サイバントウタ GM:しろい サブGM:占任
本作は「河嶋陶一朗」「冒険支援株式会社」「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
(C)河嶋陶一朗/冒険企画局
掲載の画像の一部はAI生成イラストを加工したものです。
PC1:鈴木 心愛(キャラシート)PL:ぺん
PC2:鰄淵 レン(キャラシート)PL:すきゃっと
PC3:居斎 会未(キャラシート)PL:今日日
PC4:諸屋 リン(キャラシート)PL:クチススガントス
目次
プリプレイ
GM:うおー!本日はお日柄もよく絶好のデスゲーム日和ですね
GM:やっていきましょう……殺し合いを!
GM:それでは早速自己紹介をしていきましょう!
GM:まずはPC1の鈴木心愛さん!お願いします!
GM:キャラシート
鈴木心愛:いえいいえい!魔王流に所属する忍者の鈴木心愛です
鈴木心愛:ホンダの同級生なのでスズキです
GM:そうだったなんて…………
鈴木心愛:実は吸血鬼なのですが、そのことを隠して普通の女子高生をやっています
GM:吸血鬼だって~!?
鈴木心愛:うっかり居眠りして角を隠し忘れたり偶にクラスメイトの血を吸ったりしていますが絶対に吸血鬼だとはバレていないと思います
GM:たまにツノがでたり血を吸ったりしてるけどまさか吸血鬼なんているわけないしな……まさかな……
鈴木心愛:お前は隠忍じゃなくて人として生きるんやで!ええな!と言われて子供の頃ぼこぼこにされてた影響で
鈴木心愛:吸血鬼としての能力はまじで落ちこぼれのドカスで、自分の命を削りながらじゃないとまともに忍法も使えません
鈴木心愛:リスク無しで使えるのはこの凶手くんと接近戦攻撃だけ……代わりにライフが削られたらいろんな忍法をタダで使えるようになるよ
鈴木心愛:まあ落ちこぼれだけどまさか急にデスゲームに巻き込まれたりしなければ平気だろ!
GM:たまに吸血鬼っぽい行動をするのにまさか落ちこぼれのドカスだったなんて……
GM:そうだぜ デスゲームなんかに巻き込まれるわけないぜ!
鈴木心愛:背景も非殺で人を殺すには生命力を使わないと駄目です
鈴木心愛:デスゲームに巻き込まれなければ全くデメリットになり得ない背景だぜ!
GM:ハハハ まさかデスゲームに巻き込まれるわけないから取り得背景だぜ~!
鈴木心愛:デスゲームに巻き込まれても持ち前の心優しさで皆を束ねて島から脱出したいと思います
鈴木心愛:皆で力を合わせれば絶対大丈夫だよ!よろしくお願いします
GM:みんなで力を合わせれば絶対デスゲームなんかに負けないよ!がんばってください!
GM:そんな鈴木心愛さんのHOはこちら!
PC1鈴木心愛の【使命】
あなたは中学時代の同級生である、アイドルの【本田ナナ】に呼び出され、【サイバン島】に遊びに来ていた。
ほぼ面識がなかった彼女からの急な誘いに驚きつつも、せっかくだから楽しもうとした矢先にあなたたちはデスゲームに巻きまれてしまう。
あなたの使命は【デスゲームを生き残ること】だ。
本田ナナ:ナナだニャ~☆一緒に遊びにいくニャ!
鈴木心愛:にゃ!?
GM:鈴木の同級生である令和最新アイドルの本田とともにデスゲームに巻き込まれてもらいます
鈴木心愛:対抗してへんな語尾付けなきゃ……!
鈴木心愛:ニャとはさすが令和アイドルだぜ
本田ナナ:ナウい語尾いっしょにつけようニャ~!
GM:そういうわけで……アイドルと一緒にがんばってデスゲームから生還してください!
鈴木心愛:アイドルグループを結成して絶対デスゲーム破壊するぞ!
GM:デス破壊!よろしくお願いします!
GM:では続いてPC2!鰄淵さん!
GM:キャラシート
鰄淵レン:はい!
GM:うわっセクシーな男だ!
鰄淵レン:鰄淵(かいらげふち)レンです。22歳のホテルスタッフです
鰄淵レン:活動的な性格で、「死ぬまでにやりたいことリスト」の消化を趣味にしています
鰄淵レン:海外旅行とかスカイダイビングみたいなメジャーどころはあらかたやりつくしてしまい、100項目を2回クリアして今は3周目に入ったところです。
GM:へぇ……おもしれー男……
鰄淵レン:悔いを残さないことを人生の目標にしており、基本的に親切で顔もイケメンです バイト先にいたら面白い奴って感じですね
GM:面白い上に親切なうえにイケメン!?完璧じゃん!!
鰄淵レン:こちらも実は由緒正しい血社の一員で吸血鬼だったりします まさか吸血鬼が被るとはね
GM:そんな……吸血鬼なんて想像上の生物じゃなかったのか?
鰄淵レン:忍者だけどあんまり戦いはしたくないタイプなのでそういう戦法に長けています
鰄淵レン:【血霞】で逆凪にするので殴ってこないでください お願いします
GM:心優しいイケメン吸血鬼だ……
鰄淵レン:殴られたら殺します
GM:心優しいだろうか?
鰄淵レン:デスゲームか何か知らないけど初めて参加するので楽しんでいきたいと思います みんなで全クリしてまたこのメンバーで面白いことしましょうよ(笑)
GM:前回はシナリオ相談乗っていただいてありがとうございました!!!!!!!今度は参加者としてよろしくお願いします!!!!!!!!!!
GM:この流れだと鰄淵さんに相談のってもらったみたいになっちゃったな
GM:そんな鰄淵さんのHOはこちら!
PC2鰄淵レンの【使命】
あなたは何らかの夢を持っていたが父に反対されており、現在は【サイバン島】の【ホテル】で働いている。
後輩であるPC3と共に連休で人の賑わう【ホテル】で業務にあたっていたが、デスゲームに巻き込まれてしまう。
あなたの使命は【デスゲームを生き残ること】だ。
鰄淵レン:ぜって~生き残ってやるぜ
GM:生き残ってたくさんやりたいことリスト消化してください!
GM:続いてPC3の居斎さん!
GM:キャラシート
居斎会未:はーい
居斎会未:斜歯の大槌群……に居たこともあった現ハグレモノ。居斎会未(いさい・えみ)です。
居斎会未:若手研究者の中でも有望株として重宝されていましたが、組織の歯車として窮屈な思いをするのが嫌で抜け出してきました。
GM:大槌群なんてロクな組織じゃないですからね(偏見)
居斎会未:現在は自分の名字を冠した研究所、『居斎研究所』の所長兼唯一の構成員として一国一城の主となっています。
GM:何~っ!そんな研究所が……独自流派だっていうのか!?
GM:独自流派シート
GM:独自流派シートをかいていただきました
居斎会未:ハグレモノのサプリが手に入ったので頑張って考えました。完成したのは卓開始30分前です。
GM:間に合わせてとてもえらい!
居斎会未:性格としては社交的で人と話すのが好き。でも理屈っぽく回りくどい話し方をよくするのでちょっとめんどくさいタイプ。
居斎会未:その社交性を生かしてホテルでサービスマンとして働いています。接客業楽しい~。
GM:顔の良いおもしれー男女ばかりいるホテルになってしまった!
居斎会未:性能としては独自射撃戦・土竜孔・悪党の三種の攻撃忍法で連撃決めたり使い分けたりする攻撃型。
GM:独自流派の特徴である【接近戦攻撃】を【独自射撃戦】に入れ替えていいというのを使った構成ですね!
居斎会未:達人でダメージ受けても致命傷にならないようフォローをしています。
GM:【生命力】が減っても忍法が使えるなんて……!
居斎会未:でもぼく以外のメンツ、鞍馬に隠忍にと暴力が揃ってるんだよな……
居斎会未:頑張って生き残りたいです よろしくお願いします
GM:暴力のデスゲームに負けないで!
GM:そんな居斎さんのHOはこちら!
PC3居斎会未の【使命】
あなたは【サイバン島】の【ホテル】で働いている。
先輩であるPC2と共に連休で人の賑わう【ホテル】で業務にあたっていたが、デスゲームに巻き込まれてしまう。
賑わっていた島からは人の気配が消え、【ホテル】の従業員はあなたとPC3しか見当たらない。
デスゲーム中ではあるが、出来る限り従業員としての務めを果たすことにした。
あなたの使命は【他の参加者のサポートをしながらデスゲームを生き残ること】だ。
居斎会未:従業員として皆様をサポートしなくちゃ……
GM:暴力と死に負けないでサポートしながら生き残ってください!!
居斎会未:仕事が多いよ!
GM:最後にPC4!諸屋さんお願いします!
GM:キャラシート
諸屋リン:はあい
諸屋リン:諸屋(もろや)リンです。本名は諸屋侖。鞍馬神流の下位流派のひとつ、密蔵番に属する忍びです。
GM:密蔵番だ!!
諸屋リン:密蔵番とは!
GM:びっくらぽんと語感が似ているというあのみつくらばんとは!?
諸屋リン:シノビガミサプリ・鞍馬流派ブックにて追加された新流派であり!
諸屋リン:忍法や妖魔、様々な異世界の技術によって生み出された“異界遺産”と呼ばれる強力な遺物を収集することを生業とする者たちのことを指すのである!
GM:な、何~~!!そんな流派が追加されていたのか!!
諸屋リン:戦闘を得手とする鞍馬神流に例外なく密蔵番の忍びもたぶん戦闘は得意なんだろうな~というのがありますが
諸屋リン:諸屋本人の直接戦闘能力は高くないです。打点も出ませんし……
諸屋リン:最近サイバン島に越してきた高校新入生で……年齢も……18?いや17?……17さい……ただの高校生なので……
GM:自分の年齢が定かではないのか(困惑)
諸屋リン:サブカルチャーへの造詣が深い(設定)なのでオタク趣味には強く
諸屋リン:最近はめっきりアイドルにハマっているそうです。ライブなど現地にて応援するときはメガネがぐるぐるになります。
GM:メガネがぐるぐるに!?!?
諸屋リン:んんwwwアイドルTier1の本田ナナ以外ありえないwww
本田ナナ:総合的にロジックしてくれてありがとー☆
諸屋リン:普段はフランクな兄ちゃんといった感じです。そこまでコミュ力が爆裂に高いわけではないですが……
諸屋リン:戦闘データは……絶対に生き残ってやるぜ!といった想いで組みました。死にたくないです。
GM:死にたくなさが伝わってくる!!
諸屋リン:特に自分から何かを……するわけでもないので(そんなやつばっかですね今回)
諸屋リン:力を合わせてみんなと苦難を乗り越えたいですね。
諸屋リン:そんな感じ~
GM:みんな平和だから……きっと力を合わせて乗り越えられるよ!!
GM:そんな諸屋さんのHOはこちら!
PC4諸屋リンの【使命】
あなたは最近【サイバン島】に引っ越してきた。
隣の家に住んでいる【望田】一家は、家族ぐるみで越してきたばかりのあなたに親切にしてくれている。
夫婦旅行の間一人娘の【望田トイ】の面倒を見て欲しいと頼まれたあなたは彼女と二人でサイバン島で遊ぶことにしたが、彼女と共にデスゲームに巻き込まれてしまう。
あなたの使命は【デスゲームを生き残ること】だ。
望田トイ:オタクと一緒に過ごさなきゃいけないとかサイアク~♡
諸屋リン:あっトイちゃん そう言わないで仲良くしようね❤
諸屋リン:チョコ食べます?
望田トイ:は~?仕方ないからもらってあげる♡感謝しなさいよね♡
諸屋リン:んんwww
GM:ガキと仲良く生き残ってください!!
GM:そんな感じで……この愉快な四人で仲良く殺し合ってもらいます!
GM:よろしくお願いします~!
鈴木心愛:絶対全員で生き残ろうな!
諸屋リン:よろしくお願いデスゲします!
鰄淵レン:ケヒャァ~ッ!!
居斎会未:よろしくお願いしまーす
GM:ケヒャリストいるな
プリクエル
GM:■_
GM:実験を開始します。_
GM:_
GM:──斎磐島。
GM:日本の某所に浮かぶ、小さな有人島である。
GM:主要産業は漁業と観光業であり、中でも観光に強く力を入れている。
GM:戦後、高度経済成長期の旅行ブームに乗じ、当時の観光協会は、島名を音読みにしてサイパン島に準えた【サイバン島】というキャッチコピーを考案した。
GM:温暖な気候と穏やかな海流もあり、マリンスポーツの楽しめるリゾート地として現代でも人気を博している。
GM:
GM:また近年では歴史系サブカルチャーの流行やオカルトブームの余波もあり、島に伝わるいくつかの伝承に興味を持って訪れる人々も増えている。
GM:16世紀ごろ、上陸した宣教師によって少なくない数の人間がキリシタンへと改宗したと伝わり、明治に入ってその故地に教会が建てられた。
GM:また、民間伝承として『天狗のてんたさん』という天狗伝説がある。
GM:精力的な観光協会は、クリスチャン向けの巡礼ツアーを組んだり『天太さん』というゆるキャラを作るなど、それらの伝承も観光のため貪欲に活用している。
GM:
GM:そういった努力が実を結び、地方の小さな島ながら過疎化はそれほど進んでいない。
GM:魅力的な環境と温かい人々に囲まれた、活気のある島だ。
GM:----
【OP:鈴木心愛】
GM:■教会
GM:斎磐教会堂。
GM:島の南東部、港からほど近くの小高い丘に建つ、小さな教会である。
GM:明治初期に建てられた聖堂は豪奢でこそないものの、その質素な佇まいには清冽な美しさがある。
GM:港から吹く海風は、戦国時代のキリシタンゆかりの地と伝わるこの丘に心地よい潮の香りを届けている。
鈴木心愛:「ナナちゃん、久しぶり~。びっくりしたよ~。急にサイバン島に遊びに来たいだなんて~」
本田ナナ:「心愛ちゃん久しぶり~!」と少女が駆け寄ってくるが……
本田ナナ:「あっ、間違えた!ちょっと待ってね」
本田ナナ:「いっけなーい☆遅刻遅刻~!」
本田ナナ:食パンをくわえなおすと走ってくる。
鈴木心愛:「くそ~。もうこんな時間だ~。急いで教会に行かないと……」と言いながらわざとらしく食パンをくわえたナナちゃんにぶつかってあげようかな
本田ナナ:「どっひゃ~!」
鈴木心愛:「うわ~、いてて……な、なんだお前~。前くらいちゃんと見て走れよな~」
本田ナナ:「なによ~!そっちこそ……って、あ~っ!」
本田ナナ:「アンタは中学の同級生の……心愛ちゃん~!?」
本田ナナ:「ってわけで久しぶり~!」ぎゅっと抱き着きます。
鈴木心愛:「わ~。久しぶり~。アイドルになっても相変わらずだね~ナナちゃん」
本田ナナ:「えへへー、おかげさまで!心愛ちゃんこそこんなノリいいならもっと絡んでおいたらよかったニャ~」
鈴木心愛:「隣のクラスだったからね~」
鈴木心愛:「でもホントびっくりしたよ~。私はナナちゃんのこと知ってたけど、ナナちゃんが私のこと覚えてたなんて」
本田ナナ:「心愛ちゃんのこと忘れる人いなくない!?」
本田ナナ:「キャラの濃さだけでいったらアイドルのナナよりずっと濃いニャ!」
本田ナナ/秘密:有/感情:有/居所:有
PC1の中学時代の同級生のアイドル。
猫耳にメイド服で妙な語尾というコテコテの前時代的なキャラ付けで、「逆に新しい」と何故か大人気トップアイドルになっている。
それほど交友のなかったはずのPC1を誘い、サイバン島に遊びに来たところでデスゲームに巻き込まれてしまった。
あなたの使命は【デスゲームを生き残ること】だ。
鈴木心愛:「え~?そうかなー。私なんてナナちゃんに比べたら地味だしなんの取り柄もないと思ってたけど……」
本田ナナ:「人の血を吸ったりするのは地味じゃないと思うニャ!?」
鈴木心愛:「え~?友達同士なら普通だと思うけどな~」
鈴木心愛:「そんなこと言ってるのナナちゃんくらいだよ~」
本田ナナ:「そ……そうかニャア!?ま、まあいいけど……!」
鈴木心愛:中学時代からこうして周りを納得させてきたので今回も余裕だと思っているよ
本田ナナ:「あっ、そう!それでね、ナナが心愛ちゃんに今日こうして会ってもらった理由なんだけど……」
本田ナナ:「ナナはこの島にちょっとキョーミがあるの!」
鈴木心愛:「サイバン島、いろんな伝承があるみたいだからねえ」
鈴木心愛:「ナナちゃんもやっぱりテナラーなの?」
本田ナナ:「てならー???」
鈴木心愛:「天太さんマニアのこと島ではそう呼んでるんだよ~。その様子だとナナちゃんは違うみたいだね」
本田ナナ:「そうだったんだ……!」
本田ナナ:「マニアとは違うけど……確かにナナも、てんたさんが気になってきたんだニャ」
本田ナナ:「といっても……てんたさん自体っていうより」
本田ナナ:「そのてんたさんが隠したっていう……『願いの叶う十字架』!」
本田ナナ:「これが気になってきたのニャ!」
鈴木心愛:「願いの叶う十字架……!」
鈴木心愛:ちなみに心愛はこの逸話知ってたりするのかな
GM:知らないです!
GM:怪しげなオカルトサイトからもってきた情報なので……
GM:でも……なんか願いが叶うなんとか……みたいな【伝承】はぼんやり聞いたことがあるような気がします。
鈴木心愛:「う~ん……十字架はわからないけど……」
鈴木心愛:「天太さんになにかしたら……願いが叶うとか……似たような話は聞いたことあるかも」
本田ナナ:「ええっ!本当!?」
鈴木心愛:「でも、十字架かあ……本物だったとして残ってるかなあ」
本田ナナ:「あっ、そうなんだよね……十字架っていわれてるけど」
本田ナナ:「そもそも本当に十字架の形してるかわかんないんだって……」
鈴木心愛:「あ、そういう事じゃなくて……ほら見て、あれ」そう言って教会の屋根を指差す
鈴木心愛:十字架があるはずの場所には両手を広げた天太さん人形が代わりにくくりつけられているよ
本田ナナ:「えっ!?な……なにこれ!?」
鈴木心愛:よく見ると教会の中にも天太くん人形が並べられている
本田ナナ:「この島の教会はこうなってるの!?てならーの拠点!?」
鈴木心愛:「まあ私は全然詳しくないし多分野生動物とかのせいだと思うんだけどね」
鈴木心愛:「私が越してきてからすぐ、街中の十字架が次々と破壊される事件が起こったんだよ」
本田ナナ:「こんなに器用に人形を設置できる野生動物いたら怖すぎるニャ!!」
鈴木心愛:「新しい十字架を掲げてもすぐ壊されちゃって……それで代わりに天太くん人形を飾ることになったんだ」
鈴木心愛:「村おこしの一環でね」
鈴木心愛:「だからこの島に今、十字架は一つも残っていないかも……」
本田ナナ:「大丈夫なのそれ!?」
鈴木心愛:「まあ十字架なんて百害あって一利なしだから大丈夫だよ~」
鈴木心愛:「天太さん人形のほうが可愛いし~」
本田ナナ:「そうかなあ!?キリスト教の人向けのツアーとかやってたよね!?」
本田ナナ:「ま、まあ可愛いのはそうかもニャ……!」
鈴木心愛:「でも、逆に言えば」
鈴木心愛:「まだ残ってる十字架があれば」
鈴木心愛:「それがもしかしたら本物の天太さんの願いを叶える十字架かも……!」
本田ナナ:「あっ、た、たしかにニャ……!」
本田ナナ:「え、えっとね、ナナはアイドルだから……夢を叶えたいのニャ!」
本田ナナ:「ナナの歌を……世界中の人に届けたいの!」
鈴木心愛:「ナナちゃん、お昼の放送でもよく言ってたもんね~」
鈴木心愛:「素敵な夢だと思うな~。そういう事なら私も協力するよ~」
本田ナナ:「心愛ちゃん……!ありがとうニャ!」ぎゅっと心愛ちゃんの手を握る。
本田ナナ:「心愛ちゃんが手伝ってくれるなら、とってもチョベリグだニャ~!」
鈴木心愛:「わ~い。チョベリグチョベリグ」意味はわかっていない
本田ナナ:「あ、じゃあてんたさんのこの歌も知ってるかな?」と言って、ナナは妙な歌を歌いだします。
鈴木心愛:どんな歌だろ~
ひとつ、ひいですあとにして
ふたつ、ふさいだはれまぶち
みっつ、みいさもうわのそら
よっつ、よごえにさそわれて
いつつ、いつきのいわをほり
むっつ、むんぢのそこへおつ
ななつ、なびかすてんたさん
GM:という、わらべうたのような歌を歌います。
GM:心愛ちゃんはこの島にきてからは聞いたことないけど、何故か知っています
鈴木心愛:じゃあ記憶を改変してよく聞いてることにします
鈴木心愛:「あ~。よく小学校の子たちが歌ってるの聞いたことあるよ~」
本田ナナ:「小学校の!?」
鈴木心愛:「でも意味はよく知らないかも」
本田ナナ:「やっぱりこの島で流行ってるんだ……!」
本田ナナ:「ナナも意味はよくわかんないけど……」
本田ナナ:「てんたさんに願いをかなえてもらう歌……?みたいな感じらしいニャ!」
鈴木心愛:「願いを叶えてもらう歌?ホントならすごいな~。でも、ちょっと歌詞が違うような……」
鈴木心愛:「あとで小学校の子たちに聞きに行ってみようか」
本田ナナ:「あっ、いいねそれ!」
鈴木心愛:「確か諸屋くんの家のお隣さんに小学生の子が居たはず。後で案内してあげるね」
本田ナナ:「あ、クラスメイトかな?引っ越したけどちゃんとこっちの学校に馴染んでるみたいで安心したよー!」
鈴木心愛:「うん。やっぱり最初はちょっと大変だったけどね~」
鈴木心愛:「眼も何回か潰れたし……」
本田ナナ:「目が潰れた!?」
本田ナナ:「なにそれ!?イジメ!?大丈夫なの!?」
鈴木心愛:「大丈夫だよ~。もう全部片付けたから」
本田ナナ:「片づけた!?」
本田ナナ:「や……やっぱりこの島怖いんじゃ!?」
鈴木心愛:「慣れればいいところだよ~」
本田ナナ:「と、とりあえず……まずはせっかく教会にきたから」
本田ナナ:「この教会の中を探検してみようニャ!」
本田ナナ:といって、心愛ちゃんの手を取って教会の中へ向かっていきます。
鈴木心愛:「わーい。探検探検」
鈴木心愛:「ナナちゃんが来てくれてちょうどよかったな~」
鈴木心愛:「私もそろそろ、この島のこと詳しく調べたいと思ってたから……ふふ」
本田ナナ:「なんか笑顔が怖いよ!?」
GM:と言いながらあなたたちが教会の中へ足を踏み入れた瞬間……
GM:天太さんグッズがたくさん並べてあるはずの教会が、真っ暗になり、何も見えなくなる。
GM:そして、急激に意識が遠のいていく。
本田ナナ:「え!?何――!?」
鈴木心愛:「……!?」
鈴木心愛:「ま、まさかまだ十字架が残って……」
鈴木心愛:その言葉を最後にぱたんと意識を失うよ
本田ナナ:「やっぱり十字架って心愛ちゃんが……」
本田ナナ:となにやら呟きながら、隣で彼女も意識を失った。
GM:----
【OP:鰄淵レン・居斎会未】
GM:■ホテル
GM:サイバンリゾートホテル──
GM:1980年代、この島が【サイバン島】という宣伝文句とともに観光地化され始めた時期に開業した、高級なリゾートホテルである。
GM:豪華な調度や設備はもちろん、小さな島という立地ゆえに全客室がオーシャンフロントとなっており、多くの観光客を楽しませてきた。
GM:
GM:広々としたロビーは静寂に包まれている。
GM:大理石の床には曇り一つない。ベルベットのソファは落ち着いた色合いで、明り取りの天窓から差す柔らかな陽光との調和を保っている。
GM:壁に掛けられた絵画、地産の斎磐焼の大きな花瓶、またそこへ生けられた大輪の花束──
GM:それらがみな、午後のうららかな陽の光の中に薄い影を作っている。
鰄淵レン:「会未くん、次のオフの予定はどうだい?」
鰄淵レン:つややかな黒髪、長い睫毛に覆われた双眸。ホテルの制服姿でも分かる、艶やかな色気を放つ美男子。
鰄淵レン:大理石の彫刻を思わせる容貌が、白い肌と相俟ってどこか危うい雰囲気を醸し出している。
鰄淵レン:「もしよければ、食事でもどうかな」
居斎会未:「へえ?先輩から誘ってくれるってことは、勿論奢りを期待していいんだよね?」
居斎会未:短く切りそろえた茶髪に、強い輝きを放つ黄色い瞳。ネクタイにズボンの男性装がよく似合っているが、その割には線が細い。
居斎会未:華奢な手や服に浮き出る体のラインを見れば、中性的な女子であることが分かるだろう。
居斎会未:「後輩女子にお財布を出させるなんて野暮な真似、先輩のような伊達男がする訳ないし」
居斎会未:そう悪戯っぽく笑いながら鰄淵を見上げる。
鰄淵レン:「勿論。いつも頑張ってくれている可愛い後輩への、細やかなお礼とでも思ってほしいな」
鰄淵レン:「何より、君のような素敵な女性に御馳走できるなら、俺としても本望というものさ」
鰄淵レン:「さて、それじゃあ、君の希望を聞こうか。何か食べたいものはあるかな?」
鰄淵レン:「何でも言ってくれよ。こう見えて甲斐性はあるほうだと自覚しているからね」
居斎会未:「流石。ぼくの期待の先を行く男っぷり」
居斎会未:「うーん……なら、一人だと食べに行かないものが良いかなぁ」
居斎会未:「あ、ほら。この間出来たフレンチとかどう?」
居斎会未:「あそこ、一人で気軽に入るにはオシャレめすぎるんだよね」
鰄淵レン:「成程、いいチョイスだ」
鰄淵レン:「早速予約しておくよ。当日を楽しみにしておくとしようか」
居斎会未:「あそこに行くならそれなりの恰好してかないとだし、せっかくならお昼から出かけない?」
居斎会未:「先輩からのご褒美を夜だけで済ますの、勿体ないしね」
鰄淵レン:「おや、いいのかい?勿論俺は構わないよ。願ってもないことだ」
鰄淵レン:「しかし、さて、どうしようか。この島の娯楽は大抵味わってしまったしね」
居斎会未:「クルージングもダイビングもバナナボートもしたし、泳ぐなんていつでも出来るし」
居斎会未:「ショッピングもシーズン入れ替わらないとあんまり代わり映えしないだろうしなぁ」
居斎会未:「映画館とか出来てくれれば言うことないんだけどね。旅行先で入るものじゃないから難しいか」
鰄淵レン:「いっそ、本土に出るのもいいね。ヘリでもチャーターしようか」
鰄淵レン:「丁度この前、操縦を覚えたところなんだ」
居斎会未:「ホントに?やっぱ人生エンジョイガチ勢はスケールが違うな」 吹き出し気味に笑うものの、慣れてるのか驚きはせず。
居斎会未:「なら久々に遠征だね。そのままエスコートもお任せしちゃっても?」
鰄淵レン:「勿論だとも。そういうことなら、必死にプランを練るとするかな」
鰄淵レン:「素敵な一日になりそうだね」言って、所狭しと書き込まれたスケジュール帳にさらりと加える。
鰄淵レン:「そうそう、今日の19時くらい、20分ほどひとりでフロントを任せてもいいかい?」
居斎会未:「それくらい勿論いいけど、どうして?」
鰄淵レン:「ありがとう、助かるよ。いや、302号室のお客様、今日が誕生日だろう?」
鰄淵レン:「ケーキを予約していたんだが、さっき店の方から臨時休業の電話があってね」
鰄淵レン:「仕方ないから、俺が作ることにしたのさ。とはいえ、もう殆ど出来上がって、後は仕上げだけだけどね」
居斎会未:「え、そんな楽しいことしてるならぼくにも教えてよ。喜んで手伝ったのに」
居斎会未:「302ってことは花里さんでしょ。ならメインはオレンジ?」
鰄淵レン:「ふ、それは悪かったね。次からは是非一緒にお願いすることにするよ」
鰄淵レン:「ああ。甘いものは苦手なようだから──」前回の食事の際の様子を覚えていた「柑橘系を中心に、ビターチョコレートで」
鰄淵レン:「折角の特別な日にこのホテルを選んでくれたお客様には、最高の思い出をプレゼントしたいからね」
居斎会未:「それは同感。だから、ぼくからもプレゼントってことで」
居斎会未:「冷蔵庫の右端にあるボトル、飲み物として出しておいてよ。あれも柑橘から作った果実酒だから合うと思う」
居斎会未:「飲み口としてはそんなに甘くないしね」
鰄淵レン:「それはいいね、会未くんの見立てなら間違いない。きっと喜んでくれるよ」
人形を抱えた女:二人がそんな話をしていると、人形を抱えた女性が近づいてくる。
人形を抱えた女:「こんにちは。チェックインをお願いしたいのだけれど、いいかしら。二名よ」
人形を抱えた女:「あら!私は人形なのだから、人数には数えないわ!」抱えている人形の腕をとって動かしながら女が喋る。
人形を抱えた女:「そんなことはないわ。エリザベス、あなたはたった一人の私の友達なのだから……」
鰄淵レン:「いらっしゃいませ」奇行にはまるで反応せず、恭しく一礼する
鰄淵レン:「ようこそ、サイバンリゾートホテルへ。御予約はお済みでしょうか、御客様?」
人形を抱えた女:「してないわ……当日でも泊まれるかしら?二名なのだけれど」
人形を抱えた女:「正確には、一名と人形一人よ!」裏声で人形を動かしながらしゃべっている。
一輪車に乗った客:その後ろから更に一輪車に乗った男がホテルに入ってくる
一輪車に乗った客:「やあ、良い子の皆。皆はちゃんとお父さんやお母さんの言うことを聞いているかな?」
一輪車に乗った客:「僕はね、一輪車に乗るのが子供の頃から大好きだったんだ」
一輪車に乗った客:「学校でも家に帰ってからもずっと一輪車に乗っていた。お母さんは食事の時くらい一輪車から降りなと僕に注意したけど」
一輪車に乗った客:「僕はそれを無視して一輪車に乗り続けた……そしてお母さんは言うことを聞かない僕に我慢ができなくなって」
一輪車に乗った客:「そんなに一輪車に乗るのが好きならずっと一輪車に乗っていなさい!と言って」
一輪車に乗った客:「僕の足を……一輪車のペダルに溶接してしまったんだ……」
一輪車に乗った客:「すみません。一輪車から降りられないこんな僕でも……このホテルに泊まってもいいですか……?」
居斎会未:「勿論。ようこそサイバンリゾートホテルへ」
鰄淵レン:人形を抱えた女に「畏まりました。ええ、丁度空室が御座います。当ホテルはルームチャージ制ですので、お二人でご利用頂けますよ」
居斎会未:「流石に前例がないからちょっと部屋を選ぶ時間をいただきますが……」
一輪車に乗った客:涙を流しながらカウンターでチェックインの手続きを取ろうとするよ
居斎会未:先輩は女性のほうを対応しているのでこちらの客を引き受ける。
不機嫌そうな少女:「……チッ」その様子を入り口付近で見ていた少女が舌打ちする。
不機嫌そうな少女:「ホテルに来たと思ってたけど。いつから病院になったの?此処」
不機嫌そうな少女:小さく呟くと、不機嫌そうな少女は踵を返す。
GM:そのようにフロントが盛り上がってきたころ――
GM:唐突に照明が落ちる。
GM:停電かと思いきや、目が慣れて辺りの様子が見えるようにもならない。
一輪車に乗った客:「ありがとう、こんな僕でも入れる部屋を手配してくれて……うっ!?」
GM:闇の中に放り込まれたような感覚。そして、さらに意識が遠ざかっていく――
鰄淵レン:「! 失礼、停電のようです。お客様、ご迷惑をお掛けして申し訳御座いません、どうかその場で…… ……?」
居斎会未:「わっ、停電?申し訳ございません、すぐに対応を……」 言いながら違和感に気が付くが。
人形を抱えた女:「よかったわ、人形料金にしてもらわな――、…………!?」
居斎会未:「……ウソでしょ。せん、」 呼びきる間もなくその場に崩れ落ちる。
鰄淵レン:「会未くん! くっ……これは……」カウンターに手を付いて姿勢を保とうとするが、それも空しく意識を失ってしまう。
GM:騒がしかったホテルが、闇と静寂に包まれていた。
GM:----
【OP:諸屋リン】
GM:■学校
GM:斎磐高等学校。
GM:擬洋式の古めかしい校舎は、しかし休日ということもあって閑散としている。
GM:普段であれば昼休みの生徒たちで賑わう門前も、グラウンドの方から聞こえてくる部活の練習らしい掛け声が響いてくる以外には、物音らしい物音も聞こえてこない。
GM:そんな休日の学校に、諸屋リンはご近所さんである望田トイ(9歳)と訪れていた。
諸屋リン:「で、ここが昇降口で」す、と校舎の二階のあたりをひとつ指さして。
諸屋リン:「俺はいつも、あのあたりで授業を受けているんだよ」
諸屋リン:栗色の長い髪を揺らしながら、傍の少女の顔を覗き込む。
諸屋リン:「トイちゃんも、ここに通う予定だったりするのかい?」
望田トイ:「は?キモ♡」
望田トイ:あなたの質問に蔑むような視線を返す。
望田トイ/秘密:有/感情:有/居所:有
【サイバン島】に住む少女。9歳。
非常に生意気で、特にPC4相手には辛辣。チョコが好き。
PC4と共にデスゲームに巻き込まれてしまう。
あなたの使命は【デスゲームを生き残ること】だ。
望田トイ:「トイが同じ学校に通ったらアンタが座った椅子に将来トイも座るかも……」
望田トイ:「みたいなこと考えてるの?キモ~♡」
諸屋リン:「そんなことは………」
諸屋リン:「あると思うと、少し上がるかもしれないな」
諸屋リン:「俺のテンションが」
望田トイ:「ヤバ~♡マジの犯罪者じゃん♡」
望田トイ:「今のうちに警察に突き出しておいた方がいいかも♡」
諸屋リン:「逮捕なんてされたら、こんな僕にも良くしてくれているトイちゃんのご両親にもご迷惑をかけてしまうじゃないか」
諸屋リン:「俺の身元引受人になってくれる知り合いはあんまり居ないんだよ」
望田トイ:「は?何パパとママに引き取ってもらおうとおもってんの?あつかまし~♡」
望田トイ:「トイが通報してパパとママが引き取りに行ったらマッチポンプじゃん♡」
諸屋リン:「おっ。その年でもうそんな言葉を知っているんだ」
諸屋リン:「やっぱりトイちゃんは賢いなあ。日本の将来は明るいなこりゃ。あっはっは」
諸屋リン:「よっ!島一番の才女!」
望田トイ:「島一番のキモオタ犯罪者のリンお兄ちゃんと合わせてプラマイゼロだね~♡」
諸屋リン:「俺と合う人、あんまり居ないからね」
諸屋リン:「友達も……最近やっと一人できたくらいだし。いい子なんだよ。ちょっと変わってるけど」
望田トイ:「ふーん」面白くなさそうにジロジロ見つめている。
望田トイ:「どんなヘンタイなの?」
諸屋リン:「ヘンタイ……確かに変態がちょっとニガテなのかな。たまに角とか出ちゃってる時もあるし……」
望田トイ:「は?角?」
諸屋リン:「しかしもしそうだとして、その理由はやっぱ気になるところだよな。まさか本当に制御できないわけじゃないだろうし。俺も似たようなもんだって知ってるのかな。いや……」
諸屋リン:ぶつぶつと一人何事かをつぶやいている。
望田トイ:「きっも♡人と喋ってるときに一人で喋らないでよ♡」
望田トイ:「ただのキモオタじゃなくてコミュ障のキモオタじゃん♡」
諸屋リン:「ごめんごめん。でも間違ってないな。実際コミュ障だしキモオタだし……」
諸屋リン:「あっ、先週リリースしたナナちゃんの新曲、トイちゃんはもう聞いた?あのイントロとCメロの曲調をあえて同じにする手腕、唸っちゃったよね」
望田トイ:「キモ♡同じ年の女の子のアイドルおっかけしてるとかリアルなキモさなんだけど♡」
諸屋リン:「そんなこと言いながらも、しっかりとオススメされたものは聞いてくれるのがトイちゃんのいいところだよな~」
諸屋リン:「いい隣人を持ったな~俺。あはは」
望田トイ:「キモ♡別にいい曲だからフツーに聞いてるだけでアンタは関係ないし♡思い上がりも甚だしい♡」
望田トイ:「ていうかさっき将来って言ってたけど。アンタは受験とかどうすんの?」
望田トイ:「アンタも知ってると思うけどトイのパパとママおうちにあんまりいないから」
望田トイ:「アンタも島から出てくんだったらやっと一人の時間が戻ってくるってカンジ~♡」
諸屋リン:「そうだなあ」
諸屋リン:うーんと顎に手を当てて。「具体的にどこに行こう、っていうのは無いけど」
諸屋リン:「やっぱり、ずっとここにいるわけにはいかないからなあ」
諸屋リン:ちらりと少女を見る。「寂しくなっちゃうね」
望田トイ:「は?人の話聞いてた?」
望田トイ:「アンタがいなくなった方がせいせいするって言ってんの♡」
諸屋リン:「いや……」ふふ、と悪戯っぽく笑う。
諸屋リン:「俺が寂しくなっちゃうなあ、って」
諸屋リン:「コミュ障のキモオタとまともにトークしてくれる人、あんまりいないからね。あはは」
望田トイ:「キモ~♡子供以外の友達増やしなよ♡」
諸屋リン:「いや……いいよ」
諸屋リン:「怖いし……」
望田トイ:「非力な子供相手じゃないと話せないんだ♡」
望田トイ:「メンタルよわよわ♡」
諸屋リン:「身体もね……」ぶるぶると身体を震わせて、真白の学ランの上に羽織ったコートと桃色のネックウォーマーをゆっくりと正す。
諸屋リン:「じゃ、中も覗いていく?」
望田トイ:「仕方ないから見てってあげる♡アンタの下駄箱にチョコのつつみいれてあげるね♡」
諸屋リン:「あ、ゴミはゴミ箱に入れようね。俺のコートのポッケに入れていいよ」
望田トイ:「ちゃんとゴミ箱の自覚があって偉いじゃん♡」
望田トイ:諸屋さんのポケットの中に10枚くらいチョコのつつみをいれている。
諸屋リン:お礼の言葉を述べつつ、にこりと笑って昇降口を潜り少女を先導していく。
GM:昇降口をくぐった瞬間。
GM:あたりが暗闇に包まれる。
GM:停電、にしては中庭に続く昼間の校舎が突然闇に包まれるわけがない。
GM:さらには、意識も薄れていく――。
望田トイ:「は?なにこれ――」
望田トイ:「リンく…………」
諸屋リン:「……? いや、これは────」
諸屋リン:トイちゃん、と伸ばした手は空を切り、そのまま意識すらも朦朧となって。
諸屋リン:闇だけが訪れる。
GM:未来を担う学生を育てる学び舎は、闇に塗りつぶされた。
GM:----
GM:マスターシーン
【マスターシーン】
GM:■研究所
サブGM:唐突に訪れた暗闇と、暗澹に沈んだ意識の、どこか遠くから──
???:「ねぇ……」
???:「聞こえますか……?」
サブGM:まどろみの中、呼びかける声で心愛さんは目を覚ます。
鈴木心愛:「……はっ」
鈴木心愛:あたりを見回して「ここあだけにここは一体……私は教会で十字架を見たせいで死んだはず……」
???:目を開けると、一人の少女があなたの顔をのぞき込んでいる。
???:癖のある金髪を二本の三つ編みに纏めた、気弱そうな顔立ちの少女だ。
鈴木心愛:「貴方は確か……クラスメイトの日産さん?」
???:「あ……め、目が覚めたんですね」
???:「日産……? い、いえ、人違いです……」
吉良田 九捻灼:「わ、私、吉良田 九捻灼って言います……」
吉良田 九捻灼/秘密:有/感情:有/居所:有
きらだ・くねんやい。
金髪を三つ編みにした気弱そうな少女。
『願い事』よりはデスゲームそのものに対し何か思うところがあるらしく、その内向的な性格には似合わぬ熱心さでゲームと対決しようとしている。
あなたの使命は【デスゲームを終わらせること】だ。
鈴木心愛:「きらだくねんやい……?なにかのアナグラムになってそうな名前ですね」
鈴木心愛:「名付け親の顔が見てみたいです」
吉良田 九捻灼:「アナグラム……? よ、よく分からないですけど……その……」
吉良田 九捻灼:「た、多分分からないとは思うんですけど……ここがどこかって、ご存知ですか……?」
鈴木心愛:「ああ、ここは多分天国じゃないですかね。可哀想に……自分が死んだことにまだ気づいていないんですね……」
GM:その言葉に、天国だろうと思いつつ周りを見渡すと、あなたは自分が広々とした見慣れない部屋にいることに気が付くだろう。
GM:生活感の欠けた寒々しい部屋である。部屋の中には何かの機材らしきものが部屋の隅にいくつか設置してあるだけで、家具らしきものは一つもない。
GM:病院じみたビニールの床は、無機質な清潔さを保っている。タイル張りの壁も殺風景には変わりはない。
GM:ただ一つ、部屋を見下ろすような位置に掛けられた、中世の音楽家を思わせる肖像画だけが、場違いな不気味さを漂わせている。
鈴木心愛:「思ったより天国らしさ無いですね」
鈴木心愛:「もしかしたら私達はまだ死んでいないのかも」
吉良田 九捻灼:「そ、そうですね……天使とかもいないし……」
吉良田 九捻灼:「て、てことはやっぱり、心当たりはない……感じですよね?」
鈴木心愛:「はい。無理やり心当たりを作ろうとしましたがありませんでした。」
吉良田 九捻灼:「つ、作れたとしてもそれはないってことなのでは……?」
鈴木心愛:「そういえば……近くにナウでヤングな世代にバカウケしそうな女の子は居ませんでしたか?」
鈴木心愛:「気を失う前一緒に居たはずなんですが」
吉良田 九捻灼:「な、ナウなヤング……?」
吉良田 九捻灼:「あ、あの、アイドルの人……だったら、さっきいました……」
吉良田 九捻灼:「それで、その本田さんも手伝ってくれてるんですが……」
吉良田 九捻灼:「他の人にもここがどこか聞いてみてるんですけど……みんな知らないらしくて……」
鈴木心愛:「え?他の人居たんですか?」
GM:よく見ると、部屋の中にはあなたの他にも何人もの人々がいる。
GM:顔立ちも体型も様々な若い男女、中年に老人、子供と言っていいような年頃の少女や、そもそも人間とは思われないような者の姿さえいくつかは見える。
GM:彼ら彼女らの首には、金属製と思しき小さな首輪が付けられており、また手首にも似たような腕輪が嵌められている。
鈴木心愛:自分の首にも首輪ついてたりするのかな
GM:ついてます!
GM:首輪と腕輪がついていますね
鈴木心愛:そうだったとは
鈴木心愛:「じゃあ目覚めたのは私が最後なんですね」
本田ナナ:「あっ、心愛ちゃん!よかった~、目が覚めたんだね!」
本田ナナ:ナウなヤングにバカウケのナオンが走ってくる。
本田ナナ:「今ね、丁度みんなで心愛ちゃんが起きたら自己紹介しようかって話してたんだ!」
鈴木心愛:「あ。ナナちゃん。無事だったんだ~」
鈴木心愛:「よかった~。心配して伸ばし棒も付けられないところだったよ~」
本田ナナ:「えへへ……心配してるとつかなくなるんだそれ!そんなに心配してもらえてカンゲキ☆」
GM:他の人々も全員が目覚めたのに気づいたらしく、気づけば集まってきている。
鈴木心愛:「これでここにいる人達は全員なのかな?」
吉良田 九捻灼:「だ、だと……思います」
鈴木心愛:「部屋の端に人の両足が溶接されてた一輪車が転がってるけど、あれは?」
本田ナナ:「え?きゃああああ!」
本田ナナ:「な、なにあれ……人の足!?」
本田ナナ:「な、なわけないか……!すごい悪趣味……!」
吉良田 九捻灼:「え、ええっ!?」
吉良田 九捻灼:「お……オブジェとかじゃ……ないですか……?」
鈴木心愛:「何だオブジェか~」
鈴木心愛:「てっきり私が目を覚ます前に第一の犠牲者が出てるのかと……」
本田ナナ:「第一の犠牲者って何!?」
鈴木心愛:「失礼しました。それで、自己紹介でしたよね」
鈴木心愛:と咳払いして集まった人々に
鈴木心愛:「私は鈴木心愛、サイバン高校に通っている学生です。地味で取り柄もなく、十字架連続破壊事件とはなんの関係もありません」
本田ナナ:「(わざわざ言及してるってことはやっぱり……)」
鈴木心愛:「隣にいるナウでヤングにバカウケのナオンことナナちゃんと一緒に教会に居たはずなんですけど……気づいたらこんな場所に……」
吉良田 九捻灼:(十字架連続爆破事件……?)
本田ナナ:褒められて照れている。
鰄淵レン:「自己紹介か。じゃ、次は俺から」
鰄淵レン:「鰄淵レン。この島のサイバンリゾートホテル……知ってるかな?そこの従業員をしてるよ」
鰄淵レン:「いや、誘拐されるなんて、中東に行って以来だ。俺もまだまだだな……」肩を竦めて
本田ナナ:「誘拐経験者なの!?」
居斎会未:「先輩は人生経験豊富だなぁ」 横で慣れたような顔をしている。
鈴木心愛:「私も何回かしか誘拐されたことがないので驚いてます。レンさんとは気が合いそう」
本田ナナ:「心愛ちゃんも複数回誘拐経験してるの!?」
吉良田 九捻灼:「わ、綺麗な人……」
吉良田 九捻灼:「ゆ、誘拐経験って結構ポピュラーなんですか……?」
鈴木心愛:「ナナちゃんも気をつけたほうがいいよ~。アイドルなんだから……」
鰄淵レン:「それから、こちらが……」傍らの後輩に目をやる
居斎会未:「居斎会未。先輩と同じくサイバンリゾートホテルの従業員」 ひらりと手を振って見せて。
居斎会未:「残念ながら誘拐経験はないし、される心当たりも……そっちはあったな」
居斎会未:「でもまあ、ぼく以外にもこんなに人が居るんだからそれとは別件か。やっぱりなしってことで」
鈴木心愛:「お金持ちの娘さん……とかかな?」
居斎会未:「うーん、ある意味箱入りではあったね。どっちかというとケチだったけど」
居斎会未:所属当時に研究費を巡って起きた諸々へと思いを馳せつつ。
鰄淵レン:「へえ、そうなのか。家の話はしたことがなかったな、あまり」
居斎会未:「まあお互い話題に出さなかったし。出さずとも話題に困らなかったからね」
鈴木心愛:「お二人は同じホテルに勤めてるだけあって仲がいいんですね」
諸屋リン:「……あっ」先ほどからじ、と。自己紹介をした内のひとり、男性の方を見て。声を上げる。
諸屋リン:「鰄淵さん、YouTubeやっていらっしゃいますよね。ちょっと前もバズってたな。俺、チャンネル登録してますよ」
諸屋リン:にこりと柔和に微笑む。
鈴木心愛:「あ、リンくんも居たんだ」
諸屋リン:「自己紹介が遅れて申し訳ないです。諸屋リンと言います」
鰄淵レン:「おや、本当かい? ははっ、それは嬉しいね、ありがとう」こちらも爽やかな笑みを返す。
鈴木心愛:「そう言えば私も見覚えがあるかも。たしか池の水全部ワインに変える救世主系ユーチューバーとして一時期バズっていた……」
本田ナナ:「なにそれ!?マジック!?」
居斎会未:「それは別人じゃないかな」 一通り動画は見たはずだけど、そんなの上げてたっけ。
鰄淵レン:「う~ん、そういう動画を挙げた覚えはないけど……面白そうだな。今度やってみようか」
鈴木心愛:「いえ知りません。今適当に喋ったので」
吉良田 九捻灼:「キ、キリストも池全部は変えないですよ……?」
本田ナナ:「捏造!?」
鰄淵レン:「口振りからして、そちらの二人は友達なのかな? それとも恋人かな」
鈴木心愛:「本当に合ってたら面白かったのになあ」
諸屋リン:「スズちゃんは相変わらずだな~」あはは、と場違いに笑って。
望田トイ:「こんなキモオタに彼女いるわけないじゃん♡」諸屋さんの陰に隠れながら生意気な笑みを浮かべている。
鈴木心愛:「友達です。リンくんは10歳以上年下の女の子としか付き合うつもりがないらしくて」
吉良田 九捻灼:「あ、こちらのお二方も……お知り合いなんですね」
諸屋リン:「あ、この子は僕のお隣に住んでいる望田トイちゃんです。優しくて賢くて、ちゃんと人の気持ちも察せるいい子なんですよ」
望田トイ:「自分が変態趣味の犯罪者であることを吹聴してるのヤバすぎ♡ロリコン界のハーメルンの笛吹き♡」
居斎会未:「その子の紹介より自分の紹介の修正からの方がいいんじゃないかな」
鰄淵レン:「随分仲が良さそうだ」
諸屋リン:「ううん……確かに転校して早々『子供を誘拐してそうランキング』校内TOP3にランクインしたのは事実ですからね……」
本田ナナ:「や、やっぱりイジメ!?ヤバい学校なんだ……!」
鈴木心愛:「一位とニ位は実際に捕まったから、今は繰り上げでリンくんが一位だよ」
吉良田 九捻灼:「ど、どこまで本当なんですか……?」
本田ナナ:「ヤバすぎない!?イジメとかじゃなく事実を表したランキングだっただけなの!?」
吉良田 九捻灼:「と、というかそもそも……そんなランキングがある学校って……?」
諸屋リン:「あっはっは。風通しのいい学校ですからね……」
諸屋リン:「っていうか……」
諸屋リン:「えっ……そっくりさんじゃない……」
居斎会未:(今度のはこの子の捏造じゃないんだ……)
諸屋リン:「ほ、本田ナナ……? なんで……?」
本田ナナ:「あっ、ナナのこと知ってるカンジかニャ?ありがと~☆」
鰄淵レン:「ああ、道理で見覚えがあると思ったよ」
鈴木心愛:「ナナちゃんはサイバン島に調べ物に来たんだって」
居斎会未:「最近流行りのアイドルの子だよね。お忍びかと思って黙ってたけど……そういう状況でもないか」
鰄淵レン:「調べ物……もしかしてテナラーだったの?」
本田ナナ:「テナラー!やっぱり島の人には身近なんだね……!天太さんファンの人だよね」
吉良田 九捻灼:「テナラー……?」
鰄淵レン:「ああ、お客様にも多いからね。ブームでお越しになる方は」
吉良田 九捻灼:「あっ天太さんってあの……天狗のキャラですよね。そんな人気なんだ……」
本田ナナ:「えっと、ちゃんと自己紹介してなかったよね。本田ナナです!アイドルやってますにゃん!元気ピチピチな17歳でーす!よろしくにゃん☆」
本田ナナ/秘密:有/感情:有/居所:有
PC1の中学時代の同級生のアイドル。
猫耳にメイド服で妙な語尾というコテコテの前時代的なキャラ付けで、「逆に新しい」と何故か大人気トップアイドルになっている。
それほど交友のなかったはずのPC1を誘い、サイバン島に遊びに来たところでデスゲームに巻き込まれてしまった。
あなたの使命は【デスゲームを生き残ること】だ。
鈴木心愛:「今では十字架にとりかわって街中に飾られているくらい人気ですからね」
本田ナナ:「願いが叶う十字架がある……みたいな話を聞いてこの島に遊びに来ました!」
諸屋リン:「ス~~~~~ッ……フゥ~~~~~~~~ッ…………」エグめの深呼吸で心拍数をどうにか抑えている。
鈴木心愛:「あ、そうだ。知っている人いますか?願いが叶う十字架」
望田トイ:「きっも♡呼吸荒すぎ♡荒魂♡」
諸屋リン:「認知されたくない系のオタクだからね俺は……キモオタ心は複雑なんだよ」ぼそりとつぶやいて。
諸屋リン:「十字架かあ」
居斎会未:「ぼくは聞き覚えないなぁ。ここ来てまだ数年だし」
居斎会未:「先輩は?」
鰄淵レン:「……いいや、仕事柄色々と、土地の伝説については学んでいるけど……皆目見当もつかないね」かぶりを振って
鰄淵レン:「お客様を呼び込むために、観光協会が色々と脚色した逸話を広めたりもしているからね。それの一環なんじゃないかな?」
吉良田 九捻灼:「十字架……私も分からないです、す、すみません」
本田ナナ:「あっ、そうなの!十字架ってブログでは呼ばれてるけど本当に十字架の形してるかは分からなくて……」
本田ナナ:「……でも十字架の形で確定してなくてよかったと思うな。この島の十字架、全部破壊されたらしいから……」
鈴木心愛:「そうだね~。十字架の形をしてたらそれも破壊しないと……じゃない。破壊されてたかもしれないしね」
本田ナナ:「いま破壊しないとって言った……!やっぱり……!」
鈴木心愛:「?」
居斎会未:「そういえばうちのホテルにも前に注意喚起が回ってきてたね。十字架を表に飾らないようにって」
鰄淵レン:「確かうちのお客様にも、家族の形見の十字架を壊されたって人がいたよ。全く許し難いな」
諸屋リン:「俺ん家にも回覧板が回って来てましたね。犯行時刻から、若い子のイタズラって説もあるらしくて」
吉良田 九捻灼:「こ、怖いですね……何が目的なんでしょう……」
鈴木心愛:十字架を形見にするなんて許せませんね
鈴木心愛:「まさか。多分野生動物とかのせいですよ」
本田ナナ:「野生動物だったとしても悪魔とかそういう類だよ十字架を狙って破壊してるのは……!」
鈴木心愛:「確かに……。ちょうどいいし、あっちにいる異形の人達にそのことを聞いてみようか」
鈴木心愛:「人間とは思われないような姿の者たちさん、なにか心当たりはありませんか~?」
ノイジー・ディッセンバー:「……人間ではないといえば、私は人形ね!」人形を抱えた女が人形を操り喋る。
ノイジー・ディッセンバー:「ああ、エリザベスが失礼しました……。私はノイジー・ディッセンバー。こちらはエリザベスです」
ノイジー・ディッセンバー:「エリザベスは一見人形のようにかわいらしいですが、私のお友達です」
ノイジー・ディッセンバー/秘密:有/感情:有/居所:有
エリザベスという人形を常に持ち歩いている女。
常にエリザベスと会話をし、エリザベスの意思を尊重していると自称している。
あなたの使命は【エリザベスと共に遺灰戦争を勝ち抜くこと】だ。
鈴木心愛:「いいんですよ~。エリザベスちゃんもまだ子供みたいですし」
諸屋リン:「随分と可愛らしいお人形さんですねえ」
望田トイ:「……子供ってことはリンお兄ちゃんの守備範囲なワケ?♡」
諸屋リン:「あっ失礼。お友達か」
鰄淵レン:「御無事で何よりです、御客様」
鈴木心愛:「リンくん……」
ノイジー・ディッセンバー:「せっかく二人でバカンスの予定だったのに……変なことに巻き込まれてしまったわ」
諸屋リン:「(よし、楽しく話せたな。)」
吉良田 九捻灼:「誘拐の標的に……?」
鰄淵レン:「他人の趣味嗜好に口出しするのは感心しないぜ。行動はともかく、思想は自由だからね」
鰄淵レン:「だろう、リンくん?」
居斎会未:(それはフォローよりトドメになりうるんじゃないかな) でも言葉自体は良いこと言ってるので口を挟まないでおく。
諸屋リン:「すっかり俺が幼女趣味のド変態みたいな扱いになっていますけど……」まあ、いいかと呟いて。
諸屋リン:「それで……そちらの子も、ホテルのお客さんなんですか?」
望田トイ:「事実じゃん♡」
不機嫌そうな少女:「……」不機嫌そうに睨んでいる。
鈴木心愛:「さっきから気になっていたんですけど……」
鈴木心愛:「あの……貴女のその制服って私達の学校のじゃない……よね?」
居斎会未:「いや、そちらの子は玄関先で引き返していったはず」
不機嫌そうな少女:「……自己紹介だっけ?」面倒くさそうに口を開く。
居斎会未:「そういえば、これだけ揃ってるならあのお客さんも居ておかしくなさそうだけど……」 一輪車に乗ってる頭一つ分高い彼の姿が見当たらないことに首をかしげている。
不機嫌そうな少女:「あたしの名前は……」
西寒田美波:「……西寒田美波」
西寒田美波:「得体の知れない連中に紹介する事なんて、無い」
西寒田美波/秘密:有/感情:有/居所:有
近寄りがたい雰囲気のあるとげとげしい少女。
あなたの使命は【デスゲームを勝ち抜くこと】だ。
鈴木心愛:「いいんですか?本当に」
鈴木心愛:「このままだと私達に残る印象が不機嫌そうでやたら胸が大きい女の子くらいになっちゃいますよ」
西寒田美波:チッ、と舌打ちする。
西寒田美波:「好きにすれば。別にアンタたちに好かれたいと思わないし」
諸屋リン:「まあまあ。初対面だし……こんな状況だし。警戒する気持ちもわかるからね」
鰄淵レン:「この状況だ、余計な不安の種は生まない方が得策だと思うけどな」
鰄淵レン:「まあ、信用できないと言われれば、その通りだ、としか言えないけどね」
鈴木心愛:「ほら、イエス・キリストさんもこう言ってるし……」
吉良田 九捻灼:「そそ、そうです、せめて今の状況が分かるまでは……」
本田ナナ:「捏造したネタを通そうとしないで!?」
鈴木心愛:「バレちゃったか~」
居斎会未:「まあそれで言うとそもそも、何のためにこれだけの人数がここに集められたのか知りたいところだよね」
居斎会未:「まさか自然に起きたわけじゃあるまいし、そろそろ説明の一つくらいあると思うんだけど」
犬切ワン:「ちょいちょいちょいちょい!まだ半分も自己紹介終わってないっしょ!」
犬切ワン:「うぃ~す!自分、犬切ワンです!よくわかんないけどこんなきゃわうぃ子チャンたちがいっぱいいてバイブスいと上がりけり~?」
犬切 ワン/秘密:無/感情:有/居所:有
いぬきり・わん。
【サイバン島】にやってきた観光客の一人。
明るい髪に焼けた肌、原色の服にデカいグラサンという浮かれた外見に違わぬ軽薄な性格をしている。
あなたの使命は【デスゲームを生き残りマブいカノジョをゲトること】だ。
鈴木心愛:両足義足ではない
二眠ナロ:「アタシの名前は二眠ナロ!今日も15人のカレぴと遊ぶ予定だったのにここどこぉ~?」
二眠 ユウ:「……二眠ユウ。見たら分かると思うけど、この頭ゆるいのの双子の妹」
二眠 ナロ&ユウ/秘密:無/感情:有/居所:有
ふたねむり・なろ&ゆう。
モノトーンの服を身に纏った双子の少女。
顔立ちは瓜二つだが、性格はそれぞれ大きく異なる。明るく奔放なのがナロ、冷静で抑制的なのがユウ。
あなたの使命は【デスゲームを勝ち抜き力を手に入れること】だ。
師藤 イン:「師藤ぃ……インです……。よろしくお願いします……」
picrew:https://picrew.me/ja/image_maker/1904634
師藤 イン:「ここがどこかは分からないですけど……でも、よかったですよね……心地いいですし……快適ですから……えへへ」
師藤 イン/秘密:無/感情:有/居所:有
もろふじ・いん。
卑屈にもふてぶてしくも見える不気味な笑みを浮かべた若い女。
マイナーなボードゲームのトップランカーであるらしく、【サイバン島】に来たのもその関係だという。
あなたの使命は【デスゲームを生き残り大会に出ること】だ。
暴力山暴力太郎:「俺の名前は暴力山暴力太郎!誰を殴ればいいんだ?」
暴力山暴力太郎/秘密:無/感情:有/居所:有
ぼうりょくやま・ぼうりょくたろう。
筋骨隆々とした男。冬なのに半裸である。
非常に知能が低く、難しい話をされると暴力に訴える。
あなたの使命は【暴力を振るう事】だ。
呉 簿吟:「ふぅん……💪 キミたち、合格だよ🤼」
picrew:https://picrew.me/ja/image_maker/141147
呉 簿吟:「ボクは呉 簿吟。ヨロシク🏋」
呉 簿吟/秘密:無/感情:有/居所:有
ご・ほぎん/ウー・ボーイン。
筋骨隆々の体躯に似合わぬ酷薄そうな眼光を湛えた男。
その筋力で強い相手と戦うことを好み、独特な喋り方をする。
あなたの使命は【この筋肉を以てデスゲームを勝ち抜くこと】だ。
エイトヘッドシャーク"エワル":『──聞こえますか? 私は"エワル"。ご覧の通り、サメです』
エイトヘッドシャーク"エワル":『アアア!人間!肉!血!』『ウオオオオ!!』『食べたいンゴねぇ……食べられずともせめて殺したいンゴねぇ……』『ア~爽やかな死~!』『殺せ!殺せ!!』『しゃくしゃくシャーク』
エイトヘッドシャーク"エワル":『……こっちの頭の言うことは聞かなくて結構です』
鈴木心愛:「喋れる鮫さんなんて久しぶりに見たな~」
エイトヘッドシャーク"エワル"/秘密:無/感情:有/居所:有
頭が八個あるサメ。高い知能を持ち人間の言葉を解する。
しかし対話可能な知性を持つのは一つの頭のみで、残りの七つの頭は暴力と食欲に支配されている。
あなたの使命は【デスゲームという生存競争の勝者となること】だ。
樋渡 十人:「みんな落ち着けぇ! 和食のことを考えて心を落ち着かせなさい!」
樋渡 十人:「あ~私、樋渡十人と言います! 樋を渡る十人と書いて樋渡十人。教師をやっとります」
樋渡 十人/秘密:無/感情:有/居所:有
ひわたり・とおひと。
肩口まで髪を伸ばした壮年の男性教師。
"和食原理主義者"を名乗り、この世のすべての食べ物を和食だと強弁してやまない。
あなたの使命は【デスゲームに屈せず和食の素晴らしさを啓蒙すること】だ。
和留 富男:「はて、まだボケてはおらんつもりだがのう……」
picrew:https://picrew.me/ja/image_maker/18771
和留 富男:「え~、和留富男と申します。今年で106歳になります」
和留 富男/秘密:無/感情:有/居所:有
わとめ・とみお。
好々爺然とした老人。
100歳を越す高齢だが足腰や受け答えはしっかりしており、地域のご長寿として表彰されたこともある。
あなたの使命は【デスゲームを生き残って人生を全うすること】だ。
氷川 中史:「氷川中史だ。……どうやら、厄介なことに巻き込まれたようだな」
氷川 中史/秘密:無/感情:有/居所:有
ひかわ・なかふみ。
全高2mある某有名モンスターの着ぐるみを被った謎の人物。
聞こえてくる声からすると中身はおそらく男性であり、思慮深い性格をしているらしい。
あなたの使命は【憧れのデスゲームマスターに絶対なってやること】だ。
鈴木心愛:ワンチャン両足が義足
鈴木心愛:「これで全員……」
鈴木心愛:「でもこれだけの人数が揃っていればここから脱出することもできそう」
鰄淵レン:「う~ん、なかなかユニークなメンバーだ。これは楽しくなってきたな」
鈴木心愛:「誰か出口に心当たりがある人は?」
居斎会未:「ここまでユニークな人……集団が揃ってたんだ、この島」
二眠 ユウ:「なし」
二眠ナロ:「あったら既に出てるし!」
呉 簿吟:「残念ながらないね✊」
諸屋リン:「ざっと見て回ったけど、俺も無いなあ」
諸屋リン:「どっかに隠されてるとか? あの肖像画とか怪しくない?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『我々にもありません』
エイトヘッドシャーク"エワル":『アアアアアアアア!!!!紙は食えん!!!アアアアア!!!』
居斎会未:「これ見よがしに置いてあるもんね。何かしら意味はあるんだろうけど」
GM:ガタガタ……ガタガタ……!
鰄淵レン:「これだけの人数が消えて、それなりに時間も経っている。特に俺達はホテルの営業中だし、外では騒ぎになっている頃だと思うよ」
鈴木心愛:「ガタガタ……」
GM:研究所の壁にかけてある、この場に不釣り合いな肖像画がガタガタと震えだす。
居斎会未:「……これ、話すの代表制とかにした方が良いかも……っと」
鰄淵レン:「心配しなくても、すぐに助けが…… ?」
ビーバーマン:「みんな~、お友達と仲良くなれたかな?」
ビーバーマン:「絵が喋り始めたから、ビックリしちゃったかな!?ボクの名前は、ビーバーマンだよ!好物はバナナなんだ!」
鈴木心愛:「この声……もしかしてビーバーマン!?」
本田ナナ:「知ってる人なの!?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『絵が言葉を……?』
吉良田 九捻灼:「さ、サメが喋るのも結構珍しいと思います……」
樋渡 十人:「そりゃいいじゃないの。バナナはもちろん和食ですからね!」
鈴木心愛:「地元テレビ局サイバンチャンネルの人気子供向け番組だよ」
本田ナナ:「そ、そうだったんだ……!じゃあこれはテレビ局のドッキリ……?」
鈴木心愛:「よく聞いたビーバーマンの声にそっくり……合成音声かも」
ビーバーマン:「ドッキリじゃないよ~!」
ビーバーマン:「お兄さんの話、よーく聞いてね~!じゃないと……」
ビーバーマン:「死んじゃうからね!」
ビーバーマン:「みんなにはこれから、殺し合いをしてもらいま~す!」
二眠 ユウ:「……何それ。冗談キツい」
鈴木心愛:「殺し合いなんて……」
諸屋リン:「ちょっとテンション上がったけど。やっぱりニセモノかあ」
鰄淵レン:「誘拐、老若男女、出口のない密室、妙にテンションの高いマスコットに殺し合い……」指折り数えて
呉 簿吟:「殺し合い……ね💪」
諸屋リン:「ビーバーマンはあんなこと言わないからね」毎週欠かさず録画しているのだ。
鈴木心愛:「してもらいますと言って、そう簡単に殺し合いし始める人なんていないよ」
鰄淵レン:「会未くん、これはもしかしてアレじゃないか?巷でブームもそろそろ過ぎつつある……」
居斎会未:「デスゲーム漫画は出ては消えてくからね。しっかり完結したのなんて『アリス』シリーズくらいじゃない?」
居斎会未:「ぼくあんまり趣味じゃないんだよな。大体黒幕の思惑に辿り着く前にグダって終わるし、無暗に人が死にまくるし」
鈴木心愛:「それでビーバーマンさん。冗談はさておき出口はまだ開かないんですか?」
ビーバーマン:「開かないよ!最後の一人になるまで出られないからね!」
ビーバーマン:「最後の一人……ああ、双子やサメが生き残った場合は一組って言った方がいいのかな?とにかく……」
ビーバーマン:「自分以外誰も生きてるお友達がいない状態にしてくださいね!」
ビーバーマン:「みんな手練れの忍びだから生き残るのは大変だと思うけど、でも……」
暴力山暴力太郎:「おいおい!殺し合いだなんだ……何ふざけたこと言ってやがんだ!」
暴力山暴力太郎:「気持ち悪い絵がよぉ……ムカつくぜ~ッ!ぶっ壊してやる!」
鈴木心愛:「……!?そんな……」
鈴木心愛:「最後の一人になるまで本当に出られない……!?」
諸屋リン:「あっ、これは……」何かを察するようにトイちゃんの眼をそっと塞ぐ。
暴力山暴力太郎:そう叫ぶと拳を振り上げ肖像画へ向かって走っていく!
和留 富男:「ああ、お若い方、短慮はよしなさい」
鈴木心愛:「ホテルや学校、教会を回って装備を作るメインフェイズは……!?」
鰄淵レン:「おっと、まずいな。乗るな暴力山暴力太郎!」
ビーバーマン:「あーあ、できれば参加者のみんなに殺し合ってほしかったんだけど……」
ビーバーマン:「仕方ないね!これが本気のゲームなんだって、分かってもらう必要があるからね!」
吉良田 九捻灼:「……! だ、ダメです……!」
ビーバーマン:「みんなの首についてる首輪は、こうやって――」
ビーバーマン:その言葉と共に、暴力山暴力太郎の首についた首輪がピ、ピ、と音を立てていく。
暴力山暴力太郎:「あ?なんだこりゃ!?」
暴力山暴力太郎:ピピピピ、と電子音の間隔が短くなっていき――
暴力山暴力太郎:首輪が爆発する。
暴力山暴力太郎:吹き飛ばされた暴力太郎の頭が転がっていく。
本田ナナ:「きゃああああ!!!」
鈴木心愛:「あ、わ……」
吉良田 九捻灼:「そ、そんな……!」
居斎会未:「……黒幕に歯向かって見せしめに殺される、も追加だね」 先輩が折っていた分を引き継ぐように指を折る。
鰄淵レン:「間に合わなかったか……」
樋渡 十人:「なんてことを……しとるんだキミは!!」反射的に殴ろうとするが──
氷川 中史:「落ち着け、二の舞だぞ……!」その手を後ろから掴んで止める
諸屋リン:「参ったな。マジに爆弾なんだ」
呉 簿吟:「ヒュウ🦵」楽しそうに口笛を吹く
師藤 イン:「ええ~……穏やかじゃないですねぇ~……」
鈴木心愛:そしてこれは三の舞!と言いながら殴りかかる人が居ないか警戒しています
樋渡 十人:「やかましいッ! 命という字はねぇ、人を一人叩くと書くんです!!」
樋渡 十人:「そして和食という言葉は……人の口に良い禾と書くんです!!」関係ない話を始める
二眠ナロ:「……それが何の関係が?」
二眠 ユウ:「ダル」
和留 富男:「はあ、これは大変な事になりましたなあ」
ビーバーマン:「暴力太郎君の犠牲は残念ですが……みんなはちゃんと話を聞いてくださいね!」
鈴木心愛:「ナ、ナナちゃん。大丈夫、大丈夫だから……しっかりして」
本田ナナ:「う、うん……!」
本田ナナ:青い顔をしていたが頷く。
鈴木心愛:腰を抜かしてしまったナナちゃんの手をとって励ますよ
エイトヘッドシャーク"エワル":『彼に歯向かうのは得策ではなさそうですね』
鰄淵レン:「どうやら、大人しく話を聞く他なさそうだ」
居斎会未:「そうだね。聞いてくださいっていうからには話してくれるんだろうし」
居斎会未:「具体的なルールとか、何でこんなことしてるのか、とか」
ビーバーマン:「うんうん!みんな話を聞いてくれてありがとう!いい子だね!」
ビーバーマン:「ええと……そうだ、みんな手練れの忍びだから、全員を倒して生き残るのは大変だと思うけど……」
ビーバーマン:「でも、その代わり!優勝者にはちゃんとご褒美がありまーす!」
ビーバーマン:「この殺し合いに生き残って、ただ一人の生存者となった優勝者は……」
ビーバーマン:「なんと!なんでも願いが叶います!」
鈴木心愛:「何でも願いが……!?」
諸屋リン:「お金とか、地位とかじゃない分、曖昧な気もするけど……」
鈴木心愛:「願いを叶える十字架……もしかしてビーバーマンが持っているの……?」
本田ナナ:「こ、この人が……!?」
ビーバーマン:「なんでもっていうのは本当になんでもだよ。死んだ人を生き返らせて欲しいとか、アニメキャラと結婚したいとか……なんでも!」
諸屋リン:「えっ」マジ?という顔。
鰄淵レン:「……俄かには信じがたい話だな。どうやって叶えるつもりだ?」
鰄淵レン:「証拠でもあるなら、ぜひ見せて貰いたいね。その方が参加者としても、ゲームにも身が入るだろう?」
ビーバーマン:「いいね!証拠!そうだよね、証拠がないと信じにくいよね!」
鈴木心愛:「じゃあ……叶えられる願いを3つに増やしたりも……?」
ビーバーマン:「それは優勝してみないとわからないかな~!」
ビーバーマン:「というわけで……証拠の一つになるかな。素敵なお友達をみんなに紹介するね!」
GM:その言葉と共に、参加者につけられた腕輪がピピピと音を立てる。
GM:そちらを見ると、腕輪からキャラクターのホログラムが投影されている。
鈴木心愛:「このホログラムは……天太さん!?」
GM:そこに映っていたのは、一人の二次元キャラクターだ。
GM:所謂Vtuberであり、一年前に引退したはずのキャラクターだが……。
獅子生 ぱるて:「はいみなさん、こんぱるて~」
獅子生 ぱるて:「パステル系Vtuber、獅子生ぱるてです!」
獅子生 ぱるて/秘密:有/感情:有/居所:有
ししお・ぱるて。
動画配信サイトで活動していたバーチャルライバー。特定の事務所には所属していないいわゆる個人勢。
メインコンテンツはゲームや雑談など普通の動画配信だが、話題の端々から滲む妙な博識さが視聴者に人気を博していた。
大人気というほどではないものの、個人勢としては比較的多い登録者数を持っていたが、約一年ほど前の配信を最後にライバーを引退した。
あなたの使命は【遺灰戦争参加者をサポートすること】だ。
鈴木心愛:「ちがった……」
諸屋リン:「アアッ!?」奇声を上げるオタク!
鈴木心愛:「リンくん、こういうの詳しいんじゃない?これ誰?」
鈴木心愛:秘密あるんだ
諸屋リン:「スズちゃんそれマジで言ってる!? あ、こんぱる~!」
鈴木心愛:「Vはキャラデザに十字が入ってたりするから……」
諸屋リン:「突如Vtuber界に舞い降りた新星!朗らかながらも所々に感じる知性!」
諸屋リン:「数多の企業勢には登録者数では及ばないながらも根強い人気から一時期は月間のVtuberスーパーチャット収入も3位を記録したこともあるんだよ!」
鈴木心愛:「あ、そんな詳しくなくていいからもうちょっと手短に……」
居斎会未:「うーん、すごい人なのは分かったけど」
望田トイ:「早口すぎ♡念仏か♡」
諸屋リン:「惜しまれつつも一年前に引退した彼女が……どうして……!?」
居斎会未:「その彼女が願いとどう関係するの?」
獅子生 ぱるて:「あっ視聴者さんもいらっしゃる! ありがと~!」
ビーバーマン:「彼女は引退したVtuberだけど、今みんなと喋っている彼女は現役の時みたいに中の人がいて喋っている訳ではなくて……」
ビーバーマン:「『獅子生ぱるて』というキャラクターをみんなのナビゲーターとして実在させているんだ!」
ビーバーマン:「もしこの中に彼女のファンがいたら興奮して卒倒しちゃうかもしれないよね。こんな夢みたいなこと、普通あり得ないよね!」
鰄淵レン:「ふむ」興味深そうに映像を見ている。
鈴木心愛:「これが証拠……?」
居斎会未:「……それ、AIでも組んだとかじゃなくて?」
西寒田美波:「馬鹿馬鹿しい」吐き捨てるように呟く。
西寒田美波:「そんなキャラクター知らねえし。知ってた所で『なんでも願いが叶う証明』にはならないでしょうが」
居斎会未:「正直多少の技術さえあれば再現できる範囲だと思うけど」
西寒田美波:「『動かしてる人間がいない』っていうのもアンタの言葉でしかないし。仮にそうだった所で。二次元キャラクターを動かす方法なんていくらでもあるわよ」
鰄淵レン:「概ね同意かな。証拠というには少しね」
獅子生 ぱるて:「う~ん、私からは客観的に補強できる要素はないんだけど……」
鈴木心愛:「やめましょう西南さん。あまり刺激すると爆発しちゃうかも……」
西寒田美波:「……ささむたみなみ。人を恵方みたいな呼び方しないで」
獅子生 ぱるて:少し困ったように首を傾げる様子は、"本物"の彼女が使っていたLive2Dのものとは異なって見える。
諸屋リン:「う~ん。確かに」
鈴木心愛:「呼び方気にするならちゃんと自己紹介すればいいのに……」
諸屋リン:「小首を傾ける角度に数度違和感ありますね。可動域も引退する半年前くらいに出た新モデルはもうちょっと動いていたし。」
ビーバーマン:「証拠としては弱い……それもそうかもしれないね!」あっさりと認める。
ビーバーマン:「彼女が本当に意思を持って独立して存在しているキャラクターなのかどうか、信じるか信じないかはみんな次第だけど……」
ビーバーマン:「とにかく、彼女がナビゲーターとしてみんなと通信することだけは確かだから。何かあったらいつでも彼女に相談してね!」
鈴木心愛:「証拠として……暴力太郎さんを生き返らせたりとかは……」
ビーバーマン:「ダメダメ!人を生き返らせるのって大変なんだよ!」
ビーバーマン:「そんな気軽にできることじゃないんだ!」
鈴木心愛:「殺すのは一瞬、生き返らせるのは一生」
ビーバーマン:「殺し合いをして一番になった人にしか叶えられないの!」
ビーバーマン:「なんでも願いが叶う力が本当かどうか、信じられなかったとしても……」
ビーバーマン:「キミたちが、最後の一人になるまで殺し合いをしないとこの島から出られないことは、確かだからね!」
ビーバーマン:「この島にはキミたち以外の人間は誰もいないし、外部との通信も出来ない。勿論、船なんかの交通手段もない」
ビーバーマン:「それどころか、時間が経つにつれてどんどん立入禁止区域が増えていくからね。立入禁止区域にいると、みんなの首輪がボン!だからね!」
ビーバーマン:「誰も殺したくなければそうやって自殺してもいいけど、それよりは優勝して願いを叶えた方がいいんじゃないかな?」
ビーバーマン:「みんな、ゆずれない願いを持っているんじゃないかな~?」
鈴木心愛:「そんな、今をときめく令和のアイドルナナちゃんには確かにあるけど……平凡な私にはそんなもの……」
諸屋リン:「ないの?」
鈴木心愛:「人を殺してまで叶えたい願いなんてあるわけないよ!」
鈴木心愛:「リンくんだってそうでしょ?」
諸屋リン:「やっぱりスズちゃんは立派だなあ」あはは、と笑って。
鈴木心愛:「願いを叶えるために人を殺すなんて……そんなことしないよね」
鈴木心愛:「そんなことしたらもう人間じゃない……化け物と同じだよ!」
諸屋リン:う~ん、と異形の人……人?たちにちらりと視線を向けて。
エイトヘッドシャーク"エワル":『早く殺したい……!速く殺したい……!!』
諸屋リン:「でもさ。それぐらいの覚悟は必要なんじゃない?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『こっちの頭の言うことは気にしないでください』
諸屋リン:「まあ、スズちゃんは黙って殺されるほどヤワな人じゃないと思うけど……」
鈴木心愛:「ほら、エワルくんもこう言ってるよ」
鈴木心愛:「それはいつも以上に喋って死ぬとは思うけど……!」
鈴木心愛:「兎に角リンくんも殺しなんて馬鹿なこと考えちゃ駄目だよ。皆で力を合わせればきっと人を殺さなくても脱出できるよ!」
鈴木心愛:「トイちゃんもエワルくんもそう思うよね」
諸屋リン:「もちろん。トイちゃんの教育にも悪いからね。早く親御さんの元に送り届けなきゃ」
望田トイ:「トイは……人を殺すとかできない……」
望田トイ:青くなってうつむいている。
エイトヘッドシャーク"エワル":『アアアアアアア!!!はやく殺したいよおおおお!!!!!!』
諸屋リン:そっと屈み、少女と目線を合わせて。「大丈夫だよ」
エイトヘッドシャーク"エワル":『ふむ……。私の個人的……個鮫的な意見ですが』
エイトヘッドシャーク"エワル":『願いというのがどれほどのことを指すのかにもよります』
諸屋リン:「きみがそんなことをする必要はないし、そんなことをきみにするやつだって、きっといないさ」
鈴木心愛:「うん……!絶対約束だよ。誰も殺さず、トイちゃんを家まで送り届けよう」
居斎会未:「それって、範囲によっては大人しく死を選ぶ可能性があるってこと?」
望田トイ:「…………キモ♡弱みに付け込むな♡」弱弱しく笑い返す。
居斎会未:「それとも、ここにいる全員を殺そうとし始める可能性があるってこと?」
ノイジー・ディッセンバー:「……叶えたい願いもないし、人も殺したくないのなら」
ノイジー・ディッセンバー:「叶えたい願いがある人のために殺されたらいいんじゃない?」
ノイジー・ディッセンバー:「まあ、ノイジーちゃん!そんなことを言ってはダメよ!」人形の手をパタパタふっている。
ノイジー・ディッセンバー:「あらあら、エリザベスは優しいのね……でも」
ノイジー・ディッセンバー:「人を殺した程度でなんでも願いが叶うなら、それくらいやる人はたくさんいるでしょう?」
ノイジー・ディッセンバー:「忍びなのよ、私たち」
鈴木心愛:「忍び……?なんですかそれ。知らない子ですね……」
諸屋リン:「聞き間違いじゃないよなあ、やっぱり」
吉良田 九捻灼:「そんな……! 殺し合いなんてダメですよ……!」
居斎会未:「……まあ、全員そうならすっとぼける意味もないんじゃない?」
居斎会未:「というかぼくとしては、忍びでもないのに頭が8つあって喋るサメが世界に居ると思いたくないんだけど」
エイトヘッドシャーク"エワル":『しゃくしゃくシャーク』
鈴木心愛:「し、忍びじゃなくてもいるかも知れないじゃないですか。妖魔とか……」
諸屋リン:「妖魔は知っているんだ……」
本田ナナ:「忍びじゃなくて妖魔ならセーフって話でもないよね???」
鰄淵レン:嘆息する「カミングアウトは本人の意志の上で行うべきだろうに。全く無粋なことだ」
エイトヘッドシャーク"エワル":『ご安心……と言っていいかはわかりませんが。確かに私は忍鮫です』
鰄淵レン:「老若男女、どんな基準で集められたのかと思っていたが……そういうことか」
鈴木心愛:「じ、じゃあもしかしてナナちゃんも……?」
本田ナナ:「ナナも確かに忍者だけど……でも」
本田ナナ:「殺し合いで人を殺したりしないよ……!」
諸屋リン:「この流れで全否定するわけじゃないけど。全員忍びってのも、俺は懐疑的ですけどね」
諸屋リン:「だって。これだけの忍びを一箇所に集めて殺し合いを目論む黒幕って……」ぶるりと身震いする。
諸屋リン:「ちょっと……想像しただけで……ヤバくないですか?」
鈴木心愛:「それに集められた全員が忍者って本当だったら……」と暴力太郎の首を見て
鰄淵レン:「言えてるね。さっきのよりも、よっぽど『証拠』になりそうだ」
鈴木心愛:「この首輪の機能も願いを叶える力も……」
居斎会未:「これだけの忍びが殺しあうような事態を起こせるなら、願いを叶える力くらいはある、と」
鈴木心愛:ごくりとつばを飲み込む
二眠 ユウ:「てことは、やっぱご褒美もガチってことね」
二眠ナロ:「テンションあがっちゃうじゃ~ん!」
ビーバーマン:「そう……この殺し合いはたった一人の願いを叶える優勝者を目指してみんなが殺し合うゲーム……その名も」
ビーバーマン:「『とびだせ!遺灰戦争』が、このゲームの正式名称だよ!」
ビーバーマン:「なんでも願いが叶う……とびだ せ!いはい 戦争だよ!」
諸屋リン:「やけに区切りを強調してくるな」
ビーバーマン:「今から詳しいルール説明をしていくね!」
ビーバーマン:「基本はみんなに殺し合いをしてもらうんだけど、イベントがないとダレちゃうし戦略も立てづらいと思うから……」
ビーバーマン:「一日の終わりに、ここ、研究所に集合してミニゲームをしてもらいます」
ビーバーマン:「ミニゲームに参加するには、『key』が必要だよ。この島にたくさん隠してあるから、一日のうちに頑張って見つけてね」
鈴木心愛:「み、ミニゲーム……!?そんな、子供もいるのになんて卑猥な……!」
居斎会未:「何を想像してるのかな」 ミニゲームという一単語にこのリアクション返す人初めて見た、という顔。
ビーバーマン:「ミニゲームに失敗する、もしくは『key』を見つけられなくてミニゲームに参加できない、ってお友達は……」
ビーバーマン:「ペナルティがあります!基本的にはみんなで殺し合って欲しいから、凄く危険なものじゃないけど。殺し合いを勝ち抜くうえでは不利になっちゃうね!」
鈴木心愛:「デスゲームを企画するだけあってやっぱり下衆な人……!」
GM:とびだせ!遺灰戦争のルール説明を行います。
PCは自分の手番で、主要な行動の他に『key』の捜索を行う、『捜索判定』をすることができます。
『捜索判定』でkeyをGETし、ミニゲーム参加権を得てもらいます。
ミニゲーム参加権を持っている人は、サイクルの最後にミニゲームに参加できます。
・捜索判定
PCは1シーンに1回自分の手番で主要な判定の他に『捜索判定』をすることができる。
『捜索判定』では判定に成功すると、プライズ『生命のkey』もしくは『インセkey』を得ることができる。
器術・体術・忍術のうちの好きな特技で判定に成功した場合生命のkeyを、
謀術・戦術・妖術のうちの好きな特技で判定に成功した場合インセkeyを得る。
生命のkeyかインセkeyを所持している場合、ミニゲーム参加権をクラフトし、ミニゲームに参加できる。使い捨て。
また、keyを入手した際、ちょっとしたいいことがあります。(説明が多いので、始まってから説明します)
・ミニゲーム参加権
各サイクルの最後に行われるミニゲームに参加するための権利を持っていることを表すプライズ。
生命のkeyもしくはインセkeyを所持している場合、マスターシーン:ミニゲームのシーンにて使用することで作成できる。使い捨て。
・ミニゲーム
各サイクルの最後に行われる。内容は毎回変化する。
ミニゲームに失敗した場合、もしくはミニゲーム参加権を手に入れられずミニゲームに参加できなかった場合、【生命力】が1点減少する。
・立入禁止地区
各サイクルの最後、ミニゲームが終わった後にランダムに決定する。
その場所は登場シーンに選べなくなる。
(シーン表で禁止区域が出たら死ぬとかそういうことはないので、安心してください)
鈴木心愛:そうだったのか
諸屋リン:は~ん
GM:ひとまずの説明はこんなところです!質問はありますか?
諸屋リン:ナナちゃんやトイちゃんなどのNPCのKeyはどうなりますか?
鈴木心愛:あ、私も気になってた
GM:勝手に見つけて勝手に参加するから大丈夫です!ありがとうございます!
居斎会未:集めて渡してあげる必要とかあります?
諸屋リン:有能
居斎会未:よかった
鰄淵レン:生命のkeyとインセkeyにはゲーム上の差はありますか?両方集めるといいことがあったりしますか?
GM:今のところはキャラシの左半分の特技で判定するか右半分の特技で判定するかの差しかないです!
鈴木心愛:keyを盛っているけどミニゲームに参加しないということもできますか?
GM:いいですよ!
鈴木心愛:ほ~ん
諸屋リン:逆鱗トリガーにできるじゃん!
居斎会未:生命力が減少しても良いなら無視できるんだ
鰄淵レン:なるほど あとkeyからプライズに変更するのがミニゲームのシーンということですが ということは戦果として奪ったりは出来ないってことですか?
GM:keyもプライズなので、keyを奪うことはできます!
鰄淵レン:そうなんだ!
諸屋リン:なるほどねえ
GM:多分小物が足りなくてクラフトできないんでしょうね
鰄淵レン:>ミニゲームに失敗した場合、もしくはミニゲーム参加権を手に入れられずミニゲームに参加できなかった場合、【生命力】が1点減少する。
鰄淵レン:これは射撃点ですか?
GM:射撃戦ダメージです!
鰄淵レン:逆鱗するか
諸屋リン:怒らせちまったな レンの兄貴を
GM:こんなデスゲームに巻き込まれて怒っているのか……
鈴木心愛:ミニゲームは本当に卑猥なゲームなんですか?
GM:卑猥なゲームではありません!
鈴木心愛:ビーバーの野郎……!
諸屋リン:あ、わたしはこれで質問おわりなんですけど シーン表で立入禁止区域が出た場合
諸屋リン:改めてシーン表を振り直すって認識でおkですか?
GM:あ、立ち入り禁止区域はシーン表から消えます!
諸屋リン:お、なるほど!理解です
GM:あとは質問ある人いるかな~?
諸屋リン:だいじょうV
鰄淵レン:とりあえずOK!
居斎会未:ひとまず大丈夫です
鈴木心愛:でーじょうぶ!
GM:こうして、あなたたちは否応なしに巻き込まれた。
GM:殺し合いのゲーム、とびだせ!遺灰戦争に…………。
GM:----
【サイクル1:鈴木心愛】
鈴木心愛:やるぜやるぜ~
GM:やる気満々!心愛ちゃんのシーンからやっていきます!
GM:登場希望キャラクターと言えたらやることを教えてください!
GM:あとシーン表をふってね!SSTでふれます
鈴木心愛:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 8[2,6] → 8) → 森
鈴木心愛:リンくんと感情結ぼうかな~と思ってます
GM:なるほどね
GM:では登場希望はリンくんかな?
諸屋リン:理解わよ
鈴木心愛:ですね。ナナちゃんとトイちゃんもでる?
GM:あっじゃあそばにいていい具合に茶々を飛ばします!
諸屋リン:わ~い
鈴木心愛:生命のKeyを探しに森に来た感じにしようかな
GM:生命のkeyは森にありそうですからね
GM:ではちょっと説明があります!
これはバトルロワイアルの殺し合いなので、他の参加者も人を殺して生き残るために行動しています。
PCがシーンを決定したあと、GMがダイスを振り、積極的に人を殺しまわっているNPCの訪れる場所を決定します。
PCの選んだ場所とNPCの訪れる場所が一致した場合、
シーンに登場するPCは全員《野戦術》で判定をしてください。
判定に失敗した場合、射撃戦ダメージ1点を受けます。
鈴木心愛:殺してもいい……ってこと!?
鈴木心愛:違った
GM:一方的な攻撃だぜ…………
諸屋リン:ヤバ
NPCにシーン登場要請をした場合、NPCはこの判定をしません。
PCの選んだ場所とNPCの訪れる場所が一致しなかった場合、
GMがダイスを振り、ランダムに犠牲になるNPCを選択します。(誰も犠牲にならない場合もあります。)
この時NPCは死にます
鈴木心愛:積極的に人を殺してるキャラに登場要請をしたらってことかな
居斎会未:死!?
GM:いや今回とかもナナとトイが登場することになってるけど
GM:一致しても攻撃されないよってことです!
鈴木心愛:なるほど!PCだけ攻撃されるのね
鈴木心愛:積極的に殺し回ってるNPCはじゃあシーンに呼べないのかな
GM:秘密無NPCはみんな積極的に殺しまわってますが
GM:生きてたら呼んでいいですよ!
鈴木心愛:あ、そうなんだ!
諸屋リン:暴力山……
GM:というわけで今回どこで争いがおきたかをふるぜ
鈴木心愛:じゃあせっかくだからエワルくんも呼んでいいですか?
GM:wwwww
GM:この襲撃の犠牲者にならなければ大丈夫です!
鈴木心愛:やったー!
GM:じゃあGMもシーン表をふるぜ!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 10[1,9] → 10) → 消防署
GM:消防署!森ではなかったのでPC達は無事!
鈴木心愛:消防署だあああああああ
GM:犠牲者を決めます~!
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D10) → 10) → 犠牲者ナシ
GM:なにぃ~!
鈴木心愛:誰も殺し合いなんて望んでいませんよ!
GM:そうなのかも…………
諸屋リン:平和な世界
GM:では……平和に森を始めていきます!
GM:----
GM:■森
GM:島の中南部、斎磐山という名の小さな山と、その山中に広がる狭い森がある。
GM:森の奥深くには注連縄の結ばれた大きな奇岩と朽ち果てた小さな祠がある。奇岩はおそらく古代の信仰対象であり、斎磐という地名の元となったと考えられている。
GM:祠の由来は不明である。島の伝承にもほとんど残っておらず、天狗伝承と関係があるのではないかという説もあるが、詳しいことは分かっていない。
鈴木心愛:では、研究所からワープさせられたときににいつの間にか持たされていた斧で、リンくんエワルくんと一緒に熊2匹を狩っています
エイトヘッドシャーク"エワル":『アアアアアアアアアアアア!!!!クマ!!!!!!』
鈴木心愛:「どうやら研究所から出るときにランダムに武器がもらえるみたいですね」
鈴木心愛:「私のは斧でしたが皆は何を貰ったんですか?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『牙で殺す!!』『血だあああ!!!!』『しゃくしゃくシャーク』
エイトヘッドシャーク"エワル":『知性のない生き物は気兼ねなく狩れますね』EしたりQしたりしている
エイトヘッドシャーク"エワル":武器の使い方も分からなさそうな知能の低い頭たちは食い殺しています。
鈴木心愛:「あ、私はスキルを使うたびにHPを消費するのでエワルくんとリンくんはもっとがんばってくださいね」
鈴木心愛:つうじょ……接近戦攻撃だけで熊を狩っているよ
本田ナナ:「HPって何!?って思うけどまあ……そういう力の使い方をする人はいるよね」
本田ナナ:遠くから見ている。
鈴木心愛:「ナナちゃんとトイちゃんはいいの?そんな遠くで見てるだけじゃ経験がつめないよ?」
諸屋リン:「なんか俺……気づいたら一杯持ってたんだよね」ぴすぴす、と拳銃を撃っている。
本田ナナ:「15m以内なら大丈夫だから……って何言わせるのニャ!」びしぃ!ノリつっこみ。
鈴木心愛:「私達は人間殺さない同盟なんだから、せめて野生動物は全部狩るくらいのつもりでいないと……」
諸屋リン:「トンファーと……おっきい剣と……なんだこれ……中国の暗器かな? こんなに使いこなせないよ……」
鈴木心愛:「熊を狩り終わったら次は狼の群れに向かおう」
望田トイ:「クマも大きくて怖くない?」ちょっとおびえながらナナの隣で見てる。
鈴木心愛:「リンくんの職業がスパイだったなんて……そんな……」
諸屋リン:「っていうか……なんで動物を狩ってるんだ? 俺たち」
エイトヘッドシャーク"エワル":『殺したいからだろおおおおおお!!!!』『アアア!!!殺戮!!!』
エイトヘッドシャーク"エワル":『食料は大事ですからね』
鈴木心愛:「もう忘れちゃったの?レンくん。緊張感無いねえ。生命のKeyを得るためだよ」
鈴木心愛:「森の中の何処かにあるとは言われてたけど、どこにあるかはわからない。だからこうして生命に関係ありそうなところを探してるんだよ」
鈴木心愛:そう言いながら狼の群れに向かう途中で切り株の中に手を突っ込んでいる
諸屋リン:「ああ……こういう動物が飲み込んじゃってる可能性もあるもんね」
鈴木心愛:「う~ん。はちみつに亀の甲羅に鎖……生命のKeyとは関係なさそうだなあ」
本田ナナ:「はちみつはともかく亀も食べるんだ熊って……」
鈴木心愛:切り株の中から大量の物品を取り出しているよ
本田ナナ:「切り株の中に入りすぎじゃない!?」
鈴木心愛:「あ、でも鎖は装備の強化に使えそうだね」
鈴木心愛:「リンくんほら、こっちにきて。ちょっと動かないでね」
諸屋リン:ん?と訝しげにスズちゃんの方を見て、言う通りにじ、と佇む。
鈴木心愛:という感じでリンくんと感情を結ぶ判定をしたいです
GM:ほう!特技は何で判定するかな?
鈴木心愛:使用特技は《九ノ一の術》で、リンくんの首輪を手綱つきの首輪に強化してあげることで感情を結びます
GM:!?
諸屋リン:??????
GM:ど、どうぞ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:九ノ一の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
GM:成功!!
諸屋リン:ウワアアアッ!
GM:ETをふたりともふってね!
鈴木心愛:かなりいい感じの成功
鈴木心愛:ET
ShinobiGami : 感情表(2) → 友情(プラス)/怒り(マイナス)
諸屋リン:ET
ShinobiGami : 感情表(6) → 狂信(プラス)/殺意(マイナス)
諸屋リン:うわっ
鈴木心愛:もちろん友情だ!リンくん、俺たち友達だよな
望田トイ:ふーん……
諸屋リン:ここで狂信は完全に交通事故だろ
鈴木心愛:でもリンくんトイちゃんに手綱握られるの喜びそうじゃないですか?
GM:心愛ちゃんを狂信しながらトイに手綱握られてる人ヤバすぎでしょ
鈴木心愛:この島では友達同士血を飲ませるのは普通ですし、十字架は破壊してもいいんですよリンくん
諸屋リン:そうだったかな……そうかも……(狂信)
諸屋リン:まあ……敵に回したくないし……プラスで取りますよ
GM:では友情と狂信!
鈴木心愛:やった~!信じてもらえたぜ
鈴木心愛:じゃあリンくんの首輪に鎖を接合して手綱付きの首輪にしました
鈴木心愛:「うん、これでよし」
諸屋リン:じゃあじゃないんだよ
鈴木心愛:「手綱はトイちゃんがちゃんと握っててあげてね」
望田トイ:ちょっと悲しそうな顔をしている。
諸屋リン:「………え!?」
鈴木心愛:「え?どうしたのリンくん。なにか変なものでも見つけた?」
諸屋リン:訳も分からない内に己の首輪から垂れていた鎖に目を見開いている。
諸屋リン:「装備の強化だって話だったじゃん!」
鈴木心愛:「ああ、そうか。リンくんは島の外から来たばかりだから知らないんだね」
望田トイ:「ヤバ~♡リンお兄ちゃんって本当にドヘンタイだったんだ♡」
望田トイ:「鎖つけられて喜んでてキモ~♡」
鈴木心愛:「サイバン島では男の人は守りたい女性がいるときは手綱付きの首輪を付けて相手に渡すことで信頼を勝ち取るのが常識なんだよ」
鈴木心愛:「あと防御力も首輪に比べると6点上がるよ」
本田ナナ:「絶対嘘だよね!?今考えたよね!?」
諸屋リン:「6点も……!? いや……そんな風習は事前に調べた時には……」
鈴木心愛:「そんな嘘をついても私になんのメリットもないよ~?」
鈴木心愛:「それに嘘だとなにか悪いの?ほら、トイちゃん嬉しそうにしてる」
望田トイ:「気持ち悪いって言ってるんだけど~♡」
鈴木心愛:「殺し合いに巻き込まれて、ただでさえ不安なのに更にお互い忍びだって言われて……」
鈴木心愛:「そんな中で自分はトイちゃんの味方だって言いたいなら、これくらいしてあげてもいいんじゃないかって私は思うけどな」
諸屋リン:「(確かに……)」この悪趣味なゲームに巻き込まれてからというもの、ずっと不安そうに俯いていた少女の目は、初めて会ったときのようにキラキラと輝いている。
鈴木心愛:(それにリンくん幼女に首輪つけられるの好きそうだし……)
諸屋リン:「……まあ。これでトイちゃんが少しでも安心出来るなら、やぶさかではないかもしれない」
鈴木心愛:「それにリンくん幼女に首輪つけられるの好きそうだし……」
本田ナナ:「今飲み込んだ言葉を出したよね!?」
諸屋リン:「そう言うなよ~。確かにこの窮屈ながらも命を握られている感覚は少し……フフッ……w」
鈴木心愛:男心を読み取る九ノ一の術です
望田トイ:「ヤバ♡マジでキモい♡マジの変質者じゃん♡警察署に行った方がいいんじゃない♡」
エイトヘッドシャーク"エワル":『人間とは奇妙な生き物ですね』
鈴木心愛:「エワルくんは手綱付けられるの嫌いなんだ?動物のくせに?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『アアアアアアア!!!!!自由に殺したいよおおおおお!!!!』
諸屋リン:「エワルくん……ちゃん?は元気だなあ」
エイトヘッドシャーク"エワル":『全部殺したいよおおお!!!!』『ただ人を殺したいだけなのによおおお!!!!』『しゃくしゃくシャーク』
鈴木心愛:「よし、じゃあこの調子で生命のKeyも見つけよう。私達人間絶対殺さないチーム全員で生き残るためにも」
エイトヘッドシャーク"エワル":『ウオオオオ!!!!殺す!!!!!!』
GM:好きな特技で判定できます!
鈴木心愛:じゃあ手裏剣術で判定してみようかな。血液飛び道具を使って動物たちを狩ってKeyを見つけるぜ
諸屋リン:感情はどうします?
鈴木心愛:リンくん早速修正おくれ~
諸屋リン:あげます!+1
GM:手裏剣術で判定どうぞ!
鈴木心愛:ありがと~!絶対成功してやるぜ
鈴木心愛:2D6+1>=5 (判定:手裏剣術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[2,4]+1 → 7 → 成功
鈴木心愛:うおうおうお
諸屋リン:やるねえ
GM:成功!無事生命のkeyをゲットです!
GM:生命のkeyもしくはインセkeyを入手した際、『研究データ』をランダムに得ることができます。
鈴木心愛:あとNPCの皆は自分勝手に得るってことでしたけど
GM:基本は秘密無しNPCのちょっとしたお楽しみ情報ですが、シナリオに関わる情報が手に入ることもあるかも……?
諸屋リン:ほほーう
鈴木心愛:せっかく一緒に熊狩ってるからトイナナエワルくんもここで一緒にKeyドロップしたことにしていいですか?
GM:やった!ありがとうございます!もちろんおっけーです!
鈴木心愛:やったぜ!
諸屋リン:森爆アドやんけ
鈴木心愛:じゃあ熊12匹と狼36匹からKeyを3つ手に入れました
GM:よくそんなに害獣がいたな
GM:そういうわけで研究データをひとつあげます!公開情報になります
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D12) → 6) → 和留 富男
鈴木心愛:なんだろ~。わくわく
鈴木心愛:おじいちゃん!
諸屋リン:あ、いいとこ
GM:おじいちゃんですね!ではデータを貼ります!
研究データ:和留 富男
従軍経験者であり、約80年前、日本陸軍の秘密機関"隠密部忍術局"の一員として特殊作戦に従事していた。
そのときの経験から戦争や戦場というものに愛着を感じるようになった。忍びを引退した現在でも、望郷に近いその思いは変わっていない。
この【遺灰戦争】に参加した目的は『死ぬ前にもう一度世界大戦を見たい』という願いのためだ。
諸屋リン:やべ~なこいつ(素)
鈴木心愛:勝ち残ったらすごそう
鈴木心愛:Keyゲットの演出もあんまりやると長くなりそうなのでロールはこのくらいでいいかな~
GM:おっけー!ではシーン〆ちゃっていいかな?
鈴木心愛:ウィス!みんなでKeyゲットしてお腹いっぱいになったぜ
GM:おっけ~~!
GM:----
【サイクル1:鰄淵レン】
GM:登場希望キャラクターといえたらやる予定をお願いします!
GM:シーン表もSSTでふってください~!
鰄淵レン:そうだな……会未くんと感情結んでおこうかな
GM:なるほどね 居斎さんはでてくれるかな?
鰄淵レン:あとせっかくなのでNPCも何人か……ピカチュウとおじいちゃんとかかな
GM:ピカおじとおじい!
居斎会未:勿論OK!
鰄淵レン:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 3[1,2] → 3) → ガソリンスタンド
GM:ガソスタだ!
GM:ではNPCの襲撃を振ります!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 18[8,10] → 18) → 教会
GM:教会!PCは無事です!
GM:犠牲者ふります~
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D10) → 9) → 氷川 中史
GM:アッ
鰄淵レン:ピカチュウ!!
居斎会未:ピカチュウーー!
GM:さっそくピカおじがしにました
鰄淵レン:そんな……
鈴木心愛:これで当たり率が上がったぜ
鰄淵レン:シーン中に死ぬのかな
GM:死にます!今から軽く死にますね~!
犬切ワン:「俺はさァ~、きゃわい子ちゃんも好きだけど……」
犬切ワン:「人を殺すのは……もっと好きなんよねぇ~!」
犬切ワン:「うぃ~~~す↺」
犬切ワン:教会にて巨大な着ぐるみを襲撃!
氷川 中史:「お前は……!」
氷川 中史:「再序盤から仕掛けて来るとは……! ぐ……!」
氷川 中史:着ぐるみに仕込んだ電極で反撃するも、敵わず倒れる。
氷川 中史:「ぐ……こんなところで……」
氷川 中史:「俺には……探さなくてはならないものが……!」
氷川 中史:「(1トーン低い鳴き声)」
氷川 中史:その言葉とともに、着ぐるみは動かなくなる。
GM:----
GM:■ガソリンスタンド
GM:アドリアナ石油斎磐サービスステーション。
GM:島の北西部に位置するガソリンスタンドだ。
GM:島民の足を担う大事な施設ではあるのだが、これまでに数回火災を起こしており、保安面に若干の不安を抱えている。
鰄淵レン:電源はまだ生きているらしい。自動販売機に硬貨を投入し、
鰄淵レン:「何か飲む?」後輩を振り返る。
居斎会未:「ん、良いの?じゃあカフェオレで」
居斎会未:巻き込まれた際に着ていた従業員用の制服ではなく、いつの間にか私服に着替えている。
居斎会未:黒縁の眼鏡、よく分からないキャラクターのTシャツにパーカー、そしてショートパンツとラフな格好だ。
鰄淵レン:カフェオレを手渡すと、自身は期間限定と書いてあった生アボカド炭酸コーヒーを購入する。
居斎会未:「うわ。先輩、見えてる地雷を嬉々として踏みに行くよね」
鰄淵レン:「機会を逃したら二度と飲めなそうだろ、こういうのは」プルタブを開けて
居斎会未:「そりゃまあ……長く生き残れるような購買力は感じないよ」
鰄淵レン:「『一体あの生アボカド炭酸コーヒーはどんな味だったんだろう……』なんて思いながら死の床には就きたくないからね」
鰄淵レン:ぐびり
鰄淵レン:「おお……アボカドの生臭さとコーヒーの苦みを炭酸の刺激が際立たせているね」
居斎会未:「つまり最悪ってこと?」
鰄淵レン:「他では体験できない新感覚の味、と言っておくとしようか」肩を竦めて、
鰄淵レン:(……やられたな……一人)
鰄淵レン:それを感じ取り、僅かに眉を顰めたのをコーヒーの味に紛れ込ませる。
居斎会未:「いいように言うなぁ。うーん、でも他で体験できないなら体験しておくべき……?」
呉 簿吟:「おや💪」
呉 簿吟:道の向こうから、大柄な人影が姿を現す。
呉 簿吟:「おジャマだったかな?🏋」
鰄淵レン:「いいや。確か……簿吟さんだったかな」
鰄淵レン:自然体だが、同時に臨戦態勢である。このゲームが始まった時から常にそうしている。
呉 簿吟:「「フフ……🦵 やっぱりイイね、キミ🤼」にやりと笑みを深くする。
呉 簿吟:「安心しなよ、まだヤるつもりはない💪」
呉 簿吟:「美味しいものは後に取っておくタイプでね……🏋」
居斎会未:「見るからに美食そうなタイプにこう言われるのは光栄って取るべきなのかな」
居斎会未:こちらも見た目は自然体に見える。一応先輩の後ろの位置に控えている程度だ。
鰄淵レン:「随分と満喫してるようで。さて、俺の方はどうしたものかな」
鰄淵レン:「まさか自分が本物のデスゲームに参加することになるなんて、流石に想像してなかったかな」
鰄淵レン:「興味が全く無いといえば嘘になるが。こういうの、黒幕の思惑通りに動いてやるのも癪じゃないか?」
居斎会未:「同感。まして、主催者のアバターがアレじゃあね」
居斎会未:「デスゲームの主催なんて時点で信頼性薄いのに、その中でもワーストクラスだよ」
居斎会未:ひょいと肩をすくめつつ。 「というか、先輩的に今回の賞品ってどうなの?」
居斎会未:「他人頼みで叶えるくらいなら自力でどうにかする過程を楽しみそうだけど」
鰄淵レン:「まあ、自力では絶対不可能な願いに関しては、興味無くもないよ」
鰄淵レン:「世界を直接どうこうするだとか、或いは……」何か口にしかけて、「……いや、やめておこう。こうして話して、本気になるのも怖いしね」
居斎会未:「確かに。先輩に本気になられたら降参だ」 肩くらいの高さで両手を挙げて。
居斎会未:「ともあれ、ひとまずは死なないことを目標にしつつ脱出なり黒幕の打倒なりを目指す感じ?」
鰄淵レン:「ああ。消極的に動きすぎて半ばで殺されでもしたら……それこそ死んでも死にきれない。最悪だ」
鰄淵レン:「……しかし、会未くんが忍者だったとはね」
鰄淵レン:緩くウェーブの掛かった黒髪をかき上げて苦笑する
鰄淵レン:「薄々分かってはいたけど、目の当たりにするとショックだな、少し」
居斎会未:「ぼく自身分かられてるだろうなーって思うくらいにはバレバレだったけどね」
居斎会未:「でも先輩がショック受けちゃうなら前もってバラシて置いた方が良かったかな」
居斎会未:「何事にも動じなそうな顔してるからちょっと意外かも」
鰄淵レン:「おいおい、俺だって可愛い後輩が忍者だったらショックくらい受けるさ」かぶりを振って
鰄淵レン:「まあ、俺みたいないい男は、逆に忍者じゃない方が驚きだろうけど」
居斎会未:「ふふっ。自分で言ってる」
居斎会未:「ま、ぼくも薄々気づいてはいたよ。というか先輩自身が言った通り」
居斎会未:「先輩みたいな一般人がその辺に転がってるわけないでしょ。世界のイケメン平均値がバグる」
鰄淵レン:「ふ、君は堂々と褒めてくれるから気分がいいよ。先輩冥利に尽きるな」
鰄淵レン:「ああ、個人的には、あの人が忍者っていうのはかなり驚きだったけど」
鰄淵レン:言って、道路の向こうに目を向ける。
和留 富男:「おや」
和留 富男:好々爺然とした笑みの老人が、最初からそこにいたかのように立っている。
和留 富男:「いやはやお恥ずかしい。忍びと言っても大昔のお話でしてな」
和留 富男:「今は隠居したただの爺です」
鰄淵レン:「驚きましたよ。サイバンチャンネルのニュースに出てたことあったでしょう?地元のご長寿特集で」
鰄淵レン:「個人的にはかなりのブレイキングニュースなんだけどな。皆あまりサイバン島トピックに興味ない?」
居斎会未:「そこはまあ……地元のニュースより全国レベルのやつ見るし……」
居斎会未:そもそも家にテレビがない。現代っ子なので。
和留 富男:「ええ、ええ。おかげさまで表彰までいただいてしもうて」
和留 富男:「歳ばかりとった爺に、ありがたいものです」
呉 簿吟:「ボクはそもそも島外の人間だからね💪」
呉 簿吟:「「たまたまこの島にいたときに巻き込まれただけなんだ🏋 このステキな催しにね🦵」
鈴木心愛:もとは島外ということはこいつ……テナラーか?
鰄淵レン:「御謙遜を。……あんたも分かるだろ?」簿吟に振る
鰄淵レン:「『隠居したただの爺』なんてとんでもない。『老いて益々盛ん』って方が正しそうだ」
鰄淵レン:こうして至近距離まで来れば、鰄淵の術は相手の血液から身体情報の隅々まで読み取ることが出来る。
呉 簿吟:「モチロン💪」
呉 簿吟:「外面は枯れてるけど、内側で滾るモノは隠せない🏋」
居斎会未:(分かるだろ?ってぼくには振らないんだ……) 口には出さないが若干不満げ。
和留 富男:「これはこれは、お恥ずかしい。この歳になっても達観できるほどの落ち着きは得られませんでな」
和留 富男:「若い時分の稚気がまぁだ燻ぶっとるのです。いやはや、自分のことながら度し難いものですなあ」
和留 富男:「ですが、そういう稚気というものが」
和留 富男:「私をここに呼んだのではないかと思うとるのです」
和留 富男:「そして、それは私だけでなく──みなさんも、そうなんではないかとね」
鰄淵レン:相対する二者の体内のざわつきをつぶさに感じ取り、その気は無いというように肩を竦める。
鰄淵レン:「血の気の多いことで。長寿の秘訣かな」
鰄淵レン:「そろそろ行こうか、会未くん。例の……keyだったかも探さないといけないしね」
居斎会未:「はーい」
和留 富男:「ははは、これは失敬失敬。年寄りの繰り言とでも思うてくだされ」
鰄淵レン:「ああ、そうだ」
鰄淵レン:生アボカド炭酸コーヒーの缶を振って
鰄淵レン:「少し飲むかい?興味あるなら」
居斎会未:「そういえばそんな話してたっけ。うーん……」
居斎会未:「じゃあ一口だけ」
鰄淵レン:という感じで感情判定をしたいです
GM:なんてこった……特技は何を使いますか?
鰄淵レン:そうだな……遊芸かな
GM:確かに生アボカド炭酸コーヒーは遊芸だな……
GM:判定どうぞ!
鰄淵レン:2D6>=5 (判定:遊芸)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
鰄淵レン:あぶね~
GM:成功!!
GM:二人ともETをふってね!
居斎会未:ET
ShinobiGami : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)
鰄淵レン:ET
ShinobiGami : 感情表(2) → 友情(プラス)/怒り(マイナス)
鰄淵レン:いい感じですね 友情で
居斎会未:共感で~
GM:生アボカド炭酸コーヒーの絆……
鰄淵レン:最後に捜索もしておくか
GM:keyの捜索を!
鰄淵レン:憑依術で近くの獣とかから情報を得ちゃうぜ
居斎会未:補正要る?
鰄淵レン:ください!
GM:憑依!どうぞ!!
居斎会未:じゃああげる~
鰄淵レン:ありがと~
GM:憑依術ということはインセkeyですね、判定どうぞ!
鰄淵レン:2D6+1>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 10[4,6]+1 → 11 → 成功
鰄淵レン:やったぜ
GM:バッチリ成功!
GM:ではデータをお渡しします~!
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D12) → 12) → 樋渡 十人
GM:和食だ
研究データ:樋渡 十人
熱烈な和食原理主義者であると同時に教育熱心な教師でもあり、生徒の非行や問題と日々戦っている。
生徒個人個人の問題には直接ぶつかっていく主義だが、問題の根が生徒を取り巻く環境にあった場合は一筋縄ではいかないことも理解している。
この【遺灰戦争】に参加した目的は『生徒たちが伸び伸びと和食を学んでいける環境を作る』という願いのためだ。
鰄淵レン:料理人になれよ
居斎会未:こわ……
鰄淵レン:私はシーンはこんな感じでOKです
GM:おっけ~~!
GM:----
【サイクル1:諸屋リン】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
諸屋リン:え~とその前に質問なんですが
GM:シーン表もSSTでふってね!
GM:はいはい!
ビーバーマン:ボクの3サイズは秘密だよ!
諸屋リン:死んじゃったNPCの秘密って調べることはできるんでしょうか?
GM:できます!
諸屋リン:なるね~
鈴木心愛:へえ~
諸屋リン:じゃああせらなくてもよいかあ
GM:秘密があればね!
諸屋リン:登場希望は先程の続きで……心愛ちゃんとナナちゃんとトイちゃんかな~
GM:なるほどね 心愛ちゃんはでてくれるかな?
GM:NPCズはでます!
鈴木心愛:もちろん!
GM:おっけ~!
鈴木心愛:信じる心を裏切る訳にはいかないぜ
諸屋リン:あとはまだ出てないのは……双子ちゃんか こっちはまあ余裕があればというところで……
二眠ナロ:でちゃうよ~!
二眠 ユウ:出てあげる
諸屋リン:ドゥフw
諸屋リン:ではシーン表
諸屋リン:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 9[1,8] → 9) → 学校
諸屋リン:ぽいね
GM:学校だ!通っていますからね
GM:では襲撃票を振ります!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 10[1,9] → 10) → 消防署
GM:ずっと消防署で戦ってるな……
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D10) → 3) → 柴藤 イン
諸屋リン:あっ!陰キャちゃん!
GM:あっそうとは……女が死にました
諸屋リン:クソ~迷ってたんだよな アーメン
鈴木心愛:そんな……
GM:では軽く女を殺します!
二眠ナロ:「アハハ!別にアンタに恨みはないんだけどさ~」
二眠ナロ:「私と15人の彼ピの幸せと、あとついでにユウのためにも死んでもらうよ!ね、ユウ!」
二眠 ユウ:「彼ピとかはどうでもいいけど。願いは大事」
師藤 イン:「……兵、兵、将」
師藤 イン:女が手を振ると、人間大の赤い駒が現れ、双子の攻撃を防ぐ。
師藤 イン:「象、戦車……う~ん」
師藤 イン:しかしそれも長くは続かない。
師藤 イン:「これはぁ……詰みですかねぇ」
師藤 イン:「負けたのはぁ残念ですけど……きっと天国って気持ちいいですよね、快適ですよね」
師藤 イン:王の駒が砕けるとともに、女も倒れる。
GM:----
GM:■学校
GM:|斎磐(いつきいわ)高等学校。普段通っている学び舎は、無人だからなのか、はたまたこんな状況だからなのか。
GM:不気味な静けさを漂わせ、まるで別の建物のように見える。
GM:そんな学校に、あなたたち、人を殺さずに生き残ろう同盟のメンバーは訪れていた……。
鈴木心愛:いつの間にかエワルくんが居なくなっている
諸屋リン:「………!」そう遠くもない場所での騒音が収まったのを感じ取り、ふと顔を上げる。
鈴木心愛:「ふう……なんとか無事に学校まで来れたね」
諸屋リン:「近いな……」四つん這いになりながら、その背に跨って己の鎖を掴む少女に声をかける。
諸屋リン:「トイちゃん。一旦降りようか」
望田トイ:「はあ?馬が何人間の言葉喋ってんの?」
鈴木心愛:「雨のせいで川が氾濫してたときはどうなるかと思ったけど……エワルくんが橋になってくれて助かったよ」
諸屋リン:「俺が橋になるところだったからね……あっ違うヒヒーン。ヒンヒヒーン」
鈴木心愛:私も乗ってていいですか?
諸屋リン:いいよ。
望田トイ:「まあずっとトイのお尻を感じてるのも相当キモいから降りてあげる♡」
鈴木心愛:「それって私も降りなきゃだめですか?リンくん」
本田ナナ:「ちっちゃい子はともかく心愛ちゃんが乗ってるのはもっとマズくないかニャア!?」
鈴木心愛:トイちゃんの後ろに乗ってムチを持ってるよ
エイトヘッドシャーク"エワル":『淡水にも適応しています。忍鮫なので』
諸屋リン:「君ならわかるだろスズちゃん。このままかち合って話しの通じる相手じゃなさそうだぜ」
二眠ナロ:「えー何?やる気?」
二眠ナロ:「今戦ってきたばっかだからさー、休みたいんだけど?」
鈴木心愛:「だから馬の真似をして威嚇する作戦だったんですけど……」
二眠ナロ:「多勢に無勢ってズルじゃーん!」
本田ナナ:「威嚇になるのかニャアそれ!?」
二眠 ユウ:「数的には不利。でも戦えなさそうなのが多いし、半々?」
鈴木心愛:「どうやら全く通じてないみたいだね。もう人間になったほうがいいかも」こっちもリンくんから降りよう
二眠ナロ:「いやいや!だから別に誰彼構わず襲ってるわけじゃないって!」
二眠ナロ:「てか……別に私たちだけじゃないでしょ?誰だってそうだよ?」
二眠ナロ:「やれたらやる、生き残るために。そうじゃーん?」
諸屋リン:すくりと立つ。
諸屋リン:「良かった。見境なく殺して回るような人たちじゃなくて」
諸屋リン:「俺たちは例の……ミニゲームに参加するためのやつを、まだ探している途中でね」
諸屋リン:「君たちはもう見つけたのかい? まだってんなら、そっちを優先させた方がいいと思うけど」
諸屋リン:「お互いやむを得ず戦って、疲れたところを他の連中に利を取られる……なんてのはお互い御免だろう」
二眠ナロ:「アハハ!危険人物を遠ざけたい感バレバレ~」
二眠 ユウ:「でも正論。変態のクセにムカつくけど」
二眠ナロ:「でもさあ、別に私たちが危険人物なんじゃないよ?全員おんなじだよ」
鈴木心愛:「全員おんなじ……?」
二眠ナロ:「そこのツノ女も、猫耳女も、子供もサメも全部、勿論アンタもね」
二眠ナロ:「生き残るためには人を殺さないといけない。願いの為に。おんなじだよ」
鈴木心愛:「全然違うよ。相手に襲いかかられてやむを得ず殺すのと自分から襲いかかって殺すのは」
二眠ナロ:「そうなんだ!でも負ける気がないなら結局は同じじゃなーい?」
鈴木心愛:「人間なのに人間のルールを知らないんだ……」
二眠ナロ:「まっ、最終的に大人しく殺されてくれるんならなんでもいいからどうでもいいけどね~」
二眠 ユウ:「ナロ。目的忘れてるでしょ」
二眠 ユウ:「いいからkeyとかいうのを探す」
二眠 ユウ:「アイツらは『やるつもり』はなさそうだし。今のところは」
二眠 ユウ:「できなくはないけど、多いと面倒」
二眠ナロ:「そうだった!好都合だもんね、エサになってくれるなら!」
二眠 ユウ:「探してる最中に一人はぐれたりしてたら狙おう。そうじゃなきゃスルー」
二眠ナロ:「いいね~!」
諸屋リン:背筋に冷たいものを感じぶるりと身震いする。
諸屋リン:「怖い怖い。じゃあまたお二人とも。貴重な意見、どうもありがとう」
鈴木心愛:「リンくん今興奮しました?」
諸屋リン:「そんなことは……ないよ」
望田トイ:「なんでちょっと躊躇があるの♡キモすぎ♡」
二眠 ユウ:「ちょっと言い淀んでるじゃん」
二眠ナロ:「変態がうつるまえにいこいこ~」
諸屋リン:去っていく双子の背を見えなくなるまで見送ってから。ぽつりと呟く。
諸屋リン:「全員おんなじ、かあ」
望田トイ:「……アンタも殺すの?そうしないと出られないらしいけど?」
諸屋リン:声をかけられた方へと視線を落とし、んん、と戸惑うように。
諸屋リン:「俺だって、スズちゃんと同じさ。無闇やたらに人を殺し回ろうなんて思っていない」
諸屋リン:「ただ……黙って殺されるような覚悟も持っていない。……忍びだからね」
諸屋リン:「トイちゃん」
望田トイ:「何?キモい顔して♡」
諸屋リン:「あのビーバーマンもどきはこう言っていた。ここに居るのは“みんな手練れの忍び”だって」
諸屋リン:「知らないなら知らないで構わないし、例えそうだとしても無理に聞き出すつもりもない」
諸屋リン:「たとえトイちゃんが何者であろうとも、俺の友達には変わりないからね」
諸屋リン:「その上で……君に聞いてみたいんだ。トイちゃん」
諸屋リン:「君は……」
諸屋リン:彼女には見えない角度でぎゅうと拳を握り、その続きを言葉に出さないままに。
諸屋リン:少女の様子を備に観察する。
諸屋リン:というわけでトイちゃんの秘密を抜いてみるチャレンジをしようとおもいます
GM:なんてこった!
GM:特技は何を使いますか?
諸屋リン:《見敵術》にしましょう。
GM:敵を見るとは……どうぞ!
諸屋リン:スズちゃんのプラスはこのあとのkey判定にとっておきたいぜ
諸屋リン:ではふります。
諸屋リン:2D6>=5 (判定:見敵術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
諸屋リン:ウン
GM:友情があればなあ…………
鈴木心愛:あああ~
諸屋リン:迷うが……特に対応ないかな~。
サブGM:そんな……
鈴木心愛:女心アドバイスを受けていればね
諸屋リン:ついでだしこのままkey判定もしてしまおう。
GM:どうぞ!何で判定するかな?
諸屋リン:《騎乗術》で馬になった時におや……?となったポイントがあったという体にしよう
GM:そうだったとは………………!
GM:判定どうぞ!
諸屋リン:スズちゃん感情修正おくれ~!
鈴木心愛:+1!
諸屋リン:サンキュ~!
諸屋リン:2D6+1>=5 (判定:騎乗術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功
諸屋リン:やった~!
GM:今度は成功!では左半分で判定したので生命のkeyをゲットです!
GM:情報も渡しますわ~
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D12) → 5) → エイトヘッドシャーク"エワル"
GM:サメだ!
諸屋リン:おっ!
諸屋リン:なんと……
鈴木心愛:絶対理性勝ち取ろうな
エイトヘッドシャーク"エワル":お揃いになるぞ!!!!!!!!!!
エイトヘッドシャーク"エワル":多数決だと暴力が勝つ!!!!!!!!!!!!
鈴木心愛:トイちゃんが話してくれなかったのを見て
エイトヘッドシャーク"エワル":恐ろしい……
鈴木心愛:エワルくんが代わりに身の上を話しだしたのかもな
諸屋リン:なるほどね
諸屋リン:そんな感じで(?)ちょっと〆ますか
GM:お願いします!
諸屋リン:「七頭に理性を……確かにそれは、“十字架”でもない限り難しいかもなあ」
諸屋リン:黙したまま語らない少女を横目に、気を利かせたのか自らの望みを語ってくれた理性ある鮫頭に向かって同情を帯びた瞳を向ける。
エイトヘッドシャーク"エワル":『みんなで殺した方がいい!』『楽しい!』『アアアアアアアアアアア』『しゃくしゃくシャーク』
エイトヘッドシャーク"エワル":『一応私が主導権を持っているからマシなのですが』
エイトヘッドシャーク"エワル":『全員理性的な判断力を持っていた方がより的確な行動ができるはずなので』
望田トイ:「…………トイは」サメたちと会話をしている姿を見て小さく呟く。
鈴木心愛:「応援してるよエワルさん」
望田トイ:「みんなとは違う……のかも。みんなを知らないからわかんないけど」
鈴木心愛:「一緒に人を殺さない理性を与えてあげようね」
望田トイ:「…………でも、別に……」
望田トイ:「生きるためにリンお兄ちゃんが人を殺しても、軽蔑しないよ」
望田トイ:「もう軽蔑しきってこれ以上減る分ないからね♡」
諸屋リン:「……よかった~❤」真摯な表情をぐにゃりと歪ませる。
鈴木心愛:「リンくん……」軽蔑した目でリンくんを視るよ
諸屋リン:「数少ない友達にこれ以上に軽蔑されるのは辛いからね」
望田トイ:「喜ぶくせに♡」
諸屋リン:気持ちの悪い笑みを浮かべながら。「けど、君と志は同じだからね、スズちゃん」
諸屋リン:「甘いとか、現実見てないとか言われようが」
諸屋リン:「殺しなんてせずに、願いが叶うなら。それに越したことなんてないんだから」
鈴木心愛:「幼女に罵られる願いは叶ってるようなものだもんね」
諸屋リン:「参ったな~。そんなこと願ったことないんだけど。また俺なにかやっちゃったかな?」
望田トイ:「キモすぎ♡すっとぼけ方がまずキショい♡」
鈴木心愛:「少し……ううん、結構気持ち悪いけどありがとう。殺し合いをやめさせたいのが私一人と一匹だけじゃないの、心強いよ」
鈴木心愛:「この4人と一匹で絶対このデスゲームから抜け出してやろう。ね」
諸屋リン:「………」やや戸惑うように笑って。
エイトヘッドシャーク"エワル":『早く殺そおおおおおおおおおおお』『アアアアア!!血!!!』『殺せ!殺せ!殺せ!』
諸屋リン:「うん、約束だ……差し当たっては」
諸屋リン:「エワルくんの昂りを抑える方法を……見つけないとかな」
エイトヘッドシャーク"エワル":『しゃくしゃくシャーク』『しゃくしゃくシャーク』『しゃくしゃくシャーク』『しゃくしゃくシャーク』『しゃくしゃくシャーク』
エイトヘッドシャーク"エワル":『まあ……少なくとも他の頭ほどには血を求めてはいません』
諸屋リン:何時まで保つかな……とは、口には出さないでおいた。
GM:----
【サイクル1:居斎会未】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
GM:あとSSTでシーン表もふってください!
居斎会未:先輩を呼びつつぱるてちゃんとお話ししたいな~と思ってます
居斎会未:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 10[1,9] → 10) → 消防署
GM:消防署だ!よく戦いが起きている
GM:襲撃者のほうもふりますね~!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 3[1,2] → 3) → ガソリンスタンド
GM:入れ違いになったか……
居斎会未:よかった
GM:死ぬ人決めます!
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D10) → 6) → 樋渡 十人
GM:あっ和食か
鈴木心愛:先制ー!
樋渡 十人:「くっ……なんなんだキミは!! いきなり失礼じゃあないか!!」
呉 簿吟:「フフ……💪 ちょっと小粒だけど……」
呉 簿吟:「前菜にはちょうどいい……🤼」
呉 簿吟:巨体に似合わぬ速度で跳躍し、樋渡に襲い掛かる!
樋渡 十人:「なぁにが前菜だこのバカチンが!! 和食ってのはね、前菜も主菜も主食も汁物も香の物も全部和食なんです!!」
樋渡 十人:その拳を果敢に捌き、その顔に一撃を入れようとするが──
呉 簿吟:「「ふぅん🏋 でも、キミじゃまだ満腹にはならないかな」🦵」
呉 簿吟:その拳を避け、カウンターでその腹を貫く。
樋渡 十人:「がッ……、……ぼ」
樋渡 十人:「僕は……死にません……!」
樋渡 十人:その言葉を最後に事切れる。
GM:----
GM:■消防署
GM:斎磐町消防分遣所。
GM:島の中ほど、住宅街にほど近い位置に設置された小さな分遣所である。
GM:配備された消防車には島民からの公募によって"エステル号”という愛称が付けられている。
GM:数度戦闘が起きているこの場所は、反動なのか今は他の人の気配はないようだ。
居斎会未:「君は自分をどういう存在だと認識してるの?」
居斎会未:先輩と共に移動をしてきて、比較的喧噪の無いこの場所で一休みの最中。
居斎会未:どうせなら時間を有効活用しようということで、情報収集がてらぱるてに話しかけてみている。
獅子生 ぱるて:「私は自分のことを『獅子生ぱるて』だと思ってるよ」
獅子生 ぱるて:「って、多分あなたが聞きたいのはこういうことじゃないよね」
獅子生 ぱるて:「元のVtuberとしての『獅子生ぱるて』は、もちろん中に演者──いわゆる”魂”の人がいる訳だよね」
獅子生 ぱるて:「だから、元の獅子生ぱるての自意識は、『獅子生ぱるてというアバターを持っている誰々』だったはずだよ」
獅子生 ぱるて:「或いはその比重が同じくらいだったり、場合によっては逆転してる人だっているかも知れない。でも、二つのオリジンがある以上、自認も二つになることは避けられないよね」
獅子生 ぱるて:「でも私──ここにいる『私』の自意識は飽くまで『獅子生ぱるて』でしかない」
獅子生 ぱるて:「元の『獅子生ぱるて』──つまり”魂”とは別個のものとして、この【遺灰戦争】の力で生み出された存在だから、“魂”の情報を知ってはいても、そこに連続性はないの」
獅子生 ぱるて:「心の中の問題だから証明する手段はないけど……だからやっぱり私は『獅子生ぱるて』なんだ」
居斎会未:「ふむ。想定の3倍は話が早いな」
居斎会未:「そういえばメガネの彼……諸屋君だっけ?も、博識どうこうって言ってたっけ」
居斎会未:「つまり、君は『Vtuberの獅子生ぱるて』ではあるけど『その魂の人』ではない」
居斎会未:「本来あるはずのバックボーンを切り離された『獅子生ぱるて』であると自認しているわけだ」
鰄淵レン:「獅子生ぱるてか。当時流行だった冷蔵庫に入った男がひたすら崖を登っていくゲーム実況でバズっていたのが記憶にあるな」
鰄淵レン:伊達男からVtuberの話が出てきて微妙な面白さが出てしまっている
獅子生 ぱるて:「あ、見てくれたんだ! ありがと~!」
鰄淵レン:「ただ、彼女は……あまり行儀のいい話ではないけど、演者は元々別のサイトの顔出し配信者じゃないかと言われていたはずだ」
獅子生 ぱるて:「そんな風評もあったね。コメントがちょっと荒れちゃったりもしたなぁ」
鰄淵レン:「その配信者とも別の、あくまでキャラクターとしての自我を持っているというわけか。どこまでが配信者で、どこからがキャラクターなのか……。興味深い問題だな、これは」
居斎会未:「その境を定義したのが誰かってのも気になるな。普通に考えたらこの子を作り出した、あるいは生み出した人だろうけど」
獅子生 ぱるて:「……ていうか、鰄淵さん、あなたの顔も急上昇で見た覚えあるんだけど……」
居斎会未:「やっぱ例の絵画男なのかな。それとも別の人?君はその辺分かる?」
鰄淵レン:「一時期金盾を目標に活動していた時期があるからね。……そうそう。君とあの偽ビーバーマンとの関りは?」
獅子生 ぱるて:「う~ん……」
獅子生 ぱるて:「それなんだけど、私にもよく分からないんだよね」
獅子生 ぱるて:「私の意識としては、本当にいきなり呼ばれたって感じで──」
獅子生 ぱるて:「ただ、この場がどういう場で、どういう役割を負っているのかって言うことだけ知ってたって感じかな」
獅子生 ぱるて:「『初期設定としてインプットされてた』っていう気分かも?」
獅子生 ぱるて:「ビーバーマンについても詳しくは分からないけど、このゲーム上の権限が私より上にあるのは確かだと思うよ」
居斎会未:「……つまり、情報量はぼくらと大差ないのかな」
居斎会未:「うーん。そこらの低予算AIなら自己矛盾を起こしそうな話をそこそこ振ってみたけど」
居斎会未:「流暢に答えてるし論理破綻もない。AIだとしたらかなりハイエンドな部類だね」
居斎会未:「偽ビーバーマンが言った通り、キャラクターを生み出したっていうのもウソと一蹴できなくなってきた」
鰄淵レン:「あくまでサポートや司会進行の役割みたいだな。ただ、気になるのは……」
鰄淵レン:「どうして獅子生ぱるてなのか?って部分だな」
獅子生 ぱるて:「そうだね。私に自我があることはあなたたちに証明できないし、私がAIでないとは私自身にも証明できないけど」
獅子生 ぱるて:「どうして、って?」首を傾げる。
鰄淵レン:「キャラクターとして自我を持ったVtuber、なんて入り組んだ状態、サポートとして起用するにもしっくり来ない」
鰄淵レン:「報酬の効力として証拠にするなら、それこそ普通のキャラクター……ドラえもんでも出した方が分かりやすいだろ」
鰄淵レン:「まあ、黒幕が普通にファンなのかもしれないけどさ」肩を竦める
居斎会未:「確かに。なぜわざわざ獅子生ぱるてを選んだのかな」
居斎会未:「心当たりとかある?」
獅子生 ぱるて:「う~ん。ない訳ではないけど……」
獅子生 ぱるて:「私を選んだっていうより、『たまたまそうなった』って言った方が近いんじゃないかな?」
居斎会未:「たまたま?」
獅子生 ぱるて:「うん。黒幕の意志で私が選ばれたんじゃなくて」
獅子生 ぱるて:「私がたまたまぴったりだった、って感じじゃないかな?」
鰄淵レン:「どうにも要領を得ないな」ベンチに腰を下ろし、長い脚を組む
獅子生 ぱるて:「その自覚はあるよ。ごめんね」
獅子生 ぱるて:「でも、みんなも似た感覚はあるんじゃないかな?」
獅子生 ぱるて:「私とは違う意味でだけど……『たまたま、ぴったりだったから』巻き込まれた」
居斎会未:「……叶えたい願いがあるから?」
居斎会未:「もしくは、都合よくこの島に居たから。この環境に置かれても適応できるから」
居斎会未:「……断定するには候補が多すぎるし判断材料が少なすぎるね」 そう言って思考を打ち切り肩をすくめる。
居斎会未:「はあーぁ!ひとまず、彼女がただの量産系AIではなさそうってところは収穫かな」 そう言いつつ先輩を見上げる。
鰄淵レン:「モニタ越しの相手はどうも苦手だな。感情が読みづらい」
鰄淵レン:「口振りからして、君の方は得意そうだね」
居斎会未:「まあね。というか、この辺がちょうど専門というか専攻というか」
居斎会未:「機械工学とかAIとから辺の研究畑の出身なんだよね」
鰄淵レン:「へえ?それは知らなかったな」
鰄淵レン:「ということは、大槌群あたり?」
居斎会未:「大正解。そこで研究ばかりの青春を過ごしてたんだけど」
居斎会未:「組織優先な環境が窮屈でさ。家出してきたってわけ」
居斎会未:「そういう先輩は?先輩の話も聞いたことないな」
鰄淵レン:「ははは、家出か。面白いな」
鰄淵レン:「君らしいというか、何というか……俺かい?」
居斎会未:「うん。ぼくが話したからってわけじゃないけどさ」
居斎会未:「前から薄々気になってはいたんだ。多分だけど、先輩って普通の人間じゃないでしょ?」
居斎会未:「忍びの時点で普通の人間じゃないってのは置いといてね」
鰄淵レン:「残念ながら、俺の方は大して面白い話じゃないよ。一族のしきたりで忍者にはさせられたけど……」
鰄淵レン:「俺はそれが嫌でね。若かったし、親への反発もあってね。他にやりたいことが幾らでもあったからな」
鰄淵レン:「今でもそんなに真面目に忍者やってるわけじゃあないけど、まあ、上からの指示があれば……って感じかな」
鰄淵レン:肝心の部分には今一つ触れずに話す。
居斎会未:「ふーん。じゃあ家出仲間ってわけだ」
居斎会未:先輩はいつもそうだ。優しい言葉や嬉しい言葉はあふれるようにくれるけど、核心めいたことは何も漏らさない。
居斎会未:とはいえ、核心に近寄れずともその輪郭を辿ることはできる。そしてその輪郭から核心を推測することも。
居斎会未:これまでの会話で集めてきた輪郭を一つ一つ思い返す――。
居斎会未:という感じで、【記憶術】で先輩の秘密を探りたいです!
鰄淵レン:ギャ~~~
GM:記憶術だ!判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=5 (判定:記憶術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功
居斎会未:あぶな
鰄淵レン:グアアアアア
GM:おっギリギリ成功!
GM:では居斎さんに鰄淵さんの秘密を送ります~!
居斎会未:なるほどね……
居斎会未:「……先輩との共通点が増えるんだしもっと早く聞いておけばよかったな」
居斎会未:辿り終えた輪郭、そして導き出した推測には触れないまま、よっと掛け声をかけつつ立ち上がる。
居斎会未:「それはそうと、流石に話し込みすぎたしそろそろ行こう。長居しすぎると誰に目を付けられるかわかんないし」
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:組んだ足を解き、その顔を見る。腰を下ろしていても目線は然程変わらない。
鰄淵レン:(……脈拍が微増。全体としては体温が上がりつつ、末端部は下がっている……)
鰄淵レン:「……つい、口が回りすぎてしまったな」
鰄淵レン:「君も歴とした忍者ということか」
居斎会未:「先輩もね」 これはバレたなぁと苦笑を零して。
居斎会未:「信じてくれるかは先輩に任せるけど、一応言っておくね」
居斎会未:「ぼくは先輩の味方だよ。先輩がぼくをどう思っていても変わらず」
鰄淵レン:「……ああ」
鰄淵レン:「勿論、信じているとも」
鰄淵レン:だが、居斎会未が立ち去るまで──鰄淵がその場を動くことはなかった。
居斎会未:シーンを終える前にKeyを捜索したいです!
GM:Key捜索だ!!
居斎会未:隠れる側の知識で隠されてそうな場所を見つけるということで、【潜伏術】で!
GM:なるほどね どうぞ!
GM:左半分だから生命のkeyですね
居斎会未:2D6>=5 (判定:潜伏術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
GM:おお!!成功してる!
居斎会未:よし!
GM:無事生命のkeyゲットです!
GM:情報もだしますね~
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D7) → 4) → 呉 簿吟
GM:ヒソカか
居斎会未:お前か
研究データ:呉 簿吟
彼の目的は単純明快である。強い相手と戦い、殺害することだ。
故に『願い』にはさして興味はないが、仮にもう一度同じ催しを行うことができるのならばまだ見ぬ強敵と戦うことも望めると感じている。
この【遺灰戦争】に参加した目的は『強者たちを殺し、また同じデスゲームを繰り返す』という願いのためだ。
鈴木心愛:かっこいいじゃん
GM:----
【マスターシーン サイクル1:吉良田九捻灼】
GM:登場希望キャラクターとシーン表をお願いします。
吉良田 九捻灼:とりあえずお呼びしたいのはPCのみなさん全員で……
鈴木心愛:やったー!出ます!
鰄淵レン:なんだァ~~?
吉良田 九捻灼:一応ナナトイサメの三人……三人? も一緒にいると思うので……
GM:なんでサメずっといるんだ
吉良田 九捻灼:その三人も……お願いします
エイトヘッドシャーク"エワル":アアアアアアアアア!!!!!!出て殺す!!!!!!!!!!!!!
諸屋リン:ム!
鈴木心愛:レンくんたちは仲良しNPCいないんですか?
GM:煽りだ
呉 簿吟:つれないね💪
吉良田 九捻灼:とりあえずその七人でお願いします……
鰄淵レン:帰れ!
GM:NPCの襲撃はないので好きなシーン選んでもいいですよ!マスターシーンだから
GM:居斎さんも多分出てくれるでしょう
居斎会未:出ます!
GM:ていうかマスターシーンだから実は拒否権とかないという噂もある
鈴木心愛:じゃあプールにして水着回やりましょうよ
GM:???
居斎会未:何がじゃあ?
サブGM:とりあえずシーン表振って被ったら選びますね
鈴木心愛:好きなシーン選んでいいって……
諸屋リン:温泉がいいな~
サブGM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 13[5,8] → 13) → 川
サブGM:似たようなものかも
諸屋リン:水着回を!?
GM:川!初出だしこのままいきましょうか
GM:----
GM:■川
GM:有波川。
GM:島の北東部、江足山に源流を発し、その麓の御女鹿池へと注ぐ小さな川である。
GM:中ほどにかかる御擦流橋は、川に生息する生き物たちを観察するのに絶好のポイントだ。
サブGM:人殺さないさんチームこと、心愛さんたち四人と八頭が川に差し掛かったとき──
吉良田 九捻灼:「……! あ、み、皆さん……!」
吉良田 九捻灼:川にかかる橋の向こうから、三つ編みの少女が姿を現す。
エイトヘッドシャーク"エワル":『アアアアアアアア!!!女!!!』『女!!殺す!!!!』『殺したいよお……殺したいよお……』
鈴木心愛:「あ。貴方は確か……アナグラムさん」
吉良田 九捻灼:「よかった……無事だったんですね……!」
諸屋リン:「ええと、吉良田さんだよね。ひとりかい?」
鈴木心愛:「これから川で水浴びでもしようかと思ってたんだけど……もしかしてアナグラムさんも?」
吉良田 九捻灼:「アナグラム……?」
吉良田 九捻灼:「そ、そうです。いや水浴びじゃなくて、一人って方が……」
鈴木心愛:「一人で良く無事だったね」
鈴木心愛:「私達以外の参加者はかなり積極的に殺し合ってるみたいだよ。もう暴力太郎以外に3人くらい死んでるみたい」
吉良田 九捻灼:「え、へへ、な、なんとか……。こそこそ動くのは得意なので……」
諸屋リン:「スズちゃんは鼻がきくからなあ。助かっているよ」
本田ナナ:「どんどん人が死んでくね……。これがデスゲームなんだね……」
吉良田 九捻灼:「もうそんなに……! 酷いですね……」
吉良田 九捻灼:その言葉を聞いて悔しそうな表情を浮かべる。
吉良田 九捻灼:「ええと、鈴木さん、諸屋さん、本田さん、望田さん、エワルさん……ですよね。みなさんは集まって動いてたんですか?」
鈴木心愛:「でもこれじゃデスゲームと言うよりキルゲームだよ」
鈴木心愛:「もしかしたらこれから殺し合い以外にも人死が出るような仕掛けが出てくるのかも」
エイトヘッドシャーク"エワル":『はやく殺したいよおおお!!!!』『殺す!殺す!!!!』『殺せええええ!!!!』
本田ナナ:「そうだね、ナナたちは一緒に動いてたよ。コソコソとは逆だけど……」
諸屋リン:「どうどう」
吉良田 九捻灼:「ヒエッ……」
鈴木心愛:「うん。私達は協力して、誰も殺さず島から出る方法を探してるんだ」
望田トイ:「……そんな方法本当にあるのかなー♡」
エイトヘッドシャーク"エワル":『こっちの頭の言うことは聞かなくて結構です』
吉良田 九捻灼:「誰も殺さず……!」
鈴木心愛:「探してみないと、あった時に後悔するからね」
吉良田 九捻灼:「そう、そうですよね……! やっぱり、人を殺して願いを叶えるなんてよくないですし……」
鈴木心愛:「吉良田さんには叶えたい願いがあるの?」
吉良田 九捻灼:「か、叶えたい願い……ですか?」
吉良田 九捻灼:「う~ん……強いて言えば、このデスゲームをなんとかしてやめさせたい……ってことくらいで」
吉良田 九捻灼:「でもそれじゃ本末転倒ですし、それに……」
吉良田 九捻灼:そう言いかけて、ふと後ろを振り返る。
吉良田 九捻灼:「……あ、あの」
鈴木心愛:「?」
吉良田 九捻灼:「あ、あっちのお二人は……皆さんの仲間……ではない……人たちですか……?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『男!女!!殺す!!!!』『あああああああ!!!殺したいよおおお!!!!』『しゃくしゃくシャーク』『しゃくしゃくシャーク』
鈴木心愛:「あ。いつもホテルに入っていく二人だね」
本田ナナ:「言い方!!」
諸屋リン:「言い方……」
本田ナナ:「働いてるんだからそりゃ入ってくだろうけど……!」
居斎会未:「単なる出勤をここまで語弊がある言い方出来るものなんだね」
鈴木心愛:「仲間でいいんじゃないかな。血の匂いはしないし」
居斎会未:そう笑いつつ出てくるが若干頬が赤い。
諸屋リン:「どうも、居斎さん。鰄淵さん。ええと、その。……順調ですか?」
鰄淵レン:会未くんとも別の方向から、散歩でもしているような平常体で現れる。
鰄淵レン:「やあ、随分と集まってるね」
望田トイ:「順調ってこの状況だといっぱい殺してるかって意味なんじゃな~い?♡」
鈴木心愛:「二人の仲について聞いたんじゃないかな?」
諸屋リン:「語弊のある聞き方だったなあ……」
吉良田 九捻灼:「ご、語弊を再生産してないですか?」
鈴木心愛:「でも意外ですね。二人ともまだ人を殺してないなんて」
居斎会未:「ええー?ぼくらってそんなに手が早そうに見える?」
鈴木心愛:「まあ少なくとも隣の方は……」
居斎会未:「いやまあ、先輩の顔の良さはそう見えてもおかしくないけど」
居斎会未:「こう見えて紳士的だよ、この人」
本田ナナ:「おお、信頼……!」
本田ナナ:「危機的状況でも信頼を失わないカップル……!憧れちゃうニャ~」
鰄淵レン:「焦ってもいいことは何も無いよ、仕事も恋愛もね」
鰄淵レン:「それに、『皆で協力するのが実は最善の道だった』……なんてオチもありがちだろ?」
居斎会未:(カップルではないんだけどな……) どのタイミングで訂正しようの顔。
鈴木心愛:「びっくりした。こんなに理性的な血鬼もいるんだね」
本田ナナ:「けつき?」
鈴木心愛:「うん。多分私と違って純粋な血鬼……それも皇帝の直系にかなり近い」
諸屋リン:やや驚いたように。「ああ、そっちの出自だったんですか」
本田ナナ:「えっ!そ、そうなんだ……!」心愛ちゃんと鰄淵さんを交互に見ている。
居斎会未:(うーん、こういう形で核心に触れちゃうかぁ……)
居斎会未:(出来れば先輩の口から聞きたかったけど) どう返すのかな、と先輩の様子を伺う。
鰄淵レン:「君も親戚みたいだね。うちの方は十字架は効かないけど」
鰄淵レン:自然体でにこやかにしている。
鈴木心愛:「じ、十字架?はて、なんのことだか……」
本田ナナ:「バレてるじゃん!心愛ちゃんが島中の十字架壊してること!」
吉良田 九捻灼:「えっそんなことやってるんですか!?」
鈴木心愛:「冤罪だよ。たとえ本当だとしても先に目を潰してきたのは向こうだから正当防衛だよ」
本田ナナ:「やっぱりやってるじゃん!」
鈴木心愛:「証拠はどこにもありませんけど~?」
居斎会未:「十字架だって潰したくて潰したわけじゃないだろうに……」
鰄淵レン:「ほら」大きく開いたシャツの胸元から、小さな十字架のアクセサリを取り出して見せる。
本田ナナ:「ドッキーン☆セクシー仕草!」両手で目を覆って指の隙間から見ている。
鈴木心愛:「前が見えない」眼鏡が割れて何も見えなくなります
諸屋リン:「う~ん。状況証拠ならバッチリなんだけどな……」
本田ナナ:「うわっ眼鏡が割れた!!」
エイトヘッドシャーク"エワル":『それは眼鏡が吸血鬼なのでは?』
鰄淵レン:「うわ、本当に効いてる」
鰄淵レン:「ごめんごめん、そんなに効くとは……」しまう
鈴木心愛:「次やったら過失致死ですよ」
吉良田 九捻灼:「……ふふ」十字架をめぐるやり取りを眺め、小さく笑う。
吉良田 九捻灼:「あっ、す、すみません」
吉良田 九捻灼:「なんか……賑やかでいいなって思ってしまって」
望田トイ:「……こんな状況なのにうるさくはあるよね~♡」
鈴木心愛:「数が多いのはいいことだよね。他の参加者も手を出しづらいだろうし」
諸屋リン:「けど、あまり騒がしすぎるのもね」とんとん、と人差し指を唇に当てる。
エイトヘッドシャーク"エワル":『しゃく……』『しゃく……』『しゃく……』
居斎会未:「本当にネジが外れてるタイプは人数で怯んでくれないかもだし」
鰄淵レン:「クマ除けみたいな話になってきたな」
吉良田 九捻灼:「デスゲームの最中なのに……それを忘れてしまうような、平和な賑やかさ」
吉良田 九捻灼:「それって……すごく大事なことだと思うんです」
吉良田 九捻灼:「く、黒幕の思惑にも乗ってないってことですし」
本田ナナ:「確かに、黒幕の思い通りに動くなんて腹立つよね」
吉良田 九捻灼:「こ、ここにいる皆さんが、今まで誰も殺していないっていうことは……とても素晴らしいことだと思います」
エイトヘッドシャーク"エワル":『アアアアアア!!!殺したいよおお!!!』『人を殺したいよおおおおおお!!!』『殺せ!!殺せ!!!!!!!!』
鈴木心愛:「まだまだこれに満足しちゃいけないけどね。なんとかして脱出する方法を考えないと」
鈴木心愛:「私達は忍びなんだし、この首輪と腕輪さえ外せればなんとかなると思うんだけどな」
諸屋リン:「いい加減鬱陶しいもんなあ、これ。俺、肌弱いのに……それにしても黒幕、黒幕かあ」
諸屋リン:「それって、あのビーバーマンを騙っている存在……ってことになるのかな」
本田ナナ:「あの絵を動かしてる人がいるってコト?」
鈴木心愛:「Vチューバーの中の人がいるってことだね」
居斎会未:「まああの絵画がそのまま本体って気はしないな」
諸屋リン:「VTuberには中の人はいないけど……今回はそのケースなんじゃない?」
居斎会未:「いくら爆弾という保険をかけてるにしてもリスクが大きすぎるでしょ」
望田トイ:「ぱるてとかいうヤツには中身はないって言ってたよ?ホントか知らないけど」
吉良田 九捻灼:「黒幕……」
鰄淵レン:「謎といえば、そもそもこのゲームの目的からして謎だな」
吉良田 九捻灼:「……そ、そのことなんですが……もしかすると、思ったより手ごわい相手なのかも知れないです」
鰄淵レン:「こんなことをして誰がどんな得をする?見世物にしては大掛かりすぎやしないか」
吉良田 九捻灼:「み、皆さん……ここに来る直前のことって覚えてますか?」
望田トイ:「直前?キモオタのリンお兄ちゃんと学校にきてて……」
望田トイ:「なんか……周りが真っ暗になって……気づいたら寝てたってカンジ」
鈴木心愛:「私は教会で壊しそこねていた十字架に目を潰されて……」
本田ナナ:「そうだったかニャア!?ナナも一緒にいたから違うと思うな!?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『我々は近海を移動していたように思います』
鈴木心愛:「じゃあもしかして……ナナちゃんが私を背後から十字架で……?」
居斎会未:「ぼくらは普段通りホテルで働いてたときだね。あの人形連れのお客さんを先輩が応対してた」
エイトヘッドシャーク"エワル":『人を殺してたのに!!!』『食べてたのに!!!!!』『アアアアアアアアア!!!!』
諸屋リン:(お食事中だったのか……)
鰄淵レン:「ああ。そういえばあの一輪車のお客様、今どこに……」
鈴木心愛:「他の頭の言うことは無視してください」
エイトヘッドシャーク"エワル":『いえ、私の記憶ではただ泳いでいただけだったはず……』
吉良田 九捻灼:「そ、そう、それなんです」
吉良田 九捻灼:「私も、意識を失う直前のことを思い出してみたんですが……」
吉良田 九捻灼:「なんか……ちょっと変なんです」
吉良田 九捻灼:「それ以前の記憶と微妙につながらないっていうか……」
鈴木心愛:「キライダちゃんは気を失う前何をしてたの?」
吉良田 九捻灼:「こ、この島には観光できたはずなんですけど」
吉良田 九捻灼:「じ、自分で言うのもなんですけど、あんまり遠出とかしない私が、なんでこの島を選んだのか」
吉良田 九捻灼:「そのきっかけが思い出せなくて……」
吉良田 九捻灼:「もしかしたら……もしかしたら、なんですけど」
吉良田 九捻灼:「ここに来るまでに、辻褄が合うように記憶が書き換わってる……かも知れない、です」
吉良田 九捻灼:「も、もちろん私が忘れてるだけかもしれないんですけど」
鈴木心愛:「確かに言われてみれば……」
吉良田 九捻灼:「その……エワルさんが、メインの頭さんと他の頭さんで認識がズレてるみたいなのも……」
エイトヘッドシャーク"エワル":『……それぞれ別の記憶を挿げ替えられているからだと?』
鈴木心愛:「私もなんで天太さん人形を島に大量に並べたりしたのか心当たりがない……これも記憶を書き換えられていたとしたら辻褄が合う……」
本田ナナ:「それは本当に心当たりがないことなのかな?」
鈴木心愛:「それにナナちゃんも今売れっ子で一番忙しい時期のはずなのにこんな離島に突然来るなんて変だと思わない?」
本田ナナ:「ううーん……言われてみれば変なような……?」
鈴木心愛:「令和の時代にニャンが語尾でナウでヤングな言葉遣いをしているのも……考えてみたらなにかおかしい気がしてきたよ」
本田ナナ:「そこはチャームポイントなの!!おかしくないの!!」
居斎会未:「その話、ぱるてちゃん……例のガイドの子も言ってたよ」
居斎会未:「ぼくらが集められたのは、偶然条件が合ったからって」
居斎会未:「あの『集められた』がこのゲーム会場にって意味じゃなくこの島そのものにって意味だとしたら……」
鈴木心愛:「まさか皆隠しているだけで全員テナラー……?」
吉良田 九捻灼:「て、テナラーかは分からないですけど……」
吉良田 九捻灼:「……で、でも、人を殺してないみなさんにこの話ができてよかったです」
吉良田 九捻灼:「何か、黒幕の正体を探ったり……ゲームの真相を掴む手掛かりとかになったら……」
吉良田 九捻灼:「ちょ、ちょっとこれだけだと不足ですけど。何かの手がかりになったら、嬉しいです」
鈴木心愛:「もしそれが黒幕の正体と関わっているなら……」
鈴木心愛:「もしかして、彼女が……?」
吉良田 九捻灼:「な、何か心当たりがあるんですか?」
望田トイ:「ぱるてとかいうヤツ、あの絵の用意したサポートなんでしょ?」
望田トイ:「じゃあ黒幕の仲間なんじゃないの、フツー♡」
鈴木心愛:「いえ、まだ情報が少なすぎて……ただ、もしかしたら……」
諸屋リン:「エッ!……ぱるにゃんが……」悲痛な表情。
望田トイ:「キモすぎ♡」
吉良田 九捻灼:「そ、そうですか……」
吉良田 九捻灼:「もし何か分かったら……教えてください。私じゃなくても、一緒に戦う皆さんに……!」
鰄淵レン:「そうだね。先が見えない以上、今は自分の足元くらいは確かめたいところだ」
吉良田 九捻灼:ぐっと力を込めて言う。
居斎会未:「何せ情報が足りないからね。自分たちの現状も怪しいくらい」
諸屋リン:「ありがとう。……吉良田さんは、これからの指針は決まっているの?」
吉良田 九捻灼:「えっと、わ、私はもうちょっと一人で探索する予定です」
吉良田 九捻灼:「まだあのkeyとかいうのを見つけなきゃいけないし……やってみたいこともあるので……」
本田ナナ:「もうすぐミニゲームの時間だもんね。keyを見つけないとだね」
吉良田 九捻灼:「し、失礼します。皆さんみたいな方々とお話できて、とても嬉しかったです」
鈴木心愛:「Keyは狼か熊からとれますよ」
吉良田 九捻灼:「熊……? あ、ありがとうございます」
鰄淵レン:「そういうものなの?」
吉良田 九捻灼:その場を立ち去ろうとし──ふと足を止める。
吉良田 九捻灼:その視線の先には、美貌の男──鰄淵さんがいる。
鈴木心愛:はっ
鈴木心愛:「三角関係……?」
居斎会未:「どことどことどこの想定かな?」
吉良田 九捻灼:「い、いえそういう訳じゃなくて」
居斎会未:ツッコミつつ吉良田さんの動向に目を配る。
鰄淵レン:「?」にこりと微笑んで掌を振り返す。
吉良田 九捻灼:「ええと……なんとなく、なんですが」
吉良田 九捻灼:「……守ってあげてくださいね。居斎さんのこと」
鰄淵レン:「……?」
吉良田 九捻灼:瞳に奇妙な気配を漂わせ、そう口にする。
吉良田 九捻灼:第六感で……感情を結びたいと思います
GM:第六感!どうぞ!
吉良田 九捻灼:2D6>=5 (判定:第六感)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
GM:吉良田!!
諸屋リン:ウワアアッ
鰄淵レン:そんなことあるんだ
吉良田 九捻灼:神通使います!
居斎会未:ここで!?
鈴木心愛:完全に気の所為だったようだな
吉良田 九捻灼:2D6>=5 (判定:第六感)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
吉良田 九捻灼:ふう
GM:何事もなく成功したようですね
吉良田 九捻灼:ET
ShinobiGami : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
鈴木心愛:私とも結ぼうよ~
GM:では吉良田さんと鰄淵さんはETをふってくださいね!
鰄淵レン:なんだこれは~
鰄淵レン:ET
ShinobiGami : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)
吉良田 九捻灼:う~ん難しいところだが……劣等感かな
鰄淵レン:何してんだァ!!
GM:劣等感了解!鰄淵さんはどっちでとるかな?
鰄淵レン:不信抱いちゃお
吉良田 九捻灼:イケメン杉
GM:心温まる交流だなあ……
吉良田 九捻灼:そんな感じで以上です!
GM:は~い!
GM:----
【サイクル1:ミニゲーム】
GM:マスターシーン:ミニゲームになったので、参加権をクラフトすることができます!
鈴木心愛:もぐもぐ
GM:参加権がないとミニゲームに参加できません。参加しなくてもいいけどkeyと参加権はサイクル終了時に失われます。
GM:みんな参加権をつくるかな?
諸屋リン:作っちゃお~
鰄淵レン:つくります
鈴木心愛:作らない意味がないぜ
居斎会未:作ります~
GM:おっけー!みんな作りましたね!
GM:----
GM:■研究所
GM:あなたたちは、再び研究所に集まっていた。研究所で行われるミニゲームに参加しないと首輪が爆発し、死んでしまうからだ。
ビーバーマン:「みんな揃ってるかな~?今からミニゲームをやってもらうよ!」
ビーバーマン:「最初のミニゲームは……『ウミガメのスープ』!」
ビーバーマン:「ウミガメのスープっていうのは、本来は『不思議な状況が出された問題文に対し、はいかいいえで答えられる質問を繰り返して正解を探す』ってものなんだけど……」
ビーバーマン:「最初から最後までちゃんとやるとダルいからね!四択クイズにします!」
ビーバーマン:「みんなは一回だけ、コッソリとボクに質問することができるよ!」
ビーバーマン:「これだ!と正解を決めたら、自分の選んだ答えのコーナーに向かってね!」
ビーバーマン:「正解だったら無事!でも不正解だった場合は泥水がばしゃーっ!とかかっちゃうからね!」
ビーバーマン:「命に別状はないけど……めちゃくちゃ臭いから遠くからでも居場所がバレちゃうよ!」
鰄淵レン:「古いバラエティ番組みたいだな……」
鈴木心愛:「失敗したら服を着替えるのが大変そう」
本田ナナ:「アイドル生命の危機だよ~!」
諸屋リン:「思っていたよりリアルに嫌な始末だなあ……」
居斎会未:「デスゲーム的にも普通にデメリットだね」
GM:というわけで、詳しい説明をします。
GM:ウミガメのスープをします。
GM:問題が一問出されるので、四つの選択肢の中から一つ、正解だと思うものを選んでください。
GM:また、一回だけ、ディスコードの個別チャットでGMに質問をすることができます。
GM:質問内容ははいかいいえで答えられるもののみで、答えを直接聞くような質問だった場合はGMが拒否するので、新たな質問をしてください。(例:正解はAですか?Aに書かれていることは事実ですか?等)
GM:不正解だった場合、射撃戦ダメージ1点を受けます。
GM:何か質問はありますか?
鈴木心愛:50:50とかも駄目ってことですよね
GM:そうですね!はいかいいえで答えられないから……
GM:AもしくはBである?とかもダメだぜ 直接聞くやつだから
鰄淵レン:特に判定とかはなしに純粋に正誤で決まるってことでしょうか?
GM:はい!
鰄淵レン:ゲゲ~ッ
諸屋リン:なるほどっちゃね
居斎会未:シンプルにINTを試されるんだ
GM:質問は大丈夫かな?大丈夫な人は参加するなら参加します!と元気に宣言してください!
GM:参加しません!ということもできますが、その場合も射撃戦ダメージ1点を受けてもらいます。
居斎会未:参加します~
鰄淵レン:参加します……
諸屋リン:参加します!
鈴木心愛:参加するよ~
GM:では……始めていきます!ウミガメのスープを!
問題:『ある男が初めは一本足、次に二本足になり、最後は0本足になった。男に何が起こった?』
回答:
A.時が経ち、成長した。
B.高いものを買った方がいいとアドバイスされた。
C.以前に経験したものと違うものだった。
D.食べ過ぎてしまった。
GM:このような四択となっています。
鰄淵レン:ええ~普通にマジの問題出てきた
GM:ディスコードの個別チャットで一回だけ質問ができます!
諸屋リン:なんだあ~?
GM:質問をして、回答を選んだら……これもまたディスコードの個別チャットで教えてください!
鈴木心愛:考えるので少し時間をください
GM:おっけ~!考えて~!
鈴木心愛:……!
居斎会未:うーん……?
鰄淵レン:エワルくんとかムキムキのヒソカが出てくるセッションでどの程度真面目なクイズを考えればいいのかわからなすぎる
鈴木心愛:これ皆に提案なんですけど
エイトヘッドシャーク"エワル":アアアアアア殺す!!!!!!!!!!
鈴木心愛:GMに送る質問と答え共有しませんか?
呉 簿吟:筋肉クイズに回答者は要らない……💪
GM:おやおや……バトロワ型ですよ
居斎会未:あー PCが共有するのは出来そうですもんね
鰄淵レン:俺達は黒幕なんかに負けねえ
鈴木心愛:4回権利を使って正解を導き出しましょうよ
諸屋リン:そうな~~
諸屋リン:わたしとしてはありがたいかな~ そっちのほうが
居斎会未:私も賛成です 一回だと厳しそう
鈴木心愛:1回だと流石に1/4ルーレットやる羽目になりそう
鈴木心愛:まずなんで最初に一本足なのか特定したいですよね
GM:GMとしてはそれでも大丈夫!ただあまり時間を使いすぎるとみんなの首輪を爆発させます
鰄淵レン:怪しそうなのは B.高いものを買った方がいいとアドバイスされた。 かと思ってるんですが
鰄淵レン:C.以前に経験したものと違うものだった。 なんかこの微妙なフワフワした文言が無から出てくるか?っていうのが疑問
居斎会未:確かに
鈴木心愛:質問内容を云々うなりすぎてもあれだからとりあえず私から質問券使って
鈴木心愛:男が人間かどうか聞いてみたりしますか
諸屋リン:前提は大事
鰄淵レン:足が比喩表現かどうかも固めたいな~
鈴木心愛:じゃあ男が人間かどうか聞いてきます
居斎会未:私、人間かよりそっち先に聞きたいな
居斎会未:足が比喩表現か
鈴木心愛:ふんふん
鰄淵レン:じゃあ私聞きますね
鈴木心愛:頼んだぜ
諸屋リン:どうかな~
鰄淵レン:ダメでした
鈴木心愛:答え次第で質問変わるかもね
鈴木心愛:!?
鈴木心愛:どういうことだぜ
鰄淵レン:はいでありいいえって言われました 損した感じだな~~
鈴木心愛:はいでありいいえ……?
居斎会未:比喩表現だけど比喩じゃないともいえる……?
鰄淵レン:そんなことあり得るのか……?
諸屋リン:深まる謎
鈴木心愛:どこかの時点では物理存在だけど
鈴木心愛:他の時点では比喩表現ということか
居斎会未:もしくは人体の足ではないけど足って呼ぶものとか?
鈴木心愛:やはり人間かどうか聞きますか
諸屋リン:人間かどうか重要な気しますね
鈴木心愛:じゃあ聞いてきます
鰄淵レン:比喩ですか?って聞いたらダメで
鰄淵レン:男本人の肉体の脚の数ですか?って聞いてもダメでした
居斎会未:お願いします
鈴木心愛:なんて聞いたらはいでありいいえって帰ってきたんだろ
鰄淵レン:問題文にある男の脚の数は比喩表現ですか?
鈴木心愛:なるほど……
鈴木心愛:じゃあ人間聞いてきます
鈴木心愛:人間らしいです
居斎会未:ええ……?
GM:誰か嘘ついてくれないかな~
鈴木心愛:俺は信じる
鰄淵レン:嘘つこうと思ってたよ答えがはっきりしてれば
GM:そうだったの!?
居斎会未:こわすぎ
鰄淵レン:まったくよ~~
諸屋リン:笑った
GM:じゃあ(?)もう一回いいですよ
鰄淵レン:は?
鰄淵レン:これあと2回でいけるのか~
GM:まあ四択ですからね
鈴木心愛:直接聞くのは駄目だけど例えば
鰄淵レン:というか本来1問なの無理すぎる
鈴木心愛:お金が関係してますか?って質問すればBかどうか絞れるような気はする
GM:そういうのはOKだぜ
諸屋リン:あ、いいんだ
居斎会未:確かにそういう絞り方は出来そう
鈴木心愛:男が人間なんだから多分Aは関係ないんだよな
居斎会未:今ちょっと考えてたんですけど
鰄淵レン:いやでも元ネタであろうスフィンクスのやつは人間だから……
居斎会未:そもそも0本足って表現何?
鈴木心愛:でも1本足が謎じゃないですか?
諸屋リン:あ~……
居斎会未:いや、それは聞き覚えあるんですよ
居斎会未:一本足打法
諸屋リン:“一輪車”に関係ある?
諸屋リン:これだな
鰄淵レン:マジかよ
居斎会未:それも思ってはいた
鰄淵レン:天才じゃん!
鈴木心愛:一本足打法!?
諸屋リン:でもそれ答えどうなるんだ……?
居斎会未:でも1輪車の男ネタだとしたら
居斎会未:最初は普通に立って2本足 次に一輪車に乗って一本足 最後に足切られて0本足じゃないです?
鰄淵レン:完璧だ
諸屋リン:そうなんですよね 2→1→0だよな
鈴木心愛:確かに
居斎会未:1の後2なのが分からないんだよな
鰄淵レン:そもそもどの答えにもあてはまらないんだよな
居斎会未:さっき言ってた一本足打法ならその後二本足でスイングするようになって最後は野球自体引退して0本みたいなこと言えるかなって思ったんですけど
居斎会未:これもこじつけじゃない?って言われたらだいぶそうだと思う
諸屋リン:ここに来て一輪車の男がノイズになっているの面白すぎるな
諸屋リン:一本足打法かなりおもしろいですね
鈴木心愛:後2回質問できけどどうします?
鰄淵レン:こんなデスゲームなんて開催してる陰キャの黒幕が一本足打法なんて陽キャのスポーツネタ出してくるかな
居斎会未:ド偏見
GM:しろいさんのdis?
鈴木心愛:さっき言ったみたいな質問で回答自体を絞っていくか
諸屋リン:スポーツに関係ある?とか聞くのはありなのかな~
鈴木心愛:正解を推測して質問考えるか
諸屋リン:絞っていくか~
居斎会未:絞りありな気がします
鈴木心愛:BCDのどれかだろうし2回質問して絞っていけばいい感じになりそう
諸屋リン:食べ物についてきいてこようかな
鰄淵レン:結構怖いのが
鰄淵レン:エターナルリターンに関係ある?だと思うんですが
居斎会未:ああー
居斎会未:全員知ってるネタと判断したら使ってきうるのか
鈴木心愛:でもエターナルリターンでも一本足のやつ居たっけ
居斎会未:でもそれたぶん私わからないな
諸屋リン:そこは考えなくていいんじゃないかな 流石に
鈴木心愛:まあ行けるっしょ!リンくん頼んだぜ
諸屋リン:ウィ~ス
諸屋リン:1サイクルおわりミニゲーム質問:この問題の回答は食べ物に関係がありますか?
諸屋リン:回答:いいえ
鈴木心愛:Dではないというわけね
居斎会未:ならDはなさそうかな
諸屋リン:D除外していいとおもう
鈴木心愛:誰かの助言が関係しているかどうかとかで絞ってみてほしいかもな
GM:助言はアドバイスと同じだから直接答えを聞いてる扱いかな~
GM:食べ物に関係がありますか?だと食べ物じゃないものを食べすぎているかもしれない
諸屋リン:そんなことある?
諸屋リン:でも……ウミガメだしな
居斎会未:可能性が残ってるから質問としてアリなんだ
鈴木心愛:じゃあお金を使ったことが関係してるかとかかな
居斎会未:そうですね Bを潰しに行く感じ
鈴木心愛:しかし4回質問したのに今のところ全くどういう経緯なのかわからんな……
鈴木心愛:スープって難しいね
居斎会未:じゃあ金額が関係してますか?って感じで聞いてきます
鈴木心愛:じゃあ居斎さん頼んだぜ
諸屋リン:まあ本来は総当たりで道を潰していくゲームだししょうがないね
居斎会未:「物の金額が関係していますか?」ではいでした
諸屋リン:オッ
居斎会未:なのでBかも
諸屋リン:可能性大な気がするが……
鈴木心愛:俺は信じる
諸屋リン:Cもなくは無いかといった感じか
GM:質問と答えは共有したけど回答はそろえる必要はないからね!
GM:回答を決めたらディスコードの個別チャットで教えてください!
鰄淵レン:びえ~
鈴木心愛:BかCではありそう
居斎会未:ああー 確かにCもありそう
鈴木心愛:私は既に送りました
諸屋リン:おくったよ~
居斎会未:私も
鰄淵レン:送りました
GM:答えが……でそろいました
GM:というわけで……正解発表!
解説:
男は幼い頃から一輪車に乗るのが大好きだった。
家でも一輪車に乗り続けたのを母親に注意されたが無視して乗り続けた所、
足を一輪車に溶接され、一本足となった。
事故に巻き込まれ、一輪車ごと足が切断されたため義足となり、二本足となった。
しかし、「どうせ義肢を買うなら高いものを買った方がいい」とアドバイスされたため、高い義肢を買うことにした。
買い替えようとしている今、0本足となった。
正解:B
GM:というわけで……正解はBでした!!
鰄淵レン:嘘でしょ?
居斎会未:マジであいつじゃねえか!!
鈴木心愛:うおおおおおおおおお!
諸屋リン:だめだった
鈴木心愛:一輪車マン……生きていたのか……!
GM:気になるみんなの回答は………………
GM:というわけで……全員正解!!
鈴木心愛:やったあああああああああ
居斎会未:あっぶねえ
諸屋リン:これがウチらの絆パワーよ
鈴木心愛:俺たち全員で生き残ろうな!
鰄淵レン:ウス……
居斎会未:これで間違えてたら普通にキレてたかもしれない
GM:ゆるして❤
居斎会未:「こんなわかるわけない問題でゲーム的な不利益背負いたくないよ!!!」って
GM:それがウミガメのスープなんちゃうんか!?
鈴木心愛:「良かった……。デスゲームに巻き込まれて描写の無いまま死んだ可哀想な一輪車に乗っている客はいなかったんだ……」ほろりと涙しています
居斎会未:別にゲーム的な不利益かかってないでしょ普通は
諸屋リン:「足を一輪車に溶接って……そんな人いるか? いや、そういう奇想天外なモンがウミガメのスープなんだろうけどさあ」
鈴木心愛:「それに、協力したおかげで皆無傷でゲームを乗り越えられたのが私、すごく嬉しいよ」
居斎会未:「まあ……協力しなければ無理だったね、これは」
鈴木心愛:「ナナちゃんやエワルくん達もちゃんと正解できたかな……答えまでは統一してなかったけど……」
居斎会未:(あのお客さんそんなことになってたのか……) 遠い目をしている。
鰄淵レン:(どうしてあの御客様がクイズに……運営の関係者なのか……?)
ビーバーマン:「というわけで正解はBでした~!」
ビーバーマン:「Bを選んだ皆さんおめでとうございます!残りのみんなには……罰ゲーム!」
GM:参加者たちの頭上から、降りかかる。
GM:泥水――ではなく、ナイフの嵐だ。
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D10) → 10) → 犠牲者ナシ
鈴木心愛:「……え!?」
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D10) → 5) → エイトヘッドシャーク"エワル"
諸屋リン:ギャハハハ!
GM:あっ
諸屋リン:あっ!?
鈴木心愛:エワルくーん!!
サブGM:あっ
鈴木心愛:「あっ……!そんな……!エワルくんが一匹だけCに……!」
鰄淵レン:死んだ……
エイトヘッドシャーク"エワル":『ウオオオオ!!!!殺戮殺戮さ』
鈴木心愛:「もしかして……多数決でCに行っちゃったの……!?」
エイトヘッドシャーク"エワル":『これは……説明とは違う……!?』
GM:ナイフの雨が降り注ぐ。八匹いてもこの量では関係がない。
鈴木心愛:「そんな……エワルくーん!」
エイトヘッドシャーク"エワル":回避しようと身を翻すが、八つ頭の鈍重さで避けきれない。
エイトヘッドシャーク"エワル":ナイフをの雨を受け……爆発四散する!(鮫なので)
本田ナナ:「そんな……!命に別状はないんじゃなかったの!?」
本田ナナ:「これがデスゲームのやり方なの!?」
居斎会未:「……問題の時点でわかってはいたけど、デスゲームの中でも特に理不尽な類みたいだね」
ビーバーマン:しかし、ビーバーマンは意外そうな声を上げる。
鈴木心愛:「鮫の生態のせいで死体もまともに残らないなんて……」
ビーバーマン:「あれ?なんでだろう!すっとぼけてるとかじゃないよ。本当に不思議なんだ」
ビーバーマン:「こっちでは殺すつもりはなかったっていうのは本当だからね!誰がやったのかなあ?」
鈴木心愛:「な……!」
鈴木心愛:「じゃあもしかして参加者の中に、泥とナイフをすり替えた人がいるっていうの……!?」
諸屋リン:「………」思案するように首を傾げて。
諸屋リン:「エワルくん……」
-:「ふ」
サブGM:ふいに空気の漏れるような音が聞こえる。
吉良田 九捻灼:「ふ、ふふ」
吉良田 九捻灼:「ふふふふふふふふふふふふ」
吉良田 九捻灼: しかしすぐに、それがこの陰気な少女の漏らす忍び笑いの声であることに気づくだろう。
吉良田 九捻灼:「ふふ、す、すみません……思ったより、上手くいったので……面白くなっちゃってぇ……」
鈴木心愛:「き、キライダさん……!?」
吉良田 九捻灼: 常と変わらぬ弱々しい態度だが、その声色には隠し切れない凶色が漂っている。
鰄淵レン:「……今の、君が?」
吉良田 九捻灼:「ええと……そうですね、わ、私がやりました」
吉良田 九捻灼:「事前にちょっと細工をして……泥をナイフに入れ替えておいたんです」
吉良田 九捻灼:「い、入れ替えておいたというか……"入れ替わるようにしておいた"って言った方がいいかな……?」
鈴木心愛:「そんな……!キライダさん、なんでそんなことを……!」
鈴木心愛:「3/4で自分にナイフが降り注いでくるかもしれないのに……!もしかして射撃戦無効……!?」
吉良田 九捻灼:「だ、だってみんな……言ってたじゃないですか?」
吉良田 九捻灼:「『デスゲームの主催なんて信用できない』『黒幕の思い通りになんてならない』『願い事のために人を殺すなんてあり得ない』って」
吉良田 九捻灼:「わ、私も、その通りだと思うんです」
吉良田 九捻灼: 気弱げな口ぶりは、しかし己の所業に対する罪悪感から来るものではない。
吉良田 九捻灼:「こんなデスゲーム、付き合ってなんていられません」
吉良田 九捻灼:「だから、デスゲームの黒幕にとって、一番都合が悪いことを考えたんです」
鈴木心愛:「だから特に願いに関係なく面白半分で人を殺してみたっていうの……!?」
吉良田 九捻灼:「ち、近いけど……面白半分ではないですよ」
吉良田 九捻灼:「黒幕にとって都合が悪いこと。それは──」
鈴木心愛:「おもしろ全分……!」
吉良田 九捻灼:「黒幕にとって、想定していない事態が起こること。そして」
吉良田 九捻灼:「誰も勝ち残らないこと」
鈴木心愛:「……!?」
吉良田 九捻灼:「そ、それもまだ、予測のうちですけど……」
吉良田 九捻灼:「もしかしたら全員死んでもいい、っていうタイプかも知れないし……」
吉良田 九捻灼:「で、でも、仮説は試してみなきゃ分からないですよね?」
吉良田 九捻灼:「だからそうやって……黒幕を炙り出すんです」
鰄淵レン:「うーん、理屈としては分かるけどね」
鰄淵レン:「生殺与奪を握った上でわざわざこんなことをさせている以上、黒幕が何よりも困るのは誰もデスゲームに乗らずにそのまま死ぬことだろうし」
居斎会未:「でも、まさか検証のために全員殺してみるつもり?」
鈴木心愛:「だからって人を殺していい理由にはならないよ!」
鈴木心愛:「死んだ人は生き返らない。試しにやってみて間違ってたじゃ済まないんだよ!」
諸屋リン:「それに」
諸屋リン:「きみがベットしているテーブルの上には、自分の命すらも含まれている気がするんだけど」
諸屋リン:「きみは、死が怖くないの?」
吉良田 九捻灼:「う~ん、怖くない訳じゃないですよ」
吉良田 九捻灼:「で、でも、自分の欲望のために何人も殺すくらいなら──」
吉良田 九捻灼:「殺された方が、ずっといいですよね?」
居斎会未:「ははっ。君、ナチュラルに自分の意見を押し付けてくるタイプだね」
鈴木心愛:「それよりも皆で生き残る方がずっとずっといいよ!」
鈴木心愛:「試すだなんて言葉を使って……そんなの一番いい結末を諦めてるのを誤魔化してるだけじゃない」
西寒田美波:「現実問題として、殺し合いはすでに起きている」
吉良田 九捻灼:「鈴木さん……」その言葉に、つ、と心愛さんの顔を見る
鈴木心愛:「私達が協力して生き残ったのも現実だよ」
西寒田美波:「誰も殺したくないってアンタはいうけど、もう『みんなで生き残る』のは、無理だ」
西寒田美波:「だから……お優しいコイツが代わりに全員殺してあげるってワケ?」
鈴木心愛:「この場合の皆は既に死んだ人は含まないということでお願いします」
鈴木心愛:「暴力太郎さんも死んでるし……」
本田ナナ:「ポジティブなのか都合がいいのか……」
諸屋リン:「すげ~論調」
吉良田 九捻灼:「一緒に協力して、このデスゲームから逃げ出す……」
吉良田 九捻灼:「すごく……素晴らしいと思います……!」
鈴木心愛:「えへへ、ありがとうございます」
吉良田 九捻灼:「い、一緒に頑張って、黒幕を倒しましょうね……!」
鈴木心愛:「でも褒めたからって貴方がしたことは許さないよ……!」
鈴木心愛:「キライダさんは殺しながら黒幕を倒す……私達は誰も殺さずに黒幕を倒す……」
ノイジー・ディッセンバー:「黒幕を倒すのが全員の目標みたいな言い方だけれど」
ノイジー・ディッセンバー:「私たちは普通に勝ち残って願いを叶えたいと考えているわよ?」
二眠 ユウ:「当然」
ノイジー・ディッセンバー:「まあ、ノイジーちゃん!私はそんなことは、思ってないわ!みんなでなかよくしましょう!」人形を動かしている。
鈴木心愛:「それはそれこれはこれということで」
呉 簿吟:「ボクとしては、願いはそこまででもないけどね💪」
鈴木心愛:「エリザベスちゃんはこう言ってるし交渉の余地はありそうだね」
二眠ナロ:「てかさー、フツーにズルじゃない?」
和留 富男:「はは、私も老いらくの願いを叶えとうてね」
鈴木心愛:「ボーさん……!」
二眠ナロ:「私物化?じゃん!ハメじゃん!」
鈴木心愛:「富男さんも……!」
呉 簿吟:「ボクが望んでるのは殺し合いそのものだから🏋」
ビーバーマン:「吉良田さん、ボクにも気づかれないように細工をするなんてすごいね!」
ビーバーマン:「こっちとしても参加者同士で殺し合ってほしいからね。咎めたりはしないよ!」
ビーバーマン:「でも、こっちで用意したおたのしみイベントで特定の参加者が有利になっちゃうのは本意ではないからね。次からはこういうのはナシ!チェックするからね!」
吉良田 九捻灼:「で、デスゲームの黒幕に褒められても嬉しくないですけどぉ……」
吉良田 九捻灼:「な、なんとか……チェックをすり抜けて、あなたを出し抜く方法を考えますね……」
鰄淵レン:「吉良田さん、だったかな?」
鰄淵レン:「もし君の指針通り、他の参加者を殺していって……」
鰄淵レン:「最後に自分だけが残ったら、その時はどうするつもり?」
吉良田 九捻灼:「も、もちろん」
吉良田 九捻灼:「そうなったら、私も死にます」
吉良田 九捻灼:「……あっでも、生き残りってことは、最後の一人とは相打ちじゃないとダメなんでしょうか?」
鰄淵レン:「ヒュウ。……成程ね。筋金入りだ」
居斎会未:「本末転倒を体現してるなぁ。いや、君にとっては本懐成就なんだろうけどさ」
居斎会未:「少なくとも、ぼくは君にだけは殺されたくないな」
居斎会未:「誰の欲望に負けて死ぬにしても、せめて自分の死んだ後に何かが残ってほしいんだよね」
居斎会未:「でも君の場合は何もない。せいぜいが君の心の満足くらいだ」
吉良田 九捻灼:「え、へへ」
吉良田 九捻灼:「でも……黒幕を倒したり、その陰謀を挫いたなら……」
吉良田 九捻灼:「それ自体が、勲章じゃないですか?」
吉良田 九捻灼:「た、たとえ、そのほかに何も残らなくても」
居斎会未:「君一人でやってくれって話だよ。ぼくらの命をそれに消費しないでね」
居斎会未:「そうしたら勲章だけじゃなく感謝状だって贈ってあげる」 肩をすくめながら言い放つ。
諸屋リン:「参ったなあ」がしがしと頭を叩いて。
諸屋リン:「レミングスに付き合う気は毛頭ないけど。でも……吉良田さんとスズちゃん、ちょっと似ているところあるよな」
諸屋リン:「方向の向きが違うだけっていうかさ。周りを巻き込もうとするパワーには満ち溢れているところとか」
鈴木心愛:「こうなった以上、そのパワーで負けるわけには行かないね」
鈴木心愛:「私達で頑張って、一人でも多く生存者を残さないと」
鈴木心愛:ミニゲームが終わり参加者が再び散っていく仲、爆発したエワルくんが残した血溜まりに向かって歩いていくよ
鈴木心愛:「……助けられなくてごめんね、エワルくん……」
鈴木心愛:「私達忘れないよ。理性のない6つの頭にどれだけ叫ばれてもエワルくんが人を殺そうとしなかったこと……」
鈴木心愛:「エワルくんの分まで、私達頑張るからね」
鈴木心愛:血溜まりの前でしゃがみ込み、両手で作った盃でエワルくんの血を掬いこくこくと飲み下す。
鈴木心愛:そうしてエワルくんが残した血を一滴残らず飲み干すよ
鈴木心愛:頭にはいつの間にか悪魔を思わせる角が生えてきているぜ
鈴木心愛:いや、もとから生えてたかも……本人は隠してるつもりだったが……
鈴木心愛:「……吸血鬼は相手の血を一滴残らず飲み干すと」
鈴木心愛:「その相手の記憶や心を自分の中に取り込むことが出来るの」
鈴木心愛:「エワルくんは死んだけど……エワルくんの人を殺したくないって気持ちは私が拾っていく」
鈴木心愛:「だから何も残らないなんてことはないからね」
鈴木心愛:「しゃくしゃくしゃーく!」
GM:----
GM:サイクル1終了。
GM:禁止区域を決定します。
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 10[5,5] → 10) → 消防署
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 11[4,7] → 11) → 警察署
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((2D10) → 13[5,8] → 13) → 川
GM:消防署・警察署・川が禁止区域に設定されました。
GM:----
【サイクル2:居斎会未】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
GM:シーン表もSSTでふってね!
居斎会未:ひとまず確定でぱるてちゃん、それと……
居斎会未:念のために感情修正ほしいんだけど先輩出てくれる?
鰄淵レン:情報来たら私にも入るからな……出ましょう
獅子生 ぱるて:出るよ
居斎会未:わーい じゃあ前回に引き続きこの三人!
居斎会未:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 6) → 浜辺
GM:おっけ~!
GM:浜辺!
GM:では襲撃シーンをふります
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 4) → 洋弓場
GM:全然かちあわないな~
GM:犠牲者ふります
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D10) → 9) → 犠牲者ナシ
GM:ちっ
居斎会未:平和だぜ
サブGM:平和だ
GM:----
GM:■浜辺
GM:サイバンドリームビーチ。
GM:島の西から南にかけて広がる、白い砂浜と青い海原が美しい海水浴場である。
GM:この島に訪れる観光客の多くが立ち寄る場所でもあり、島の子供たちにとっての恰好の遊び場でもある。
GM:美しいそんな浜辺は、今はただ波の音と不気味な静寂に包まれている……。
居斎会未:「そういえば、この島ってぼくらしかいないけど」
居斎会未:「実際の斎盤島ではないよね?流石にぼくら以外の人間を全員退去させるなんて手間がかかりすぎるし」
居斎会未:ガイドなら知っているだろうとぱるてに問いかける。
獅子生 ぱるて:「そうだと思うよ」
獅子生 ぱるて:「この島も多分、私やビーバーマンと同じように、【遺灰戦争】の力で具現化されたものじゃないかな」
獅子生 ぱるて:「確証がある訳じゃないけど……会未ちゃんの言う通り、人を退去させるより、空間をコピーする方が、力としては安くつきそうだからね」
鰄淵レン:「はは。これだけの忍者を集めたうえ仮想世界を丸ごと作るほうが、住民全員を退去させるより大変そうにも思えるけどね」
居斎会未:「どうかな。それこそお手軽に済ませる方法があるんじゃない?」
居斎会未:「例えばVRで作れって言われたら、ぼくでも1週間かからずイケると思う」
居斎会未:「ま、その場合は強制的にダイブさせる手段が別途で要るけど」
鰄淵レン:「VRか。そんな感じはしないけど……」五感を確かめるように掌を握って「そういうベースを件の力でブーストしていると考えると、確かに安く済みそうだ」
居斎会未:「確かそんなゲームなかったっけ?VRで遊んでたゲームがデスゲームになるんだったか、デスゲームの会場が実は電脳空間だったか」
居斎会未:「あれ?両方あるんだっけ?」 デスゲーム物は趣味じゃないからうろ覚え。
鰄淵レン:「よくあるオチの一つではあるけどね。本当にVRならバグのひとつもありそうなものだけど」
居斎会未:「そこは確かに。一応その辺気づきやすい自信と自負はあるんだけど」
居斎会未:「今のところは見てないなぁ。本当にそっくりコピーしてたりして」
居斎会未:「もしくは幻術とかそういう方面だったら厳しいな。門外漢だから」
鰄淵レン:「外付けのリソースを考えれば、常識で考えるのは無駄かもしれないな。ここまでも全部無茶苦茶で理不尽そのものだ。真面目に取り合わないほうがいいだろ」
鰄淵レン:「今は外堀から埋めていったほうがいい。どうも皆腹に一物抱えてそうだ」
鰄淵レン:「……そもそも、俺も参加者だし忍者なんだぜ。一緒に付いてきて危ないと思わないのか、君」
居斎会未:「ええ?言ったでしょ、さっきも」
居斎会未:「ぼく先輩の味方だから。傍に付いてくなんて基本だよ」
居斎会未:「それで先輩がぼくを怪しんだとしてもね」
居斎会未:何か含みがあるというわけでもない。普段通りの口振りだ。
鰄淵レン:嘆息する「調子が狂うな、やれやれ……。警告したつもりだったんだが」
鰄淵レン:「これでもよく怪しいとか、裏がありそうだとか、女を殴ってそうなんて言われるほうなんだがね。そんなに迫力無いかな、俺」
居斎会未:「まあ、顔だけ見れば……顔と言動と私生活の過ごし方とかだけ見ればそうかもだけど」 若干の間の後付け加えて。
居斎会未:「数年一緒に過ごしてて殴られたことないからなぁ。印象より実体験を優先するよね」
鰄淵レン:「その数年、ずっと素性を隠して……、……ああ、もういい、分かったよ」ひらひら掌を振って「好きにすればいいさ。忠告はしたからな」観念したように言う
居斎会未:「そこはぼくもお互い様だしね。勿論好きにさせてもらうけど」 からからと笑って。
居斎会未:「じゃ、信用してもらうためにも味方らしく役に立とうかな」
居斎会未:「まずは一番手近な外堀を埋めるところから」
居斎会未:というわけで、ぱるてちゃんの秘密を抜きたいです
居斎会未:前のシーンでAIか分析してたし【絡繰術】で!
GM:なるほどね 了解です!
GM:判定どうぞ~!
鰄淵レン:+あげる!
居斎会未:ありがと!
居斎会未:2D6+1>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功
GM:成功!!
居斎会未:よしよし
鰄淵レン:やったね
GM:ではぱるての秘密を居斎さんと、感情共有で鰄淵さんにも渡します~!
居斎会未:わーい
GM:ディスコの個別チャットにおくりましたわ~!
鰄淵レン:嘘だろ………………
居斎会未:マジ~?
GM:秘密を踏まえて話したいことあったら話して大丈夫ですからね~!
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:奇妙な表情で固まったまま、視線をぱるてに向ける。
鰄淵レン:「……いや……」
鰄淵レン:「……え……?」
居斎会未:「わー……」 初めて見る顔だなぁなんて現実逃避気味に思いつつ。
居斎会未:「事実は小説よりも奇なりってこういうことを言うんだね。もしくは奇縁ここに極まれりというか」
獅子生 ぱるて:「……あ、なるほど。見ちゃったんだ」
獅子生 ぱるて:「ごめんね、驚いちゃうよね」苦笑して首を少し傾げる。
鰄淵レン:首筋に悪寒が走り、数歩後ずさる。
獅子生 ぱるて:「ただ、一応もう一回言っておくと」
獅子生 ぱるて:「ここにいる私は『獅子生ぱるて』だよ」
獅子生 ぱるて:「"魂"じゃない。さっき言ったようにね」
鰄淵レン:「……ッいや…… はあ……!?」
鰄淵レン:珍しく(本当に珍しく)歳相応の狼狽を見せ、何とも言い難い複雑な表情でぱるてを見遣る。
鰄淵レン:「何……してんだよ本当に……!?」
居斎会未:「何にもフォローになってなさそう。いやまあ、程度言えばマシなのかな」
獅子生 ぱるて:「あはは……まあ、そう思うのも無理ないよね」
居斎会未:「だと思うよ。ぼくが今こうして話せてるのも他人事だからだもん」
居斎会未:「あとまあ、先輩がぼくの分まで動揺してくれてるし」
獅子生 ぱるて:「そこを見て動揺するのはしょうがないことだよ。誰だってびっくりするもの」
獅子生 ぱるて:「ただ、それを見たなら……。今の"私"が、何をしてほしいかも知った、ってことだよね」
鰄淵レン:「……待ってくれ。こんな……」
鰄淵レン:大きな掌で顔面を覆う
鰄淵レン:「体調が悪くなってきた……」
居斎会未:「そこに関してはぼく以上に先輩が返事をするべきだと思うけど……」
居斎会未:「体調が悪そうだからなぁ」
獅子生 ぱるて:「あはは……」苦笑する。"本人”としても苦笑するほかない
獅子生 ぱるて:「混乱してると思うし、今すぐ答えを出す必要はないよ」
獅子生 ぱるて:「それに、あなたたちも……何か、願いがあるんだろうから」
獅子生 ぱるて:「だから、今は覚えておいてほしいんだよ」
獅子生 ぱるて:「今は、それだけで十分」
鰄淵レン:「………………」
鰄淵レン:真面目なトーンで話すその顔グラフィックを、血の滴る生臭い肉が全く噛み切れず口内にあり続ける時のような表情で見ている。
居斎会未:「勿論覚えておくよ。というか正直忘れられないよ」
居斎会未:「あまりに衝撃的すぎるし、先輩の珍しすぎる姿もめちゃくちゃ見れたし……」
居斎会未:「というか、なんか……ごめんね?」 珍しく項垂れてる分普段より近い先輩の顔を見上げて。
鰄淵レン:「……いや……見っともないところを見せたね」
鰄淵レン:見たことが無いほど憔悴した様子で
鰄淵レン:「悪いが……ここはこれで失礼させてらもうよ。少し……眠りたい」
鰄淵レン:「夢かもしれないしね……」
居斎会未:「あはは……お大事に」
居斎会未:弱ってるしこれくらいしちゃっても良いかな、と先輩の頭を撫でてみたりした後、哀愁の漂う背中を見送る。
居斎会未:「なんだかなぁ……」
居斎会未:実をいうと、さっきの会話を経てぱるてちゃんには思うところがあったというか。
居斎会未:ちょっとした親しみを覚えたりしてた部分があったのだけど――。
居斎会未:「こういう形でご挨拶したくなかったなぁ……」
居斎会未:そういう問題でもない呟きを零しながら、遠い目で空を見やった。
居斎会未:気持ち的には黄昏つつもKeyは探したいです!
居斎会未:さっきと同じく【潜伏術】で!
GM:Keyの捜索!
GM:了解です!判定どうぞ~!
居斎会未:2D6>=5 (判定:潜伏術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
GM:成功!!
居斎会未:安定してるぜ
GM:では生命のkeyを手に入れました。
GM:研究データガチャもします!
居斎会未:何かな~
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D7) → 3) → 師藤 イン
居斎会未:死んでる……
GM:死人にも情報はありますからね!
GM:ではインちゃんの情報です!
研究データ:師藤 イン
彼女がプレイしているのはミャンマーで伝承される『シットゥイン』というチェスの一種であり、プレイ人口は非常に少ない。
このゲームで対戦相手を倒すことに強い快感を覚える彼女にとって、世界にこれ以上戦う相手がいないという事実は辛く苦しいことだ。
この【遺灰戦争】に参加した目的は『世界にシットゥインのプレイヤーを増やす』という願いのためだ。
鰄淵レン:かわいそう
居斎会未:布教方法が力業すぎる
師藤 イン:ミャンマー国内ですらプレイヤーは少ないのでぇ……
GM:----
【サイクル2:諸屋リン】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
GM:あとシーン表もSSTでふってね!
諸屋リン:登場希望は前サイクルに引き続き心愛ちゃんナナちゃんトイちゃんなんですが
鈴木心愛:いえ~い
諸屋リン:ホテル組はどうしよっか 特に共有とかなければ無理にでていただく必要もないのかなとおもいましたが いかがでしょう
GM:ディスコでもちょっといったけど、
GM:登場するだけしてロールはしないとかでもいいからね!
GM:感情修正や情報のやり取りの為に登場しているということにしているということにしていてもおっけー
諸屋リン:ありがとうございます ちょっと反応待つか
諸屋リン:先にシーン表ふっておこう
諸屋リン:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 1) → 港
諸屋リン:ミナッティ
GM:襲撃シーンは登場PC決まってからふるぜ
鰄淵レン:無理に出ないでも大丈夫だよ~
鈴木心愛:初めての港だ
鈴木心愛:襲撃って誰か一人でも野戦成功すればいいんだっけ
GM:居斎さんと情報交換するかもみたいな話してたんでしたっけ
GM:心愛ちゃんだったっけ
GM:いえ、全員ふります!>襲撃
鈴木心愛:なんだとぉ……
鈴木心愛:まあ出るか
諸屋リン:やったぜ
鈴木心愛:+修正付けるにはでる!
諸屋リン:じゃあ先に宣言した3人に登場キボンヌでお願いします
GM:おっけー!
GM:では襲撃を振りましょう
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 16) → 倉庫
GM:ちっ
諸屋リン:近い(エタリタ感)
GM:犠牲者ふります~
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D7) → 5) → 犠牲者ナシ
GM:ええ~?死なな過ぎ!
鈴木心愛:不死身か?
諸屋リン:平和な世界
GM:----
GM:■港
GM:斎磐港。
GM:島の南端に口を開けた良港である。
GM:漁業が盛んな土地であるため元から広い港だったが、観光地として発展するにつれてさらに整備が進み、現在では多くの定期船が往来する港となっている。
諸屋リン:「海へ渡っていざ脱出……とかも考えてみたけれど」
諸屋リン:「あるのかな。船……」
諸屋リン:ぼうと水平線を見つめつつぽつりと零す。
GM:今は全然船がありません
鈴木心愛:「いざとなったら筏だね。海に出るにしても首輪をなんとかしないと……」
鈴木心愛:なにか使えるもの無いかなーとコンテナをこじ開けて中を漁っています
本田ナナ:「泳ぐのは無理そうだもんニャア……」
鈴木心愛:「ううん。魚の餌くらいしか入ってないな……シャクシャク」魚の餌を食べてます
諸屋リン:ああ、そうだったなと気怠げに呟く。首当ての内側の冷たい鉄の感覚にも慣れてしまった。
本田ナナ:「エワルくんの悪影響出てない!?」
鈴木心愛:「これは元からだって言ったら……どうする?」
本田ナナ:「そうなの!?とは思うけど、不思議と心愛ちゃんなら納得かニャ……」
鈴木心愛:「納得しないでよ。流石にカツオやイワシを頭から丸呑みする女子高生は居ないよ」
諸屋リン:「記憶や心を取り込む、吸血鬼かあ」
望田トイ:「てか最後の一人にならないと出られないっていうけど、最後の一人になったら船が迎えに来るのかな~」
諸屋リン:「じゃあナナちゃんの血ならアイドルを目指したり、俺の血だったらオタクっぽい趣味が開花したりするのかな。ちょっと気になるけど……」
望田トイ:「呪いじゃん♡」
鈴木心愛:「できれば確かめることのないまま脱出したいなあ」
本田ナナ:「魚を丸のみする女子高生なんていないよっていいながら魚を丸のみしないで!」
鈴木心愛:「それより、私は今食べたから平気だけど、皆はご飯は大丈夫なの?」
諸屋リン:「元々少食だし……ナナちゃんやトイちゃんの方は?」
本田ナナ:「民家とかから食べられそうなもの見つけて食べてるけど……何日も続くなら悪くなりそうだし心配だニャア」
望田トイ:「別にヘーキだし♡アンタに食の心配されるのキモ♡」
諸屋リン:「……」うーん、と思案するように。
諸屋リン:「でもここだと確かに……栄養バランスが偏るよな。成長期の子には特に……」
諸屋リン:「もしトイちゃんの顔にニキビでも出来ちゃった日には俺、ご両親に顔向けできないよ」
望田トイ:「本当にマジでキモすぎ♡」
望田トイ:「リアルに鳥肌が立つキモさじゃん♡」
諸屋リン:「エワルくんがあんな目にあって不安だと思うけど……」
諸屋リン:「サイバン島に訪れてからひとりぼっちだった俺に、望田さんちには随分とよくしてもらったから」
諸屋リン:「二人の元に娘さんを無事にちゃんと送り届けるのが俺の責務みたいなものだから。心配しないでね、トイちゃん」
望田トイ:「それでニキビの心配とかされてるのマジで鳥肌立つし♡」
望田トイ:「パパママ狙いみたいな言い方で本当に気色が悪い♡」
諸屋リン:「だって本当にいい人たちなんだもんな~」
諸屋リン:「まあ二人だけじゃなく、トイちゃん自身にもいっぱいいいところはあるけれど……」
諸屋リン:「本当に9さい?って疑うほどに見識も広く難しい言葉もたくさん知っているし何より俺みたいなキモオタが調子に乗って難解な言い回しをしてもそれを察するどころか一枚上手な言い方で窘めようとしてくれてこのまま行けば末は総理大臣かな?って思うほどに将来も楽しみだし」
諸屋リン:「島での噂もとっても芳しくていつも明るい態度で老若男女別け隔てなく丁寧に対応できる礼儀正しい子だし困っている誰かが居たら率先して手を伸ばしてあげたり常にみんなの輪の中心に居るようなリーダーシップも発揮していると俺は見てるね。ご両親もその例に漏れずとっても暖かく俺と接してくれているしあのお二人からこんな立派な娘さんがすくすくと育っているのは納得できる部分しか存在しないし誇ってもいいとても素敵なことだよね」
望田トイ:「早口すぎ♡って言おうとしたのを上回る熱弁♡必死すぎ♡」
諸屋リン:「そして何より俺が彼女を尊敬しているのは人の気持ちをちゃんと慮れる子だってことなんだよ。俺の趣味も口ではキモすぎありえない♡とそういうもの一切を軽蔑しているという風に捉えかねられない口調で拒否しているように見えるけどここで望田トイという女の子の器量を浅はかだと判断することはその行為自体が浅はかだと言わざるを得ないよね(笑)人が尊重するものを理由なく貶めるような子じゃないってことは付き合えばすぐに分かるもん。あ、この付き合うって意味はそういう意味じゃないから勘違いしないでよね。あ、これじゃ俺がテンプレートのツンデレキャラみたいだね(笑)まあ俺みたいな陰キャで臆病で甲斐性もないろくでなしは結婚どころか一生お付き合いもできないだろうしちょっとくらいはそういう気分を楽しんでも罰は当たらないのかな(笑)いや冗談だから勘違い……また言っちゃった(笑)」
鈴木心愛:「こわい」
望田トイ:「会話のデッドボールか♡」
諸屋リン:忍びですら聞き取れるのがやっとの口調で一通り少女の素晴らしさを語りながら、先に行った観察を超える、より深い集中を以て彼女の心中の意を探る。
諸屋リン:ハァハァ……トイちゃん……秘密をお兄さんに見せてみようね
諸屋リン:というわけで判定を行うぜ
鈴木心愛:+修正いる?
GM:なんて観察眼なんだ……技能は何を使うかな?
諸屋リン:修正ほしいっちゃ
鈴木心愛:+1上げるよ~
鈴木心愛:Keyの判定もあるんだっけ
諸屋リン:絶対に秘密を探り当てるという意気でやってみます
諸屋リン:ありがとう~! keyは自力で成功させてみせます
GM:《意気》!ファイト!判定どうぞ!
諸屋リン:2D6+1>=5 (判定:意気)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 4[2,2]+1 → 5 → 成功
諸屋リン:あぶね~~~!!!
GM:プラスあってよかったね……!
諸屋リン:ユウジョウ!
GM:では諸屋さんと感情で心愛ちゃんにもトイの秘密を渡します~!
鈴木心愛:じゃあ横で一緒に話を聞いて一緒にドン引きすることで恐怖心を和らげることで支援するよ
諸屋リン:アッ……?
諸屋リン:いただきました…
鈴木心愛:はぁはぁはぁはぁ
鈴木心愛:はぁはぁはぁはぁ
鈴木心愛:貰っちゃった
GM:はあはあしている!お渡ししたぜ
諸屋リン:「ゲホッ!ゴホッ……」
諸屋リン:慣れない喋りで気力を使い果たし咳き込んだ後。
本田ナナ:「一気にしゃべったからせき込んでる!お水呑んで……!」
鈴木心愛:あ、すみません
鈴木心愛:特にゲーム的な意味はない気がするんですけど
GM:はい!
鈴木心愛:この秘密ナナちゃんにも見せていいですか?
GM:あっいいですよ~!
GM:ありがとうございます!
諸屋リン:どうなるか……
鈴木心愛:じゃあ見せちゃお~
本田ナナ:いただきました!
鈴木心愛:「ううん、違うよナナちゃん。これは喋ったせいじゃなくて……」
鈴木心愛:「……」
諸屋リン:「ふう……お水、ありがとう。ナナちゃん。スズちゃんも……」
諸屋リン:「ありがとう」
諸屋リン:努めて冷静さを失ってはいないと言わんばかりに微笑んで。
諸屋リン:「……トイちゃんに。きみに言わなければならない言葉は、たくさんあるけれど」
諸屋リン:「俺のやるべき事は変わらないよ」
諸屋リン:膝を折り、中腰になる。少女の目線と己の目線とを同じくらいに、しっかりと合わせて。
諸屋リン:「このゲームの危険からきみを遠ざけて、必ずきみのパパとママに再会させてみせる」
諸屋リン:「俺が思っていることは、きみの願いとは相反するかもしれないけれど……」
諸屋リン:「俺は……きみに、そうしてあげたい」
望田トイ:「……急にシリアスになってキモすぎ~♡」からかうように小さく笑った後。
望田トイ:「……どれだけ背伸びをしても、アンタの隣は歩けないんだよね」
望田トイ:「トイはアンタがひとりぼっちで情けなく泣かないように……」
望田トイ:「……ううん、違うよね。アンタはトイがそんな心配しなくたって平気だから」
望田トイ:「トイの願いは、トイがリンくんの隣で歩けたら、よかったんだけど」
望田トイ:「……ま、情けなく逃げ惑って目玉グルグルに回して腰抜かせる姿をせいぜい楽しませてよね♡」
諸屋リン:うん、と頷いた後、耐えきれないという風に目元に涙を浮かべて。
諸屋リン:「はぁ……尊すぎる」
諸屋リン:「俺を心配させないとばかりに……」
諸屋リン:「やっぱ今ここで抱きしめたら犯罪になるのかな?スズちゃん」
鈴木心愛:「う~ん……法律的に言ったらセーフのような気もするけど……」
鈴木心愛:「ナナちゃんと私の目線がこれからどうなるか……」
本田ナナ:「流石にこの流れで気持ち悪い!とは言わないよ!?」諸屋さんとトイを心配そうに眺めていたので声を上げる。
望田トイ:「身体的接触を図ろうとするな♡調子に乗るのも大概にしろ♡」
諸屋リン:「サーセン(笑)」
諸屋リン:あはは、と笑いながら、すくりと立ち上がる。
諸屋リン:吹き荒ぶ海からの風に冷えた筈の身体に、熱が籠もるのを感じる。
諸屋リン:また一つ、道半ばで只死ぬ訳には行かない理由が増えた。
諸屋リン:こんなで……keyを探す判定を行って〆ようかなの気持ちです
GM:なるほど了解!
GM:何で判定してkeyを探すかな?
諸屋リン:シーン外にて港の熊を狩ったので鳥獣術で判定しようかな。
GM:熊を狩っていたとはね 了解!判定どうぞ!
諸屋リン:ウオオオ!
諸屋リン:2D6>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
諸屋リン:フン……
GM:うおっスペシャル!
鈴木心愛:強い
鰄淵レン:フォースコア落とした
諸屋リン:keyが2個もらえたりとかは……ないんですか?
GM:無駄スペではあるが心の強さだぜ
GM:残念ですがないですね…………
GM:でもインセkeyは手に入れました
諸屋リン:クスンだぜ
諸屋リン:では以上!
GM:あっじゃあデータを
GM:お渡しします!
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D6) → 1) → 犬切ワン
諸屋リン:あ、通り魔
鈴木心愛:邪悪なチャラ男だ
研究データ:犬切ワン
人を殺す事が三度の飯より好きな殺人鬼。堂々とたくさん人が殺せそうなので遺灰戦争に参加した。
また、自分と同じ趣味のパートナーを見つけたいと考えており、デスゲームという場なら同好の士に出会えそうだという欲望も持っている。
この【遺灰戦争】に参加した目的は『たくさん人を殺し、また殺人好きのマブい彼女をゲットする』という願いの為だ。
諸屋リン:いっそ清々しいな
GM:ごく普通の殺人鬼だぜ
GM:----
【サイクル2:鰄淵レン】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
GM:シーン表もSSTでふってくださいね~!
鰄淵レン:鈴木さんに出てもらおうかな~
鈴木心愛:出ちゃうわよ~ん
鰄淵レン:あと会未くんに修正だけ貰いたいかも
諸屋リン:女との感情を得るために女を修正だけのために呼ぶんですか?
鰄淵レン:はい
GM:この人……
諸屋リン:これがイケメンオーラかよ……
居斎会未:しょうがないなぁ
GM:優しいぜ
鰄淵レン:会未くん……いつもありがとう
GM:パチンコあててビッグになって安心させてあげてね
居斎会未:貸し一だからね
鰄淵レン:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 13) → 墓場
GM:墓場!
鈴木心愛:私達も死ぬのか?
GM:襲撃ダイスもふるぜ
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 9) → 学校
GM:あたらず!全然あたらないな~
GM:NPC殺します~
鈴木心愛:確率は/116だぜ
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D7) → 7) → ノイジー・ディッセンバー
GM:おお
諸屋リン:あっ人形
鰄淵レン:人形の人か
鈴木心愛:え!
鈴木心愛:秘密餅なのに死ぬんだ
GM:秘密ありNPCが死亡しましたね。秘密は死んでも調べられます!
鰄淵レン:死んじゃった……
GM:では軽く殺します~!
GM:----
和留 富男:「この学校も長いことここにあるもんだ」
和留 富男:感慨深げに、擬様式の校舎に手をついて見上げる。
和留 富男:「……ああ、お嬢さん」
和留 富男:「すまないんだけどもねぇ。私もそろそろ、戦い始めなけりゃね」
和留 富男:好好爺然とした笑みのまま、飾り気のない忍者刀を構え、素早く斬りかかる。
ノイジー・ディッセンバー:「……!ち、早い…………!」
ノイジー・ディッセンバー:人形を抱えている割には素早い動きで応戦しようとするより早く、斬られ膝をつく。
ノイジー・ディッセンバー:「が……ッ、私は……私たちはまだ、こんなところで……!」
ノイジー・ディッセンバー:「なにも知らずに……!あいつは……!のうのうと……!」
ノイジー・ディッセンバー:『……違うわ。これで……よかったのよ』
ノイジー・ディッセンバー:『何も……背負わないで、自由に…………』
ノイジー・ディッセンバー:「………………」
ノイジー・ディッセンバー:二人は、誰も、何も、それきり言葉を発することはなかった。
GM:----
GM:■墓場
GM:教会の北、島の北東部にある江足山という小山の麓に小さな墓地がある。
GM:この地にキリスト教が伝来する以前からの墓地であるようで、石造りの古びた墓標がいくつも並んでいる。
GM:江戸の禁教令があったためか、教会の隣にあるにもかかわらず、キリシタン形式の墓標はほとんど見当たらない。
鰄淵レン:「……来たね」
鰄淵レン:最早由来も知れぬ朽ちた墓標に寄りかかるようにして、来訪者へと顔を向ける。
鈴木心愛:「来たねって、貴方が呼んだのに……知ってるよね?」
鈴木心愛:「下位の血鬼は上位の血鬼の命令に逆らうことはできない……」そう言って首輪のように呪印の浮かんだ首元を見せるよ
鈴木心愛:「私は縛りを解く訓練も受けてるけど、ここまで血が濃いとちょっと大変だから」
鈴木心愛:「……それとも知らなかった?さっきも、私がエワルくんの血を飲んだときびっくりしてたみたいだし」
鰄淵レン:垂れ落ちる柳葉の下、色白の男はこの世ならざる者かのように見えた。苔むした足元をざり、と踏みつけ、僅かに首を傾ける。
鰄淵レン:「そういうつもりはなかった。気分を害したのなら謝罪しよう」
鰄淵レン:「君と少し話がしたくてね。それもあまり他に聞かれたくない話だ」
鈴木心愛:「よかった。うら若い乙女をこんな夜更けに呼び出してそういうつもりだったらどうしようかと……」
鰄淵レン:「君は……」一瞥して「血鬼というのは然程隠してもないようだね」
鈴木心愛:「え?いや……今日までは誰にもバレてませんでしたよ?」
鰄淵レン:「ええ……?」
鈴木心愛:「忍びの技を持ってすれば素性を隠すなんてわけないですし。偶にクラスメイトの血は飲ませてもらってたけど」
鈴木心愛:「それもこの島の常識って言っておけば皆気にしなかったし」
鈴木心愛:「今では仲ののいい女の子はお互い指先に小さな傷をつけて血を吸い合うのが私の学校では常識になってますよ」
鰄淵レン:「気を付けたほうがいいよ、感染症とか……」
鈴木心愛:「奇遇ですね。この前注意プリントが配られたばかりです」
鰄淵レン:「問題になってるじゃないか……」
鰄淵レン:「まあ、別にそんなことを咎めたいわけじゃないんだ」
鈴木心愛:「反抗期の女の子にしてはこれくらい可愛いものですよ」
鰄淵レン:「血鬼だというのはすぐに分かった。俺とはかなり遠縁のようだけどね」
鰄淵レン:「だが、君に染み付いた微かな所作……そして、匂い」
鈴木心愛:「十字架にも銀の弾丸にもスマホの充電切れにも弱い下等種族ですからね」
鰄淵レン:「極めて薄いが、魔血の匂い。それも、君自身のものではない」
鰄淵レン:「……血鬼ではあるが……血社の人間ではないな」
鈴木心愛:「血社では縛りを解く方法なんて教えてないですもんね」
鈴木心愛:「私の魔血は隔世遺伝で、両親は普通の人だったんです」
鈴木心愛:「小さい頃から血が吸いたいとわがままを行ってたんですけど、特に父が厳格で……」
鈴木心愛:「山奥のお寺に連れてかれて、真人間になるように修行させられたんです。多分匂いはそのせいじゃないかな」
鰄淵レン:「いい御両親じゃないか」
鈴木心愛:「レンさんは違うんですか?」
鰄淵レン:「俺の場合は真逆さ。両親共に血社の血鬼だからね」
鰄淵レン:「欲しくなくても血を与えられて、結局血から逃れることは出来なかった」
鈴木心愛:「じゃあ随分人も殺してそうですね」
鰄淵レン:指先で口の端を引っ張って、白く鋭利な犬歯を露わにする。
鰄淵レン:「ま、血社で、血鬼で、忍者だからね」
鰄淵レン:「君はそうじゃないと?」
鈴木心愛:「普通の人間は殺人はしたこと無いんじゃないかな」
鈴木心愛:「それにレンさんもこの島に来てからは殺してませんよね?」
鰄淵レン:「普通の人間!」笑いを零す「その身体で、君は自分を普通の人間だと言うのかい?」
鈴木心愛:「今は男も女になれる時代、心の種族が大事というのがナウでヤングな考え方じゃないかな」
鈴木心愛:「レンさんも、なりたいなら今からでも人間になって見ればいいじゃないですか」
鈴木心愛:「それとも後輩さんのことも血鬼として、そういう目で見てるんですか?なんでも言うことを聞く眷属にしたいって」
鰄淵レン:「今、彼女は関係無いだろう」
鰄淵レン:常に笑みを絶やさぬ双眸が、一瞬凍て刺すように冷え切って。
鰄淵レン:「しかし、血鬼も多様性か。中々面白いね」
鰄淵レン:次の瞬間には、また元に戻っている。
鈴木心愛:「そうですね関係なかったかもすみまえん」怖くなったので関係なかったことにします
鰄淵レン:「人間か。なれるものならなりたいけどね」
鰄淵レン:「血社では素晴らしく誇り高い血族なんて言ってるが、所詮は人の血が無ければ生きていけない寄生虫だろ」
鈴木心愛:「そ、そこまで言われると……私も一応血を引いてるから傷つきますよ」
鈴木心愛:「イソギンチャクに対するクマノミ位になんとか収まれないかな……」
鰄淵レン:「心の種族が大事なんじゃなかった?」肩を竦めて
鈴木心愛:「女の子でもお父さんを貶されたら悲しくなるのと同じですよ、多分」
鈴木心愛:「……意外ですね。レンさん、ユーチューバーの時から自信ありげで何でも出来そうって思ってたのに」
鈴木心愛:「むしろこうして話してみると、自分が嫌いで仕方ないように聞こえるなんて」
鰄淵レン:「自分に出来ることが分かると、出来ないことも分かるものだろ」
鰄淵レン:「百の恵みに満ち足りていても、一の欠損に苦しむのが人間の在り方だ。それは水銀を飲んだ始皇帝の時代から変わらない」
鈴木心愛:「結社で血鬼で忍者なんじゃありませんでしたっけ」
鰄淵レン:「君は自分の血鬼である部分を恨めしく思いはしないのかい?」
鈴木心愛:「十字架やにんにくと相対した時には結構……」
鈴木心愛:「でも同じくらい便利に使い倒してるから……エワルくんの事も覚えていられるし」
鈴木心愛:「うう……殺したいよお……」
鰄淵レン:「早速弊害出てるけど……」
鰄淵レン:「君は百の方に目を向けられる性質というわけだ。羨ましいね」
鈴木心愛:「コツは一を気にしない友達を持つことですかね」
鈴木心愛:「私だけじゃなく他の人にも見せてみたらどうかな」
鈴木心愛:「あっこれは別に後輩さんのことを言っているわけではないですからね……か、関係ないですもんね……へへ……」
鰄淵レン:「……」ひとつ息を吐いて、大きく伸びをする。
鰄淵レン:「ま、これで君のことが少しは分かったかな」
鰄淵レン:「少なくとも、血社の連中よりはかなりマシな部類の人間ってことは分かった」
鈴木心愛:「レンさんも普通の吸血鬼ではなさそうでよかったです」
鈴木心愛:「お互い、無事に島から出れるといいんですけどね……」
鰄淵レン:「俺は仕事で人を殺す分、それ以外では極力やらないと決めてるんだ」
鰄淵レン:「あの黒幕に唯々諾々と従うのも癪だからね。君の言い分も面白い。ギリギリのところまでは協力するよ」
鈴木心愛:「仕事で殺してるんだ……」
鈴木心愛:「え、やった。流れ的に無理かと思ってました」
鈴木心愛:「もしかして話を聞いて私のこと好きになりました?」
鰄淵レン:「そうだね、好感度は上がったかな」
鰄淵レン:「最悪やり合うつもりで呼んだからね」
鈴木心愛:「ええ……そんな強引なことしてたらこう……女の子に嫌われちゃいますよ」
鰄淵レン:「御忠告どうも。生憎そういう経験は少ないけどね」
鰄淵レン:という感じで感情判定をします
鰄淵レン:吸血鬼シンパシーで異形化で判定しましょう
GM:吸血鬼シンパシー!判定どうぞ!
鰄淵レン:会未くん……修正頼めるかな
GM:他の女との感情を結ぶのに修正をしてくれるのだろうか……!?
居斎会未:しょうがないなぁ いいよ
鈴木心愛:愛情こい
鰄淵レン:ありがとう……
鰄淵レン:2D6+1>=5 (判定:異形化)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[2,4]+1 → 7 → 成功
GM:成功!二人ともETをふってください!
鰄淵レン:よかった
鈴木心愛:ET うおおおおおおおおおおお
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
鰄淵レン:ET
ShinobiGami : 感情表(3) → 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
鰄淵レン:ぐええええええええええ
GM:wwwwww
鈴木心愛:ほんとに来ちゃったよ
居斎会未:えっ
GM:マジできたじゃん
諸屋リン:草
居斎会未:先輩……?
鈴木心愛:もちろん愛情ですよね
鰄淵レン:ちょっと待って
GM:居斎さんへの感情は友情の鰄淵さんですが果たして…………???
鰄淵レン:心変わりって今できるんでしたっけ
鈴木心愛:w
GM:そうですね!一セッション中一回はできますが…………
居斎会未:ここで切るレベルで
鈴木心愛:どっちの感情を変えるんだ……?
鰄淵レン:いや~~でもマイナスで取って敵を増やしたくない
GM:どうせ全員敵ですよ
鈴木心愛:協力するっていってたのに……嘘ですよね先輩?
鰄淵レン:心変わりで共感で取ります……
鈴木心愛:私はいいですけど……
居斎会未:心愛さんは別に後輩じゃないでしょ!
鈴木心愛:後輩への感情を愛情に変えなくていいのかな
居斎会未:こっちのポジション入りに来ないでよ!
GM:一シナリオ一回ですからね 心変わりは
鈴木心愛:私は忠誠で取るよ。隷属の話もあるけどそれ以上に血鬼として悩んでるから力になってあげたいな~という感じで。
諸屋リン:対立型ってそういう?
鰄淵レン:は~シナリオ関係ないところで焦った
GM:wwwww
鈴木心愛:愛情欲しかったな~
GM:では……共感と忠誠で感情が結ばれましたわね
鰄淵レン:でまた憑依術でKey探します
GM:憑依!どうぞ~!
鰄淵レン:鈴木さんさっそく修正ください!
鈴木心愛:私はもうこのサイクル修正を使ったからできないのでおジャ……
GM:あっ心愛ちゃんは諸屋さんに修正あげたから
諸屋リン:ガハハ!
GM:できないのでござるな
諸屋リン:だから先に手番いただきたかったんですね。
鈴木心愛:1サイクル1回なのじゃ
鰄淵レン:1シーン1回だと思ってた とほほ
鈴木心愛:そうだったのか
鰄淵レン:普通に振るぜ!
鈴木心愛:既に布石は打たれていたというわけ
鰄淵レン:2D6>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
鰄淵レン:ぐあああああああ
GM:ああっ修正があったらいけたのに……!
諸屋リン:先輩~~~!!!
居斎会未:先輩ーー!
鈴木心愛:先輩ー!
鰄淵レン:いいもんね どうせミニゲームとか じゅうべえクエストRTAとかだろうし
GM:そうかも…………
鰄淵レン:いじょうです
GM:OK!
GM:----
【サイクル2:鈴木心愛】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
GM:シーン表もSSTでふってくださいね~!
鈴木心愛:じゃあとりあえず居斎さんとリンくんは呼ぼうかな~
鈴木心愛:キライダさんの秘密を調べるけどキライダさんには直接登場してもらわない感じで
諸屋リン:はいよ~
居斎会未:なるほど
GM:なるほどね!
居斎会未:じゃあ出ようかな~
鈴木心愛:トイちゃんナナちゃんはどうしよっかな
鈴木心愛:一旦二人が寝ている間に抜け出したりしてみようかな
GM:なるほど!
鈴木心愛:登場希望はそんな感じ!シーン表を振るぜ
鈴木心愛:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 1) → 港
鈴木心愛:港のままのようだな
GM:港だ!
GM:襲撃を振ります~!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 7) → 高級住宅街
GM:なんでかぶらないの~!?
諸屋リン:ホッ
鈴木心愛:住宅街が爆撃を受けている……
居斎会未:ずっと行き違ってる
GM:NPC殺します
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D6) → 2) → 二眠ナロ&ユウ
GM:ああ~
鈴木心愛:双子ーっ!
居斎会未:双子ー!
諸屋リン:アッ!双子ちゃん
鈴木心愛:死体の手足がランダムにシャッフルされた状態で見つかってほしい
GM:こわすぎて笑っちゃった
GM:ではさっと殺します!
GM:----
犬切ワン:「俺はさァ、人を殺すのもきゃわうぃ子チャンも大好きでさ」
犬切ワン:「きゃわうぃ子ちゃんを殺せたら、もっと興奮しちゃうんだよね~!」
犬切ワン:「しかも二人同時に殺せるなんてお得、ッショ!」
犬切ワン:チェーンソーを振り回す。その動きは大振りながら正確だ。
二眠 ユウ:「きっしょ、この殺リチン……!」躱そうとするが、的確に傷をつけられていく。
二眠ナロ:「……!ユウ、危ない!」
二眠ナロ:ユウを狙った一撃を庇い、致命傷を負う。
二眠 ユウ:「! ……ナロ!」
二眠 ユウ:「ぐ……このっ!」
二眠 ユウ:反射的に男へと攻撃を加えようとするが、怒りか動揺か、その動きには隙がある。
犬切ワン:「そんな隙だらけじゃあ殺してくれっていってるようなモンっしょ~w」
犬切ワン:軽薄な口調で、今度こそユウの身体を引き裂いていく。
二眠ナロ:「ユウ……ごめんね」
二眠ナロ:「いつも迷惑かけ…………」
二眠 ユウ:それには答えず、ただその手を握る。
GM:機械の音だけが、住宅街に響いていた。
GM:----
GM:■港
GM:広い港には相変わらず船は見当たらず、がらんと寂しい雰囲気を漂わせている。
GM:そこに再び戻ってきた鈴木心愛たち。本田ナナは望田トイを心配し、二人で仮眠をとっていた。
鈴木心愛:「ふう。なんとか無事に戻ってこれたね。本当に襲われたらどうしようかと……」と、港に戻ってきて二人と一緒に横になろうかと思っていたけど
鈴木心愛:その途中でなにやら如何わしげな気配を感じて立ち止まるよ
鈴木心愛:如何わしくありませんでした
GM:いかがわしくないとはね
諸屋リン:俺の気配かも
GM:しかし何やら不審な空気を感じたのでしょう。
鈴木心愛:「なんだ、リンくんか……」
諸屋リン:「なんだよいきなり……-おかえり、スズちゃん」
鈴木心愛:「いや、でも他の不審な空気も感じるよ。これは一体……」
鈴木心愛:「ああ、ごめん。いかがわしいリンくんの気配意外にも不穏な空気を感じてつい……」
居斎会未:「不穏な空気って言われるのは不本意だなぁ」
居斎会未:彼女達の背後から当然のような顔で現れて。
居斎会未:「いやまあ、後をつける形にはなっちゃったからあんまり文句とか言える立場では無いんだけどさ」
鈴木心愛:「あっ貴方は……レンさんいわく特に関係のない後輩さん」
居斎会未:「関係ないのはさっきの話にでしょ。一切関係がないとかではないから」
居斎会未:「ちなみに名前は居斎会未だよ。覚えておいてくれると嬉しいな」
鈴木心愛:「なるほど。では居斎さん……どうしたんですか?こんな夜更けに一人で出歩くなんて危ないですよ」
諸屋リン:「なんだ、三人でお話でもしてたの?」
鈴木心愛:「いや、レンさんと二人きりで深夜の密会を……居斎さんは居なかったはずなんですけど……」
諸屋リン:吸血鬼同士思う所があるのかな、とか考えつつ居斎さんに視線を向ける。
居斎会未:「先輩に言われて席を外してたんだよ。鈴木さんと二人で話したいからって」
居斎会未:「そしたら、話しを終えた後の先輩があんまり見ない顔色してたから内容が気になってね」
居斎会未:「とはいえ先輩に聞いて素直に教えてくれるわけないし……。代わりにキミに聞きに来てみたって訳」
鈴木心愛:「それってなんだか私が口軽いみたいじゃないかな……?」
居斎会未:「先輩に比べたら大抵の人は口軽いと思うよ」
鈴木心愛:「そんなに大したこと話してないよ。お互いの家族のこととか、血鬼に生まれて嫌じゃないのかとか、吸血鬼って人間が居ないと生きていけない寄生虫だよねとか……普通の世間話をしてただけだよ」
諸屋リン:「軽っ」
鈴木心愛:「間違ってると言った覚えはないよ」
居斎会未:「悪びれないな……。ぼくとしてはありがたいけどさ」
居斎会未:「でもまぁそっか、家系の話か」 少し納得したような表情に。
鈴木心愛:「家族の話、居斎さんには素直に教えてくれなかったんだ」
居斎会未:「お互い身の上話はしてこなかったね。したいと思わなかったから」
居斎会未:されたいと思ったことが無いわけではないけど。そこは言う必要がない。
諸屋リン:「まあ、恋人関係だからって、全部を詳らかにする必要はないですもんね。忍びですし……」
居斎会未:「……あー。そこなんだけどさぁ」
鈴木心愛:「そうかなあ。私なら彼氏の家族のこと真っ先に知りたいと思うけど……」
居斎会未:「ぼくと先輩、別に付き合ってはないよ」
諸屋リン:「………エッ!?」
諸屋リン:「あの距離感で……?」
諸屋リン:「それに同じ職場で働いている男女って、全部が全部そういう関係にあるって俺にはインプットされて……」
鈴木心愛:「リンくん……」
居斎会未:「改善しておいた方が良いよ。そういう勘違いが地雷の人に会う前に」
諸屋リン:すみませんと平謝りしつつ頭の中のメモ帳にしっかりと刻みこんでいる。
居斎会未:「ぼくと先輩は特に紛らわしい例だとは思うけどね」
居斎会未:「先輩は基本人との距離の詰め方エグイし、ぼくも距離感近いの気にしないし」
居斎会未:「そのノリで数年働いてたからバグってるところはあると思う」
鈴木心愛:「数年ずっとその距離なんだ」
鈴木心愛:そこでふと何かを思いついたような表情をして
鈴木心愛:「そういえばレンさん、貴女の事も色々話してましたよ」(嘘)
居斎会未:「えっ」
鈴木心愛:「どんな風に話してたか聞きたいですか?」
居斎会未:「……」 一瞬思考を巡らせて。
居斎会未:「……でも、キミが本当のことを言う保証がないよね?」
鈴木心愛:「嘘だったとしても試しに聞いてみたいと思いません?」
鈴木心愛:「ということで、何を話してたか教えるので代わりにこの紐を持っててください」
鈴木心愛:「あ、リンくんも」と言って謎の紐を二人にもたせます
居斎会未:「いや、正直キミがすごい勢いで妄言吐いてるところ何回か見かけたから」
居斎会未:「あんまり信用ないし、試しに聞くのも躊躇うんだけど……」
鈴木心愛:「いいからいいから」強引に紐を握らせ、自分も紐を持ってなんやかんや怪しげな陣を作り始めます
鈴木心愛:そして作った陣の真ん中に水晶を置く
諸屋リン:「ちょ……怖いんだけど……何この紋様」
鈴木心愛:「これは結界術の一種で、遠くにいる人の現在や心の中を読むための陣です」
鈴木心愛:「この紐にはさっきのミニゲームで拾ったキライダさんの髪が編み込まれてるの。これを使って彼女の心の中を読んでみようと思う」
居斎会未:「ええ……。話の流れでめちゃくちゃ思考盗聴の片棒担がせようとしてくるじゃん」
諸屋リン:「離していい?」
鈴木心愛:「本当はナナちゃんに手伝ってもらうつもりだったんだけど……起こすのも忍びないしね」
居斎会未:「ぼくあんまりあの人と関わりたくないんだけど。ヤバかったし」
鈴木心愛:「今離したら逆に向こうに感づかれるよ」
鈴木心愛:「大丈夫、そんなに時間はかからないから……」
諸屋リン:「マジかよこの女……」
居斎会未:「引き返せない状態にしてから説明するの詐欺師とかの手口だからね?」
鈴木心愛:「ふふ。レンさんの話は嘘かもって疑うのにこっちは信じるんだ」
鈴木心愛:「理由は聞かないでおこうかな。じゃあ始めるからね」
居斎会未:「だってさっき、思いっきり何か思いついた顔してから話し出したでしょ」
居斎会未:「アレ絶対本当はそういうのじゃ……話聞いてよ!」
鈴木心愛:という感じで結界術でキライダさんの秘密を抜こうとしてみます
鈴木心愛:リンくん……手伝ってくれるよな
GM:思考盗聴の陣で抜くとはね どうぞ!
諸屋リン:しょうがないにゃあ 修正をしてしまうぜ
鈴木心愛:2D6+1>=5 (判定:結界術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 3[1,2]+1 → 4 → 失敗
鈴木心愛:ぐあああああ
諸屋リン:鈴木~~~~!!!
GM:そんな……
鈴木心愛:いや……知りたいから振り直しちゃお~
GM:なんと!
鈴木心愛:神に通じる丸を使うぜ
GM:まるで神通丸みたいなものを使うなんて……振りなおしどうぞ!
鈴木心愛:2D6+1>=5 (判定:結界術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 8[3,5]+1 → 9 → 成功
GM:今度は成功!
鈴木心愛:無敵の心愛
諸屋リン:やりますね
GM:では感情共有で……居斎さん以外の三人に吉良田の秘密をお渡しします。
鈴木心愛:「うっ、しまっ……」
鈴木心愛:「……しゃくしゃくシャーク!」一瞬とてもまずい表情を浮かべたが、次の瞬間紐を噛みちぎって
鈴木心愛:「ふう。よし、完璧に成功しましたね」
居斎会未:「明らかに失敗しかけてたね?」
居斎会未:「そして失敗した時のリスクについてぼくらは説明を受けてないね?」
GM:というわけで三人にお渡ししました!
GM:何らかの効果で心愛ちゃんはもうひとつ秘密を得られます!
鈴木心愛:やったった~
諸屋リン:ナイス神通丸だったようだな
鈴木心愛:リンくんほしい秘密ある?
諸屋リン:あ~
鈴木心愛:ナナちゃんの秘密は私から開けに行きたくないんだよな~。友達だから
諸屋リン:まずぱるてちゃんの秘密はなんらかと交換するつもりある?っていうのを
鈴木心愛:ふんふん
諸屋リン:聞いてから選びたい気はする
GM:居斎さんとの交渉ですね
諸屋リン:なんか……ヤバそうじゃない?
鈴木心愛:ということでキライダさんの秘密とぱるちゃんの秘密交換しません?
居斎会未:うーん
居斎会未:ちょっとシンキングタイムほしいな
鈴木心愛:いいよ!
居斎会未:シンキングタイム終わり!時間取ってごめんね
鈴木心愛:いいってことよ!
居斎会未:ぱるてちゃんの秘密はあげれないけど、先輩の秘密となら交換できるよ
鈴木心愛:じゃあそっちでいっか!
諸屋リン:あげられないんだ
鈴木心愛:じゃあパルテちゃんの秘密は効果でもらおうか
諸屋リン:みんなでパルプンテするか
鈴木心愛:キライダさんの秘密とレン先輩の秘密を交換して
鈴木心愛:パルテちゃんは謎効果でパルプンテします!
GM:なるほど……そうするとぱるての情報は公開情報になりますね
鈴木心愛:レンさんの秘密も感情共有で公開になるかも
鈴木心愛:あとキライダさんの秘密も
GM:吉良田と鰄淵さんもそうか
鰄淵レン:イヤーッ
鈴木心愛:一気に3つ……か
諸屋リン:だいぶ公開されちゃうぜ
GM:ではまず吉良田から!
吉良田 九捻灼の秘密
あなたはデスゲームというものに対して強い嫌悪感を抱いている。
それは単に巻き込まれた被害者というだけのものではあり得ない、確固たる思想としての嫌悪、或いは憎悪だ。
あなたは偶発的に巻き込まれたのではなく、自分の意思で以て能動的にこの遺灰戦争に参加している。
そしてその目的は、生き残った者だけに与えられるという『願い事』を叶える権利ではない。
あなたの【本当の使命】は【このデスゲームを破壊し、首謀者を討伐すること】だ。
また、この秘密を最初に得たものは、好きな【秘密】を一つ得ることができる。
鈴木心愛:自分の意志で参加してきたとはね
居斎会未:なるほどね
諸屋リン:全然気づかなかったぜ……
GM:続いて鰄淵さん!
PC2鰄淵 レンの【秘密】
あなたと和解できないまま、あなたの父は亡くなっている。
あなたの母もあなたの父である夫と喧嘩をしたまま死に別れてしまったことを悔やみ、以降体調を崩してしまった。
あなたの父は生前、【てんたさんの骨】という遺物を研究していた。それは、代償と引き換えに願いを叶える力をもつとされる。
このことを知るからこそ、このデスゲームが【てんたさんの骨】を利用していることに、あなたは気づいている。
父の研究を利用した黒幕とは何者なのか、あなたは調べる必要がある。
また、父の研究を知っているからこそ、このデスゲームの「何でも願いを叶える」力が本物であることもあなたは理解している。
デスゲームに勝ち抜き、死んでしまった父ともう一度話すことができれば、何かが変わるかもしれない。
あなたの【本当の使命】は【父の研究の悪用を止めること】もしくは【デスゲームに勝ち、母と共にもう一度父と話すこと】だ。
また、あなたはプライズ【再生装置】を所持している。
【再生装置】
このプライズに【秘密】はない。
このプライズを所持している者は、メインフェイズ中に【生命力】が0点になっても死亡・退場することはない。
クライマックス戦闘で【生命力】が0点になった場合、このプライズの持ち主は死亡する。
また、このプライズの所持者はクライマックスフェイズに入る時に【ハイパーループ】を選択することができる。
現状はそういう機能がついていることが分かるのみであり、【ハイパーループ】の実態は不明。
このプライズは戦果に選択することはできず、譲渡もできない。どのような手段でも所持者が変更することはない。
鰄淵レン:え~ん
鈴木心愛:再生装置!?
鈴木心愛:ハイパーループって一体何なんだ
GM:最後にぱるて!
獅子生ぱるての【秘密】
引退したバーチャルライバー『獅子生ぱるて』の正体──V用語でいうところの"魂"は、鰄淵レンの父親である鰄淵無明(かいらげふち・むみょう)である。
鰄淵無明は息子と同じく血社の忍びであり、【サイバン島】で発見された『なんでも願いを叶える』力があるという【てんたさんの骨】という遺物を研究していた。
その結果、【てんたさんの骨】の願望実現能力には『代償』が必要であり、また叶えようとする願いが大きいほどその代償も大きくなることが判明する。
願望実現の権能を危険視した鰄淵無明は【てんたさんの骨】を破壊しようとしたが果たせず、遺物の自己防衛本能が撒き散らした呪力により返り討ちにあった。
今のあなたは飽くまでキャラクターとして再現された『獅子生ぱるて』であって鰄淵無明本人でこそないが、その出自から彼の仕事を完遂したいと考えている。
鰄淵無明は【てんたさんの骨】の呪力を浴びた際、その力の性質を己の身で以て理解し、それを破壊するに足る方法を察知していた。
しかし今のあなたは所詮ナビゲーターであり、それを実行する力はない。その望みを託せる相手を探さなければならない。
あなたの【本当の使命】は【参加者の誰かにてんたさんの骨を破壊してもらうこと】だ。
鈴木心愛:!?
鰄淵レン:もう生きてけねえよ
鈴木心愛:パ、パパ……!?
居斎会未:先輩が前回苦しんでたの、こういう訳だったんだよね
諸屋リン:マジ?
居斎会未:ぼくがケロッとしてたのもまあ当然
鈴木心愛:拾の父が……
鰄淵レン:生き恥
諸屋リン:親子二代youtuberじゃん
鈴木心愛:バ美肉Vだったなんて……
GM:keyの捜索とかもあるかな?
鈴木心愛:そうですね!探索します!
鈴木心愛:Keyの場所も同じく結界術で調べよう。Keyの場所も流れ込んでくる
GM:さすが結界だぜ
GM:判定どうぞ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:結界術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
GM:成功!ではインセkeyを無事ゲット!
鈴木心愛:インセKeyゲットだぜ!
鈴木心愛:ちょっとだけロールしていいですか?
GM:あっそれも勿論いいし
GM:研究データをだします
鈴木心愛:そうだった
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D5) → 3) → ハイパーループ
鈴木心愛:あああああ
鈴木心愛:ハイパーループだ!
GM:タイムリーに!
諸屋リン:あっ!? ハイパーループってあのハイパーループ!?
居斎会未:なんなんだこれ
研究データ:【ハイパーループ】について
【再生装置】についている機能である【ハイパーループ】とは、遺灰戦争を始めからやり直すものである。
遺灰戦争の奇跡を起こす力を利用して、遺灰戦争中に死んだ人間も皆蘇り、殺し合いが始まるところからやり直す。
鈴木心愛:……!?
鈴木心愛:レンくん強すぎだろ
鈴木心愛:PC1はレンくんだった……ってこと!?
諸屋リン:ゲーム的にはどういう処理が行われるんだろうこれ
居斎会未:というか【再生装置】もなんなんだろ
GM:クライマックスフェイズに入る前に選択でき、OPに戻ります
鈴木心愛:……!?
鰄淵レン:エ~ッ
居斎会未:ヤバすぎ
諸屋リン:そんなことあるんだ
鈴木心愛:強くてニューゲーム
鰄淵レン:セッション2回やるの?
GM:そうです。
GM:永遠に終わらないゲームなんて楽しそう!
鈴木心愛:サイコ~!
諸屋リン:も、もしかして……
諸屋リン:エターナルリターン……ってコト!?
鈴木心愛:じゃあちょっとロールしてみようかな
GM:お願いします!
鈴木心愛:結界を急いで噛みちぎって「い、いえこれは……失敗じゃなくて……!むしろうまく行き過ぎてて……!」
鈴木心愛:「キライダさんのだけじゃない、レンさんや他の人の記憶まで映し出されて……!?」
鈴木心愛:その言葉通り、陣の中にある水晶の中にキライダの記憶だけではなく
鈴木心愛:これは……幼い頃のレンさん?そしてそれを見守る二人の夫婦……彼の父親と母親だろうか……
鈴木心愛:時間が飛び、なにかの骨を機械で分析する研究者、レンの父親の姿が見える。そしてPCの前で変声期を使い
鈴木心愛:女声で博識な解説をする姿も……
居斎会未:「あっ」
諸屋リン:「あっあっあっ……」
鈴木心愛:「PCに写っているのはぱるてさんのモデル……?そ、そんな……!ぱるてさんに中の人はいないはずでは……」
諸屋リン:「俺は、俺は……」
諸屋リン:「子持ちの父親のクリスマスにちゃんと配信が行われているかで一喜一憂を……?」
居斎会未:「うわあ、二次被害」
鈴木心愛:「そうか、ぱるてさんが突然引退したのは……天太さんの骨によって中の人……レンさんの父親が殺されたからだったんだ……!」
居斎会未:「……これぼく、先輩が一番知られたくない秘密の暴露の片棒担ぎじゃん……」
居斎会未:「顔向けできないんだけど……」
諸屋リン:泡を吹いてぶっ倒れる。
鈴木心愛:「……でも無明さん……レンさんの父親は天太さんの骨から人々を守るために戦おうとしたんですよね」
鈴木心愛:「なんだ……人でなしみたいなこと言ってたけど……レンさんの親だっていい人じゃないですか」
居斎会未:「うん、その辺だけ拾えば良い話なんだけどね」
居斎会未:「付随する要素がデカすぎてそっちに意識が行かない……というかそっちを考える余裕が無いというかね」
鈴木心愛:「ぱるてさんのためにも……ショック死してしまったリンくんのためにも……こんな殺し合いは絶対止めないと……!」
居斎会未:「キミ、本当に人の話聞かないね」
鈴木心愛:「だって……付随する要素に気を向けたほうがレンさんが傷つくから……」
居斎会未:「……そこはそう。うん、これはぼくがわるかった」
鈴木心愛:「あ、そうそう。レンさんが居斎さんの事なんて言ってたかですけど」
鈴木心愛:「居斎さんには弱いところは見せたくないみたいなこと言ってましたよ。まあでも、このことを知った後だとどうなんだろうな……」
居斎会未:「……ギリギリ言いそうなラインだけど嘘でしょ」
居斎会未:「見せたくないなんて直接的な言語化、あの人はしないよ」
鈴木心愛:「意訳です。月が綺麗なのと同じですよ」
鈴木心愛:「言葉にしないと伝わらないこともありますからね」
居斎会未:「ならどっちにしろ信用しないよ。言葉の受け取り方なんて人それぞれだから」
鈴木心愛:「残念。信用を得るのは難しいなあ」
鈴木心愛:「でも協力した甲斐はあったでしょう?」
居斎会未:「さあね。とりあえず」
居斎会未:「次にぼくに協力を取り付けたいなら、報酬は原文そのままでよろしく」
居斎会未:そう言うとひらりと手を振りながら踵を返す。
鈴木心愛:「次も協力してくれるってことですね」
鈴木心愛:よし、楽しく話せたな
鈴木心愛:居斎さんを見送りつつ死にかけのリンくんを抱えてトイちゃんたちの下に戻ろうかな
GM:パーフェクトコミュニケーションをとりつつ(※所説あります)、また日は傾きつつあった……。
GM:----
【マスターシーン サイクル2:吉良田九捻灼】
GM:登場希望キャラクターとシーン表をお願いします!
吉良田 九捻灼:登場希望は……居斎さんと諸屋さんお願いします……
諸屋リン:ええ~?
GM:居斎さんも大丈夫かな?
居斎会未:名指しなの怖いけど行くしかないか……
鈴木心愛:私も呼んでよ~
諸屋リン:拒否できないルールらしいので覚悟をキメるぜ
吉良田 九捻灼:へへ……
吉良田 九捻灼:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 10) → 寺
GM:寺!初めてかな?
GM:二度目だったとしても描写をします 襲撃はないです
GM:■寺
GM:江足山宵闇寺。
GM:島の北東部、江足山という小山の中腹に建つ仏教寺院である。
GM:開基は鎌倉時代ごろと伝わる。キリスト教が流行した時期にも特段攻撃した記録はなく、影は薄いがそのぶん島民たちの生活に密着した寺として現代まで存続している。
サブGM:人気のない境内はひっそりとしている。
吉良田 九捻灼:その柱の陰に隠れるようにして、気弱そうな表情の少女が佇んでいる。
吉良田 九捻灼:落ち着かなさげに周囲を見回していたが、こちらへ近づく人影を見て、そちらへ声をかける。
吉良田 九捻灼:「……あ。こ、こっちです……」
居斎会未:「……ぼくだけじゃなく彼も呼んでたんだ」
居斎会未:「助かるよ。正直、キミと二人っきりになりたくなかったし」
居斎会未:諸屋君の姿を見止めてわざとらしく安堵の溜め息を漏らして見せる。
諸屋リン:「あれ、居斎さん」
諸屋リン:首元までコートのボタンを止めた男が、寒そうにぶるりと震えて。
諸屋リン:「俺とあなたにわざわざ声をかけたってことは……」ひそひそと。
諸屋リン:「やっぱバレたんですかね?さっきのあの、紐……」
居斎会未:「だとしたら主犯が居ない訳ないでしょ」 ひそひそ返し。
吉良田 九捻灼:「と、突然お呼びしちゃってすみません……」
吉良田 九捻灼:「それでその、お呼びした理由なんですけど……お話したいことがあって……」
吉良田 九捻灼:「わ、私、実は……」
吉良田 九捻灼:「このデスゲーム、巻き込まれたんじゃなくて、自分から参加したんです……」
吉良田 九捻灼:「……って……み、皆さん、もうご存じみたいですけどぉ……」
吉良田 九捻灼:どこかばつが悪そうに笑う。
諸屋リン:「まあ……」へらへらと軽薄そうに笑って。
諸屋リン:「偶然巻き込まれたにしては、吉良田さんの、“こういう催し”に対する執着は尋常ならざるものを感じていたし……」
諸屋リン:「薄々そんな気もしていたかな」
居斎会未:「理解はしても共感や納得はしないけどね」
居斎会未:「わざわざこんな悪趣味なゲームに首ツッコみに来るなんて、同じかそれ以上に趣味悪いよ」
吉良田 九捻灼:「あ、で、でも、『この島には観光できたはず』っていうのも……別に嘘で言ったわけじゃないんです」
吉良田 九捻灼:「実際私自身……ちょっと前まで、そう思っていたっていうか……なんだったら、今でもそういう記憶はあって……」
吉良田 九捻灼:「でも……そんな中で、『これ』を見たんです」
吉良田 九捻灼:そう言って、胸元のリボンを解き、あなたたちに見せる。
吉良田 九捻灼:リボンの裏地、結んでいる間は見えない場所に、白い文字が小さく書きつけられている。
吉良田 九捻灼:『私の名前は吉良田九捻灼』
吉良田 九捻灼:『デスゲームを壊すために参加している』
吉良田 九捻灼:「た、多分……記憶を失う前の私が……書いたんです」
吉良田 九捻灼:「デスゲームに参加したら記憶が失われることを知ってたのか……もしくは単に、事故のための保険だったのか……」
吉良田 九捻灼:「そこは分からないんですけど……。それで、これを見て立てた予想があって……」
吉良田 九捻灼:「き、聞いて……もらえますか?」
居斎会未:「ま、情報や予測自体は多くて損しないからね」
居斎会未:「どれだけ信用するかはぼくの印象次第だけど」
諸屋リン:「俺も、正直言って吉良田さんのことは脅威に思っているから。素直に鵜呑みにはできないかもしれないけれど」
諸屋リン:「ここまで足を運んで何の成果も得られませんでした、じゃ。鬼より怖い鬼にしゃくしゃく齧られちゃうかもだし……」
諸屋リン:続きをどうぞ、と吉良田さんに向けて平手を差し出す。
吉良田 九捻灼:「え、へへ……ありがとうございます……」
吉良田 九捻灼:「え、えっと、これ見るまで、私は『デスゲームに巻き込まれる寸前の記憶が書き換わってる』んだと思ってたんですけど……」
吉良田 九捻灼:「多分それは……そもそも存在しない記憶で……巻き込まれるまでの記憶が、すっぽり消えてるんだと思います……」
吉良田 九捻灼:「い、いま思い出せる、『寸前』の記憶は……きっと……辻褄合わせで……」
吉良田 九捻灼:「今までの人生の記憶と、今現在の状況から……自分自身の頭が、それっぽく作り出した幻影」
吉良田 九捻灼:「だから……『本来その場にいないはずの人』と一緒にいた記憶があっても……おかしくないです」
吉良田 九捻灼:「わ、私はてっきり……黒幕が私たちの記憶を書き換えたり、奪ったりしてるんだと思ってたんですけどぉ……」
吉良田 九捻灼:「多分……違うんです」
吉良田 九捻灼:「き、記憶が消えたのは……デスゲームの副産物というか……副作用……」
吉良田 九捻灼:「もしくは……参加のための必要条件で……」
吉良田 九捻灼:「黒幕にとっても、たとえそうなると知っていても、避けることはできない出来事だった……」
吉良田 九捻灼:「黒幕自身……自分が黒幕であると……気づいていない……」
吉良田 九捻灼:「だって……黒幕として準備したりした記憶も……すっぽり消えて、『それっぽく』書き換わってるから……」
吉良田 九捻灼:「だから、いくら探しても見つからないし、いくら調べても手掛かりもない、んじゃないか、って……」
居斎会未:「……つまり、デスゲームに巻き込まれた瞬間の記憶ってのはもともと存在してなくて」
居斎会未:「ぼくらがそれぞれ自分自身に合わせた最も納得の行くストーリーを補完してるだけ」
居斎会未:「そしてそれは黒幕でさえも同じ。だから誰が黒幕かを個人の記憶によって特定することは不可能」
居斎会未:「そういいたいのかな?」
吉良田 九捻灼:「そ、そうです! そういうことなんです……」
吉良田 九捻灼:「で、でもぉ……わ、私……見つけたんです……!」
吉良田 九捻灼:「黒幕が誰かを特定する……証拠になるもの……!」
吉良田 九捻灼:「【再生装置】」
吉良田 九捻灼:研究データをお二人に渡します。
GM:はい!感情共有で全体公開になります。
研究データ:【再生装置】について
黒幕自身も【遺灰戦争】に参加している。
【遺灰戦争】を勝ち抜き願いを叶えるために、黒幕は保険をかけている。
序盤であっさりと襲撃者に殺される・負傷して万全を期して最終戦に挑めない、といったことが無いように、
自身の身を守りいざという時には最初からやり直せる機能を備えた【再生装置】を自身の首輪に仕込んでいる。
言い換えれば【再生装置】を持っている者が【遺灰戦争】の黒幕である。
吉良田 九捻灼:「『記憶が失われることを知ってたのか』……『もしくは単に保険だったのか』……」
吉良田 九捻灼:「ふふふふふふ……私と……同じことを考えたんでしょうね……黒幕と一緒なんて気持ち悪いですけどぉ……」
吉良田 九捻灼:「自分が黒幕だと気づいていなくても、あらかじめ準備しておけば……」
吉良田 九捻灼:「ただ持っているだけで死を回避できる……」
吉良田 九捻灼:「そういう……卑劣な計画なんです」
吉良田 九捻灼:「だから……【再生装置】っていうのを持ってる人が……黒幕です……!」
居斎会未:「……なるほどね」
居斎会未:「確かに、今の話だけ聞けば筋は通ってる」
居斎会未:「でも根拠は足りないかな。キミ自身の信用も」
吉良田 九捻灼:「ふ、ふふ……」
吉良田 九捻灼:「そうかも知れないです……だからもっと、情報を集めないと……」
吉良田 九捻灼:「居斎さん……」
吉良田 九捻灼:「私、昨日、鰄淵さんに……言いましたよね……」
吉良田 九捻灼:「『居斎さんのこと、守ってあげてください』って……」
吉良田 九捻灼:「ふ、ふ……、どうでしょう……守って……もらえるでしょうか……」
居斎会未:「さあね。ぼくは先輩にとってかわいい後輩である自信はあるけど」
居斎会未:「こんな異常な状況下でかわいい後輩って立場がどれだけ先輩の判断に影響するかまでは分析できてない」
居斎会未:「それと、何から何まで守ってもらわなくても多少の自衛程度は出来る自信もあるよ」
諸屋リン:「う~ん……吉良田さんの言い分を正とするなら」
諸屋リン:「今までに亡くなった犠牲者の中に黒幕は存在しない。何故なら【再生装置】を持っているのであればその“死”を無かったことにできるから」
諸屋リン:「だから、今生き残ってるうちの誰か……ってことになるけれど」
諸屋リン:「“何人”いると思います?その黒幕って」
吉良田 九捻灼:「………」
吉良田 九捻灼:不思議そうに眼を瞬く。
諸屋リン:「こんな大規模な催し、1人が考えついて、準備まで全部担えるなんてとてもじゃないけど思えない」
諸屋リン:「複数人居てもおかしくないんじゃない?」
吉良田 九捻灼:「な、なるほど、なるほど……」
吉良田 九捻灼:「その通りだと思います……! 鋭い視点ですね……!」
吉良田 九捻灼:嬉しそうに目を輝かせる。
吉良田 九捻灼:「ど、ど、どうして気づかなかったんだろう……その可能性も、十分ありますよね……!」
吉良田 九捻灼:「もっと、もっともっと調べないとですね……! 私も、頑張ります……!」
吉良田 九捻灼:その瞳はゆがんだ使命感に燃えている。その思想と手段はさておき、デスゲームを止めようとしているのは事実らしい。
サブGM:ということで……
サブGM:吉良田九捻灼の協力により、一つ好きな情報を抜くことができます
諸屋リン:マジ?
サブGM:ただし、それはこの場にいる二人に共有されるため……
サブGM:感情によって自動で完全オープンになります
居斎会未:なるほどねえ
居斎会未:どこ行く?
諸屋リン:う~ん
諸屋リン:現状レンさんの秘密を知らないなら
諸屋リン:西寒田でいいんじゃない?って気もする
鈴木心愛:確かにキライダさんと同じような立場なのに
諸屋リン:あ~でもちょっとGMに質問しちゃお
鈴木心愛:キライダさんとは違って全然情報出てないもんなあ
鰄淵レン:ナナちゃんもこの立ち位置にいて重要じゃないってことはないんじゃないかな
居斎会未:でもぼく正直心愛ちゃんのが一番気になるよ
鰄淵レン:黒幕ワンチャンあると思う
鈴木心愛:私のは嫌だな~
鈴木心愛:何故ならPCの手番でもないマスターシーンなのに私の秘密を抜かれると
鈴木心愛:私だけ持ってる情報が減って不利になるから
居斎会未:あー
居斎会未:まあ全員で話し合ってってことなら引っ込めようかな
居斎会未:ぼくも自分の秘密ここで抜かれたら嫌なわけだし
鈴木心愛:そういうなのでPCの秘密じゃなくてNPCの秘密を取りに行くのがフェアじゃないかな?と私は思っています
諸屋リン:今GMに質問してたんですけど
鰄淵レン:拒否権ないシーンだったからな~
諸屋リン:西寒田さんの秘密に吉良田さんの秘密にあったような効果(また、この秘密を最初に得たものは、好きな【秘密】を一つ得ることができる。)
諸屋リン:があった場合、それもPCが適用していいらしいので
諸屋リン:西寒田でいいんじゃないかなという気がします 吉良田協力で開けるのは
GM:というかそれで得た情報も吉良田が教えてくれるって感じですね
鈴木心愛:まあもしもあったらお得っていう感じね
GM:お助けNPCだから……ナ!
居斎会未:なるほど
鈴木心愛:特に反対がなければ西寒田さんの秘密でいいのではないでしょうか
鈴木心愛:なんか効果あったらナナちゃんかエリザベスちゃんの友達に行く感じで
諸屋リン:てな感じで西寒田秘密・お願いしますでよさそう
鰄淵レン:つまびらかにしましょう
GM:おっけ~!では西寒田美波の秘密を公開します。
西寒田美波の秘密
あなたは西寒田美波ではない。
あなたは以前、自分の願望を叶えるためにデスゲームを主催したことがある。
その際に多大な被害を出したことを多少は反省しており、また新たなデスゲームが開かれると聞き
少しでも被害を抑えるため、最も信頼できる者の姿を借りた分け身を離れた場所から送り、もぐりこんだ。
あなたの【本当の使命】は【デスゲームの被害を少しでも減らす事】だ。
また、この秘密を最初に得たものは、好きな【秘密】を一つ得ることができる。
居斎会未:マジであった!
鈴木心愛:デスゲーム主催者なのお!?
西寒田美波:昔ね
居斎会未:勝手に姿借りてる
GM:人のPCって……勝手に借りちゃいけないのか?
居斎会未:普通はそう
GM:というわけでもうひとつ秘密を抜けるぜ
諸屋リン:盤面外からダメージを与えるな
サブGM:現在残っている秘密は
ナナ
ノイジー
トイ(レンえみのみ)
鰄淵さん以外のPC3人
です
諸屋リン:PC以外選択ならナナち気になるかな~という所かな~
諸屋リン:ノイジーさんも気になるっちゃ気になるが
鈴木心愛:ナナノイの二人なら特に強い希望はないです。
居斎会未:私もナナちゃんでいいんじゃかなの気持ちです
鰄淵レン:ナナちゃんかな
GM:おっけ~!ではナナの秘密を貼ります!
本田ナナの秘密
あなたは遺灰戦争を優勝した場合、"【Mウィルス】という近年発見されたウィルスを改造し、そのキャリアになること"を願おうとしている。
【Mウィルス】は現状でも発症した際の致死率が非常に高く危険なウィルスであるが、
これを歌声を介して感染するように改造し、あなたの歌声で世界中の人々を殺そうとしている。
また、あなたは遺灰戦争を正攻法で勝ち抜く気は始めからなく、細工をして遺灰戦争の『願いを叶える力』を独占しようとしている。
その方法とは、遺灰戦争が始めからやり直しになった瞬間、それをトリガーとして儀式の力が全て本田ナナのものになるというものである。
あなたの【本当の使命】は【他の参加者を出し抜き、遺灰戦争の力を独占すること】だ。
諸屋リン:何やってんだ????
鰄淵レン:何やってんだ……何やってんだてめえ……
本田ナナ:きゅるん☆
鈴木心愛:ナナちゃん……!?
居斎会未:マジ?
諸屋リン:>その方法とは、遺灰戦争が始めからやり直しになった瞬間、それをトリガーとして儀式の力が全て本田ナナのものになるというものである。
鈴木心愛:でもこれで黒幕を殺してもハイパーループで逃げられなくなりましたね
諸屋リン:こわすぎ
居斎会未:ヤバすぎる
鰄淵レン:デメリットしかねえこの装置
GM:メインフェイズ中は死なないから……
鰄淵レン:メインフェイズ中死ぬ方が難しいんだよなあ
GM:----
【サイクル2:ミニゲーム】
GM:■研究所
GM:というわけで……参加権を作ってミニゲームに参加してもらいます!
GM:参加権を作る人は誰かな~?
鈴木心愛:クラフトするぜ~
鈴木心愛:ビールだぜ~
GM:クラフトビール!
諸屋リン:作っチャオ
居斎会未:クラフトるぜ
鰄淵レン:これあげます ぴかぴかのドングリ
鰄淵レン:一生懸命集めたんだけど特別だよ
GM:そっかあ 一生懸命集めたものだから鰄淵さんがもっていてね
鰄淵レン:ニスも塗ったんだよ
GM:代わりに電流をプレゼントしてあげるね ビリビリ~~ッ!!
鰄淵レン:ぐあああああああああああああ
鈴木心愛:養殖物はいらねえ
GM:というわけで参加権のない鰄淵さんは1点ダメージを受けてください!
諸屋リン:鰄渕~~~~!!
GM:好きなところを減らしてね~!
鰄淵レン:仕方ない……大事な大事な【忍術】に受けましょう
GM:そんな……忍びなのに
居斎会未:一個も特技を取ってない忍術を……
鰄淵レン:え~ん あらゆる行為判定に+1されちゃったよ~
GM:メリットじゃん!
GM:----
ビーバーマン:「次のミニゲームはこれ!『チキンチキンレース』!」
GM:二度目となったミニゲームの説明が不気味な絵画から行われる。
ビーバーマン:「今からみんなの魂とつながってるヒヨコちゃんたちにレースをしてもらいます!」
鈴木心愛:「魂が繋がっている……ヒヨコ!?」
ビーバーマン:「みんなは精一杯応援してね!みんなが応援しただけヒヨコちゃんたちは進んでいくよ!」
ビーバーマン:「けど……レース場は崖!うっかり進みすぎると落ちちゃうからね!」
ビーバーマン:「これが本当の……チキンチキンレース!」
ビーバーマン:「今回は優勝者にご褒美があります!一番ヒヨコちゃんを進めることができて、崖から落ちなかった人には……」
ビーバーマン:「すごいバリアをあげちゃいま~す!」
GM:というわけで、ミニゲームの説明をします。
チキンチキンレース
好きな特技で好きな回数判定を行ってもらいます。(0回でも可)
判定に失敗した場合、チキンレース脱落です。射撃戦ダメージ1点を受けます。
一番判定回数が多い一人が優勝です。全員脱落する等、一人に優勝者が決まらなかった場合は優勝者ナシです。
優勝者にはプライズ『すごいバリア』が渡されます。
プライズ『すごいバリア』
一度だけ奥義:絶対防御の効果を発揮できます。
奥義情報は全員が持っているものとし、指定特技は使用者がRTTを振り、全ての特技の中からランダムで決めます。
諸屋リン:マジヤバすぎる
鈴木心愛:やべ~
居斎会未:なるほどね
鈴木心愛:でも全員持ってるならそんないいものでもなさそうだな
GM:あっRTTはダイスボットで全部の特技からランダムで決められるコマンドです
GM:奥義破りはできますね!
GM:というわけで……やっていきましょう、チキンチキンレース!
鈴木心愛:これって判定回数は事前に宣言するんですか?
GM:参加しない人はいないよね?0回挑戦でもいいからね!
GM:いえ、みんなで一緒にやります!
鈴木心愛:なるほどなあ
GM:結果を見てこれ以上進むかどうか決めていく感じ!
居斎会未:全員一斉式か 把握しました
諸屋リン:はあい
GM:というわけで……一回目の判定!
GM:挑戦する人はふってね~!
GM:挑戦しない人は挑戦しない宣言をしてね!
鈴木心愛:ちょっと悩みます
GM:悩んでください~!
諸屋リン:じゃあ《鳥獣術》で振ってみようかな~
居斎会未:こっちは【分身の術】で振ります
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功
鈴木心愛:私はやめておきます。0回挑戦で
諸屋リン:全員挑戦するorしないで振ったほうがいいかなこれは
GM:する人は振っちゃっていいですわよ~!
居斎会未:アッ先走っちゃった
GM:心愛ちゃんは0!了解!
諸屋リン:じゃあふります~
諸屋リン:2D6>=5 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
諸屋リン:カスがよ
GM:wwwww
居斎会未:ぼく勝ち?
GM:ですね……!
諸屋リン:勝ちですわよ
GM:振りなおしがなければね!
鈴木心愛:おめでとうございます!
居斎会未:やった~!
GM:一発で終わるとはね…………
諸屋リン:う~ん……
鰄淵レン:こんなことある?
諸屋リン:いやこのままで 失敗 おわり
GM:0回挑戦の心愛ちゃんはセーフだけど、諸屋さんは失敗だからダメージ1点だぜ
諸屋リン:謀術に食らっておきます
GM:OK!
GM:では居斎さんが優勝!プライズすごいバリアを入手しました。
GM:特技を決めるのは使用時で良いかな~と思います!
居斎会未:了解です
GM:ヒヨコたちがヨチヨチ走り出す……!
鈴木心愛:「……えっ……レンさんがこのデスゲームの黒幕……!?」
GM:しかし心愛さんと魂で繋がっているヒヨコは動かないようだ……
鈴木心愛:「それにナナちゃんが本当は世界中の人を歌で殺そうとしている……!?そんな……!」
鈴木心愛:衝撃の情報を手に入れ、ヒヨコともども呆然としています
GM:鰄淵さんとつながっているヒヨコは雷が落ちてシビビビ~となってアフロになって目を回している……
GM:諸屋さんとつながっているヒヨコは気合を入れすぎて崖から飛び出してしまった……!
諸屋リン:「よし!そこだ!そこでストップ!いいよ!でもすごくいい!もうちょっと(足)出してみようか!いやまだ!まだ行ける!そんなんじゃこの先やっていけないよ?」
諸屋リン:「行ける行けるって!あとちょっと……あ、あ、……あ~~~~~っ!」
GM:ぴゅ~~ん💦とヒヨコは落ちてしまった……
GM:他のヒヨコたちも落ちたり、そもそも走り出さずに進まずにいたりとしていて……
GM:気が付くと、一番進んでいるのは居斎さんのヒヨコになっていた。
居斎会未:「……なんか」
居斎会未:「勝った気がしないっていうか……自滅多すぎじゃない?」
鈴木心愛:「落下したヒヨコはどうなるんだろ?」
西寒田美波:「こんなんで死ぬの。馬鹿らしいから」最初から動かしていない。
GM:落下したヒヨコはちゅど~ん!とモコモコの煙が出た後消えます
鈴木心愛:死んでる……
鈴木心愛:「ああっ!魂が繋がってる影響でリンくんもだんだん体が透けて……!」
諸屋リン:「悪くない人生だったな……」
居斎会未:「諦めが早すぎる」
望田トイ:「何いい笑顔浮かべてんの♡ヒヨコに感情移入しすぎてキモ♡」
望田トイ:こちらも最初から動かしていない。
ビーバーマン:「思ったより早く決着がついたね!」
ビーバーマン:「次も楽しいミニゲームを用意してるから……」
ビーバーマン:「楽しみにしててね!次はちゃんと参加権を用意するんだぞ~!」
鈴木心愛:今回はNPC死なないんだ
GM:じゃあせっかくだから殺しておこうかな
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D6) → 2) → 二眠ナロ&ユウ
鈴木心愛:そんな……!
GM:あれ!?残ってたな
GM:もう一度ふりましょう
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D6) → 5) → 犠牲者ナシ
鈴木心愛:一粒でニ度美味しい
諸屋リン:平和
GM:じゃあ……ナシでいいか……
鈴木心愛:やはり天運
吉良田 九捻灼:そんな……
GM:電流を流されながらも他には犠牲者もなく、和やかにミニゲームが終わるかと思われた。が…………
吉良田 九捻灼:「あ、あのぉ~……」
吉良田 九捻灼:「参加権に使う……二つのKEYってありますよね」
吉良田 九捻灼:「調べたんですけど……あれを二つ使うと……すごい力を持ったものを作れるみたいなんです」
吉良田 九捻灼:「じ、実は、今回のKEYはその実験に使ったから、ミニゲームに参加できなくて……え、へ……」
吉良田 九捻灼:見れば、彼女のひよこも電流を受け、その身体にダメージを負っている。
吉良田 九捻灼:「今回は失敗しちゃったんですけどぉ……次は、成功させるつもりです」
吉良田 九捻灼:「生命のKEYとインセKEYを組み合わせて作れる、この【遺灰戦争】の力を強く帯びた4枚の楽譜……」
吉良田 九捻灼:「『4スコア』を使って……黒幕を追い詰めてみせます……!」
吉良田 九捻灼:「それで、そのぉ……」すこし気まずそうな表情を浮かべる。
吉良田 九捻灼:「『4スコア』の力を使うには……そのための器が必要になるみたいなんです」
吉良田 九捻灼:「溢れ出る力を零さずに湛えておける、特別な器が……」
吉良田 九捻灼:「なので」
吉良田 九捻灼:すい、と、諸屋さんの方へ目を向ける。
吉良田 九捻灼:諸屋さんの方へ、──いや、正確には、彼と、その隣にいる少女の二人へだ。
鈴木心愛:二人の美少女……一人は私かな
諸屋リン:そうかなあ?
吉良田 九捻灼:「諸屋さん」
吉良田 九捻灼:「別に……今すぐって訳じゃないんですけどぉ……」
吉良田 九捻灼:「望田トイさんを殺します」
望田トイ:「え……?」
鈴木心愛:「……!?」
諸屋リン:へらへらと力ない笑みを引っ込める。すうと目が細まっていく。
諸屋リン:「う~ん」
諸屋リン:「黒幕を追い詰めるための“4スコア”……その力は余すところなく使うためには、トイちゃんの命が必要……」
諸屋リン:「吉良田さん、俺。流石にもう付き合っていられないよ」
望田トイ:「リンお兄ちゃん……」
吉良田 九捻灼:「私も……申し訳ないとは思うんですけどぉ……」
吉良田 九捻灼:「でも、黒幕を倒すためには、仕方のないことですし……」
鈴木心愛:「あの、ちなみになんでトイちゃんなんですか?」
吉良田 九捻灼:「それに、このままいったら望田さんに人殺しをさせることになっちゃいますから……」
鈴木心愛:「ウボーギンさんやチャラ男さんのほうが全然強くて器になれそうな気がするけど……」
吉良田 九捻灼:「こんな小さい子に……人殺しの罪を負わせるなんて……かわいそうですよね?」
鈴木心愛:「それは確かに……」
居斎会未:「それは当人が殺しに手を付けなきゃいいだけの話でしょ」 ため息交じりに吐き出して。
鈴木心愛:「でもそれは居斎さんの言う通り余計なお世話だと思うかな」
居斎会未:「結局、キミは自分の価値観の押し付けしかしないんだ。申し訳ながれば許されるとでも思ってる?」
鈴木心愛:「それにトイちゃんが器になれるかどうかは……」
鈴木心愛:「……リンくん。あのことキライダさんにも教えていい?」
鈴木心愛:「トイちゃんが狙われないならそれに越したことはないと思うし……」
鈴木心愛:という感じでもし大丈夫ならトイちゃんの秘密をキライダさんに見せて思い直してくれないかな~って思ってるんですけどどうでしょう
GM:吉良田に渡すと感情共有で鰄淵さんにもいくけど大丈夫かな?
諸屋リン:ん~
鈴木心愛:そう言えばそうなのか
諸屋リン:ならいっそ……居斎さんにも渡して公開にしちゃってもいい気がするな
GM:伝播の伝播はしないから居斎さんにはいかないぜ
GM:なるほどね
鈴木心愛:なにっ
鈴木心愛:リンくんがそう言うなら……
居斎会未:ぼくとしては助かるぜ
鈴木心愛:じゃあ開けちゃうか
GM:では……トイの秘密が公開になります!
望田トイの秘密
あなたは既に死亡している。
遺灰戦争のエネルギーに反応して生まれた、儀式の行われている間のみこの【サイバン島】で存在できる、実体のある幽霊だ。
あなたは、諸屋リンの小さい頃の幼馴染だった。
10年ほど前、目を離した隙に姿を消した諸屋リンを探して道路に飛び出し、車に轢かれて死亡した。
成長した諸屋リンは子供である自分のことは相手にしないだろうと思い、素直ではない態度をとっている。
あなたの【本当の使命】は、生前の願いと変わらず【諸屋リンを守る事】だ。
鈴木心愛:「……だから、トイちゃんを殺しても……」
鈴木心愛:「あまり意味はないんじゃないかな……。というか、幽霊って殺したり出来るのかな」
鈴木心愛:「もう死んでるわけだし……」
吉良田 九捻灼:「ふ」
吉良田 九捻灼:「ふふふふふふ……」
吉良田 九捻灼:「やっぱり……正しかった」
諸屋リン:「少ない付き合いながらも、ちょっとは吉良田九捻灼って人が。わかってきたような気もするんだ」
諸屋リン:「きみの過去に何があったかなんて想像もつかないけれど。その“執念”は並大抵のものじゃない」
諸屋リン:「悲願成就のためならありとあらゆる手段に手を染める覚悟もあるあなたなら、トイちゃんのような存在もいるって、もう想像ついてたんじゃない?」
鈴木心愛:「そんな……じゃあ最初からトイちゃんが死んでることに気づいていて、それで狙いを……!?」
吉良田 九捻灼:「い、いえ、最初は本当に、何もわからなかったんです」
吉良田 九捻灼:「ただ……私、『占い』ができるんです」
吉良田 九捻灼:「朝のテレビでやってるようなやつじゃなくて……忍びの力としての占い、ですよ」
吉良田 九捻灼:「それで、一人ひとり……やってみたんです」
吉良田 九捻灼:「誰を殺すのが吉か」
吉良田 九捻灼:「鈴木さんを殺すのが吉か?」
吉良田 九捻灼:「鰄淵さんを殺すのが吉か?」
吉良田 九捻灼:「居斎さんを殺すのが吉か?」
吉良田 九捻灼:「諸屋さんを殺すのが吉か?」
吉良田 九捻灼:「犬切さんを、二眠さんたちを、西寒田さんを、師藤さんを、呉さんを、本田さんを、エワルさんを、私自身を、樋渡さんを、ノイジーさんを、和留さんを、氷川さんを……」
吉良田 九捻灼:「そして、望田さんを」
吉良田 九捻灼:「望田さんが、一番良かったんです」
鈴木心愛:「ビーバーマンが入ってない……!」
吉良田 九捻灼:「そ、その理由まではわからなかったんですけど……今教えてもらって、はっきり理解しました」
吉良田 九捻灼:「い、今の望田さんは……【遺灰戦争】の力で受肉した存在だから……」
吉良田 九捻灼:「その命それ自体が……【遺灰戦争】の力で満ち満ちている……」
吉良田 九捻灼:「だからこそ、その命を使って、4スコアの力を受け止めるんですね」
吉良田 九捻灼:「そ、そういう訳なんですけど……」
吉良田 九捻灼:「協力してもらえますか?」
吉良田 九捻灼:にっこりと笑いかける。
鈴木心愛:「私達がそんなこと許すわけ無いじゃないですか」
居斎会未:「キミさぁ……つまり人を殺すことは大前提として、その中で誰が良いかを占ってたんだよね?」
鈴木心愛:「トイちゃんの人生はトイちゃんのもの……!貴方の好きにはさせないよ!」
居斎会未:「人を殺すのは良くない。デスゲームなんてありえない。ゲームマスターを許せない」
居斎会未:「そう語るのと同じ口で、キミはデスゲームが推奨する『殺し』を自分から選択する」
居斎会未:「シンプルに一貫性が無いよね。主張と行動に」
居斎会未:「同じデスゲーム否定派でも、そして結構言動がハチャメチャなのを差し引いても」
居斎会未:「まだ鈴木さんのほうが信用できるよ。少なくとも彼女は殺しを推奨しないから」
望田トイ:「でも…………トイは……どうせ、これが終わったら消えるんだから」
望田トイ:「……それで、人の役に立てるなら……それでも…………いいのかも…………」
望田トイ:青い顔でうつむいている。
諸屋リン:「いや……でもね」
諸屋リン:「今まで散々、こうまで言われてきても尚、己の信念を貫き通すその志の高さは」
諸屋リン:「素直に称賛しちゃうよね。俺が同じ立場だったら、とっくに引き下がっていると思うし……」
諸屋リン:「その上で……吉良田さん。俺は、やっぱり。あなたには協力できないよ」
諸屋リン:「こんな悪趣味なゲームに巻き込まれて、今まで散々な目にあったけどさ」
諸屋リン:俯く少女に視線を向ける。「彼女と再会できたこと。彼女の存在を思い出すことが出来たのは。俺にとってはこの上ない幸運で」
諸屋リン:「奇跡みたいに再び巡り会えた彼女の存在を。たとえこの世には既に居ないものだからといって」
諸屋リン:「人の役に立つために、もう一度死んでくれる?なんて。俺は、口が裂けても言えないよ」
GM:というわけで、4スコアの説明をします。
GM:PCも4スコアを作ることができ、その力を使うと吉良田に対抗することができます。
GM:詳細は以下の通りです。
・4スコア
生命のkeyとインセkeyを一つずつ使用し、マスターシーン:ミニゲームのシーンで作成することができます。
ミニゲームの参加権としての効果に加え、通常の参加権の四倍の力を持ち、吉良田の凶行を止めることができます。
4スコアを使ってミニゲームに参加する人が誰もおらず、吉良田の凶行を止められなかった場合、
3サイクル目のマスターシーン:ミニゲームのシーンにて、望田トイが死亡します。また、クライマックス戦闘に、非常に強化された吉良田が登場します。
4スコアを使ってミニゲームに参加する人がいた場合、吉良田の凶行を止めることができ、トイは死亡しません。クライマックス戦闘に強化された吉良田も登場しません。
PCたちは一人の手番で二つ以上のkeyを得ることはできません。
4スコアを使ってミニゲームに参加するPCを出したい場合、自分のkeyを譲渡してミニゲームに参加できないPCが必要になると思います。
4スコアを作るためにkeyを譲渡しミニゲームに参加できないPCが出た場合、以下の特殊な処理が発生します。
・通常のミニゲームに参加できなかった場合のペナルティである射撃戦ダメージ1点はありません。
・しかし、もっとひどいことが起こる可能性があります。
・ただし、ダメージを受ける等クライマックス戦闘で不利になることはありません。
鈴木心愛:もっと酷いこと……!?
居斎会未:こわ……
鰄淵レン:このでかい松ぼっくりで……何とかなりませんか
諸屋リン:落ち葉もいっぱいあるよ
GM:せっかく集めたものだから大事にもっててねえ
吉良田 九捻灼:「そう……ですか」
吉良田 九捻灼:「みなさんなら……協力してもらえると思ったんですが……」
吉良田 九捻灼:「で、でも、私は諦める気はないので……!」
吉良田 九捻灼:「そ、それじゃ……次会うときは……敵か味方かわかりませんが……」
吉良田 九捻灼:「また……お会いましょうね……」
吉良田 九捻灼:にたりと笑い、会場を後にする。
GM:----
GM:サイクル2が終了しました。禁止区域を設定します。
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 10) → 寺
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 4) → 洋弓場
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D16) → 15) → 教会
GM:寺・洋弓場・教会が禁止区域に設定されました。
GM:----
【サイクル3:鈴木心愛】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
GM:シーン表もSSTでふってくださいね~!
鈴木心愛:じゃあとりあえずナナちゃん呼ぼっかな~
本田ナナ:ニャン!
鈴木心愛:リンくんにも出てもらうか
諸屋リン:アイヨッ
鈴木心愛:あー
鈴木心愛:いや、どうかな~。でも内容にもよるか。
鈴木心愛:居斎さんも出てもらっていいですか?
居斎会未:おっ いいよ
鈴木心愛:もしもすぐ行動してもらわないとやばい秘密だったらここで渡さないといけないかもしれんから
諸屋リン:エニ…の可能性もあるもんね
鈴木心愛:ではそんな感じで!SST振るぜ
鈴木心愛:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 1) → 港
GM:港!
GM:では襲撃者もふりますわよ~!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 4) → 倉庫
鈴木心愛:リポップした熊を狩ってます
GM:なんでかぶらないの~~!
諸屋リン:近っ
居斎会未:ずっとかぶらないな
サブGM:隣なんだけどな~
GM:NPC殺します
鈴木心愛:すぐとなり怖いよ~
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D4) → 2) → 和留 富男
GM:ああ…………
諸屋リン:おじいちゃん!
GM:おじいちゃん……
鰄淵レン:そんな……
鈴木心愛:強キャラおじいちゃんが……
居斎会未:おじいちゃんが……
GM:では簡単におじいさんころします~!
GM:----
サブGM:薄暗い倉庫地帯に、剣戟の音がこだまする。
呉 簿吟:「ハハハ!💪 思った通り、美味しいヴィンテージだ🤼」
和留 富男:「やれやれ……もう少し老人を労わっていただきたいもんですな……!」
和留 富男:呉の鋭い突きを忍者刀でいなしながらも、肩で息をする。
和留 富男:「……歳は取りたくないもんだ!」
呉 簿吟:その剣先の一瞬の揺らぎをつき、瞬速の蹴りが飛ぶ。
和留 富男:「が、……」
和留 富男:一〇〇式忍刀──軍人時代からの愛刀を取り落とし、その場に倒れ伏す。
呉 簿吟:「ふう🏋 さすがにハードな相手だったかな✊」
呉 簿吟:振り向くことなく、そのまま軽やかに歩き去ってゆく。
和留 富男:「はあ、……まあ……畳の上で死ぬよりは……」
和留 富男:「悪くも……ないかねぇ……」
GM:----
GM:■港
GM:相変わらず船は存在しない寂しい港ではあるが。
GM:やはり脱出の希望を抱いているのだろうか。あなたたちは今日もまた、ここに訪れていた。
GM:朝日を受けた波がただ輝いている……。
鈴木心愛:「……ナナちゃん。説明してくれる?Mウイルスってなんのことなのか」
本田ナナ:「あ~、心愛ちゃんも知ってるんだ!Mウィルスのこと!」
本田ナナ:悪びれる様子もなく、明るく返す。
本田ナナ:「えっとねえ……最近見つかったウィルスで……」
本田ナナ:「潜伏期間が長くて……えーと、本当にそういうこと聞きたい?」
鈴木心愛:「わかっていってるよね?アイドルなんだから人の心くらい簡単に読めるでしょ?」
本田ナナ:「それは過大評価じゃないかニャア!?」
鈴木心愛:「本気でそのMウイルスを使って世界中の人を皆殺しにするつもりなの?」
本田ナナ:「うん、それを聞きたいんだろうなっていうのはさすがに察しがついてたよ」
本田ナナ:「そして……その答えも、イエスだよ」
鈴木心愛:「中学の頃は歌で皆を笑顔にしたいって言ってたのに……どうして逆の悲しませるようなことを……」
本田ナナ:「うーん?真逆かなあ?」首を傾げる。
本田ナナ:「むしろ、心愛ちゃんなら一番分かってくれるかなって思ってたよ?」
本田ナナ:「だってナナは、アイドルだから」
本田ナナ:「アイドルって、一番ワガママな女の子でしょ?」
本田ナナ:「だったら、いっちばんおっきいものが欲しいでしょ!」
本田ナナ:「ナナは、この世界ぜんぶがほしい!それだけだよ?」
鈴木心愛:「そんなの違う!アイドルは身を削って人々の幸せのために奉仕する究極の自己犠牲精神から成り立つものだってアイマスでも言ってたよ!」
本田ナナ:「具体的な知識の偏り!」
鈴木心愛:「それに誰かを殺したって相手が自分のものになるわけじゃない」
本田ナナ:「そうだね。でも、誰かのものにはならないでしょ?」
本田ナナ:「それに……たくさんの人が信じてるよね。歌は世界を変える力がある、って」
本田ナナ:「けど、みんな歌の力を信じてるのに、具体的な効力ってなると」
本田ナナ:「誰かの心を動かして、それが一歩を踏み出す原動力になるかも……みたいな」
本田ナナ:「デッカいこと言ってた割には、根性論とかプラシーボ効果とか毎日青汁飲んだら健康になってくかもみたいな、気休めみたいなフワフワしたことしか言えなくなるよね?」
本田ナナ:「だから、ナナが証明してみせるの」
本田ナナ:「歌は世界を変える力があるって!」
鈴木心愛:「ナナちゃん、やっぱりおかしいよ。歌で世界を変えると言ってる割にウイルスの力に頼ろうとしてるし……」
鈴木心愛:「それがナナちゃんの本当の願いなの?私にはナナちゃんがなにか別のものに操られているようにしか見えないよ」
本田ナナ:「いやあ~、心愛ちゃんがそうであってほしいってことだよね?照れちゃうニャア~」
本田ナナ:「ナナは……心愛ちゃんが羨ましかったんだよ」
鈴木心愛:「え?急に告白……?」
本田ナナ:「誰の目も気にしないで、自由に輝いて……」
鈴木心愛:「そ、そんなことしてもナナちゃんの願いを認めるわけじゃないからね言っておくけど……」
本田ナナ:「……アイドルは、自己犠牲じゃないといけないの?」
本田ナナ:「具体的なものを求めちゃいけないの?」
鈴木心愛:「アイマスが勝手に言ってるだけだからなあ……ラブライブではそこの所どうなの?」
本田ナナ:「ううーん……ナナもそんなに詳しくないけど、あくまでプロじゃないって建前があるから……って詳しくないっていってるじゃん!」
鈴木心愛:「歌に世界を変える力を持たせたいってだけなら協力してもいいよ」
鈴木心愛:「例えば歌で核爆発を止められるようになるとか……天変地異を納めることが出来るとか……人を笑顔にする方向ならね」
鈴木心愛:「でも歌で沢山人を殺したいだなんてやっぱり間違ってるよ」
鈴木心愛:「世界を変えたいならいい方向に変えればいいのに。悪い方向に変えないと証明にならないなんて変だよ」
本田ナナ:「ううーん……そうだな、ナナは」
本田ナナ:「笑顔も好きだけど、笑顔じゃない人も好き」
本田ナナ:「そういう差かな?」
鈴木心愛:「生きてても死んでてもいいから死んでもらうの?」
本田ナナ:「心愛ちゃんは、エワルくんが死んで悲しんでたよね。殺したくない、って言ってたし」
本田ナナ:「みんな一緒に死んだら、もう誰も悲しんだり苦しんだりしなくてよくなる」
鈴木心愛:「人なら誰だって友達が死んだら悲しいよ」
本田ナナ:「だからむしろ、寂しくないし……いいことなんだよ!」
鈴木心愛:「でも死んだら嬉しくも楽しくもなれないよ」
本田ナナ:「そうだね。でも、悲しくもならないし……」
本田ナナ:「……今、笑顔じゃないけど心愛ちゃんはナナを見てくれてるでしょ?」
本田ナナ:「いいことだよ。ナナにとってはね」
鈴木心愛:「そうなんだ……」
鈴木心愛:「……うん。わかったよ。ナナちゃんの考えも、ここでいくら話をしてもナナちゃんは世界中の人を殺そうとするだろうってことも」
鈴木心愛:「じゃあ、わかった所でこの紐を持っててくれる?」
本田ナナ:「なんで!?」
本田ナナ:「それで持つと思う!?」
鈴木心愛:「いいからいいから。あ、リンくんと居斎さんももう出てきていいですよ」
鈴木心愛:「二人も紐のこっちがわを持ってね」
本田ナナ:「…………そうだよ、ナナは止まらないから……」
本田ナナ:「止めたいなら、止めに来てね。紐くらいなら持ってあげるから」
鈴木心愛:「一応説明しておくと、これは結界術の一種で、遠くにいる人の現在や心の中を読むための陣です」
本田ナナ:「あっ思ったより説明してくれる」
鈴木心愛:「この紐にはデスゲームの最中に拾ったエリザベスちゃんの髪が編み込まれてるの。これを使って彼女の心の中を読んでみようと思う」
本田ナナ:「人形の髪って効力あるのかニャア……?」
居斎会未:「前回と違って無機物だし持ち主も既に死亡してる分、こっちの方が安全までありそう」 そう言いつつ物陰から出てくる。
本田ナナ:「うわ!人!隠れてたんだ!」
諸屋リン:遅れてがさがさと茂みの奥から這い出るようにして立ち上がり、ぱっぱと肩について葉っぱを払う。
本田ナナ:「うわっまた人!」
諸屋リン:「人使い荒いんだからな、もう」ため息をついてから紐の片端を握る。
鈴木心愛:「そう言いつつ付き合ってくれるのがリンくんのいいところだよね。じゃあ始めるよ」
鈴木心愛:「墓を暴くみたいで少し気が引けるけど……彼女にはまだなにか秘密が隠されていると吸血鬼の勘が告げているから……」
鈴木心愛:という感じで3人に手伝ってもらいつつ結界術でノイジーさんの秘密を抜きにかかります
GM:なんて紐だ……了解!
GM:判定どうぞ!
鈴木心愛:リンくん修正もらえる?
諸屋リン:いいですとも!
諸屋リン:+1どうぞ。
鈴木心愛:やったった!行くぜ行くぜ~
鈴木心愛:2D6+1>=5 (判定:結界術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[3,3]+1 → 7 → 成功
諸屋リン:ナイスわよ
GM:成功!
鈴木心愛:絆パワーで成功!秘密くださ~い
GM:では感情共有で……居斎さん以外の三人にノイジーの秘密をお渡しします!
鈴木心愛:リンレンにも共有されるかな
鈴木心愛:イエイイエイ
居斎会未:ぼくだけハブ~
鈴木心愛:遺影
GM:HOが追加になります。
エリザベス/秘密:有/居所:有/感情:無
ノイジー・ディッセンバーが常に持ち歩いている人形。
あなたの使命は【願いを叶えること】だ。
居斎会未:増えた!
鈴木心愛:「あ、う……うそ……」
本田ナナ:「心愛ちゃん大丈夫?しっかりして……!」
鈴木心愛:「お姉……ちゃん……?」
本田ナナ:紐を握りながら彼女の背をさする。
本田ナナ:「お姉ちゃん……?」
鈴木心愛:ぱたっと持っていた紐をその場に落とし
鈴木心愛:「ごめん……まさかこんな事になってるなんて思わなくて……」
鈴木心愛:「……私がね。殺し合うのはやめよう、って言ってたのは……それが良くないことだから、っていうのもあるけど」
鈴木心愛:「それだけじゃなくて……私が探している人が、この中にいるかも知れないと思ってたからなの」
鈴木心愛:「でも、そうか……そう、だったんだ……」
鈴木心愛:片手で口を覆ってぶるぶると震えています
居斎会未:「……えーっと。状況が飲み込めてないの、ぼくだけ?」
居斎会未:「察するに例の人形連れのお客さんと鈴木さんが姉妹だったのかな?」
諸屋リン:心愛ちゃんに伸ばしかけた手をはたと止めて。
諸屋リン:「ん。居斎さんには伝わっていないのか……となると。この術式の届く範囲には過ごした時間の差異が……」ぶつぶつと何事か呟いたあとで。
諸屋リン:「俺から口にするのも……事情がありますから。ご想像にお任せしますけど……スズちゃん」
諸屋リン:「もし、この情報が本当なら……きみのお姉さんは、まだ無事なんじゃないかな?」
鈴木心愛:「……あまり希望を抱かないほうがいいと思う」
鈴木心愛:「願いの代償はきっと甘くないよ」
鈴木心愛:「……びっくりしちゃったけど、探索を続けなきゃ。4スコアを手に入れないとどのみちお姉ちゃんの無事を確かめることもできなくなっちゃう」
本田ナナ:「……うん、それでこそ心愛ちゃんだよ!」
本田ナナ:「ナナもできることがあったら協力するからね!」
鈴木心愛:「ナナちゃん、ありがとう……!ナナちゃんの願いを叶えさせるわけには行かないけど、それはそれとしてインセKeyと生命のKey、両方を手に入れないといけないからね」
鈴木心愛:「それまでは一時共闘といこう」
本田ナナ:「うんうん!心愛ちゃんは前向きで気高くて、誰にも縛られなくて……」
本田ナナ:「そういうところが素敵なコだもんね!」
鈴木心愛:という感じでKeyを見つけるために飛術で判定してみようかな
GM:飛術!どうぞ~!
鈴木心愛:突然その場で浮かび上がり空からKeyを探し始めます
諸屋リン:フワ~
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
GM:さすが吸血鬼だ
居斎会未:急に浮かんでる……
GM:成功!生命のkeyをGETですね。
鈴木心愛:生命のKeyゲットだぜ!
GM:では情報も出します~!
鈴木心愛:あとちょっと悩んだんですけど
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D5) → 5) → 暴力山暴力太郎
鈴木心愛:居斎さんがこのまま行くと可哀想なことになりそうなのでノイジーさんとエリザベスちゃんの秘密渡します
GM:ム!了解!!
居斎会未:あっありがと!
GM:では暴力山のデータを明らかにした後ノイジーとエリザベスの秘密も明らかにしますね!
鈴木心愛:もし有意義だと思ったら後でなにかお返ししてください
研究データ:暴力山暴力太郎
難しいことはよくわからないため、叶えたい願い事等は特になく、たくさん暴力がふるえそうなのでデスゲームに参加した。
暴山暴力太郎(あばれやま・ぼうりょくたろう)というよく似た名前の別人とは良いライバル関係。
鰄淵レン:適当すぎるデータ
居斎会未:誰だよ
諸屋リン:ライバルだったんだ
GM:詳しくはあにまるパークをみてね!
GM:ノイジーの秘密を公開するぜ
ノイジー・ディッセンバーの秘密
あなたの持ち歩いている人形のエリザベスとは、鈴木心愛の姉である。
人形になる前の鈴木心愛の姉の友人であったあなたは、彼女を肌身離さず連れ歩いている。
あなたの【本当の使命】は【エリザベスと共にいること】だ。
この秘密を誰かが獲得した時、HO【エリザベス】が追加になる。
この時ノイジー・ディッセンバーが既に死亡している場合、この秘密を得ているものはHO【エリザベス】の秘密も得る。
居斎会未:あ、調べなくても出るのか
GM:でていたのだ。というわけでエリザベスの秘密も公開します!
エリザベスの秘密
あなたの家系は、サイバン島に伝わる遺物【てんたさんの骨】の管理・継承者だ。
【てんたさんの骨】はなんでも願いを叶えるが、その代わりに大きな代償を要求する。
しかし、【てんたさんの骨】が休眠状態で長年受け継がれていくうちに、管理は重要視されなくなっていき、
その扱いに関する伝承も一部が不明となっていた。
15年前、幼少期のあなたは鈴木心愛が瀕死の重傷を負った際、【てんたさんの骨】に鈴木心愛の命を助けてくれと願った。
休眠状態だった【てんたさんの骨】は活動を開始し、願い通り鈴木心愛は一命をとりとめた。
しかしその代償としてあなたは人形の姿に変えられ、更には家族の記憶からも消えてしまった。
あなたを守り元に戻す方法を探す為に連れ歩いているノイジー・ディッセンバーもあなたの意思を汲み取ることはできないが、
あなたは今でも鈴木心愛の幸せを願っている。
あなたの【本当の使命】は【鈴木心愛を守る事】だ。
また、この秘密を最初に得た者は神通丸を一つ獲得する。
ただし、この秘密がノイジー・ディッセンバーの死亡により獲得された場合、神通丸を得る効果は得られない。
居斎会未:お姉ちゃんこっちなの!?
鈴木心愛:私は十分やりたいことをやったのでこれで締めで大丈夫です!
GM:は~い!
GM:----
【サイクル3:居斎会未】
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください!
GM:シーン表もSSTでふってくださいね~!
居斎会未:ひとまずシーンから決めます
居斎会未:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 6) → 浜辺
居斎会未:補正欲しいし先輩には来てもらいたいな
鰄淵レン:OK
鈴木心愛:諸屋さんの秘密ほしいから私も出ていいですか?
居斎会未:あ、確かにやり取りするなら出てもらう必要あるのか
居斎会未:良いよ~
GM:そうですね!
鈴木心愛:ありがとうございます……!
鈴木心愛:靴でも膝裏でも舐めます
GM:膝裏は欲望では?
鈴木心愛:?
居斎会未:舐めなくていいからね
居斎会未:後は襲撃?
GM:はい!では襲撃ふりますね~!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 10) → 工場
GM:なんでかぶらないの~!
GM:NPC殺します
GM:DNPC
ShinobiGami : NPC表((1D3) → 1) → 犬切ワン
居斎会未:あっチャラ男
諸屋リン:ヒソカやったな
鰄淵レン:ヒソカが残った……
GM:ムッ……
GM:返り討ちだな
GM:ではさっと殺しますワン
鈴木心愛:返り討ち……!?
GM:----
犬切ワン:「うぇいうぇいうぇ~い、随分人も減ってきちゃってさァ~」
犬切ワン:「正直ぜって~強いじゃん?キミ。やりたくないけどさア~」
犬切ワン:「そういうわけにもいかないのよね、っと!」
犬切ワン:ムキムキの男にチェーンソーを振りかぶる!
呉 簿吟:「キミ、ボクと結構似てると思ってたけど💪」
呉 簿吟:素早くダッキングし、袈裟懸けのチェーンソーを躱す。
呉 簿吟:「強者を好む分だけ、ボクの方が強い🏋」
呉 簿吟:鋼のような抜き手が男の体を貫く。
犬切ワン:「オッ……!?」
犬切ワン:「素手とは……やるな……!」
犬切ワン:「キミも……きゃわうぃ…………」
犬切ワン:満足そうな笑顔で倒れる。
GM:----
GM:■浜辺
GM:港とは反対側ではあるが、こちらも外界に通じるはずの水辺だ。
GM:しかし、やはり何の影も見えない。あるいは透き通った海を楽しそうに泳ぐ魚は見えるかもしれないが……
GM:そんな静かな浜辺にあなたたちは訪れていた。
居斎会未:「普段から見慣れてるビーチだけど、昼間なのに人が居ないっていうのはなかなか新鮮だね」
居斎会未:サンダルを脱いで片手で持ち、波打ち際に足跡を残している。
鰄淵レン:「こんな時でなければ、プライベートビーチみたいで素直に喜べただろうに」
鰄淵レン:自然体で真っ直ぐに立ち、水平線を眺めている。
居斎会未:「ホントにそう。端から少なかった人もさらに減ってきてるみたいだし」
居斎会未:「幸いがあるとすればそんな中でお互い残れてるってことくらいかな」
鰄淵レン:「……そうだね」
鰄淵レン:僅かに目を伏せ、視線を波打ち際に移す。
居斎会未:「先輩にしては分かりやすい含みのある間だね?」
居斎会未:ひょいと俯いた視線の先へ映り込みに行く。
鰄淵レン:「聞きたいことがあるんじゃないかと思ってね、色々と」
居斎会未:「うーん。まあ無いとは言えないね」
居斎会未:「先輩がこのゲームで叶えたい願い、一応推測程度はしてたんだけど」
居斎会未:「それがいくらか変わったりしてるんじゃないかな、とか?」
鰄淵レン:一瞬怪訝そうな、そんなことでいいのか?という表情をして
鰄淵レン:「……まあ、確かに色々と予想外の紆余曲折はあったな」
鰄淵レン:「でも、目的自体は変わってないかな」
鰄淵レン:「会未くんにももう分ってるだろうけど……『あれ』は父であって父じゃない」
鰄淵レン:こんなシリアスな空気で話すべきなのだろうか、と僅かに表情を苦くする
鰄淵レン:「僕の目的には……叶わないからね」
居斎会未:「……ま、そうだよね」
居斎会未:「そういえば、今回の場合は当人もそう自認してたけどさ。先輩は何が同一であれば同一人物足りえると思う?」
居斎会未:急にころりと話題を変えて。
鰄淵レン:「……同一人物足りえる条件、かい?」
居斎会未:「そうそう。沼男とかテセウスとか、思考実験でもよくあるやつ」
鰄淵レン:「記憶とか、精神とか、肉体とか……そういう話かな」
鰄淵レン:「難しいな。明確な線引きは存在しないだろうけど……」
鰄淵レン:「少なくとも、今の『獅子生ぱるて』が『鰄淵無明』でないことは確かかな」
鰄淵レン:「あれは父のペルソナを剥ぎ取って個として成立させた存在であって、鰄淵無明という人間を構成する要素は殆どが抜き取られていると思う」
鰄淵レン:「幼い頃、僕をこの島に連れてきて、サイバンリゾートホテルで一緒に過ごした父とは違う」
居斎会未:「ま、普通Vtuberやってる間はリアルとしての人格や情報は隠すだろうし」
居斎会未:「そのVtuberだけを抜き出したならリアルとしての人格は薄れる方が当然だ」
居斎会未:「だから先輩にとってアレはお父さんじゃないし、お父さんに会いたいという気持ちは変わらない」
居斎会未:「主張が一貫してる。ロジカルだね」
居斎会未:うんうんと頷いたのち。
居斎会未:「先輩の味方であるぼくとしては、当然その願いも叶ってほしいんだけど」
居斎会未:「そうなると代償の話があるんだよねぇ……」 いかにも困りましたと言いたげに肩をすくめて。
居斎会未:「このデスゲームによって死亡した参加者たちが既に代償として捧げられてるって話なのかと思ってたんだけど」
居斎会未:「さっき鈴木さんから聞いた話を考えるとそうとも限らなくなってきた」
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:「……君な」
鰄淵レン:珍しく眉根を寄せて後輩を見る。
居斎会未:「? どうしたの?」
鰄淵レン:「そうじゃないだろ?」
鰄淵レン:「分かってるはずだ。状況証拠からすれば、俺がこのゲームの首謀者である可能性が高いってことは」
鰄淵レン:「気にならないのか?そもそも、それを知っててこんな風に二人きりになったりして……」
鰄淵レン:「不用心にも程があるだろ」
居斎会未:「ああ、うん。それね」 まるで忘れてたとでも言いたげに頷いて。
居斎会未:「ねえ先輩、どうしてだと思う?」
居斎会未:「ぼくがこんなに不用心なの」
居斎会未:「先輩を信用しているからか、実は自殺願望があるのか、心底油断しきっているのか」
居斎会未:「実は一対一なら負けない確信があるのか、本当に何も考えてないのか、それとも……」
居斎会未:「他人のことを言えない立場にある、とか」
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:常につらつらと水の如く流れる言葉が堰き止められ、凍り付いたようにその顔を見つめる。
鰄淵レン:「……何……」
居斎会未:「なぁんてね!」 けらりと破顔して見せる。
居斎会未:「実際のところ、ぼくはこのデスゲームに対して一参加者程度の知識しか持ってない」
居斎会未:「先輩といつも通り仕事してたら急に巻き込まれて、訳も分からないままルールを説明された程度の知識だね」
居斎会未:「だから先輩もその程度の知識しか持ってないんだろうなって推測している。……仮に先輩が本当に黒幕だったとしても」
居斎会未:「だから問い詰めたりする気はないよ。当人も答えを知らないことを問いかけたって無意義でしょ?」
居斎会未:「Do you understand?」 そう文を結ぶと、先輩の顔を見上げながら人差し指を振って見せる。
鰄淵レン:「……全部演技とは思わないのかい?知らない振りなんていくらでも出来る」
鰄淵レン:「君がそう思うことまで、利用して楽しんでいるとは」
居斎会未:「そこに関してはまあ、ぼくもこう見えて古巣じゃ結構将来を見込まれた逸材だったからね」
居斎会未:「全く見抜けないほど節穴だと思ってない。そしてもしそれを見抜けないほど盲目になっていたとしたら」
居斎会未:「それはそれで良いか、って。割と心底思ってるだけだよ」
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:自分の黒髪に手をやり、ぐしゃぐしゃと掻き回す。
鰄淵レン:「成程」
鰄淵レン:「斜歯に向いてない訳だ」
居斎会未:「分かる?本当に性に合わなくってさ」
居斎会未:「こうしてのびのび生きる方が合ってるよ、我ながらね」
鰄淵レン:「参ったよ」両の掌を上に向けて
鰄淵レン:「これ以上言い合っても君には勝てなそうだ」
居斎会未:「元とは言え斜歯のホープに論戦を挑むのが間違いだよ」
居斎会未:「さ、先輩にぼくの態度を納得してもらえたことだし……今後のための行動に移りますか」
居斎会未:というわけで、諸屋君の情報を抜きに行きたいです
居斎会未:特技は【潜伏術】で
GM:ぬ!何の特技を使うかな?
GM:潜伏している……まさかこんな仲睦まじい会話で秘密を抜かれるとは思っていないでしょうからね
GM:了解!判定どうぞ!
居斎会未:先輩、補正欲しいな~
鰄淵レン:あげよう
居斎会未:わーい ありがと
居斎会未:2D6+1>=5 (判定:潜伏術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功
居斎会未:OK!
GM:判定成功!
諸屋リン:あら~
GM:では感情共有で居斎さんと鰄淵さんに諸屋さんの秘密を渡します~!
居斎会未:それと心愛ちゃんにも渡します さっきの恩返しだぜ
GM:ヌ!では全体公開だ!
諸屋リン:見てから判断しなくても大丈夫?
居斎会未:見たけどまあ……これなら……
諸屋リン:オッケ~
居斎会未:渡しておいた方が良いまであるかも
GM:では……公開!
PC4 諸屋リンの秘密
あなたはタイムトラベラーだ。
幼いころ突然未来に飛ばされ、そこで今の年齢まで育ってきた。
未来では未知のウイルスである【Mウィルス】の感染が広がっており、世界が滅びかねない未曾有の危機を迎えている。
【Mウィルス】が発生した原因は現代にあると突き止められ、元々はその時代の人間であるあなたならタイムシフトの適正があると見込まれ、再び時を越えて現代に戻ってきた。
あなた、及び世界中の悲願である【Mウィルス】発生阻止のために。
あなたの【本当の使命】は【デスゲームに勝ち、あなたの悲願を達成する事】だ。
また、あなたはプライズ【再生装置】を所持している。
【再生装置】
このプライズに【秘密】はない。
このプライズを所持している者は、メインフェイズ中に【生命力】が0点になっても死亡・退場することはない。
クライマックス戦闘で【生命力】が0点になった場合、このプライズの持ち主は死亡する。
また、このプライズの所持者はクライマックスフェイズに入る時に【ハイパーループ】を選択することができる。
現状はそういう機能がついていることが分かるのみであり、【ハイパーループ】の実態は不明。
このプライズは戦果に選択することはできず、譲渡もできない。どのような手段でも所持者が変更することはない。
居斎会未:続けてKeyの捜索も行きます!
居斎会未:こっちは記憶術にしようかな
GM:記憶を探っている……!どうぞ!
居斎会未:2D6>=5 (判定:記憶術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
居斎会未:ばっちり記憶を探れました
GM:成功!ではインセkeyをGETです!
GM:情報も渡しますね~!
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D5) → 4) → 呉 簿吟
GM:ヒソカだ
鈴木心愛:ウボ銀!
GM:あれ?でなかったっけ
GM:でてないか
居斎会未:出てた気がする
居斎会未:願いは特にないとかなんとか
諸屋リン:みたきがしますね
鈴木心愛:そう言えば見た覚えあるな
GM:でてる!では振りなおします
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D5) → 4) → 呉 簿吟
GM:永遠にヒソカでる!!
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D5) → 2) → 二眠ナロ&ユウ
GM:ハアハア……双子はでてなかったはずだ
鈴木心愛:死んだ双子だ
研究データ:二眠 ナロ&ユウ
既に滅んだ小流派の隠れ里の出身。村人も姉妹を残して全て死んでおり、彼女らは里人の死体を操ることができる。
ナロは死者を操って"恋人"にし、ユウはその死体を再び殺す。死体を弄んで暮らしてきた姉妹だったが、『顔見知り』ばかりの里に飽き始めている。
この【遺灰戦争】に参加した目的は『同郷の里人以外の死体も操れる力を得る』という願いのためだ。
鈴木心愛:やばすぎ
諸屋リン:死んでよかったな……
居斎会未:怖すぎる
鰄淵レン:やば
GM:----
サイクル3:諸屋リン
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください~!
GM:シーン表もSSTでふってくださいね~!
諸屋リン:登場希望は本田ナナさんと心愛ちゃんとトイちゃんで~
本田ナナ:しょうがないにゃぁ……
望田トイ:いいよ♡
鈴木心愛:やっちまうか俺たちで
諸屋リン:シーン表を振るニャス
諸屋リン:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 6) → 浜辺
諸屋リン:何かが漂流してそう
GM:打ちあがってそう
GM:襲撃もふります~!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 5) → ホテル
GM:なんで~~~~~!!!!
鈴木心愛:はぁはぁはぁはぁ
GM:一人しかいないのでモブ死はナシなのだ……
諸屋リン:フン……💪
GM:----
GM:■浜辺
GM:そのような会話が行われていた穏やかな浜辺……。
GM:それから少し時が過ぎ、水辺にはまた別の来訪者が訪れていた。
諸屋リン:潮風に靡く髪を鬱陶しそうにかき上げながら。きょろきょろと辺りを軽く見回す男。
諸屋リン:今、丁度この瞬間は。眼前にいる、猫耳とメイド服が特徴的の美少女と己以外には人影が存在しないことにほっと胸を撫で下ろす。
諸屋リン:「ナナちゃん。さっきの……きみの願いの話だけど」
本田ナナ:「うん?どうかしたかニャア?」
本田ナナ:特に悪びれる様子もなく首を傾げる。
諸屋リン:「例えばさ。きみのその……歌で世界を変えられるって事が、証明されたとする」
諸屋リン:「“Mウイルス”は、またたく間に世界中に広まって。世界中、殆どの人間が死滅して」
諸屋リン:「誰も寂しくならないような世界になったとして……」
諸屋リン:「その後、きみはどうするの?」
本田ナナ:「うーんとねえ」
本田ナナ:「ナナの願いがどういう風に叶うか、ナナも分かんないんだよね。まあ、誰でもそうだと思うけど」
本田ナナ:「だから、ナナの歌を聞いてから発症するまでには何十年、何百年ってラグがあるかもしれない。ナナの目の前で起こることかどうか分からない」
本田ナナ:「でも、それでいいんだ。『いつか、必ず届く』って分かってるから」
本田ナナ:「だからその後ナナがどうするか?っていうのはあんまり関係ないの」
本田ナナ:「ナナも発症するかもしれないし、しないかもしれない。ナナが原因だって知った人に殺されちゃうかも」
本田ナナ:「でも、それでいいんだ。世界がナナのものになったって事実は変わらないからね」
諸屋リン:「世界を、一個人が手に入れるなんて土台無理な話だとか。それはちょっと無責任なんじゃない?とか」
諸屋リン:「言いたいことは山程あるけれど……」
諸屋リン:「願いがどんな風に叶うかもわからないのに、自分の歌は必ず世界中の人へと届くと信じているところは」
諸屋リン:「やっぱり、きみは一角のアイドルなんだなって思う」
本田ナナ:「へへ、ありがと~!」
本田ナナ:「リンくんはナナのファンでいてくれてるんだよね?」
本田ナナ:「ありがとう、とっても嬉しいニャ!」
本田ナナ:にっこりと満面の笑みを浮かべる。
諸屋リン:あはは、と乾いた笑いで彼女を見つめて。
諸屋リン:「ぶっちゃけた話さ」
諸屋リン:「俺は……世界がどうなろうと。人類がどうなろうと。そこまで興味はないけれど」
諸屋リン:「アイドルは好きだ」
諸屋リン:「旅行なんてもう、出来なくなってしまった世界で……」
諸屋リン:「色んな場所を訪れて、様々な生物と触れ合って。世界中に己の魅力を知らしめんとした、きみの歌に」
諸屋リン:「何度救われたか分からない」
諸屋リン:「皮肉だよね。アイドル・本田ナナが壊そうとした世界を」
諸屋リン:「俺があなたを救おうとする、一番の動機になるなんて」
本田ナナ:「リンくん……リンくんはナナを止めたいんだね」
本田ナナ:「いいんだよ、申し訳なく思うことはないからね!それぞれが通したい道を通そうとして、一番強い人の願いが通る」
本田ナナ:「そういうのは分かりやすくていいと思うから!」
諸屋リン:「弱肉強食の世界で生き延びてきた子の言葉はやっぱり響くなあ」
諸屋リン:感心したように呟き頷くと、懐から拳銃を取り出し狙いを定め。
諸屋リン:引き金に指をかける。
鈴木心愛:「……やめて!駄目だよリンくん!」
鈴木心愛:ザザーン……
鈴木心愛:いつの間にか何もなかった浜辺に巨大な物体が流れ着いている。
本田ナナ:「……心愛ちゃん!?なんでそんな登場の仕方なの!?」
鈴木心愛:ずぶ濡れになった鈴木心愛がうつ伏せで波打ち際に打ち上げられているよ。
本田ナナ:拳銃を向けられたというのに流れ着いた心愛ちゃんの方に驚いている。
鈴木心愛:「ここで撃っても居所を掴んでいないナナちゃんには逃げられるだけ……」うつ伏せのまま喋っている
諸屋リン:「居所ってなんだよ……」
鈴木心愛:「それにナナちゃんを倒すより今はやらないといけないことがあるでしょう」
諸屋リン:戸惑うように心愛ちゃんに意識を向けている。
本田ナナ:「……まあたしかに、逃走経路みたいなのは考えてはいるかな?」
鈴木心愛:喋るたびに口でちょっとずつ砂が掘られて顔が沈んでいく
本田ナナ:「心愛ちゃんはまず体を起こしたほうがいいよね!?」
諸屋リン:「はあ。もう……」ため息をつきながら、銃を浜辺の砂上に放って。ばしゃばしゃと海水に濡れながら、友人の元へと歩み寄る。
諸屋リン:「カゼ引くよ?」
鈴木心愛:「その頃にはこのデスゲームは終わってるから大丈夫だよ」
鈴木心愛:「リンくんがどこから来たのか、海を流れてる間に居斎さんから教えてもらったの」
鈴木心愛:「ナナちゃんを止めたい理由はわかってる。でもリンくんにとって大事なのは未来だけじゃないよね」
本田ナナ:「海を流れてる間に教えてもらった……???」
鈴木心愛:「誰かを殺すより大切な人を守るのを優先する。私の友達のリンくんはそういう人だよね」
鈴木心愛:という感じで手に入れた生命のKeyをリンくんに見せます
諸屋リン:「………」じ、とそれを見たあとに。少女の手を取り、己の肩に回し、ざぶざぶとまた浜辺へと渡り帰る。
諸屋リン:ここで判定をしたいんですが 先にkeyの捜索判定は可能でしょうか?
GM:大丈夫ですよ!
諸屋リン:隕石の場合はどっちだったかな……
GM:右半分かな
諸屋リン:隕石じゃない インセkey
諸屋リン:オッ了解
諸屋リン:《意気》で探し回っていたことにしよう。
GM:根性!判定どうぞ!
諸屋リン:スズちゃん修正をいただけるとありがたいな~
鈴木心愛:もちろん+1!
諸屋リン:ありがとう!
諸屋リン:2D6+1>=5 (判定:意気)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功
鈴木心愛:これが友情……
諸屋リン:ほぼスペ
GM:めちゃくちゃ成功してる!!
GM:ではインセkeyを手に入れました!
諸屋リン:やったぜ。では続きから参るわよ
GM:お願いします!
諸屋リン:「……確かに。今は吉良田さんの企みを破ることも大事だよね」
諸屋リン:密かに探し回り、手にしていたインセkeyを、心愛ちゃんへと渡します。
諸屋リン:「どういう理屈かはわからないけれど。これで彼女に先んじることは出来るかも」
鈴木心愛:「これが4スコア……!音楽に詳しくない私でも凄まじい力を秘めているのがわかるよ」
鈴木心愛:「楽譜……歌……?」
諸屋リン:「……じゃあ。後はよろしく頼みます」そう言い終わるや否や、立ち上がって、二人へと背を向ける。
諸屋リン:「スズちゃん。俺、ずっときみに嘘をついていたんだ」
諸屋リン:「最初から。みんな揃って脱出する気なんて、さらさら無いんだよ」
鈴木心愛:「そうだったんだ……」
鈴木心愛:「じゃあオタクなのとロリコンなのは本当なんだね……」
諸屋リン:「オタクなのはガチだけど……」
鈴木心愛:「うん。それでもいいよ。たとえ一人になっても……私は最後まで諦めないから」
鈴木心愛:「叶うといいね。お互いの願い」
諸屋リン:一度だけ振り返って。寂しげに笑う。「いいや」
諸屋リン:「叶うのは、俺の願いさ」
諸屋リン:それだけ言い残し、消えていく。
諸屋リン:じゃあ……します 回復判定を
諸屋リン:このあとめちゃくちゃトイちゃんに回復してもらった
望田トイ:キモ♡
鈴木心愛:Qを打ち込まれている
望田トイ:塩もみこんでおけば治るでしょ♡
諸屋リン:《意気》がみるみる高まっていく!
諸屋リン:2D6>=5 (判定:意気)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
GM:wwwww
諸屋リン:ふざけんな!!!
GM:お祓い行った方がよくない?
諸屋リン:ファンブルじゃないだけマシか
望田トイ:塩じゃ治んないんだね~♡勉強になった~♡
望田トイ:悪霊だと思ったけど違ったんだね~♡
諸屋リン:どうやら友人との一時的な別れで負った傷に塩を揉み込まれてしまったようです
諸屋リン:以上です
GM:悲しいね……
GM:あっそうだすっかり忘れてたけど
GM:key入手の情報をだします
諸屋リン:おねがいします!
GM:SKN
ShinobiGami : 研究データ((1D3) → 3) → Mウィルス
GM:あっタイムリー
諸屋リン:あったのか…
鈴木心愛:やったああああああああ
研究データ:【Mウィルス】
近年発見された未知のウィルス。
キャリアの発見例が少ないため不明な部分も多いが、発症すると非常に致死率が高く、まず助からない。
感染力は非常に低く、また無症状の潜伏期間が長い。発症率もさほど高くなく、自分が感染していることに気づかず一生を終えるキャリアも多い。
諸屋リン:はえ~
諸屋リン:まさか島にはキャリアはいないだろうが……
諸屋リン:まだナナちゃんは違うだろうし……
本田ナナ:まだね☆
GM:----
サイクル3:鰄淵レン
GM:登場希望キャラクターと言えたらやる予定を教えてください~!
GM:シーン表もSSTでふってくださいね~!
鰄淵レン:先に……判定してもいいでしょうか?
GM:オ!!いいですよ!
鰄淵レン:居斎会未さんの秘密を探ります
GM:なるほどね……
GM:何の特技で判定しますか?
鰄淵レン:そうだな……
鰄淵レン:異形化かな 吸血鬼パワで探りましょう
GM:これがピュア吸血鬼の力!OKです!
GM:判定どうぞ~!
鰄淵レン:会未くん 修正してくれるね
居斎会未:ええ~?
居斎会未:しょうがないなぁ
鈴木心愛:いいんだ……
GM:や、優しい
鰄淵レン:ほんとにもらえるとは……ありがとうございます
GM:これが味方か……
居斎会未:味方だからね
諸屋リン:先輩には弱い会未くんなのであった
鰄淵レン:忍術が削れているので逆鱗も入ります
GM:なんてこった……!
GM:強いよ~!【逆鱗】!
鰄淵レン:2D6+1+1>=5 (判定:異形化)
ShinobiGami : (2D6+1+1>=5) → 4[2,2]+1+1 → 6 → 成功
鈴木心愛:あぶにゃい
居斎会未:結構危ない出目
鰄淵レン:あぶね~~~~
GM:修正あってよかったですね……!
諸屋リン:レン……こっちに来い
諸屋リン:兄弟だろ
鰄淵レン:普通の判定はファンブル値ないんでしたっけ?
GM:では感情共有で……鰄淵さんと心愛ちゃんに居斎さんの秘密を渡します!
GM:2でファンブル!
GM:1・1ですね
鰄淵レン:よかった
諸屋リン:お情けで俺にも秘密が来たりはしないのかな
鈴木心愛:なんだろ~
鰄淵レン:※リンくんをシーンに呼んで居斎さんの秘密を渡します
GM:はい!
諸屋リン:呼ばれて飛び出て鴉と戯れていました
GM:では居斎さんの秘密が公開情報となります。
PC3 居斎会未の秘密
あなたは人間ではない。
亡くなった【居斎会未】という人間が生前作っていた自分自身のAIを、精巧な人工ボディに宿らせたものだ。
人間の【居斎会未】は【Mウィルス】という未知のウィルスに感染し亡くなってしまい、その死をトリガーにあなたは起動した。
その経緯とAIの観察眼により、先輩であるPC2の身体もまた【Mウィルス】に感染していることにあなたは気づいている。
今は無症状であることもあり、PC2自身は自分が感染していることに気づいていない。このまま一生発症しなければよいが、もしも発症した場合PC2は死んでしまうだろう。
人工ボディを複数用意するのは困難なこと、またPC2に死んでほしくないなどの理由から、あなたはPC2の意識を自分の身体に移すことでPC2を救おうとしている。
その結果あなたの自我はPC2のものに上書きされてしまうが、それでもかまわない。
一人の人間の意識を他の肉体に移すことは普通なら不可能かもしれないが、何でも願いが叶うデスゲームに勝てば可能だ。
あなたの【本当の使命】は【デスゲームに勝ち、PC2の意識を己の自我に上書きし、自分の肉体に移してPC2を救うこと】だ。
また、あなたはプライズ【再生装置】を所持している。
【再生装置】
このプライズに【秘密】はない。
このプライズを所持している者は、メインフェイズ中に【生命力】が0点になっても死亡・退場することはない。
クライマックス戦闘で【生命力】が0点になった場合、このプライズの持ち主は死亡する。
また、このプライズの所持者はクライマックスフェイズに入る時に【ハイパーループ】を選択することができる。
現状はそういう機能がついていることが分かるのみであり、【ハイパーループ】の実態は不明。
このプライズは戦果に選択することはできず、譲渡もできない。どのような手段でも所持者が変更することはない。
諸屋リン:ああ~~~~~~~~!?
諸屋リン:マジかよ!
鰄淵レン:シーンに呼ぶのは…………ぱるてかな…………
GM:今感情の修正をあげたので、ロールには登場しなくても居斎さんは登場扱いになりますわよ
鰄淵レン:はい
GM:おっけ~!
鰄淵レン:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 13) → 墓場
GM:墓場だ!
GM:襲撃もふります~!
GM:SST
ShinobiGami : サイバン島シーン表((1D13) → 11) → 病院
GM:なんで~~~~!!!!!
鰄淵レン:近かった
GM:例によって死はなし!
GM:----
GM:■墓場
GM:石造りの墓が並び、また数少ないキリシタン式の墓も何者かによって十字架が破壊されたうら寂しい墓地。
GM:逆に言えば、誰かに聞かれたくない話をするときにはもってこいだ。
GM:あるいは、どんどん人の減っていったこの島はどこもそうであると言えるかもしれないが……。
鰄淵レン:人気の無い墓地に、鴉の鳴き声が響いている。
鰄淵レン:鰄淵レンは一人、その中心に佇んでいた。風で木の葉が揺れ、掠れたざわめきに似た音を立てる。
鰄淵レン:「出て来い、獅子生ぱるて」
鰄淵レン:腕輪に向け、ぼそりと声を掛ける。
獅子生 ぱるて:その声に応えるように、あなたの隣にパステルカラーの少女が姿を現す。
獅子生 ぱるて:「や。どうしたのかな?」
獅子生 ぱるて:「って……鰄淵さんが私を呼ぶ理由なんて、ひとつしかないけどね」苦笑する。
鰄淵レン:「ここからは、聞かれたことにだけ答えろ」
鰄淵レン:平時湛えていた微笑は消え失せ、瞳孔は獣の如く引き絞られている。怜悧な美貌と相俟って、その有様は人外のそれを強く彷彿とさせた。
獅子生 ぱるて:「嫌われてるなあ。うん、いいよ」
鰄淵レン:「まず、お前の自己認識はあくまでキャラクターとしての獅子生ぱるてか?」
鰄淵レン:「鰄淵無明としての自我や記憶は一切存在しないのか」
獅子生 ぱるて:「自我については、少なくとも間違いなく『獅子生ぱるて』のものだよ」
獅子生 ぱるて:「記憶についても連続性はない……けど、ある程度は認識してるって感じかな?」
獅子生 ぱるて:「『自分自身の記憶』としては持ってないけど、『客観的な知識』としてある程度持っている、って表現するのが誠実かなと思うよ」
鰄淵レン:「分かった。ならその知識について訊く」
鰄淵レン:「『てんたさんの骨』についてどこまで知っている?『てんたさん』とは何だ?」
獅子生 ぱるて:「『てんたさんの骨』」
獅子生 ぱるて:「これは混ぜっ返しじゃなく、確認として聞きたいんだけど──」
獅子生 ぱるて:「あなたは、『てんたさんの骨』についてどれくらい知ってる?」
鰄淵レン:「代償と引き換えに願いを叶える遺物であること。長く休眠状態であったこと」
鰄淵レン:「願いに比例して、求められる代償も大きくなること」
鰄淵レン:ぱるてに目をやり
鰄淵レン:「鰄淵無明が研究していて、破壊に失敗して死んだこと」
鰄淵レン:「その程度だ」
獅子生 ぱるて:「なるほどね」
獅子生 ぱるて:「教えてくれてありがとう」ぺこりと頭を下げる。
獅子生 ぱるて:「実際、世間的には……”裏の”世間でも、それくらいのことしか知られてなかったんだ」
獅子生 ぱるて:「『天狗のてんたさんが隠した、願いを叶える十字架』……」
獅子生 ぱるて:「その伝承を聞いてから、無明……私の"魂"、鰄淵無明は、ずっと『てんたさん』のことを調べてたんだ」
獅子生 ぱるて:「……無明は、真面目だったからね。古き血鬼の血筋、血社の一員として、その力を使えないか考えてたの。……結果は、知っての通りだけど」
獅子生 ぱるて:「結論から言うとね」
獅子生 ぱるて:「『てんたさん』っていうのはね、天狗じゃないんだよ」
獅子生 ぱるて:「『てんたさんのわらべ歌』は知ってる?」
鰄淵レン:「……」眉を顰めて「観光紹介で見た覚えはある。内容までは」
ひとつ ひいですあとにして
ふたつ ふさいだはれまぶち
みっつ みいさもうわのそら
よっつ よごえにさそわれて
いつつ いつきのいわをほり
むっつ むんぢのそこへおつ
ななつ なびかすてんたさん
獅子生 ぱるて:「この歌に出てくる『ひいです』『みいさ』『むんぢ』は、どれもキリシタン用語なんだよ」
獅子生 ぱるて:「『ひいです』はfides、『信仰』や『信徳』。『みいさ』はそのまま『ミサ』。『むんぢ』はmundi、『世界』」
獅子生 ぱるて:「そして、『てんたさん』はtentação、『誘惑』──特に『悪魔の誘惑』」
獅子生 ぱるて:「と言って、多分キリシタンたちが考えたような『悪魔』でもないと思うけどね」
獅子生 ぱるて:「でも少なくとも、彼らは悪魔だと思った。"天狗"っていうのも、悪魔の訳語なんだよ」
獅子生 ぱるて:「それが本当は何だったのかは……無明にもわからなかったみたい」
獅子生 ぱるて:「わかってるのは、代償を得て願いを叶える、危険な願望器であること……」
獅子生 ぱるて:「そしてそれが、斎磐山の森にある、あの大きな磐座だってこと」
鰄淵レン:「……あれが?」眉を動かす。観光客に紹介したことすらあるスポットだ。
鰄淵レン:「悪魔との契約に、背教のわらべ歌か。オカルトは趣味じゃないんだけどな」
獅子生 ぱるて:手をかざすと、一枚の画像が現れる。
獅子生 ぱるて:それは何かのエコー写真だ。分厚い外郭の中に大きな空洞があり、その奥にぼんやりとした十字型の隆起が見える。
獅子生 ぱるて:「これは、無明が撮ったあの大岩の透視図だよ」
獅子生 ぱるて:「そして、この画像から──」
獅子生 ぱるて:「無明は、これが巨大な『何か』の頭蓋骨だと結論付けた」
鰄淵レン:「頭蓋骨……」
鰄淵レン:脳裏に磐座の大きさを思い起こし
鰄淵レン:「……これが?」
獅子生 ぱるて:「人間の頭蓋骨の内側、後頭部の裏側の辺りにはね。十字隆起っていう、文字通り十字型の盛り上がりがあるんだ」
獅子生 ぱるて:「無明は、それがその十字だと考えたみたいだね」
獅子生 ぱるて:「『てんたさんが隠した十字架』の言い伝えも……どうやってかわからないけど、その十字のことを知った人が言い伝えたんじゃないかと仮説を立ててたよ」
鰄淵レン:「……」暫時静寂が落ちる。上空、鴉がしきりに鳴き交わしている。
獅子生 ぱるて:「そして、研究を進めるうちに……」
獅子生 ぱるて:「それが多くの代償を要求し、そしてそれに『誘惑』された人々がどれほどの代償を払ったのかを知った」
獅子生 ぱるて:「この島のキリシタンは、江戸時代の禁教令を待たずして、ほとんど消滅してるんだよ」
獅子生 ぱるて:「その有用性よりも危険性を重視した無明は、破壊を決意した」
鰄淵レン:立ち並ぶ墓標に目をやる。苔生した古い墓石が多いが、キリシタン形式のものは殆ど見当たらない。
鰄淵レン:「……何があったんだ、その時」
獅子生 ぱるて:「あまり情報は残ってないんだけどね」
獅子生 ぱるて:「織豊期に宣教師が信者の減少を嘆いた文章が一つ、江戸期に役人がキリシタンを探したけどいなかったって報告が一つ」
獅子生 ぱるて:「具体的に何があったかはほとんど分からなかったんだけど……」
獅子生 ぱるて:「無明がこの島で見つけた新史料に、手掛かりになりそうな箇所があったんだ」
獅子生 ぱるて:「さっき言った『てんたさんのわらべ歌』……あれには、続きがあったんだよ」
鰄淵レン:「……八つ目以降ってことか?」
獅子生 ぱるて:「そう」
獅子生 ぱるて:「『ひとつ ひいですあとにして
ふたつ ふさいだはれまぶち
みっつ みいさもうわのそら
よっつ よごえにさそわれて
いつつ いつきのいわをほり
むっつ むんぢのそこへおつ
ななつ なびかすてんたさん』……」
獅子生 ぱるて:「『やっつ 』──」
獅子生 ぱるて:「『ヤバすぎる背徳で願ったwanna be まるでパッと燃え尽きる花火』」
獅子生 ぱるて:「『紛い モンと知って伸ばした腕 「ヒト蹴落としても逃したくねえ」』」
獅子生 ぱるて:「『危ねえ 欲望は天高く Temperanceなんて利かん『てんたさん』
テーマパークばりのデカダンスで誘う 脱走なんて不能 嗤う希望』」
獅子生 ぱるて:「『人を呪わば穴二つ 人を幸や魔が喰らう
愚か者が一人また使う 幕上がる血みどろのmurder's path
から繋ぐ 円環 連鎖絶つならば 結果 ただ一つしかない手管
大切なヒト 灼き消す愛と 荼毘へ付した記憶 灰へとなり飛ぶ
(hook)
集うGreedy Eighteen死線へ 抑えられないrage致命的
誰の正義? 鬼気 満ちし死地 理非遺棄し 生き血散り (refrain)』」
獅子生 ぱるて:「『ここのつ こんちりさんのみち』……」
ひとつ ひいですあとにして
ふたつ ふさいだはれまぶち
みっつ みいさもうわのそら
よっつ よごえにさそわれて
いつつ いつきのいわをほり
むっつ むんぢのそこへおつ
ななつ なびかすてんたさん
やっつ ヤバすぎる背徳で願ったwanna be まるでパッと燃え尽きる花火
紛い モンと知って伸ばした腕 「ヒト蹴落としても逃したくねえ」
危ねえ 欲望は天高く Temperanceなんて利かん『てんたさん』
テーマパークばりのデカダンスで誘う 脱走なんて不能 嗤う希望
人を呪わば穴二つ 人を幸や魔が喰らう
愚か者が一人また使う 幕上がる血みどろのmurder's path
から繋ぐ 円環 連鎖絶つならば 結果 ただ一つしかない手管
大切なヒト 灼き消す愛と 荼毘へ付した記憶 灰へとなり飛ぶ
(hook)
集うGreedy Eighteen死線へ 抑えられないrage致命的
誰の正義? 鬼気 満ちし死地 理非遺棄し 生き血散り (refrain)
ここのつ こんちりさんのみち
鰄淵レン:「待て待て待て」
獅子生 ぱるて:「?」かわいらしく首をかしげる。
鰄淵レン:「?」
鰄淵レン:「じゃねえだろ!八つ目だけリリック詰まりすぎだろ!」
獅子生 ぱるて:「『やっつ』の節は特に難解だから、無明も初めは解釈できなかったんだ」うんうんと頷く
鰄淵レン:「解釈合ってるのか?それ」
鰄淵レン:「そこだけFAKE TYPE.みたいになってたぞ」
獅子生 ぱるて:「この節に書かれたリリックからすると、当時も今のこの状況に似た争奪戦が繰り広げられていたみたいだね」
獅子生 ぱるて:「それも多分、今みたいな『舞台を作る』やり方じゃなくて、本物の島の上で」
獅子生 ぱるて:「おそらくそういう争いの果てに、彼らは消えていった……」
鰄淵レン:「……それを知って、無明は……」
鰄淵レン:「父さんは、同じことが起こらないように破壊を決めたのか」
獅子生 ぱるて:「そうだね。それに加えて、とんでもない願いを叶える人がいたら困る、っていうのもあったかな」
獅子生 ぱるて:「でも破壊の方法は分からなかった。少なくとも、当時の無明には」
獅子生 ぱるて:「だから、”私”を引退したり、身辺を整理したりして、不退転の決意で破壊に臨んだんだけど──」
獅子生 ぱるて:「……力で負けたわけじゃない。ただ、方法が間違ってたんだよ」
鰄淵レン:「……」看過しがたい要素を何とか看過する。
獅子生 ぱるて:「それを知ったのは、『骨』の力を身に受けて死ぬ直前……」
獅子生 ぱるて:「『やっつ』の節は難解だから解釈できなかったって言ったよね」
獅子生 ぱるて:「でも事切れる瞬間、その性質を知ったことで理解したんだ」
獅子生 ぱるて:「重要なのは13小節から16小節」
獅子生 ぱるて:「13・14小節では、前段までに謡われた『骨』を廻る血塗られたの連鎖を断ち切る手段があることが示唆される」
獅子生 ぱるて:「そして15・16小節で──」
獅子生 ぱるて:「その手段が、『大切な人の記憶を失うこと』であることが示されているの」
鰄淵レン:(四小節……4スコアと同じ)
鰄淵レン:「……それが代償ってことか?」
獅子生 ぱるて:「普通に願いを叶えるだけなら、ここまで限定される訳じゃないんだ」
獅子生 ぱるて:「奪い合う人々の死、信仰の放棄、肉体そのもの……」
獅子生 ぱるて:「その多寡にもよるけどね。……ただ、『骨』を壊すには、記憶が必要らしいんだ」
獅子生 ぱるて:「死や血、背徳の代償を重ねたうえで、己の大切な記憶まで失う……」
獅子生 ぱるて:「それを願うことで、やっと破壊できるものらしいんだよ」
鰄淵レン:「……本来は死と共に失われるはずだった情報が、死後に構築された『獅子生ぱるて』になら残っているわけか」
鰄淵レン:「大切な人の記憶を失う……そうすれば、『てんたさんの骨』を破壊して、『遺灰戦争』も止められるんだな」
獅子生 ぱるて:「………」
獅子生 ぱるて:「そうだったら、よかったんだけど」
鰄淵レン:「……まだ何かあるのか?」
獅子生 ぱるて:「破壊は、『願い』として言わなきゃいけないんだよ。だから、それを言うこと自体に代償が必要……」
獅子生 ぱるて:「そして、今この【遺灰戦争】は、まさに願いのための代償を払うために行われている……」
獅子生 ぱるて:「勝ち残って……願いを叶える権利を得た人だけが、それをできるんだよ」
獅子生 ぱるて:「……ごめんね」
獅子生 ぱるて:「もしも、『願い』が必要じゃなかったなら……私が、それをできたのに」
鰄淵レン:「何だ、そんなことか」
鰄淵レン:は、と息を吐く。
鰄淵レン:「それさえ分かれば十分だ」
鰄淵レン:「要は勝てばいいんだろ?」
獅子生 ぱるて:「……うん。そうなるね」
獅子生 ぱるて:「私が知ってることはこれでおしまい。聞いてくれてありがとう」
鰄淵レン:「……こうして改めて話してみて──」
鰄淵レン:「君が鰄淵無明とは違うってことがよく分かった」
鰄淵レン:「……沼男か」後輩との会話を思い出して
鰄淵レン:「人格とは経験と記憶によって形作られ、肉体に依存するもので、仮想の存在とそれを造る人間とはやはり別物だ」
鰄淵レン:「TRPGのキャラクターとそれをロールするプレイヤーが違うように、Vtuberとそのアクターもまた違うものだ」
鰄淵レン:「だから、礼を言っておくよ。ありがとう、ぱるてちゃん。父のことを教えてくれて」
獅子生 ぱるて:「どういたしまして」少し困ったような笑みで頭を下げる。
鰄淵レン:「……俺はずっと、後悔しないように生きてきた」
鰄淵レン:「それは最初に一つ、取り返しがつかない後悔をしたからだ」
鰄淵レン:「父さんと分かり合えなかったことが、俺にとって最初の、そしてずっと残された後悔だ」
鰄淵レン:「……そうだ。君の話を聞いて、思い出せたよ」
鰄淵レン:「俺は父さんが好きだった。好きだったからこそ、分かってほしかったんだ」
鰄淵レン:もう戻れない過去があり、二度と返らないものがあり、それが齎した結果があり、そして今、その全てを覆し得る方法が目の前にあった。
鰄淵レン:だが、道はとうに決まっていた。
鰄淵レン:「……安心してくれ、ぱるてちゃん」
鰄淵レン:「俺は勝つよ」
鰄淵レン:「勝って、『てんたさんの骨』を壊す。この馬鹿げた戦いを終わらせる」
鰄淵レン:「俺は父さんの遺志を継ぐ」
獅子生 ぱるて:「……うん」
獅子生 ぱるて:「……無明がね」
獅子生 ぱるて:「『骨』の危険性を悟ったとき、思い浮かべたのは」
獅子生 ぱるて:「あなたと、お母さんの顔だったんだ」
獅子生 ぱるて:「ありがとう、鰄淵さん」
獅子生 ぱるて:そう言い残して、その姿は消える。
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:分厚い雲に覆われた島の空を仰ぎ見て、ひとつ深い息を吐き出す。
鰄淵レン:「……盗み聞きとは」
鰄淵レン:「君らしくないじゃないか、会未くん」
居斎会未:「らしくないって言ってくれるんだ。忍びなの知ったうえで」
居斎会未:「先輩もなかなかぼくを信用してるよね」
居斎会未:くすくすと笑いながら姿を現す。
居斎会未:「それに、盗み聞きは確かにちょっと申し訳ないけど、それ以上に先輩が何を目的とするかの方がぼく的に重要だったからさ」
居斎会未:ごめんね?なんて片手を立てて見せつつ。
鰄淵レン:「……何か話でも?」
鰄淵レン:違和感がある。微かだが確かな。
鰄淵レン:纏っている空気で分かる。鰄淵が君にこれほど硬質な態度を取ったことが今まであっただろうか?
居斎会未:「あったんだけど、無駄足になっちゃったかな」
居斎会未:「……というか、ひょっとしてだけど」
居斎会未:「バレちゃった?」
鰄淵レン:答えない。ただ微かに首を動かして見せる。
諸屋リン:トリートメントはしているか?
居斎会未:「そっか。いやまあ、よく先輩相手にここまで持ったっていうべきだよね」
居斎会未:「流石はボクの技術とぼくの性能」
居斎会未:「いい機会だし、改めての自己紹介と行こうか」
居斎会未:「人工知能搭載反転型インプラントおよび人工知能モデル居斎」
居斎会未:「略称『I,I,W,A,I』と『A,I,M,I』……つまり『居斎・会未』」
居斎会未:「ちょっとした読み違い。いかにもボクらしい名づけだと思わない?」
居斎会未:「まあ先輩の呼びたいように呼んでくれていいけどね。それを今日からの正式名称ってことにするよ」
鰄淵レン:「前々から普通の身体じゃないとは思ってたけどね」肩を竦める
鰄淵レン:「自己改造程度に思っていたよ。まさか丸ごと人造とは、いや、流石と言うべきかな」
鰄淵レン:「とはいえ、俺にとっては別にそんなことは重要じゃあない。君は君だろう?居斎会未くん」
居斎会未:「もちろん。……って胸を張りたいところだったんだけどね」
居斎会未:「ぼくがぼくでボクはボク。ぼくらがれっきとした別個体だからこそ問題でもあるんだよ」
居斎会未:「というか先輩、実はまだ気づききってないね?」
居斎会未:「なら問題にしちゃおうか。デデン!」
居斎会未:「ボクがぼくになったのは……つまり、オリジナルの居斎会未が息を引き取ってAIの居斎会未が起動したのは、いつのことでしょう?」
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:普段なら乗ってくるところだろうが、煩わし気に嘆息する。
鰄淵レン:「要点は何だ?時期かい?俺と会う前か後か?」
居斎会未:「まあ言っちゃえばそういうことだね」
鰄淵レン:かぶりを振る「さあね。違和感を覚えたことはなかったし、後輩の身体情報を逐一確認なんてしてないからね」
居斎会未:「紳士だもんね、先輩。見かけによらず」
居斎会未:「じゃあ正解を言おうか。今日からおよそ138日と11時間48分前だよ」
居斎会未:「そしてそのタイミングだったからこそ、ぼくとボクには同一人物と呼び難い乖離が起きているんだ」
鰄淵レン:「……4ヶ月と少し前か」
鰄淵レン:「節穴だな、俺は。君の入れ替わりはともかく──患っていたことすら知らなかったなんて」
居斎会未:「そこはまあ……【Mウイルス】が厄介すぎるから仕方ないよ」
居斎会未:「ぼくが事前に気づけたのだって偶然というか日課の副産物だもん」
鰄淵レン:「……乖離とは?」
居斎会未:「んー。そこを説明するには、まずぼくがどうやって作られたか、からかな」
居斎会未:「ぼくは先ほど名乗った通り人工知能なんだけど、オリジナルの記憶や知識の出来る限り全部を受け継いでる」
居斎会未:「そしてその中に含まれる感情や思考のパターンを自動学習して、ある程度精密に再現するように構築された」
居斎会未:「でも、問題が一つ。自動学習ってシステムは万能じゃない」
居斎会未:「ただ膨大なデータを蓄積して分析するだけじゃ偏るんだよ。ほら、絵とかでそういう話聞いたことない?」
居斎会未:「誰にとってもえっちな絵を描かせようとしたら腕の向きが決まらなくて崩壊したとか、ああいうやつ」
居斎会未:「そうならないためには、ノイズとなるデータを消したり分析されたパターンが正しいかを判別する必要がある」
居斎会未:「つまり、人間の……この場合はボクの介入が必要になるってわけ」
居斎会未:「まあ時間に余裕があればそこも解決するようなシステム組むの目指せたろうけど、今回はリミット不明の時限爆弾付きだったからね」
居斎会未:「で、問題は。ボクという人間が斜歯らしからぬ感情豊かな人間だったってこと」
鰄淵レン:「……話が見えてこないな。それの何が問題なんだ?」
居斎会未:「例えば、ボクが客観的な人間だったら、もしくはごくごく理性的な人間だったら」
居斎会未:「ぼくを作るときに一切の主観・願望・理想・意図その他もろもろを持ち込まずに完璧な『居斎会未』をトレースできただろうね」
居斎会未:「でもボクにはそれが出来なかった。『ボクはきっとこういう人間だろう』という主観が混じる」
居斎会未:「『ボクがこういう人間だったら良いのに』という願望が、『ボクにはこういう人間であってほしい』という理想が、『ボクがこういう人間になれたら』という意図が混じる」
居斎会未:「……ま、簡潔にまとめちゃうとだね」
居斎会未:「『もっと先輩好みになりたいな』なんて乙女心を持っちゃった時点で、ボクにはそれまで通りのボクは作れなかったんだ」
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:「……それで?」
鰄淵レン:「それのどこが問題なんだ?」
居斎会未:「いやあ、言ったとおりだよ。前提として『ぼく』は『ボク』とは別物なんだ」
居斎会未:「あー、でも先輩にとってぼくとボクに違いがないなら呼び方一緒でもいいのかな」
居斎会未:「ぼくとしては複雑だけどね。ボクを風化せずに居られるのは嬉しいし、かといって先輩の好みに合わせようとしてたのが一切効果出てないのは悔しいし」
鰄淵レン:「ああ……」
鰄淵レン:「……それで?」
鰄淵レン:「何か問題があるのか?」
居斎会未:「……先輩もさ。意外と感情的だね」
居斎会未:「殺すって決めた相手と会話するの、そんなに苦痛?」
鰄淵レン:「…………?」
鰄淵レン:本気で分からないというように眉根を寄せる。
居斎会未:「ぼくとの会話をさっさと打ち切りたくて仕方ないって顔してるよ」
居斎会未:「普段ならぼくがどれだけ回りくどくてめんどくさい言い方してても、適度に相槌打ちながら聞いてくれるのに」
鰄淵レン:「……会未くん。何か勘違いしているらしいな」
鰄淵レン:「今の話の何が問題なんだ?」
鰄淵レン:「いいかい。仮に君と4ヶ月前までの会未くんが同じだとすれば、俺には何の問題も無い訳だな」
鰄淵レン:「一方、君と以前の会未くんが別物だと言うのなら……」
鰄淵レン:「俺は、悲しい。俺が知っていた居斎会未が亡くなったんだからな」
鰄淵レン:「誰もいないところで泣きもするだろう。それに気付けなかった自分の愚かさも含めてな」
鰄淵レン:「だが、言ったはずだ。君は君だろう」
鰄淵レン:居斎会未、あるいはそれを受け継いだ人工体に目を向ける。
鰄淵レン:「以前の会未くんが作り、その記憶を受け継ぎ──」
鰄淵レン:「4ヶ月も一緒に働いて、このゲームに巻き込まれた」
鰄淵レン:「それは紛れも無く、今の君なんじゃないのか?」
居斎会未:「……えーと、待ってね」
居斎会未:「先輩はぼくのことをぼくとして認識してるし、ボクと別個体であることも認識してるし」
居斎会未:「だから君は君という言い回しをしただけで、ぼくとボクを同一視したわけではなくて……」
居斎会未:「ねえ待って!先輩ってボクが死んだこと泣くくらい悲しんでくれるの!?そこが今すごい思考のノイズになってるんだけど!」
居斎会未:AIらしからぬ感情的な口ぶり。だが、この4か月接してきた『居斎会未』らしい振舞でもある。
鰄淵レン:「だからそう言ってるだろ」
鰄淵レン:「仮に前の会未くんと今の君がまるで別人だとしても……」
鰄淵レン:「俺にとっては、どちらも大事な後輩だ」
居斎会未:「……先輩さぁ」
居斎会未:「ほんっっっとにそういうところだよね」
居斎会未:「こういう言い方すると責任転嫁みたいになるけどさ。研究ばっかでまともに対人関係築いてこなかった小娘にとっての先輩って劇物みたいなもんだよ」
居斎会未:「ボクに同情さえするね。そりゃぼく作るときにバグって理想混入もするよ……」 若干頬を赤らめながらぶつぶつと文句を言っている。
鰄淵レン:「だが、だからこそ」
鰄淵レン:「俺は今、君がやろうとしていることが許せない」
鰄淵レン:声色が、一気に冷たさを帯びる。
鰄淵レン:「苦痛?面倒?違う」
鰄淵レン:「分かるかい、会未くん」
鰄淵レン:「俺はね、怒ってるんだよ」
鰄淵レン:数年も一緒に働いてきた居斎会未の記憶にも、存在しなかった表情。
鰄淵レン:仕事でどんな失敗をしても、どんな悪い冗談を投げても、決して見せなかった顔で、いま君を見ている。
居斎会未:「……」 ぞわりと背筋が泡立つ。忍びとしての危機感なんてものよりもっと単純な。
居斎会未:好きな人を怒らせてしまったという、恐怖と焦り。
鰄淵レン:「はっきり言っておくよ」
鰄淵レン:「やめろ、会未くん」
鰄淵レン:「そんなことをされても、俺は何一つ嬉しくなんてない」
居斎会未:「……先輩はそう言いそうな気がしてたよ」
居斎会未:「自分の身を挺してとかそういうの、嫌がりそうだなって」
居斎会未:「でもさぁ。ぼくだってそれくらい分かったうえで望んでるんだよ」
居斎会未:「そりゃ、先輩が勝ち抜いたうえでMウイルスの完治とか根絶とかを願ってくれるならそれでもいいよ?」
居斎会未:「でも先輩、それよりもお父さんのこと優先するでしょ」
居斎会未:「先輩はただ生きてたいんじゃなく、『後悔の無いよう生きていきたい』んだから」
鰄淵レン:「ああ。聞いてた通りだ」
鰄淵レン:「俺はこの遺灰戦争を終わらせる」
居斎会未:「でも、そうしたら先輩は感染したままだ」
居斎会未:「運が良かったら天寿を全うするかもしれない。でも運が悪ければ翌日にでも死ぬかもしれない」
居斎会未:「そんな不安定すぎる時限爆弾を抱えたまま生きていくことになる」
居斎会未:「ぼくはさ、感情的で我の強い人間なんだよ。オリジナルもそうだったし、そうあり続けたいと願ったから」
居斎会未:「だから先輩に生きててほしい。なんの憂いも枷もなく自由に生きる先輩で居てほしい」
居斎会未:「ボクとぼくが好きになった先輩であってほしい」
居斎会未:「それを叶えるには『生き返らせたい』なんて願いじゃ不安定すぎるんだよ」
居斎会未:「Mウイルスに感染した状態の体で生き返るかもしれないし、完治させた状態でなんて条件指定が通るか分からない」
居斎会未:「条件まで付けた人間の蘇生とか、代償も相当キツイだろうしね。明らかに願いとして重過ぎる」
居斎会未:「ぼくが考えうる中でも比較的代償が軽く済みそうで、それでいて先輩が健康に今後を過ごせる願い」
居斎会未:「それがこれなんだ。何せ身体もそれを動かすための頭脳も用意済みだからね」
居斎会未:「先輩という人格……あるいは魂かな?それをぼくと挿げ替えるだけなら、少なくとも一からの蘇生よりは軽く済むと思う」
鰄淵レン:「俺はこの願いさえ果たせば、もう悔いはない。たとえその結果死が訪れても、満足して死ねるだろう」
鰄淵レン:「……俺がこんなことをするのを、父の遺志を継ぐためだけだと思ってるかい?」
鰄淵レン:「本当を言えば、最初は迷ってたんだ。勝ち残ったとして、願うべきは遺灰戦争の終わりか、父を蘇生させることか」
鰄淵レン:「今はもう迷いは無い」
鰄淵レン:君を真っ直ぐに見据え
鰄淵レン:「君だ」
鰄淵レン:「君にそんなことをさせたくない。だからこんなゲームは俺が終わらせる」
鰄淵レン:「それとも、それでも。君は」
鰄淵レン:「君を止められずのうのうと生き延びた後悔を抱えた俺に、その後の人生を生きて行けというのか?」
鰄淵レン:「そんなのはもう、鰄淵レンじゃない」
居斎会未:「……そうかもね」
居斎会未:「でもじゃあ、先輩はさぁ」
居斎会未:「ぼくに諦めてくれっていうの?先輩をMウイルスから解放できるかもしれないチャンスを見逃せって?」
居斎会未:「あのふとした瞬間に『ボクは今死ぬかもしれない』って思う日々を、目を閉じるたびにもう開けないかもしれないって感じる焦燥を」
居斎会未:「問答無用の死というリスクを一生抱えながら生きていく方がよっぽど幸せだから放っておいてくれって?」
居斎会未:「……ごめんね、ぼくには無理だよ。だってボクが味わった記憶が残ってるんだ」
居斎会未:「アレだって大概人が味わい続けていいものじゃない」
鰄淵レン:「……君が死に、俺一人を生かすか。骨を破壊して狂った奪い合いを終わらせるか。どちらが正しいかは明白だ」
鰄淵レン:「君は聡明な人だ。道理が分からない訳はないはずだ」
鰄淵レン:ゆっくりと瞑目し、息を吐く。
鰄淵レン:「会未くん。もう一度言うぞ」
鰄淵レン:「やめろ」
居斎会未:「先輩にしては珍しいくらい下手を打ったね」 ふっと笑って。
居斎会未:「確かにぼくは聡明だし道理も分かるしなんなら100年に1度と呼ばれた天才だけど」
居斎会未:「道理を蹴飛ばして流派を抜け出して、抜け出した先でコロッと危なそうな忍びに惚れ込んで、自分を模したAIをその人好みにしちゃうくらいには感情的な人間だよ」
居斎会未:「それにさ。これはぼくもここ数年で得たばかりの知識兼体験談なんだけど」
居斎会未:「恋は道理じゃないでしょ?正しいか、なんて基準はお呼びじゃない」
居斎会未:「ぼくはぼくとボクの恋と命にかけて、先輩を生かすよ」
鰄淵レン:ぼとり
鰄淵レン:言葉を遮るように、黒い何かが足元に転がった。
鰄淵レン:それは、鴉だ。
鰄淵レン:……死んでいる。一羽の鴉が前触れもなく落ちてきて、地面へと叩きつけられる。
鰄淵レン:ぼとり ぼとり ぼとり ぼとり
鰄淵レン:黒い羽根が舞う。上空を飛び交っていた鴉の群れが、次々と墓地へと墜落してくる。
鰄淵レン:そのいずれにも、外傷はまるで無い。
居斎会未:(呪術の一環?何かしてるようには見えない、けど)
居斎会未:(いや、そもそも先輩の忍びとしての能力って一体……)
居斎会未:思考を巡らせ、そして今まで感じたことのない威圧感に怯みながらも。言葉を撤回することはない。
居斎会未:譲らないという意思を体現するように先輩を見据え続ける。
鰄淵レン:「……会未くん。俺は……」
鰄淵レン:俯いた黒髪の下から、怒りを押し殺した低い声が響く。
鰄淵レン:「君の為なら、誰であっても容赦しないよ」
鰄淵レン:「たとえそれが、君自身であっても」
居斎会未:「……奇遇だね、先輩」
居斎会未:「ぼくも同じ気持ちだよ」
鰄淵レン:一陣の風が吹き、黒い羽根を舞い上げる。
鰄淵レン:一呼吸の間も置かず、二人の忍びの姿は消え失せていた。
GM:---
GM:keyの捜索判定というやつができます!
鰄淵レン:野戦術で探します
GM:野戦だ!判定どうぞ!
鰄淵レン:2D6+1>=5 (判定:野戦術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功
鰄淵レン:よかった
GM:成功!!
GM:ではインセkeyをゲットです!
GM:----
サイクル3:吉良田九捻灼
サブGM:斎磐山の麓に広がる小さな森──
サブGM:昼間でも薄暗い木々の下、朽ちた注連縄の張られた巨石の傍らに屈みこんだ人影がある。
吉良田 九捻灼:「……───」
吉良田 九捻灼:何事か口中に誦しながら、奇岩へとナイフを這わせてその表面を削り、捻じれた針でその断面を抉る。
吉良田 九捻灼:それは祝詞だ。
吉良田 九捻灼:「……明き真名井に神留り坐す、」
吉良田 九捻灼:「占庭神と称へ辞を竟へ奉る、」
吉良田 九捻灼:「掛けまくも畏き母なる吉野の井氷鹿の水光姫の命、」
吉良田 九捻灼:「斎庭の磐根のあだしひとの頭骨を鑿り鑚り奉るを以て、」
吉良田 九捻灼:「拙劣き占兆の町形を己が利へ廻し、」
吉良田 九捻灼:「禍事を大禍事へ寄さしめ給へと白す事を聞こし食せと、」
吉良田 九捻灼:「恐み恐みも白す」
吉良田 九捻灼:低声に祝詞を上げ、小さく柏手を打つ。
サブGM:それとともに、島全体に流れる空気が、不気味に変質する。
サブGM:その異変は、この場にいないあなたたちにも察知できるだろう。──或いは、それ以上に致命的な変質にも気が付くかも知れない。
吉良田 九捻灼:「これで……きっと黒幕を倒せますよねぇ……?」
GM:再生装置の内容が変更になります。
【再生装置】
このプライズに【秘密】はない。
このプライズを所持している者は、他の参加者と同じように、メインフェイズ中に【生命力】が0点になると死亡し退場する。
クライマックス戦闘で【生命力】が0点になった場合、このプライズの持ち主は死亡する。
また、このプライズの所持者はクライマックスフェイズに入る時に【ハイパーループ】を選択することができる。
現状はそういう機能がついていることが分かるのみであり、【ハイパーループ】の実態は不明。
このプライズは戦果に選択することはできず、譲渡もできない。どのような手段でも所持者が変更することはない。
吉良田 九捻灼:「ふ、ふふふふ」
吉良田 九捻灼:甲骨占卜という占いがある。
吉良田 九捻灼:亀甲や獣骨を焼き、入った罅の形で吉凶を判ずる古い占術であり──
吉良田 九捻灼:その裏にあらかじめ削るなどの細工をしておくことによって、表れる罅をある程度望む形に誘導することができた。
吉良田 九捻灼:普通であれば吉兆を得るために使われるその細工を、凶兆へと導くために行う。
吉良田 九捻灼:『骨』の力で成り立つゲームに対し、『骨』に干渉する術式を用いることで、その"凶"へ悪意を上乗せし"大凶"と為す。
吉良田 九捻灼:【再生装置】の件を知ったそのときから、"この方法"を使うつもりだった。
吉良田 九捻灼:そのためには、大岩に彼らが近づくのを防ぐ必要があった。黙っておいた方が有利な4スコアの計画を彼らに伝えたのも、それへの対抗手段を探させることで自分自身への追及が弱まることを企図したものだ。
吉良田 九捻灼:「う、上手く死んでくれればいんですけどぉ……ふふ……」
吉良田 九捻灼:暗い忍び笑いを漏らしながら、少女の影は森の闇の中へと消える。
GM:----
サイクル3:ミニゲーム
GM:というわけで、Keyを使って参加権を作ってミニゲームに参加してもらいます!
GM:参加権を作る人は誰かな~?
居斎会未:作ります!
鰄淵レン:俺!俺!俺俺俺俺
鈴木心愛:4スコア作らせてくれるのかな~
GM:心愛ちゃんは生命のKeyとインセKeyを持っていますからね。4スコアを作れます!
GM:4スコアは参加権の機能もあります!
鈴木心愛:やった!じゃあ4スコアにして参加しちゃお
GM:おっけ~!
諸屋リン:あはっ あはっ
鈴木心愛:4倍だぞ4倍!
鈴木心愛:リンくん死ぬより酷い目に合うらしいけど大丈夫かな
諸屋リン:これ以上ひどい目とか無いっショw
GM:----
GM:■研究所
GM:あなたたちは三度目となるミニゲームに参加するために研究所へと集まった。が……
ビーバーマン:「それでは楽しいミニゲームのコーナー!だけど……」
ビーバーマン:「何かこのゲームを壊そうとしてる人がいるみたいだね?」
ビーバーマン:「誰がご主人様なのかも分からなくなっちゃったし……!」
ビーバーマン:所詮はプログラミングされた存在なのか、【再生装置】への細工によってビーバーマン自身も誰が黒幕なのか分からなくなってしまったらしい。
鈴木心愛:「ご主人さま……?やっぱり再生装置の持ち主が黒幕なのは間違いないみたいだね……」
ビーバーマン:「keyの譲渡をしてる人って……怪しいよね!?」
ビーバーマン:「普通はそんなことしないはずなのに!」
ビーバーマン:「これは普通より強めにペナルティを与える必要があるよね!」
GM:ビーバーマンがそういうと、諸屋さんの首輪から電流が流れる。
GM:【再生装置】の保護を失った肉体に、非常に強い電気が流される。
GM:そしてその閃光は、命を奪うには十分な威力だった。
鈴木心愛:死んでる!!
諸屋リン:「─────────」悲鳴を上げる間もなく、紫電が体中を駆け巡り。
鈴木心愛:「……!?そ、そんな……!リンくん!?」
望田トイ:「……え!?」
鰄淵レン:「おいおい……前のとはケタが違うぞ」
諸屋リン:ひとの肉が焼け焦げる、不快な臭いを辺りに撒き散らしながら。
諸屋リン:男は崩れ落ち倒れ伏す。
諸屋リン:忍びである者でも、そうでもなくとも。生命活動が停止していることは見間違いようもなかった。
居斎会未:「……当てずっぽうでこの所業?雑なシステムだね」 嫌悪混じりで眉をひそめつつ。
望田トイ:「リンくん……リンくん!」
望田トイ:「なんで……なんで……!せっかく会えたのに……トイなんかのために……」
望田トイ:横たわる肉体のそばに崩れ落ちて泣いている。
鈴木心愛:「う……完全に身体が黒焦げに……いくら忍びでもこれじゃもう……」
鰄淵レン:「keyの譲渡だけでこれか。改めて理不尽すぎる」
ビーバーマン:「ふう!それじゃあスッキリしたところで楽しいミニゲームを始めていこうか!」
ビーバーマン:理不尽に人間を殺したとは思えないケロッとした様子で話しだす。
ビーバーマン:「最後はこれ!『箱の中身はなんだろな♪』」
鈴木心愛:「自分が誰を殺したのかにも気づかずに……!初戦プログラミングされた存在……!」
ビーバーマン:「中身の見えない箱に手を入れて、その触った感触だけで中身を当ててもらいます!」
ビーバーマン:「たくさん触って……コレだ!と思ったら回答席に行って答えを宣言してね!」
ビーバーマン:「でも箱の中身を当てるのって難しいよね?」
ビーバーマン:「そこで!二種類のコースを用意しました!」
ビーバーマン:「一つは簡単な『確定!キモBOX』コース。この箱の中身は二種類しかなく、なんとその二種類さえも事前に発表しちゃいます!」
ビーバーマン:「その中身とは……『イナゴの群れ』か『人間の眼球』!確定で気持ち悪いものが入っています!」
ビーバーマン:「でも動き回るイナゴの群れと人間の眼球は間違いようがないよね?気持ち悪いものを触る代わりに多分正解できちゃうコースです!」
鰄淵レン:「誰の眼球だよ……」
ビーバーマン:「もう一つは難しいけど王道の『ブラックボックス』コース。この箱の中身は気持ち悪くない代わりに何が入っているかは一切わかりません!」
ビーバーマン:「そして、ブラックボックスコースを選択した勇気あるお友達は……見事正解した場合、プレゼントをあげちゃいまーす!」
ビーバーマン:「リスクを回避してキモい思いをするか、メリットを求めて難しい問題に挑戦するか、自分で考えて決めてね!」
鈴木心愛:「ブラックボックスコースも気持ち悪い可能性はあるんだよね……」
ビーバーマン:「気持ち悪くない可能性もあるけどね!それに正解したらメリットだからね!」
GM:ミニゲームの説明をします。
箱の中身はなんだろな♪
箱の中身を当ててもらいます。
PCは二つのコースのうち一つを選択し、挑むことができます。
・確定!キモBOXコース
『イナゴの群れ』か『人間の眼球』が入っています。
GMがシークレットでダイスをふり、中身が『イナゴの群れ』なのか『人間の眼球』なのかを決めます。
PCは好きな特技で判定を行います。
判定に成功した場合、箱の中身が『イナゴの群れ』なのか『人間の眼球』なのかが分かります。
判定に失敗した場合、箱の中身を特定することはできません。しかし回答権自体はある為、50%で正解することができます。
回答を間違えた場合、射撃戦ダメージ1点を受けます。
・ブラックボックスコース
ごく普通の『箱の中身はなんだろな♪』です。
事前に決めておいた候補の中から、GMがシークレットでダイスをふり、箱の中身を決定します。
その後、GMがダイスをふり、ランダムに特技を決定します。(コマンド:RTT)
PCはその特技で判定してもらいます。
成功で箱の中身を当てられ、失敗で当てられません。
回答権自体はあるため、本当に偶然当たることはあるかもしれませんが、まず不可能でしょう。
回答を間違えた場合射撃戦ダメージ1。
正解した場合、兵糧丸・神通丸・遁甲符のうち好きなものを一つ得ることができます。
鰄淵レン:判定失敗したらイナゴと眼球間違えるの!?
GM:そうです。
居斎会未:怖すぎる
鰄淵レン:何だったんだよさっきの説明
GM:眼球も群れになって飛ぶこともあるんでしょうね
居斎会未:その二択外す人間になりたくないよ
鈴木心愛:これは誰か一人だけじゃなくて皆得られる可能性あるんだなあ
GM:そうですね!
GM:質問はありますか?
鈴木心愛:で得上部!
GM:大丈夫そうだったらどちらのコースに挑戦するか宣言をお願いします!
鰄淵レン:キモBOXで
鈴木心愛:俺はもちろんブラックボックスを選ぶぜ
居斎会未:ブラックボックス行ってみようかな
GM:おお~!わかれましたね
鈴木心愛:逆鱗がなくとも期待値的には得だからな
GM:ではまずは鰄淵さんのキモBOXからいってみましょうか!
鰄淵レン:遊芸で判定します
GM:おっけー!
鰄淵レン:2D6+1>=5 (判定:遊芸)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 4[1,3]+1 → 5 → 成功
GM:成功している!
諸屋リン:こわすぎ!
鰄淵レン:あぶなすぎる やめといてよかったな……
居斎会未:逆鱗合ってよかったね
鈴木心愛:逆鱗つえ~
GM:では中身がなんなのかを決めます。でも成功してるからオープンでふっちゃおう
GM:1d2
ShinobiGami : (1D2) → 1
GM:ではイナゴの群れでした!
鰄淵レン:はい。
GM:確実にイナゴの群れやんけこれ!!と思い、見事正解できました!
鰄淵レン:「イナゴかぁ。アフリカに行った時に蝗害に遭ったよ」ハンカチで手を拭いている
GM:続いてブラックボックスにいきましょう!
GM:まずは心愛ちゃんから!
鈴木心愛:やるぜやるぜ~
GM:GMがまず中身を決定しますね~
GM:シークレットダイス
鈴木心愛:はあっ!
GM:続いて特技を決定しますね!
GM:RTT
ShinobiGami : ランダム指定特技表(5,11) → 『戦術』伝達術
鈴木心愛:任せな
GM:伝達術!
GM:伝達術で判定をお願いします!
鈴木心愛:伝達術は呪術に近いぜ~
鈴木心愛:2D6>=8 (判定:呪術) うおおおおお
ShinobiGami : (2D6>=8) → 7[1,6] → 7 → 失敗
鈴木心愛:ぐあああああああああ
諸屋リン:スズ~!
鰄淵レン:鈴木ーッ
GM:あっあと1……!!
居斎会未:1足りない
鈴木心愛:ダメージを受けました
GM:まって!
GM:まだ……当てずっぽうであてられたら
GM:正解する可能性がある!!!!!
居斎会未:無茶ぶりが凄い
鈴木心愛:ヒント無い?ヒント
鰄淵レン:無さそう
鈴木心愛:頭文字はあ行から始まる?
ビーバーマン:「強い動物にちょっとくらい噛まれても大丈夫だよね?」
ビーバーマン:といってニヤニヤしています。(表情は変わらない。絵画なので)
鈴木心愛:「烏賊の塩辛!この感触は烏賊の塩辛!」
鰄淵レン:ヒントあるんかい!!
GM:では……イカの塩辛と答えましたが……!
GM:正解は……パイナップルでした!!
諸屋リン:ひどすぎる
鰄淵レン:は?
鈴木心愛:ほとんど正解じゃん
居斎会未:動物でもない
GM:箱の中身はなんだろなって……こういう感じでしょ!!
鈴木心愛:ほとんど正解だから0ダメージでいいですか?
GM:うーん……
GM:ダメかな!
鈴木心愛:「パイナップル……!?食べ物だからほとんど正解だな~」
鈴木心愛:「まあご褒美は貰えないかもしれないけどこれで電撃は……ぎゃああああああああっ!」
居斎会未:「なんでその遠さで自信満々になれるの……」
鈴木心愛:戦術減らします
GM:はい!
GM:続いて居斎さんのブラックボックスにいきましょう!
GM:まずは中身を決定します!
GM:シークレットダイス
GM:続いて特技を決定します!
GM:RTT
ShinobiGami : ランダム指定特技表(6,4) → 『妖術』死霊術
GM:《死霊術》!
GM:《死霊術》で判定をお願いします!
居斎会未:ピッタリ持ってる!
GM:ピンもちじゃん!
鈴木心愛:もってるやんけ!
鰄淵レン:ゲェーッ
諸屋リン:強すぎるこの女
居斎会未:頼む……!
居斎会未:2D6>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
居斎会未:おっし!
GM:うおー!!成功!!!
GM:やりましたね!
鰄淵レン:強すぎる
鈴木心愛:つえ~
GM:箱の中身は……こんにゃくでした!
GM:好きな忍具をひとつ得られます!
居斎会未:なら神通丸を貰います
GM:了解!
ビーバーマン:「は虫類、カエルとかヘビは大丈夫な方ですか?」
ビーバーマン:とニヤニヤしています。
居斎会未:「それは普通に大分イヤなんだけど……。まあでもキミのソレ、ハッタリの可能性もあるらしいし」
居斎会未:「そもそも動物なら何かしら音で気付けるしね」 そう言ってさほどビビりもせず手を突っ込む。
鈴木心愛:「うう……ごめんリンくん。このゲームで勝てばリンくんを蘇らせられるはずだったのに……ごめんね……」
本田ナナ:「そんなルールあったかニャア!?」
鈴木心愛:「それくらいのご褒美あっても良くないですか?」
居斎会未:「あ、やっぱ動物じゃないじゃん。ていうかうーん……?この感触は……」
居斎会未:「こんにゃくでしょ。切って形変えるとかのフェイント無しなんだ」
居斎会未:「このゲーム全体的に性格悪いからそれくらいしてきそうと思ってた」
ビーバーマン:「おお!正解です!正解はこんにゃく!」
ビーバーマン:「勇気あるお友達に拍手~!」
ビーバーマン:「ぱちぱちぱち~!」拍手できないので口で言っている。
鈴木心愛:「私のパイナップルは塩を振ってあってしょっぱかったのに……!ずるい……!」
本田ナナ:「食べたの!?」
鰄淵レン:「これで会未くんには特典か」
居斎会未:「触れただけなのに味わうのは流石に無理でしょ」
居斎会未:「……吸血鬼だから出来るとか言い出さないよね?」
本田ナナ:「その理論で言うと鰄淵さんが触れただけでイナゴを食べられることになっちゃうからナシにしてあげて!」
鈴木心愛:「しょうがないなあ……」
居斎会未:「言い出す気はあったんだ……」 思考読めちゃったの、それはそれでイヤだな……という顔。
GM:……そのようにミニゲームの行われている部屋の隅に、歩みを進める人影がある。
西寒田美波:「…………」
西寒田美波:かつん、かつん、と革靴を鳴らし、死体の傍へと歩み寄る。
西寒田美波:かつん、と靴の先で地面をたたくと。
西寒田美波:死体の周りに白い花が咲き、
西寒田美波:死んだはずの諸屋さんは目を覚ます。
諸屋リン:「………」ゆっくりと。ぱちぱちとまばたきを繰り返した後。
諸屋リン:まだ朦朧とした意識のまま、ごほごほ、と血混じりの咳を吐き。ふらりと立ち上がる。
諸屋リン:「いってえ……」
諸屋リン:「………あれ、きみは。西寒田さん?」
西寒田美波:「そう」
西寒田美波:「九界から死者の魂を引き摺りだす真似事くらいは、今のあたしにも出来る」
鰄淵レン:「な……」目の前の光景に流石に目を丸くしている
西寒田美波:「他人の結界内の生成世界に干渉するのは初めてじゃないし……」
西寒田美波:「……いや、今はそんな理屈はどうでもいいか」
鰄淵レン:「……そんな能力があるなら、こんなゲームに参加せずとも良かった人もいそうなものだが」かぶりを振る
西寒田美波:「……あたしの目的は、アンタたちとは違うから」
西寒田美波:「あたしもこういう儀式の主催者したことあるし。黒幕だから許せないとか、そういうのはないんだけど」
西寒田美波:「世界が滅ぼされるのは、フツーに困る」
諸屋リン:「あるのかよ……」
鈴木心愛:「エワルくん……エワルくんは蘇らせられなかったんですか!?」
西寒田美波:面倒そうに心愛ちゃんを見つめる。
西寒田美波:「タイミングを伺ってたの。一時の感傷で無差別に蘇らせたところで首を絞めるだけ」
居斎会未:「なら、このタイミングを良しとした基準を聞きたいところだね」
鈴木心愛:「あと私の傷も直してくれませんか?電撃で撃たれていたいんですけど……」
西寒田美波:「あの猫耳女に対抗できるのは。残念だけど、リモート参加のあたしじゃない」
西寒田美波:「だから。遠隔参加のために用意した仮初のあたしの命を、九界から引き摺り出したコイツの魂と合わせて」
鈴木心愛:「死人を生き返らせられるのに生命力を回復することはできないんですか?」
西寒田美波:「生き返らせることにした。あたしの命と引き換えだから、一度だけ。このタイミングだけだった」
鈴木心愛:「そんな……!じゃあ西寒田さんの生命は……」
GM:諸屋リンさんが実験に再参加しました。
GM:3分後、西寒田美波さんの接続が切断されます。
諸屋リン:「………色々と、問い詰めたいことは沢山あるし。」
諸屋リン:「察するに比良坂の筋の人なのかな? こういう術を体験したの、初めてだから……興味は尽きないけれど」
諸屋リン:「一先ず、お礼を言わなくちゃだね。ありがとう」
西寒田美波:「フン……」
諸屋リン:深々と頭を下げて。「精々、足掻いて見せますよ」
西寒田美波:「……ついでに」
西寒田美波:「箱。あたしの分持ってきたけど。やる?」
西寒田美波:先程のミニゲームで使われた箱を持っている。
GM:というわけで……生き返って早々ですが……
GM:望むなら諸屋さんはミニゲームができます
鈴木心愛:代わりに私がやっていいですか?
GM:ダメだぜ
鈴木心愛:そんな……
諸屋リン:特技配置的にブラックボックスかなりキツいんだよな~
鈴木心愛:偏ってるんだ
居斎会未:3個偏らせてるもんね
GM:やらなくてもいいぜ!死んでもらったので……
諸屋リン:キモBOXのためにやる意味もないし やらないかな~
GM:おっけ~!
西寒田美波:「……別にやらないならいい」
西寒田美波:ちょっと寂しそうに箱を後ろに下げる。
鈴木心愛:おっぱい!?
諸屋リン:「その手のゲーム、苦手なんだよね……」申し訳無さそうに身を縮こまらせて。
諸屋リン:「それに、折角分けて貰った幸運なんだ。使い所はまだ先に取っておくよ」
西寒田美波:「そう」
西寒田美波:「あたしはずっと機会を伺ってたの。この世界を滅茶苦茶にして、”犠牲を減らす”方法をね」
西寒田美波:「アンタを一度蘇らせたことで。九界と繋がりやすくなった、というか」
西寒田美波:「『この世界の西寒田美波』は『そういうことが出来る』ようになった。本来の"西寒田美波"みたいにね」
西寒田美波:「"美波"の力に加えて"アタシ"の力を使って、この世界を滅茶苦茶にしてやるわ」
西寒田美波:「アンタたちが苦労して作った世界だろうと知ったことか。あたしはあたしの目的を果たす」
西寒田美波:「…………いや、違うかな~。美波はなんだかんだ優しいからもっとツンが薄いかもしれない……『アンタたちも助かるでしょ』くらいかなぁ……」小声でブツブツ言っている。
諸屋リン:(結局誰なんだ?この人……)
西寒田美波:「とにかく。あたしはもう消えるけど、未来を変えられるのは……」
西寒田美波:「いや。筋書きのない未来を描けるのは、アンタたちしかいない」
西寒田美波:「画面の向こうで、見てるから」
西寒田美波:"西寒田美波"の姿に徐々にノイズが走っていく。
西寒田美波:そして、ぷつんと、テレビの電源を切ったように、消えてしまった。
鈴木心愛:「西寒田さん、結局誰だったんだろう……」
望田トイ:「……リンお兄ちゃん!リンお兄ちゃん!?」
望田トイ:「いき……生き返ったの……!?」
鰄淵レン:「さあね。何にせよ彼には幸運だったね」
諸屋リン:「わからない。でも少なくとも……あっ!トイちゃん!」
鈴木心愛:「二人死んでたら二人生き返らせてくれたのかな……」
居斎会未:「話してた理屈的に定員一名じゃないかな」
居斎会未:「そういう意味でも彼は幸運だった訳だ」
諸屋リン:ぱっと笑顔を見せながらも、すぐに申し訳無さそうに。「ごめんね。心配かけちゃって」
望田トイ:「……ホントに!有り得ない!リンお兄ちゃんのくせに!」
望田トイ:「てか全然心配なんてしてないし♡調子に乗るな♡」
鈴木心愛:「トイちゃんぼろぼろ泣いてリンくんに抱きついてたのに」
諸屋リン:「えっそれマジ?」
望田トイ:「う、うるさい!捏造しないで♡」
望田トイ:「マジなわけないでしょ♡何期待してんの♡キモすぎ♡」
鈴木心愛:「あと本当は結婚したいとか顔だけは好みとかも言ってたよ」
望田トイ:「はあ~!?それはマジの捏造じゃん!!」
鈴木心愛:「あっ真に嘘を重ねて嘘にする作戦が……」
諸屋リン:「だがたった一つの真実は見つかったようだな」
諸屋リン:繊維が焦げ、破れたコートの裾を愛おしそうに見つめながら、ンフフ…wと気持ちの悪い声を漏らしている。
望田トイ:「本当にキモすぎ♡これが実際の犯罪者の並ぶ犯罪者になりそうランキング入賞者の貫禄♡」
GM:そのようなやり取りを気にも留めず、陰気な少女が声をあげる。
吉良田 九捻灼:「………」その光景をじっと見つめている。
吉良田 九捻灼:その瞳に宿っているのは疑念であり、不快感であり……強い怒りだ。
吉良田 九捻灼:「せ、せっかく一人殺せたと思ったのに」
吉良田 九捻灼:「なんで邪魔するんでしょうか……?」
吉良田 九捻灼:「聞く感じ……デスゲームやるつもりはなさそうなのに……」
吉良田 九捻灼:「黒幕を復活させて……どういうつもりだったんでしょう……?」
吉良田 九捻灼:「それもよりによって、望田さんを狙うのに一番障害になりそうな諸屋さんを……」苛立たし気な表情で、ぶつぶつと独り言を言う、
鈴木心愛:「そう言えば黒幕だった」
諸屋リン:「そう言えば……そうだった気もするかも」
吉良田 九捻灼:「でも……まあ……いいです……」す、と表情が抜け落ちた表情で、幼い少女へ目を向ける。
吉良田 九捻灼:「ふ、ふふふ、ふふふふふ」
吉良田 九捻灼:「ど、どっちにしても……今、ここでやっちゃえばいいですよね……!」
吉良田 九捻灼:調子はずれな笑い声とともに、懐から四枚の楽譜を取り出し──あなたたちへ向けて翳す。
望田トイ:「…………!」
鈴木心愛:「リンくんは十歩譲っていいとしても、トイちゃんを狙うのは許さない」
望田トイ:「こ、心愛お姉ちゃん!おねがい、こっちも4スコアを……!」
鈴木心愛:「貴方の好きにはさせないよ、キライダさん!この4スコアで貴方の企みを止めてみせ……」と、懐から4スコアを取り出そうとして
諸屋リン:「残りの90歩は……?」
鈴木心愛:「……あ、ああっ!そんな!さっきの電撃でせっかく作った4スコアが……!」と黒焦げになった紙を取り出し
鈴木心愛:「……なんて、力を持った楽譜がそう簡単に黒焦げになるわけないでしょ!」
諸屋リン:「さっさと出せ!」
鈴木心愛:「人の手は二つあるんだよ!」片方に黒焦げの紙を、もう片方の手で4スコアを取り出してキライダさんに翳します
GM:その瞬間――
エイトヘッドシャーク"エワル":『4+4は8!』『サメ賢い!』『しゃくしゃくシャーク』
エイトヘッドシャーク"エワル":地面から現れたエワルが吉良田に体当たりをする!
鈴木心愛:「うおおおおお……!この黒焦げになった……黒焦げになった紙は……」
吉良田 九捻灼:「……!?」突然現れた"死者"に驚いた顔を浮かべたまま跳ね飛ばされる。
鈴木心愛:「エワルくんの……果たせなかったやりたいことリストだーっ!」
エイトヘッドシャーク"エワル":『人を食べたいよおおおおお』『食べずに死ねないよおおおおおお』『もっと食べたいよおおおおおお』
エイトヘッドシャーク"エワル":『それは……記憶にありませんが』
エイトヘッドシャーク"エワル":『これは……』太い首を廻らせ、辺りを見回す。
エイトヘッドシャーク"エワル":『世界が……乱れている?』
鰄淵レン:「あのサメ……死んだはずじゃ?」
居斎会未:「4スコアの力ってそういう物なの?」
鈴木心愛:「二つの4スコア、それに西寒田さんがリンくんを組成した影響で……」
鈴木心愛:「生と死が入り乱れ始めている……!」
諸屋リン:「確かに……めちゃくちゃにしてやるって言ってたし……彼女」
鈴木心愛:「いや、違う。生と死だけじゃない。もしかして、過去と未来も……?……そうか、この楽譜に書かれているのは」
GM:そして、研究所の天井が裂ける。
GM:いや、天井ばかりではない。部屋の内壁や置かれていた実験器具さえもが音もなく引き裂かれ、その向こうにある島の風景を覗かせている。
GM:天頂には真夏の太陽が照っている。また十五夜の満月も輝いている。
GM:遠くの空にはオーロラめいた虹色の光が、彼方の江足山を区切るようにのたうっている。その山肌は秋の紅葉で真っ赤に染まっている。
鈴木心愛:「未来で世界を一度滅ぼした歌……!だからこれほどの力を持っているんだ!」
GM:冬を感じさせる一陣の木枯らしとともに、斎磐高校に咲く桜の花弁があなたたたちに降り注ぎ、その足元にはドリームビーチのさざ波が寄せる。
GM:町を往来する島民/ビーチに集う観光客/魚を水揚げする漁師/楽しげに歩く学生たち/駆け抜ける緊急車両/学校のチャイム/寺の鐘の音/教会の鐘の音/川のせせらぎ/山のざわめき/
GM:平時の──本物のサイバン島の日常が、脈絡なく現れては幻のように消えてゆく。
GM:その幻想じみた光景の中、どこからともなく、荘厳な歌声が異様な重なりをもって響く。
GM:『きりやれんず きりすてれんず きりやれんず──』『あべ まりや がらしや ぺれな──』『ぐろうりや ぱあちり えつ ひいりよ──』『ヤバすぎる背徳で願ったwanna be まるでパッと燃え尽きる花火──』
諸屋リン:「何今の?」
鰄淵レン:「うわっ例のリリック……」
獅子生 ぱるて:「4スコアは、四つの楽譜」
鈴木心愛:「ラップのところだけ歌手が違う……」
獅子生 ぱるて:そう呟く彼女の姿は、幾重にもノイズが走り乱れている。
居斎会未:「ぱるてちゃん?」
獅子生 ぱるて:「かつてこの島で『骨』を見つけ、誘惑に負けて犠牲を重ねてきた人々が、『骨』に捧げた代償の結晶……」
鈴木心愛:「またリリック刻もうとしてません?」
獅子生 ぱるて:「そして……心愛ちゃんの言う通り、『歌』で世界を滅ぼす未来があるナナちゃんがここにいる」
本田ナナ:はわわーっ☆みたいな表情で光景を見つめている。
獅子生 ぱるて:「一つだけでも莫大な力を持ったているものが、『歌姫』の存在によって増幅されて」
獅子生 ぱるて:「しかもそれが二つもあって、あまつさえぶつけ合ったから──」
獅子生 ぱるて:「『骨』の力でできたこの虚像の島も、その余波で壊れかかってるんだよ」
獅子生 ぱるて:現れては消える幻たちを、どこか冷淡な目で見つめている。
獅子生 ぱるて:「そして、代償の力が溢れ出したからには、代償として捧げられた命も……」
二眠 ユウ:「それだけじゃない」
二眠 ユウ:死んだはずの女が、また一人立っている。
二眠 ユウ:「島がバグってる影響と……あとなんか、知らない力の気配がする。比良坂臭い匂い」
二眠 ユウ:じろと諸屋さんへ目を向ける。
鈴木心愛:「W死霊術師!」
二眠ナロ:「いえいいえーい!」
二眠 ユウ:「……ソイツと違って、私たちのは真正の黄泉還りっていうよりも、蓄えられてた魂の情報のバックフロー」
諸屋リン:臭いと言われ普通に凹んでいる。
望田トイ:「くっさ♡」
二眠 ユウ:「外の世界に帰れるのかは知らないけど……」
二眠 ユウ:「少なくとも、今のこの壊れかけた島なら、骨の影響で死んだ連中が出てこれるらしい」
二眠 ユウ:「自分が蘇ったのは初めてだけど。サイアク」
居斎会未:「……てことは」
居斎会未:「壊れかけの世界で死にかけの忍び達の大乱闘開始って訳?」
居斎会未:「せっかくここまで減ってきた意味も無に帰すね」
鰄淵レン:「……」何か探すように辺りに視線を巡らせる。
二眠ナロ:「いや~、私たちはガチの戦いには干渉できないよ」
二眠ナロ:「さっきのサメみたいに不意打ちかますくらいならできるかもだけど。存在が不安定だもん」
和留 富男:「そうですな」
和留 富男:「今の私たちは、本質的にはあの幻たちと同じ」現れては消えゆく幻を指さす。
和留 富男:「ただ、そこに魂が乗っかっておるだけ」
和留 富男:「いやはや、残念ですなぁ。再挑戦の機会かと思うたのですが」
GM:トイを依代にしようとしていた4スコアの力が阻止され、共鳴しあい増幅しあう。
GM:世界がゆがみ、ゆらぎ、死んだはずの者、有り得ないもの、様々なものが入り乱れる。
GM:秩序を保てなくなった世界の中、世界を作るエネルギーであるてんたさんの骨の力の一部が、どす黒いうねりとなって現れる。
鈴木心愛:「……!力がぶつかりあう結節点から、なにか……!」
吉良田 九捻灼:「……!!」愕然とした表情で力の奔流を見つめる。
鈴木心愛:「あれが……てんたさん!?」
吉良田 九捻灼:「ど……どうして……!?」
吉良田 九捻灼:「私は……黒幕を倒したかっただけなのに……! どうして上手くいかないんですかぁ……!」
吉良田 九捻灼:「世界の命運とか……人が死んだりとか……」
吉良田 九捻灼:「もちろん大事ではあるけど……デスゲームなんてものをのさばらせないためには……」
吉良田 九捻灼:「そんなの……後回しでいいじゃないですか……!」
鈴木心愛:「それは違うよキライダさん。私も最初は黒幕を倒せばいいと思ってた」
鈴木心愛:「でも違ったんだよ。黒幕を倒すだけじゃデスゲームの連鎖は終わらないんだ」
鈴木心愛:「この歪に願いを叶えるてんたさんの骨を壊さない限り……黒幕を倒しただけじゃ意味がないんだよ」
吉良田 九捻灼:「……!」歯噛みしながら、そちらへ目を向ける。
吉良田 九捻灼:「違う、違うんですよ」
吉良田 九捻灼:「この願望器がなくなっても……理由があれば人はデスゲームを開く……」
鰄淵レン:(デスゲームってそんなしょっちゅう開催されてるの?)
鈴木心愛:「確かに……他の力があればそれを奪い合ってデスゲームが起こるかもしれない……」
吉良田 九捻灼:「願望器だって、この世に『骨』一つしかないわけじゃない」
吉良田 九捻灼:「いや、あなたたちみたいな強い思いはなくても……ただお金を稼ぐってだけで、それをする人間だっている」
鈴木心愛:「でもそれはケースバイケースだよ!今回は黒幕じゃなくて骨が悪いから骨を壊そうよ!」
鈴木心愛:「何でもかんでも黒幕が悪いことにして黒幕を殺すだなんてそんなの……デスゲームを起こさないために人類を絶滅させるのと同じだよ!」
諸屋リン:「なんか……必死じゃない?スズちゃん……まるで自分のことみたいに……」
鈴木心愛:「今回の黒幕は多分善人だよ……!私は再生装置を持っていないし黒幕でもないけどそんな気がしてきたよ!」
吉良田 九捻灼:「デスゲームをなくせない人類なんて、滅んだ方がいいんです」
吉良田 九捻灼:「だから、私は……!」ナイフを振り上げる。
鈴木心愛:「リンくん、今十字架の話は関係ないでしょ!」
吉良田 九捻灼:──細工の際に、『骨』に触れたナイフを。
サブGM:その途端、黒い力のうねりが迸り──
吉良田 九捻灼:「が……っ」
サブGM:槍となってその身を貫く。
鰄淵レン:「な……!?」
居斎会未:「ああもう、これだから狂人は!」
鈴木心愛:「自己防衛……!?」
居斎会未:「行動の予想が出来ない癖に厄介ごとばっか起こしてイヤなんだよな!」
望田トイ:「…………!」
望田トイ:その様子を目を見開いて眺めている。
諸屋リン:「ヤな予感しかしないな……」
諸屋リン:「あの黒いのって要するに……願いすらも叶える大きな力そのものみたいなものでしょ……?」
望田トイ:「…………いや、これ……」
望田トイ:「もしかしたら……チャンスなのかも」
望田トイ:「トイを依代にするつもりだったからかな。なんとなく分かるんだけど」
望田トイ:「この黒いの、『勝てなかったら死ななきゃいけない』って呪いそのもの……みたいな感じなんだと思う」
望田トイ:「もしもこの呪いの力を壊すことが出来たら、みんなが一人以外全員死ななきゃいけない……って機能もなくなるかも……」
諸屋リン:「トイちゃんそれマジ?」
諸屋リン:やっぱりきみは賢いなあ、と感嘆しながら吉良田さんの様子を伺う。
鈴木心愛:「そんな……!再生装置の効果でどうせ死ぬから浸蝕を積んだ人もいるのに……!」
吉良田 九捻灼:血を流し、倒れ伏している。
本田ナナ:「なんの話???」
鰄淵レン:「骨の防衛機能…… 父さんがやられたのは、これか……」
鰄淵レン:「骨を壊すつもりなら、方法はある。だが、それには代償が必要になる」
鰄淵レン:ということでぱるてちゃんから聞いた話を共有します
望田トイ:「……なるほど、そういう感じなんだね……」
鈴木心愛:「大切な人の記憶を……」
居斎会未:「とはいえ、やる動機があるのは鈴木さんくらい?」
鈴木心愛:「え?レンさんはもちろん壊しますよね?」
居斎会未:「ああうん、先輩以外はね」
鰄淵レン:頷く
鰄淵レン:「やるのは俺だ。君は下がってていい、心愛ちゃん」
鈴木心愛:「あ、どうぞどうぞ」記憶失うの嫌だし下がります
望田トイ:「あっ、待って」
望田トイ:「この黒いうねうねは力の一部だと思う」
望田トイ:「だから骨そのものを壊すよりももう少し簡単なんじゃないかな……」
居斎会未:「ああ、あくまで全員死亡の強制縛りを外すだけだし」
居斎会未:「骨ほどコストはかからないのか。そして骨を壊したいならそれはそれで別にこなさなきゃいけない」
諸屋リン:「……成る程。今の鰄渕さん……いや、ぱるてちゃんの話は」
諸屋リン:「この後の話ですね」
鰄淵レン:「なんだ。それなら良かった」
鈴木心愛:「それよりキライダさん、大丈夫……?」
鈴木心愛:「骨の力を吸収して立ち上がってくると思ってたら普通にずっと倒れてるけど……」
GM:吉良田を貫いた槍は、動かなくなった吉良田に見向きもせず霧散した後再び黒いうねりを形成する。
本田ナナ:「普通に……死んでる……っぽい?」
鈴木心愛:「……!そ、そんな……!」
吉良田 九捻灼:倒れ伏したその目は、すでに光を失っている。
鈴木心愛:「あの黒いのを倒せば生きて帰れるかもって話をしたばかりなのに……!」
鈴木心愛:「また一人死んじゃうなんて、そんな……!」
獅子生 ぱるて:「……骨の防衛本能は、それくらい強いものなんだよ」
本田ナナ:「……てか、この黒いやつを倒すっていうのも、骨そのものより簡単そうって言ってもホントに倒せるの?」
本田ナナ:「強そうなのもそうだけど、実体もない感じだし……」
鈴木心愛:「ナナちゃん、今こそ歌の力を証明するときだよ!ファイト!」ナナちゃんの後ろに隠れて背中をグイグイ押します
本田ナナ:「やだー!ナナは壊れないほうがいいもーん!」
獅子生 ぱるて:「そう。普通にやって倒すことはできない……本来なら、ね」
本田ナナ:「ナナは再生装置もってないし~」
獅子生 ぱるて:「だけど、その力を一か所に纏めることができれば」
諸屋リン:「世界はぶっ壊すつもりのくせに……」
獅子生 ぱるて:「逃げることも霧散することもなく、倒すことができるはずだよ」
獅子生 ぱるて:「4スコアで溢れ出した力の後押しもあるし……『骨』全体ならともかく、黒幕が設定した『縛り』だけであれば」
獅子生 ぱるて:「破壊することは可能だと思うよ」
獅子生 ぱるて:「……とはいえ、それでも抵抗はされるだろうけどね」
望田トイ:「……トイが」
望田トイ:「トイが依代になって、呪いの力を集めるよ」
望田トイ:「トイが向いてるからあの吉良田お姉ちゃんは依代にしようとしてたんでしょ?ならうまくいくはず」
鈴木心愛:「トイちゃんが……!?」
諸屋リン:「………仮に、それで上手くいったとして」
諸屋リン:「トイちゃんはどうなるのかな」
獅子生 ぱるて:「大丈夫のはずだよ」
獅子生 ぱるて:「たとえ攻撃しても、強力な呪いが、取り憑かれたトイちゃんには逆に守りになってくれる」
鈴木心愛:「よかった。じゃあ悩む必要なんて何もないね。トイちゃん、やっちゃって!」
獅子生 ぱるて:「防衛本能は、自分への攻撃から身を守り、反撃する……」
獅子生 ぱるて:「トイちゃんという器に入れられて、本体である『骨』そのものから切り離されている以上、力を使うたび少しずつ削れていくはずだよ」
獅子生 ぱるて:「ただ、それはつまり……力に憑依されたトイちゃんが、あなたたちに襲い掛かるってことでもある」
獅子生 ぱるて:「今はただの子供だけど、力に憑依されたら忍びや妖魔に匹敵するパワーであなたたちを攻撃するはずだよ」
鈴木心愛:「むしろトイちゃんに襲われるならリンくんは嬉しがるから大丈夫だよ」
本田ナナ:「たとえそういう趣味だったとしても程度ってものがない!?」
望田トイ:「……意識が乗っ取られるみたいな感じになっちゃうんだね」
望田トイ:「……みんなのこと、傷つけちゃうかもしれないけど……」
望田トイ:「……でも依代になってるトイのことも攻撃していいんだからさ、それはおあいこってことで♡」
望田トイ:「でも……みんな、叶えたい願いがあってここにいるんだよね」
望田トイ:「だから、呪いの力に操られたトイに邪魔されて願いが叶わなくなったらいやって人もいるかもしれないよね」
望田トイ:「……命がけで助けてもらったんだもん。今度はトイが助けたいけど……」
望田トイ:「みんなの希望を聞くよ。邪魔はできないからね」
GM:クライマックス戦闘参加キャラクターについての説明をします。
PC4人と本田ナナは確定でクライマックス戦闘に参加します。
これに加えて、望田トイを参戦させるかどうかを選択することができます。
・望田トイが戦闘に参加した場合、望田トイの【生命力】が0点になり脱落した場合、再生装置の『クライマックス戦闘で【生命力】が0点になった場合、このプライズの持ち主は死亡する。』という効果を無効化できます。ただし、望田トイはバトロワ参加ユニットとして、無差別に戦闘参加キャラクターに攻撃を行います。(※6人でクライマックス戦闘を行うことになります。)
・望田トイが戦闘に参加しなかった場合、5人でクライマックス戦闘を行います。ただし、再生装置に変化はないので、クライマックス戦闘で【生命力】が0点になった場合、再生装置の持ち主は死亡します。
※望田トイはこの戦闘で死亡することはありません。
鰄淵レン:「成程、立派な淑女じゃないか。見かけに寄らず……と言っては失礼になるかな」
鰄淵レン:「俺は賛成させてもらうが、この場合聞くべきはリンくんの意見だろうね」
居斎会未:「一番関係が深いのは彼だしね」
居斎会未:「ちなみにぼくもこの装置に何もメリットないし、参加してくれるなら助かるって感じ」
鈴木心愛:「トイちゃん、お願い!」
諸屋リン:ぐるりとみんなを見回して、ぽつりと呟く。
諸屋リン:「俺は……」
諸屋リン:「はっきり言って。これ以上、トイちゃんを。恐怖で脅かしたくはありません」
諸屋リン:「……馬鹿げてますよね。こんなものは」
諸屋リン:「だって、大切でかけがえのない、人の命4つと。既に失われた命を天秤にかけて、後者を選んでいるようなものだ」
諸屋リン:「……けど、許せないのは。そんな目にこの子を遭わせている原因の一端に」
諸屋リン:「俺も加担しているってこと」屈みこんで、少女と目線を合わせる。
諸屋リン:不安そうに怯えながらも、やっぱり彼女の瞳は、きらきらと輝く宝石のように綺麗で。
諸屋リン:「トイちゃん。きみが……みんなの力になりたいって言うなら」
諸屋リン:「止める権利なんて、俺にはない」
諸屋リン:「どんな結果になろうとも……」
諸屋リン:「今度は、必ず傍にいるからね」
望田トイ:「……」
望田トイ:「傍に居るとかキモすぎ♡犯行声明じゃん♡」
望田トイ:「でも…………」
望田トイ:「…………ありがと」
望田トイ:はにかんで小さくうなずくと、黒いうねりを見つめる。
望田トイ:「……おいで、トイが受け止めてあげる♡」
望田トイ:そういって、小さな両手を広げると。
望田トイ:黒いうねりは待ち構えていたかのように、小さな体に殺到する。
サブGM:漆黒の波濤に呑み込まれ──
サブGM:しかし、吉良田のように、その身を害されることはない。
鈴木心愛:「ああっ!黒いうねりがトイちゃんの身体を覆って……」
鈴木心愛:「トイちゃんの服が悪の女幹部みたいな服に!」
諸屋リン:固唾をのんでその光景を見守っている。
サブGM:黒き濁流は渦巻くように彼女の身体に纏わりつき、その身体の中へと浸透してゆく。
諸屋リン:「えっマジ?」
本田ナナ:「嘘情報に釣られないで!」
鰄淵レン:「『骨』は願いを叶える願望器……」
鰄淵レン:「その力は人の意思によって強く作用される。言ったもん勝ちってことか……」
望田 トイ:「──アハ♥」
居斎会未:「……服じゃないけど角は生えてるね」
居斎会未:「誰の願望?心当たりある人?」
諸屋リン:「………」
望田 トイ:その頭に、黒く輝く角が生える。
諸屋リン:「………………………………」
鈴木心愛:「くっ……!なんて禍々しい邪悪な姿に……!」
諸屋リン:「俺じゃないです」
本田ナナ:「めちゃくちゃ心当たりのある沈黙してる人がいる!!」
居斎会未:「信憑性のない間だなぁ」
鰄淵レン:「わかるよ」肩ポン
望田 トイ:「ふ~ん♥ そんな服期待してたんだ♥」
居斎会未:(分かるんだ……)
望田 トイ:「キッモ♥ 角だけで残念だった?」
望田 トイ:「残念じゃないよね♥」
諸屋リン:「残念じゃないです」
鰄淵レン:「元とあんまり変わってなくないか?」
サブGM:あなたたちが諸屋さんの性癖について語らっている間に──
鈴木心愛:「でも放たれている圧力はトイちゃんとは比べ物にならないよ……!」
呉 簿吟:一瞬の隙をついて、彼女のもとへ肉薄する。
呉 簿吟:「黒幕がどうとかはどうでもいいけど💪」
呉 簿吟:「キミ、かなり美味しそうだ!✊」
呉 簿吟:神速の抜き手でその身体を貫こうとするが──
望田 トイ:「こわ~♥ ムキムキのお兄さんがっつきすぎ♥」
望田 トイ:空へと舞い上がり呉の魔手を躱す。──その背中には、悪魔を思わせる翼が生えている。
望田 トイ:「でも今はお呼びじゃないかも♥ ごめ~ん♥」
望田 トイ:嘲笑いつつ手をかざすと、角から湧き出た靄が鞭となり男を襲う。
望田 トイ:「お兄さんの敗因は、筋肉の無駄遣い♥」
呉 簿吟:「……!🤼」
呉 簿吟:吹き飛ばされ、消えかかった壁に叩きつけられる。
呉 簿吟:死んでこそいないようだが、立つことは叶わないだろう。
諸屋リン:「120点……!」
諸屋リン:「じゃなくて……いや……幾らなんでも強すぎない?」
鈴木心愛:「ボギンさん!……よかった。息はあるみたい」
居斎会未:「それも諸屋君の性癖のせいなんじゃない?」
鈴木心愛:「ボギンさんが正面から戦って負けるはず無い……なにか卑怯な手を使っているに決まってるよ……!」
居斎会未:「トイちゃんみたいな子が強かったら嬉しいみたいな」
諸屋リン:「いや……でも……誰しもそういう願望ってあるでしょ」
諸屋リン:「無いんですか?居斎さんには……」
本田ナナ:「居斎さんにはないんじゃない…………?」
諸屋リン:「たとえば……絶対に力で叶わないカリスマ的存在にめちゃくちゃにされたい、みたいな……」
居斎会未:「いやあ諸屋君の性癖のせいで苦労が増えちゃうとはね」 ガンスルーの構え。
鈴木心愛:「リンくん、今のってセクハラじゃない?」
諸屋リン:「あ、ごめん。訴えないで……」
望田 トイ:「五十歩百歩♥」
本田ナナ:「したい側の可能性もあるしね……ってセクハラに加担したくない!」
鰄淵レン:「彼の性癖はともかく、予想以上の強さだね」
望田 トイ:「リンくんのがセクハラなのは当然として、その性癖に言及するのもセクハラでしょ♥」
望田 トイ:「ま、でもしょうがないか♥ みんな変態さんだもんね~♥」
鈴木心愛:「私もそうみたいな言い方やめてほしいかも……」
望田 トイ:「会未お姉さんは鰄淵さんのこと好き好き大好きだし♥」
本田ナナ:「悪の女幹部みたいな服にって真っ先に言ってたよね……?」
望田 トイ:「鰄淵さんはバ美肉したお父さんと仲良く話してるし♥」
望田 トイ:「ナナちゃんは世界より自分の歌届かせたくて仕方ないし♥」
望田 トイ:「心愛お姉ちゃんは……よく分かんない♥ 謎の女♥ 角生えてるから”これ”のお仲間かな~?♥」
鈴木心愛:「ミステリアスさが売りなんだよね」
望田 トイ:「リン君は──」
居斎会未:「ミステリアスとは別方面でしょキミのは」
望田 トイ:「キモいドルオタで、Vオタで、ロリコン疑惑で、悪魔っ子フェチで」
望田 トイ:「……幽霊を助けようとするもの好きだし♥」
鈴木心愛:「ロリコン疑惑……?」
望田 トイ:一瞬その瞳に懐かしい色が宿るが、それもすぐに黒の闇に呑まれる。
諸屋リン:「………」しかとその色を見届け、ややあってから頷いて。
諸屋リン:「うん、やっぱり。登場時のインパクトは物凄くて、思わず興奮しちゃったけれど……」
鈴木心愛:「興奮は伝えなくていいよ」
諸屋リン:「もうちょっとキレが欲しいかな。変態さんとはいうものの、居斎さんと鰄渕さんに至ってはあと少し説得力が欲しいというか……」
諸屋リン:「妖魔化による増長もあるのかも。悪魔っ子って部分もちょっと被っているし。もう少しオリジナリティがあってもよかったかもね」
諸屋リン:「まあ、要するに……」
諸屋リン:「やっぱり俺は、いつものトイちゃんの方が好きだな」
望田 トイ:「……ふ~ん♥」に、と口の端を蠱惑的に吊り上げる。
望田 トイ:「キショいソムリエじゃん♥ えり好みしすぎ♥」
望田 トイ:「いつものトイの方が好きっていうなら──」
望田 トイ:「この黒いの、取ってみせてよ♥」
望田 トイ:漆黒のオーラをベールのように靡かせ、にたりと笑う。
ビーバーマン:「…………そうだね!」
ビーバーマン:「想定外のことが起こりすぎてフリーズしてたけど……」
ビーバーマン:「人数的にももう、また島を逃げ回って……ってすると、面倒な人数だね」
ビーバーマン:「そろそろ、遺灰戦争のメインディッシュ……」
ビーバーマン:「バトルで決着をつけるターンに入っちゃおう~!」
GM:目まぐるしく背景を変える研究所。
GM:なにもかもがめちゃくちゃになったこの世界で、
GM:最後の、ただひとつの「真実」を決めるのが、誰なのか。
GM:それを決める戦いが、始まろうとしていた。
GM:----
GM:という感じで、クライマックスフェイズに入っていきますが……
鈴木心愛:やってやらぁ!
GM:再生装置を持っている人はハイパーループを使うことができます。
GM:使う人はいますか?
居斎会未:使わない!
鈴木心愛:……
鰄淵レン:使いません!
鈴木心愛:ノーコメント
諸屋リン:なんだとお……
鰄淵レン:鈴木さん……どうして黙ってるんだろう
諸屋リン:我も使わないが……
GM:おかしい……心愛ちゃんは再生装置を持ってないはずでは……?
諸屋リン:もしかして……裏でなにかしらのやり取りが行われているのか……?
GM:では……きっとハイパーループも行われずクライマックス戦闘に入っていくと思われますので……
GM:ナナとトイのキャラクターシートを公開します!
本田ナナ:キャラシート
望田 トイ:キャラシート
居斎会未:ナナちゃんシンプル強くてキツイな
クライマックス
GM:それでは……戦闘をやっていきましょう!
【第一ラウンド】
GM:みんなダイスの出し方とかは大丈夫かな?
鈴木心愛:我々はベテラン
鈴木心愛:わからないやつなんて居ないよな
諸屋リン:おいたぜ
鈴木心愛:おかれしもの
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
居斎会未:こういう感じだったっけ
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:ぬっ!準備万端!最初にプロット忍法のある人はいるかな?
望田 トイ:あります!
鈴木心愛:ナキニッシモ
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
鰄淵レン:なし
諸屋リン:ないアルよ
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
望田 トイ:【吹雪】を使用します
居斎会未:無いです
鈴木心愛:なんでそんな酷いことをするんだ
GM:【吹雪】!成功するとトイより下のプロットの人間がすごいひどいことになる忍法だ
GM:判定どうぞ!
望田 トイ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
GM:トイーッ
鰄淵レン:ギャハハ!
鈴木心愛:ファンブルじゃなーい?
諸屋リン:なんてことだ
鰄淵レン:ざ~こ♡
GM:プロット忍法のファンブルは2なはず!
居斎会未:初手からやってるねえ
望田 トイ:う~んまあここはこのままで……
鈴木心愛:そうだったとはね
GM:2だよね……?
諸屋リン:2でOK
GM:プロット忍法でのファンブルのプロありがとうございます!
GM:では改めてプロットしていきましょう!
鈴木心愛:やってやるぜ
本田ナナ:プロットOK!
鈴木心愛:でえじょうぶだ
居斎会未:OK!
鰄淵レン:🆗
諸屋リン:プロOK
Tekey:サブGMがダイス目を変更しました。(秘匿)
望田 トイ:OK
GM:おっけー!
GM:それではダイスおーぷんお願いします!
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:サブGMがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「4」です。
第一ラウンド
○戦場:平地
<プロット6>
()
<プロット5>
(トイ)
<プロット4>
(鰄淵、居斎)
<プロット3>
(心愛、諸屋、ナナ)
<プロット2>
()
<プロット1>
()
鈴木心愛:揃いまくってるぜ
GM:【吹雪】が成功していればね……
GM:ではまずはプロット5!
GM:トイさんの手番です!
鈴木心愛:このプロットだとトイちゃん殴れないにゃん
望田 トイ:どうしようかな~♥
望田 トイ:とりあえず【秘翼】!
GM:どうぞ!
望田 トイ:成功したら飛術持ち以外は回避にマイナスが付くよ
GM:飛術を持っていないキャラクターはその戦闘中トイの攻撃の回避にマイナスがつく怖ろしい忍法だ
望田 トイ:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
望田 トイ:?
居斎会未:出目本当にヤバいな
鰄淵レン:大丈夫??
鈴木心愛:ファンブルじゃん
鈴木心愛:じゃあ殴り放題……ってこと!?
望田 トイ:さ……さすがに神通!
諸屋リン:誰かに似たのかな…
望田 トイ:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功
鈴木心愛:飛んじゃった
望田 トイ:なんとか飛びました
居斎会未:一回助走でこけたのかな
望田 トイ:では……一番特技遠そうな居斎さんに接近戦攻撃しようかな
居斎会未:うわ、こっち来るか
望田 トイ:2D6>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
望田 トイ:さすがに成功♥
居斎会未:実際遠いんだよな…… 経済力で振ります
居斎会未:2D6>=10 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6>=10) → 5[1,4] → 5 → 失敗
居斎会未:そりゃ無理
望田 トイ:特に付加効果とかはない接近1点♥
居斎会未:あ、ていうかマイナス修正もあるのか どっちにしろだけど
居斎会未:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(3) → 忍術
GM:うわ~!忍術が……!
居斎会未:喰らうのはこれで決める感じだっけ?
GM:そうですね!接近戦ダメージはランダムなので!
鈴木心愛:いきなりやばいの出たな
居斎会未:まあ達人あるからマシな方ではある
GM:トイは以上かな?
望田 トイ:あっ以上!
GM:はい!
GM:ではプロット4!ホテル組の二人は1d100してください!
GM:大きい方からやります
居斎会未:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 88
鰄淵レン:1D100
ShinobiGami : (1D100) → 100
GM:100!?
居斎会未:やば
鰄淵レン:まじ?
GM:で……では鰄淵さんから!
鰄淵レン:こんなところで使わなくていいのに……
鰄淵レン:では【大権現】します
GM:うわーっでた!どうぞ!
鈴木心愛:極悪忍法だ
鰄淵レン:2D6+1>=5 (判定:異形化)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 5[1,4]+1 → 6 → 成功
鰄淵レン:こえ~~
鰄淵レン:だが成功だ
鈴木心愛:ちゅよい……
諸屋リン:ギリギリで生きてるな
居斎会未:危ない
GM:【逆鱗】つよいぜ
GM:【大権現】は【生命力】を使うので消費してください!
鰄淵レン:そうだな~
鰄淵レン:謀術で払います
GM:了解!
鰄淵レン:で……接近戦攻撃
鰄淵レン:う~~~~ん
鰄淵レン:まあ……トイちゃんかな
GM:なんてこった……判定どうぞ!
望田 トイ:小学生狙い♥
鰄淵レン:(判定:壊器術)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 7[2,2,3] → 7
鰄淵レン:こわ……
GM:やば
鰄淵レン:2,3を選び+1で6で成功
望田 トイ:飛術で代用……遠いけど無理ってほどではないはず
望田 トイ:2D6>=9 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=9) → 7[3,4] → 7 → 失敗
鰄淵レン:わはは
望田 トイ:子供を殴って笑ってる♥
鈴木心愛:やりたいことリストがまた一つ埋まったな
望田 トイ:魔装が消え、今さっき得たばかりの血旋渦が消えます
GM:かなしいね……
鰄淵レン:行動以上です
GM:はーい!
GM:続いて居斎さんの手番です!
居斎会未:はーい じゃあこっちもトイちゃん狙いで
居斎会未:土竜吼:分身の術・間合い2・コスト3
居斎会未:接近戦。攻撃が成功すると、目標に接近戦ダメージを1点与え、目標のいるプロット値へ移動する。
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功
居斎会未:よしよし
GM:成功!回避をお願いします!
鈴木心愛:クライマックスでも出目がいい
望田 トイ:同じく飛術で代用!
望田 トイ:2D6>=8 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 7[3,4] → 7 → 失敗
居斎会未:危ない
GM:おしいね……
GM:では接近戦ダメージ1点かな?
居斎会未:です
望田 トイ:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(4) → 謀術
GM:なにもないところだ
望田 トイ:謀術はもともとスカスカ♥
居斎会未:そしてぼくはプロット5に移動
GM:はい!
GM:以上かな?
鈴木心愛:これでナナちゃんから接近戦で殴られないというわけか
居斎会未:以上です
GM:おっけ~!
GM:続いてプロット3!
GM:3人で1d100しましょう!
諸屋リン:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 2
鈴木心愛:1d00
ShinobiGami : (1D0) → 0
本田ナナ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 26
諸屋リン:なんだこれ?
鈴木心愛:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 23
鰄淵レン:0!?
鰄淵レン:びっくりした
サブGM:無のダイス降ってる
居斎会未:1が抜けてる
GM:本来出ないはずの……0を!?
諸屋リン:無を使ってる
居斎会未:普通に2出してる人も居る
GM:ナナ→心愛→リン でいきましょう!
鈴木心愛:ぼぼぼ
GM:ではナナの手番!
本田ナナ:【接近戦攻撃】の特技を入力し忘れていたので【接近戦攻撃】を使いません……
本田ナナ:なので……普通に【流星雨】するね
鈴木心愛:そんにゃ~
鰄淵レン:普通に【流星雨】するな
諸屋リン:にゃんだとお
居斎会未:普通に使っていいものじゃないよ
本田ナナ:対象はナナ含めた全員だよ~!
望田 トイ:すな♥
鈴木心愛:ケモ化が遅れるならまだ可愛いし……
居斎会未:含めて?
本田ナナ:ケモもかわいいでしょ!
本田ナナ:含めて!無差別!!
鈴木心愛:自分も含めないといけない忍法なのだ
本田ナナ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
本田ナナ:問題なく成功!
本田ナナ:全員召喚術で回避してね~!
本田ナナ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
本田ナナ:よしよし☆
鈴木心愛:避けるよ~リンくん+1修正ください……私もあげるので……
望田 トイ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功
鰄淵レン:やめちくり~~
諸屋リン:おっけ~ お互いに修正あげてもらいます
望田 トイ:ピン持ち♥
鈴木心愛:2D6+1>=7 (判定:結界術)
ShinobiGami : (2D6+1>=7) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功
鰄淵レン:会未くん 助け合おう
鈴木心愛:はあはあはあはあ
居斎会未:良いよ~ 修正あげるね
諸屋リン:背景の【防御訓練】を使用。回避判定のサイコロを振る直前に「受け」を宣言。
諸屋リン:その場合、回避判定にプラス2の修正がつく。「受け」を宣言した回避判定に成功した場合、その攻撃によって受けるダメージを1点軽減し、攻撃は成功したものとして扱います。
鰄淵レン:いや……いらないかも こっちだけあげます
居斎会未:えっ ありがと
本田ナナ:受けなんだ~
鈴木心愛:1点ダメージなら無効化出来るってことじゃん
諸屋リン:SG#3+3>=7 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (SG+3@12#3>=7) → 8[4,4]+3 → 11 → 成功
居斎会未:2D6+1>=6 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6+1>=6) → 5[1,4]+1 → 6 → 成功
鰄淵レン:>=6 (判定:異形化)
諸屋リン:1点軽減で無傷です
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 9[2,2,5] → 9
居斎会未:あっ、これ出目ダメか
GM:あっそうですね……!プロット5に移動したから……
鰄淵レン:7+1で8で成功です
鈴木心愛:5だとファンブルかも~
GM:【大権現】つよすぎんか?
居斎会未:うーん あれ使おうかな
居斎会未:前のミニゲームでもらったバリア
サブGM:やっぱダイス多いと強いな……
諸屋リン:オッ バリアだ
鈴木心愛:まだ1ダメージだし取っておいたほうが良くな~居?
GM:な~んてこと!
鰄淵レン:射撃だしね
居斎会未:いや、今ならナナちゃん以外破りに来ないかなって
鈴木心愛:次から獣化したら2ダメージに増えるし取っといたほうがいいかも
鰄淵レン:そういうことか
鈴木心愛:それは確かに
諸屋リン:ここからクリヒ飛んでくる可能性も0では無いしな~
諸屋リン:でもたしかに破りはそうだな~
居斎会未:乱戦になった後だと全員来るから
鈴木心愛:ありカモメ
GM:でも……奥義破り判定でスペシャルしたら回復できますよ
GM:挑戦するだけ得では?
鈴木心愛:一リアル
居斎会未:スペシャルなんて考慮したら何も出来ないでしょ
居斎会未:使いま~す
GM:使う側はね 破る側はダメ元でし得ニャ☆
鈴木心愛:ランダム特技だっけ
GM:ランダムです!
GM:RTTをふってもらいます!
居斎会未:RTT
ShinobiGami : ランダム指定特技表(4,4) → 『謀術』罠術
GM:罠術か……
諸屋リン:いい位置だ
GM:奥義破りする人~?
本田ナナ:します!
諸屋リン:しないかな~
鈴木心愛:じゃあ回復スペチェだけやりたいのでわざと遠い所で破ろ
居斎会未:それスぺったら普通にぼく損じゃん
鰄淵レン:しません
望田 トイ:します♥
鈴木心愛:それもそうかも
鈴木心愛:じゃあやめとくか恨み買いたくないし
GM:ほお……
GM:では破り人はやぶりましょう!
本田ナナ:2D6>=9 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=9) → 8[4,4] → 8 → 失敗
望田 トイ:2D6>=9 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=9) → 6[1,5] → 6 → 失敗
本田ナナ:おしい~~!!
居斎会未:危ない
望田 トイ:まあ凪じゃないから
GM:そうですね!
GM:居斎さんは逆に 逆凪ではあるけどダメージなしだぜ
居斎会未:はーい
本田ナナ:手番おわり☆
GM:続いて心愛ちゃんの手番です!
鈴木心愛:うおおおおおおおおおおおおお
鈴木心愛:【凶手】!
GM:いけーっ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
GM:成功だ!
諸屋リン:あの禍々しい手は!?
鈴木心愛:【接近戦攻撃】をナナちゃんに!
本田ナナ:そんな……
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:九ノ一の術) 天運
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
鈴木心愛:ぐああああああああああ
鈴木心愛:以上です
鰄淵レン:そんな……
諸屋リン:ここあ~~~~っ!
本田ナナ:友情だね♡
居斎会未:出目が……
GM:では最後に諸屋さんの手番です!
諸屋リン:は~い ナナちゃんしか殴れないな ナナちゃん殴ります
本田ナナ:なんでえ~
鈴木心愛:4が出る確率と10が出る確率は同じなのに~
諸屋リン:【霧雨】が近いかな。使います。現状は普通の接近戦攻撃くらいの効果しか持ってないぜ この忍法は
本田ナナ:【獣化】してないからね……
GM:どうぞ!
諸屋リン:SG#3>=5 (判定:見敵術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
諸屋リン:どうぞ~
居斎会未:出目良くなってきてる
本田ナナ:え~ん回避するよ~
本田ナナ:2D6>=8 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 4[2,2] → 4 → 失敗
本田ナナ:くそ~!
本田ナナ:接近戦ダメージ1だよね?
本田ナナ:頑健がひとつ潰れます!
諸屋リン:接近戦1ダメージニャン
諸屋リン:遠いぜ……手番以上
鈴木心愛:頑健……!?なんだそれは!?
鈴木心愛:あいつ……俺たちよりも生命力が2も多いぞ!
本田ナナ:ムキムキの【生命力】だよ☆
鰄淵レン:身体が強えアイドルなのか……?
諸屋リン:ただのネコドルじゃねえぞ
GM:----
望田 トイ:「今のトイはぁ、『力』がやりたいことをやるからぁ……」
望田 トイ:バサ、と背の翼を大きく広げ、素早く空を駆ける。
望田 トイ:「死なないように避けてね♥」
望田 トイ:口元に凶々しい笑みを浮かべ、黒い靄の鞭を居斎さんへ振るう。
居斎会未:「避けてねっていう人の鋭さじゃないんだよなぁ、っと」
居斎会未:完全に避けるのは難しいと判断し、左腕を使って受ける。
居斎会未:ベキャ、と人体から響くには硬質な音がした。皮膚が裂けたその下からは肉ではなく金属が覗いている。
居斎会未:その割に、零れだす赤い液体と漂いだす鉄臭さは人間のそれと大差ない。酷くアンバランスな光景だった。
居斎会未:「あーあ、ぼくって結構お高い女なんだぜ?親御さんに賠償してもらおうかな」
鰄淵レン:「……さて」
鰄淵レン:大袈裟な詠唱や高度な術式は必要なかった。
鰄淵レン:鰄淵レンは、生まれながらの純粋な血鬼だ。故にそれは変化ではなく、元あるべき姿に戻るかの如く。
鰄淵レン:じわりと血が染み出すかのように、その瞳が真紅に染まる。
鰄淵レン:頭部からは同じく紅の角がせり出し、白い犬歯は獣の牙のように鋭く。
鈴木心愛:「う……!」殺気を向けられていないにも関わらず同種の放つ圧力に一瞬気圧される
鰄淵レン:西洋吸血鬼のそれとは違う、秦は始皇帝から受け継がれる、『血』を啜る『鬼』としての姿。
鰄淵レン:「やろうか」
鰄淵レン:優美な佇まいに、獰猛の色が混ざり込む。
鰄淵レン:地を蹴り、弾丸の如く跳躍。大鎌を振るうかのような回し蹴りが、空中のトイへと叩き込まれる。
望田 トイ:「……!」瞬きする間の出来事に、満足に反応することもできない。
望田 トイ:その蹴撃に打ち据えられ──
望田 トイ:「ふ~ん♥ やっぱり鰄淵さんって強いんだ♥」
望田 トイ:本人の反応はさして変わらない。しかしその身に纏う黒い靄は、いくらかその量を減じたように見える。
鰄淵レン:羽根のように着地し「タフだな。力ごと削らないと話にならない」
鰄淵レン:「会未くん、行けるね?」
居斎会未:「ついさっき攻撃を受けたとこなんだけど。後輩使いが荒いなぁ」
居斎会未:「ま、勿論行けるけどさ」
居斎会未:二ッと笑みを浮かべると同時、トイへといくつもの人影が飛び掛かる。
居斎会未:「この島の再現度が高くて助かったよ。あるいはぼく自身が仕込んでたのかもしれないけど」
居斎会未:人影達の顔や体躯に特徴はない。いや、そうなりうる物は製作過程で削ぎ落してある。
居斎会未:反転型インプラント、その試作品。つまりは人体を精確に、精密に、緻密に模して作り上げられた全身義体達。
居斎会未:それらに簡易知能を積んだ人型兵器による人海戦術が忍びとしての居斎会未の武器となる。
居斎会未:普段は研究所で休眠している彼らは、島の各地へと繋がる地下トンネルを経てここへと参上した。
居斎会未:「この子達いないと、ぼくってただのいたいけな研究者だからね」
望田 トイ:「! ……何それ♥ 研究倫理すかすか♥」
鈴木心愛:「この辺私の一族の土地かもしれないのに……!」
望田 トイ:空を飛んで避けようとするが、襲い掛かる人型兵器は物量をもってそれに追いすがる。
望田 トイ:「そんなにたくさん作ってたんだ♥ 先輩を囲うためだったりして♥」
望田 トイ:彼らの攻撃によって黒い靄を削られ、僅かにその権能に陰りが出る。
居斎会未:「いや、これに関しては元からぼくの研究テーマだから」
居斎会未:「それに、戦いは数ってよく言うしね。ちょうど体感してるでしょ?」
鰄淵レン:「なんだ……違うのか」
居斎会未:「……そういうのも好みなの?」
諸屋リン:「わかりますよ……」鰄渕さんの肩に手を添える。
本田ナナ:「お客さんもたくさん増えたみたいだし……」
本田ナナ:「世界を光で満たそう☆」
本田ナナ:そう言ってくるっと一回転してウィンクすると、割れた研究所の上空から色とりどりの星が降り注ぐ。
本田ナナ:サイリウムの如く、鮮やかに発火しながら隕石が無差別に落ちてくる。その対象は術者であるナナでさえ例外ではないが、意にも介さず身軽に避ける。
本田ナナ:「ただの石ころと、流れ星の差が何なのか……」
本田ナナ:「みんなはなんだと思うか、ニャ!」
本田ナナ:踊るように避け、歌うように問いかけながら、煌めく星々が襲い掛かる!
鈴木心愛:「わわっ……!これじゃ攻撃しようにもナナちゃんに近づけないよ……!」ふわ~っと空に浮かんで攻撃を仕掛けようとするが、星を避けるので精一杯だ
居斎会未:「というか、しれっとやるには規模が大きすぎない?」
居斎会未:「ひとまずあんまり信頼性無い手札から切っておこうか」
居斎会未:そう言って2度目のミニゲームで手に入れた簡易バリア発生装置を放る。
居斎会未:すると、青白い光で構成された電磁バリアが浮かび上がり、降り注ぐ隕石をせき止める。
居斎会未:「……意外と性能まともだな。ひょっとしてぼくが一枚噛んだ?」
諸屋リン:「凄いな。まるでコンサート会場みたいだ」
諸屋リン:頭上から降り注ぐ色とりどりの輝きを只じ、と見つめて。ぶつぶつと呟く。
諸屋リン:「大気の分子と衝突してガスが発光する働きから、光っているように見えるのが流れ星の定義だけど」
諸屋リン:「その全ては、大気中で燃え尽きる。故に、地上を生きる俺たちには届かない」
諸屋リン:目にも止まらぬ速度で眼前に迫る“石ころ”のひとつの速度が急速に縮まって。やがて逆行するように宙へと還る。
諸屋リン:視線を術師の少女に移せば、未だ少女は踊り続けている。辿ってきたステップを、元通りに。
諸屋リン:早回しの映像のように、くるりと一回転した後。ぱちりとウインク。その瞬間に“魔法”は解ける。
諸屋リン:鞍馬神流・密蔵番の忍び、諸屋リンが用いる遺物は等級にして一星。利用者個人とその周囲に僅かな影響を与える程度のもの。
諸屋リン:己を“マクロ”の観測者とすることで、座視する対象に“ミクロ”での時間逆行を迫る。
諸屋リン:忍びの体感する時間にしてほんの少しの、僅かなスケールで。結論と原因の因果の流れを“早戻し”する。
諸屋リン:意識はそのままに。
諸屋リン:体内に酸素を取り込む運動も、血液が心臓の働きにより体内を巡る働きも。
諸屋リン:束の間、全てが戻りうる。
諸屋リン:「ああ、言い忘れていたけれど」申し訳無さそうに。
諸屋リン:「すごく痛いよね、これ。ごめんね」
本田ナナ:「く、ふぅ……っ!……ふふ、やるねリンくん☆」
本田ナナ:一瞬荒く息を吐くも、すぐ何も問題などないかのように笑顔で振舞う。
本田ナナ:「ふふっ、一生推します!とか言っても、ちょっと理想と違ったらみんなこうやって、離れていっちゃうんだよね」
本田ナナ:「でも、それでいいんだ。ナナはナナで、変わらないものを求めるだけだからね!」
本田ナナ:変わらない笑顔を向ける。
諸屋リン:「アイドルが大変な目に遭っている時にこそ、背中を推してあげるのがファンの役目だもんな」
諸屋リン:「俺は変わらず、本田ナナのファンだけど」
諸屋リン:「使命を帯びた、ひとりの鞍馬の忍び。それもまた俺だ」
GM:----
【第二ラウンド】
GM:続いてラウンド2!
GM:プロットをお願いします。プロット忍法のある人はいるかな?
鈴木心愛:早く殺してくれ~
鰄淵レン:なし
諸屋リン:ないわよ
居斎会未:無い!
望田 トイ:あります!
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
鈴木心愛:梨
望田 トイ:吹雪使用!
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:今度こそ吹雪くのか!?判定どうぞ!
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
望田 トイ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:???
望田 トイ:?
諸屋リン:トイちゃん…
居斎会未:出目本当に悪いな……
鰄淵レン:くすくす♡ざ~こ♡
鈴木心愛:身体のサイズが合ってないんじゃないの?
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
望田 トイ:リンくんのヤバ出目が伝染っちゃった♥ どうしてくれんの♥
GM:濃厚接触で!?
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
本田ナナ:プロットOK!
鈴木心愛:でえじょうぶだ
鰄淵レン:OK
居斎会未:こっちもOK
諸屋リン:OK
GM:トイストーリーは大丈夫かな?
Tekey:サブGMがダイス目を変更しました。(秘匿)
望田 トイ:OK!
GM:おっけ~!
GM:それではダイスおーぷん!
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:サブGMがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「3」です。
第二ラウンド
○戦場:平地
<プロット6>
(ナナ)
<プロット5>
(居斎、トイ)
<プロット4>
(諸屋)
<プロット3>
(鰄淵)
<プロット2>
(心愛)
<プロット1>
()
鈴木心愛:なに!?
鈴木心愛:ナ、何もできない
居斎会未:ナナちゃんめちゃくちゃ上行ったな
鈴木心愛:みんな頑張って~
諸屋リン:まさか……狙う気か コンボを
本田ナナ:みんな下にいきがちっぽかったからね☆
GM:ではまずはプロット6!
GM:ナナの手番です。
本田ナナ:今度こそ【獣化】をするよ~!
本田ナナ:2D6>=5 (判定:異形化)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
本田ナナ:よし!!!!!!!!!!!!
諸屋リン:やは~★
望田 トイ:すな♥
鈴木心愛:砂
本田ナナ:このままの勢いで【流星雨】!!!
本田ナナ:心愛ちゃんには届かないが当たると痛いぜ
鈴木心愛:私からも何もできないのだ
本田ナナ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
鈴木心愛:ずんだもんなのだ
本田ナナ:よし!!!!!!!!!!
諸屋リン:ひどすぎる
鰄淵レン:げげ~~
本田ナナ:ナナも含めて回避お願いします~!
本田ナナ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功
本田ナナ:あああああああああ
望田 トイ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
本田ナナ:逆凪やんけ!!!
鰄淵レン:えぇ……
諸屋リン:ワハハ
諸屋リン:心愛ちゃん修正ほしいな~
望田 トイ:高プロの報い♥
鰄淵レン:>=6 (判定:異形化)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 15[4,5,6] → 15
居斎会未:先輩、補正くれない?
鰄淵レン:すげ~
鈴木心愛:もち+1!
鰄淵レン:あげる!
本田ナナ:いや……使うか……
居斎会未:ありがと!
本田ナナ:神通丸つかっちゃお~
鰄淵レン:11+1で12で成功です
居斎会未:うわっやめろ
本田ナナ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
本田ナナ:よし!!!!!!!!
鈴木心愛:私達はミニゲームで忍具消費してるのにずるい!
居斎会未:2D6+1>=6 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6+1>=6) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功
鰄淵レン:ヤロ~
居斎会未:よしよし
鰄淵レン:あ~
鰄淵レン:ちょっと待ってね
GM:な、なんだ!
鰄淵レン:いや届かなかった なんでもないです
諸屋リン:おっなるほどね
本田ナナ:ハアハア……恐ろしい【血霞】
鈴木心愛:サポートにも間合いがあるのだなあ
居斎会未:後1足りない
諸屋リン:あっごめん心愛ちゃん やっぱ修正まだ取っておくね
諸屋リン:【跳域】します
鈴木心愛:あっ了解
GM:なんだとお~
鈴木心愛:コイキング
サブGM:蔵ぴょいだ
諸屋リン:回避判定時に使用できる忍法となります。
諸屋リン:指定特技の判定に成功すると、「戦場表」を使用してランダムに場所一種を選ぶ。その場所が現在の戦場と異なっていた場合、戦場をその場所に変更して、その回避判定にプラス2の修正がつく。
諸屋リン:まず跳域の判定から。
諸屋リン:SG#3>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
諸屋リン:では戦場表を
GM:メインフェイズの出目を思い出してよ!!
GM:どうぞ~!
諸屋リン:BT
ShinobiGami : 戦場表(5) → 雑踏:人混みや教室、渋滞中の車道など。この戦場では、この戦場では、行為判定のとき、ファンブル値が1上昇する。
諸屋リン:雑踏になってしまいました。
鈴木心愛:雑踏だあああああ
居斎会未:怖すぎる
GM:雑踏になっちゃった!
諸屋リン:では修正値+2で回避判定。
鰄淵レン:ほげええええええ
諸屋リン:SG#4+2>=7 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (SG+2@12#4>=7) → 2[1,1]+2 → 4 → ファンブル
鰄淵レン:wwwwwwwwww
諸屋リン:アラッ
GM:も……諸屋さん………………!
鈴木心愛:リンくーーーーん!
居斎会未:思い出しちゃった
GM:あ、あたしそんなつもりじゃ……
居斎会未:GMが思い出せっていうから
サブGM:悲しき男……
諸屋リン:しょうがないですねこれは。
諸屋リン:射撃1から接近1かな。
諸屋リン:器術に射撃1食らって接近ダイスふります。
GM:はい……射撃1接近1ですね
諸屋リン:RTT
ShinobiGami : ランダム指定特技表(5,6) → 『戦術』意気
諸屋リン:あっちがう
諸屋リン:あっないのか じゃあ1d6ふります
諸屋リン:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 5
諸屋リン:戦術~!死にました
鰄淵レン:逃れられない
GM:ど……どのみち戦術とはね
居斎会未:リン君ー!
諸屋リン:では凪って終わりです!
本田ナナ:思ったより結構被害でたね☆
鰄淵レン:オイオイオイ
本田ナナ:ナナの手番おわり!
居斎会未:ヤバすぎるって~!
GM:続いてプロット5!トイ居斎の二人は1d100をお願いします!
GM:大きい方からね~!
居斎会未:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 59
望田 トイ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 76
GM:トイ→居斎!
GM:ではトイの手番です!
望田 トイ:どうしよっかな~♥
望田 トイ:脅威度が高いのはぶっちぎりでナナちゃんなんだけど……
本田ナナ:おっ☆やるのか☆彡
鈴木心愛:いまファンブル7だから殴り時ですよ
望田 トイ:でも召喚術はこっちもピン持ちだから~
望田 トイ:よし
望田 トイ:ナナちゃんに接近戦攻撃!
本田ナナ:なんだとお~?
本田ナナ:きな!
望田 トイ:多分次からはもっと低いとこ行くから今が殴り時
望田 トイ:2D6>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
望田 トイ:成功♥
本田ナナ:憑依術はナナもピンもちなんだよね!
本田ナナ:SG#7>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (SG@12#7>=5) → 7[3,4] → 7 → ファンブル
本田ナナ:あああああああ7痛いって!!!!
居斎会未:そらそう
鰄淵レン:死ぬな炭治郎!!!
望田 トイ:雑踏こわ♥
諸屋リン:雑踏最高♡
本田ナナ:頑健がなくなっておわりだよ~!
鰄淵レン:身体つよ
本田ナナ:えーんえーん せっかくの多尾が~
GM:トイガキは以上かな?
望田 トイ:あっ以上!
GM:おっけー!
GM:続いて居斎さんの手番です!
居斎会未:はーい
居斎会未:トイちゃんに悪党:隠蔽術・間合い0・コスト1!
居斎会未:接近戦。攻撃が成功すると、目標に接近戦ダメージ1点を与えるか、目標の持っている忍具か特殊忍具一つを奪うことができる(どの忍具が奪われるかは、攻撃された目標が決定できる)。
GM:なんてワルなんだ……
GM:判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=6 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 6[2,4] → 6 → 成功
居斎会未:あっ 1足りない
鰄淵レン:凪だ~
居斎会未:雑踏がキツイよ~
鈴木心愛:ファンブル6だから……
GM:雑踏にした奴が本当の【悪党】なんじゃないか?
諸屋リン:あっそうじゃん
諸屋リン:へへっ!
居斎会未:おい!
鰄淵レン:この……裏切りモンがァ!
望田 トイ:雑踏怖すぎ♥ 責任取って♥
諸屋リン:私そんなつもりじゃ…!
GM:では居斎さんは逆凪で……
GM:続いてプロット4の諸屋さん……
GM:も逆凪ですが……手番です!
諸屋リン:フン……
GM:なにかやることはあるかな?
諸屋リン:責任は取ってやりますよ
諸屋リン:奥義使用します。
GM:なにぃ~~!?
鈴木心愛:奥義!?
鰄淵レン:なにっ
居斎会未:ここでか!
GM:追加忍法!?
鈴木心愛:逆凪中だから追加忍法じゃ判定できないぜ!
鰄淵レン:追加忍法を!?
GM:判定のない追加忍法かもしれないし…………!!!!!
居斎会未:皆追加忍法だと思いすぎ
サブGM:まさか……追加か?
諸屋リン:『アキレスは亀を越えず』範囲攻撃/滅び/人数制限
鰄淵レン:範囲攻撃じゃねーか!!!
鈴木心愛:まあせやね
諸屋リン:滅びはクリティカルヒット・範囲攻撃に対し対消滅させる感じの……長所ですね。
諸屋リン:今は関係ないので……人数制限は対象が二人までになる弱みです。
GM:だが【人数制限】によって二人までしか対象に取れない……!
諸屋リン:なのでトイちゃんとナナちゃんを狙います。
本田ナナ:なんでぇ~!?
居斎会未:当然だろ!
諸屋リン:自分を知れ……ここで対象に選ばない……そんな選択肢があると思うか……お前のようなアイドルに
本田ナナ:しくしく……体術・忍術削ります
望田 トイ:一人に絞れないんだ♥
諸屋リン:あっちなみに指定特技は【生存術】です。
望田 トイ:忍術器術で!
居斎会未:やっと希望が見えてきた
GM:以上かな?
諸屋リン:以上です みんな 俺の勇姿 忘れないでくれよな
GM:おっけ~!
GM:続いてプロット3!
GM:鰄淵さんの手番です!
鰄淵レン:う~~~~ん……流石にまだ味方殴るのはな
本田ナナ:味方だよ☆
鰄淵レン:放棄……かな
諸屋リン:信じていましたよ
GM:なにっ!目の前においしそうな逆凪オタクくんがいるのに……!
鈴木心愛:奥義使おうよ
鰄淵レン:そう言われるとな~
GM:追加忍法!?
鰄淵レン:オタクくんが逆凪するの今だけかもだしな~
居斎会未:そうかな……
望田 トイ:ここで殴ったらリンくん死ぬよ♥
GM:(メインの出目を見ると…………)
諸屋リン:今食らうと普通にほぼほぼ致死量なんだけど……
諸屋リン:密約忘れたんか!?
鰄淵レン:まあ……奥義切りに敬意を払いここは見逃しましょう
GM:そうとはね……
諸屋リン:大好き♡
GM:では以上かな?
鰄淵レン:以上!
GM:おっけ~!
GM:では最後にプロット2の心愛ちゃん!
鈴木心愛:じゃあレンさん殴っちゃおっかな~
本田ナナ:心愛ちゃん!ナナたち味方だもんね☆
鰄淵レン:どうちて……
鈴木心愛:う~んでも実際恨み買うの嫌なのはそうなんだよな
鈴木心愛:スペチェしたいから……
本田ナナ:そんな……世界を敵に回しても友達でいようねって言ったのに……!
鈴木心愛:いいや、回復したいからやっちゃお
鈴木心愛:【凶手】使います
鰄淵レン:野郎!
GM:なんてこった……どうぞ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
GM:成功してる!
鈴木心愛:どうせ九ノ一術の隣の遊芸持ってるから平気でしょ
鈴木心愛:接近戦攻撃します
GM:判定どうぞ……!
GM:(でも潰れてるんだよなあ……)
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:九ノ一の術)@10
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
鈴木心愛:残念
鈴木心愛:あ、対象はレンさんです
鰄淵レン:許せなすぎる
居斎会未:先輩謀術潰れてるから普通にキツくない?
GM:では……謀術の潰れているレンさんは回避どうぞ!
諸屋リン:大権現パワー出るか
鰄淵レン:>=11 (判定:憑依術)
鰄淵レン:会未くん……修正ください
居斎会未:んー まあまだNPC二人残ってるのがキツイしな……
居斎会未:気休めだけどあげる
鰄淵レン:ありがとうございます
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 11[1,5,5] → 11
鰄淵レン:55 +2
GM:うおおおお!!!
鰄淵レン:12で成功だ!!!!!!!!
GM:せ……成功してる!!
諸屋リン:やっぱやべ~よこの忍法!
鈴木心愛:すげ~
サブGM:すご……
居斎会未:ぼくの補正無しでも行けてるじゃん
GM:では心愛ちゃんは以上かな?
鈴木心愛:以上です!
GM:おっけ~!
GM:-----
本田ナナ:「星が届かないなら……」
本田ナナ:「届かせればいいよね☆」
本田ナナ:そう言ってその場でジャンプ!すると、降り注ぐ隕石のひとつひとつに……
本田ナナ:猫耳が生える!
本田ナナ:そしてそのひとつひとつが意志を持った石としてみんなに襲い掛かる!
鰄淵レン:「おいおい……」ひらひらと風に舞う木の葉のように躱し続けているが「長引くと全滅だぞ、これは」
鈴木心愛:「……」ふわーっと空を飛び石を回避しつつ、しれっとレンさんに攻撃してみる
居斎会未:「えっ、鈴木さん?」 思わず素で声が出る。
鈴木心愛:ちゅっと投げキッスすると実体を持ったハートの矢が生成されてレンさんを襲うよ
鰄淵レン:直撃の軌道。だが不意にふわりと身を逸らしてそれを避ける。背後に目でもついているかのように。
鰄淵レン:「……へえ、もう始めるかい?」
鈴木心愛:「いや……そんな事言いつつ、レンさん全然本気で戦ってませんよね?」
鈴木心愛:「実はどうせ自分には当たらないから放っておいてもいいかな~……なんて思ってません?」
鰄淵レン:「心外だな。手の内を隠しているのは俺だけじゃないだろ?」
鰄淵レン:「無論、君も。……彼はどうかな?」
鰄淵レン:赤く染まった瞳が一人の男へと流れる。
諸屋リン:血鬼の眼差しの先。複雑な軌道を描きながら男に迫りくる猫耳隕石のひとつひとつはしかし、衝突する寸前で天に還るように登っていく。
諸屋リン:「凄まじい量だなあ。けど、これなら……」
諸屋リン:と気を抜いた次の瞬間。己が失念していたことにはたと気づく。
諸屋リン:この戦場で争いを繰り広げているのは、己とアイドルの少女だけではない。
諸屋リン:鰄渕レンを狙い放たれた、ふわふわとうねるようハートの矢が。黒衣の背を穿ち。
諸屋リン:「あっ……」
諸屋リン:甘い陶酔感に瞬間、意識を手放しかけ。我に返った時には既に、天から雨のように降り注ぐ隕石に身体を貫かれる。
諸屋リン:傷口から滴る血が大地を赤く染めてゆく。
諸屋リン:───諸屋リンが跳んだ未来。殆どの例外なく人類は【Mウィルス】に身体を侵されている。
諸屋リン:対ウィルス抗体の作成は未だ目処も立たず。滅びの行く末をただ待つばかりにおいて、僅かな抵抗とばかりにウィルスの研究が続けられたのは。
諸屋リン:今も尚、環境に合わせ刻々と変異を続けるウィルスを、ヒト自らの手で、更に“先へと”進化させ。救済の未来への手がかりへと繋げるため。
諸屋リン:過去へと己が送り込まれた時の最中においても、限られた時間の中で邁進を続ける彼らから。
諸屋リン:己に投与されたのは、とある失敗作のひとつ。
諸屋リン:人体には何ら影響を及ぼさないものの。その遺伝情報が地盤に触れた瞬間に、自己増殖機能が反応。浸食作用を及ぼし暴れまわり。
諸屋リン:“浸食輪廻”────長い時を経て、様々な地形変化を繰り返し。終地形へと到達する速度に著しい変化を与えるというものであったが。
諸屋リン:「これは……ちょっと予想外だな」
諸屋リン:死した双子のひとり曰く、“バグっている”影響なのだろうか。
諸屋リン:賑やかな声を上げ辺りを走り回る子供たち。夫の愚痴で盛り上がる妙齢の女たち。
諸屋リン:破壊された十字架を嘆く神父たち。アイドルに向けて奇声を発しながら常軌を逸した運動を繰り返す人の群れ。脚を失くした息子を想う悲しみを怒りに変え溶接器具でホテルの破壊を試みる女。
諸屋リン:4スコアがその力を発揮した先の刻にも増して、乱れた世界の記憶を呼び覚ました住人たちが。
諸屋リン:己を含めた忍びに向けて、暴走するようなりふり構わず辺りの人々に襲いかかる。
本田ナナ:「……!」殺到する人々をなんとか避けようとするがかわしきれない。
本田ナナ:「あはは、熱烈な愛情表現!嬉しい悲鳴だねっ☆」
本田ナナ:負傷しよろめきながらも笑顔を見せる。
望田 トイ:「リンくんみたいなのいっぱいいるじゃん♥ キッモ♥」
望田 トイ:「ふ~ん♥ ナナちゃんこんなキモいのに襲われて嬉しいんだ♥」
望田 トイ:「じゃあ~、これもあげる♥」
望田 トイ:黒い鞭が幻の人込みを縫うようにして走り、彼女の身体を打つ。
本田ナナ:「はわわ~!?」片目を星にしながらしたたかに鞭に打たれる。
本田ナナ:「もお~!イタズラがすぎるゾッ☆」
本田ナナ:メッ!と人差し指をたてる。その反対の腕は妙な方向に曲がっており、服の下からは血が流れている。
GM:----
【第三ラウンド】
GM:では……3ラウンド目!
GM:プロットお願いします!
GM:プロット忍法のある人はいるかな?
諸屋リン:ないわよ
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
鰄淵レン:無
望田 トイ:ある!!
GM:ほう……ならばみせてもらおう
居斎会未:無いです
GM:トイちゃんの忍法……トイ・ざ・忍法をね!
望田 トイ:三度目の正直……吹雪!
本田ナナ:ナナもないよ~!
GM:判定どうぞ!!!!
望田 トイ:何一つかかってない♥
望田 トイ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
GM:こ、今度こそ!!!!
諸屋リン:やめてくれ~っ
居斎会未:成功しちゃったか……
望田 トイ:ついに成功♥
鈴木心愛:やりやがるぜ
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
諸屋リン:とりあえずプロットOK
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
望田 トイ:でもリンくんがやらかしたからあんま高いところ行きたくないんだよね
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
本田ナナ:プロットOK!
鈴木心愛:いけるぜ~
鰄淵レン:雑踏と吹雪合わせるのやめろ~~~
GM:これがコンビネーションか……
諸屋リン:共同作業だね♡
鈴木心愛:極悪コンボすぎ
Tekey:サブGMがダイス目を変更しました。(秘匿)
居斎会未:利敵行為やめてください
本田ナナ:そうだよ!ナナたちはみんな味方じゃん!
望田 トイ:OK
居斎会未:あ、ちょっとだけ待って
GM:待つぜ!
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
居斎会未:悩んだけどこっちで!
GM:鰄淵さんは大丈夫かな?
鰄淵レン:OK!
GM:おっけ~!
GM:それではダイスおーぷん!
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:サブGMがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「4」です。
第三ラウンド
○戦場:雑踏
<プロット6>
()
<プロット5>
(ナナ、トイ)
<プロット4>
(居斎)
<プロット3>
(鰄淵)
<プロット2>
(心愛、諸屋)
<プロット1>
()
鈴木心愛:にゃぬー
鈴木心愛:ナナちゃんメッチャ高いプロット行くじゃん
GM:雑踏【吹雪】コンボを恐れているわね
GM:ではプロット5!
GM:NPC二人で1d100しましょう!
本田ナナ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 83
望田 トイ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 6
GM:極端!
本田ナナ:それじゃナナからね☆
本田ナナ:【流星雨】!
本田ナナ:全員届くね~☆
鈴木心愛:雨がやばいよ~
居斎会未:やめて~
鰄淵レン:やめなさい
本田ナナ:SG#6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (SG@12#6>=5) → 6[3,3] → 6 → ファンブル
本田ナナ:あああああああああああ
居斎会未:よっし!
鰄淵レン:ギャハハハ!!
諸屋リン:じゃあな!
本田ナナ:雑踏許せないよ!!!
望田 トイ:雑踏こわ♥
本田ナナ:おわり!!
GM:次はトイの手番です!
GM:いや
GM:ダメージがあるのか
鈴木心愛:破れないからボコボコに殴れるじゃん
GM:違うか!低くないからいいんだ
諸屋リン:そうだぜ
鰄淵レン:命拾いしたな
諸屋リン:吹雪はより下だから この場合は4以下だぜ
サブGM:「よりもプロット値が低い」だからなさそう
本田ナナ:やった!
GM:ではトイ助!
サブGM:以下か未満かで書いてほしい
居斎会未:わかりづらい
望田 トイ:迷いどころ♥
望田 トイ:ナナチャンも同プロだからまだ凪ってないしな~
本田ナナ:まさか逆凪している人間を狙うなんてそんな卑怯な真似は……
本田ナナ:あっそっか まだいけるのか
望田 トイ:せっかくだし会未お姉さん行こうかな♥
望田 トイ:あ~いや
望田 トイ:1d2
ShinobiGami : (1D2) → 2
本田ナナ:ランダム性に己の運命を託すとはね
居斎会未:どっちだこれ
望田 トイ:ナナチャンにしよ♥
本田ナナ:ニャンで~!?
居斎会未:良かった~
望田 トイ:でもピン持ちなんだよな~
望田 トイ:2D6>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
本田ナナ:そうだよ♡同じ人間がデータを作っているから特技の取り方が同じ♡
望田 トイ:凪も回避♥
本田ナナ:回避!!!
本田ナナ:SG#6>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (SG@12#6>=5) → 5[1,4] → 5 → ファンブル
本田ナナ:ぎえええええええええ
鰄淵レン:かわうそ
望田 トイ:哀れ♥
諸屋リン:ああっ…
居斎会未:えらいよ~トイちゃん
本田ナナ:接近戦ダメージうけるぜ1点
本田ナナ:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 3
本田ナナ:忍術は削れてるから戦術!
GM:トイは以上かな?
GM:略してといじょうかな?
GM:きっと以上でしょう!何かあったら泣き叫んでください
望田 トイ:あっ以上!
GM:続いてプロット4!居斎さんの手番です!
居斎会未:引き続きトイちゃんに土竜吼:分身の術・間合い2・コスト3で
GM:もぐらほえ!どうぞ!
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
諸屋リン:やるねえ~!
居斎会未:OK
鰄淵レン:出目強いな……
望田 トイ:う~ん
望田 トイ:使うか……ここで……
GM:なにっ
諸屋リン:なんだ~?
居斎会未:奥義か……?
鰄淵レン:まさか……
望田 トイ:奥義《D's気透幽》効果は判定妨害♥
鰄淵レン:ぎえ~
居斎会未:うっわ!
GM:追加忍法!?
諸屋リン:妨害だ~ッ
望田 トイ:その4を1にするよ♥
鰄淵レン:連携するんじゃねえ!
鈴木心愛:追加だあああああ
GM:では……居斎さんの出目が3,1となり……逆凪になり失敗!
望田 トイ:あっ指定特技は憑依術♥
鈴木心愛:憑依されているからか
諸屋リン:遠いぜ
GM:トイよりしたのプロットで失敗したから……
GM:ダメージがあります!
居斎会未:ダメージイヤすぎるな……
望田 トイ:高所じゃなくてよかったね♥
GM:射撃戦ダメージ1点だぜ
居斎会未:これ神通丸って使えたっけ
GM:そう……実は使えます
望田 トイ:泣き所♥
諸屋リン:そうなんだよね 判定妨害
鰄淵レン:そうなんだ
GM:判定妨害を使われても……神通丸が使える
鈴木心愛:もしかして弱い奥義なのか?
居斎会未:実は皆より1個余裕あるし使っちゃおう
鰄淵レン:奥義より神通丸の方が強いんだ……
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
居斎会未:うわ、下がった!
GM:振りなおして失敗……!
諸屋リン:アア~ッ
鰄淵レン:会未くんーッ
望田 トイ:悲しき運命♥
GM:逆凪して射撃戦ダメージ1点です!
居斎会未:しかたないか……戦術で
居斎会未:凪いで終わりかな
GM:はい……!
GM:続いてプロット3!鰄淵さん!
鰄淵レン:はい
鰄淵レン:う~ん トイナナに届かないしな……
鰄淵レン:心愛ちゃん殴り返しとくか
諸屋リン:報復だ
本田ナナ:憎しみの連鎖……
鰄淵レン:接近戦攻撃します
鈴木心愛:なんだとぉ……
鰄淵レン:>=5 (判定:壊器術)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 16[5,5,6] → 16
諸屋リン:出目怖すぎ
居斎会未:出目つよ
GM:!?
サブGM:なんだその高い出目
鰄淵レン:5,6+1 12で成功
GM:出目強すぎ!
居斎会未:喧嘩してる場合じゃなくない!?
居斎会未:それはそれとして!
GM:壊器術で心愛ちゃんは回避してね~!
鈴木心愛:失敗したら射撃戦も食らうんだよなー
GM:そうなのだ
GM:回避放棄という手もあるのだ
GM:接近戦ダメージはかなり痛いとおもうが……
鰄淵レン:そうなんだ
鈴木心愛:普通に食らうか。私は避けられると思って攻撃したのにな~レンさんは回避しづらい特技で攻撃してくるんだな~
鈴木心愛:RT
鰄淵レン:こいつ被害者面を……!
鈴木心愛:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(1) → 器術
鈴木心愛:実際先に生命点を減らしたのはレンさんなんだよね
GM:器術は何もない所ですね……!
鰄淵レン:おいしくないぜ
鈴木心愛:残り生命4になっちゃったよレンさんのせいで……私だけ先に死んじゃうかもなレンさんのせいで
鰄淵レン:こいつ……
諸屋リン:もっと瀕死なオタクくんがいるのでつが……
望田 トイ:醜い争い♥
GM:では鰄淵さんは以上かな?
鰄淵レン:以上です!
GM:おっけ~!
GM:ではプロット2!
GM:二人は1d100をしてね!
諸屋リン:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 7
鈴木心愛:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 39
諸屋リン:クトゥルフルールだったらな
居斎会未:リン君マジで1d100低い
GM:心愛→諸屋!
GM:では心愛ちゃんの手番です!
鈴木心愛:う~ん失敗したら射撃戦1点だからな~
鈴木心愛:トイちゃんナナちゃんには届かないしやめておきます。
GM:なるほどね
GM:では諸屋さんの手番です!
諸屋リン:ウス じゃあ奥義します。
GM:追加忍法!?
鈴木心愛:んぽぽ
サブGM:んぽ……んぽ……
諸屋リン:対象トイナナに『アキレスは亀を越えず』範囲攻撃/滅び/人数制限 指定特技は《生存術》。
本田ナナ:破ろうとしたら逆凪じゃん!
本田ナナ:トイーッ!破れ!!
鈴木心愛:破らないぜ
望田 トイ:生存術微妙に遠♥
鰄淵レン:どうしようかな~
望田 トイ:破る! 砲術で代用
本田ナナ:鰄淵さん!!信じてたよ!!
本田ナナ:破ってくれるよね!?
居斎会未:先輩?マジで言ってる?
居斎会未:流石にこれ破ったら無理だって
鰄淵レン:正直言ってナナちゃんにはまだ暴れてほしいんだよな
諸屋リン:でもそうなると……
諸屋リン:次から範囲攻撃の対象に先輩含んじゃうかも……
居斎会未:その場合先輩が皆から殴られるだけだよ
鰄淵レン:まあ破らんでおくか……全員を敵に回しそうだしな
諸屋リン:やったぜ。
本田ナナ:しょんにゃ~
望田 トイ:トイだけかな?
鈴木心愛:でもここで悩む時点でもう我々の敵なんじゃな~い?
諸屋リン:そうかな…そうかも…
鰄淵レン:全員敵なんだよそもそも!
GM:ですね。トイすけは奥義破りをお願いします!
望田 トイ:2D6>=8 (判定:砲術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 7[1,6] → 7 → 失敗
GM:お、おしい
諸屋リン:あぶね~
望田 トイ:惜しい♥
居斎会未:あぶねえ~
鰄淵レン:あらら
本田ナナ:じゃあ2点くらうよお~ギャア~!
諸屋リン:まだ妖術残すだろうしな~
本田ナナ:器術と謀術を削り、妖術しか残ってないよお~!
諸屋リン:もう一回ぐらいは暴れられるかも
本田ナナ:しくしく
望田 トイ:戦術と妖術に食らった上で妖術を兵糧丸で回復♥
GM:はあはあ……大分削れてきたな
諸屋リン:あっあと表ですいません
望田 トイ:これでもう忍具ゼロ♥
諸屋リン:暫定忍具をみんなステテーブルに更新願えればと思います
望田 トイ:ゼロ♥ ゼロ♥ ゼロ♥
GM:あっありがとうございます!
鰄淵レン:こんな欄があったとはね
GM:気づいたらちょこちょこやってるけど抜けがあると思います
諸屋リン:thx~
居斎会未:いつの間にかぼくの分ちゃんと減ってる
鈴木心愛:もう1個しか無いのだ
GM:GM……おれだったのか 居斎さんの忍具を減らしたのは……
GM:では諸屋さんは以上かな?
諸屋リン:あっごめん以上です
GM:いえいえ!ありがとうございます!
GM:----
望田 トイ:「この島、あったかいから雪とか降らなさそうだけど──」
望田 トイ:「こんなにメチャクチャなら、こ~んなこともできちゃう♥」
望田 トイ:手を空へ掲げると、俄かにさっと雲が差し、北国と見まごうような吹雪が吹く。
望田 トイ:ただの雪ではない。それはあなたたちの身体に触れると黒く染まり、その動きを妨害する。
鈴木心愛:「景色がどんどんモノクロになっていく!」
鰄淵レン:「骨といいリンくんといい……いよいよ混沌としてきたな」
居斎会未:「何でもアリだね、ホント」
居斎会未:「でもまあ……利用できる混沌なら歓迎かな」
居斎会未:諸屋君が発生させた人の群れ。その中に義体達を紛れ込ませた。
居斎会未:当たり構わず暴れ散らす彼らと同じように装いながら、しかしふと気が付けば。
居斎会未:望田トイの逃げ場を塞ぐような配置を終えている。
居斎会未:「流石にそっちもそろそろキツイでしょ。大人しくしてくれない?」
居斎会未:そう言い終えると同時、四方八方から義体達が殺到していく。
望田 トイ:「!」その猛攻に晒されようとした刹那──
望田 トイ:ふ、と目を閉じる。
望田 トイ:「████████████──」
望田 トイ:それまでの様子とは違う、どこか厳かとすら言える様子で、耳には聞こえない何かを口ずさむ。
望田 トイ:その言葉を聞いた義体たちは動きを止め、互いに攻撃し合い始める。
望田 トイ:ぱちり、と目を開く。
望田 トイ:「……あ~あ♥ やっちゃったみたい♥」
望田 トイ:それまでの攻撃が、『操られた望田トイの意志』だったとするならば──
望田 トイ:それは、純然たる『骨の意思』だ。
望田 トイ:願望を唆し、互いに争わせるその力が、意思など持たぬ義体すら狂わせる。
居斎会未:「……大分侵蝕進んできてるね、コレ。急がないとマズそう」
居斎会未:「いやまあ、あの子の自我だけの問題じゃないけど!」
居斎会未:先程入れられた亀裂から黒い雪が沁み込み始めている。すぐに行動不能に陥るほど軟な体ではないが。
居斎会未:居斎の耳元ではエラー音が鳴り響き、左手の指先の神経が停止しつつある。
鰄淵レン:「さて……」
鰄淵レン:狂乱する人々や義体の波の中を、読書でもしているかの如く涼やかな自然体ですり抜けていたが。
鰄淵レン:フッ────と。一切の動作の起こり無く、唐突にその姿が掻き消える。
鰄淵レン:直後、鰄淵は鈴木心愛の眼前にいた。
鈴木心愛:「えっ?……うぎゃっ」
鰄淵レン:鋭い爪先蹴りが放たれてその腕を掠め、甲高い擦過音と共に血飛沫が舞う。
鰄淵レン:「背後から狙われて、『お手付き』にはしてあげられないな」
鰄淵レン:「分かったらもうやめておくことだ。君では俺に勝てないよ」
鈴木心愛:「避けたからノーカンじゃないんですか?うう、いたい……完全に骨まで切れちゃってますよこれ」
GM:----
【第四ラウンド】
GM:では……ラウンドテーブル!
GM:ラウンドテーブルってなに?
GM:ラウンド4!
諸屋リン:笑っちゃった
サブGM:丸いテーブルでは?
居斎会未:こっちの台詞だよ
GM:そうかも……
GM:プロットお願いします!
GM:プロット忍法のある人はいるかな?
諸屋リン:プロット忍法なし
鰄淵レン:なし
望田 トイ:ある!
居斎会未:無し
GM:まさか……【吹雪】!?
望田 トイ:吹雪くぞ!
望田 トイ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
GM:成功!!
鰄淵レン:凄ェ!
居斎会未:まだ吹雪く~
諸屋リン:吹雪くな~~~!!
鈴木心愛:たちゅけて~
鰄淵レン:リンくんはやく雑踏やめて
諸屋リン:サーセンw
鰄淵レン:親が泣いてるぞ
居斎会未:責任取ってよ~
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:サブGMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
本田ナナ:プロットOKニャ!
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
居斎会未:OK
鰄淵レン:OK
望田 トイ:OK
鈴木心愛:!
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
諸屋リン:OK
GM:おっけ~!
GM:それではダイスおーぷん!
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:サブGMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「2」です。
第四ラウンド
○戦場:雑踏
<プロット6>
(諸屋、トイ)
<プロット5>
()
<プロット4>
(居斎、ナナ)
<プロット3>
()
<プロット2>
(心愛、鰄淵)
<プロット1>
()
鰄淵レン:ファンブル値7を受け入れたというのか!?
GM:うおっプロット6!?
居斎会未:ヤバすぎ
鈴木心愛:開いてなかった
居斎会未:綺麗に2人ずつ分かれたね
GM:開かずのダイス……
GM:それではプロット6から!
GM:ガキとオタクは1d100をお願いします!
諸屋リン:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 87
望田 トイ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 17
居斎会未:やっとデカい目出てる!
GM:諸屋さん→トイすけ!
鰄淵レン:いけ~っアイドルのオタク!
諸屋リン:アアイ
望田 トイ:子供には強い♥
GM:諸屋さんの手番です!
諸屋リン:トイちゃんに提案があるんですけど
諸屋リン:このラウンドトイちゃんに向けて範囲攻撃しないので
諸屋リン:殴らないでくれません?
居斎会未:えっ それぼく狙うって言ってる?
諸屋リン:いや ナナちだけにするかな
鰄淵レン:こいつ……敵と取引を
GM:二人までだから一人でもいけますわ
居斎会未:まあそれならいいか……
望田 トイ:ふ~ん♥
望田 トイ:破られ危惧かな?
諸屋リン:そうだねえ
望田 トイ:いいよ♥ 範囲含まないなら殴らない♥
諸屋リン:ありがと~!では奥義範囲攻撃を対象ナナちゃんのみに。
諸屋リン:指定特技は《生存術》。
本田ナナ:破りません。
諸屋リン:なんだとお…
GM:破る人はいますか?
鰄淵レン:なんだあ……?
居斎会未:破らないよ
望田 トイ:破らない♥
鰄淵レン:破りません
GM:心愛ちゃんはどうします?体調厳しいかな?
鈴木心愛:あっ殴らないです
鈴木心愛:殴らないじゃない
鈴木心愛:破らないです
GM:おっけー!
本田ナナ:では2点食らって【生命力】が0になるけど……
本田ナナ:奥義。
諸屋リン:やったか!?
諸屋リン:なにっ!?
諸屋リン:つい…?
本田ナナ:奥義『テラステラ』/不死身/定め/回数制限/特技:遊芸
サブGM:つい……つい……
本田ナナ:2回しか使えない代わりに不死身のダイスが5が出たものとして扱えるすごい改造をした奥義だぜ。
諸屋リン:ウゲ~ッ 定めかよ
鰄淵レン:ピィ~ッ
本田ナナ:なので4点回復しま~す
居斎会未:イヤすぎる~
鰄淵レン:このアイドル身体が強すぎる
望田 トイ:狂ってる♥
鈴木心愛:バリカタ
本田ナナ:体術・忍術を削った状態で復活!
GM:諸屋さんは以上かな?
諸屋リン:いじょ!
GM:おっけー!
GM:ではトイどうぞ!
望田 トイ:密約により殴らないのでなし♥
GM:そうとは……
鈴木心愛:なに!?リンくん以外は殴っていいんじゃないのか?
諸屋リン:射程がね…
GM:ではプロット4!
GM:ナナと居斎さんの二人で1d100しましょう!
鈴木心愛:助けてくれなのら~
本田ナナ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 76
居斎会未:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 20
GM:ナナ→居斎さん!
本田ナナ:まあ【流星雨】するか~
居斎会未:まあで撃たないで
鈴木心愛:お決まりのやつだぜ
本田ナナ:ナナ含めた全員!
本田ナナ:SG#5>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (SG@12#5>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
本田ナナ:よし。
鰄淵レン:つえ~
本田ナナ:みんな回避してね~!
本田ナナ:SG#5>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (SG@12#5>=5) → 5[2,3] → 5 → ファンブル
本田ナナ:ああ!?!?!?
鈴木心愛:リンくん助けて~~
鈴木心愛:し、死んでる……
居斎会未:2D6>=6 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 6[2,4] → 6 → 成功
望田 トイ:奥義……しようと思ったけどどうしようか
鰄淵レン:死んだんじゃないの?
諸屋リン:アラッ…
鰄淵レン:>=6 (判定:異形化)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 6[1,1,4] → 6
諸屋リン:とりあえず心愛ちゃんに修正+1どうぞ
鈴木心愛:ありがとう……
鰄淵レン:えー 1 4 +1 で6でギリ成功
鈴木心愛:2D6+1>=7 (判定:結界術)
ShinobiGami : (2D6+1>=7) → 5[1,4]+1 → 6 → 失敗
鈴木心愛:おぎゃ~
望田 トイ:まあみんな振っとるしいっか♥
鰄淵レン:血霞しようと思ったけど自分でファンブルしてた
鈴木心愛:いや、これは失敗したら流石にやばすぎるな。吹雪ダメージ食らうし
居斎会未:一気に3点ですもんね
鈴木心愛:宿星の効果を使って振り直そう。
GM:ム!!【宿星】だ!!
鈴木心愛:私が死んだら皆で生き延びる道もなくなるので生きます
GM:なるほどね……!いいでしょう!
GM:振りなおしどうぞ!
鈴木心愛:うおー振るぞ~
鈴木心愛:2D6+1>=7 (判定:結界術)
ShinobiGami : (2D6+1>=7) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功
GM:【宿星】は信念のためなら降りなおしていいすごい背景だぜ
鈴木心愛:はぁはぁはぁはぁ
鰄淵レン:やるね~
諸屋リン:おっ見事
居斎会未:7通してる
諸屋リン:ところでなんですが
鈴木心愛:リンくんありがと……
諸屋リン:今【跳域】で雑踏以外の戦場が出た場合ってナナちゃんの失敗どうなるのかな
GM:ああ~
GM:全員の回避処理の後戦場変更で良いかなと思うので
GM:失敗のままでいいかとおもいます!
諸屋リン:理解の理!
居斎会未:早く雑踏変えて!
鈴木心愛:でもリンくん、それやるとF7で2回判定することになるのめちゃきつくな~い?
諸屋リン:でもな~ ここで高所とか極地出たらワンチャン死ぬんだよね
鈴木心愛:それもある
鰄淵レン:雑踏はまだ丸いほうではあるのかも
鰄淵レン:逆に悪天候出たら我々微有利かな一応……
サブGM:一応戦場表乙というのもあります
諸屋リン:乙…?
居斎会未:あ、別のもあるんだっけ
鰄淵レン:戦場表乙w
鈴木心愛:乙はでも流石にわかる人少ないのでは?
GM:鞍馬のやつだっけ?
鰄淵レン:ぽまいら戦場に集合汁w
サブGM:そう、一応鞍馬ブックの追加ルールに
鈴木心愛:どうせナナちゃんもう倒れそうだし……跳ねなくてええんちゃうかな!
諸屋リン:ほ、ほんとだ こんなのあるんだ
GM:戦場に逝ってヨシ!w
サブGM:別の効果を適用してもいいみたいなのがあります
居斎会未:追加データかぁ~
諸屋リン:まあでも 持ってない人もいるし 今回乙は見送る方向なのかな
GM:んあ~すみません これを適用するとなると、かなり他の人の動きが変わってしまうと思うので
GM:今回はなしでお願いします!
鈴木心愛:あとそう言えばトイちゃんも回避してないかも。
諸屋リン:跳ねずに気合で避けます
GM:出たのを都度説明するとしても、何が出るか分からないみたいなのはよくないかと思いまして……へへ
居斎会未:確かに
諸屋リン:あってか戦術死んでるじゃん 兵糧丸食べます
望田 トイ:2D6>=5 (判定:召喚術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
諸屋リン:戦術回復 後忍具1
諸屋リン:SG#6>=7 (判定:鳥獣術)
ShinobiGami : (SG@12#6>=7) → 6[1,5] → 6 → ファンブル
居斎会未:あっ トイちゃん死ぬ?
諸屋リン:うわ~
鰄淵レン:リンくんーッッ
望田 トイ:これは……落ちる!
本田ナナ:ハアハア……やったよみんな!!
本田ナナ:悪を倒したよ!!
居斎会未:助かるけど君も悪だぞ
本田ナナ:ナナたちの絆の勝利だね!!
諸屋リン:この……卑怯モンがあ!
鰄淵レン:3点受けるのかこれ……
鈴木心愛:自分のみを犠牲にしてくれてありがとうナナちゃん
鈴木心愛:ナナちゃんは3点受けてリンくんは2点かも
GM:はい……射撃2と接近1ですね
居斎会未:リン君は吹雪受けないもんね
GM:そうですね、リンくんは射撃1接近1!
諸屋リン:ノー吹雪ですね
鰄淵レン:あっプロット6の成果出てる
諸屋リン:では妖術1点 接近ダイス振ります
諸屋リン:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 2
諸屋リン:うわっ体術
鈴木心愛:身体が……
諸屋リン:全てが裏目っている
本田ナナ:いや~ナナもきついな
本田ナナ:戦術と器術に受けてから接近ふります
本田ナナ:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 6
本田ナナ:妖術……死
諸屋リン:あっ妖術
居斎会未:大分喰らってくれた
本田ナナ:謀術しか残ってないよ~~!
鰄淵レン:謀術得意だもんな
本田ナナ:手番終了!
鈴木心愛:歌なのかな謀術
GM:遊芸ではある
GM:続いて居斎さんの手番です!
鈴木心愛:でもナナちゃん不死身あるからな~
居斎会未:ナナちゃんに悪党(隠蔽術・間合い0・コスト1)撃つよ~
諸屋リン:せやねんな
GM:ひーんどうぞ!
GM:不死身は…………………………このラウンド使ったから…………
居斎会未:2D6>=6 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 7[1,6] → 7 → 成功
GM:もうこのラウンドは…………………………
鰄淵レン:あっそうなんだ
諸屋リン:あっ成功
鈴木心愛:死んじゃった
サブGM:まだスペあるから……
居斎会未:凪いでないです?
本田ナナ:うう 遊芸で判定だけど一応兵糧丸で妖術回復しときます。
諸屋リン:同プロなんだよね~
居斎会未:そうだった
鰄淵レン:同時だからまだ……
居斎会未:その兵糧丸奪いたかったな……
本田ナナ:SG#5>=5 (判定:遊芸)
ShinobiGami : (SG@12#5>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
本田ナナ:いえい!
鰄淵レン:生き汚い
居斎会未:あれ、目標値おかしくない?
本田ナナ:ムッ
本田ナナ:たしかに
居斎会未:ぼくの分身術だよ
本田ナナ:目標値9でした
本田ナナ:ので……失敗!
鰄淵レン:終わった……
鈴木心愛:1点だぜ
諸屋リン:アレッ
鈴木心愛:兵糧丸使ったから1で耐えてるかも
本田ナナ:ギエ~
諸屋リン:悪党って隠蔽術じゃないっけ
鈴木心愛:ご当地戦法で取ってるかも
鰄淵レン:なるほど
居斎会未:あ、そうだった 分身の術で撃ってるだけ
本田ナナ:あっほんとうだ
諸屋リン:ああ~!そっか
諸屋リン:代用判定してるのか 失礼~!
本田ナナ:10なので……どのみちしっぱいなのだ
本田ナナ:接近戦ダメージうけます~!ダイスふります~えーん
サブGM:実は吹雪ってやつ、一ラウンド二点までは入るらしいです
本田ナナ:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 1
本田ナナ:え!?
諸屋リン:マジ?
居斎会未:じゃあピッタリ?
諸屋リン:強すぎんか?
鰄淵レン:えっそうなの?
本田ナナ:マジやんけ!!
本田ナナ:じゃ……じゃあ…………
鈴木心愛:そうなの!?
本田ナナ:落ちます…………ちーん
サブGM:そうなのだ
本田ナナ:脱落だよお~~!
諸屋リン:こんなダブルノックダウンあるのか…
鈴木心愛:2点まで与えられるのやば
鰄淵レン:一気にNPC落ちた……
鈴木心愛:悪が悪と潰しあった
本田ナナ:悪の科学者に~~
居斎会未:悪じゃないも~ん
本田ナナ:やっぱり生きてました!!
サブGM:読み違いであったことをお詫びします
本田ナナ:1の器術は消えていたので、謀術を消して妖術だけ残します!
居斎会未:生きぎたないぜ
本田ナナ:ハアハア……ハアハア……
諸屋リン:このラウンドでヤった方がよくない?
鰄淵レン:だが居斎会未はここからが強い
鈴木心愛:このラウンドで倒したいんだけど……
居斎会未:いや 今回は普通に悪党撃ったから連撃起動しないよ
鰄淵レン:そうでもなかった
諸屋リン:う~ん 心愛ちゃんの呪角かなあ
居斎会未:ひとまず順番決めじゃない?
鈴木心愛:呪角打つと生命削れちゃうにょろ……
GM:とりあえず居斎さんは以上かな?
諸屋リン:スペ型なら大丈夫っしょ
居斎会未:以上!
GM:おっけ~!
GM:ではプロット2!
鈴木心愛:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 74
GM:吸血鬼のおふたりは1d100!
鰄淵レン:1D100
ShinobiGami : (1D100) → 41
GM:心愛ちゃん→鰄淵さん!
鈴木心愛:私からか~
GM:心愛ちゃんの手番です!
鈴木心愛:倒したい気持ちあるけど生命1点は重いのだ!次のラウンド終わるまで皆私を狙わないなら生命使うのだ!
諸屋リン:とのことですが……
居斎会未:でも次のラウンド行ったらナナちゃん不死身使うよ?
居斎会未:このラウンドで決めれればそれで終わるけど
鰄淵レン:う~む
鰄淵レン:次の回復って4点?
諸屋リン:3だっけ?
GM:5-2で3点ですね!
鰄淵レン:3か~
鈴木心愛:遊芸レンさんピン持ちだし私も九ノ一術持ってるから破れるっしょwとは思うけど
GM:使うたびに効果が減る不死身とかいう奥義
GM:鰄淵さんの遊芸はつぶれてないっけ?
鰄淵レン:潰れてます ヨボヨボ……
鈴木心愛:なにい~?
鈴木心愛:その2個ある忍具でなんとかしてよ~
居斎会未:二つとも神通丸ですって言いだしたらどうしよう
鈴木心愛:ありそう
鰄淵レン:どっちもきれいなどんぐりです
GM:ぴかぴかまんまるだね
鈴木心愛:私としてはもちろんナナちゃん倒したいけど無理して頑張るより次ラウンド回避するか行動前にナナちゃん倒れるほうが自分の生命力考えると得だからな~って感じ
鰄淵レン:そうだよね~
居斎会未:まあそうなるか……
鰄淵レン:対立だし別にいいと思います
鈴木心愛:ありがとう……じゃあレンさんに接近戦攻撃するね
鰄淵レン:?????
居斎会未:www
諸屋リン:それだとナナ流星に修正わたし送れない可能性たかくなるけど大丈夫?
居斎会未:まあ対立だからね
諸屋リン:生命差がちょっと差デカくなってきているので……へへ
鈴木心愛:あー、いや、そうねえ
鈴木心愛:確かに流星撃たれると普通にリンくんは落ちちゃうかもなのか
諸屋リン:ナナちゃんひとりに殺されるオタクが爆誕しそう
鈴木心愛:流石にもうちょい睨み合い続いて欲しさあるしそれならナナちゃんやるか
諸屋リン:うれしい……
本田ナナ:ひ~ん
諸屋リン:呪角撃ってくれるなら判定に修正+1するぜ
鈴木心愛:うう……滅茶苦茶身体が悲鳴を上げながら呪角撃ちます
諸屋リン:あっだめか さっき送ったのか 修正
鈴木心愛:その前に凶手
GM:【凶手】どうぞ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
鈴木心愛:うおおもう1回10出ればスペシャルだぜ~~~
GM:そのとおりだぜ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:呪術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
諸屋リン:出るのか!?
鈴木心愛:普通に成功。ナナちゃん狙ってます!
GM:スペシャルじゃないけど成功ですね!
本田ナナ:では…………凪なので避けられずに…………
本田ナナ:死にます!んぎゃ~!
諸屋リン:ナイスだぜ
鰄淵レン:落ちた!
居斎会未:やっとだ~
本田ナナ:ナナの不死身があ~~
鈴木心愛:潰すのは忍術にしておきます
諸屋リン:めちゃめちゃ暴れ回ってたな……
鈴木心愛:生命3しか無いよ~もう死んじゃうよ~
GM:以上かな?
諸屋リン:鈴木心愛は2点からが強い
GM:きっと以上でしょう!以上じゃなかったら泣き叫んでとめてね
GM:では続いて鰄淵さん!
鰄淵レン:う~~~ん どうしようかな…………
鰄淵レン:でもNPC落ちたしもう殺し合うしかないか……
諸屋リン:鰄渕さん……
諸屋リン:約束したじゃないですか……一緒にゴールしようって……
鰄淵レン:う~む……
鈴木心愛:私以外を狙ってくれ~
鰄淵レン:狙えないんだよなあ
居斎会未:射程的にね
鈴木心愛:レンさんのために頑張ったのに後ろなら狙うんですか!?そんなの視聴者を騙していたぱるてさんとやってること同じですよ!
鰄淵レン:父さんを悪く言うんじゃねえ!!
居斎会未:同じではなくない?
GM:ぱるてはかわいいね
諸屋リン:俺は騙されていたのか…?
獅子生 ぱるて:ぱるてだよ~
鰄淵レン:う~~~~~ん 奥義もまだ見えてないんだよなあ
鰄淵レン:絶対成功とかだったら……
鈴木心愛:居斎さんもそれは同じですよ~
鈴木心愛:私なんてもう生命3しか無いカス……それに比べて後輩さんは生命4で忍具2つに宿星まで残ってるんですよ
鈴木心愛:私と潰し合ってて本当に勝てるのかな~~
居斎会未:いや君は生命減ってからが本番でしょ
居斎会未:というかそもそも届かないって話だし
鰄淵レン:潰し合っててって言っても……心愛ちゃんから先に殴ってきたんだよな
鈴木心愛:本番というか……ようやく普通のキャラ並になるというか……
鰄淵レン:やっぱり殴らせてもらうか 対立型だし……ここで殴らない意味がないぜ!
諸屋リン:やめましょうよ争いなんて!
鰄淵レン:謀術が潰れてなければ捨ておいてもよかったが……最早そうもいかん!こっちも避けられないからな
鰄淵レン:というわけで心愛ちゃんに接近戦攻撃いたしますわ
GM:【接近戦攻撃】!判定どうぞ!
鈴木心愛:なんだとぉ……
鰄淵レン:>=5 (判定:壊器術)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 11[2,3,6] → 11
GM:【大権現】マジつよいな~
居斎会未:マジで強い
鰄淵レン:3.6 +1 で10で成功
GM:心愛ちゃん回避どうぞ!
鈴木心愛:吹雪残ってるので回避しません。1点受けます
鈴木心愛:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(4) → 謀術
GM:ああっ《九ノ一の術》が!
鈴木心愛:残り2点になっちゃった
鰄淵レン:以上です
GM:はーい!
サブGM:これって吹雪残るんだっけ
鈴木心愛:脱落しても基本残るはず?
GM:残ったとしてもトイが落ちてるから
諸屋リン:わけないぜ
GM:トイより低いプロットが存在しなくなる
居斎会未:あ、なるほど?
諸屋リン:ラウンド間ですね
居斎会未:じゃあ避け得じゃない?
諸屋リン:あ、そうですね
鈴木心愛:そうなのぉ?
諸屋リン:禁術とかとおんなじかんじなのかな?
鰄淵レン:え?死んだ次点から消えるの?
GM:あっ
GM:次ラウンドのはなしかとおもってた
GM:ラウンド間は残ってる!
鰄淵レン:それが混じってる気がする
諸屋リン:ああ~
GM:今は残ってます!
鈴木心愛:じゃあやっぱ受けるぜ
居斎会未:なるほどね
諸屋リン:禁術は効果内に 使用者がシーンから退場すると効果は失われる。
諸屋リン:とか書いてあるので
諸屋リン:書いてない吹雪とかはこのラウンドまでは効果持続するような気もしますね
GM:心愛ちゃんの回避までは残ってます!
GM:そういう感じでこのラウンドはおわりだぜ!
GM:----
諸屋リン:戦場は最早、入り交じる人々の群れで混沌に満ちている。
諸屋リン:その渦中。一際、動物園のように喧しい声を上げながら踊り続ける成人男性の集団。忍びの足運びでするりと傍まで歩み寄り。
諸屋リン:「あ。あれって……アイドルの本田ナナじゃない?」
諸屋リン:それだけ、ぽつりと零し。また人垣の波へと己の姿を紛れ込ませる。
諸屋リン:『え?』『うそ?』『な、なななななナナちゃん!?』『真剣かよ……!』『猫神が……!』『幻想じゃねえよな……!?』
諸屋リン:秩序を完全に失った暴徒の群れが、今、正に息を整えようとしていたシノビアイドルの元へ殺到する!
本田ナナ:「……!ふふっ、熱烈な歓迎だねっ☆」
本田ナナ:興奮しすぎて暴徒と化した集団にもみくちゃにされ、身体の骨を折られながら笑顔を向ける。
本田ナナ:「そうだな……これはさすがに痛かった、けど」
本田ナナ:地を踏みしめ猫の如く跳躍し、暴徒の群れから抜け出す。
本田ナナ:「ナナはアイドルだから……何度倒れても立ち上がるの!」
本田ナナ:「この星をナナの歌で満たすまで……諦めない!」
本田ナナ:キラキラとしたアイドルの輝きに身を包まれる。
本田ナナ:夢、希望、未来……そういったものをチカラに変え、何度でも立ち上がる!
本田ナナ:負傷していることを見せないように振舞っていたため、一見何も起こってないように見えるかもしれないが、流れていた血が、折れていた骨が戻る。
本田ナナ:「全部全部……ナナが助けてあげるからね!」
本田ナナ:猫耳の生えた隕石。それのひとつひとつはただの石ではなく、小さな低級妖魔だ。それが無差別に降り注ぐ!
望田 トイ:「……あは♥ ナナちゃんホントデタラメ♥」
望田 トイ:悪魔めいた羽で飛び回り隕石を回避しようとするが──
望田 トイ:容易には回避しきれないそれらが、これまでの猛攻で薄れ始めていた靄を削ってゆく。
望田 トイ:「う~ん♥ これはもう──」
望田 トイ:「終わりだね♥ 残念でした、『てんたさん』♥」
望田 トイ:にまりと笑うと同時、最後に残った翼と角が、隕石に砕かれる。
諸屋リン:己の肉と骨をも貫き砕く隕石に怯むことなく、少女が地に落ちる地点に先行し、その身体をしっかりと受け止める。
諸屋リン:「やっぱり、俺は」
諸屋リン:「君ほど勇敢な人は知らないよ。トイちゃん」
サブGM:意識は失っているが、命に別状はないように思える。
諸屋リン:「俺の……俺のせいで、きみは……」
諸屋リン:「……ごめん。卑怯だよね」すん、と鼻を鳴らし。
諸屋リン:「とりあえず……今は。お疲れ様」
サブGM:砕かれた翼と角のかけらは、どこかへ飛び去ろうとして──
サブGM:周囲に展開する幻に呑み込まれていく。
サブGM:駆ける学生たちに掻き消され、
サブGM:打ち寄せる波に浚われ、
サブGM:空から降る雪に埋もれ、
サブGM:押し寄せるオタクたちに押しつぶされ、
サブGM:それらは溶けるように消えてゆく。
サブGM:最後に残った小さなかけらが、地面に落ちる。
サブGM:『きりやれんず きりすてれんず きりやれんず──』
サブGM:主の憐れみを乞う歌が、途切れ途切れに流れる。
サブGM:『きりやれんず きりすてれんず きりやれんず──』『──え~?♡』
サブGM:ふと、その歌の中に、聞き覚えのある声が混じる。
サブGM:『悪魔のクセにピンチになったら神様に助け求めるんだ♡ だっさ♡』
サブGM:──この世界における望田トイは、『骨』の力によって受肉した幽霊のような存在である。
サブGM:『だいたいそれキリシタンの人のパクリでしょ♡ 恥ずかし~♡』
サブGM:『骨』の呪縛の一部がそこに憑依したとき、そちらの方の力が強かったために、彼女はその呪縛の力に操られていた。
サブGM:『小さい女の子操ってまで戦ったのに真っ先に負けたんだもんね♡ よっわ♡ かっこわる~♡』
サブGM:それは即ち──呪縛の靄が砕かれ、薄れ、弱り切った今、むしろトイの存在の方に乗っ取られ得るということでもあった。
サブGM:『せっかく作った島もこんなめちゃくちゃにされちゃってかわいそ~♡ だから──』
サブGM:『私がちょっとだけ、”直して“あげるね♡』
サブGM:その言葉を最後に、残されたかけらも消える。
サブGM:『……から繋ぐ 円環』
サブGM:周囲に響くわらべうたのリリックが、一瞬ぶれる。
サブGM:『連鎖絶つならば 結果 ただ一つしかない手管』
サブGM:『"犬切"なヒト 灼き消す愛と 荼毘へ付した記憶 灰へとなり飛ぶ』
サブGM:その韻の一部が崩れ、歪んだ歌詞を紡ぐ。
獅子生 ぱるて:「………」
獅子生 ぱるて:「まさか……条件に干渉を?」
獅子生 ぱるて:唖然とした表情で、島に流れる4スコアの旋律を聞いている。
GM:てんたさんの骨を破壊する条件が変更になりました。
鈴木心愛:そうなの!?
諸屋リン:!!
GM:勝者になり、大切な人を忘れることから
GM:勝者になり、犬切な人を忘れることになりました。
諸屋リン:?
居斎会未:はい?
鰄淵レン:誰?
犬切ワン:おいおいおいおい!!
犬切ワン:忘れる前から忘れるなって!!
諸屋リン:お前!?
居斎会未:お前かよ!!
鰄淵レン:お前かよ!?
居斎会未:パッと出てこないよお前の名前なんて!!
犬切ワン:悲すぃ~~!
鈴木心愛:まじで意味分からなくて困惑しちゃった
諸屋リン:でもこんな……こんな……
鰄淵レン:そんなの……出来ないよ!!
諸屋リン:まあいいか こんな奴 刹那で忘れちゃった
GM:みなさん勝者になったら犬切ワンのことを忘れたらてんたさんの骨を破壊できます。
鰄淵レン:俺達の仲間のワンを忘れるなんてよ……!
居斎会未:先輩いつその人の仲間になってたの……?
本田ナナ:「よくわかんないけど流れ変わったね☆」
本田ナナ:「このままナナが全員倒して優勝しちゃおう☆」
居斎会未:「まさか。させる訳ないでしょ」
居斎会未:再び立ち上がった本田ナナ。彼女の周囲へと黒い雪が舞い散らされる。
居斎会未:「あの子が倒れたってことはこの雪もそのうち溶けるはず。ならその前に有効活用させてもらわないとね」
居斎会未:指先の皮膚装甲を溶かしながら、あるいは回路系統にエラーを出しながら。
居斎会未:捨て身の覚悟で黒い雪を抱え集めた義体達が、次々に雪をナナへと放り投げてはタックルを仕掛けていく。
本田ナナ:「いたた~!ちょっと~、もっと身体は大切にした方がいいよ!?」
本田ナナ:忍びの肉体をも溶かす雪を投げつけられてさすがに悲鳴を上げる。
居斎会未:「もちろんぼくの身体は大事にしてるよ。一点ものだし」
居斎会未:「でも量産可能な既製品なら最大限使い潰すべきだよね」
鈴木心愛:「はぁはぁ……それに……忍びはそのくらいじゃ無茶してることにはならないよ」
鈴木心愛:「無茶っていうのは、これくらいの事してから言ってもらわないとね」
鈴木心愛:「ナナちゃん、まだ気づいてないみたいだね。変わったのは風の流れだけじゃない。ナナちゃんが作った、星の流れもだよ!」
鈴木心愛:心愛がそんな事を言った次の瞬間、降り注ぐ猫耳流星群の中から
鈴木心愛:猫耳ではなく角と眼鏡の生えたナナちゃんに向かって落ちてくる!
本田ナナ:「…………!!!!」
本田ナナ:「これは…………心愛ちゃん……!?」
鈴木心愛:よく見ると隕石の下側には血で作られた鎖と杭が突き刺さっている
本田ナナ:「いや殺意高くない!?」
鈴木心愛:隕石は心愛によって振り回されてナナの方に飛んできているのだ
鈴木心愛:「人を呪わば穴二つ……!人類を皆殺しにしようとしたナナちゃんにだけは言われたくないよ!」
鈴木心愛:「これが魔王流呪い返し!うりゃー!」と言って隕石の角部分でナナちゃんを串刺しにするよ
本田ナナ:「こ、これは…………!」
本田ナナ:負傷と雪に体を蝕まれたところに、振り回された隕石の角の打撃をもろに食らう。
本田ナナ:「ぐぅ…………ッ!」
本田ナナ:頑張ってキャラを作ったりしなくとも、強烈な個性で目を惹いてみんなに愛されて。
本田ナナ:忍びであることを、人間でないことを隠そうともしない(本人は隠しているつもりらしい)彼女が、とても眩しく見えた。
本田ナナ:こんなにも滅茶苦茶なのに、島にある十字架を全部破壊したりと迷惑行為を涼しい顔でしているのに、
本田ナナ:当たり前のように、人を殺すのはダメだと、みんなで力を合わせるのが当然だと、真っ直ぐに前を向ける彼女が羨ましかった。
本田ナナ:けど、彼女と同じになるのでは意味がない。なれそうにもなかったし。
本田ナナ:だから、彼女と横に並べるほどに強く、気高く、自由になろうと思った。そして、自分にしかできないことをやりたかった。
本田ナナ:全ての人類から愛されることができないなら、全ての人類から憎まれたかった。
本田ナナ:「く、ふ……そっかあ……やっぱりナナじゃ心愛ちゃんには敵わないんだねえ」
本田ナナ:膝をつきながら、どこか満足気に笑う。
本田ナナ:「心愛ちゃんに振り回されて負けるのかぁ……」
本田ナナ:「……うん、悪くないかもね」
本田ナナ:そう言って、その場に静かに倒れ伏した。
鈴木心愛:「な、ナナちゃん……!」
鈴木心愛:「勝手に満足して……死んでる!」
本田ナナ:「しんでない……動けないだけ……」
鈴木心愛:「よかった……ナナちゃんにはちゃんと人類を皆殺しにしようとしたこと反省してもらわないといけないからね」
鈴木心愛:「語尾にニャを付けてたのが霞むくらいの黒歴史にしてあげるから待ってるんだよ、ナナちゃん」
本田ナナ:「それは……黒歴史じゃない……!」
本田ナナ:それだけ抗議して静かになる。
GM:----
【第五ラウンド】
GM:それではラウンド5!
GM:プロットをお願いします!
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:プロット忍法はトイ落ちたし多分ないだろう運転をしていきますが、ある場合は元気よく泣き叫んでください
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
鈴木心愛:運転します
諸屋リン:ないわよ
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
居斎会未:ごめんちょっと変えました これで決定で!
鰄淵レン:OK
諸屋リン:わたしもプロOK
GM:心愛ちゃんも大丈夫かな?
鈴木心愛:あっ大丈夫!
GM:おっけー!
GM:それではダイスおーぷん!
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「5」です。
第五ラウンド
○戦場:雑踏
<プロット6>
()
<プロット5>
(居斎)
<プロット4>
(鰄淵)
<プロット3>
()
<プロット2>
(心愛)
<プロット1>
(諸屋)
鈴木心愛:うわ、すげえ
鈴木心愛:居斎さんピッタリ先輩の上取ってる
諸屋リン:えっちな意味?
鰄淵レン:なんだとぉ……
GM:ではプロット5!
GM:居斎さんの手番です!
居斎会未:うーーん……
鈴木心愛:居斎さん……嘘だよな?
居斎会未:いや、どの術から行こうかな~って悩んでた
鈴木心愛:居斎さん……!
鈴木心愛:俺たちの女神
諸屋リン:選択肢あるもんな~居斎さんは
居斎会未:先輩避けやすい人だから隠蔽術で勝負したくないな こっちから行こう
鰄淵レン:何故俺しか選択肢が無いんだい?
GM:【大権現】があるからかな……
居斎会未:先輩が一番タイマンしたくないからだね
居斎会未:他二人が居なくなる前に先輩を落としておきたい
居斎会未:というわけで先輩に土竜吼:分身の術・間合い2・コスト3で
鰄淵レン:やめろ~~~~
GM:なるほどね……判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
居斎会未:おっし!
GM:成功!
GM:鰄淵さんは回避どうぞ~!
鈴木心愛:やるな~
居斎会未:凪いでもないぜ
鰄淵レン:いや~~厳しいな
鰄淵レン:一瞬考えます
鰄淵レン:うむ……………………
鰄淵レン:このまま受けましょう
鰄淵レン:違う違う
居斎会未:どっち?
鰄淵レン:回避はします >=10 (判定:壊器術)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 8[2,3,3] → 8
鰄淵レン:無理だ~
GM:回避失敗ですね……!
諸屋リン:凪ではないぜ
居斎会未:逆鱗込みでもだね よかった
GM:ギリギリ逆凪ではない!
鈴木心愛:難易度10なんだ
鰄淵レン:謀術が潰れてるので
鰄淵レン:1点受けます
鰄淵レン:1D6
ShinobiGami : (1D6) → 1
居斎会未:それとぼくはプロット4に移動だね
鰄淵レン:器術
GM:はい!プロット4に移動ですね
GM:居斎さんは以上かな?
居斎会未:はーい
GM:OK!
GM:では……プロット4!
GM:鰄淵さんと居斎さんは1d100をお願いします!
GM:【土竜吼】はさらに動けるのだ……
居斎会未:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 6
鰄淵レン:1D100
ShinobiGami : (1D100) → 62
居斎会未:ひっく
GM:鰄淵さん→居斎さんの順番!
GM:では鰄淵さんどうぞ~!
鰄淵レン:うむ…………
鰄淵レン:奥義を使います
GM:奥義!?
GM:追加忍法!?
居斎会未:まあ来るよね……
鈴木心愛:うぎゃああああああ
サブGM:んぽ……
諸屋リン:んぽ!?
鈴木心愛:リンくん死んだ?
居斎会未:範囲攻撃だとそうなるかも
鰄淵レン:奥義:『黒業等流』 指定特技:憑依術 範囲攻撃/撃ち/人数限定
鰄淵レン:対象は心愛ちゃんとリンくんです
諸屋リン:そこなのか……
居斎会未:ぼく外すんだ 意外
GM:撃ちはダメージが+1される改造ですね
諸屋リン:提案があるんですけど
鈴木心愛:マジで~~?
諸屋リン:私を対象外にしてくれるなら 滅びでカウンターは試みません
鰄淵レン:な~~~に~~~~??
諸屋リン:また見逃してくれた場合、このラウンドはレンさん相手に範囲攻撃もしません。
鰄淵レン:いや……! 悪いが撃たせてもらいます ここで決められなかったら次からもう破られてキツいのは分かってる!
鰄淵レン:ここで決められるか否かの勝負なのだ
鈴木心愛:まあ確かに……
鈴木心愛:奥義型に対してかなり鏡強いからな
諸屋リン:いいだろう なら勝負だぜ
諸屋リン:『アキレスは亀を越えず』範囲攻撃/滅び/人数制限
諸屋リン:滅びで……打ち消しを試みるぜ
諸屋リン:指定特技は《生存術》。
GM:では、諸屋さんの奥義は情報が渡っているので奥義破りに挑戦できますね
GM:奥義破りをする人はいますか?
鰄淵レン:奥義破りします!
鈴木心愛:しましぇん
居斎会未:スぺったら助かるしチャレンジしようかな
諸屋リン:マジ???
諸屋リン:居斎さん近いからやめてほしさある
居斎会未:あ、いや 5でファンブルなの思い出したからやめとく
鈴木心愛:蟹
鰄淵レン:そしてこの判定で……回想を切ります
GM:諸屋さんの奥義が通らないと、二人の【生命力】は0になりそうだなという気がしますね
居斎会未:うわっ マジ?
鈴木心愛:本気だ
GM:回想!
鈴木心愛:1:1になりそう
鰄淵レン:それだけこの一瞬が勝負の境目だ
GM:では……鰄淵さんのみ!はんていどうぞ!
鈴木心愛:ファンブルしてけろ~
鰄淵レン:一応聞きますが会未くん修正くれたりしない??
居斎会未:これは大権現のらないんだよね
諸屋リン:のらないねえ
居斎会未:ぼく有利にならないからダメ~
GM:命中と回避でないので【大権現】はのりませんね!
鰄淵レン:えっ……そうなの!?
鈴木心愛:そうなのだ
居斎会未:奥義破りだし
鰄淵レン:ほんとだ
諸屋リン:乗ったら本当に強すぎるんだよな しょうがないね
鰄淵レン:ルルブを読み違え、一気にヤバくなってきました
鰄淵レン:みんな……こんな頼りないダイスで戦っていたのか
鰄淵レン:振りまーす
GM:判定どうぞ!
鰄淵レン:2D6+1+3>=8 (判定:砲術)
ShinobiGami : (2D6+1+3>=8) → 5[2,3]+1+3 → 9 → 成功
GM:あっ……
鰄淵レン:凪じゃん
鈴木心愛:ファンブルだ!
GM:ファンブル値が
諸屋リン:どうなる…?
GM:5だから…………
居斎会未:1足りない!
GM:逆凪ですね……!
鰄淵レン:終わった……
諸屋リン:振り直しは…?
鈴木心愛:跳域さん……みてますか?
鈴木心愛:回避には全く役に立たなかった貴方が……
居斎会未:まさか神通丸無いの?
鰄淵レン:無いです
諸屋リン:ほう……
居斎会未:この2個なんなんだ……
諸屋リン:どうやら……繋がったようだな 首の皮一枚
GM:どんぐりかも
鈴木心愛:本物のどんぐりだったのか……
GM:では鰄淵さんは以上かな?
鰄淵レン:以上で~す
GM:OK!
GM:続いて居斎さんの手番です!
鈴木心愛:同時行動だから一応居斎さんの行動までは
鈴木心愛:逆凪回避成立するんだな
居斎会未:嫌すぎる~
GM:そうですね!まだ回避とかはできます!
居斎会未:忍具2枚ある以上まだフルベットは出来ないんだよな……
居斎会未:先輩に悪党:隠蔽術・間合い0・コスト1で!
GM:ワルだ 判定どうぞ!
鰄淵レン:やめて~
居斎会未:2D6>=6 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=6) → 7[2,5] → 7 → 成功
GM:達人があるのでいけている!
鈴木心愛:失敗しないな~
諸屋リン:強い女
居斎会未:自分でもビックリしてる
GM:鰄淵さん隠蔽術で回避どうぞ!
鈴木心愛:悪党、ここで決まったら生命+忍具奪取でかなり美味しそう
鰄淵レン:いや~もう無理っぽいな……
居斎会未:いや、生命点か忍具奪取かは選択だよ
諸屋リン:そだね~
居斎会未:どっちもはさすがに無理
鈴木心愛:そうなの!?
鈴木心愛:間合い0だけあって超強いな~と思ってたけど私の勘違いだったとは……
鰄淵レン:う~~ん
鰄淵レン:ちょっと待ってね
諸屋リン:あと忍具奪取の場合
GM:もしかして……追加忍法!?
諸屋リン:この選択 ダメージor忍具奪取の宣言の前に
諸屋リン:レンさんは忍具使うかどうかを決めた方がいい感じなのかな
鰄淵レン:そうなの
諸屋リン:わからん……
GM:ああ~そうですね!
居斎会未:使われたものは奪えないからね
鰄淵レン:ぶっちゃけまあ兵糧丸は当然あり 事前に切るべきかワンチャンに賭けるべきか悩んでます
GM:まあ回避失敗決定→兵糧丸使うかどうか→忍具かダメージか
GM:という順番でいいのではないかと思います!
諸屋リン:あっ確かに 回避は先振りしていいかも
鈴木心愛:つかって避けやすくしたほうが良くな~い?
諸屋リン:あ~でも兵糧丸使わないと避けにくいのかな
居斎会未:いや、使っても難易度は10で変わらないよ
鈴木心愛:そうなの!?
諸屋リン:なるなる
居斎会未:隠蔽術だと先輩のキャラシ的にそう
鈴木心愛:はえ~
諸屋リン:詳しい 先輩に
鈴木心愛:じゃあ滅茶苦茶刺さってますね
居斎会未:あ、いや嘘ついたかも
居斎会未:壊器術だと9か
GM:器術を回復できれば9で判定できますね
鈴木心愛:9と10の差は結構大きいな~と思っちゃうけど先輩次第か
諸屋リン:確かに悩ましいな~
鰄淵レン:既にかなり厳しいのでワンチャンに賭けましょう
鰄淵レン:兵糧丸を使って器術を回復します
GM:パクパク!了解です!
居斎会未:せっかく削ったのにな~
鰄淵レン:>=9 (判定:壊器術)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 13[3,4,6] → 13
諸屋リン:やっぱりつええぜ……大権現!
居斎会未:う~ん 避けれるか
鈴木心愛:つええ~
鰄淵レン:4,6,+1で11 成功
GM:回避成功ですね……!
GM:居斎さんは以上かな?
居斎会未:こっちは以上だけど多分先輩が
居斎会未:血霞来るんじゃない?
GM:あっなるほどね
鰄淵レン:うーん
鈴木心愛:既に逆凪してるから
鈴木心愛:やらないデメリットがないのか
鈴木心愛:やるデメリット
諸屋リン:ああ~なるほど
鰄淵レン:そうだわ 凪るんだった
GM:このあと凪ぐ!(このあとすぐ!)
鰄淵レン:じゃあ【血霞】
GM:なるほどね 判定どうぞ!
居斎会未:やめてよ~
鰄淵レン:>=5 (判定:異形化)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 5[1,1,3] → 5
鰄淵レン:ざっこ
居斎会未:あっ
鈴木心愛:マジ?
居斎会未:やった~
GM:命中じゃないから【大権現】乗らないですね
鰄淵レン:失敗です
諸屋リン:あっ ちなみに血霞みたいなサポ忍法にものらないぜ 大権現
GM:どのみち失敗だが……
鰄淵レン:そうだ
鈴木心愛:そう言えばそうだ
鈴木心愛:我々の行動か
居斎会未:ここに来て先輩も出目がかなり失速してるね
GM:はい!次はプロット2ですね
GM:心愛ちゃんの手番です!
鈴木心愛:はぁはぁはぁはぁ……
鈴木心愛:やる……やってやる
鈴木心愛:凶手します
GM:判定どうぞ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
鈴木心愛:おぎゃ~
諸屋リン:凪ではない!
GM:あわわ……でも逆凪じゃないぜ
鈴木心愛:リンくんに+修正貰えばよかった
諸屋リン:呪角もうタダで撃てるし
諸屋リン:そっちなら修正あげられるんじゃない?
鈴木心愛:そうですね……!呪角をレンくんに撃ちます
GM:あれっ【魔血】って
鈴木心愛:生命2だから撃ち放題だぞ
GM:一回使ったらシーン使い放題?
GM:あっなるほどそういうことか!
鈴木心愛:いや、09の効果です
諸屋リン:無朽がね……
GM:【無朽】って09なんだ
鈴木心愛:生命2以下だと生命消費忍法を使い放題!
居斎会未:コンボがね
GM:つよいぜ……
鈴木心愛:ということで判定島~す
諸屋リン:これ装備忍法なの強いよな~
GM:判定どうぞ!
鈴木心愛:2D6+1>=5 (判定:呪術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[3,4]+1 → 8 → 成功
鈴木心愛:接近戦1ダメージをプレゼント
鰄淵レン:凪……
鈴木心愛:良くも範囲攻撃なんてしやがって!
鈴木心愛:危うく死ぬところだったぞ!
鰄淵レン:1D6
ShinobiGami : (1D6) → 5
鰄淵レン:戦術
GM:では心愛ちゃん以上かな?
鈴木心愛:使えるものが何もない……異常です
GM:おっけー!
GM:では最後にプロット1!諸屋さん!
諸屋リン:はあい
諸屋リン:バトロワなので全員倒さねばならぬのですが 今鈴木心愛まで敵に回して生き延びる自信は無いので
諸屋リン:待機します GO NEXT
GM:了解です!
GM:----
居斎会未:「さってと。デスゲームの縛りと世界滅亡の危機が去ったところで」
居斎会未:「本番と行こっか。ずいぶん遅くなったけどね」
居斎会未:その声と共にまた新しい兵器たちが立ち上がる。
居斎会未:「組織の後ろ盾を失くした個人事業主としてはなるべく使い渋りたいんだけどなぁ」
居斎会未:先程まで操っていた試作No.300シリーズに比べ、性能を上げたNo.400シリーズ。
居斎会未:かつてなら忍務であっても使う前に撤退を選んだ虎の子達だ。
居斎会未:「ま、ここまで来たならフルベットしかないけどさ!」
居斎会未:血液を再現した特殊冷却液を全身に巡らせ、全部品の静音化とポンプの稼働音で鼓動を再現し、徹底的な温度調整で体温まで偽装した。
居斎会未:出来る限り人体に近づけた彼らは、雑踏という環境に今まで以上に馴染む。つまり不意打ちの精度も必然上がるわけだ。
居斎会未:そこに数の暴力が加われば、血鬼たる先輩の目と反応速度さえ上回りうる。
鰄淵レン:「ぐ……!」
鰄淵レン:一体や二体ならば対応は難しくない。だがその夥しい手数を前にして、反射と反応より先に身体構造の可動域の、物理運動の限界が訪れる。
鰄淵レン:五体から同時に繰り出された攻撃を躱した先で、更に六体目の義腕に脇腹を抉り取られる。
鰄淵レン:「ッ!」
鰄淵レン:更なる追撃。内一体を蹴り付けた反動で中空に翻り、何とか距離を取る。
鰄淵レン:傷口から鮮血が噴き出し、人の感覚を惑わせる甘い血香が流れ落ちる。
鰄淵レン:「予想以上だな……会未くん。どれだけ準備してきたんだい?」
鰄淵レン:「軽く国家転覆くらい出来そうじゃないか」
居斎会未:「転覆は盛りすぎだけどね。何せ足抜けの時に持ち出した分+その後数年間の研究の集大成だもん」
居斎会未:「ちょっとした軍事施設くらいなら攻め落とせる兵力にはなったかな」
鰄淵レン:幻影。義体。数体を倒す程度ではまるで減る様子も無い、夥しい雑踏。
鰄淵レン:(……長引かせると不利だな。俺も出し惜しみしてる場合じゃない)
鰄淵レン:(なるべく使いたくなかったが……ここまで生き残った三人。俺も全霊を賭けないと負ける……)
鰄淵レン:(ここで不確定要素を……消す!)
鰄淵レン:群衆に向け、鰄淵が静かに掌を翳す。
鰄淵レン:術式の行使や印を結んでいるのでもない、ただそれだけの動作。
鰄淵レン:だが同時に、幻影が、義体が、糸の狂った操り人形のように悶え狂いだす。
鰄淵レン:そして、鈴木心愛と諸屋リンの全身には、凄まじい激痛が襲い来る。
鈴木心愛:「……っ!?この気配は……!」義体に混じってレンに攻撃を仕掛けようとしていたが……己の中の血が逆流するような恐ろしい感覚に襲われる
鰄淵レン:皮膚の下、肉の中で無数の蛇が蠢き回るかのような悍ましい感覚。そしてそれに伴う、想像を絶する痛み。
鰄淵レン:幻影や義体たちの目鼻口からどろりと血液が流れ出し、次々と倒れ伏していく。
鰄淵レン:それは人の上位たる、血鬼としての権能。『餌』でしかない人間の身体を、その体内血液を操ることなど、彼にとっては忍法ですらない。
鰄淵レン:血鬼にとっては、当然の権利だ。
鰄淵レン:「爆ぜろ……!」
鰄淵レン:手足の皮膚が内側から脈を打ち、骨肉が自ら爆散せんとして────。
諸屋リン:死ぬ。
諸屋リン:全身の内から、割れんばかりの激痛に苛まれ、声もあげることも出来ぬまま。
諸屋リン:意識も落ちる寸前、視界の端に映ったのは。同様に、悶え苦しむ友の姿。
鈴木心愛:「あ、ぐ……!が、あ……!」血鬼としての力で抗おうと、印を結んでいるが
鈴木心愛:「う、うう……!格が違うとは思っていたけど……こ、ここまで差が……!」あまりの権能の違いに成すすべがない。いつものようにふざける余裕もなく大きな血の塊を吐く
諸屋リン:「………ぐっ、ああっ!」わずか残された気力と声を振り絞り。彼女に向かって叫ぶように声を轟かせる。
諸屋リン:「っ、スズちゃん!────今すぐ」
諸屋リン:「“俺を見ろ”!」
鈴木心愛:「……!?」
鈴木心愛:小さな血管が裂け赤く染まりかけた目でリンくんを視る
諸屋リン:血に染まり汚れても尚、純粋で。石英のように煌めくその瞳を遮るもの。
諸屋リン:彼女の瞳と。そのレンズに写った己自身を対象に。
諸屋リン:観測が始まった。
諸屋リン:先の隕石により空いた身体中の穴という穴から吹き出る血流の流れは。逆行するようにまた、元の流れへと巡り巡る。
諸屋リン:諸屋侖という忍びは、脈々と受け継がれてきた忍びの血統により目覚めた生粋の忍び────ではない。
諸屋リン:偶々、その適性があると見込まれて。
諸屋リン:偶々、そう成らざるを得なかった環境に身を置いて。
諸屋リン:偶々、“彼”と種を共にするウィルスのキャリアであるということ。
諸屋リン:体捌きや纏う気の流れで、己とは隔絶した能力を保つ忍びであることはひと目で見て取れた。
諸屋リン:だから唯一、己が。彼に抵抗しうるものを持っているとすれば。
諸屋リン:それは。滅びゆく未来を、俺だけが覗き見たことがあるというアドバンテージだけだ。
諸屋リン:彼がその術を行使できる限度ギリギリまで。逆行する己の身体の中、変異したウィルスに染まったものが沈静するように落ち着きを取り戻す。
諸屋リン:一方彼女は、そのウィルスのキャリアでは無いだろうが。己の忍術と、“魔王流”の血流操作であれば。
諸屋リン:「致命傷は避けられたはず……なんだけど」
諸屋リン:「……スズちゃん?」
諸屋リン:「生きてる?」
鈴木心愛:「う、ごほっ……。い、いや……生きてるけど……全然ないが起こったかわからないんだけど……」
鰄淵レン:「……おいおい……」
鰄淵レン:呆れたような、苦笑に近い表情を浮かべる。
鰄淵レン:「あり得るのか?初見で『これ』に対応できる奴なんて……」
鈴木心愛:「とりあえず、守ってくれた……ってことでいいのかな……?」
鈴木心愛:「私がリンくんを見る必要あったのかな?ただかっこいい所みててほしかっただけじゃないよね?」
鰄淵レン:鰄淵レンの常識では、あり得ない。どんな熟達の忍びであっても、無拍子から放たれる体内操作を未見で躱し得た者はいなかった。
諸屋リン:「正確にはきみの眼鏡に反射した俺自身を見る必要が……まあいいか。間違ってはいないし」はあ、と息を吐いて。
諸屋リン:「いや……一歩間違えてたら普通に死んでましたよ、これ」
諸屋リン:「俺の台詞ですよ……血鬼って、他人の血流操作まで自由自在なんですか?」
諸屋リン:チートじゃん……と震えながら呟いている。
鈴木心愛:「こんなの使えたら私だって血液飲み放題だったのに……」
鰄淵レン:「ふふ……吸血鬼より未来人か」
鰄淵レン:「参ったな。出鱈目に強いじゃないか、諸屋リン……!」
鰄淵レン:──負ける。
鰄淵レン:今この瞬間、最大の勝機を逃した。
鰄淵レン:状況は完全に不利だ。三人に対し、自分はこの混沌とした状況を利とする術を持たない。
鰄淵レン:(負けるのか……ここで)
鰄淵レン:殺到する群衆を捌きながら、その時脳裏を過るのは遠い記憶だった。
GM:----
鰄淵レン:十数年前 サイバン島
鰄淵レン:鰄淵レンは、生まれながらのこの島の住民ではない。
鰄淵レン:数年前にサイバン島に移住してきたのだが──更にそれより前、まだ彼が幼い頃。両親に連れられ、旅行として島を訪れたことがあった。
鰄淵レン:「あれ……あれ、海!?」
鰄淵レン:初めて見た本物の海が、想像よりずっと大きく、ずっと青かったことをよく覚えている。
鰄淵陽子:「ふふ、レンったらはしゃいじゃって」
鰄淵陽子:その様子を微笑ましそうに少し離れた場所から母親が見つめている。
鰄淵 無明:「あまり遠くに行くんじゃないぞ」
鰄淵レン:「だって!こっからじゃよく見えないよ!」
鰄淵レン:遠くに海が見通せる小高い丘の上、ガードレールから身を乗り出す。ここに至るまでにも海は見てきたはずなのに、島のそれはまるで別物のように美しく思えた。
鰄淵レン:「父さん!肩車!肩車して!」
鰄淵 無明:「こら、危ないだろう。落ちたらどうする」
鰄淵 無明:寡黙な男の一言は、はしゃぐ息子への慈しみを帯びている。
鰄淵 無明:「まったく、ほら。乗りなさい」
鰄淵 無明:長い足を折って屈み、あなたを肩へ乗せる。
鰄淵レン:「わあ……!」
鰄淵レン:遥か遠くできらめく海面。どこまでも広がるような青空と、立ち昇る入道雲。鼻をつくのは、見知らぬ土地と潮の香り。
鰄淵レン:そして、掌に触れる髪と、自分よりずっと大きくて逞しい身体の感触。父の体温。
鰄淵レン:その記憶を今でも鮮明に覚えているのは、単に島が美しく、旅行が楽しかったからではない。
鰄淵レン:嬉しかったのだ。いつも研究に追われ、中々構ってくれない父と共に、そうして一緒に居られたことが。
鰄淵レン:いつしか成長するにつれ、そんな家庭を顧みず、忍びとしての職務を果たさんとする彼に対し、距離を取るようになっていたが──
鰄淵レン:その瞬間。その過去の記憶の美しさは。嬉しかったという感情は。
鰄淵レン:父を好きだったあの時の想いは、確かに本物だったと思うのだ。
鰄淵レン:だから、自分はあのホテルで働きたいと思った。
鰄淵レン:かつての自分のように、この島に来た人に最高の思い出を贈るために。それは血鬼の使命より、忍びの職務よりもずっと有意義に思えた。
鰄淵レン:だから、父にはそれを分かってほしかった。
鰄淵レン:父にこそ。父にだけは、その想いを分かってほしかった。
鰄淵レン:だから、自分は彼の想いを継ごうと思った。
鰄淵レン:だから、自分は遺灰戦争に身を投じることを決めた。
鰄淵レン:だから。
鰄淵レン:「だから──」
鰄淵レン:鋭利な回し蹴りが、幻影の頭を跳ね飛ばす。
鰄淵レン:赤い鮮血が舞い飛び、それがレンの全身へと降り掛かった。
鰄淵レン:「……勝つよ。父さん」
GM:----
【第六ラウンド】
GM:ラウンド6
GM:プロットをお願いします!
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:プロット前忍法をする人はいないよね?
諸屋リン:はないです
居斎会未:無いです~
GM:おーけー!プロットを悩み、決めたら決まったことを教えてね~!
鈴木心愛:あ、ないです
鈴木心愛:運転です
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
鰄淵レン:OKです
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
諸屋リン:OK
鈴木心愛:どうすっかなー
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
鈴木心愛:うーん
鈴木心愛:OK!
GM:居斎さんは大丈夫かな?
居斎会未:あ、OK!
GM:おっけ~!
GM:それではダイスおーぷん!
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「2」です。
第六ラウンド
○戦場:雑踏
<プロット6>
()
<プロット5>
(鰄淵)
<プロット4>
(居斎)
<プロット3>
()
<プロット2>
(心愛)
<プロット1>
(諸屋)
GM:ではプロット5!
GM:鰄淵さんの手番です!
鰄淵レン:う~む
鰄淵レン:まああやっていくしかないな 範囲内の鈴木・居斎組に範囲攻撃します
GM:了解です!指定特技なんでしたっけ?
諸屋リン:憑依術だっけ
鰄淵レン:憑依術です!
GM:ありがとうございます!
鰄淵レン:あ~ちょっと待って
諸屋リン:う~んそうだな……
諸屋リン:おっどうしました
GM:ヌッ
鈴木心愛:私を狙うなら全力で破るぞ
鰄淵レン:対象会未くんだけで
諸屋リン:ほう……なるほどね。
居斎会未:うえっ
鈴木心愛:その手があったとは……!
GM:なるほど……
居斎会未:ぼくだけなら他二人も妨害しに来ないって読みか
鰄淵レン:普通に今一番有利だしな……
GM:奥義破りをする人はいるかな?
諸屋リン:確かに体力リードしてるしな~
鈴木心愛:蟹
居斎会未:ぼくはもちろんやるよ
諸屋リン:現状は破り参加しないかな?
鰄淵レン:奥義も見えてない
鈴木心愛:私も……ここで破ろうとしたら
鈴木心愛:次からレンさんに範囲巻き込まれそうだしな
GM:なるほど、では居斎さんのみですね
GM:居斎さん奥義破りどうぞ!
居斎会未:それはそのうち巻き込まれると思うけど……
居斎会未:というかぼくの体力削れた時点で心愛ちゃん巻き込まない理由ないし
居斎会未:まあともあれ振ります
居斎会未:2D6>=10 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6>=10) → 6[3,3] → 6 → 失敗
鰄淵レン:はあはあ 撃ちなので射撃3点です
GM:失敗……!では任意の二点+射撃ダメージ一一点ですね
諸屋リン:どうなるかな~
GM:だいたい射撃3という噂
居斎会未:うーん
居斎会未:まあ、仕方ないか……
居斎会未:反転解除 絶対防御/くらまし/防御低下。指定特技:絡繰術。
GM:なにっ!!?
GM:奥義!?
諸屋リン:うわ~くら防!
GM:追加忍法!?
鰄淵レン:ニャア~ッ
居斎会未:同じシーンに登場しているキャラクターが【生命力】を失ったときに使用できる(ただし、【生命力】を消費した時には使用できない)。【生命力】を失ったキャラクターの中から一人を目標に選ぶ。
目標の【生命力】の減少の中から好きな3点分を軽減することが出来る(0点未満にはならない)。奥義破り判定に-2の修正がつく。
鈴木心愛:ベストフィットしている
GM:では……絶対防御くらまし(奥義破りに-2)で防ぎました!
居斎会未:ちょうど3点弾くよ
GM:【防御低下】は防げるダメージが4→3だけど問題なく防げますね
鈴木心愛:くらましやべ~
鰄淵レン:みんな……私を狙ってる場合じゃないぞ
諸屋リン:どうやら……そうかもしれないな
GM:では鰄淵さんは以上かな?
鰄淵レン:以上です!
GM:おっけー!
GM:続いて居斎さんの手番です!
居斎会未:先輩に土竜吼:分身の術・間合い2・コスト3で!
鰄淵レン:こっちかよ~!
GM:なるほどね 判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
居斎会未:だってタイマンキツイんだもん
諸屋リン:避けろレンチュウ!
GM:逆凪でもないですね、成功!
GM:鰄淵さんは回避どうぞ!
鰄淵レン:>=10 (判定:壊器術)
鰄淵レン:こんなの無理すぎる~
鰄淵レン:心愛ちゃん修正くれたりしない??
鈴木心愛:あー
鈴木心愛:いいですよ。+1あげます
鰄淵レン:ありがとう!!!
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 4[1,1,2] → 4
鰄淵レン:カス
諸屋リン:ウッソだろ!
GM:うそでしょ
鈴木心愛:クズじゃん
鰄淵レン:死にました
居斎会未:いぇ~い
サブGM:そんな……
GM:ま、まだ死んでないから……
鰄淵レン:1D6
ShinobiGami : (1D6) → 1
鈴木心愛:同時攻撃じゃないから連撃だったらヤバかったけど
鰄淵レン:ワシの器術が~~~
鈴木心愛:上に行くなら1点で済むか
居斎会未:よしよし
GM:そうですね……!
GM:居斎さんはプロット5に移動ですね
諸屋リン:いい忍法だぜ
諸屋リン:回避と攻撃を両立している
鈴木心愛:これな~
鈴木心愛:居斎さん殴りたかったけど
居斎会未:移動マジで便利
鈴木心愛:命中すると射程外に行っちゃうんだよな
鈴木心愛:だから+1修正をしたのだが……
GM:では居斎さんは以上だと思うので心愛ちゃんの手番です!
鈴木心愛:リンくん、手番スキップするのでリンくんもこのRは私見逃してくれませんか?
諸屋リン:心愛ちゃんの奥義が見えてないのが怖すぎるんですが
諸屋リン:わたしも後がないので……場が平坦になるか誰かひとり落ちるまでは心愛ちゃんとはお互い不戦したい気持ちがありますね
諸屋リン:というわけで承諾します
鈴木心愛:では私はパスします
GM:OK!
鰄淵レン:マジかよ~!
鈴木心愛:「うっ……あの二人の戦い、やっぱり次元が違う……。私じゃ割って入ることすらできないよ」
GM:では最後に諸屋さん!何かすることはあるかな?
諸屋リン:パスかな~。
諸屋リン:手番以上。
GM:おっけ~!
GM:ではこのラウンドおわり!
GM:----
鰄淵レン:「そこか……!」
鰄淵レン:絶え間なく襲い来る大量の義体の中、目まぐるしく巡る人工血液、その流れをつぶさに読み取る。
鰄淵レン:視界はゼロに近くとも、はっきりと分かる。義体に指示を出し、自ら司令塔となっているその血流。
鰄淵レン:「貰った──」
鰄淵レン:脚部を破壊し行動不能にすべく、内部から血液を破裂させんとする。
居斎会未:「そう来るよね、もちろん」
居斎会未:「これはぼくの主義と研究には真っ向から反するんだけど」
居斎会未:「なりふり構って勝てる状況じゃないからさ。ぼくが機械である利点を最大限利用するとするよ」
居斎会未:ガシャン。居斎の全身から機械音が鳴る。回路停止以降力なく垂れ下がっていた左腕が切り離され血に転がる。
居斎会未:パーカーを地に落とすと、曝された右腕・右脚・左脚の外側に金属的な切れ目が入りパーツが外側へと外れていく。
居斎会未:同時に首の裏側からもパーツがせりあがり、五箇所全てから血と同じ色の液体が詰まった管が蒸気と共に排出された。
鰄淵レン:「な……」
鰄淵レン:見知った姿が機械としての構造を露わにする光景に、一瞬瞠目する。
居斎会未:『模造血液カートリッジ緊急排出、正常に終了』
居斎会未:普段の彼女の声とは別の、システム的な女声が響く。
居斎会未:「ぼくの研究の最終目標こと、反転型インプラント」
居斎会未:「これは本来のインプラントのある意味真逆を指すって意味で名付けたんだ」
居斎会未:「人体の中に機械を埋め込むことで正常な人体としての働きを補完する。これが医療におけるインプラント」
居斎会未:「機械によって正常な人体の働きの全てを再現して、そこに人間の意識を埋め込むことで一人の『人間』として機能させる。これがぼくの目指す義体の最終形態」
居斎会未:「人間への機械の移植じゃなく、機械への人間の……あるいは魂の移植とでもいうべきかな?」
居斎会未:「今のぼくはその機械側の最高傑作なんだよね。つまり、限りなく人体を再現した義体ってこと」
居斎会未:「でも、あくまで義体だ。人間じゃない。この赤い液体は血じゃなくて各部を適度にクールダウンする冷却液」
居斎会未:「ここまで言えば当然分かるよね?先輩のその技はぼくには必殺足りえないってわけだ」
居斎会未:再び機械音を立てながらパーツが元の場所へと戻っていく。あっという間に継ぎ目は見えなくなり、そうなれば彼女はただの人間にしか見えない。
居斎会未:しかし、人間ではない。彼女が無傷に見えること自体がその証明だった。
鰄淵レン:「……そのようだね」
鰄淵レン:息を吐くと同時、再び義体の群れに取り囲まれる。
鰄淵レン:「……確かに勝ちの目は薄いな。だからと言って……」
鰄淵レン:四方八方から殺到する攻撃を、避ける。避ける。避け続け、ひたすらに耐え続ける。
鰄淵レン:「ここで諦めるのは、鰄淵レンじゃない」
GM:----
【第七ラウンド】
GM:ラウンド7
GM:プロットお願いします!
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
鈴木心愛:OK!
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
諸屋リン:OK
居斎会未:OK!
鰄淵レン:OK
GM:おっけ~!
GM:それではダイスおーぷん!
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「3」です。
第七ラウンド
○戦場:雑踏
<プロット6>
()
<プロット5>
(居斎)
<プロット4>
()
<プロット3>
(心愛、諸屋)
<プロット2>
()
<プロット1>
(鰄淵)
GM:OK!
GM:では……プロット5!
GM:居斎さんの手番です!
居斎会未:ぼくからか~
居斎会未:ここで行こうか 悪吼身(いずくんぞむくろほえんや):分身の術・間合い3・コスト1で心愛ちゃんに攻撃で
GM:了解です!判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
GM:成功!心愛ちゃんは回避どうぞ!
鈴木心愛:え~やだ
諸屋リン:出目つよレディ
鈴木心愛:分身術?
居斎会未:分身だよ
鈴木心愛:もしここでファンブルしたら
鈴木心愛:奥義破りしにくい居斎さんと逆凪の私で先輩の範囲攻撃破らないといけなくなりそうだけどな
鈴木心愛:まあそうなったら居斎さんが悪いってことで
鈴木心愛:【透視】使って+2で回避してみるぜ
GM:居斎さんには鰄淵さんの範囲攻撃届かなさそう
鈴木心愛:なるほどなー
GM:判定どうぞ!
鈴木心愛:2D6>=7+2 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=9) → 4[1,3] → 4 → 失敗
鈴木心愛:うわ~本当にファンブルしてしまった
GM:雑踏で逆凪ですね……!
諸屋リン:心愛~~~!
鈴木心愛:攻撃くらいます。即座に逆凪だよ
居斎会未:なら独自射撃戦の効果を起動してこの後別の攻撃忍法使うよ
居斎会未:そしてここで回想を切らせてもらおう
GM:うおーっ【独自射撃戦】の効果だ!
GM:回想!
居斎会未:ダメージ+1!
鈴木心愛:死んじゃうな~
GM:なにっ!
諸屋リン:なんだとお~
GM:では射撃1が射撃2になりますね……!
鰄淵レン:ヤバいアルよ
鈴木心愛:うう……なけなしの兵糧丸を食べて体術を取り戻します
鈴木心愛:体術だけの存在になります
GM:射撃1じゃなく射撃1と接近1でした
鈴木心愛:そうだった
鈴木心愛:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(5) → 戦術
鈴木心愛:戦術だから関係なかったぜ
鈴木心愛:体術だけ残して生きてます
GM:裁定的には0になってからの兵糧丸はNGなんだけど
GM:ランダムダイスで戦術が出てたしいい具合の順番で処理したことにしましょう
居斎会未:はーい
鈴木心愛:ダメージ適用前にもぐもぐすれば体術が接近戦で潰れない限り結果変わらないはず?
GM:そうですね!なのでOKです!
居斎会未:では続けてぼくの手番かな
GM:はい!
鈴木心愛:射撃戦の効果だぜ
GM:【独自射撃戦】の効果でもう一回です!
居斎会未:OK!なら土竜吼:分身の術・間合い2・コスト3で心愛ちゃんに追撃!
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
鈴木心愛:あ、ファンブルだ
居斎会未:うわっ
GM:おっと逆凪ですね……!
鰄淵レン:凪!
諸屋リン:どうなるか
鈴木心愛:ぎりぎり生き残ったのか……?
GM:ちなみにまだプロット5なので
GM:ギリギリ心愛ちゃんは逆凪ではないです
居斎会未:ここは切るかな 神通丸使います
鰄淵レン:あっそうなるんだ
GM:あっいや……
GM:他にプロットに人がいないから
GM:即座に逆凪か
鈴木心愛:同時攻撃じゃないから逆凪だと思ってたぜ
諸屋リン:そのルールだった気がする
GM:そうですね……!
GM:逆凪だぜ
鰄淵レン:そうならなかった
GM:そして神通丸了解です!
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
居斎会未:マジ?
諸屋リン:ムッ!
GM:おおっと!
鈴木心愛:助けて~
鰄淵レン:これが2D6ちゃんですか
サブGM:出目いいねって話をした途端に……
居斎会未:うーん 凪ぐのは怖いんだよな……
居斎会未:仕方ないか 宿星も切ります
鈴木心愛:全部だ
諸屋リン:リソース有杉
GM:なるほど……【宿星】!
鈴木心愛:もし私倒されたら
鈴木心愛:最後の一撃で居斎さん狙いますからね
本田ナナ:死ぬの!?
居斎会未:え、マジ?
居斎会未:それは流石にキツイな
鈴木心愛:命はリソースでしょ
諸屋リン:燃やし尽くすつもりかよ
居斎会未:じゃあ宿星無しでこのまま凪ぎます
鈴木心愛:私は奥義持ってますからね
鈴木心愛:使わずに出番終わるの勿体ないし……
居斎会未:そしたらプロット5から動かずに済んで先輩の範囲攻撃内に入らないし
GM:そうですね……!プロット5のままです!
GM:では【宿星】なしで以上かな?
居斎会未:以上!
GM:はーい!
GM:ではプロット3!
GM:心愛ちゃん凪だけど一応二人で1d100お願いします!
諸屋リン:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 76
鈴木心愛:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 25
鈴木心愛:ごほっごほっ
GM:諸屋→心愛ちゃん!
GM:では諸屋さんの手番です!
鈴木心愛:死んじゃうよ~
諸屋リン:ヌ~ン
諸屋リン:レンさんってちなみに
諸屋リン:わたしがここの回、範囲攻撃居斎さんだけに目標撃ちますつったら
諸屋リン:範囲に俺含めるのやめたりしてもらえたりします?
鰄淵レン:う~ん
鰄淵レン:ちょっと考えますね
諸屋リン:ウム
鰄淵レン:う~ん まだそっちの方が目があるか?
鰄淵レン:次で心愛ちゃんにだけ奥義打つのでそれを破らないって条件を足すのは?
諸屋リン:なるほど
鈴木心愛:それしたら私は普通にレンさん倒しに行きますからね
居斎会未:それ心愛ちゃんが先輩に最後の一撃撃つんじゃない?
諸屋リン:俺は心愛ちゃん十中八九不死身だと思ってるから大丈夫だとは思うんだけどな~
鰄淵レン:言うて結局誰かがやらなきゃあかんしな……
鈴木心愛:リンくんも今の状態で居斎さんと1:1になったら困るんじゃないの~?
鰄淵レン:このまま体力2でスペ狙いの試行回数重ねられたら
諸屋リン:ここで心愛死なない読みかな
鰄淵レン:思う壺な気がする
鈴木心愛:もう1です
居斎会未:そこは本当にそう
諸屋リン:なので条件飲みます
鰄淵レン:🆗
鈴木心愛:マジで不死身ではないから後で後悔しても知りませんからね
鰄淵レン:もうリスクを取らないといけない局面に来ているのだ
諸屋リン:じゃあなんなんだろ……まあもう止められねえ!
諸屋リン:対象居斎さんのみに『アキレスは亀を越えず』範囲攻撃/滅び/人数制限 指定特技は《生存術》。
GM:了解です!奥義破りをする人はいるかな?
居斎会未:凪いでて破れないんだよな~
鰄淵レン:破りません
鈴木心愛:破れないのだ
GM:心愛ちゃんも逆凪だから破れないですね……!
GM:では通ります!
居斎会未:なのでこっちも奥義 反転解除 絶対防御/くらまし/防御低下。指定特技:絡繰術。
GM:こちらも奥義!
GM:奥義破りをする人はいるかな?
諸屋リン:破ります
居斎会未:リン君破れそうで怖いんだよな~~
鈴木心愛:逆凪だから……
GM:鰄淵さんはどうします?
鰄淵レン:あ~
鰄淵レン:そうか こっちも挑戦できるんだ 破ります
GM:OK!
GM:では男性陣で奥義破り判定どうぞ!
諸屋リン:の前に兵糧丸を
GM:パクパク
諸屋リン:食べます。忍具0 体術復活。
諸屋リン:八角鏡の効果 奥義破り判定を行うとき、プラス1の修正がつく。その奥義が奥義開発を行っていたものや、惟神だった場合、さらにプラス2の修正がつく。
諸屋リン:くらましと補正込みで+1
居斎会未:やめろ~!
諸屋リン:SG#4+1>=6 (判定:騎乗術)
ShinobiGami : (SG+1@12#4>=6) → 2[1,1]+1 → 3 → ファンブル
GM:-2+1+2というわけね……
居斎会未:あっ
諸屋リン:ウワ~マジ?
鰄淵レン:あ……
GM:諸屋ーーーーーッ
鰄淵レン:2D6+1>=8 (判定:砲術
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 7[3,4]+1 → 8 → 成功
鰄淵レン:はあはあはあ
諸屋リン:レンさん……
サブGM:す、すごい出目
居斎会未:くっ
鈴木心愛:すげ~
GM:奥義破り成功です!
GM:居斎さんは任意の2点ダメージ!
居斎会未:ちょっと待ってね
居斎会未:体術と妖術に食らう!
GM:了解です!
諸屋リン:凪って以上
GM:はーい!
GM:では続いて心愛ちゃん!
GM:逆凪だけど……なにかやることあるかな?
鈴木心愛:ないでしゅ……
GM:OK!
GM:では最後にプロット1!鰄淵さん!
鰄淵レン:う~ん 無しかな
GM:了解です!
GM:ではラウンド7終了!
諸屋リン:ハァハァハァhァ
鈴木心愛:はぁはぁ……ありがとうございます!くぅ~ん!
GM:----
居斎会未:混沌を極める戦場。そんな余裕もないはずなのに、不意に脈絡もないデータが脳裏をよぎる。
居斎会未:これが走馬灯ってやつなのかな。そんな機能、組み込んだ覚えも組み込まれた覚えもないんだけど。
居斎会未:―――
居斎会未:○月×日
居斎会未:ようやく追っ手を撒いて拠点に落ち着けた。研究所から持ち出した義体達も半分以上が無傷だ。想定よりずっと良い結果。
居斎会未:これでようやくお小言を言われず好きな研究に打ち込める。環境は流石にだいぶランクダウンするけど、まあこれから整えよう。
居斎会未:ついでに表の仕事も探すことにした。せっかくなら普通の暮らしってやつも体験してみたいし。色んな人と話せる仕事が良いから接客業にしようかな。
居斎会未:
居斎会未:○月×日
居斎会未:今日が初出勤。流石に業務内容は多かったけど、まあボクの頭脳で覚え損ねるほどではないからどうにかなりそう。
居斎会未:同じ職場で働くセンパイとも初顔合わせだった。でも、一般人ではなさそう。厄介ごとはごめんこうむりたいんだけどな。
居斎会未:もし何かしてくるようなら早々に義体達を動員する羽目になるかもしれない。トンネルを建設した後でよかったと思おう。
居斎会未:
居斎会未:○月×日
居斎会未:働き始めてもう1か月。例のセンパイは何もしてこない。いや食事には誘ってきたけど、それくらい。
居斎会未:ボクと同じで忍務どうこうをプライベートに持ち込みたくないタイプなのかな。だとすればこっちとしても有り難いんだけど。
居斎会未:一応警戒は続けるとして一度お誘いに乗ってみようかな。ここら辺のお店に詳しいらしいし、奢りだって言ってたし。
居斎会未:何より、職場の人と仕事帰りにご飯ってかなり普通の暮らしっぽい。どうか彼もボクと同じタイプでありますように。
居斎会未:
居斎会未:○月×日
居斎会未:センパイからプレゼントをもらった。勤続3か月記念らしい。半端じゃない?って聞いたらこういうのは祝いたい気持ち優先で良いんだって返された。
居斎会未:楽しいことと嬉しいことは多いほうが良い。センパイの持論。確かにそうだと思うし、大人しく倣っておこう。
居斎会未:平穏に3か月過ごせたのが嬉しい。プレゼントも嬉しい。センパイからだから、余計に。それだけで良いんだ、きっと。
居斎会未:
居斎会未:○月×日
居斎会未:どうしよう。夢にセンパイが出てきた。薄々そんな気はしてたけど、そろそろ言い訳が出来ない気がする。
居斎会未:まあもう組織のしがらみとかないし、センパイはプライベートに忍務どうこう持ち込まない主義っぽいし。あんまり困るわけでもないのかな。
居斎会未:いや、でも普通に経験多そうだからそういう意味では困るかも。ボクはそういうのはさっぱりだから上手くやれる気があんまりしない。
居斎会未:とりあえず長期戦で行こう。「今よりもっと親しくなる」と「好みを調べて合わせる」くらいのお粗末な作戦しか出てこないけど、そこは今後のボクに期待だ。
居斎会未:
居斎会未:考察:センパイの好みについて
居斎会未:・スカートよりパンツスタイルのほうが受けがいい気がする。要観察。
居斎会未:・誉め言葉は過剰と思うくらいストレートで良い。その方が嬉しそう。
居斎会未:・自分のことはあんまり話してくれない。踏み込まない方が良さそう?
居斎会未:―――
居斎会未:○月×日
居斎会未:最悪だ。ここ数日のメディカルチェックで出てた異常の原因が分かった。
居斎会未:Mウイルス。今のところ治療法どころか予防法もその手掛かりも分かってない未知の病。
居斎会未:天才って言っても流石に医療分野は門外漢だし、こうなったらもういつ発症しても良いよう保険をかけるくらいしか手が無い。
居斎会未:魂の移植技術完成が間に合うかも怪しいし、今日から人工知能開発に着手することにした。どうか不必要な努力で済みますように。
居斎会未:
居斎会未:○月×日
居斎会未:大分紆余曲折はあったけど『A.I.M.I』が実用段階に入りつつある。当初の設計とはズレたけど渾身の出来だ。
居斎会未:ボクが居なくなったとしても、この子ならボクの研究を引き継げる。知識も、記憶も、感情も、意思も。全てを継いでくれる。
居斎会未:そうなったときはボクの恋もこの子に託すことになるだろう。そこに関してはちょっと複雑でもあるけど。
居斎会未:でも、今となってはこの恋もボクの一部だから。取り除いて構築する方が嘘になるもんな。
居斎会未:
居斎会未:○月×日
居斎会未:最悪だ。3か月前のあの日より更に。ボクはここまでの仕打ちに合うようなことをしたか?そりゃ脱走と持ち逃げはしたけどさ。
居斎会未:センパイがMウイルスに感染してる。ボクのせいかもしれない。感染経路自体が分かってないから違うかもしれないけど。
居斎会未:ボクはぼくを作ったからどうにかなる。でもセンパイは?後回しにしてた魂の移植を改めて研究しなおさないと。
居斎会未:間に合うかわからない。そもそもセンパイとボクとどっちが先に発症するかも未定。明日二人揃って死んでてもおかしくないんだ。
居斎会未:この際ボクは良いから、どうかセンパイが発症しませんように。幸い移植技術さえ完成すれば、義体の方は完成済みだから。
居斎会未:その義体は今のところ『A.I.M.I』を仮でセットしてある。ボクの心拍が停止したら自動で起動するようにセット済みだ。
居斎会未:ボクに何もなければ起動せずに済む。そうならなかった場合は、もう。 今後のぼくに期待だ。
居斎会未:―――
居斎会未:(ああ、そうだね。ボク)
居斎会未:結局、ボクの努力は不必要な物じゃなかった。あっさりと発症したMウイルスのせいでボクは死に、ぼくが起動した。
居斎会未:魂の移植は今もまだ完成していない。自己同一性の確保に義体への生理的嫌悪感や拒絶反応。課題をクリアしきれてない。
居斎会未:天才にだって限界とか限度って言葉はあると、思い知らされる日々だった。届かない領域があると。
居斎会未:あるいは、だからこそこんな場所に居るのかもしれない。記憶の無いいつかのボクが、藁に縋ったから。
居斎会未:胡散臭いデスゲームなんてものを催してでも、先輩の命を救おうとしたから。
居斎会未:「……ならもう、これに殉ずるしかないよね」
居斎会未:最後の一瞬まで研究に費やしたボクのように。ぼくも全力を尽くすしかない。
居斎会未:「頼むよ、No.400達!」 まだ手を曝し切っていない鈴木さんを落とそうと、義体達へ指示を出す。
鈴木心愛:「そんな……!私は再生装置を全く持っていない善良な非黒幕なのに私から狙うなんて……!」
鈴木心愛:義体達になんとか対応しようとするが、全く動きが追いつかない。肉体の制御が外れ高速起動から一瞬脱落する
鈴木心愛:「うっ……だめ……!血の力を開放しても、もう身体が……」
鈴木心愛:首筋に禍々しい茨の首輪の紋章が浮かび始める。高位吸血鬼からの支配、血の戒めを抑える体力すらもう殆ど残っていない
GM:----
【第八ラウンド】
GM:ではラウンド8!
GM:プロットお願いします!
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
諸屋リン:あっう~ん……
Tekey:諸屋リンがダイス目を変更しました。(秘匿)
諸屋リン:失礼 こうします プロOK
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
居斎会未:OK!
鰄淵レン:待ってね
鈴木心愛:でえじょうぶだ、ドラゴンボールがあれば生き返れる
GM:ゆっくり考えて~!
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
鰄淵レン:OK
GM:OK!!
GM:それではダイスおーぷん!
Tekey:諸屋リンがダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「2」です。
第八ラウンド
○戦場:雑踏
<プロット6>
()
<プロット5>
(居斎)
<プロット4>
()
<プロット3>
()
<プロット2>
(心愛、鰄淵)
<プロット1>
(諸屋)
鈴木心愛:はぁはぁ……
鈴木心愛:死にたくないよ~
GM:それでは……プロット5!
居斎会未:皆遠いな……
GM:居斎さんの手番です!
居斎会未:連撃機能はもうないけど届くのこれだけだし悪吼身(いずくんぞむくろほえんや):分身の術・間合い3・コスト1!
居斎会未:心愛ちゃん狙うと反撃されるだろうから先輩狙いで
GM:殴ることはできる……!判定どうぞ!
鰄淵レン:やめて~~~~
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
居斎会未:我ながら出目えらすぎ
諸屋リン:マジで強すぎる 出目わけて
GM:成功……!鰄淵さんは回避をどうぞ!
鈴木心愛:こんなに出目がいいのおかしいよ~
鰄淵レン:う~ん
鰄淵レン:えー 兵糧丸で器術を回復します 残り0
鰄淵レン:>=10 (判定:壊器術)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 8[2,2,4] → 8
居斎会未:よっし!
鰄淵レン:ダメか
GM:当たりましたね……!
鰄淵レン:また器術を損傷します
GM:器術がなおったり壊れたりしている
鈴木心愛:器術なんだ
居斎会未:先輩の敵、ぼくだけじゃないしね
GM:では居斎さんは以上かな?
居斎会未:以上!
鈴木心愛:私は自分が生き残るのだけで精一杯なのに……先を見る余裕があるなんていいな……
GM:では続いてプロット2!
GM:お二人は1d100をお願いします!
鈴木心愛:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 46
鈴木心愛:レンさまに従います~!く~んぺろぺろ
諸屋リン:みたくなかったな 友達のこんな姿
鰄淵レン:1D100
ShinobiGami : (1D100) → 45
鰄淵レン:ヒョオ~ッ
鰄淵レン:いけっピカチュウ!
鈴木心愛:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 64
鈴木心愛:先に殴るよハム太郎
GM:心愛ちゃん→鰄淵さんですね!
GM:では心愛ちゃんの手番です!
鈴木心愛:レンさま~
鈴木心愛:く~んく~んワンワン!どうしたら良いワン?
鈴木心愛:殴る相手を教えてほしいワン!
鰄淵レン:リンくんを倒しなさい それがあなたの使命なのです
諸屋リン:戻れ戻れ!元の心愛に戻れ!
鈴木心愛:わかったワン!凶手使ってリンくんを殴るワン!
居斎会未:友達のこの姿見せられた上に殴られるリン君かわいそう
GM:かわいいワンちゃんだね 判定どうぞ!
鈴木心愛:2D6>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功
GM:【凶手】成功!
鈴木心愛:やったワン!御主人様~
鰄淵レン:ヨ~~シヨシヨシ いい子だね~~
諸屋リン:居斎さん 見ていますか
諸屋リン:彼のこの姿を
鈴木心愛:生命力を1点消費して【呪角】うつワン
鈴木心愛:リンくんねらうワン
GM:了解ワンね 判定どうぞ!
居斎会未:先輩……
鈴木心愛:そしてもう腐りそうなので折角だから奥義使うワン
GM:奥義!?
諸屋リン:今!?
GM:追加忍法!?
鰄淵レン:なにっ!
居斎会未:まさか
鈴木心愛:魔血角少女独立権/結界術/完全成功/輝き/戦闘集中
鈴木心愛:ダイス目で10が出たことにするワン!
諸屋リン:なんだとお~
GM:完全成功【輝き】!ダイスが10出たことにできる奥義と改造!
GM:ではスペシャルしました!
鈴木心愛:生命力を1点回復するワン!
鰄淵レン:いい子過ぎるだろ
鈴木心愛:妖術回復するワン!
諸屋リン:スペダイスもたのむぜ
鈴木心愛:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 6
諸屋リン:オイオイオイオイ
GM:笑っちゃった
居斎会未:デカすぎる
鈴木心愛:く~んく~ん
鰄淵レン:嘘だろ?
諸屋リン:死ぬわ俺……
鈴木心愛:私……犬になったほうがいいかも
サブGM:メチャクチャ言ってない?
鰄淵レン:殺す……こいつは殺さなきゃダメだ
GM:では……接近戦ダメージ6ですね……
鈴木心愛:回避指定は呪術です
諸屋リン:取り戻してんじゃねえよ!本来の血鬼としての力を
居斎会未:リン君ーー!
鰄淵レン:アイヤ~ッ
諸屋リン:まず《跳域》を使用します。
諸屋リン:SG#2>=5 (判定:飛術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
諸屋リン:成功。戦場変更ダイスを振ります。
居斎会未:成功しとる
諸屋リン:BT
ShinobiGami : 戦場表(6) → 極地:宇宙や深海、溶岩、魔界など。ゲームマスターは、ラウンドの終わりに1D6を振る。戦闘開始時からの経過ラウンド以下の目が出ると、この戦場にいると、接近戦ダメージを1点受ける。この戦場から脱落した者は、1D6を振り、変調表の結果を適用すること。
諸屋リン:来た…!
GM:うおっ極地
鈴木心愛:リンくん……信じてたよ
鰄淵レン:おぎゃ~~~!!
居斎会未:うわっ
諸屋リン:回想を使用。判定値に+3。
GM:回想……!
鈴木心愛:回避行けるやん!
諸屋リン:回避判定は跳域と併せて+5。
鰄淵レン:でかすぎ
鈴木心愛:F低いし完全に避けましたねこれは
諸屋リン:SG#2+5>=10 (判定:見敵術)
ShinobiGami : (SG+5@12#2>=10) → 3[1,2]+5 → 8 → 失敗
鈴木心愛:嘘でしょ
諸屋リン:ムウ……
鰄淵レン:リンくん……
居斎会未:出目が……
GM:諸屋さん…………!
鰄淵レン:10はな……
諸屋リン:5以上で成功だったんだよな~
鈴木心愛:じゃあ……ごめん……6点接近戦与えますね……
GM:でも5が出たらいけてたのだが……
サブGM:でも+5だから普通の判定と一緒のはずなのだが……
鰄淵レン:2D6判定なんてやめましょうよ!!
居斎会未:6点はもう 粉微塵でしょ
鰄淵レン:命がもっだいだい!!
諸屋リン:だめですね。脱落します!あと頑張ってね~
居斎会未:リン君ーーー!!
鈴木心愛:生命力は妖術を回復させてみます
GM:諸屋さん脱落……!
GM:了解です!
鈴木心愛:あと呪角の効果でこれから全部の判定に+1ボーナスもらいます
鰄淵レン:リンくん……!
鰄淵レン:何やってんだお前ェ!
鈴木心愛:おいしかったよ
GM:では心愛ちゃんは以上かな?
鈴木心愛:以上です!
GM:はい!
GM:それでは鰄淵さんの手番です!
鰄淵レン:こうなってはもう……やるしかないな
鰄淵レン:奥義範囲攻撃 対象は二人です
鈴木心愛:待った!
鰄淵レン:なにっ
鈴木心愛:交渉しましょう
居斎会未:余地なくない?
鰄淵レン:この期に及んで交渉だと~!?
鈴木心愛:私破らないから居斎さんだけにしてください
鈴木心愛:お願いします御主人様~
居斎会未:先輩的にはタイマンも相当嫌でしょ
鈴木心愛:リンくん倒したじゃないですか!
鈴木心愛:その功績を認めて何卒……
居斎会未:全ての判定に+1入ってるし
鰄淵レン:心愛ちゃん……君はよい犬として働いてくれたが…………
鰄淵レン:奥義が切れた今この瞬間に殺さないともう多分勝てなくなる
鈴木心愛:居斎さん絶対防御あるんですよ
鰄淵レン:それはそうなんだよな~
鈴木心愛:普通に私から落としたら居斎さん攻撃できなくてやばいんじゃないですか?
鈴木心愛:あと私回想あるから1回はほぼ100破れますよ
居斎会未:でもぼく落とした後心愛ちゃんとタイマンもたいがいキツクない?
居斎会未:奥義破らないとその子毎ターン回復するよ?
鈴木心愛:先輩呪術残ってるから……
居斎会未:難易度8がそう簡単に通る?
居斎会未:今までの戦況見てきてそう思う?
鈴木心愛:助けて~
鰄淵レン:囀るな……小娘共!
鰄淵レン:この勝機を逃せば勝てるものも勝てなくなる!!
鈴木心愛:蟹
鰄淵レン:もはやダイスを信じて振るしかねえ!!範囲攻撃だ!!指定特技は憑依術!!
鈴木心愛:これは確蟹という意味です
GM:戦場も極地になりましたからね……
GM:奥義破りをする人はいるかな?
居斎会未:します!
鈴木心愛:やりま~す。呪術持ってるので目標値6です
GM:はい!お二人は判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=10 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6>=10) → 8[4,4] → 8 → 失敗
鈴木心愛:あと【透視】で+2修正入れます
鰄淵レン:上がりすぎ
鈴木心愛:ファンブル以外成功だけどファンブルしたらレンくん勝ちだな……
鈴木心愛:2D6+1+2>=6 (判定:呪術)
ShinobiGami : (2D6+1+2>=6) → 5[2,3]+1+2 → 8 → 成功
鈴木心愛:はぁはぁはぁはぁ
鈴木心愛:破りました
鰄淵レン:ピカチュ^~
GM:ギリギリ成功……!
GM:では奥義は破られました!
GM:鰄淵さんは以上かな?
鰄淵レン:以上……です!
GM:はい!
GM:では極地になったので……
GM:ダイスをふります。ダメージあるが……
GM:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 3
鈴木心愛:今何ラウンドなんだ?
諸屋リン:7?
GM:8!
鰄淵レン:確定
鈴木心愛:じゃあ確定ダメージじゃん!
居斎会未:そうなんだよな
鈴木心愛:死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
諸屋リン:ジョースターさん……俺の……最後の……
諸屋リン:贈り物です……
GM:では接近戦ダメージ1点をみなさん受けてください!
鰄淵レン:いらねえ!!
鰄淵レン:1D6
ShinobiGami : (1D6) → 2
鈴木心愛:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(5) → 戦術
鰄淵レン:ぐああああああああ
居斎会未:このラウンド使ってないので奥義使います 反転解除 絶対防御/くらまし/防御低下。指定特技:絡繰術。
鈴木心愛:これどっち残すのがいいんだ……
鰄淵レン:体術がなくなります
GM:奥義!
鰄淵レン:居斎会未!!
鈴木心愛:あっ一人だけ有利
GM:破る人はいますか?
鰄淵レン:破りまくり
鈴木心愛:破りたいょ……
居斎会未:これ二人は受けた後に判定?
諸屋リン:同時じゃないかな~?
鰄淵レン:このタイミングならまだ体術使えますよね?
GM:同時ですね!
鈴木心愛:多分受ける前に行けると思う
GM:使えます!まだ削れる前
居斎会未:くっ 破られませんように!
鈴木心愛:レンさん……ここはお互い
鈴木心愛:感情しあいましょうよ!
鰄淵レン:そういえば……修正があるんだった
鰄淵レン:あげます
鈴木心愛:我々には絆の力がある
GM:そうだ 感情があるんだ
居斎会未:うわっ そうじゃんこの人たち
鰄淵レン:これが吸血鬼の絆の力だ
鰄淵レン:2D6+2>=8 (判定:砲術)
ShinobiGami : (2D6+2>=8) → 8[2,6]+2 → 10 → 成功
鈴木心愛:手裏剣術残ってるので結構破れそう
鰄淵レン:絶対防御破れたり
居斎会未:くらまし入れてる? いや入れててもか
GM:成功してる……!一応心愛ちゃんもふってね~!
鰄淵レン:くらまし忘れてたけど丁度成功
鈴木心愛:2D6+1+2-2>=8 (判定:手裏剣術) 透視こみです
ShinobiGami : (2D6+1+2-2>=8) → 5[2,3]+1+2-2 → 6 → 失敗
居斎会未:くっそ~ 振ります
鈴木心愛:レンさあああああん!
居斎会未:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(6) → 妖術
GM:ではみんな極地ダメージですね!
鈴木心愛:私は戦術食らったので
GM:レンさんが体術を削り……お二人も選んでね
居斎会未:妖術はつぶれてるから器術に
鈴木心愛:これどっち残すのがいいんだ……
鈴木心愛:ま、迷わせてください
鈴木心愛:すみません
GM:大丈夫!ゆっくり考えてください~!
鈴木心愛:体術……体術残します!
鈴木心愛:妖術を潰しました。もう妖怪じゃない
GM:了解です!
GM:レンさんの体術もステータステーブルで消しておきますわね~
鰄淵レン:あっありがとうございます
GM:----
【第九ラウンド】
GM:ラウンド9
GM:プロットお願いします!
鈴木心愛:しました
鈴木心愛:あーいや
鈴木心愛:うううううううううう
GM:悩んで悩んで
鈴木心愛:わかんないよおおおおおおおお
エイトヘッドシャーク"エワル":しゃくしゃくシャーク
鈴木心愛:でも行きますこれで
諸屋リン:殺したかったよおおおおおおおおおお
鈴木心愛:いややっぱ待って
GM:まつぜ
鈴木心愛:いや……OKこれでいいはずだ
鈴木心愛:ええ!?
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
鈴木心愛:すみませんやっぱこれで……
居斎会未:これで!
居斎会未:あ、いやごめん ちょっとだけ待って
GM:待つぜ
Tekey:鰄淵レンがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
鰄淵レン:これしかないな……
鰄淵レン:OKです
居斎会未:こっちで!
GM:はい!
GM:では一応30秒待ってからオープンをうながします
鈴木心愛:いたいよ~
鈴木心愛:死んじゃうよ~
居斎会未:心臓がヤバい
鰄淵レン:う~~~んう~~ん
GM:30秒たちました
GM:みんな大丈夫かな?
鈴木心愛:死ぬまでやろう
居斎会未:これで行くと決めました
鰄淵レン:はい……
GM:はい……!
GM:それでは……ダイスオープン!
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:鰄淵レンがダイスを公開しました。出目は「6」です。
第九ラウンド
○戦場:極地
<プロット6>
(鰄淵)
<プロット5>
(居斎)
<プロット4>
()
<プロット3>
(心愛)
<プロット2>
()
<プロット1>
()
GM:おお……!
鈴木心愛:うわああああああ
GM:ではプロット6!
居斎会未:そうなるか……
GM:鰄淵さんの手番です!
鰄淵レン:死ね……!!
鰄淵レン:奥義:『黒業等流』 指定特技:憑依術 範囲攻撃/撃ち/人数限定
GM:はい……!
鰄淵レン:対象は鈴木心愛と居斎会未
鈴木心愛:居斎さん頼む~
GM:奥義破りをする人はいますか?
居斎会未:やります!
鈴木心愛:破ります……か
GM:二人とも破る……!
GM:では……奥義破りの判定をお願いします!
鈴木心愛:ちょっとまってね
GM:まつぜ
鈴木心愛:いや……!悩んだがもうここしか無い気がする
鈴木心愛:本来目標14ですが生命を1消費して【鬼願】を使い目標値9に、【透視】で判定値+2
GM:なるほど……了解です!
鈴木心愛:回想切って更に+3して破ります
鰄淵レン:オイオイオイ
居斎会未:こっちは何も修正なしで振ります
GM:【無朽】で【生命力】消費し放題ですからね……!
GM:ではお二人は判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=10 (判定:経済力)
ShinobiGami : (2D6>=10) → 8[2,6] → 8 → 失敗
鈴木心愛:2D6+1+2+3>=9 (判定:手裏剣術)
ShinobiGami : (2D6+1+2+3>=9) → 4[1,3]+1+2+3 → 10 → 成功
居斎会未:破れてる!
GM:奥義破り成功……!
鈴木心愛:破りました
鰄淵レン:見事なり…………
GM:ギリギリ逆凪でもありません!
GM:雑踏じゃないからね
居斎会未:マジでギリギリだ
鈴木心愛:極地ありがとう
鰄淵レン:行動は以上です
GM:はい……!
GM:ではプロット5、居斎さん!
居斎会未:はーい
居斎会未:このままだと心愛ちゃんの射程内だし、心愛ちゃんはめちゃくちゃ避けてくるので
鈴木心愛:助手つええ……
居斎会未:土竜吼:分身の術・間合い2・コスト3で先輩に攻撃!
鈴木心愛:いい忍法使いやがる
鰄淵レン:マジかよ
GM:はい……!判定どうぞ!
鈴木心愛:いや、素直に上手いな
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功
居斎会未:おらっ!
GM:成功……!
GM:では鰄淵さんは回避どうぞ!
鰄淵レン:頼む大権現
鰄淵レン:一度でいいからスペシャルを出してくれ
鰄淵レン:>=12 (判定:憑依術)
鰄淵レン:3D6
ShinobiGami : (3D6) → 10[2,3,5] → 10
鈴木心愛:はい……
鰄淵レン:5,3,+1で9
GM:回避失敗……!
鰄淵レン:失敗!
居斎会未:では先輩に接近1点与えつつプロット6に移動!
鰄淵レン:妖術を失って体力0 脱落です
GM:はい……!
GM:では居斎さんは以上かな?
居斎会未:以上!
GM:はい!
GM:ではプロット3!
鈴木心愛:では私か
GM:心愛ちゃんの手番です!
鈴木心愛:【凶手】使います
GM:なるほど……どうぞ!
鈴木心愛:2D6+1>=5 (判定:手裏剣術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功
鈴木心愛:これでS10に
GM:はい……!
鈴木心愛:生命1点使って【呪角】を自分対象で使います!奥義もここに使用
GM:自分を殴る!
居斎会未:うわ、自分狙いか!
GM:居斎さんは奥義破りに挑戦しますか?
鈴木心愛:奥義破りできなければ回復します
居斎会未:挑戦します
GM:はい!
GM:特技なんでしたっけ?
GM:心愛ちゃんの奥義
鈴木心愛:結界術です!
GM:はい!
GM:では居斎さん《結界術》で奥義破りをお願いします!
居斎会未:結界か……
居斎会未:ならここで使おう 兵糧丸で妖術回復!
鈴木心愛:いや持ってるか~
鰄淵レン:うわあああ
GM:はい……!
居斎会未:復活した死霊術で振ります!
鈴木心愛:F6頼む~
居斎会未:2D6>=6 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 3[1,2] → 3 → 失敗
鈴木心愛:うおおおおおおおお
居斎会未:いや、まだ!
GM:失敗……!
居斎会未:さっき取りやめた宿星が残ってる!
鈴木心愛:ぴえ~
GM:【宿星】がありますね……!
居斎会未:振ります!
鈴木心愛:後輩強いッピ
GM:ここは我を通したいところでしょう……どうぞ!
居斎会未:2D6>=6 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 4[2,2] → 4 → 失敗
居斎会未:うわ~!
鈴木心愛:うおおおおおおおお
GM:失敗……!
鈴木心愛:目が出てきた……!
鰄淵レン:ダイスくん……
サブGM:ここにきて……!
GM:では奥義破れず!完全成功【輝き】成功です!
鈴木心愛:妖術を回復させます
GM:【生命力】を1回復し、自分で自分の攻撃の回避を試みてください
鈴木心愛:そして回復した妖術で回避します
GM:判定どうぞ!
GM:ステータステーブルの心愛ちゃんの妖術回復させますわね~
諸屋リン:あっスペの火力出目先のがいいのかな あんまりもう関係ないかもだが
鈴木心愛:kani
GM:あったしかに
鈴木心愛:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 5
諸屋リン:オイオイオイ
GM:5!
鈴木心愛:受けたら死にます
鈴木心愛:SG+3>=5 (判定:呪術)
ShinobiGami : (SG+3@12#2>=5) → 8[2,6]+3 → 11 → 成功
居斎会未:めっちゃ出てる
サブGM:出目いいなあ
GM:避けてる!
諸屋リン:つよい
鰄淵レン:やりやがる
鈴木心愛:透視こみです
鈴木心愛:まだ死なねえ
GM:はい……!では心愛ちゃんは以上かな?
鈴木心愛:おわりです
GM:はい……!
GM:では極地です
GM:一応ダイスふります
鈴木心愛:あっ
鈴木心愛:違う
GM:ヌッ
鈴木心愛:回想を使った私は
鈴木心愛:コストとして秘密を見せなければならない
居斎会未:そうでした
居斎会未:見せて見せて
GM:あっそうですね!
鈴木心愛:私が貼ります?GM貼ります?
GM:心愛ちゃん貼ってください!
PC1鈴木心愛の秘密
あなたには生き別れの姉がいる。
それを知ったのは最近のことであり、手を尽くして消息を追ったものの、依然として詳しいことは不明である。
しかしあなたには、どうしてか【サイバン島】に行けば彼女の情報が手に入るという確信があった。
何でも願いが叶うというデスゲームに巻き込まれた今、勝ち抜くことができれば姉と会うことも可能だろう。
あなたの【本当の使命】は【デスゲームに勝ち、生き別れの姉と再会すること】だ。
また、あなたはプライズ【再生装置】を所持している。
【再生装置】
このプライズに【秘密】はない。
このプライズを所持している者は、メインフェイズ中に【生命力】が0点になっても死亡・退場することはない。
クライマックス戦闘で【生命力】が0点になった場合、このプライズの持ち主は死亡する。
また、このプライズの所持者はクライマックスフェイズに入る時に【ハイパーループ】を選択することができる。
現状はそういう機能がついていることが分かるのみであり、【ハイパーループ】の実態は不明。
このプライズは戦果に選択することはできず、譲渡もできない。どのような手段でも所持者が変更することはない。
鈴木心愛:以上です……!極地ダメージを受けましょうか
GM:ありがとうございます……!
GM:では一応極地ダイス
GM:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 3
居斎会未:で、ぼくはここで奥義!
GM:9ラウンドなのでダメージありです!
GM:接近戦ダメージ1点です!
GM:奥義!
居斎会未:指定は絡繰術ね
鈴木心愛:許せねえよ
GM:心愛ちゃん破りますか?
鈴木心愛:くらましがきっついよ~
鈴木心愛:破ります
GM:はい!
居斎会未:透視あるでしょ!
GM:奥義破りどうぞ!
鈴木心愛:SG+1>=8 (判定:手裏剣術) 透視とくらまし込みです
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=8) → 7[2,5]+1 → 8 → 成功
鈴木心愛:破ったのか……
居斎会未:くっそ~~!!
GM:成功……!
GM:では二人とも接近戦ダメージ1点をうけてください!
居斎会未:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(3) → 忍術
鈴木心愛:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(6) → 妖術
鈴木心愛:妖術ーーー!
居斎会未:もう受けてるから謀術に!
GM:はい……!
GM:----
【第十ラウンド】
GM:ではラウンド10!
GM:プロットお願いします!
Tekey:鈴木心愛がダイス目を変更しました。(秘匿)
鈴木心愛:うううううう
Tekey:居斎会未がダイス目を変更しました。(秘匿)
鈴木心愛:うう……大丈夫です
居斎会未:心臓に悪すぎるよ~~~
居斎会未:ぼくもこれで!!
GM:はい……!
GM:一応30秒まちますね
GM:30秒たちました
GM:二人とも大丈夫かな?
鈴木心愛:OK
居斎会未:OK!
GM:では……ダイスオープン!
Tekey:鈴木心愛がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:居斎会未がダイスを公開しました。出目は「1」です。
第十ラウンド
○戦場:極地
<プロット6>
()
<プロット5>
()
<プロット4>
(心愛)
<プロット3>
()
<プロット2>
()
<プロット1>
(居斎)
鈴木心愛:うわマジかー
GM:なるほどね……
GM:ではプロット4心愛ちゃん!
鈴木心愛:いやでも……勝ちに行くか
鈴木心愛:凶手撃ちます
鈴木心愛:2d6+1>=5
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功
GM:はい……!
GM:成功!
鈴木心愛:呪角で自分に攻撃、奥義で完全成功
鈴木心愛:憑依術破るかな
GM:はい……!居斎さんは破りますか?
鈴木心愛:結界術だ
居斎会未:死霊術で破るよ!
GM:はい!判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=6 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 10[4,6] → 10 → 成功
居斎会未:よっし!
GM:成功……!
鈴木心愛:ひえ~じゃあ終わりです
GM:はい……!【呪角】打てず!
GM:スペシャルもなりませんでした……!
GM:では続いて居斎さんの手番です!
居斎会未:心愛ちゃんに悪吼身(いずくんぞむくろほえんや):分身の術・間合い3・コスト1で攻撃!
GM:はい……!
GM:判定どうぞ!
居斎会未:2D6>=5 (判定:分身の術) ※要《達人》
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
鈴木心愛:よけます
GM:成功……!
GM:回避どうぞ!
鈴木心愛:SG+3>=7 (判定:飛術)
ShinobiGami : (SG+3@12#2>=7) → 6[3,3]+3 → 9 → 成功
鈴木心愛:避けマンタ
GM:成功……!
GM:回避しました!
GM:では居斎さんは以上かな?
居斎会未:以上です……
GM:はい……!
GM:それでは極地!
GM:一応ダイス
GM:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 6
GM:最大だけど10ラウンド目だからダメージあります
GM:接近戦ダメージ1点をうけてください!
居斎会未:奥義!
GM:はい……!
鈴木心愛:俺は最後まで諦めない
GM:《絡繰術》かな。奥義破りしますか?
居斎会未:来い!
鈴木心愛:ここで12を出して破れば勝ちだ
鈴木心愛:SG+3>=8 (判定:手裏剣術)
ShinobiGami : (SG+3@12#2>=8) → 6[2,4]+3 → 9 → 成功
居斎会未:出るか……
鈴木心愛:駄目……か……!
GM:マジか!
GM:ぬっ
GM:8になってるけどダメなのか
鈴木心愛:あ、判定は成功だけど
居斎会未:スぺってないから
鈴木心愛:12ではないという意味です
居斎会未:相打ちになる、のかな?
GM:なるほどね…………
GM:では…………はい…………
GM:相打ち……ですね……!
鈴木心愛:誰の願いも叶わないというわけ
GM:では……全員……脱落!
GM:誰もいないので……戦闘は終わりです……!
GM:お疲れさまでした……!
GM:くらましの修正を忘れていたことが判明したので……
GM:奥義破りが失敗となり……
GM:絶対防御を成功させた居斎さんが勝者になります!
居斎会未:勝った……
GM:おめでとうございます!!
居斎会未:極限勝負すぎて勝った~~ってテンションになれない
GM:ギリギリでしたね……
諸屋リン:しかし……凄まじく白熱した戦いでした おめでとう!
鰄淵レン:おめでとうございます……!すごい戦いだった
居斎会未:やりました……どうにか……
鈴木心愛:人を殺したいよおおおおおおおお
GM:----
鈴木心愛:「はぁ……はぁ……ごめん、リンくん……私もう、戒めを抑えきれない……」
鈴木心愛:「すぐに私から、離れ……!」
鈴木心愛:言うが早いか、手、足、首、体のあちこちから異形の角が皮膚を突き破りながら現れ
鈴木心愛:「うう、ううううう……!」
鈴木心愛:「しゃ……しゃ……」
鈴木心愛:「シャクシャクシャーク!」
鈴木心愛:「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおひとをころすぞおおおおおおおおおおおお」「人を殺したいよおおおおおお!」
鈴木心愛:恐ろしい声を上げながらリンに向かって飛びかかるよ。血鬼としての力の完全開放、隠忍由来の凄まじい身体能力と吸血によって取り入れたエワルの凶暴性によってリンくんの血肉を貪ろうとする
諸屋リン:スズちゃん、と零した言葉は、最後まで言い切ることはなく。
諸屋リン:死角から迫る血鬼渾身の一撃は、“観測者”がその異形を見定める間もなく。
諸屋リン:刃のように鋭い牙が、深々と男の肉を裂き。飛び散る鮮血は二人を濡らす。
諸屋リン:
諸屋リン:『一々うるさいんだよ。俺の家族でもないくせに』
諸屋リン:幼少の頃の己には、親身に接してくれた歳上の女の子がいたものの。己はひどく煙たがっていた。
諸屋リン:妙にお節介で口を開けば小言ばかり。なんで俺なんかに構うんだ、放っておいてくれよと常々思っていて。
諸屋リン:思わず、つい口を滑らせてしまった。そう言われた彼女は、気にもしないと言った様子で言葉を述べてくれたが。
諸屋リン:ひどく悲しんだ表情をしているのは明らかで、ばつが悪くなった己は逃げるように背を向け、宛もなく駆け出していったのを覚えている。
諸屋リン:どれくらいの時間走ったのか。結局、何処に辿り着いたのかはもう忘れてしまったけど。
諸屋リン:疲れてしゃがみこんだ視線の先に。きらきらと光る、鏡のようなものがあったのは覚えている。
諸屋リン:鏡に映った己の姿と、その背後に見える景色は、何故だかこの世のものとは思えないくらいに煌めいていて。
諸屋リン:つい、“願って”しまった。
諸屋リン:
諸屋リン:此処ではない何処かへ、俺を連れていってください。
諸屋リン:
諸屋リン:当時は、言いようのない恐怖に包まれながら、すぐ様に意識が途絶えたが。
諸屋リン:今だから分かることがある。鏡の中から出てきた“あれ”は。確かに。
諸屋リン:“黒いうねり”のようなものだった。
諸屋リン:
諸屋リン:意識を取り戻し。辺りを見回して頭に浮かんだ感想は、「異世界にでも迷い込んだのかな」だった。
諸屋リン:俺の居た国であることは間違いなかったが。どこもかしこも家屋は潰れ。人の気配もまるでなく。
諸屋リン:街全体が死んでいるようで。
諸屋リン:瓦礫だらけの街で、泣き叫ぶ気力すらも失いその場に蹲った己が、黒衣に身を包んだ彼らに保護されたのは不幸中の幸いだったのだろう。
諸屋リン:忍びや妖魔といった存在を、彼らを通して知ったのもこの頃だ。
諸屋リン:子供ながら、じゃあこの世界は、強大な妖魔との戦争にでも負けて、こんな風になってしまったのだろうか、と尋ねると。
諸屋リン:彼らは決まって口を閉ざしていたのを覚えている。
諸屋リン:幸いにも(不幸にも?)己には彼らの仲間となる素養があったらしく、しばらく後にこの世界で生きていくための訓練を受けるようになったはいいものの。
諸屋リン:どうやら才があるだけでは一人前とはほど遠く。昔っから運痴の己は、どうやらこちらでの平均的な水準からも、著しく劣っていた。
諸屋リン:
諸屋リン:そんな訓練続きの日々が続いて数年、己が所属する部隊の上も上。顔も見たことのないような、お偉方から呼び出しを受けた。
諸屋リン:物々しい雰囲気だったことは記憶しているが。正直よく覚えていない。
諸屋リン:『ようやく突き止めた』とか。『適任者はきみだけだ』とか。『十年、下手をすればそれ以上』とか。
諸屋リン:頭に残っているのは断片的なワードだけ。彼らは決して無理強いはしなかったが。
諸屋リン:己に断る余地など無かった。
諸屋リン:期待を裏切り、見捨てられ。
諸屋リン:また、居場所を失くすのが怖かったからだ。
諸屋リン:
諸屋リン:己が未来に“落ちた”原因の“鏡”は、輝きを失って。その力の残滓だけを残したガラスと化していた。
諸屋リン:著しく視力が低下した己のため、視力矯正具としての形を整えられた“一星遺物”としての力は。どうやら彼らの企みには必須らしく。
諸屋リン:『時間を遡り、越える方法は、未だ見つかっていない』
諸屋リン:『過去から未来へ時を“越える”ということと。未来から過去へ時を“越える”ということは、絶対的な差がある』
諸屋リン:エントロピー増大の法則ってやつだ。
諸屋リン:熱々のコーヒーが冷めることはあっても、逆はない。人は生き、やがて死ぬ。
諸屋リン:この遺物の力で“局所的”な逆行現象は起こすことが可能であっても。
諸屋リン:時間の流れは常に一定で。それに逆らうということは、神が作ったあまねく法則のすべてを越えるということ。
諸屋リン:だから、“時間を遡る”ことは不可能であっても。“止める”ことには成功したのだ。“局所的”に。
諸屋リン:全てが鏡面で固められたような、正方形の箱だった。
諸屋リン:扉のようなものを開き、中には入る。天井は低く、広さは二畳もいいとこだろうか。
諸屋リン:彼ら密蔵番は、世界の危機のため。宿敵である斜歯忍軍。
諸屋リン:及び、鞍馬の仇敵ですらある隠忍の血統とまでも手を組み、この“時間”を凍結させる箱を作り出したのだと言う。
諸屋リン:等級にすれば五等────否。そういったカテゴリにすら分けることのできない、“無量”の箱。
諸屋リン:別れの挨拶もまばらに、入口が塞がれて。
諸屋リン:凍えるように寒い、鏡張りのこの小さな空間の中、ひとり。
諸屋リン:意識を持ったまま、“観測”を始めると。
諸屋リン:止まっていた玉が。風に吹かれるようにゆっくりと。
諸屋リン:巻き戻っていく。
諸屋リン:
諸屋リン:そうして俺は。月日にしておよそ十年。
諸屋リン:その日が来るのを待ち続けていた。
諸屋リン:ひとりきり。
諸屋リン:
諸屋リン:この催しに加担したのも、己が使命のため。
諸屋リン:計算外だったのは。巡り合ってしまったことだ。
諸屋リン:己が───未来へ。未来から再度過去へ。どんな時であっても。
諸屋リン:首に巻いていた、男が着けるには少し、可愛らしいデザインの首当て。
諸屋リン:ひどく寒がりだった俺のため。それを与えてくれた、少女に。
諸屋リン:
諸屋リン:「ごめんね」
諸屋リン:眼前にいる少女に、ではない言葉を向けたあと。
諸屋リン:己の横腹を食いちぎり、更に深く牙を立てようとする彼女に、ようやく目を向ける。
諸屋リン:彼女の眼鏡は血に濡れたまま。それでも。
諸屋リン:こんな己を友達と言ってくれた、ひとりの女の子のため。
諸屋リン:「“戻れ”」
鈴木心愛:「しゃくしゃくしゃく」一気にではなくちょっとずつお肉を食べているよ
諸屋リン:「痛い痛い痛い」
諸屋リン:「ストップストップ。スズちゃん」
諸屋リン:「ステイステイ」
鈴木心愛:「しゃくしゃくしゃく……はっ!?」
諸屋リン:ミクロでの逆行現象が再び始まってゆく。身体中から生え伸びた角がみるみると収まっていくだろう。
鈴木心愛:「……!リ、リンくん!」血だらけの自分とリンくんを見て青ざめて「ごめん……!私、あんなに殺し合いはやめようって言ってたのに……」
鈴木心愛:「呑まれちゃったんだね、吸血鬼の衝動に……。まさか私が最初に人を殺す黒幕になるなんて……」
鈴木心愛:「トイちゃんのことは、リンくんの代わりに私が絶対に守る。約束する」
鈴木心愛:「だからせめて安らかに……」
鈴木心愛:そう言ってリンくんの両目を閉じようとするよ
諸屋リン:「死ぬつもりはないよ……もう戦える状態じゃないけどさ」
諸屋リン:逆らう気力すらもなく、目を強引に閉じられて。
諸屋リン:「……俺はさ、スズちゃん」
諸屋リン:「きみのことをずっと騙していたんだ。例えば……」
諸屋リン:「本当は俺、十七歳じゃないってこととか……」
鈴木心愛:「そんな……!お詫びに肝臓もうちょっと貰っていい?」
諸屋リン:はは、と力なく笑う。
諸屋リン:「……死なない程度になら、いいよ」
諸屋リン:「それで、きみが勝てるって思うならね」
鈴木心愛:「いや、そこは断ろうよ友達でも」
諸屋リン:「友達だからさ」
諸屋リン:「俺がね、勝ちたかったのは」
諸屋リン:「誰かに言われたからじゃない」
諸屋リン:「かといって、世界や人々のためになんて、崇高な目的でもない」
諸屋リン:「俺は、ただ」
諸屋リン:「俺が観たいと思う景色を、観てみたかっただけなんだ」
諸屋リン:薄目を開く。
諸屋リン:「きみは、鰄渕さんの力に、もしかしたら、引け目を感じているかもしれないけれど」
諸屋リン:「でも、きみだって。俺にとっちゃ、すごい忍びなんだ」
鈴木心愛:「リンくん……」
諸屋リン:「自慢させてよね。俺の友達は凄いんだって」
諸屋リン:そう言い残し、意識が途絶える。
鈴木心愛:「わかった……!じゃあちょっと肝臓貰うね」
諸屋リン:しかし鈴木心愛が友の肝臓に食らいつこうとしたその刹那、抑えていた場の力が、うねるように乱れていく。
鈴木心愛:いそいそと申し訳無さそうにお腹の傷を広げようとするが
諸屋リン:人々の姿が幻影のようにかき消えて。大地は裂くように割れる。
鈴木心愛:え……!?
鈴木心愛:「え……!?」
鈴木心愛:「もしかしてこれ私のせい……?」
諸屋リン:少年が目を背けていたものが。
諸屋リン:斎磐島の町並みが、死んでゆく。
鈴木心愛:「いや、違う……これがリンくんが防ぎたかった滅びの世界なんだ……」
鈴木心愛:「リンくん……」ちょっと肝臓を食べながら「私はこの島にいる皆を助けたかったけど」
鈴木心愛:「もっと欲張りたくなってきちゃったな」
鈴木心愛:幼少期からほとんど口にしたことがなかった人の血、リンの血肉を食らったことで
鈴木心愛:今まで衰弱しきっていた鬼の身体が急速に癒えていくのを感じる
鈴木心愛:「ごちそうさまでした!」ぱんぱんと手を合わせて「私やるよ。やってみせる。皆のためにも、お姉ちゃんを助けるためにも」
鈴木心愛:「絶対に勝つ!」
鈴木心愛:取り戻した血鬼としての力でレンさんの支配をはねのけて、二人の戦いに混じりに行くぜ
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:「もういいかい?」
鰄淵レン:引き裂かれていく風景の中、ただ義体の攻撃を捌き続けていた。
鰄淵レン:二人の会話、忍者の攻防からすれば気が遠くなるほどの時間。背後から仕掛けるチャンスは無数に存在した。
鈴木心愛:「待っててくれたんですか?」
鈴木心愛:「私はてっきり後輩さんと二人の時間を過ごしたいのかと……」
居斎会未:「キミ本当に口が減らないな」
居斎会未:義体を指揮しながら思わずというように素の声を漏らす。
鈴木心愛:「あ、今のは本当にそういう意味じゃなくて……レンさんも気づいてるんじゃないかな」
鈴木心愛:「その奥義は多分、もう私には通じませんよ」
鰄淵レン:「みたいだね」かぶりを振って。
鰄淵レン:「だが、友の別れを後ろから襲うような真似をして勝っても……」
鰄淵レン:「必ず後に悔いが残る。俺にはそれじゃ意味が無いんだ」
鈴木心愛:「デスゲームを開催するのはいいんだ……」
鰄淵レン:「さあ?それも今となっては分からないけど」
鰄淵レン:「もし俺だとすれば、その時はきっとそうすべきだと思ったはずだ」
鰄淵レン:「そして今の俺は、この瞬間に全力を尽くし切る」
鰄淵レン:血の軛から解き放たれた血鬼と、血の業が通じぬ絡繰の義体を見遣る。
鰄淵レン:「行くぞ」
鈴木心愛:「行かせませんよ!」
鰄淵レン:二者の全身に激痛が走る。体内、血鬼の血どころか人工血液すら操作し得る全力の能力行使。
鰄淵レン:周囲、消えていく幻影の群れが、夥しい義体たちが一斉に震え、四肢を不気味に蠢かせ、内側から弾け飛んだ。
居斎会未:「や、ば」 義体の群れを操る自分は、逆を言えば群れが居なければほとんど無力に等しい。
鰄淵レン:視界一面が真紅に染まる。血の津波が、刃の嵐となって襲い来る。
鈴木心愛:「それは効かないよ!まだ思い出してないんだね、レンくん」奥義が発動した瞬間、ビーバーマンによって付けられた腕輪に手をかざす
居斎会未:人間としての機能を真似ることに全力をかけた機体は、必然義体としての能力や出力は抑えめになるからだ。
鈴木心愛:「再生装置にてんたさんの骨のエネルギーを提供したのが誰か」
鈴木心愛:「そして再生装置を作り上げたのが誰か!」
鈴木心愛:「最もうまく使えるのが誰か!」
鈴木心愛:次の瞬間、腕輪の内側から神秘的な青白い光が辺りへと漏れ出し
鈴木心愛:真紅に染まったはずの景色が一瞬で元通りになる
鈴木心愛:「魔血角少女絶対領域!」
鈴木心愛:てんたさんの骨を管理していた長年管理していたことで、鈴木心愛の家系、血筋には微量ながらその力が融合している
鈴木心愛:心愛は自らの体表を結界とし、内側にながれるてんたさんの血を完全制御することで
鈴木心愛:局所的な現実改変を行うことが出来るのだ
鈴木心愛:その力に更に再生装置に備えられているエネルギーを上乗せすれば、上位血鬼の秘術に対抗することも不可能ではない!
鰄淵レン:「はッ……」
鰄淵レン:満身創痍、荒い息を吐く。全力の必殺を無に帰され、尚も顔には笑みが浮かぶ。
鰄淵レン:「つくづくッ……退屈しない子だ……!」
鈴木心愛:「私は後悔してるよ。情に流されてこんな多くの人を巻き込んでしまったこと……」
鈴木心愛:「ほとんど殺人が趣味の危険な人間ばかりを集めたからいいかなと最初は思ってたけど」
鈴木心愛:「相手がどんな人でも……殺していい理由にはならない」
鈴木心愛:「その台詞、居斎さんに言った台詞の焼き直しじゃないですか?」
鈴木心愛:「一緒に研究所に居たときは私に興味なんて全然なかったくせに」
鰄淵レン:「それは失礼したね」
鰄淵レン:折れかけた腕を再び翳す。今度は幻影にも、義体にも、他に割くリソースは無い。
鰄淵レン:「お詫びにどうかな?今度食事でも」
鰄淵レン:腕輪だ。力の起点たるそれを破壊すべく、その手首に能力を一点集中せんとして────
鈴木心愛:「いいですよ。二人じゃなく四人でなら」
居斎会未:「これが終わった後に四人揃うかは怪しいけどね」
居斎会未:その声はちょうど先輩の真後ろから響いた。
居斎会未:続けてズブリと、肉に硬質な刃が刺さる感触が先輩へ伝わる。
鈴木心愛:「……!レンさん!」
鰄淵レン:「……ぐ……」
鈴木心愛:てんたさんの力で刃をそらそうと、僅かながらの助力をするが
鈴木心愛:居斎さんには通じない。再生装置の作成には当然彼女の技術も使われている……
鰄淵レン:焼けるような熱。暫時、血液操作で刃を押し留めるも────それを続けるだけの力も残っていなかった。凝固した血液が解け、流れ落ちていく。
鰄淵レン:震える指で刃に触れ、血交じりに咳き込む。
鰄淵レン:「……会未くん……」
居斎会未:「大丈夫。先輩の生命力なら致命傷にはならない位置にしてるよ」
居斎会未:「とはいえ、この戦闘からは脱落してもらうけど」
鰄淵レン:「ッ……ふ……」
鰄淵レン:深々と刃に貫かれたまま、腕を振るう。だが忍者どころか、子供の力も無い。
鰄淵レン:何度も振るわれては空を切る、無様で虚しい足掻き。それでも止めるわけにはいかなかった。
鰄淵レン:「会未、くん……」
鰄淵レン:傷口からも、口からも血が流れ落ちる。
鰄淵レン:「君は……」
鰄淵レン:大振りの拳はやはり空を切り、バランスを崩し、とうとう受け身も取れずに地面に転がる。
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:地面を引っ掻くように爪を立て、起き上がろうとするが、力は失われていく一方だった。
居斎会未:「……」 それを少し痛ましそうな目で見おろして。
居斎会未:「大丈夫だよ。大丈夫」
居斎会未:「先輩の命は必ずぼくが救うから」
居斎会未:「先輩の望みを叶えてはあげられないだろうけど……。ま、そこは仕方ないと思ってよ」
居斎会未:「リソースってのは有限だから。こんなとち狂ったゲームでも変わらずね」
鰄淵レン:「駄目だ…… 駄目だ……!」
鰄淵レン:「そんなの、俺は……」
鰄淵レン:意識が霞んでいく。ここで手足が千切れてもいいのに、指の一本も動かせない。
鰄淵レン:「君は……君だけは」
鰄淵レン:「……生きて……」
鰄淵レン:言い切ることも出来ず、言葉が途切れる。
鰄淵レン:最後の力も使い切って、そのまま意識は途切れていく。
鰄淵レン:(……また一つ……)
鰄淵レン:(取り返せない、後悔が……)
鰄淵レン:それもまた、意識の淵に沈んでいった。
鈴木心愛:「……誰かが死ぬのを仕方ないで済ますなんてできないよ」
鈴木心愛:「人ってそういうものでしょ?」
居斎会未:「でも自分の意思を通すためなら他人の意思なんて踏みつぶすのも"人"ってやつだよ」
居斎会未:「ま、ぼくは生物学的には人じゃないけどね」
居斎会未:「ひとまず、黙って見守ってくれたことは感謝するよ。さっきのお返しかな?」
鈴木心愛:「そういうことにしておきましょうか。これで貸し借りはなしという事で」
鈴木心愛:実際には違う。負傷、そして何より忍びの身体ですら時間とともに崩壊していく、恐るべき未来の環境。それ耐えるため二人の会話の隙に再生装置を使い、体力を回復させていたのだ
居斎会未:「OK。ならここからは忖度無しで」
鈴木心愛:「お互いボロボロですね。そう長くは持たなそう」
居斎会未:こちらも先輩の会話と並行で決戦への準備を進めていた。先ほどの現実改変のおかげで難を免れた義体達の位置調整はもちろん。
鈴木心愛:勝負は一瞬、一撃を当てたほうが勝つ
居斎会未:大きく減ってしまった数を補うために、軽度の損壊で済んだ義体達に他の義体からパーツを補うことで即席の補強を済ませてある。
居斎会未:「ましてこの環境だしね。立ってるだけでも消耗が厳しい」
居斎会未:「さっさと終わらせようか」
鈴木心愛:再生装置に攻撃能力はない。こちらの武器は自らの肉体のみ
鈴木心愛:間合いを詰めるため音速の壁を超え彼女に迫る。だが
鈴木心愛:「……!レンさんと違って覚えてるんですね……私のこと」
鈴木心愛:逆に居斎は静止する世界……高速起動の限界ギリギリまで速度を落としていた
鈴木心愛:間合いを外された。間合いを詰めようとしたその速度がそのまま二人の距離になる
居斎会未:「どっちかというと忘れてたこと自体がイレギュラーだよね」
居斎会未:「ぼくの脳は人間たちと違って、自分から消さない限り全てのデータが残り続けるはずなのにさ」
鈴木心愛:(……!当たらない……!でも居斎さんもこの環境には耐えられない。防御機能を阻害さえできれば……!)
鈴木心愛:腕輪を居斎さんにかざす。再生装置の力が自分の傷を癒やし、逆に居斎の防御を無力化していく
鈴木心愛:腕輪の仕組みは居斎も知っている。通るのか?いや……「……通れーっ!」
鈴木心愛:エワルくんのことを思い出す。もう一人だって、自分たちのせいで友達を死なせたくはないのだ
居斎会未:「まあでも、思い出せたお陰で使える手も増えたから。ギリギリセーフってことにしようか」
居斎会未:鈴木さんの腕輪から電流が走る。それそのものが致命的なダメージにはならないが、一瞬動きを止める程度の牽制にはなる。
居斎会未:そして一瞬動きを止めたなら。それこそが致命傷だ。
鈴木心愛:「ぐう……っ!」
居斎会未:「腕輪の機能を一定以上引き出したら電流を流す。本当に簡易的な、おもちゃみたいなトラップだよ」
居斎会未:「でも、ぼくらにはそれで十分だ。そうだろ?」
居斎会未:彼女の意思によって動いていた腕輪の機能が止まり、同時に未来の世界の退廃した空気が二人を包む。
鈴木心愛:「……く、ああ……っ!」血鬼の再生能力でも追いつかない。肌が焼かれ、その場に膝をつく
鈴木心愛:だが、こちらも義体の防御機能を止めることには成功した
鈴木心愛:「相打ち、か……」
鈴木心愛:姉に会えないのは悔しい。悲しい。だが、友人をひとり失わずには済んだ
居斎会未:「……いいや」
居斎会未:ガシャリと機械音を立てながら一つの影が立ち上がる。
居斎会未:「ぼくの勝ちだよ」
鈴木心愛:「うう、駄目かあ……」
居斎会未:最高傑作たる義体はもう動かない。主要回路の異常もあるが、そもそも四肢の損傷が酷すぎた。
居斎会未:だから取り替えた。最序盤で倒れたことにしたお陰で、それ以上の損傷を免れたNo.300シリーズのうちの1体のパーツと。
居斎会未:人造皮膚は剝がれてしまったから金属質な光沢が剝き出しになっているし、体温調整や鼓動の偽装どころではない。
居斎会未:『限りなく人体に近づけた義体』というコンセプトを投げ捨て、緻密に積み込んだ機能の8割を廃棄して。
居斎会未:それでも、どうにか。この戦場に最後まで立ち続けたのはこのぼくだ。
居斎会未:「……まったく。こんな泥臭い勝ち方、天才の名が泣いちゃうよ」
鈴木心愛:「泣きたいのはこっちなんだけどなあ……」
鈴木心愛:「……本気なんだよね、レンさんの為に死ぬの」
鈴木心愛:「いいの?そんな事しても、レンさんと恋人になれるわけでも結婚できるわけでもないのに」
鈴木心愛:「それに言ってたよね、研究所で……まだ気持ちも伝えてないって……」
鈴木心愛:「それに、会未ちゃんが居なくなったあと、誰かにレンさんを取られちゃうかも」
居斎会未:「気持ちに関してはまあ、ちゃんとではないけど伝えてあるよ」
居斎会未:「っていうかぼくの目的分かった時点で伝わったようなもんでしょ」
鈴木心愛:「……またそんな事言って。口にするのが恥ずかしいだけだよね」
居斎会未:「いや……恥ずかしいっていうか……」
居斎会未:「言えなくない?これから殺すために戦うって状況で」
居斎会未:「しかも先輩めちゃくちゃにキレてるし。もっとマシな状況だったらぼくだって言うの考えたよ」
鈴木心愛:「そうやって理由をつけて先送りにしてきたんだよね今までも」
鈴木心愛:「……後悔すると思うな。残された方は」
鈴木心愛:「……私もお姉ちゃんに、好きとかありがとうとか言いたかったんだ」
鈴木心愛:「何を考えて私を助けたのかも聞きたかった」
鈴木心愛:「ちゃんとお姉ちゃんの口から」
鈴木心愛:「……会未ちゃんがこれを聞いて何も変わらないなら」
鈴木心愛:「もう知らない。死んで来世は貝にでもなっちゃえばいいよ」
居斎会未:「残念ながらぼくはぼくにとっての最善を選ぶだけだよ。血も涙もないロボットだからね」
居斎会未:「ただ、うん。思い出しついでに言っておくとすれば」
居斎会未:「恋バナ聞いてくれてありがとね、心愛ちゃん。そういうの結構憧れてたんだ」
GM:----
GM:初めはあれほど人でひしめきあっていた研究所。
GM:もう動くことができるものは、一人しか残っていなかった。
ビーバーマン:「おめでとう!ついに勝者が決まったね!」
ビーバーマン:絵画が場違いに明るい声を出す。
ビーバーマン:「居斎会未さん!キミはなんでもひとつ、好きな願いを叶えられるよ!」
ビーバーマン:「キミは何を願うかな?」
居斎会未:「キミが最後に話した相手になるの大分イヤだな……」
居斎会未:「ま、そこは良いか。ぼくの願いは……」
居斎会未:途中まで言いかけて、ふと言葉を区切る。
居斎会未:「……ねえ。なんかリソース量がおかしくない?」
居斎会未:つい先ほど復元された記憶は、黒幕としてこのゲームを手配していた時のもの。
居斎会未:その中には『てんたさんの骨』が持つエネルギーや、それによって叶えられる願いの規模。
居斎会未:そしてデスゲーム終了後に増えるエネルギーの予測量なども含まれている。
居斎会未:それらを解析したうえで、『先輩を生かす』という目的を叶えるための願いを定義した。
居斎会未:そしてその推測は心愛ちゃんがくれたデータもあってかなりの精度になっているはず、だったのだけど。
居斎会未:「明らかにぼくの概算よりリソース量が多い。ぼくらが死なずに済んだ分、減ってるくらいかと思ってたのに」
ビーバーマン:「そうだね!こっちでも予想できなかったエネルギー……4スコアだっけ?あれがふたつもあったのに加えて」
ビーバーマン:「戦いの中で参加者がどんどん増えていったからね。幻覚の人混みとかキミの義体軍団とか……キミたちが生き残ったこと以上に代償が捧げられている状態といえるね!」
居斎会未:「そっか、4スコア!ていうかぼくの義体も参加者にカウントされてるんだ……」
ビーバーマン:「そりゃ、そうじゃなきゃキミをカウントできないでしょ?」
居斎会未:「キミに正論で返されるのめちゃくちゃムカつくな」
居斎会未:「いやでも、一番大きいのはあの人込みか。諸屋君のお手柄だな」
居斎会未:本来なら参加者から1人を引いた17人分のはずが、優にその10倍近い人数に膨れ上がった。
居斎会未:「……このリソース量なら」
居斎会未:代償がキツすぎると検討前から棄却していた願いも視野に入れられる。
居斎会未:「……誰も死ななくて、先輩が助かって、未来まで救われる」
居斎会未:「やっぱり先輩の願いはかなえてあげられないけど……まあ、最初のよりは良いでしょ」
居斎会未:「OK。ぼくの願いは決まった」 今選べる最善は。
居斎会未:「『この世界からMウイルスを根絶する』。これでよろしく」
ビーバーマン:「それは……」
ビーバーマン:「いいのかい?キミの最初の願いなら、キミの技術を証明することもできたはずだ」
ビーバーマン:「こんな奇跡を起こしたなんて功績を誰にも知られることはないんだよ。本当にいいのかい?」
居斎会未:「あのねえ。ぼくが目指してる反転型インプラントはまだ未完成だよ?」
居斎会未:「機械への魂の移植。そこまでをぼく自身の手で成し遂げてやっと、ぼくはぼくの技術を証明したと胸を張れる」
居斎会未:「あくまで今先輩を助けるにはそれしかないと思ってただけで、研究の完成って意味じゃ奇跡なんてお呼びじゃないんだよ」
居斎会未:「それに、ぼくだって別に自殺願望があるわけじゃないし。先輩が救われたうえでぼくも生きていけるならそっちの方が良いに決まってるじゃん」
居斎会未:「ケースバイケース。その場その場で選べる最善を選ぶ。その方針に乗っ取ってなきゃ、そもそもぼくは生まれてない」
居斎会未:「初志貫徹って言葉自体はカッコよくて嫌いじゃないけどね。最初の理想に捕らわれて殉死できるほどロマンチストではないかな」
ビーバーマン:「わかったよ……キミの決意は揺らがないみたいだね」
ビーバーマン:「それじゃあ、『骨』が願いを聞き届けたみたいだ」
ビーバーマン:「元気でね!ボクに会えなくなっても泣いちゃダメだよ!」
GM:世界がほどけていく。
GM:滅びの未来が輝きに塗りつぶされ、世界が書き換わっていく。
GM:誰も死ぬことのない未来へ繋がる世界へ。
GM:光で埋め尽くされ、偽りの世界はその役割を終えていく。
GM:掴み取った現実へと繋がっていく――
GM:----
【ED:諸屋リン】
GM:■サ■バン■ 学■所■ー
GM:滅茶苦茶だった世界が、さらに崩れていく。
GM:朝と昼と夜が、過去と現実と未来が、嘘と本当が入り乱れていた世界が混ざり合い、消えていく。
GM:光に包まれ、今や何もない真っ白な景色しかなくなっていた。
GM:遺灰戦争の行われていたサイバン島の、壊れる寸前の世界。
GM:そこにあなたは、まだ立っていた。
諸屋リン:生ぬるい風のようなものを肌に感じ。うっすらと瞼を開く。
諸屋リン:「………あれ」
諸屋リン:掠れた声を喉から絞り出した後、ゆっくりと辺りを見回して。
諸屋リン:全てが終わったのだと気づく。
諸屋リン:「そっか」
諸屋リン:「負けたんだっけ、俺」
望田トイ:「…………負けたくせに」
望田トイ:「なんでまだ残ってんの♡」
望田トイ:「負け犬の雑魚は負け犬らしく尻尾巻いてはやく帰んなよ♡バーカ♡」
望田トイ:その隣に、幼い少女が立っている。
諸屋リン:「あっ……トイちゃん!」頭で考えるより先に、己の目元を手で覆う。
諸屋リン:「だ、大丈夫?」
諸屋リン:「服着てる!? 俺見ちゃっても大丈夫!?」
望田トイ:「は?ありえんキモすぎなんだけど♡」
諸屋リン:「こういう空間とかってさあ。みんなハダカなのがお決まりのパターンじゃない!?」
望田トイ:「何裸想像してんの?子供相手に♡キッモ♡」
望田トイ:「自分だって服着てるでしょ♡願望を垂れ流すな♡」
諸屋リン:「確かにそっか……」やや残念そうに腕を下ろし、隣の少女を見る。
諸屋リン:(肝臓をしゃくられた筈の)己も彼女も、外傷ひとつ見当たらない。
諸屋リン:「空間やら時空やら。妙なことに巻き込まれすぎたせいで」
諸屋リン:「そういうのに耐性でもついているのかな。まあでも、すぐに皆と同じ場所に戻ることになると思う」
望田トイ:「……ふーん♡」
望田トイ:「なんか……随分大変だったみたいじゃん?『リンお兄ちゃん』」
望田トイ:「よくがんばりましたー♡えらいね~♡ほーらヨシヨ~シ♡」
望田トイ:そう言って犬猫を撫でるように背伸びをして諸屋さんの頭を撫でる。
諸屋リン:「………」されるがままに、小さな手が己の髪をくしゃくしゃと乱すのを。ただじっと見て。
諸屋リン:「きみは……」
諸屋リン:「来れないんだよね。一緒には」
望田トイ:「……まあ、そうだね♡」
望田トイ:「むしろ今話してるのが奇跡みたいなモンだし♡」
望田トイ:「それに、リンくんはオバケ怖いよ~って泣いちゃうもんね♡」
諸屋リン:「うん」
諸屋リン:「泣きそうだ……」唇は震えたまま。
諸屋リン:「結局、俺は」
諸屋リン:「ひとりの力じゃ。何を為せるでもなく」
諸屋リン:「俺のせいで、その掛け替えのない命を失った、“お姉ちゃん”にすら」
諸屋リン:「何も返すことが出来なかった」
望田トイ:「…………」
望田トイ:「そのマフラー」
望田トイ:「トイがあげたやつでしょ。もういいトシなのに、ずっと……子供用のして」
望田トイ:「バカみたい♡でも……」
望田トイ:「…………リンくんと一緒の『未来』に連れて行ってもらえて、嬉しかったよ」
望田トイ:「トイのこと、ずっと覚えていてくれただけで」
望田トイ:「もう、いっぱい返してもらってるから。なにもできないなんて調子に乗んな♡」
諸屋リン:「こんなんじゃ、全然足りないよ……」
諸屋リン:「学校へ行って、新しい繋がりを得たり」
諸屋リン:「好きな趣味や仕事が見つかって、沢山の経験を得たり」
諸屋リン:「大好きだと言っていたご両親と培ってゆく、きみの……きみだけの輝かしい“未来”を」
諸屋リン:「俺が、台無しにしてしまったんだから」
望田トイ:「は?アンタのせいじゃないし♡調子に乗んな♡」
望田トイ:「むしろ……トイが、一緒にいたのに」
望田トイ:「すっごく大変な運命の中にリンくんがいくのを止められなかったのは、トイだから」
望田トイ:「アンタがトイの人生を台無しにしたっていうなら、トイだってリンくんの人生を台無しにしてるよ」
望田トイ:「……だから、くよくよ考えなくていーの♡もう起っちゃったことはどうしようもないんだから♡」
諸屋リン:「そんなことは……此処じゃ、きみには何度も助けられたし……」
諸屋リン:俯いて視線を下げる。
望田トイ:「……あのさあ♡」
望田トイ:自分の首元のネクタイを緩めると、諸屋さんの首に適当に巻き付ける。
望田トイ:「アンタには未来があって、これからがあって、進んでかなきゃいけないんでしょ♡」
望田トイ:「思うような結果にならなかったかもしれないけど……」
望田トイ:「確かに残ったものがある」ぐるぐると首にネクタイを巻き付けていく。
諸屋リン:「………いや、あの」
諸屋リン:「待って……」
望田トイ:「トイは、リンくんが生きていてくれたら嬉しいよ」
望田トイ:「これなら首輪なんかよりあったかいでしょ♡」
望田トイ:「会えなかったはずのトイに会って……話して、そういう思い出を背負って」
望田トイ:「せいぜいみっともなく生きていってよね♡」
諸屋リン:「………」怯えるようにぎゅうと目を瞑っていたが。
諸屋リン:暫くの沈黙の後。静かにぱちぱちとまばたいて。
諸屋リン:「………あったかい、けど」
諸屋リン:「トイちゃん……今の流れは」
諸屋リン:「完全に“そう”じゃなかった?」
諸屋リン:「出頭する覚悟を決めていたんだけど」
望田トイ:「は?」
望田トイ:「…………何?もしかしてトイにちゅーしてもらえるとでも思った?」
諸屋リン:「………」
諸屋リン:「……………」
諸屋リン:「いや?」
望田トイ:「キッモ♡完全にそう思ってた沈黙じゃん♡」
望田トイ:「シリアスな話してるときに何性欲を抱いてんの♡キモすぎ♡脳みそ下半身♡」
諸屋リン:「いや素で恥ずかしいな……」火照った顔を隠すように、ネクタイに包まれた桃色の首当ての中に口元を隠し。
諸屋リン:「………じゃあ、約束だ」
諸屋リン:「いつか……いつの日か」
諸屋リン:「きみとまた会えたのなら」
諸屋リン:「きみが羨むような土産話を、たくさんプレゼントする」
諸屋リン:「……それまで、待っていてくれる?」
望田トイ:「…………うん」
望田トイ:「馬鹿みたいに長生きして……200歳くらいになって」
望田トイ:「『アイドルもアニメキャラクターもたくさん摂取したけどまだまだ時間が足りないでござるよ~!』って」
望田トイ:「きっしょい鳴き声上げるところ、楽しみに待ってるから」
望田トイ:「せいぜい元気にしてなよね♡」
諸屋リン:うん、と頷き。少女の頭を、別れを惜しむように。この時間が続く限り、柔らかく撫でたまま。
諸屋リン:そのうち、また暖かな光に包まれる。
諸屋リン:“骨”は破壊されず、誰かの願いが成就したのだろうということは、この奇跡のような空間の形成が物語っている。
諸屋リン:歪んだ願望機。それがこの世界に存在している以上。
諸屋リン:様々な勢力が、己が欲望のため。その力を用い、再び殺し合いを繰り広げることになるであろうことは想像に難くない。
諸屋リン:“Mウィルス”についてもそうだ。根絶は成されたのであろうか。
諸屋リン:例えそうであっても、あれは氷山の一角に他ならない。新たな病原菌が未来を脅かす危険性は、ゼロではないのだから。
諸屋リン:「やること、山積みだな」
諸屋リン:辟易したようにぽつりと零し。ゆっくりと歩き出す。
諸屋リン:未来へ戻る方法は、“骨”にでも願わない限り最早叶わないだろうし。そんなつもりも更々無い。
諸屋リン:とりあえずは、“彼”のように。世界を見て回り、見聞を広げるのもいいかもしれない。
諸屋リン:そうして今度こそ、俺は。
諸屋リン:逃避ではなく、自らの意思と。
諸屋リン:大好きだった、女の子との約束のため。
諸屋リン:再び、新たな一歩を踏み出しゆく。
諸屋リン:此処ではない何処かへ。
望田トイ:暖かな光の中。歩んでいく後姿を見つめていたが。
望田トイ:あなたは、ぐいとネクタイを引っ張られたかと思うと、唇に何か柔らかいものが当たるのを感じる。
望田トイ:「元気に生きて出頭しろ♡」
望田トイ:「……またね♡」
GM:何処かへ歩みだすあなたへ、そうかける言葉が静かに響いた。
GM:----
【ED:鰄淵レン・居斎会未】
GM:■ホテル
GM:サイバンリゾートホテル──
GM:1980年代、この島が【サイバン島】という宣伝文句とともに観光地化され始めた時期に開業した、高級なリゾートホテルである。
GM:豪華な調度や設備はもちろん、小さな島という立地ゆえに全客室がオーシャンフロントとなっており、多くの観光客を楽しませてきた。
GM:従業員しか立ち入ることのできない、そのホテルの屋上。
GM:『遺灰戦争』からしばらくが経ったある日、しばらく顔を出していない居斎会未がいないからなのか、あるいは元からそうしてひとりになっていたのか。
GM:鰄淵レンは、そこにいた。
鰄淵レン:サイバンリゾートホテルの屋上は、プール付きの空庭テラスとなっている。
鰄淵レン:シーズンオフの閑散期、客の立ち入りの無くなるこの場所で、鰄淵は柵に凭れるようにして佇んでいた。
鰄淵レン:眼下に広がる景色は、夏のそれよりも彩度の低い寒々しいものであり、吹き抜けていく海風も、既に秋の涼しさよりも冬の冷たさを帯びつつあった。
鰄淵レン:口元に咥えた煙草だけが、褪せた景色の中に暫時鮮やかな暖色を灯し、紫煙が風に乗って流れていく。
居斎会未:コンコン。屋上へと通じているドアが叩かれる硬質な音がする。
居斎会未:ノックだろうそれは、しかし返事を待つつもりがないようで。すぐにドアの軋む音が続き――。
居斎会未:「あっ、やっぱりタバコ吸ってる」
居斎会未:ここ1週間ほど、しばらく仕事を休むという以外の音沙汰もなく姿を消していた後輩が顔を覗かせた。
鰄淵レン:「……会未くん?」
鰄淵レン:意外そうな表情。すぐに携帯灰皿を取り出して、煙草を揉み消す。
居斎会未:「あ、よかったのに。副流煙とかぼくには効かないし」
居斎会未:そう言いながらごく自然に先輩の隣へ。
鰄淵レン:「別にそういう問題じゃあないよ」一瞬、素行不良がバレた子供のような、ばつの悪そうな表情をして。
鰄淵レン:「もう出勤かい? しばらく休みだと思っていたよ」
居斎会未:「実際しばらく休んだでしょ。確かに元通りって訳ではないけど」
居斎会未:そう語る彼女の姿を注視してみるなら、以前に比べて偽装の精度が甘くなっているのが分かるだろう。
居斎会未:「素材の方が足らなくってさ。今出来る限りの修理はここまでって感じ」
鰄淵レン:「そうか」特に気にした様子もなく、自分の制服に煙草の消臭剤替わりに香水をワンプッシュする。ホテルマンとしての最低限。
鰄淵レン:「……グランドメニューが冬季用に代わるから、目を通しておいてほしいそうだよ。バックルームにある」
居斎会未:「もうそんな時期かぁ。ぼくアレ好きなんだよね、ビーフシチューパイ」
居斎会未:「メニュー変わると賄いも変わるし。楽しみだな」
鰄淵レン:「今年は鍋が2種類増えるみたいだね。アヒージョも復活するらしいし」
鰄淵レン:「それから、物置にしてた303号室、修理が済んだから開けることになったよ」
居斎会未:「了解。じゃあまた一組分お客さん増えるんだ」
居斎会未:「そういや、花里さんの誕生日ってちゃんと祝えた?予約期間的にもう帰っちゃったよね」
鰄淵レン:「ああ、滞りなくね」
鰄淵レン:「すごく喜んで貰えたよ。チェックアウトの時も、また必ず来ますって」
鰄淵レン:細々した業務連絡を交わして、それから深く、長く息を吐く。
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:「……無事で良かったよ」
居斎会未:「あはは。心配かけてゴメン」
居斎会未:「先輩も無事……というか無事になった、よね?ちゃんと特効薬出来てたし」
居斎会未:「『根絶しろ』ってオーダーは出したけど、まさかこういう出力になるとは思わなかったな」
鰄淵レン:「本当に、まさかあんな形とは思わなかったけど……」
鰄淵レン:「ともあれ、君のお陰で俺の命が助かったのは事実だ」
鰄淵レン:向き直り、頭を下げる。
鰄淵レン:「お礼を言わせてくれ。ありがとう、会未くん」
居斎会未:「えっ、やめてよ急に。ぼくが勝手にやっただけの話だし」
居斎会未:「ていうかぼくの元のプラン決行してたらお礼どころじゃなかったでしょ」
鰄淵レン:「まあ、それに関しては本当に怒ってるけどね」
鰄淵レン:表情は穏やかだが、目は笑っていない。
鰄淵レン:「ああいうことは、二度としないでほしい」
居斎会未:「……どうかな~。ぼくだって別に、好き好んで自己犠牲に走るほど聖人や狂人じゃないけど」
居斎会未:「自分にとっての最善を選ぶ程度の合理主義者ではあるからさ」
居斎会未:「二度としないでほしいなら、先輩こそ二度と死にかけないでよ」
居斎会未:「先輩が命の危機とかに陥ってないならぼくだってあんなことわざわざしないんだから」
鰄淵レン:「本当に強情だな、君は……」
鰄淵レン:呆れたように嘆息して
鰄淵レン:「……ま、勝ったのは君だ」
鰄淵レン:「俺は全力を尽くして負けた。悔いがなかったと言えば嘘になるが────」
鰄淵レン:「最後に倒れる瞬間、思い残した後悔ひとつは、『骨』のことじゃなかった」
鰄淵レン:そうして、穏やかな目を君に向ける。
鰄淵レン:「……だから、まあ、良しとしよう」
居斎会未:「……」 含みのある物言いに一瞬沈黙して。
居斎会未:「そういえば。復帰出来たら聞こうと思ってた事がある、んだけど」
居斎会未:「えーっと。あー……」 むにゃむにゃと少し言い淀み。
居斎会未:「いや、いいか。もう色々手遅れだし」
鰄淵レン:「ん?」
鰄淵レン:小首を傾げ
鰄淵レン:「何かな。そこまで出かけたなら言ってみたら?」
居斎会未:「うん。結局大して良い策も浮かばなかったから直球で行くんだけど」
居斎会未:「ぼく、先輩のこと好きなんだけど。先輩的にぼくってこう、アリなの?」
居斎会未:「恋愛対象的に」
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:一瞬、きょとんとした顔をして。
鰄淵レン:「……あれ?」
居斎会未:「……何?ぼくなんか間違えた?」
居斎会未:「告白のお作法とか知らないから、もしそうでも見逃してほしいんだけど」
鰄淵レン:「……ふ……」
鰄淵レン:「くっ……はは……! ははははははは……!」
鰄淵レン:朱に染まったその顔を見て、堪らないというように笑い出す。
居斎会未:「え、何!?何も言わないで爆笑するって何!?」
居斎会未:「ねえぼく真面目に言ってるんだけど!?」
居斎会未:むうと眉を吊り上げ、体をくの字にする勢いで笑っている先輩の背をべしべしと叩く。
鰄淵レン:「ははは……!いや、ごめんごめん、はははは……!」
鰄淵レン:「マジで悪かった。謝るよ……くっ……ふふ……」
鰄淵レン:「はぁ…… ……」
鰄淵レン:「……言ってなかったっけ?」
居斎会未:「何を?」
鰄淵レン:「何って。君が訊いたことだよ」
居斎会未:「……」 逡巡。記憶を思い返してみて。
居斎会未:「言われてない、と思うけど……?」 無いよな……?と若干訝し気にしつつ。
鰄淵レン:「そうか……ははっ……」
鰄淵レン:目元を掌で覆って、息を吐く。
鰄淵レン:「……」
鰄淵レン:「……今度の休みに……」
鰄淵レン:「久々に、実家に帰ろうと思ってるんだ」
鰄淵レン:不意にそんなことを口にする。
居斎会未:「うん。……うん?」
鰄淵レン:「父の最後のこと、何をしようとしていたのか……母に話さないとならないし」
鰄淵レン:「『骨』のことも考えないといけない。破壊するのは無理でも、二度と人目に触れないよう封印するのは出来るはずだ」
鰄淵レン:「それで」
鰄淵レン:目を向けて
鰄淵レン:「君も一緒に来ないか?」
鰄淵レン:「家族に紹介したい」
居斎会未:「……」 若干フリーズしかけたのをどうにか起動しなおして。
居斎会未:「……それ、後輩としてとかじゃない、よね?」
居斎会未:警戒する猫のような目で先輩を見上げて。
居斎会未:「というかぼく、この手の話疎いから。ちゃんと聞きたいんだけど」
鰄淵レン:「……俺はどうでもいい相手の為に、本気で怒ったり、命懸けで戦ったり、嫌ってる血の力を使うような人間じゃないよ」
鰄淵レン:「俺にとって、君が大切な人だからだ」
居斎会未:「……もう一声」
居斎会未:ちょっと口角が上がってくるの堪えつつ。
居斎会未:「ぼくは一番ストレートに言ったでしょ。先輩もストレートに来てよ」
鰄淵レン:「……強情だな……本当に」
鰄淵レン:呆れたような顔をして
鰄淵レン:「ここまで言ってもまだダメかい?」
居斎会未:「ここまで言っても言ってくれない先輩も大概でしょ」
居斎会未:「だってぼく、世間知らずだもん。ちゃんと言ってくれないと安心できない」
鰄淵レン:「……分かったよ」
鰄淵レン:瞑目し、軽く息を吐いて改めて向き直る。
鰄淵レン:「会未くん」
鰄淵レン:身を屈め、指先でその小さな顎に触れ、視線を上に向かせる。
鰄淵レン:「……愛してるよ」
鰄淵レン:そうして、唇を重ねた。
居斎会未:重なったそれが離れていくまでを身じろぎもせずに受け止めて。
居斎会未:「……0か100かみたいなとこあるよね、先輩」
居斎会未:「けど、うん」
居斎会未:「ばっちり伝わったから。許してあげる」
居斎会未:それまでのしかめ面を崩すように笑んで。ぎゅうと先輩へと抱き着いた。
GM:----
【ED:鈴木心愛】
鈴木心愛:遺灰戦争から数日後……
鈴木心愛:世間では一部の学者の間でしか知られていなかった高致死率ウイルス、Mウイルスの変異株が発見され、世界中で爆発的な感染拡大を見せていた。
鈴木心愛:高い感染力に潜伏期間の短さを持ちながら、致死率は従来型どおりの100%。
鈴木心愛:発症から死亡までが極めて短い事もあり、一時は医療機関がパンクしかけるほどの影響をもたらし
鈴木心愛:僅か一週間で全人類の実に5%にまで感染が広がり、多くの学者が世界を滅ぼすほどのウイルスだと評した、人類史上最悪のウイルスは
鈴木心愛:日本の学生、鈴木心愛が画期的な治療法を見つけた事により収束へと向かっていった。
両足義足のアナウンサー:「……ということで、今回はあのMウイルスの治療法を発見した、日本の天才高校生鈴木心愛さんにお話を伺いたいと思います」
両足義足のアナウンサー:「鈴木さんは以前から大学と協力し人工血液の開発研究に関わっていたそうですが、今回なぜMウイルスの治療法を発見するに至ったのでしょうか?」
鈴木心愛:「はい、実は私の周りの人にも、変異前のMウイルスに感染していた人が何人かいたんです」
鈴木心愛:「それをきっかけに、本来の研究とは別に、Mウイルスの専門家の方とも交友を持っていたんですね」
鈴木心愛:「今回のMウイルス感染拡大に当たって、彼女からデータの提供をしていただきまして。その資料を元に治療法を探していた所」
鈴木心愛:「ほとんど偶然、特定の条件下で治療薬、ワクチンが活性化することに気づいたんです」
両足義足のアナウンサー:「なるほど……ではどのような偶然が重なって治療薬の発見に至ったのでしょうか」
鈴木心愛:「動物をいくつかのグループに分けて、治療薬の成分とその効果の現れ方を観察していたのですが」
鈴木心愛:「治療薬の内容ではなく、毎回研究室のある一角にいるマウス達にだけ一定の効果が見られたんですね」
鈴木心愛:「その原因を調べるうちに、どうやら研究室で流していた音楽が効果に関係しているということに気づいたんです。最初は信じられませんでしたが」
鈴木心愛:「スピーカーの位置を変えると、それに対応して効果が出る群も変わっていったんです。数回試すうちに、まず間違いないだろうと確信が持てました」
鈴木心愛:「知っていますか?元々、人の声には機械や楽器では再現できない、固有の振動パターンが含まれているんです」
鈴木心愛:「特に愛を囁く言葉やそれを歌に乗せて歌った時には、たとえ違う言語を使っていても同じ特徴が見られるんです」
鈴木心愛:「Mウイルスはその音波を浴びせることで不活性化し、ワクチンが効果を表すようになっていたんですね」
鈴木心愛:「Mウイルスの特効薬は歌です。世界を滅ぼすウイルスでも歌の持つ力にはかなわない……歌には世界を変えられる力があるんです」
両足義足のアナウンサー:「なるほど……貴重なお話ありがとうございます」
両足義足のアナウンサー:「ではこの後は、治療薬発見のきっかけになった、鈴木心愛さんが研究の際に流していたという」
両足義足のアナウンサー:「現在人気大爆発中のナウなヤングにバカウケのアイドル、本田ナナさんの登場です」
両足義足のアナウンサー:「CMのあとは、世界を変えた歌を生放送でお届けいたします」
鈴木心愛:「とってもいい歌です。皆も聞いてみてくださいね」
鈴木心愛:CM入のカットが入り、心愛がスタジオから去っていく
鈴木心愛:入れ替わりに、次の出番になる本田ナナがスタジオにやってくるのでしょう、おそらく
本田ナナ:「……心愛ちゃん」
本田ナナ:スタジオに入ろうとする本田ナナと鉢合わせになる。
鈴木心愛:「あ、おはようナナちゃん。連日ライブに生放送に引っ張りだこで大変だね」
本田ナナ:「心愛ちゃんのおかげでね~」
本田ナナ:「…………」じーっと心愛ちゃんを見ている。
鈴木心愛:「ん?なに?」
鈴木心愛:「私は何も変なことはしてないよ。願いを叶えたのは居斎さんだし」
本田ナナ:「……そりゃ、ナナのやろうとしたことは未遂だから、しょっ引いたりできないと思うよ?」
本田ナナ:「でも、こうやって……心愛ちゃんと並んで救世主!みたいな感じにしてもらえるのって」
本田ナナ:「本当にいいのか~?みたいな……」
鈴木心愛:「ナナちゃんはいや?皆のこと助けるの」
本田ナナ:はーっ、と息を吐く。
本田ナナ:「なんていうか、こうやって人を助けても」
本田ナナ:「いつかは忘れ去れちゃうよね、ナナがすごいからっていうかたまたまだし。でも……」
本田ナナ:「心愛ちゃんと二人で、っていうのなら」
本田ナナ:「まあ、悪くはないかな?」
本田ナナ:いたずらっぽく笑う。
鈴木心愛:「ナナちゃんも居斎さんと同じで素直じゃないよね」
鈴木心愛:「私のことが好きなら好きって素直に伝えればいいのに」
本田ナナ:「え~!?」目が星になる。
本田ナナ:「……でも、そうだね。最初は純粋に好き!っていうか、妬みとか羨みとか、そういうのが大きかったけど……」
本田ナナ:「……今は、ちゃんと」
本田ナナ:「そういうの含めて、心愛ちゃんのこと好きなんだなって思うな」
鈴木心愛:「ふふ。よく言えました。私もナナちゃんのことは好きだよ」
鈴木心愛:「世界を滅ぼそうとしたのはどうかと思うけど……ちゃんと罪悪感も残ってるみたいだし」
鈴木心愛:「なによりナナちゃんの歌ってる所可愛いから」
本田ナナ:「も、もお~~~~っ!!」顔を真っ赤にして目がグルグルになる。
本田ナナ:「そういうとこだよね!真顔でさらっと!」
本田ナナ:「心愛ちゃんこそ……すっごく変なのに、すっごく優しくて」
本田ナナ:「当たり前みたいに人のこと助けられて、こうやって……ナナのことも助けちゃうんだから」
本田ナナ:「ヒーローみたいに可愛いよ」
鈴木心愛:「ありがと。……でも、実はそれだけが私じゃないんだ」
鈴木心愛:「……私ね?、その気になったら平気で人を殺し合わせたりできちゃう……」距離を詰め、耳元で囁くようにして
鈴木心愛:「わるぅい吸血鬼でもあるんだぁ」
本田ナナ:「…………っ!」耳元にかかる息にゾクゾクと肌が粟立つ。
鈴木心愛:「ナナちゃんがやったことは皆には秘密。だから裁かれることもない」
鈴木心愛:「だけど私は知ってるから。皆の代わりに裁いてあげる」
鈴木心愛:ぱっ、と距離を離し
鈴木心愛:「放送が終わったら、私の家に来て?ね?」
本田ナナ:「…………」顔を真っ赤にして口をパクパクと開いたり閉じたりする。
本田ナナ:「ひゃ……」
本田ナナ:「ひゃい………………」
鈴木心愛:「よしよし。いい返事だね」
鈴木心愛:「それじゃ、本番頑張ってきてね。私も新曲楽しみにしてるから」
本田ナナ:コクコク!コクコク!!と真っ赤な顔で頷く。
両足義足のアナウンサー:「CMカット1分前で~す!本番はいりま~す!」
本田ナナ:「あっ、い、行かなくちゃ……!」目を回していたがその声にハッとする。
本田ナナ:「心愛ちゃん……本当に」
本田ナナ:「ありがとうね」にっこりと笑顔を向ける。
鈴木心愛:「気にしなくていいのに。好きな人には幸せになって欲しい」
鈴木心愛:「それが人間てものだもん」
本田ナナ:「……ふふっ、そうなのかも」
本田ナナ:「ナナもなんだかんだいって……心愛ちゃんが幸せだと、嬉しい!」
鈴木心愛:「じゃ、たくさん歌ってもらわないとだ」
鈴木心愛:「世界中の皆を、そして何より私を」
鈴木心愛:「ナナちゃんの歌で幸せにしてね」
本田ナナ:「……うん、任せて」
本田ナナ:「ナナは、アイドルだから☆」
本田ナナ:「本当は人を幸せにする方が得意なんだ!」
GM:そう言って、猫耳の少女は駆け出し、CMが開ける。
本田ナナ:「……というわけで、なんだかすごいことになっちゃって!ナナもビックリしてるんですが……」
本田ナナ:「早速ですが、新曲聞いてください!『サイバントウタ』!」
本田ナナ:歌が流れる。
本田ナナ:『♪チャイムの音と同時にため息 今日もキミを見つめる事しかできなくて』
本田ナナ:『♪弱虫なアタシ それでも この気持ちは譲れない!』
本田ナナ:『♪何年経っても 死がふたりを分かっても ずっとずっと、愛してるぜ☆彡』
GM:世界を変えた曲が、世界を包んでいく。
GM:愛を囁く歌が。
GM:----
GM:
GM:というわけで……完!!お疲れさまでした~~~!
鈴木心愛:うおおおおおありがとうございました!
鈴木心愛:最後まで無法たっぷり!楽しかった~
GM:無法なのが鈴木心愛だぜ!!
鰄淵レン:お疲れ様でした!!!
諸屋リン:おつかれさまでした!
居斎会未:お疲れ様でした!
サブGM:お疲れさまでした!
GM:2分後くらいに功績点配布をするので、琴線などを考えていてください!
アフタープレイ
GM:というわけで……功績点配布をします!
GM:いえ~!ぱふぱふ!
鈴木心愛:どこどこどこどこどこ
諸屋リン:ウオオ
鰄淵レン:ピッカァ~
居斎会未:わおわお
鈴木心愛:ピカチュウお前死んだはずでは
GM:死チュウにカツ!?
GM:というわけで……まずは「流儀の達成」!
GM:PC1の心愛ちゃんの魔王流の流儀は「魔物を殺す」です。
GM:達成できたかな?
鈴木心愛:Mウイルスという魔物は私が殺しました
GM:たしかに…………!では1点差し上げます!
GM:次にPC2の鰄淵さん!
GM:血社の流儀は「才能ある人を見つけ仲間にする」です。達成できたかな?
鰄淵レン:う~ん
鰄淵レン:会未くんを実家で家族に紹介しましたが……
GM:たしかに……!才能のある人を籍に入れようとしている
GM:達成!1点さしあげます!
鰄淵レン:やったね
鈴木心愛:そういう方法もあるのか~
GM:続いてPC3!居斎さんの独自流派こと居斎研究所の流儀は「作りたい物を作る」。
GM:達成できたかな?
居斎会未:ちゃんとぼくを作りました
GM:作っている!!では1点さしあげます!
居斎会未:やった~
GM:続いてPC4!
GM:諸屋さんの密蔵番の流儀は「異界遺産を別の流派や俗界の権力に渡さない。」
GM:達成できたかな?
諸屋リン:渡してはいないですね(持っているとも言ってない)
GM:渡してないならOKだぜ!1点さしあげます!
諸屋リン:やったぜ
GM:次に「ロールプレイ」!これは全員文句なしに達成!1点さしあげます!
GM:続いて「プライズの獲得」。これはなんとみんな再生装置という黒幕の証を持っていましたね。
GM:不思議だなあ……全員に1点さしあげます!
鈴木心愛:再生しまくるぜ~
諸屋リン:クックックッ
鈴木心愛:黒幕サイコ~
鰄淵レン:ヒャハァ~ッ
GM:続いて琴線は後回しにして……「使命の達成」。
居斎会未:やった~
GM:これも一人ずつ見ていきましょう!
GM:PC1の心愛ちゃんは【デスゲームに勝ち、生き別れの姉と再会すること】でした。達成できたかな?
鈴木心愛:人形になったお姉ちゃん部屋に飾ってます
鈴木心愛:駄目か?
GM:嬉しい~
GM:でも……人形は人形だからな(無慈悲)
鈴木心愛:ぐあああああああああああああ
鈴木心愛:そりゃそうじゃ(オーキド博士)
GM:残念ながら達成ならず!
GM:続いてPC2!鰄淵さんの使命は【父の研究の悪用を止めること】もしくは【デスゲームに勝ち、母と共にもう一度父と話すこと】でした。
GM:達成できたかな?
鰄淵レン:でき……でき……
鰄淵レン:出来てねえ~~~~っ
GM:そうとは……!
GM:では残念ながら達成ならず!
鰄淵レン:ピカァ……(半音下げ)
GM:続いてPC3!
GM:居斎さんの使命は【デスゲームに勝ち、PC2の意識を己の自我に上書きし、自分の肉体に移してPC2を救うこと】でした。
GM:達成できたかな?
居斎会未:勝つとこまではやったんだけど……
GM:二人とも存在している…………な!
GM:というわけで……残念ながら達成ならず……!
居斎会未:でもHAPPYだからまあいいか
GM:HAPPYでよかった~!
GM:続いてPC4!
GM:諸屋さんの使命は【デスゲームに勝ち、あなたの悲願を達成する事】でした。
GM:達成できたかな?
諸屋リン:デスゲームには勝てなかったものの……俺の属する組織の悲願の達成は叶いましたね
諸屋リン:しかし……
諸屋リン:俺個人の悲願は……達成できていないですね。ざんねん。
望田トイ:リンくん……………………
諸屋リン:ごめんな……
望田トイ:ずっと待ってるよ♡
諸屋リン:グゥ~
GM:というわけで……残念ながら達成ならず!
GM:全員が未達成でした……!
鈴木心愛:え~んえ~ん
諸屋リン:ぴえ~
居斎会未:悔しいよ~
GM:あと忘れてたんですけど「セッションに最後まで参加した」っていうのがあって
GM:これはクライマックス戦闘で脱落していないというものなので、居斎さんのみ達成!
GM:居斎さんのみ+1点です!
居斎会未:いぇ~い
GM:これも相打ちだったら0人なんだな……
鈴木心愛:すごいぜ
GM:では…………最後にじゃあくシステム琴線……!
GM:みんなやらなくていいかなって感じだったらやらないけど……いかがいたしますか?
居斎会未:どっちでも~
諸屋リン:わたしもどっちでもだいじょうぶだぜ
GM:やらなかったらみんなに1点配ります
鈴木心愛:やろうぜぇ!
鰄淵レン:どっちでもいいならやりたくない!
諸屋リン:綺麗に別れたな
鈴木心愛:なら譲るか……今回は……
GM:じゃあみんなに1点ずつ配って合法的にみんなのよかったところを語る場にしましょう!
鰄淵レン:ありがとうございます
諸屋リン:順番に褒めよっか
GM:だぜ!
居斎会未:そうしましょ
GM:まずはPC1の心愛ちゃん!
GM:本当にずっと暴れ倒してたけど本当にかっこよくて優しいPC1でしたね……!
サブGM:心愛ちゃん本当に不思議な味のするキャラで
居斎会未:無法なのにちゃんと主人公なのとんでもないバランスだった
鰄淵レン:主人公でしたね~
鈴木心愛:ぶぶんぶぶん
サブGM:メチャクチャに暴れ倒してるヤベーやつなんだけど、しっかりした善性とか芯を持って主人公してて
GM:本当に当たり前のように善性があって、いいことはいい!だっていいから!ってちゃんと言い切れるの、すごくいいですよね……
サブGM:あまり見ないタイプの魅力があるキャラだったと思います
諸屋リン:わたしてっきり心愛ちゃんのそのあたりの善性は
諸屋リン:秘密由来のものなのかな?って思ってたんだけど
鈴木心愛:別に関係ないです
諸屋リン:秘密自体はお姉ちゃんを探す!っていうあれで
諸屋リン:びっくりしたよね
鈴木心愛:強いて言うなら参加者に居るなら死んじゃったら会えなくて困るって感じ
居斎会未:ぺんさん自身がちゃんと不殺の主人公で行こう!っていう芯として設定してたの
居斎会未:私もちょっとびっくりした
鰄淵レン:秘密が開かなかったから最後の最後でギャハハ!って本性表したらどうしようって怯えてたんですが
鈴木心愛:背景がのう……
鰄淵レン:最後までいい子で安心しました
諸屋リン:マジでそれ怖かったw
鈴木心愛:非殺なのじゃのう
サブGM:デスゲームで不殺持ってくるのもすごかった!
鈴木心愛:でも再生装置私も持ってるぜギャハハ!はやったぜ!
諸屋リン:そっかそっか非殺もか
GM:背景を大事にしててよかったですよね……!
GM:【宿星】もEDで世界救ってるのそういう星の元なんだな……って思った
居斎会未:EDもめっちゃ良かったな
鈴木心愛:そ、そうだったのか……
諸屋リン:そう だからその辺り関係なくあの胡乱ぶりと善性がちょうどいい感じの塩梅なのすごいバランスで好きだな~ってなったよね
鈴木心愛:これも背景……
居斎会未:ナナちゃんの願いをある意味叶えてあげるっていう
サブGM:EDの帰着もメチャよかったですよね
GM:心愛ちゃん身長何センチですか?(性欲)
GM:ED本当に綺麗で感動しちゃったな……
鰄淵レン:EDほんとによかったです
鈴木心愛:身長決めてなかったな~大きいイメージはないです
諸屋リン:要素を回収して綺麗に着地させる達人がよ~
GM:歌で世界を変える!って言ってたナナの夢をこのうえなく善性の形で叶えてくれて本当に嬉しかった
鈴木心愛:157くらいかも
GM:なるほどね!!!!!!!!!
居斎会未:しかも本当にナナちゃんの歌そのものに力があるんだよって理由付けでね
鈴木心愛:滅ぼすより救うほうがいいぜ!と言ったからには責任を持たなくてはね
GM:背が低めでこんなエッチな吸血鬼なの突然出してくるのヤバすぎ 157は小さくないか……
居斎会未:ナナちゃんの秘密が発覚した時、結局ウイルス頼りじゃん!みたいなこと言ってたから
サブGM:そう、ナナ秘密の要素を綺麗に拾いつついい方向に纏めるのは達人の技
鈴木心愛:居斎さんが願いを叶えてくれたおかげです……ありがとう
鰄淵レン:エッチなことしたんですか?
諸屋リン:居斎さんには頭向けて寝れねえよ
居斎会未:ナナちゃん自身の歌に力がある!って言い切ったのめちゃくちゃカッコよく映った
鈴木心愛:夫婦二人の靴舐めます!く~んく~ん
居斎会未:足じゃなく?
諸屋リン:足むけて寝れねえよ
GM:体折りたたまなきゃ
サブGM:平行に寝る
鈴木心愛:エッチなことは滅茶苦茶しました
居斎会未:足だけ天に向けて寝てもらうか
本田ナナ:!!!!!!!
鰄淵レン:なんてこった……
居斎会未:したの!!?
諸屋リン:HAPPY END
本田ナナ:獣の性欲は強いからね(断言)
サブGM:してる!!
鈴木心愛:吸血鬼なのにエッチなことしないわけ無いでしょ
GM:そうかも……
鰄淵レン:ヘイトスピーチ
GM:じゃあ鰄淵さんも……?
鈴木心愛:そうです
GM:そうだったんだ……!
居斎会未:全部先輩に流れ弾行くんだよな
サブGM:無関係の人が断言してる
鈴木心愛:吸血鬼は上位吸血鬼に逆らえないし血をすべて飲んだら記憶や意志を引き継げるしエッチなことをします
鈴木心愛:全部常識
GM:そうだったんだ……!!!!
諸屋リン:吸血鬼設定面白かったな
居斎会未:吸血鬼がかぶったの完全に偶然なのに
GM:吸血鬼かぶりも面白かったしかぶってるのにガンガン設定生やしていくのも面白かったですね
居斎会未:めちゃくちゃ利用しまくってましたね クライマックス戦闘とか
鈴木心愛:力の解放してくれてありがとう
鰄淵レン:あたしそんなつもりじゃ……
鈴木心愛:リンくん死んじゃった……
GM:上位の吸血鬼の力でダメージ6!
サブGM:あれも面白かった 上手いよな~
諸屋リン:どれだけの力を解放しちまったんだよ!
鈴木心愛:やっぱ時代は隷属だぜ!
サブGM:ジンオウガ化してる
エイトヘッドシャーク"エワル":私を仲間として扱ってくれたのもうれしかったですね
鈴木心愛:エワルくん好きだったな~
エイトヘッドシャーク"エワル":殺したいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
居斎会未:あそこも善性として良かったですよね
居斎会未:ちゃんと仲間思いというか友達思いというか
鈴木心愛:人食い衝動を抑えている鬼同士だからね
GM:エワルがこんないいキャラみたいになれたの本当に大事にしてもらえたからなので嬉しいですね
鰄淵レン:まさかこんなに出番があるとは……
諸屋リン:TRPGの妙だよな~
諸屋リン:ミニゲでデスするのも含めてな~
鈴木心愛:クライマックスで出てきてくれたの超嬉しかった
居斎会未:最初のミニゲームで落ちるの展開がうますぎる
エイトヘッドシャーク"エワル":偶然4+4で8になったからでたよおおおおおおおおおおお
GM:あそこで落ちてなかったら次の襲撃者はエワルだったので
GM:綺麗な体で終われてよかったと思います
諸屋リン:そうだったのか……
諸屋リン:ある意味救われていたのか
居斎会未:危なかった
エイトヘッドシャーク"エワル":不殺のサメで終わってよかった
鈴木心愛:衝動を抑えられて偉い
GM:占任さんが「気に入ってもらえてるしエワル後にする……?」って言ってきたから「いや?やるよ」って言ってました
居斎会未:容赦ない
サブGM:悪のGM
諸屋リン:鋼鉄の意志
鰄淵レン:こわ
鈴木心愛:正直それはそれで嬉しい
エイトヘッドシャーク"エワル":人殺したいからねええええええええええええええええ
鈴木心愛:エワルくんが人を殺してショックを受けるパターンも有りだと思ってたから
GM:なるほどね
鈴木心愛:でも今回は誰もエワルくんは殺さなかったんだ……
鈴木心愛:尊い
GM:絆の力だぜ……
GM:そしてそんな心愛ちゃんの上司(???)の鰄淵さんの話にいきましょうか!
居斎会未:上司……?
GM:上位吸血鬼……?
鰄淵レン:知らん……
居斎会未:先輩マジでずっとカッコよかった
諸屋リン:秘密のあおりを一番受けていたというか
GM:ほんっっっと~~~~にかっこよかったですね~!
鈴木心愛:一番滅茶苦茶にされていたけど
居斎会未:OPのときこの人相手に刺しに行くのマジ~~?になってました
諸屋リン:自分が同じ立場だったら絶対耐えられなかったと思うから先輩は偉い
サブGM:すっごいスパダリでしたね……
鈴木心愛:でも胡乱な秘密叩き込まれたのにスパダリのイメージは崩れてないの本当にすごいと思う
鰄淵レン:美少女にならずに済んでよかったです
居斎会未:受け流し力が高すぎて刺さる気しなくて
サブGM:親子で美少女なったらオモロかった
GM:「あんな」父相手に本当は好きだったんだってなるの本当によかったですね……
鰄淵レン:「あんな」父にすな!!
GM:俺まで美少女にされてしまう!!で滅茶苦茶笑ってた
居斎会未:あんな父にした人が……
鈴木心愛:まあ美肉してる以外マジでいい父親だった御台だからね……
諸屋リン:時折素というか 年頃の青年感みせてくれるところマジで好きなんだよね
鈴木心愛:そうそう
諸屋リン:>鰄淵レン:「じゃねえだろ!八つ目だけリリック詰まりすぎだろ!」
鈴木心愛:そこも運命だよね
居斎会未:分かる
諸屋リン:ここ気が狂うほど好き
鈴木心愛:自分も女にされるかもしれなかったという
居斎会未:先輩の素というか 相応の部分が見えてる瞬間好き
GM:真凛ちゃんが幻覚だと思ってたの本当に笑った
鈴木心愛:骨との因縁も深いけどやっぱそれ以上に後輩への思いが段々見えてくる塩梅も好きだったな~
居斎会未:だって誰も何も言わないから……
鈴木心愛:人と鬼の話しした時後輩は関係ねえだろってキレかけてたのかなり好き
諸屋リン:あれもよかったよな~
居斎会未:アレすごい嬉しかった
GM:めちゃくちゃ大事にしてるやんけ~!!ってなった
鰄淵レン:思ってたより後輩のこと大事だった
居斎会未:まあ実際関係ないんだけど ぼく人じゃなくて機械だから
諸屋リン:脱落寸前の時も会未くんのことしか考えてなかったもんな
サブGM:あんなスパダリなんだけど、父親との関係とか居斎さんに倒された瞬間とか、結構男の子なところ出るのがよかったですよね
サブGM:クールに見えて熱い
GM:心愛ちゃんがめちゃくちゃやってる吸血鬼な分鰄淵さんが本当にマトモな人でやっぱり上位吸血鬼ってすごいんだな……ってなった
諸屋リン:先輩やっぱそっち系のロールバチクソにうまいよね
諸屋リン:クールだけど熱いものを秘めているやつ
鈴木心愛:奥義の演出エグすぎて好き
GM:悪の吸血鬼だよ~~
居斎会未:塩梅がめっちゃ良いですよね
居斎会未:普段のクールさとか耽美さがしっかりしてるから
居斎会未:垣間見える部分も引き立つし
GM:そのぶん動揺した時とか年ごろの男の子なところみえると嬉しくなりますよね
諸屋リン:奥義反則すぎて泣いちゃった
諸屋リン:ダブクロのブラムストーカーもあれできるようにならないかな
GM:強すぎて対策されまくってまともに戦わない奴笑っちゃった
鰄淵レン:骨はなんか……埋めときます
居斎会未:封印の方法探そうね
鈴木心愛:骨、私の家系が引き続き管理するんだろうか
居斎会未:最悪ぼくがすごいセキュリティの金庫とか作るよ
諸屋リン:いや……骨は密蔵番が回収するのでえ……
鈴木心愛:ナナちゃんに巫女服着せて守らせるか
GM:どうなんだろう……今は島でむきだしの岩になっています
本田ナナ:巫女服~!?
居斎会未:でもリン君この世界の密蔵番にとっては降って湧いた知らん人じゃない?
諸屋リン:なんとかなるっしょw
諸屋リン:予知は割と一般的に行われてるっぽいんだよな 比良坂とかやってるぽいし
西寒田美波:そうなんだねえ
諸屋リン:西寒田……
諸屋リン:俺のPCに俺のPCが命を救われることになるとはな
鰄淵レン:そういえば……
鈴木心愛:じゃあお前がここに来ることは既に予知していた……みたいな感じになるのか
鰄淵レン:西寒田さんマジであのまま帰ったんだ
GM:帰りました
鈴木心愛:本家でもそうなんですか?
居斎会未:西寒田さんというか……
居斎会未:ほたるさん?
GM:というか、西寒田美波(偽)がログアウトしたときの衝撃とかがきっかけで世界をめちゃくちゃにした感じです
諸屋リン:やばないこいつ?
鰄淵レン:何してんだ!
諸屋リン:本家は醜女衆だったけど 多分抜け忍になって
諸屋リン:ほたるも多分そう
GM:あの黒いうねりがでてわーってなったときね!遺灰戦争の世界!
GM:というわけで……密蔵番の知らん人の諸屋さんの話をしましょうか!
GM:あっ
諸屋リン:あっ俺からでいいのか
GM:居斎さんか先
諸屋リン:そうしようぜ
GM:間違えました
居斎会未:番号順的にはそう
GM:失礼しました!居斎さんのはなし!
鈴木心愛:可愛かったね後輩
GM:かわいかった~~~~!
鈴木心愛:先輩が羨ましいよ
諸屋リン:日記ずるいよな
居斎会未:良かった~
鈴木心愛:日記めちゃ好き
鰄淵レン:ピッカァ…………
諸屋リン:マジかわ1000%
GM:ピカチュウいるな
サブGM:ずっといじらしくてかわいかったですね……
鈴木心愛:でもあの日記を書いたのは今の居斎さんではないんだよな……
GM:クールにみえて好き好き大好きなの本当にかわいい
氷川 中史:います
鰄淵レン:すさまじい殺意を感じ続けていました
GM:ピカチュウいるな
諸屋リン:ログでわからない芸だ
鈴木心愛:絶対殺すマンだったね
GM:本当に頼もしかったです
サブGM:研ぎ澄まされた殺意
居斎会未:人間居斎は「ボク」「センパイ」でAI居斎は「ぼく」「先輩」でした
鰄淵レン:そうだったんだ!
諸屋リン:細かいところまで質感高めていってるよな~
居斎会未:こんなすきゃっとさんを刺すためのハンドアウトをもらったからには全力でやらなければと思って
諸屋リン:反転型インプラントのもじりもめちゃ好き
居斎会未:全力でやりました
GM:とても頼もしかった……ありがとうございます
諸屋リン:やっぱり最後の願いをああするにあたって
諸屋リン:リソース潤沢になってるよね?っていう
諸屋リン:あくまで合理的にこう……選択を詰めていってああなったのが
諸屋リン:キャラ性としても美しく 納得できるし 凄かった
鰄淵レン:理屈付け上手かったな~
鈴木心愛:あれも良かったですね
鈴木心愛:かわいいだけじゃなく研究家方面の設定もしっかりしていて
居斎会未:あれ、GMに代償ってどうなります?って聞いたら義体とか人込みで足りてることにしていいですよって言って貰えたので
居斎会未:せっかくだしロールで全部やりました
鰄淵レン:やっぱりキャラの価値観とか行動方針を固めてその通りに芯を通したロールが上手いですね
諸屋リン:一貫してるよな~
GM:使命達成にはできないんですけど、それでも一緒に生きたいってことなら……いいよ!ってしたいから……
居斎会未:そりゃ……一緒が良いでしょ!
諸屋リン:あのEDが見れたから花丸よ
鈴木心愛:そりゃそうじゃ
諸屋リン:鰄渕レミの誕生を心待ちにしています
GM:使命を捨ててでも通したいものがあるなら全然いいと思います!とてもよかった……
GM:レミなんだ
鰄淵レン:ピカピ……
サブGM:レミ、語呂もいいな……
サブGM:エンじゃなくてよかった
GM:エンッ!!
居斎会未:子供産めるように改良頑張るか
諸屋リン:エッチすぎんか?
鈴木心愛:なるほどね
GM:なるほどね……………………
鰄淵レン:やばいって
鈴木心愛:H鎖ウギンか?
GM:えっちぐさりウギン
サブGM:二つ名?
諸屋リン:あとマジで……戦闘上手かったね
GM:そう!!!!!
GM:あの激闘を制して勝者になったのが本当にすごい うまかったな……
サブGM:プロット支配がすごい上手かった……
鰄淵レン:強すぎ~~
居斎会未:シノビガミの戦闘マジでめちゃくちゃ難しいしめちゃくちゃ楽しいですね
GM:今回防御寄りの構成が多い中で攻撃性能を考えて勝ってたの偉いと思う
諸屋リン:出目と忍法が強かったのはそうかもしれないんだけど
鈴木心愛:読まれたねえ……
諸屋リン:それ以上にやっぱ今日日さんの都度の状況判断がクソ上手かったからの勝利だとはおもう
GM:本当にお見事でしたね……!
GM:やっぱりずっと高プロいたのが最後1いったの本当にうまいよな~
諸屋リン:その点でいうと心愛ちゃんも惜しかったからな~
諸屋リン:最後まで奥義と回想温存できたのはすごい
鈴木心愛:ふにゃ~
居斎会未:心愛ちゃんの立ち回りも強かったですよね
鈴木心愛:奥義なかなか切れんかった
GM:(靴舐めてなかったら落ちてたけど……)
居斎会未:ぼくのリソースがよく言われてたけど心愛ちゃんも大概だよ
鈴木心愛:知らないのか?強いやつは靴を舐めるんだ
諸屋リン:まあでもどうやって媚びるかどうかみたいなところあるからな 対立は
サブGM:盤外戦術を取りまくっていた
鰄淵レン:靴舐めなかったらリンくん生きてたからな……
GM:GMはみんなに回想も奥義も出してほしかったので抱え落ちする人がでなくてよかったな……と思っています
鈴木心愛:靴美味しい!く~ん!
諸屋リン:わたし的には跳域チャンスで極地狙いたかったからむしろ助かったのはある
諸屋リン:結果はアレだったけども……
居斎会未:1/6は引けたんだけどね……
居斎会未:その後の1/36がね……
サブGM:出目がね……
諸屋リン:成功8失敗7マジ?
GM:やばすぎ
鈴木心愛:レッツゴーお祓い
サブGM:ネクロニカの成否率
サブGM:上でも言われてたけど日記よかったですね……
GM:よかった~!
GM:研究一色だった居斎さんがどんどん恋愛に
鰄淵レン:回想全部使って殴られるの初めての経験
諸屋リン:笑う
居斎会未:キャラの方向性決めた時点から絶対やりたかったので
居斎会未:やりました
鈴木心愛:えらいぜ~
サブGM:刺客
GM:とてもよかった とてもありがたい
GM:では……今度こそ出目のヤバかった諸屋さんの話をしましょうか!
鈴木心愛:出目がヤバかったのは本当にそう
諸屋リン:すごい形容詞付いてるな
居斎会未:紹介文やめてあげて
諸屋リン:クク 事実だがな
鰄淵レン:正直相当ロール難しい秘密だな~と思うんですが
鈴木心愛:普段キモタクなのにトイちゃん周りの話になると本当に頼りになる一面を見せてくれるギャップがかなり好きでしたね
GM:まあさすがに最初下振れたぶん上振れるっしょと思っていたら…………
鈴木心愛:立ち絵で眼鏡がぐるぐるになる奴かなり好き。
鰄淵レン:最後まで細やかで丁寧に設定に寄り添っておりすげ~ってなりました
諸屋リン:タイムリーパーやるの初めてだったから
居斎会未:やる機会普段そうないですもんね
GM:本当に真摯に考えてくれてめちゃくちゃ嬉しかったですね……!
諸屋リン:気合入れてタイムトラベルとかそのあたり調べまくったんだけど 結局頭爆発しちゃった 俺の頭じゃ理解できなさすぎて
サブGM:優しさとキモオタをちゃんと両立してたのも偉かったし魅力的でしたよね
GM:占任さんなら背景を時の旅人にしている
鰄淵レン:ひたすらいいやつなオタクくんですごい好きでした
鈴木心愛:肝臓ありがとね
諸屋リン:いいってことよ
居斎会未:彼も本当に善性の人でしたね
GM:本当にキモいけど優しいオタクくんでよかった……
鈴木心愛:トイちゃんと最後分かれるところもな~
居斎会未:トイちゃんにはもちろん、心愛ちゃんにもずっと気を配ってて
鈴木心愛:あそこ自分からちゅ~お願いするの笑っちゃったんだよな
GM:本当にジャバジャバに泣いちゃった
鈴木心愛:滅茶苦茶悲しいシーンでもあるんだが……
諸屋リン:あれは……その流れじゃん!
望田トイ:そうだった!?
鈴木心愛:そうそう。ハンドアウト関係ない我々がはやした友人関係を
諸屋リン:まあやっぱキモオタの勘違いだよね~wドゥフwって余裕ぶっこいてたら背後から刺されて死んじゃった
鈴木心愛:大切にロールしてくれたの嬉しかったですね
諸屋リン:あれ楽しかったな~
GM:友達コンビも本当によかったですよね~!
鰄淵レン:今回全体的にライブ感すごくて
鰄淵レン:TRPGやってるな~って感じがあった
諸屋リン:ぐうわかる
居斎会未:その場その場で全てが組みあがっていきましたね
GM:私の知らないNPCとかも出てきましたからね
鈴木心愛:創造の力……
サブGM:ここリンがコンビになってたのもよかったな~
居斎会未:リン心愛の友人関係とか知らんNPCとか
サブGM:それは完全に謎だが……
鈴木心愛:非札同盟だぜ
居斎会未:ぼくと心愛ちゃんも恋バナ友達になったし
鈴木心愛:黒幕同士だから……な!
諸屋リン:結局なにがきっかけで心愛ちゃんと友達になれたのかはわからないままだったな
GM:ぺんさんがめちゃくちゃやりながら率先して引っ張っていってくれて本当に助かりました
諸屋リン:初邂逅どんなんだったんだろうな
鈴木心愛:嘘の常識を吹き込みに行ったんじゃないかな
居斎会未:ぺんさんの異常建築力すごかったな……
GM:眼鏡仲間だから転校初日のリンくんに焼きそばパン買いに行かせたのかな
諸屋リン:おもしれー女……
諸屋リン:なんか 恋愛的なカンジでなく
諸屋リン:男女のユウジョウみたいなやつ 久々にやれて楽しかったかも
鰄淵レン:確かにいい友達だった
鈴木心愛:でも多分トイちゃん居なかったら結構心愛はりんくんのこと好きだった気がするよ
居斎会未:性別の関係ない友達も良いですよね
諸屋リン:マジでござるか?
本田ナナ:しょんな……
鰄淵レン:まずい!乗るなオタクくん!
諸屋リン:ナナちゃん見てる~?w
鈴木心愛:ロリコン面さえ見ていなければ……
居斎会未:まあでもそうなってもおかしくない優しさと距離間でしたね
鈴木心愛:いい男だからねリンくん
諸屋リン:フン……
GM:これで友達いないのおかしいよ
鈴木心愛:絶対オタク友達居るでしょ
GM:まあ………………未来ではそもそも人がいなくて…………
鈴木心愛:あっ……
諸屋リン:そういえば年齢設定として
諸屋リン:こいつ5さい頃に未来行って5年間訓練したのち過去いっといでと言われて
諸屋リン:10さいから10年間過去戻りチュウしたので
諸屋リン:大体20さいぐらいのイメージでした
居斎会未:そうだったんだ
GM:す、すごい苦労をしている……
GM:20歳だったんだなあ
鰄淵レン:高校生じゃなかった
居斎会未:5歳からいきなりシノビの訓練するのきっついだろうなぁ
諸屋リン:だからまともに攻撃忍法覚えてない
鈴木心愛:でも忍びって結構そんなイメージある
GM:なるほどな~人の居ない未来ですからね……
鰄淵レン:みんな子供のころからキルアみたいな修行してるイメージ
諸屋リン:鞍馬とかその傾向ありそう
居斎会未:まあ確かに一朝一夕で身につくものでもないか
鈴木心愛:リンくんハンターハンター好きそう
諸屋リン:オタクはみんな好きだからね
GM:特に鰄淵さんなんかはピュア血社ですし小さい頃からぱるてに訓練させられてそうですね
鰄淵レン:ぱるてって言わないで
諸屋リン:乗るなレン!
獅子生 ぱるて:ぱるてだよ~
居斎会未:ぼくも多分小さい頃から研究漬けだと思うし
居斎会未:心愛ちゃんも小さい頃拉致られて強制修行だったっけ
諸屋リン:そっか 拉致られてたんだ
鈴木心愛:私は拉致られたと言うかパパママが紹介してお寺に入った感じですね
GM:寺院を紹介してくれるなんて ジーンとしちゃうなあ
居斎会未:なるほど
鈴木心愛:回想でやろうか悩んでたけど小さい頃から人間牧場とか血液銀行作ろうとしてたので
諸屋リン:なんて?
GM:そうなのお!?!?
鰄淵レン:やば
居斎会未:ヤバすぎ
鈴木心愛:両親がこら~!人間になりなさ~い!って知り合いのお寺に入れました
居斎会未:そらそうよ
GM:お寺があってよかった……
サブGM:ファインプレー
諸屋リン:作中MVPだったのか 住職さんが
鈴木心愛:お姉ちゃんも吸血鬼で、先に吸血鬼の子育ての経験があったから
鰄淵レン:吸血鬼になりなさ~いの鰄淵家と逆なんだ
鈴木心愛:その辺の知り合いもいる(けどお姉ちゃんが人形になったので何がきっかけで知り合ったのかは忘れてる)
鈴木心愛:って感じの想定でした
諸屋リン:魔王流と隠忍の血統の差異かもわからんな
GM:なるほどなあ……
GM:諸屋さん構成もすごく刺さってて範囲攻撃滅びで助かったり極地にできたりと本当に強くて
GM:本当にダイス目だけどうにかなっていれば…………
居斎会未:今回は使わなかったけど霧雨もぶっ刺さりでしたもんね
諸屋リン:構成ガン刺さりすぎててヘイトやばかったですね 結果的にあんまり狙われなかったけど
居斎会未:吸血鬼組はバフ型だったから
鈴木心愛:そうですね。
鈴木心愛:まあただ当たるか?って言われると微妙だから
鈴木心愛:足舐めさえして無ければ私はそんな狙わんかったかも
諸屋リン:大体もう極地切羽のクソゲーで勝つ筋しかなかったもんな
諸屋リン:範囲はさっさと撃っといて正解だったかも
諸屋リン:隠してたら逆にもっとヘイト貰ってた可能性大
鈴木心愛:たしかに可能性はある
GM:たしかに……オラッ!奥義だせ!で殴られてたかもしれません絵
居斎会未:警戒度は引きあがりそうですね
居斎会未:ぼくが心愛ちゃん殴ったのも割とその線だったし
GM:こんなに出さないってことは不死身だろ!跳ねてみろ!
諸屋リン:不死身防御だとさっさと開示しろオラッ!で殴りたくなっちゃうもんね
鰄淵レン:もうちょっとこまねいてたらナナちゃんもう一回不死身打てたしな……
諸屋リン:絶望やばかった
鈴木心愛:違うんです、ただ使うタイミングがないだけなんです
居斎会未:そういえば今日の昼気づいたけど
居斎会未:リン君がタイムリーパーでぼくがロボットで
居斎会未:SF組だったんだよね
鰄淵レン:なるほど
GM:吸血鬼とSFだったのか……
居斎会未:残りが吸血鬼に対してSF存在二人なのちょっと面白いなって
諸屋リン:ああ~確かに そこでも派閥みたいなあれがあったんだ
鈴木心愛:なるほどな~
鈴木心愛:色々共通点あって面白いな
居斎会未:先輩もファンタジーよりSFかみたいなこと言ってたし
鈴木心愛:リンくんが黒幕なのも居斎さんと未来で繋がりあったりしたのかもね
居斎会未:実際ぼく勝ったからSFの勝ちだった
鈴木心愛:メカならウイルス効かないから生き残ってそうだし
諸屋リン:熱いなそれ
GM:なるほど確かに……
居斎会未:まあそのために作ったところあるしね
鰄淵レン:なるほどなあ
諸屋リン:未来で協力してくれた斜歯の一派の名前に……鰄渕(旧姓:居斎)があったのかもしらんな
GM:婿養子なんだ
GM:あっちがう逆だ
GM:もう鰄淵といわれると鰄淵レンだと思ってるから……
居斎会未:嫁に行ったけど所属は変えなかった的な
鈴木心愛:なるほどね
GM:ぱるてもいるのにな……
鈴木心愛:ぱるてちゃんデザインかなり好き
鰄淵レン:ぱるては鰄淵じゃないだろ
諸屋リン:あれってAIなのかな
GM:あっぱるての立ち絵はAIでだしたやつに私が加筆しました
獅子生 ぱるて:獅子生ぱるてだからね
居斎会未:あれデスゲームパワーで出来た不思議存在だと思ってたけど
諸屋リン:あっなるほど めちゃめちゃかわいいよね カラーリングとかも
居斎会未:ひょっとしたらぼくが作った可能性ある?
GM:でも変なところと猫の顔くらいだからデザインはほぼAIだぜ
諸屋リン:ひょっとしたら居斎さんが作った可能性があったとして
諸屋リン:レンさんはどういう気持ちでそれを知ったらいいんだよ
GM:あれはAIというより「キャラクター」だから居斎さんが作ったものではないとは思ってたけどもしかしたらそうかも……
鰄淵レン:ピチュー
GM:トイが幽霊なのと同じかんじ
GM:ピチューいる
諸屋リン:かわいいね
諸屋リン:は~なるほどな
諸屋リン:やっぱ不気味だったな 骨
諸屋リン:起源とか おそらくそういうもの……みたいなあれはあったけど
居斎会未:正体が明らかにならないのホラーぽくてよかった
諸屋リン:確定的なアレではなかったもんな そのあたりの質感がうますぎる 占任さんは
GM:占任さんにお任せして本当に良かったな~と思います
GM:ラップも
鈴木心愛:よくわからないのだ
鈴木心愛:ラップ好き
鈴木心愛:最後しろいさんもも歌歌ってくれて好き
サブGM:へへ……ありがとうございます……
GM:歌は最初からあるだけあったんだけど特に出さなくていいやって感じだったんだけど
GM:せっかくこういう感じにしてもらえたからちょっと内容なおして出しました
サブGM:ラップ作るの大変だった
居斎会未:最初からあったんだ
サブGM:あったんだ!
居斎会未:そりゃ流石に急には出てこないよな……という謎の安堵があります
鈴木心愛:やった~!
鈴木心愛:出せてよかった!
鰄淵レン:ほえ~
鰄淵レン:骨回りの話クトゥルフみたいで面白かったです
GM:私も知らない設定がいっぱい出てきて面白かった
鈴木心愛:呪文だぜ
諸屋リン:ラップ本当に久々に文字打てないくらい笑った
居斎会未:あの分量のラップ考えてしかも中身に意味ちゃんと持たせてるのすごすぎ
諸屋リン:トイちゃんの改変ラップも良かったしな~
GM:みんなの大切な犬切を忘れないでくれてありがとうございます
居斎会未:マジで何のことかわからないくらい忘れてた
犬切ワン:ワン☆
鰄淵レン:忘れてた
サブGM:最初ブレーメンにしようかとか言ってたんですよね
諸屋リン:ああ~そうなんだ!
鈴木心愛:犬切謎すぎる
サブGM:私が「動物死んだらかわいそうじゃない?」って言ったら「本当にカスのスカンクとかにするか……」って言ってたけど最終的に人間になった
諸屋リン:まあもうブレーメンいたもんな
諸屋リン:暴力山とか……
鈴木心愛:暴力山は人間じゃないのか……
GM:私の最初の想定だと殺しまわってるのが犬切くらいだったんですけど、占任さんが他のNPCも人殺したいよおおおおおおって言ったので結果影が薄くなってしまいましたね
暴力山暴力太郎:人間だぜ~ッ
諸屋リン:ムキムキのヒソカ惜しかったな~
サブGM:せっかくのデスゲームだから……いっぱい人殺しが出てきたら嬉しいかなと思って
居斎会未:まさか最後まで生き残るとは
GM:そういうわけで……功績点の結果です!
GM:心愛ちゃん・鰄淵さん・諸屋さん……4点
居斎さん……5点
GM:という感じで……4点や5点を持ち帰って食べてね!
鈴木心愛:ありがとうございます!4点美味しい!
居斎会未:美味しい~
鰄淵レン:もぐもぐ
諸屋リン:いただきます
GM:それでは……このデスゲームもついにおしまいです!
GM:みなさまいっぱい遊んでくださって……本当にありがとうございました!!
GM:GMもいっぱい構ってもらえて本当に楽しかったです~!
諸屋リン:改めてGMとサブGMおつかれさまでした……!
鈴木心愛:こちらこそありがとうございました!沢山デス見れて楽しかった~!
諸屋リン:めちゃくちゃ楽しかったよ!
サブGM:皆様ありがとうございました……!
鰄淵レン:最後までお疲れ様でした!楽しかったです~!
居斎会未:めちゃくちゃ楽しかったです、お誘いいただきありがとうございました!
GM:また機会がありましたら是非是非遊んでください!ありがとうございました~~~!!!
鰄淵レン:また殺しあいましょう
諸屋リン:次は勝つぜ
居斎会未:是非また遊びましょう!次も勝ちます
居斎会未:お疲れ様でした!
鈴木心愛:かちたいyO~
鈴木心愛:人を殺したいよおおおおおお
エイトヘッドシャーク"エワル":殺したいよおおおおおおおおおお
鈴木心愛:お疲れ様でした!またいずれ!