけてるのか。じゃあいくら触ってもいいってことだなぁ?」とスマホで地図を見ている芹野さんの尻を撫でる!
芹野 成海:「現代にはラインが出にくい下着ってのもあんのよ」
芹野 成海:「いい、訳、ねーでしょうが!」スマホを持っている手でそのデコに裏拳を入れる!
[雑談]GM:やったーーーーーーーーーー!!!!!!!!芹野さんに殴ってもらえた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
芹野 成海:「だいたいどういう理由よそれ。痴漢以下の言い分じゃねーの」
[雑談]芹野 成海:???
鳴無色葉:「うぐっ」思ったより痛かったので涙目になって額を抑えてうずくまる。
鳴無色葉:「装備が整ってて防御力が高かったら多少の攻撃は受けて平気だろ!タンクだよタンク」
鳴無色葉:「浴衣なんて寝巻だろ。我寝る時どころか家に居る時服なんか着てないぞ。なのに装備整えてるってことはちょっとくらいいいだろ~」
[雑談]GM:思ったよりマジで殴られて興奮しちゃった
芹野 成海:「下着のこと盾職専門装備だと思ってるヤツ初めて見たわ」
芹野 成海:「普通の文明人は家でも服着んのよ!」
鳴無色葉:「そうなのか?」しゃがんできょとんと見上げている。
鳴無色葉:「誰も見てないのになんでだ?意識しすぎて逆にエッチじゃないか?」額を抑えながら立ち上がる。
芹野 成海:「男子中学生でも『家で服着てるのはエロい』なんて言わねーわよ」
鳴無色葉:「男子中学生じゃなくて我を見ろよ」頬を膨らませながら芹野さんの浴衣の袖を掴む。
芹野 成海:「アンタ今言ってることだいぶ支離滅裂よ?」袖を振り払いはしないが、引っ張られないように自分でも抑える。
芹野 成海:「おら立て! とっとと行くわよ祭!」
鳴無色葉:「年甲斐もなくはしゃいでいるのかもしれんな……ククク。そろそろ向かうとするか」
鳴無色葉:会場の方向に数歩向かい、ふと立ち止まると戻ってくる。
鳴無色葉:「人の流れについていけば迷うことはないだろうとはいえ……それ持ってるお前が先導した方がいいかもしれんな」芹野さんのスマホをちらと見て。
鳴無色葉:「…………」おずおずとスマホを持っていない方の手を握る。
芹野 成海:「あ? ……」
芹野 成海:繋がれた手を見て、少し考えるような素振りをする。
芹野 成海:「……まあ、たまにはいいわ」
[雑談]GM:あっおかえり!大丈夫?
[雑談]GM:性行為メーター88%ですけど
芹野 成海:その手を振り払ったりはせず──軽く握り返し、人波の方へ歩き出した。
[雑談]芹野 成海:微妙かも
[雑談]芹野 成海:今は小康状態にある
[雑談]GM:あっほんと?今日はやめとく?
[雑談]芹野 成海:う~ん
[雑談]芹野 成海:でもどっちにしても……今日では終わらないと思うので
[雑談]芹野 成海:できれば続き明日にしてもらっても大丈夫……?
[雑談]GM:大丈夫!
[雑談]芹野 成海:申し訳ない……!
[雑談]GM:性行為チケット一枚確保で今日はおしまいにしましょう
[雑談]芹野 成海:??
[雑談]GM:??????
[雑談]GM:じゃあお疲れ様でした………………
[雑談]芹野 成海:お疲れ様でした……ごめんね本当……
[雑談]GM:性行為チケット二枚にしてもいいよ
[雑談]芹野 成海:??
[雑談]GM:?????
[雑談]GM:私はいます
[雑談]芹野 成海:いると思います
[雑談]GM:やるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[雑談]芹野 成海:!多っ
[雑談]芹野 成海:10、予測変換出てくるの邪魔だな……
[雑談]GM:私のタイピング速度は予測変換に90%頼っています
[雑談]芹野 成海:なるほどね
鳴無色葉:「…………ん」握り返された手をまじまじと見つめ。
鳴無色葉:「………………あたたかいな」くすぐったそうに微笑んで、その後に続いて行った。
GM:----
ミドル①
GM:様々な縁日の屋台が並ぶ。
鳴無色葉:「こういった祭りに来るのは初めてだな」キョロキョロと興味深そうに眺めている。
鳴無色葉:「興味はあったんだが、いつか行こうと思ってる間に禁止されてしまったからな……あれは本当に勿体ないと思っていたからな。こうして復活してよかったよ」
鳴無色葉:「こういう時何をするんだ?お前は好きなものあるか?」大量の屋台を見ながら尋ねる。
[雑談]GM:はじめました
芹野 成海:「祭りくらい昔からいくらでもあったでしょうに、初めてなのね」
芹野 成海:「なんか意外……でもないか。アンタ引きこもりだし」
芹野 成海:「……禁止? なんの祭りよそれ?」
鳴無色葉:「あー……前はこういう感じじゃなかったんだよ。もっと堅苦しくて儀式の面が強かったからな……」
鳴無色葉:「こういう華やかな感じになったと聞いてはいたんだが、しばらく見んと思っていたら全部禁止になってたらしい」
鳴無色葉:「……いや、コミケと混じってるか……?いきなり全部しっかりは思い出せんからな……」
[雑談]GM:あたしもようしらんけど江戸時代で娯楽の強い祭りが出てそのあと禁止になってたらしいっす
[雑談]芹野 成海:はえ~
[雑談]GM:イタチで祭りにいくのめちゃくちゃ調べなきゃいけないこと多くて泣いちゃった
芹野 成海:「アンタの話、時々時間的スケールがデカすぎて途方に暮れるわ……」
芹野 成海:「……あー、好きなものって言ったっけ?」
芹野 成海:「別にこんなもん、適当ぶらぶら歩いて気になった屋台覗けばいいのよ」
芹野 成海:「たとえば~……アレ行ってみる?」
芹野 成海:そう言って、少し先にある射的の屋台を指差す。
鳴無色葉:「ほお!鉄砲じゃないか」
鳴無色葉:「撃つの好きなのか?」
芹野 成海:「特別好きって訳でもないけど」
芹野 成海:「縁日の中では一番エンタメ性と気軽さのバランスがいいと思ってる」
鳴無色葉:「ほおお……そうなのか」まじまじと屋台を眺めている。
[雑談]GM:芹野…………………………………………芹野が縁日のこと語ってると狂いそう
芹野 成海:「くじ引きは運ゲーだし、型抜きはクソゲーだし、金魚すくいは掬った後の責任とかもあるでしょ」
芹野 成海:「射的は撃って当たるか当たらないかだから、一番エンタメしてるわ」
鳴無色葉:「こんな気軽に撃てるようになったんだな……」
鳴無色葉:「ガワコも帯刀しておったし最近はむしろ気軽に武器を持てるようになってんのか?」
鳴無色葉:「当たるか当たらないかっていっても当てられるようになるにはそれなりに大変だった記憶があるが……今は誰しもその程度の鍛錬は積んでいるのか……」
芹野 成海:「言っとくけど実弾じゃねーわよ。コルクの弾をポンと撃つだけのおもちゃの銃」
芹野 成海:「実弾だったら景品に穴あくでしょ」
芹野 成海:「……今更だけど、アンタほんとによくそれで公務員できるわね……」
鳴無色葉:「コルク…………???」
鳴無色葉:「おもちゃ…………???」
鳴無色葉:「いや、無論そうだと思っていた。いや……おもちゃ……?」知ったかぶろうとしてやっぱりよくわからず首をかしげている。
鳴無色葉:「まあ分類でいえば公務員だが。ウチの『病院』がどんなとこかお前も知ってるだろ?あんまり公務員らしくはないんじゃないか?」
鳴無色葉:「お前はハンコとか押してんのか?」分類上公務員なのに公務員に対するイメージがふんわりしている。
芹野 成海:「捺すときは捺すわよ普通に」
芹野 成海:「いや”病院”がそういうとこなのは分かるけど……」
芹野 成海:そこまで言って、首を傾げている彼女の顔を見返す。
芹野 成海:(……”病院”の連中もコイツに任せないようにしてんのかも)
芹野 成海:(私ならそうする)
鳴無色葉:「……なんだ?妬いてんのか?」心中を一切察することなくニヤニヤしている。
芹野 成海:「………」微妙な表情でそのしたり顔を眺める。
芹野 成海:「……思いを馳せてんのよ。”病院”の苦労に」
芹野 成海:「で、どうすんの? やるの? やらないの?」
鳴無色葉:「ククク……最近は全然顔出しておらんからな。苦労しておるかもしれん」
鳴無色葉:「そうだな。久しぶりに銃も撃ってみたいしやってみるとするか」
鳴無色葉:「やっぱりいざという時懐に忍ばせられる小刀が好みではあるが。銃も扱えんこともないからな」
鳴無色葉:「これは……撃ったものがもらえるのか?」
鳴無色葉:射撃の屋台を興味深そうに見つめている。
[雑談]GM:芹野さんイタチが麝香会するの別に?みたいな顔してるけど内心いやそ~~~~
芹野 成海:「景品そのままのとこもあれば、番号振った的があってそれに応じた景品が貰えるとこもあるけど──」
芹野 成海:「ここは景品そのままタイプみたいね」棚に並べられた景品を見て判断する。
[雑談]芹野 成海:ひょっとしてこれ辞書登録消えてるのか……?
鳴無色葉:「ほお。欲しいものはあるか?とってやる」
[雑談]GM:一から教え直さなきゃ……
芹野 成海:「あんま変なもん貰っても使い道ないのよね……」
鳴無色葉:「なら実用的なものをとってやろう。……なんだ?金が要る?銃を撃つのに?」
鳴無色葉:そのまま銃を撃とうとして屋台の人間に止められている。
芹野 成海:「ちょっ……おい!!」いきなり銃に手をかけた彼女を慌てて押さえる。
[雑談]GM:芹野…………♡
芹野 成海:「いらねー訳ねーでしょ縁日なんだから! ボーナスステージじゃねーのよ!」
芹野 成海:言いながら財布を出して料金を支払う。
[雑談]芹野 成海:いやユーザー辞書生きてるな……?
鳴無色葉:「おお、悪いな……なるほどな、こうして生計を立てているというわけか……」しみじみと頷いている。
鳴無色葉:「使い道に困らんものをとってやる。みていろ」
鳴無色葉:そう言うと、合法的に得た銃を得る権利を使用し銃を構え、撃つ。
鳴無色葉:コルクの弾は命中し、景品が倒れる。――大きなクマのぬいぐるみが。
鳴無色葉:「どうだ。お前にやろう」得意気。
[雑談]GM:生きたり死んだりしてる
芹野 成海:「実用性はどこ行ったのよ」呆れたような顔でクマを受け取る。
鳴無色葉:「…………????」
鳴無色葉:「クマのぬいぐるみがあって困る場面があるか?」
鳴無色葉:「イタチに似てるしな」
芹野 成海:「耳くらいでしょ似てるの」
[雑談]GM:芹野さん実用性とか重視してるのに使うのチープ呪術なの気が狂っちゃうな
[雑談]GM:いやだからこそなのか?
芹野 成海:はあ、と溜息を一つ。
芹野 成海:「……つってもまあ、別にクマ嫌いなわけでもないし」
芹野 成海:「貰っとくわ。ありがと」
[雑談]GM:せ 芹野……………………………………………………………………………………
鳴無色葉:「……ふ、ククク……」
鳴無色葉:「またお前に物を渡してしまったと思ったが……お前はむしろいいんだったな」
鳴無色葉:「お前もやったらどうだ?一番縁日の中で好きなんだろ?」
芹野 成海:「まあ好きな方ではあるけど。好きかどうかとエンタメ性の評価とは別でしょ」
芹野 成海:言いながら、料金を払っておもちゃの銃を手に取る。
芹野 成海:「アンタはなんか欲しいのあるわけ?」コルクを銃口に嵌めつつ聞いてみる
鳴無色葉:「ほお?ほお!ほお……我の欲しいものがあると言ったら取ってくれるのか」愉快そうに笑っている。
鳴無色葉:「そうだな……食べ物……いや」
鳴無色葉:「…………なくならんものがいい」
芹野 成海:「なくならんもの、ね」
芹野 成海:その言葉の奥にある憂いを感じつつ、変わらぬような素振りで銃を構える。
[雑談]GM:しぇ しぇりの……………………………………………………………………………………
芹野 成海:「……微妙に難しい要求ね」
芹野 成海:食品や消耗品はダメ、割れ物も望ましくない──という条件を考え、一つの景品に狙いを定める。
芹野 成海:放たれたコルクは過たず目当ての景品を棚から落とす。
芹野 成海:「ほら。これならそう簡単には消えないでしょ」
芹野 成海:そう言って渡したのは、何かのキャラクターの意匠の入った、金属製のキーホルダーだ。
芹野 成海:「金属だからそう簡単には壊れないでしょ。コーティングされてるっぽいから当分は錆びもしないだろうし」
芹野 成海:「まあ、アンタが失くしたらその限りじゃないけど」
鳴無色葉:「ほお!ほお……」まじまじと渡されたキーホルダーを見つめる。
鳴無色葉:「うむ……うむ、気に入った。なんだかこのキャラクター、お前に似ている気がするしな」
鳴無色葉:「なんだか腹の立つ顔をしている」
芹野 成海:「喧嘩売ってんの?」
鳴無色葉:「クク……いや、お前の顔立ち自体は美人だと思うがな」
鳴無色葉:「ありがとうな。……なくさんように……する。何、決して捨てはしないさ」
鳴無色葉:「お前自身にはそんなつもりはなさそうなのに、人の心に入り込んでめちゃくちゃにしてきおってな。ククク」
鳴無色葉:「……なあ、成海」ぎゅ、と大事そうにキーホルダーを握りしめると、反対の手で芹野さんの浴衣の袖をくいくいとひっぱる。
鳴無色葉:「ちょっと殴ってもらっていいか?」
芹野 成海:「褒められてる気がしないんだけど、……は?」どこか釈然としない表情を浮かべていたが、予想しない言葉に虚を突かれた声を上げる。
鳴無色葉:「いや、頭では現実だと分かっているんだが……こうして和装のお前と並んでいると」
鳴無色葉:「昔の……何百年も前の記憶と混ざった、都合のいい夢なんじゃないかと……少し不安になってくるんだ」
鳴無色葉:「……夢じゃ、ないんだよな……?」不安そうな瞳でじっと見つめる。
芹野 成海:はあ、と溜息を吐き、その頭を軽く小突く。
芹野 成海:「夢じゃねーわよ。少なくとも私の認識ではね」
[雑談]GM:♡芹野♡♡殴って♡
芹野 成海:「ちょっとお祭り行って射的やったくらいで──」
芹野 成海:「”都合のいい”って言えるほど、私は達観してねーのよ」
[雑談]GM:せ 芹野…………………………………………
芹野 成海:そう言って、小突いた手でそのイタチ耳を掴んで引っ張る。
芹野 成海:「おら次行くわよ。まだ縁日の入り口のとこでしょうが」
鳴無色葉:「んぐっ、……いだだだだだ!もげる!それ外付けだから普通にとれるぞ」
鳴無色葉:小突かれうめいていたところに耳を引っ張られ小さく悲鳴を上げる。
鳴無色葉:「……ふ、ふふふ!ククク!我にとってはお前が隣にいてくれるだけで奇跡のようなものだが――」
鳴無色葉:「お前は……それ以上を望んでくれるのか」穏やかに微笑む。
鳴無色葉:「……ん、歩ける!歩けるから耳を引っ張らんでくれ!可愛いイタチ耳がとれたらせっかくの祭りが騒然となってしまうだろうが」
鳴無色葉:そう言いながらも嬉しそうに笑って歩き出す。
[雑談]GM:今日はこのくらいで切りますか…………………………………………
[雑談]芹野 成海:はい……
[雑談]GM:気が狂っちゃうよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[雑談]GM:お疲れ様でした…………………………………………
[雑談]芹野 成海:お疲れさまでした……
[雑談]GM:watashiはいます
[雑談]芹野 成海:こんばんは……
[雑談]GM:こんばんは…………………………………………
[雑談]GM:無理はなさらず…………………………………………
[雑談]芹野 成海:…多っ
[雑談]芹野 成海:大丈夫だと思いますが
[雑談]GM:じゃあやっていってみましょう
[雑談]GM:なんかあったらすぐいってね!
[雑談]GM:このシーンはこのまま線を入れて大丈夫ですか?何か言う?
[雑談]芹野 成海:あっ線で大丈夫です!
GM:----
ミドル②
鳴無色葉:相変わらず屋台を物珍しそうに眺めている。
鳴無色葉:「美味いのはどれだ?初めて見るものもたくさんあるな……」
[雑談]GM:イタチ乳でかいな……
[雑談]GM:ここで屋台をもういっこくらい物色したら次花火とかみて終わりかな見たいな気持ちでいますがやりたいこととかあったら言ってください
[雑談]芹野 成海:なるほどね
芹野 成海:「どれもある程度は口に合うと思うわよ」
芹野 成海:「アンタ普段からジャンクなもんばっか食ってるでしょ。そういう系列だから」
芹野 成海:左右に並ぶ屋台を眺めながらぶらぶらと歩く。
鳴無色葉:「お前は健康にいいもん食ってるか?」
芹野 成海:「そこそこね」
芹野 成海:「旨いもん食べないと人生楽しくないし、かといって健康に悪いもんばっか食べて早死にしたくもないし」
芹野 成海:「バランスよバランス」
鳴無色葉:「うむ……」
鳴無色葉:「……ふふっ」
鳴無色葉:「それがお前なりの折り合いのつけ方というか、『納得』なわけだな」
芹野 成海:「そういうこと。どっちに振れすぎても気持ち良くない」
芹野 成海:「折り合いの付く範囲で旨いもん食べて、納得のいく範囲で健康的なもん食べるの」
鳴無色葉:「…………」何か言おうとしてじっと顔を見つめたあと。
鳴無色葉:「お前って冠婚葬祭のときとかもその髪型なのか?」関係ないことを尋ねる。
鳴無色葉:「我が結ったり切ったりしてやろうか」
[雑談]GM:もしかしてイタチって失礼なのか?と思ったけど失礼じゃない要素ゼロだったな
芹野 成海:「いきなり何の話よ」
芹野 成海:「結うまではまだしも、アンタにハサミは絶ッッッ対持ってほしくないわね」
鳴無色葉:「あまり見ないからな。最先端のファッションかと思ったがそういうのってちゃんとした場だと受けが悪いかと思ってな」
鳴無色葉:「なんかあみあみした……コーン……ロウ?みたいなやつを思い出してな。トウモロコシがあるから」
鳴無色葉:焼きトウモロコシを売っている屋台を見ている。
鳴無色葉:「クク……遠慮せんでもいい。我はお前の生きた年数の何百倍も刃物を握っているんだぞ」
芹野 成海:「あ、あんなんヤカラしかやらん髪型でしょ。冠婚葬祭の対義語じゃねーのよ」
芹野 成海:「何も信用できねーのよね……」
芹野 成海:「……しかし、改めて見るといろいろあるわね屋台」居並ぶ屋台を見渡して
[雑談]GM:芹野さん自分の髪型は棚に上げてコーンロウのこと輩しかやらんとおもって引いてるんだ 愛おしいな
芹野 成海:「焼きそば、たこ焼き、鈴カステラ辺りは定番として」
芹野 成海:「じゃがバターって縁日で食うもんなのかしら」
鳴無色葉:「……?美味いもんはどこで食べてもいいんじゃないか?」
鳴無色葉:「じゃがバターに恨みでもあんのか?」
鳴無色葉:「雲も売っている…………」わたあめの屋台を感心したように見つめている。
芹野 成海:「いや別に恨みとかはないけど……雰囲気的に祭り感ある? じゃがバター」
芹野 成海:「そんな古典的なタイムスリップムーブ現実に見るとは思わなかったわね」
芹野 成海:「イカ焼き、アメリカンドッグ、チーズハットグ……」
芹野 成海:「……チーズハットグってアメリカンドッグとは違うんだっけ?」
鳴無色葉:「…………??????」知らない情報がたくさん出てきたので混乱したあと。
鳴無色葉:「……ククク。そうだ。違うに決まっているだろう……名前が違うんだからな。無論分かっていた」知ったかぶって尊大に笑う。
鳴無色葉:「そもそも祭り感も何も祭りを知らんからわからん。お前が言ったことを全部そのまま信じるぞ」
鳴無色葉:「お前はチーズ……はっ……とり……?が好きなのか?」
芹野 成海:「……アンタに聞いた私が間違ってたわ」眉間を指で押さえる。
芹野 成海:「チーズハットグ。そういやあんまり食べた記憶ないわね……」
芹野 成海:「せっかくだからアレ買ってみる? 隣のアメリカンドッグと一緒に」
芹野 成海:「どう違うのか気になってきた」
鳴無色葉:「ほお!お前もあまり食べたことがないのか。うむ、なら食べてみよう」
鳴無色葉:「アメリカンドッグと並んでいるということはチーズハッという国もあるんだろうな……」
鳴無色葉:そう言いながら金を払わずチーズハットグを掴む。
芹野 成海:「金は払え!!」
芹野 成海:「社会に適応しろ!!」
[雑談]GM:芹野~♡♡♡♡♡
芹野 成海:言いながら二人分の金を店主に渡す。
鳴無色葉:「社会に適応できるようにちゃんと飼い主がしつけないとダメだぞ」涼しい顔で笑いながらチーズハットグをかじる。
鳴無色葉:「……ん、うむ!まさかチーズが入っているとはな」にょーんと口からチーズが伸びている。
芹野 成海:「誰が飼い主よ誰が!」
芹野 成海:悪態をつきつつも買ったハットグを口にする。
芹野 成海:「チーズって言っといてチーズ入ってなかったらそれこそまさかでしょ」
芹野 成海:「でもこれソーセージ的なのは入ってないのかしら? まだ先っぽだから出てきてないのか?」
芹野 成海:予想通りなような予想外なような微妙な表情でチーズを咀嚼する。
芹野 成海:「まあでも旨いのは旨いわね」
鳴無色葉:「飼い主は不満か?何ならいいんだ」
鳴無色葉:「おっ、先っぽだけだとか出てきてないとかちゃんと視聴者サービスを意識した発言で偉いな」
鳴無色葉:「うむ……どうもチーズというのは美味い傾向にあるらしいな。以前からそうではないかとは思っていたんだ」もきゅもきゅとチーズを食べている。
鳴無色葉:「お前も美味いと思うか……クク、なるほどな……」勿体ぶって頷いている。
芹野 成海:「食事中にする発言じゃねーわよ」言いながらデコを裏拳で小突く。
[雑談]GM:やったーーーーーーーーーーー!!!!!!芹野さんに殴ってもらえた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
芹野 成海:「まあチーズは旨いけども……フォンデュんときに散々食べたでしょ」
[雑談]芹野 成海:怖……
鳴無色葉:「んぶっ、食事中に殴るな!」デコを小突かれて涙目になる。
鳴無色葉:「美味いもんはいくら食べたっていいだろ。別にあれから毎日食べてるとかでもないんだし」チーズハットグを持ってない方の手で額をさすっている。
鳴無色葉:「お前の好きなもの、少しでも知りたいんだよ」
鳴無色葉:「……そもそも定命の者にあまり深く関わるべきではないという自覚はある。……まあ、もうそんなこと言ってられんからそこまで悩んでいるわけではないが」
鳴無色葉:「だから……その分少しでも楽しく……」
鳴無色葉:「…………いや、違うな。お前の喜ぶ顔が……見たいんだよ」
鳴無色葉:「いつも不機嫌そうな顔してるからなぁ?」
鳴無色葉:冗談めかしてくつくつと笑うと額をさすっていた手を芹野さんの頬に伸ばしむにっとひっぱる。
芹野 成海:「……はあ」
芹野 成海:小さく溜息をつく。
芹野 成海:自分は『普通』の感性を持っている。
芹野 成海:この長命の女にそう言われて、適当に流してしまうことができない程度には。
[雑談]GM:せ 芹野…………………………………………
芹野 成海:「……まあチーズは好きだけど、もっと肉多い方が好みね」
芹野 成海:「健康志向な気分のときは違うけど……それはそれでチーズ多すぎだし」
芹野 成海:そう言うが早いか、隣の屋台でアメリカンドッグを二本買う。
芹野 成海:「こっちと交互に食べたら丁度いいかも知んないわ」
芹野 成海:一本を彼女へ渡し、自分の分へ噛りつく。
鳴無色葉:「ほお……交互にか」渡されたアメリカンドッグを齧る。
鳴無色葉:「うむ……チーズは入っていないがうまいな。こっちにはソーセージが入っているんだな」
鳴無色葉:「……今日は思いっきり羽目を外して良いと思うが。普段からこれを二つ交互に食べるといったら健康に悪そうではあるな」
鳴無色葉:「『これが好き』と単純なものではないのが乙女心というやつか……ククク」
芹野 成海:「乙女心かは知らんけど。単純に割り切れないのは確かね」
芹野 成海:「明日は……なんか健康にいいものを食べるわ。サラダとか豆腐とか」
芹野 成海:「その代わり、今日は気になったもんなんでも食うわよ!」
芹野 成海:「そっちの方が、楽しいからね」
[雑談]GM:え…………………………………………好き…………………………………………
[雑談]GM:芹野……………………………………………………………………………………
芹野 成海:そう言って、軽く口の端を上げてみせる。
鳴無色葉:「……やっぱ似てるのかもな」
鳴無色葉:「自分の中で勝手に理屈をこねて、大丈夫とか大丈夫じゃないとか自分でジャッジしてな」
鳴無色葉:「その割に……一番守ろうとしていた弱い部分は理屈を超えてしまうんだ」
鳴無色葉:「だが……それも悪くない。いや……とても嬉しいと感じている」
鳴無色葉:「楽しいからな。明日のことなんか考えられなくなるくらい」
鳴無色葉:「……じゃあ我、あの雲食べたい。雲ならいくらでもあるんだから金いらんだろ?」
芹野 成海:「アンタほどじゃあないけどね。……でも、まあ」
芹野 成海:「似てはいるんだと思うわ。やっぱり」
芹野 成海:そして、そのことを悪くないと感じている自分もいる。理屈を踏み外した先を。
[雑談]GM:せ 芹野……………………………………………………………………………………
芹野 成海:「ま、いいわ。──だけどね」
芹野 成海:「金は……払え!!」
[雑談]GM:えーんえんえんえんえんえんえんえんえんえん
[雑談]GM:びえーーーーーーーーーーーー
芹野 成海:わたあめの屋台へ歩いていくひっ捕まえながら、そう叫んだ。
[雑談]GM:えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
[雑談]GM:もうおしまいだよ…………………………………………
[雑談]芹野 成海:…多っ
[雑談]GM:どうしようかな……花火みるやつ
[雑談]GM:サクッとっていってもどうせ一時間くらいはかかるだろうし占任さん本調子じゃないから別日にした方が良いのかなと思いながら
[雑談]GM:明日は映画だしな……みたいな
[雑談]GM:もういっそ花火みるやつやらないでここで終わりにする?
[雑談]芹野 成海:まあ見ても……大丈夫なんちゃうかとは思いますが……
[雑談]GM:ほんと!?無理してない???
[雑談]芹野 成海:大丈夫だと思いますが
[雑談]芹野 成海:大丈夫そうな気がする
[雑談]GM:じゃあ…………………………………………やるか!!!!!!!!!!!!!!!
[雑談]芹野 成海:…と!多っ
GM:----
エンディング
[雑談]芹野 成海:……?
[雑談]芹野 成海:河原とかで見がちなイメージはあるが……
[雑談]GM:縁日って神社よな?
[雑談]GM:山じゃ……ない?
[雑談]GM:いや……花火大会なのか?
[雑談]芹野 成海:分からん……
[雑談]GM:なら河原に縁日が並んでるのか???
[雑談]芹野 成海:山かも……?
GM:空に花火が咲く。
[雑談]芹野 成海:お祭り子供のころから行ってないからエアプに近い
GM:縁日の会場から少し離れた公園で、並んで花火を見ていた。
鳴無色葉:「おお…………」珍しく缶ビールを手に夜空を見上げている。
鳴無色葉:「おおきいな…………」感心して口が開きっぱなしになっている。
[雑談]GM:ふんわりさせました
[雑談]GM:あっ そろそろ花火やでみたいなとこやればよかった!?
鳴無色葉:「手に持たんタイプの花火を見るの初めてかもしれん」
[雑談]芹野 成海:あっ大丈夫!
芹野 成海:「手に持つ花火の方が後にできてそうなもんだけど……」
芹野 成海:「いやでも花火の歴史とか知らんしな……どっち先なのかしらね」
芹野 成海:ぼんやり言いつつ空を眺めている。手には同じく缶ビールを持ち、ベンチには縁日で買った焼き鳥のトレーが置いてある。
鳴無色葉:「まあその頃はそれどころじゃなかったというか……」
鳴無色葉:焼き鳥の串から肉とねぎをほぐし、肉だけを食べている。
鳴無色葉:「個人ではまずやらんだろ?手に持たん花火。わざわざ出かけんしな」
鳴無色葉:残ったねぎを芹野さんの方によせている。
鳴無色葉:「お前は結構花火大会とか行くのか?」
芹野 成海:「ネギも食えネギも。別に嫌いじゃねーからいいけど」
芹野 成海:ネギを寄せてくる彼女を白い目で見つつ、手元のビールを呷る。
芹野 成海:「まあ、あれを個人でやるヤツは結構な金持ちで、かつ結構なアホでしょうね」
芹野 成海:「花火大会、まあたま~に行くこともあるくらいね。そんな頻繁には行かないわ」
[雑談]GM:芹野さんが……たまに……花火大会に………行く!?!?!?!?!?!?
芹野 成海:「だって人多いじゃない。花火大会」
芹野 成海:「なんか無性に夏感あることがやりたくなったときに行ったりしたくらいで……」
鳴無色葉:「我、健康に良いもの食べる必要ないから。お前が食べろ」涼しい顔で相変わらずねぎをよこしている。
鳴無色葉:「ほお……夏感のあることが…………」愉快そうに笑った後。
鳴無色葉:「……いやまて。それってあれか?ナイトプールでパーティして爛れたこととかしてたってことか!?」
鳴無色葉:「そんな子に育てた覚えはないぞ!!」
芹野 成海:「アンタの夏感、ヤカラに支配されてない?」
芹野 成海:「なんかあるのよ、無性に花火見たくなるときとか、無性に海見たくなるときとか」
芹野 成海:「風物詩的なものを味わいたくなるタイミングが」
鳴無色葉:「『陽』だ…………………………………………」
鳴無色葉:「たしかにお前こう見えて割と陽キャだよな…………………………………………」
芹野 成海:「こう見えてって何よこう見えてって」
芹野 成海:「つーか別に陰キャだって風物詩を味わいたくなることくらいあるでしょ」
鳴無色葉:「我はないが…………」
鳴無色葉:「年中無休で電子の砂漠でit’a true wolrdって呟いてるぞ」
芹野 成海:「それはもう陰陽の問題じゃねーのよ」
芹野 成海:「でも、ほら」ビールを持った手を掲げ、空に咲く花火を指さす。
芹野 成海:「悪くないでしょ」
鳴無色葉:「……うむ。悪くない…………」じっと花火を見て微笑んだ後。
鳴無色葉:「……ククッ、陽キャって言ったら祭りで盛り上がって野外で『そういうこと』だろ?」
鳴無色葉:「我は構わんが?」そう言いながらつーっと指で芹野さんの首筋から胸元あたりをなぞる。
芹野 成海:「……アンタが陽キャとヤカラの区別ついてないことはよ~く分かったわ」
芹野 成海:飲み干したビールの缶の底で彼女の頭をはたく。
[雑談]GM:今日めっちゃ殴ってもらってんじゃん!!!!!!!!!!!!やった~~~~!!!!!!!!!!!!!!!
芹野 成海:「アレね、『夏』と『陽キャ』が結びついてて、かつ『陽キャ』と『ヤカラ』の区別がついてないんだわアンタ」
芹野 成海:「はあ~……」深く溜息をつき──
芹野 成海:「帰ってからにしなさい」
[雑談]GM:せ
鳴無色葉:「っだ……っ!今日いつもより手が早くないか?」缶で叩かれた頭を抑え涙目になりながら。
鳴無色葉:「…………ん、…………ふふ。そうだな」
鳴無色葉:「公務員のお前はお行儀よくしかできないもんなあ?」赤くなった顔を誤魔化すように悪態をついて残っているビールを飲み干す。
芹野 成海:「アンタにはこれくらいした方がいいってのを学習したのよ」
芹野 成海:「公務員っていうか、常識のある大人としての判断でしょ」
鳴無色葉:「我からしたらみんな子供みたいなもんだがな」
鳴無色葉:「……だが、まあ……ちゃんと花火を見ないと勿体無い気持ちもある」
鳴無色葉:「なんとなく避けていたんだが、……うん。悪くないな」
鳴無色葉:じっと空を見上げて。
鳴無色葉:「詫びさびっていうのか?儚いからこそ美しいみたいなのあるだろ。あれ、我もそう思うんだが」
鳴無色葉:「終わらないものなんてない。……我以外はな」冗談めかしてにやりと笑う。
鳴無色葉:「だからこそ、より限りあるものを尊いとも思うんだが……その輪から外れていることに寂しさがないわけではないんだ」
鳴無色葉:「だから……お前がこれをくれて」首元のチョーカーから繋がる、消えない光を放つ花火の入った水球を手のひらにのせ、転がす。
鳴無色葉:「仲間に入れてもらえたような、救われたような気分になったんだ。……ありがとうな」
芹野 成海:「………」どこかばつの悪そうな顔で髪をかき上げる。
芹野 成海:「……私はあんまり好きじゃねーのよ。その理論」
芹野 成海:「いいものはいつでもあった方がいいし、いつまでもあった方がいい」
芹野 成海:「冬に打ち上げ花火見たくなっても見られないし、夏に雪見酒したくなってもできないでしょ」
芹野 成海:「嫌なのよそれが」
芹野 成海:「パッと咲いて消える打ち上げ花火が綺麗に見えるのは、儚いからじゃない」
芹野 成海:「単純に、そういう光り方が視覚的効果として綺麗だから綺麗なのよ」
芹野 成海:「花火大会はずっと続いてた方がいいし──」
芹野 成海:「手持ち花火は、ずっと光ってた方がいい」
芹野 成海:「アンタが救われたかどうかはともかく──」
芹野 成海:「私は、そっちの方が好き」首元で煌めく花火を指さし、ふと笑う。
鳴無色葉:「…………」その笑顔を、じっと見つめている。
鳴無色葉:「…………我は自分の事を歪な存在だと思ってるよ」
鳴無色葉:「………………」しばらく視線を彷徨わせた後。
鳴無色葉:「もしお前が望むのなら……一人分くらいは、不老長生の薬を融通してもらうこともできる」
鳴無色葉:「アレの開発において我はかなり協力したからな」
鳴無色葉:「…………だが、やっぱり花火大会は終電で帰れるくらいに終わるから安心して楽しめるし」
鳴無色葉:「手持ち花火は消えるから輝いてる時が美しいのだと……」
鳴無色葉:「…………」ぎゅ、と手の中の水球を握りしめる。
鳴無色葉:「…………とにかく勧めはせんが。お前が本当に良いと思うのならそういうものもある」
鳴無色葉:「いや……やっぱり忘れて…………」
鳴無色葉:「…………あー……、前怒られたんだったかな……」
鳴無色葉:バツが悪そうに頬をかいて。
鳴無色葉:「…………ま、『帰ってから』ってことだっただろ?いつまでも続いてたら帰れんだろ」
鳴無色葉:「やっぱりちゃんと区切りはある方がいいんだよ。ほら、デカいのが続いてるから……もうすぐ終わりが近いんだろうな」
鳴無色葉:そう言って輝く空を見上げている。
芹野 成海:「……はあ」
[雑談]芹野 成海:重くない??
[雑談]GM:????????
[雑談]GM:重くならんようにハッピーだよありがと~~!って言おうと思っただけなのに芹野が……そう言うこと言うから……
[雑談]GM:じゃあ………………って…………………………………………
[雑談]芹野 成海:??????
[雑談]芹野 成海:前段の時点で十分重いし
[雑談]芹野 成海:今は重力百倍なのよ
[雑談]GM:今指折ってるからゆるして
[雑談]芹野 成海:代償払うな
[雑談]芹野 成海:しかもアレ軽くするやつじゃん!!
[雑談]GM:じゃあ指生やしてるからゆるして
[雑談]芹野 成海:ど、どうするのが正解なんだ
[雑談]GM:正解なんかない!!!!!!!!!!!
[雑談]GM:やりたいようにやって
[雑談]GM:実際「こうかえしてくるだろうな」みたいなのゼロだからなんでもいいよ
[雑談]GM:無理そうなら特に答えてもらわずにかえるか~ってするけど!
[雑談]芹野 成海:ちょっと待って……
[雑談]GM:まちます…………………………………………
[雑談]芹野 成海:どうやっても重くなるルートしか思い浮かばない
[雑談]GM:大丈夫大丈夫
[雑談]GM:軽くなる軽くなる
芹野 成海:「まあ、アンタは当事者だしね。私とは違う感慨もあるんだろうとは思うけど」
芹野 成海:そう呟いたかと思うと──
芹野 成海:隣に座る彼女の顎を指で押さえ、その唇を奪う。
[雑談]GM:せっ
[雑談]GM:せり
芹野 成海:「歪だろうが関係ない、ってことだけは言っとくわ」
芹野 成海:「アンタが歪なことなんて分かった上で、『踏み込んでる』んだから」
芹野 成海:「花火だって、別に終わる前に帰ったっていいんだから。見たいから見てんのよ」
芹野 成海:そう言って、夜空に咲くラストスパートの大輪を眺める。
[雑談]芹野 成海:こんなで……
鳴無色葉:「んっ…………………」不意に唇を奪われ、驚いて目を瞬かせる。
鳴無色葉:永遠があればいいのにと思いながらこの一瞬をやりたいようにやって生きているという彼女は、
鳴無色葉:とても儚くて、美しくて、愛おしいと思った。
鳴無色葉:「…………」少しだけ赤く染まった顔で、しばらくその横顔をじっと見て。
鳴無色葉:「…………お前もある意味歪っちゃ歪っていうか……」
鳴無色葉:「……やっぱ似てんのかもな」
鳴無色葉:「…………今は間違いなく幸せだよ」
鳴無色葉:……いつか、一緒に居て欲しいと言ってしまうのだろうか。
鳴無色葉:彼女は何と答えるのだろうか。
鳴無色葉:けれど今は間違いなく、ただ隣にいてくれるだけで、彼女なりに――彼女にしては珍しく、踏み込んでくれるだけで、どうしようもなく幸せだから。
鳴無色葉:「…………ありがとうな」
鳴無色葉:小さく呟いて、消えていく花火を見つめていた。
[雑談]GM:こん……
[雑談]GM:コーンコン……
[雑談]芹野 成海:狐なってる
[雑談]GM:じゃあ線を……いれますか……
[雑談]芹野 成海:お願いします……
GM:----
[雑談]GM:ました……
[雑談]GM:お疲れ様でした…………………………………………
[雑談]芹野 成海:お疲れさまでした……
[雑談]GM:1時間も考えていただいてありがとうございました……
[雑談]芹野 成海:煽りだ
[雑談]GM:ログは明日やります…………………………………………
[雑談]GM:ありがとうございました…………………………………………
[雑談]芹野 成海:はい……
[雑談]芹野 成海:時間かけちゃってごめんね……
[雑談]芹野 成海:いつもありがとうな……
[雑談]GM:えへへ