-

■背景色切り替え

■タブ別(ALLのみ)


■発言者別


玻璃の荊の話 GM:ナケミン


PC1:龍之介(りゅうのすけ)(キャラシート)PL:しろい
PC2:五野木 遥瑠(ごのぎ はるる)(キャラシート)PL:占任
PC3:乃木 楓香(のぎ ふうか)(キャラシート)PL:いちま
PC4:蜘螺咲 鴎禅(くらさき おーぜん)(キャラシート)PL:ぽぽ

メインログ雑談ログ

目次


トレーラー



触れれば鋭く、冷徹に傷つけ。
藻掻けば縛り、冷淡に封じる。
なんと冷酷な荊なのだろうか?


現代忍術バトルRPG・シノビガミ

『玻璃の荊の話』


====


プリプレイ

GM :というわけで始めてまいります!

GM :まずはPC紹介からお願いしましょう!

GM :PC1、龍之介、カモン!

GM :キャラシート

龍之介 :ンギ!拝命いたした

龍之介 :ブレーメンのペンギン忍獣、龍之介でござる。

GM :ペンギンだ!!!

龍之介 :ペンギンでござる。

GM :あまりにもペンギンすぎる

龍之介 :丹霧ズーシーネイチャーパークの……ペンギンコーナーで……展示される仕事をしているのではないかと思います。

龍之介 :真面目な武士でござる。私のキャラの中では最も硬派な気がします。

龍之介 :羽毛はフカフカでござるがね……

龍之介 :性能的にも従者の忍獣を二匹連れているひとり動物園状態です。

GM :すごい! シナリオにピッタリだ

龍之介 :ハグレ流派ブックを存分にしゃぶりつくすでござる。

龍之介 :本当は飯綱も入れようかと思ったでござるが、中忍は従者を二人までしか出せないから諦めたでござる。

GM :階級によって一度に操作できる従者の数が変わる「統率力」のルールだぜ!

龍之介 :説明ありがたし。

龍之介 :そんな感じの硬派で真面目なペンギンでござる。今日も真面目に動物園をがんばるぞい!

GM :わ~い

GM :どんな感じの構成かざっくり説明してもらってもいいかな?

龍之介 :あっ、そうでござるね

龍之介 :ハグレモノの流派ブックで追加になった騒乱を中心にした構成でござる。

龍之介 :【騒乱】は基本ルルブの【流星雨】の集団戦攻撃バージョンみたいな感じなんでござるが、

龍之介 :忍獣の従者を連れているごとに近接ダメージが+1!

龍之介 :拙者は二匹連れる予定なので近接+2、そして同じく流派ブックで追加になった【群れ】の効果で間合も1伸びるでござる。

龍之介 :これで最弱流派とは……呼ばせない!!

龍之介 :あとはハグレモノらしく【影分身】もあるンギンね。

GM :あまりにも暴力的な群れだ! これが自然の猛威

GM :背景は【獣心】と【灰者】ですね。

GM :出会った「忍獣」のエネミーと手番を使わず感情を結べる可能性がある【獣心】。

GM :まあ忍獣なんて出てくるとは思えないが……

GM :舞台が動物園でもない限り……

龍之介 :ンギ!魚心あれば水心みたいなやつでござるね

龍之介 :ははは、まさかそんな都合がいいわけ……

GM :弱点の【灰者】は死亡時の最期の一撃を行えない効果ですね。

GM :まあレジャーを舞台にしたシナリオで死亡する事態になるとは思えないが……

龍之介 :この流れだとなりそうでこわいでござるね

GM :弱肉強食。

龍之介 :拙者は義理堅い忍獣。たとえ主を殺しても自分だけは生き延びてみせるでござる!!

龍之介 :焼き鳥になってしまうでござるよ

GM :義理堅いって何!?

GM :そんなクールガイの龍之介くんのHOはこちら!

PC1の【使命】

あなたは複合レジャー施設『丹霧ズーシーネイチャーパーク』の従業員である。

動物園と水族館を兼ね備えた人気があるが、冬季になると来場者の数が減ってしまうのは事実。

客を呼ぶための企画を考えるよう頼まれたあなたは、兎も角アピールする動物を選ぶため、パーク内を見回ることにした。


【使命】人気を呼べそうな動物を見繕う。

GM :従業員……従業員?なので、所属している動物園に人を呼ぶ企画を考えよう!

龍之介 :ンギ。丹霧ズーシーネイチャーパークにはお世話になっているでござるからな

龍之介 :拙者が面倒を見てやらねばな……

GM :そのためにはあらためて園内の動物を見て回ろうというハンドアウトですね。

龍之介 :わくわく動物園探検!!

GM :どうぞよろしくお願いします!

龍之介 :よろしくお願いするでござる!!

GM :次! PC2! 五野木さんお願いします!

GM :キャラシート

五野木 遥瑠 :はい!

五野木 遥瑠 :五野木 遥瑠(ごのぎ はるる)、咎眼流が一支、五野木家に属するフリーランスの忍びです。

GM :あら~カラフルな目の色ね

五野木 遥瑠 :円く括った変な髪形と赤と青の変な色の瞳が特徴的な女子大生です。

GM :メガネ使わなくても3Dで見れそうだな

五野木 遥瑠 :眼の色とかについてなんか聞かれたときは「そういうカラコンなんですよ最新の~」とかなんとか言って流しています。

五野木 遥瑠 :へらへらして口数が多い上に浅慮で軽忽な性格であり、いらんこと言ったりやったりしがちなのでその地位にしては人望がありません。

五野木 遥瑠 :具体的には背景の【軽率】で統率力が-1されています。

GM :「統率力」とは!? 従者を一度に操作できる数に関わるステータスだ! 覚えておこう!

五野木 遥瑠 :とはいえ仮にも忍びなので、頼まれた依頼とかについてはちゃんと守秘義務を守ります。

龍之介 :統率力…………………初めて聞いたでござるね

五野木 遥瑠 :具体的には背景の【フリーランス】でなんか……依頼を受けたりできます

GM :締めるところは締める! りっぱ!

GM :【フリーランス】はセッション中に他のPCから依頼を受けたことにして功績点を稼ぎやすくなる背景だ!

GM :詳しい挙動は……実際に見てもらおう!

五野木 遥瑠 :性能的には習得忍法のほとんどが流派ブック由来の全身流派ブック人間です。

五野木 遥瑠 :わずかに基本記載の【赤眼】も【遊意】で特例習得したやつなので、実質すべてです

GM :流派ブックッパリめ……

五野木 遥瑠 :斜歯の流派ブックはいったいいつになるんハグレねえ

五野木 遥瑠 :クソ長射程で殴ったり奥義を妨害したりミドルで凪にダメージを付与したり、割といろんなことができます

五野木 遥瑠 :(使いこなせるとは言わない)

GM :多様な活躍が期待できそうですね!

GM :そんな五野木さんが遭遇するのは……こちらのHOだ!

PC2の【使命】

あなたは複合レジャー施設『丹霧ズーシーネイチャーパーク』の警備員である。

行楽シーズンが終わり、あなたにとっても暇な時間が長くなっていく季節に、警戒情報の報告が届いた。

奇妙な風体の男がパークに立ち入り、「あれを閉じ込めているんだろう。救い出してやる」と言って、追いかける暇もなく姿を消したというのだ。

事件が起こる前に、確実に対処しなければ。


【使命】不審な人物を確保する。

GM :警備員としてはたらいている動物園に不審人物の目撃情報がありました。

五野木 遥瑠 :バイト先に全裸中年男性が!?

GM :とっちめよう!

GM :寒いよこの時期は。

五野木 遥瑠 :ちょっと困りますよお客さ~ん! 服着て服!

五野木 遥瑠 :とはいえバイト代ももらってるし警備員としての責務を果たします! とっつ構えて警察に突き出すぜ

GM :よろしくお願いします~!

五野木 遥瑠 :よろしくお願いします! 実は一番不安なのは多弁ロールがちゃんとできるかどうかです

GM :動物園に対抗して……漏出Men!

GM :ハイ次行きます

GM :PC3、乃木さん、お願いします!

GM :キャラシート

乃木楓香 :はぁーい

乃木楓香 :乃木楓香です。御斎学園の高等部1年生!

乃木楓香 :フツーの一般家庭の出ですが、事件に巻き込まれがちな星の下に生まれており

乃木楓香 :子供の頃から誘拐されたり、人質になったり、たまたま仲良くなった相手が指名手配犯だったり、たまたま拾った骨董品が呪われた武器だったりして

乃木楓香 :なんやかんやで忍びになり、半自動的に進路が御斎学園になりました。

GM :マイナス方向な事件ばっかりだな……

GM :生き延びてて偉い!

乃木楓香 :忍びの自覚が薄めなので弱点として不忍を取っています。居所バレバレ人間

GM :誘拐されるからね……位置情報知らせるのは大事だよ……

乃木楓香 :忍びとは特に関係なく、SNSやブログ記事に自分の体験を書いてたら結構バズったり記事執筆依頼が来るようになったりしたので

乃木楓香 :やった~ハッピーとなっています。俗物なので

GM :特に忍びの世界と関係なく事件に巻き込まれまくる人っているんだ

乃木楓香 :今も学生をしながら新聞社でバイトのようなことをしています。

乃木楓香 :一足先に社会人としてmoneyを稼いでるなんてかっこいいぜ私……くらいのモチベーションなので割と社会を舐めている可能性が高いです

乃木楓香 :構成はなんか……お勉強してコストを下げつつ武曲でちまちま変調を投げます

GM :かわいいね。

乃木楓香 :スペシャル値が9なのでダイスの出目が私のことを愛してるなら爆勝ちできるはずだと思います

GM :勝ちまくり! モテまくり!

乃木楓香 :そんな感じかな~ よろしくお願いします

GM :よろしくお願いします~

GM :そんなピュアピュアトーキーガールな乃木さんのHOはこちらだ!

PC3の【使命】

あなたはフリーのライターである。

あなたが訪れた複合レジャー施設『丹霧ズーシーネイチャーパーク』には、最近妙な噂が立っているらしい。

曰く「動物に話しかけられた」だの「UMAが飼われている」だのと言ったものだ。

信じているわけではないが、記事のネタくらいにはなるだろう。

寒空の下、あなたは取材を開始するのであった。


【使命】怪生物の噂について調査する。

乃木楓香 :へえ~~面白そうジャン

GM :どうやら近くの動物園にUMAがいるという噂が立っている……らしい!

GM :事実かどうかは関係ない! 記事のネタを探しましょう。

GM :まあ人語を喋るペンギンとかね。

乃木楓香 :私の勘によると動物園のヤラセによる話題作りと見たね

乃木楓香 :アハハ 流石にそんなのいるわけないじゃないですか

龍之介 :そうでござるよ

GM :誰だ今の!

GM :寒さに気をつけて頑張ろう!

GM :では最後、PC4、蜘螺咲さんお願いします!

GM :キャラシート

蜘螺咲 鴎禅 :やあ、自由ってなんだろうねえ

蜘螺咲 鴎禅 :動物はいいよね、学校も会社も試験も何にもないからね

GM :第一声?

蜘螺咲 鴎禅 :おっと、僕も試験も何にもなかったなハハハ

蜘螺咲 鴎禅 :蜘螺咲 鴎禅 (くらさき おうぜん)

蜘螺咲 鴎禅 :元エリートビジネスマン

蜘螺咲 鴎禅 :言ってて悲しくなる名乗りだなコレ

蜘螺咲 鴎禅 :ほぼ無職おじさんでいいや

GM :そんな……!

GM :諦めないで……

蜘螺咲 鴎禅 :うーん、でも会社に行ってもやる事ないしね

蜘螺咲 鴎禅 :フレックス制っていうのかな

GM :窓際というのでは……?

蜘螺咲 鴎禅 :窓際より窓の外の空を見よう

蜘螺咲 鴎禅 :ほら青い空は無限だよ

蜘螺咲 鴎禅 :まあヒマなので久しぶりに動物園に来たおじさんです

蜘螺咲 鴎禅 :怪しくないよ

GM :圧倒的に怪しくない! 安心ですね。

蜘螺咲 鴎禅 :おじさんはね、エリートだったんだ

蜘螺咲 鴎禅 :だからちょっと部下とか使ったりするのが得意さ

蜘螺咲 鴎禅 :『根』と『戦駒』で戦うよ

蜘螺咲 鴎禅 :あとおじさんはエリートだったから『暗躍』とかもしてたんだ

蜘螺咲 鴎禅 :ちょっとしたミスならリカバリーできるよ

蜘螺咲 鴎禅 :エリートだからね他人の秘密を握った相手には強く出たりもできる

蜘螺咲 鴎禅 :営業の基本だよね『揺らし』って

GM :しっかり火力を出せる構成ですね……!

GM :従者を増やす【根】に、連れている従者と同数の接近戦ダメージを追加できる【戦駒】!

GM :ちなみに中忍が一度に操作できる従者は二体までだ。この数を「統率力」と言うぞ! 覚えておこう!

龍之介 :初めて聞いたでござるね

蜘螺咲 鴎禅 :フフでも所持制限じたいは無いんだ

蜘螺咲 鴎禅 :減った分は「彷徨」で乱入させて補充できる

蜘螺咲 鴎禅 :クソよわ『草』の唯一の強みはそこですね

GM :信じよう

蜘螺咲 鴎禅 :無職じゃなければもっと部下を率いてたはずなんだ!

蜘螺咲 鴎禅 :まあ、おじさんは動物園を楽しんでるだけなんで気にしないでくれ

GM :動物というよりどこか遠くを見ている……

GM :そんな蜘螺咲さんの状況を説明したHOはこちら!

GM :・PC4の【使命】






PC4の【使命】

あなたはエリートビジネスマンである。いや、だった、と言うべきか。

不運が重なったことであなたが率いていたプロジェクトは失敗。責任を取らされるように、左遷を命じられた。

あまりの絶望に前後不覚となり、ふと気が付いたときには、複合レジャー施設『丹霧ズーシーネイチャーパーク』のベンチに腰かけていた。

動物と触れ合い、寒々しい体と心を暖めようとしたのだろうか?

いずれにせよ、急いで片づけるべき仕事は今は無いのだ。あなたはパーク内を見て回ることにした。


【使命】空虚な時間を埋める。

蜘螺咲 鴎禅 :まったくもって無害

GM :どう考えても無害……

GM :不審人物なわけがない!

蜘螺咲 鴎禅 :空虚な時間をアニマルちゃんを見て癒させてくれ!

GM :どうぞ癒されて行ってくださいませ……

GM :よろしくお願いします!

蜘螺咲 鴎禅 :フフ…よろしく

GM :では、PC紹介が終わりました!

GM :あらためて、皆様よろしくお願いします! 楽しいセッションになりますよう!

乃木楓香 :よろしくお願いします~~

龍之介 :よろしくお願いします!!

蜘螺咲 鴎禅 :おねがいします

五野木 遥瑠 :よろしくお願いします!

GM :ではオープニングに入っていきます。

GM :====

GM :====

【OP:龍之介】

GM :──『丹霧ズーシーネイチャーパーク』。

GM :──ペンギンのおさんぽコース。

GM :『丹霧ズーシーネイチャーパーク』は、そこそこ大規模のレジャー施設である。

GM :大きな特徴は、動物園と水族館をひとところに纏めた、お得な設計になっていることだろう。

GM :サマーシーズンには、家族連れやカップルでにぎわう、地域の観光スポットだ。グッズも多い。

GM :動物園と言えば握り飯であるが、新鮮な魚介を活かした握り寿司が楽しめることも特徴だろう。

GM :しかし、シーズンを過ぎると、その客足は遠のく。

GM :屋外の施設は寒いのだ。嫌になる。

GM :大規模な施設であるため、維持費も高く……オフシーズンを乗り切ることは、パークにとって死活問題だった。

GM :これは、厳しい季節を乗り切るための施策の一つ。ペンギンさんが園内をおさんぽし、来場者に間近で愛想を振りまくコーナーだ。

来園者 :「キャ~! ペンギンよ!」

GM :黄色い声が上がる。客たちの視線とスマホのカメラが、群れの先頭を歩くペンギンに向けられる。

龍之介 :よちよちよちよちよち…………………

龍之介 :戦闘を肩で風を切って颯爽と歩く。

龍之介 :拙者は武士。媚びるような真似はせぬ。

来園者 :「龍之介~~!」

来園者 :「こっち見て~~!」

龍之介 :媚びるような真似はせぬ……

龍之介 :声がした方にちらっと目線を向ける。

来園者 :「キャ~可愛い! お魚あげるよ~!」

龍之介 :「!!」

龍之介 :てちてちてちてち……とよっていく。

龍之介 :媚びているわけではないのだ。

龍之介 :もらってやらねば可哀想でござるからな。

来園者 :「キャァ~ッ私のお魚をッゲホッゴホッガッ」

GM :感極まった来園者は呼吸不全を起こし失神してしまう。

龍之介 :おろおろしている。

GM :パークではよく見る光景だ。

GM :慣れた様子で、飼育員が救助活動を行っている。

飼育員 :「AEDを作動します。皆さん距離を取ってください。ペンギンを部屋に戻して」

飼育員 :てきぱきとした指示だ。彼らもまたプロフェッショナル……

GM :そんな飼育員に運ばれ、氷山を模した部屋へと龍之介は連れ戻された。

龍之介 :(自分で歩けるというのに……)と思いながらも捕まった宇宙人のように連れ戻された。

龍之介 :「うーむ、また人が倒れてしまった……」

龍之介 :「ただでさえ人がいない時期があるというのに……」

GM :『龍之介を見せて!』『俺のお魚を食べさせたい!』というファンの声が遠くで聞こえる……

GM :飼育員は暴徒と化した来園者を必死で抑えつけているのだ。

GM :ここまでペンギンさんに人気が集中してしまう理由は明白だった……対抗者の不在だ。

龍之介 :「ううむ」羽根を組んで唸っている。

龍之介 :「拙者は非常に丹霧ズーシーネイチャーパークにお世話になっているでござる…………………」

龍之介 :「午後の紅茶を午前中に飲まされたり山でたけのこの里を食べさせられたりせず……」

龍之介 :「おいしいご飯に愉快な仲間、襲われる心配のない寝床、楽しいおさんぽコースと健康面も申し分ない」

龍之介 :「拙者の力が役に立てばと思っていたが……拙者一人では限界があるかもしれぬ」

龍之介 :「どうしたものか……」

飼育員 :「ハァハァ……何とか帰ってもらえた……」

GM :飼育員が近くの控室に戻ってきた気配がする。

龍之介 :よちよちと控室のそばによって聞き耳を立てている。

飼育員 :「最近、ますます酷くなってないか?」「軽傷4名、今日は重傷は出ていませんから、いい方です」

飼育員 :「どうしたもんかな……龍之介が一度テレビで紹介されたこともあるからって、オーナーがプッシュしすぎなんだ」

飼育員 :「他にもいい動物はたくさんいるのに、パークの設計自体が龍之介推しですもんね」

飼育員 :「ペンギンハウスがもう正門ゲートより大きいもんな」

飼育員 :「ペンギンハウスに二階ステージ席が作られたのには驚きましたね。三階を作る計画もあるとか」

飼育員 :「来園者の4割はペンギンだけを見て帰ってしまう……この時期になるとその割合は8割にも昇る」

飼育員 :「なんとか他の動物にも目を向けてもらわないと、私たちが持ちませんよ!」「わかってるさ、どうしたもんか……」

GM :飼育員たちは議論を続けていたが、やがて諦めたように控室は静かになる。

GM :また全面戦争(おさんぽのじかん)が始まるのだ……体力を僅かにでも回復させるため、仮眠を取ったのだろう……

龍之介 :「ううむ……」会話を盗み聞きしていたが、静かになったのでまた唸る。

龍之介 :「たしかにここ丹霧ズーシーネイチャーパークはペンギンのほかにも良い動物たちがたくさんいるでござる…………………」

龍之介 :「拙者が役に立てるのなら……とブレイクダンスを練習していたが……」

龍之介 :「かえって拙者が注目を集めるのはよくないのかもしれないでござるなあ」

龍之介 :頭でくるくると回りながら羽根を組んでいる。

龍之介 :「そもそも、おさんぽをしているといってもしっかりと他の動物たちを一匹一匹見ているとはいいがたいでござるな」

龍之介 :「何か良い動物がいれば拙者がぷろでゅーすしてもいいでござる、あの子狐のように……」

ぽんた :「子狐がいるんですか?」

ぽんた :ペンギンハウスに紛れ込んでいる子狐が首を傾げている。

ぽんた :「ここにはペンギンしかいませんよ、おやびん!」

龍之介 :「そ、そうかもしれぬ……」

龍之介 :檻を脱走したから後で怒られるんだろうな……でもぽんたは自分をペンギンだと思っているから理解できないんだろうな……と思って切なくなっている。

ぽんた :「あたしもおやびんみたいな立派なペンギンになる!!」

龍之介 :「ううん……ではぽんたの修行も兼ねて……この丹霧ズーシーネイチャーパークがどんなところなのか、おさんぽしてみるのもいいかもしれないでござる」

龍之介 :「己の才能に気づいていない眠れる原石がいるかもしれないでござるからな」

ぽんた :「あたしもついにぺんぎんさんのおさんぽコーナーデビュー!?」

龍之介 :「ええと……まずはひっそりと二人きりで特訓するでござる」

ぽんた :「おやびんと特訓!!」

龍之介 :自分がおさんぽコーナーの時間にいなかったら迷惑をかけてしまうかもしれない……

龍之介 :だからなるべくおさんぽコーナーの時間には戻れるようにしつつパーク内をお散歩することにした。

龍之介 :プライベートおさんぽコーナーだ!

龍之介 :「ぬぬん!」忍者らしく変わり身の術を使い、龍之介人形を生み出す。

龍之介 :「これでしばらくの間は拙者がここで眠っていると思われるでござろう…………………」

龍之介 :「いくでござるよ、まだ見ぬ原石を探しに!」

龍之介 :普通に合鍵を懐から取り出すとペンギンハウスの鍵をあける。

ぽんた :「おそと!わーい!」子狐があとをついてぽてぽてと出てくる。

しおから :「…………」ペンギンハウスの影に隠れて静かに伏せていた犬が寄ってくる。

龍之介 :「しおから、いつもご苦労。では……さん忍で出発でござるよ、プライベートおさんぽコーナーに!」

龍之介 :三つの影が静かに……てちてち、ぽてぽて、てとてとと……丹霧ズーシーネイチャーパークを歩き出す。

GM :====

【OP:五野木遥瑠】

GM :──丹霧ズーシーネイチャーパーク・正門ゲート前。

GM :ひゅう、と足元を枯葉がすり抜けていった。

GM :灰の空が遠くに佇んでいる。

GM :あえて空を見上げてしまうくらいに、ゲート前は閑散としていた。

GM :ペンギンを見に来た客のラッシュが終わると、人の影は少なくなる。この時期には毎日のことだ。

警備員 :「う~、冷えてきたなあ」

警備員 :「五野木さん大丈夫? 最近冷えるよねえ」

警備員 :老年の警備員があなたに尋ねる。

五野木 遥瑠 :「いや~ホンット寒いですよね~!」

五野木 遥瑠 :手をすり合わせながら答えるのは、妙な風体の若い女だ。

五野木 遥瑠 :「昼お客さんバーッって来るじゃないですか~、そんときは忙しいから結構暑くけど」

五野木 遥瑠 :「ペンギン見終わったらみんなす~ぐ帰っちゃってこのスカスカでしょ」

五野木 遥瑠 :「ずーッと寒いならホッカイロで済むけど、寒~暑~寒~じゃないですか」

五野木 遥瑠 :「もう汗かくしかいた汗で冷えるしでとんでもないですよ~!」

警備員 :「若い女性が体を冷やすのは良くないよねえ」

警備員 :「僕なんかはもうかく汗も無いからさ……もっといいバイトあるんじゃないの?」

警備員 :「あんまり大きな声じゃ言えないけど、若い子はバイトでもペンギンハウスに召集されるっていうし……」

警備員 :老人は不安そうにしょぼくれている。

五野木 遥瑠 :「え~でもそれ言ったら毛井さんもご老体に寒さ響くって言うし大変じゃないですか?」

五野木 遥瑠 :「リウマチとか冷えるとよくないって聞くし老若男女ヤバいですよ冷えは!」

五野木 遥瑠 :「ペンギンハウスね~、なんかメチャクチャ大変そうですよねあそこ」

五野木 遥瑠 :「しょっちゅう人倒れてるとこでしょ? この前あそこの担当の人に聞いたんですけど──」

五野木 遥瑠 :「通勤の電車で倒れた人いたけど誰よりも迅速にAED使えたとか言ってましたよ、もう慣れちゃったとかって」

五野木 遥瑠 :「そう考えたら世のため人のために貢献してるのかも? ウチのペンギン」

五野木 遥瑠 :「や~でも実際担当はキツいな~」

警備員 :「そんなことはおこらない方がいいんじゃあないかな……」

五野木 遥瑠 :「んはは! そりゃそうか!」

警備員 :トランシーバーに通信が入る。二、三応答した老人が顔をあげる。

五野木 遥瑠 :「天下泰平、世はなべてこともなしが一番、……?」

五野木 遥瑠 :「……あれ、コトあっちゃった感じですか?」

警備員 :「やあ、幸いにもペンギンハウスじゃないみたいだけど」

警備員 :「動物園エリアに妙な男がいたって……『あれを閉じ込めているんだろう。救い出してやる』と言っていたとか」

警備員 :「奇妙な格好をしていたのに、消えるように立ち去ったんだと」

警備員 :老人はあなたをじっと見る。

警備員 :「念のため、応援が欲しいそうだよ」

五野木 遥瑠 :「奇妙な恰好……」

五野木 遥瑠 :「これより奇妙?」自分の両目と結び髪を指さして見せる。

警備員 :「いやあ、それがよく……”ロックだった”って」

警備員 :「五野木さんは変じゃないよお」

五野木 遥瑠 :「ロック? ロックって言うと」

五野木 遥瑠 :「こう……革ジャンとか? ギター壊したりとか?」解像度が低い

五野木 遥瑠 :「モヒカンとか?」むしろパンクだが、区別がついていない

五野木 遥瑠 :「白塗りとか?」おそらくヘヴィメタ

五野木 遥瑠 :「それはかなり……奇妙ですね……!」

五野木 遥瑠 :頭の中に思い描くのは革ジャンを着た白塗りのモヒカンがギターを破壊している図だ。

五野木 遥瑠 :「え~ありがとうございます~! オシャレでやってるんですけど変って言われること多いんで~」

五野木 遥瑠 :「……とか、話してたいけど」

五野木 遥瑠 :「行かなきゃなんですよね~、応援要請だし~……」

五野木 遥瑠 :「は~行きたくな……不審者対応とか……」

五野木 遥瑠 :「ま~でも、毛井さんに行かせるほどワルじゃないんで」

五野木 遥瑠 :「応援行ってきます! ここお願いしますねー!」

警備員 :いやあすまないね、と笑いながら見送る。

五野木 遥瑠 :通報があった動物園エリアの方へ小走りで駆けてゆく。

五野木 遥瑠 :「も~不審者もな~、もっと春とかに出てほしいんだけどな~」

五野木 遥瑠 :(……でも、そんな目立ちそうなやつが風のように消えたっていうのはちょっと気になるかな?)

五野木 遥瑠 :独り言ともに現場へ走りながら、ふと頭の中に浮かんだ疑念を笑う。

五野木 遥瑠 :「ま~、あり得なくはないけどねえ」

五野木 遥瑠 :「でも不審者ってそういうもんだし。大丈夫っしょ」

GM :動物園エリアにも人影は少ない。

GM :ひやりとした空気に響く靴音を、ガラスの向こうで熊が見ていた。

GM :====



【OP:乃木楓香】

GM :──私立宇賀品学院。

GM :御斎分校の一つである、忍者養成機関だ。

GM :紅葉は既に木々ではなく、地面を彩の中心にしつつある。

GM :美化活動と称して放課後の時間を拘束し校内の枯葉を掃かせる……生徒の自立を重んじる校風のなせる業だ。

GM :ぐったりと時間が流れる中、生徒たちは手よりも口を動かすことに集中していた。

一般生徒 :「だからさ、ホントにすごいんだって、リュウノスケ!」

一般生徒 :「ダンスできんだよダンス! ペンギンなのに!」

一般生徒 :スマホの画面を見せあっている。6秒程度の動画が繰り返し再生されているようだ。

乃木楓香 :秋用のブレザーに衣替えした少女。厚手の袖から白く細い手首を覗かせ、適当に箒を動かしている。

一般生徒 :笠を被ったペンギンが、確かにダンスと言えなくもないステップを踏んでいる……ような映像だ。

乃木楓香 :こうした所作の一つにも忍びとしての術の基本が詰まっていると先生方は仰るが、多分ウソだと思う。あの人達は大抵の苦労についてそういうことを言う。

乃木楓香 :「……何見てるの?ペンギン?」

乃木楓香 :ひょこ、と後ろからつま先立ちでモニターを覗く。

一般生徒 :「おっノギフーも気になる感じ?」

乃木楓香 :「そりゃ〜こんだけ騒いでたらなるでしょ」

乃木楓香 :私だってやりたくてやってないが、やらないと終わらないのだから仕方なく手を動かしていた。だけど皆そろってこの様子じゃ、流石にバカらしくなってこの輪に混ざることにした。

一般生徒 :「さすが記者魂だな~。ペンギン記事にしない?」

一般生徒 :「ズーシーパークの龍之介だよ! お姉ちゃんがこの前会えたんだって!」

乃木楓香 :「ええ〜?動物園の記事なんて大抵がお金払って書かせてる広報じゃないの?」

乃木楓香 :それっぽく知った口を叩いているが、特に根拠はない。

乃木楓香 :「今どきペンギンってだけじゃ珍しくないと思うけど……そんなにすごいの?」

一般生徒 :「ダンスするって」

一般生徒 :「あとなんか……カサかぶってる」

乃木楓香 :「マジ?」スマホを二度見する。「わ、マジじゃん」

乃木楓香 :「こんなのどうやって躾けたんだろ……」

一般生徒 :「マジマジ~。天才なんじゃない?」

一般生徒 :わかんないけど、と笑う。

乃木楓香 :「確かにやけに賢いやつっているよね。でなきゃヤラセとかだ」

一般生徒 :「それを暴く!っていう記事とかはどう?」

一般生徒 :「アハハ、もし書いてたらいいねつけちゃう」

一般生徒 :特に本気にもしていない様子で笑っている。

乃木楓香 :「ええ〜?そりゃマジでヤラセだったら書きますけどぉ」

一般生徒 :「じゃあ絶対ヤラセだよ~」

乃木楓香 :「おお〜? 書くの私だからって好き勝手言うじゃん」

乃木楓香 :「言っとくけど、結論を先に決めつけるなんて三流のゴシップ雑誌がやることだかんね」

乃木楓香 :「私のはガチのマジの真実!小説家とかじゃないんだっての」

一般生徒 :「おお~、カッコイイ! ジャーナリスト!」

乃木楓香 :「へへ。っしょ?」

乃木楓香 :得意げに鼻先を擦っている。

女生徒 :「あ、すみません」

女生徒 :あなたの背後を女子生徒が通る。枯れ葉で膨らんだゴミ袋を抱えているようだ。

女生徒 :クラスメイトとして記憶しているかもしれない。鈴白、という名前の大人しい生徒だ。

乃木楓香 :「ん、おつ」

乃木楓香 :マジメだな〜、と思いながら道を譲る。

鈴白 :「はい。葉っぱ入れますか?」袋の口を広げる。

乃木楓香 :「あ。あー……皆の、どこ溜めてたっけ?」

一般生徒 :えー、どこだっけ、と散り散りになっていく。

乃木楓香 :あーこっちか、と笑いながら輪を離れて落ち葉の集まった場所に向かう。

乃木楓香 :「じゃ、袋構えてくれる?」

鈴白 :「はい」広げた口を支える。

乃木楓香 :こっちこっち、と箒をテイクバックしながら。

乃木楓香 :「……私の知り合いが言ってたんだけどさ」

乃木楓香 :「なんか、達人?になるとこれくらいの葉っぱの山も一発で全部袋に入れられるんだって」

鈴白 :「達人」

乃木楓香 :「らしーよ。知んないけど」

鈴白 :「ええと、はい」

乃木楓香 :忍びとしてそういう修行を受けたことがあるが、さっぱり要点が掴めないまま普通に掃除をして終わった。

鈴白 :「その……記者さんなんですか? 新聞部とかじゃなくて」

乃木楓香 :「あー……いや、なんていうか。取材対象?」

乃木楓香 :「めちゃめちゃ鍛えてる現代の武術家!みたいな人に話聞いたことがあってさ。そのときに」

乃木楓香 :さっさかと箒を動かしながら適当に嘘を交えてごまかす。

鈴白 :「それは」

鈴白 :ぱちくりとまばたきをする。

鈴白 :「すごいですね」

鈴白 :すぐに袋が枯れ葉でいっぱいになる。口を結ぶ。

乃木楓香 :「だよね〜。どうやって鍛えてるんだか」

乃木楓香 :半分くらい本心だ。忍びになって日の浅い身としては、幼少から専心してきた連中との隔たりをどうしても感じてしまう。

鈴白 :「知りたくて、取材をしているんですか」

鈴白 :「わりとわかります。そういうの……あの」

鈴白 :「ペンギンもそうなんですけど、動物園って妙な噂がいろいろあるみたいなので」

鈴白 :「お気をつけて」

乃木楓香 :「お、聞いてたんだ」

鈴白 :「すみません」

乃木楓香 :「いいけど……気をつけるようなこと、ある?動物園でしょ」

乃木楓香 :呑気そうにケラケラと笑っている。

鈴白 :「確かに、そうですね」

鈴白 :「ただ……真実は、調べてみるまでわかりませんから」

鈴白 :「応援しています」

鈴白 :袋を持って立ち去っていく。

乃木楓香 :「ん、ありがとー」

乃木楓香 :適当に手を振ってそれを見送る。

GM :他愛のない会話だった。晩秋の放課後の、ただの一場面だ。

GM :表向きはいつだって、平和に始まっていく。

GM :====

【OP:蜘螺咲 鴎禅】

GM :──オフィス。

GM :とある医薬品企業のオフィスビルの一室。

GM :ガラス張りの会議室には光が取り入れられるが、本日はあいにくの曇りであった。

GM :しかしあなたの弁舌の前には、多少の天候の悪さなど、関係は無い。

GM :本日のクライアントは中華系大病院のエージェントだ。新薬の輸出に関する商談──社を挙げての大プロジェクトであった。

蜘螺咲 鴎禅 :プロジェクターには様々なデータが表示されている

蜘螺咲 鴎禅 :「こちらをご覧いただければお判りいただけると思いますが」

蜘螺咲 鴎禅 :「日本古来の製薬技術、漢方、現代薬学など」

蜘螺咲 鴎禅 :「その技術を注力して開発したのがこのHYOUROUGAN」

蜘螺咲 鴎禅 :「体調不良による変調」

蜘螺咲 鴎禅 :「あるいは疲れによって力を発揮できないなど」

蜘螺咲 鴎禅 :「そういったソリューションに対応した画期的な新薬」

蜘螺咲 鴎禅 :「ありとあらゆる状況において無駄にならない携帯性と即効性」

蜘螺咲 鴎禅 :「我々はこれをコンビニ販売も視野に入れた医薬部外品としての展開を考えております」

エージェント :あなたの話を集中して聞いている。

エージェント :かなりの好感触だ。

蜘螺咲 鴎禅 :「まさに現代のニンジャともいうべきビジネスマン必携となる事は請け合いでして」

蜘螺咲 鴎禅 :「御社のお力で大陸への販路の展開の為」

蜘螺咲 鴎禅 :「ぜひともビジネスパートナーとしてお力添えを願いたい次第です」

エージェント :エージェント同士が中国語で意見交換をしている。前向きな決意がうかがえる表情だ。

GM :あなたはエリートの営業職だ。成功させた大きな商談は一つや二つではない。

GM :その経験が直感として告げていた……この商談は、成功すると!

蜘螺咲 鴎禅 :「将来的には現地工場の建設も視野に…」

蜘螺咲 鴎禅 :契約書などをそろえて示す。

蜘螺咲 鴎禅 :ここがチャンスだ。

蜘螺咲 鴎禅 :(フフ…いいぞ。これは決まりだな)

GM :そのとき、端末の着信音が鳴る。

GM :エージェントの胸ポケットにあるスマホだ。画面をおもむろに確認する。

GM :途端に表情が変わる。何か、良からぬことが起こったということが伝わってくる。

蜘螺咲 鴎禅 :(む?)

GM :二、三、中国語でやり取りをしている……焦りと警戒が伝わってくる。

GM :あなたが様子をうかがっていると、会議室の扉がドン、と開かれた。

蜘螺咲 鴎禅 :「何事かね?今は商談中だよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「騒々しいのはお客様に失礼だろう」

部下 :「しっ、失礼しました、ですがチーフ……!」

部下 :「その商談が問題なんです……!」

部下 :タブレットの画面を示す。ネットニュースが記載されているようだ。

蜘螺咲 鴎禅 :「打扰一下(失礼しました)」

蜘螺咲 鴎禅 :そう断ってからネットニュースを見る

GM :そこに書かれていたのは、あなたの所属する会社の名前!

GM :そして、『違法な動物実験』『人体実験の恐れか!?』という毒々しい見出しだ!

蜘螺咲 鴎禅 :「な、何だこれは」

部下 :「ウチに潜入してたらしいんですよ、ゴシップ雑誌のライターが……!」

蜘螺咲 鴎禅 :「しかし、これは…本当なのか?」

部下 :「それは目下確認中ですが……」

GM :開発されていた薬品の名前までは公開されていない。しかし、見るものが見れば、あなたが指揮しているプロジェクトのそれであることは疑いようもない。

GM :ある程度の確証を持って記事が書かれていることは確かだ……!

蜘螺咲 鴎禅 :顧客の方を見る。

エージェント :ざわざわしているが……そのうち、一人が口を開く。

医龍 :「蜘螺咲サン」

蜘螺咲 鴎禅 :「は…」

医龍 :医龍(イーロン)氏……北京で三階以上の病院を建てるのならば彼の名前が必要だと言われるほどの利権の持ち主。

医龍 :意志が固く必要な時にしか口を開かない、その厳粛な姿から”鉄面”(マスク)の異名で知られている。

医龍 :「我々ハ、商売だけをしに来たのでハないのです」

医龍 :「医ハ仁術、日本の言葉でしょう」

蜘螺咲 鴎禅 :「それは…勿論」

医龍 :「これが間違いであると信じたいが。それを待つ時間ハ私にない」

医龍 :「残念です」

蜘螺咲 鴎禅 :「そ、そんな」

医龍 :目を伏せる。鋼のような姿勢からは、最早いかな言葉も通じないという絶望が感じられる……!

蜘螺咲 鴎禅 :「请稍等(お待ちください)出现了一个错误(何かの間違いなんです)」

蜘螺咲 鴎禅 :「请给我一个机会(チャンスをください)」

蜘螺咲 鴎禅 :(馬鹿な、私はエリートだぞ。こ、この程度のピンチは…)

GM :医龍が席を立つ。エージェントも連れられるように……

GM :人影が去っていく会議室。灰色の空だけがあなたを見下ろしている……

蜘螺咲 鴎禅 :「イーロン様!」

蜘螺咲 鴎禅 :ガクリ。

GM :……あなたは目を覚ます。灰色の空が視界を覆う。

GM :どうやら、意識を手放していたようだ……

蜘螺咲 鴎禅 :「…ああ」

蜘螺咲 鴎禅 :エリートスーツの面影もない。

蜘螺咲 鴎禅 :カラーコンタクトもしていない。

蜘螺咲 鴎禅 :アロハシャツと眼鏡をかけた男がそこには居た。

蜘螺咲 鴎禅 :「ハハ…居眠りか」

蜘螺咲 鴎禅 :「仕事に追われているわけでもないからな」

GM :閑散とした動物園であった。

蜘螺咲 鴎禅 :「平日にいい歳した男がこんな場所に居たら」

蜘螺咲 鴎禅 :「まるで無職にでも見えるんだろうな」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、殆ど無職みたいなもんだけどな」

GM :プロジェクトの失敗から、上層部には責任が課せられた。

GM :流石に職を奪われるようなことにはならなかったが、あなたはエリートコースを外れることを余儀なくされ。

GM :その失敗が影響したのか、その後も様々な不幸に見舞われ……今や窓際族、出社してもしなくても変わらないという存在になっていた……

蜘螺咲 鴎禅 :(会社に居ても販促チラシの折り込みとかそういうのしかやる事ないしな)

蜘螺咲 鴎禅 :(いっそ、ストロング缶とつまみでも買って昼から飲んでた方がマシか?)

蜘螺咲 鴎禅 :「いや…しかしな」

蜘螺咲 鴎禅 :「動物園か…来るのは何年振りだろう」

GM :シーズンオフの動物園は、少しびっくりするくらい客がいない。

GM :入り口近くのペンギン館の人混みには驚かされたが……それ以外の場所は、もはや人より動物の方が多い。

蜘螺咲 鴎禅 :「最近の動物園ってのはに何が人気なんだろうな。さすがにパンダはいないだろうが」

蜘螺咲 鴎禅 :「コアラとかいるかな」

蜘螺咲 鴎禅 :時計を見る。

蜘螺咲 鴎禅 :まだ、閉園までには随分と時間がある。

蜘螺咲 鴎禅 :「せっかくだし、見て回るか…」

蜘螺咲 鴎禅 :力なくベンチから立ち上がる。

蜘螺咲 鴎禅 :手には園内のマップ。

蜘螺咲 鴎禅 :「ペンギン?ペンギンって水族館じゃなくて動物園なのか?」

蜘螺咲 鴎禅 :「いや、ズーシーネイチャーだから海もあるのか?」

蜘螺咲 鴎禅 :そんな独り言をつぶやきながら

蜘螺咲 鴎禅 :歩き出すことにします。

GM :十何年振りかのレジャーの空気が、冷たく流れていた。

GM :====


GM :メインフェイズを開始します。

GM :今回のセッションの舞台は『丹霧ズーシーネイチャーパーク』。動物園エリアと水族館エリアが存在する大規模なパークです。

GM :なので、オリジナルのシーン表を使用します。

GM :シーン表にはそれぞれ効果があります! しかし選んでみるまでどのようなレジャーが発生するかはわかりません。

GM :追加のハンドアウトが出現することもあります。基本的に、シーンが効果を発揮するのは一度きりです。

GM :シーンはダイスを振ってもよいし、自分で選んでいただいても構いません。

GM :現在公開されているハンドアウトはPC4人のもののみ。

GM :メインフェイズは3サイクルで終了します。

GM :何か質問はありますか?

乃木楓香 :大丈夫でヤンス

五野木 遥瑠 :大丈夫のはず!

龍之介 :大丈夫でござる!

蜘螺咲 鴎禅 :大丈夫

GM :OK!

GM :====

【サイクル1:五野木遥瑠】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

五野木 遥瑠 :登場希望は……乃木さんかな 乃木さんに感情狙いに行きます

GM :ノギノギコンビだね

乃木楓香 :あっなるほどね 出ます

五野木 遥瑠 :他二人も出たいようだったらいて大丈夫!

GM :顔合わせもいいかもしれませんね

龍之介 :じゃあ出ペンギンします!

五野木 遥瑠 :あ~たしかに今回合同OPとかないから

五野木 遥瑠 :全員出て顔合わせしてもいいのかも

乃木楓香 :順番にハローしていくのもありだとは思うけどお好みっすね

蜘螺咲 鴎禅 :でようか

GM :出たくなったら出な!

GM :シーン表はどうするんだい~

五野木 遥瑠 :シーン表は……チョイスにしてみようか

五野木 遥瑠 :動物ゾーンの方からの要請って話だったし パンダ御殿で

GM :了解です!

GM :====


GM :1.パンダ御殿

GM :丁寧な装飾が施された豪勢な施設だ。パンダの太太(タイタイ)がふてぶてしく笹を食んでいる。

GM :やたらと豪華な装飾が施されているのは、太太を寄贈した中国からの出資があるのだろうか……

GM :シーンプレイヤーは妖術分野から選んだランダムな特技で判定を行う。成功すると特殊忍具「お金」をひとつ獲得する。

五野木 遥瑠 :おっ!

GM :判定するかい!

五野木 遥瑠 :振るぜ振るぜ

GM :では……

GM :2d6 (2D6) > 7[2,5] > 7

GM :指定特技は《言霊術》です!

五野木 遥瑠 :割と近いぞ 瞳術で代用

五野木 遥瑠 :2D6>=7 (判定:瞳術) (2D6>=7) > 8[4,4] > 8 > 成功

五野木 遥瑠 :やった!

system :[ 五野木 遥瑠 ] 忍具 : 2 → 3


GM :====

GM :──パンダ御殿。

GM :どことなくエキゾチックな空気が流れる建物だ。ペンギンハウスほどではないが、なかなかに豪華である。

GM :ガラスの向こうでは、パンダが寝ながら笹を食べている。

五野木 遥瑠 :閑散とした御殿の中、丸く結んだ髪を揺らしながら小走りで辺りを見回る。

五野木 遥瑠 :「ロックな不審者……ロックな不審者……」

五野木 遥瑠 :「……いやぜ~んぜんいなくない!?」

五野木 遥瑠 :室内なのに加え、ここまで小走りで走ってきたので寒さは幾分か薄らいでいる。

五野木 遥瑠 :ただそれはここを出たときにより寒く感じるということでもあり……

五野木 遥瑠 :「あ~ダメ! 全然おらんじゃないですか!」

五野木 遥瑠 :その不審者がどこかで暴れているのなら続報が入っているはずだ。それがないということは、少なくとも現在追加の被害は出ていないということだろう。

五野木 遥瑠 :「ちょっと休も……や、サボりじゃないですよ?」笹食ってるパンダに言い訳し、軽く一息つく。

五野木 遥瑠 :「は~あ……こりゃ実際、毛井さんに押し付けなくてよかったですよ」

五野木 遥瑠 :「……ん?」立ち止まり、見渡した通路の向こうに、一人の少女の姿を見つける。

五野木 遥瑠 :(この時間帯にお客さんなんて珍しいけど……)

五野木 遥瑠 :(ロックって感じじゃないし……不審者本人じゃなさそう)

乃木楓香 :秋用のカーディガンに身を包んだ、やや小柄な少女だ。カメラをパンダに向けて何枚か撮っている。

乃木楓香 :(……パンダってゴロゴロして笹食べてればちやほやされるんだな〜いいな〜と思ってたけど)

乃木楓香 :(思ってたほどじゃない……っていうか、大分寂れた園だなあ)

五野木 遥瑠 :「あの~、すみませーん」笹食ってるパンダ撮ってる少女へ声をかける

乃木楓香 :「へっ、私?」くるりと振り返る。

五野木 遥瑠 :「そうそう、そこのお嬢さん!」

五野木 遥瑠 :「あっ撮影はOKです、フラッシュ焚いてないしね!」

乃木楓香 :「あはは、そういうルールはちゃんと読んで守るようにしてるんで」

乃木楓香 :「で、どういうご用事でしょう。……もしかして、ここの職員さんですか?」

五野木 遥瑠 :「いや~助かります! ほんとね、みんなお客さんみたいにルール守ってくれれば私らも仕事楽なるんだけど!」

五野木 遥瑠 :「あっそうそう! ここの警備員の者なんですけど、園内で、……」

五野木 遥瑠 :不審者を見なかったか、と言おうとしてふと言葉を止める。不審者と明言してしまってもいいものか?

五野木 遥瑠 :「あ~……奇抜な恰好をした素早い人とか見ませんでしたか?」

乃木楓香 :「えっ……?」

五野木 遥瑠 :「なんか……ロックな人」

乃木楓香 :「ええ……? いや……見てないと思いますけど……」

乃木楓香 :「そういった方をお探しなんですか?」

五野木 遥瑠 :「ええ~、やっぱりいないかあ~……!」

五野木 遥瑠 :「寒くて幻覚見たんじゃないの担当の人……!」

乃木楓香 :「よければ、探すの手伝いましょうか?」

乃木楓香 :特に親切心ではない。施設の関係者なら、縁を作っておけば詳しい話を聞き出せるかもしれない……という打算。

五野木 遥瑠 :「あ~それすごい助かる! 助かるけど……お客さんに手伝ってもらうのは職務的に……!」

五野木 遥瑠 :「あのほら、私警備員なんだけど」

五野木 遥瑠 :「警備員が探してるってことは……ネ……」

五野木 遥瑠 :「"そういう"人かも……知れないんで……」

乃木楓香 :「あー……なんか危ない人なんだ」

乃木楓香 :「もしかして、連続殺人犯とか……?」

五野木 遥瑠 :「いやまだ分かんないですよ!? お忍びのロックバンドかも知れないし」

五野木 遥瑠 :「いやいやいや! 流石にそんなヤバい案件じゃないです」

五野木 遥瑠 :「なんかねえ、ここだけの話」

五野木 遥瑠 :「なんか怪しい格好した人が、『救い出してやる』とか言いながら入ってきてそのまま消えたとかで」わざとらしい顔で耳打ちする

乃木楓香 :「ええー……?」

五野木 遥瑠 :「ヤベ~環境団体とかだったらどうしようかな~みたいな」

乃木楓香 :(何それ面白そうなネタの予感……)

乃木楓香 :「なるほどー……うーん」

乃木楓香 :「じゃあ、手伝うってほどじゃないにしても」

乃木楓香 :「もし私がそういう感じの人を見かけたら、貴方に連絡する……くらいの協力なら、ダメってことないですよね?」

五野木 遥瑠 :「あっなるほど……!」

五野木 遥瑠 :「それだと私も助かるし……もしヤバい相手だった場合、お客さんを助けにも行けますね!」

乃木楓香 :「そうそう!もしそんなヤバい人がいたなら、私としても警備員さんに何とかしてもらいたいもの」

五野木 遥瑠 :「ええ~じゃあ、申し訳ないけどぉ……お願いしちゃっていいですか?」

乃木楓香 :「もちもちです。連絡、どこにつければいいですか?」

乃木楓香 :「って、一方的に聞き出すのもあれですよね。これ、私のなんですけど」すす、と慣れた手付きで名刺を差し出す。

五野木 遥瑠 :「あっこれはどうもご丁寧に……」

乃木楓香 :やや飾り気のついた紙面に「女子高生記者」の肩書と乃木楓香という名前、連絡先が記されている。

五野木 遥瑠 :「女子高生記者……女子高生記者?」

五野木 遥瑠 :「なんか……ライターさんとかやってる感じですか?」

乃木楓香 :「えへへ、そうそう。学校に通いながらそういう仕事受けてて」

乃木楓香 :「折角なんでJKであることもアピールしちゃおーって。ほら、そういうブランディング?みたいなのも大事じゃないですか」

乃木楓香 :どこか誇るような笑顔を浮かべながら言っている。

五野木 遥瑠 :「なるほどなるほど~、たしかに掴み大事ですもんね! 私も今まさに掴まれちゃったし!」

乃木楓香 :「えへへ。そういう感じなんで、警備員さんの忙しい用事が片付いたらお話聞かせてほしいな〜って思っちゃったりして」

五野木 遥瑠 :「高校生でライターやってるなんて立派だなあ! ……あ、ていうか」

五野木 遥瑠 :「名前『のぎ』さんなんだ。私『ごのぎ』なんですよ!」

乃木楓香 :「え〜!2/3同じ!」

五野木 遥瑠 :言いながら、スマホを操作してSNSのホーム画面を見せる。『五野木 遥瑠』のユーザー名と、特徴的な色合いの瞳をアップにしたアイコン画像。

乃木楓香 :「おー、ほんとだ……あ、じゃあフォロー投げときますね」

乃木楓香 :「何かあったらDMしますので!」

五野木 遥瑠 :「あっ助かる~! ありがとうございます!」

五野木 遥瑠 :そう言いつつ、にこやかにフォローを返す。

乃木楓香 :割とメインの活動地点がSNSとかなのでフォロワー数は結構多い。特に術とかはかかってないぞ。

五野木 遥瑠 :瞳術の家系。アイコンに設定された瞳の色は、画像越しですら見た者の警戒心を僅かに解くだろう。


五野木 遥瑠 :という感じで感情判定を……いいですか?

GM :指定特技を宣言しな!

五野木 遥瑠 :瞳術で行きます!

GM :振りな!

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功

五野木 遥瑠 :よし!

GM :素晴らしい!

五野木 遥瑠 :ET

五野木 遥瑠 :ET 感情表(6) > 狂信(プラス)/殺意(マイナス)

乃木楓香 :et 感情表(6) > 狂信(プラス)/殺意(マイナス)

GM :ww

乃木楓香 :ええ〜〜

五野木 遥瑠 :出たな狂信殺意

GM :相互6かあ

乃木楓香 :まあ……狂信かな 警備員さんならなんとかしてくれるだろうの延長の……

五野木 遥瑠 :メチャいい人やん~の狂信にしとくか……


五野木 遥瑠 :「いやマジ助かっちゃうな~! 見つけたらすぐDMしちゃってくださいね!」

乃木楓香 :「はーい!お仕事頑張ってくださいねぇ」

五野木 遥瑠 :「ま~でも、実際いるかは分かんないですけど。すぐ消えたっていうし……」

五野木 遥瑠 :「ほら、ここペンギンが有名じゃないですか」

乃木楓香 :「あー、それ私も気になってたんですよね! 踊る天才ペンギンがいるって」

五野木 遥瑠 :「そうそうそれそれ! そのペンギンの担当の職員の人に聞いたんですけど」

五野木 遥瑠 :「あまりにも毎日人がペンギンに押し寄せるから夢に見るようになったとか、幻覚に見るようになったとかって」

乃木楓香 :「ええ〜……?」

乃木楓香 :「ただごとじゃなくないですか?それ……」

五野木 遥瑠 :「その人の担当してたときに、人波でもみくちゃになったおじさんがたまたま警備員の列を抜けちゃったらしくて」

乃木楓香 :(やっぱり何かありそうだね……この園のペンギンには)

五野木 遥瑠 :「幸い……幸い? そのおじさんはペンギンのかわいさに卒倒して大事にはならなかったみたいなんだけど」

乃木楓香 :「……うん?」

乃木楓香 :「もともと疾患があったとかではなく?」

乃木楓香 :「かわいさに卒倒……?」

五野木 遥瑠 :「もしそのまま抱えて逃げられてたら……とか考えて、もうそのペンギンとおじさんの光景が頭から離れなくなっちゃったらしいんですよね」

五野木 遥瑠 :「そうそう、なんかねえ、すごい人倒れるんですよねここ」こういう話をポロポロするから人望がない

乃木楓香 :「え〜……尋常じゃないですね……!」ちょっと興奮気味にメモを取っている。

五野木 遥瑠 :「マジマジ、ここだけの話、ここの職員さん異常にAEDの扱い上達してるし」

乃木楓香 :「やっぱり普通のペンギンじゃない気がしますね……これは単なる想像ですけど」

乃木楓香 :「たとえば、ものすごい特異体質で……人間を魅了するフェロモンを放ってたりするとか」

乃木楓香 :もしかしたらその辺りに詳しい大学の先生とかにもインタビューしたりする必要もあるかな……などと考え始めている。

五野木 遥瑠 :「フェロモン説はさ~すがに聞いたことはないけど、でもすんごい人気だからなあ……一概に否定はできないかも……」

五野木 遥瑠 :「いやほんと、その担当さんがメチャクチャ真剣な目でその話するもんだからさあ」

五野木 遥瑠 :「幻覚はさすがに見ないけど、なんだか私までその光景を想像しちゃって……」

五野木 遥瑠 :「くたびれたおじさんが、あのちっこい笠被ったペンギンと正対するような図を……」

五野木 遥瑠 :「あ~そうそう、あんな風……に……?」

乃木楓香 :「笠って……それは誰かが被せたんじゃないですか?」

五野木 遥瑠 :彼女の背後を指さしながら、自分自身目を疑うように声を萎ませる。

乃木楓香 :「……ん?」

龍之介 :ペタペタペタペタ…………………

乃木楓香 :ゆっくりと振り返る。

乃木楓香 :「………………」

龍之介 :おしりをフリフリしながら、笠をかぶったペンギンが歩いてくる。

乃木楓香 :「被っとる…………」

五野木 遥瑠 :「おるな……ペンギン……」

龍之介 :アロハシャツを着たくたびれたおじさんを心配そうに見つめている。

乃木楓香 :「えっ……いいんですか?ここパンダコーナーですけど……ってかゲージの外ですけど」

乃木楓香 :「これは……脱走……なのでは?」

乃木楓香 :大丈夫なの?と五野木さんの方を見る。

蜘螺咲 鴎禅 :「ふゥ…」

蜘螺咲 鴎禅 :「パンダが居るとはな…」

蜘螺咲 鴎禅 :「上野とか和歌山のアドベンチャーワールドにしかいないと思ってたが…居るところには居るんだな」

龍之介 :心配そうに下から蜘螺咲さんの顔を覗き込んでいる。

龍之介 :「パンダは嫌いでござるか?」人語を喋っている。

蜘螺咲 鴎禅 :「…流石に…疲れてるんだろうな」

蜘螺咲 鴎禅 :「ペンギンが喋るわけないもんな…」

龍之介 :「疲れてるんでござるね……可哀想でござる」

龍之介 :うんうんと頷いている。

蜘螺咲 鴎禅 :「優しいペンギンだな…幻覚だとしても」

蜘螺咲 鴎禅 :「そうだ…次はピンクのカバでも見に行くか…きっと…居るだろ」

蜘螺咲 鴎禅 :「パンダと喋るペンギンが居るんだもんな…」

龍之介 :「ううむ……とても疲れていそうでござるなあ」

龍之介 :ペタペタペタペタ…………………と歩いて五野木さんと乃木さんの間を通り、パンダの檻に近づく。

龍之介 :「太太殿、拙者とて武士。媚びへつらってまで生き延びようとはしないいう心意気には、同意できるでござるが」

龍之介 :「お主がもっと気合を入れれば、この丹霧ズーシーネイチャーパークとて、ここまでの危機に陥っていないのでござるよ」

龍之介 :「目の前にこれだけお客様がいるのだから、もっと食って寝てるところ以外も見せたらどうでござるか」

龍之介 :人語でパンダに説教している。

GM :パンダは話を聞いているのかいないのか、ぷー、と鳴いています。

GM :たぶん日本語が難しいんじゃないかな。

蜘螺咲 鴎禅 :「なあ…お嬢さんたち」乃木さんと五野木さんに

乃木楓香 :「……………」

五野木 遥瑠 :「あ~ヤバいヤバいヤバい見えとる見えとる見えとる!!」

乃木楓香 :「……ペンギンが喋ってる!!!?」

蜘螺咲 鴎禅 :「あのペンギンが喋ってるの…聞こえる?ハハ…いや冗談だ」

五野木 遥瑠 :「幻覚が見える~ッ!! やっぱ寒いから!?!?」

乃木楓香 :「しかもなんか……武士言葉じゃなかった!?ござるって言ってた!!ござるって!!!」

蜘螺咲 鴎禅 :「…みんな疲れてんのか…やべーな現代社会の闇ってヤツか…」

五野木 遥瑠 :「"見える"ならまだしも聞こえるのはマジヤバいって! マジじゃん!!」

蜘螺咲 鴎禅 :「そういえば若い女性の自殺が増えてるっていうし…」

乃木楓香 :「げ、幻覚……?幻覚なんですかこれ……??」

五野木 遥瑠 :「……あっでも」

龍之介 :「ほら、太太殿がだらけているからみんな困っているでござるよ」ぷんぷんと羽根をふっている。

乃木楓香 :むにーーっと自分の頬をつねって。

五野木 遥瑠 :「ひょっとしてこちらは……本物? のお客さん?」蜘螺咲さんに恐る恐る尋ねる

蜘螺咲 鴎禅 :「平日に動物園に俺が居ても問題ないなら客だよ」

乃木楓香 :「わ、わかんない……!触れば幻覚かどうかわかるかも!」

乃木楓香 :近づいていって龍之介くんにおそるおそる触ろうとします。

蜘螺咲 鴎禅 :「あれは俺が幻覚を見てるか動物園の案内ロボかそうでなきゃ」

蜘螺咲 鴎禅 :「喋るペンギンが居るんだろ」

龍之介 :「むむ……普段は撫でるのは禁止なのでござるが。お忍びでござるからな……」

乃木楓香 :ふにふにふに。

龍之介 :静かに頭を下げている。撫でられるつもりだ。

乃木楓香 :「うわっ…………手触りすご……」

乃木楓香 :「な、何これ……どこのシャンプーリンス使ってるの……?」

五野木 遥瑠 :「あ~よかった!! 阮さんの幻覚がうつってなくて!!」阮革(げん・かく)さんはペンギンハウスの従業員だ

龍之介 :褒められて恥ずかしそうにもじもじしている。

乃木楓香 :ふにふにさわさわ。魅入られたように頭をなでている。

龍之介 :「ぷー…………………?はわからぬ……全てここの者に任せている故…………………」もじもじしている。

龍之介 :笠を外して手に持ち、なでられている。

乃木楓香 :「へぇー、そうなんだぁ……」

乃木楓香 :「…………あれっ今私に返事した?」

蜘螺咲 鴎禅 :「すげぇーな、最近の動物園」

乃木楓香 :「え……ええ? じゃあ、幻覚じゃなくて? ほんとに喋れるんだ??」

五野木 遥瑠 :「……あ? て、ことは、逆に、あれは……?」撫でられているペンギンの方をぎこちなく振り向く

蜘螺咲 鴎禅 :「流石に忍じゅ…いや、でもオウムだって訓練すりゃ喋るもんな」

蜘螺咲 鴎禅 :「九官鳥だって喋るんだからペンギンも気合入れりゃあ喋ってもおかしくないな」

五野木 遥瑠 :「ウワーッ脱走しとる脱走しとる脱走しとる!!」

蜘螺咲 鴎禅 :「よし、私の頭はまだおかしくない」

五野木 遥瑠 :「いやていうか喋っとる!!」

乃木楓香 :「確かに……オウムや九官鳥も喋るから……ペンギンも頑張ればいける……?」

五野木 遥瑠 :「あっそうかも……そうかも知れない……鳥だし……」

龍之介 :「あっあっ、客ではなくここの者であったか」五野木さんを見てあわあわしている。

蜘螺咲 鴎禅 :「あー…従業員の人」

蜘螺咲 鴎禅 :「そこのアンタ、新入りかい?」

乃木楓香 :「と、とりあえず動画!これ撮り逃したらめちゃめちゃ後悔する気がする……!」撫でるのをやめてスマホのムービー機能を起動する。

五野木 遥瑠 :「あっはい、警備員だしバイトですが」

蜘螺咲 鴎禅 :「だったら、脱走って決めつけんのは早いんじゃないか?」

蜘螺咲 鴎禅 :「ほら、動物園はふれあいとかそういうのあるだろ?」

蜘螺咲 鴎禅 :ペンギンの近くによっていく。

蜘螺咲 鴎禅 :(勝手に出てきたんなら私がごまかしておくからさっさと帰りなさい)小声で龍之介に話す

龍之介 :「………………!!」感動している。

五野木 遥瑠 :「あ……たしかに……ふれあい……」

蜘螺咲 鴎禅 :「そういうのかもしれない。ふれあいコーナーってのもあったはずだろ?そこに行く途中なんじゃなないか?」

五野木 遥瑠 :本来なら既にペンギンのお散歩タイムは終了しているはずである。

乃木楓香 :「あのー、私は乃木楓香っていいまーす。ペンギンさんのお名前を、教えてくれますかー?」その横で龍之介くんにインタビューを試みている。

五野木 遥瑠 :しかし、無限に龍之介を推しペンギンハウスを野放図に拡大し続ける園長なら、新しくペンギンをメインにしたふれあいタイムを作ってもおかしくないかもしれない。

龍之介 :「お主も随分疲れているというのに……出会ったばかりの拙者にそこまで優しくしてくださるとは…………」ペンギンの大きな目が潤んでいる。

龍之介 :「あっ、拙者は龍之介でござる」反射でインビューに答える。

五野木 遥瑠 :「……そうですね!! そういうことにしとくか!!」

蜘螺咲 鴎禅 :「仕事には息抜きが必要なんだ」

乃木楓香 :「へぇ、龍之介くん!あれ、ここのペンギンってメスだったような……」

蜘螺咲 鴎禅 :「ペンギンだってそうだろ」

龍之介 :「拙者は女でござるよ」不思議そうに首を傾げている。

龍之介 :「お客様にそこまで優しくして頂いて……龍之介、感激でどうしたらいいか……」

乃木楓香 :「あ、そうなんだ! じゃあ龍之介ちゃんだね! しかし日本語流暢ですごいねー」

龍之介 :「……しかし、拙者も仕事をすべく、目的があって今お忍びで歩いているでござる」

蜘螺咲 鴎禅 :「そうだ、じゃあ動物園を案内してくれないか?」

蜘螺咲 鴎禅 :「用事があるならついででいいさ」

蜘螺咲 鴎禅 :「私はこう見えてヒマなんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「見たまんまかもしれないけどな」

龍之介 :じっと見上げている。

龍之介 :「拙者はお客のみんなが暇であるかそうであるかは分からぬが……」

龍之介 :「暇な者も忙しい者も、等しく我々が心をときめかせられなければ、ならないと思っているでござるよ」

龍之介 :「だから、勿論。拙者が案内をするでござる…………………二人も一緒にくるでござるか?」

蜘螺咲 鴎禅 :「プロだねぇ」

龍之介 :蜘螺咲さんに頷いて見せた後、ひょこっと後ろの五野木さんと乃木さんも見つめる。

五野木 遥瑠 :「ペンギンがすごいパフォーマーとしてのプロ意識を見せてるよ~」脳の処理が追いついてない

乃木楓香 :「えっ、龍之介ちゃんが案内してくれるんだ?」

五野木 遥瑠 :「いやでも……そう、そうですね、行きます、行きましょう!」

乃木楓香 :「私はもちろん嬉しいけど、五野木さんは……」お仕事中だけど大丈夫かな、とちらっと見て。

乃木楓香 :「あ、大丈夫なんだ。じゃあ一緒に行きましょうか」

五野木 遥瑠 :これが脱走であろうとイベントだろうと、野放しにするのはかなりまずい。

五野木 遥瑠 :ましてや今は園内に不審者がいる可能性がある訳で……

五野木 遥瑠 :「そう……そう! お願いします! 行きましょう!」

五野木 遥瑠 :若干ヤケクソ気味に言い、おじさんと少女とともにペンギンの後に続くことにした。

GM :====

【サイクル1:蜘螺咲鴎禅】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :龍之介さんに感情をとろうと思ってます

蜘螺咲 鴎禅 :ふれあいコーナーを希望しますね

龍之介 :んぎ!!でます!!

GM :アイヨー

GM :====


GM :2.ふれあいコーナー

GM :カピバラやウサギに癒される。生物の暖かみ……

GM :シーンの参加者は、そのサイクル中に行うあらゆる判定にプラス1修正を得る。

龍之介 :まじで!?やった~~!!

蜘螺咲 鴎禅 :流石だ

蜘螺咲 鴎禅 :心が癒される

GM :特に判定などなくメリットを得られる! ただしこの効果も一回だけだ

GM :====


GM :──ふれあいコーナー『てまき』

GM :カピバラやウサギ、ちっさいヤギなどが飼育されているエリアである。

GM :なぜか足湯も完備されている。疲れを癒すことができる憩いの空間だ。

GM :湯気をかき分けて、カピバラが短い手足で行き来している……

蜘螺咲 鴎禅 :「フゥ~…最高だな」

蜘螺咲 鴎禅 :「ここのカピバラくんたちとは知り合いなのかい?」

龍之介 :「ちゃんと話したことはないでござるね。お互い顔くらいはみたことあるでござるが……」

龍之介 :羽根をフリフリとカピバラにふる。

カピバラ :「フギ」鼻を鳴らしている。

蜘螺咲 鴎禅 :「なるほど、まあ同じ動物園といっても色々か」

蜘螺咲 鴎禅 :「お、エサを売ってるな」

龍之介 :目をキラキラさせている。


蜘螺咲 鴎禅 :ここで『根』を使用してカピバラちゃんを草にしたいです

蜘螺咲 鴎禅 :よろしいでしょうか

GM :あ、どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :傀儡の術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=4 (2D6>=4) > 8[4,4] > 8 > 成功

龍之介 :成功してる!!

GM :成功ですね! カピバラが「草」になります


蜘螺咲 鴎禅 :「よしよし、かわいいなあ」

カピバラ :「フゴフゴ」懐いている。

蜘螺咲 鴎禅 :カピ原くんと名付けよう

龍之介 :「おお……!懐いているでござる…………………」

蜘螺咲 鴎禅 :「君もエサをやってみるかい?」

龍之介 :「むむ……」難しい顔をしている(らしいが、表情は変わらない)。

龍之介 :「拙者がそのようなことをしていいのでござろうか…………………」


蜘螺咲 鴎禅 :続けざまに感情をとる感じで判定したいです

蜘螺咲 鴎禅 :カピバラのエサを買って龍之介にプレゼントする

蜘螺咲 鴎禅 :つまり『経済力』で判定するというのはどうでしょうか

GM :よいとおもいます!

GM :どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功

龍之介 :成功だ!

龍之介 :感情表をふります!ETだったはず

龍之介 :ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)

龍之介 :おお……愛情で取得!

蜘螺咲 鴎禅 :ET 感情表(6) > 狂信(プラス)/殺意(マイナス)

GM :感情表の6率が高い

蜘螺咲 鴎禅 :殺意はないw

蜘螺咲 鴎禅 :狂信かな

蜘螺咲 鴎禅 :可愛さにメロメロ

GM :では〆をどうぞ!


蜘螺咲 鴎禅 :「大丈夫だよ、同じ園で働く仲間と食事をする」

蜘螺咲 鴎禅 :「それくらいチームとしては当然だ」

蜘螺咲 鴎禅 :「私もよく飲み会とかしたものだ…」(遠い目)

龍之介 :「おお……!」目をキラキラさせている。

蜘螺咲 鴎禅 :エサの入った袋を龍之介に渡す

龍之介 :コクコク!!と頷いて袋を受け取る。

龍之介 :「ありがとうでござる…………………!おやつをもらうばかりでござったが、まさか拙者があげる側になるとは……」

龍之介 :ちょっとウキウキしながら袋から小さなリンゴを取り出しカピバラに差し出す。

龍之介 :「蜘螺咲殿…………………でござったか。蜘螺咲は拙者やカピバラ殿にも優しい人でござるなあ」

龍之介 :「とても良い人でござる…………………どうしてお主がそんなに疲れることになってしまったのやら……」

龍之介 :自分の事のようにしょんぼりしている。

龍之介 :「そうだ、蜘螺咲殿も食べるでござるか?」

龍之介 :もらった袋からリンゴのかけらを差し出す。

龍之介 :「同じ園で働いてはござらぬが、仲間である故!」

龍之介 :ニコニコと差し出している(気配がするが、表情は変わっていない)。

蜘螺咲 鴎禅 :「きっと喜んでいるさ」

蜘螺咲 鴎禅 :「リンゴか」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、エサ用だから甘さとかも関係ないだろうがせっかくだから頂こう」

蜘螺咲 鴎禅 :すこしモシャモシャするが

蜘螺咲 鴎禅 :窓際部署で味わうコンビニ弁当より温かみを感じた

蜘螺咲 鴎禅 :これが…心!

カピバラ :「ふが」

カピバラ :鼻を鳴らしている。

龍之介 :「…………」クールを装っているが、喜んでぴょこぴょこ体が揺れている。

龍之介 :「どうしてみんな、拙者におやつをくれるのか不思議でござったが……」

龍之介 :「こんなに嬉しいからなんでござるねぇ」

蜘螺咲 鴎禅 :「だろう?誰だってプレゼントを喜んでくれればうれしいのさ」

龍之介 :「なるほどでござる!拙者も蜘螺咲殿からこれをもらったとき、嬉しかったでござるからなあ」おやつの入った袋を嬉しそうにフリフリ。

蜘螺咲 鴎禅 :「よし、じゃあ他のところも回ろうか」

蜘螺咲 鴎禅 :「いろんな動物を見てみたいし」

龍之介 :「ンギ!!うちは良い動物たちがいっぱいいるでござるからな!」

龍之介 :嬉しそうに蜘螺咲さんの足元をぴょこぴょこ回りながら歩き出した。

GM :====

【サイクル1:龍之介】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

龍之介 :はい!五野木さんと感情を結ぼうかと思います。

GM :感情重点だね

龍之介 :秘密も調べたいんでござるがね~~~

五野木 遥瑠 :おっ

龍之介 :場所は水中トンネルを希望します!

龍之介 :五野木さん出てくれるでござるか?

GM :おおっ

五野木 遥瑠 :出ましょう

龍之介 :ありがござる!

GM :ではイベントが発生します……

GM :====


龍之介 :なにっ

GM :9.水中トンネル

GM :円形の通路にきらきらとした光が差し込む。

GM :銀の腹を見せる魚たちが、色とりどりの光絵を描いている。

GM :だが、忍びの観察眼であれば気づくことができるだろう。

GM :床に走る光の痕跡に、魚の動きとの若干のずれがある……その偏差を修正していくと。

GM :天井のガラスの一点に、潜む影が見える。鋭い警戒を向けた矢先──!

少女 :「きゃああっ!」

少女 :何も無かったようなガラスから浮かび上がるように、少女が姿を現す……というより落下する!

少女 :どさ、と地に落ちる。思わず視線が向くだろう。

五野木 遥瑠 :「うおっ! 何事!?」

龍之介 :「!?だ、大丈夫でござるか!?」

龍之介 :ペタペタペタペタ!!と少女にかけよる。

ネズミ :「ヂュチィッ!!」

ネズミ :その前に立ちはだかるネズミ!

龍之介 :「!?」

ネズミ :「ヂィイイイ……!」

ネズミ :近寄りがたいような唸り声をあげる……よく見ると二足歩行をしている。

少女 :「え、あ」

少女 :「アル、この人たち……」

少女 :「人……?」

少女 :ペンギンを見ているが、息をつき。

ネズミ :「……チッ」

ネズミ :「……見つかっちまったみてぇだな」渋い声。

龍之介 :「!?しゃ、しゃべった!!」

龍之介 :「ネズミがしゃべったでござるよ!?」

ネズミ :「アンタも同族だろう」

五野木 遥瑠 :「あ~~どうなってんのこの動物園~~~!!」

ネズミ :「そして、そっちの目のアンタは……警備員だな」

五野木 遥瑠 :「えっ、あっはい、バイトですけど……」

ネズミ :外套からくしゃくしゃになった紙を二枚取り出す。

ネズミ :「このとおり、チケットだ。不当に入ったわけじゃねえ」

ネズミ :「コトを荒立てねぇでくれると助かる」

五野木 遥瑠 :「え? ……あ~、たしかに入場券の半券……」

五野木 遥瑠 :「じゃあまあ……別にいいか。例の不審者でもなさそうだし……」一人と一匹の風体を二色の瞳でじろじろ見る。

五野木 遥瑠 :「……え? てことは館内の動物じゃないの??」

ネズミ :「恩に着るぜ、嬢ちゃん」

龍之介 :「正当な手続きを経てここへ至ったということであれば、拙者に咎めることはできないでござるよ」

ネズミ :「俺は風来坊さ、このガキも成り行きで連れてるだけだ」

少女 :「あう」

龍之介 :「おお……かっこいいでござる…………………」

ネズミ :「それじゃ、俺たちはこれで……」

龍之介 :「でも……変な所から出てこなかったでござるか?何か困った事があれば、お助けしたいでござるよ。お客の皆を助けるのが、拙者たちの役目故」

少女 :「ま、待って!」ネズミを両手で握りしめる。

ネズミ :「ぎゅぶ」

龍之介 :ヒエッ!と自分が潰されたように身をすくめている。

少女 :「う、うん、助けてもらおう」

五野木 遥瑠 :「あっ苦しそう」

少女 :「この人……人……?は……悪くないと思う」

少女 :「よろしく、お願いします」頭を下げる。

少女 :「私たち、逃げてるんです……!」


GM :ハンドアウトを公開します。

GM :====

アルの【使命】

忍鼠という、諜報活動を得意とする忍獣。

非常に知性が高く、『忍び語り』を用いて会話ができる。

自分のことは「アル」と呼んで欲しいそうだ。

「光り蓑」という透明化の術を用いて、帚木オドロとともに潜伏していた。


【使命】帚木オドロとともに追跡者から逃亡する。

帚木オドロの【使命】

ははきぎ・おどろ。

年端も行かない、臆病そうな少女。

どこかから逃亡してきたようだ。

花占いによって吉凶を見る、特殊な術を宿している。

この術を用いて、アルとともに潜伏していた。


【使命】アルとともに追跡者から逃亡する。

GM :アルと帚木オドロはNPCですが、プライズのようにも扱います。

GM :現在の所有者はシーンプレイヤーである龍之介くんとなります。基本的にシーンに一緒に登場します。

龍之介 :はえ~~~!

GM :所有権を受け渡してもらっても構いません。

五野木 遥瑠 :なるほどね

GM :それを踏まえて、改めてシーンどうぞ!

GM :====


龍之介 :「逃げている……?お、追われているのでござるか」

龍之介 :あわあわしながら二人を見つめている。

アル :「……別に大層なもんじゃねえよ」

アル :手の隙間から声を出す。

アル :「少しばかり時間が欲しい程度だ、アンタたちの手を煩わせることもねえ」

帚木オドロ :「なんでそんなこと言うの……!」

帚木オドロ :両手をぎゅうぎゅう握りしめている。

龍之介 :自分がしめられたかのようにヒェェエー!と震えている。

五野木 遥瑠 :「し、締まってる締まってる」

龍之介 :「え、ええとでござるな。何かワケありのようでござるし……」

龍之介 :「拙者も、人の情けなど無用…………………そう思って生きてきたでござるが」

龍之介 :「こう、持ちつ持たれつというかでござるな。恩というのは回っていくもののようでござるし」

龍之介 :翼でぐる~と円を描く。

龍之介 :「拙者やこちらの五野木殿は、お客の皆を守るのが仕事でござるし……」

龍之介 :「拙者とて、武士のはしくれ。困っている者を見過ごすことは出来ないでござるよ」

五野木 遥瑠 :「龍之介さんが言うと含蓄あるなあ」パークに衣食住を保証されつつ、パークの経済の柱になっているペンギン

五野木 遥瑠 :「あ~、いやまあ……警備員ってそういう仕事なのかな……?」

帚木オドロ :「あ、ありがとうございます! ゴノギさんと……リュウノスケさん?」人?という目で見ている。

龍之介 :人であるか疑問に持たれているとも思わず頷いている。

アル :「人鳥(ぺんぎん)ってんだよ」

アル :手の中からか細い声が聞こえる。

帚木オドロ :「そうなんだ……よろしくお願い、します」

帚木オドロ :頭を下げる。

五野木 遥瑠 :「ちょ、ちょっと緩めてあげて、弱々しくなってるから声が」

五野木 遥瑠 :「警備員ってパークとパーク内のお客さんに責任があるのであって、追われてるところから守る仕事か? って言われると……」

五野木 遥瑠 :「でもその追手? がパークに入ってきてお客さんになんかしようとしてるなら守るべきかも……?」

帚木オドロ :不安そうな瞳で見ている。

龍之介 :「そうでござるな……拙者は故あって、この園内をおさんぽする必要があるでござる。それに護衛としてついてきてもらうというのはどうでござるか?」

龍之介 :「一方的な庇護の関係でなく、持ちつ持たれつということで。お互いに何かあれば助け合うと、そういうのでひとつ、いかがであろうか」

帚木オドロ :「それは……良さそう」

帚木オドロ :「ね、それならいいよね、アル!」

帚木オドロ :掌の中に声をかける。

アル :「…………好きにしろよ…………」

龍之介 :「んぎ!では仲間でござるね!」

龍之介 :嬉しそうにぴょこぴょこ体を揺らす。


龍之介 :ここで……背景【獣心】でアルくんと感情を結びたいな……みたいな気持ちがありますがいかがでしょうか!

アル :むっ……なぜ気づいたんだ アルが忍獣であることに

龍之介 :忍獣カテゴリではないといわれたらひっこみます

龍之介 :あっやはり!

GM :良いでしょう。判定を認めます!

龍之介 :やった~~!鳥獣術ふります!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功

龍之介 :よしよし

龍之介 :感情表ふります!

龍之介 :ET 感情表(2) > 友情(プラス)/怒り(マイナス)

龍之介 :友情!文句なし!

アル :ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)

アル :うーん

アル :まあ【獣心】の効果的に愛情一択なのだが……

龍之介 :うふふ……

龍之介 :愛してくれ 動物園のマスコットを

アル :愛らしさには目を見張るところがあったのだ

アル :この汚れた身体と違って……

龍之介 :アル殿…………………


龍之介 :「仲間とは、ご飯を食べ合うでござるよ」

龍之介 :さきほどもらったリンゴをアルくん、オドロさん、五野木さんに渡します。

龍之介 :「遠慮せず食べるでござる!」

龍之介 :どや!と胸を張っている。

五野木 遥瑠 :「えっこのリンゴってふれあいコーナーの……」

アル :「……」警戒して匂いをかいでいる。

帚木オドロ :「わーい……」口に含み、すぐに何とも言えない表情になる。

龍之介 :嬉しそうに見つめている。

五野木 遥瑠 :チラッと三者の顔を盗み見て、ちょっとためらってから口にする。

五野木 遥瑠 :(まあ……死にはしないでしょ……忍びだし……)

龍之介 :おやつをあげる体験にハマっている。興奮したように嬉しそうに頷いている。

龍之介 :「そうでござる…………………改めてでござるが、五野木殿は拙者と同じく丹霧ズーシーネイチャーパークで働いているのでござるよね?」

龍之介 :五野木さんが食べてくれた姿をキラキラ見つめながら尋ねる。

五野木 遥瑠 :「んえ? あ、そうですよ。バイトだし警備員だけど」微妙な顔でリンゴを咀嚼しながら応える。

龍之介 :その言葉を聞いた瞬間、ぺこ!!と90度に体を折り曲げる。

龍之介 :「いつも本当にありがとうでござる。拙者はこの丹霧ズーシーネイチャーパークを支えたい、盛り上げたい一心でやってきたでござるが……」

龍之介 :「そのために、五野木殿たち、警備の者たちが苦心していることを心苦しく思っていたでござる」

龍之介 :「いつも拙者たちや、お客のみんなを守ってくれて、ありがとうでござる。五野木殿たちのおかげで、みんな楽しく過ごすことができるでござるよ」

龍之介 :頭を下げたままそう告げる。

五野木 遥瑠 :「お、おお」

五野木 遥瑠 :「う……嬉しい~~……!」

五野木 遥瑠 :「感謝されることってあんまないからな……この仕事……!」

五野木 遥瑠 :「ありがてえ……! 龍之介さん、その辺の人間より人間性良いよ~~~」

五野木 遥瑠 :感激したように、頭を下げたままのペンギンに抱きつく。

五野木 遥瑠 :「あっすご、メチャクチャ手触りいい」

龍之介 :「わわわ」驚いてあわあわしている。

龍之介 :「!!」もしかしてアルのように潰されるのか……?と思ってちょっと警戒している。

五野木 遥瑠 :「あ~~気持ちいい……蜘螺咲さんも癒されるわ……」抱きついたまま羽毛に頬ずりする。力は特に入れない

龍之介 :身の危険がないようなので抵抗せず、ちょっと考えてから五野木さんの腕を翼でぽふぽふする。ペンギンなりのハグらしい。

龍之介 :生命の危険を咄嗟に感知できる……これがペンギンの生き延びる術なのだ。


龍之介 :というわけで……生存術で感情判定しても……いいでしょうか!

GM :お願いします!

龍之介 :さっきふれあったから+1がつくきがします!

龍之介 :2D6+1>=5 (判定:生存術) (2D6+1>=5) > 6[2,4]+1 > 7 > 成功

GM :そうだった

龍之介 :よし!!

龍之介 :ET 感情表(2) > 友情(プラス)/怒り(マイナス)

龍之介 :文句なしに友情!

五野木 遥瑠 :ET 感情表(2) > 友情(プラス)/怒り(マイナス)

五野木 遥瑠 :これは友情!

GM :親友じゃないか

GM :では〆どうぞ~


龍之介 :しばらくぽふぽふしたあと、五野木さんの腕からもぞもぞと抜け出す。

龍之介 :笠を目深にかぶる。照れている。

五野木 遥瑠 :「あっ羽毛が……」名残惜し気に手で宙を撫でる

五野木 遥瑠 :「いや~でも、龍之介さん人気なるのも分かっちゃったな……」

五野木 遥瑠 :「むしろ普段喋ってないしお触りNGなのに、それでもあんだけ人気あるわけだから」

五野木 遥瑠 :「解禁されたら死人が出るかも」

龍之介 :「し、死ぬのはダメでござるよ」

龍之介 :わたわたしている。

龍之介 :「そう言ってもらえるのはありがたいでござるが……拙者は拙者のほかにも人気のある動物を見つけ出したいのでござる」

龍之介 :「……けど、そうすると五野木殿がもっと苦労することになるかもしれないでござるな……」

龍之介 :ムム…………………と難しい顔をして(いるらしいが、表情は変わらないで)首をひねっている。

五野木 遥瑠 :「んはは、それは別に気にしなくていいですよ! そういう仕事だし!」

五野木 遥瑠 :「むしろお散歩タイム以降は暇すぎて寒いんで、この季節」

五野木 遥瑠 :「程よく身体動かせるくらい仕事増えた方が助かるかも?」

龍之介 :「五野木殿…………………」胸を打たれている。

龍之介 :「そうでござるな……五野木殿は不審者を追っているのでござるよね?」

龍之介 :「拙者もこの丹霧ズーシーネイチャーパークの平和を脅かすものは放っておくわけにはいかないでござる。アル殿たちのこともあるし……」

龍之介 :「拙者も不審者を探すでござるから、五野木殿もガッツのありそうな動物を探してもらっていいでござるか?」

龍之介 :「持ちつ持たれつ、でござる」

龍之介 :翼で円をぐる~っと描く。

五野木 遥瑠 :「ガッツのある動物……ガッツのある動物?」若干首をひねる

五野木 遥瑠 :「とりあえず、龍之介さんに続いてパークを盛り上げられそうな動物を探すみたいな感じ?」

龍之介 :こくこく頷く。

五野木 遥瑠 :「それくらいだったら私も協力できそう! 不審者も捜索手伝ってもらえたら助かるし……」

五野木 遥瑠 :「いや~助かります! 乃木さんといい、いい人ばっかりだなあ」

五野木 遥瑠 :「いい人……いいペンギン?」

龍之介 :照れたように笠の位置を調整すると、翼を差し出す。

龍之介 :「よろしくお願いするでござる!仲間でござるからな」

五野木 遥瑠 :「こちらこそよろしく!」笑顔でフリッパーを握り返す。

龍之介 :普段触れている飼育員の手よりあたたかいな……と思いながら、ぶんぶんと翼をふった。

【サイクル1:乃木楓香】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

乃木楓香 :そうですね 蜘螺咲さんと感情結びたいかな〜

GM :感情重点!

乃木楓香 :イルカ見に行きたいかも イルカ

GM :イルカいいね

GM :蜘螺咲さんは登場されますか?

蜘螺咲 鴎禅 :でる

GM :了解です!

GM :====


GM :8.デンジャラスイルカショー

GM :名物イルカ「軍艦三兄弟」が派手なファンサービスを見せてくれる。

GM :シーンプレイヤーは《水術》で判定を行い、成功すると「神通丸」を一つ獲得する。失敗すると水びたしになる。

GM :乃木さんは判定どうぞ!

乃木楓香 :え〜 きびしい

乃木楓香 :2D6>=8 (判定:砲術) (2D6>=8) > 7[2,5] > 7 > 失敗

GM :惜しい……!

乃木楓香 :ビシャァ

GM :ではシーン中水びたしです。

GM :やったぜ

GM :====


GM :──デンジャラスイルカショー。

GM :とても大柄なイルカ、軍艦三兄弟のコンビネーションが織りなす水の芸術だ。

GM :たまにギャングのような勢いで水槽近くの観客に飛び掛かるが、それで水びたしになる以外はいたって楽しいアトラクションである。

GM :ばしゃあ。

乃木楓香 :「うわぁ〜〜〜」

乃木楓香 :「めちゃめちゃ水飛ばしてくるじゃん!!」

蜘螺咲 鴎禅 :「デンジャラスってそういう事か」

乃木楓香 :なんかデコイめいて集中的に水を被っている。

蜘螺咲 鴎禅 :水から距離をとっている。

乃木楓香 :「へちっ……うう、もう少し離れましょうか」

乃木楓香 :肩にかけた鞄からタオルを取り出してゴシゴシと拭いている。

蜘螺咲 鴎禅 :「タオルとかあればよかったんだが」

蜘螺咲 鴎禅 :「自分で持ってたんならよかった」

乃木楓香 :「ふふん。準備が良い女なので」

乃木楓香 :念の為小さな折りたたみ傘を差している。

乃木楓香 :「ところで……おじさんは、動物とか好きなんですか?」

蜘螺咲 鴎禅 :「なるほど、売店でビニール傘を売ってたりしたのはそういうことか」

蜘螺咲 鴎禅 :「私?うーん、どうだろ。今日は何となく来たってのが本当のところなんだけどね」

蜘螺咲 鴎禅 :「でも、嫌いじゃないんだよ」

乃木楓香 :「なんだか微妙な答え方。でもまあ、分かりますね」

乃木楓香 :「私も遠足とか家族旅行でたまに来るくらいだし……でも、来てみたら案外悪くないなって感じで」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、本当に動物園に来るのは久しぶりでね」

蜘螺咲 鴎禅 :「来てみたら意外と良かったっていうのは君と同意見だよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「誰かと待ち合わせしたりして一緒に回ればより楽しいって気持ちさ」

蜘螺咲 鴎禅 :「何というか、共感できる相手なら動物でも人間でも関係ないんだよ、きっとね」

乃木楓香 :「そっちはちょっとよくわかんないけど……寂しいってこと?」

乃木楓香 :「あ。もしかして、恋人さんにフられた所だったりして?」

蜘螺咲 鴎禅 :「ハハ、そういうのはおじさんには似合わないな」

乃木楓香 :「そう?なんかモテそうな感じするけどなあ」

蜘螺咲 鴎禅 :「どっちかというと、友情を思い出したくなったってところかな」

乃木楓香 :「ゆっちんがガチ恋してた俳優さんに似てる気がするし……名前忘れたけど」

乃木楓香 :「ふうん?」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ…モテてたこともあるのは事実だよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「今はまあ、そういうの無いけど」

蜘螺咲 鴎禅 :(エリートじゃなくなったからなあ)遠い目

蜘螺咲 鴎禅 :「これでもスーツ着てメイクもしっかりしてりゃちょっとした物だったんだ」

乃木楓香 :「へえー……なんのお仕事だったんです?」

蜘螺咲 鴎禅 :「ただのサラリーマン」

蜘螺咲 鴎禅 :「だった…んだよ」

乃木楓香 :「あー……クビになっちゃったんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「クビにはなってないからね?」

乃木楓香 :「あれっ?でも、ただのサラリーマンじゃなくなったみたいな言い方……」

蜘螺咲 鴎禅 :「うん…その辺を細かく追及されるとおじさんのガラスのハートにひびが入っちゃうんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「気にしないでくれると嬉しいなあ」

乃木楓香 :「あー……ごめんね、つい」

乃木楓香 :「その……仕事柄、こういうのぐいぐい聞いちゃう質でして」

乃木楓香 :言って、ごそごそと名刺を取り出して。

蜘螺咲 鴎禅 :「仕事?」

乃木楓香 :「そ、記者やってるんです」

乃木楓香 :「学校行きながらのバイトですけど。でも、何度か社内表彰とかされた事あるんですよー」

蜘螺咲 鴎禅 :「ふうん」

蜘螺咲 鴎禅 :(記者…ネット記事…)というネガティブイメージが頭をよぎったが振り払った

乃木楓香 :「そういう訳で改めまして、乃木楓香です。よろしくね、えーと……」ちょっと迷って首を傾げ。「名前も聞かないほうが良い?」

蜘螺咲 鴎禅 :「いや、大丈夫だよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「蜘螺咲鴎禅だ」

蜘螺咲 鴎禅 :「よろしく」

乃木楓香 :「クラサキオーゼン……へええ、なんかかっこいい響き」

乃木楓香 :そうですね、じゃあこの辺で

乃木楓香 :蜘螺咲さんはふと気づくでしょう。

乃木楓香 :渡した名刺の装飾に、忍びの内でのみ使われる暗号記法でメッセージが刻まれています。

乃木楓香 :『それで、ここに来た本当の目的は?』と。

蜘螺咲 鴎禅 :「フゥ…」気付きたくないもの見ちゃったなという顔

乃木楓香 :特に表情を変えず、ニコニコとそちらを見ています。


乃木楓香 :……という感じで。馬鹿正直に答えずとも、これを目にした時の反応、僅かな動揺から揺さぶりをかけるということで

乃木楓香 :感情判定を行いたいです。

GM :指定特技は何でしょう!

乃木楓香 :暗号術〜

GM :OKです!どうぞ!

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:暗号術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功

GM :素晴らしい!

乃木楓香 :うおお感情〜

乃木楓香 :et 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)

蜘螺咲 鴎禅 :ET 感情表(6) > 狂信(プラス)/殺意(マイナス)

蜘螺咲 鴎禅 :う、うーん

乃木楓香 :6多いなあ

GM :蜘螺咲さん6ばかり出てる……

乃木楓香 :ん〜〜どうしよう

乃木楓香 :なんか可哀想だし愛情にしとこうかな……

乃木楓香 :憐憫に近いタイプの…

GM :愛にもいろいろあるからね。

蜘螺咲 鴎禅 :せっかく心を癒しにきてるのに急にお仕事を思いださせられたので瞬間の殺意が頭をよぎりました

蜘螺咲 鴎禅 :の殺意

乃木楓香 :わーん

GM :おおっ

乃木楓香 :ロールに戻りますね

GM :はい! お願いします!


乃木楓香 :「まあ、私もさ。貴重な放課後の時間使って遊びに来てるから」

乃木楓香 :「今日は楽しく過ごしたいなーっていうのは同じっていうか」

蜘螺咲 鴎禅 :「そういう場合は仕事を表に出さない方がいい」

蜘螺咲 鴎禅 :「営業の基本は相手のプライベートと仕事をわけることだよ」

乃木楓香 :「むむ……気に障っちゃったようですね」

蜘螺咲 鴎禅 :「仕事の話をするならそういう雰囲気を選んだほうが相手もやりやすいって話さ」

蜘螺咲 鴎禅 :「おじさんは今はイルカショーを一緒に楽しんでくれる方がよかったなあ」

乃木楓香 :「……どうも、JKに大人のおじさんのお相手はまだ荷が重かったようです」

蜘螺咲 鴎禅 :「ごめんねえ、大人って面倒くさくてね」

乃木楓香 :「では、一旦ここは失礼するとしましょう。その……ちょっと肌寒くもなってきましたし」

乃木楓香 :凍えるように制服の襟をつまむ。濡れたシャツに冷たい風がひりひりと吹き付ける。

乃木楓香 :「それではまた、蜘螺咲さん」

蜘螺咲 鴎禅 :「お仕事の話は無理ってわけじゃないからね~」

蜘螺咲 鴎禅 :「ま、何かしらメリットがあれば力になれるかもしれないよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「フフ…」

乃木楓香 :軽く手を振り返してそれに応じ、人混みをかき分けて去っていく。

乃木楓香 :つかつかとしばらく歩いて、人気のない建物の影へ。立ち止まり、目を閉じる。

乃木楓香 :(いや……マズったかな〜〜〜)

乃木楓香 :あの男の言う通り。忍び同士と言っても、目的が必ずしも一致しない訳ではない。

乃木楓香 :協力できる目はある……という事を前提に、自分から「気づいているぞ」とアピールすることでほんのりと心理的優位に立とうとかそういう事を考えていたが。

乃木楓香 :(やっぱ黙っとくのが正解だった?いやでもな〜〜……ううーん)

乃木楓香 :(うう、こういうのは一人きりで考えていても仕方ない……)


乃木楓香 :うにゃうにゃと悩みながら端末を操作し、忍びとしての先生に助言を乞います。という【忍授業】の判定!

乃木楓香 :暗号術に成功すると【武曲】のコストを減らします

GM :どうぞ!

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:暗号術) (2D6>=5) > 10[5,5] > 10 > 成功

乃木楓香 :いえい

GM :出目安定してますね……ではこのセッション中【武曲】のコストが-1だ!

乃木楓香 :やること終わり!

GM :====


GM :第一サイクル終了時、不思議な処理が入ります。

GM :謀術分野から特技をランダムに選びます……

GM :2d6 (2D6) > 4[2,2] > 4

GM :《罠術》ですね。

GM :PC全員は《罠術》で判定を行ってください! 失敗すると、射撃戦ダメージ1点を受けます!

龍之介 :え~~!?ペンギンちゃんを撃って良いと思ってるんか!?!?

五野木 遥瑠 :動物園に罠を仕掛けるな!

乃木楓香 :げえ〜〜

蜘螺咲 鴎禅 :何やってんの?

GM :アルと帚木オドロを連れているPC、龍之介くんはこの判定にはプラス1修正がつきます!

乃木楓香 :2D6>=6 (判定:野戦術) (2D6>=6) > 5[1,4] > 5 > 失敗

龍之介 :目標は7だな~~ おお!!

GM :カピバラのプラス修正もあるのでね

蜘螺咲 鴎禅 :だが罠術は持ってる

五野木 遥瑠 :2D6>=7 (判定:潜伏術) (2D6>=7) > 8[2,6] > 8 > 成功

五野木 遥瑠 :よし!!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功

龍之介 :2D6+2>=7 (判定:手裏剣術) (2D6+2>=7) > 5[2,3]+2 > 7 > 成功

乃木楓香 :あたしだけ!

龍之介 :ゆ、友情パワーでなんとか

GM :の、乃木さんっ

乃木楓香 :エーンエンエン

五野木 遥瑠 :あっ感情付ければよかったな……

GM :ドンマイです!感情修正は振る前なので

龍之介 :つければよかったフリをしているだけで内心ほくそえんでるかもしれませんよ

乃木楓香 :押忍 腕がもげます

GM :貰う側がどんどんアピールしていきましょう サイクルかラウンド1回しか使えないのは忘れずだぜ

GM :服が脱げたんじゃないですか???

五野木 遥瑠 :存在を忘れていた しばらく心が冷たい女を使っていたので

乃木楓香 :謀術を消しとこう

龍之介 :ウッ……………………………………………………………………………………………………………

GM :処理は以上!

蜘螺咲 鴎禅 :悲しい

GM :獣の檻から、話し声が聞こえたかと思うと……PCたちに鋭い礫が飛ばされたのだ!

GM :これはいったい……!?

GM :というところで、第一サイクルは終了です。

龍之介 :なんなんだ~~!?

GM :====

【サイクル2:龍之介】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

龍之介 :はい!

龍之介 :登場希望はPC全員と一緒に同行中のNPC!みんなだぜ

龍之介 :場は寿司屋カリフォル宮にいきたいです。

GM :……!

GM :いいだろう……

龍之介 :何があるんだ……!?

GM :====


GM :10.寿司屋「カリフォル宮」

GM :チャキチャキの江戸っ子である板長が作り上げた名物寿司屋。味のわからない者には厳しいぞ……!

GM :シーンプレイヤーは戦術分野からランダムに選んだ特技で判定を行う。成功すると「兵糧丸」を一つ獲得する。失敗すると集団戦ダメージ1点を受ける。このシーンの効果は、シーンを選択する度に発生する。

龍之介 :何ッ!!

GM :特技をえらぶよ

GM :2d6 (2D6) > 5[1,4] > 5

GM :《地の利》!

龍之介 :7か……ふります!

龍之介 :2D6>=7 (判定:用兵術) (2D6>=7) > 7[2,5] > 7 > 成功

龍之介 :セーフ!!!!

GM :お見事!

GM :兵糧丸も一つ獲得です。

龍之介 :やった~~~!!!

GM :====


GM :──寿司屋『カリフォル宮』

GM :動物園と言えば握り飯。その固定観念は、戦後日本には根強く紐づくものであった。

GM :かつて魚市場の出身であった少年は、これに不満があった。

GM :”どうして、握り飯ばかりを食べなきゃいけないんだろう? 生の魚こそ日本の食文化なのに……”

GM :その思いは結実し……数十年の時を経て……

GM :今や動物園の”オーナー”となったかつての少年は、動物園で自由に寿司を握るに至ったのだった……!

板長 :「オッ、龍の字じゃねえか! なんだいなんだいぞろぞろ連れやがって!」

板長 :「まあおめぇさんも人気者だから仕方ねえな! ホレ、座敷を開けてやっから食ってきな!」

板長 :和を貴ぶ心が感じられるような、スモークサーモンとナチュラルチーズ~バルサミコを添えて~握りを差し出す。

龍之介 :「大将、いつもすまないでござるな」ひょいっと片翼を上げて大将に挨拶。

龍之介 :「うむ……!大将の寿司はいつ見ても最高でござるな……!」伝統的な和の趣の感じられる握りの前にぴょこぴょこ体を揺らす。

龍之介 :「ささ、皆も遠慮せず食べてくだされ」

板長 :「ばっきゃろう、照れるじゃねえか!」

板長 :小鼻をかく。好々爺然とした姿からは、パークの経営を傾かせるほどのペンギン狂いである背景はちっともうかがえないほどだ。

蜘螺咲 鴎禅 :「なるほどねぇ、NYスタイルのスシに近いのかな」

五野木 遥瑠 :「あっオーナーは普通に知ってるんだ喋れること」

乃木楓香 :「ペンギンさんもお寿司って食べるんだ……」

五野木 遥瑠 :「でも喋るペンギンと寿司食べるペンギンなら寿司食べるペンギンの方が納得できません?」

帚木オドロ :「きれい……!」寿司を前に瞬きをしている。

乃木楓香 :「まあ……もともとお魚は食べるしね」

龍之介 :「美味でござるなあ」わさびにヒーッとなりながらも寿司をもぐもぐしている。

蜘螺咲 鴎禅 :「ペンギンはむしろお魚が好物なんじゃないかな」

龍之介 :「そうでござろう。大将の寿司は見た目も絶品!食べると極上!でござるからな」胸を張る。

蜘螺咲 鴎禅 :「サーモンとチーズか…スパークリングワインの白が合いそうだ」

五野木 遥瑠 :「おいしいけど釈然としね~、でもおいしい~~」首を傾げながら寿司を食べる

乃木楓香 :「美味しいねえ……これって大水槽とかにいるお魚をおろしてるの?」

アル :「ネズミが店で飯を食えるとは、動物園も悪くねぇや」頬袋を膨らませている。

蜘螺咲 鴎禅 :「…!」

龍之介 :乃木さんの言葉にヒエエエエと身を震わせている。

乃木楓香 :「えっ……そんなにアレなこと言った?私」

蜘螺咲 鴎禅 :ネズミのアルを見て驚いている。

アル :「あんだよ」モゴモゴしている。

龍之介 :「せ、拙者は食べてもおいしくないでござる」笠を目深にかぶって隠れている。

龍之介 :「あっ、そうでござるね。お二人には紹介してなかったでござる」

龍之介 :「こちら帚木殿とアル殿でござる。えーと……ちゃんとしたお客様でござるよ」

乃木楓香 :「ええ?龍之介ちゃんを食べたりしないよー」

龍之介 :「なにやら追われているそうなのでござる」

五野木 遥瑠 :「あ~そうそう、びっくりしますよね~」寿司を食べながら相槌を打つ

蜘螺咲 鴎禅 :「いや…うん」

蜘螺咲 鴎禅 :「追われてる?そうなのかい?」

乃木楓香 :「追われてるって……ネズミ駆除サービスの人とかに?」

帚木オドロ :「は、はい」

アル :「ネズミ捕りって意味なら大して変わんねえな」

アル :「安心しな、そう長く厄介になるつもりはねえ」

アル :「すぐに終わるさ……すぐにな」

アル :寿司をまた一つ丸ごと口に入れる。

龍之介 :「ううむ」サーモンを器用にぱくぱくしながらアルくんを見ている。

五野木 遥瑠 :「思ったよりふわっとした説明でちょっとびっくりしてますけど」

乃木楓香 :「なんかネズミさんがハードボイルドっぽいこと言ってる……」

五野木 遥瑠 :「ネズミ捕り? スピード違反?」

帚木オドロ :「アルはいつもこんな感じなんです。何考えてるか教えてくれなくて……」

龍之介 :「ふむ……旅は道連れ世は情けというでござろう。人には言いたくないことのひとつやふたつあることは承知しているでござるが……」

龍之介 :「拙者はアル殿が他人のような気がしないでござる。なんだか似ているというか……」

龍之介 :「信用してほしいというのが難しいのは分かるでござるが……拙者なら力になれることもあるかもしれないでござる」

龍之介 :「皆の前で言うのがはばかれるのであれば、こういう方法もあるでござるよ」

龍之介 :グエ、と動物だけに通じる言葉でアルくんに語り掛ける。

龍之介 :(これはペンです)いつの間にか龍之介の手にはペンが握られている。

龍之介 :(これはスシです)ペンで寿司を指す。

龍之介 :(私は武士です。あなたは?)


龍之介 :こういう感じで……動物同士に通じる言葉で会話をしたということで情報判定をしたいです。

龍之介 :指定特技は鳥獣術!

GM :良いでしょう~

龍之介 :ありがとうございます!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 4[2,2] > 4 > 失敗

GM :フフッ

龍之介 :ンギァ~~~~

龍之介 :しかも感情修正もらうっていって忘れてた!!

龍之介 :神通丸使います!!

GM :はあい

龍之介 :それでこわいので……誰か感情修正…………………いただけますか?えへへ……

龍之介 :まあ二回も失敗せんやろとは思うんですが……

蜘螺咲 鴎禅 :どうぞ

GM :動物語リンガルだ

龍之介 :ありがとうございます!!!

五野木 遥瑠 :二ついるようだったら私も投げます

蜘螺咲 鴎禅 :動物が会話しているカワイイの感情

蜘螺咲 鴎禅 :狂信

龍之介 :やったぜ。五野木殿は大丈夫かな!これで失敗したらハラキリます

蜘螺咲 鴎禅 :心が癒されるので成功してほしい

五野木 遥瑠 :了解!

龍之介 :2D6+1>=5 (判定:鳥獣術) (2D6+1>=5) > 7[2,5]+1 > 8 > 成功

龍之介 :はあはあ 腹を切らずに成功!!

GM :成功ですね~

GM :では、アルの【秘密】は公開情報です。

龍之介 :あっそうなんだ!?

GM :ロールを交えて公開しましょう。


アル :「……ヘッ」

アル :ペンをぽいと捨てる。

龍之介 :(あれはペンです……)

アル :「おい、オドロ。これ食っとけ」

帚木オドロ :「なあに? あーん…………!?」

帚木オドロ :「んんん~~~っ!」

帚木オドロ :バタバタとしている。ワサビを食べさせられたようだ。

アル :「手洗いはあっちだぜ」

帚木オドロ :「ん~~! ん~~っ!」

帚木オドロ :非難と憤慨の涙を浮かべながら走り去っていく。

アル :「……さて、ガキンチョがいなくなったところで」

アル :「改めてだが……俺はアル。忍獣として育てられた」

アル :「つまらねえ身の上話を少し聞いてくれや。尋ねたのはそっちなんだからな」

アル :「『獣使い』って知ってるよな? どの流派にも存在する、忍獣の訓練を専門にした組織だ。俺はそこの産まれだった」

アル :「ある『秘薬』に適合して、知能を高めることに成功した、最先端の個体だったんだ」

アル :「そこいらの人間顔負けの頭があったからな。忍術や奥義も自在に操る、天才ネズミだともてはやされたよ」

アル :盃を傾ける。

アル :「だが、この『秘薬』が厄介なもんでな。飲み続けなけりゃあ、高くなった知能が失われると来た」

アル :「俺は……ただの実験動物で終わるつもりは無かったんだ。『獣使い』を脱出したかった。その能力もあった」

アル :「けど……脱出したが最後、いずれはその辺のネズミと同じになっちまう」

アル :「想像できるか? この動物園の獣と同じ頭になっていく、みたいなもんだぜ」

アル :「まあ……今ここにいるのは、脱出したからだ。一年前に」

アル :「……とっくに持ち出した『秘薬』も底をついた。術も使えねえ、「光り蓑」ももうダメだ」

アル :「アンタたちに頼みてえのは、オドロのことだ」

アル :体を起こす。地に手を突く姿勢だ。

アル :「弱った俺はいつくたばってもおかしくなかった。偶然アイツが拾ってくれなきゃあ、俺は死んでた」

アル :「だから、アイツが自分のいる場所……比良坂機関から逃げ出したいって望みには協力したんだ」

アル :「だが。だが、アイツがやってるのは子供の家出と変わんねえんだ」

アル :「ペンギンも寿司も見たことが無い。アイツには忍びとしての警戒心もまだ育ってない」

アル :「かつての俺ならいざ知らず、今の俺に、恩人を守れるような力はねえ」

アル :「アイツを比良坂機関に帰してやりてえんだ」

アル :「逃走の”協力者”である俺は、一緒には帰れねえだろうがな」

アル :苦笑する。

蜘螺咲 鴎禅 :「君はどうするんだ」

アル :「……さあてね」

アル :「これでも一度は天才だったせいでよ。生半可な奴に、忍獣として使えるのは信念が許さねえ」

アル :「……あるいは『獣使い』にでも帰れば、生きていく諦めもつくかもな」

龍之介 :しゅんと小さくなっている。

龍之介 :「どうにか…………………どうにかならないものでござるか」

龍之介 :「自分が自分でなくなるのは、とても……怖いものでござろう。なのに、自分の心配でなく、アル殿は……帚木殿の心配をしている」

龍之介 :「どうにかして、アル殿がアル殿であることを保ったまま、帚木殿と一緒にいられる道はないのでござろうか」

龍之介 :「うう……拙者は、未熟でござるから。ここで保護されてぬくぬく過ごしているだけで、世間を知らないでござるから……甘いかもしれないけれど」

龍之介 :「それでも……アル殿がアル殿でなくなったり、帚木殿と離れ離れになるのは嫌でござる………………………」

龍之介 :俯いている。

アル :「どっちもは取れねえんだよ、たぶんな」

アル :「それだけの話さ」

アル :盃を傾ける。

五野木 遥瑠 :「う~ん、なんとも涙涙の物語だけど……」

五野木 遥瑠 :「アルさんは覚悟できてるかもですが、それ知ったらオドロさんも素直に帰ってくれないんじゃないかな~って心配がですね」

龍之介 :「……そうでござるね。拙者だったら、せっかく出会った仲間と……友達と、離れるのは嫌でござる」

龍之介 :ちら、とみんなを見てからまた顔を伏せる。

龍之介 :「それはきっと帚木殿も、そうでござろうな……」

アル :「……」

アル :「引き離されるんじゃない。庇護されるんだ」

アル :「別に比良坂機関は牢屋じゃねえ。右も左もわからないガキを、育ててくれるってんだ。これ以上ないだろう」

乃木楓香 :「ううん……ごめん。正直、急な話すぎてピンと来てないんだけど」

乃木楓香 :「その『獣使い』の人達って、そんなにアルさんの話が通じない相手なの?」

乃木楓香 :「それなりに付き合いは長かったんだよね。それが、さっき会ったばっかの私達の方に相談しに来るくらいに」

アル :「話が通じないんじゃねえ。話が”できない”のさ」

アル :「忍びのための組織だぜ? 他流派に見つからないよう巧妙に隠されている」

アル :「天才の俺は、トラップも結界も平気で乗り越えたさ」

蜘螺咲 鴎禅 :「あり得る話だな」

アル :「だが、ただのネズミがそんな秘境には辿り着けねえ。誰か知り合いでもいりゃあ、別だがな」

乃木楓香 :「ふうん、出ることはできても戻るのは難しいんだ」

龍之介 :「もう『秘薬』も尽きたということでござるからな……」

アル :「その通り、一方通行なのさ、この話は」

アル :「餌をやるのは人間側で、獣は貰う側ってな」

龍之介 :「………………」

龍之介 :「拙者は、おやつをあげたでござるよ」

龍之介 :「カピバラ殿も、蜘螺咲殿も、五野木殿も食べてくれたでござる」

龍之介 :「……そんなことが起るなんて、思ってもいなかった」

龍之介 :「だから……」

龍之介 :「もしかしたら、思ってもいないような何かが、あるのかもしれないって」

龍之介 :「……思ってしまうのでござる」

アル :「好きにしろよ」

アル :「……想像力は、知性のある奴の特権だ」

GM :とたとた、と足音が響いてくる。

帚木オドロ :「アル~~~~っ!」

帚木オドロ :涙目で少女が戻ってくる。ひいひいと舌を出している様子だ。

帚木オドロ :「なんで、あんなこと、するの!!」

アル :「大人の話をしてたんだよ。ガキには聞かせられねえような」

アル :平然として、寿司をまた一つ頬張る。

帚木オドロ :「う~~っ! もう!」

帚木オドロ :「アル嫌い! いつも意地悪ばかり言って!」

アル :「へいへい、俺も面倒だと思ってるよ」

龍之介 :「…………」その様子を見て、一度翼で目をぐしぐしとこする。

龍之介 :「そうでござるね、拙者は、『好きにする』でござる」

龍之介 :「勝手にあがくでござるよ。……拙者には、どうにもできないかもしれないけれど」

龍之介 :こうやって、この二人が軽口を言い合えるような時間が、引き裂かれるなんて、あってはいけないと思ったから。

龍之介 :「…………わさびが染みるでござるね、~~~~!!!」涙を誤魔化す為に丸呑みしたわさびが思ったより辛かったので、悶絶する。

アルの【秘密】

公開情報。

アルは「獣使い」という、忍獣を訓練・開発する忍びの組織で産まれた。

獣使いが新たに開発した「秘薬」により、革新的に忍獣の知性を高めるという実験の、唯一の成功例である。

しかし一年前に獣使いを脱走してから、長期的に「秘薬」を摂取しなかったことで、彼の知性は低下しており、今はもう下忍以下の能力しかない。


力を失い、野垂れ死にかけていたところを偶然救ったのが、帚木オドロであった。

アルはその行動に強く恩義を感じ、主として仕えるに値すると感じている。

帚木オドロの、自分のいるところから逃走したいという願いを叶えるため、彼はその目的を支援した。


しかし現在アルは、オドロの逃走劇を支援し続けるべきか悩んでいる。

理由の一つは、衰えているアルの忍術では、オドロをかばうのが困難であること。

そしてもう一つは、抜け忍として生きることは、オドロのためにはならないと思っているからだ。


アルの【本当の使命】は、帚木オドロを比良坂機関に帰すことだ。

GM :====

GM :ある【情報】が更新されました。

GM :====

【サイクル2:蜘螺咲鴎禅】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :カフェー・シロクマに行きたいです

GM :了解です!

GM :登場は誰かな?

蜘螺咲 鴎禅 :誰にしようかな

蜘螺咲 鴎禅 :乃木さんの秘密を調べておきたいな

蜘螺咲 鴎禅 :なので乃木さんに出てもらう

乃木楓香 :なるほどね でます

GM :では……

GM :====


GM :6.カフェー・シロクマ

GM :かき氷やアイスクリームが楽しめるカフェー。従業員がほとんど熊。

GM :いや……よく見ると熊の毛皮を纏った男たちが混ざっている!

GM :ハンドアウト「毛皮の男たち」が公開されます。

毛皮の男たちの【偽装】

公開情報。

獣の毛皮を纏っている男たち。

動物に化けてパークに潜伏しているようだが……?

GM :【偽装】となっているのは、通常のHOとは少々異なる【エニグマ】というデータになります!

GM :PC達に厄介な効果があるHOで、調べることで解除方法がわかったりするぞ!

GM :====


GM :──カフェー・シロクマ。

GM :一面の白を基調とした、暖房の効いていない室内。

GM :「北極の気持ちを体験できる!」というキャッチコピーで建てられた店内には、恐ろしく人がいない。

GM :コピーを考えた従業員はシロクマの水槽に沈められたとの噂だ。

シロクマ? :「ドゾ……」

シロクマ? :シロクマがコーヒーを運んできてくれる。

蜘螺咲 鴎禅 :「やあ、ありがとう」

乃木楓香 :「……え、熊じゃん」

シロクマ? :肉球の部分から成人男性の節くれだった手が覗いているが、シロクマだ。

シロクマ? :「ゴユックリ……」

蜘螺咲 鴎禅 :「…なんなんだアレ」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、丁度いいかアレじゃ動物を見て楽しむって気分になれないからね」

乃木楓香 :「まあ……あの体格が近くに来るだけでちょっと身構えちゃいますね。なんか、本能的に」

蜘螺咲 鴎禅 :「いや…体格っていうか…手がね」

蜘螺咲 鴎禅 :「ま、仕事の話をするには丁度いいと言う話さ」

蜘螺咲 鴎禅 :「TPOってヤツ」

蜘螺咲 鴎禅 :「何か食べたいものある?奢るよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「ほぼ無職っていってもまだ貯金くらいはあるからね」

乃木楓香 :「うーん……さっきお寿司食べたから、食べ物は別にかなあ」

蜘螺咲 鴎禅 :「デザートは別腹とかにならない?」

蜘螺咲 鴎禅 :「じゃ、飲み物でいいか」

乃木楓香 :「ん、ごちそうになります。じゃあこの北極ジュースってやつ……はなんか良い予感がしないから普通にコーラにしとこ」

蜘螺咲 鴎禅 :「…OK」

蜘螺咲 鴎禅 :これこそが蜘螺咲の得意とするビジネス忍法であった。

蜘螺咲 鴎禅 :相手に何か貸しを作る事で対象の情報を対価として得る。

蜘螺咲 鴎禅 :ビジネス等価交換の術


蜘螺咲 鴎禅 :という事で経済力で秘密を調べたいが宜しいでしょうか

GM :よいですぜ!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 4[2,2] > 4 > 失敗

GM :ああっ

蜘螺咲 鴎禅 :しかしここで『暗躍』を使用します

蜘螺咲 鴎禅 :ビジネスマンは狼狽えない!

GM :さっきまでカピバラで癒されていたのに……何ッ

GM :まさかそんなメインフェイズの判定を判定なしで振り直せるサポート忍法が存在するわけェ~!?

GM :どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功

GM :成功ですね~!

GM :では、乃木さんの【秘密】を蜘螺咲さんと、龍之介くんに共有だ。

龍之介 :えへへ やった~!

蜘螺咲 鴎禅 :コーラに動物園限定グッズ付きサービスをさりげなくオーダー

蜘螺咲 鴎禅 :シロクマとペンギンの連結チャームがおまけでつくぞ

乃木楓香 :なんかかわいいコースターついてる……

GM :〆のロールどうぞ!


蜘螺咲 鴎禅 :「さて…どうしたものかな」

蜘螺咲 鴎禅 :タブレットに記載された情報をスライドさせて見ている。

乃木楓香 :「……やっぱりするんじゃないですか、仕事」コーラを飲みながらじとーとした目でそれを見ている。

蜘螺咲 鴎禅 :「仕事とプライベートは分けてるっていったでしょ?」

乃木楓香 :「今日はプライベートって意味じゃなかったんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「私は動物を見たり触れ合ったりする時間は大事にしたいんだよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「せっかくの動物園だからね」

蜘螺咲 鴎禅 :「君は仕事をしにここへ来たってわけか」

乃木楓香 :「答えにくいなぁ、それも」

乃木楓香 :「普通に動物園を楽しんでないと浮くでしょ、ここ」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、悪いとは言わないよ。私には関係ない話だからね」

乃木楓香 :「仕事をするつもりしかないと仕事に差し支える。みたいな……」

蜘螺咲 鴎禅 :「この場所に溶け込むには本気で楽しむ必要があるって事だねえ」

乃木楓香 :「そのへん真面目に考え始めると、よくわかんなくなってくるので。まあ、フツーに楽しんでますよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「ま、そういう意味で。楽しい場所では楽しい話しかしたくなかったという私の気持ちを察してくれると嬉しいなあ」

蜘螺咲 鴎禅 :「何しろ、おじさんはほぼ無職だからね」

乃木楓香 :「……女子高生とお茶する時間もけっこう貴重だと思うんですけどねえ。一般的には」

蜘螺咲 鴎禅 :「ハハハ、まあね。仕事が絡まなければ私だって楽しいと思ったと思うよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「今からそうしても良いんだけどね」

蜘螺咲 鴎禅 :「君にもやらなきゃいけない事あるだろうし」

乃木楓香 :(できないと分かってて……)

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ頑張ってね」

蜘螺咲 鴎禅 :「私は、もうちょっと動物園を楽しみたいから」

蜘螺咲 鴎禅 :「揉め事は控えてくれると嬉しいな」

乃木楓香 :「まったくもって同意見ですよーだ」

乃木楓香 :ストローでコーラを吸い上げながら頬を膨れさせている。

蜘螺咲 鴎禅 :「フフ、意見の一致をみたようで良かった」

蜘螺咲 鴎禅 :「あ、そこの本物のくまさん」

蜘螺咲 鴎禅 :「支払いは私がやるから」


蜘螺咲 鴎禅 :と言いつつ『根』を使用します

蜘螺咲 鴎禅 :よろしいでしょうか

GM :どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :傀儡の術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功

GM :お見事です!

蜘螺咲 鴎禅 :クマの球磨さんと仲良くなりました

GM :やったー! 球磨さんを 捕まえたぞ!


蜘螺咲 鴎禅 :「じゃ、なんか変な人もいるから私は動物園巡りに戻ろうかな」

乃木楓香 :「ああ、例の不審者。まだ見つかってないんですね」

蜘螺咲 鴎禅 :(ここのこいつらの事じゃないかなあw)

蜘螺咲 鴎禅 :そんな事を考えつつ支払いを済ませて次のエリアを目指します

GM :====

【サイクル2:五野木遥瑠】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

五野木 遥瑠 :登場希望は乃木さんで

五野木 遥瑠 :シーン表は……どうしようかな

五野木 遥瑠 :大水槽とかにしますか

乃木楓香 :でますー

GM :了解です~

GM :====


GM :7.大水槽前

GM :色とりどりの魚類が悠然と泳ぐ水槽。

GM :蒼のスクリーンが描く自然の美には、来園者の視線が集まっている。

GM :……いや!? 真に視線を集めている存在は、大水槽の前に!

GM :ベースが響く! ドラムの振動が腹を打ち、ギターが掻き鳴らされる!

GM :もはや魚たちの鱗は海がもたらしたミラーボールだ! 室温が高く感じるのは、ここが温水を使っているからだけではない! 熱狂だ!

ロックな男 :『イェエエエエーーーッ!!!!』

ロックな男 :見よ! 人混みの中心に立つ益荒男を!

ロックな男 :白髪のリーゼントには血管のような赫! 白いツナギには、スパンコールがあしらわれ目を奪う!

ロックな男 :『今日はオレのライブに来てくれてありがとーーーウッ!!!』

ロックな男 :『日常に閉じ込められている、オマエら! くだらねえ荊に縛られているオマエらを!』

ロックな男 :『このオレ、戎が!』

ロックな男 :『a.k.a、エビス・プレスリーが! 救い出してやるぜェーーーーッッッ!!!!』

GM :爆音! 乱反射する光! 躍動! 飛び散る汗!

GM :ここにあるのが、ロックだ。

GM :本当のロックが、ここにあるのだ!


GM :ハンドアウト公開。

戎の【使命】

えびす。a.k.a.エビス・プレスリー。

前時代的なロックスターの衣装を纏う丈夫。

丹霧ズーシーネイチャーパークに閉じ込められている存在を、解放しようとしているらしい。

本物のロックを操る。


【使命】閉じ込められている何かを救い出す。

GM :====


GM :あなたたちの前には、熱に浮かされたような来園者たちがウェーブをしていた。

GM :まるで荒れ狂う海のようである。警備員も混ざっていた。

五野木 遥瑠 :「………」ノッてる群衆の後ろから、わが目を疑うような顔でその光景を眺める。

五野木 遥瑠 :「……いや~~あれじゃん……! 絶ッッッ対あれだわ……!」

五野木 遥瑠 :「ロックだし……救い出すとか何とか言ってるし……!」

五野木 遥瑠 :「……いやでも、万一ってコトもあるし……」

五野木 遥瑠 :「あのすみませんこちら五野木なんですけど、今日ってライブイベントの予定とかありましたっけ?」トランシーバーを取り出し、本部の方に確認する。

GM :ペンギンのこと? それ以外があるわけないじゃない、という回答が返ってきます。

五野木 遥瑠 :「ですよね~~……了解っっっす~~~……」

五野木 遥瑠 :「いやホント……行きたくねえ~~~……!!」

五野木 遥瑠 :「でもまあ……仕事だしな……」

五野木 遥瑠 :溜息とともにすべてを諦め、警棒を持って人波をかき分けていく。

五野木 遥瑠 :「あ~、ブチ上がってるとこ申し訳ないんですけど~!」なんとか最前列まで辿り着き、エビスを名乗る男に声をかける。爆音の中なので大声だ

五野木 遥瑠 :「このライブって許可とか取ったやつですか~!? あの~、上の者に聞いたら特にライブの予定とかなかったって話なんですけど~!」

:『アーオッ!』

五野木 遥瑠 :「アーオじゃないんすわ!!」

:『どうしたんだい、ベイベー! ステージの上に立ちたくなったのか!?』

:髪をかき上げる。リーゼントがプリプリと揺れる。

:『オレは……ロックンローラーさ。ロックには決まりはない。魂が震えるとき、そこに産まれるものだ』

:『だからオレも縛られない! そこがライブの会場だと思ったなら、オレは歌う!』

:『それがオレ、戎、a.k.a、エビス・プレスリーだから!! センキュッ』

:胸元をがばっと開いた決めポーズ。

五野木 遥瑠 :「ヤベ~ペンギンより日本語が通じない!!」

五野木 遥瑠 :「思ったなら歌ってもらってもいいんですけどぉ! その前に許可だけもらってきてもらえると助かるんですけどぉ!!」

:『やれやれ、ワガママな子猫ちゃんだ』

:『このライブはここまでのようだ! オマエらの人生のハイライトで、オレが輝けたこと、誇りに思うぜ!』

:『センキュゥウウ~~~!!!』

:高らかに歌い上げるとともに、どこからともなくスモークがもうもうと焚かれる。

GM :煙が一面を覆い隠す。

五野木 遥瑠 :「あっ、ちょっ、何だこの煙!!」

GM :晴れた時には……戎の姿はさっぱりと消えていた! 文字通り煙のように……

五野木 遥瑠 :「……消えてる」

五野木 遥瑠 :「………」

五野木 遥瑠 :「……思ったより聞き分けはいいな……」

五野木 遥瑠 :「このまま帰ってくれたらいいんだけどな~……まだどっかでライブされてたらちょっとな~……」

五野木 遥瑠 :戎が忽然と消えたあとの大水槽の前で独り言ちているところに、SNSの通知が入る。

五野木 遥瑠 :「ん? ……」見れば、乃木さんからのものだ。シロクマがいるカフェの写真が添付されている。

五野木 遥瑠 :「……人か? これ」

五野木 遥瑠 :写っている白熊の腕からは人間の肌の色が覗いている。不審者の情報として送ってくれたものらしい。

五野木 遥瑠 :「でもあれ見ちゃった後だと……これは関係ないかなあ……」

五野木 遥瑠 :そう口にして、はたと考える。

五野木 遥瑠 :「いや……もしかすると……マンウィズみたいなアレかも知れんし……」

五野木 遥瑠 :「一応、調べときますか」

五野木 遥瑠 :そう呟き、添付された写真を二色の瞳でじっと見つめる。


五野木 遥瑠 :千里眼の術で情報判定したいです!

GM :どうぞ!

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:千里眼の術) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功

五野木 遥瑠 :よし!

GM :お見事! 「毛皮の男たち」の【戦力】が公開されます。

毛皮の男たちの【戦力】


「包囲陣形」《解除判定:地の利》


各サイクル終了時、PC全員を目標に選ぶ。

目標は謀術分野からランダムに選んだ特技で判定を行い、失敗すると射撃戦ダメージ1点を受ける。


熊の毛皮を纏った戦闘員が、パーク内の各地に潜伏している!

彼らは目的の邪魔になる者を排除する役割を担っているのだ。

アルと帚木オドロの所有者は、この【エニグマ】のランダムで選んだ特技の判定に、プラス1修正がつく。

GM :第一サイクル終了時に撃たれたのもこれが原因でした。

GM :解除判定は補助判定なので、手番を使用せずにこのシーンで行うことが可能ですよ~

五野木 遥瑠 :地の利ちょっと遠いな……

五野木 遥瑠 :乃木さん修正お願いしてもいいですか!

五野木 遥瑠 :(情報判定のとき頼むの忘れてた)

乃木楓香 :あっします!

五野木 遥瑠 :あっ助かります!

五野木 遥瑠 :いくぜ 見敵術で代用

五野木 遥瑠 :2D6+1>=9 (判定:見敵術) (2D6+1>=9) > 5[1,4]+1 > 6 > 失敗

五野木 遥瑠 :う~んダメ

GM :残念!

GM :他には何かしますか?

五野木 遥瑠 :しておきたい気もするが……なしかな

GM :あら、良いんですの

五野木 遥瑠 :いや大丈夫のはず!

GM :では終了でよろしいでしょうか

五野木 遥瑠 :一言二言だけ入れて終わります


五野木 遥瑠 :「……う~ん、別口?」画像を通して見えてきた彼らの像に首を傾げる。

五野木 遥瑠 :「それともさっきのロックの人の部下とか?」

五野木 遥瑠 :「よく分かんないですねぇ……まあ、無差別っぽいし、他の人たちも黙ってはいないでしょ」

五野木 遥瑠 :「まったく、仕事熱心なこと。……私もだけど~」

五野木 遥瑠 :持っていたスマホと警棒をしまい、大水槽を背にして歩き出した。

GM :====

【サイクル2:乃木楓香】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

乃木楓香 :オドロちゃんとサバンナに行きます 五野木さんが感情修正くれるとうれしいな〜

五野木 遥瑠 :出ます!

GM :オスオス

GM :====


GM :5.広大なサバンナ

GM :キリンやシマウマ、ヌーの一群が行き来している、ここはサバンナ……

GM :サファリカーの中から、鋭い目つきで辺りを睥睨する女性の姿がある……。

炎河キアマ :「……! ちょっと、そこのアンタら……」

炎河キアマ :「ウチは炎河キアマゆうもんやねんけど……」

ヌーの大群 :ドドドドドドドドド

乃木楓香 :「えっ……私?なんですか?」困惑。

炎河キアマ :「ぎゃーーーっ!!!!」

五野木 遥瑠 :「え? ちょ、な、何!?」

GM :炎河キアマと名乗った女性は、ヌーの大波に飲み込まれて見えなくなった。


GM :ハンドアウト公開。

炎河キアマの【使命】

えんがわ・きあま。

ライオンヘアーにスーツの女性。

厳しい目で周囲を睥睨している……動物が好きには見えないが。


【使命】何かを探している。

乃木楓香 :「えっ……無事なの?あれ」

GM :サファリパークの動物はちゃんと訓練されているので無事だ。

五野木 遥瑠 :「い、いやー……どうなんですかね……」

乃木楓香 :「救急とか呼んだほうがいいんじゃ……」

五野木 遥瑠 :「と、とりあえず連絡だけはこっちでしとくので……」

乃木楓香 :「あ、ありがとうございます……」

五野木 遥瑠 :「乃木さんはホラ、お客さんなんで……気にしなくて大丈夫ですよ! 多分」

乃木楓香 :「やー……何事もなければそのつもりでしたけど」

乃木楓香 :「これだけ色々とあると書くネタには事欠かないですよねっていうか……」

乃木楓香 :「ぶっちゃけどうなんですか?安全対策とか大丈夫?」

乃木楓香 :「あそこは降りちゃいけない場所だけどあの人が勝手に降りちゃった感じなんですかね」

五野木 遥瑠 :「いや~大丈夫だと思っ……てたんですけどねえ……!?」

乃木楓香 :「大丈夫じゃなさそうな回答〜〜」

五野木 遥瑠 :「今私が言ってもあんま説得力ない状態にはなっちゃってるかな~って」

五野木 遥瑠 :「家出娘と喋るネズミと、エビロッカーとマンウィズが侵入してますからね」

五野木 遥瑠 :「いやアルさんたちは一応チケットあるんだっけか……」

乃木楓香 :「あはは。まあいち警備員さんにはどうしようもないですよこんな状況」

五野木 遥瑠 :「それでもどういう経緯だったんだって感じではあるし……この状況でサバンナだけ安全って言いきれるかと言われると~……」

五野木 遥瑠 :「そーそー! そ~ですよホント! ありがたいな~そう言ってもらえて!」責任逃れの笑顔

乃木楓香 :「そうそう。これで園が潰れるならまあ、悪い職場から逃げられてラッキーって感じで」

乃木楓香 :「今の時代は安全管理とかうるさいですからね」

五野木 遥瑠 :「そ~……ですね! そうだな確かに! バイトですからね!」

乃木楓香 :「経営の要の龍之介ちゃんも……可愛いのはマジだけど」

乃木楓香 :「やばいでしょ。喋るペンギンが表社会で堂々としてるの」

乃木楓香 :「ほぼトーシロの私でももうちょっと忍べやって思っちゃうよ」

五野木 遥瑠 :「まあ一応、表出てるメディアでは喋ってなかったはずだし……」

乃木楓香 :「びっくりしすぎて普通にめちゃくちゃ賢いペンギンなのかと思っちゃったよ最初」

五野木 遥瑠 :「まあ園長にバレてる時点で何? って感じではあるけど」

五野木 遥瑠 :「というか園長が何?」

五野木 遥瑠 :「私幻覚かと思った」

乃木楓香 :半分くらい書いた記事案を出そうとした段階で学園の先生に「いやそれ忍者じゃね?」と言われて差し止められた。

五野木 遥瑠 :「まさかこんな近いところに忍者いるなんてねえ……。しかも職員さんとかじゃなくてペンギンて」

乃木楓香 :「そうねえ……アルさんの話に感じ入ってたし、まあ悪い人じゃないんだろうけど」

乃木楓香 :「それよりは、ふらっと園にやってきたサラリーマンとか、アルバイトの身分で園に入ってた人が忍者だった事の方が」

乃木楓香 :「なんかあるんだろうなーって感じではあるよね。一般的には」

乃木楓香 :「もちろん、ふらっとネタを探しに来た学生記者もだけど」

五野木 遥瑠 :「んはは、そうですねぇ! そっちの方が自然ですし~」気にした様子もなく、笑顔で肯定する。

五野木 遥瑠 :「専門の長期スリーパーとかはあるだろうけど、それよりは短期で入る人のが圧倒的に多いですからねえ、忍者」

乃木楓香 :「あはは、やっぱ結構合うタイプだな〜五野木さん」

乃木楓香 :「互いの事情がわからない忍び同士が疑い合うなんて当然のことだもの」

乃木楓香 :「なのにそれを口に出すと怒る人っているからさ、どうも」

五野木 遥瑠 :「まあね~、無粋って思う人は思うでしょうし」

五野木 遥瑠 :「あとやっぱ、疑わずに仲良くやってけたら一番嬉しいんで」

五野木 遥瑠 :「ま~基本無理ですけど! んっふふふ」

乃木楓香 :「それはね〜!ま〜わかる!」

五野木 遥瑠 :「でっしょ! 探ってみたら思ったより利害ぶつかんなくて『あっ、ども……』みたいになることもあるし」

五野木 遥瑠 :「ぶつかったらぶつかったで『あっ、ども』で戦うけど~」

乃木楓香 :「だよねえ。けどまあ、どうあれ事実を暴いていかないといけないわけでさ」

乃木楓香 :「今……この園で起きてる状況の中心にいるのは、多分あの子だと思うの」

乃木楓香 :「帚木オドロちゃん。わかんないけど」

五野木 遥瑠 :「ふむふむ。その心は?」

乃木楓香 :「ん、勘!」

五野木 遥瑠 :「勘かあ!」

乃木楓香 :「あはは、まあほら」

乃木楓香 :「『勘』って要するに『言葉にできない』か『言葉にしたくない』のどっちかの事だから」

乃木楓香 :「そこまで信用ならないもんじゃないと思うんだよなー。私のは」


乃木楓香 :笑ってそう言いながら、SNSのプライベートチャンネルにオドロちゃんの写真を上げて情報を集めます。【用兵術】で秘密を開けるぜ

GM :良いでしょう! どうぞ!

五野木 遥瑠 :感情修正しますか!

乃木楓香 :ほしいー

五野木 遥瑠 :修正付けます!

乃木楓香 :2D6+1>=5 (判定:用兵術) (2D6+1>=5) > 5[1,4]+1 > 6 > 成功

GM :お見事!

五野木 遥瑠 :さすがライターだぜ

GM :帚木オドロの【秘密】は、公開情報です。

帚木オドロの【秘密】

公開情報。

帚木オドロは、比良坂機関の巫女の母親と、ハグレモノは「兎の耳」という小流派の父親の間に産まれた子である。

父親は物心つく前に死亡したため、「兎の耳」の里の一員として育てられた。


しかし花占いの占術が使えるようになると、どこから情報を得たのか、比良坂機関の人間が現れた。

オドロには巫女の才能があるため、比良坂機関の管理する神宮にて訓練するということだ。

引き取られた神宮での生活は、里に比べて格段に過ごしやすかった。

しかし、占いの術や勉学の教師を中心に関わり、ほとんど日常の会話の無い生活には、強い孤独感を募らせることになった。


瀕死のアルを拾ったのはまったくの偶然だった。

話し相手に飢えていたオドロはアルを甲斐甲斐しく治療し、すぐに信頼関係を築くに至ったのである。

花占いが吉兆を示したその日。神宮に突如響いた騒ぎの音を好機に、アルの力を借りてオドロは逃走したのである。


初めは「兎の耳」に戻ろうとオドロは考えていたが、それよりも、アルと共に知らないものを見て駆ける逃走劇は、郷愁の念以上に新鮮で興味深いものだった。

逃走劇の終わりについてだけは、花占いをせずにいる。


帚木オドロの【本当の使命】は、アルと一緒にいることだ。

乃木楓香 :続けて毛皮の連中についても晒しちゃおう。エニグマの解除判定します

GM :エッチ!

GM :指定特技は《地の利》になります。

乃木楓香 :うお〜

乃木楓香 :2D6>=6 (判定:野戦術) (2D6>=6) > 6[1,5] > 6 > 成功

乃木楓香 :撃破!

GM :おお……!

五野木 遥瑠 :やった~!

GM :では、ヌーの毛皮を纏って群れに混ざっていた成人男性数人を見事撃破しました。

五野木 遥瑠 :不審者が減ったぜ

乃木楓香 :ロールに戻ります

GM :どうぞ~


乃木楓香 :「……とまあ、こういう感じっぽくで」

乃木楓香 :調べて判明した情報を普通に五野木さんのDMに投げてくる。

乃木楓香 :「どうかな?仲良く協力できそう?……なーんて、わかんないよねえ」

五野木 遥瑠 :「ははあ、なるほどなるほど」DMに表示される情報をスクロールしていく。

乃木楓香 :私の事情がわかってないんだもの、とけらけら笑う。

五野木 遥瑠 :「いや~助かります! これはもう協力してるって言ってもいいんじゃないかな? な~んて」

五野木 遥瑠 :「んっふふふ、ま~、まだ分かんないですねえ」

五野木 遥瑠 :「協力できたらいいな~っていうのは本音ですよ? せっかく気さくに話せるし~」

乃木楓香 :「んふふ。いっそここでお互いの事情も教えあえたらいいんだけどなあ」

乃木楓香 :「なんかどうも、それだけは絶対やっちゃダメらしいんで」

五野木 遥瑠 :「そうねぇ、メンドくさい決まりだけど、大事なことですし」

乃木楓香 :「大事……ふふ。実は私、一回やろうとしてめちゃめちゃ怒られたんですよね」

五野木 遥瑠 :「んははは! やりかけたんだ!」

乃木楓香 :「だってさ〜あの時はそっちのが効率いいじゃんってなったんだもん」

乃木楓香 :「二度とやりませんって泣いて謝るハメなった」

五野木 遥瑠 :「んふふ、いやごめんごめん、でも分かりますよ! 言う訳にはいかないんだけど、でもこれ分かっといてもらえると助かるな~みたいな事情って!」

五野木 遥瑠 :「んふ。今も“そういうの”、あったりします?」

乃木楓香 :「えー。これ、仮に『ないよ!』とか『調べちゃダメ!』って言ったら調べないでいてくれるんです?」

乃木楓香 :「なんてのはまあ、軽口ですけど」

乃木楓香 :「結局、なるべく全部暴くしかないんじゃないですか?私らとしては」

乃木楓香 :「腹に何か抱えたままじゃ信用なんてありえないし、そういう意味では知っててほしくはあるかなあ」

五野木 遥瑠 :「ふむふむ。そうですねえ、たしかにその通り」

五野木 遥瑠 :「やり合うんでも協力するんでも、お互いのことを知らなきゃね!」

五野木 遥瑠 :「敵を知りどうたらこうたらって孫子さんも言ってますし~」

五野木 遥瑠 :「……孫子さんだと子とさんで敬称が被るのかな?」

乃木楓香 :「あー。ナントカ先生さんみたいな感じなのかな」

乃木楓香 :「まあいいんじゃないですか?語感的にはつけといたほうが」

五野木 遥瑠 :「そうかも。まあ敬いすぎて悪いことないか!」

乃木楓香 :「そうそう。多分向こうも悪い気しないから」


乃木楓香 :じゃあロールはこんなもんで、最後に忍授業だけしたいです

GM :どうぞ~

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:暗号術) (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

GM :うそお

乃木楓香 :やった〜

乃木楓香 :謀術を回復します

五野木 遥瑠 :100点取ってる

GM :無駄スぺですら……ない!

GM :カンペキだ

乃木楓香 :連撃のコストを1に!

GM :了解です

GM :====

【サイクル2:戎】

GM :──暗闇。

:「アーオッ、やっと見つけたぜ……」

:どこかの隙間から、外を観察している。今はマイクも使っていない小声だ。

:「まさか透明になっていたとは! ロックだぜ……」

:「だが、ひとたび識別すれば、オレの鼻が逃がさねえ!」


:《香術》で情報判定を行います。対象はアルの【居所】。

:2d6>=5 (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

:成功。

:背景【派閥】の効果で、妖術分野からランダムに選んだ特技で判定を行います。

:失敗すると集団戦ダメージ1点だ。

:2d6 (2D6) > 11[5,6] > 11

:フ……

:目標値9

:2d6>=9 (2D6>=9) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

:アーウッ!

GM :シーン終了。

GM :====


GM :第二サイクル終了。発生する効果などはありません。

GM :====

【サイクル3:龍之介】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

龍之介 :登場希望は五野木さんと戎さん!

五野木 遥瑠 :出るぞ出るぞ

龍之介 :シーンは……サル山にしようかな。

GM :了解です。

GM :====


GM :3.サル山

GM :頭脳が支配する叡智の殿堂……天才類人猿に知恵比べを申し込まれる。

GM :シーンプレイヤーは《記憶術》で判定を行う。成功すると「遁甲符」を一つ獲得する。失敗すると、煽られる。

龍之介 :!?

GM :では判定どうぞ~

龍之介 :だ、だが記憶術は割と近い!どちらが本物の天才かみせてやるでござる

龍之介 :2D6>=6 (判定:用兵術) (2D6>=6) > 5[1,4] > 5 > 失敗

龍之介 :あーーーー!!!!!

サルA :ウキャキャキャ!所詮トリ公なんざこんなもんだのう!

サルA :イキがっててもワシらのつま先にも及ばんわ!

サルB :ホッホッホッホッホッホッホッホw

龍之介 :プルプル…………………!!

サルA :これに懲りたらとっとと海に帰んな! 鰯にはDHAがたっぷり含まれとるからのォ~!

サルA :食べ続ければ頭脳がよくなるかもしれんな。百年くらい! ウキャキャキャキャ!!

サルB :ホッホッホッホッホッホッホッホw

龍之介 :プルプルプルプル…………………!!

GM :====


GM :──サル山。

GM :知能の高い類人猿たちがまとめて飼育されている、かなり攻めた飼育方法のエリアだ。

GM :別種の猿どうしが同じ檻に入れられていることで、当初は多くの問題が発生したが……そこは森の賢者たち。

GM :互いの意思疎通手段を確保した彼らは自治を行い、法を整備し政権を樹立。サル山という独立国家を築いている。

GM :サル山内で使われる貨幣は、サルとの知恵比べに勝つと貰えるぞ。失敗すると、話す価値無しと言うかのような蔑みの目で見られるぞ。

GM :人気は全くない。

龍之介 :プルプル…………………プルプル…………………

龍之介 :コップの中に入ったコインを当てるゲームで全敗し、ウキャウキャと煽られまくって震えている。

龍之介 :「鰯くらい毎日食べてるんでござるが?どんどん頭が良くなってるんでござるが???」

五野木 遥瑠 :「うわ~……」

五野木 遥瑠 :「そら人来ないわ……」

五野木 遥瑠 :「だ、大丈夫です? 龍之介さん」

五野木 遥瑠 :「あんま見たことない感じの顔になってますが……」無表情だが、そこに浮かぶ"あったまり"を感じる

龍之介 :「五野木殿は……あのカップの中に入ったコインを当てる奴……全部分かったでござるか?」

龍之介 :ぷるぷる震えながら尋ねる。

五野木 遥瑠 :「あ~、覚えてはいないかな」

五野木 遥瑠 :「ただまあその、”見える"んで、私」

龍之介 :「ぷぇ?」

五野木 遥瑠 :そう言って、赤と青が混ざり合うような色の瞳と、そのただなかの星型の瞳孔を指さす。

龍之介 :瞳を覗き込んで首を傾げている。

五野木 遥瑠 :「これここだけの話なんですけど~」

五野木 遥瑠 :「私、瞳術系の家の出なんで、"目がいい”んですよ」

五野木 遥瑠 :「や、常に見えてる訳じゃないですよ? そんな古典的な透視メガネみたいなのじゃなくて」

五野木 遥瑠 :「ただまあ、特に術とかないコップくらいだったらちょっと力入れれば見えるので」

五野木 遥瑠 :「覚えなくても答えられるって感じですね~」

龍之介 :「おお……!すごいでござる…………………」目をキラキラさせた後。

龍之介 :「じゃあ拙者がコインの入ってないカップを選ぶたび…………………外れとる外れとるwって思ってたってことでござるか!?」

龍之介 :ハッとして震えだす。煽られてあったまっている!!

五野木 遥瑠 :「思ってない思ってない!!」

五野木 遥瑠 :「そこまで性格悪ないですって!」手を振って慌てて弁明する。

五野木 遥瑠 :「でもほら、私が横から言っても……それはなんか違うじゃないですか?」

龍之介 :「拙者が馬鹿な上に性格が悪いといいたいでござるか!」ムキー!と両翼を上げてぷんすこと足踏みする。

龍之介 :「憐みの目!同じ目線を……先ほど…………………あの猿たちに向けられたでござる!!」

龍之介 :「むき~~~~~ッ!!」ぴゅーん!とどこかに走り去る。

五野木 遥瑠 :「いやアレは明らか憐みより嘲り……あっ」

五野木 遥瑠 :「ちょ、ちょっと待ってくださいって~! 私が悪……くはないけど霊長類として謝罪するんで~!」走り去っていったペンギンを追いかける

ぽんた :ドン!と何かにぶつかる。

ぽんた :「あら~~、ごめんなさ~~い♡」狐の耳の生えた……見るからに不審な女だ!!

ぽんた :「ごの……警備員のお姉さん、お怪我はありませんか~~~?♡」

五野木 遥瑠 :「あっすみませ……、……?」ぶつかって反射的に謝りかけ、明らかに怪しい風体に眉根を寄せる。

五野木 遥瑠 :(……第五の……不審者……?)

五野木 遥瑠 :「あ~、すみませんあの~……いや大丈夫です……」

五野木 遥瑠 :「えっと、そちらも怪我とかは?」

ぽんた :「私は大丈夫です~♡」

ぽんた :「けど……おやび…………………龍之介さんが負った心の怪我は大きいかもしれませんよね~♡」

五野木 遥瑠 :「え? 龍之介さん? 何???」状況を全く呑み込めていない

五野木 遥瑠 :「いやそれはサルの方に言ってもらってですね……」

五野木 遥瑠 :「お土産コーナーの辺りにご意見カードがあるんでそこに猿山のことボロクソに書いて投書していただいて……」

ぽんた :「あれなくなりませんかね?ペンギンのところに狐がいるとか事実無根の投書がきて困ってるんですよね」

ぽんた :「あっ、ってそうじゃなくて!お姉さんがおやび……龍之介さんと仲良くしてるから気に入らないとかじゃなくてですね」

ぽんた :「おや……龍之介さんが動けない間にあたしがバシッ!と調査して役に立っちゃおうってことなんです」

ぽんた :「あたしは、ぜーんぶ知ってるんですからね!お姉さんが探してる人は……ずばり…………………この人ですね!」

ぽんた :画用紙にクレヨンで描いた人の顔?らしき絵を出す。

五野木 遥瑠 :「しいたけ?」

ぽんた :「よ、よくみてください!!どこからどうみても人間の顔じゃないですか!!」

五野木 遥瑠 :「人の顔? ……あ~なるほど?」目目口を認識したことで顔と認識できるようになる

五野木 遥瑠 :そして人の顔として見た場合、異様な発達をした髪とそこに走る線からなんとなくモデルの人物を想像する。

五野木 遥瑠 :「あ~あれですか、あの、ロックの人」

五野木 遥瑠 :「髪がこ~んなんなってて、袖がこんなヒラヒラ~っとした人」ボディランゲージでリーゼントと袖のやつを表現する

ぽんた :「そう!!そうです!!」画用紙を手に持って激しく頷く。

ぽんた :「だからあたし、ひとりで頑張って調べたんです!その人の情報!」

ぽんた :「教えて欲しいですか~?教えて欲しいですよね~~~?」

五野木 遥瑠 :「いやまあ……はい」いま一つ釈然としない心境のまま、とりあえず頷く。欲しいのは確かだ

龍之介 :「ふう……取り乱してすまなかったでござる。武士としたことがこれしきのことで……全く未熟で申し訳ないでござる」

龍之介 :頭を冷やした龍之介がぺたぺたと戻ってくる。

龍之介 :「あー!!ぽんた!!人を化かしちゃいけないと言っているでござろう!」

ぽんた :「あー!!見つかっちゃった!!」

ぽんた :どろんと不審な女がキツネに変わる。

五野木 遥瑠 :「うわっキツネ!!」

ぽんた :「え?キツネがどこかにいるんですか?」キョロキョロしている。

五野木 遥瑠 :「え~いや……まあ……まあいいや、いいです」

五野木 遥瑠 :なんかそういう建前なのか? と解釈して追及はしない。逃げ出してる動物が増えたのは警備員としては不都合だし……

龍之介 :「この子はぽんたと言って、拙者を慕ってくれているのでござるが……自分の事をペンギンだと思い込んでいるんでござる」小声で五野木さんにヒソヒソ。

ぽんた :「あたし、ちゃんと調べてきたから!ロックのしいたけのこと!」子狐が胸を張っている。

五野木 遥瑠 :「それは……なんで……?」小声で返す。純粋な疑問

龍之介 :「謎でござる…………………恐らくペンギンに憧れているからではないかと思うでござるが……」ヒソヒソ。

龍之介 :「子供だから……」

五野木 遥瑠 :「あっそこは龍之介さんも知らないんだ……」

五野木 遥瑠 :「ま、まあ、ペンギンかキツネかはともかく……」

五野木 遥瑠 :「なんか……あのロックのエビの人のことを調べてくれた……んです?」

ぽんた :「うん!!」


龍之介 :そう言う感じで……部下の狐がちゃんと調べられたかどうか…………………用兵術で情報判定してもいいですか?

GM :どうぞ~

龍之介 :ありがとうございます!

龍之介 :ルルブには5だせんやつなんかおらんやろwて煽られてるんですけど感情修正もらってもいいですか?

サルA :おらんやろw

五野木 遥瑠 :あっ修正します!

龍之介 :ムキーッ!!

龍之介 :ありがとうございます!あっ、でもどうしようかな

龍之介 :五野木さんはとっておいてもらってアルくんにもらおうかな?

五野木 遥瑠 :あっなるほどね

アル :では一応シーンに出ている扱いにしておこう

龍之介 :ありがたGM…………

アル :えいっ感情修正

龍之介 :ありがとうござる~!!!!!

龍之介 :2D6+1>=5 (判定:用兵術) (2D6+1>=5) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功

龍之介 :よしよし!!戎さんの情報を抜きました!

GM :では龍之介くんと、五野木さんと蜘螺咲さんに共有ですね。

龍之介 :はい!

GM :送りました~

龍之介 :あ、あ、あわわわわ……

五野木 遥瑠 :は~なるほど……

龍之介 :あと背景の【獣心】を見ると、自分の従者の忍獣には一度は背景の効果で感情チャレンジができるっぽいきがするんですが、ぽんたにやってもいいですか?

GM :いいですよ~

龍之介 :ありがとうございます!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功

龍之介 :よし!感情取得。

龍之介 :ET 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)

ぽんた :ET 感情表(6) > 狂信(プラス)/殺意(マイナス)

ぽんた :もちろん狂信!!

GM :感情強者になっていくなあ

龍之介 :憧憬でござるな……無邪気さに……?

GM :もしかして【獣心】の背景って強い……?

龍之介 :動物園が舞台だと……強いのか?


ぽんた :「ね、ね!ちゃんと調べられてたでしょ!すごいでしょ!!」むふん!と胸を張る。

ぽんた :「これで立派なペンギンに一歩近づいたかな!」

龍之介 :「う……っ、うむ。偉いでござるな」

五野木 遥瑠 :(立派なペンギン……)

龍之介 :「拙者は友達が傷つけられるのは嫌でござる。だからぽんたがこうして調べてくれて嬉しいでござるよ」

龍之介 :「知らないと助けることもできないでござるからなあ」

龍之介 :「だから、乃木殿の情報も、五野木殿にお渡しするでござる!」

龍之介 :「拙者たちは友達ゆえ!友達同士が信頼するのに対価などはいらないでござるからなあ」

龍之介 :ニコニコした雰囲気を漂わせながら、懐から情報をまとめたファイルを取り出し渡そうとしている。

しおから :ばうっ!とどこからともなく犬が飛んできてそのファイルをくわえ、走り去る。

五野木 遥瑠 :「犬!?!?」

龍之介 :「あ、あれ!?しおから!?何をするでござるか!?」

龍之介 :「あー!ダメでござるよ!それは拙者の立派な……ああ~~!」

龍之介 :犬を追いかけて走っていく。

五野木 遥瑠 :「……な、なんだったんだろ……?」

五野木 遥瑠 :その後ろ姿を呆然と見送り、暫くのちに我に返ってその後に続いた。

GM :====

【サイクル3:蜘螺咲鴎禅】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :アルくんに感情を取りたいのでライオンの園に来てもらいたい

GM :おお、アルですね

GM :一応龍之介くんが所有者になっていますので、龍之介くんもデータ上は登場してもらう扱いになりますがよろしいですか?

龍之介 :データ上でます!

GM :はい、では

GM :====


GM :4.ライオン園

GM :ライオンの群れを悠然と見下ろすことができる。特筆すべき点の無いスポットだが……

GM :恐るべき跳躍力で脱出したライオンに遭遇する。捕縛しなければ騒ぎが起こってしまう!

GM :シーンに登場しているキャラクターは体術分野からランダムに選んだ特技で判定を行う。失敗すると、そのサイクル中に行うあらゆる判定にマイナス1修正がつく。

蜘螺咲 鴎禅 :うわ~

龍之介 :データ上でてしまったでござる!!

龍之介 :食われる~~

GM :2d6 (2D6) > 6[3,3] > 6

GM :お二人は《身体操術》で判定どうぞ!

アル :ちなみにアルは自動失敗です。食われます

龍之介 :はーい!7か…………………蜘螺咲さん感情修正いります?

蜘螺咲 鴎禅 :うえ~

龍之介 :うわーーーっ!!アルーーーー!!!

蜘螺咲 鴎禅 :欲しい~

龍之介 :あげます!+1!!

蜘螺咲 鴎禅 :あ、アル~

龍之介 :じゃあ判定します!

龍之介 :2D6>=7 (判定:手裏剣術) (2D6>=7) > 7[3,4] > 7 > 成功

龍之介 :あっ成功!よかった~

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

龍之介 :おおおお!!!

アル :つよおじさん

蜘螺咲 鴎禅 :特に得るものがないスぺ

GM :では見事ライオンの脱走は、情報が広まる前に抑えられました!

GM :====


GM :──ライオン園。

GM :本来であれば、ライオンの脱走は行えないように、エリアの外縁には「かえし」がついているが……

アル :「……削られてやがるな。手の込んだ真似だ」

アル :命からがら、といった様子でライオンから逃れたのにも関わらず、冷静に檻を観察している。

蜘螺咲 鴎禅 :「君らしくもないね」

蜘螺咲 鴎禅 :「アルサーモン」

アル :「……」

アル :「アルって自己紹介しただろ?」

アル :「もうボケたのか? 人間も大概、すぐ歳を取るみてえだな」

蜘螺咲 鴎禅 :「そりゃもうおじさんだからねえ」

蜘螺咲 鴎禅 :「ボケるにはまだ早いけどさ」

蜘螺咲 鴎禅 :「そういう君こそ、随分と難儀そうじゃないか」

アル :「都会のネズミは汚れるもんさ」

アル :「ガラスの檻に入ってた頃とは、違ぇんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「フ…私だってエリートを気取っていたころとは違うさ」

アル :「そうだな。落ちぶれたもんだ」

アル :「……傷のなめ合いは趣味じゃねえぞ」

蜘螺咲 鴎禅 :「そりゃそうだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「落ちぶれたのは仕方ないがそこに諦めが入るようじゃおしまいだ。そういう姿は見たくないんでね」

蜘螺咲 鴎禅 :そういって何かを投げて渡す

アル :「! ……ヘッ、覚えてたのかよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「知ってるかい?エリートビジネスマンは契約を守るものさ」

アル :「もうエリートとは違ぇだろ。オレも、天才じゃあなくなった」

アル :「だが……確かにオマエの言うとおりだよ」

アル :「オレの行くべき道は、こっちだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「君の望みは知っている」

蜘螺咲 鴎禅 :「その願いを私は叶える手伝いをしても良いとも思っている」

アル :「オレの願いは伝えた通りだ。あのガキを比良坂の家に帰す」

蜘螺咲 鴎禅 :「それが上手くいったらで構わない」

蜘螺咲 鴎禅 :「その代わり、友人として僕の頼みを聞いてくれないか?」

蜘螺咲 鴎禅 :「返事は、今じゃなくていい」

アル :「……オッサンは話が長いうえに、言葉の裏を読ませようとしていけねえな」

蜘螺咲 鴎禅 :「君には天才でいてほしいんだ」

アル :「勝者に従うさ。それが忍びの世界だろ」

蜘螺咲 鴎禅 :「実力か」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、そういう話になるだろうな」

アル :「”エリート”であるオマエには、釈迦に説法だったか?」

アル :チチ……と笑う。

蜘螺咲 鴎禅 :「今の私は負け組だが」

蜘螺咲 鴎禅 :「この件に関しては勝つよ」

アル :「……そうかよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「その為に、誰が敵かを見極めないとな」


蜘螺咲 鴎禅 :龍之介の秘密を調べます

GM :指定特技を宣言しな!

蜘螺咲 鴎禅 :経済力を使い情報ネットワークを駆使して手段を択ばず調べる感じでどうでしょうか

GM :ずっと《経済力》だw いいですよ!

蜘螺咲 鴎禅 :金は万能だ 困ったら金w

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗

GM :金が尽きてる

蜘螺咲 鴎禅 :暗躍せよ!

GM :出たー! 暗躍!

蜘螺咲 鴎禅 :へそくりだ

GM :闇金融

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功

GM :成功ですね! 龍之介くんの【秘密】を蜘螺咲さんに。

GM :乃木さんにも共有されます。

GM :送りました~

蜘螺咲 鴎禅 :フムフム


蜘螺咲 鴎禅 :「やれやれ、なけなしの貯金が…」

アル :「オイオイ、せっぱつまってんじゃねぇのか」

アル :「”コレ”、今渡していいのかよ?」

蜘螺咲 鴎禅 :「なあに、それだけ本気ってことさ」

アル :蜘螺咲さんから受け渡された『特製の餌』を見せます。

アル :「本気か……」

アル :「頼むぜ。オレはこれが、最善だと信じてる」

蜘螺咲 鴎禅 :「そう、ちょっとくらいは格好いいとこを見せさせてもらいたいな」

蜘螺咲 鴎禅 :いつの間にかスーツに着替えている

蜘螺咲 鴎禅 :「お互いに、だ」

アル :「ああ」


蜘螺咲 鴎禅 :更に『根』を使用します

GM :おおっ

蜘螺咲 鴎禅 :対象はライオンのらい男くんだ

GM :どうぞ! 修正はいいのかい!

蜘螺咲 鴎禅 :さっきもらっちゃったから大丈夫

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

蜘螺咲 鴎禅 :フフ…

GM :なんだこのおじさん!?

GM :”本気”すぎる……!


蜘螺咲 鴎禅 :おじさんの背後にカピ原くん球磨くんライ男くんの三匹が従う

蜘螺咲 鴎禅 :かつてのエリート営業チームと比べれば

蜘螺咲 鴎禅 :見劣りするかもしれないが

蜘螺咲 鴎禅 :今できる事に最善をつくすだけなのだ。

GM :====


GM :アルが「特製の餌」を獲得したため、処理が発生します。

GM :アルの所有者は、クライマックスフェイズの戦闘時、奥義「光り蓑」を一度だけ使用できるようになります。

GM :現時点でのアルの所有者は龍之介くんです。

GM :処理は以上です。

GM :====

【サイクル3:乃木楓香】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

乃木楓香 :龍之介ちゃんとオドロちゃんに会いたいかな

龍之介 :でるでござる!

乃木楓香 :龍之介ちゃんの秘密を探るので五野木さんが修正くれるとうれしい

帚木オドロ :出ます。

龍之介 :あれ?拙者の秘密出てなかったでござったか?

五野木 遥瑠 :おじさんから流れてた気がする

乃木楓香 :あっ

GM :調べられてるね。

乃木楓香 :そうだったわ

乃木楓香 :じゃあ五野木さんのを調べようかな…

GM :シーン表はどうしますか? 寿司屋以外は二回以上選んでも効果を発揮しません。

乃木楓香 :じゃあ……寿司屋にします

GM :あいよっ

GM :====


GM :──『カリフォル宮』

板長 :「随分深刻そうな様子じゃねえか。詳しくは聞かねえよ」

GM :板長は一日に二度目の来店をしたあなたたちを見るなり、眉間にしわを寄せて伝えた。

乃木楓香 :「あはは、まあ……なんとかなりますよ、多分」

板長 :「そうかい。だがここは寿司屋だからよ。先ずは一貫、食ってからにしてくんな!」

板長 :「でぇい! これが江戸前流、タイとシャインマスカットのカルパッチョ握りでい!」

乃木楓香 :露骨に察されている事に困惑しながら隣の二人(?)を見つつ。

GM :白と緑の美しいコントラストの皿が差し出され、板長は姿を消した。

乃木楓香 :「やー、ごめんね。なんか結局、園内で落ち着ける場所がここくらいしかなさそうだったからさ」


乃木楓香 :ここでシーンの判定しとくか

GM :はーい

龍之介 :成功すると兵糧丸がもらえるという……あの!

GM :2d6 (2D6) > 5[2,3] > 5

GM :《地の利》!

乃木楓香 :うおお

乃木楓香 :2D6>=6 (判定:野戦術) (2D6>=6) > 5[1,4] > 5 > 失敗

乃木楓香 :にゃん

龍之介 :オアーッ!!

GM :失敗してしまったので……集団戦ダメージ1点だ!

GM :多分不味かったんでしょうね。

乃木楓香 :et 感情表(2) > 友情(プラス)/怒り(マイナス)

乃木楓香 :ちがった なんだっけ

GM :WTだよ~

龍之介 :まずいのはそれはそうでしょうね

乃木楓香 :wt 変調表(6) > 呪い:修得済み忍法がランダムに1つ使用不能。1サイクルの終了時に、《呪術》で成功すると無効化される。

龍之介 :うわっ きつっ

乃木楓香 :1d5 (1D5) > 5

乃木楓香 :髑髏本尊が消えました

乃木楓香 :まあいいよ

GM :かっこいい

GM :ではロールの続きどうぞ


乃木楓香 :「まあ、お昼のときに君等の事情は色々聞いたけどさ」

乃木楓香 :「要するにあれはアルくんの考えだったから」

乃木楓香 :「君はどうしたいんかなーと思ったわけよ」

乃木楓香 :軽い口調で切り出しながら、出てきた寿司の上に乗ってるシャインマスカットだけをつまんで食べる。

乃木楓香 :「……まっず」

龍之介 :深刻そうな顔をしているかどうか分からない、いつものペンギンの無表情でカルパッチョ握りを見つめている。

龍之介 :(まずそうだなと思ってたけど本当にまずかったんだな……)と乃木さんの様子を見て思っている。

帚木オドロ :「……」目を伏せて湯のみを見つめている。

乃木楓香 :「食べ物で遊んでんのかあのおっさん……」冷え切った小声とともに店の奥を見やる。

帚木オドロ :「わ、私は……」

帚木オドロ :「アルは、いろいろ知ってて、話もしてくれるんです。比良坂の家には、人は多いけど、おしゃべりが無くて」

帚木オドロ :「……ずっと、アルと話、していたいです」

乃木楓香 :「んー、そっか」

乃木楓香 :「比良坂の家の居心地が悪いのは分かったけど、もとのお家はどうなの?」

乃木楓香 :「兎の耳、だっけか」

帚木オドロ :「あ、里は……人はいました。比良坂の家よりも、話は多かったです」

帚木オドロ :「けど、なんだかみんな、怒っているようで」

帚木オドロ :「楽しく話したことは、無かったです」

乃木楓香 :「……難儀なおうちなんだなあ」

乃木楓香 :「自分の娘のことくらい、可愛がってあげればいいのに。フツーに家族をやるのってそんなに難しいことなのかなあ」

帚木オドロ :「あ……いや、お父さんは、私が産まれてすぐ忍務で、死んじゃったらしくて」

帚木オドロ :「同じ里の家に引き取られていました」

乃木楓香 :「あー……」

龍之介 :きゅ、と鳴いて笠で目を隠す。

龍之介 :「……母上殿はどうしたでござるか?」

帚木オドロ :「比良坂の、偉い巫女さん?なんだそうです」

帚木オドロ :「忙しいらしくて、ちゃんと会えたことはありません」

乃木楓香 :「ええー?親子なのに……」

帚木オドロ :「ちゃんと巫女の修業ができれば、会えるようになるって……言われてました」

帚木オドロ :「何年か修行しても、まだダメだったみたい、ですけど」

乃木楓香 :「うへー……」

乃木楓香 :「子供が親に会いたい気持ちをそういう使い方するんだ……」

乃木楓香 :「まあつまり、君が一番心を許してるのはあのネズミさんなんだ」

帚木オドロ :こくり、と頷く。

帚木オドロ :「アルは……すごいんです。ネズミだけど、私よりずっと賢くて」

帚木オドロ :「忍術もたくさん使えます」

帚木オドロ :「……外に出たら、アルは私を置いて、どこかへ行っちゃうんじゃないかと、思ってました」

帚木オドロ :「私は、足手まといになるから……でも今も、一緒にいてくれてます」

帚木オドロ :「早く、私も忍者の力をちゃんと身に着けて、アルと一緒にいても、迷惑じゃなくなりたい、です」

帚木オドロ :ぱちぱちとまばたきをして、そこまでを言う。

乃木楓香 :「ううん……それは素敵な心がけだけど」

乃木楓香 :「…………や、あの」

乃木楓香 :「ちょっと気を悪くしたらごめんなんだけどさ」

乃木楓香 :「正直、アルくんに対してちょっと重い……かも」

乃木楓香 :色々迷った末にそういう言葉を吐き出す。

帚木オドロ :「重い……」

乃木楓香 :「やー、ほら。なんていうかな」

乃木楓香 :「今のオドロちゃんにとって大切な相手って、アルくんだけなんでしょ?」

乃木楓香 :「だから、君の優しさとか思いやりとかそういうのが全部……アルくんに向かっちゃうわけで」

乃木楓香 :「そういうのを受け止めるのって多分、けっこう大変なんだよーって話」

帚木オドロ :「う……」

龍之介 :クエー!!!!!と突然デカい声で鳴き声をあげる。

帚木オドロ :「きゃっ」

龍之介 :「ええと……帚木殿は、もし……アル殿が」突然元の冷静な声色に戻って話し始める。

龍之介 :「いっぱい忍術を使えなかったり、そんなに頭がよくなくなったら…………………」

龍之介 :「一緒にいたくないと思うでござるか?」

帚木オドロ :「……」

帚木オドロ :「……ううん。アルは、友達だから」

帚木オドロ :「忍術が使えなくて、私より頭が良くなくなっても、一緒にいれたら……」

帚木オドロ :「嬉しいと思う」

龍之介 :「ふむ……」冷静な声色で話そうと努めているが体がウキウキと揺れている。

龍之介 :「なら、アル殿もきっとそう思っているでござる。だから、あまり気負わなくていいと思うでござるよ」

龍之介 :「重い……とかは……よくわからんでござるが……帚木殿とアル殿は、お互いがお互いを大事に想いあっているように見えるでござるし……」

龍之介 :「それで、自分が我慢することで相手を助けようとしているように見えるでござる」

乃木楓香 :「や、そう……私が言いたかったのはさ、別にそういうのの否定じゃなくて」

乃木楓香 :「あのね」じっとオドロちゃんの方を見て。

乃木楓香 :「単に、もっと友達とか作ってみてもよくない?ってこと」

乃木楓香 :「龍之介ちゃんなんて、こんなに親身になって話を聞いてくれてるんだし」

乃木楓香 :「私も……や、自分でこう言うのは恥ずいけども」

乃木楓香 :「君のことがどうでもよかったらこんな風に話してないし……」

乃木楓香 :「せっかく外の世界に出てきたんだし、もっと色んな繋がりを作って行ったほうがいいと思うのさ」

帚木オドロ :「あ……」

帚木オドロ :「えっと、でも、抜け忍なので」

帚木オドロ :「あんまり他の人に近づくなって、アルにも言われてて……」

帚木オドロ :考えたこともなかったという様子である。自分から関係を作る、という経験に乏しいように見える。

乃木楓香 :「あー……」こちらも考えてなかった感じの反応。

乃木楓香 :「けどまあ、私らとはもう近くまで来ちゃった訳だし」

乃木楓香 :「アルくんも怒らないんじゃない?たぶんね」

帚木オドロ :「あ……そっか」

帚木オドロ :「アルも話しています、もんね」

乃木楓香 :「それに。抜け忍だからこそ、頼れる相手はいた方がいいんじゃない?」

龍之介 :「拙者たちはもう友達でござるからね!」ニコニコした雰囲気が出ている。

乃木楓香 :「あっずる!じゃあ私も友達ってことにしちゃお」

龍之介 :嬉しそうに体をぴょこぴょこ揺らしている。

帚木オドロ :「え、えっ」

帚木オドロ :「あは……」

帚木オドロ :照れくさそうに顔をほころばせている。

乃木楓香 :「あ、悪い気はしないって感じの反応」

乃木楓香 :「じゃあせっかくだし記念写真でも撮っちゃおか、3人で」

龍之介 :「新しく友達ができたからって、それまでの友達との仲がないがしろになるわけでもないでござるからね」

龍之介 :「写真!」緊張したように笠の位置を直している。

乃木楓香 :「記事とかにはしないから安心してね〜。完全プライベートよ」

乃木楓香 :言いながら、龍之介ちゃんとオドロちゃんの肩を抱き寄せつつ自撮りの構え。

帚木オドロ :「写真……!」

乃木楓香 :「ほら〜笑って笑って」

帚木オドロ :どぎまぎとしている。

龍之介 :「ニコッ!!」と口で言っている。無表情。

乃木楓香 :「いくよー!3、2……1っ」

乃木楓香 :貸し切りの店内に撮影音が響いた。

乃木楓香 :---


乃木楓香 :二人と別れてから数分後、店の裏手にて。

乃木楓香 :スマホを手に、通話口の向こうへヘコヘコとしている。

乃木楓香 :「あっ……ち、違うんです先生、目標に肩入れしすぎとかじゃなくて……ちゃんと忍んでいるので……」

乃木楓香 :「こう……絆してこちらの味方につける?的な……そういう忍術で……はい……」

乃木楓香 :「あっ、それに……ほら!調査の方もちゃんとしてますから!仲良くお喋りしてただけじゃないので……!」

乃木楓香 :弁明するように捲し立て、スマホを操作。伝手や協力者を頼って五野木さんの秘密を調べていた結果を確認するぞ。


乃木楓香 :という感じの用兵術で判定したいです

GM :よいでしょう! どうぞ!

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功

龍之介 :成功してる!

五野木 遥瑠 :秘密が抜かれる~

GM :では五野木さんの【秘密】が乃木さんに。蜘螺咲さんにも共有ですね。

乃木楓香 :ですわね

龍之介 :拙者にもくれないでござるか?

乃木楓香 :うーん 中身見てから

龍之介 :わーい!えへへ

GM :送りました~

乃木楓香 :うーん じゃあ渡しちゃお

龍之介 :やった~~~!ノギフーちゃん大好き!

乃木楓香 :いえいえい

乃木楓香 :これで公開情報かな

龍之介 :公開情報になる気がする!

GM :了解です!

五野木遥瑠の【秘密】

実はあなたは、抜け忍の捕縛の任を受けた忍びである。

ターゲットは「帚木オドロ」。比良坂機関で修行の身である、まだ幼い少女だ。


オドロは巫女として高い才能を有していたが、彼女の身柄を狙う何者かによって襲撃事件が発生した。

襲撃者の撃退には成功したものの、戦いの混乱に乗じてオドロも行方をくらましてしまったのである。

未だ忍びとしては修行中のオドロが、一人で比良坂機関の追跡から逃れているとは考えられない。

“協力者”の存在を予測した比良坂機関は、戦闘の可能性も含めた忍務をあなたに依頼したのである。

あなたは独自の情報網により、丹霧ズーシーネイチャーパークにあたりをつけて潜入したのだ。


あなたの【本当の使命】は、“協力者”を排し、帚木オドロを比良坂機関まで護送することだ。

乃木楓香 :シーン的にもやることは以上かなー

乃木楓香 :忍授業もコスト下げれんしね

GM :そうですね。了解です~

GM :====

【サイクル3:五野木遥瑠】

GM :登場希望とシーン表をどうぞ!

五野木 遥瑠 :登場希望は蜘螺咲さんで、場所は……シロクマとかにしようかな

GM :了解です~

GM :====


GM :──カフェー・シロクマ

GM :ひゅう、と白銀の風が視界を奪う。

GM :店内でダイヤモンドダストが楽しめる喫茶店は、日本広しといえどここくらいのものだろう。

GM :そんなキャッチコピーを書いた担当者はシロクマの水槽に沈められたという噂だ。

GM :ともあれ、以前より従業員の数が妙に減っていても、カフェーは営業を続けていた。

五野木 遥瑠 :「いやさっっっむ」かなり低い室温にわざとらしく身を震わせる。

蜘螺咲 鴎禅 :「しょうがないさ、人間よりクマさん優先だからね」

五野木 遥瑠 :「メチャ寒いですねここ。外で警備してるときより冷える」

蜘螺咲 鴎禅 :寒いのにアロハシャツを着ている

五野木 遥瑠 :「蜘螺咲さんその服寒くないですか? 年季が違うのかな」

蜘螺咲 鴎禅 :「ここのおススメ、シロクマかき氷なんだよね。知ってる?鹿児島名物のシロクマ」

五野木 遥瑠 :「やっぱ男性は寒さに強いのかな? (初老の同僚よりは)若いし」

五野木 遥瑠 :「あ~なんかあの、フルーツとか色々乗ってるやつでしたっけ?」

五野木 遥瑠 :「この寒さの中で!?!?」

蜘螺咲 鴎禅 :「いや、寒いよ?実際に…でもね…こう、仕事上で冷遇されているよりは…マシなんだ…」

五野木 遥瑠 :「か、哀しい~……」

蜘螺咲 鴎禅 :「ま、ほんとの所はカイロ売ってるから使ってるだけなんだけどねえ」

蜘螺咲 鴎禅 :「シロクマさんが快適に過ごす、お客はそれを愛でる」

蜘螺咲 鴎禅 :「フフ…その為には仕方ないさ」

五野木 遥瑠 :「カイロ売ってるの!? カフェで!?!?」

蜘螺咲 鴎禅 :「商売が上手いねえ」

五野木 遥瑠 :「カフェと併設にしたのがまず間違ってると思うんですけどね……」

五野木 遥瑠 :「カフェから見える位置にシロクマブースを置くとかじゃ駄目だったんですかね?」

五野木 遥瑠 :「やっぱり臨場感重視なのかな……?」

蜘螺咲 鴎禅 :「でも、ここでしかできない体験であるのは確かだろ?」

蜘螺咲 鴎禅 :「他にはないってのはエンタメで商売するうえで重要なんだよ」

五野木 遥瑠 :「う~んたしかに、そう言われるとそんな気もしてきますね……」

五野木 遥瑠 :「たしか結構こう、いいとこにお勤めなんでしたっけ。さすがの説得力!」

蜘螺咲 鴎禅 :「お?信じた?フフ…それっぽい事を言ってお客をその気にさせるってのも営業の腕さ」

蜘螺咲 鴎禅 :「実際はまあやってみなきゃ成功かどうかなんてわかんないんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「でも企画は走らせてこそだからね。やらないよりやった方がいい」

五野木 遥瑠 :「えっちょっとぉ、信じかけましたよ~!」

蜘螺咲 鴎禅 :「私が企画するならそう言って実行するし、やる以上は本当にするさ」

蜘螺咲 鴎禅 :「ここの担当者が何考えてやったのかはわからないなあって話」

五野木 遥瑠 :「おお~、さすがの貫禄!」パチパチと手を叩く。

五野木 遥瑠 :「まあここの設計した人は失敗してそうですけど……」閑散とした店内を見回す。

蜘螺咲 鴎禅 :「そうだね、寒いしね」

蜘螺咲 鴎禅 :「クマの着ぐるみレンタルとかしてクマの気分でクマと触れ合うとかそういう事すれば宣伝次第で何とかできるかなあ」

五野木 遥瑠 :「た、立て直しプランまで考えてる。これが敏腕エリート……」

五野木 遥瑠 :「でもたしかにそうですよね。初手でヘタ打っても、そこから巻き返す策があれば、損失分くらいは取り返せるかもしれない」

五野木 遥瑠 :「それ、ちょっと身につまされるっていうか」

蜘螺咲 鴎禅 :「何かしくじったかい?」

五野木 遥瑠 :「いやちょっとね? ま~もうご存じだと思うんですけど」

五野木 遥瑠 :「ほら、私の目的ちょっとバレちゃったじゃないですか~」

五野木 遥瑠 :「まあバレたのは別にいいんですけど、遅かれ早かれなんで」

蜘螺咲 鴎禅 :「ふむ、じゃあ立て直しの策ってわけじゃないけど欲しい情報があれば渡してもいいよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「私が持ってるのでよければね」

五野木 遥瑠 :「ただこっちがね~、ぜ~んぜん情報取れてなくて。エビとかマンウィズとかサルとかに惑わされすぎたな~」

五野木 遥瑠 :「えっマジですか!? マジならメチャクチャ助かります~!」

五野木 遥瑠 :「や~ほら、それこそ仰ったみたいに、『やってみなきゃ成功か分からない』ではあるんですけど」

五野木 遥瑠 :「まあ尤度というか蓋然性というか、採算見込みというか、そういうのはやっぱり事前情報ないと掴みにくいんで」

五野木 遥瑠 :「このままだと私も氷点下カフェ開いちゃいそうなんで……」

蜘螺咲 鴎禅 :「ハハハ、それはそれで面白そうだけど」

五野木 遥瑠 :「こっちは面白くないですよ~! ここ企画した人が化けて出ますよ!」

蜘螺咲 鴎禅 :「君とは仲良くできそうだと思うんでね」


蜘螺咲 鴎禅 :では龍之介さんと乃木さんの秘密を渡します

五野木 遥瑠 :あ、ありがたすぎる……

GM :えー、では二つとも公開情報ですね。

龍之介の【秘密】

実はあなたは、忍獣たちの寄り集まりである流派「ブレーメン」に協力している忍びである。

彼らは全国を旅し、寄る辺の無い忍獣がいれば仲間に加えて旅を続けている。

そのネットワークは、丹霧ズーシーネイチャーパークにはぐれた忍獣が潜んでいるという情報を掴んだようだ。

あなたは彼らの頼みを受けて、はぐれ忍獣と接触するためにパークに潜入したのである。


ブレーメンの流儀は、自分たちが仕えるに値する主人を見つけることだ。

はぐれ忍獣にも、その目的に賛同してもらいたいとあなたは考えている。


あなたの【本当の使命】は、はぐれ忍獣をブレーメンの流儀に賛同させることだ。


なお、忍鴉たちが上空から観察してもはぐれ忍獣の姿は確認できなかった。

彼はおそらく「室内」に潜伏しているのだろう。

乃木楓香の【秘密】

実はあなたは、人探しの依頼を受けている忍びである。


目的の人物は「帚木オドロ」。年端も行かない少女だ。

依頼人は自分たちを、オドロの親族である忍びの一族「兎の耳」だと名乗った。

オドロは比良坂機関によって、「兎の耳」の里から引き離されているのだという。

依頼人たちはオドロを奪取する計画を実行したが、達成間近のところで妨害にあい失敗。その際、オドロも行方が分からなくなった。


比良坂機関に警戒され、表に出てオドロを捜索することができない「兎の耳」の代わりに、あなたに人探しが頼まれることになったのだ。

「兎の耳」から提供された情報をもとに、丹霧ズーシーネイチャーパークにオドロが移動しているとあなたは予測した。


あなたの【本当の使命】は、帚木オドロを依頼人の元へ連れていくことだ。

GM :五野木さんから受け渡すものは何か?

五野木 遥瑠 :エビは蜘螺咲さんも持ってるしな……

GM :では主要な行動どうぞ。

五野木 遥瑠 :お金渡すか……!

五野木 遥瑠 :忍具のお金を蜘螺咲さんに渡します

GM :だそうです

system :[ 五野木 遥瑠 ] 忍具 : 3 → 2


五野木 遥瑠 :「いや~ホントありがたいです! これ、僅かながらお気持ちで……」

蜘螺咲 鴎禅 :遠慮なく札束を懐に入れる

蜘螺咲 鴎禅 :「ま、あって困るものじゃないしほぼ無職のおじさんにはありがたいね」

蜘螺咲 鴎禅 :「それで、私としてはアルの願いを叶えたいと思っている」

五野木 遥瑠 :「あ~やっぱそうかあ、乃木さんそっちの側ね」

五野木 遥瑠 :「ふむふむ、それは私としてはひじょ~にありがたいですね」

蜘螺咲 鴎禅 :「帚木オドロに関してどうという気持ちはないが、実家と比良坂のどちらが良いかなんてのは誰にもわからないなら環境が良い方がいいというアルの願いは正当だろうさ」

五野木 遥瑠 :「私としてはどっちも良くなさそ~って感じなんですけど──」

五野木 遥瑠 :「まあどっちにしても良くないんなら立場強い方が最終的には幸せそうだな~とは思ってますね」

五野木 遥瑠 :「やっぱほら、弱小流派って立場弱いじゃないですか? ウチの親戚……でもないけど、まあ同血の人らでも里滅んだとかたまに聞きますし」

五野木 遥瑠 :「その点、比良坂のしかも巫女なんて親方日の丸の極みですからね!」

蜘螺咲 鴎禅 :「そうだね」

五野木 遥瑠 :「さて、せっかくいただいた情報なので」

五野木 遥瑠 :「さっそくちょっと、活用しちゃいたいところですね」


五野木 遥瑠 :乃木さんを目標に【赤眼】を使用します

GM :どうぞ~

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 4[2,2] > 4 > 失敗

五野木 遥瑠 :ウオーッ!?

GM :お金渡さなきゃよかったね。

五野木 遥瑠 :神通!!

蜘螺咲 鴎禅 :おお

GM :マジか

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功

五野木 遥瑠 :よし!!

GM :では乃木さんは次回ファンブルした際、接近戦射撃戦ダメージ各1点ですね。


五野木 遥瑠 :スマホを出し、そこに表示された彼女のアカウントを見つめる。

五野木 遥瑠 :その二色の瞳から青の色が薄れ、赤一色となる。

五野木 遥瑠 :その赤い瞳から発せられる呪力が、ネットワークを形代として彼女を呪い縛る。

五野木 遥瑠 :「さてと、お待たせしました~」そう言って顔を上げる。既に瞳は元の混じり合うような二色に戻っている。

蜘螺咲 鴎禅 :「さて、あともう一手をどうするつもりかな」

蜘螺咲 鴎禅 :「もう一人のノイズをどうにかするのも良いし、私を信用できないなら私を調べるかい?」

五野木 遥瑠 :「ええっとですね、まあここまで来たんで、十中八九蜘螺咲さんは味方……」

五野木 遥瑠 :「って言っていいのかは分からないんですが、少なくとも利害は一致してると思うんですけど」

五野木 遥瑠 :「まあ本音で言うと聞いてはおきたいんですが──」

五野木 遥瑠 :「あのヌーの人がいきなり横合いから殴りかかってきても、それはそれで怖いんで。そっちを見ておこうかな」


五野木 遥瑠 :キアマさんの秘密を調べます 本当にこれでいいんだろうか

五野木 遥瑠 :特技は千里眼の術で

GM :どうぞ~

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:千里眼の術) (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル

GM :

五野木 遥瑠 :?????

蜘螺咲 鴎禅 :マジか

五野木 遥瑠 :今日の出目なに???

GM :「迷い」が出目に現れてるんだよな

五野木 遥瑠 :FT ファンブル表(2) > しまった! 好きな忍具を1つ失ってしまう。

五野木 遥瑠 :おい!!

GM :ふふっ

system :[ 五野木 遥瑠 ] 忍具 : 2 → 0

五野木 遥瑠 :さっきの分も減らしてなかった

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 忍具 : 2 → 3

五野木 遥瑠 :あっ助かります

龍之介 :(何に助かってるんだ?)

五野木 遥瑠 :自分がやるまえに忍具表示減らしてもらったので

GM :では振り直しなどもないようなので〆のロールどうぞ!

龍之介 :あっなるほどね


五野木 遥瑠 :「ん~……」

五野木 遥瑠 :「ヌーが……ヌーが多いな……」目を凝らして遠い場所のキアマを見通そうとするが、ヌーの多さに中々見つけられない

五野木 遥瑠 :「あっこれ! ……いやこれ本物のライオンだな……」

五野木 遥瑠 :「あ~ダメだ、ウォーリー探してる気分になってきた」

五野木 遥瑠 :「目ぇ痛ったくなってきた……ちょっと失礼しますね……」目元を押さえながら兵糧丸を口に含む。勿体ないが瞳術使いに眼精疲労は死活問題なので

蜘螺咲 鴎禅 :「ハハ」

五野木 遥瑠 :「笑い事じゃないですよもう~! な~んか星の廻り悪いなあ今日は……」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、上手くいかないことは誰にでもあるよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「事前準備は万全が旨だけど、不十分なままでもやらなけりゃいけない時もある」

蜘螺咲 鴎禅 :「本番が上手くいけば準備が万全でも仕方ないしね」

五野木 遥瑠 :「はあ……ありがとうございます。染みるなあ……年上の含蓄ある言葉……」

五野木 遥瑠 :「とりあえず……今の仕事が、氷点下カフェじゃないことを、祈るしかないですね……」

五野木 遥瑠 :大きく溜息をつき、凍り付いたテーブルに突っ伏した。

GM :====

【サイクル3:戎】

GM :──水中トンネル

:「──見つけたぜ。真の同胞《ソウルメイト》」

:「アル! オレと一緒に来い!」

:トンネルの出入り口を塞ぐように立ちはだかる!


:戎がアルに対して戦闘を仕掛けます。

GM :アルを所有しているのは龍之介くんなので、自動的に龍之介くんに戦闘を仕掛けたことになります。

龍之介 :ヒエエエエ

龍之介 :たすけて~~!

GM :戎のキャラシを公開します。

GM :キャラシート

GM :それを踏まえたうえで、乱入希望者がいればどうぞ!

GM :龍之介くんに感情を持っていれば戦闘乱入できます。

龍之介 :チラ…………………!チラチラチラチラ…………………!!

蜘螺咲 鴎禅 :勿論乱入する

龍之介 :蜘螺咲殿~~~~~!

五野木 遥瑠 :どうしようかな~ 乱入するか

龍之介 :五野木殿~~~~~~!

GM :了解です。4人での戦闘になりますね。

蜘螺咲 鴎禅 :草は連れていけます?

蜘螺咲 鴎禅 :感情ないから無理なら

GM :感情を結んでいなければ戦闘乱入は行えません。

蜘螺咲 鴎禅 :一人だけ『彷徨』します

GM :おお、どうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :いけ!ライ男くん

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル

蜘螺咲 鴎禅 :ゲェー

龍之介 :ら、ライ男くん!!

蜘螺咲 鴎禅 :ライ男くーん!

GM :ライ男くん!

五野木 遥瑠 :ら、ライ男……

GM :ファンブル表振ってくださいね~

GM :FTです

蜘螺咲 鴎禅 :FT ファンブル表(6) > ふう。危ないところだった。特に何も起こらない。

龍之介 :よかった~~~

蜘螺咲 鴎禅 :セーフ

GM :ライ男くん 無事

五野木 遥瑠 :いいの引いてる

GM :あと一応ぽんたも乱入できますが 龍之介くんはいい?

龍之介 :ぽんた連れてくると多分すぐ死ぬのでおいてきます

GM :はあい

龍之介 :クライマックス戦闘でがんばってもらう

GM :では、戦闘開始です!

GM :====


GM :【第一ラウンド】

GM :プロットお願いします。

龍之介 :【影分身】使います!

GM :プロット時に使用する忍法があればどうぞ。

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功

龍之介 :ンギ!

龍之介 :プロットもOKンギ!!

五野木 遥瑠 :プロットOKです

:プロットOK

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

GM :OK

GM :カウントダウンで公開しますよ~

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 五野木 遥瑠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

龍之介 :んうう……1で

○戦場:平地

<プロット6>

(五野木、戎)

<プロット4>

(蜘螺咲)

<プロット1>

(龍之介)

GM :ではプロット6!

GM :同プロットに複数キャラクターがいる場合は1D100で行動順を決定してくださいね。

:1D100 (1D100) > 10

龍之介 :大きい方からですよね

五野木 遥瑠 :1d100 (1D100) > 90

GM :そうです。

GM :では五野木さんから。

五野木 遥瑠 :え~っと

五野木 遥瑠 :悪食持ってるから接近戦攻撃……かな

五野木 遥瑠 :戎に接近戦!

GM :まあ【差眼】はプロット差2以上ないと使えんしな

五野木 遥瑠 :あっそういえばそんなんあったな

五野木 遥瑠 :接近戦は瞳術

GM :ええからはよ振り

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

GM :プロット値以下なので……逆凪!

五野木 遥瑠 :?????

龍之介 :プロ6こわすぎ

五野木 遥瑠 :本当に今日ひどいな……

:”迷い”が見えるぜ、警備員の嬢ちゃん

五野木 遥瑠 :今は一応まだ凪ではない判定なんですよね?

GM :そうですね!

龍之介 :ここから追加できる忍法が!?

GM :同プロットのキャラクターが複数いる場合は「同時攻撃」という処理になります。

五野木 遥瑠 :もう何も怖くねえ 【禁眼】を戎に使います

GM :同プロットのキャラクター全員の行動が終わるまで、ダメージ・変調・逆凪は発生しないという処理になります。

五野木 遥瑠 :あっいや

龍之介 :奥義しってたっけ

五野木 遥瑠 :奥義情報ないとダメなのか

GM :【禁眼】は対象の奥義情報を獲得していることが使用条件ですね。

五野木 遥瑠 :ダメ!! 大人しく凪ります

:見せてやるぜ、”本物のロック”を……

:というわけで手番。

:まずは【密首】を使用!

:背景【生粋】の効果で、あらゆる判定のファンブル値が1減少だ。

:2d6>=6 (2D6>=6) > 7[2,5] > 7 > 成功

:成功! 遁甲符を1個獲得するぜ

:この遁甲符はオレの攻撃に対する回避判定にのみ使用できる! ちなみに戦闘が終了すると消えるぜ

:そして【流星雨】だ! 間合3以内を無差別に攻撃!

:2d6>=6 (2D6>=6) > 8[3,5] > 8 > 成功

:成功! 指定特技は《召喚術》だぜ!

:オレも避けるぜ!

:2d6>=6 (2D6>=6) > 7[2,5] > 7 > 成功

:避けたぜ!

GM :蜘螺咲さんと五野木さんは回避判定どうぞ。

五野木 遥瑠 :遠いんだよな~召喚術

五野木 遥瑠 :2D6>=10 (判定:潜伏術) (2D6>=10) > 8[2,6] > 8 > 失敗

龍之介 :どちらかに感情

龍之介 :あっ

龍之介 :蜘螺咲さん感情いります?

蜘螺咲 鴎禅 :できれば

五野木 遥瑠 :遊意分を損傷

龍之介 :蜘螺咲さんにあげます!+1!

蜘螺咲 鴎禅 :持ってて良かった死霊術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6+1>=6 (2D6+1>=6) > 9[3,6]+1 > 10 > 成功

龍之介 :成功してる!

GM :オー

GM :では五野木さんのみ脱落ですね

GM :プロット6の処理は終了! プロット4どうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :『戦駒』で戎を攻撃します

蜘螺咲 鴎禅 :使用技能は経済力

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 10[5,5] > 10 > 成功

:でっ 出目がいいじゃあねえか

:《香術》から回避だ!

:2D6>=10 (判定:香術) (2D6>=10) > 10[4,6] > 10 > 成功

蜘螺咲 鴎禅 :何ィ!

龍之介 :成功すな~~~!!!

:アーウッ!!

GM :振り直しなどなければ、プロット1の龍之介くん!

蜘螺咲 鴎禅 :うぬぬー

龍之介 :拙者からは振り直しはないでござる…………………

蜘螺咲 鴎禅 :何もできないです

GM :プロ1!

GM :何も無いですか!

龍之介 :さっきの判定に演出修正などがなければブレイクダンスを踊っておわります

GM :演出修正は判定前!

龍之介 :あっそっか

GM :何も無いそうなのでラウンド終了!

龍之介 :シノビガミのプロじゃないから……


GM :【第二ラウンド】

GM :プロットお願いします。

龍之介 :プロット前に【影分身】!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

龍之介 :よし。

:プロットOKだ

五野木 遥瑠 :OK

龍之介 :あれ?

龍之介 :五野木さん脱落じゃない?

蜘螺咲 鴎禅 :u-mu

GM :おっ五野木さんどうした

蜘螺咲 鴎禅 :悩みどころだな

GM :脱落はトリックだった!?

五野木 遥瑠 :あっミドルか!

龍之介 :メインフェイズ戦闘は1点くらったら脱落だぜ

GM :そうですね。メイン戦闘は1点で脱落だよ

蜘螺咲 鴎禅 :ヨシ プロットOK

龍之介 :ペンギンもプロットOK!!

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

龍之介 :蜘螺咲さんのプロットがひらいたらきめます

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

蜘螺咲 鴎禅 :ひらいたはずだったのに

蜘螺咲 鴎禅 :開いてなかった

蜘螺咲 鴎禅 :ごめんなさい

GM :いえいえ

龍之介 :なんか開かないときあるんですよねココフォリア

龍之介 :いえいえ!!

龍之介 :6いきます!

○戦場:平地

<プロット6>

(龍之介)

<プロット5>

(戎)

<プロット4>

(蜘螺咲)

GM :ココフォリアに責任がある!

GM :ココフォリアと寝ると改善されるという噂です

GM :ではプロット6、龍之介くんから

龍之介 :はい!

龍之介 :【接近戦攻撃】を戎に!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功

龍之介 :よ、よし!鳥獣術!

乃木楓香 :回避に演出修正-1しとこ

:へッ 待ちな

龍之介 :乃木殿~~~♡

:奥義を使用するぜ!

龍之介 :何ッ!?

:『ジェイル舞う酢ロック』! 《香術》の判定妨害だ!

:その6の目を1に! 命中判定は失敗し逆凪だぜ!

龍之介 :えーん!つるーんと滑り凪です。

system :[ 戎 ] 忍具 : 2 → 1

蜘螺咲 鴎禅 :こいつ…

:振り直しなどはないようだな。

乃木楓香 :そういうことなら修正キャンセル

GM :ではプロット5、戎の手番。

:【密首】を重ねておくぜ。この忍法は戦闘中二回まで遁甲符を貯められるんだ。

:2d6>=5 (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功

龍之介 :なぎなぎしてきた

:【生粋】のおかげで逆凪回避!

龍之介 :うわー!

:これが”本物のロック”だぜ? ペンギンアイドルくんよ

:【流星雨】!

:2d6>=6 (2D6>=6) > 8[4,4] > 8 > 成功

:成功! 《召喚術》

龍之介 :逆凪なので避けられず……

龍之介 :あ、蜘螺咲さん感情修正いります?

:自分も回避するぜ

:2d6>=6 (2D6>=6) > 3[1,2] > 3 > 失敗

:はい。

龍之介 :一緒に射撃一点受けよ

蜘螺咲 鴎禅 :気合で避けてやらー

龍之介 :感情修正いります?

:オレたち仲間だもんな

乃木楓香 :じゃあ蜘螺咲さんの回避に演出修正-1しよ

龍之介 :なにぃ

蜘螺咲 鴎禅 :貰えるなら!欲しい!

蜘螺咲 鴎禅 :プラマイゼロにしてほしい!

龍之介 :このままだと悪食でダメージ無効化した戎が勝者になるけど

龍之介 :ノギフーちゃんそれで大丈夫?

:あ、コスト足りないぜ

龍之介 :蜘螺咲さんにはあげます!感情修正+1!

龍之介 :あっそうとは!

乃木楓香 :そっちのがまだマシっぽい気がしています

龍之介 :失礼

GM :感情修正はアリってことで、プラマイゼロでどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :ウオーッ

蜘螺咲 鴎禅 :死霊術とは会議の資料の事とみつけたり!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=6 (2D6>=6) > 7[1,6] > 7 > 成功

龍之介 :成功してる!!!!!

蜘螺咲 鴎禅 :ハーハハハ!

:射撃戦ダメージを体術に受けるぜ……脱落!

system :[ 戎 ] 体術 : 1 → 0

龍之介 :あっ、拙者は器術に受けて脱落!

:あっ完全に忘れてた!

:蜘螺咲の回避を【密首】で獲得した遁甲符で振り直させるぜ!

蜘螺咲 鴎禅 :何じゃと

蜘螺咲 鴎禅 :振り直しジャイ!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=6 (2D6>=6) > 7[3,4] > 7 > 成功

龍之介 :うおーーー!!!!!

:うああ~

蜘螺咲 鴎禅 :ワーハハハ!

:流石に終わりでいいな。

龍之介 :やさしい

GM :では、戦闘終了!

GM :勝者は蜘螺咲さん! 戦果をどうぞ~

GM :誰かの秘密を奪うか、感情を結ぶか結ばせる

GM :あと今回は、アルの所有権を奪うこともできます。

蜘螺咲 鴎禅 :では棚ボタで申し訳ないがアルの所有権を貰います

龍之介 :アル殿~~~ッ

アル :ヌォ~~~~ッ

蜘螺咲 鴎禅 :ここでもらう必要はないかもしれないがお前は私の所に来てくれ

アル :仕方ねえ

GM :では戦闘終了!

GM :====


GM :サイクル終了時、乃木さんは呪いの解除判定どうぞ。

GM :指定特技は《呪術》です

乃木楓香 :うおお

乃木楓香 :2D6>=8 (判定:暗号術) (2D6>=8) > 11[5,6] > 11 > 成功

乃木楓香 :やった〜!

GM :やる~

GM :では、第三サイクル終了。

GM :メインフェイズを終了します。

GM :====

【クライマックスフェイズ】

GM :──水中トンネル

:「ぬぅあああっ!」

:ミラーボールのように光線を乱反射させ攻撃していたが、それが自らに直撃する。

アル :「……! 今だ、退くぞ!」

アル :オドロの手を引き、トンネルから逃れる。

帚木オドロ :「う、うん、でも……!」

GM :二人は駆け、逃れたのは水槽前だ。

GM :水槽の前には、複数の影……どれもが獣の毛皮を纏っている成人男性……!

アル :「しまった、先回りか……ッ!」

:「その通りだ……逃げるなんてロックじゃねえぜ、アル」

:「自分の運命に抗って見せろよ!」

:「そしてそれを更にオレがねじ伏せる!」

:「運命と運命のぶつかり合い! そして戦いの螺旋!」

:「それこそが”本物のロック”だゼーッッッ!」

:熱唱!

蜘螺咲 鴎禅 :「ナルシストだな」

蜘螺咲 鴎禅 :「相手の事をまるで考えていない」

蜘螺咲 鴎禅 :そう言うと一瞬でスーツに着替える

蜘螺咲 鴎禅 :「解放だのなんだのと言いながら自分が気持ちよくなるのが目的かい?」

蜘螺咲 鴎禅 :「それが悪いとは言わないが」

蜘螺咲 鴎禅 :「そうならそうと言うべきだ、自己満足の為に暴れるのが気持ちいんですってね」

蜘螺咲 鴎禅 :「悪いがそんな奴に友人を渡すつもりはないね」

:「オレはオレを貫き通した先に、新しい世界を見てる」

:「オマエからはロックを感じねえなあ! 自己満足も極めれば、世界を変えるんだぜ!」

龍之介 :ペタペタペタペタ!!と小さな足を大股で走ってペンギンが追いつく。

龍之介 :「はあはあ……!拙者には難しいことは分からないでござるけど……!」

龍之介 :「アル殿も帚木殿も、大事な……友達でござる!友達を傷つけるものは……」

龍之介 :「拙者の刀の錆になってもらうでござる!」

龍之介 :そういって、スラッと手刀を構える。

:「おおっと、ブレーメンの登場かよ」

:「わかってねえなあ! 傷つき殴り合う、それでこそ結束が固まるんだろうが」

:「寄せ集めの音楽隊にゃあ、オレの歌は消せないぜ!」

五野木 遥瑠 :その後ろから、異貌の女が軽く息を切らせて走ってくる。

五野木 遥瑠 :「はーはー、も~ちょっと、いきなり走んないでくださいよぉ」

五野木 遥瑠 :「こっちはぶちかまされたばっかなんですから!」

五野木 遥瑠 :そう言って周囲を見回し、そこに居並ぶ忍びたちを再び見る。

五野木 遥瑠 :「まったくもう、今日はツイてないなぁ……」

五野木 遥瑠 :「もうちょっと楽な仕事になるはずだったのに」

五野木 遥瑠 :「特にエビの人!」

五野木 遥瑠 :「"仕事"的にも“バイト”的にも、あんたはだいぶダメなんで!」

五野木 遥瑠 :そう叫び、リーゼントの男をびしっと指差す。

:「アーウッ! 仕事そっちのけで追っかけかい!? 困っちまうぜ」

:「ま、許してくれよ! 今から特等席でライヴを見せてやれるんだからよ!」

:「嫌なことなんて忘れさせてやるぜ!」

乃木楓香 :「ふはー。遅れてごめんねー、オドロちゃんに龍之介ちゃん」

乃木楓香 :息を切らして降り立つ、秋用の制服姿にマフラーを巻いた少女。バッグから取り出した赤黒い木製の小筒を手にしている。

乃木楓香 :「別にみんなのこと嫌いじゃなかったんだけど……どうせ使命だし譲れないって言うんだからしょーがないよね」

乃木楓香 :「あ、『みんな』にエビの人は入ってないよ」

乃木楓香 :「てか、今でもバイトの立場を気にするなんて偉いなー五野木ちゃんは」

乃木楓香 :「ついでに"お客様"に優しくしてくれたりしない?なんて」

五野木 遥瑠 :「いや~、私も乃木さんのこと友達なれそうだな~って思ってるけど」

五野木 遥瑠 :「仕事は仕事なんでね! 私ったら仕事熱心なもんで!」歓談していた時と変わらぬ笑顔で、事も無げに返す。

乃木楓香 :「あはは。だよねえ」

乃木楓香 :ぐにゃり、と小柄な背を柳のように折り曲げる。不可視の糸で操られているような、どこかいびつな身体動作。

蜘螺咲 鴎禅 :「仕事熱心なのはいい事だねえ」

乃木楓香 :それによって、素人同然だった佇まいが「正された」と感じられる。

龍之介 :「の、乃木殿!?」その様子を見て慌てている。

蜘螺咲 鴎禅 :「乃木さんも真面目だねえ」

乃木楓香 :「そーでもないよ。さっきも先生に怒られてきたとこだし」

蜘螺咲 鴎禅 :ネクタイを締めなおす

蜘螺咲 鴎禅 :スーツの皺を伸ばし居住まいをただす

乃木楓香 :「どうも驚いてるってことは、一応説明しとこうか。龍之介ちゃん」

乃木楓香 :「比良坂機関はオドロちゃんを欲しがっていても、アルくんを助ける義理はない。邪魔だとさえ思ってる」

乃木楓香 :「二人が一緒にいられる道は、里にしかない。で、私は里の側のお願いを受けて動いてる」

乃木楓香 :「や……まあ、いっそ友達のためにやってるって言っても良いか。怒られはさっき済ませたし」

龍之介 :「ん、んぎぃ」困惑したように翼をわたわたさせている。

龍之介 :「……アル殿は帚木殿のことを想って、帚木殿を比良坂機関に帰したいと思ってるでござるけど。アル殿は比良坂機関からの逃亡を手伝ったから……」

龍之介 :「一緒に戻るのはできないんでござるよね……」しゅんとしている。

龍之介 :「アル殿が帚木殿のことを想ってのこととは分かるでござるが……やっぱり拙者は二人一緒にいて欲しいでござる…………………」

乃木楓香 :「里でなら、二人一緒にいられる……まあ、後はこのまま逃避行って道もあるけど」

蜘螺咲 鴎禅 :「若いね」

蜘螺咲 鴎禅 :「そこでアルに獣として生きろと?二人でいればそれで幸福かい?」

乃木楓香 :「あいにく、その答えはもう聞いてる。優しいペンギンさんのおかげでね」

蜘螺咲 鴎禅 :「フフ…二人の幸福を用意してあげるわけだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「傲慢なことだ」

五野木 遥瑠 :「そうなんだよね~、比良坂さんがその辺もうちょい柔軟ならいいんだけど──」

五野木 遥瑠 :「ま、そうもいかないよね。抜け忍にはどこも厳しいし」

蜘螺咲 鴎禅 :「比良坂は別に悪い環境じゃない」

龍之介 :「だって……どのみち『秘薬』のないアル殿は、もう……」しゅんとしている。

蜘螺咲 鴎禅 :「そこで実力をつければできることも増える」

蜘螺咲 鴎禅 :「そしてアルについては私が何とかする」

龍之介 :「なんとか……?」

蜘螺咲 鴎禅 :「私は君たちの傲慢でアルがすべてを失うのに耐えられない」

蜘螺咲 鴎禅 :「あとは実力で示せばいい、君たちの言い分が正しいか」

乃木楓香 :「は。オドロちゃんの親友ひとり許してくれない所がいい居場所とか、ねーわ」

乃木楓香 :「自分にだけアルくんを何とかできないと思ってるのも傲慢。けどまあ、最後のはその通りだよね」

蜘螺咲 鴎禅 :「フフ、だから意識もない存在に落ちてもいいなんて」

蜘螺咲 鴎禅 :「彼女も望んでいるとは思わないがね」

蜘螺咲 鴎禅 :「仮初の傷のなめあいよりお互いに努力すれば最善の未来がある可能性に私は賭ける」

蜘螺咲 鴎禅 :「私は意識が高いんでね」

乃木楓香 :「……話し合いで無理なのは分かったから、ケリつけよ。大きい騒ぎになる前に」

:「ライブ前の私語はその辺にしておいてくれよ?」

:「こっからは、お喋りどころかまばたき厳禁なんだからよ……ライト、カモン!」

GM :凶尾の獣の力だろうか、大水槽の魚たちが一斉に光を反射させる!

GM :光と影が、無数の梁として空間に乱立する。戦場は決された。

アル :「オドロ、今のうちに……」

アル :手を引こうとするが、引き留められる。

帚木オドロ :「ううん」

帚木オドロ :「見てよう。私には、それしかできないから」

帚木オドロ :手を握る。優しく、しかししっかりとした覚悟で、アルを包み込む。

アル :「……そうか」

GM :光が透明な茨となる。彼らを縛り付け、庇護しようとする運命は、五つの色とりどりな花となって結実する。

GM :最後に残る花弁の吉凶は、未だ知れないまま。

GM :──高速機動が、開始された。

GM :====


GM :クライマックス戦闘を開始します。

GM :参加者はPCと戎。

GM :戦闘終了条件は、参加者全員の戦闘続行意志が無くなることです。

GM :また従者を持っているPCは、このタイミングで参加させる宣言をどうぞ。

龍之介 :忍狐ぽんたと忍犬しおからを登場させます。忍狐はクノイチになれますが、ナシで。狐のまま!

蜘螺咲 鴎禅 :草カピ原と草球磨を登場させます

GM :草は彷徨があるので各ラウンド登場チャンスがありますが、今でよいですか?

蜘螺咲 鴎禅 :もう一体をそれで補充用に

蜘螺咲 鴎禅 :予備とします

GM :了解です。

GM :では、他に質問はありますか?

乃木楓香 :大丈夫っす

蜘螺咲 鴎禅 :大丈夫

GM :了解です。

GM :では……戦闘開始です。

GM :====

GM :【第一ラウンド】

GM :プロットお願いします。

:オレはOKだ。

龍之介 :このターン【影分身】は使わないです

龍之介 :あっいややっぱつかいます 使わせてください

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功

龍之介 :よしよし

龍之介 :プロットOKです。獣たちも!

五野木 遥瑠 :OK

乃木楓香 :いいよお

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 五野木 遥瑠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 乃木楓香 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

龍之介 :ペンギンは5にいきます

○戦場:平地

<プロット6>

(しおから)

<プロット5>

(龍之介、蜘螺咲、カピ原、戎)

<プロット4>

(球磨)

<プロット2>

(五野木、乃木)

<プロット1>

(ぽんた)

GM :プロット6、しおから!

龍之介 :はい!

龍之介 :最初に交渉をしたいです。

龍之介 :ペンギンからの提案なのですが、蜘螺咲さんと乃木さんにふんわりした一時休戦を申し出たいです。

龍之介 :私からすると、アルくんとオドロちゃんが一緒に居られれば、二人の行く先が兎の耳でも獣使いでも構わないわけです

龍之介 :蜘螺咲さんの秘密は開いていないのでガッツリ敵対している可能性はあるのですが……それはまあその時で……

龍之介 :アルくんとオドロちゃんを引き離して比良坂につれていく五野木さんとはどうしても相容れないんですよね。

GM :あ、乃木さんにも説明していましたが

龍之介 :あっもしかして一緒にはいけない?

GM :いや、獣使いについては説明してなかったか

GM :基本的に忍獣育成用の機関なので、少女を受け入れる余裕はないと思いますが

GM :まあ決して不可能というわけではないので

龍之介 :ふんふん

GM :蜘螺咲さんの秘密次第かもしれんなァ~

龍之介 :な~るほね 兎の耳についてはネズミとかいう汚らわしい生物は見つけ次第抹殺しますか?

GM :いや、兎の耳はそういうとこ緩いです 田舎なんで

GM :ネズミがいても大丈夫!

龍之介 :なるほどね

龍之介 :では完全に不可能というわけではなさそうなので……

龍之介 :五野木さんとエビプリを倒すまでは、龍之介からは蜘螺咲さんと乃木さんを積極的には狙わない。その代わり、お二人も積極的には龍之介を狙わない。という一時休戦を提案します。

乃木楓香 :成立しないかなー 私視点ではそもそも龍之介ちゃんを狙う理由がないので

乃木楓香 :あとまあおじさんの秘密は割れてないけど 五野木さん以外の誰が勝っても龍之介ちゃんの使命達成OKだと龍之介ちゃんの使命条件がゆるすぎるので多分それはないかな……と思っています

蜘螺咲 鴎禅 :おじさん的にはアルの使命があるのでね

乃木楓香 :まあエビを倒すまではPC間で積極的に攻撃をしない、なら私はいいよ エビが勝って得する人多分いないし……いないよね

GM :エビって誰だろうなあ

龍之介 :俺はまず五野木さんとエビをやるからなるべく邪魔しないでくれ、ととっていただいても大丈夫です。私は【騒乱】をぶんまわすのが早いけど、我慢する?やっちゃう?くらい

GM :とりあえず交渉は決裂したっぽいよ

乃木楓香 :私としては騒乱ぶんまわしてほしいからな

龍之介 :なるほどね ではぶん回しましょう。せっかくの流派ブックの力だからね!

しおから :というわけでお待たせしました、犬の番です

しおから :【接近戦攻撃】を蜘螺咲さんにうちます。

蜘螺咲 鴎禅 :おっとこっちかい?

蜘螺咲 鴎禅 :来るがいいさ

しおから :2D6>=5 (判定:走法) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

しおから :う、凪

GM :サカナーギ

蜘螺咲 鴎禅 :残念だったね

龍之介 :犬はおわりです

GM :ではプロット5、1D100どうぞ!

龍之介 :1d100 (1D100) > 35

:1D100 (1D100) > 42

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 60

蜘螺咲 鴎禅 :カピ

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 35

GM :カピと龍之介が同値!

GM :これは熾烈なトップアイドル争いだ 振り直しどうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :カピ

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 76

龍之介 :1d100 (1D100) > 95

GM :蜘螺咲→戎→龍之介→カピ

蜘螺咲 鴎禅 :何ィ

GM :蜘螺咲さんどうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :フムム

蜘螺咲 鴎禅 :ここは『奥義』を使うとするか

龍之介 :何ぃ!?

GM :何ッ!

蜘螺咲 鴎禅 :効果は範囲攻撃です

GM :目標の宣言どうぞ~

蜘螺咲 鴎禅 :しおから 戎 龍之介さん 乃木さん を対象にします

乃木楓香 :あと指定特技も教えてね

蜘螺咲 鴎禅 :指定特技は

蜘螺咲 鴎禅 :経済力

GM :ありがとうございます!

:2点受けるぜ

龍之介 :ではこちらも奥義。

龍之介 :奥義「花鳥風月」/絶対防御/生存術

龍之介 :しおからを守る!

蜘螺咲 鴎禅 :泥沼忍法だ

:謀術と戦術を消失!

龍之介 :龍之介は謀術と妖術で受けます。

system :[ 戎 ] 戦術 : 1 → 0

system :[ 戎 ] 謀術 : 1 → 0

GM :乃木さんも受けてね

乃木楓香 :こっちも奥義で

乃木楓香 :「無我天遣」絶対防御/第六感

蜘螺咲 鴎禅 :絶対防御すきだなあw

GM :固いぜ

GM :では蜘螺咲さんの行動は以上かしらん

:オレの番だ、行くぜ! 【流星雨】!

:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功

:成功! 《召喚術》で回避しな!

龍之介 :えーと間合3か

:間合3以内……ぽんた以外全員目標だぜ!

龍之介 :どひゃ~~~

五野木 遥瑠 :うおーっお前広いんだよ範囲が!!

乃木楓香 :暴れすぎ

ぽんた :おやびんに感情修正!+1!

龍之介 :ありがとござる!(自演)

乃木楓香 :じゃあ私も龍之介ちゃんに修正

乃木楓香 :いらなかったらいらないって言ってね

蜘螺咲 鴎禅 :草では避けきれないかなあ

龍之介 :あれ?拙者たち感情あったっけ

乃木楓香 :あれ

乃木楓香 :なかったわ!

GM :なかった

乃木楓香 :完全にフレンドになった気でいた そんな…………

乃木楓香 :2D6>=7 (判定:野戦術) (2D6>=7) > 7[1,6] > 7 > 成功

乃木楓香 :友情パワー!

龍之介 :もっと深い絆で繋がってるでござるからね

蜘螺咲 鴎禅 :おっとマイナス修正付けそこなった

蜘螺咲 鴎禅 :まあいい

龍之介 :2D6+1>=7 (判定:鳥獣術) (2D6+1>=7) > 5[1,4]+1 > 6 > 失敗

龍之介 :グエー!

五野木 遥瑠 :2D6>=10 (判定:潜伏術) (2D6>=10) > 3[1,2] > 3 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :まずは自分

五野木 遥瑠 :あぶね

龍之介 :いや、凪だな 振りなおします。神通丸!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=6 (2D6>=6) > 8[2,6] > 8 > 成功

蜘螺咲 鴎禅 :成功~

蜘螺咲 鴎禅 :カピ!

龍之介 :2D6+1>=7 (判定:鳥獣術) (2D6+1>=7) > 4[2,2]+1 > 5 > 失敗

龍之介 :もう……ダメかもしれぬ…………

GM :ひどいw

乃木楓香 :龍之介ちゃん……

乃木楓香 :まあ……一応この手番は動けるから……

五野木 遥瑠 :謀術損傷します

しおから :2D6>=13 (判定:見敵術) (2D6>=13) > 10[4,6] > 10 > 失敗

system :[ 五野木 遥瑠 ] 謀術 : 1 → 0

しおから :あっいや、凪だった

乃木楓香 :がんばったワンね

GM :いい出目なのにね

しおから :すみません お腹を見せます

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=10(潜伏術)

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=10 (2D6>=10) > 5[1,4] > 5 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :ダメ

蜘螺咲 鴎禅 :クマ~

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=10 (2D6>=10) > 8[2,6] > 8 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :ダメー

:オレは回避を放棄して、【悪食】だ

龍之介 :体術でうけます

:2d6>=6 (2D6>=6) > 7[1,6] > 7 > 成功

:成功! 射撃もぐもぐして戦術回復

system :[ 戎 ] 戦術 : 0 → 1

system :[ 草(カピ原) ] HP : 1 → 0

system :[ 草(球磨) ] HP : 1 → 0

GM :では草二名の脱落が確定したところで

GM :まだ同時攻撃だ 龍之介くんの手番

龍之介 :はい!

龍之介 :【騒乱】!

龍之介 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功

龍之介 :よし。範囲はさっきの流星雨とおなじ!

龍之介 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

龍之介 :自分の回避成功!

GM :こちらも無差別攻撃ですね。恐ろしい。

GM :というわけで《用兵術》でよけよう みんな

乃木楓香 :間合2だから私とごのぎんは無関係か

龍之介 :あ、いや

GM :あ、【群れ】の効果で

乃木楓香 :あっ

GM :忍獣の従者がいる間間合が1伸びてる

龍之介 :ぽんたいるので間合1のびてます。なので間合3です

五野木 遥瑠 :群れるな!!

乃木楓香 :頑張って避けるか

:避けるぜ 目標値6

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功

五野木 遥瑠 :2D6>=7 (判定:見敵術) (2D6>=7) > 11[5,6] > 11 > 成功

乃木楓香 :友情パワー!

:2d6>=6 (2D6>=6) > 7[2,5] > 7 > 成功

五野木 遥瑠 :よし!

しおから :いぬは凪でよけられないので死にます。かばえばよかった

龍之介 :お、おい!!!!!!!なんであたってないんだ誰にも!!!!!!!!!

乃木楓香 :い いぬ…

GM :あ、接近戦ダメージは発生させる感じですね

五野木 遥瑠 :たまにある そういうこと

GM :蜘螺咲さんがまだ回避してないから……

龍之介 :あっ当たらなくても発生するのかと思ってびびった

蜘螺咲 鴎禅 :目標9か

蜘螺咲 鴎禅 :金は後出しOK?

龍之介 :当たった場合しおからは脱落してないからってことねこのタイミングは

GM :金は判定直後が使用タイミングです!

蜘螺咲 鴎禅 :OKとりあえず振ろう

蜘螺咲 鴎禅 :罠術で目標9

GM :あと忘れてたので言っておくと、自分の秘密を公開する「回想シーン」で、判定前に達成値+3をつけることもできます

GM :一応ね

龍之介 :完全に忘れてたそんなシステム

蜘螺咲 鴎禅 :あー それ使うか

蜘螺咲 鴎禅 :シーン演出もあとでって感じですかね

GM :そんな感じで

龍之介 :秘密だけはるんだっけ?先に

蜘螺咲 鴎禅 :では秘密を公開しちゃおう

GM :そうですね!

GM :情報タブに貼ってね

蜘螺咲 鴎禅 :秘密 実質2つなので更新前も張りますね

GM :お願いします~

蜘螺咲 鴎禅 :では+3で判定するぞ

蜘螺咲 鴎禅 :罠術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :2d6+3>=9 (2D6+3>=9) > 5[1,4]+3 > 8 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :金の力を容赦なく使用!

龍之介 :野生に帰りたくなってきた

GM :逆凪逆凪

龍之介 :あっそっか

GM :出目依存なので、達成値だけあげてもファンブルです

蜘螺咲 鴎禅 :あーじゃあ金は使えないな

GM :なので避けるとしたら振り直しいりますね~

蜘螺咲 鴎禅 :仕方ないので受けちゃう

龍之介 :し……しおから!しおからの犠牲は無駄じゃなかったぞ!!

龍之介 :集団戦攻撃1点と接近戦攻撃2点を受けてください!

GM :振り直しなしか!

蜘螺咲 鴎禅 :暗躍できないからね

乃木楓香 :正面戦闘だから…

GM :ドラマシーンだけだからねえ

蜘螺咲 鴎禅 :RTT ランダム指定特技表(6,7) > 『妖術』言霊術

蜘螺咲 鴎禅 :RTT ランダム指定特技表(5,2) > 『戦術』兵糧術

GM :変調表はWTです

蜘螺咲 鴎禅 :WT 変調表(6) > 呪い:修得済み忍法がランダムに1つ使用不能。1サイクルの終了時に、《呪術》で成功すると無効化される。

GM :1D5でランダムどうぞ~

五野木 遥瑠 :うわっキツいの

蜘螺咲 鴎禅 :1d5 (1D5) > 5

乃木楓香 :呪いがよく出るなあ

龍之介 :根!!

蜘螺咲 鴎禅 :『根』

蜘螺咲 鴎禅 :大丈夫~

GM :【根】か ノーダメージですね

五野木 遥瑠 :ノーダメ!

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 戦術 : 1 → 0

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 妖術 : 1 → 0

GM :ダメージは戦術妖術ですね。

龍之介 :まあでもこれで彷徨でよんでも何もできないんでしたっけ?

蜘螺咲 鴎禅 :はーい

GM :あー、いや

蜘螺咲 鴎禅 :従者は作成済みだから

蜘螺咲 鴎禅 :彷徨自体はできるはず

GM :【根】は従者を作る忍法だからね 使用した時点で効果を発揮し終えている

五野木 遥瑠 :作るだけのやつだから

蜘螺咲 鴎禅 :まだライ男がいる

五野木 遥瑠 :作ったやつはもう関係ないはず

龍之介 :そうとはね

GM :持続するサポート忍法と装備忍法との違いはこういうところですね。呪いに強い

GM :では、龍之介くん終わったので

GM :カピ原! 最後の輝きを見せろ!

蜘螺咲 鴎禅 :ウオー いけ カピ原!

蜘螺咲 鴎禅 :接近戦攻撃だ

蜘螺咲 鴎禅 :龍之介を狙うぞ

龍之介 :えぐえぐ

蜘螺咲 鴎禅 :指定特技は潜伏術

龍之介 :あれ、拷問術かとおもってた!

蜘螺咲 鴎禅 :草は潜伏だからね

GM :草だから

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功

龍之介 :あっそっか!カピバラか

龍之介 :2D6>=6 (判定:生存術) (2D6>=6) > 8[3,5] > 8 > 成功

龍之介 :なんとかよけたンギ!

蜘螺咲 鴎禅 :残念

GM :ではプロット5終了。

GM :しおから、カピ原、球磨が戦闘脱落。

蜘螺咲 鴎禅 :カピ原と球磨が最後の一撃を使用します

GM :最期の一撃が使用できるのはPL

蜘螺咲 鴎禅 :じゃあダメか

GM :なので一回だけです

GM :いや、PCじゃないので従者でも使用できる

龍之介 :どちらか一人使えないし今使ったらもうぽぽさんは使えないってことかしら

GM :そういうこと。

蜘螺咲 鴎禅 :まあ蜘螺咲さんは死なせないので

GM :少なくともこのセッションではですね。

蜘螺咲 鴎禅 :非常なりし忍法過労死でカピ原くんの最後の輝きをみせておくれ

蜘螺咲 鴎禅 :接近戦を使用します

蜘螺咲 鴎禅 :対象は龍之介さん

龍之介 :本当でござるか?

龍之介 :拙者は先細りでござるよ?

龍之介 :エビプリを狙った方がいいのではないでござるか?

蜘螺咲 鴎禅 :エビの攻撃は避ける目があるけど

龍之介 :拙者は割と潜伏術近いでござるよ

蜘螺咲 鴎禅 :凪じゃなかったっけ

龍之介 :あれ、もうこのタイミングは逆凪適用?

乃木楓香 :最期するなら凪じゃないんじゃない?

GM :凪で

乃木楓香 :なるほどね

龍之介 :なるほどね

蜘螺咲 鴎禅 :なので打点の高い相手を狙うごめんね

蜘螺咲 鴎禅 :カピー

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功

龍之介 :しおからおちたからもう接近1減るでござるけどね……!

龍之介 :1d6 (1D6) > 6

龍之介 :妖術はもう削れてる……ので、戦術で受けた瞬間に兵糧丸でプラマイゼロに回復します。

龍之介 :うーんきついな もうだめかもしれん

GM :ではプロット5終了。

GM :プロット2、1D100どうぞ

五野木 遥瑠 :1d100 (1D100) > 1

乃木楓香 :1d100 (1D100) > 30

五野木 遥瑠 :うわっ

乃木楓香 :じゃあおじさんに【武曲】で攻撃

乃木楓香 :判定します

蜘螺咲 鴎禅 :へいよー

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:野戦術) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗

GM :あら

乃木楓香 :うーん 神通丸します

蜘螺咲 鴎禅 :ヨシ

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:野戦術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功

乃木楓香 :集団戦1と射撃戦1です

蜘螺咲 鴎禅 :凪ってるからなー

乃木楓香 :あっいや

乃木楓香 :スペシャルだわ

乃木楓香 :ドクロ本尊なので

蜘螺咲 鴎禅 :ほんとだ

龍之介 :!!!!!

蜘螺咲 鴎禅 :でもまあ

五野木 遥瑠 :あっドクロパワー

GM :凪ってましたっけ?

乃木楓香 :ますよ

GM :ましたか

龍之介 :ペンギンの攻撃の回避で

蜘螺咲 鴎禅 :射撃戦ダメは増えないから

乃木楓香 :今も忍具3だよね?故障してもらうか

GM :集団戦のスペシャルは、任意の変調を与える効果に変更ですね。

蜘螺咲 鴎禅 :ですね

GM :では蜘螺咲さんは故障どうぞ~

GM :あと射撃1です

蜘螺咲 鴎禅 :故障するタイミングは

蜘螺咲 鴎禅 :ダメージ受けた時点か

蜘螺咲 鴎禅 :先に使ってればよかったな

蜘螺咲 鴎禅 :

GM :いや、兵糧丸はいつでも使えます

蜘螺咲 鴎禅 :お、じゃあ変調受ける前に使うのあり?

乃木楓香 :故障そのものは治せないけどね

GM :そうですね。私はアリの裁定で

龍之介 :射撃の方はなおせるってことね!

GM :いや射撃は治せないけど

龍之介 :ヌッ

GM :もう2点受けてるから、蜘螺咲さん

乃木楓香 :射撃の方というかすでに受けてる分ね

龍之介 :ああ!なるほど

乃木楓香 :まあでもお金と神通丸を封じたのでええやろ

GM :というわけでどうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :兵糧丸を二個使って

乃木楓香 :二個あんのかい

蜘螺咲 鴎禅 :ダメージを完全回復してから

龍之介 :たしかに振り直しできないって言ってましたからね

蜘螺咲 鴎禅 :射撃を受けます

乃木楓香 :まあでも兵糧丸ある以上は何を与えても回復されるのでこれが正解

龍之介 :サイコ~~~!

乃木楓香 :手番終わり!

GM :蜘螺咲さんどの分野に受けたか宣言してください!

蜘螺咲 鴎禅 :じゃ忍術に受けちゃう

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 忍術 : 1 → 0

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 戦術 : 0 → 1

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 妖術 : 0 → 1

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 忍具 : 3 → 1

GM :では五野木さんどうぞ~

五野木 遥瑠 :う~ん、この場合

五野木 遥瑠 :龍之介さんかなと思ったけど、たしかに乃木さんももう防御切ってるから安心して殴れるんだよな

五野木 遥瑠 :エビまで接近戦が伸びるのでエビ殴るって手もあるが……

龍之介 :そもそも差眼もエビにとどかないっけ

五野木 遥瑠 :でも回復されるから…… と思ったけどもう悪食使ってるのかあいつ

龍之介 :そうそう 今がチャンス

乃木楓香 :コスト的に無理なのはそうね

GM :同名の忍法はラウンド1回ですからね

GM :一応言っとくけど、対立してる相手の言葉ですよ

龍之介 :でもエビが勝って誰も得しないのはそうだからネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

乃木楓香 :GMからそういうこと言われるならもう黙っとくか

五野木 遥瑠 :いやでも ここはやっぱり龍之介さんかな 対立型だし

龍之介 :へえ 脱落させるンギか

五野木 遥瑠 :エビ殴り火力が減るのは怖いが、その火力って全方位無差別だし

五野木 遥瑠 :龍之介さんに……差眼します!

龍之介 :きな!

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:千里眼の術) (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功

龍之介 :あっやべっ 0になってからの兵糧丸ってダメですよね

龍之介 :う~~~~ん…………

GM :あっそうそう そういうルール

五野木 遥瑠 :減らす前だったらいいんだっけ

GM :減らす前なら大丈夫!

GM :さっきの蜘螺咲さんの変調受ける前に使うのと同じ

龍之介 :ああ、それで回復したところを喰らってもOKってことですよね?

GM :? そうですね 回復した後に受けていただければ

龍之介 :兵糧丸で妖術を回復して、回復した妖術と忍術にうけて、戦術だけ残します。

龍之介 :OK…………………だよね?

GM :【差眼】は接近1射撃1よ

龍之介 :あっそっか。では妖術回復して接近戦ダイス!

龍之介 :1d6 (1D6) > 6

龍之介 :うん妖術!

GM :ウム!

龍之介 :なので戦術だけ残します

GM :ではプロット2は以上。

GM :プロット1、ぽんた!

GM :見せてやりな! 108のペンギン殺法を!

蜘螺咲 鴎禅 :ポンター!

ぽんた :コンー!!ペンギンの力みせちゃる!

ぽんた :【接近戦攻撃】を五野木さんに!

五野木 遥瑠 :やめろ~ッ

ぽんた :2D6>=5 (判定:走法) (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗

ぽんた :?????

五野木 遥瑠 :ふう……

ぽんた :あたしはペンギンなのに???

蜘螺咲 鴎禅 :ポンタ…

GM :こいつキツネじゃねえか?

ぽんた :どこにキツネが???

蜘螺咲 鴎禅 :狸だったのでは

GM :では、第一ラウンド終了!

GM :演出に入ります。

GM :====


蜘螺咲 鴎禅 :あたり一面にプリジェクターから資料が展開される

蜘螺咲 鴎禅 :「ご覧ください!このデータを!」

蜘螺咲 鴎禅 :「弊社が誇る最新の顧客調査から得たアンケート」

蜘螺咲 鴎禅 :「顧客満足度ナンバーワン、どのような方にも自信を持ってお勧めできるソリューション!」

蜘螺咲 鴎禅 :「是非とも非日常の体験を!」

蜘螺咲 鴎禅 :「比良坂ビジネス忍法奥義!豪華絢爛プレゼンテーッション!!」

蜘螺咲 鴎禅 :プレゼン資料やパワポデータが君たちを襲う

:『シーットッ!』

:『オレはプリントってモンを見ると頭痛がしてくるんだ……!』

:ダメージを受けている!

乃木楓香 :「ごちゃごちゃうるさいなぁ」

乃木楓香 :高速起動。蜘蛛めいて壁や天井を蹴り、構えた細筒から幾つもの炎弾が噴く。

乃木楓香 :細筒の銘は「蜘蛛火」、ものの生気を喰らう妖銃。運動機能の一切をそれが持つ妖力の脈に委ねた躍動。

乃木楓香 :白い紙吹雪の中に、大きく黒い風穴が開く。

龍之介 :「せ、拙者は最強の武士であるからして!」紙束に襲われてダメージを受けている!

龍之介 :「この程度の攻撃、ものともしないのでござるよーっ!……といいたいでござるが……うう、さすがでござるな……」

龍之介 :「せめてしおからだけは……!!」

龍之介 :瞬間、世界が『ズレる』。

龍之介 :それも一瞬の事。すぐさま正常に戻った視界には、しかし。

龍之介 :巨大な氷の塊が存在し、まるで盾のように攻撃から身を守ろうと宙に浮かんでいる。

龍之介 :――龍之介に行われていた実験。

龍之介 :午後の紅茶を午前中に飲まされたり、山でたけのこの里を食べさせられたり。

龍之介 :おいしい牛乳を飲んでまずい!まずい!と言わされたり、ふるいをもって新しい!新しい!と言わされたり。

龍之介 :そのような実験が行われていたのは、悪ふざけではない。

龍之介 :忍獣という、人間より小さな脳みそを持ちながら、個体によっては人間と遜色ないレベルの知性を持ち合わせる存在。

龍之介 :その上、人間の中でも特異な存在――忍びと変わらない忍術を使える者すらいる、不思議な生物。

龍之介 :その忍獣の小さな脳みその認識と、小さな視界から見える世界に、差が生まれた場合。

龍之介 :『不思議だなあ』『どういうことだろう』で済ませられないほどの、大きな認識の差。それが生じた時、忍獣はその齟齬を埋めるためにどうするのか?

龍之介 :ほとんどの忍獣は、自分の認識の方が正しいのだと思い込む。それでも、一度認識してしまった現実との差を、完全に無視することはできない。

龍之介 :その現実との差の混乱が、物理的な現象として、世界の『ひずみ』として現れる。

龍之介 :――龍之介が自分を武士だと思っているのは。子狐のぽんたが自分をペンギンだと思っているのは。子犬のしおからが自分をエリート忍獣だと思っているのは。

龍之介 :その思い込みの差が力になることを本能的に知っているから、身を守る力を高めるために、寄り集まっているのである。

龍之介 :世界に具現化した『違和感』が、子犬を攻撃から守る!

龍之介 :守られた忍犬しおからが、ばうと一声吠える。

龍之介 :どこからともなく、大量の犬が集まり――無差別に襲い掛かる。

龍之介 :しおからはもちろん、龍之介にまで!

龍之介 :「あわわ!!相変わらず危険でござるな……」なんとか避ける。

蜘螺咲 鴎禅 :あの日、私は一匹のネズミに出会った。

蜘螺咲 鴎禅 :実験動物だ、そう言われていたが。

蜘螺咲 鴎禅 :気まぐれに話しかけてみると印象はまるで違った。

蜘螺咲 鴎禅 :ユーモアがあり深い思慮がある。

蜘螺咲 鴎禅 :会社の中での厳しい人間関係に疲れていた私にとって。

蜘螺咲 鴎禅 :彼との時間はこの上ない救いだった。

蜘螺咲 鴎禅 :だから自由を。

蜘螺咲 鴎禅 :自由を与えてやりたかった。

蜘螺咲 鴎禅 :だがその事由すらままならないのであれば。

蜘螺咲 鴎禅 :せめて彼の願いを叶え。

蜘螺咲 鴎禅 :その才を維持し。

蜘螺咲 鴎禅 :束の間の友人として支え。

蜘螺咲 鴎禅 :将来に希望をつなぎたい。

蜘螺咲 鴎禅 :それが私の友人にできるただ一つの事なのだ。

蜘螺咲 鴎禅の【秘密】

実はあなたが動物園に足を運んだのには、理由がある。

あなたはある忍獣と出会うため、ここにやってきたのだ。


忍びの流派には「獣使い」という、忍獣を訓練する組織がある。

過去にあなたは獣使いに協力していた。そこでは、人間顔負けの知能と忍術を操る、「アルサーモン」という忍鼠が研究されていた。

しかしアルサーモンは、忍獣として生まれたにも関わらず、その能力の高さゆえに実験動物として飼い殺しにされる運命にあったのである。

アルサーモンに触れ合ううちに彼に友情を抱いたあなたは、一年前に彼を脱走させたのだ。


そのときアルサーモンから提案され、一年後に丹霧ズーシーネイチャーパークで再開することを約束した。

お互い上手くいっているか確認するためだという。

表の世界で失敗の後に出会うのは何ともばつが悪いが、かえって気持ちを吐き出せるかもしれない。


あなたの【本当の使命】は、アルサーモンと再開することだ。


またあなたは、アルサーモンに頼まれて【プライズ】「特製の餌」を所持している。


【プライズ】「特製の餌」

「獣使い」が研究開発していた餌。飼育時のアルサーモンはこれを与えられていた。

高タンパクかつ高カロリー。多数の漢方と原理不明の薬効を備えている。

この【プライズ】に【秘密】はない。

この【プライズ】は、「兵糧丸」としても使用できる(使用すると失われる)

あなたは、かつての友人が抱えていた秘密を知った。

アルサーモンは、知性を失うことを恐れ、一年前のあなたに『秘薬』の入った『特製の餌』を持ってくるよう依頼したのだろう。

だが、餌の一つ程度では、彼の知性が保つ時間は少しだけだ。

恐らくアルサーモンは「獣使い」に帰るつもりだったのだろう。一年後の自分の知性の減少に対する保険のつもりで、あなたとの待ち合わせをしていたのだ。


しかし今、アルサーモンはあなたの姿を認識しても、餌を要求することをしなかった。

彼は悩んでいるのだろう。自分の使命をそうと決めても、本心では帚木オドロと別れると決めることを先送りにしている。


あなたは、そんな彼の人間らしさが、友人として好きだった。

だからこそ。それを失わせることに耐えられない。

彼は、エリートのままであるべきだ。


あなたの【本当の使命】は、アルサーモンを「獣使い」へ連れ帰ることである。

蜘螺咲 鴎禅 :だが…現実は。

蜘螺咲 鴎禅 :犬の群れに押し流される。

蜘螺咲 鴎禅 :「厳しいものだな…!」

:『ハッハ、そうだぜ! 現実は厳しい!』

:『だからこそオレは、ロックを、浪漫を追い求めるのさ!』

:犬を回避しつつ、空中でポーズを決める! 同時に降り注ぐ光の雨!

:光はどうぶつたちを的確に貫いていく……!

:『オレがロックスターである限り! どんな運命も、オレのものだ!』

蜘螺咲 鴎禅 :クマは倒れたカピバラも逃れられない。だがカピバラも企業戦士である貫かれながらもカピバラがペンギンに一撃を入れた

:光を受け、熱唱……! ふざけた行動に見えるが、見る見るうちに肉体に気力が漲っている!

龍之介 :「ぐぬ……!」カピバラの一撃を受ける。きゃうん!と光に貫かれた犬のしおからは逃げていった。

五野木 遥瑠 :「った! も~、マジでそれやめてくんないかな……!」先ほど撃ち抜かれたのと同じ技に貫かれ、愚痴と血を零す。

五野木 遥瑠 :「と、と……さて」軽くたたらを踏み、再び戦場を見据える。

五野木 遥瑠 :「龍之介さん、本当~にいい……人?だからかなり気が引けるんだけど」

五野木 遥瑠 :「まあ、しょうがないか」感情の抜け落ちた目で、彼女の姿を見つめる。

五野木 遥瑠 :「ここで仕事投げ出しても、私はブレーメンには入れないしね」

五野木 遥瑠 :その言葉とともに、瞳の中に漂う色が色彩を変え──

五野木 遥瑠 :右目が赤一色、左目が青一色に変化する。

五野木 遥瑠 :赤き目は邪眼。呪いを発し、敵を縛る。

五野木 遥瑠 :青き目は灑眼。敵の纏う呪力を洗い流し、無防備な身体を打つ。

龍之介 :「んぎゅぅ…………………」眼の力に打たれ、羽毛の下からボキボキと骨の折れる音がする。

龍之介 :「うう……それでも拙者は…………」

龍之介 :「……友達は……一緒にいてほしいと……思うのでござる………………………」血を吐きながらそう呟く。

乃木楓香 :「……は」

乃木楓香 :静かに息を吐く。異質な機動で雨めいた光輝の全てを躱している。

乃木楓香 :つま先で蹴り上げるように照準を定めた筒先が、二度爆ぜる。その向かう先にいるのは、蜘螺咲。

乃木楓香 :体を撃ち抜く灯は、射抜かれたものの生気を吸って燃え盛る妖火だ。振り払おうとも消えることはない。

乃木楓香 :「自分の為に戦ってくれる動物使い潰して、平気な顔して」

乃木楓香 :「何が友達(アル)のためだよ。寒気がする」

蜘螺咲 鴎禅 :「自分のために戦ってくれるとはロマンチストだな」

蜘螺咲 鴎禅 :「意思を失っても一緒に居れば幸せという夢見る女の子にはわからないかな」

蜘螺咲 鴎禅 :「可能性を信じて努力するのと未来を捨てるのは違うのさ」

蜘螺咲 鴎禅 :攻撃を受けつつ

蜘螺咲 鴎禅 :新作のHYUROUGANを摂取する

蜘螺咲 鴎禅 :栄養ドリンク型の兵糧丸の瓶を投げ捨てた

蜘螺咲 鴎禅 :「私はニンジャだ非道も行うし24時間戦える!友情だってある!それが私だ」

蜘螺咲 鴎禅 :「そういう生き方をいずれ君も選択する時が来る!」

乃木楓香 :……じっとその言葉を聞き届ける。返答はなく、次の高速起動へ移る。

GM :====


GM :【第二ラウンド】

GM :プロットお願いします。

乃木楓香 :OK

蜘螺咲 鴎禅 :彷徨はこの時点で判定でしたっけ

GM :このタイミングでもいいし、後でもいいです

GM :後の場合はプロット1固定になります

GM :あとそのラウンド攻撃忍法は使用できない

蜘螺咲 鴎禅 :では今やろう

蜘螺咲 鴎禅 :ライ男が彷徨で乱入します

GM :どうぞ~

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功

GM :出目がいいな

:プロットOK

龍之介 :影分身は使用しません。プロットOK!

五野木 遥瑠 :プロットOK!

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 五野木 遥瑠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 乃木楓香 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

○戦場:平地

<プロット6>

(戎)

<プロット5>

(龍之介、蜘螺咲、ライ男)

<プロット3>

(五野木)

<プロット2>

(乃木)

<プロット1>

(ぽんた)

蜘螺咲 鴎禅 :エビ~ッ

蜘螺咲 鴎禅 :余計な場所にw

GM :ではエビからですね~

:さて、【流星雨】を撃ってもいいが

:【騒乱】で場を荒らしてもらうか

:先ずは【密首】を使用!

:2d6>=6 (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗

:逆凪

龍之介 :首増えんかったね……

蜘螺咲 鴎禅 :フハハ

GM :同時攻撃ではないので即凪ですね。プロット6終了!

GM :プロット5、1D100どうぞ!

龍之介 :1d100 (1D100) > 85

蜘螺咲 鴎禅 :オーゼン

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 66

蜘螺咲 鴎禅 :ライ男

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 77

蜘螺咲 鴎禅 :ゾロゾロ目だ

GM :では龍之介くんからどうぞ!

龍之介 :はい!

龍之介 :ご期待に応えて【騒乱】!

龍之介 :ぽんたは生きてるから間合は3。つまりぽんた以外みんなだぜ

五野木 遥瑠 :答えないで

:オレが喰らう想定はしていないんだ!

龍之介 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功

龍之介 :はあはあ成功した……!みんな回避でござる!

龍之介 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功

龍之介 :自分は成功!

:うわ~っ逆凪で回避不可

五野木 遥瑠 :2D6>=7 (判定:見敵術) (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗

乃木楓香 :かわすぜ

龍之介 :ギャハハ!集団1と接近1をくらんだな!

五野木 遥瑠 :うっ

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

五野木 遥瑠 :1d6 (1D6) > 3

乃木楓香 :無駄スペ

蜘螺咲 鴎禅 :ゲェー

龍之介 :乃木ちゃん……!!!

蜘螺咲 鴎禅 :強い

GM :ノギフーさんダイス強

五野木 遥瑠 :忍術を損傷 まあ別に使わんし……

system :[ 五野木 遥瑠 ] 忍術 : 1 → 0

:1D6 (1D6) > 1

五野木 遥瑠 :WT 変調表(5) > 忘却:修得済み感情がランダムに1つ使用不能。1サイクルの終了時に、《記憶術》で成功すると無効化される。

:WT 変調表(1) > 故障:すべての忍具が使用不能。1サイクルの終了時に、《絡繰術》で判定を行い、成功するとこの効果は無効化される。

:あっ故障したっ

乃木楓香 :なんか持ってたのかな

:一応忍具をひとつ持っているぜ。接近は器術を損傷。

龍之介 :知性ある獣がないとエビはアイテムを使えないからね

system :[ 戎 ] 器術 : 1 → 0

蜘螺咲 鴎禅 :まずはライ男から

五野木 遥瑠 :1d2 1がペンギン2が人間 (1D2) > 2

五野木 遥瑠 :乃木さんのへの感情を忘れます

蜘螺咲 鴎禅 :見敵術があるので

蜘螺咲 鴎禅 :目標値7だ

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 3[1,2] > 3 > 失敗

GM :ライ男くーーん!

蜘螺咲 鴎禅 :ライ男~

五野木 遥瑠 :ら、ライオン……!

蜘螺咲 鴎禅 :同時攻撃後に脱落だ

龍之介 :ペンギンとライオンが戦ったらペンギンが勝つのは自明の理でござるからね

蜘螺咲 鴎禅 :オーゼンが避けるぞ

蜘螺咲 鴎禅 :目標値9は正直キツいが

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=9 (2D6>=9) > 11[5,6] > 11 > 成功

蜘螺咲 鴎禅 :ワーハハハ

GM :安定感あるなあ

龍之介 :ぐぐぐぐ

五野木 遥瑠 :蜘螺咲さん出目高いな!

龍之介 :しかしそこそこ通った!拙者の手番おわり!

GM :ライ男くんの最後の輝きどうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :接近戦攻撃で龍之介さんに攻撃だ

蜘螺咲 鴎禅 :潜伏術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

GM :!?

蜘螺咲 鴎禅 :ウオーッ!

龍之介 :き、きつい~~!

蜘螺咲 鴎禅 :ライ男~ッ

GM :接近戦の攻撃なので……ダメージを1D6で決定してください!

蜘螺咲 鴎禅 :回避より先にダメージ決定?

GM :正確にはそうっぽいです

蜘螺咲 鴎禅 :1d6 (1D6) > 5

蜘螺咲 鴎禅 :とりゃー

龍之介 :どのみち1削れれば終わりでござるからね……!

蜘螺咲 鴎禅 :ライ男は生き延びて良いんですか?

ぽんた :あ~どうなるんだろう?

GM :あ~

蜘螺咲 鴎禅 :脱落前にスペシャルで回復はアリなのか否か

GM :基本67p確認したところ、同時攻撃の場合

GM :ダメージの適用がプロット終了時で、スペシャルなどの回復は即座に適用と記載されているので

GM :ダメージを受ける前に回復ということになりますね。ざんねん!

蜘螺咲 鴎禅 :フムでは脱落ですね

ぽんた :ではおやびんの回避に修正!+1!

龍之介 :2D6+1>=8 (判定:鳥獣術) (2D6+1>=8) > 7[2,5]+1 > 8 > 成功

龍之介 :うおーーー!!!

蜘螺咲 鴎禅 :マジか~

GM :最後の輝き、惜しくも届かず……!

GM :蜘螺咲さんの行動どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :うーん

蜘螺咲 鴎禅 :奥義を使います

蜘螺咲 鴎禅 :範囲攻撃で

蜘螺咲 鴎禅 :乃木さんと龍之介さんを攻撃

龍之介 :破りたい!特技なんでしたっけ?

蜘螺咲 鴎禅 :経済力です

乃木楓香 :やぶります

龍之介 :12がでればいけるな。破ります!

GM :ぽんたはやる?

ぽんた :あっそっか!やる!!

蜘螺咲 鴎禅 :ファンブルプレッシャーを与えるだけでも仕事してるからね

蜘螺咲 鴎禅 :範囲攻撃は

ぽんた :スペシャルがでればいいから余裕だし!

GM :あ、あと戎はタゲじゃないみたいだけどいいのかな

蜘螺咲 鴎禅 :あ エビスもタゲリます

蜘螺咲 鴎禅 :忘れてたぜ

GM :言わなきゃよかったぜ

蜘螺咲 鴎禅 :ありがとうございます

乃木楓香 :忍んでタゲから外れるとはな

蜘螺咲 鴎禅 :凪ってるから破れないし

ぽんた :五野木さんもやぶらないよね。ではふります!

乃木楓香 :2D6>=7 (判定:第六感) (2D6>=7) > 6[2,4] > 6 > 失敗

五野木 遥瑠 :あっ破りません

ぽんた :2D6>=13 (判定:走法) (2D6>=13) > 9[3,6] > 9 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :ヨシ!

龍之介 :2D6>=12 (判定:用兵術) (2D6>=12) > 7[3,4] > 7 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :ヨシ!

龍之介 :奥義!

龍之介 :絶対防御を自分に使うでござる。

龍之介 :奥義「花鳥風月」/絶対防御/生存術

GM :破る人は宣言どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :乃木さんは奥義使います?

五野木 遥瑠 :生存術かあ……

乃木楓香 :ここの処理順どうなるのかなと思ってた

五野木 遥瑠 :あったしかに

乃木楓香 :龍之介ちゃんの結果身てから奥義撃てない理由ないかなと思ってたけどどうだろう

蜘螺咲 鴎禅 :どっちを優先で破るかって判断がしたいんだけど

GM :絶対防御は生命点の減少発生時に使用する奥義なので

蜘螺咲 鴎禅 :まあその辺はGMの処理に任せるぜ

龍之介 :奥義破りはいくらでもできますよ!

GM :龍之介くんの奥義が破られないと生命点減少は発生しません。なので、絶対防御は後出し可能です

乃木楓香 :確かにボスが絶対防御2つ持ってるとかあるし後出しできるよね

五野木 遥瑠 :なるほどなあ……

GM :それを踏まえて五野木さんは奥義破りしますか?

蜘螺咲 鴎禅 :そうかー

五野木 遥瑠 :破る……か!

五野木 遥瑠 :もう迷わねえ フィーリングで行く

GM :蜘螺咲さんも破りますよね

蜘螺咲 鴎禅 :五野木さんの結果見てからでもいいですか?

GM :ダメです~

五野木 遥瑠 :たしか同時宣言のはず

乃木楓香 :同時に決めないといけないのよね

GM :シノビガミでは誰かの判定を見てから判定するかどうかを宣言することはできません。

蜘螺咲 鴎禅 :OK

乃木楓香 :なので勝手に破りダイスふるのもいけない

GM :そうね

蜘螺咲 鴎禅 :でも

蜘螺咲 鴎禅 :ここに

蜘螺咲 鴎禅 :アルの効果を使うかどうかは

蜘螺咲 鴎禅 :どこで宣言すればいいでしょうか

GM :その場合はアルの効果を使うと宣言してもらって大丈夫です 判定前に使用宣言するのが完全成功なので

蜘螺咲 鴎禅 :アルの効果の使いどころをどうするかだけなので

GM :それを受けて五野木さんが判定を取り下げるのは良いです

龍之介 :五野木さんの結果見てからアル使用を決めるのはアリ?なし?

GM :完全成功は判定の前に宣言する必要があるので

蜘螺咲 鴎禅 :フム

蜘螺咲 鴎禅 :この結果で凪っても

蜘螺咲 鴎禅 :乃木さんが後出しした絶対防御やぶりまでは

蜘螺咲 鴎禅 :できますよね

GM :判定が同時に行われなければならないため、他人の判定結果を見てから完全成功を使用できるかどうかも選択できないことにします

GM :そうですね! 同時行動なのでそれは可能です

蜘螺咲 鴎禅 :OK

龍之介 :了解です!

蜘螺咲 鴎禅 :ではここは奥義やぶりは宣言しますが

蜘螺咲 鴎禅 :アルは使わない

蜘螺咲 鴎禅 :たぶん五野木さんが頑張ってくれると信じるぜw

GM :は~い、ではお二人は判定どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :僕も判定するぞ

五野木 遥瑠 :ウオーッ絡操術で代用!

五野木 遥瑠 :2D6>=8 (判定:絡繰術) (2D6>=8) > 7[2,5] > 7 > 失敗

五野木 遥瑠 :い、一足りん

蜘螺咲 鴎禅 :忍術が死んでいなければ~

蜘螺咲 鴎禅 :罠術で判定します 目標8

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=8 (2D6>=8) > 5[2,3] > 5 > 失敗

龍之介 :い、いきた!!!!

蜘螺咲 鴎禅 :ウワーッ

蜘螺咲 鴎禅 :

蜘螺咲 鴎禅 :出し惜しみするんじゃあなかった

GM :では絶対防御成功ですね

龍之介 :やった~~~!!!

乃木楓香 :うーん ここは2点食らっておくか

GM :乃木さんは2点受けるけどどうします?

GM :あ、受ける 了解です

龍之介 :たしかに選べる時は受けておいてもいいかも

蜘螺咲 鴎禅 :射撃2点はまだまだ

GM :ちなみに逆凪になっても完全成功は使用できます。ご認識

蜘螺咲 鴎禅 :致命傷じゃないからね

乃木楓香 :謀と妖を消します

乃木楓香 :残り4点

system :[ 戎 ] 忍術 : 1 → 0

system :[ 戎 ] 戦術 : 1 → 0

:忍術と戦術を消し……残り1点……!

:ヤバいぜ

GM :プロット5終了ですね。ライ男くんが脱落

GM :で、蜘螺咲さんが逆凪

蜘螺咲 鴎禅 :クソー

GM :では、プロット3、五野木さんどうぞ!

五野木 遥瑠 :うおお悩ましいが

五野木 遥瑠 :とりあえず乃木さんに【禁眼】!

蜘螺咲 鴎禅 :敵の数は減らせるなら減らした方がいいけど

蜘螺咲 鴎禅 :まあ行ける

蜘螺咲 鴎禅 :GOGO

蜘螺咲 鴎禅 :奥義封印か

蜘螺咲 鴎禅 :強い

GM :そいつは! 自分が情報を持っている奥義の使用者を目標に使用し、判定に成功すると目標はその奥義の指定特技での判定に成功しなければ奥義が使用できなくなるという効果のサポート忍法!

GM :長いな

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功

五野木 遥瑠 :よし!

龍之介 :これって判定に失敗したらそのラウンドはもう奥義使えないの?

龍之介 :それとも発動してない扱いだからまたチャレンジできる?

五野木 遥瑠 :どうなんだろう……? 使う(使おうとする)たびかと思ってた

乃木楓香 :「使用」はラウンド1回で「効果」発揮の成否をダイスで決めるんじゃないかな

龍之介 :なるほど

乃木楓香 :テキスト読んだ感じそうかなと思っただけなのでGMに任せますが

GM :まあそう捉えるのが無難かと

乃木楓香 :OK

龍之介 :了解!

GM :では【禁眼】が入ったところで行動どうぞ~

五野木 遥瑠 :これでコストは使い切りましたが、【拡視器】のおかげで接近戦攻撃の射程が伸びてるので

五野木 遥瑠 :エビに接近戦攻撃……してみるか

:死にたくないぜ……!

五野木 遥瑠 :諦めてくれ

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗

五野木 遥瑠 :????

五野木 遥瑠 :一足りなすぎじゃない?

:やっぱお前は……最高のファンだぜ……

五野木 遥瑠 :お金を粗末にした報いが来てるのか……?

GM :ではプロット3終了で

GM :乃木さんどうぞ!

乃木楓香 :はーい

乃木楓香 :うーん……蜘螺咲さんに【武曲】

乃木楓香 :野戦術で判定

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:野戦術) (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル

乃木楓香 :あーあ

龍之介 :ウワーッ!

乃木楓香 :赤眼です

蜘螺咲 鴎禅 :ヨシ

五野木 遥瑠 :あっ赤眼!

五野木 遥瑠 :自分でも忘れてた

GM :プロ2で【赤眼】が!

GM :恐ろしいねえ

乃木楓香 :RCT ランダム分野表(4) > 謀術

GM :振り直しなどもなければ接近1射撃1だぜ

乃木楓香 :もう消えてるな

GM :絶対防御は使わなくていいのかい

乃木楓香 :器術と体術

龍之介 :このあと攻撃内から使い得かも

乃木楓香 :あっ使えたな

乃木楓香 :先に使います

乃木楓香 :第六感から

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:第六感) (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功

龍之介 :やった!!!!

GM :持ってる特技だから安定はあるな……

五野木 遥瑠 :クソ~

乃木楓香 :奥義発動です 破りは……いないかな

GM :蜘螺咲さんは逆凪なので

GM :五野木さんが破りできる

五野木 遥瑠 :無理だと思うが……一応破るか

五野木 遥瑠 :忍術が生きてればな~

五野木 遥瑠 :2D6>=11 (判定:見敵術) (2D6>=11) > 6[2,4] > 6 > 失敗

五野木 遥瑠 :ダメ!

龍之介 :やった~~~~!

乃木楓香 :じゃあ何もなく2プロ終わりかな

GM :なかなか固いでヤンスね

GM :そうですね! 【赤眼】も発動したので効果終了です

乃木楓香 :赤眼消えたのでほんのちょっとだけ楽になった

龍之介 :よかった~~~

GM :プロット1ぽんたどうぞ~

ぽんた :はい!!

ぽんた :【鎌鼬】を五野木さんにうつよ!

GM :こいつ……そんな強い忍法を……

五野木 遥瑠 :ペンギン(キツネ)のクセに!!

龍之介 :他に使いどころもないし感情修正+1!

ぽんた :2D6+1>=5 (判定:縄術) (2D6+1>=5) > 7[2,5]+1 > 8 > 成功

ぽんた :成功だし!!

ぽんた :マイナス1の修正つけて縄術!

五野木 遥瑠 :遠すぎだろ

五野木 遥瑠 :2D6-1>=11 (判定:絡繰術) (2D6-1>=11) > 9[4,5]-1 > 8 > 失敗

ぽんた :やった!!射撃1点だし!!

五野木 遥瑠 :グワーッ

五野木 遥瑠 :体術損傷

system :[ 五野木 遥瑠 ] 体術 : 1 → 0

GM :ではラウンド終了!

GM :====


GM :【第三ラウンド】

GM :プロットお願いします!

乃木楓香 :OK

:OKだぜ

龍之介 :うーん、スペシャルチャンスで影分身使っておこうかな

五野木 遥瑠 :O……K!

乃木楓香 :博徒の思考だ

龍之介 :2D6>=11 (判定:用兵術) (2D6>=11) > 10[5,5] > 10 > 失敗

GM :出目はいい

龍之介 :お、おしい…………………………………………………

龍之介 :不発だけど悩むからちょっと待ってね

龍之介 :あっプロットをね

蜘螺咲 鴎禅 :うーん

GM :ヘイ

蜘螺咲 鴎禅 :どうしようかな

蜘螺咲 鴎禅 :OK

龍之介 :きめました。OK!!

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 乃木楓香 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 五野木 遥瑠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

○戦場:平地

<プロット6>

(蜘螺咲)

<プロット5>

(龍之介、戎)

<プロット3>

(五野木)

<プロット2>

(乃木)

<プロット1>

(ぽんた)

GM :なにっ 6

GM :では蜘螺咲さんからどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :当然奥義を撃ちます

蜘螺咲 鴎禅 :ファンブルにおびえろ

蜘螺咲 鴎禅 :経済力

蜘螺咲 鴎禅 :龍之介さんと戎を狙う

乃木楓香 :奥義破りします。

龍之介 :やぶる!ぽんたも!

:死にたくねえぜ 奥義破り宣言!

GM :では判定どうぞ~

龍之介 :2D6>=12 (判定:用兵術) (2D6>=12) > 8[3,5] > 8 > 失敗

乃木楓香 :2D6>=7 (判定:第六感) (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功

乃木楓香 :フーッ

ぽんた :2D6>=13 (判定:走法) (2D6>=13) > 3[1,2] > 3 > 失敗

:2D6>=13 (判定:言霊術) (2D6>=13) > 5[2,3] > 5 > 失敗

龍之介 :乃木殿……………………………!!

五野木 遥瑠 :おっエビ凪やん

:あぶねっ 【生粋】で逆凪ではないぜ

五野木 遥瑠 :うわっ

乃木楓香 :そうだ4なんだった

蜘螺咲 鴎禅 :エビス強いな

:そしてファン2号の乃木……! ありがとよ……

GM :ではプロット5 1D100どうぞ!

龍之介 :1d100 (1D100) > 8

:1D100 (1D100) > 49

:先手は貰うぜ!

龍之介 :くそーっ

:ここは【流星雨】だ! くらえーっ

:2d6>=6 (2D6>=6) > 10[4,6] > 10 > 成功

:成功! 全員《召喚術》で避けな!

乃木楓香 :届くんだよな〜

ぽんた :おやびんの回避に修正!+1!

蜘螺咲 鴎禅 :死霊術で判定

:あっぽんたはとどかないね

ぽんた :そうなの!

:オレは回避を放棄して【悪食】だ! アーウッ

乃木楓香 :2D6>=7 (判定:野戦術) (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗

:2d6>=6 (2D6>=6) > 3[1,2] > 3 > 失敗

:

龍之介 :2D6+1>=7 (判定:鳥獣術) (2D6+1>=7) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功

五野木 遥瑠 :2D6>=11 (判定:瞳術) (2D6>=11) > 10[4,6] > 10 > 失敗

乃木楓香 :自爆しとる!

五野木 遥瑠 :出目はいいのに!!

龍之介 :え、えびぷり

蜘螺咲 鴎禅 :2d6=>6 (2D6>=6) > 6[2,4] > 6 > 成功

蜘螺咲 鴎禅 :

五野木 遥瑠 :エビ……自決を……?

GM :そうなってしまったな

乃木楓香 :器術が消えます

GM :では龍之介くん以外回避失敗

GM :戎はラウンド終了時に脱落が確定するぞ……

乃木楓香 :奥義使っても自分を生かすことはできないんだな 自分の攻撃だから……

蜘螺咲 鴎禅 :戦術をつぶします

五野木 遥瑠 :う~ん難しいが 器術を損傷

system :[ 戎 ] 妖術 : 1 → 0

system :[ 五野木 遥瑠 ] 器術 : 1 → 0

五野木 遥瑠 :あっ器術じゃなくて戦術にしていい!?

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 戦術 : 1 → 0

GM :いいですよ

五野木 遥瑠 :ありがたい……!

system :[ 五野木 遥瑠 ] 器術 : 0 → 1

system :[ 五野木 遥瑠 ] 戦術 : 1 → 0

GM :では龍之介くんどうぞ~

龍之介 :うおーっ!いくぞ【騒乱】!

GM :これがヤバい

龍之介 :ぽんた以外全員だぜ!

龍之介 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功

:喰らったら……オレは死ぬ!

龍之介 :通った!回避の時間!用兵術!

:だからここで奥義だ!

龍之介 :!?

蜘螺咲 鴎禅 :まだ凪は適用されていない

:『ジェイル舞う酢ロック』! 判定妨害!

龍之介 :こことおらなくても死ぬでしょ!!

:チッチッチ

:その奥義を……自分で破る!

龍之介 :!?

:スペシャルチャンスを得るのさ!!!!

乃木楓香 :なんて?

蜘螺咲 鴎禅 :スペシャルで生き残んのかよw

乃木楓香 :指定特技なんだっけ

:ちなみに指定特技は《香術》だぜ

五野木 遥瑠 :そ、そんな脱法スペ狙いを

五野木 遥瑠 :破りません

蜘螺咲 鴎禅 :やぶらない

乃木楓香 :破るか

GM :一応確認したんですけど、自分の奥義は奥義破りできないというルールは確認できませんでした

龍之介 :う、うーん 一応やぶるか…………………

:ウォーッ

龍之介 :あっぽんたも!

乃木楓香 :龍之介ちゃんはやめとくべきかも

乃木楓香 :見込み濃いなら良いと思うけど

龍之介 :騒乱避けられなくなったらやばいのよね

龍之介 :いや、10だから結構遠い やめときます!

乃木楓香 :5で判定回数増えるのきついかなって……

ぽんた :ぽんたは破る!

GM :ではどうぞ!

乃木楓香 :2D6>=8 (判定:第六感) (2D6>=8) > 6[2,4] > 6 > 失敗

:2D6>=12 (判定:言霊術) (2D6>=12) > 9[3,6] > 9 > 失敗

:くっ 3たりない

龍之介 :あっすみません無理だったらいいけど

龍之介 :ぽんたに感情修正していいでsか?

GM :まだ振る前だしいいですよ~

ぽんた :ありがとうございます!+1をえます

ぽんた :2D6+1>=8 (判定:走法) (2D6+1>=8) > 5[2,3]+1 > 6 > 失敗

ぽんた :えーん!

乃木楓香 :あかんか

五野木 遥瑠 :と、通ってる

:誰一人奥義破りできんとは……オレの奥義を……

龍之介 :じゃあ不発で逆凪します……

:奥義破りしてもらって回避でもう一回スペチャンスを得る作戦だったのに!

乃木楓香 :マジでフツーに迷惑なんだよな……

:戦闘脱落。

乃木楓香 :敵だからそうなんだけども

GM :プロット3、五野木さんどうぞ

五野木 遥瑠 :なんとか生き延びたな……

五野木 遥瑠 :とりあえず龍之介さんに【禁眼】

龍之介 :信じられん 人の心あるのか?

五野木 遥瑠 :ペンギンに人の心を説かれるとはね

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功

五野木 遥瑠 :よし!

龍之介 :エーン

五野木 遥瑠 :それで本行動なんですが

五野木 遥瑠 :ちょっとかわいそうだが……ぽんたに【差眼】を

GM :どうぞですよ

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:千里眼の術) (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功

五野木 遥瑠 :通った

ぽんた :えーん!回避するよ!

ぽんた :2D6>=8 (判定:縄術) (2D6>=8) > 9[4,5] > 9 > 成功

五野木 遥瑠 :???

ぽんた :回避したよ!

乃木楓香 :つよ

五野木 遥瑠 :何このキツネ!!!

ぽんた :ペンギンだよ!

GM :あ、これ多分違ってますね

ぽんた :えっ!

ぽんた :はじとはじはつながってない?

GM :一番左のギャップが埋まっている状態になっているのでは?

GM :そうですね……端と端は繋がっていないです……

ぽんた :あれっ!じゃあ結構判定ちがってたかも!申し訳ない!

GM :過去のぶんはこちらもちゃんと見れてなかったので申し訳ない

乃木楓香 :器と妖を繋げるには専用の忍法とかがいるのよね

ぽんた :じゃあしっぱいだよ!

GM :そうなのよね

乃木楓香 :じゃあ絶対防御。第六感の判定をします

五野木 遥瑠 :あっこれか! なるほどね

ぽんた :乃木ちゃん……!

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:第六感) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗

乃木楓香 :あかんかったわ

GM :では……【禁眼】の効果で絶対防御が不発になってしまうので……

五野木 遥瑠 :龍之介さんはまだ絶対防御使ってないんじゃ?

蜘螺咲 鴎禅 :判定できないから

龍之介 :そうだよ。

龍之介 :人の心のない女に禁眼使われたからね……

GM :だよね このラウンドに【禁眼】入れてましたよね

乃木楓香 :凪だからね

龍之介 :逆凪だからね

ぽんた :脱落だよ!えーん

乃木楓香 :仇を討つか

ぽんた :たのんだー!

乃木楓香 :武曲を五野木さんに。

蜘螺咲 鴎禅 :感情修正マイナスを入れます

乃木楓香 :はーい

乃木楓香 :2D6-1>=5 (判定:野戦術) (2D6-1>=5) > 7[3,4]-1 > 6 > 成功

GM :通常の成功か。

五野木 遥瑠 :ぐ~キツい

五野木 遥瑠 :ここは……回想切ります

五野木 遥瑠 :+3

GM :ではどうぞ!

五野木 遥瑠 :つっても9なんだよな~……

五野木 遥瑠 :2D6+3>=12 (判定:瞳術) (2D6+3>=12) > 8[3,5]+3 > 11 > 失敗

五野木 遥瑠 :また1足りないんだけど

GM :お金の呪いだ

乃木楓香 :えーといま五野木さんの変調いくつですっけ

乃木楓香 :忘却だけ?

五野木 遥瑠 :1つのはず!

GM :忘却だけっぽいという説です

乃木楓香 :じゃあ集団1と射撃1

五野木 遥瑠 :WT 変調表(5) > 忘却:修得済み感情がランダムに1つ使用不能。1サイクルの終了時に、《記憶術》で成功すると無効化される。

五野木 遥瑠 :ペンギンの感情も忘れます

GM :心が無い女になってしまわれた

五野木 遥瑠 :失うのは器術で……

system :[ 五野木 遥瑠 ] 器術 : 1 → 0

GM :では、ラウンド終了です。

GM :====


GM :じりじりと、擦り減るような戦いが続いている。

:「ゲフッ、ガハッ……」

:光の刺棘を自らも受けている。エネルギーへの変換も上手くいっていない。

:「なぜ……なぜオマエはまだ倒れない……!」

:ペンギンを睨みつける。

:「のうのうと人間に尻尾を振っているだけのオマエが……」

:「なぜオレより、長く立っていられるんだ……」

:どさり、と膝から崩れ落ちる。

龍之介 :「……拙者も武士の端くれ。人に媚びへつらって生きているつもりはないでござるが……」

龍之介 :「たとえ周りから見ればそう見えたとしても、真に守りたいものを守るのでござる。拙者は、武士でござるから」

龍之介 :とはいえ、龍之介も瀕死である。視界はかすみ、いつ倒れてもおかしくはない。

蜘螺咲 鴎禅 :「やれやれ…こんなに厳しい戦いはフラクタル食器洗浄機能付き洗濯機の営業以来だよ」

蜘螺咲 鴎禅 :乱れ飛ぶプレゼン資料やパワポ映像は迎撃され物陰からのライオンの奇襲も返り討ちにあった

蜘螺咲 鴎禅 :「君たちは将来有望だ、どうだい?ウチの会社で働いてみないか?」

蜘螺咲 鴎禅 :と冗談ぽく呟きながら戦いの姿勢を保っている

龍之介 :「…………蜘螺咲殿は、優しくて素敵な人で……」

龍之介 :「主にするのならこういう人がいいのかもしれないと、思っていたでござる。でも……」

龍之介 :「…………部下の命を何とも思わない者には仕えられないでござる。残念でござるがお断りでござる」

五野木 遥瑠 :「社員待遇かあ、ちょっと羨ましいかも」

五野木 遥瑠 :明るい口調でそう言うが、こちらもその制服は血に染まり、息は荒くなっている。

五野木 遥瑠 :「でもまあ、たしかにブラックはよろしくないですよね」

五野木 遥瑠 :そう言って、戦場に立つ子狐を見る。

五野木 遥瑠 :その瞳は、再び左右で赤と青に分かれている。

五野木 遥瑠 :左の灑眼が戦意を洗い流し、右の邪眼が幻覚を見せる。

五野木 遥瑠 :子狐の頭からは、最前までの死闘は消え去り──その目には、『おさんぽコース』とそれを眺める人間たちの顔が映る。

ぽんた :「あっ……あたしもついにおさんぽデビューできる日がきたのね!?」

ぽんた :「立派なペンギンとして認められたんだ!わーい!」とっとこと~っと走って外へ向かっていく。

龍之介 :「あっ、ぽんた!?どこにいくでござるか!おーい!!」叫ぶ声も聞こえないようだ。子ぎつねは去っていった…………………

五野木 遥瑠 :「私ったら仕事熱心な上に──」

五野木 遥瑠 :「かわいいもの好きなんですよねぇ」恬淡と言い、にっこりと笑う。

乃木楓香 :「うふ、優しいなあ」

乃木楓香 :声よりも速く熱風が疾る。五野木の腕に消えぬ炎が燃え移る。

乃木楓香 :射線の元には、先程から一定の速度で床と天井を交互に蹴り木筒の発射口を上下させる少女の影がある。単純なリズムの中に繰り返し入る崩しの所作が、読み難い射線を形成している。

乃木楓香 :「こっちはあんまりヨユーないし、優しいやり方も持ってないんだ。悪いね」

乃木楓香 :「そうやって余裕ぶったまま倒れてくれないかな」

五野木 遥瑠 :「っと、あっつ……!」火砲を避けようとするが、上手くいかずにその身を焼かれる。

五野木 遥瑠 :──仕事は大事だと聞かされて育ってきた。

五野木 遥瑠 :御一新に伴って野に下り、主を失った忍びが生きていくには、仕事に対する誠実さが必要なのだと。

五野木 遥瑠 :五野木遥瑠は、忍びの家系に生まれたものとしては平均的な人生を歩んできた。

五野木 遥瑠 :平均的、……よりはちょっと、いやそこそこ上だと自負しているが。

五野木 遥瑠 :しかし、まあ、それにしても、そこまで大天才ってほどではないという自覚はある。

五野木 遥瑠 :若い自分には経験が足りていないという認識もある。

五野木 遥瑠 :生まれついての粗忽でくだらないミスをすることも多いし、忍びとしては割と甘いという弱みもある。

五野木 遥瑠 :"そこそこ上"のはずの力を持って生まれながら、忍者として今一つうだつが上がらないのは、きっとその辺りなのだろうとも思っている。

五野木 遥瑠 :であるからこそ、せめてその基だけは全うすべきだと信じている。

五野木 遥瑠 :それさえ失ってしまえば、邪視の忍びは、ただの"変な力を持った化け物"に成り下がってしまうと信じているのだ。

五野木 遥瑠 :「……いや~、厄ネタっぽい仕事とは思ってたけど」

五野木 遥瑠 :ここまでとは、という言葉を痛みとともに呑み込む。

五野木 遥瑠 :「だけど、やれるだけはやるしかないよねぇ」

五野木 遥瑠 :「仕事なんでね!」脂汗を流しながら笑って見せる。

五野木遥瑠の【秘密】

実はあなたは、抜け忍の捕縛の任を受けた忍びである。

ターゲットは「帚木オドロ」。比良坂機関で修行の身である、まだ幼い少女だ。


オドロは巫女として高い才能を有していたが、彼女の身柄を狙う何者かによって襲撃事件が発生した。

襲撃者の撃退には成功したものの、戦いの混乱に乗じてオドロも行方をくらましてしまったのである。

未だ忍びとしては修行中のオドロが、一人で比良坂機関の追跡から逃れているとは考えられない。

“協力者”の存在を予測した比良坂機関は、戦闘の可能性も含めた忍務をあなたに依頼したのである。

あなたは独自の情報網により、丹霧ズーシーネイチャーパークにあたりをつけて潜入したのだ。


あなたの【本当の使命】は、“協力者”を排し、帚木オドロを比良坂機関まで護送することだ。

GM :====


GM :【第四ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :【影分身】チャレンジ!!

龍之介 :2D6>=11 (判定:用兵術) (2D6>=11) > 10[5,5] > 10 > 失敗

龍之介 :なんでおしいんだ???

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

龍之介 :プロットOK!!

五野木 遥瑠 :O……K

乃木楓香 :OK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 乃木楓香 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 五野木 遥瑠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

○戦場:平地

<プロット3>

(五野木、乃木、蜘螺咲)

<プロット2>

(龍之介)

GM :3に固まりましたね。では1D100どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 77

乃木楓香 :1d100 (1D100) > 90

五野木 遥瑠 :1d100 (1D100) > 19

蜘螺咲 鴎禅 :ぞろ目が多いな

五野木 遥瑠 :オイオイオイ

GM :乃木さんからですね。どうぞ!

乃木楓香 :うーん

乃木楓香 :蜘螺咲さんに武曲します

乃木楓香 :野戦術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :感情マイナス

乃木楓香 :2D6-1>=5 (判定:野戦術) (2D6-1>=5) > 2[1,1]-1 > 1 > ファンブル

龍之介 :ぎゃー!

GM :の、乃木さん

乃木楓香 :もう終戦かな〜

五野木 遥瑠 :ぴ、ピンゾロ2回目

GM :諦めないで~

乃木楓香 :終わりです

GM :とはいえ、蜘螺咲さんどうぞ……!

蜘螺咲 鴎禅 :乃木さんに接近戦攻撃を仕掛けます

蜘螺咲 鴎禅 :拷問術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功

乃木楓香 :まだ振れるので回避

乃木楓香 :2D6>=9 (判定:走法) (2D6>=9) > 9[4,5] > 9 > 成功

GM :出しとる

蜘螺咲 鴎禅 :マジか

龍之介 :やった!!

GM :五野木さんどうぞ!

五野木 遥瑠 :避けるな!!

蜘螺咲 鴎禅 :避けにくいと思ったのになー

乃木楓香 :避けにくいで合ってるよ

五野木 遥瑠 :う~む迷わしいが

五野木 遥瑠 :だがこの状況で出し惜しみはできねえ

蜘螺咲 鴎禅 :何かあるのかい

五野木 遥瑠 :奥義を使用します

龍之介 :1だせ!

乃木楓香 :ようやくか〜

五野木 遥瑠 :《"五芒星"》
指定特技 :見敵術
エフェクト:クリティカルヒット

龍之介 :え!?!?!?

龍之介 :ふ……不死身じゃなくて!?!?!?!?

乃木楓香 :追加忍法の特技が消えちゃったのかな……と思ってた

乃木楓香 :なんであるんだよ

蜘螺咲 鴎禅 :ここまで隠してたのか

蜘螺咲 鴎禅 :マジかよ

五野木 遥瑠 :対象は乃木さん!

蜘螺咲 鴎禅 :残してたの?

乃木楓香 :絶対防御の達人

乃木楓香 :第六感から

乃木楓香 :2D6>=5 (判定:第六感) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功

五野木 遥瑠 :成功するな!!

龍之介 :やったあああああ!!!

龍之介 :達人~~~!!!

蜘螺咲 鴎禅 :破ります

五野木 遥瑠 :破ります!!

龍之介 :あっやぶらないよ!

蜘螺咲 鴎禅 :アルの絶対成功を使用

GM :判定どうぞ~

五野木 遥瑠 :あっ!?

GM :おおっ完全成功

乃木楓香 :じゃあ……死ぬか……

龍之介 :死なないで!!拙者も絶対防御を使うでござるよ!!

乃木楓香 :やった♡

乃木楓香 :龍之介ちゃんはここでスペシャル出せる真のSAMURAIだって信じてるからね

龍之介 :な……なんで自分の指定特技が遠いんだ?がんばります

龍之介 :2D6>=9 (判定:鳥獣術) (2D6>=9) > 2[1,1] > 2 > ファンブル

GM :確率は同じだった

龍之介 :………………………………………………………………

五野木 遥瑠 :ここで!?

龍之介 :

GM :あの……振り直しなどないようでしたら……

乃木楓香 :ないで〜す

龍之介 :ないでござる

乃木楓香 :落ちました♡

五野木 遥瑠 :あっこれ私も一応さっき宣言の破り分振った方がいいかな?

GM :乃木さんが4点受けて脱落ですね……

GM :いや、先ほど伝えた通り

GM :完全成功を使うことを宣言したうえでまだ振ってなければ取り下げは認めてますので

五野木 遥瑠 :あっ了解です!

GM :ではプロット3終了。

GM :プロット2、龍之介くんですが……逆凪ですね。

龍之介 :はい……

GM :行動が無ければ……次ラウンド行きましょう……

龍之介 :ないです……いきましょう

GM :====


GM :【第五ラウンド】

GM :プロットお願いします。

龍之介 :【影分身】チャレンジ!

龍之介 :2D6>=11 (判定:用兵術) (2D6>=11) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

龍之介 :!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

蜘螺咲 鴎禅 :何ィ!?

GM :!?!?!?!??!?

蜘螺咲 鴎禅 :今ここで出す?

龍之介 :忍術を回復!!

GM :コイツッ……SAMURAIか……!?

五野木 遥瑠 :これがお前の忍道かよ

龍之介 :プロットOK!!

五野木 遥瑠 :OK!

蜘螺咲 鴎禅 :OK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

system :[ 五野木 遥瑠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

龍之介 :4で

○戦場:平地

<プロット5>

(五野木)

<プロット4>

(龍之介、蜘螺咲)

蜘螺咲 鴎禅 :前のめりだ

GM :攻めていく!

GM :プロット5、五野木さんどうぞ

五野木 遥瑠 :これはちょっと迷うが 接近戦の方が遠いはず!

五野木 遥瑠 :龍之介さんに接近戦!

龍之介 :カモン!

五野木 遥瑠 :2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 4[2,2] > 4 > 失敗

五野木 遥瑠 :???????

龍之介 :!!!!!!!!!

GM :逆凪……

五野木 遥瑠 :おいペンギン生き残るぞ!!

乃木楓香 :私の呪いかな

五野木 遥瑠 :凪ます

GM :ではプロット4! 1D100どうぞ!

龍之介 :1d100 (1D100) > 41

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 3

GM :龍之介くんどうぞ!

龍之介 :ペンギンからいきますわ!

龍之介 :【接近戦攻撃】を五野木さんに!

五野木 遥瑠 :実は私は一回殴られただけで死ぬぞ!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功

龍之介 :オラーッ!!

五野木 遥瑠 :妖術を損傷し……脱落!

蜘螺咲 鴎禅 :なんてこった

GM :オオ

GM :では……蜘螺咲さんどうぞ……!

蜘螺咲 鴎禅 :接近戦攻撃します

蜘螺咲 鴎禅 :拷問術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功

龍之介 :回想きります

龍之介 :いや切るか……?

龍之介 :ちょっとタイム!

GM :ゆっくり考えて~

蜘螺咲 鴎禅 :イイヨ

龍之介 :よし。回想使わず!

龍之介 :2D6>=8 (判定:分身の術) (2D6>=8) > 8[2,6] > 8 > 成功

龍之介 :!!!!!

龍之介 :まだ……舞える!!

GM :スゲエッ

蜘螺咲 鴎禅 :おおう!

GM :ではラウンド終了……!

GM :====


GM :【第六ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身!!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功

龍之介 :よし……!

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

龍之介 :プロットOK。

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

龍之介 :3で!

○戦場:平地

<プロット3>

(龍之介)

<プロット2>

(蜘螺咲)

蜘螺咲 鴎禅 :6に置くか~

蜘螺咲 鴎禅 :読み違えたな

GM :プロット3、どうぞ!

龍之介 :【接近戦攻撃】を蜘螺咲殿に!

蜘螺咲 鴎禅 :どうぞ

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功

龍之介 :よし!

蜘螺咲 鴎禅 :罠術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

龍之介 :え、ええーーーっ

蜘螺咲 鴎禅 :ワーハハハ!

GM :!?

GM :回復の宣言どうぞ……!

蜘螺咲 鴎禅 :忍術を回復します

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 忍術 : 0 → 1

龍之介 :では回避されて拙者はおわり。

GM :続けて蜘螺咲さんどうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :接近戦攻撃

蜘螺咲 鴎禅 :拷問術で判定

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功

龍之介 :回避!

龍之介 :2D6>=8 (判定:分身の術) (2D6>=8) > 10[4,6] > 10 > 成功

龍之介 :よし……!

GM :うおっすごい応酬……

GM :ではラウンド終了……!

GM :====

GM :【第七ラウンド】


GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功

龍之介 :よし……!

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

龍之介 :プロットOK!!

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

龍之介 :4で

○戦場:平地

<プロット4>

(龍之介、蜘螺咲)

GM :1D100どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 83

龍之介 :1d100 (1D100) > 59

GM :蜘螺咲さんから!

蜘螺咲 鴎禅 :接近戦攻撃

蜘螺咲 鴎禅 :拷問術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗

龍之介 :!!!!

蜘螺咲 鴎禅 :ウオー

GM :なんと!

蜘螺咲 鴎禅 :でも同値だから凪は痛くない

GM :龍之介くんの手番です!

龍之介 :接近戦攻撃を蜘螺咲殿に!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功

龍之介 :よ、よし 鳥獣術!

蜘螺咲 鴎禅 :罠術で

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

龍之介 :えぇ…………?

GM :は!?

蜘螺咲 鴎禅 :ワーハハ!

GM :いや、これは……ちょっとすごすぎる……

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 戦術 : 0 → 1

蜘螺咲 鴎禅 :戦術を回復

GM :ラウンド終了ですね……

GM :====


GM :【第八ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功

龍之介 :プロットOK!!

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

龍之介 :5で!

○戦場:平地

<プロット5>

(龍之介、蜘螺咲)

GM :1D100どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 10

龍之介 :1d100 (1D100) > 37

GM :龍之介くんから!

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

龍之介 :セーフ。鳥獣術!

蜘螺咲 鴎禅 :

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 4[1,3] > 4 > 失敗

龍之介 :

蜘螺咲 鴎禅 :ここでダメージ

龍之介 :いやなんかいっぱいあるな生命力……

GM :回想シーンを使うということもできますが……

GM :一応ね

龍之介 :うーん、回想使います……か

龍之介 :使います。接近戦ダメージがさらに+1で、合計接近戦ダメージ2です

GM :オス 攻撃の命中時に回想シーンをすると、接近戦ダメージ1点を追加できます

GM :では蜘螺咲さんは接近戦2点どうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :1d6 (1D6) > 1

蜘螺咲 鴎禅 :1d6 (1D6) > 3

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 器術 : 1 → 0

GM :あ、《拷問術》が

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 忍術 : 1 → 0

龍之介 :はあはあはあ……

蜘螺咲 鴎禅 :このラウンドは潰れてないから

龍之介 :拙者の手番はおわりでござる…………………!

蜘螺咲 鴎禅 :そのまま拷問術で殴るぞ

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功

龍之介 :回避!

龍之介 :2D6>=9 (判定:分身の術) (2D6>=9) > 6[2,4] > 6 > 失敗

龍之介 :うううううう

龍之介 :接近戦ダメージうけます。

龍之介 :1d6 (1D6) > 4

蜘螺咲 鴎禅 :絶対防御チャレンジはしないの?

龍之介 :んぅうう…………………

龍之介 :あっわすれてた

龍之介 :ありがとうございます!絶対防御使います!

龍之介 :生存術です

蜘螺咲 鴎禅 :使うには判定が必要なのは

蜘螺咲 鴎禅 :まだ残ってる?

GM :いえ、【禁眼】の効果は五野木さんが脱落したことで消えています

五野木 遥瑠 :無理に殴らず逃げとけばよかったな~

蜘螺咲 鴎禅 :破ります

蜘螺咲 鴎禅 :目標8 砲術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=8 (2D6>=8) > 5[1,4] > 5 > 失敗

龍之介 :よし!!無傷!

GM :オオ……

GM :ラウンド終了。

GM :====


GM :【第九ラウンド】

GM :プロットお願いします。

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功

龍之介 :おしいような……

蜘螺咲 鴎禅 :成功する~

龍之介 :プロットOK!!

蜘螺咲 鴎禅 :OK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

龍之介 :5で

○戦場:平地

<プロット6>

(蜘螺咲)

<プロット5>

(龍之介)

GM :プロット6、蜘螺咲さんから……!

蜘螺咲 鴎禅 :奥義撃ちます

龍之介 :奥義破りします!

蜘螺咲 鴎禅 :経済力です

龍之介 :2D6>=8 (判定:分身の術) (2D6>=8) > 11[5,6] > 11 > 成功

龍之介 :よし……!!

GM :出すねえ

蜘螺咲 鴎禅 :マジかよ

GM :龍之介くん、どうぞ!

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗

龍之介 :く……だがなにもなかっただけ

龍之介 :おしまし!

GM :ラウンド終了!

GM :====


GM :【第十ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功

龍之介 :よし!

蜘螺咲 鴎禅 :OK

龍之介 :プロットOK!!

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

龍之介 :2で

○戦場:平地

<プロット2>

(龍之介)

<プロット1>

(蜘螺咲)

GM :龍之介くんどうぞ……!

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功

龍之介 :鳥獣術!

蜘螺咲 鴎禅 :罠術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗

龍之介 :!!

蜘螺咲 鴎禅 :うーんダメ

龍之介 :接近戦ダメージ1!

蜘螺咲 鴎禅 :1d6 (1D6) > 6

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 妖術 : 1 → 0

GM :妖術ですね。

GM :では……続けて蜘螺咲さんです

蜘螺咲 鴎禅 :うーん

蜘螺咲 鴎禅 :いや 奥義だな

蜘螺咲 鴎禅 :経済力

龍之介 :奥義破りします

龍之介 :2D6>=8 (判定:分身の術) (2D6>=8) > 4[2,2] > 4 > 失敗

龍之介 :うーん絶対防御!

龍之介 :生存術です

蜘螺咲 鴎禅 :奥義破り

蜘螺咲 鴎禅 :砲術で

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=8 (2D6>=8) > 6[2,4] > 6 > 失敗

龍之介 :よし……!

GM :うわっ耐えた!

GM :ラウンド終了!

GM :====


GM :【第十一ラウンド】

GM :プロットお願いします

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功

龍之介 :よし……

龍之介 :プロットOK!!

蜘螺咲 鴎禅 :OK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

龍之介 :5で

○戦場:平地

<プロット6>

(蜘螺咲)

<プロット5>

(龍之介)

GM :プロット6、蜘螺咲さん!

蜘螺咲 鴎禅 :奥義だ

龍之介 :奥義破り!

GM :どうぞ!

龍之介 :経済力ですよね。判定します

龍之介 :2D6>=8 (判定:分身の術) (2D6>=8) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

龍之介 :!!!!!!!!!!!!!!!!

GM :wwww

蜘螺咲 鴎禅 :ウソやろ

GM :すっげえ!!

龍之介 :体術を回復します

GM :ではプロット5、龍之介くん!

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

龍之介 :鳥獣術!

蜘螺咲 鴎禅 :罠術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 7[2,5] > 7 > 成功

龍之介 :ぐぬ……おわり!

GM :ラウンド終了!

GM :====


GM :【第十二ラウンド】

GM :プロットお願いします……!

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功

龍之介 :よし。

龍之介 :プロットOK!!

蜘螺咲 鴎禅 :OK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

龍之介 :2で

○戦場:平地

<プロット3>

(蜘螺咲)

<プロット2>

(龍之介)

GM :プロット3、蜘螺咲さんから!

蜘螺咲 鴎禅 :奥義します

龍之介 :奥義破り!

龍之介 :経済力ですよね。判定します

龍之介 :2D6>=7 (判定:怪力) (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功

龍之介 :やぶった!

GM :お見事 龍之介くんどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :ですよねー

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功

蜘螺咲 鴎禅 :罠術

龍之介 :鳥獣術!

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 7[2,5] > 7 > 成功

龍之介 :ぬぬぬ おわり!

GM :ラウンド終了!

GM :====


GM :【第十三ラウンド】

GM :

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 6[3,3] > 6 > 成功

龍之介 :よし!

蜘螺咲 鴎禅 :OK

龍之介 :OK!!

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

龍之介 :5で

○戦場:平地

<プロット6>

(蜘螺咲)

<プロット5>

(龍之介)

GM :プロット6、蜘螺咲さん!

蜘螺咲 鴎禅 :奥義です

龍之介 :奥義破りします

蜘螺咲 鴎禅 :そろそろミスってくれ

GM :どうぞ!

龍之介 :経済力ですよね。いきます

龍之介 :2D6>=7 (判定:怪力) (2D6>=7) > 10[5,5] > 10 > 成功

龍之介 :よし!!

GM :破られ……手番はプロット5! 龍之介くんどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :ほんとコレ

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功

龍之介 :鳥獣術!

蜘螺咲 鴎禅 :

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=7 (2D6>=7) > 6[1,5] > 6 > 失敗

龍之介 :

蜘螺咲 鴎禅 :ダメ

龍之介 :接近戦ダメージ1!

蜘螺咲 鴎禅 :1d6 (1D6) > 4

GM :謀術……!

龍之介 :や……やった!!!

蜘螺咲 鴎禅 :終わったか~

GM :ラウンド……終了!

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 謀術 : 1 → 0

GM :====


GM :【第十四ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功

龍之介 :こえ~~

蜘螺咲 鴎禅 :これを絶対に失敗しないの絶望感ぱねー

蜘螺咲 鴎禅 :OK

龍之介 :プロットOK!!

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

龍之介 :5で

○戦場:平地

<プロット6>

(蜘螺咲)

<プロット5>

(龍之介)

蜘螺咲 鴎禅 :奥義です

龍之介 :奥義破り!

GM :どうぞ!

龍之介 :2D6>=7 (判定:怪力) (2D6>=7) > 8[2,6] > 8 > 成功

龍之介 :よし!!

GM :安定しておる

GM :プロット5、龍之介くんどうぞ!

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功

龍之介 :鳥獣術!

蜘螺咲 鴎禅 :死霊術

蜘螺咲 鴎禅 :もうダメだな

GM :あ、妖術消えてるのでは

蜘螺咲 鴎禅 :ちがうわ

GM :体術しか残っていないから《砲術》からかな

蜘螺咲 鴎禅 :砲術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=9 (2D6>=9) > 6[2,4] > 6 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :ダーメ

龍之介 :よし!!接近戦1点!

蜘螺咲 鴎禅 :1d6 (1D6) > 1

GM :既に消えているので好きな分野からどうぞ

蜘螺咲 鴎禅 :戦術つぶしますね

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] 戦術 : 1 → 0

GM :ウス

GM :ラウンド終了!

GM :====


GM :【第十五ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身!

龍之介 :2D6>=5 (判定:分身の術) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗

龍之介 :うおあうぇえええ

GM :おおっと

蜘螺咲 鴎禅 :其処は別にいいよ~

蜘螺咲 鴎禅 :奥義破りミスってくれw

蜘螺咲 鴎禅 :OK

龍之介 :OK!!

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

○戦場:平地

<プロット3>

(龍之介)

<プロット1>

(蜘螺咲)

GM :プロット3、龍之介くんからどうぞ

龍之介 :ちょっとまってね~

蜘螺咲 鴎禅 :騒乱しかないのでは?

龍之介 :よし、【騒乱】をうちます

龍之介 :うっていみない感じだったらファンブルこわいので、変調表みてました

龍之介 :【騒乱】いきます!

GM :どうぞ~

龍之介 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功

蜘螺咲 鴎禅 :砲術 12のみ

龍之介 :かいひ!

龍之介 :2D6>=5 (判定:用兵術) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗

龍之介 :??????????????????????????

蜘螺咲 鴎禅 :お?凪ったか

GM :【騒乱】は……自分も対象……!

蜘螺咲 鴎禅 :こちらも回避します

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=12 (2D6>=12) > 5[1,4] > 5 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :普通にダメ

GM :ではお互い変調表WTどうぞ

龍之介 :WT 変調表(6) > 呪い:修得済み忍法がランダムに1つ使用不能。1サイクルの終了時に、《呪術》で成功すると無効化される。

蜘螺咲 鴎禅 :wt 変調表(6) > 呪い:修得済み忍法がランダムに1つ使用不能。1サイクルの終了時に、《呪術》で成功すると無効化される。

蜘螺咲 鴎禅 :1d6 (1D6) > 5

龍之介 :1d5 (1D5) > 2

龍之介 :騒乱がきえました

蜘螺咲 鴎禅 :根です

蜘螺咲 鴎禅 :被った場合は?

GM :蜘螺咲さん根はもう消えてるから

GM :1D4で選び直してくださいね

蜘螺咲 鴎禅 :1d4 (1D4) > 1

蜘螺咲 鴎禅 :接近戦ですね

龍之介 :よしよし!

GM :ではプロット1……! 蜘螺咲さんどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :まあ使えないし使わない

蜘螺咲 鴎禅 :奥義です

龍之介 :逆凪なので敗れません。

龍之介 :こちらも奥義!絶対防御!

龍之介 :生存術です

蜘螺咲 鴎禅 :砲術 目標値8

蜘螺咲 鴎禅 :ここが逆転の目

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=8 (2D6>=8) > 9[4,5] > 9 > 成功

龍之介 :くそ……!!

蜘螺咲 鴎禅 :ヨシ

GM :通った……

龍之介 :体術、忍術つぶします

GM :了解です……!

GM :====


GM :【第十六ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身チャレンジします。

龍之介 :2D6>=11 (判定:用兵術) (2D6>=11) > 3[1,2] > 3 > 失敗

龍之介 :ファンブルじゃないだけ……

GM :あぶない

蜘螺咲 鴎禅 :OK

龍之介 :OK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。

○戦場:平地

<プロット6>

(龍之介、蜘螺咲)

GM :両者とも6……!

GM :1D100どうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :1d100 (1D100) > 11

龍之介 :1d100 (1D100) > 23

GM :龍之介くんから!

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 6[3,3] > 6 > 成功

龍之介 :う!

龍之介 :凪だ

蜘螺咲 鴎禅 :凪ですね

蜘螺咲 鴎禅 :奥義シマス

GM :同時攻撃なので影響はないが……失敗!

龍之介 :奥義破り!

龍之介 :2D6>=12 (判定:用兵術) (2D6>=12) > 8[3,5] > 8 > 失敗

龍之介 :失敗。だが奥義!

龍之介 :絶対防御!生存術です

蜘螺咲 鴎禅 :奥義破り

蜘螺咲 鴎禅 :砲術で8

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=8 (2D6>=8) > 5[1,4] > 5 > 失敗

蜘螺咲 鴎禅 :ダメ

龍之介 :よし……!

GM :ラウンド終了!

GM :====


GM :【第十七ラウンド】

GM :プロットお願いします!

龍之介 :影分身チャレンジ

龍之介 :2D6>=11 (判定:用兵術) (2D6>=11) > 10[4,6] > 10 > 失敗

龍之介 :お、おしい

蜘螺咲 鴎禅 :プロットOK

龍之介 :OK

GM :OK

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

○戦場:平地

<プロット4>

(蜘螺咲)

<プロット3>

(龍之介)

GM :プロット4、蜘螺咲さんどうぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :奥義です

龍之介 :奥義破り!

龍之介 :2D6>=12 (判定:用兵術) (2D6>=12) > 7[3,4] > 7 > 失敗

龍之介 :失敗。奥義!

龍之介 :生存術です。絶対防御!

蜘螺咲 鴎禅 :奥義破り

蜘螺咲 鴎禅 :砲術

蜘螺咲 鴎禅 :2d6>=8 (2D6>=8) > 3[1,2] > 3 > 失敗

龍之介 :凪……!

蜘螺咲 鴎禅 :終わった

GM :逆凪……!

GM :プロット3、龍之介くん!

龍之介 :接近戦攻撃!

龍之介 :2D6>=5 (判定:鳥獣術) (2D6>=5) > 6[3,3] > 6 > 成功

龍之介 :よし……!!!!!

蜘螺咲 鴎禅 :終了ですね

龍之介 :は……はあ……はあ……!!!!!!!!!!!

龍之介 :か………………かった……………………!!!!!!

GM :蜘螺咲さん、接近戦1点を受け、戦闘脱落……

蜘螺咲 鴎禅 :おめでとう

GM :戦闘終了条件を満たしたため、戦闘終了です!!

龍之介 :う、うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

GM :====


GM :張り詰めた戦型が、罅入るように乱れる。

GM :戦力のバランスが揺らぎ、集中に狭間が生まれたその隙に。

GM :大きく状況は傾いた。

五野木 遥瑠 :制服から血を滴らせ、眼前に立つ少女を見る。

五野木 遥瑠 :「はー……まったく」

五野木 遥瑠 :「今回は下手こいてばっかりですよ」

五野木 遥瑠 :「だから、せめて」

五野木 遥瑠 :「給料分は……働かないとね……!」

五野木 遥瑠 :赤と青が入り混じるような瞳の色。

五野木 遥瑠 :星のような形の瞳孔。

五野木 遥瑠 :五野木遥瑠が"表"の人間と知り合いになったとき、必ずと言っていいほど尋ねられる疑問がある。

五野木 遥瑠 :──その眼ってどうなってるの?

五野木 遥瑠 :それに対する彼女の答えも、いつも決まっている。

五野木 遥瑠 :──んはは、カラコンで変えてるんですよ~。結構最新のやつでぇ、オシャレでしょ?

五野木 遥瑠 :勿論、この答えは真実ではない。

五野木 遥瑠 :しかし、その全てが人目を欺くための虚構という訳でもない。

五野木 遥瑠 :カラーコンタクトというのは嘘。間違いなく虹彩の色が二色に染まっている。

五野木 遥瑠 :変えているというのは本当。本来は別の色をした虹彩を、眼に込めた呪力によって今の二色へと変えている。

五野木 遥瑠 :最新というのは嘘。昔、五野木家が今の名を名乗るようになった頃、当時の術者たちが発明した呪法だ。

五野木 遥瑠 :「あと、オシャレだと思ってるのも本当かな!」

五野木 遥瑠 :恬淡と笑って嘯く。

五野木 遥瑠 :その双眸が、少しずつ色を失ってゆく。

五野木 遥瑠 :──"五野木"とは、忌み名だ。

五野木 遥瑠 :こんにち五野木として知られる一族は、元は別の氏を用いていた。その権能を名に冠し、己の呪力を高めるための言霊としていたのだ。

五野木 遥瑠 :しかしあるとき、一人の子供があまりにも強い呪力を宿して生まれてきた。

五野木 遥瑠 :そしてそれを皮切りに、共時性的偶然であろうか、一族に強力な呪力を持って生まれる子供が増え始めた。

五野木 遥瑠 :──今はまだよい。しかしこれから先、生まれる子供たちの呪力が強くなり続けたなら。

五野木 遥瑠 :──いつかは我々自身を滅ぼしかねない。いや或いは、世そのものにとっての災いともなり得る。

五野木 遥瑠 :咎眼の瞳は未来を占う瞳である。

五野木 遥瑠 :垣間見た未来を危惧した当時の一族たちは、対策を練った。

五野木 遥瑠 :呪眼の力と灑眼の力、両方を瞳に漲らせることによって邪視を押しとどめる呪法を編み出した。

五野木 遥瑠 :しかしそれだけでは、生まれたばかりの子の力は抑えることができない。故に、その力の"成長"そのものをも止めることにした。

五野木 遥瑠 :氏名の一字を別訓に読み替え、そこに別の字を宛てることにより、"権能"を表す言霊を崩す。

五野木 遥瑠 :元の氏は、五芒。

五野木 遥瑠 :鮮やかな二色だった瞳は色彩を失い──

五野木 遥瑠 :光を吸い込む黒い瞳に、白い五芒星が浮いている。

五野木 遥瑠 :「──仲良くなれそうだと思ったのは、本当なので」

五野木 遥瑠 :「次合うときは、味方だといいですねえ」

五野木 遥瑠 :瞬きとともに──渦巻くような黒い邪視の魔力が、少女の身体を襲う。

乃木楓香 :……損傷は大きい。身体のあちこちがひどく痛む。

乃木楓香 :先生はそういう時はまず動かせる関節の数を数えろと言っていたが、できるわけないだろと言ってやりたい。そんな気分だ。

乃木楓香 :銃口よりこぼれる火炎に血が入り交じり、視界が霞んでいく。

乃木楓香 :自ずから動く妖銃の念に片手を預けて、無我の照準を行う。

乃木楓香 :実体のない妖力であろうとも、正しく射れば撃ち抜ける。

乃木楓香 :「火蜘蛛」が放つのでは鉛玉ではなく、使い手の生気なれば。

乃木楓香 :その奥義、無我天遣。砲撃の一射ごとに、指先の熱が奪われ冷え込んでいく。

乃木楓香 :全身が風邪をひいたようにだるいけれど、腕と脚を止めてはいけない事は知っている。どうしてこんな痛い思いをしているのか、そんな思考は意識の外に追いやって。ただ細い体に残った膂力を振り絞る事だけを考える。

乃木楓香 :──その冷えた身体を、激しい熱が貫いた。

乃木楓香 :「かふっ……」

乃木楓香 :(撃ち漏らした、か。ああ──)

乃木楓香 :食いしばろうとする歯に力が入らない。これは「ダメな時」のやつだ。

乃木楓香 :訓練で叩きのめされた時、何度となく味わった感覚ではある。だけど、本番でこうなるのは初めてだった。

乃木楓香 :にわかに背筋が凍る。忍務をし損ねればどうなるか、脅し文句のように講義の中で聞いたそれが脳裏をよぎって。

乃木楓香 :そのおり、幻聴を聴いた。

乃木楓香 :……この場にいる誰の声でもない。私に取り憑いた呪いが、朦朧とするこの身体を拐かそうとしているのだろう。

乃木楓香 :『勝たせてやろうか?』と。

乃木楓香 :そのいかにも悪魔的な提示の向かう先は、想像に難くない。こいつを初めて手にした時、この呪いは私のともだちを手に掛けようとした。

乃木楓香 :調伏によって繋ぎ止めたこの枷は、二度と外してやらないと決めている。この場に私のともだちがいるのなら、尚更だ。

乃木楓香 :「……ごめ、龍之介ちゃん」

乃木楓香 :「私、疲れたから落ちるわ」

乃木楓香 :「そっちも、あんま無理しないでね」

乃木楓香 :何気ない日常の挨拶のように笑って、そう言い捨てながら蹲る。それきり動かない。

龍之介 :「…………!!」

龍之介 :動かなくなった彼女を見る。息はあるようだが、その姿はぼろぼろで、直視できないほどだ。

龍之介 :…………………自分の身体もぼろぼろだ。立っているのがやっとどころか、どうして立っているのか分からないほどだ。

龍之介 :それでも一人ではなかったから。共に戦ってくれる彼女がいたから踏ん張れていたが、その彼女も倒れてしまった。

蜘螺咲 鴎禅 :「仲間が倒れていくのは辛いね」

蜘螺咲 鴎禅 :「でも、それで諦めたりはしないんだろう?」

龍之介 :「…………」

龍之介 :ちらりと、いまだ立つ二人を見る。

龍之介 :…………………蜘螺咲鷗禅も、五野木遥瑠も、自分よりずっとずっと大人で、きっと忍びとしての経験も豊富なのだろう。

龍之介 :主張も理解できる。比良坂機関が抜け忍をやすやすと見逃すとは思えないし、一度離れてお互いが成長し改めて再開するのが一番、合理的――

龍之介 :……それは、所謂机上の空論。理屈だけの綺麗な言葉。

龍之介 :一度『獣使い』に戻ったアルを、『獣使い』が手放すとは思えない。そうでなければ、飲み続けなければいけない『秘薬』を人質にちらつかせたりしないだろう。

龍之介 :母と娘が一目会うことも許さない比良坂機関が、数年後、どこにいるのかも分からない小さな鼠一匹を探すのを許すとは思えない。

龍之介 :けれど、それでも迷いがあった。

龍之介 :そうはいっても、自分の願いなど、ただの子供のワガママにすぎないのではないかと。

龍之介 :帚木オドロとアルが、想いあっている二人がずっと一緒にいて欲しい。

龍之介 :そう目先の事しか考えられなかった自分と違って、乃木楓香は帚木オドロを本気で心配していた。

龍之介 :部下でも同僚でもない、ただ一度見ただけであろうカピバラが使い捨てられるのを見て怒る彼女を見て、目が覚めた。

龍之介 :自分は未熟だから、正しい理屈の大人に委ねた方が良いのかもしれないと、生まれていた迷いが消えた。

龍之介 :彼女も忍びとしては未熟なのかもしれない。先生に怒られた、と言っていた。

龍之介 :けれど――

龍之介 :人が人の心を失って、正しさとか合理性とかだけで生きられるとは思えない。

龍之介 :それはもう、獣ですらない。

龍之介 :魂の震えるままに、助けたい誰かの為に立ち上がれなくて、何が人か、何が武士か。

龍之介 :甘くでも未熟でも、愚かでも。

龍之介 :他の誰かから見れば滑稽でも。

龍之介 :大切な者を助けたいというアルの想い。

龍之介 :大切な者と一緒に居たいオドロの想い。

龍之介 :自分にとってはそれは愚かではなく、本気で守るに値するものだった。

龍之介 :…………………そして。

龍之介 :他人の、そして、他の小さな獣の為に。必死で、共に戦ってくれた彼女が。

龍之介 :ぼろぼろに傷ついて、弱々しく名を呼んで。

龍之介 :何かを――覚悟したような、諦めたような――自分の身よりも、何かを守ろうとしたような、悲壮な覚悟がわずかに感じられる表情で、倒れて。

龍之介 :倒れるその寸前まで、心配するのは他人の事で――そんな彼女を救えるのは自分しかいないのに、諦めるわけには、いかなかった。

龍之介 :「……当然でござるよ。諦めたりなんて、しないでござる」

龍之介 :そう答えた龍之介の身体が『増える』。

龍之介 :無数の分身を出すことによる攪乱。大量のペンギンが駆け回るその様子は、さながらペンギンのおさんぽコース。

龍之介 :普段のペンギンのおさんぽコースを維持するために、多くの人が苦心していることは分かっていた。

龍之介 :その一人である、朗らかに笑うが笑顔の奥の瞳にはどこか冷たいものを秘めた五野木遥瑠も、決して憎いわけではない。

龍之介 :ペンギンの係とは別とはいえ、カピバラの世話をする者も、一匹一匹に深い愛情を注いでいることは自分が受けてきた待遇から容易に想像できる。

龍之介 :そのカピバラを使い捨てた蜘螺咲鷗禅も、その行為自体は許せるものではないが――独善的であったとて、友を想う気持ちに偽りはないのだろう。

龍之介 :だが――だからといって、譲る訳にはいかない。

龍之介 :無数のペンギンのおさんぽの中から飛び出してくるのは、本物の龍之介。

龍之介 :自分の認識と現実世界との差が歪みとして現れるというのなら。

龍之介 :世界の方を自分に従わせればいい。

龍之介 :「やあやあ遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!我こそはは人鳥(ぺんぎん)、名は龍之介」

龍之介 :「想い合う友同士を引き裂かぬため――大切に想う者同士なら、困難な道であっても」

龍之介 :「それがたとえ…………………獣と人であったとしても」

龍之介 :「力を合わせれば乗り越えられるのだと、証明する為」

龍之介 :「義によって――無理を通す!」

龍之介 :小さなペンギンが――否、武士が。

龍之介 :己の翼をはためかせる。だが――それは――本来有り得ない間合で、鋭利な刃物のように五野木遥瑠に切りかかる。

龍之介 :まるで、本物の刀を抜いたかのように。

蜘螺咲 鴎禅 :「君は忍者には向いてない、だから武士を名乗るか」

蜘螺咲 鴎禅 :「まあ、それも良いだろうさ」

五野木 遥瑠 :「っと、これ、は……」襲い来るペンギンの群れに、ぱちくりと目を瞬く。

五野木 遥瑠 :五野木の"眼"は、『見通すこと』には向いているが、『探すこと』には向いていない。

五野木 遥瑠 :見えすぎるのだ。その眼は、他人の幻覚ですら垣間見てしまう。

五野木 遥瑠 :幻覚の話をしていた従業員の見た幻覚を垣間見てしまったように──

五野木 遥瑠 :ヌーの群れに巻き込まれて女を探し出せなかったように──

五野木 遥瑠 :卓越した忍びの技で乱れ舞うペンギンの幻の中から、本物を見つけ出すことはできなかった。

五野木 遥瑠 :「……んへ」引きつった顔で、にやりと笑う。

五野木 遥瑠 :その瞳の色は、既に元の二色に戻っている。

五野木 遥瑠 :「我が名は五野木遥瑠、咎眼が一支、五野木家の忍び」

五野木 遥瑠 :「て、まあ……礼儀です、よ、ね」

五野木 遥瑠 :そう嘯いて、翼に切り裂かれた身でくずおれる。

五野木 遥瑠 :「あとは……よろしく……お願い……しま~す……」

五野木 遥瑠 :その言葉を最後に、倒れ伏したまま動かない。

龍之介 :「……安心せよ、みねうちでござる」

蜘螺咲 鴎禅 :「期待にこたえられるかどうか判らないが」

蜘螺咲 鴎禅 :「努力しよう」

蜘螺咲 鴎禅 :「努力、それこそが活路であり。諦めこそが不可能を呼ぶ」

蜘螺咲 鴎禅 :懐からHYOUROUGAN-SPECIAL-を二本取り出し一気に飲む。

蜘螺咲 鴎禅 :「ビジネススーツは戦士の誇り、24時間戦えますか…フフ」

蜘螺咲 鴎禅 :疲労で稼働が鈍っている技能を活性化させる。

蜘螺咲 鴎禅 :「長期戦において、体力気力の維持こそが重要だ」

龍之介 :「……意地で負けるわけには、いかない!」

龍之介 :これほどの激戦を長期間続けられるとはどういう体をしているのだろう、と内心冷や汗をかく。

蜘螺咲 鴎禅 :高速起動しながら問いかける。

蜘螺咲 鴎禅 :「君は魚が好きかい?」

龍之介 :「……!?」

龍之介 :必死に食らいついてぴったりと離れないようにしながら、唐突な問いに驚く。

龍之介 :「す、好きでござるよ」

蜘螺咲 鴎禅 :「なるほど、私もさ」

蜘螺咲 鴎禅 :「牛肉だって好きだし豚肉も好きだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「では、聞くが。魚が可哀そうだと思わないのかな?」

蜘螺咲 鴎禅 :「カピバラを使い捨てにして可哀そうだと言ったね。君も彼女も。じゃあ牛なら良いのかね。魚なら可哀そうじゃない?」

蜘螺咲 鴎禅 :精神的圧迫を伴う営業トーク!

蜘螺咲 鴎禅 :拷問術による接近戦攻撃!

龍之介 :「……っ!!」動揺からもろに攻撃を喰らう。

龍之介 :意地で食らいついていた方が奇跡的だった。思わず体勢を崩す。

蜘螺咲 鴎禅 :「カピバラは可愛いから」

蜘螺咲 鴎禅 :「そうだね、可愛そうだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「可愛いから可哀そう」

蜘螺咲 鴎禅 :「流石可愛い動物園のアイドルや女子高生の理論だ」

蜘螺咲 鴎禅 :比良坂の忍法は戦闘向きではない

蜘螺咲 鴎禅 :だからこそ比良坂ビジネス忍法は。

蜘螺咲 鴎禅 :相手の精神を穿つ。

龍之介 :「……全部、可哀相か可哀想でないかで言えば、可哀相でござるよ」

龍之介 :「牛でもライオンでも、魚でも、植物だって、命を失うのは悲しいことでござる」

蜘螺咲 鴎禅 :「君がこうやって敵と戦えるのは彼らの犠牲あってこそではないかな」

蜘螺咲 鴎禅 :喋りながら奥義を展開。

蜘螺咲 鴎禅 :地球上で消費される食用家畜の数などがデータとして示される。

龍之介 :「…………!」

龍之介 :巨大な氷が現れる。

龍之介 :武士として生きたいという想いと無数の命を犠牲にして生き長らえているという現実のギャップが、認めたくないという想いが、現実に干渉する。

蜘螺咲 鴎禅 :「見たくないもの見ない権利が君にはある。それと同時に」

蜘螺咲 鴎禅 :「それを根拠に他人を批判する君の正当性は失われていく」

龍之介 :「…………そう、では……ないのでござろうか」

龍之介 :「拙者はたくさんの犠牲の上に生きているでござる」

龍之介 :「魚といったご飯…………………直接的な命だけでなく」

龍之介 :「拙者が生きるためには、ここ、ズーシーネイチャーパークのみんなの力を借りなくては行けなくて……」

龍之介 :「命の危機に晒される人がいて、日ごろからAEDが使用されて……」

龍之介 :「園の経営も傾いたりして……」

龍之介 :「でも……でも、だから」

龍之介 :「だから――その屍の上に立つ者は、踏みにじったものの分まで気高く生きねばならぬでござる」

蜘螺咲 鴎禅 :「その君の矜持を否定はしない」

蜘螺咲 鴎禅 :「だが、それをもって怒り自己を正義だなどと己惚れられては困るんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「武士というのはそういう矜持で自分を奮い立たせて強くなるが」

蜘螺咲 鴎禅 :「相手の矜持を見くびるのは君の将来にとってもも良くない」

蜘螺咲 鴎禅 :「君にとってこの動物園がそうであるように」

蜘螺咲 鴎禅 :「私にとってアルサーモンという友人はかけがえのない者だ」

蜘螺咲 鴎禅 :「彼の願いを叶え、また彼の尊厳を守る為なら」

蜘螺咲 鴎禅 :「私は何だってする。何でも犠牲にする」

蜘螺咲 鴎禅 :「彼にとっての一番の友人が私でなくても、だ」

龍之介 :「……………………」

龍之介 :「蜘螺咲殿は……アル殿を、真に大切に想っているのでござるね」

蜘螺咲 鴎禅 :「正しさをかけた戦いなどという下らない争いにしたくはない」

蜘螺咲 鴎禅 :「忍者の世界に正しさなどあるものか」

龍之介 :「……ああ、よかった。拙者も同じ気持ちでござる」

蜘螺咲 鴎禅 :「それでいい。自分の中の願い。それが果たすべき『使命』」

蜘螺咲 鴎禅 :「その価値を他人に決めさせるな」

龍之介 :ばきん。

龍之介 :氷が割れる。データを示す資料を、氷で防ぐのでなく、手刀により斬り捨てていく。

龍之介 :「……拙者は、ずっと……拙者が正しいから道を通したいとは、思っていないでござる」

龍之介 :「拙者が大事に想うのは、動物が死んだ――ただその事実、だけじゃなく」

龍之介 :「『心』でござる。理屈でいえば悲しむのは非合理だと切り捨てるのでなく――」

龍之介 :…………………第一。理屈で考えるのなら。

龍之介 :骨は折れ血を流し、視界は霞み、立っているのが不思議なほどの自分がこうして戦闘の場に立ち続けていることなんて、『ありえない』。

龍之介 :意地を通してみせる。無謀かもしれないけれど、

龍之介 :この程度の無謀を通せなければ、帚木オドロとアルが共に生きていくなんて無茶を応援する資格なんて、ないのだろう。

龍之介 :「拙者は、同僚が死んだら――それも、誰かの為に戦ったのに、それを当然と思われたら悲しい!」

龍之介 :「大事に想いあうもの同士が離れたら悲しい!」

龍之介 :「蜘螺咲殿が間違っているからじゃない。拙者が正しいからでもない。ただ――」

龍之介 :「意地である!」

龍之介 :あるいはそれは、蜘螺咲鷗禅もまた、同じなのかもしれない――そう、思いながら。

蜘螺咲 鴎禅 :最早拷問術を利用した圧迫トークは通じないだろう。

蜘螺咲 鴎禅 :覚悟を決めた相手に対してそれは潰れたものに等しい

蜘螺咲 鴎禅 :手駒はすでになく。

蜘螺咲 鴎禅 :ならば頼れるのは

蜘螺咲 鴎禅 :新卒からここまで鍛え上げた営業術のみ。

龍之介 :砕けた氷を投げて攻撃を防ぐ力も残っていない。

龍之介 :それでも膝をつくわけにはいかない。

龍之介 :頭によぎるのは……ひょっとしたら、もしかしたら。

龍之介 :蜘螺咲鷗禅は……アルがいなくなって……ただ寂しいという、その想いでここまできたのかもしれないというもの。

龍之介 :それが真かどうかは、分からないが――

龍之介 :「誰かの代わりは、誰にもなれないでござるけど」

龍之介 :「帚木オドロ殿の代わりに蜘螺咲殿がなれないように」

龍之介 :「拙者もアル殿にはなれないでござるが」

龍之介 :「それでも――」

龍之介 :一瞬の隙。分身でなく、ただ一匹の龍之介が。

龍之介 :すごい勢いで、もふもふの羽毛で蜘螺咲鷗禅の顔にとびつき抱き着く!

龍之介 :「拙者は、いつでもここにいるでござる」

龍之介 :「蜘螺咲殿なら、特別にいつでも抱っこさせてあげるでござるよ!」

龍之介 :「だから……アル殿のことは、帚木殿に任せて欲しいでござる」

龍之介 :もふっ!

蜘螺咲 鴎禅 :「ハ…ハハ」

蜘螺咲 鴎禅 :パワポの光がそれを照らす。

蜘螺咲 鴎禅 :「誰も、代わりになど…なりはしない」

蜘螺咲 鴎禅 :だが、理解した。

蜘螺咲 鴎禅 :もはや、自分の営業能力では。

蜘螺咲 鴎禅 :この小さなペンギンを止めることはできないと。

蜘螺咲 鴎禅 :「…ここまでか…すまない。アルサーモン」

蜘螺咲 鴎禅 :「君の瞳に宿る知が…言葉に滲む理性が」

蜘螺咲 鴎禅 :「私は」

蜘螺咲 鴎禅 :ペンギンを抱きとめ。

蜘螺咲 鴎禅 :そっと地面に下ろす。

蜘螺咲 鴎禅 :「非常なビジネスの世界で私にとっての救いだったんだ」

蜘螺咲 鴎禅 :「ありがとう、龍之介」

蜘螺咲 鴎禅 :「君の優しさは嫌いじゃない」

蜘螺咲 鴎禅 :「だが、私は探し続けるよ。アルサーモンの知性を戻す方法をね」

蜘螺咲 鴎禅 :「どうせ、ヒマだからね」

蜘螺咲 鴎禅 :「また、その時。止めたければ止めればいい」

蜘螺咲 鴎禅 :「次は負けない」

蜘螺咲 鴎禅 :そう言って一枚の名刺を差し出す。

蜘螺咲 鴎禅 :『営業部主任 蜘螺咲 鴎禅』

蜘螺咲 鴎禅 :そう書いてある。

龍之介 :「……拙者はアル殿に知性を失ってほしいわけではないでござるよ」

龍之介 :そう言いながら、名刺を受け取る。

蜘螺咲 鴎禅 :その言葉を聞く者はもういない。名刺に目を落とし顔を上げた時。

蜘螺咲 鴎禅 :ほぼ無職の男は姿を消していた。

龍之介 :「…………」

龍之介 :パワポの光に照らされ、残されたのは一匹のみ。

龍之介 :それは、触れれば傷つける荊の光なのかもしれないけれど――

龍之介 :傷つくことを恐れて震えていたのでは咲くことのできない花。

龍之介 :「……いつでも待ってるでござるからね!」

龍之介 :「ここにきた者はみんな、元気になってほしいでござるから」

龍之介 :「蜘螺咲殿も!」

龍之介 :…………………こんな優しい良い人が、疲れたままでは、いけないと思うから。

龍之介 :もうその声は届かないのかもしれないけれど。声を限りにそう叫んだ。

GM :====

【エンディング】

GM :──シャトルバス停留所。

GM :丹霧ズーシーネイチャーパークには、全国区から直通でつながるバスが複線存在している。

GM :その多くは港町を目的地としている。新鮮な魚介を新鮮なままパークに運ぶ、パークの重要なライフラインなのだ。

アル :「ここで追手を撒いてバスに乗れれば、追跡は難しくなる」

アル :「同時にバスが出るまで潜伏が困難な、最大の鬼門だったんだがね」

アル :「上手くやりやがって」

アル :首を振る。傾いた日が逆光となり、表情に影を落としていた。

乃木楓香 :「あは、そうでしょ?……なんて」

乃木楓香 :「私は早々にへばっちゃったからなあ。流石にここで調子には乗れんや」

帚木オドロ :「そ、そんなことないですよ」

帚木オドロ :「乃木さんもいっぱい戦ってくれて……」

帚木オドロ :「龍之介くんも、ボロボロになっちゃった」

帚木オドロ :「……忍びの世界って、こうなんですね」

帚木オドロ :緊張した面持ちで手を握っている。

乃木楓香 :「ふふ。辞めれるなら辞めたい?」

帚木オドロ :「……」

帚木オドロ :「怖い、けど辞めたくは、ないです」

帚木オドロ :「私が……アルの主人でいるから」

帚木オドロ :「そのために。私も頑張ります」

乃木楓香 :「……そう。それが理由なんだ」

アル :「チッ……」

乃木楓香 :「やっぱ重いっぽいね」アルくんを見て、けらけらと笑って。

龍之介 :絆創膏をぺたぺた貼った顔でぐぎゅぐぎゅと鳴いている。(効果があるのかは不明)

龍之介 :「拙者は……拙者を助けてくれた人を、捜しているでござる」

龍之介 :「拙者は恩人と一緒に居ることが叶っていない。だから……人と獣が手を取り合って幸せになってほしいって……勝手に想っているでござる」

龍之介 :「『兎の耳』が一番帚木殿を大切にしてくれるからとか思ったわけではないから……」

龍之介 :「恩義を感じる必要もないでござるし……恨んでくれてもかまわんでござる」

龍之介 :「……怖いでござるか?アル殿」

アル :「俺が? ……そうかもな」

アル :「いずれ、従者としての忠誠を忘れるのかもしれねえ。それは恐ろしい」

アル :「だが、恨んじゃいねえよ。俺は自分では決められなかった」

アル :「お前たちに運命を託したんだ。その結果は、俺が選択したものだ」

アル :「それに……」

アル :少女を見上げる。

アル :「人の手で食わされる飯も、悪くねえ」

龍之介 :嬉しそうにぴょこぴょこ揺れている。

帚木オドロ :「美味しかったね、お寿司」

帚木オドロ :「また食べられるかな?」

乃木楓香 :「でもあそこの店長はちょっと変だからなあ」

乃木楓香 :「本当のお寿司屋さんはもっと美味しいよ」

帚木オドロ :「もっと……!」

龍之介 :「『兎の耳』にはお寿司屋さんないでござるか?」

乃木楓香 :「そ!今度また会えたら、一緒に行ってみよ」

帚木オドロ :「山の中だったから、ぜんぜん」

帚木オドロ :「……! はい!」

帚木オドロ :「勉強して、忍びとして働けるようになって」

帚木オドロ :「外に出られたら、また!」

龍之介 :こくこく!!と激しく頭を振って頷いている。

アル :「『兎の耳』に合流するのも、回り道になるだろうが」

アル :「まあ、比良坂のマークが外れたから、遠からず戻れるだろうよ」

アル :「あんまりのんびりはしてられねえけどな」

乃木楓香 :「ん、待ってるね!」

帚木オドロ :「はい、乃木さんも、龍之介くんも、また!」

龍之介 :「絶対、絶対また会うでござるよ!絶対絶対、元気で!」

龍之介 :「……エビ殿には、人間に尻尾を振っていると言われたでござるが」

龍之介 :「大切な誰かの為になりたい、助けたいという想いは……決して滑稽でなく」

龍之介 :「……かっちょいいと思うのでござる!」かっこいい言葉を探したが出てこなかった。

龍之介 :「こういうのは重いでござるか?」乃木さんを見上げる。

乃木楓香 :「んー? まあ、重いかなあ」

龍之介 :がーん!と震えている。

乃木楓香 :「でも、武士の信念って重いものでしょ?」

乃木楓香 :「いいんじゃないの?そういうのは」

乃木楓香 :「私みたいなのにどう言われたって、どっしり抱えておけばいいんだよ。たぶん」

龍之介 :「…………!!!!」

龍之介 :「そう……そうでござる、拙者は武士であるからな!」

龍之介 :嬉しそうにニコニコした雰囲気を漂わせて無表情に揺れている。

龍之介 :「えー、ゴホン!帚木殿とアル殿は武士ではないでござるが……」

龍之介 :「お互いをとっても大事にしていることは、このかっちょいい武士の龍之介が保証するでござるから……」

龍之介 :「絶対大丈夫でござる!どっしりしているのがいいでござるよ!」

龍之介 :むふん!と羽毛の胸を張る。

アル :「そりゃ嬉しいね」

帚木オドロ :「う、うん! えへへ……」

帚木オドロ :「どっしり、するね!」

乃木楓香 :「わあ、頼もしいな〜」ニコニコしている。

龍之介 :ますます調子にのってむふん!むふん!と胸を張っている。

アル :「……そろそろバスが出る。行くぞ、オドロ」

アル :時計を見上げている。

乃木楓香 :「そっか、乗り遅れちゃ大変だ」

龍之介 :「そ、そうでござるね。名残惜しいけれど、乗り遅れたら一大事でござる」

帚木オドロ :「あ、そっか……はい、アル」

帚木オドロ :かばんを開け、アルを中にしまう。

帚木オドロ :「それじゃあ、あのっ」

帚木オドロ :「アルと一緒にいさせてくれて、ありがとうございます!」

帚木オドロ :頭を下げる。

帚木オドロ :「ずっと……ずっと大事にします!」

帚木オドロ :「それでは!」

帚木オドロ :顔をあげる。不安と安堵と、高揚が入り混じった、少女の笑顔。

帚木オドロ :ただ友人と共にいれることを喜ぶ、あどけない表情が、夕陽に照らされていた。

龍之介 :「元気で……元気で過ごすでござるよ!二人なら、絶対に大丈夫でござる!」ペンギンの目がうるうると涙に濡れる。翼をぶんぶん、ぶんぶんと振る。

乃木楓香 :「ん、またね!」

龍之介 :「そうでござる、またねでござる!!」

乃木楓香 :真っ赤な日の差す空を背に、大きくぶんぶんと手を振る。姿が見えなくなるまでずっとそうしている。

帚木オドロ :つられて少し涙ぐんでいたが、頷いて振り向き、バスに向けて走っていった。

アル :その背中で、鞄から頭を覗かせる。

アル :帽子を取り、あなたたちに向けて深く敬礼する。

アル :とても流麗な、知性を感じさせる所作だった。

GM :いずれ西の陽に飲まれ、それらの姿はぼやけていく。

GM :それでも、交わした会話は。

GM :なくなってしまうことはない。


====

====


『玻璃の荊の話』


====

====

====


GM :以上で……終了となります!

GM :お疲れ様でした!!

龍之介 :うおー!!お疲れ様でした!!

乃木楓香 :お疲れ様でした!

五野木 遥瑠 :お疲れさまでした!

蜘螺咲 鴎禅 :おつかれさまでした

【アフタープレイ】

GM :では功績点配布までやっていこうと思います~~~

龍之介 :うおーーーー!

蜘螺咲 鴎禅 :イエイイエイ

GM :さくさく行くね~

乃木楓香 :うっす

GM :まず「流儀の達成」!

蜘螺咲 鴎禅 :国…益?

GM :国益……?

蜘螺咲 鴎禅 :しらねーぜw

GM :まあこのセッションではしかたねーぜ!

五野木 遥瑠 :仕事のために戦ったが……仕事をすると決めたのは自分ということで……

乃木楓香 :だれかの秘密を探す

乃木楓香 :相変わらずふわふわだなこの流儀

GM :咎眼流は誰にも縛られず自分の意志で戦う、ですね

GM :ええんちゃいますのん

五野木 遥瑠 :でも比良坂の蜘螺咲さんがもともと獣使いに関わってたってことは、そこに戻そうとしたのは(本人の意識としてはともかく、結果的に)国益に沿っていたのでは

五野木 遥瑠 :やったー!

GM :誰かの秘密を探すってなんだよほんとに

GM :シノビガミってそういうゲームじゃん

五野木 遥瑠 :秘密探さんシノビガミあるか??

龍之介 :ずっと感情ばっか結ぶなよということかも

GM :じゃあ達成で

蜘螺咲 鴎禅 :でも失敗したので国益守れてないからw

龍之介 :ブレーメンは仕えるに値する相手を見つける。見つけようとはしていたでござる…………………かも

GM :そうなっちゃいますね蜘螺咲さんは

蜘螺咲 鴎禅 :ここはダメでいいぜ

GM :流派に設定された仇敵を倒すことでも功績点を貰えるよ!

GM :戎は凶尾なので、ブレーメンの仇敵ですね

龍之介 :凶尾たおしてる!!

龍之介 :エビ!尻尾があってありがとう!!

蜘螺咲 鴎禅 :倒してないないかな

五野木 遥瑠 :仇敵、特になしだぜ

乃木楓香 :ハグレモノは倒してないかなあ

GM :まあこれは「流儀の達成」の項目なので

GM :龍之介くん、五野木さん、乃木さんが1点

GM :「セッションに最後まで参加した」

GM :クライマックス脱落しなかったひとなので……ペンギンのみ

龍之介 :ンギ!

GM :「ロールプレイ」……これは全員で良いでしょう! 1点どうぞ!

龍之介 :わおわお!

乃木楓香 :わあい

蜘螺咲 鴎禅 :イエアー

GM :「プライズの獲得」セッション中新たにプライズを獲得した場合ですね。

GM :今回は『特製の餌』の他にアルをプライズとして扱おうと思いますので

GM :龍之介くんと蜘螺咲さん!

蜘螺咲 鴎禅 :イエーイ

龍之介 :わおわお!やった!!

GM :先に「使命の達成」行きましょうか

GM :PC1! 龍之介くん!

GM :「はぐれ忍獣をブレーメンの流儀に賛同させる」こと!

GM :アルは仕えるべき相手を見つけられたので、達成です!

龍之介 :やった~~~~!!

GM :PC2、五野木さん!

GM :「“協力者”を排し、帚木オドロを比良坂機関まで護送する」! 残念!

GM :PC3、乃木さん!

乃木楓香 :あたし!

GM :「帚木オドロを依頼人の元へ連れていく」! 『兎の耳』にバッチリ連れて行くことになったので達成です!

GM :たぶんシャトルバスもウサギの耳がついてた

乃木楓香 :やった〜

龍之介 :かわいいなバス

GM :PC4、蜘螺咲さん!

乃木楓香 :動物園に来るバスだから自然

GM :「アルサーモンを『獣使い』へ連れ帰る」! 今回は……残念!

五野木 遥瑠 :そんな猫バスみたいなやつだったんだ

蜘螺咲 鴎禅 :最初は再会するだけだったのに~

GM :そう簡単にはいかんのです

GM :達成者は3点どうぞ!

乃木楓香 :わあい

龍之介 :わいわい!

五野木 遥瑠 :くそ~

GM :では……やりますか 琴線を……

龍之介 :はあはあはあ……

龍之介 :邪悪なシステムだよ……

乃木楓香 :うえ〜 んん〜

五野木 遥瑠 :獣たちが出てきた

GM :自分以外の誰か一人を選び功績点を1点与えられるよ! 誰も選ばないことは可能だよ!

GM :ダイスを伏せて……目で一人選んじゃおう!

乃木楓香 :負けたときにわかりやすいようダイス片付けちゃってた

乃木楓香 :OKす

龍之介 :おっ……けー!

五野木 遥瑠 :OK……です

蜘螺咲 鴎禅 :OK

GM :OK!

GM :3

GM :2

GM :1

GM :0

system :[ 龍之介 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

system :[ 乃木楓香 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

system :[ 五野木 遥瑠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。

system :[ 蜘螺咲 鴎禅 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

乃木楓香 :きゃあ

龍之介 :えへへへへ ぴょこぴょこ

GM :おおっ 二分された

GM :PC1から、選んだ理由をさっくりと仰っていただければ!

龍之介 :はい!

龍之介 :私はPC3の乃木楓香ちゃんを選ばせていただきました。

龍之介 :味方陣営だったというのもあるんですけど、やっぱり本当に良い子だな…………と思って、本当にずっと助けられていました。

乃木楓香 :えへへ…

龍之介 :いちまちゃんが強い(戦いなどが)女が好きなのもあって、だからこそ未熟さみたいなのに焦点を当てるのも上手いな……と思っていました。戦闘はめちゃくちゃかっこよかったし!

龍之介 :龍之介自身すごく胸を打たれて考えを変化させたりしていました。

龍之介 :ドライで世間舐めがちな女子高生の可愛さと、まだ忍びとして未熟だからこその一般人としての情の厚さみたいなのがどっちもすごくよかったな……と思いました。

龍之介 :これが初仕事だったっぽいので、たまたま未熟な者同士で組んで辛くも勝利、みたいな初仕事、いいな……みたいな気持ちに勝手になっています。

龍之介 :なんか女子高生らしさめちゃくちゃうまいですよね もしかしていちまちゃんって女子高生?

乃木楓香 :うれしい〜

乃木楓香 :バレちゃったか

龍之介 :LINEやってる?どこ住み?会える?

乃木楓香 :しろいさんにそれ教えたら監禁されるって聞いた

龍之介 :教えなくてもされるときは監禁されるから大丈夫だよ

龍之介 :そんなかんじです!!一緒にお寿司食べようね……また動物園きてね……

乃木楓香 :こわい

乃木楓香 :えへへ 絶対行くね〜 お寿司も食べる

GM :では続いて五野木さんどうぞ~

五野木 遥瑠 :はい!

五野木 遥瑠 :私が選んだのはPC1の龍之介さんなんですが

五野木 遥瑠 :ペンギンっていうインパクトある出自(出自?)に対して、純粋でいい子ながら武士としての矜持をしっかり持った造形もよかったし

五野木 遥瑠 :挙動がいちいちかわいいのもペンギンとしてのRPの精度だったよな……と思います

龍之介 :ぺへへ

五野木 遥瑠 :ペンギンだけどかなり王道なPC1的動きだったような感じがします

五野木 遥瑠 :それとやっぱり、最後の蜘螺咲さんとの決戦が……

五野木 遥瑠 :よくあそこから……巻き返したな……

龍之介 :拙者もびっくりでござる

五野木 遥瑠 :それと打ち合ってた蜘螺咲さんももちろんすごいが……

龍之介 :すごかったですね……

龍之介 :かなり読み合った

五野木 遥瑠 :決戦を通してもその善性とか優しさみたいなものを保ったままだったのも嬉しかったですね

五野木 遥瑠 :あと忍獣もかわいかった ぽんたはともかくしおからは何者だったんだろう

GM :すごかったね~ ラストバトル

五野木 遥瑠 :そんな感じ!

龍之介 :しおからは犬です

GM :犬なんだ

五野木 遥瑠 :それはそうだろうが……

GM :ありがとうございました!

GM :それでは乃木さん、お願いします!

乃木楓香 :はーい

乃木楓香 :結論としては龍之介ちゃんにしました

乃木楓香 :いや……全員よかったし私と仲良くしてくれたのですっげー難しいんですが、まあ理由としては

乃木楓香 :このお話が優しい感じで終われたのは龍之介ちゃんのおかげかな……と思ったからでした

龍之介 :乃木殿…………………♡

乃木楓香 :最後まで自分が降した蜘螺咲さんの望みに向き合ってたあたりとかも顕著でしたね 対立型だけど相手を軽んじないし優しさを向けてすらおり

乃木楓香 :私だったらもっとドライになっちゃうだろうな……と思いつつ見ていました

乃木楓香 :あとまあ 可愛いどうぶつが必死で頑張ってるいじらしさがやっぱりいいよね……となるよね 本能みたいな部分が刺激されてね

GM :優しかったよね~

龍之介 :ぺへへへ

乃木楓香 :理由はそのような感じです

龍之介 :ンギンギ!ありがとうござる!!

GM :ありがとうございました!

GM :では蜘螺咲さん! お願いします!

蜘螺咲 鴎禅 :乃木さんなんですが

蜘螺咲 鴎禅 :色々な部分はもう龍之介さんに言われちゃったので他の部分で言うと

蜘螺咲 鴎禅 :蜘螺咲のようなスレた大人のキャラに対して

蜘螺咲 鴎禅 :ちゃんと正義感で反抗できるっていうのが

蜘螺咲 鴎禅 :まず良いと思うんですよね

蜘螺咲 鴎禅 :その点は龍之介さんもそうなんですが

乃木楓香 :えへへ あそこぶつかったりするの楽しかった

蜘螺咲 鴎禅 :ペンギンという種族差の違いとかにシフトするので

蜘螺咲 鴎禅 :年齢差、経験差 それを経る前だからこその強さっていうキャラの良さは

蜘螺咲 鴎禅 :乃木さんのほうに良さがありましたね

乃木楓香 :ありがとうございます〜

蜘螺咲 鴎禅 :そういう人がいると悪い大人をやりたくなるんですよw

GM :おじさまとJKの絡みはよいぞ!

蜘螺咲 鴎禅 :部下を切り捨てたりして責められたくなるんですよ

蜘螺咲 鴎禅 :絶対に言われるなー と思いながら

蜘螺咲 鴎禅 :言われたいよなー って思ってカピ原さんを切りました

乃木楓香 :おじさんも苦しいんだよな……とPLは思いつつPCとしてはああなるよなあとやってました

乃木楓香 :期待に応えれてたならとてもうれしいですね

蜘螺咲 鴎禅 :他のPCとも甲乙つけ難かったんですが

蜘螺咲 鴎禅 :今回はそういう理由で選びました

GM :対立型だとね~ 悩まれるところあったと思うのですが

GM :貫いていただけて、嬉しかったです

GM :ありがとうございました!

GM :では最終的な功績点の集計結果はこちらだ……!

GM :龍之介:9
五野木遥瑠:2
乃木楓香:7
蜘螺咲鴎禅:2

GM :キャラシにメモしておくとよいですぞ!

五野木 遥瑠 :いただきます! 格差社会だよ~

龍之介 :うおー!パクパクですわ!

乃木楓香 :ありがとうございます!おいしい

GM :シノビガミの対立型は功績点格差がエグイ

GM :ではこれにてセッションは全行程終了となります!

蜘螺咲 鴎禅 :お疲れさまでした~

GM :皆様改めて、ご参加いただきありがとうございました!

蜘螺咲 鴎禅 :楽しかったです

龍之介 :うおーっ!お疲れ様でした!!

乃木楓香 :お疲れ様でした〜 楽しかった!

龍之介 :楽しかったです~~!

蜘螺咲 鴎禅 :死闘…マジで死闘ができてよかった

五野木 遥瑠 :お疲れさまでした! 楽しかったよ~

GM :GMもいろいろご迷惑をおかけしましたが、楽しかったです!

龍之介 :すごい死闘でしたね……!

GM :お疲れ様でした~~~

蜘螺咲 鴎禅 :サヨナラ!!


おまけ:炎河キアマの【秘密】

炎河キアマの【秘密】

炎河キアマの正体は、公安隠密局のエージェントである。


公安隠密局では『兎の耳』という血盟が以前より警戒されていた。

彼らはフリーのハグレモノであるが、比良坂機関の古流神道とは源流を同じくする、独自の占術を有している小流派である。

しかしながらその術を国益のためではなく、目先の利益のために使うことから、監視対象となっていたのである。


炎河キアマの兄は、『兎の耳』に潜入を行っていた工作員だった。

彼は優秀な忍びであり、巫女との間に子を持っていた。

娘の名前は、オドロと呼ばれていたそうであるが、潜入のために情報を抹消され、詳しい姿は不明である。


だが現在、『兎の耳』と比良坂機関の間に軋轢が生じている。キアマの兄も消息が不明となってしまった。

キアマはせめて、何も知らない少女だけでも保護しようと、部隊を動員したのである。


しかし彼女らは戦闘向きの人員ではない。オドロを保護したとして、匿う場所も必要だ。

状況を混乱させるために、キアマは凶尾の忍びに協力を取り付けさせたのである。

炎河キアマの【本当の使命】は、オドロを保護することだ。


キアマの行動原理は、忍びの世界を知らない少女であれば保護するべきだという思想にある。

オドロが【本当の使命】を持っているという情報を得た場合、キアマは身を引き、「凶尾の忍び」もクライマックス戦闘には参加しない。