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『夢に咲く君の花』 GM:しろい


本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
掲載の画像の一部はAI生成イラストを加工したものです。


PC1:夜永(よなが) (すずめ)(キャラシート)PL:氷雨



目次


[雑談]氷雨:な……なんか立ち絵画面の時だけめちゃくちゃ作りこまれてそうな背景画像が見える
[雑談]氷雨:こんばんは!
[雑談]GM:こんばんは~!
[雑談]夜永 雀:あざとの詰め合わせみたいな属性になってしまいました
[雑談]GM:やったぜ。
[雑談]GM:私はあざとい女大好きです
[雑談]夜永 雀:良かった~
[雑談]夜永 雀:私も好きなんですけど書いてるときいいのか……!?これで……!?となり続けてました
[雑談]GM:では……やっていきましょうか!
[雑談]GM:よろしくお願いします!
[雑談]夜永 雀:わ~~い!よろしくお願いします!


プリプレイ

GM:それでは……タイマンセッションやっていきましょう!!よろしくお願いします!
GM:まずは軽く自己紹介からお願いします!
夜永 雀:よろしくお願いします!!!
GM:え!超かわいい………………
夜永 雀:えへへ……
[雑談]サムトー@見学:行ってらっしゃい
[雑談]サムトー@見学:こっちも卓なので応援だけ
[雑談]GM:あっサムトーさんだ!こんばんは~!
[雑談]夜永 雀:こんばんは!嬉し~
GMキャラシート
GM:唯一のPC!雀ちゃんお願いします~!
夜永 雀:はい!

[雑談]サムトー@見学:かわいい
夜永 雀:夜永雀、どこかぽわぽわした雰囲気を感じさせる女子高生です
[雑談]GM:超可愛い 本当に助かる ふわふわピンク巨乳……
夜永 雀:身長は150cm!ちっちゃいです 途中で止まってそれっきりなんだ~
GM:ええ~っ ちっちゃくてかわいいねぇ
夜永 雀:引っ越ししてからオーヴァードに覚醒したので、覚醒してからは長くても数年程度のまだまだひよっこです
夜永 雀:経験の浅さに加えて感じていることを送受信する能力、つまりテレパシーであることから、前線に出ることはあんまりないです
夜永 雀:代わりに情報収集には自信あり!ソラリスパワーは伊達じゃない
夜永 雀:戦闘が全くできないわけではなく、性能的には絶対の恐怖に対抗種を載せて攻撃します
GM:情報を滅茶苦茶持っている…………
夜永 雀:えへへ……
夜永 雀:100%以上なら血返しの魔槍で受けた攻撃の痛みをそのまま返せます 強いでしょ~
GM:な、なんて強いのだ
夜永 雀:という感じかな!引っ越し前の街に戻ってきたので大好きな幼なじみに大きくなった雀ちゃんを見せてあげるんだ
夜永 雀:まあ背は大きく……はなってないかもしれないけど よろしくお願いします!
GM:うおっでっか……
GM:背じゃないところがデカくなってるな…………よろしくお願いします!
GM:というわけで……そんな雀ちゃんのHOはこちら!
HO
シナリオロイス:佐倉楓花(さくらふうか)

あなたは佐倉楓花(さくらふうか)の幼馴染だ。
引っ越しによりここ数年疎遠になっていたが、あなたの心に彼女の姿は焼き付いている。
あなたの住んでいる街では、とある花を手にした人が目を覚まさなくなる"眠り病"の噂が囁かれていた。
"眠り病"の調査をする傍ら何者かの襲撃に巻き込まれたあなたは、佐倉楓花と再会する。
彼女は親しげに笑うとあなたに刃を向ける。「ねえ、殺してあげようか?」
夜永 雀:楓花ちゃん……?
佐倉楓花:私に殺されるなら光栄でしょう?
夜永 雀:うぅ~っ
GM:そういうわけで眠り病の調査をしつつ幼馴染に再会してもらいます!
GM:PC一人だけだけど……がんばってね!
夜永 雀:が 頑張ります……!

トレーラー


夢を見ていた。
君の笑顔は、あの頃のまま。
眩しくて、手を伸ばしても届かなくて、
指先から、花びらが崩れ落ちるように、思い出がほどけていく。


──春の匂いが、街を包む。

いつからか、街では"眠り病"が囁かれるようになった。
誰かの隣で笑っていた人が、ある日突然、眠りから醒めなくなる。


花が咲いている。

街の中心に、あり得ない程巨大な異形の花が。

君は、彼女の夢を――枯らせるか。それとも、咲かせるか。

Double Cross The 3rd edition
『夢に咲く君の花』

ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

[雑談]GM:というわけで……トレーラーをはったので
[雑談]GM:OPをやっていこうと思います!
[雑談]夜永 雀:ふええ……
[雑談]GM:かわいいね……
[雑談]GM:地の文でも説明するけど、眠り病っちゅうのが流行っていて
[雑談]GM:イリーガルの雀ちゃんにも調査をお願いしているので
[雑談]GM:夜の街を捜査してもらいます!

オープニング


GM:オープニング
[雑談]夜永 雀:夜の街を……!
GM:登場侵蝕をお願いします!
[雑談]夜永 雀:あとすみません 完全に常備化点使うの忘れていたのですが……ボイスチェンジャーとコネ噂話とUGNだけ買ってもいいでしょうか……(ダメなら大丈夫)
[雑談]GM:あっなるほど!全然大丈夫です!
夜永 雀
[雑談]GM:買って買って~!
夜永 雀:アレ!?
夜永 雀:1d10+28
DoubleCross : (1D10+28) → 1[1]+28 → 29
GM:あっカウンターリモコンの様子がおかしそう ともあれ登場が上手!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1増加(28 → 29)

[雑談]夜永 雀:うおお ありがとうございます!
GM:街には、季節外れの春の匂いがほのかに漂っていた。
GM:"眠り病"。
GM:とある花を手にした人間は、二度と眠りから醒めなくなってしまうという噂。
GM:都市伝説のように伝えられるその噂が、荒唐無稽な作り話ではない事をあなたは知っていた。
GM:被害者達の持つ花からはレネゲイドの反応があり、R案件としてあなたは調査に任命された。
GM
GM:櫛梨市。
GM:自然を残しながらも開発が進み、およそ生活していて不便は感じない程には都会の土地。
GM:月明かりと街灯が照らす夜の街を、あなたは一人散策していた。
[雑談]GM:こんなで……ちょっと捜査してるよ~って感じのロールをしてもらってもいいですか?
[雑談]夜永 雀:はーい!
[雑談]GM:しばらくすると楓花とあいます
夜永 雀:辺りを不自然でない程度に見渡しながら、街灯の光に照らされた癖っ毛がふわりと揺れる。
[雑談]GM:HO、出した時は楓花が銃を突き付けていたのですが、様々な諸事情により刃というふんわりしたものに変わりました
夜永 雀:「花を見つけなきゃなんだよね~……でも~……」
[雑談]GM:え~超かわいいな
夜永 雀:どうしたものか、と呟きながら歩みを進める。人中で集めることのできた情報は、どれも都市伝説の範疇を出なかった。
夜永 雀:「……あっ、次は植物園とか!」
夜永 雀:閃いた事が口に出てしまって、慌てて口を手で塞ぐ。誰にも見られていないと安心して、息を吐く。
夜永 雀:帰ってきてから少し。数年を経てもこの街はそれほど大きくは変わらなかった──まだ、会えていない彼女がどうなのかだけが気がかりだけど。
[雑談]夜永 雀:えへへ 刃なんだ……♡
GM:あなたが思い浮かべたであろう、彼女――佐倉楓花。
GM:幼馴染の家は、この辺にあったな……ということを思い出すでしょう。
GM:そういったことをあなたが考えていると……
GM:首筋に、冷たい感覚。
夜永 雀:「楓花ちゃん……」だから思い出したのだろうか、名前を呟いて……
夜永 雀:首筋に触れた冷たさに、ビクリと飛び跳ねる「──え、っ?」
佐倉楓花:「よくここまで嗅ぎつけたわね」

GM:いつの間にか、通りには一人の少女の影。
GM:あなたに刃が突きつけられていた。
GM:が、次の瞬間、冷徹な声に驚きが混じる。
佐倉楓花:「……すず?」
佐倉楓花:「どうして……なんでここにいるの?」
[雑談]夜永 雀:……!!!
[雑談]夜永 雀:すずって呼んでくれてる 嬉しい……♡
GM:あなたに剣をつきつけている少女に、見覚えがある。
GM:彼女こそ、その引越しで疎遠になってしまった幼馴染、佐倉楓花だ。
夜永 雀:「……ふーか、ちゃん?」
夜永 雀:上手く頭が回らなくて、けれどその状況だけは厭に頭に入ってきた。
夜永 雀:「なんで……剣なんか、向けてるの?」
佐倉楓花:あの頃よりずっと伸びた身長、変わらない長い銀髪をさらりと揺らしながら、小さく微笑む。
佐倉楓花:「……夜永雀・・・
佐倉楓花:「ねえ、殺してあげようか?」
佐倉楓花:「どうせ……UGNの手先なんでしょ」
佐倉楓花:「どうせこんな仕事してたらいつか死ぬでしょ。だったら可愛くて大好きな私に殺される方が幸せだと思わない?」
夜永 雀:「……そんなの」
夜永 雀:「──そんなの、やだよ」
夜永 雀:「ずっと楓花ちゃんに会うの楽しみにしてたのに、会ってすぐに死んじゃうなんてヤ!」
夜永 雀:回らない頭でも、その言葉はすぐに口を吐いて出た。
佐倉楓花:「――ッ」ギリ、と奥歯を噛む。
佐倉楓花:が、息を吐き。すぐにまた冷静さを取り戻し、唇の端を吊り上げる。
佐倉楓花:「何?私の事好きじゃないの?」
夜永 雀:「好きだよ!好き!楓花ちゃんとず~~~っと会いたかったんだもん!」
[雑談]GM:ええ~超かわいい
夜永 雀:「でも死なんてことの為に会いたい訳じゃないもん!」
夜永 雀:「いっぱい……うぅん、数センチくらいだけど……大きくなった私も見せたかったし、その感想だって聞きたくて」
夜永 雀:「お互い会ってない間の事も話したくて……それにそれにっ」
夜永 雀:「会ってなかった分いっぱいハグしたり、遊んだりしたいの!」
[雑談]GM:この女……距離が近いぞ!!
夜永 雀:飛びつくように抱き着こうとする。立場も状況も、あの時とは大きく変わってしまったがそれでもその癖は変わらない。
佐倉楓花:「ッ!」
[雑談]夜永 雀:えへへ 距離近い子嫌いになっちゃった~?
佐倉楓花:怯えたように、距離を取る。その拍子に夜永雀を狙っていた刃は逸れた。
佐倉楓花:「あ……」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「そんなこと・・・・・の為に……そんなことしか、私は……ッ」
夜永 雀:「……楓花ちゃんは、そうじゃないの?」
[雑談]佐倉楓花:そもそも好きとも言ってないし……
夜永 雀:「私がいなくなっちゃった世界で、笑って過ごしたいの?」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………ッ」
佐倉楓花:「何も知らない癖に……」
佐倉楓花:「私にはもう、何も……!」
夜永 雀:「……知らないよ、だって話してくれてないもん」
夜永 雀:「だから話して欲しいの……えへへっ、私がいるでしょ?」
[雑談]GM:強く、可愛い女……
夜永 雀:上目遣いで、笑顔を向ける。何物にも染まっていない、無垢な笑み。
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「何も……」
佐倉楓花:「何も知らないでいて」
佐倉楓花:「この件からは手を引きなさい。そうすれば……」
佐倉楓花:「何も知らないで、幸せでいられるんだから」
佐倉楓花:「遠く……遠い所へ行きなさい」
佐倉楓花:「あの時と同じように、ね」
夜永 雀:「…………」何だか、心に何かが刺さった気がした。
夜永 雀:「楓花ちゃん、いっぱい大人になったんだ」
夜永 雀:「そうするのがいいのかな、きっと楓花ちゃんは色々知ってるんだもんね」
[雑談]GM:うう……雀ちゃん……
夜永 雀:「二人で居た時も、いっぱい守ってくれて……」
夜永 雀:「勉強も教えてくれて、ずっと一緒に居てくれた楓花ちゃんが言うんだもんね」
夜永 雀:「でも……私ね」
夜永 雀:息を吸って、胸に手を当てる。背丈と裏腹に豊かに育った胸部が揺れる。
[雑談]GM:胸が大きい………………
夜永 雀:「私ね、思うの。」
夜永 雀:「今、知っちゃったから。」
夜永 雀:「楓花ちゃんは……幸せじゃなくなっちゃったんだよね?」
佐倉楓花:「…………」
夜永 雀:「なら、どこかに行っても何も知らないで幸せでなんていれないよ」
夜永 雀:「ずっと、ず~っと……きっとおばあちゃんになっても、楓花ちゃんが幸せじゃないか気になってる」
夜永 雀:「そんな思いをするなら、二人で不幸で居る方がずっと好きだよ」
[雑談]GM:雀………………
夜永 雀:「不幸でも、同じものを見てる方が……ずっと、好き」
佐倉楓花:「…………そう思うなら」
[雑談]夜永 雀:えへへ……
佐倉楓花:「どうして…………」小さく呟くが、すぐに首を横に振る。
佐倉楓花:「このままじゃ、おばあちゃんにもなれなくなる」
佐倉楓花:「死ぬんじゃなくて、一生綺麗で大好きな私の事心配しながら過ごす人生を送りたいなら……」
佐倉楓花:「…………逃げなさい」
佐倉楓花:そう言い残し、夜闇に消えた。
佐倉楓花:《瞬間退場》
夜永 雀:「楓花、ちゃん…………」
夜永 雀:一人、呟いて──暫く立ち尽くして、それからどうにか歩き出す。
夜永 雀:懐かしさと、青く沈む憂いを感じながら。

GM:ロイス取得が可能です。
GM:なお、このセッションは一人に対し複数のロイスを取ることができます。
GM:マジで登場人物が少ないからです。
夜永 雀:www
夜永 雀:えーっと、じゃあそうだな……
[雑談]GM:話しも通じないし感じも悪い女なんですが……事件と共に楓花のことを解き明かしていってもらう形になると思います
夜永 雀:佐倉楓花:懐旧/〇どうして……?
GM:OK!

ミドル1

[雑談]夜永 雀:頑張ります
GM:情報判定シーンです。登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:変更に失敗しました。式を修正して下さい。
夜永 雀:アァーッ
夜永 雀:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 4[4]+29 → 33
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を4増加(29 → 33)
GM:カウンターリモコン……どうして……


GM:■櫛梨市 櫛梨支部
GM:佐倉楓花との邂逅の翌日。
GM:あなたは支部を訪れ、とある人員と協力するよう命じられた。
黒川リオン:「初めまして、夜永雀。私の名前は、"ラプラス"黒川リオン」

黒川リオン:「記録外領域認識者アウト・オブ・レコーダーという、"知るはずのない事を知る"能力を持つ者。その一人です」
黒川リオン:どこか超然とした様子の長い金髪の少女が微笑む。
黒川リオン:「しかし、私の知る欠片は、こちらの世界の言葉にするのが難しいのです」
黒川リオン:「今回の件は、私が真理と世界を繋ぐべきだと"知りました"。ですので、夜永さんには……」
黒川リオン:「私の知る世界の欠片を解読していってもらいます」
夜永 雀:「わぁ、ええっと……"ムネモシュネ"夜永雀だよ!」
夜永 雀:「知るはずがない事……えっと~……うん、リオンちゃんがくれるヒントを元に正解を読み解けばいいってことかなぁ?」
黒川リオン:「そうですね」
黒川リオン:「あなたは情報収集、また他者の心を読む事に長けていると聞きます」
黒川リオン:「私が聞いた世界の声を、あなたの世界の言葉に翻訳することも容易でしょう」
支部員『世界と接続出来る少女』
"ラプラス"黒川リオン

常識を超え世界の理を知る能力を持つ。
具体的には≪インスピレーション≫を無制限で使うことが出来る。
しかし、それを一般人が分かるように言語化するのが苦手であり、得た情報を人に少しずつしか伝えられない。
このセッションでも少しずつ彼女から情報を聞き出していくことになる。
夜永 雀:かわいい
[雑談]夜永 雀:髪色が薄くてかわいいですね ロングヘアで……
GM:というわけで……情報判定をしてもらいます!
GM:様々な情報収集能力を持ってきてもらったのですが……
GM:今回はこのコミュ障からがんばって話を聞きだすのがメインとなります。
夜永 雀:仲良くしよ~!
GM:今回の項目はこちら!
GM:・佐倉楓花について/"眠り病"について(交渉:難易度7)
GM:一回の判定で二つともでます!
GM:失敗しても登場侵蝕を振り直せば判定しなおせます~!
夜永 雀:え~~~!そんなことしていいんだ 福利厚生
夜永 雀:では判定しますっ
夜永 雀:4dx+4+1>=7
DoubleCross : (4DX10+5>=7) → 10[6,6,7,10]+3[3]+5 → 18 → 成功
夜永 雀:やる気すご
GM:すごい!さすがコミュ強だ……
GM:では情報を出します!
・佐倉楓花
アンブラルセル所属のFHチルドレン。自身の魂を削り、人を狂わせる枯れない花を造る能力を持つ。コードネームはアストレイア。櫛梨市の高校に通っているが、休みがち。
・"眠り病"
被害者は皆『枯れない花』を購入していた。また、配偶者や恋人など、極めて大切な人がいる者ばかりが被害に遭っている。また、『枯れない花』を購入したが眠りについていない者も存在するが、皆物忘れが激しくなっている。
[雑談]夜永 雀:楓花ちゃん……!
黒川リオン:「境界、アンブラル。その細胞の泡、幼き日の思い出、弾けずに育つ。死なない花は人を狂わせ、操る少女の魂を削る。正義を掲げしアストレイア。学舎に通うも足が途切れる」
黒川リオン:「眠り病。死なない花。大切な人。眠りについたのは想う人。つかないものは忘却を得る」
GM:……といったような、要領を得ない言葉をたくさん投げかけられるも……
GM:あなたはなんとか解読することに成功した。
夜永 雀:彼女の手首に触れながらその言葉に頷く。発言と共に走るわずかな意図を拾い上げる様に。
[雑談]GM:読まれている!!
夜永 雀:「……ファルスハーツにアンブラルセルがあって、楓花ちゃんは……」
夜永 雀:「そこのチルドレン、なんだ。」
黒川リオン:そうなんだ、みたいな顔をしている。
夜永 雀:「えっ、違うの!?」
黒川リオン:「いえ、あなたがそう読み取ったのならば」
黒川リオン:「それが正しいのでしょう」
黒川リオン:「私はこの世界の言葉に直した正解を知りません」
夜永 雀:「そ、そっかぁ……じゃあリオンちゃん、いつもいっぱい頑張ってるんだね?」
夜永 雀:「知ってる中で工夫して教えてくれて、しかも私が調べても全然わかんなかったことまで!」
黒川リオン:首をかしげる。
黒川リオン:「頑張っているという認識はありません」
黒川リオン:「私は知ったかけらを伝えているだけ」
黒川リオン:「それを読み取れる人物は、なかなかいませんでした」
黒川リオン:「夜永さんが読み取れるのは、凄いと思います」
夜永 雀:「え~? えへへ、そうかな……」照れたり笑顔になったり忙しそうに顔を動かす。
夜永 雀:「でも頑張ってないなんてことないと思うよ!だってリオンちゃん、読み取れる人があんまりいなかったんでしょ?」
夜永 雀:「それでも伝え続けてきてるんだもん、此処にいるのが頑張ってる証拠!」
夜永 雀:「だからお互い様!……そういうことでど~お?」
黒川リオン:「夜永さんがそう言うのなら、正しいのでしょう」
黒川リオン:「ありがとうございます」ぺこりとお辞儀をする。
黒川リオン:「……あなたの読み取った情報によると」
黒川リオン:「佐倉楓花の能力は、事件に関わりが強いことが推測されます」
黒川リオン:「直接の接触を推進します。危険はありますが、あなたなら彼女の心に近づけると思うのです」
夜永 雀:「うん。……そうだよね、そうしなきゃだって私も思う」
夜永 雀:「だってね? 楓花ちゃんと私、幼馴染なんだ」
黒川リオン:「幼馴染」
夜永 雀:「うん。子供の頃からずっと一緒で、いっぱい喧嘩して、いっぱい笑って泣いた仲!」
[雑談]GM:雀…………
夜永 雀:「だから、私が会わなきゃなの。……えへへ、ありがとね、リオンちゃん」
黒川リオン:「そうですか」
黒川リオン:「ならば、確かにあなたしかいないのかもしれません……しかし」
黒川リオン:「何か……とても、嫌な予感がします」
黒川リオン:「欠片も見つからない程の、小さな予感ですが……」
黒川リオン:「……何か、辛いことが起こるかもしれません」
黒川リオン:「どうか……気を、強く持ってください」
夜永 雀:「……」
夜永 雀:「わかった。ちゃんと覚えとくね」
黒川リオン:「ありがとうございます」
黒川リオン:「脅すような形になってしまいましたが……」
[雑談]夜永 雀:こ 怖いよぉっ
黒川リオン:「この事件をどうにかできるのは、あなたしかいないとも」
黒川リオン:「同時に感じているのです。どうかよろしくお願いします」
夜永 雀:緊張感を帯びた表情が、その言葉を聞いてぱぁっと笑顔に変わる。
夜永 雀:「……! うん、頑張るね……よろしく!」彼女の手を握り締め、ぶんぶんと握手する。
黒川リオン:無表情で手を握られ、こくこくと頷く。
黒川リオン:その手を握っていたあなたには、信頼と喜びが伝わったことだろう。
GM:----
GM:シーン終了!
GM:ロイス取得と購入が行えます。
[雑談]GM:2分でお手洗いいくのでロイス購入しててください!
[雑談]夜永 雀:はーい!
夜永 雀:黒川リオン:〇頑張ってる子!/隔意
夜永 雀:UGNボディアーマーかな……買います
[雑談]GM:もどりました!
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛、社会ダイス+3個して購入だっ
夜永 雀:(4+3)dx+1>=12
DoubleCross : (7DX10+1>=12) → 8[1,2,2,3,4,7,8]+1 → 9 → 失敗
GM:こんなにダイスがあるのに……
夜永 雀:ィン……
夜永 雀:いや……
夜永 雀:3点使って買います!
GM:おお!
夜永 雀:夜永 雀の財産点を3減少(6 → 3)
夜永 雀:時にはね
夜永 雀:以上です!
GM:OK!!

ミドル2

GM:登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 10)増加(33 → 43)
GM:たかぶっている
GM:----
GM:■櫛梨市 バス停
GM:曇り空。雨は、降りそうで降っていない。
GM:しかし、そんな中。
GM:大雨にでも降られたかのような、ビショビショに濡れた少女をあなたは見つける。
GM:佐倉楓花だ。制服も学生鞄も――幼い頃にあなたがあげた、小さなウサギの缶バッチも――ずぶ濡れの状態で、バスを待っていた。
佐倉楓花:「……」
[雑談]GM:というわけでこのシーンは楓花に会ってもらいます
[雑談]夜永 雀:楓花…………
[雑談]GM:あとこのシナリオ……めちゃくちゃ短いので、のびのびやってもらって大丈夫です
[雑談]夜永 雀:そうなんだ……!
[雑談]夜永 雀:いっぱい話そ~♡
[雑談]佐倉楓花:うん……♡
[雑談]佐倉楓花:は?話したくなんかないし……
[雑談]夜永 雀:えへへ……♡
夜永 雀:彼女の姿を見つけるのは、それほど難しい事ではなかった。綺麗な彼女の姿は、背丈も相まって目立つから。
夜永 雀:周りの人の心の声を聞いていけば、自然に導けた。
夜永 雀:「楓花ちゃん」
佐倉楓花:「……夜永雀・・・
夜永 雀:少し、寂しそうな顔をする。振り払うようにとことこと近づいて。
佐倉楓花:少しの驚き、そしてバツの悪さを含んだ声色。
夜永 雀:「昨日ぶり。……えへへ、すぐに会えちゃったね?」
佐倉楓花:「何?手を引けって言ったでしょ」
佐倉楓花:突き放すような冷たい声。
佐倉楓花:「それとも私に会いたいから会いにきたとでも言う訳?」
夜永 雀:「楓花ちゃんを幸せにしたいから、会いに来たの」
佐倉楓花:「……」
夜永 雀:「……どうすればいいか……とか、全然わかんないけど」
夜永 雀:不思議と濡れた彼女の肩に、頭を預ける。ふわふわと長い癖毛が少しだけくすぐったいだろうか。
佐倉楓花:「……!」
佐倉楓花:一瞬体を強張らせる。しかし今度は振り払うことはしなかった。
夜永 雀:「……この街に来てから、まだひと月も経ってないんだけどね」
夜永 雀:「UGNとか学校の手続きとか、挨拶とか……色々あって忙しかった」
夜永 雀:「でもね、それでもずっと楓花ちゃんに会いたいって思ってたの」
夜永 雀:「……うぅん、この街に来る前からだってそうだよ」
佐倉楓花:「……ゎ」
佐倉楓花:「私だって……私の方が……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:一瞬、泣きそうな声が喉から漏れたが。すぐに元の冷たい声に戻る。
佐倉楓花:「……近寄ってると濡れるよ」
夜永 雀:「楓花ちゃんが濡れてるなら、私も濡れたい気分なんだもん」
夜永 雀:「……なんでびしょびしょなの?」
佐倉楓花:「……久しぶりに学校行ったらこれ」
佐倉楓花:「ダサいよね。私、学校で虐められてるの」
佐倉楓花:「気持ち分からないでもないよ?こんなに可愛くて頭もよくて運動出来てミステリアスな美少女がいたら妬む気持ちも分かるもの」
佐倉楓花:「でもさあ、私オーヴァードだよ?その気になったらいくらでも殺せるのに……」
佐倉楓花:「ホント、バカみたい。あまりにも哀れすぎて殺す気にもならないよね」
夜永 雀:「そっかぁ……」
夜永 雀:「やっぱり、楓花ちゃんは楓花ちゃんなんだ」
佐倉楓花:「……なにそれ」
夜永 雀:「えへへ、昨日はびっくりしちゃったから」
夜永 雀:「楓花ちゃんが私の知らない楓花ちゃんになっちゃったのかなぁって、ず~っと心配してたの」
夜永 雀:「二人で撮った写真とか見ちゃったりして、なかなか寝れなくなっちゃって……えへへ」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「そんなもの、まだ持ってたんだ」
夜永 雀:「持ってるよ。これも、楓花ちゃんと遊園地で買ったカチューシャだもん」
夜永 雀:髪に留めたリボン付きのカチューシャをそっと外して撫でる。
[雑談]GM:雀…………
夜永 雀:「楓花ちゃんと撮った写真も、楓花ちゃんから貰ったお誕生日プレゼントも……ちゃんと持ってる」
夜永 雀:「プールの日とかは大変だけど……楓花ちゃんがふわふわだって褒めてくれたから、髪も伸ばしてるんだ」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「相変わらず、変な子」
佐倉楓花:雀からもらったウサギの缶バッチを隠すようにしながら呟く。
佐倉楓花:「……ていうかさ」
佐倉楓花:「アンタもオーヴァードになってたんだね」
佐倉楓花:「不便じゃない?」
夜永 雀:「うん。……とっても不便だし、大変だったよ」
夜永 雀:「私ね、人が思ったことがわかっちゃうの」
夜永 雀:「赤く燃えるような怒りも、青く渦巻くような悲しみも……黄色く輝くような喜びも、黒く沈むような嫉妬も」
夜永 雀:「だから、褒めてくれてても見下されてるんだなぁってたま~に思っちゃったりして……」
夜永 雀:「結局、あっちでホントの友達は作れなかったんだ~」えへへ、と笑う。
佐倉楓花:「は?すずを見下すなんて最悪」
佐倉楓花:「……すずなら本当ならたくさん友達出来ただろうに」
佐倉楓花:「こんな能力に振り回されて……」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「……知らないけどね」
夜永 雀:「……えへへ」パッと見上げて、嬉しそうに目を細める。
夜永 雀:「でもね~? だからって、友達ができなかったことを悲しんでなんてないからいいんだ」
夜永 雀:「楓花ちゃんと会えないほうがず~っと悲しかったもん」
夜永 雀:「それに、私の知らない楓花ちゃんになってたらもっと寂しかった!」
佐倉楓花:「…………そう」
佐倉楓花:「私は…………」
佐倉楓花:「すずの知る佐倉楓花では……ないかもしれない」
夜永 雀:「……そうなの?」
夜永 雀:「私の知ってる楓花ちゃんは、自分のことならいっぱい自信があって、とってもかわいくて……」
夜永 雀:「でもちゃんと傷ついちゃうときもあるくらいには、女の子っぽくて」
夜永 雀:「そういう時は私の隣でのんびり休んでくれて……」
[雑談]GM:雀……………………
夜永 雀:「そんな、強くて優しい女の子。……今は、違っちゃった?」
佐倉楓花:「…………変わってない」
佐倉楓花:「私が、こんな力なんてなくて……」
佐倉楓花:「すずと、離れられないでいられたら……」
佐倉楓花:「すずのこと、ずっと守って。馬鹿にする周りの事なんて、怒ってやって……」
佐倉楓花:「…………あと、TikTokでバズってた」
夜永 雀:「そうなってたら……モデルのスカウトとかも来ちゃってた?」
佐倉楓花:「今もなくはないけど」
佐倉楓花:「嗅ぎまわってるんでしょ?私、FHの人間だから」
佐倉楓花:「そういう目立つ事とかできないから」
佐倉楓花:「そうじゃなければ、今頃インフルエンサーだと思う」
夜永 雀:「……かも。」
夜永 雀:「楓花ちゃん、なんでFHに入ったの?」
夜永 雀:「……言いたくない?」
佐倉楓花:「……別に。私にはそれしかなかったから」
佐倉楓花:「他に居場所なんてなかった」
佐倉楓花:「誰しもが能力に目覚めたらはいいらっしゃい、ってUGNに入る訳じゃないんだよ」
夜永 雀:「……そうだったんだ」
夜永 雀:「ごめんね、私もまだ……そんなに詳しいわけじゃないから」
夜永 雀:「勉強中なの。……えへへ、勉強はまだ苦手なままなんだけどね」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「人を……」
佐倉楓花:「殺したから」
佐倉楓花:「能力に目覚めた時。でも、FHなら普通って言われて……」
佐倉楓花:「気づいた時にはもう、戻れない所に来てた……」
佐倉楓花:「…………でも、別に」
佐倉楓花:「嫌だと思ったことはない」
佐倉楓花:「私には。この道しかないから」
夜永 雀:笑っていた顔が、静かに固まる。
夜永 雀:「……だから、昨日……」
夜永 雀:"殺してあげようか"──その言葉は何度も脳内で反芻した。
佐倉楓花:「……それに、どうせ」
佐倉楓花:「もうすぐ、全部終わる」
佐倉楓花:「なら、この手で終わらせてあげた方が良いかと思ったの」
佐倉楓花:「何も知る前にね」
夜永 雀:「……でも」
夜永 雀:「今は、私が居るんだよ?」
夜永 雀:「居場所なら、私が在るよ」
夜永 雀:「終わる必要なんて、本当にあるの?」
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「なら……ならどうして」
佐倉楓花:「どうしていなくなったの…………!」
佐倉楓花:「すずがいなくなって……私は」
佐倉楓花:「私は……こんな世界」
佐倉楓花:「いらないんだって知った……!」
佐倉楓花:言い捨てると、停車していた閉まりかけのバスへと駆け乗る。
夜永 雀:「……ま、待って。楓花ちゃん……!」
夜永 雀:「私だって、いなくなりたくなかったよ!」
夜永 雀:「ずっと楓花ちゃんの隣にいたかった!」
[雑談]GM:雀………………(雀……bot)
夜永 雀:「……だから、戻ってきたんだよ!こうして、楓花ちゃんに会うために……!」
夜永 雀:「もう楓花ちゃんを"あの時"に置いていきたくなくて……楓花ちゃんに、あの時に置いていかれたくなくて!」
[雑談]夜永 雀:ふ、楓花……
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「もう……止まれないの」
[雑談]夜永 雀:先に覚醒してそのせいで引っ越さなきゃいけなくなっちゃったとかで……どうでしょうか
佐倉楓花:「さようなら……夜永雀・・・
佐倉楓花:バスの扉が、閉まった。
[雑談]GM:なるほどね…………
夜永 雀:出発したバスを追いかけようと精一杯足を動かして、息を切らして──
夜永 雀:それでも追おうと脚を動かして、転んで。……進んでいったバスが見えなくなるまで、それは続いた。
[雑談]GM:雀…………
GM:----
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得と購入が可能です。
[雑談]夜永 雀:うぅ”~~~っ
夜永 雀:佐倉楓花:〇置いていきたくなかった/置いていかれたくない
佐倉楓花:すず……
夜永 雀:楓花ちゃん…………
GM:自分で購入していいって言ったの忘れて〆るところだった
夜永 雀:あっそうだった
夜永 雀:高性能治療キットかおっ
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛を使い、社会ダイスを+3個!
夜永 雀:(4+3)dx+1>=9 どう考えてもシーン1の性能ではない
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 9[1,1,3,4,7,7,9]+1 → 10 → 成功
夜永 雀:やった~
GM:さすが!
GM:これが社会強者……


ミドル3

GM:情報収集したりします。
GM:登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 2)増加(33 → 35)
GM:落ち着いてる
GM:----
GM:翌日。
GM:櫛梨市の中心に近い空き家を突き破り、巨大な花が咲いた。
GM:その異形の花はレネゲイドを帯びており、不思議なことにどうやっても破壊する事は出来ない。
GM:UGNは行政と協力し近隣を封鎖したが、世間では立体版バンクシーが出ただの、呪いの花だという陰謀論だの、様々な憶測が勝手に飛び交っている。
GM:----
[雑談]夜永 雀:立体版バンクシーなら仕方ないか……
GM:そんなところで情報項目です。
GM:・眠り病をもたらす花について/アンブラルセル(交渉:難易度7)
夜永 雀:調べてみましょう……!
[雑談]GM:今日……クライマックス前までいけちゃうかも!
[雑談]夜永 雀:エ~っ!?
黒川リオン:私が世界の欠片を教えてあげますからね、ふふ
[雑談]夜永 雀:エンディングで5コマ使うしか……
夜永 雀:リオンちゃん……!
[雑談]GM:それもまた……可能
夜永 雀:4dx+5>=7
DoubleCross : (4DX10+5>=7) → 9[2,5,7,9]+5 → 14 → 成功
GM:さすが!
GM:では情報を開示します。

・眠り病をもたらす花について
やはり佐倉楓花の能力により作られたものである。持ち主の記憶を奪う能力があり、「最も大切な人の記憶」を奪おうとする。眠り病に罹った人々は皆、大切な人を忘れる事を拒んで抵抗した結果、醒めない眠りにつかされて夢の中で少しずつ記憶を奪われている。
・アンブラルセル
人々の記憶を奪い、それを高値で売っている。また、所属員である佐倉楓花の能力は彼女のストレスにより効果を増すものであることに着目し、わざと彼女に合いそうにない学校に通わせている。
[雑談]夜永 雀:最悪~!
GM:ということを、リオンの要領を得ない言葉から読み取ったところで……
GM:雀ちゃんの端末に連絡が来ます。
佐倉楓花:『すず』
佐倉楓花:『デートしよ』
佐倉楓花:『今から』
[雑談]夜永 雀:エ!?!?!?
佐倉楓花:『こんなしょうもない町でも、』
佐倉楓花:『悪くない所があるって教えてあげる』
夜永 雀:『楓花ちゃん』
夜永 雀:『どこで待ち合わせるのがいい?』
佐倉楓花:『櫛梨駅前』
佐倉楓花:『3秒で来て』
夜永 雀:『いっぱい急ぐね』
[雑談]GM:なんて良い子なのだ……
[雑談]GM:デートで行きたいところあります?
[雑談]夜永 雀:え~~~~!
[雑談]GM:2分でお手洗いいくので考えててください(トイレ激近人間)
[雑談]夜永 雀:www
[雑談]夜永 雀:イルミネーション見ながらデザートとか食べたりして、重要な話とかあれば展望台から街を眺めてしたいです
[雑談]GM:もどりました!
[雑談]GM:なるほど!
[雑談]GM:季節今頃だと思ってたけど、冬にしましょう
[雑談]夜永 雀:完全に冬にしちゃった 春とかなら花が咲いてる丘とか
GM:----
GM:■櫛梨市 櫛梨センタータウン
GM:イルミネーションが点灯し、幻想的な雰囲気を醸し出す街の中心部。
GM:そこに、佐倉楓花とあなたは訪れていた。
GM:昨日あんな話をしたと思えないくらい、佐倉楓花は平然としていて。
GM:それどころか、どこか機嫌が良さそうに見える。
[雑談]夜永 雀:楓花ちゃんに似合うの絶対イルミネーションだと思って……我慢できなくなっちゃった
佐倉楓花:「すずは知らないでしょ?このあたり」
佐倉楓花:「引っ越してから出来たんだよね」
佐倉楓花:「あそこのクレープが美味しいんだけど……」
佐倉楓花:「どっか店入ってもいいよ」
夜永 雀:「えぇ~っ、じゃあ丁度タイミング逃しちゃってたんだ」
夜永 雀:「私の初めては楓花ちゃんと一緒に迎えられたのは嬉しいかも。そうだな~」
夜永 雀:辺りを見渡して──やはり、楓花ちゃんの言うクレープが気になった。
夜永 雀:「うん、やっぱりクレープ食べたい!」
佐倉楓花:「うん。そうしよ」
佐倉楓花:微笑む。その微笑みの柔らかさは、かつての彼女と変わらなかった。
佐倉楓花:「なんの味にする?変なのもあるよ」
夜永 雀:「変なの?」
夜永 雀:メニューをじっくり見る。バナナチョコのようにクレープの王道と呼べるものから、きなこもちのような具材まで選り取り見取りだ。
佐倉楓花:「変っていうか……何?総菜系?」
佐倉楓花:「ハムピザとか……納豆とか」
夜永 雀:「あぁ~……おかずのやつ!」
佐倉楓花:「そうそう」
佐倉楓花:「でもま、私はフツーに……チョコバナナでいいかな」
佐倉楓花:注文をする。
夜永 雀:「決めるの早~い!うぅ~ん、私は……」
夜永 雀:以前から変わらず、味を決めるのは難航して。二つに絞ってから、数え歌で運に任せ始めた。
[雑談]GM:可愛いね……
夜永 雀:「……イチゴキャラメルホイップください!」
佐倉楓花:「いいじゃん。美味しそう」
佐倉楓花:くすくす笑いながら自分のクレープをかじる。
夜永 雀:「も~、楓花ちゃんが悩まなさ過ぎなんだよ?」
夜永 雀:「あ、でも前も悩みすぎって言われたっけ……」
夜永 雀:自分のクレープを口に運ぶ。キャラメルとホイップの甘味を、苺の酸味が引き立てる。
佐倉楓花:「ま。悩んでる姿も……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「……どうせ何選んだって後悔なんてしないんだし。後悔したって」
佐倉楓花:「また、私と……」
佐倉楓花:「…………」
夜永 雀:「……も~っ、楓花ちゃんぜんぜん続き言ってくれないじゃん!」
夜永 雀:「私ちゃんと聞いてるよ?」言わなくていいの?と促すように。
佐倉楓花:「ぅ……」
佐倉楓花:「……うるさい!言えない事もあるの!」
佐倉楓花:「ただ、まあ、その……」
佐倉楓花:「すずが悩んでる姿は…………」
佐倉楓花:「…………可愛いと、思う」
佐倉楓花:ぼそぼそ呟く。
夜永 雀:「ぅ……ふ、楓花ちゃんってば~……」
夜永 雀:不意打ち気味にぼそりと放たれた言葉は久々に聞いて。あの時とは何だか異なるうれしさを抱いてしまう。
夜永 雀:「……えへへ」
佐倉楓花:「な、何……」
夜永 雀:「また可愛いって言ってくれたから」
夜永 雀:顔をあげて笑顔を見せる。口にホイップが付いてしまっている。
佐倉楓花:「…………知らない」
佐倉楓花:顔を逸らすが耳まで赤くなっている。
佐倉楓花:「…………ほら、もう。みっともない」
佐倉楓花:「私の隣に立つならちゃんとしなさい」
佐倉楓花:口に着いたホイップをハンカチで拭う。
夜永 雀:「わ、ありがとね、クレープ食べるの久しぶりだから……そうだ!」
夜永 雀:「ね~、私の一口食べてみる?おいし~よ?」
佐倉楓花:「え……」
佐倉楓花:「そ……」
佐倉楓花:「…………そこまで言うなら……食べてあげない事も……ない」
夜永 雀:「うん、そこまで言うよ! ほらほら~、どうぞ!」
夜永 雀:食べやすいようにぴょん、と少しだけ背伸びして。
佐倉楓花:「ぅ……」
佐倉楓花:頬を赤く染めながら。
佐倉楓花:「ん……あむ……」
佐倉楓花:屈んで一口食べる。
佐倉楓花:「ん……甘くて美味しい……」
夜永 雀:幼い頃から幾度となくやっている筈のやり取りにもかかわらず、不思議と心臓が高鳴った。
夜永 雀:「で、でしょ~……? やっぱり、楓花ちゃんに教えてもらった場所なだけある!」
佐倉楓花:「ん……そうよ。私が言ってるんだから美味しいに決まってる……」
佐倉楓花:「……ほら」
佐倉楓花:自分のクレープをずいと差し出す。
佐倉楓花:「お返し」
佐倉楓花:「美少女のクレープなんだからよく味わって食べるように」
夜永 雀:「さっすが楓花ちゃん、優しい!」
夜永 雀:──とは言ったものの、何だか気恥ずかしくて、頬を染めてしまう気持ちも分かってしまう。
夜永 雀:「……えと、じゃあ、一口もらうね」
佐倉楓花:「……うん」
佐倉楓花:「美味しいのは、間違いないから」
佐倉楓花:ぶっきらぼうに言う。
夜永 雀:「ん。……ぁ、む」
夜永 雀:小さな口を開けて、一口食べる。
夜永 雀:「うん、バナナとチョコが合ってて……あっ、あとやっぱり生地も美味しい!」
佐倉楓花:「……ふふ。でしょ?」
佐倉楓花:「すずとだったら……」
佐倉楓花:「YouTubeで収益化も出来ただろうな」
夜永 雀:「そうだな~……もしやってたとしたら、どんなチャンネルだったかなぁ?」
夜永 雀:「観光とか……あっ、デザートとかお料理作る動画とかあるよね?」
佐倉楓花:「そうだね。私たち、可愛いから」
佐倉楓花:「二人で映ってるだけで結構数字取れると思うな」
夜永 雀:「えへへ、そうかな……でも、楓花ちゃんが言ってくれるならそうかも」
夜永 雀:「楓花ちゃん、すっごく綺麗になったもん」
夜永 雀:ぴょんと再び背伸びして。手を挙げて、それでも届くか怪しい身長差を感じる。
夜永 雀:「今どのくらいあるの?」
佐倉楓花:「当たり前でしょ」屈んで手が届くようにする。
佐倉楓花:「172」
夜永 雀:「え~っ、すっごい伸びたじゃん!前は私よりちょっとおっきいくらいだったのに……」
夜永 雀:「私、どのくらいだと思う~?」
佐倉楓花:「ん~……大して変わらないから」
佐倉楓花:「150ないくらいじゃない?」
佐倉楓花:ぽんぽん、と頭を撫でる。
夜永 雀:「ぅ……ひゃ、150ピッタリあるもん!この前図ってた時、1ミリ縮んでたけど……」
佐倉楓花:「あはは。やっぱ150ないくらいじゃん」
夜永 雀:「も~っ……何センチくらいしか育たなかったの」
[雑談]夜永 雀:栄養が胸に……
佐倉楓花:「そのぶん……」ちら、と胸を見る。
佐倉楓花:「なんていうか……女の子らしくはなったと……思うけど」
夜永 雀:「あ……今えっちなこと思った?」
夜永 雀:冗談めいた動作でさっと胸を隠す
佐倉楓花:「は!?なんでそうなるの!?」
佐倉楓花:顔を赤くしている。
夜永 雀:「だって変に濁った言い方するんだも~ん」
夜永 雀:「まぁ、楓花ちゃんになら……」
夜永 雀:「……」
夜永 雀:「なんでもない!」
佐倉楓花:「何。すずも最後まで言わないじゃん」
[雑談]GM:え~!?好きになっちゃうよ……(まるでまだ好きではないかのような言い方)
夜永 雀:「え~……聞きたいの?」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「じゃあ……言わないで」
佐倉楓花:「決心が……鈍りそうだから……」
夜永 雀:「決心、って?」
佐倉楓花:「……言ったでしょ。言えない事もあるの」
佐倉楓花:「……ねえ。すずは死にたくないんでしょ」
佐倉楓花:「なら……この街から逃げた方が良い」
夜永 雀:「うん、死にたくない……でも」
夜永 雀:「楓花ちゃんも死んでほしくないよ」
夜永 雀:「……逃げるなら、一緒がいい」
佐倉楓花:「……私は、死なないよ」自嘲気味に笑う。
佐倉楓花:「それに、死ぬなら……」
佐倉楓花:「……好きな人に、殺されたいかな」
夜永 雀:「……それって」
夜永 雀:「私だよね、楓花ちゃん」
佐倉楓花:「なっ…………」
佐倉楓花:顔を真っ赤にして口をパクパクさせる。
夜永 雀:「だって、ヤだもん。他に好きな人いる、とか……」
夜永 雀:「楓花ちゃんに彼氏がいるとか、彼女がいるとか……」
夜永 雀:「一番ヤ!」
佐倉楓花:「いるわけない!すず以外に好きな人なんて……!」
佐倉楓花:「……あ」
佐倉楓花:叫んでから、しまったという風に口を抑える。
夜永 雀:「……えへへぇ」にへら、と崩れたような柔らかい笑み
夜永 雀:「やっぱり。楓花ちゃんはず~~~っと楓花ちゃんなんだ!」
夜永 雀:しがみつくように、楓花の腕にぎゅぅっと抱き着いて見上げる。腕に当たるのは、柔らかい感触。
佐倉楓花:「うっ……」
佐倉楓花:「……し、知らない知らない!私はあの頃の佐倉楓花じゃないんだってば!」
佐倉楓花:その柔らかい感触にどぎまぎし、耳まで真っ赤に染まりながら引きはがす。
夜永 雀:「わっ……えへへ……たしかにどう変わっちゃったかはわかんない……けど」
夜永 雀:「でも、今の楓花ちゃんが何をしてて、どんなセルにいるかは知ってる」
佐倉楓花:「……そう」
夜永 雀:「虐められてるのだって、そのせいなんでしょ?」
佐倉楓花:「別にそれは……」
佐倉楓花:「妬まれてるだけ……」
夜永 雀:「ううん、絶対そうだよ。楓花ちゃんがこんなに可愛いのに、楓花ちゃんが損するなんておかしいもん」
夜永 雀:「私、調べたの。楓花ちゃんの能力とか……ストレスで効果が増すことも」
佐倉楓花:「…………私は、それで強くなった」
佐倉楓花:「もう、セルの計画も止められない……」
佐倉楓花:「ねえ……すず」
佐倉楓花:「『最も大事な人の記憶』を忘れたくなければ……」
佐倉楓花:「町から……出ていって」
佐倉楓花:「私の事……」
佐倉楓花:「忘れないで…………」
夜永 雀:「そんなことしたら──楓花ちゃんとは、きっともう会えないんだよね?」
佐倉楓花:「…………うん」
夜永 雀:「楓花ちゃん……」
夜永 雀:「ねえ、楓花ちゃん。居場所が欲しいなら、どんな居場所だって見つけてみせるよ」
夜永 雀:「もしないなら、絶対作ってみせる」
夜永 雀:「幸せでいたいならそう在れる様にどんなことでもするし、一緒にしたいことがあるならなんだってする」
夜永 雀:「……楓花ちゃんになら、"そういう目"で見られることだってヤじゃないもん」
夜永 雀:「だから、UGNに来て? 協力なんてやめて、私の隣を居場所にして?」
夜永 雀:「楓花ちゃんのこと忘れるか、二度と会えないか──そんな二択、楓花ちゃんらしくないよ」
佐倉楓花:「…………わ、私だって」
佐倉楓花:「そうできるならそうしたいよ……!」
佐倉楓花:「すずが好き。すずと一緒に居たい」
佐倉楓花:「可愛くて、柔らかくて、強くて優しいすずと一緒に居たい」
佐倉楓花:「たくさん触れたい。他の人が触れたことない場所まで……私だけのものにしたい」
佐倉楓花:「でもね……」
佐倉楓花:「この世界は……すごく汚くて」
佐倉楓花:「もう……私にもどうしようも、ないの」
佐倉楓花:「ごめん……ごめんね、すず」
佐倉楓花:「デートは、おしまい」
佐倉楓花:「……ここから、逃げて」
佐倉楓花:「これが、最後に言える……私がすずを守る方法」
佐倉楓花:「私に……守らせてよ…………」
夜永 雀:「楓花、ちゃん……」
佐倉楓花:泣きそうな目で笑って。
佐倉楓花:クレープを口に放り込むと、イルミネーションに溶けるように、足早に去る。
夜永 雀:「あ──」
夜永 雀:足早に去ろうとする彼女を追いかけようとして、その白く伸びた長髪は雪のように周囲に溶け込んで消えてしまう。
夜永 雀:追いかけっこで全然勝てなくて泣いた事もあったっけ──意味のない懐旧だけが、雀の目から涙を流させる。
GM:ただ、イルミネーションの灯りだけが、きらきらと光っていた。
GM:----
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得と購入が可能です。
夜永 雀:次クライマックスだったりします?
GM:次ミドルがちょっとあって、その次クライマックスです!
夜永 雀:楓花ちゃんと話すのは……もしかして……ミドルだと最後ですか?
[雑談]GM:次のミドルが最後の情報項目シーンなんですけど、そんなかからないしキリがいいからそこまで今日やれたら嬉しいな~という構えです
GM:そうですね……
夜永 雀:佐倉楓花:〇純愛/ヤだよ……
佐倉楓花:すず…………
[雑談]夜永 雀:やりたいです!
[雑談]夜永 雀:楓花…………
[雑談]GM:ありがとうございます!!
夜永 雀:そうだ 購入……
夜永 雀:すみません データないんですけど……
夜永 雀:ネックレス買わせてくれませんか?
GM:おお!いいですよ!
夜永 雀:アクセサリーだ
夜永 雀:アクセサリー買います! データあるじゃんっ
夜永 雀:貴人礼賛でダイス+3個します できるだけいいの買いたいから
夜永 雀:(4+3)dx+1>=3
DoubleCross : (7DX10+1>=3) → 10[5,5,6,9,10,10,10]+9[1,1,9]+1 → 20 → 成功
GM:粗悪な拳銃と目標値同じなんだ……
GM:凄い成功してる!!
夜永 雀:めっちゃいいやつじゃないですか?
GM:めっちゃいいやつですね
夜永 雀:頑張りました 終わります…………
GM:はい……!

ミドル4

夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 8)増加(35 → 43)
GM:最後のミドルシーン、情報収集シーンです。
GM:登場侵蝕をお願いします!
GM:あっ登場してくれてた
夜永 雀:先んじて振っちゃった
GM:ありがとうございます!テンションが高め
GM:----
GM:というわけで、情報項目はこちら!
GM:・佐倉楓花の能力について/・巨大な花について(交渉:難易度7)
夜永 雀:交渉します……
夜永 雀:4dx+4+1>=7
DoubleCross : (4DX10+5>=7) → 9[4,5,7,9]+5 → 14 → 成功
GM:さすが!
GM:では開示します!

・佐倉楓花の能力について
魂を削り、花を作る。その能力の強さは彼女のストレスや心の傷などの精神負荷が高ければ高いほど強くなる。
幼い頃想いを寄せていた夜永雀と離れ離れになった精神のショック、そして頼る人がいなくなった中でのオーヴァードとしての覚醒、セルでの過酷な実験、学校でのいじめと追い詰められていく内に能力は強力なものとなった。
・巨大な花について
佐倉楓花の能力によって作られたもの。レネゲイドの反応がある。眠り病をもたらす花を強力にし巨大化したものであるが、その能力はまだ発動していない。
しかしこの大きさで能力が行使された場合、町中の人々が記憶を奪われながら眠りにつくことになるだろう。
この花が破壊出来ないのは佐倉楓花の魂と連動している為であり、最早彼女自身にも消す事は出来なくなっている。しかし逆説的に佐倉楓花を殺せばこの花を破壊することができる。
[雑談]夜永 雀:ぅ”~~~~ッ
GM
GM:■櫛梨市 櫛梨支部
黒川リオン:「……夜永さんの読み取った情報によると」
黒川リオン:「あの巨大な花は非常に危険なもの……」
黒川リオン:「そして、佐倉楓花さんの能力で作られている」
黒川リオン:「そして……もう、説得ではどうしようもない」
夜永 雀:「……うん」
黒川リオン:淡々と話した後、じっと夜永雀の瞳を見る。
黒川リオン:「……夜永さん。」
黒川リオン:「……酷な事だとは思いますが……」
黒川リオン:「…………佐倉楓花さんを、殺してください」
夜永 雀:「リオンちゃん……辛い事言うんだね」
夜永 雀:「……うぅん、それが正しいのは分かってるの」
夜永 雀:その瞳にはリオンの──彼女の姿が映るけれど、不思議と彼女の姿は見えていないような気もして。
夜永 雀:ただ楓花と過ごした日々、情、現実、懐旧──あらゆる思い出も記憶だけが渦巻いた。
黒川リオン:「……すみません。」
黒川リオン:「しかし、この街を、人を……」
黒川リオン:「守るには、それしかないのです」
夜永 雀:「そうだよね。眠り病……記憶を奪って眠らせる病が街全域に広がったら……」
夜永 雀:「誰も、良い結末なんて迎えられない」
黒川リオン:「……はい。」
黒川リオン:「私たちはUGN……日常の守り手です」
黒川リオン:「人々の平和が奪われるのを、見過ごすわけにはいかないのです」
黒川リオン:「…………私も出来る限りお手伝いします。ですから……」
黒川リオン:「どうか、あなたの手で。」
黒川リオン:「佐倉楓花さんを、殺してください」
夜永 雀:「それは、私に……ううん。私と楓花への、せめてもの優しさ?」
黒川リオン:「……どうなのでしょう」
黒川リオン:「この件から手を引くことも可能です」
黒川リオン:「しかし……」
黒川リオン:「なんの感傷もなく、ただ佐倉楓花さんが討伐され、殺されるというのは……」
黒川リオン:「夜永さんにとっても、佐倉さんにとっても、」
黒川リオン:「よくないこと……のように、思うのです」
夜永 雀:「……アンブラルセルを今からどうにかしても、間に合わないんだよね?」
夜永 雀:「もう、生まれてしまった能力だから」
黒川リオン:「そうですね」
黒川リオン:「アンブラルセルを壊滅させたところで、花が消える訳ではありません」
黒川リオン:「花を消滅させるには、能力の主を殺すしか……ありません」
夜永 雀:「…………」
[雑談]夜永 雀:ガチで壊しに来てませんか?
黒川リオン:「……佐倉楓花さんの願いは……」
黒川リオン:「好きな人に殺されることだと……”知りました”」
夜永 雀:「……言ってないのに。わかっちゃうんだね、やっぱり」
黒川リオン:「はい。すみません」
黒川リオン:「叶えてあげて欲しい……と」
黒川リオン:「思ってしまうのです」
[雑談]GM:もっとねっとり時間をかけて壊すつもりが……一日でここまできてしまった
夜永 雀:「きっと私が殺すのがいいって、私も思うの」
夜永 雀:「能力は止められなくて、彼女も望んでて──」
夜永 雀:「けど……」
夜永 雀:「それって、楓花ちゃんが現実に押し潰されることを肯定する事でもあるんだよね」
黒川リオン:困ったように見つめている。
夜永 雀:「FHの実験に遭わされて、合わない学校でいじめを受けて──」
夜永 雀:「そのしわ寄せを、その被害者ひとりで受けさせることになるんだよね」
[雑談]GM:雀…………
夜永 雀:「それだけが、どうしても……辛いの。……ずっと大好きで、大好きで……」
夜永 雀:「可愛くて、頭も良くて、運動もできて……」
夜永 雀:「カッコよくて、優しくて……でもたまには傷ついて」
夜永 雀:「それでも私の前では笑おうとする楓花ちゃんひとりだけが、犯人だからって」
夜永 雀:「単なるデータとして……事件の犯人の、名を刻まれる」
[雑談]夜永 雀:すみません今めっちゃ泣いてて タイピングがおぼついていないかも
[雑談]GM:氷雨さん…………
夜永 雀:大粒の涙は止めようとしても止まらなくて、ただその現実だけを厭になるほど受け止めさせられる。
夜永 雀:「……楓花ちゃんが、何かしたのかな」
夜永 雀:「ずっと、ずっといい子だった楓花ちゃんが──」
夜永 雀:「なんでこんな目に遭わなきゃいけないのかな……」
黒川リオン:「…………佐倉さんも、そう思ったから……」
黒川リオン:「この街の人々全てを実質殺すといった」
黒川リオン:「アンブラルセルの計画に加担したのかもしれません」
黒川リオン:「”どうして私がこんな目に”、と」
夜永 雀:「もう、全部がヤになって……手放そうとした?」
黒川リオン:「……はい」
黒川リオン:「この世界への……」
黒川リオン:「恨みや、憎しみが。原動力だったのかもしれません」
夜永 雀:「うん、うん……そう、かもね……」
夜永 雀:「あと少しだけでも、……あと一日だけでも、早く会えてたら」
夜永 雀:「私がこの街に来てすぐ、楓花ちゃんを探すように頼んでたら」
夜永 雀:「……一緒に笑えてたかもしれないのに」
夜永 雀:「……ごめんね。リオンちゃんに言っても、困るだけだよね」
黒川リオン:「いえ。私が酷な事を言っているのは分かりますから」
黒川リオン:「せめて、そのくらいは聞かせてください」
黒川リオン:「……単なるデータではない、佐倉楓花を知っている夜永さんが」
黒川リオン:「その胸に、その存在を刻むことが……」
黒川リオン:「……最善なのではないかと、思います」
夜永 雀:「……う、ん。」
夜永 雀:カーディガンで拭いても、涙は止まらなくて。
夜永 雀:泣きはらして真っ赤になった眼は、未だに迷っていて。
夜永 雀:「……そうだね。」
夜永 雀:「楓花ちゃんにもどうしようもないなら、私が……」
夜永 雀:「止めて殺してあげるしか、ないんだ」
[雑談]夜永 雀:うぅ”…………
[雑談]夜永 雀:涙止まらない……
黒川リオン:「……はい。」
黒川リオン:「どうか……」
黒川リオン:「よろしくお願いします」
黒川リオン:深々と頭を下げた。
[雑談]GM:氷雨さん…………
GM:----
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得と購入が可能です。
夜永 雀:ロイス枠はマックスなので……
夜永 雀:OPで取得した『佐倉楓花:懐旧/〇どうして……?』を『佐倉楓花:〇執着/後悔』に変更したいです
GM:了解です。
夜永 雀:で……
夜永 雀:購入はアクセサリーを買います
夜永 雀:特に……同じのを買いたいです
GM:了解です。買えたら同じものを買ったことにして大丈夫です。
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛、社会ダイスを+3
夜永 雀:(4+3)dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 9[1,6,7,7,7,7,9]+1 → 10
夜永 雀:買います…………
GM:買えました!
GM:----
[雑談]GM:というわけでね…………
[雑談]GM:明日クライマックスで…………
[雑談]GM:楓花を殺してもらいます
[雑談]夜永 雀:し"ろ"い"さ"ん"……!!!!
[雑談]夜永 雀:ED5コマできないよ………………
[雑談]GM:不思議ですね…………
[雑談]GM:というわけで……明日21時からで大丈夫かな?
[雑談]夜永 雀:大丈夫です……もしかして……この世界にハッピーエンドってないのか!?
[雑談]GM:ないのかも…………
[雑談]夜永 雀:ダブルクロス……!!!
[雑談]GM:では……明日21時からよろしくお願いします!
[雑談]夜永 雀:よろしくお願いします……!
[雑談]GM:すずちゃん本当に可愛くて優しくて……好きになっちゃうよ…………
[雑談]夜永 雀:うぅ~……
[雑談]GM:強く生きてね…………
[雑談]GM:お疲れさまでした~!おやすみなさい~!!
[雑談]夜永 雀:おやすみなさい……!
[雑談]夜永 雀:こんばんは!
[雑談]夜永 雀:以前ネックレスって言ってたんですが……アクセサリー、指輪にしてもいいですか……?
[雑談]GM:こんばんは~!
[雑談]GM:指輪!!いいですよ!!
[雑談]夜永 雀:やった~!
[雑談]GM:では…………やっていきましょうか…………!
[雑談]GM:よろしくお願いします!
[雑談]夜永 雀:ウゥ”~ッ よろしくお願いします……!
GM

クライマックス

GM:クライマックス
GM:登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:はい……
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 6)増加(43 → 49)
GM:OK!!やっていきましょう!
GM:----
GM:■櫛梨市 中心部
GM:封鎖された巨大な花の生えた空き家。
GM:この事件を任されたあなたは当然、中に入ることができる。
GM:封鎖を抜けた先――当然のように、佐倉楓花はそこにいた。
佐倉楓花:「……逃げろって言ったのに」
佐倉楓花:「逃げなかったんだね」
夜永 雀:「……だって、そんなのヤだったから」
夜永 雀:「それで、私を守れても……遅かれ早かれ、楓花ちゃんは死んじゃうんでしょ?」
佐倉楓花:「……ま、ここで花に巻き込まれるほどすぐじゃないよ」
佐倉楓花:「OVなんてみんなそんなもんでしょ?」
夜永 雀:「だとしても……」
夜永 雀:「ヤだもん。楓花ちゃんが、楓花ちゃんの事を全然知らないオーヴァードの手で、私の知らないところで、いつ死んだかもわからないなんて」
夜永 雀:「……絶対、ヤなの。」
夜永 雀:「ねえ……なんで私がここに来たか、楓花ちゃんは分かっちゃってるんだよね?」
佐倉楓花:「……ははっ」
佐倉楓花:「私を止めに来たんでしょ?」
佐倉楓花:「でもさ……私、かなり強いよ?」
佐倉楓花:「すずじゃムリだと思うけど?」
夜永 雀:「……そうかも」
夜永 雀:「でも、そうならそれでもいいんだよ」
夜永 雀:「すず・・のこと、殺してあげるって……言ってたよね」
夜永 雀:昔のように、自分の事を名前で呼んで。
夜永 雀:「いっぱいびっくりした。あんな冷たい声初めて聴いたから、ちょっと怖かった……けど」
夜永 雀:「楓花ちゃんになら、それでもいいって……夜、ずっと考えて、思えちゃったの」
夜永 雀:「どうせこんな仕事してたら、いつか死ぬかもしれないって、……首を振れるくらい私、強くなんてなくて」
夜永 雀:「だから」
夜永 雀:「楓花ちゃんもきっと、同じ気持ちなんだよね?」
夜永 雀:「楓花ちゃん……私、本気なの」
夜永 雀:「ね、殺してあげよっか」
[雑談]GM:すず……
夜永 雀:涙が流れて止まらない。こんなことを言いたい訳が無くて、ずっと待ち望んでいた楓花との日々がこんなはずであっていいはずがない。
[雑談]GM:な、泣き差分が…………
[雑談]夜永 雀:これだけは絶対に書き上げなきゃいけないと思って……
佐倉楓花:「…………出来るものなら、やってみな」
佐倉楓花:「私はもう、止まれないの」
佐倉楓花:「私に負けたら……」
佐倉楓花:「…………ここから、逃げなさい」
夜永 雀:「……ひどいよ、楓花ちゃん」
夜永 雀:「私だって、ずっと、ずっと……殺すんだ、って言い訳してきたのに」
夜永 雀:「私だって、……楓花ちゃんのこと止めたい。生きて、一緒に逃げたいのに!」
夜永 雀:「楓花ちゃんは止まれないとか言ってるくせに、ずっとあの時みたいに優しいの!」
[雑談]GM:すず…………
夜永 雀:「せめて恋人になってからって思って、お揃いの指輪だって買ってから来た!」
夜永 雀:「そうすれば、殺してから一生楓花ちゃんの恋人でいられるから!」
[雑談]GM:すず……………………
夜永 雀:涙で目の前がぐしゃぐしゃで──無我夢中でポケットから指輪の入ったリングケースを取り出して、楓花に押し付ける。
佐倉楓花:「…………!」
佐倉楓花:リングケースを押されるまま受け取り、そのまま制服のポケットへとしまう。
佐倉楓花:「……じゃあ」
佐倉楓花:「これを返すために、私は勝たなきゃね」
佐倉楓花:「私が死んだあと、すずの人生をずっと私で縛るなんて出来ない」
佐倉楓花:「そもそも、こんなところで死ねない」
[雑談]夜永 雀:クライマックス戦闘終わるまでは泣きたくないって思ってたのに
[雑談]夜永 雀:もう泣いてる……
佐倉楓花:「私は計画を実行しないといけない。こんなクソみたいな町、滅ぼさないといけない」
佐倉楓花:「だから、すずに勝って……」
佐倉楓花:「指輪も返して、どこか遠い所で幸せに生きてって」
佐倉楓花:「送り出さないといけない」
佐倉楓花:「……抗いたいっていうなら、やってみたらいい」
佐倉楓花:「それも全部、叩き潰して……」
佐倉楓花:「幸せに、生かしてやるから」
GM:楓花の傍。咲いた歪な巨大な花から、邪悪な気配が放たれる。
GM:――もう、誰にも止めることは出来ない、滅びをもたらす花が震えた。
GM:クライマックス戦闘を開始します。
夜永 雀:うぅ”~~~~
[雑談]GM:泣いてる…………
GM:戦闘終了条件は巨大な花の撃破です。
GM:ただし、巨大な花はEロイス:究極存在を所持しています。
GM:これにより、あらゆるダメージを受けません。解除条件は佐倉楓花の死。
GM:衝動判定。ですがその前に……
巨大な花:Eロイス:堕落への誘い
GM:衝動判定が行われる直前に使用。
その衝動判定に失敗したキャラクターは、侵蝕率が99%以下の場合、即座に100%となる。
衝動判定による侵蝕率の上昇はその後に行う事。

夜永 雀:やだ~ッ!
GM:衝動判定の難易度は9です。
夜永 雀:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 7[1,7] → 7 → 失敗
GM:失敗!では即座に侵蝕率を100%にしたうえで衝動侵蝕をお願いします!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を100に変更(49 → 100)
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を2D10(→ 4)増加(100 → 104)
夜永 雀:!?
GM:う、うますぎる
GM:エンゲージはこちら。
巨大な花(6)佐倉楓花(6)
5m┃
夜永雀(6)

GM:それではセットアップ!
巨大な花:《加速する領域》LV5>6 対象:巨大な花・佐倉楓花
巨大な花:ラウンド間【行動値】+24。1シーン1回。
夜永 雀:なし!
佐倉楓花:《トップオブワールド》LV1 対象佐倉楓花
佐倉楓花:次に行うメジャーアクションの判定のクリティカル値-1(下限5)。シナリオ一回。
GM:エネミー二人が加速しこうなります
巨大な花(30)佐倉楓花(30)
5m┃
夜永雀(6)

夜永 雀:はや~!
GM:それではイニシアチブ!
GM:30、まずは巨大な花から。
巨大な花:《天使の階梯》LV5>6>8 Eロイス:超越活性
巨大な花:対象のクリティカル値-1(下限6)、達成値+16
巨大な花:対象は佐倉楓花。
巨大な花:俺はまだ本格的に稼働していないが……補助はめっちゃするぞ!
夜永 雀:百合の間に挟まらないで!
巨大な花:百合の間に挟まる花だぜ
巨大な花:以上!
佐倉楓花:続いて私。
佐倉楓花:マイナー《緑の鞭》LV7>LV8《スーパーランナー》LV5>LV6《縮地》LV7>LV8バックスタブLV7>LV8
佐倉楓花:シーン間攻撃力18、ガード値1、射程20mの白兵武器作成。攻撃力+40しながら移動
佐倉楓花:右側5mにちょっと移動します。
GM:巨大な花(30)━5m━佐倉楓花(30)
5m┃
夜永雀(6)

佐倉楓花:メジャー。
佐倉楓花:《形なき剣》LV5>6《完全なる世界》LV5>6、《コンセトレイト:オルクス》LV3
佐倉楓花:ドッジダイス-6個、判定ダイス+7個、攻撃力+21、C値-3
佐倉楓花:対象はもちろんすず。
夜永 雀:うぅ~ ドッジダイス0個だよ~
佐倉楓花:15dx5+20
DoubleCross : (15DX5+20) → 10[3,3,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[2,3,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,9]+10[1,1,1,2,3,3,4,6,9,10,10]+10[5,5,6,10]+10[3,4,7,8]+10[7,9]+10[1,8]+10[7]+3[3]+20 → 103
夜永 雀:!?
佐倉楓花:C値5、すごいね
夜永 雀:すご・・・・・・
巨大な花:そこに……なんと
巨大な花:《妖精の手》LV5>6>8 Eロイス:超越活性
夜永 雀:え~~~!?
佐倉楓花:もっとまわしちゃお~
佐倉楓花:1dx5+110
DoubleCross : (1DX5+110) → 10[5]+10[10]+1[1]+110 → 131
佐倉楓花:馬鹿の数字 リアクションどうぞ!
夜永 雀:放棄!ガード0だしドッジダイスも0!
佐倉楓花:ダメージ出すね~
佐倉楓花:14d10+18+40+21
DoubleCross : (14D10+18+40+21) → 86[6,7,8,10,5,6,3,7,1,2,8,9,5,9]+18+40+21 → 165
佐倉楓花:諸々有効!
夜永 雀:装甲7なので158!ここでオートアクションを使わせてもらおうかな~
GM:なにっ
夜永 雀:《どれだけ不幸だとしても》:《血返しの魔槍》Lv4/シナリオ1回、HPダメージ適用直後。HPダメージを与えたキャラクターに同じだけHPダメージを与える(上限:LV*20)
GM:すず……
夜永 雀:80点喰らってください……
佐倉楓花:ぐわー!じゃあ……80ダメージ!?
佐倉楓花:倒れます!が……
佐倉楓花:ロイスを昇華して復活します。
夜永 雀:ロイス…………
佐倉楓花:再会した幼馴染:夜永雀/P:やっぱり好き/〇N:隣にはいられない のロイスをタイタス昇華、復活。
夜永 雀:楓花…………
GM:雀ちゃんも復活してね~
夜永 雀:はい……
夜永 雀:離れ離れになった幼馴染:佐倉楓花:〇執着/心配
夜永 雀:を昇華して復活します
GM:はい!
夜永 雀:夜永 雀のHPを11に変更(24 → 11)
GM:演出していきましょうか!
夜永 雀:うぅ”…………はい
GM
佐倉楓花:佐倉楓花の手に花が現れる。
佐倉楓花:花の茎を握りしめると、蔓がしゅるしゅると延びゆき――
佐倉楓花:鞭のようにしなる。その先端には鋭い刃がついた、チェーンウィップ。
佐倉楓花:巨大な花の香りに包まれ、目を妖しく輝かせながら。
佐倉楓花:間合いを測る様に横に跳びながら、
佐倉楓花:その刃は正確に、夜永雀へと迫る!
夜永 雀:「きゃぅ”、ぁ”ぁぁっ……!」
夜永 雀:肌が、肉が、骨が切れる。血が蔦へべったりと付いて。
夜永 雀:「──っ、でも、でも……楓花ちゃんが居ない世界で幸せに生きたくなんて、ないんだもん……!」
夜永 雀:その想いは、その痛みは──血から溢れ出す。
夜永 雀:蔦を辿るようにして、楓花ひとりに降り注ぐ。同じ痛み──そして、抑えても抑えきれぬ楓花への想い。
佐倉楓花:「ぅ……!!」
佐倉楓花:雀の受けた痛みが強大だからか。潰されてしまいそうなほど、大きな想いを受けたからか。
佐倉楓花:過酷な境遇に身を置くことで練度を上げてきた佐倉楓花の体は、血の雨を浴びて、簡単に崩れ落ちる。
佐倉楓花:「……な、ら」
佐倉楓花:「私も、負けられ、ない……」
佐倉楓花:「何に代えても……すずを、幸せにするんだから」
[雑談]夜永 雀:楓花ちゃん…………
佐倉楓花:ふらふらと立ち上がり、再び花を構える。
GM
GM:続いてイニシアチブ6!
GM:雀ちゃんどうぞ!
夜永 雀:うぅ~……
夜永 雀:マイナー、通常移動で楓花ちゃんにエンゲージします
GM:はい!
GM:巨大な花(30)━5m━佐倉楓花(30)夜永雀(6)
夜永 雀:《同じ想いを分かち合う》:《絶対の恐怖》+《コンセントレイト:ソラリス》
夜永 雀:(4+3)dx7+4+1
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[1,3,4,4,6,7,10]+10[3,8]+3[3]+5 → 28
佐倉楓花:ドッジを試みます!
佐倉楓花:5dx>=28
DoubleCross : (5DX10>=28) → 10[3,3,8,10,10]+3[2,3] → 13 → 失敗
佐倉楓花:あっがんばったんだけどな……失敗!
夜永 雀:け 結構頑張ってる……
夜永 雀:Rエンハンサーによりエフェクトの侵蝕が合計から+1される代わりに+1d10、対抗種で+2d10を受けます
GM:ひえ~!
夜永 雀:(3+2+1)d10+2
DoubleCross : (6D10+2) → 27[2,4,7,3,4,7]+2 → 29
佐倉楓花:倒れます……!が……
佐倉楓花:ロイスを昇華して復活します。
夜永 雀:うぅ”……ジャームになっちゃうよ……
佐倉楓花:ずっと好きな幼馴染:〇P:好き/N:ごめんね のロイスを昇華して復活!
GM:侵蝕をあげてね~!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を6増加(104 → 110)
夜永 雀:対抗種の効果でHP-3!
夜永 雀:夜永 雀のHPを3減少(11 → 8)
GM:では……演出しましょう!
GM
夜永 雀:破れた制服を、傷を抑えながら楓花へと歩みを進める。
夜永 雀:「私が、引っ越したのは──楓花ちゃんを、置いていったのは……」
夜永 雀:「オーヴァードに、覚醒しちゃったから。少しだけ、暴走して……周りの人を怖がらせちゃったから」
夜永 雀:「こんなことになるんなら、オーヴァードになんてなりたくなかった」
夜永 雀:「オーヴァードって意識すると、ずっと体が痛いんだ。──対抗種、だっけ」
[雑談]GM:すず…………
夜永 雀:感情や思念の送受信は、痛みについても同じこと。一歩、一歩と近づければ、能力もそれだけ強まって。
夜永 雀:雀の中に住まう──体中から茨が迫り出すような痛みが、楓花にも共有される。
佐倉楓花:「…………ッ!」
佐倉楓花:「すず…………」
佐倉楓花:「ずっと……こんな痛みを背負ってるの……?」
夜永 雀:「うん。……でもね、楓花ちゃんと一緒に居る時、だけは」
夜永 雀:「辛く、なかったのに。」
夜永 雀:「……今は、ずっと痛いや」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「やっぱり、なくなったほうがいいんだ。こんな世界は……」
佐倉楓花:ふらふらとよろけながら、虚ろな目で地面を睨みつける。
GM:その時。
[雑談]夜永 雀:楓花ちゃんがツンデレだからもっと知りたいと思っててこの能力になってたら良いな……って思いました
GM:夜永雀の端末に連絡が入る。
[雑談]GM:すず……かわいすぎる
夜永 雀:「そんなこと、……」
黒川リオン:『……夜永さん!』
夜永 雀:「な、……に。どう、したの……?」
黒川リオン:『お忙しい中すみません。けど……!』
夜永 雀:涙がずっと止まらない。泣きじゃくるような子供らしい声。
黒川リオン:『他の道があるかもしれないんです。お話、聞いて頂けませんか!?』
黒川リオン:焦った様子の黒川リオンから通信が入る。
夜永 雀:『り、おん、ちゃん……ど、どういう──どういう、こと……!?』
夜永 雀:しがみつくように端末を掴んで、縋る様に応答する。
佐倉楓花:「こんな状況で電話?余裕あるじゃん」
佐倉楓花:鞭が飛来し、夜永雀の側を掠める。
夜永 雀:「余裕、なんて、ないよ!……でも、でも、聞かなきゃいけないの。じゃないと……」
夜永 雀:「じゃないと、負けても勝っても壊れちゃうから……!」
GM:NPCカードが追加になります。

NPCカード:黒川リオン(リモート)
2R以降使用可能。
オートで使用可能。
真実に近づく情報を得る。1シナリオ1回。
[雑談]夜永 雀:なに……
GM
[雑談]夜永 雀:(リモート)好き
GM:クリンナップ。
GM:特に何も……ないですよね?
夜永 雀:ないです……!
GM:続いて2R!
GM:このラウンドからNPCカードが使えるようになります。
GM:オートなので好きな時に使ってね~
夜永 雀:はい……!
夜永 雀:なら……
夜永 雀:今使います……!!!
GM:はい……!
GM:では、こちらの情報項目が追加になります。
GM:・佐倉楓花を弱体化する方法(交渉:難易度7)
GM:こちらはNPCカードの効果で、手番を使わずにすぐに判定することができます。
夜永 雀:弱体化……!?!?!?します!!!
夜永 雀:(4+3)dx+4+1>=7
DoubleCross : (7DX10+5>=7) → 8[2,2,3,5,5,6,8]+5 → 13 → 成功
GM:さすが!!
GM:では情報を開示します。
・佐倉楓花を弱体化する方法
精神の負荷が能力の強さに繋がっている彼女の力を弱めるには、彼女を幸せにすればいい。
『佐倉楓花の想い人も佐倉楓花を最も大切に想っている状態』で佐倉楓花を倒した場合、彼女の能力は弱まり、巨大な花の能力を発動させることは出来なくなる。
また、この戦闘中佐倉楓花のロイスによる復活を防ぐことができる。
ただし巨大な花を消す事は出来ない為、彼女が再び追い詰められたらいつ力が発動するか分からない、非常に不安定で危うい状態となる。
夜永 雀:……!!!
GM:具体的にいうと、佐倉楓花にSロイスを取得した状態で佐倉楓花を撃退した場合、佐倉楓花の力は弱体化されます。その場合巨大な花は残りますが、彼女の心が安定している間は能力が発動することもありません。
夜永 雀:うぅ”~~~ッ
GM:戦闘終了条件が変更になります。
GM:戦闘終了条件
・巨大な花の撃破
・Sロイスを取得した状態での佐倉楓花の撃破
このどちらかを満たした場合、戦闘終了する。

GM:お好きな方を選んでください。
夜永 雀:二つ目でお願いします……!!!
[雑談]夜永 雀:泣いてる…………
GM:では……Sロイスを取得した状態で佐倉楓花を倒せるよう……がんばってください!
GM:2ラウンド目、セットアップ。
GM:エネミーはありません。
GM:1シナリオ1回ばかりだから……
夜永 雀:ありません!
夜永 雀:ホントだ……
GM:巨大な花(6)━5m━佐倉楓花(6)夜永雀(6)
GM:ではイニシアチブ6!
GM:全員6ですが、PC優先で雀ちゃんの手番です。
夜永 雀:では……
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛、社会ダイスを+3個
夜永 雀:メジャー《同じ想いを分かち合う》:《絶対の恐怖》+《コンセントレイト:ソラリス》
夜永 雀:(4+3+3)dx7+4+1
DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,1,2,2,3,5,6,7,9,9]+10[1,3,10]+10[8]+1[1]+5 → 36
佐倉楓花:ドッジ!
佐倉楓花:5dx>=36
DoubleCross : (5DX10>=36) → 8[1,2,2,8,8] → 8 → 失敗
夜永 雀:『誰より大好きな人/佐倉楓花:〇純愛/ヤだよ……』をSロイスに指定します!!!
GM:了解です!
夜永 雀:(4+2+1)d10+2
DoubleCross : (7D10+2) → 34[7,6,3,4,4,4,6]+2 → 36
[雑談]夜永 雀:うぅ”~~~……
佐倉楓花:倒れます。
佐倉楓花:条件を満たした為、ロイスによる復活もできません。
佐倉楓花:復活エフェクトなどありません。
GM:戦闘終了です!
夜永 雀:……!!!!!!
GM:では……演出をしていきましょう!
GM
佐倉楓花:「私は……こんな世界、滅ぼさなきゃいけない……!」
佐倉楓花:「すずといたときは幸せだったよ……でも」
佐倉楓花:「そんなものは簡単に崩れるんだって」
佐倉楓花:「もっともっと、辛い出来事が待ってるんだって、知ってしまったから」
佐倉楓花:「すずだって、一人でずっと辛い思いして……」
佐倉楓花:「こんな世界は……全部、壊さないといけないんだ!」
佐倉楓花:鞭を手に吠える。
夜永 雀:「そうだよ。いっぱい──いっぱい、辛かった!」
夜永 雀:「急に引っ越しになったこと、楓花ちゃんに伝えて……」
夜永 雀:「いっぱい喧嘩して、そのまま別れちゃったことも!」
夜永 雀:「能力のせいで知りたくない想いまで知ったことだって!」
[雑談]GM:すず…………
夜永 雀:「そのせいで、今の楓花ちゃんにどう思われてるのかわからなくて……」
夜永 雀:「楓花ちゃんに会いに行くのだって、ずっと怖かった!」
夜永 雀:「オーヴァードじゃなければ、なんて、数えきれないくらい思ったよ!」
夜永 雀:「でも──楓花ちゃんが居るからって、どんなに怖くても、どんなに変わってたとしても……」
夜永 雀:「私の心にはずっと、あの時の楓花ちゃんがいたから、私はここまで生きて来れたんだもん!」
[雑談]GM:すず……
夜永 雀:「だから、こんな世界でも滅んじゃヤなの!」
夜永 雀:「どんなに醜くても、汚くても、どうしようもなくても──」
夜永 雀:「一緒に見る景色なら、花見のときくらい綺麗に咲いて見えるはずなんだから!」
夜永 雀:涙でぐしゃぐしゃな顔だとしても、きっと楓花ちゃんは笑ったりしなくて。
夜永 雀:だから、いつかと同じように──飛びつくように抱き着く。
佐倉楓花:「…………ッ!」
佐倉楓花:びくっと身体を震わせるが、それを払いのけたりはしない。
夜永 雀:流れ込む想いは、ただひとつ。楓花と過ごした思い出──喧嘩も泣いたことも、笑いあったことも。
夜永 雀:そしてどんな記憶よりも、思い出よりも。楓花ちゃんとこれからしたいこと。
夜永 雀:「ねえ、楓花ちゃん──私、こんな世界でも幸せにするよ」
[雑談]GM:すず……(すずbot)
夜永 雀:「だから一緒に過ごせなきゃ、ヤだもん……」
夜永 雀:子供のような駄々でも、その想いは馬鹿正直と言えるほどに真っ直ぐに、純情に。
佐倉楓花:「だ、だって……」
佐倉楓花:腕の中で狼狽する。
佐倉楓花:「私……すずの隣にいられる人間じゃないよ……」
佐倉楓花:「FHとUGNで…………」
佐倉楓花:「人だって殺したことがある……この花だってもう、自分の力じゃどうしようもないのに……」
夜永 雀:「組織とか、力とか、関係ないもん……」
夜永 雀:「立場だって、二人で過ごせるならなんだってなるよ……!」
夜永 雀:「さっきの電話でリオンちゃん、言ってたもん……楓花ちゃんが弱くなったら、あのおっきい花の能力は使えなくなるって」
夜永 雀:「追い詰められたらまだ、発動するかもしれないけど……それでも、楓花ちゃんが幸せなら発動しないって」
夜永 雀:「それなら、私が幸せにするの。楓花ちゃんといっぱい過ごして、笑って、泣いて──でも、ずっと幸せにする!」
夜永 雀:「何も知らずにひとりで幸せになるのも、二人で不幸になるのもどっちもホントはヤだ!」
夜永 雀:「私は、ぜんぶ知った上で二人で幸せになりたいから!」
夜永 雀:「UGN、だって……ジャームじゃない女の子なんて、殺せないはず……きっと、守ってくれるもん!」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「わ、私だって……」
佐倉楓花:「本当は、すずと一緒に居たい……!」
佐倉楓花:「すずのこと、幸せにしたい……すずを苦しめるものから、守ってあげたい……」
佐倉楓花:「…………私が弱くなれば……幸せになれば、いいんだったら……」
佐倉楓花:ポケットから、リングケースを取り出す。
佐倉楓花:「ずっとずっと……」
佐倉楓花:「私だけ見て、私の事、幸せにして……」
佐倉楓花:「私、本当は何より」
佐倉楓花:「すずのこと……好きなんだから」
佐倉楓花:長く白い指をそっと差し出す。
夜永 雀:「ふうか、ちゃん……」
夜永 雀:「……うん、うん!……私だって、楓花ちゃんのこと、大好きなんだもん」
[雑談]GM:笑顔差分!?
夜永 雀:「ずっと、ず~~っと、いっぱい幸せにする!」
夜永 雀:楓花のリングケースを手に取って、そっと楓花の薬指に嵌めていく──サイズは、ピッタリと嵌まる。
夜永 雀:思えば、幾度となく腕に抱き着いていたろうか。
[雑談]夜永 雀:使えたらいいなって 泣きながら……書いてました
佐倉楓花:「……ふふ」
佐倉楓花:「はは……っ」
[雑談]夜永 雀:お墓とか 死に際とかで……最後に見る顔として笑顔を向けられたらいいなって……
佐倉楓花:「本当はこんな理屈……通るわけないのに」
佐倉楓花:「すずとなら大丈夫って思える……」
佐倉楓花:薬指にぴったりと嵌った指輪を眺めて微笑む。
佐倉楓花:「……ずっと、ずーっと」
[雑談]夜永 雀:こんなことになると思ってなかった……うぅ……
[雑談]夜永 雀:すき……
佐倉楓花:「離さないで。今度は……いなくならないで」
佐倉楓花:「……こんな幸せな想い、ずっと感じさせてよね」
[雑談]GM:すず……
夜永 雀:「えへ、えへへ……楓花ちゃんも、離れないでね」
夜永 雀:「迷子になっちゃダメだよ、ずっと、手繋いでて……」
夜永 雀:ポケットから自分用のリングケースを取り出して、楓花がしたように指を指しだす。
夜永 雀:「楓花ちゃんも、私だけ見て……幸せになろうね?」
夜永 雀:小さくて、可愛らしい手。"殺す"なんて言葉の似合わない、少女の手。
佐倉楓花:「……うん」
佐倉楓花:「すずにしてもらったのと、同じくらい……」
佐倉楓花:「幸せに……するから」
佐倉楓花:小さな手をとって。
佐倉楓花:薬指へと指輪を嵌める。
佐倉楓花:「……やっぱ、お揃いなんだからさ」
佐倉楓花:「別れてるんじゃなくて……隣でつけてなきゃダメだと思わない?」
佐倉楓花:冗談めかして、勝気な笑みを浮かべる。
夜永 雀:「も~……えへへ」
夜永 雀:「当たり前でしょ。ホントはそれが一番よかったんだもん!」
夜永 雀:ぴたりと横にくっついて、バス停でしたように頭を預ける。
佐倉楓花:きらきらと輝く指輪を嵌めた手で、その頭を優しく撫でる。
佐倉楓花:「うん……」
佐倉楓花:「生きてこう。二人で」
[雑談]GM:こんなで……戦闘締めで……いいかしら……!
[雑談]夜永 雀:だいじょうぶです……!!!
[雑談]夜永 雀:うぅ”~~~ 泣いています
GM:----
[雑談]夜永 雀:しろいさんがハピエン厨でよかった…………
GM:ということで、戦闘が終了し……
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスはこちら!
GM:Eロイス
究極存在
堕落への誘い(*2)
超越活性
超越活性

GM:というわけでEロイスは5個です。振りたかったら振ってね~!
夜永 雀:あっさっきの分の増加忘れてたっ
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を6増加(110 → 116)
[雑談]GM:マジで心中することもあるんですけど……基本はハピエン厨です
夜永 雀:ロイスは5個あるので……振らずに等倍振ります!
[雑談]夜永 雀:マジでするのは……好きなんですけど
[雑談]夜永 雀:"傷"ではあるから……
夜永 雀:116-5d10
DoubleCross : (116-5D10) → 116-18[1,3,3,3,8] → 98
夜永 雀:えっこわ
夜永 雀:嘘?
GM:こ、こわすぎる
GM:でも生還してるから……!!
夜永 雀:よかった~!
GM:ではいつもの15点に加えて経験点もっていってください~!
夜永 雀:やった~!20点かな 貰います!
[雑談]GM:でも人を苦しめるのは好きなのでマジで死別したまま終わりとかにすることもあります
[雑談]夜永 雀:ヒン…………
GM:やった~!
[雑談]夜永 雀:正直……
[雑談]夜永 雀:それで終わると思ってたから
[雑談]GM:えへへへ
[雑談]夜永 雀:ずっと覚悟してました 今日1日……ほぼリアル手に着かなかった
[雑談]GM:氷雨さん…………
[雑談]GM:では……エンディングやっていきましょうか!
[雑談]夜永 雀:やった~!
[雑談]GM:したいことありますか?
[雑談]夜永 雀:えーっと……
[雑談]夜永 雀:同じ学校通いたいです!
[雑談]夜永 雀:待ち合わせして登校の道一緒に歩く感じの……
[雑談]GM:ああ~っいいですね……!
[雑談]夜永 雀:いやホントは映画とか……動物園とか……えっちなこともしたいのですけど…………
[雑談]夜永 雀:同じ学校に通いたいです
[雑談]GM:良い…………
[雑談]夜永 雀:えへへ
GM:----

エンディング

GM:エンディング
GM:■櫛梨市 市街地
GM:……あれから、幾日か経った。
GM:相変わらず、巨大な花は咲いたままだ。
GM:危険なものが存在し続け、それを排除できるのに放置しておくなど、通常はあり得ない。
GM:しかし、事件の真相を知る数少ない人物である黒川リオンが、
GM:『能力者である佐倉楓花の身に何かあると、巨大な花が暴走する可能性がある』との方便で報告したこともあり、
GM:現在の能力が抑制された状態の佐倉楓花を保護する方が安全だと考えられ、
GM:佐倉楓花はUGNに保護されることとなった。
GM:そんなゴタゴタがありつつも、日常は続いていく。
GM:通学路。目印の、いいにおいの漂うパン屋の前。
佐倉楓花:「……遅い」
佐倉楓花:夜永雀と同じ制服に身を包んだ、薬指に指輪を嵌めた少女が腕を組んでいる。
佐倉楓花:「遅刻しちゃうよ」
夜永 雀:「えぇ~っ、でも、同じくらいに起きたよ?」
夜永 雀:「あ……もしかして」
夜永 雀:「私と会うの楽しみでまた早起きしちゃったの~?」
夜永 雀:えへへ、と笑みを浮かべて腕に抱き着く。薬指に嵌めた指輪がきらりと光る。
佐倉楓花:「はあ?そんなんじゃないし……」
佐倉楓花:ふい、と顔を逸らした横顔はわずかに赤くなっている。
佐倉楓花:「まだ新しい生活になれないから早く起きちゃうだけ」
夜永 雀:「えぇ~?そっかそっか……でも、私は寝る前から楓花ちゃんと会うの楽しみだったもんね!」
夜永 雀:妙なドヤ顔を見せる。
佐倉楓花:「そ。ま、当然じゃない?こんな美少女に会えるんだから」
佐倉楓花:ふ、とドヤ顔を返す。
夜永 雀:「ふふ~、じゃあ好き対決は私の勝ちかも?」
夜永 雀:腕に抱き着いたまま歩き出す。身長の差は歩幅の差にも表れ、楓花と比べれば一歩は小さい。
佐倉楓花:「は?なにそれ」
佐倉楓花:歩幅を合わせるように、ゆっくり歩きながら不機嫌そうな声を出す。
夜永 雀:「だって~、楓花ちゃんは新しい生活になれなくて早起きしちゃったんでしょ?」
夜永 雀:「私は楓花ちゃんと会いたくていつも通りの時間にちゃんと起きた!」
夜永 雀:「えへへ~、どうどう?私の勝ちじゃないかなぁ?」
佐倉楓花:「……私だって」
佐倉楓花:「これからすずと過ごせるんだ、って思ったら……」
佐倉楓花:「ドキドキして……あんまり眠れなかったんだってば……」
佐倉楓花:小さな声で顔を赤くし、ぼそぼそ呟く。
夜永 雀:「あ、ぅ……え、へへ……そっか」
夜永 雀:楓花ちゃんのこれまでとは違う側面を見せられると、何だか妙に恥ずかしくなってしまう。
夜永 雀:「じゃあ、引き分けね」
夜永 雀:勝ち負けなんてどうでもよくて、それは嬉しそうに抱き着いて表現される。豊かに実った双丘が、腕に心地よい感触を与える。
佐倉楓花:「ほんと……子供みたいなんだから」
佐倉楓花:その柔らかい感覚に鼓動が高鳴るのを感じながらも、誤魔化すようにじ、と鋭い目を向ける。
佐倉楓花:「そんなこと言ってるけど……すず、分かってる?」
佐倉楓花:「これから大変なんだよ」
夜永 雀:「子供だも~ん……ん、大変って?」
佐倉楓花:「こんなモデルみたいなミステリアスな美少女が転校生として来るんだよ?」
佐倉楓花:「その友達ってなったら、すずも質問攻めにあうだろうし」
佐倉楓花:「私だって、めちゃくちゃモテちゃうかも」
夜永 雀:「…………」楓花ちゃんがモテる光景を想像して、少しだけムッとする。
夜永 雀:「それはちょっとヤだけど~……」
夜永 雀:「そんなモテモテの楓花ちゃんがもし告白されても、薬指を見せれば一発!でしょ?」
佐倉楓花:「……そうだね。それに……」
佐倉楓花:腕を組んでいるのと反対の手で、雀のあごに指を伸ばし、くいと上を向かせる。
佐倉楓花:「私はすずのだから、って」
佐倉楓花:「見せつけたっていいんだし」
佐倉楓花:囁きながら、顔を近づける。唇が触れそうなほど近く。
夜永 雀:「わ……」
夜永 雀:こんな人前で──そんな思考が頭に過ったが、それよりも。目を瞑って、備えてしまう。
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:受け入れられると思っていなかったので、自分でしておいて赤くなって焦るも――
佐倉楓花:おずおずと。かすかに触れるだけのキスを、唇に落とす。
夜永 雀:「んっ……え、えへへ……」
佐倉楓花:「ぁ、ぅ、ん…………」
佐倉楓花:真っ赤になりながら体を離し、目を逸らす。
佐倉楓花:「ま、まあその……」
佐倉楓花:「すず以外のものになる気、ないから……」
佐倉楓花:ぼそぼそ小声でつぶやく。
夜永 雀:「えぇ~?恋人っていっぱい見せつけちゃおっか!」
夜永 雀:"すずのもの"──そんな言葉に、背筋にぞくぞくとした感覚が走る。
夜永 雀:「私も楓花ちゃんのものってはっきりわかっちゃうように!」
佐倉楓花:「……そうね」目を細めて優しく笑い、雀の頭を撫でる。
佐倉楓花:「すずは可愛いから……他の人も好きにならないか心配」
夜永 雀:「心配って~……もしそうなったら、楓花ちゃんいっぱい嫉妬しちゃいそう?」
佐倉楓花:「そりゃ、するでしょ」
佐倉楓花:「すずは私の物なんだから」
佐倉楓花:「殺しちゃうかも」冗談めかして笑う。
夜永 雀:「えへへ……」そんな言葉に、嬉しそうに笑いながら顔を赤らめる。
夜永 雀:「でもでも、心配なんてする必要ないよ~?」
夜永 雀:「子供の時から楓花ちゃんと一緒に過ごしたんだもん」
夜永 雀:「楓花ちゃん、いっぱいかわいくて優しくて、強くて……しかも今はこんなに綺麗なのに」
夜永 雀:「他の人のこと好きになるわけないもん!」
佐倉楓花:「ふふっ……」
佐倉楓花:「それはまあ、そうかもね」
佐倉楓花:自信たっぷりに笑みを浮かべて頷く。
夜永 雀:「うん!」
夜永 雀:「やっぱり~、早く楓花ちゃんと一緒に住みたいなぁ」
佐倉楓花:「住む……!?そ、それはその……早くない?」
佐倉楓花:赤くなって目を瞬かせる。
佐倉楓花:「親御さんだっているでしょ?私はいないけど……」
夜永 雀:「ママ?うん、元気だよ!」
夜永 雀:「でも……まだ早いの?」
夜永 雀:「キスもして、指輪の交換もして……」
夜永 雀:「あっそれに……私のことえっちな目で見ていいよって言ったし!」
佐倉楓花:「…………っ!」
佐倉楓花:「……み、見ちゃうから……」
佐倉楓花:「すずのこと……えっちな目で……」
佐倉楓花:「だ、だから……まだ早いの」
佐倉楓花:赤くなって目を逸らす。
夜永 雀:「……へぇぇ~」
夜永 雀:「やっぱり……そうなんだぁ」
夜永 雀:意識的に胸を押し当てて、能力を使わずともそれまでの疑念が確信に変わる。
佐倉楓花:「だっ、だって……そうでしょ!」
佐倉楓花:押し当てられる柔らかさから逃れるように、ますます顔を逸らす。
佐倉楓花:「ずっと好きだったのに……」
佐倉楓花:「こんな可愛くなって……む、胸だっておっきくて」
佐倉楓花:「私だって17なんだよ?そういうことも……したいって考えるよ……」
佐倉楓花:「好きな人なんだから……」
夜永 雀:「……いいよ?」
佐倉楓花:「えっ…………」
夜永 雀:「胸がおっきくなってた時はね、ホントはヤだったの」
夜永 雀:「ブラが合わなかったり、他の人に見られたりしちゃうし……」
夜永 雀:「でもね、今の楓花ちゃんならいいよ?」
[雑談]GM:赤面差分になってる!!!!
[雑談]夜永 雀:えへへ……
夜永 雀:「いっぱい恥ずかしいけど、それよりも嬉しいの」
夜永 雀:「だから胸見られても、ヤじゃないよ……直接でも……ちょっと恥ずかしいけど」
夜永 雀:「何より、楓花ちゃんも、私とおんなじ気持ちなんだあって思えるから……ね?」
佐倉楓花:「だっ、でっ、でも……っ、えっ?」
佐倉楓花:顔を真っ赤にして慌てていたが、きょとんと目を丸くする。
佐倉楓花:「……す、すずも、その」
佐倉楓花:「私と……えっちなこと、したいの……?」
夜永 雀:「……えへへ」
夜永 雀:「楓花ちゃんと恋人になるんだもん」
夜永 雀:「えっちなことだって、い~っぱい考えてたよ?」
夜永 雀:「したいことの中にはそういうのだって……えへへ、いっぱい入ってるかも」
佐倉楓花:「~~~っ!」
佐倉楓花:真っ赤な顔で口をぱくぱくさせる。
佐倉楓花:まともに雀の顔を見る事が出来ない。
佐倉楓花:「…………わ、私も」
佐倉楓花:「したい…………けど」
佐倉楓花:「……や、やっぱり早くない!?」
佐倉楓花:誤魔化すように、腕の雀をひっぱるように歩みを進める。
夜永 雀:「うぅん……それはやっぱり、そうかも」
夜永 雀:「わわっ」引っ張られるように歩みを進めながら「でも~……」
夜永 雀:「やっぱりいつかはしたいんだ?」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「…………し、した……い」
夜永 雀:「お揃いじゃん~!」
夜永 雀:「ね。……私のおうちだと、なかなか難しいかもだし……」
夜永 雀:「その時は、楓花ちゃんのおうちに呼んでね?」
佐倉楓花:「~~っ」
佐倉楓花:「すず……」真っ赤な顔を手で抑える。
佐倉楓花:「あ、あんまり煽らないで……」
佐倉楓花:「本当に……我慢できなくなっちゃうから……」
夜永 雀:「……できなくなった楓花ちゃんは、ちょっと見てみたいかも」
[雑談]夜永 雀:反動でめちゃくちゃえっちになっちゃってる
[雑談]GM:こんなことになるとは…………
夜永 雀:「ちっちゃい私じゃ簡単に押し倒されちゃうかも……それとも、ちっちゃい私に見下ろされてみたりして」
佐倉楓花:「~~~~~っ」
佐倉楓花:「煽らないでって言ってるのに……!」
佐倉楓花:真っ赤な顔。能力を使わなくとも、今雀の言ったことを想像しているのがありありと分かるような有様。
佐倉楓花:「いつだって……私」
佐倉楓花:「すずには……敵わないんだから…………」
夜永 雀:「私のこといっぱい守ってくれて、可愛くて優しくて強いのにね?」
夜永 雀:「じゃっ、今はこのくらいにしてあげよっかな」
夜永 雀:「我慢できなくなるまでは、私のおうちで遊ぼうね。……夕ご飯、ひとりじゃ寂しいでしょ?」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「今日、私の家で……」
佐倉楓花:「夕飯……一緒に、食べても……いい」
佐倉楓花:目を逸らしながら小さく呟く。
夜永 雀:「……ケダモノなんだから~」
佐倉楓花:「はぁっ!?」
佐倉楓花:「ご、ご飯食べるだけでしょ……!」
夜永 雀:「うんうん~……そうだよね、ご飯食べるだけだもんね?」
夜永 雀:「楓花ちゃん、何食べたい?」
佐倉楓花:「ん…………」
佐倉楓花:「……肉じゃが…………」
夜永 雀:「肉じゃが、好きだったんだ?」
佐倉楓花:「そこそこ……」
佐倉楓花:「外食じゃ……食べないし」
夜永 雀:「あ……そっか。……その、前にお母さんが作ってくれてたの?」
佐倉楓花:「うん……」
佐倉楓花:「だから……時々懐かしくなるの」
夜永 雀:「……そっか」
夜永 雀:「ならたしかに……楓花ちゃんのおうちで食べないとだよね」
佐倉楓花:「……ん。ありがと……」
佐倉楓花:「…………その」
佐倉楓花:「……え、えっちなことは……しないの?」
佐倉楓花:雀のカーディガンの裾をおずおずとひっぱる。
夜永 雀:「楓花ちゃん~……」
夜永 雀:「じゃあ、学校終わったらさ~?」
夜永 雀:「一緒にちょっと街をぶらぶらして、肉じゃがの材料を買うでしょ?」
夜永 雀:「それで~……肉じゃが作って、一緒にあーんとかしたりして……」
夜永 雀:「そしたら……」
夜永 雀:手をぎゅっと握って、腕を絡める──恋人繋ぎ。
夜永 雀:「い~~~っぱい、しちゃおうね」
夜永 雀:ぴょんと背を伸ばして、目線を合わせる。無垢なはずの笑みは、何だか妖艶にも感じられる。
佐倉楓花:「ぅ…………」
佐倉楓花:彼女の言葉に、目線に、表情に。どうしようもなく心臓の鼓動が高鳴る。
佐倉楓花:「す…………」
佐倉楓花:「する…………かも…………」
佐倉楓花:目を逸らしながら、なんとかそう呟く。
夜永 雀:「ママに……お泊りするって、連絡しておくね?」
佐倉楓花:「…………うん」
佐倉楓花:「今日はずっと……」
佐倉楓花:「離さない、から…………」
夜永 雀:「……じゃあ、お風呂も一緒に入っちゃう?」
佐倉楓花:「お、お風呂も……っ!?」
夜永 雀:「だって……離さないんでしょ~?」
佐倉楓花:「ぅ…………」
佐倉楓花:「……うん……離さない。お風呂も……」
佐倉楓花:「一緒に……入る……」
佐倉楓花:ぎゅ、と甘えるように恋人繋ぎの手を握る力を強める。
夜永 雀:気が強くて、初対面の相手にはどこか冷たい印象を与える彼女が甘える姿が、とても愛しくて。
夜永 雀:「……あんまり長く入り過ぎちゃうとのぼせちゃうからね」
佐倉楓花:「そ、そんな長く入らないし……!」
佐倉楓花:「だって……」
佐倉楓花:「……その後、見せてくれるんでしょ」
夜永 雀:「……うん。いっぱい、見ていいよ?」
夜永 雀:「触っても……どんなことされても、怒んないもん」
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「……わ、私も」
佐倉楓花:「すずになら、何されても……いいから……」
夜永 雀:「……えへへ……ぜんぶ、見ちゃうね」
夜永 雀:「転校初日から、えっちな転校生なんだから」
佐倉楓花:「す、すずがそういうこと言うからでしょ……!」
佐倉楓花:「……はあ、もう」
佐倉楓花:「転校初日から何も頭に入らなくなったらどうしてくれるの?」
夜永 雀:「夜の事ばっかり考えちゃって~?」
夜永 雀:「でも……私は次の日を心配したほうがいいと思うよ?」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「そ、そんな激しくするの?」
夜永 雀:「……えへへぇ」
夜永 雀:「忘れられない夜にしよ~ね?」
夜永 雀:「見たことも、したことも……されたことも、えっちな思い出で頭の中いっぱいになって」
夜永 雀:「勉強なんか手に着かないかも……私も、楓花ちゃんも」
[雑談]GM:すず……えっちすぎる
佐倉楓花:「………………」
[雑談]夜永 雀:えへへ……♡
佐倉楓花:「……は、初めてなんだから」
佐倉楓花:「大好きなすずと……初めての、夜なんだから」
佐倉楓花:「そのくらい素敵にしてくれないと……」
佐倉楓花:「嫌だ……」
佐倉楓花:赤い顔で呟く。
夜永 雀:「……明日、休んじゃう?」
夜永 雀:「学校のこととか、心配しなくていいように……」
佐倉楓花:「…………っ!」
佐倉楓花:「だ、ダメ!転校したばっかりなんだから……!」
佐倉楓花:「でも……そうなっちゃっても仕方ないくらい」
佐倉楓花:「止められないかも……すずのこと、好きな気持ち……」
夜永 雀:「…………」何度言われても慣れない言葉、ずっと憧れていた状況は顔を赤らめさせるには十分で。
夜永 雀:「もしそうなってもいいように、今日でいっぱい友達作っとこ~ね」
佐倉楓花:「もう。友達っていうか……」
佐倉楓花:「ファンクラブくらいできちゃうかもね、私なら」
夜永 雀:「たしかに……クールなミステリアス美女だからって、女の子からいっぱい告白されちゃうかも」
夜永 雀:「でも、私のこと大好きなのはすぐバレちゃいそうだから……」
夜永 雀:「ミステリアスはなくなっちゃうかも?」
佐倉楓花:「…………もう」
佐倉楓花:赤い顔で呆れたような声を出す。
佐倉楓花:「そうかもね。そうでもそうじゃなくても……」
佐倉楓花:「どれだけ私がモテたって。私を好きにしていいのは」
佐倉楓花:「すずだけなんだからね」
夜永 雀:「当たり前!」
夜永 雀:「い~っぱいモテていいからね。その分……い~っぱい楓花ちゃんを愛して、私を好きにしてあげるから」
佐倉楓花:「…………うん」
佐倉楓花:優しく笑う。
佐倉楓花:「私はすずが好き。すずの隣じゃないと」
佐倉楓花:「私は、生きていけないんだから」
夜永 雀:「うん! 私も……楓花ちゃんのこと、だ~いすき!」
夜永 雀:「置いていっちゃった分、ずっと……ずっと一緒に居ようね!」
[雑談]GM:すず………………
[雑談]夜永 雀:楓花ちゃん……良い子過ぎる……
[雑談]GM:すずの方が良い子だし……!
[雑談]夜永 雀:えへへ……引き分けだもん
[雑談]GM:こんなで……〆でいいんじゃないでしょうか……!
夜永 雀:夢にまで見た状況は、涙を流していた時と比べればあまりにも天地のように距離が離れていて。
夜永 雀:けれど、いつ落ちたとしてもおかしくはないほど不安定で。
夜永 雀:それでも綺麗に咲いた楓花の笑顔を散らすなんて、心配する素振りも見せることはなかった。
夜永 雀:だって、私は楓花ちゃんを不幸にするはずないんだもん。
[雑談]GM:花要素も回収してもらえて……嬉しい……
[雑談]夜永 雀:これで……!
[雑談]GM:すず……!
[雑談]GM:はい…………!
GM:----
GM:では……以上で「夢に咲く君の花」、全行程終了となります!!
GM:お疲れさまでした~!
夜永 雀:お疲れ様でした…………!!!!!
[雑談]GM:すず……優しくて良い子で……えっちで可愛い…………
[雑談]GM:幸せな未来を掴んでもらえてよかった……
[雑談]夜永 雀:良かった……本当に…………
[雑談]夜永 雀:覚悟を決めようとして……決め切れるわけなくて開始20分で泣いちゃったから……
[雑談]GM:うう……嬉しい……(サイコパス)
[雑談]GM:いっぱい泣いてくれて本当に嬉しいです
[雑談]夜永 雀:サイコパス診断だ……
[雑談]GM:また泣かせられると思ったから……
[雑談]夜永 雀:それ好き
[雑談]夜永 雀:楓花ちゃんずっと可愛くて 良かったです
[雑談]GM:えへへ……
[雑談]佐倉楓花:ふん 当然でしょ
[雑談]夜永 雀:えへへ……当たり前だよね~♡
[雑談]GM:この二人どっちも自分に自信があって可愛いですね
[雑談]夜永 雀:氷雨がロリをやると……
[雑談]夜永 雀:自信が出ちゃう……
[雑談]GM:かわいい
[雑談]夜永 雀:ぽわぽわピンクですからね 自分というか……楓花ちゃんに自信があって、楓花ちゃんが好いてくれてる自分に自信があるのかも
[雑談]GM:ええ~~かわいすぎる
[雑談]佐倉楓花:すずは可愛いからね
[雑談]夜永 雀:私のこといっぱい守ってくれた楓花ちゃんだから……
[雑談]夜永 雀:えへへ……
[雑談]GM:では…………今日一日手がつかなくて大変だったってことですし
[雑談]GM:このあたりで解散にしますか……!
[雑談]夜永 雀:はい……!
[雑談]GM:本当に良い子で……楓花のことたくさん考えてくれて本当に嬉しかったです
[雑談]GM:遊べて本当に楽しかったです……!苦しめてしまって申し訳ないですが……また遊んでください……!!
[雑談]夜永 雀:ありがとうございます ホントに……お誘いいただいて 壊れて再生できて……
[雑談]夜永 雀:また遊んでください~~~!めちゃくちゃ楽しかったです 辛い部分も最高でした
[雑談]GM:よかった~~~!!
[雑談]夜永 雀:あと時間あったら……お家デートもしたいかも……
[雑談]GM:アッいいですね……!!!!
[雑談]GM:明日…………やっちゃいますか
[雑談]夜永 雀:やった~~~!!!
[雑談]GM:えへへへ…………
[雑談]夜永 雀:是非……やりましょう 嬉しいです……
[雑談]GM:やりましょう……!!嬉しい!!
[雑談]夜永 雀:ではまた明日……というか今日……!
[雑談]GM:はい…………!また21時間後くらい…………!!


『夢に咲く君の花』 GM:しろい


本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.


PC1:夜永(よなが) (すずめ)(キャラシート)PL:氷雨



目次



プリプレイ

GM:それでは……タイマンセッションやっていきましょう!!よろしくお願いします!
GM:まずは軽く自己紹介からお願いします!
夜永 雀:よろしくお願いします!!!
GM:え!超かわいい………………
夜永 雀:えへへ……
GMキャラシート
GM:唯一のPC!雀ちゃんお願いします~!
夜永 雀:はい!

夜永 雀:夜永雀、どこかぽわぽわした雰囲気を感じさせる女子高生です
夜永 雀:身長は150cm!ちっちゃいです 途中で止まってそれっきりなんだ~
GM:ええ~っ ちっちゃくてかわいいねぇ
夜永 雀:引っ越ししてからオーヴァードに覚醒したので、覚醒してからは長くても数年程度のまだまだひよっこです
夜永 雀:経験の浅さに加えて感じていることを送受信する能力、つまりテレパシーであることから、前線に出ることはあんまりないです
夜永 雀:代わりに情報収集には自信あり!ソラリスパワーは伊達じゃない
夜永 雀:戦闘が全くできないわけではなく、性能的には絶対の恐怖に対抗種を載せて攻撃します
GM:情報を滅茶苦茶持っている…………
夜永 雀:えへへ……
夜永 雀:100%以上なら血返しの魔槍で受けた攻撃の痛みをそのまま返せます 強いでしょ~
GM:な、なんて強いのだ
夜永 雀:という感じかな!引っ越し前の街に戻ってきたので大好きな幼なじみに大きくなった雀ちゃんを見せてあげるんだ
夜永 雀:まあ背は大きく……はなってないかもしれないけど よろしくお願いします!
GM:うおっでっか……
GM:背じゃないところがデカくなってるな…………よろしくお願いします!
GM:というわけで……そんな雀ちゃんのHOはこちら!
HO
シナリオロイス:佐倉楓花(さくらふうか)

あなたは佐倉楓花(さくらふうか)の幼馴染だ。
引っ越しによりここ数年疎遠になっていたが、あなたの心に彼女の姿は焼き付いている。
あなたの住んでいる街では、とある花を手にした人が目を覚まさなくなる"眠り病"の噂が囁かれていた。
"眠り病"の調査をする傍ら何者かの襲撃に巻き込まれたあなたは、佐倉楓花と再会する。
彼女は親しげに笑うとあなたに刃を向ける。「ねえ、殺してあげようか?」
夜永 雀:楓花ちゃん……?
佐倉楓花:私に殺されるなら光栄でしょう?
夜永 雀:うぅ~っ
GM:そういうわけで眠り病の調査をしつつ幼馴染に再会してもらいます!
GM:PC一人だけだけど……がんばってね!
夜永 雀:が 頑張ります……!
GM:----

トレーラー


夢を見ていた。
君の笑顔は、あの頃のまま。
眩しくて、手を伸ばしても届かなくて、
指先から、花びらが崩れ落ちるように、思い出がほどけていく。


──春の匂いが、街を包む。

いつからか、街では"眠り病"が囁かれるようになった。
誰かの隣で笑っていた人が、ある日突然、眠りから醒めなくなる。


花が咲いている。

街の中心に、あり得ない程巨大な異形の花が。

君は、彼女の夢を――枯らせるか。それとも、咲かせるか。

Double Cross The 3rd edition
『夢に咲く君の花』

ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

GM:────

オープニング

GM:登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀
夜永 雀:アレ!?
夜永 雀:1d10+28
DoubleCross : (1D10+28) → 1[1]+28 → 29
GM:あっカウンターリモコンの様子がおかしそう ともあれ登場が上手!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1増加(28 → 29)


GM:街には、季節外れの春の匂いがほのかに漂っていた。
GM:"眠り病"。
GM:とある花を手にした人間は、二度と眠りから醒めなくなってしまうという噂。
GM:都市伝説のように伝えられるその噂が、荒唐無稽な作り話ではない事をあなたは知っていた。
GM:被害者達の持つ花からはレネゲイドの反応があり、R案件としてあなたは調査に任命された。
GM
GM:櫛梨市。
GM:自然を残しながらも開発が進み、およそ生活していて不便は感じない程には都会の土地。
GM:月明かりと街灯が照らす夜の街を、あなたは一人散策していた。
夜永 雀:辺りを不自然でない程度に見渡しながら、街灯の光に照らされた癖っ毛がふわりと揺れる。
夜永 雀:「花を見つけなきゃなんだよね~……でも~……」
夜永 雀:どうしたものか、と呟きながら歩みを進める。人中で集めることのできた情報は、どれも都市伝説の範疇を出なかった。
夜永 雀:「……あっ、次は植物園とか!」
夜永 雀:閃いた事が口に出てしまって、慌てて口を手で塞ぐ。誰にも見られていないと安心して、息を吐く。
夜永 雀:帰ってきてから少し。数年を経てもこの街はそれほど大きくは変わらなかった──まだ、会えていない彼女がどうなのかだけが気がかりだけど。
GM:あなたが思い浮かべたであろう、彼女――佐倉楓花。
GM:幼馴染の家は、この辺にあったな……ということを思い出すでしょう。
GM:そういったことをあなたが考えていると……
GM:首筋に、冷たい感覚。
夜永 雀:「楓花ちゃん……」だから思い出したのだろうか、名前を呟いて……
夜永 雀:首筋に触れた冷たさに、ビクリと飛び跳ねる「──え、っ?」
佐倉楓花:「よくここまで嗅ぎつけたわね」

GM:いつの間にか、通りには一人の少女の影。
GM:あなたに刃が突きつけられていた。
GM:が、次の瞬間、冷徹な声に驚きが混じる。
佐倉楓花:「……すず?」
佐倉楓花:「どうして……なんでここにいるの?」
GM:あなたに剣をつきつけている少女に、見覚えがある。
GM:彼女こそ、その引越しで疎遠になってしまった幼馴染、佐倉楓花だ。
夜永 雀:「……ふーか、ちゃん?」
夜永 雀:上手く頭が回らなくて、けれどその状況だけは厭に頭に入ってきた。
夜永 雀:「なんで……剣なんか、向けてるの?」
佐倉楓花:あの頃よりずっと伸びた身長、変わらない長い銀髪をさらりと揺らしながら、小さく微笑む。
佐倉楓花:「……夜永雀・・・
佐倉楓花:「ねえ、殺してあげようか?」
佐倉楓花:「どうせ……UGNの手先なんでしょ」
佐倉楓花:「どうせこんな仕事してたらいつか死ぬでしょ。だったら可愛くて大好きな私に殺される方が幸せだと思わない?」
夜永 雀:「……そんなの」
夜永 雀:「──そんなの、やだよ」
夜永 雀:「ずっと楓花ちゃんに会うの楽しみにしてたのに、会ってすぐに死んじゃうなんてヤ!」
夜永 雀:回らない頭でも、その言葉はすぐに口を吐いて出た。
佐倉楓花:「――ッ」ギリ、と奥歯を噛む。
佐倉楓花:が、息を吐き。すぐにまた冷静さを取り戻し、唇の端を吊り上げる。
佐倉楓花:「何?私の事好きじゃないの?」
夜永 雀:「好きだよ!好き!楓花ちゃんとず~~~っと会いたかったんだもん!」
夜永 雀:「でも死なんてことの為に会いたい訳じゃないもん!」
夜永 雀:「いっぱい……うぅん、数センチくらいだけど……大きくなった私も見せたかったし、その感想だって聞きたくて」
夜永 雀:「お互い会ってない間の事も話したくて……それにそれにっ」
夜永 雀:「会ってなかった分いっぱいハグしたり、遊んだりしたいの!」
夜永 雀:飛びつくように抱き着こうとする。立場も状況も、あの時とは大きく変わってしまったがそれでもその癖は変わらない。
佐倉楓花:「ッ!」
佐倉楓花:怯えたように、距離を取る。その拍子に夜永雀を狙っていた刃は逸れた。
佐倉楓花:「あ……」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「そんなこと・・・・・の為に……そんなことしか、私は……ッ」
夜永 雀:「……楓花ちゃんは、そうじゃないの?」
夜永 雀:「私がいなくなっちゃった世界で、笑って過ごしたいの?」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………ッ」
佐倉楓花:「何も知らない癖に……」
佐倉楓花:「私にはもう、何も……!」
夜永 雀:「……知らないよ、だって話してくれてないもん」
夜永 雀:「だから話して欲しいの……えへへっ、私がいるでしょ?」
夜永 雀:上目遣いで、笑顔を向ける。何物にも染まっていない、無垢な笑み。
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「何も……」
佐倉楓花:「何も知らないでいて」
佐倉楓花:「この件からは手を引きなさい。そうすれば……」
佐倉楓花:「何も知らないで、幸せでいられるんだから」
佐倉楓花:「遠く……遠い所へ行きなさい」
佐倉楓花:「あの時と同じように、ね」
夜永 雀:「…………」何だか、心に何かが刺さった気がした。
夜永 雀:「楓花ちゃん、いっぱい大人になったんだ」
夜永 雀:「そうするのがいいのかな、きっと楓花ちゃんは色々知ってるんだもんね」
夜永 雀:「二人で居た時も、いっぱい守ってくれて……」
夜永 雀:「勉強も教えてくれて、ずっと一緒に居てくれた楓花ちゃんが言うんだもんね」
夜永 雀:「でも……私ね」
夜永 雀:息を吸って、胸に手を当てる。背丈と裏腹に豊かに育った胸部が揺れる。
夜永 雀:「私ね、思うの。」
夜永 雀:「今、知っちゃったから。」
夜永 雀:「楓花ちゃんは……幸せじゃなくなっちゃったんだよね?」
佐倉楓花:「…………」
夜永 雀:「なら、どこかに行っても何も知らないで幸せでなんていれないよ」
夜永 雀:「ずっと、ず~っと……きっとおばあちゃんになっても、楓花ちゃんが幸せじゃないか気になってる」
夜永 雀:「そんな思いをするなら、二人で不幸で居る方がずっと好きだよ」
夜永 雀:「不幸でも、同じものを見てる方が……ずっと、好き」
佐倉楓花:「…………そう思うなら」
佐倉楓花:「どうして…………」小さく呟くが、すぐに首を横に振る。
佐倉楓花:「このままじゃ、おばあちゃんにもなれなくなる」
佐倉楓花:「死ぬんじゃなくて、一生綺麗で大好きな私の事心配しながら過ごす人生を送りたいなら……」
佐倉楓花:「…………逃げなさい」
佐倉楓花:そう言い残し、夜闇に消えた。
佐倉楓花:《瞬間退場》
夜永 雀:「楓花、ちゃん…………」
夜永 雀:一人、呟いて──暫く立ち尽くして、それからどうにか歩き出す。
夜永 雀:懐かしさと、青く沈む憂いを感じながら。
GM:----
GM:ロイス取得が可能です。
GM:なお、このセッションは一人に対し複数のロイスを取ることができます。
GM:マジで登場人物が少ないからです。
夜永 雀:www
夜永 雀:えーっと、じゃあそうだな……
夜永 雀:佐倉楓花:懐旧/〇どうして……?
GM:OK!
GM:----

ミドル1

GM:情報判定シーンです。登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:変更に失敗しました。式を修正して下さい。
夜永 雀:アァーッ
夜永 雀:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 4[4]+29 → 33
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を4増加(29 → 33)
GM:カウンターリモコン……どうして……
GM:----
GM:■櫛梨市 櫛梨支部
GM:佐倉楓花との邂逅の翌日。
GM:あなたは支部を訪れ、とある人員と協力するよう命じられた。
黒川リオン:「初めまして、夜永雀。私の名前は、"ラプラス"黒川リオン」

黒川リオン:「記録外領域認識者アウト・オブ・レコーダーという、"知るはずのない事を知る"能力を持つ者。その一人です」
黒川リオン:どこか超然とした様子の長い金髪の少女が微笑む。
黒川リオン:「しかし、私の知る欠片は、こちらの世界の言葉にするのが難しいのです」
黒川リオン:「今回の件は、私が真理と世界を繋ぐべきだと"知りました"。ですので、夜永さんには……」
黒川リオン:「私の知る世界の欠片を解読していってもらいます」
夜永 雀:「わぁ、ええっと……"ムネモシュネ"夜永雀だよ!」
夜永 雀:「知るはずがない事……えっと~……うん、リオンちゃんがくれるヒントを元に正解を読み解けばいいってことかなぁ?」
黒川リオン:「そうですね」
黒川リオン:「あなたは情報収集、また他者の心を読む事に長けていると聞きます」
黒川リオン:「私が聞いた世界の声を、あなたの世界の言葉に翻訳することも容易でしょう」
支部員『世界と接続出来る少女』
"ラプラス"黒川リオン

常識を超え世界の理を知る能力を持つ。
具体的には≪インスピレーション≫を無制限で使うことが出来る。
しかし、それを一般人が分かるように言語化するのが苦手であり、得た情報を人に少しずつしか伝えられない。
このセッションでも少しずつ彼女から情報を聞き出していくことになる。
夜永 雀:かわいい
GM:というわけで……情報判定をしてもらいます!
GM:様々な情報収集能力を持ってきてもらったのですが……
GM:今回はこのコミュ障からがんばって話を聞きだすのがメインとなります。
夜永 雀:仲良くしよ~!
GM:今回の項目はこちら!
GM:・佐倉楓花について/"眠り病"について(交渉:難易度7)
GM:一回の判定で二つともでます!
GM:失敗しても登場侵蝕を振り直せば判定しなおせます~!
夜永 雀:え~~~!そんなことしていいんだ 福利厚生
夜永 雀:では判定しますっ
夜永 雀:4dx+4+1>=7
DoubleCross : (4DX10+5>=7) → 10[6,6,7,10]+3[3]+5 → 18 → 成功
夜永 雀:やる気すご
GM:すごい!さすがコミュ強だ……
GM:では情報を出します!
・佐倉楓花
アンブラルセル所属のFHチルドレン。自身の魂を削り、人を狂わせる枯れない花を造る能力を持つ。コードネームはアストレイア。櫛梨市の高校に通っているが、休みがち。
・"眠り病"
被害者は皆『枯れない花』を購入していた。また、配偶者や恋人など、極めて大切な人がいる者ばかりが被害に遭っている。また、『枯れない花』を購入したが眠りについていない者も存在するが、皆物忘れが激しくなっている。
黒川リオン:「境界、アンブラル。その細胞の泡、幼き日の思い出、弾けずに育つ。死なない花は人を狂わせ、操る少女の魂を削る。正義を掲げしアストレイア。学舎に通うも足が途切れる」
黒川リオン:「眠り病。死なない花。大切な人。眠りについたのは想う人。つかないものは忘却を得る」
GM:……といったような、要領を得ない言葉をたくさん投げかけられるも……
GM:あなたはなんとか解読することに成功した。
夜永 雀:彼女の手首に触れながらその言葉に頷く。発言と共に走るわずかな意図を拾い上げる様に。
夜永 雀:「……ファルスハーツにアンブラルセルがあって、楓花ちゃんは……」
夜永 雀:「そこのチルドレン、なんだ。」
黒川リオン:そうなんだ、みたいな顔をしている。
夜永 雀:「えっ、違うの!?」
黒川リオン:「いえ、あなたがそう読み取ったのならば」
黒川リオン:「それが正しいのでしょう」
黒川リオン:「私はこの世界の言葉に直した正解を知りません」
夜永 雀:「そ、そっかぁ……じゃあリオンちゃん、いつもいっぱい頑張ってるんだね?」
夜永 雀:「知ってる中で工夫して教えてくれて、しかも私が調べても全然わかんなかったことまで!」
黒川リオン:首をかしげる。
黒川リオン:「頑張っているという認識はありません」
黒川リオン:「私は知ったかけらを伝えているだけ」
黒川リオン:「それを読み取れる人物は、なかなかいませんでした」
黒川リオン:「夜永さんが読み取れるのは、凄いと思います」
夜永 雀:「え~? えへへ、そうかな……」照れたり笑顔になったり忙しそうに顔を動かす。
夜永 雀:「でも頑張ってないなんてことないと思うよ!だってリオンちゃん、読み取れる人があんまりいなかったんでしょ?」
夜永 雀:「それでも伝え続けてきてるんだもん、此処にいるのが頑張ってる証拠!」
夜永 雀:「だからお互い様!……そういうことでど~お?」
黒川リオン:「夜永さんがそう言うのなら、正しいのでしょう」
黒川リオン:「ありがとうございます」ぺこりとお辞儀をする。
黒川リオン:「……あなたの読み取った情報によると」
黒川リオン:「佐倉楓花の能力は、事件に関わりが強いことが推測されます」
黒川リオン:「直接の接触を推進します。危険はありますが、あなたなら彼女の心に近づけると思うのです」
夜永 雀:「うん。……そうだよね、そうしなきゃだって私も思う」
夜永 雀:「だってね? 楓花ちゃんと私、幼馴染なんだ」
黒川リオン:「幼馴染」
夜永 雀:「うん。子供の頃からずっと一緒で、いっぱい喧嘩して、いっぱい笑って泣いた仲!」
夜永 雀:「だから、私が会わなきゃなの。……えへへ、ありがとね、リオンちゃん」
黒川リオン:「そうですか」
黒川リオン:「ならば、確かにあなたしかいないのかもしれません……しかし」
黒川リオン:「何か……とても、嫌な予感がします」
黒川リオン:「欠片も見つからない程の、小さな予感ですが……」
黒川リオン:「……何か、辛いことが起こるかもしれません」
黒川リオン:「どうか……気を、強く持ってください」
夜永 雀:「……」
夜永 雀:「わかった。ちゃんと覚えとくね」
黒川リオン:「ありがとうございます」
黒川リオン:「脅すような形になってしまいましたが……」
黒川リオン:「この事件をどうにかできるのは、あなたしかいないとも」
黒川リオン:「同時に感じているのです。どうかよろしくお願いします」
夜永 雀:緊張感を帯びた表情が、その言葉を聞いてぱぁっと笑顔に変わる。
夜永 雀:「……! うん、頑張るね……よろしく!」彼女の手を握り締め、ぶんぶんと握手する。
黒川リオン:無表情で手を握られ、こくこくと頷く。
黒川リオン:その手を握っていたあなたには、信頼と喜びが伝わったことだろう。
GM:----
GM:シーン終了!
GM:ロイス取得と購入が行えます。
夜永 雀:黒川リオン:〇頑張ってる子!/隔意
夜永 雀:UGNボディアーマーかな……買います
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛、社会ダイス+3個して購入だっ
夜永 雀:(4+3)dx+1>=12
DoubleCross : (7DX10+1>=12) → 8[1,2,2,3,4,7,8]+1 → 9 → 失敗
GM:こんなにダイスがあるのに……
夜永 雀:ィン……
夜永 雀:いや……
夜永 雀:3点使って買います!
GM:おお!
夜永 雀:夜永 雀の財産点を3減少(6 → 3)
夜永 雀:時にはね
夜永 雀:以上です!
GM:OK!!
GM:----

ミドル2

GM:登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 10)増加(33 → 43)
GM:たかぶっている
GM:----
GM:■櫛梨市 バス停
GM:曇り空。雨は、降りそうで降っていない。
GM:しかし、そんな中。
GM:大雨にでも降られたかのような、ビショビショに濡れた少女をあなたは見つける。
GM:佐倉楓花だ。制服も学生鞄も――幼い頃にあなたがあげた、小さなウサギの缶バッチも――ずぶ濡れの状態で、バスを待っていた。
佐倉楓花:「……」
夜永 雀:彼女の姿を見つけるのは、それほど難しい事ではなかった。綺麗な彼女の姿は、背丈も相まって目立つから。
夜永 雀:周りの人の心の声を聞いていけば、自然に導けた。
夜永 雀:「楓花ちゃん」
佐倉楓花:「……夜永雀・・・
夜永 雀:少し、寂しそうな顔をする。振り払うようにとことこと近づいて。
佐倉楓花:少しの驚き、そしてバツの悪さを含んだ声色。
夜永 雀:「昨日ぶり。……えへへ、すぐに会えちゃったね?」
佐倉楓花:「何?手を引けって言ったでしょ」
佐倉楓花:突き放すような冷たい声。
佐倉楓花:「それとも私に会いたいから会いにきたとでも言う訳?」
夜永 雀:「楓花ちゃんを幸せにしたいから、会いに来たの」
佐倉楓花:「……」
夜永 雀:「……どうすればいいか……とか、全然わかんないけど」
夜永 雀:不思議と濡れた彼女の肩に、頭を預ける。ふわふわと長い癖毛が少しだけくすぐったいだろうか。
佐倉楓花:「……!」
佐倉楓花:一瞬体を強張らせる。しかし今度は振り払うことはしなかった。
夜永 雀:「……この街に来てから、まだひと月も経ってないんだけどね」
夜永 雀:「UGNとか学校の手続きとか、挨拶とか……色々あって忙しかった」
夜永 雀:「でもね、それでもずっと楓花ちゃんに会いたいって思ってたの」
夜永 雀:「……うぅん、この街に来る前からだってそうだよ」
佐倉楓花:「……ゎ」
佐倉楓花:「私だって……私の方が……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:一瞬、泣きそうな声が喉から漏れたが。すぐに元の冷たい声に戻る。
佐倉楓花:「……近寄ってると濡れるよ」
夜永 雀:「楓花ちゃんが濡れてるなら、私も濡れたい気分なんだもん」
夜永 雀:「……なんでびしょびしょなの?」
佐倉楓花:「……久しぶりに学校行ったらこれ」
佐倉楓花:「ダサいよね。私、学校で虐められてるの」
佐倉楓花:「気持ち分からないでもないよ?こんなに可愛くて頭もよくて運動出来てミステリアスな美少女がいたら妬む気持ちも分かるもの」
佐倉楓花:「でもさあ、私オーヴァードだよ?その気になったらいくらでも殺せるのに……」
佐倉楓花:「ホント、バカみたい。あまりにも哀れすぎて殺す気にもならないよね」
夜永 雀:「そっかぁ……」
夜永 雀:「やっぱり、楓花ちゃんは楓花ちゃんなんだ」
佐倉楓花:「……なにそれ」
夜永 雀:「えへへ、昨日はびっくりしちゃったから」
夜永 雀:「楓花ちゃんが私の知らない楓花ちゃんになっちゃったのかなぁって、ず~っと心配してたの」
夜永 雀:「二人で撮った写真とか見ちゃったりして、なかなか寝れなくなっちゃって……えへへ」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「そんなもの、まだ持ってたんだ」
夜永 雀:「持ってるよ。これも、楓花ちゃんと遊園地で買ったカチューシャだもん」
夜永 雀:髪に留めたリボン付きのカチューシャをそっと外して撫でる。
夜永 雀:「楓花ちゃんと撮った写真も、楓花ちゃんから貰ったお誕生日プレゼントも……ちゃんと持ってる」
夜永 雀:「プールの日とかは大変だけど……楓花ちゃんがふわふわだって褒めてくれたから、髪も伸ばしてるんだ」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「相変わらず、変な子」
佐倉楓花:雀からもらったウサギの缶バッチを隠すようにしながら呟く。
佐倉楓花:「……ていうかさ」
佐倉楓花:「アンタもオーヴァードになってたんだね」
佐倉楓花:「不便じゃない?」
夜永 雀:「うん。……とっても不便だし、大変だったよ」
夜永 雀:「私ね、人が思ったことがわかっちゃうの」
夜永 雀:「赤く燃えるような怒りも、青く渦巻くような悲しみも……黄色く輝くような喜びも、黒く沈むような嫉妬も」
夜永 雀:「だから、褒めてくれてても見下されてるんだなぁってたま~に思っちゃったりして……」
夜永 雀:「結局、あっちでホントの友達は作れなかったんだ~」えへへ、と笑う。
佐倉楓花:「は?すずを見下すなんて最悪」
佐倉楓花:「……すずなら本当ならたくさん友達出来ただろうに」
佐倉楓花:「こんな能力に振り回されて……」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「……知らないけどね」
夜永 雀:「……えへへ」パッと見上げて、嬉しそうに目を細める。
夜永 雀:「でもね~? だからって、友達ができなかったことを悲しんでなんてないからいいんだ」
夜永 雀:「楓花ちゃんと会えないほうがず~っと悲しかったもん」
夜永 雀:「それに、私の知らない楓花ちゃんになってたらもっと寂しかった!」
佐倉楓花:「…………そう」
佐倉楓花:「私は…………」
佐倉楓花:「すずの知る佐倉楓花では……ないかもしれない」
夜永 雀:「……そうなの?」
夜永 雀:「私の知ってる楓花ちゃんは、自分のことならいっぱい自信があって、とってもかわいくて……」
夜永 雀:「でもちゃんと傷ついちゃうときもあるくらいには、女の子っぽくて」
夜永 雀:「そういう時は私の隣でのんびり休んでくれて……」
夜永 雀:「そんな、強くて優しい女の子。……今は、違っちゃった?」
佐倉楓花:「…………変わってない」
佐倉楓花:「私が、こんな力なんてなくて……」
佐倉楓花:「すずと、離れられないでいられたら……」
佐倉楓花:「すずのこと、ずっと守って。馬鹿にする周りの事なんて、怒ってやって……」
佐倉楓花:「…………あと、TikTokでバズってた」
夜永 雀:「そうなってたら……モデルのスカウトとかも来ちゃってた?」
佐倉楓花:「今もなくはないけど」
佐倉楓花:「嗅ぎまわってるんでしょ?私、FHの人間だから」
佐倉楓花:「そういう目立つ事とかできないから」
佐倉楓花:「そうじゃなければ、今頃インフルエンサーだと思う」
夜永 雀:「……かも。」
夜永 雀:「楓花ちゃん、なんでFHに入ったの?」
夜永 雀:「……言いたくない?」
佐倉楓花:「……別に。私にはそれしかなかったから」
佐倉楓花:「他に居場所なんてなかった」
佐倉楓花:「誰しもが能力に目覚めたらはいいらっしゃい、ってUGNに入る訳じゃないんだよ」
夜永 雀:「……そうだったんだ」
夜永 雀:「ごめんね、私もまだ……そんなに詳しいわけじゃないから」
夜永 雀:「勉強中なの。……えへへ、勉強はまだ苦手なままなんだけどね」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「人を……」
佐倉楓花:「殺したから」
佐倉楓花:「能力に目覚めた時。でも、FHなら普通って言われて……」
佐倉楓花:「気づいた時にはもう、戻れない所に来てた……」
佐倉楓花:「…………でも、別に」
佐倉楓花:「嫌だと思ったことはない」
佐倉楓花:「私には。この道しかないから」
夜永 雀:笑っていた顔が、静かに固まる。
夜永 雀:「……だから、昨日……」
夜永 雀:"殺してあげようか"──その言葉は何度も脳内で反芻した。
佐倉楓花:「……それに、どうせ」
佐倉楓花:「もうすぐ、全部終わる」
佐倉楓花:「なら、この手で終わらせてあげた方が良いかと思ったの」
佐倉楓花:「何も知る前にね」
夜永 雀:「……でも」
夜永 雀:「今は、私が居るんだよ?」
夜永 雀:「居場所なら、私が在るよ」
夜永 雀:「終わる必要なんて、本当にあるの?」
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「なら……ならどうして」
佐倉楓花:「どうしていなくなったの…………!」
佐倉楓花:「すずがいなくなって……私は」
佐倉楓花:「私は……こんな世界」
佐倉楓花:「いらないんだって知った……!」
佐倉楓花:言い捨てると、停車していた閉まりかけのバスへと駆け乗る。
夜永 雀:「……ま、待って。楓花ちゃん……!」
夜永 雀:「私だって、いなくなりたくなかったよ!」
夜永 雀:「ずっと楓花ちゃんの隣にいたかった!」
夜永 雀:「……だから、戻ってきたんだよ!こうして、楓花ちゃんに会うために……!」
夜永 雀:「もう楓花ちゃんを"あの時"に置いていきたくなくて……楓花ちゃんに、あの時に置いていかれたくなくて!」
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「もう……止まれないの」
佐倉楓花:「さようなら……夜永雀・・・
佐倉楓花:バスの扉が、閉まった。
夜永 雀:出発したバスを追いかけようと精一杯足を動かして、息を切らして──
夜永 雀:それでも追おうと脚を動かして、転んで。……進んでいったバスが見えなくなるまで、それは続いた。
GM:----
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得と購入が可能です。
夜永 雀:佐倉楓花:〇置いていきたくなかった/置いていかれたくない
佐倉楓花:すず……
夜永 雀:楓花ちゃん…………
GM:自分で購入していいって言ったの忘れて〆るところだった
夜永 雀:あっそうだった
夜永 雀:高性能治療キットかおっ
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛を使い、社会ダイスを+3個!
夜永 雀:(4+3)dx+1>=9 どう考えてもシーン1の性能ではない
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 9[1,1,3,4,7,7,9]+1 → 10 → 成功
夜永 雀:やった~
GM:さすが!
GM:これが社会強者……
GM:----


ミドル3

GM:情報収集したりします。
GM:登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 2)増加(33 → 35)
GM:落ち着いてる
GM:----
GM:翌日。
GM:櫛梨市の中心に近い空き家を突き破り、巨大な花が咲いた。
GM:その異形の花はレネゲイドを帯びており、不思議なことにどうやっても破壊する事は出来ない。
GM:UGNは行政と協力し近隣を封鎖したが、世間では立体版バンクシーが出ただの、呪いの花だという陰謀論だの、様々な憶測が勝手に飛び交っている。
GM:----
GM:そんなところで情報項目です。
GM:・眠り病をもたらす花について/アンブラルセル(交渉:難易度7)
夜永 雀:調べてみましょう……!
黒川リオン:私が世界の欠片を教えてあげますからね、ふふ
夜永 雀:リオンちゃん……!
夜永 雀:4dx+5>=7
DoubleCross : (4DX10+5>=7) → 9[2,5,7,9]+5 → 14 → 成功
GM:さすが!
GM:では情報を開示します。

・眠り病をもたらす花について
やはり佐倉楓花の能力により作られたものである。持ち主の記憶を奪う能力があり、「最も大切な人の記憶」を奪おうとする。眠り病に罹った人々は皆、大切な人を忘れる事を拒んで抵抗した結果、醒めない眠りにつかされて夢の中で少しずつ記憶を奪われている。
・アンブラルセル
人々の記憶を奪い、それを高値で売っている。また、所属員である佐倉楓花の能力は彼女のストレスにより効果を増すものであることに着目し、わざと彼女に合いそうにない学校に通わせている。
GM:ということを、リオンの要領を得ない言葉から読み取ったところで……
GM:雀ちゃんの端末に連絡が来ます。
佐倉楓花:『すず』
佐倉楓花:『デートしよ』
佐倉楓花:『今から』
佐倉楓花:『こんなしょうもない町でも、』
佐倉楓花:『悪くない所があるって教えてあげる』
夜永 雀:『楓花ちゃん』
夜永 雀:『どこで待ち合わせるのがいい?』
佐倉楓花:『櫛梨駅前』
佐倉楓花:『3秒で来て』
夜永 雀:『いっぱい急ぐね』
GM:----
GM:■櫛梨市 櫛梨センタータウン
GM:イルミネーションが点灯し、幻想的な雰囲気を醸し出す街の中心部。
GM:そこに、佐倉楓花とあなたは訪れていた。
GM:昨日あんな話をしたと思えないくらい、佐倉楓花は平然としていて。
GM:それどころか、どこか機嫌が良さそうに見える。
佐倉楓花:「すずは知らないでしょ?このあたり」
佐倉楓花:「引っ越してから出来たんだよね」
佐倉楓花:「あそこのクレープが美味しいんだけど……」
佐倉楓花:「どっか店入ってもいいよ」
夜永 雀:「えぇ~っ、じゃあ丁度タイミング逃しちゃってたんだ」
夜永 雀:「私の初めては楓花ちゃんと一緒に迎えられたのは嬉しいかも。そうだな~」
夜永 雀:辺りを見渡して──やはり、楓花ちゃんの言うクレープが気になった。
夜永 雀:「うん、やっぱりクレープ食べたい!」
佐倉楓花:「うん。そうしよ」
佐倉楓花:微笑む。その微笑みの柔らかさは、かつての彼女と変わらなかった。
佐倉楓花:「なんの味にする?変なのもあるよ」
夜永 雀:「変なの?」
夜永 雀:メニューをじっくり見る。バナナチョコのようにクレープの王道と呼べるものから、きなこもちのような具材まで選り取り見取りだ。
佐倉楓花:「変っていうか……何?総菜系?」
佐倉楓花:「ハムピザとか……納豆とか」
夜永 雀:「あぁ~……おかずのやつ!」
佐倉楓花:「そうそう」
佐倉楓花:「でもま、私はフツーに……チョコバナナでいいかな」
佐倉楓花:注文をする。
夜永 雀:「決めるの早~い!うぅ~ん、私は……」
夜永 雀:以前から変わらず、味を決めるのは難航して。二つに絞ってから、数え歌で運に任せ始めた。
夜永 雀:「……イチゴキャラメルホイップください!」
佐倉楓花:「いいじゃん。美味しそう」
佐倉楓花:くすくす笑いながら自分のクレープをかじる。
夜永 雀:「も~、楓花ちゃんが悩まなさ過ぎなんだよ?」
夜永 雀:「あ、でも前も悩みすぎって言われたっけ……」
夜永 雀:自分のクレープを口に運ぶ。キャラメルとホイップの甘味を、苺の酸味が引き立てる。
佐倉楓花:「ま。悩んでる姿も……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「……どうせ何選んだって後悔なんてしないんだし。後悔したって」
佐倉楓花:「また、私と……」
佐倉楓花:「…………」
夜永 雀:「……も~っ、楓花ちゃんぜんぜん続き言ってくれないじゃん!」
夜永 雀:「私ちゃんと聞いてるよ?」言わなくていいの?と促すように。
佐倉楓花:「ぅ……」
佐倉楓花:「……うるさい!言えない事もあるの!」
佐倉楓花:「ただ、まあ、その……」
佐倉楓花:「すずが悩んでる姿は…………」
佐倉楓花:「…………可愛いと、思う」
佐倉楓花:ぼそぼそ呟く。
夜永 雀:「ぅ……ふ、楓花ちゃんってば~……」
夜永 雀:不意打ち気味にぼそりと放たれた言葉は久々に聞いて。あの時とは何だか異なるうれしさを抱いてしまう。
夜永 雀:「……えへへ」
佐倉楓花:「な、何……」
夜永 雀:「また可愛いって言ってくれたから」
夜永 雀:顔をあげて笑顔を見せる。口にホイップが付いてしまっている。
佐倉楓花:「…………知らない」
佐倉楓花:顔を逸らすが耳まで赤くなっている。
佐倉楓花:「…………ほら、もう。みっともない」
佐倉楓花:「私の隣に立つならちゃんとしなさい」
佐倉楓花:口に着いたホイップをハンカチで拭う。
夜永 雀:「わ、ありがとね、クレープ食べるの久しぶりだから……そうだ!」
夜永 雀:「ね~、私の一口食べてみる?おいし~よ?」
佐倉楓花:「え……」
佐倉楓花:「そ……」
佐倉楓花:「…………そこまで言うなら……食べてあげない事も……ない」
夜永 雀:「うん、そこまで言うよ! ほらほら~、どうぞ!」
夜永 雀:食べやすいようにぴょん、と少しだけ背伸びして。
佐倉楓花:「ぅ……」
佐倉楓花:頬を赤く染めながら。
佐倉楓花:「ん……あむ……」
佐倉楓花:屈んで一口食べる。
佐倉楓花:「ん……甘くて美味しい……」
夜永 雀:幼い頃から幾度となくやっている筈のやり取りにもかかわらず、不思議と心臓が高鳴った。
夜永 雀:「で、でしょ~……? やっぱり、楓花ちゃんに教えてもらった場所なだけある!」
佐倉楓花:「ん……そうよ。私が言ってるんだから美味しいに決まってる……」
佐倉楓花:「……ほら」
佐倉楓花:自分のクレープをずいと差し出す。
佐倉楓花:「お返し」
佐倉楓花:「美少女のクレープなんだからよく味わって食べるように」
夜永 雀:「さっすが楓花ちゃん、優しい!」
夜永 雀:──とは言ったものの、何だか気恥ずかしくて、頬を染めてしまう気持ちも分かってしまう。
夜永 雀:「……えと、じゃあ、一口もらうね」
佐倉楓花:「……うん」
佐倉楓花:「美味しいのは、間違いないから」
佐倉楓花:ぶっきらぼうに言う。
夜永 雀:「ん。……ぁ、む」
夜永 雀:小さな口を開けて、一口食べる。
夜永 雀:「うん、バナナとチョコが合ってて……あっ、あとやっぱり生地も美味しい!」
佐倉楓花:「……ふふ。でしょ?」
佐倉楓花:「すずとだったら……」
佐倉楓花:「YouTubeで収益化も出来ただろうな」
夜永 雀:「そうだな~……もしやってたとしたら、どんなチャンネルだったかなぁ?」
夜永 雀:「観光とか……あっ、デザートとかお料理作る動画とかあるよね?」
佐倉楓花:「そうだね。私たち、可愛いから」
佐倉楓花:「二人で映ってるだけで結構数字取れると思うな」
夜永 雀:「えへへ、そうかな……でも、楓花ちゃんが言ってくれるならそうかも」
夜永 雀:「楓花ちゃん、すっごく綺麗になったもん」
夜永 雀:ぴょんと再び背伸びして。手を挙げて、それでも届くか怪しい身長差を感じる。
夜永 雀:「今どのくらいあるの?」
佐倉楓花:「当たり前でしょ」屈んで手が届くようにする。
佐倉楓花:「172」
夜永 雀:「え~っ、すっごい伸びたじゃん!前は私よりちょっとおっきいくらいだったのに……」
夜永 雀:「私、どのくらいだと思う~?」
佐倉楓花:「ん~……大して変わらないから」
佐倉楓花:「150ないくらいじゃない?」
佐倉楓花:ぽんぽん、と頭を撫でる。
夜永 雀:「ぅ……ひゃ、150ピッタリあるもん!この前図ってた時、1ミリ縮んでたけど……」
佐倉楓花:「あはは。やっぱ150ないくらいじゃん」
夜永 雀:「も~っ……何センチくらいしか育たなかったの」
佐倉楓花:「そのぶん……」ちら、と胸を見る。
佐倉楓花:「なんていうか……女の子らしくはなったと……思うけど」
夜永 雀:「あ……今えっちなこと思った?」
夜永 雀:冗談めいた動作でさっと胸を隠す
佐倉楓花:「は!?なんでそうなるの!?」
佐倉楓花:顔を赤くしている。
夜永 雀:「だって変に濁った言い方するんだも~ん」
夜永 雀:「まぁ、楓花ちゃんになら……」
夜永 雀:「……」
夜永 雀:「なんでもない!」
佐倉楓花:「何。すずも最後まで言わないじゃん」
夜永 雀:「え~……聞きたいの?」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「じゃあ……言わないで」
佐倉楓花:「決心が……鈍りそうだから……」
夜永 雀:「決心、って?」
佐倉楓花:「……言ったでしょ。言えない事もあるの」
佐倉楓花:「……ねえ。すずは死にたくないんでしょ」
佐倉楓花:「なら……この街から逃げた方が良い」
夜永 雀:「うん、死にたくない……でも」
夜永 雀:「楓花ちゃんも死んでほしくないよ」
夜永 雀:「……逃げるなら、一緒がいい」
佐倉楓花:「……私は、死なないよ」自嘲気味に笑う。
佐倉楓花:「それに、死ぬなら……」
佐倉楓花:「……好きな人に、殺されたいかな」
夜永 雀:「……それって」
夜永 雀:「私だよね、楓花ちゃん」
佐倉楓花:「なっ…………」
佐倉楓花:顔を真っ赤にして口をパクパクさせる。
夜永 雀:「だって、ヤだもん。他に好きな人いる、とか……」
夜永 雀:「楓花ちゃんに彼氏がいるとか、彼女がいるとか……」
夜永 雀:「一番ヤ!」
佐倉楓花:「いるわけない!すず以外に好きな人なんて……!」
佐倉楓花:「……あ」
佐倉楓花:叫んでから、しまったという風に口を抑える。
夜永 雀:「……えへへぇ」にへら、と崩れたような柔らかい笑み
夜永 雀:「やっぱり。楓花ちゃんはず~~~っと楓花ちゃんなんだ!」
夜永 雀:しがみつくように、楓花の腕にぎゅぅっと抱き着いて見上げる。腕に当たるのは、柔らかい感触。
佐倉楓花:「うっ……」
佐倉楓花:「……し、知らない知らない!私はあの頃の佐倉楓花じゃないんだってば!」
佐倉楓花:その柔らかい感触にどぎまぎし、耳まで真っ赤に染まりながら引きはがす。
夜永 雀:「わっ……えへへ……たしかにどう変わっちゃったかはわかんない……けど」
夜永 雀:「でも、今の楓花ちゃんが何をしてて、どんなセルにいるかは知ってる」
佐倉楓花:「……そう」
夜永 雀:「虐められてるのだって、そのせいなんでしょ?」
佐倉楓花:「別にそれは……」
佐倉楓花:「妬まれてるだけ……」
夜永 雀:「ううん、絶対そうだよ。楓花ちゃんがこんなに可愛いのに、楓花ちゃんが損するなんておかしいもん」
夜永 雀:「私、調べたの。楓花ちゃんの能力とか……ストレスで効果が増すことも」
佐倉楓花:「…………私は、それで強くなった」
佐倉楓花:「もう、セルの計画も止められない……」
佐倉楓花:「ねえ……すず」
佐倉楓花:「『最も大事な人の記憶』を忘れたくなければ……」
佐倉楓花:「町から……出ていって」
佐倉楓花:「私の事……」
佐倉楓花:「忘れないで…………」
夜永 雀:「そんなことしたら──楓花ちゃんとは、きっともう会えないんだよね?」
佐倉楓花:「…………うん」
夜永 雀:「楓花ちゃん……」
夜永 雀:「ねえ、楓花ちゃん。居場所が欲しいなら、どんな居場所だって見つけてみせるよ」
夜永 雀:「もしないなら、絶対作ってみせる」
夜永 雀:「幸せでいたいならそう在れる様にどんなことでもするし、一緒にしたいことがあるならなんだってする」
夜永 雀:「……楓花ちゃんになら、"そういう目"で見られることだってヤじゃないもん」
夜永 雀:「だから、UGNに来て? 協力なんてやめて、私の隣を居場所にして?」
夜永 雀:「楓花ちゃんのこと忘れるか、二度と会えないか──そんな二択、楓花ちゃんらしくないよ」
佐倉楓花:「…………わ、私だって」
佐倉楓花:「そうできるならそうしたいよ……!」
佐倉楓花:「すずが好き。すずと一緒に居たい」
佐倉楓花:「可愛くて、柔らかくて、強くて優しいすずと一緒に居たい」
佐倉楓花:「たくさん触れたい。他の人が触れたことない場所まで……私だけのものにしたい」
佐倉楓花:「でもね……」
佐倉楓花:「この世界は……すごく汚くて」
佐倉楓花:「もう……私にもどうしようも、ないの」
佐倉楓花:「ごめん……ごめんね、すず」
佐倉楓花:「デートは、おしまい」
佐倉楓花:「……ここから、逃げて」
佐倉楓花:「これが、最後に言える……私がすずを守る方法」
佐倉楓花:「私に……守らせてよ…………」
夜永 雀:「楓花、ちゃん……」
佐倉楓花:泣きそうな目で笑って。
佐倉楓花:クレープを口に放り込むと、イルミネーションに溶けるように、足早に去る。
夜永 雀:「あ──」
夜永 雀:足早に去ろうとする彼女を追いかけようとして、その白く伸びた長髪は雪のように周囲に溶け込んで消えてしまう。
夜永 雀:追いかけっこで全然勝てなくて泣いた事もあったっけ──意味のない懐旧だけが、雀の目から涙を流させる。
GM:ただ、イルミネーションの灯りだけが、きらきらと光っていた。
GM:----
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得と購入が可能です。
夜永 雀:次クライマックスだったりします?
GM:次ミドルがちょっとあって、その次クライマックスです!
夜永 雀:楓花ちゃんと話すのは……もしかして……ミドルだと最後ですか?
GM:そうですね……
夜永 雀:佐倉楓花:〇純愛/ヤだよ……
佐倉楓花:すず…………
夜永 雀:そうだ 購入……
夜永 雀:すみません データないんですけど……
夜永 雀:ネックレス買わせてくれませんか?
GM:おお!いいですよ!
夜永 雀:アクセサリーだ
夜永 雀:アクセサリー買います! データあるじゃんっ
夜永 雀:貴人礼賛でダイス+3個します できるだけいいの買いたいから
夜永 雀:(4+3)dx+1>=3
DoubleCross : (7DX10+1>=3) → 10[5,5,6,9,10,10,10]+9[1,1,9]+1 → 20 → 成功
GM:粗悪な拳銃と目標値同じなんだ……
GM:凄い成功してる!!
夜永 雀:めっちゃいいやつじゃないですか?
GM:めっちゃいいやつですね
夜永 雀:頑張りました 終わります…………
GM:はい……!
GM:----

ミドル4

夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 8)増加(35 → 43)
GM:最後のミドルシーン、情報収集シーンです。
GM:登場侵蝕をお願いします!
GM:あっ登場してくれてた
夜永 雀:先んじて振っちゃった
GM:ありがとうございます!テンションが高め
GM:----
GM:というわけで、情報項目はこちら!
GM:・佐倉楓花の能力について/・巨大な花について(交渉:難易度7)
夜永 雀:交渉します……
夜永 雀:4dx+4+1>=7
DoubleCross : (4DX10+5>=7) → 9[4,5,7,9]+5 → 14 → 成功
GM:さすが!
GM:では開示します!

・佐倉楓花の能力について
魂を削り、花を作る。その能力の強さは彼女のストレスや心の傷などの精神負荷が高ければ高いほど強くなる。
幼い頃想いを寄せていた夜永雀と離れ離れになった精神のショック、そして頼る人がいなくなった中でのオーヴァードとしての覚醒、セルでの過酷な実験、学校でのいじめと追い詰められていく内に能力は強力なものとなった。
・巨大な花について
佐倉楓花の能力によって作られたもの。レネゲイドの反応がある。眠り病をもたらす花を強力にし巨大化したものであるが、その能力はまだ発動していない。
しかしこの大きさで能力が行使された場合、町中の人々が記憶を奪われながら眠りにつくことになるだろう。
この花が破壊出来ないのは佐倉楓花の魂と連動している為であり、最早彼女自身にも消す事は出来なくなっている。しかし逆説的に佐倉楓花を殺せばこの花を破壊することができる。
GM
GM:■櫛梨市 櫛梨支部
黒川リオン:「……夜永さんの読み取った情報によると」
黒川リオン:「あの巨大な花は非常に危険なもの……」
黒川リオン:「そして、佐倉楓花さんの能力で作られている」
黒川リオン:「そして……もう、説得ではどうしようもない」
夜永 雀:「……うん」
黒川リオン:淡々と話した後、じっと夜永雀の瞳を見る。
黒川リオン:「……夜永さん。」
黒川リオン:「……酷な事だとは思いますが……」
黒川リオン:「…………佐倉楓花さんを、殺してください」
夜永 雀:「リオンちゃん……辛い事言うんだね」
夜永 雀:「……うぅん、それが正しいのは分かってるの」
夜永 雀:その瞳にはリオンの──彼女の姿が映るけれど、不思議と彼女の姿は見えていないような気もして。
夜永 雀:ただ楓花と過ごした日々、情、現実、懐旧──あらゆる思い出も記憶だけが渦巻いた。
黒川リオン:「……すみません。」
黒川リオン:「しかし、この街を、人を……」
黒川リオン:「守るには、それしかないのです」
夜永 雀:「そうだよね。眠り病……記憶を奪って眠らせる病が街全域に広がったら……」
夜永 雀:「誰も、良い結末なんて迎えられない」
黒川リオン:「……はい。」
黒川リオン:「私たちはUGN……日常の守り手です」
黒川リオン:「人々の平和が奪われるのを、見過ごすわけにはいかないのです」
黒川リオン:「…………私も出来る限りお手伝いします。ですから……」
黒川リオン:「どうか、あなたの手で。」
黒川リオン:「佐倉楓花さんを、殺してください」
夜永 雀:「それは、私に……ううん。私と楓花への、せめてもの優しさ?」
黒川リオン:「……どうなのでしょう」
黒川リオン:「この件から手を引くことも可能です」
黒川リオン:「しかし……」
黒川リオン:「なんの感傷もなく、ただ佐倉楓花さんが討伐され、殺されるというのは……」
黒川リオン:「夜永さんにとっても、佐倉さんにとっても、」
黒川リオン:「よくないこと……のように、思うのです」
夜永 雀:「……アンブラルセルを今からどうにかしても、間に合わないんだよね?」
夜永 雀:「もう、生まれてしまった能力だから」
黒川リオン:「そうですね」
黒川リオン:「アンブラルセルを壊滅させたところで、花が消える訳ではありません」
黒川リオン:「花を消滅させるには、能力の主を殺すしか……ありません」
夜永 雀:「…………」
黒川リオン:「……佐倉楓花さんの願いは……」
黒川リオン:「好きな人に殺されることだと……”知りました”」
夜永 雀:「……言ってないのに。わかっちゃうんだね、やっぱり」
黒川リオン:「はい。すみません」
黒川リオン:「叶えてあげて欲しい……と」
黒川リオン:「思ってしまうのです」
夜永 雀:「きっと私が殺すのがいいって、私も思うの」
夜永 雀:「能力は止められなくて、彼女も望んでて──」
夜永 雀:「けど……」
夜永 雀:「それって、楓花ちゃんが現実に押し潰されることを肯定する事でもあるんだよね」
黒川リオン:困ったように見つめている。
夜永 雀:「FHの実験に遭わされて、合わない学校でいじめを受けて──」
夜永 雀:「そのしわ寄せを、その被害者ひとりで受けさせることになるんだよね」
夜永 雀:「それだけが、どうしても……辛いの。……ずっと大好きで、大好きで……」
夜永 雀:「可愛くて、頭も良くて、運動もできて……」
夜永 雀:「カッコよくて、優しくて……でもたまには傷ついて」
夜永 雀:「それでも私の前では笑おうとする楓花ちゃんひとりだけが、犯人だからって」
夜永 雀:「単なるデータとして……事件の犯人の、名を刻まれる」
夜永 雀:大粒の涙は止めようとしても止まらなくて、ただその現実だけを厭になるほど受け止めさせられる。
夜永 雀:「……楓花ちゃんが、何かしたのかな」
夜永 雀:「ずっと、ずっといい子だった楓花ちゃんが──」
夜永 雀:「なんでこんな目に遭わなきゃいけないのかな……」
黒川リオン:「…………佐倉さんも、そう思ったから……」
黒川リオン:「この街の人々全てを実質殺すといった」
黒川リオン:「アンブラルセルの計画に加担したのかもしれません」
黒川リオン:「”どうして私がこんな目に”、と」
夜永 雀:「もう、全部がヤになって……手放そうとした?」
黒川リオン:「……はい」
黒川リオン:「この世界への……」
黒川リオン:「恨みや、憎しみが。原動力だったのかもしれません」
夜永 雀:「うん、うん……そう、かもね……」
夜永 雀:「あと少しだけでも、……あと一日だけでも、早く会えてたら」
夜永 雀:「私がこの街に来てすぐ、楓花ちゃんを探すように頼んでたら」
夜永 雀:「……一緒に笑えてたかもしれないのに」
夜永 雀:「……ごめんね。リオンちゃんに言っても、困るだけだよね」
黒川リオン:「いえ。私が酷な事を言っているのは分かりますから」
黒川リオン:「せめて、そのくらいは聞かせてください」
黒川リオン:「……単なるデータではない、佐倉楓花を知っている夜永さんが」
黒川リオン:「その胸に、その存在を刻むことが……」
黒川リオン:「……最善なのではないかと、思います」
夜永 雀:「……う、ん。」
夜永 雀:カーディガンで拭いても、涙は止まらなくて。
夜永 雀:泣きはらして真っ赤になった眼は、未だに迷っていて。
夜永 雀:「……そうだね。」
夜永 雀:「楓花ちゃんにもどうしようもないなら、私が……」
夜永 雀:「止めて殺してあげるしか、ないんだ」
黒川リオン:「……はい。」
黒川リオン:「どうか……」
黒川リオン:「よろしくお願いします」
黒川リオン:深々と頭を下げた。
GM:----
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得と購入が可能です。
夜永 雀:ロイス枠はマックスなので……
夜永 雀:OPで取得した『佐倉楓花:懐旧/〇どうして……?』を『佐倉楓花:〇執着/後悔』に変更したいです
GM:了解です。
夜永 雀:で……
夜永 雀:購入はアクセサリーを買います
夜永 雀:特に……同じのを買いたいです
GM:了解です。買えたら同じものを買ったことにして大丈夫です。
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛、社会ダイスを+3
夜永 雀:(4+3)dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 9[1,6,7,7,7,7,9]+1 → 10
夜永 雀:買います…………
GM:買えました!
GM:----
GM:----

クライマックス

GM:クライマックス
GM:登場侵蝕をお願いします!
夜永 雀:はい……
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を1D10(→ 6)増加(43 → 49)
GM:OK!!やっていきましょう!
GM:----
GM:■櫛梨市 中心部
GM:封鎖された巨大な花の生えた空き家。
GM:この事件を任されたあなたは当然、中に入ることができる。
GM:封鎖を抜けた先――当然のように、佐倉楓花はそこにいた。
佐倉楓花:「……逃げろって言ったのに」
佐倉楓花:「逃げなかったんだね」
夜永 雀:「……だって、そんなのヤだったから」
夜永 雀:「それで、私を守れても……遅かれ早かれ、楓花ちゃんは死んじゃうんでしょ?」
佐倉楓花:「……ま、ここで花に巻き込まれるほどすぐじゃないよ」
佐倉楓花:「OVなんてみんなそんなもんでしょ?」
夜永 雀:「だとしても……」
夜永 雀:「ヤだもん。楓花ちゃんが、楓花ちゃんの事を全然知らないオーヴァードの手で、私の知らないところで、いつ死んだかもわからないなんて」
夜永 雀:「……絶対、ヤなの。」
夜永 雀:「ねえ……なんで私がここに来たか、楓花ちゃんは分かっちゃってるんだよね?」
佐倉楓花:「……ははっ」
佐倉楓花:「私を止めに来たんでしょ?」
佐倉楓花:「でもさ……私、かなり強いよ?」
佐倉楓花:「すずじゃムリだと思うけど?」
夜永 雀:「……そうかも」
夜永 雀:「でも、そうならそれでもいいんだよ」
夜永 雀:「すず・・のこと、殺してあげるって……言ってたよね」
夜永 雀:昔のように、自分の事を名前で呼んで。
夜永 雀:「いっぱいびっくりした。あんな冷たい声初めて聴いたから、ちょっと怖かった……けど」
夜永 雀:「楓花ちゃんになら、それでもいいって……夜、ずっと考えて、思えちゃったの」
夜永 雀:「どうせこんな仕事してたら、いつか死ぬかもしれないって、……首を振れるくらい私、強くなんてなくて」
夜永 雀:「だから」
夜永 雀:「楓花ちゃんもきっと、同じ気持ちなんだよね?」
夜永 雀:「楓花ちゃん……私、本気なの」
夜永 雀:「ね、殺してあげよっか」
夜永 雀:涙が流れて止まらない。こんなことを言いたい訳が無くて、ずっと待ち望んでいた楓花との日々がこんなはずであっていいはずがない。
佐倉楓花:「…………出来るものなら、やってみな」
佐倉楓花:「私はもう、止まれないの」
佐倉楓花:「私に負けたら……」
佐倉楓花:「…………ここから、逃げなさい」
夜永 雀:「……ひどいよ、楓花ちゃん」
夜永 雀:「私だって、ずっと、ずっと……殺すんだ、って言い訳してきたのに」
夜永 雀:「私だって、……楓花ちゃんのこと止めたい。生きて、一緒に逃げたいのに!」
夜永 雀:「楓花ちゃんは止まれないとか言ってるくせに、ずっとあの時みたいに優しいの!」
夜永 雀:「せめて恋人になってからって思って、お揃いの指輪だって買ってから来た!」
夜永 雀:「そうすれば、殺してから一生楓花ちゃんの恋人でいられるから!」
夜永 雀:涙で目の前がぐしゃぐしゃで──無我夢中でポケットから指輪の入ったリングケースを取り出して、楓花に押し付ける。
佐倉楓花:「…………!」
佐倉楓花:リングケースを押されるまま受け取り、そのまま制服のポケットへとしまう。
佐倉楓花:「……じゃあ」
佐倉楓花:「これを返すために、私は勝たなきゃね」
佐倉楓花:「私が死んだあと、すずの人生をずっと私で縛るなんて出来ない」
佐倉楓花:「そもそも、こんなところで死ねない」
佐倉楓花:「私は計画を実行しないといけない。こんなクソみたいな町、滅ぼさないといけない」
佐倉楓花:「だから、すずに勝って……」
佐倉楓花:「指輪も返して、どこか遠い所で幸せに生きてって」
佐倉楓花:「送り出さないといけない」
佐倉楓花:「……抗いたいっていうなら、やってみたらいい」
佐倉楓花:「それも全部、叩き潰して……」
佐倉楓花:「幸せに、生かしてやるから」
GM:楓花の傍。咲いた歪な巨大な花から、邪悪な気配が放たれる。
GM:――もう、誰にも止めることは出来ない、滅びをもたらす花が震えた。
GM:クライマックス戦闘を開始します。
夜永 雀:うぅ”~~~~
GM:戦闘終了条件は巨大な花の撃破です。
GM:ただし、巨大な花はEロイス:究極存在を所持しています。
GM:これにより、あらゆるダメージを受けません。解除条件は佐倉楓花の死。
GM:衝動判定。ですがその前に……
巨大な花:Eロイス:堕落への誘い
GM:衝動判定が行われる直前に使用。
その衝動判定に失敗したキャラクターは、侵蝕率が99%以下の場合、即座に100%となる。
衝動判定による侵蝕率の上昇はその後に行う事。

夜永 雀:やだ~ッ!
GM:衝動判定の難易度は9です。
夜永 雀:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 7[1,7] → 7 → 失敗
GM:失敗!では即座に侵蝕率を100%にしたうえで衝動侵蝕をお願いします!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を100に変更(49 → 100)
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を2D10(→ 4)増加(100 → 104)
夜永 雀:!?
GM:う、うますぎる
GM:エンゲージはこちら。
巨大な花(6)佐倉楓花(6)
5m┃
夜永雀(6)

GM:それではセットアップ!
巨大な花:《加速する領域》LV5>6 対象:巨大な花・佐倉楓花
巨大な花:ラウンド間【行動値】+24。1シーン1回。
夜永 雀:なし!
佐倉楓花:《トップオブワールド》LV1 対象佐倉楓花
佐倉楓花:次に行うメジャーアクションの判定のクリティカル値-1(下限5)。シナリオ一回。
GM:エネミー二人が加速しこうなります
巨大な花(30)佐倉楓花(30)
5m┃
夜永雀(6)

夜永 雀:はや~!
GM:それではイニシアチブ!
GM:30、まずは巨大な花から。
巨大な花:《天使の階梯》LV5>6>8 Eロイス:超越活性
巨大な花:対象のクリティカル値-1(下限6)、達成値+16
巨大な花:対象は佐倉楓花。
巨大な花:俺はまだ本格的に稼働していないが……補助はめっちゃするぞ!
夜永 雀:百合の間に挟まらないで!
巨大な花:百合の間に挟まる花だぜ
巨大な花:以上!
佐倉楓花:続いて私。
佐倉楓花:マイナー《緑の鞭》LV7>LV8《スーパーランナー》LV5>LV6《縮地》LV7>LV8バックスタブLV7>LV8
佐倉楓花:シーン間攻撃力18、ガード値1、射程20mの白兵武器作成。攻撃力+40しながら移動
佐倉楓花:右側5mにちょっと移動します。
GM:巨大な花(30)━5m━佐倉楓花(30)
5m┃
夜永雀(6)

佐倉楓花:メジャー。
佐倉楓花:《形なき剣》LV5>6《完全なる世界》LV5>6、《コンセトレイト:オルクス》LV3
佐倉楓花:ドッジダイス-6個、判定ダイス+7個、攻撃力+21、C値-3
佐倉楓花:対象はもちろんすず。
夜永 雀:うぅ~ ドッジダイス0個だよ~
佐倉楓花:15dx5+20
DoubleCross : (15DX5+20) → 10[3,3,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[2,3,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,9]+10[1,1,1,2,3,3,4,6,9,10,10]+10[5,5,6,10]+10[3,4,7,8]+10[7,9]+10[1,8]+10[7]+3[3]+20 → 103
夜永 雀:!?
佐倉楓花:C値5、すごいね
夜永 雀:すご・・・・・・
巨大な花:そこに……なんと
巨大な花:《妖精の手》LV5>6>8 Eロイス:超越活性
夜永 雀:え~~~!?
佐倉楓花:もっとまわしちゃお~
佐倉楓花:1dx5+110
DoubleCross : (1DX5+110) → 10[5]+10[10]+1[1]+110 → 131
佐倉楓花:馬鹿の数字 リアクションどうぞ!
夜永 雀:放棄!ガード0だしドッジダイスも0!
佐倉楓花:ダメージ出すね~
佐倉楓花:14d10+18+40+21
DoubleCross : (14D10+18+40+21) → 86[6,7,8,10,5,6,3,7,1,2,8,9,5,9]+18+40+21 → 165
佐倉楓花:諸々有効!
夜永 雀:装甲7なので158!ここでオートアクションを使わせてもらおうかな~
GM:なにっ
夜永 雀:《どれだけ不幸だとしても》:《血返しの魔槍》Lv4/シナリオ1回、HPダメージ適用直後。HPダメージを与えたキャラクターに同じだけHPダメージを与える(上限:LV*20)
GM:すず……
夜永 雀:80点喰らってください……
佐倉楓花:ぐわー!じゃあ……80ダメージ!?
佐倉楓花:倒れます!が……
佐倉楓花:ロイスを昇華して復活します。
夜永 雀:ロイス…………
佐倉楓花:再会した幼馴染:夜永雀/P:やっぱり好き/〇N:隣にはいられない のロイスをタイタス昇華、復活。
夜永 雀:楓花…………
GM:雀ちゃんも復活してね~
夜永 雀:はい……
夜永 雀:離れ離れになった幼馴染:佐倉楓花:〇執着/心配
夜永 雀:を昇華して復活します
GM:はい!
夜永 雀:夜永 雀のHPを11に変更(24 → 11)
GM:演出していきましょうか!
夜永 雀:うぅ”…………はい
GM
佐倉楓花:佐倉楓花の手に花が現れる。
佐倉楓花:花の茎を握りしめると、蔓がしゅるしゅると延びゆき――
佐倉楓花:鞭のようにしなる。その先端には鋭い刃がついた、チェーンウィップ。
佐倉楓花:巨大な花の香りに包まれ、目を妖しく輝かせながら。
佐倉楓花:間合いを測る様に横に跳びながら、
佐倉楓花:その刃は正確に、夜永雀へと迫る!
夜永 雀:「きゃぅ”、ぁ”ぁぁっ……!」
夜永 雀:肌が、肉が、骨が切れる。血が蔦へべったりと付いて。
夜永 雀:「──っ、でも、でも……楓花ちゃんが居ない世界で幸せに生きたくなんて、ないんだもん……!」
夜永 雀:その想いは、その痛みは──血から溢れ出す。
夜永 雀:蔦を辿るようにして、楓花ひとりに降り注ぐ。同じ痛み──そして、抑えても抑えきれぬ楓花への想い。
佐倉楓花:「ぅ……!!」
佐倉楓花:雀の受けた痛みが強大だからか。潰されてしまいそうなほど、大きな想いを受けたからか。
佐倉楓花:過酷な境遇に身を置くことで練度を上げてきた佐倉楓花の体は、血の雨を浴びて、簡単に崩れ落ちる。
佐倉楓花:「……な、ら」
佐倉楓花:「私も、負けられ、ない……」
佐倉楓花:「何に代えても……すずを、幸せにするんだから」
佐倉楓花:ふらふらと立ち上がり、再び花を構える。
GM
GM:続いてイニシアチブ6!
GM:雀ちゃんどうぞ!
夜永 雀:うぅ~……
夜永 雀:マイナー、通常移動で楓花ちゃんにエンゲージします
GM:はい!
GM:巨大な花(30)━5m━佐倉楓花(30)夜永雀(6)
夜永 雀:《同じ想いを分かち合う》:《絶対の恐怖》+《コンセントレイト:ソラリス》
夜永 雀:(4+3)dx7+4+1
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[1,3,4,4,6,7,10]+10[3,8]+3[3]+5 → 28
佐倉楓花:ドッジを試みます!
佐倉楓花:5dx>=28
DoubleCross : (5DX10>=28) → 10[3,3,8,10,10]+3[2,3] → 13 → 失敗
佐倉楓花:あっがんばったんだけどな……失敗!
夜永 雀:け 結構頑張ってる……
夜永 雀:Rエンハンサーによりエフェクトの侵蝕が合計から+1される代わりに+1d10、対抗種で+2d10を受けます
GM:ひえ~!
夜永 雀:(3+2+1)d10+2
DoubleCross : (6D10+2) → 27[2,4,7,3,4,7]+2 → 29
佐倉楓花:倒れます……!が……
佐倉楓花:ロイスを昇華して復活します。
夜永 雀:うぅ”……ジャームになっちゃうよ……
佐倉楓花:ずっと好きな幼馴染:〇P:好き/N:ごめんね のロイスを昇華して復活!
GM:侵蝕をあげてね~!
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を6増加(104 → 110)
夜永 雀:対抗種の効果でHP-3!
夜永 雀:夜永 雀のHPを3減少(11 → 8)
GM:では……演出しましょう!
GM
夜永 雀:破れた制服を、傷を抑えながら楓花へと歩みを進める。
夜永 雀:「私が、引っ越したのは──楓花ちゃんを、置いていったのは……」
夜永 雀:「オーヴァードに、覚醒しちゃったから。少しだけ、暴走して……周りの人を怖がらせちゃったから」
夜永 雀:「こんなことになるんなら、オーヴァードになんてなりたくなかった」
夜永 雀:「オーヴァードって意識すると、ずっと体が痛いんだ。──対抗種、だっけ」
夜永 雀:感情や思念の送受信は、痛みについても同じこと。一歩、一歩と近づければ、能力もそれだけ強まって。
夜永 雀:雀の中に住まう──体中から茨が迫り出すような痛みが、楓花にも共有される。
佐倉楓花:「…………ッ!」
佐倉楓花:「すず…………」
佐倉楓花:「ずっと……こんな痛みを背負ってるの……?」
夜永 雀:「うん。……でもね、楓花ちゃんと一緒に居る時、だけは」
夜永 雀:「辛く、なかったのに。」
夜永 雀:「……今は、ずっと痛いや」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「やっぱり、なくなったほうがいいんだ。こんな世界は……」
佐倉楓花:ふらふらとよろけながら、虚ろな目で地面を睨みつける。
GM:その時。
GM:夜永雀の端末に連絡が入る。
夜永 雀:「そんなこと、……」
黒川リオン:『……夜永さん!』
夜永 雀:「な、……に。どう、したの……?」
黒川リオン:『お忙しい中すみません。けど……!』
夜永 雀:涙がずっと止まらない。泣きじゃくるような子供らしい声。
黒川リオン:『他の道があるかもしれないんです。お話、聞いて頂けませんか!?』
黒川リオン:焦った様子の黒川リオンから通信が入る。
夜永 雀:『り、おん、ちゃん……ど、どういう──どういう、こと……!?』
夜永 雀:しがみつくように端末を掴んで、縋る様に応答する。
佐倉楓花:「こんな状況で電話?余裕あるじゃん」
佐倉楓花:鞭が飛来し、夜永雀の側を掠める。
夜永 雀:「余裕、なんて、ないよ!……でも、でも、聞かなきゃいけないの。じゃないと……」
夜永 雀:「じゃないと、負けても勝っても壊れちゃうから……!」
GM:NPCカードが追加になります。

NPCカード:黒川リオン(リモート)
2R以降使用可能。
オートで使用可能。
真実に近づく情報を得る。1シナリオ1回。
GM
GM:クリンナップ。
GM:特に何も……ないですよね?
夜永 雀:ないです……!
GM:続いて2R!
GM:このラウンドからNPCカードが使えるようになります。
GM:オートなので好きな時に使ってね~
夜永 雀:はい……!
夜永 雀:なら……
夜永 雀:今使います……!!!
GM:はい……!
GM:では、こちらの情報項目が追加になります。
GM:・佐倉楓花を弱体化する方法(交渉:難易度7)
GM:こちらはNPCカードの効果で、手番を使わずにすぐに判定することができます。
夜永 雀:弱体化……!?!?!?します!!!
夜永 雀:(4+3)dx+4+1>=7
DoubleCross : (7DX10+5>=7) → 8[2,2,3,5,5,6,8]+5 → 13 → 成功
GM:さすが!!
GM:では情報を開示します。
・佐倉楓花を弱体化する方法
精神の負荷が能力の強さに繋がっている彼女の力を弱めるには、彼女を幸せにすればいい。
『佐倉楓花の想い人も佐倉楓花を最も大切に想っている状態』で佐倉楓花を倒した場合、彼女の能力は弱まり、巨大な花の能力を発動させることは出来なくなる。
また、この戦闘中佐倉楓花のロイスによる復活を防ぐことができる。
ただし巨大な花を消す事は出来ない為、彼女が再び追い詰められたらいつ力が発動するか分からない、非常に不安定で危うい状態となる。
夜永 雀:……!!!
GM:具体的にいうと、佐倉楓花にSロイスを取得した状態で佐倉楓花を撃退した場合、佐倉楓花の力は弱体化されます。その場合巨大な花は残りますが、彼女の心が安定している間は能力が発動することもありません。
夜永 雀:うぅ”~~~ッ
GM:戦闘終了条件が変更になります。
GM:戦闘終了条件
・巨大な花の撃破
・Sロイスを取得した状態での佐倉楓花の撃破
このどちらかを満たした場合、戦闘終了する。

GM:お好きな方を選んでください。
夜永 雀:二つ目でお願いします……!!!
GM:では……Sロイスを取得した状態で佐倉楓花を倒せるよう……がんばってください!
GM:2ラウンド目、セットアップ。
GM:エネミーはありません。
GM:1シナリオ1回ばかりだから……
夜永 雀:ありません!
夜永 雀:ホントだ……
GM:巨大な花(6)━5m━佐倉楓花(6)夜永雀(6)
GM:ではイニシアチブ6!
GM:全員6ですが、PC優先で雀ちゃんの手番です。
夜永 雀:では……
夜永 雀:マイナーで貴人礼賛、社会ダイスを+3個
夜永 雀:メジャー《同じ想いを分かち合う》:《絶対の恐怖》+《コンセントレイト:ソラリス》
夜永 雀:(4+3+3)dx7+4+1
DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,1,2,2,3,5,6,7,9,9]+10[1,3,10]+10[8]+1[1]+5 → 36
佐倉楓花:ドッジ!
佐倉楓花:5dx>=36
DoubleCross : (5DX10>=36) → 8[1,2,2,8,8] → 8 → 失敗
夜永 雀:『誰より大好きな人/佐倉楓花:〇純愛/ヤだよ……』をSロイスに指定します!!!
GM:了解です!
夜永 雀:(4+2+1)d10+2
DoubleCross : (7D10+2) → 34[7,6,3,4,4,4,6]+2 → 36
佐倉楓花:倒れます。
佐倉楓花:条件を満たした為、ロイスによる復活もできません。
佐倉楓花:復活エフェクトなどありません。
GM:戦闘終了です!
夜永 雀:……!!!!!!
GM:では……演出をしていきましょう!
GM
佐倉楓花:「私は……こんな世界、滅ぼさなきゃいけない……!」
佐倉楓花:「すずといたときは幸せだったよ……でも」
佐倉楓花:「そんなものは簡単に崩れるんだって」
佐倉楓花:「もっともっと、辛い出来事が待ってるんだって、知ってしまったから」
佐倉楓花:「すずだって、一人でずっと辛い思いして……」
佐倉楓花:「こんな世界は……全部、壊さないといけないんだ!」
佐倉楓花:鞭を手に吠える。
夜永 雀:「そうだよ。いっぱい──いっぱい、辛かった!」
夜永 雀:「急に引っ越しになったこと、楓花ちゃんに伝えて……」
夜永 雀:「いっぱい喧嘩して、そのまま別れちゃったことも!」
夜永 雀:「能力のせいで知りたくない想いまで知ったことだって!」
夜永 雀:「そのせいで、今の楓花ちゃんにどう思われてるのかわからなくて……」
夜永 雀:「楓花ちゃんに会いに行くのだって、ずっと怖かった!」
夜永 雀:「オーヴァードじゃなければ、なんて、数えきれないくらい思ったよ!」
夜永 雀:「でも──楓花ちゃんが居るからって、どんなに怖くても、どんなに変わってたとしても……」
夜永 雀:「私の心にはずっと、あの時の楓花ちゃんがいたから、私はここまで生きて来れたんだもん!」
夜永 雀:「だから、こんな世界でも滅んじゃヤなの!」
夜永 雀:「どんなに醜くても、汚くても、どうしようもなくても──」
夜永 雀:「一緒に見る景色なら、花見のときくらい綺麗に咲いて見えるはずなんだから!」
夜永 雀:涙でぐしゃぐしゃな顔だとしても、きっと楓花ちゃんは笑ったりしなくて。
夜永 雀:だから、いつかと同じように──飛びつくように抱き着く。
佐倉楓花:「…………ッ!」
佐倉楓花:びくっと身体を震わせるが、それを払いのけたりはしない。
夜永 雀:流れ込む想いは、ただひとつ。楓花と過ごした思い出──喧嘩も泣いたことも、笑いあったことも。
夜永 雀:そしてどんな記憶よりも、思い出よりも。楓花ちゃんとこれからしたいこと。
夜永 雀:「ねえ、楓花ちゃん──私、こんな世界でも幸せにするよ」
夜永 雀:「だから一緒に過ごせなきゃ、ヤだもん……」
夜永 雀:子供のような駄々でも、その想いは馬鹿正直と言えるほどに真っ直ぐに、純情に。
佐倉楓花:「だ、だって……」
佐倉楓花:腕の中で狼狽する。
佐倉楓花:「私……すずの隣にいられる人間じゃないよ……」
佐倉楓花:「FHとUGNで…………」
佐倉楓花:「人だって殺したことがある……この花だってもう、自分の力じゃどうしようもないのに……」
夜永 雀:「組織とか、力とか、関係ないもん……」
夜永 雀:「立場だって、二人で過ごせるならなんだってなるよ……!」
夜永 雀:「さっきの電話でリオンちゃん、言ってたもん……楓花ちゃんが弱くなったら、あのおっきい花の能力は使えなくなるって」
夜永 雀:「追い詰められたらまだ、発動するかもしれないけど……それでも、楓花ちゃんが幸せなら発動しないって」
夜永 雀:「それなら、私が幸せにするの。楓花ちゃんといっぱい過ごして、笑って、泣いて──でも、ずっと幸せにする!」
夜永 雀:「何も知らずにひとりで幸せになるのも、二人で不幸になるのもどっちもホントはヤだ!」
夜永 雀:「私は、ぜんぶ知った上で二人で幸せになりたいから!」
夜永 雀:「UGN、だって……ジャームじゃない女の子なんて、殺せないはず……きっと、守ってくれるもん!」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「わ、私だって……」
佐倉楓花:「本当は、すずと一緒に居たい……!」
佐倉楓花:「すずのこと、幸せにしたい……すずを苦しめるものから、守ってあげたい……」
佐倉楓花:「…………私が弱くなれば……幸せになれば、いいんだったら……」
佐倉楓花:ポケットから、リングケースを取り出す。
佐倉楓花:「ずっとずっと……」
佐倉楓花:「私だけ見て、私の事、幸せにして……」
佐倉楓花:「私、本当は何より」
佐倉楓花:「すずのこと……好きなんだから」
佐倉楓花:長く白い指をそっと差し出す。
夜永 雀:「ふうか、ちゃん……」
夜永 雀:「……うん、うん!……私だって、楓花ちゃんのこと、大好きなんだもん」
夜永 雀:「ずっと、ず~~っと、いっぱい幸せにする!」
夜永 雀:楓花のリングケースを手に取って、そっと楓花の薬指に嵌めていく──サイズは、ピッタリと嵌まる。
夜永 雀:思えば、幾度となく腕に抱き着いていたろうか。
佐倉楓花:「……ふふ」
佐倉楓花:「はは……っ」
佐倉楓花:「本当はこんな理屈……通るわけないのに」
佐倉楓花:「すずとなら大丈夫って思える……」
佐倉楓花:薬指にぴったりと嵌った指輪を眺めて微笑む。
佐倉楓花:「……ずっと、ずーっと」
佐倉楓花:「離さないで。今度は……いなくならないで」
佐倉楓花:「……こんな幸せな想い、ずっと感じさせてよね」
夜永 雀:「えへ、えへへ……楓花ちゃんも、離れないでね」
夜永 雀:「迷子になっちゃダメだよ、ずっと、手繋いでて……」
夜永 雀:ポケットから自分用のリングケースを取り出して、楓花がしたように指を指しだす。
夜永 雀:「楓花ちゃんも、私だけ見て……幸せになろうね?」
夜永 雀:小さくて、可愛らしい手。"殺す"なんて言葉の似合わない、少女の手。
佐倉楓花:「……うん」
佐倉楓花:「すずにしてもらったのと、同じくらい……」
佐倉楓花:「幸せに……するから」
佐倉楓花:小さな手をとって。
佐倉楓花:薬指へと指輪を嵌める。
佐倉楓花:「……やっぱ、お揃いなんだからさ」
佐倉楓花:「別れてるんじゃなくて……隣でつけてなきゃダメだと思わない?」
佐倉楓花:冗談めかして、勝気な笑みを浮かべる。
夜永 雀:「も~……えへへ」
夜永 雀:「当たり前でしょ。ホントはそれが一番よかったんだもん!」
夜永 雀:ぴたりと横にくっついて、バス停でしたように頭を預ける。
佐倉楓花:きらきらと輝く指輪を嵌めた手で、その頭を優しく撫でる。
佐倉楓花:「うん……」
佐倉楓花:「生きてこう。二人で」
GM:----
GM:ということで、戦闘が終了し……
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスはこちら!
GM:Eロイス
究極存在
堕落への誘い(*2)
超越活性
超越活性

GM:というわけでEロイスは5個です。振りたかったら振ってね~!
夜永 雀:あっさっきの分の増加忘れてたっ
夜永 雀:夜永 雀の侵蝕を6増加(110 → 116)
夜永 雀:ロイスは5個あるので……振らずに等倍振ります!
夜永 雀:116-5d10
DoubleCross : (116-5D10) → 116-18[1,3,3,3,8] → 98
夜永 雀:えっこわ
夜永 雀:嘘?
GM:こ、こわすぎる
GM:でも生還してるから……!!
夜永 雀:よかった~!
GM:ではいつもの15点に加えて経験点もっていってください~!
夜永 雀:やった~!20点かな 貰います!
GM:やった~!
GM:----

エンディング

GM:エンディング
GM:■櫛梨市 市街地
GM:……あれから、幾日か経った。
GM:相変わらず、巨大な花は咲いたままだ。
GM:危険なものが存在し続け、それを排除できるのに放置しておくなど、通常はあり得ない。
GM:しかし、事件の真相を知る数少ない人物である黒川リオンが、
GM:『能力者である佐倉楓花の身に何かあると、巨大な花が暴走する可能性がある』との方便で報告したこともあり、
GM:現在の能力が抑制された状態の佐倉楓花を保護する方が安全だと考えられ、
GM:佐倉楓花はUGNに保護されることとなった。
GM:そんなゴタゴタがありつつも、日常は続いていく。
GM:通学路。目印の、いいにおいの漂うパン屋の前。
佐倉楓花:「……遅い」
佐倉楓花:夜永雀と同じ制服に身を包んだ、薬指に指輪を嵌めた少女が腕を組んでいる。
佐倉楓花:「遅刻しちゃうよ」
夜永 雀:「えぇ~っ、でも、同じくらいに起きたよ?」
夜永 雀:「あ……もしかして」
夜永 雀:「私と会うの楽しみでまた早起きしちゃったの~?」
夜永 雀:えへへ、と笑みを浮かべて腕に抱き着く。薬指に嵌めた指輪がきらりと光る。
佐倉楓花:「はあ?そんなんじゃないし……」
佐倉楓花:ふい、と顔を逸らした横顔はわずかに赤くなっている。
佐倉楓花:「まだ新しい生活になれないから早く起きちゃうだけ」
夜永 雀:「えぇ~?そっかそっか……でも、私は寝る前から楓花ちゃんと会うの楽しみだったもんね!」
夜永 雀:妙なドヤ顔を見せる。
佐倉楓花:「そ。ま、当然じゃない?こんな美少女に会えるんだから」
佐倉楓花:ふ、とドヤ顔を返す。
夜永 雀:「ふふ~、じゃあ好き対決は私の勝ちかも?」
夜永 雀:腕に抱き着いたまま歩き出す。身長の差は歩幅の差にも表れ、楓花と比べれば一歩は小さい。
佐倉楓花:「は?なにそれ」
佐倉楓花:歩幅を合わせるように、ゆっくり歩きながら不機嫌そうな声を出す。
夜永 雀:「だって~、楓花ちゃんは新しい生活になれなくて早起きしちゃったんでしょ?」
夜永 雀:「私は楓花ちゃんと会いたくていつも通りの時間にちゃんと起きた!」
夜永 雀:「えへへ~、どうどう?私の勝ちじゃないかなぁ?」
佐倉楓花:「……私だって」
佐倉楓花:「これからすずと過ごせるんだ、って思ったら……」
佐倉楓花:「ドキドキして……あんまり眠れなかったんだってば……」
佐倉楓花:小さな声で顔を赤くし、ぼそぼそ呟く。
夜永 雀:「あ、ぅ……え、へへ……そっか」
夜永 雀:楓花ちゃんのこれまでとは違う側面を見せられると、何だか妙に恥ずかしくなってしまう。
夜永 雀:「じゃあ、引き分けね」
夜永 雀:勝ち負けなんてどうでもよくて、それは嬉しそうに抱き着いて表現される。豊かに実った双丘が、腕に心地よい感触を与える。
佐倉楓花:「ほんと……子供みたいなんだから」
佐倉楓花:その柔らかい感覚に鼓動が高鳴るのを感じながらも、誤魔化すようにじ、と鋭い目を向ける。
佐倉楓花:「そんなこと言ってるけど……すず、分かってる?」
佐倉楓花:「これから大変なんだよ」
夜永 雀:「子供だも~ん……ん、大変って?」
佐倉楓花:「こんなモデルみたいなミステリアスな美少女が転校生として来るんだよ?」
佐倉楓花:「その友達ってなったら、すずも質問攻めにあうだろうし」
佐倉楓花:「私だって、めちゃくちゃモテちゃうかも」
夜永 雀:「…………」楓花ちゃんがモテる光景を想像して、少しだけムッとする。
夜永 雀:「それはちょっとヤだけど~……」
夜永 雀:「そんなモテモテの楓花ちゃんがもし告白されても、薬指を見せれば一発!でしょ?」
佐倉楓花:「……そうだね。それに……」
佐倉楓花:腕を組んでいるのと反対の手で、雀のあごに指を伸ばし、くいと上を向かせる。
佐倉楓花:「私はすずのだから、って」
佐倉楓花:「見せつけたっていいんだし」
佐倉楓花:囁きながら、顔を近づける。唇が触れそうなほど近く。
夜永 雀:「わ……」
夜永 雀:こんな人前で──そんな思考が頭に過ったが、それよりも。目を瞑って、備えてしまう。
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:受け入れられると思っていなかったので、自分でしておいて赤くなって焦るも――
佐倉楓花:おずおずと。かすかに触れるだけのキスを、唇に落とす。
夜永 雀:「んっ……え、えへへ……」
佐倉楓花:「ぁ、ぅ、ん…………」
佐倉楓花:真っ赤になりながら体を離し、目を逸らす。
佐倉楓花:「ま、まあその……」
佐倉楓花:「すず以外のものになる気、ないから……」
佐倉楓花:ぼそぼそ小声でつぶやく。
夜永 雀:「えぇ~?恋人っていっぱい見せつけちゃおっか!」
夜永 雀:"すずのもの"──そんな言葉に、背筋にぞくぞくとした感覚が走る。
夜永 雀:「私も楓花ちゃんのものってはっきりわかっちゃうように!」
佐倉楓花:「……そうね」目を細めて優しく笑い、雀の頭を撫でる。
佐倉楓花:「すずは可愛いから……他の人も好きにならないか心配」
夜永 雀:「心配って~……もしそうなったら、楓花ちゃんいっぱい嫉妬しちゃいそう?」
佐倉楓花:「そりゃ、するでしょ」
佐倉楓花:「すずは私の物なんだから」
佐倉楓花:「殺しちゃうかも」冗談めかして笑う。
夜永 雀:「えへへ……」そんな言葉に、嬉しそうに笑いながら顔を赤らめる。
夜永 雀:「でもでも、心配なんてする必要ないよ~?」
夜永 雀:「子供の時から楓花ちゃんと一緒に過ごしたんだもん」
夜永 雀:「楓花ちゃん、いっぱいかわいくて優しくて、強くて……しかも今はこんなに綺麗なのに」
夜永 雀:「他の人のこと好きになるわけないもん!」
佐倉楓花:「ふふっ……」
佐倉楓花:「それはまあ、そうかもね」
佐倉楓花:自信たっぷりに笑みを浮かべて頷く。
夜永 雀:「うん!」
夜永 雀:「やっぱり~、早く楓花ちゃんと一緒に住みたいなぁ」
佐倉楓花:「住む……!?そ、それはその……早くない?」
佐倉楓花:赤くなって目を瞬かせる。
佐倉楓花:「親御さんだっているでしょ?私はいないけど……」
夜永 雀:「ママ?うん、元気だよ!」
夜永 雀:「でも……まだ早いの?」
夜永 雀:「キスもして、指輪の交換もして……」
夜永 雀:「あっそれに……私のことえっちな目で見ていいよって言ったし!」
佐倉楓花:「…………っ!」
佐倉楓花:「……み、見ちゃうから……」
佐倉楓花:「すずのこと……えっちな目で……」
佐倉楓花:「だ、だから……まだ早いの」
佐倉楓花:赤くなって目を逸らす。
夜永 雀:「……へぇぇ~」
夜永 雀:「やっぱり……そうなんだぁ」
夜永 雀:意識的に胸を押し当てて、能力を使わずともそれまでの疑念が確信に変わる。
佐倉楓花:「だっ、だって……そうでしょ!」
佐倉楓花:押し当てられる柔らかさから逃れるように、ますます顔を逸らす。
佐倉楓花:「ずっと好きだったのに……」
佐倉楓花:「こんな可愛くなって……む、胸だっておっきくて」
佐倉楓花:「私だって17なんだよ?そういうことも……したいって考えるよ……」
佐倉楓花:「好きな人なんだから……」
夜永 雀:「……いいよ?」
佐倉楓花:「えっ…………」
夜永 雀:「胸がおっきくなってた時はね、ホントはヤだったの」
夜永 雀:「ブラが合わなかったり、他の人に見られたりしちゃうし……」
夜永 雀:「でもね、今の楓花ちゃんならいいよ?」
夜永 雀:「いっぱい恥ずかしいけど、それよりも嬉しいの」
夜永 雀:「だから胸見られても、ヤじゃないよ……直接でも……ちょっと恥ずかしいけど」
夜永 雀:「何より、楓花ちゃんも、私とおんなじ気持ちなんだあって思えるから……ね?」
佐倉楓花:「だっ、でっ、でも……っ、えっ?」
佐倉楓花:顔を真っ赤にして慌てていたが、きょとんと目を丸くする。
佐倉楓花:「……す、すずも、その」
佐倉楓花:「私と……えっちなこと、したいの……?」
夜永 雀:「……えへへ」
夜永 雀:「楓花ちゃんと恋人になるんだもん」
夜永 雀:「えっちなことだって、い~っぱい考えてたよ?」
夜永 雀:「したいことの中にはそういうのだって……えへへ、いっぱい入ってるかも」
佐倉楓花:「~~~っ!」
佐倉楓花:真っ赤な顔で口をぱくぱくさせる。
佐倉楓花:まともに雀の顔を見る事が出来ない。
佐倉楓花:「…………わ、私も」
佐倉楓花:「したい…………けど」
佐倉楓花:「……や、やっぱり早くない!?」
佐倉楓花:誤魔化すように、腕の雀をひっぱるように歩みを進める。
夜永 雀:「うぅん……それはやっぱり、そうかも」
夜永 雀:「わわっ」引っ張られるように歩みを進めながら「でも~……」
夜永 雀:「やっぱりいつかはしたいんだ?」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「…………し、した……い」
夜永 雀:「お揃いじゃん~!」
夜永 雀:「ね。……私のおうちだと、なかなか難しいかもだし……」
夜永 雀:「その時は、楓花ちゃんのおうちに呼んでね?」
佐倉楓花:「~~っ」
佐倉楓花:「すず……」真っ赤な顔を手で抑える。
佐倉楓花:「あ、あんまり煽らないで……」
佐倉楓花:「本当に……我慢できなくなっちゃうから……」
夜永 雀:「……できなくなった楓花ちゃんは、ちょっと見てみたいかも」
夜永 雀:「ちっちゃい私じゃ簡単に押し倒されちゃうかも……それとも、ちっちゃい私に見下ろされてみたりして」
佐倉楓花:「~~~~~っ」
佐倉楓花:「煽らないでって言ってるのに……!」
佐倉楓花:真っ赤な顔。能力を使わなくとも、今雀の言ったことを想像しているのがありありと分かるような有様。
佐倉楓花:「いつだって……私」
佐倉楓花:「すずには……敵わないんだから…………」
夜永 雀:「私のこといっぱい守ってくれて、可愛くて優しくて強いのにね?」
夜永 雀:「じゃっ、今はこのくらいにしてあげよっかな」
夜永 雀:「我慢できなくなるまでは、私のおうちで遊ぼうね。……夕ご飯、ひとりじゃ寂しいでしょ?」
佐倉楓花:「……」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「今日、私の家で……」
佐倉楓花:「夕飯……一緒に、食べても……いい」
佐倉楓花:目を逸らしながら小さく呟く。
夜永 雀:「……ケダモノなんだから~」
佐倉楓花:「はぁっ!?」
佐倉楓花:「ご、ご飯食べるだけでしょ……!」
夜永 雀:「うんうん~……そうだよね、ご飯食べるだけだもんね?」
夜永 雀:「楓花ちゃん、何食べたい?」
佐倉楓花:「ん…………」
佐倉楓花:「……肉じゃが…………」
夜永 雀:「肉じゃが、好きだったんだ?」
佐倉楓花:「そこそこ……」
佐倉楓花:「外食じゃ……食べないし」
夜永 雀:「あ……そっか。……その、前にお母さんが作ってくれてたの?」
佐倉楓花:「うん……」
佐倉楓花:「だから……時々懐かしくなるの」
夜永 雀:「……そっか」
夜永 雀:「ならたしかに……楓花ちゃんのおうちで食べないとだよね」
佐倉楓花:「……ん。ありがと……」
佐倉楓花:「…………その」
佐倉楓花:「……え、えっちなことは……しないの?」
佐倉楓花:雀のカーディガンの裾をおずおずとひっぱる。
夜永 雀:「楓花ちゃん~……」
夜永 雀:「じゃあ、学校終わったらさ~?」
夜永 雀:「一緒にちょっと街をぶらぶらして、肉じゃがの材料を買うでしょ?」
夜永 雀:「それで~……肉じゃが作って、一緒にあーんとかしたりして……」
夜永 雀:「そしたら……」
夜永 雀:手をぎゅっと握って、腕を絡める──恋人繋ぎ。
夜永 雀:「い~~~っぱい、しちゃおうね」
夜永 雀:ぴょんと背を伸ばして、目線を合わせる。無垢なはずの笑みは、何だか妖艶にも感じられる。
佐倉楓花:「ぅ…………」
佐倉楓花:彼女の言葉に、目線に、表情に。どうしようもなく心臓の鼓動が高鳴る。
佐倉楓花:「す…………」
佐倉楓花:「する…………かも…………」
佐倉楓花:目を逸らしながら、なんとかそう呟く。
夜永 雀:「ママに……お泊りするって、連絡しておくね?」
佐倉楓花:「…………うん」
佐倉楓花:「今日はずっと……」
佐倉楓花:「離さない、から…………」
夜永 雀:「……じゃあ、お風呂も一緒に入っちゃう?」
佐倉楓花:「お、お風呂も……っ!?」
夜永 雀:「だって……離さないんでしょ~?」
佐倉楓花:「ぅ…………」
佐倉楓花:「……うん……離さない。お風呂も……」
佐倉楓花:「一緒に……入る……」
佐倉楓花:ぎゅ、と甘えるように恋人繋ぎの手を握る力を強める。
夜永 雀:気が強くて、初対面の相手にはどこか冷たい印象を与える彼女が甘える姿が、とても愛しくて。
夜永 雀:「……あんまり長く入り過ぎちゃうとのぼせちゃうからね」
佐倉楓花:「そ、そんな長く入らないし……!」
佐倉楓花:「だって……」
佐倉楓花:「……その後、見せてくれるんでしょ」
夜永 雀:「……うん。いっぱい、見ていいよ?」
夜永 雀:「触っても……どんなことされても、怒んないもん」
佐倉楓花:「…………っ」
佐倉楓花:「……わ、私も」
佐倉楓花:「すずになら、何されても……いいから……」
夜永 雀:「……えへへ……ぜんぶ、見ちゃうね」
夜永 雀:「転校初日から、えっちな転校生なんだから」
佐倉楓花:「す、すずがそういうこと言うからでしょ……!」
佐倉楓花:「……はあ、もう」
佐倉楓花:「転校初日から何も頭に入らなくなったらどうしてくれるの?」
夜永 雀:「夜の事ばっかり考えちゃって~?」
夜永 雀:「でも……私は次の日を心配したほうがいいと思うよ?」
佐倉楓花:「…………」
佐倉楓花:「そ、そんな激しくするの?」
夜永 雀:「……えへへぇ」
夜永 雀:「忘れられない夜にしよ~ね?」
夜永 雀:「見たことも、したことも……されたことも、えっちな思い出で頭の中いっぱいになって」
夜永 雀:「勉強なんか手に着かないかも……私も、楓花ちゃんも」
佐倉楓花:「………………」
佐倉楓花:「……は、初めてなんだから」
佐倉楓花:「大好きなすずと……初めての、夜なんだから」
佐倉楓花:「そのくらい素敵にしてくれないと……」
佐倉楓花:「嫌だ……」
佐倉楓花:赤い顔で呟く。
夜永 雀:「……明日、休んじゃう?」
夜永 雀:「学校のこととか、心配しなくていいように……」
佐倉楓花:「…………っ!」
佐倉楓花:「だ、ダメ!転校したばっかりなんだから……!」
佐倉楓花:「でも……そうなっちゃっても仕方ないくらい」
佐倉楓花:「止められないかも……すずのこと、好きな気持ち……」
夜永 雀:「…………」何度言われても慣れない言葉、ずっと憧れていた状況は顔を赤らめさせるには十分で。
夜永 雀:「もしそうなってもいいように、今日でいっぱい友達作っとこ~ね」
佐倉楓花:「もう。友達っていうか……」
佐倉楓花:「ファンクラブくらいできちゃうかもね、私なら」
夜永 雀:「たしかに……クールなミステリアス美女だからって、女の子からいっぱい告白されちゃうかも」
夜永 雀:「でも、私のこと大好きなのはすぐバレちゃいそうだから……」
夜永 雀:「ミステリアスはなくなっちゃうかも?」
佐倉楓花:「…………もう」
佐倉楓花:赤い顔で呆れたような声を出す。
佐倉楓花:「そうかもね。そうでもそうじゃなくても……」
佐倉楓花:「どれだけ私がモテたって。私を好きにしていいのは」
佐倉楓花:「すずだけなんだからね」
夜永 雀:「当たり前!」
夜永 雀:「い~っぱいモテていいからね。その分……い~っぱい楓花ちゃんを愛して、私を好きにしてあげるから」
佐倉楓花:「…………うん」
佐倉楓花:優しく笑う。
佐倉楓花:「私はすずが好き。すずの隣じゃないと」
佐倉楓花:「私は、生きていけないんだから」
夜永 雀:「うん! 私も……楓花ちゃんのこと、だ~いすき!」
夜永 雀:「置いていっちゃった分、ずっと……ずっと一緒に居ようね!」
夜永 雀:夢にまで見た状況は、涙を流していた時と比べればあまりにも天地のように距離が離れていて。
夜永 雀:けれど、いつ落ちたとしてもおかしくはないほど不安定で。
夜永 雀:それでも綺麗に咲いた楓花の笑顔を散らすなんて、心配する素振りも見せることはなかった。
夜永 雀:だって、私は楓花ちゃんを不幸にするはずないんだもん。
GM:----
GM:では……以上で「夢に咲く君の花」、全行程終了となります!!
GM:お疲れさまでした~!
夜永 雀:お疲れ様でした…………!!!!!

font-size: 12px }

氷雨:な……なんか立ち絵画面の時だけめちゃくちゃ作りこまれてそうな背景画像が見える
氷雨:こんばんは!
GM:こんばんは~!
夜永 雀:あざとの詰め合わせみたいな属性になってしまいました
GM:やったぜ。
GM:私はあざとい女大好きです
夜永 雀:良かった~
夜永 雀:私も好きなんですけど書いてるときいいのか……!?これで……!?となり続けてました
GM:では……やっていきましょうか!
GM:よろしくお願いします!
夜永 雀:わ~~い!よろしくお願いします!
サムトー@見学:行ってらっしゃい
サムトー@見学:こっちも卓なので応援だけ
GM:あっサムトーさんだ!こんばんは~!
夜永 雀:こんばんは!嬉し~
サムトー@見学:かわいい
GM:超可愛い 本当に助かる ふわふわピンク巨乳……
GM:というわけで……トレーラーをはったので
GM:OPをやっていこうと思います!
夜永 雀:ふええ……
GM:かわいいね……
GM:地の文でも説明するけど、眠り病っちゅうのが流行っていて
GM:イリーガルの雀ちゃんにも調査をお願いしているので
GM:夜の街を捜査してもらいます!
夜永 雀:夜の街を……!
夜永 雀:あとすみません 完全に常備化点使うの忘れていたのですが……ボイスチェンジャーとコネ噂話とUGNだけ買ってもいいでしょうか……(ダメなら大丈夫)
GM:あっなるほど!全然大丈夫です!
GM:買って買って~!
夜永 雀:うおお ありがとうございます!
GM:こんなで……ちょっと捜査してるよ~って感じのロールをしてもらってもいいですか?
夜永 雀:はーい!
GM:しばらくすると楓花とあいます
GM:HO、出した時は楓花が銃を突き付けていたのですが、様々な諸事情により刃というふんわりしたものに変わりました
GM:え~超かわいいな
夜永 雀:えへへ 刃なんだ……♡
夜永 雀:……!!!
夜永 雀:すずって呼んでくれてる 嬉しい……♡
GM:ええ~超かわいい
GM:この女……距離が近いぞ!!
夜永 雀:えへへ 距離近い子嫌いになっちゃった~?
佐倉楓花:そもそも好きとも言ってないし……
GM:強く、可愛い女……
GM:うう……雀ちゃん……
GM:胸が大きい………………
GM:雀………………
夜永 雀:えへへ……
GM:話しも通じないし感じも悪い女なんですが……事件と共に楓花のことを解き明かしていってもらう形になると思います
夜永 雀:頑張ります
夜永 雀:髪色が薄くてかわいいですね ロングヘアで……
夜永 雀:楓花ちゃん……!
GM:読まれている!!
GM:雀…………
夜永 雀:こ 怖いよぉっ
GM:2分でお手洗いいくのでロイス購入しててください!
夜永 雀:はーい!
GM:もどりました!
GM:というわけでこのシーンは楓花に会ってもらいます
夜永 雀:楓花…………
GM:あとこのシナリオ……めちゃくちゃ短いので、のびのびやってもらって大丈夫です
夜永 雀:そうなんだ……!
夜永 雀:いっぱい話そ~♡
佐倉楓花:うん……♡
佐倉楓花:は?話したくなんかないし……
夜永 雀:えへへ……♡
GM:雀…………
GM:雀……………………
GM:雀………………(雀……bot)
夜永 雀:ふ、楓花……
夜永 雀:先に覚醒してそのせいで引っ越さなきゃいけなくなっちゃったとかで……どうでしょうか
GM:なるほどね…………
GM:雀…………
夜永 雀:うぅ”~~~っ
夜永 雀:立体版バンクシーなら仕方ないか……
GM:今日……クライマックス前までいけちゃうかも!
夜永 雀:エ~っ!?
夜永 雀:エンディングで5コマ使うしか……
GM:それもまた……可能
夜永 雀:最悪~!
夜永 雀:エ!?!?!?
GM:なんて良い子なのだ……
GM:デートで行きたいところあります?
夜永 雀:え~~~~!
GM:2分でお手洗いいくので考えててください(トイレ激近人間)
夜永 雀:www
夜永 雀:イルミネーション見ながらデザートとか食べたりして、重要な話とかあれば展望台から街を眺めてしたいです
GM:もどりました!
GM:なるほど!
GM:季節今頃だと思ってたけど、冬にしましょう
夜永 雀:完全に冬にしちゃった 春とかなら花が咲いてる丘とか
夜永 雀:楓花ちゃんに似合うの絶対イルミネーションだと思って……我慢できなくなっちゃった
GM:可愛いね……
夜永 雀:栄養が胸に……
GM:え~!?好きになっちゃうよ……(まるでまだ好きではないかのような言い方)
GM:次のミドルが最後の情報項目シーンなんですけど、そんなかからないしキリがいいからそこまで今日やれたら嬉しいな~という構えです
夜永 雀:やりたいです!
夜永 雀:楓花…………
GM:ありがとうございます!!
夜永 雀:ぅ”~~~~ッ
夜永 雀:ガチで壊しに来てませんか?
GM:もっとねっとり時間をかけて壊すつもりが……一日でここまできてしまった
GM:雀…………
夜永 雀:すみません今めっちゃ泣いてて タイピングがおぼついていないかも
GM:氷雨さん…………
夜永 雀:うぅ”…………
夜永 雀:涙止まらない……
GM:氷雨さん…………
GM:というわけでね…………
GM:明日クライマックスで…………
GM:楓花を殺してもらいます
夜永 雀:し"ろ"い"さ"ん"……!!!!
夜永 雀:ED5コマできないよ………………
GM:不思議ですね…………
GM:というわけで……明日21時からで大丈夫かな?
夜永 雀:大丈夫です……もしかして……この世界にハッピーエンドってないのか!?
GM:ないのかも…………
夜永 雀:ダブルクロス……!!!
GM:では……明日21時からよろしくお願いします!
夜永 雀:よろしくお願いします……!
GM:すずちゃん本当に可愛くて優しくて……好きになっちゃうよ…………
夜永 雀:うぅ~……
GM:強く生きてね…………
GM:お疲れさまでした~!おやすみなさい~!!
夜永 雀:おやすみなさい……!
夜永 雀:こんばんは!
夜永 雀:以前ネックレスって言ってたんですが……アクセサリー、指輪にしてもいいですか……?
GM:こんばんは~!
GM:指輪!!いいですよ!!
夜永 雀:やった~!
GM:では…………やっていきましょうか…………!
GM:よろしくお願いします!
夜永 雀:ウゥ”~ッ よろしくお願いします……!
GM:すず……
GM:な、泣き差分が…………
夜永 雀:これだけは絶対に書き上げなきゃいけないと思って……
GM:すず…………
GM:すず……………………
夜永 雀:クライマックス戦闘終わるまでは泣きたくないって思ってたのに
夜永 雀:もう泣いてる……
GM:泣いてる…………
夜永 雀:楓花ちゃん…………
GM:すず…………
夜永 雀:楓花ちゃんがツンデレだからもっと知りたいと思っててこの能力になってたら良いな……って思いました
GM:すず……かわいすぎる
夜永 雀:なに……
夜永 雀:(リモート)好き
夜永 雀:泣いてる…………
夜永 雀:うぅ”~~~……
GM:すず…………
GM:すず……
GM:すず……(すずbot)
GM:笑顔差分!?
夜永 雀:使えたらいいなって 泣きながら……書いてました
夜永 雀:お墓とか 死に際とかで……最後に見る顔として笑顔を向けられたらいいなって……
夜永 雀:こんなことになると思ってなかった……うぅ……
夜永 雀:すき……
GM:すず……
GM:こんなで……戦闘締めで……いいかしら……!
夜永 雀:だいじょうぶです……!!!
夜永 雀:うぅ”~~~ 泣いています
夜永 雀:しろいさんがハピエン厨でよかった…………
GM:マジで心中することもあるんですけど……基本はハピエン厨です
夜永 雀:マジでするのは……好きなんですけど
夜永 雀:"傷"ではあるから……
GM:でも人を苦しめるのは好きなのでマジで死別したまま終わりとかにすることもあります
夜永 雀:ヒン…………
夜永 雀:正直……
夜永 雀:それで終わると思ってたから
GM:えへへへ
夜永 雀:ずっと覚悟してました 今日1日……ほぼリアル手に着かなかった
GM:氷雨さん…………
GM:では……エンディングやっていきましょうか!
夜永 雀:やった~!
GM:したいことありますか?
夜永 雀:えーっと……
夜永 雀:同じ学校通いたいです!
夜永 雀:待ち合わせして登校の道一緒に歩く感じの……
GM:ああ~っいいですね……!
夜永 雀:いやホントは映画とか……動物園とか……えっちなこともしたいのですけど…………
夜永 雀:同じ学校に通いたいです
GM:良い…………
夜永 雀:えへへ
GM:赤面差分になってる!!!!
夜永 雀:えへへ……
夜永 雀:反動でめちゃくちゃえっちになっちゃってる
GM:こんなことになるとは…………
GM:すず……えっちすぎる
夜永 雀:えへへ……♡
GM:すず………………
夜永 雀:楓花ちゃん……良い子過ぎる……
GM:すずの方が良い子だし……!
夜永 雀:えへへ……引き分けだもん
GM:こんなで……〆でいいんじゃないでしょうか……!
GM:花要素も回収してもらえて……嬉しい……
夜永 雀:これで……!
GM:すず……!
GM:はい…………!
GM:すず……優しくて良い子で……えっちで可愛い…………
GM:幸せな未来を掴んでもらえてよかった……
夜永 雀:良かった……本当に…………
夜永 雀:覚悟を決めようとして……決め切れるわけなくて開始20分で泣いちゃったから……
GM:うう……嬉しい……(サイコパス)
GM:いっぱい泣いてくれて本当に嬉しいです
夜永 雀:サイコパス診断だ……
GM:また泣かせられると思ったから……
夜永 雀:それ好き
夜永 雀:楓花ちゃんずっと可愛くて 良かったです
GM:えへへ……
佐倉楓花:ふん 当然でしょ
夜永 雀:えへへ……当たり前だよね~♡
GM:この二人どっちも自分に自信があって可愛いですね
夜永 雀:氷雨がロリをやると……
夜永 雀:自信が出ちゃう……
GM:かわいい
夜永 雀:ぽわぽわピンクですからね 自分というか……楓花ちゃんに自信があって、楓花ちゃんが好いてくれてる自分に自信があるのかも
GM:ええ~~かわいすぎる
佐倉楓花:すずは可愛いからね
夜永 雀:私のこといっぱい守ってくれた楓花ちゃんだから……
夜永 雀:えへへ……
GM:では…………今日一日手がつかなくて大変だったってことですし
GM:このあたりで解散にしますか……!
夜永 雀:はい……!
GM:本当に良い子で……楓花のことたくさん考えてくれて本当に嬉しかったです
GM:遊べて本当に楽しかったです……!苦しめてしまって申し訳ないですが……また遊んでください……!!
夜永 雀:ありがとうございます ホントに……お誘いいただいて 壊れて再生できて……
夜永 雀:また遊んでください~~~!めちゃくちゃ楽しかったです 辛い部分も最高でした
GM:よかった~~~!!
夜永 雀:あと時間あったら……お家デートもしたいかも……
GM:アッいいですね……!!!!
GM:明日…………やっちゃいますか
夜永 雀:やった~~~!!!
GM:えへへへ…………
夜永 雀:是非……やりましょう 嬉しいです……
GM:やりましょう……!!嬉しい!!
夜永 雀:ではまた明日……というか今日……!
GM:はい…………!また21時間後くらい…………!!