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もぬパ GM:しろい
PC:
NPC:
関連セッション
遺産保持者は理想郷の夢を見るか
目次
[雑談]:こ、こんばんは
[雑談]GM:こんばんは……………………………………………………………………………
[雑談]GM:立ち絵とか準備終わったら教えてください……………………………………
[雑談]額里 詩歌:立ち絵何番にしましょう
[雑談]GM:私は3にしました
[雑談]GM:額里詩歌……………………………………
[雑談]額里 詩歌:あっ了解です、6とかにしとこ
[雑談]額里 詩歌:た、多分大丈夫だと……思います……
[雑談]GM:ううううううううううううううううううううううう
[雑談]GM:やりま……………………………………
[雑談]GM:やりますか……………………………………
[雑談]額里 詩歌:や……やりますか……
GM:それでははじめていきましょう
GM:もぬパークはじめていきましょう
GM:よろしくお願いします!
額里 詩歌:よろしくお願いします!
オープニング
[雑談]GM:し 試飲
[雑談]GM:まちがえ
[雑談]GM:しいか
[雑談]GM:もうおしまい
[雑談]額里 詩歌:飲むな
[雑談]額里 詩歌:立ち絵をちょっと新調しました
[雑談]GM:たしゅけて
GM:----
[雑談]GM:あっじこそふかいとかいいよね?
[雑談]GM:詩歌……………………………………
[雑談]額里 詩歌:あっ大丈夫!
GM:■日本 うさぎパーク
[雑談]額里 詩歌:前の立ち絵もかわいくて好きだったんだけど表情差分がないので……
GM:あなたたちはオープンしたばかりの遊園地、「うさぎパーク」に訪れていた。
GM:うさぎモチーフであるこの遊園地は、一見ごく普通のテーマパークである。その為通常の客も大勢訪れているが――
GM:「裏うさぎパーク」と呼ばれるもう一つの隠された遊園地が存在し、うさぎのアニマルオーヴァードたちが働いていることが、隠された大きな特徴である。
GM:アニマルオーヴァードの労働の場としての実験場の意味合いのあるこの場に、簡単な報告書を提出するという条件付きで、
GM:息抜きも兼ねた任務として、ここで遊ぶことを命じられたのだ。
桃川サラ:「遊園地というのは初めて来るな」
桃川サラ:ダークグリーンのワンピースに身を包んだ長身の少女が物珍しそうにあたりを眺めている。
桃川サラ:「詩歌は来たことがあるか?」
[雑談]GM:可愛い額里詩歌……………………………………
額里 詩歌:「わ、私も初めて、です」
額里 詩歌:どもりがちに応えたのは、前髪で目元を隠した三つ編みの少女だ。
額里 詩歌:タートルネックのセーターにジャケットを合わせ、細身のジーンズを纏った彼女は、おずおずと周囲へ目を廻らせている。
額里 詩歌:「遊園地、っていうのは、もちろん知識として知ってはいるんですけど」
額里 詩歌:「実際に来たことはなくて。……ど、どんなものがあるんでしょう」
[雑談]額里 詩歌:服装については立ち絵の制限につき心の目で見てください
桃川サラ:「ふむ……二人とも初めてだな」入口で手に入れたパンフレットを開く。
桃川サラ:「何か初心者向けの周り方など載っているかと思っていたが……そう言った記述はないな」
桃川サラ:「逆に言えばどこをどう周っても楽しめるということかもしれん」
桃川サラ:「ここに載っているものと……あと、『裏』があるんだったな」後半は小声で。
桃川サラ:「……この、『表』にあるものでは……ジェットコースターや観覧車なんかが目を引くな。ふれあい広場というのも気になるが……」
桃川サラ:「レストランのほかにも売店があるんだな。小腹を満たすのにはちょうどよさそうだ。それに……プラネタリウムというのは遊園地にあるものなのか?」
桃川サラ:パンフレットを眺めながら呟く。
[雑談]GM:わりとタートルネックのセーターにジャケットどんなぴくるーにもありそうなのにないのか……
額里 詩歌:「な、なるほど……」彼女の広げたパンフレットを遠慮がちに覗き込む。
額里 詩歌:「本当にいっぱいありますね……ジェットコースターは確かに遊園地っぽい……」自分の中の曖昧な遊園地観に基づいた感想を呟く。
額里 詩歌:「プラネタリウム……は……た、たしかに、遊園地にあるものなんでしょうか」
額里 詩歌:「でも遊園地じゃなかったらどこにあるのかって言われると……」
額里 詩歌:プラネタリウムの所在について少し考え込む。
[雑談]額里 詩歌:ちょっと分かるな……タートルネックありがちなの……
桃川サラ:「独立した施設なんじゃないか?動物園や水族館が動物園や水族館であるように……と思ったが」
桃川サラ:「このうさぎパークの『ふれあい広場』がうさぎ等とのふれあいを指しているなら……動物園と遊園地とプラネタリウムの境目なんてあってないようなものなのかもしれないな」
桃川サラ:「気になるアトラクションはあるだろうか?『裏』の方にも我々は入ることを許されているから、そちらを見てもいいが……」
桃川サラ:そう尋ねながら彼女が見やすいように少し低い位置にパンフレットを下げる。
[雑談]GM:描くの、楽だから…………タートルネック……………………………………
額里 詩歌:「そ、そうなんでしょうか……?」
額里 詩歌:「あっ、ありがとうございます……!」少し下げられたパンフレットに慌てて礼を言い、改めてその中を見る。
[雑談]GM:せ 赤面してる
額里 詩歌:「ええと……」
[雑談]GM:あっいく予定だったやつで裏のはお化け屋敷とレーザー光線のやつです
[雑談]GM:何故かうさぎパークには詳しいと思うので事前打ち合わせになかったやついってもいいです
額里 詩歌:少し赤らんだ頬のままパンフレットを眺めていたが、やがて遠慮がちに一つのアトラクションを指差す。
額里 詩歌:「じぇ、ジェットコースターとか……どうでしょうか……?」
額里 詩歌:「その……せっかく初めて遊園地に来たので、遊園地っぽいのから乗ってみたいなと思って……」
[雑談]額里 詩歌:ジェットコースターからにしちゃったけど大丈夫?
[雑談]GM:大丈夫!
桃川サラ:「おお」少しだけ意外そうに目を見開く。
桃川サラ:「いや、私も話に聞いただけだが……同級生たちの話を聞くに、怖いとか苦手だとか乗れないとかそういうことを言う者もいたものでな。キミが真っ先に言い出したのが少し意外だったんだ」
桃川サラ:「しかし、『桃川さんが一緒だったら怖くなさそうなのに』とも言われるからな。理屈は分からないが私には恐怖を和らげる力があるのかもしれん」
桃川サラ:「恐怖を感じたらすぐに言ってくれ。どうにかできるかは分からないが……善処する。では行ってみようか」
[雑談]額里 詩歌:しかし美人だな桃川さん
桃川サラ:と言ってパンフレットをみて、真逆の方向に歩き出す。
[雑談]GM:やった~~~!何回描いてもうまくいかなくて今日昼間泣きながら描いた
額里 詩歌:「こ、怖いらしいっていうのは知ってるんですけど」
額里 詩歌:「……一回は、乗ってみてから決めたくて。本当に怖かったら、次からは避けるかも知れないですけど……」
額里 詩歌:そんな気持ちになったのは、きっと彼女が一緒だからかも知れない。
額里 詩歌:(……その人たちの言うこと、ちょっと分かるな)
額里 詩歌:(でも、多分……私くらい勇気付けられてる人は、そんなにいないと思うけど……)
額里 詩歌:胸の中でそう呟いて、自分で少し恥ずかしくなり──逆方向へ歩き出した彼女に気づくのが少し遅れる。
[雑談]GM:し 詩歌……………………………………
額里 詩歌:「あ、あっ、も、桃川さん! こ、こっちですこっち!」
額里 詩歌:その長い脚で歩いていこうとする彼女へ慌てて駆け寄り、とっさにその手を握る。
[雑談]GM:しっ 詩歌……………………………………………………………………………
額里 詩歌:「──あっ、すすすすみません!」一拍遅れて手を掴んだことに気づき、かっと赤面して謝罪する。
[雑談]額里 詩歌:…多っ
桃川サラ:「!」手を握られ、その相手が詩歌だと気づいた瞬間――あっという間に顔が赤く染まる。
桃川サラ:「いっ、……いやっ、なにも謝ることはない、だろう。そうか、地図が逆だったんだな……私の動きを止めるのにはそれが効率的だし、それに……」
桃川サラ:「わ、……私たちは……こっ、……こい、びと……なんだから…………」
桃川サラ:消え入りそうな声でそう言うと、おずおずと手を握り返す。
桃川サラ:「……こ、この、まま……っ、……手を握って移動しても……構わないだろうか?」
桃川サラ:「そのっ、また道を間違えるかもしれないし人も多い……から……」
桃川サラ:早口になったりしどろもどろになったりしながら真っ赤になっている。
[雑談]GM:額里詩歌と手を繋いでいる…………?
額里 詩歌:「えっ、あっ」握った手を握り返され、顔を赤らめたままわたわたとうろたえる。
額里 詩歌:「そっ、その……」
額里 詩歌:「……は、はい。お願い、します……」消え入りそうな声で言って、改めてその手をぎゅっと握る。
[雑談]額里 詩歌:繋いでいるが……
[雑談]GM:死んじゃった……
[雑談]GM:これで場面転換してジェットコースターついてもへいき?
[雑談]額里 詩歌:大丈夫!
GM:----
ミドル① ジェットコースター
GM:うさぎパークの中でも一番人気のアトラクション。
GM:うさぎが楽しく暮らしている様子を眺めているといつの間にか高所から落ちるというドキドキのアトラクション。
GM:水辺に暮らしているうさぎを追っている為か、水の上を走るため落下の際には水しぶきが激しくかかる。
GM:そのため近くの売店ではカッパが売っている。
[雑談]額里 詩歌:いつの間にか落ちるんだ
桃川サラ:「……なるほど。水に濡れるから雨具が売っているのか……」
桃川サラ:手を握ったまま、ジェットコースター近くの売店を見つめている。
桃川サラ:「どうする?雨具を買っていくか?」
[雑談]GM:気づいたら落ちてる
額里 詩歌:「そ、そうですね」握った手を意識しつつ、売店とその向こうのコースターを見る。
額里 詩歌:「結構すごく水が跳ねるみたいですし、買ったほうがいいかも……」
額里 詩歌:「……桃川さんに選んでもらった服、濡らしたくないですし……」
[雑談]額里 詩歌:レンタルじゃなくて買い切りなんだ
桃川サラ:「……ふふっ。私もキミに選んでもらった服が濡れるのは避けたいと思っていたところなんだ。濡れたくらいでダメになったりはしないだろうが……気持ちの上で、ね」
桃川サラ:そう言って目を細める。自らの身を包む、大人っぽく女性らしい印象を与えるワンピースの裾をつまんでみせる。
桃川サラ:「では買って来るとしよう。……ああ」
桃川サラ:そう言って歩き出そうとして、ふと声を漏らす。
桃川サラ:「こうして手を繋いでいたら……キミも一緒に買い物をする気分を味わえるんじゃないか?」
桃川サラ:「会計や受け取りは私がするが。……どうだろうか」
[雑談]GM:レンタルあってもいいかもだけどこういうとこのカッパ買い切りな気がする
[雑談]GM:レンタルのとこもあるかな?どうなんだろ……
額里 詩歌:「え、へへ……」赤い顔ではにかみ、不器用に微笑む。
[雑談]GM:あ~~~~~~~~~~~かわいちゅぎ~~~~~~~~~
[雑談]GM:あっもしかして笑顔が不器用っぽいぴくるー選んだの!?
額里 詩歌:「えっ、で、でもその……」
額里 詩歌:支払いや受け取りがしにくいのではないかという心配や、純粋に恥ずかしいという思いから少し逡巡する。
額里 詩歌:暫し売店と彼女の顔へ交互に目を向けていたが、決心したように口を結ぶ。
額里 詩歌:「……お、お願い、します」
[雑談]額里 詩歌:あっこれはたまたまで
[雑談]額里 詩歌:三つ編みとメカクレができるのを探してたらそういう笑顔パーツがたまたまあった形
桃川サラ:「ああ。ではそうしよう」
桃川サラ:柔らかく微笑むと、手を繋いだまま売店へと赴く。
桃川サラ:「ふふ……普段もこうして手を握っていればキミも買い物ができるかな?」
桃川サラ:彼女の背負わされた衝動――埋め込まれた『遺産』の影響で、意に反して物を盗んでしまうというもの。
桃川サラ:その衝動の為彼女の買い物は代わりに行っていたが、こうして手を握って彼女の衝動を抑えていれば可能なのではと思案する。
[雑談]GM:やった…………
額里 詩歌:ぎゅっと彼女の手を握り締め、その後へとついてゆく。
額里 詩歌:売店が近づくとともに、否応なく己の裡に眠る遺産が意識され、少し身体を硬くする。
額里 詩歌:(……でも)
額里 詩歌:手のひらから伝わる温もりを感じ、彼女の端整な横顔を見て──
額里 詩歌:(……大丈夫。この人と一緒なら)
[雑談]GM:し 詩歌……………………………………
額里 詩歌:「……だ、大丈夫だったら」
額里 詩歌:「今度お買い物に行ったとき、手を繋いでも、い、いいですか」
[雑談]額里 詩歌:…多
桃川サラ:「勿論。大丈夫だ」微笑んで頷く。
桃川サラ:「事情を知らない人間から見ても、どう見ても仲のいい友人かカップルにしか見えないだろうから――」
桃川サラ:自分でそう言ってからみるみる顔が熱くなるのを感じる。
桃川サラ:(……今も、その……っ、カップル……だと、思われているのだろうか……)
桃川サラ:(いや……その通りなんだが……!……か、カップル!?詩歌と!?)
桃川サラ:長らく付き合っているとは言わないが、付き合いだしたのは昨日今日のことではない。けれど、いまだにその事実に慣れない。
桃川サラ:「あ、えっと……買い物、をしないといけないな……!雨具を……っ」
桃川サラ:自分に言い聞かせるように頭を小さく振ると、店員に雨合羽を2つ注文する。
桃川サラ:片手だと財布を扱いづらいので、一度手を離し詩歌の腕に腕を絡めて会計を済ませる。
[雑談]GM:感極まってきちゃったな……
[雑談]額里 詩歌:一回一回弱くなるの新鮮だな……
[雑談]額里 詩歌:早くない?
[雑談]GM:初々しいやつやるの初めてですよね 不思議なことに
額里 詩歌:離された手に、あ、と思う間もなく、すぐに腕を絡められて安堵する。
額里 詩歌:(……でもこれって)
額里 詩歌:(手を繋いでるより……恥ずかしいんじゃ……!?)
[雑談]GM:いやこの立ち絵エッチ度あがってない?????????
額里 詩歌:ふと頭に過ぎった考えに、棒立ちのまま顔を真っ赤にする。
額里 詩歌:その羞恥で頭が一杯だったからか──会計が行われている間も、遺産の声を聞くことはなかった。
[雑談]額里 詩歌:怖……
桃川サラ:「よし、雨具も買えたな。キミと買い物をしている気持ちになれて楽しかったよ」
桃川サラ:腕を絡めたまま、エスコートするようにジェットコースターへと歩を進める。
桃川サラ:「ほら、キミの分だ。早速羽織って列に――」
桃川サラ:雨合羽をひとつ渡し、腕を絡めたままでは着られない事に気づき今更顔を赤くする。
桃川サラ:「え、あっ、え、えっと……!す、すまない……っ」
桃川サラ:慌てて腕を離し、真っ赤になって口元を手で覆っている。
[雑談]GM:あまりにもいちいち弱くなるから自分で引いちゃった
[雑談]GM:羞恥心があったら遺産の声聞かないってことは痴漢しながらだったら買い物できるってこと!?
額里 詩歌:「あっ、いえっ、だ、大丈夫ですっ」
額里 詩歌:合羽を受け取りながら、赤く染まった頬でわたわたと動揺する。
額里 詩歌:「そ、その、ちょっと恥ずかしかったけど、嫌とかじゃ全然なかったですし……!」
額里 詩歌:「だから、ええと……あ、ありがとう、ございます」
[雑談]額里 詩歌:倫理感なさ杉
[雑談]額里 詩歌:昔のインターネットになっちゃった
桃川サラ:「い、嫌でないなら…………よかった」
桃川サラ:真っ赤になりながらなんとかそれだけ絞り出すと、誤魔化すようにいそいそと自分の分の雨合羽を羽織る。
桃川サラ:「じゃあ並ぼうか」そう言ってさりげなさを装って手を差し伸べる。
桃川サラ:(さ、さっきまでも手を握っていたのだし……!腕を……絡めるのよりは……不自然ではないよな……!?)
[雑談]GM:人多杉だからフシアナサンしないと
[雑談]GM:痴漢までいかなくてもエッチな下着とかこっそりつけてたらいけるのでは!?!?!?!?
額里 詩歌:「──は、はい……!」
額里 詩歌:差し出された手に、まだ赤らんだままの顔で不器用に笑い、その手を取った。
[雑談]額里 詩歌:なさ杉2じゃん
GM:列に並んで数分待つと、乗り場が見えてくる。
GM:興奮した様子の人々がコースターを降りていく。カッパを羽織っているもの、羽織っていないものと様々だが、その全てがかなり濡れていることを見ると、雨合羽を買ったのは正解だろう。
桃川サラ:「同じ場所から出発して同じ所へ帰ってくるなら乗り物の意味とはなんなのだろうか……」
桃川サラ:その様子を見てそんなことを呟いている。
[雑談]GM:見せつけろっていってるわけじゃないから倫理観あるでしょ!
額里 詩歌:「そ、それは……娯楽では……?」
額里 詩歌:若干戸惑いつつ応える。
桃川サラ:「移動を楽にするために発明された乗り物というものが娯楽に特化するというのは興味深いな……」
桃川サラ:「……それともキミは電車や車などの移動を目的とした乗り物に乗ることも楽しさを感じているだろうか?」
額里 詩歌:「そ、それは……私は特にないですけど、楽しむ人もいるのでは……?」
額里 詩歌:「ほら、オープンカーとかもありますし……」
[雑談]額里 詩歌:それを持ち出す時点で問題なのよ
桃川サラ:「ああ!なるほど。ドライブなんかは移動が主というよりは車に乗ることを楽しむもののようだからな」
桃川サラ:納得したように頷いている。
桃川サラ:「キミとのドライブというのは……楽しいかもしれないな。今は免許は持っていないが……、っと。順番が来たようだ」
桃川サラ:そう言って一度手を離してコースターに乗り込み、手を差し伸べる。
桃川サラ:「足元に気をつけて」
[雑談]GM:私はただ詩歌ちゃんに幸せになってほしくて……
額里 詩歌:彼女の運転する車に乗った自分を想像して、少し気恥ずかしくなる。
額里 詩歌:(でもきっと……楽しい、だろうな)
[雑談]GM:詩歌ちゃんが完全にメスになってて頭おかしなりそう
額里 詩歌:心の中に浮かんだ光景に、少し微笑む。
額里 詩歌:「……っ、あっ、す、すみません!」その想像に少し気を取られ、乗り込むのに一瞬遅れる。
額里 詩歌:「あ……ありがとう、ございます」
額里 詩歌:差し伸べられた手を取り、おずおずと彼女の隣に腰かける。
[雑談]額里 詩歌:お菓子になってる
GM:全員がコースターに乗り込むと、セーフティーバー下がります、というスタッフの言葉に続き自動でセーフティーバーが降りる。
GM:手慣れた様子でスタッフがセーフティーバーがきちんと固定されていることを確認すると、出発の声と共にコースターが水の上を滑りだす。
桃川サラ:「おお……」動きだしたので物珍しそうに少し目を見開く。
[雑談]GM:本格的にジェットコースターやるのは次回かなと思っています
[雑談]GM:なのでなんか始まったリアクションがあったらしてもらって切ろうかなって感じです
額里 詩歌:「わっ……」動き出したコースターに少し驚き、周囲の風景へ目を向ける。
[雑談]額里 詩歌:これくらい……かな?
[雑談]GM:はぁい!では今日はここで切ろうかな!
[雑談]GM:お疲れ様でした………………………………………
[雑談]額里 詩歌:お疲れ様でした……
[雑談]GM:頭おかしなるよ
[雑談]GM:女じゃん
[雑談]額里 詩歌:女だが……
[雑談]GM:わたしはいます
[雑談]額里 詩歌:こんにちは……
[雑談]GM:こんにちは……………………………………
[雑談]GM:やりますか!!!!!!!!!!!!!!!!
[雑談]額里 詩歌:!多っ
[雑談]額里 詩歌:や、やりますか
[雑談]GM:やるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:『うさぎたちはとっても仲良し!今日もみんなで遊びに行きます』
GM:「今日は川にピクニックにいこうよ!」
GM:「いいね!お弁当を持って行こう」
GM:「みんなでいっしょに人参を食べようね」
GM:うさぎの人形が楽しそうに動き回り、ナレーションとセリフが流れる中をコースターは進む。
GM:「でも、キツネには気をつけないと!」
GM:「キツネは意地悪で、ボクたちを見つけ次第食べちゃうんだ!」
桃川サラ:「それは意地悪の範疇なのだろうか……」
桃川サラ:そう呟きながらもセーフティーバーに手を乗せつつ物珍しそうにキョロキョロしている。
[雑談]GM:ジェットコースターが進むところからやります(事後報告)
額里 詩歌:「ほ、捕食者ですよね」
額里 詩歌:「……でも、かわいいですね、うさぎ」コースの周囲で跳ねるうさぎの人形を眺め、少し安心したように呟く。
[雑談]額里 詩歌:はい(承諾)
桃川サラ:「……そうだな」うさぎを眺める詩歌を見つめながら微笑む。
GM:ゆるやかに上に向かって進みながら、うさぎたちが平和に遊ぶ姿がずっと続く。
GM:花を摘んだり、ちょうちょをおいかけたりしている。
桃川サラ:「これから落下するとは思えないくらい平和だな」
桃川サラ:「その落差を狙っているのだろうか?」
桃川サラ:穏やかな景色を眺めながら呟く。
[雑談]GM:うさぎ可愛いっていってる詩歌ちゃんかわいすぎ
額里 詩歌:「そ、そう……ですね、これジェットーコースターですもんね」かわいらしい光景を見て緩んでいた緊張感を引き締める。
額里 詩歌:「パンフレットにもいつの間にか落ちるって書いてましたし……」
[雑談]額里 詩歌:入れ子構造だ
桃川サラ:「予兆もなく落ちるはずはないと思うのだが……興味を惹かせる為の宣伝文句だろうか?」
桃川サラ:「しかし、こうも平和だと……雑談でも出来てしまいそうだな」
桃川サラ:「そうだ。キミに頼みたいことがあっ――」
桃川サラ:何かを言いかけたその時。
GM:『あっぶなーい!穴だ~!』
GM:コースターがガクンと揺れ、急激に落下する!
桃川サラ:「!」
桃川サラ:驚いて思わずセーフティーバーを握りしめる。
[雑談]GM:詩歌ちゃんかわいいもの好きなのかな
額里 詩歌:「頼み、っ、──!?」
額里 詩歌:聞き返そうとした瞬間に落下し始めたコースターに虚を突かれ、セーフティーバーを握り締める。
[雑談]額里 詩歌:割と好きだと思います
GM:こんな序盤に突然こんなに落下する?というくらい、かなりの高さを猛スピードで落ちる。
GM:周りの人々も叫び声をあげている。
桃川サラ:「…………!」
桃川サラ:悲鳴は上げないものの、緊張したように体をこわばらせぎゅっとセーフティーバーを握っている。
[雑談]GM:かわいいものが好きでも盗まないで偉い
額里 詩歌:「──っ……!」
額里 詩歌:一瞬後に下っていることを認識し、当初の混乱からは脱したが、単純に落ちるスピードの速さに身を硬くする。
[雑談]額里 詩歌:そうかも
GM:数秒の急降下。
GM:ばしゃあん!という音と共にコースターは落下をやめ、思い切り水しぶきがかかる。
桃川サラ:「おお……」
桃川サラ:雨合羽を濡らしながらぱちぱちと目を瞬かせている。
GM:『穴があってびっくりしたね~!』
GM:『うさぎはジャンプ力があってよかった~!気をつけて遊びに行こう!』
GM:そんなセリフと共に楽し気な音楽がかかり、コースターが進んでいく。
桃川サラ:「こういう感じなのか……大丈夫か?詩歌」
桃川サラ:心配そうにじっと詩歌を見つめる。
[雑談]GM:どうして私の事は殺してくれないんだ?
額里 詩歌:「っ!」弾けた水飛沫に驚き、声も出さずに口をぱくぱくさせる。
額里 詩歌:「……び、びっくりしました」
額里 詩歌:「こ、こんな感じなんですね……たしかに結構スリルが……」
額里 詩歌:「す、すみません、大丈夫です! ちょっと……いえ結構びっくりしましたけど……」
額里 詩歌:驚いていたところを見られたということに少し恥ずかしくなり、慌てて否定する。
[雑談]額里 詩歌:ヤバ
桃川サラ:「謝ることではないだろう?驚くためのアトラクションなんだから」
桃川サラ:「私もかなり驚いたが……周りの人のように大きな声をあげたりはしなかったからな」
桃川サラ:「むしろ、驚いた姿を見せられなかった私の方が趣旨にあっていないといえる。謝らなければいけないのは私の方かもしれない」
[雑談]GM:ちゃんとリザレクトするから~
額里 詩歌:「そ、そんなことはないんじゃないでしょうか……?」
額里 詩歌:「驚いてはいる訳ですし……い、いえ、というか別に驚いてなかったとしても謝ることはないと……」
額里 詩歌:「……で、でも、桃川さんもびっくりしてたんですね。私だけかと思ってました」
額里 詩歌:再び穏やかな雰囲気になったコースの中、少し嬉しくなって小さく微笑む。
[雑談]額里 詩歌:そういう問題?
桃川サラ:「勿論驚いていたさ。急だったし落下というのはあまり経験できないからな」
桃川サラ:「……本当はもっと動じない方が有事の際に冷静にキミを守れるからいいのだろうが」
桃川サラ:「……これは驚くためのアトラクションだから……今は大目に見て欲しい」
[雑談]GM:だからリウ先生の首絞めてるんでしょ!
額里 詩歌:「えっ、そ、それはもちろん大丈夫ですから!」大目に見てほしいという謝罪にも似た言葉に慌てる。
額里 詩歌:「それに、そう思ってもらえることが……う、嬉しいです」
[雑談]額里 詩歌:"だから"
GM:そのあともゆるやかだったりはやいスピードだったりでコースターが進み、最初の落下ほどではないものの落下や上昇を繰り返しゴールへとたどり着く。
GM:ストーリーも楽しくうさぎたちが遊んで帰ってくるというものでキツネは特にでなかった。
桃川サラ:「てっきり、キツネから逃れようとして落下するとかそういうストーリーなのかと思っていたが……キツネは出てこなかったな」
桃川サラ:コースターが完全に停止するのを待ちながら呟く。
桃川サラ:「スピードが速く爽快感があった。急激に落下するというのも普段しない経験だし興味深かったな。キミはどうだった?」
[雑談]GM:え~~~んかわいちゅぎ
額里 詩歌:「き、キツネ出てこなかったですね」予想外の展開に若干戸惑いの表情を浮かべる。
額里 詩歌:「えっと、すごいスピードで走ったり、急に落ちたり、水を巻き上げたり──」
額里 詩歌:「スリルがあってどきどきしました。たしかに、これだったら怖がる人がいるのも分かるかも」
額里 詩歌:「……でも、楽しかったです。うさぎもかわいかったですし」
額里 詩歌:「桃川さんと一緒だから……はらはらはしたけど、怖くはなかった、です」
額里 詩歌:うっすら赤面し、不器用に笑う。その胸の鼓動が早いのは、コースターのアップダウンのためばかりではない。
[雑談]額里 詩歌:キツネでないんだ
[雑談]GM:え~~~~~んかわいちゅぎ
桃川サラ:「キミの恐怖を和らげられたなら良かった。どういう仕組みかは分からないが」
桃川サラ:そう言って微笑みながら、合羽の上から詩歌の頭を撫でる。
桃川サラ:「私も……普段しない感覚を味わうというのは興味深かったし……」
桃川サラ:「そういう……非日常をキミと体験出来て……」
桃川サラ:「……うん、楽しかった」
桃川サラ:噛み締めるようにそう言って笑う。
[雑談]GM:うさぎが可哀相な目に遭うと可愛そうだから
[雑談]GM:返したい感じだったら返してもらって特になければ切ろうかとおもいます
[雑談]額里 詩歌:あっ大丈夫です!
[雑談]額里 詩歌:なるほどね かわいそうな目に遭わないのは重要
GM:----
ミドル② 迷路
[雑談]GM:次どこ行きますか!
[雑談]額里 詩歌:う~んどこにしよ
[雑談]GM:一応事前でいったやつは
[雑談]額里 詩歌:迷路行きます?
[雑談]GM:・プラネタリウム
・ジェットコースター(強い)(済)
・売店
・ふれあい広場
・うさぎおばけ屋敷(裏)
・うさぎスパイ体験(裏)
・迷路
[雑談]GM:あっ迷路いきますか!
[雑談]額里 詩歌:行きますか
[雑談]GM:行く予定のところ共有メモにもはりました
[雑談]GM:では迷路りましょう!!
[雑談]額里 詩歌:ありがたし
GM:■うさぎパーク 迷路「ラビットラビリンス」
GM:薔薇の庭園の迷路を進むアトラクション。ところどころうさぎのパネルが置かれている。
GM:別れ道にはタッチパネルが置かれており、問題に答えると道が示される。
GM:正解であればゴールに近いルートを、間違いであれば遠回りなルートを示され、さらに罰ゲームが待ち構えているドキドキアトラクション。
GM:二人は今まさに最初の問題の前に来ていた。
GM:『問:パンはパンでも食べられないパンってな~んだ?』
GM:タッチパネルはこんな問題を示している。
桃川サラ:「ふむ……カビたパンだろうな。緑色のものは大抵体にいいが、パンの緑色だけはダメだ。あれは食べてはいけない」
桃川サラ:問題を見つめながらそんなことを呟いている。
額里 詩歌:「そ、そうなんでしょうか……?」
[雑談]GM:あっ焦り差分だ!
額里 詩歌:「でもそれって……クイズ……なんでしょうか……?」
額里 詩歌:疑問に思いつつ、なぞなぞはよく知らないので否定はできない。
[雑談]額里 詩歌:汗差分、あんまり数はない
[雑談]額里 詩歌:メロン味するメロンパンとかも緑色してる
桃川サラ:「ふうむ?クイズならこういう時どう答えるものなのだろうか」
桃川サラ:「詩歌は何か思いつくか?」
[雑談]GM:たしかに……
額里 詩歌:「えっ!?」
額里 詩歌:急に訊かれて慌てふためく。
額里 詩歌:「う、う~ん……食べられないパン……?」
額里 詩歌:暫く考え込むが、答えらしい答えは出てこない。
額里 詩歌:「食品サンプル……はもうパンじゃないし……」
額里 詩歌:「……か、かびたパン……で、行ってみて……いいかも……」
[雑談]額里 詩歌:緑色がダメってことは黒かびはセーフなのかな
桃川サラ:「いいのか?まあ間違えたとしても、罰ゲームということらしいが……こういった一般客の訪れる遊園地で命の危機に晒されることはないだろうからな」
桃川サラ:「では、カビたパンと答えてみよう」
桃川サラ:長い指でタッチパネルに『カビたパン』と入力する。
GM:ディスプレイが『右に進んでね!』という文字を表示する。
桃川サラ:「む、正否はその場では出ないのか……」
[雑談]GM:セーフかも ためしてみるか
額里 詩歌:「ルートの先で出るんでしょうか……」
額里 詩歌:「……い、行ってみましょう。何が正解なのか気になりますし……」
[雑談]額里 詩歌:試さないで
GM:しばらく進むと、少し開けたスペースに出る。
GM:パネルが壁から下がっており、
GM:『残念!正解はメロン味するメロンパンでした 理由:メロンパンは見た目がメロンっぽいってだけでメロン味なんて求めてないのに無理やりメロン入れてきてまずいから』
GM:『罰ゲーム!相手の好きなところを3つ発表してね!』
GM:と書かれている。入力する装置などはないので、参加者間で言い合って満足すれば進んでいいらしい。
桃川サラ:「メロン味のメロンパンというのは食べられないのか?」首をかしげている。
[雑談]額里 詩歌:わ、私がメロンパンを上げたばっかりに
[雑談]GM:そうだぞ
額里 詩歌:「……!?」あまりにも理不尽な回答に絶句する。
額里 詩歌:「た、食べられると思います……」
桃川サラ:「……?ではこの問題は誤りでは?」
額里 詩歌:「誤り……というか……?」
額里 詩歌:「クイズ……なんでしょうか……?」
額里 詩歌:「好みの……問題では……?」
[雑談]額里 詩歌:そうだぞではない
桃川サラ:「ふむ……?」不思議そうな顔をして目を瞬かせている。
桃川サラ:「しかし、不正解だと言われてしまったからな。罰ゲームとやらをするとしようか」
桃川サラ:「想定通り、危険なものではないようだからな。相手の好きなところか……」
[雑談]GM:最初は蒸しパンにしてた
額里 詩歌:「そ、そうですね……」釈然としない気持ちを抱きながらも、とりあえず納得する。
額里 詩歌:「好きなところ、……」冷静になって書いてあるバツゲームの文言を見直し、顔をかっと赤らめる。
[雑談]額里 詩歌:蒸しパンに恨みが?
桃川サラ:「キミの好きなところか。うーん……」
桃川サラ:「たい焼きだな」
桃川サラ:詩歌を真顔で見つめている。
[雑談]GM:私は好きです蒸しパン
額里 詩歌:「た、たい焼き……?」すぐには意図を理解できず、困惑した表情で聞き返す。
桃川サラ:「好きな要素をあげることはいくらでも出来る。けれど、それが直接『だから』好きという理由に繋がるものでもないように思う」
桃川サラ:「例えば……キミの綺麗な瞳が好きだ。けど……普段は見る機会がなかなかない」
桃川サラ:彼女の長い前髪をそっと手で持ち上げる。
桃川サラ:「けれど……それで好きでなくなるということはない。むしろ、キミの瞳を見る前から……キミのことが好きだった」
桃川サラ:「過酷な運命を背負わされても……抗おうと努力するキミの姿勢を尊いと思う」
桃川サラ:「けれど、例えキミが……その重みに辛くなって、立ち止まってしまうことがあったとしても……軽蔑したり嫌いになったりなんてしない」
桃川サラ:「むしろ、絶対に支えると誓おう」
桃川サラ:前髪を持ち上げたまま、彼女の瞳をじっと見つめている。
桃川サラ:「……私に……世界の彩りを教えてくれたキミに感謝している。今までどうしても叶わなかったのに、私の世界を色づかせられたのは詩歌だけだ」
桃川サラ:「けれど……助けてくれたからキミが好きだというより、キミのことが好きだから……助けてもらえたんじゃないかと思う。因果関係が逆だ」
桃川サラ:「義務感や引け目からキミを好きになったわけではないからな」
桃川サラ:「そういうものが全て集まって好きだと思う。けれど全部が全部完全でないといけないわけではない……」
桃川サラ:「だからたい焼きなんだ」
桃川サラ:「……けれど、この設問は『何故好きになったか』ではなく『好きなところを答えよ』だからな。3つほど挙げるとしよう……と」
桃川サラ:「……もう丁度3つ挙げていたか」少しだけ照れたように微笑む。
[雑談]GM:でもちいかわじゃないけど名前可愛くないよね蒸しパン
[雑談]額里 詩歌:め、メッチャ書いてる
[雑談]GM:渡しだからね
[雑談]GM:私
額里 詩歌:「あ……」前髪をかき上げられ、羞恥に一層赤面する。
[雑談]GM:!?!?!!??????????????????????
[雑談]GM:!!!!!!!!!!!??????????????????????
[雑談]GM:エッ……アッ……しっ 詩歌 えっあぁああっ えっ
[雑談]GM:ドチャクソ美人じゃん なに?たすけて ころしてくれ
額里 詩歌:優しい声で紡がれる彼女の言葉を聞き──恥ずかしくなるとともに、それが嘘偽りない彼女の本心であると分かる。
額里 詩歌:「わ、私は──」
額里 詩歌:「お買い物……です」
額里 詩歌:「……一緒にお買い物をしてくれる桃川さんが好きです」
額里 詩歌:「お買い物ができない私のために力を貸してくれる、頼れるところも」
額里 詩歌:「一人で済ませるだけじゃなくて、その中でも私にお買い物の気分を味わわせてくれたり、楽しませようとしてくれる、優しいところも」
額里 詩歌:「……ただ一緒にいるだけで、遺産の声さえ掻き消して、私に勇気をくれる、温かさと気高さも」
額里 詩歌:「……不安なだけだったはずのお買い物が──」
額里 詩歌:「幸せな時間に、変わったんです」
額里 詩歌:「だから、その……もちろん、それだけではないんですけどっ」
額里 詩歌:「……お買い物には……好きなところが、詰まってるん、です」
額里 詩歌:「桃川さんの……好きなところ」
[雑談]GM:泣いてる
額里 詩歌:心のうちに湧き出した愛しさを訥々と語り、真っ赤な顔で不器用に微笑む。
[雑談]額里 詩歌:泣かないで
桃川サラ:「……キミが背負わされた運命の中でも、目に見えて分かりやすく……そして最も身近で困る機会が多いであろう、買い物というものが」
桃川サラ:「キミを苦しめるものでなく……幸せなものになっているのなら。それを私がそう出来ているのなら」
桃川サラ:「とても誇らしく思う。そして……やはり、そうやって運命に嘆くだけでないキミのことを……尊いと思うよ」
桃川サラ:「……これからも、買い物に行こう。このテーマパーク内でも買い物をする機会はまだまだあるだろうしな」
桃川サラ:彼女の前髪から手を離し、優しく手を握る。
GM:しばらく進むと、またディスプレイが出現する。
GM:『問:世界の中心にいる虫は?』
桃川サラ:「世界の中心にいる虫……?なんだろうか……」
桃川サラ:手をつないだままディスプレイを眺めている。
[雑談]GM:詩歌……………………………………もうおしまいだよ
額里 詩歌:「せ、世界の中心……?」
額里 詩歌:まだ火照った頬を冷まそうとしながら、ディスプレイを覗き込む。
額里 詩歌:「そもそも、世界の中心ってどこなんでしょうか……」
[雑談]額里 詩歌:おしまわないで
桃川サラ:「赤道……か?」
額里 詩歌:「せ、赤道……」
桃川サラ:「どんな虫が住んでいるんだろうな……」
額里 詩歌:赤道にいるであろう虫を想像し、ぼんやりと極彩色の蝶をを思い描く。
額里 詩歌:「どうでしょう……一種類じゃ収まらない気が……」
額里 詩歌:う~ん、と考え込み、前髪の向こうの画面を見つめる。
額里 詩歌:「……あっ」
額里 詩歌:そのときふと頭に過ぎった考えに、小さく声を上げる。
桃川サラ:「ん、どうした?何か思いついたか?」
額里 詩歌:「あ、いえ、その……」
額里 詩歌:「これ、"蚊"じゃないでしょうか……せかい、の真ん中で、”か"……」
桃川サラ:「おお!確かに蚊は暑いところにいるイメージがあるからな。夏に出るし」
額里 詩歌:「そ、……いえでも、それもそうですね……?」
額里 詩歌:若干戸惑いつつ、曖昧に肯定する。
桃川サラ:「きっと正解だ。今度は詩歌が入力するといい」
桃川サラ:うんうんと納得したように頷いている。
[雑談]GM:詩歌ちゃんがせっかく説明してくれてるのに可哀想
額里 詩歌:「は、はい」
額里 詩歌:入力欄に答えを書き込みつつ、しかし前の問題の答えからしてもっと理不尽なのではという疑いも拭えていない。
[雑談]額里 詩歌:自分でやっておいて……
GM:ディスプレイが『右に進んでね!』と表示する。
GM:その言葉に従い、右に進んでしばらくすると開けた場所に出る。
GM:『残念!正解はダニでした』
GM:『理由:世界の中心とは勿論うさぎであり、うさぎにはダニがつくことがあるため こまめに掃除をして風通しを良くし清潔を保つようにしましょう』
GM:『罰ゲーム!相手に叶えて欲しいことをおねだりしちゃお♪』
GM:と書かれている。
桃川サラ:「ううむ……不正解か。たしかにダニも暑いところにいるイメージがあるな……」
[雑談]GM:詩歌ちゃんがせっかく答えてくれたのに可哀想
額里 詩歌:「で、でも、さっきのよりはまだ分かるかも……うさぎパークですし……」
桃川サラ:「うさぎに関する知識を問われているのだろうか?」
桃川サラ:「たしかにうさぎにメロンパンは食べさせてはいけないだろうな」
額里 詩歌:「そ……そうですね……?」
額里 詩歌:「でもうさぎってそもそもパン食べるんでしょうか……」
桃川サラ:「どうなのだろうか……砂糖などが含まれていなければいいのか……?」
額里 詩歌:「と、とりあえず、罰ゲームを……」
桃川サラ:「む。そうだな」
額里 詩歌:言いながら、書かれている文字へ目を向ける。
[雑談]GM:うさぎにパンは食べさせたらダメらしいです
[雑談]額里 詩歌:なるほどね
[雑談]額里 詩歌:やっぱり草じゃないとダメなのかな
額里 詩歌:「お、おねだり……ですか」
桃川サラ:「ふむ……どうしたらいいのだろう」
桃川サラ:「お手本を見せてくれるか?」
[雑談]GM:主食は牧草で副食がペレット たまにおやつに果物や野菜をちょっとだけ みたいな感じらしいです
額里 詩歌:「えっ、ええっ!?」
額里 詩歌:ただでさえ恥ずかしい課題に加え、突然手本を求められたことにうろたえ、赤面する。
額里 詩歌:「え、ええっと……!」
額里 詩歌:「あ、あの……」暫し狼狽していたが、やがて意を決したように口を開く。
額里 詩歌:「……さ、さっきの、売店のときみたいに」
額里 詩歌:「一緒に、腕、組んでも……いい、ですか……?」
額里 詩歌:「こ、この迷路出るまででいいので……!」
[雑談]額里 詩歌:草食動物だ
桃川サラ:「!」その言葉に顔を赤く染める。
桃川サラ:「も、勿論……大丈夫だ。嫌とかでない、とは言ってくれていたが……その……」
桃川サラ:おずおずと彼女の腕に腕を絡める。
桃川サラ:「キミが……またこうしたいと思うくらい、喜んでくれていたのなら……安心したよ」
桃川サラ:ぎゅ、と腕を抱きしめるように微笑む。
桃川サラ:「そして、そうだな……私の方は」
桃川サラ:「……ジェットコースターでも言いかけたのだが。その…………私たちは、こい……っ、恋人………………だろう?」
桃川サラ:「だから……その」
桃川サラ:「呼び方、が……苗字で呼ぶのは、……不自然……では、ないかと……」
桃川サラ:「思うのだが……」
桃川サラ:「だから……そのだな……」
桃川サラ:「な、名前で……呼んでもらえないだろうか……?」
桃川サラ:消えそうな声で顔をさらに赤くする。
[雑談]GM:パンも草じゃない?
[雑談]GM:えーーーーーーーーーーん詩歌ちゃんかわいしゅぎ
額里 詩歌:「えへ、へ……あ、ありがとう、ございます」腕に感じる彼女の体温と、近づいた彼我の距離に小さく微笑む。
額里 詩歌:「あ、っ、な、名前、で、ですか!?」
額里 詩歌:「~~~、えっと、その……!」
額里 詩歌:「……さ、サラ、さん……」
額里 詩歌:少し俯いて、耳まで赤く染めながら、消え入りそうな声でその名前を呼ぶ。
[雑談]額里 詩歌:パンも元は草かも……
桃川サラ:「………………」
桃川サラ:腕を組んだままじっと詩歌を見つめている。
桃川サラ:「…………うん」
桃川サラ:「思ったより……嬉しくて……胸が高鳴っている」
桃川サラ:「こんなに嬉しくなるものかと……自分で驚いてしまった」
桃川サラ:「ありがとう。……これからも、キミがよければ……名前で呼んでくれないだろうか」
[雑談]GM:うさぎはムギだから共食いになるからダメなのかな
額里 詩歌:「っ、……!」
額里 詩歌:「はい……! さ、サラさん……!」
額里 詩歌:高鳴る胸で、その言葉を噛み締め──真っ赤な笑顔で、返事をした。
[雑談]額里 詩歌:その理論だときなこもNGの可能性がある
[雑談]GM:詩歌…………
[雑談]GM:あと一問やりたいんだけど、昼の部ここで切って夜やる?
[雑談]GM:それともこのままやる?
[雑談]GM:あときなこはNGでしょ
[雑談]額里 詩歌:夜にしますか
[雑談]額里 詩歌:何だかんだ3時間半くらいやってるし……
[雑談]GM:そうね……
[雑談]GM:一問一時間くらいかかってるから巫女にかかる可能性ある
[雑談]GM:では昼の部はここまで!お疲れ様でした!
[雑談]GM:21時から再開でだいじょうぶ?
[雑談]額里 詩歌:大丈夫のはず!
[雑談]GM:この大丈夫のはずというのは特に普段ない具体的な懸念事項があるわけでないが人生に絶対ということは無いのではずという言葉を使っているだけと判断し21時から再開にします
[雑談]GM:でもなにかあったら気軽に言ってね
[雑談]額里 詩歌:そういうことです
[雑談]額里 詩歌:21時了解!
[雑談]GM:やはりね
[雑談]額里 詩歌:「人生に絶対と言うことはないので」完全にそう
[雑談]GM:あっ迷路の次どこいく?
[雑談]額里 詩歌:あっちょっと席外してました
[雑談]額里 詩歌:どこ行こう、プラネタリウムとか行きます?
[雑談]GM:おっけ~!
[雑談]GM:いますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいますいます
[雑談]額里 詩歌:麻酔
[雑談]GM:麻酔だ
[雑談]GM:やるぞ!!!!
[雑談]額里 詩歌:や、やりますか
GM:腕を組んだまましばらく進むと、またディスプレイが現れる。
GM:『問:持つだけで手がぶるぶる震えてしまう家具は?』
桃川サラ:「重い家具なのだろうな。持ち上げるのに力がいるとどうしても腕が震えてしまう」
桃川サラ:「だから……箪笥だろうか」
桃川サラ:腕に触れる彼女のぬくもりと普段より近い彼女を感じ、少し赤くなった顔で問題を見ながら呟く。
額里 詩歌:「た、箪笥って持ち上げられるんですね……?」
額里 詩歌:「でもその、重い家具ならなんでもいいのでは……」
額里 詩歌:「さ……サラさんが、持てるくらいの家具なら……」
額里 詩歌:熱の抜けない頬のまま、慣れない名前を呼ぶ。
桃川サラ:「…………」名前で呼ばれるのを噛み締めている。
桃川サラ:「……っと、そう、だな。なら……『持ち上げられるくらいの重い家具』が正解だろうか?」
額里 詩歌:「で、でも、どう……でしょう……今までの答えを考えると……」
額里 詩歌:「もっとうさぎ関連とか……なのかも……」
額里 詩歌:「うさぎの家具……?」
桃川サラ:「ふむ……たしかに」
桃川サラ:「うさぎ小屋……だと重すぎるか。うさぎの飼育ケージ……とかだろうか?」
桃川サラ:「重いのだろうか……飼育ケージは……」
額里 詩歌:「中にうさぎが入ってたら……重いかも……?」
[雑談]GM:あ゛~~~~小さくて可愛いかと思いきや案外身長が高くて暗殺者な額里詩歌さんを抱きしめたいよ~~~~~~~~~~~~~~
額里 詩歌:「でもうさぎって小さそうだし……」首を捻って考え込む。
[雑談]額里 詩歌:今?
桃川サラ:「いや、その通りかもしれない」
桃川サラ:「小さいとはいえ恐らく1キロくらいはあるだろう。それに、うさぎが入っているとなれば運搬には細心の注意を払うだろう」
額里 詩歌:「な、なるほど……」
桃川サラ:「となれば、腕に力も入るだろう。気疲れから持ち運んだあとは腕が震えてもおかしくない」
桃川サラ:「『うさぎが中に入った飼育ケージ』にするか?」
[雑談]GM:今発情しなかったらいつするの?
額里 詩歌:「そ、そう……ですね、それにしてみましょう……!」
[雑談]額里 詩歌:最悪の林修
桃川サラ:「表記ゆれなどは対応しているのだろうか……」などと呟きながらタッチパネルに文字を入力する。
GM:ディスプレイに『左に進んでね!』と表示される。
GM:その言葉通り左に進むと、パネルの下がった開けたスペース。
GM:『残念!正解は振動する機能のついた家具でした』
GM:『理由:振動が伝わると手が震えてしまうから』
GM:『罰ゲーム!相手に秘密にしていることを教えてね♪』
桃川サラ:「振動する機能のついた家具とはどんなものだろうか?」
[雑談]GM:ちなみに本当の答え(?????)はわかりました?
額里 詩歌:「振動する家具……?」
額里 詩歌:「な、なんでしょう……洗濯機とかかな……」
[雑談]額里 詩歌:手ーブルでは?
桃川サラ:「なるほど。洗濯機は重いからな」
桃川サラ:納得したように頷いている。
[雑談]GM:正解!
額里 詩歌:「それに動いてるときは揺れますし……」
桃川サラ:「なら答えは洗濯機でいいのではないだろうか……他の振動する機能のついた家具を答えた場合に配慮したのか?」
額里 詩歌:「ど、どうでしょう……他に振動する家具って……」
額里 詩歌:「……あ、それより、今回の罰ゲームは……」
額里 詩歌:"振動する家具"に対する詮索をやめ、回答の隣の罰ゲームの欄へ目を向ける。
桃川サラ:「秘密に、している……事」
桃川サラ:腕を組んでいるのと逆の手で口元を覆い、視線を彷徨わせている。珍しく本気で狼狽している。
桃川サラ:「そのっ、だって……言えないから秘密なのではないか?簡単に言えたら秘密ではないのではないか?いや、違うんだ。やましいことがあるわけでなくてだな――」
桃川サラ:「――い、いや……やましくない……わけでもなく……いや!何かキミを裏切っているとかでなく……いや……どうなんだ?うう……」
[雑談]GM:正解!ってなんなんだろうな 正解なら不正解になっていないのでは?
額里 詩歌:「さ、サラ、さん?」あまり見たことのない彼女の様子に恐る恐る声をかける。
桃川サラ:「す、すまない」声をかけられ一度大きく呼吸をする。
桃川サラ:「…………言おう。キミに秘密にしていること……罰ゲーム、だからな」
桃川サラ:「…………キミに会うまで、色恋というものに興味がなかったんだ」
桃川サラ:「けれどキミを知って……キミに恋をして。……キミのことを考えただけで、鼓動が早くなる。胸の奥が締め付けられるように苦しくなって、けれどそれが心地よくて……」
桃川サラ:「病気ではないかと疑って……調べてみたんだ。単なる恋の病だと分かってそれはよかったんだが……」
桃川サラ:「そのついでに……恋人同士がどういうことをするのか、も調べて……」
桃川サラ:「そのっ、そういう……ことを……いつかは……詩歌に……」
桃川サラ:「詩歌に…………抱いて、欲しいと…………思って、いる…………」
桃川サラ:「す、…………すまない…………」
桃川サラ:消え入りそうな声で顔を真っ赤にし、目を伏せる。
[雑談]額里 詩歌:受け宣言!?!?
[雑談]GM:受け宣言って言葉面白い名
額里 詩歌:「そっ……えっ、えええっ!?」
額里 詩歌:夢にも思わなかった告白に、耳まで真っ赤になって素っ頓狂な声を上げる。
額里 詩歌:「あっ、えっ、そ、その……サラさんが、わ、私、に……!?」
[雑談]額里 詩歌:受け宣言以外の何物でもないでしょ
桃川サラ:「う、うう……す、すまない」
桃川サラ:「気持ちが悪いだろうか……?軽蔑させてしまったか……?」
桃川サラ:詩歌の顔を直視出来ず、真っ赤な顔で地面を見つめている。
桃川サラ:「そ、……そう考えてしまうというだけで、キミに強要する気は……ないんだ」
桃川サラ:「だから……安心してくれ……」
桃川サラ:消え入りそうな声で呟く。
[雑談]GM:おもろ
額里 詩歌:「ちっ、違います!」思わず、大きく否定の声を上げる。
額里 詩歌:「気持ち悪いなんて思ってません。だって、……」そこまで言って、ふと言葉を止める。
額里 詩歌:口を噤んだまま暫し逡巡していたが、やがて消え入るような声で続く言葉を呟く。
額里 詩歌:「だ、だって……私も……そ、ういうのを……想像したこと、あ、ある、の、で……」
[雑談]額里 詩歌:おもろがるな
[雑談]GM:し し し し 詩歌
桃川サラ:「………………っ!」
桃川サラ:彼女の言葉に顔を上げ、真っ赤な顔でぱちぱちと目を瞬かせて詩歌を見つめる。
桃川サラ:「そ、……そう、なのか……?」
[雑談]GM:詩歌ちゃんが桃川とえっちなことする想像を!?!?!?!?!?!?!?
額里 詩歌:「……は、はい……」
額里 詩歌:この日一番小さい声で肯い、ほんの僅かに頷く。
額里 詩歌:「サラさんと、そ、その、恋人……に、なって……す、好きってこういうことなのかも、って自覚して──」
額里 詩歌:「私も……恋人ってどんなものなんだろうって、調べたりとかして、それで、その……」
額里 詩歌:「だっ、だから、えと、軽蔑なんて、しませんから……!」
額里 詩歌:真っ赤な顔のまま、半ば開き直ったような大声で宣言する。
[雑談]額里 詩歌:まああってもおかしくないかな……? と思って……
桃川サラ:「……こんなことを考えるのは……キミを裏切っているのではないかと思っていたから……」
桃川サラ:「キミが……同じことを想像していたと知って……安心した」
桃川サラ:小さく微笑みながら組んだ腕を抱くようにぎゅっと力を入れる。
桃川サラ:「ありがとう。軽蔑しないでくれて……」
[雑談]GM:あたまおかしなるよ
[雑談]額里 詩歌:あっすみませんちょっと離席!
[雑談]GM:いってらっしゃい!
[雑談]額里 詩歌:戻りました!
[雑談]GM:おかえりなさい!
[雑談]GM:受け宣言したらお腹壊しちゃった……
額里 詩歌:「っ……」
額里 詩歌:その腕に触れ、改めてまた羞恥を感じ──しかし同時に、彼女の安堵も伝わってくる。
額里 詩歌:「わ、私こそ、サラさんで、……そ、そういうこと、想像しちゃってすみません……!」
[雑談]額里 詩歌:そこに相関性は無いが……
桃川サラ:「謝らないでくれ。その……う、嬉しいし」
桃川サラ:「い、……いいのか?私で……」
[雑談]GM:今の詩歌ちゃんのセリフでドチャクソ興奮しちゃった
額里 詩歌:「だ、だって」
額里 詩歌:「よくなかったら、その、想像しませんから……」
[雑談]額里 詩歌:怖
桃川サラ:「それも……そうか」
桃川サラ:「……ええと……」嬉しさと恥ずかしさを誤魔化すように視線を彷徨わせ。
桃川サラ:「……ああ、えっと。キミの方の……秘密、というのはあるだろうか?」
桃川サラ:「言いづらいことならば無理に言うことはないだろうが……一応、そういった罰ゲームだからな」
桃川サラ:言いづらい秘密を言ったばかりだがそう言って微笑む。
[雑談]GM:興奮しすぎてマジで頭おかしくなっちゃったらどうなるんだろう
額里 詩歌:「……い」
額里 詩歌:「今のより……大きい秘密は……ない、です……」
額里 詩歌:改めて、そのことを自分で話した羞恥に打たれ、消え入りそうな声で言う。
[雑談]額里 詩歌:怖い探究心何?
桃川サラ:「そう…………か」
桃川サラ:赤い顔でしばし詩歌を見つめると、組んだ腕を引き寄せるようにして詩歌を抱きしめる。
桃川サラ:「……大きな秘密を話してくれて……ありがとう」
桃川サラ:「私を傷つけまいとして……自分から話してくれて。優しいな」
桃川サラ:耳元でそう囁く。
[雑談]GM:限界を超えたいと思うのは人間の本能だから
額里 詩歌:恋人の腕に抱きしめられ、優しい声で囁かれて──
額里 詩歌:「──~~~っ!」
額里 詩歌:狼狽のあまり返事もできずに固まるとともに、羞恥と幸福で全身がかっと熱くなる。
額里 詩歌:「あの、その……」
額里 詩歌:少しして、ようやくある程度思考力を取り戻し、しどろもどろに言葉を発する。
額里 詩歌:「わ、私こそ……受け入れてくれて、ありがとう、ございます……」
[雑談]額里 詩歌:《限界突破》
桃川サラ:「当たり前だ。元は私がそういう……話をしたのだし。キミに求められて……嬉しくないはずがない」
桃川サラ:「それに、キミがなにをしても私が受け入れないということはないだろう」
桃川サラ:「詩歌が悪意から人を傷つけたり非人道的なことをしたりする子ではないと分かっているからね」
桃川サラ:「そのようなことは想像がつかないが……万一、キミが何か間違えたことをしたとしても、見捨てたりしない。絶対に、共に居るさ」
桃川サラ:「隣にいることをキミが許してくれるなら……ね」
桃川サラ:そう言ってさらにぎゅっと抱きしめる。
[雑談]GM:詩歌ちゃん可愛すぎる~~~~~~~~~~
額里 詩歌:「わ、私も……」
額里 詩歌:「私も、サラさんの隣に、いたいです」
額里 詩歌:真っ赤な顔のまま、おずおずと微笑む。
額里 詩歌:「どんなことがあっても──一緒に、いさせてくれますか?」
[雑談]額里 詩歌:こ、こんな感じかな……?
桃川サラ:「……ああ」
桃川サラ:少しだけ身体を離し、彼女の顔をじっと見つめ、微笑む。
桃川サラ:「ずっと、一緒にいてくれ。……何より愛おしい、私の詩歌」
[雑談]GM:ぎにゅぇ~~~~~~~~~~~~~~~~詩歌……………………………………
[雑談]GM:じゃあしまめす……
GM:----
ミドル③ プラネタリウム
[雑談]額里 詩歌:はい……
[雑談]GM:あたまおかしなる
[雑談]GM:じゃあ次プラネタリウムで大丈夫ですか!
[雑談]GM:多分長くならないと思う
[雑談]額里 詩歌:大丈夫!
[雑談]GM:あい!
GM:■うさぎパーク プラネタリウム
GM:オープン直前に完成した施設。
GM:シートがフカフカで、背中にはウサギの耳を模した飾りがついている。
桃川サラ:「プラネタリウムというのも初めて来るな……」
桃川サラ:フカフカのシートに座り、またしても物珍しそうに辺りを見渡している。
[雑談]GM:詩歌……詩歌……詩歌……詩歌……
額里 詩歌:「わ、私も初めてです」
額里 詩歌:開演前の薄暗いドームの中、シートの背についたうさぎの耳を眺めている。
額里 詩歌:「星座とかあんまり知らないんですけど、解説してもらえるんでしょうか……」
[雑談]額里 詩歌:うさぎの耳シート
桃川サラ:「プラネタリウムというのはそういう場だという認識だった。星座に詳しい人間は自分で望遠鏡などで星空を見に行くイメージがあったな」
桃川サラ:「だから恐らく解説などもしてくれると思う。……ふふ」楽しそうに微笑む。
桃川サラ:「星を見たり星座を知ったりすることに……以前は興味が持てなかった。だが……キミとなら、楽しそうだ」
[雑談]GM:持って帰る?
額里 詩歌:「な、なるほど……」
額里 詩歌:「たしかに、星が好きな人は自分で見に行くかも……。それなら安心ですね」
額里 詩歌:「私も……サラさんと一緒に星を見るの、楽しみです」
額里 詩歌:不器用に微笑み、おそるおそる隣の席の彼女の手を握る。
[雑談]額里 詩歌:椅子剥がして持って帰るのヤバすぎる
桃川サラ:「!……ふふ」
桃川サラ:手を握られ、どきりと心臓が高鳴る。しかし、すぐにそっと手を握り返す。
GM:開演のブザーが鳴り、薄暗いドームが真っ暗になる。
GM:真っ暗な空間。頭上が明るくなり、星空が映し出される。
GM:アロマでも焚いているのか、花のようないい匂いが漂ってくる。
[雑談]GM:手握られて興奮して心臓とまるかとおもった
[雑談]GM:ここからプラネタリウムの内容の描写めっちゃあるけど大丈夫?
額里 詩歌:(あ、いい匂い……)照明の落ちたドームの中で、その香りにリラックスする。
[雑談]額里 詩歌:大丈夫です!
GM:しばらく、主に冬に見られる星座とその解説が数点続く。
GM:『みなさんは、うさぎ座というのをご存知ですか?』
GM:うさぎの耳のようなものが特徴的な星座を結んだ線に、補足するかのようにうさぎのイラストが浮かび上がる。
GM:『小さめながらもそこそこ明るい星があり、均整の取れた形で覚えやすく、古くから親しまれてきた星座です。主に冬に見られます』
GM:『この星座にはこのような神話があります。ドデカネス諸島のレロス島には、野ウサギがいませんでした』
GM:『あるとき、妊娠した野ウサギが連れてこられ、島の皆がそれを増やしに掛かりました』
GM:『すると今度は野ウサギが増えすぎたせいで作物は打撃を受け、飢餓により人口が減ってしまいました』
GM:『そこで島の人々はウサギを撲滅したのです』
GM:『このことを忘れないように戒めとして、うさぎを星座としたのです』
GM:『信じられますか?許せませんよね』
GM:『ウサギは何も悪いことをしてないのに身勝手な人間どもが……!』
GM:『また、この星座にはこのような神話も伝わっています』
GM:『ギリシャ神話では、気性の荒いオリオンに優しい心を持たせるために、神がウサギを遣わせたのです』
GM:『しかし、オリオンはこのウサギを踏みつぶしてしまいました』
GM:『そこで神が哀れみ、ウサギを星座にしたのです』
GM:『本当に……………!』
GM:『信じられますか……………………!?』
GM:『ウサギをなんだと思ってるんですか…………!!』
GM:『ウサギは聡明で穏やかで可愛い動物です』
GM:満天の星空にうさぎの写真が映し出される。
GM:『最大種はヤブノウサギで体長50~76cm。毛色は品種改良もあって色も長さも多彩です』
GM:『多くの種の体毛の色彩は、背面は褐色・灰色・黒・白・茶色・赤茶色・ぶち模様などで、腹面は淡褐色や白で……』
GM:この後も満天の星空を背景に、ウサギの生態についての説明が繰り広げられ、演目は終了した。
[雑談]GM:描写以上です
[雑談]額里 詩歌:???
額里 詩歌:「……???」
[雑談]GM:ここはうさぎパークだぞ
額里 詩歌:予想だにしなかった展開に目を白黒させて困惑する。
[雑談]額里 詩歌:そうかも……
桃川サラ:「たしかにウサギの生態については詳しく知らなかった……勉強になったな」
桃川サラ:真面目な顔で頷いている。
額里 詩歌:「それは……たしかにそう……ですが……」
額里 詩歌:「プラネタリウム……?」
額里 詩歌:「でもうさぎは……かわいかったし……星も綺麗でしたね……?」
桃川サラ:「ふむ……ここは遊園地であると同時にウサギについての勉強施設としての側面もあるのだろうか」
桃川サラ:「先ほどの迷路も……そういった趣があったように思う」
桃川サラ:「しかし……ああ。愛らしいウサギの姿もたくさん見られたし……星も綺麗だった」
桃川サラ:「居心地もよかったな。椅子の座り心地も良かったし、何かいい香りがしていた」
額里 詩歌:「そ、そうですね。いい匂いがしててリラックスできました」
額里 詩歌:「たしかに……うさぎパークですし、そうなのかも……」
[雑談]GM:宇佐山、どんなに思想に関する苦情が来ても全部無視してると思うから
[雑談]GM:狂人が金と権力を持つと大変なんだな……
額里 詩歌:どこか釈然としないものを抱えつつ、満足度自体は割と高かったため首をかしげる。
[雑談]額里 詩歌:持たせていいのか??
桃川サラ:「……以前は星にも興味がなかったし、そもそも綺麗な景色というのも……よくわからなかったんだ」
桃川サラ:「だが、キミと綺麗な星空を見るのは……心が躍った。それが投影された映像だとしてもだ」
桃川サラ:「……今度、景色の綺麗なところに共にいかないか?あるいはまたプラネタリウムでもいい」
桃川サラ:「……うさぎではなく星座について詳しくなれるような、ね」
[雑談]GM:持ってしまったから……
[雑談]GM:UGN的にもあんまり大盛況になると裏が一般人にバレるかもしれないからそこそこがちょうどいいのかも
額里 詩歌:「……! は、はい……!」
額里 詩歌:「私も……サラさんと出会うまでは、星なんて、気にしたことも……気にする余裕もなかったけど」
額里 詩歌:「今、一緒にプラネタリウムを見てて……もっと見ていたいって、そう思いました」
額里 詩歌:「だから……こちらこそ、お願いします」
額里 詩歌:桃色に色付いた頬で、そう言って笑いかけた。
[雑談]額里 詩歌:こんな感じかな……?
桃川サラ:「……ふふっ。あるいはそういうことなのかもしれないな……遊園地にプラネタリウムとは変わっていると思ったが」
桃川サラ:「専門のプラネタリウムにはどうしても劣ってしまうから……あえて物足りないようにして」
桃川サラ:「プラネタリウムや星空にもっと興味を持たせるようにしているのかな」
桃川サラ:「……真意は分からないが……詩歌としたい楽しみなことがまた増えて」
桃川サラ:「とても、嬉しく思っている」
桃川サラ:そう言って、穏やかに微笑んだ。
GM:----
[雑談]GM:線を入れました……
[雑談]額里 詩歌:はい……
[雑談]GM:じゃあ今日はここまでで……
[雑談]GM:次どこ行くか決めておしまいです……
[雑談]GM:お疲れ様でした……
[雑談]GM:日程的には明日(日曜日)の21時再開で大丈夫ですか?
[雑談]額里 詩歌:21時了解です!
[雑談]額里 詩歌:明日どこ行こうかな……
[雑談]額里 詩歌:ふれあい広場からの裏行って最後に売店かな?
[雑談]GM:ラスト売店なんだ!
[雑談]額里 詩歌:あ、一日で行けるとは思ってないので……
[雑談]額里 詩歌:そう、せっかく買い物がファクターになってる二人だから……
[雑談]額里 詩歌:いいかなと思って……
[雑談]GM:あっメモの予定どころ済にしてくれてる ありがとうございます……
[雑談]GM:なるほどね 了解ですわ
[雑談]GM:これは関西弁のおじさんじゃなくお嬢様です
[雑談]額里 詩歌:お嬢様おじさん
[雑談]GM:では明日はふれあい広場からやりましょう!
[雑談]額里 詩歌:はい!
[雑談]GM:それでは今日はここまでです
[雑談]GM:お疲れ様でした……………………………………
[雑談]額里 詩歌:お疲れ様でした……
ミドル④ ふれあい広場
[雑談]額里 詩歌:こ、こんばんは
[雑談]GM:ちょっとだけ待ってもらってもいい?
[雑談]額里 詩歌:あっ了解!
[雑談]GM:おまたせ!!!!
[雑談]GM:ではやりましょう
[雑談]額里 詩歌:は、はい
[雑談]GM:ふれあい広場でへいき?
[雑談]額里 詩歌:大丈夫です!
[雑談]GM:ではふれあいます!!!!!!!!!
GM:■ふれあい広場
GM:遊園地内に建つ小さな小屋。
GM:空調が効いておりとてもあたたかい。
GM:中には色々な種類のうさぎがたくさんいる。
GM:自由に撫でたりお膝に乗せたりおやつ(ドライフルーツ)をあげたりできる。
[雑談]GM:描写は前回と同じで以上です!
[雑談]額里 詩歌:あっ了解です
[雑談]GM:まさか前回のログからコピペしてることはばれるまい
額里 詩歌:「わぁ……」小屋の中にいるうさぎたちを眺め、小さく声を漏らす。
額里 詩歌:(かわいい……)
桃川サラ:「……ここに来ておいて聞くのも今更だが、詩歌はうさぎは好きか?」
桃川サラ:自由に動くうさぎたちと詩歌を眺めている。
額里 詩歌:「えっ? ……う~ん、実際近くで見たことはなかったんですけど」
額里 詩歌:「実際見てみると……かわいいし、好きかもです」
[雑談]額里 詩歌:どうかな……もしかしたらバレてないかも……
桃川サラ:「ふふ……そうか」
桃川サラ:「なら存分に触ると良い。うさぎに触れられる機会は案外少ないからな」
GM:うさぎたちは人間に近寄るでも遠ざかるでもなく自由に過ごしている。
額里 詩歌:「触る、……」
額里 詩歌:そう言われるも、すぐには辺りのうさぎたちへ近寄ろうとせず、緊張した様子で立ち尽くしている。
[雑談]GM:詩歌~~~~~可愛いな……………………………………
額里 詩歌:ややあって、隣に立つ彼女の顔を振り仰ぎ、緊張した面持ちで口を開く。
額里 詩歌:「……あ、あの」
[雑談]GM:緊張してる?昨日はよく寝られた?
[雑談]額里 詩歌:いきなりインタビュー始めないで
桃川サラ:「……ん?どうした?」
桃川サラ:「あ……アレルギーなどだろうか?なら出たほうがいいかもしれないが……」
額里 詩歌:「あっいえ、そういう訳じゃないんですが……」
額里 詩歌:「……手を、握っててくれますか?」
[雑談]GM:詩歌~~~~~~~~~~~~~
[雑談]GM:なんでも握るぞ~~~~~~~~~~
額里 詩歌:「その、こういう小さい生き物に触るのは……初めてで……」
額里 詩歌:「……何かしてしまわないか、怖くて……」
額里 詩歌:少し俯き、消え入りそうな声で呟く。
[雑談]額里 詩歌:手以外に何を握ろうと……?
桃川サラ:「……ああ」
桃川サラ:小さく微笑むと肩を抱くように引き寄せ、手を握る。
桃川サラ:「大丈夫だ。私がついている」
桃川サラ:「キミが出来ることは……何かを傷つけることよりずっとずっと多い。私が誰より知っている」
桃川サラ:「だから……大丈夫だ」
桃川サラ:そう言ってもう一度ぎゅっと手を握りなおす。
[雑談]GM:寿司とか……
額里 詩歌:「え、へ……」
額里 詩歌:その手から伝わる温もりに、仄かに色付いた頬がほころぶ。
額里 詩歌:「ありがとう、ございます」
額里 詩歌:(……大丈夫、桃川さんと──サラさんと、一緒なら)
額里 詩歌:彼女の手をぎゅっと握り締め、緊張した面持ちでうさぎに近寄る。
額里 詩歌:おそるおそる手を伸ばし、うさぎの背中をそっと撫でる。
GM:撫でられていることに本当に気づいているのか、うさぎは我関せずといった様子で鼻をヒクヒクさせている。
額里 詩歌:「あ、ふわふわしてる……」
[雑談]額里 詩歌:全部緑にならない?
桃川サラ:「毛皮に包まれているからな」
桃川サラ:穏やかな声と眼差しでその様子を見ている。
桃川サラ:「……肝が据わっているんだな。触られても動じていない」
桃川サラ:「撫でられなれているのかな」
[雑談]GM:全部ワサビじゃん
額里 詩歌:「そうかも知れないです……全然逃げたりしないし……」
額里 詩歌:背中の毛の触り心地を感じながら、柔らかな手つきで撫で続ける。
額里 詩歌:「……うさぎ、かわいいですね」
[雑談]額里 詩歌:桃川さんって辛いものはどうなのかな
桃川サラ:「うん……」うさぎを撫でる詩歌をじっと見ている。
桃川サラ:「私もうさぎは好きだ。うさぎを撫でている詩歌は可愛い」
桃川サラ:「キミが嬉しそうで……嬉しい」
GM:うさぎは時々チラ……と額里さんを見ることもあるが基本は動ぜず鼻をヒクヒクさせ撫でられている。
[雑談]GM:苦手ではないと思う 分かりやすいので好きだけどおいしいと思ってるかは怪しい
額里 詩歌:「え、ええっ?」驚きに少し大きな声を上げそうになるが、うさぎを驚かせないようなんとか声量を抑える。
額里 詩歌:「かわい……は、恥ずかしいです」
額里 詩歌:「け、けど、その……」
額里 詩歌:「……う、嬉しい、です」
[雑談]額里 詩歌:わさび寿司の危険性が上がった
桃川サラ:「キミを恥ずかしがらせる意図はなかったのだが……嬉しいと思ってくれたならよかった」
桃川サラ:「けれど……恥じらっている姿も可愛いな。……というのは意地の悪い感想かな?」
桃川サラ:楽しそうに笑う。
桃川サラ:「……『何か』してしまわず撫でられてよかった。そういう危惧はしていなかったが……キミがしたいことが出来ないのは辛いから」
[雑談]GM:緑色だから健康にいい
額里 詩歌:「も、もう……! い、今は、うさぎの方を見てください……!」
額里 詩歌:赤面し、恥らうように視線を逸らす。
額里 詩歌:「……何もしないで、こうやってうさぎをかわいがれてるのも……サラさんの、おかげです」
額里 詩歌:「サラさんが、いてくれるって……そう思うだけで、心が落ち着いて、勇気が湧いてくるんです」
額里 詩歌:「だから……ありがとう、ございます」
[雑談]額里 詩歌:わさびとかっぱ巻きとネギしかない寿司屋
桃川サラ:「……礼を言うのは私の方だ」
桃川サラ:「キミと会うまで、私の世界は無だった。キミがいてくれるから……世界が色づいたんだ」
桃川サラ:「だから……ありがとう。私の世界に光をくれて」
桃川サラ:「……キミの力になれているのなら、嬉しい。感謝をしてくれてありがとう」
額里 詩歌:「え、へへ……」前髪の下の顔に、はにかむような笑みを浮かべる。
額里 詩歌:「よかったら、うさぎ……サラさんも、触ってみてください」
額里 詩歌:「ふわふわで、かわいいので……」
桃川サラ:「ふむ……?」しばしじっと詩歌を眺めた後。
桃川サラ:「そうだな。折角の機会だから私も触れてみるとしよう」
桃川サラ:手をつないだままそっと詩歌の撫でているうさぎを撫でる。
桃川サラ:「おお……たしかに柔らかい。それにあたたかいな……」
桃川サラ:うさぎを凝視しながら撫で続けている。
[雑談]GM:あとくら寿司になんか緑色のやつなかったっけ
[雑談]GM:こんなド緑色なんだ……ってなったやつ
額里 詩歌:「ね、柔らかいですよね……」
額里 詩歌:自分の手元にいるうさぎを撫で続けながら頷く。
額里 詩歌:「……ドライフルーツをあげられるんでしたよね」
額里 詩歌:一旦うさぎから手を離し、事前に買っておいたドライフルーツの袋を片手でなんとか開ける。
GM:悠然と過ごしていたうさぎたちが一斉に額里さんの方を見る。
額里 詩歌:袋から片手でフルーツを出そうとして、その視線に気づく。
額里 詩歌:「え、えっ?」
GM:ぴょこぴょこ……とうさぎたちが近寄ってくる。
額里 詩歌:「わ、こっちに来ましたよ」
桃川サラ:「余程好きなようだな。ドライフルーツが……貰い慣れているかと思っていたが。しかし慣れて反応しないようだと商売にならないだろうからこの反応は正しいのか」
桃川サラ:何やら納得したように頷いている。
桃川サラ:「そんなに美味しいのか……詩歌」
桃川サラ:じっと詩歌を見つめたあと目をつぶって口を開く。
桃川サラ:「ひとつくれないか?」
額里 詩歌:「……えっ!?」
額里 詩歌:「だ、だってその……うさぎ用ですよ……?」
[雑談]額里 詩歌:うさぎ用ですよ
桃川サラ:「人間の体に悪いものはうさぎに与えないんじゃないか?」
桃川サラ:「緑色のパンよりは危険はないだろうし……」
桃川サラ:「……キミに食べさせてもらうのは、うさぎといえど妬けてしまう」
[雑談]GM:とんでもない変態プレイをしてる気になってきたな
額里 詩歌:「それは……たしかにそうかも……?」
額里 詩歌:「うさぎと人間だったら人間の方が色々食べられそうだし……」
額里 詩歌:「え、ええと、じゃ、じゃあ……」
額里 詩歌:顔を赤らめながらも、ドライフルーツを袋から出して彼女の口元へ持っていく。
額里 詩歌:「あ、あーん……」消え入りそうな声でそう言って、その唇へフルーツを咥えさせる。
[雑談]額里 詩歌:変態プレイでは?
桃川サラ:「……ん」
桃川サラ:ぱくりとドライフルーツを受け取る。
桃川サラ:「あまり甘くないんだな。素材の味が強いのか……やはり砂糖はうさぎに与えてはいけないから人間用と違って使っていないのかな」
桃川サラ:咀嚼し感想を言った後赤くなっている詩歌を見てはたと顔を赤くする。
桃川サラ:(も……もしかしてとても恥ずかしいことをしてしまったのでは……!?)
桃川サラ:「え……えっと……っ!うさぎ……も……待っているようだし、あげてみると……いいんじゃないか……っ!?」
桃川サラ:誤魔化すように集まっているうさぎたちを指す。
GM:うさぎたちは額里さんのそばにわらわらと集まってきている。
[雑談]桃川サラ:詩歌♡私は詩歌のペットだぞ♡
額里 詩歌:「そ、そうなんですか……?」顔を赤くして彼女の感想を聞く。
額里 詩歌:「……え? わ、ひゃっ」しばし恥ずかしさに気を取られていたが、彼女に指摘されてうさぎが集まってきていたことに気づく。
額里 詩歌:「い、いつの間にかこんなに……」
額里 詩歌:慌てて袋から次のフルーツを取り出し、近くにいたうさぎに差し出す。
[雑談]額里 詩歌:公共の場でやるプレイではない
GM:うさぎはすばやくパク!とドライフルーツをくわえるともちゃもちゃもちゃ……と食べる。
GM:ほかのうさぎたちも物欲しそうにどんどん近づいてくる。
桃川サラ:「おお……本当に食べているな」顔を赤くしたままその様子を眺めている。
[雑談]GM:公共の場じゃなければしていいの?
額里 詩歌:「け、結構食べるの速いんですね」
額里 詩歌:「口動かして食べてるのかわいい……」
額里 詩歌:「えと、サラさんもあげてみますか?」
額里 詩歌:彼女の空いているほうの手にドライフルーツを握らせ、自分はまた別のうさぎにフルーツを近づける。
[雑談]額里 詩歌:???
GM:フルーツを近づけられたうさぎはパク!もちゃもちゃもちゃ……と急いで食べている。
桃川サラ:「…………私も食べる時は口を動かすが……ん?」
桃川サラ:ドライフルーツを握らされぱちぱちと目を瞬かせる。
桃川サラ:「ふむ……私もやってみよう。では」
桃川サラ:「あーん」詩歌の口元へドライフルーツを運ぶ。
[雑談]GM:詩歌は可愛い名……
額里 詩歌:「……えっ、ええっ!?」
額里 詩歌:「い、いえ、私じゃなくてうさぎに……!」
額里 詩歌:戸惑いながらも、片手は握ったまま、もう片方の手もうさぎにフルーツを与えている最中で身動きが取れない。
額里 詩歌:「……~~~っ、あの、ええと……」
額里 詩歌:「は、はい……」少し逡巡した後、観念して小さく口を開ける。
[雑談]GM:マジ!?!?!?!?!
[雑談]額里 詩歌:うさぎと触れ合え!
桃川サラ:「ああ」平然と詩歌の口へとフルーツを運ぶ。
桃川サラ:「詩歌の口には合うだろうか?」
GM:うさぎは額里さんからもらったフルーツを一生懸命食べている。
[雑談]GM:ふれあい広場がうさぎとのふれあいを指していなかったとはね
額里 詩歌:「っ……」唇でフルーツを受け取り、真っ赤な顔で咀嚼する。
額里 詩歌:「……た、たしかに、そんなに甘くない……です、ね……」
[雑談]GM:ど 動物の餌を食べさせられている……
[雑談]GM:とんでもない変態プレイなのでは……?
[雑談]額里 詩歌:自分でやっておいて……
桃川サラ:「だろう?うさぎはこれが好きなんだな……」
桃川サラ:額里さんにフルーツを催促するように立ち上がるうさぎたちを眺めている。
桃川サラ:「……人によっても味覚には差があるんだからうさぎと人間ならもっと違って当然なのかもしれないな」
桃川サラ:「……うさぎたちも恐らく普段は緑色の……草の類を食べているのだろうが、嗜好品としてドライフルーツを食べている……と思えば」
桃川サラ:「味覚に差はあれど本質は似ているのかもしれないが」
[雑談]GM:詩歌ちゃんって言ったらドッグフードとか食べてくれるのかな
額里 詩歌:「そ、そうなんでしょうか……?」まだ熱い頬のまま、うさぎにフルーツを差し出している。
額里 詩歌:「……でも」
額里 詩歌:「……食べさせてもらうのが嬉しいのは……うさぎと同じかも、知れないです」
額里 詩歌:赤い顔を恥ずかしげに少し伏せて、小さく呟く。
[雑談]額里 詩歌:倫理感なさ杉
GM:うさぎは差し出されるとすぐにパク!もちゃもちゃもちゃ……してまわりのうさぎたちが立ち上がりますます催促する。
桃川サラ:「……それはどうだろうか」
桃川サラ:「うさぎも無論、詩歌に食べさせてもらえて嬉しいだろうが……」
桃川サラ:「うさぎよりも私の方が詩歌に食べさせてもらえて喜んでいると思う」
桃川サラ:「うさぎは誰に貰っても嬉しいだろうが……私は詩歌でなければ嬉しくないから」
桃川サラ:真顔で詩歌を見つめている。
[雑談]GM:猫缶ならいい?
額里 詩歌:「えっ、あっ」涼しげな瞳で真っ直ぐ見つめられ、改めて狼狽する。
額里 詩歌:「~~~……! わ、私も……」
額里 詩歌:「私も……サラさんだから、う、嬉しい、です……」
額里 詩歌:ぎゅっと彼女の手を握り、耳まで真っ赤にして小声で言う。
[雑談]額里 詩歌:倫理
桃川サラ:「……ふふ」詩歌にもらったフルーツをもちゃもちゃ……と食べるうさぎをそっと撫でながら微笑む。
桃川サラ:「ふわふわでかわいいからうさぎを触ってみればいい……とキミに言われて、それでは詩歌と同じではないかと思ったが」
桃川サラ:「やはり詩歌と完全に同じではないな。だがやはり……詩歌のようにふわふわでかわいい」
桃川サラ:「……私もうさぎにフルーツを与えてみようかな。もらってもいいか?」手を差し出す。
[雑談]GM:じゃあなにならいいの???
額里 詩歌:「は、はい……!」赤い顔のまま、彼女の手へフルーツを渡す。
額里 詩歌:「わ、私は、ふわふわしてはいないと思いますけど……」
額里 詩歌:「……でも、う、嬉しい、です」
[雑談]額里 詩歌:人間の食物にしてもろて……
桃川サラ:「キミは撫でるとやわらかくてふわふわしている。……ん、ありがとう」
桃川サラ:フルーツを受け取るとそばのうさぎの口元へと運ぶ。
桃川サラ:「『あーん』だな。……おお、食べている」凄まじい速さでフルーツを口にしてもちゃもちゃするうさぎを眺めている。
桃川サラ:「……うん、可愛らしいな」
[雑談]GM:動物の餌の方が体にいいから人間も食べられますよ
額里 詩歌:「か、かわいい、ですよね……!」
額里 詩歌:彼女の手からフルーツを食むうさぎの頭を撫で、楽しげに微笑む。
[雑談]額里 詩歌:倫理の問題なので……
桃川サラ:「うさぎは自分の好物が分かって素直に求められて偉いな……」
桃川サラ:穏やかに微笑みながらうさぎにフルーツを与えている。
桃川サラ:「うん……可愛くて癖になってしまいそうだな。飼育までする自信はないから気軽に出来ないのが残念だ」
桃川サラ:フルーツを完全にうさぎに取られたので撫でている。
[雑談]GM:でも詩歌ちゃんはちょっと危険な方が喜んでくれたりしませんか?
[雑談]額里 詩歌:?
[雑談]額里 詩歌:ここからどうしよう……?
[雑談]GM:あっじゃあちょっと続けようかな
桃川サラ:「……だが私も好ましいと思う食べ物が分かるようになってきた。……そうだな」
桃川サラ:「……キミがよければ、またハンバーグを……作ってくれないか?」
額里 詩歌:「あ……」
額里 詩歌:思い出すのは、あの日初めて作った、彼女へのお弁当。
額里 詩歌:「はい……! な、何回でも、ご馳走します……!」
額里 詩歌:また自分の料理を食べてもらうことを想像して──ほんのり朱のさした顔で、不器用に笑った。
[雑談]額里 詩歌:こんな感じかな……?
桃川サラ:「ふふ……こうして幸せな未来の約束をしている瞬間が一番幸せだと思うが」
桃川サラ:「実際にその未来が来たらもっと幸せだと感じてしまうだろう。私は……贅沢者だな」
桃川サラ:その不器用な笑顔を見て、なにより愛らしいと思い。少しだけ照れたように、穏やかに微笑んだ。
[雑談]GM:こんなで……
[雑談]GM:線を入れます……
GM:----
[雑談]GM:線を入れました……
[雑談]額里 詩歌:ありがとうございます……
[雑談]GM:ありがとうございます……
[雑談]GM:では今日はここまででででで……
[雑談]GM:次回は裏でしたっけ……スパイとお化け屋敷どっちいきます?
[雑談]額里 詩歌:抱っこもしようかと思ったけど流れを掴みきれなかった
[雑談]GM:くそ!!!!!!!!!!!!!
[雑談]額里 詩歌:お化け屋敷行きますか
[雑談]額里 詩歌:キレないで
[雑談]GM:私がボケ続けなければ……………………………………!!!!!!!!
[雑談]GM:では次はお化け屋敷にいきましょう 何も考えてないけど前回も何も考えてなかったし大丈夫でしょう
[雑談]額里 詩歌:は、はい
ミドル⑤ うさぎおばけ屋敷
[雑談]GM:お疲れ様でした……………………………………
[雑談]額里 詩歌:お疲れ様でした……
[雑談]GM:います
[雑談]額里 詩歌:こんばんは……
[雑談]GM:こんばんはこんばんはこんばんはこんばんはこんばんはこんばんはこんばんは
[雑談]額里 詩歌:ヒエ……
[雑談]GM:ではやりましょう 裏にいくところから
GM:■裏うさぎパーク うさぎお化け屋敷
GM:裏うさぎパークに足を踏み入れると、制服を着たうさぎたちが働いている。
GM:「裏」のパンフレットを一匹のスタッフが渡してくる。
うさぎ:「あの、この裏うさぎパークの、お化け屋敷がオススメなんですけど」
うさぎ:「うさぎのオススメだから、ウススメなんですけど」
うさぎ:「本当にこわいですよ」
[雑談]額里 詩歌:いつものうさぎだ
桃川サラ:「ううむ……?詩歌は怖いのは平気か?」
桃川サラ:パンフレットを受け取りながら尋ねる。
[雑談]GM:親の兎よりみた兎
額里 詩歌:「う、うさぎだ……」うさぎたちが働いているのを見て呆気に取られた表情を浮かべる。
[雑談]GM:かわいい~~~うさぎに驚いてる
額里 詩歌:「あっ、ありがとうございます……。怖いのは……どうでしょう? あんまり経験がないので……」
額里 詩歌:ホラーというものから縁遠かったこともあり、少し戸惑った様子で首を捻る。
うさぎ:「みんなで、いっしょうけんめい考えて、どうしたらこわくなるかかんがえたんですけど」
[雑談]額里 詩歌:漢字よりひらがなの方がかわいいのでひらがなに修正を依頼しました
うさぎ:「まえも、すっごくこわかったけど、もっとこわくするにはどうしたらいいかってかんがえて、すっごくこわくリニュアールしたので」
うさぎ:「ほんとうにこわいですよ」胸を張る。
[雑談]GM:し し し し 詩歌がかわいさアピールを……………………………………
額里 詩歌:「そ、そうなんですか……」
額里 詩歌:果たして自分は怖いのが平気なのかという疑問と、うさぎがかわいいという気持ちの板ばさみになる。
[雑談]額里 詩歌:修正依頼してるのはPLだから……
[雑談]額里 詩歌:というかこの場合のかわいさはうさぎのかわいさなので
桃川サラ:「……ふむ。どうする?詩歌」
桃川サラ:「あまり気が進まなければいかなくてもいいと思うが……」
桃川サラ:「……それとも、一度経験してから苦手かどうかを定めるか?」
[雑談]GM:うさぎは常に可愛い
額里 詩歌:「……!」その言葉に、はっと顔を上げる。
額里 詩歌:「そう、ですね」
額里 詩歌:「せっかくの遊園地なんだから、一回は、経験してみないと……!」
額里 詩歌:お化け屋敷という未知の世界への興味と──なにより、彼女が自分の言葉を覚えていてくれたことへの喜びに、はにかんだ笑みを浮かべる。
[雑談]額里 詩歌:そうかも
うさぎ:「いくの、いいです」うんうんと興奮したように頷いている。
うさぎ:「本当に、こわいんですよ」
うさぎ:「何せ……」
うさぎ:重大な秘密を打ち明けるかのように小声になる。
うさぎ:「こんにゃく、持ってるんですよ……」
桃川サラ:「……こんにゃくを持っているそうだが。その情報を聞いて耐えきれないほど怖そうだと思うか?」
桃川サラ:「なら無理をすることもないとは思う。私はこんにゃくの何が怖いか分からないが……」
[雑談]GM:でも目がメチャクチャ大きいうさぎはちょっとこわい
額里 詩歌:「………???」
額里 詩歌:こんにゃくというワードと怖いというワードが結びつかず困惑する。
額里 詩歌:「い、いえ、大丈夫……なのかも分からないですが……」
額里 詩歌:「……ど、どういうことなのか、逆に気になってきました」
[雑談]額里 詩歌:目がデカいうさぎこんにゃく
桃川サラ:「たしかに、どう恐怖を煽る演出がされるかわからないというのは却って怖いかもしれない――と、すまない。キミの恐怖心を増長させる意図はなかったんだ」
桃川サラ:「大丈夫だ。霊相手にどれほど立ち回れるか自信はないが……と、いけないな。不安にさせるようなことばかり言ってしまって」
桃川サラ:「とにかく……キミの傍には私がいる。それだけは揺るがない」穏やかに微笑みかける。
[雑談]GM:それはこわいな……
額里 詩歌:「は、はい……」
額里 詩歌:気遣ってくれることの嬉しさや恥ずかしさに赤面しながらも、こんにゃくへの疑問が頭から抜けず若干曖昧な返事をする。
額里 詩歌:「あ、ありがとうございます。……その……お化け屋敷、結構行ってみたいです」
[雑談]額里 詩歌:目がデカいうさぎの形をしたこんにゃくが襲ってきたら普通に怖いな
GM:『行くのがいいです』と興奮したように頷くうさぎに見送られ、うさぎお化け屋敷へと足を運んだ。
GM:うさぎお化け屋敷の中は明るい。
GM:頭のてっぺんから二本の耳がぴょこんと出た白い布がぽてぽてと歩き回っている。
GM:手にはこんにゃくを持っている――それも、片方の手にひとつずつ、あわせてふたつも!
うさぎおばけ:『オバー!』
[雑談]額里 詩歌:う、動いてる
うさぎおばけ:お客さん……もとい侵入者を発見すると、そう叫んでその場で飛び跳ねる。
うさぎおばけ:ぶんぶんと手のこんにゃくを振っている。
[雑談]GM:あれっ動いて見える?私の方から動いて見えなかった
[雑談]GM:これがホラーか?
額里 詩歌:「………????」
額里 詩歌:目の前の状況がよく分からず、ひたすら困惑する。
[雑談]額里 詩歌:跳ねてるのが見えた!
桃川サラ:「たしかに妙ではあるな……」
桃川サラ:鞄の中に手を入れてマッチを取りかける。が――戦闘になることはないだろうと判断し、辞める。
桃川サラ:「……大丈夫か?詩歌」
[雑談]GM:跳ねてる画像なんて作ってないのに……
額里 詩歌:「……えっ?」戸惑いのあまりフリーズしていたところに声をかけられて少し驚く。
額里 詩歌:「えっと、その、……は、はい、大丈夫です……?」
[雑談]額里 詩歌:ホラーすぎる
うさぎおばけ:『オバー』『オバー』『オバー』『オバー』『オバー』
うさぎおばけ:同じ姿のうさぎたちがわらわらと集まってくる。
うさぎおばけ:先のうさぎは10メートルほど離れたところで跳ねていたが、追加のうさぎたちは30cmほどの至近距離まで近寄りぴょんぴょん跳ねている。
うさぎおばけ:さらにわらわらと後ろからも現れ、気づくとあっという間に40匹ほどのおばけうさぎに囲まれた。
[雑談]GM:インターネット幽霊
額里 詩歌:「わ、わ」
額里 詩歌:続々と増えるうさぎおばけたちに、かわいさを感じつつも少し気圧される。
[雑談]額里 詩歌:洒落怖
うさぎおばけ:『あんまりにも『あんまりに『あんま『あん『あんまりにも怖かったら、勇気を出して』勇気を出し』勇気を出』勇気を』勇気』勇』
うさぎおばけ:『おばけに話しかけ『おばけに話『おばけ『おばけに話しかけたら、』話しかけたら』かけたら』かけ』ら、』
うさぎおばけ:『途中退場もでき『途中退場も『途中退場『途中『途中退場もできるので』退場もでき』退場』退』できるので』
うさぎおばけ:全員が一斉に喋り始める。
[雑談]GM:チャパレを切り替えたら私の方でもみえました インターネット幽霊じゃなくてよかった
額里 詩歌:「あ、あの、ひ、一人ずつお願いします……!」全く聞き取れず、つい聞き返してしまう。
額里 詩歌:「……一人? 一羽?」
[雑談]額里 詩歌:チャパレが幽霊なのかも
うさぎおばけ:『あんまりにも『あんまりに『あんま『あん
うさぎおばけ:自分がその一人(一羽)だと信じて疑わないうさぎおばけたちが一斉に喋り始める。
[雑談]GM:子の動き納得いかなくて普通の30倍くらい作り直した
額里 詩歌:(もしかして……これはこういう……演出なのかな……? お化け屋敷の……)
額里 詩歌:(それだったら確かにちょっと怖いかも……)
額里 詩歌:明らかにお化けの怖さではなく理解できないものに対する怖さだが、ホラーのことをよく知らないので少し納得する。
[雑談]額里 詩歌:すご……
桃川サラ:「……キミ。キミが代表して説明してくれるか?あとの者はしばし口を謹んで」
桃川サラ:一人(一羽)のうさぎを指す。
うさぎおばけ:『あんまりにも怖かったら、勇気を出しておばけに話しかけたら、途中退場もできるので』
うさぎおばけ:指名されたうさぎが得意げに話し出す。
うさぎおばけ:『安心してください』
うさぎおばけ:40匹ほどのうさぎが一斉にむんっと胸を張る。
桃川サラ:「……だそうだ」
[雑談]GM:普段がまあええかで押し通してるだけともいう
額里 詩歌:(演出じゃないんだ……!)納得したはずの部分をひっくり返され愕然とする。
額里 詩歌:「は……はい。ありがとう……ございます……」
[雑談]額里 詩歌:世界で一番力が入ったうさぎおばけ
うさぎおばけ:『今回のテーマは、温故知新です』
うさぎおばけ:『有名ですが、こわいので、気をつけてください』
うさぎおばけ:そう言うと40匹ほどのうさぎたちは先へ進む道を開ける。
[雑談]GM:ほかにうさぎおばけが存在しているかというと……
額里 詩歌:「温故知新……温故知新……?」
額里 詩歌:お化け屋敷とは思えないキャッチフレーズに困惑を深くする。
[雑談]額里 詩歌:これで先に進むかってところで今日は切ってもらえると……!
GM:明るいので先まで見渡せるが、耳を生やした白い布たちがこんにゃくを手にてちてちと歩き回っており、
GM:布をかぶって視界が悪いのか、モフッとぶつかりあっている。
[雑談]GM:あいよっ!こっちからのシナリオはこのくらいで……
額里 詩歌:(かわいい……)
額里 詩歌:「え、えっと……」
額里 詩歌:「よ、よく分からないけど……進んでみましょうか……?」
[雑談]額里 詩歌:こっちはこれくらいで!
桃川サラ:「そうだな。想定以上の人数が居たので驚いたが……敵意はないようだし危険もないだろう」
桃川サラ:「……オーヴァード専用とはいえ商業施設として稼働しているのだから、当然ではあるのだろうが」
桃川サラ:詩歌の腕をとると、自分の腕に絡ませ歩き始める。
桃川サラ:「……あっ、いや……っ!これはその……っ、キミが怖がっているといけないと思って……!」
桃川サラ:歩き始めておいて慌てだす。
[雑談]うさぎおばけ:オバー……
[雑談]GM:反応あったらしてもらって なかったら今日はここまでだす!
[雑談]GM:もしくは明日はんのうでもいいし
[雑談]額里 詩歌:あっじゃあ明日反応でいいですか!
[雑談]GM:あいよ!
[雑談]GM:じゃあ今日はここまで!お疲れ様でした!
[雑談]額里 詩歌:お疲れさまでした!
[雑談]GM:ログはたぶん明日まとめてやります
[雑談]額里 詩歌:なるほどね 理解しました
[雑談]額里 詩歌:今日短めにしてもらっちゃってありがとうございました!
[雑談]GM:謝罪の気持ちと感謝の気持ちが混ざっているわね
[雑談]額里 詩歌:そう
[雑談]GM:こちらこそお疲れのところ今日やっていただいてありがとうございます
[雑談]GM:います!ちょっとお手洗い行きます
[雑談]額里 詩歌:こんばんは……
[雑談]GM:こんばんはこんばんはこんばんはこんばんはこんばんはこんばんは
[雑談]GM:おまたせしました
[雑談]額里 詩歌:あっ来てる!
[雑談]GM:やりますかやりますかやりますか
[雑談]GM:入力ちゅう機能がきましたよ
[雑談]額里 詩歌:なんか見慣れない欄があるなと思った
[雑談]GM:詩歌ちゃんが反応するとこからやるとのことなので
[雑談]GM:どうぞ……………………………………
[雑談]額里 詩歌:は、はい
[雑談]GM:クォクォフォリアとはちがってどのタブで入力中かはわからないのか
[雑談]GM:あとログ修正機能もきた
額里 詩歌:「……!」困惑を新たにしていたところに突然腕を絡められ、かっと頬を火照らせる。
額里 詩歌:「あっ、その……こ、怖いわけではないんですけど……」
額里 詩歌:「でも……う、嬉しいです」
[雑談]額里 詩歌:こんな感じなんだログ編集
桃川サラ:「い、嫌でないのなら……よかった」
桃川サラ:消え入りそうな声でそう言うと、腕を組んで進んでいく。
うさぎおばけ:「3251枚……3252枚……3253枚……」
うさぎおばけ:しばらく進むと井戸の傍に皿を数えているうさぎおばけが見える。
[雑談]額里 詩歌:跳ねてる
うさぎおばけ:よく見ると皿ではなく白いフリスビーを数えている。周りには大量のフリスビーが積まれている。
うさぎおばけ:「いちまいたりない……!1枚……2枚……」
うさぎおばけ:嘆くと再び数え始める。
[雑談]GM:ピョンピョン……
[雑談]GM:これチャパレから喋る時も入力中でるのかな
額里 詩歌:(そ、そんなに多かったら……普通に数え間違いなのでは……?)
額里 詩歌:そんな疑問を胸に抱きつつ、フリスビーの山に埋もれているうさぎおばけを眺める。
桃川サラ:「3000枚以上のフリスビーを数えなければいけないのは確かに怖いな……」
[雑談]額里 詩歌:あっどうだろう 出るのかな?
桃川サラ:「数えるのを協力した方がいいのだろうか」
[雑談]GM:でてなかったっぽい!
額里 詩歌:「う、う~ん……そういう怖さなんでしょうか……?」
桃川サラ:「フリスビーというのは犬に取りに行かせて遊ぶようなイメージがあったが……」
桃川サラ:「人間はどうやって使うのだろうか。投げ方の芸術性を競うのか?」
額里 詩歌:「あ、たしかに……基本犬とセットですよね」とは言ってもテレビなどの媒体越しに知っている程度で、実際に見たことはない。
額里 詩歌:「芸術性……とか……飛距離とか……? 的当てとか……?」うーんと考え込む。
桃川サラ:「キャッチボールのように投げてとりあうのかな。今度やってみるか?」
[雑談]額里 詩歌:今実際調べて対戦があると知って驚いています
[雑談]GM:オリンピック競技にあるらしいですね
額里 詩歌:「……えっ!?」
額里 詩歌:彼女とフリスビーを投げ合う光景を頭に描き、少しの含羞と違和感の交じり合った複雑な心地になる。
額里 詩歌:(でも……キャッチボールよりは飛ばしやすそうだし……二人でやるならそっちの方がいいのかも……?)
額里 詩歌:「……そ、そうですね。いつかやってみたいかも……」
[雑談]額里 詩歌:オリンピックにあるの!?
桃川サラ:「キミとは色々なことを試してみたいと思っている。無論、キミが良ければだが」
桃川サラ:「そうやって……二人で身体を動かすのも楽しいかもしれないな」
額里 詩歌:「え、へ……」はにかみながら小さく微笑む。
[雑談]GM:わかんない めざしてるだけかも
額里 詩歌:「……アトラクションでも、そういうのあるかも知れないですし……ここから出たら、探してみませんか?」
桃川サラ:「なるほど。そういうものもあるのか……うん、是非探してみよう」
桃川サラ:感心したように頷いている。
[雑談]額里 詩歌:2028年に競技化を目指してるって書いてました
うさぎおばけ:「12枚……13枚……15枚……16枚……」
うさぎおばけ:頑張って数えている。
[雑談]GM:一緒に金メダルとろうな
額里 詩歌:(数えてる……)
額里 詩歌:(もうちょっと……減らしてもよかったんじゃ……?)
桃川サラ:「……数え間違えているな。やはり手伝った方がいいのだろうか?しかし他のアトラクションも回りたいのにここで3000枚も数えるとなると……」
額里 詩歌:「……は、速めに通り抜けましょう。アトラクションだから、お客の私たちがいなくなれば数えなくてもいいはず……」
[雑談]額里 詩歌:数え間違ってることに気づかなかった
桃川サラ:「おお……なるほど。詩歌は賢いな」感心したように頷いている。
GM:素早く通り過ぎしばらく進むと一匹のおばけうさぎがぽつんと立っている。
うさぎおばけ:「赤い紙と白い紙 どっちがほしい?」
うさぎおばけ:うさぎおばけがてちてち……と近寄ってきて尋ねる。
[雑談]GM:数を数えるのは難しいからね
額里 詩歌:「……ど、どっちにしますか?」隣の彼女の顔をちらと振り仰ぐ。
桃川サラ:「ううん?一人一枚なのかな。詩歌はどっちがほしい?」
額里 詩歌:「そ、そういうシステムなんでしょうか……? 三人以上来たら三種類……?」
桃川サラ:「どうなのだろう。二人とも同じ色を選んでもいいのかもしれない」
額里 詩歌:「う、う~ん……」
額里 詩歌:どんな趣向なのか分からず首をかしげる。
額里 詩歌:「さ、サラさんはどっちがいいですか……?」
桃川サラ:「ううん……」
桃川サラ:「文字を書いたりするなら白い紙の方が便利そうだな。だが、折り紙や何かの飾りに使うなら赤のほうが目立ちそうだ」
[雑談]GM:二人とも元の怪談を知らないから謎のまま進んでいくのうけるな
額里 詩歌:「……と、とりあえず、白にしてみますか……?」
額里 詩歌:「字を書くのは赤い紙だと不便そうだけど、折り紙は白い紙でもできそうですし……」
額里 詩歌:この先に待っているものがなんなのか予想できず、ぼんやりとした理屈で提案する。
[雑談]額里 詩歌:いきなり紙の色聞いてくるの予備知識ないと謎ですからね
桃川サラ:「そうしてみるか。では、白で」うさぎおばけに答える。
GM:その瞬間!
GM:うさぎおばけが飴玉を取り出し渡す。
うさぎおばけ:「赤い紙が好きなひとにはイチゴ味」
うさぎおばけ:「白い紙が好きなひとにはミルク味」
うさぎおばけ:「おいしいよ」
GM:二人に白い包み紙に包まれた飴玉を渡しながら言う。
額里 詩歌:「あ、ありがとうございます……?」
額里 詩歌:困惑しつつ、お礼を言って飴玉をもらう。
桃川サラ:「ありがとう。……うん、ミルクのような味がするな」
桃川サラ:受け取って早速口に入れる。
桃川サラ:「休憩スペースのようなものなのかな。ここは」
額里 詩歌:「……あ、おいしい」飴玉を口に入れ、我知らず少し微笑む。
桃川サラ:「…………」詩歌の笑顔を見て可愛いな、と思っている。
額里 詩歌:「……!」その温かい視線に気づき、急に恥ずかしくなって顔を赤らめる。
額里 詩歌:「そ、その、違……わないんですけど、あの……おいしかったので……」
桃川サラ:「じろじろ見てすまなかった。キミが可愛かったから」
桃川サラ:「キミの口にあったのなら良かった。私も嬉しい」
桃川サラ:口の中で飴玉を転がしながら微笑む。
額里 詩歌:「う、うう……」湯気が出そうなほど熱い顔を手で覆う。
額里 詩歌:「い、行きましょう……次に……」
[雑談]額里 詩歌:平和でよかった 白はうさぎだからセーフで赤は死とかだったらどうしようかと思った
桃川サラ:「そうしようか。今は用途の不明な紙を色のみで選べと問われていたが……単に色の好みでいったらキミは好きな色というのはあるのか?」
桃川サラ:腕を組んで歩きながら尋ねる。
[雑談]GM:うさぎパークは平和だから
額里 詩歌:「……い、色、ですか?」後を引く羞恥に少し裏返りそうになった声を抑えて聞き返す。
[雑談]GM:かわいい~~~~声ひっくりかえりそうになってる
[雑談]GM:詩歌ちゃんがコミュ障の陰キャっぽい部分出るとマジで興奮するんだけど
額里 詩歌:「う、う~ん……なんだろう……?」
[雑談]GM:元FHの実験体だからかな……と思うと素直に発情できなくなる
額里 詩歌:小さく首を傾げて考え込む。
額里 詩歌:これまでの人生、色に特別な好き嫌いを見出したことはなかった──
額里 詩歌:そう、『なかった』。今は、少し違う。
額里 詩歌:「……緑、かも知れません」
額里 詩歌:「あの、さ、サラさんがよく着てるから……」
[雑談]額里 詩歌:ログ編集機能助かる
桃川サラ:「!」思ってもみなかった言葉に目を瞬かせる。
桃川サラ:「そ、そう……か。色にはあまりこだわりがなかったから……偶然だとは思うが、そう思うと……知らず知らずのうちに好んでいたのかな」
桃川サラ:「……私が今まで服を選ぶ基準は目立つかどうかだった。キミの目に……留まりたかったから」
桃川サラ:「だから……キミがそう言ってくれるのなら、目的は果たせていたのかもしれないな」
桃川サラ:頬を赤く染め、気恥ずかしそうに微笑む。
[雑談]GM:便利ですねログ編集機能……
額里 詩歌:「え、へへ……」赤面しつつ、気恥ずかしげに──しかし嬉しそうに微笑む。
額里 詩歌:「……み、見てましたから……サラさんのこと……」
[雑談]額里 詩歌:ログ編機能、自分でメインのログ上にカーソル合わせなくていいの地味に便利ですね
桃川サラ:「ん、うう…………」口元を手で覆いながら呻く。
桃川サラ:「困ったな……恥ずかしさと嬉しさが同時にある。み、見ていてくれたのか……。あり、がとう」
桃川サラ:「……胸が高鳴っている。どうしたらいいか……分からなくなっている……」
桃川サラ:赤い顔でボソボソと呟いている。
[雑談]GM:確かに……さかのぼらなくていいのいいですね
額里 詩歌:(これ……なんか……)
額里 詩歌:(すごく恥ずかしいこと言ったんじゃ……!?)恥ずかしがっている彼女を見ているうち、自分まで恥ずかしくなってくる。
額里 詩歌:「……す、進みましょう! 飴なくなっちゃいますから……!」
額里 詩歌:ごまかすように腕を引っ張って歩く。後ろにいる彼女には、白い首筋まで紅潮しているのが見えるかも知れない。
桃川サラ:「……色にはあまり拘りがなかったと言ったが」
桃川サラ:先を進む彼女に向け聞こえるか聞こえないかくらいの声量で話しかける。
桃川サラ:「……白は好ましいと思っている。キミに似合うし……清らかな感じが、詩歌みたいだから」
GM:そうして進んでいくと、照明の光を受けきらきらと輝く大小さまざまなビー玉を広げたうさぎおばけがしゃがんでいる。
うさぎおばけ:「きれい?」
うさぎおばけ:二人を見るとじっと見上げ尋ねてくる。
額里 詩歌:「……?」
額里 詩歌:ここまでにいくつかの恐怖(?)ポイントを超えてなお、次にどうなるのか予想がつかず、ごくりと唾を呑む。
額里 詩歌:「き、きれい……だと、思います」
桃川サラ:「ああ。光っていてきれいだな」
うさぎおばけ:「じゃあこれも……きれい!?」
うさぎおばけ:そう言って、背中から一本の花を取り出す。
うさぎおばけ:ピンク色のカーネーションだ。
額里 詩歌:「……きれい……ですよ……?」
桃川サラ:「ああ。きれいだ」
うさぎおばけ:「よかった」満足そうに頷く。
うさぎおばけ:「きれいだとおもう」
うさぎおばけ:カーネーションを額里さんに手渡すと、再びしゃがんでビー玉を眺めだす。
桃川サラ:「……自分が綺麗だと思ったものを他人と共有したかったのかな?」
[雑談]GM:さかのぼらないといけないと、他の人が書きこむとズレてああっ!ってなる
額里 詩歌:「そ、そう……みたいですね……?」
額里 詩歌:貰ったカーネーションを眺めつつ首を傾げる。
桃川サラ:「その気持ちは理解できる。美しいものを見たらキミと見たいと思う」
桃川サラ:「……いや、キミと見るから美しいと感じるのかな」
額里 詩歌:「……私も」
額里 詩歌:「きれいなものも──かわいいものも、楽しいことも……」
額里 詩歌:「一人でいるときに見たら、『サラさんにも見てほしい』って……思い、ます」
桃川サラ:「……ありがとう。詩歌は優しいな」
桃川サラ:「以前なら……花の美しさなんて分からなかった。植物なのに食べることもできない……いや、できるのかもしれないが効率的でない。無意味だと断じていた」
桃川サラ:「けれど今、こうしてキミが花を持っているのを見ると……好ましいと感じている」
桃川サラ:「キミは花が似合うな。可憐で可愛らしい」
桃川サラ:微笑んで花を持つ詩歌を見つめている。
額里 詩歌:「う、うう……」直截な褒め言葉に、ぼっと耳まで赤くなる。
額里 詩歌:「は、恥ずかしい……ですけど……」
額里 詩歌:「ありがとう……ございます……」
桃川サラ:「……ふむ。しかしこのアトラクションは……お化け屋敷だからといって、何かが起こるのではないかと思い……」しゃがんでビー玉を見ているうさぎおばけを眺めている。
桃川サラ:「他人に親切に出来ない、他人の親切を疑う。そうやって己の心の醜さを認識させ、恐怖を与えようとしているのかと思ったが」
桃川サラ:「花を貰ったことで、そうではないのだと思ったよ。恐ろしく見えても優しさがある。彼らは責めて苦しめようとしているのでなく……」
桃川サラ:「立場が違くとも、歩み寄ることは出来る。相手のことを決めつけ、始めから色眼鏡で見てはいけないと勉強になった」
桃川サラ:真面目な顔で頷いている。
額里 詩歌:「そ……そうなん……でしょうか……?」
額里 詩歌:腑に落ちないものを感じつつ、かといって積極的に反駁できる要素も特にない。
額里 詩歌:「でもたしかに……怖くはないですけど……」
桃川サラ:「……ふふ。怖がるキミに頼られるというシチュエーションに憧れもあったんだがな」
桃川サラ:悪戯っぽく笑った後、
桃川サラ:「い、いや……っ、違うんだ……!キミに抱き着いてほしいとかそういった下心があったわけではなくてだな……!」
桃川サラ:「いやっ、嫌なわけではないが……!ちがうっ、そうではなくて……!」
桃川サラ:顔を赤くして慌てている。
額里 詩歌:「抱きついて……」そう言われて、頭の中にその様子を思い描く。
額里 詩歌:ホラーアトラクション──どいうものに縁遠かったこともあり、考えもしなかったその想像図に、頬を朱に染める。
額里 詩歌:「……そ、それ……できなかったのは、ちょっと残念かも、です」
額里 詩歌:赤い顔を軽く俯けて、ぽつりと呟く。
桃川サラ:「………………!?」
桃川サラ:その言葉に顔を真っ赤にして数秒フリーズする。
桃川サラ:「え、と……じゃあ、そう、だな……その…………」
桃川サラ:ようやく口を開くとしばし逡巡し、ぎこちなく両腕を広げる。
桃川サラ:「ほ、ほら、ここは……怖くはなくともお化け屋敷だからだな!不自然ではないと思う。だから……っ」
桃川サラ:「……お、おいで」
額里 詩歌:「……え、えっ……!」
額里 詩歌:突然の申し出に狼狽し、意味もなくきょろきょろと左右を振り返ったりしたのち、緊張した面持ちで彼女に正対する。
額里 詩歌:「あの、その……」
額里 詩歌:「……お、お願いします……」消え入るような声でそう言って、彼女の腕の中におずおずと納まる。
桃川サラ:「…………っ」顔を真っ赤にして恐る恐る腕の中の彼女を抱きしめる。
桃川サラ:普段意識せず、彼女を安心させようと抱きしめることはあるが――その時はなんともないのに、意識すると非常に恥ずかしい。
桃川サラ:(……やわらかい。甘いような……いい匂いがする……)
桃川サラ:そんなことを考えて体がますます熱くなる。
桃川サラ:「わ、私が……ついている。キミを……守る、から……」
桃川サラ:耳元でなんとか囁く。
[雑談]GM:やっぱり詩歌ちゃんエッチすぎん?
額里 詩歌:彼女の腕に抱かれ──恥ずかしさを覚えつつ、同時に湧き上がってくる感情がある。
額里 詩歌:(……安心、する)
額里 詩歌:彼女の身体から伝わる温もりが、鼓動が──彼女が存在しているという実感が、なにより心を温かくしてくれる。
額里 詩歌:「ありがとう、ございます……」
額里 詩歌:「……サラさんと、一緒にいられて……嬉しい、です」
額里 詩歌:恋人の腕の中、不器用に──しかし幸福そうに微笑んだ。
[雑談]額里 詩歌:突然何?
桃川サラ:「…………」
桃川サラ:彼女の言葉に、腕に確かに存在する彼女のぬくもりに。緊張や羞恥はおさまり、胸に沸き上がるただ愛おしいという想いからさらにぎゅっと彼女を抱きしめる。
桃川サラ:「……私も、キミといられて嬉しい」
桃川サラ:「共にいてくれて……ありがとう」
GM:……のちに、うさぎおばけ屋敷のスタッフたちは、「とてもこわがってくれるおきゃくさんがきた」と非常に喜んだという。
GM:----
[雑談]GM:感極まって線を入れました……が大丈夫でしたか……………
[雑談]額里 詩歌:あっ大丈夫!
[雑談]GM:なんか雑な二次創作SSみたいな〆しちゃったな
[雑談]額里 詩歌:うさぎが喜んでくれてよかった
[雑談]GM:次はスパイのやつでしたっけ!
[雑談]GM:そんな時間かからないだろうから今日やってもいいかもしれないという噂もあるし切ってもいいという噂もある
[雑談]額里 詩歌:そう……だけど今からやって絶対終わらないと思う
[雑談]GM:そんなかからんだろうとも思うけどね 途中で切ってもいいし
[雑談]GM:明日で終わらせられたらいいなという思いもある けど今日はここで切りますか?
[雑談]額里 詩歌:う~ん
[雑談]額里 詩歌:ど……どっちがいいかな……?
[雑談]GM:かかる時間はプラネタリウムくらいじゃない?とおもうけど
[雑談]GM:どうします?
[雑談]額里 詩歌:プラネタリウム確かに短かったな~と思ってタイムスタンプ見に行ったら
[雑談]額里 詩歌:1時間だったので
[雑談]額里 詩歌:今日は……切ろうかな……?
[雑談]GM:なるほどね 感覚がマヒしている
[雑談]GM:今日は切りましょう
[雑談]額里 詩歌:大丈夫ですか……?
[雑談]GM:大丈夫ですよ!!!!!!!
[雑談]額里 詩歌:すみません、お願いします……!
[雑談]GM:では今日はここまで!続きは明日の21時からで大丈夫ですか?
[雑談]額里 詩歌:大丈夫!
[雑談]GM:では明日の21時からで!お疲れ様でした!
[雑談]額里 詩歌:お疲れ様でした!
ミドル⑥ うさぎスパイ体験
[雑談]額里 詩歌:怖……
[雑談]GM:じゃあやりますか スパイから
[雑談]額里 詩歌:あっすみません5分くらいだけ待って!
[雑談]GM:あいよ!
[雑談]額里 詩歌:戻りました!
[雑談]GM:おかえりなさい!
[雑談]GM:じゃあやりますか スパイから
[雑談]額里 詩歌:やりますか
[雑談]GM:予測変換でスケベからって出て動揺しちゃった
[雑談]額里 詩歌:予測変換に出るほど変換してたの?
[雑談]GM:スケベ衣装とかね
GM:■うさぎスパイ体験
GM:オープン直前に完成した施設。
GM:スパイになったという設定のアトラクション。
GM:赤外線という設定のレーザー光線をかいくぐり、ボタンを押してロックを解除し捕まった仲間を助けるというアクティブなアトラクション。
う侍:「捕獲者に捕まりし仲間達。今や解放の時は目前」
う侍:着物を着たスタッフが目を閉じて静かに話す。
[雑談]額里 詩歌:う侍!?
う侍:「光の線に触れぬよう、可能な限り多数の光るぼたんに触れよ」
う侍:「なれば、牢獄が開かれる。なるべく多数の仲間を助けだせ」
う侍:「光の線に触れるばその分助け出せる仲間が減る。気をつけよ」
[雑談]GM:うさパのスタッフだから……
[雑談]GM:普通に働いてる
額里 詩歌:(侍だ……)
桃川サラ:「着物を着ているな。このアトラクション専用の制服なのかな」
桃川サラ:「しかし説明を聞く限り特に和の要素はなさそうだが……」
額里 詩歌:「……仲間を助ける、みたいなアトラクションだから、戦う格好をしてるとかでしょうか……?」
桃川サラ:「なるほど。仲間を助けるために危険を承知で乗り込んだという設定だからな」納得したように頷いている。
額里 詩歌:「それにしても忍者とかじゃなくて侍なのは不思議だけど……」
桃川サラ:「スパイがスパイらしい恰好をしているとは限らない……ということだろうか?」
額里 詩歌:「な、なるほど……」
桃川サラ:「赤外線センサーに触れると助け出せる仲間が減るというのは……」
桃川サラ:「我々のミスで侵入がバレてしまったのを、解放されたうさぎが身を挺して庇ってくれているということなのだろうか……」
額里 詩歌:「そ、そんな……」
額里 詩歌:「発見されたら……その近くの牢の隔壁がロックされてしまうとかじゃないですか……?」
額里 詩歌:重い解釈に慄き、おずおずともう少し穏当な案を挙げる。
桃川サラ:「なるほど。独房の上にひとつずつ隔壁が用意されているとなると随分設備が大掛かりだが……よほど大きな組織なのだろうな」
桃川サラ:「どのみち、捕らえられているというのは可哀想だ。なるべく多く助けてあげよう」
額里 詩歌:「そ、そうですね……!」ぐっと拳を握り、やる気を見せつつ頷く。
GM:開始を告げるブザーが鳴る。薄暗い部屋に赤い光の線が走る。
GM:壁に大量に設置されたボタンが数秒光り、また暗くなるというのを繰り返す。
GM:制限時間内になるべくたくさん押さなければならないようだ。
桃川サラ:素早く身をかがめ、赤い光の線を避けながら光るボタンを押していく。
桃川サラ:生来の運動神経の良さで軽々と光のレーザーを避け、調子よく押した数を増やしていく。
額里 詩歌:ふ、と息を吐き、影のような動きでレーザーを避けてゆく。
[雑談]GM:きゃ~~~♡詩歌~~~~♡♡♡
額里 詩歌:その歩み自体はさほど速くないが、危なげなく確実にボタンを押していく。
桃川サラ:ペース自体は悪くないが――しかしその長身と動きやすいとは言い難い服装が狭い場所での激しい動きを邪魔する。
桃川サラ:(ううん……パンツルックでくるべきだったか。しかしこれほど動くとは想定外だったからな……)
桃川サラ:エージェントとして、そして詩歌の"保護観察員"も務めているとなれば、どのような時でも有事に備え動きづらい服装はすべきでないという思いもある。
桃川サラ:けれど……少しの不便があっても構わずお洒落をしてデートをする、というのは……好ましいと思ったのだった。
桃川サラ:(……しかし無理をしてペナルティを受けることもないか。詩歌だっているのだからな)
桃川サラ:横目で確実にボタンを押していく彼女を視界に収め、心の中でそう呟く。
[雑談]GM:死角から突然殺して~♡♡♡♡
額里 詩歌:(……動きやすい)
額里 詩歌:真剣な表情で光線を掻い潜りながら、頭の片隅で思う。
額里 詩歌:普段はスカート姿でいることが多い。それは単なる習い性でもあったし、任務の場合でも戦闘スタイル的に激しく動く機会は少ないからでもある。
額里 詩歌:しかし今は──彼女が見繕ってくれた、活動的なタイトジーンズを身に纏っている。
額里 詩歌:それはもちろん、彼女のコーディネートしてくれた服を、デートという大事な機会に着たかったからでしかなく──
額里 詩歌:当然、このようなアトラクションがあることを意識して着た訳ではない。
額里 詩歌:(……偶然だけど)
額里 詩歌:その偶然が、彼女に助けられているようで、何か妙に嬉しかった。
[雑談]額里 詩歌:そんな声援ある?
GM:ボタンの明滅は激しくなり、大きく体を動かさなければ押せないもの、すぐに消えてしまうもの――そうした難易度の高い展開が繰り広げられ。
GM:やがて、再びブザーが鳴る。今度は終わりを告げるものだ。
う侍:「この度の挑戦で解放できた仲間の数は……ほう、丁度百だ」
う侍:侍姿のスタッフが告げる。
GM:『助けてくれてありがとう!ケイドロでいっぱい捕まっちゃったから焦っちゃった!』
GM:どこからともなく声が響く。
GM:『これでもういっかいケイドロできるよ!ありがとう!』
GM:『他のドロボーうさぎもまだまだ捕まってるから、また助けに来てね~!』
GM:というアナウンスが響いた。
桃川サラ:「捕獲者というのはケイドロの鬼だったのか……。大掛かりな施設を使っている上に大人数でやっているんだな……」
額里 詩歌:「ケイドロ……」
額里 詩歌:「……ケイドロってなんでしょう? 聞いたことはある気がするんですが……」
桃川サラ:「そうか、キミは知らないか……。鬼ごっこの一種だよ」
桃川サラ:「警察陣営と泥棒陣営に分かれる。警察陣営が鬼で、泥棒陣営をすべて捕まえたら警察陣営の勝ち」
桃川サラ:「泥棒陣営は……逃げ切ったら勝ちだったかな。基本は鬼ごっこだからね」
桃川サラ:「普通の鬼ごっこと違うのは、泥棒陣営は一度タッチされ捕まったとしても、他の仲間に助け出されたら再び逃げられるという事だな」
桃川サラ:「今度やってみるか?二人では厳しいだろうが……支部の人たちに協力してもらえばできるかもしれない」
額里 詩歌:「な、なるほど……結構大掛かりな遊びなんですね……」
額里 詩歌:頭の中に過ぎるのは、以前テレビで見た黒服が追いかけてくる番組。
[雑談]GM:え~~!?!?!?ケイドロ知らないけど逃走中はみてるの~!?!?!?
[雑談]GM:愛おしすぎる
額里 詩歌:「支部の人……で乗ってくれる人は……どのくらいいるか分からないですけど……」
額里 詩歌:「機会があったら、やってみたい……かも、です」
[雑談]額里 詩歌:見てるっていうか、見たことがあるくらいだと思う
桃川サラ:「何もない日にケイドロするから来てくれと集合をかけてもあまり来てくれないかもしれないが……」
桃川サラ:「忘年会や任務後の打ち上げの余興としてなら乗ってくれるかもしれない。今度提案してみよう」
桃川サラ:「……しかし、このアトラクションに参加して実際に危機に晒された訳でないし、うさぎたちが平和に遊んでいたというのなら何よりだな」
桃川サラ:「……同意なく捕まっていたとなったら……可哀想だから」詩歌の頭の上にぽんと手を乗せ微笑む。
[雑談]GM:テレビとかみるんだ…tね
[雑談]GM:tね
額里 詩歌:「……え、へ」その手の温もりに、顔を赤らめて不器用に微笑む。
額里 詩歌:あくまでアトラクションだと分かっていながら、少し力が入ってしまっていたのは──
額里 詩歌:捕まっているというシチュエーションに、己の境遇をいくらか重ねていたから。
[雑談]GM:詩歌……………………………………
額里 詩歌:誰あろう、自分を救ってくれた彼女も、そのことを考えてくれていたのなら──
額里 詩歌:「……嬉しい、です」
桃川サラ:「……あの時、キミを助けられて良かった」
桃川サラ:「ただ自分に課されたすべきことを為しただけと思っていたが――」
桃川サラ:「今から思えば……キミが苦しんでいるなんて耐えられない。そして……キミに会えなかった日々なんて……想像もつかない」
桃川サラ:「……ふふ。遊園地のアトラクションで……大げさかな」
桃川サラ:冗談っぽくそう言って笑うと、優しく彼女の頭を撫でる。
額里 詩歌:「……いえ」小さく首を振り、彼女の笑顔を仰ぎ見る。
額里 詩歌:「私も……サラさんに、助けてもらえて」
額里 詩歌:「サラさんに出会えて……本当に、幸せです」
額里 詩歌:真剣にそう言って、赤い顔で笑って見せた。
[雑談]額里 詩歌:これくらいかな……?
[雑談]GM:えーんえんえんえんえんえんえんえん
[雑談]GM:じゃあこのシーンきりましゅ……
GM:----
エンディング 売店
[雑談]額里 詩歌:線だ
[雑談]GM:詩歌……殺してくれ……
[雑談]GM:じゃあ次は売店……かな!
[雑談]額里 詩歌:殺さないが……
[雑談]額里 詩歌:行きましょう 売店に
GM:■売店
GM:フードコートとお土産ショップが合体したようなそこそこ大掛かりな施設。
GM:買ったものを食べるためのテーブルが複数あり、休憩するにはうってつけ。
GM:お土産ショップにはうさぎモチーフのものがメインのお菓子や文房具、日用品から衣服やアクセサリーなど様々なモノが並び、
GM:フードコートにはさまざま種類の食べ物の店が並ぶ。
[雑談]GM:地の文以上です……
額里 詩歌:「わ、結構たくさんお店ありますね……」
額里 詩歌:所狭しと並ぶ店を眺め、感嘆の声を漏らす。
桃川サラ:「そうだな。気になる店はあるか?一緒に見に行こう」
桃川サラ:彼女を見つめて穏やかに笑う。
額里 詩歌:「う~ん、お土産も買いたいし……」
額里 詩歌:「でも、その前にご飯も食べたいですね……」
額里 詩歌:多様な店構えを覗きながら、うーんと考え込む。
桃川サラ:「ふふっ。なら、どっちもやろう」
桃川サラ:「まずは食べ物をみるか。何か食べたいものはあるか?」
桃川サラ:彼女の手をさりげなさを装って握り、店に向かって歩き出す。
額里 詩歌:「わ」手を握られたことに少し驚く。
額里 詩歌:「え、えーっと、せっかくだからうさぎパークらしいのがいいかなって……」赤くなる頬をごまかしながら希望を伝える。
桃川サラ:(か、買い物するときに手を握っていると喜んでくれていたみたいだから……!きっと嫌がっていないはず……嫌がっていないよな……!?)
桃川サラ:内心そんなことを考えながら店を眺める。
桃川サラ:「うさぎパークらしいものか……。ふむ、どの店もメニューの頭に『うさ●●』『うさぎ●●』とつけることでらしさを表しているようだな」
桃川サラ:「……あるいは、にんじんスティックなんかもあるみたいだが。うさぎらしいといえばらしいか」
桃川サラ:「……だが海鮮丼だけは何もつかず海鮮丼なんだな……」
[雑談]GM:突然でかいフードコートにしたからなんも考えてません
額里 詩歌:「ど、どうしてなんでしょう……」
額里 詩歌:「海鮮丼、たしかにうさぎ感はないけど……」
額里 詩歌:「でもハンバーグとかがうさぎ感あるかって言うとそうでもない気がするし……」
額里 詩歌:「え、えっと、サラさんは食べたいものありますか……?」
桃川サラ:「うさぎの形を象っているハンバーグなのだろうか?だが……うさぎおでんはどうやってもうさぎらしさがない気がするな」
桃川サラ:「ううん……食べたいものか」
桃川サラ:「味があって……濃いめで……炭水化物ではないものかな……」
桃川サラ:「もしくはうさぎアイスやうさぎチュロスなんかのお菓子でもいいかもしれないな。詩歌は食べたいものはあるか?」
額里 詩歌:「味があって……濃いめで……炭水化物ではないもの……」
額里 詩歌:「それこそハンバーグとかおでんとかでしょうか……?」
額里 詩歌:難しい顔でメニューを見る。
額里 詩歌:「お菓子もいいですね。うさぎクレープとかワッフルとかもある……」
[雑談]額里 詩歌:ウッフルにしようかちょっと考えた
桃川サラ:「ふむ……。そういう甘くて可愛らしいものは……キミに似合うな」
桃川サラ:「ならお菓子にするか。ワッフル……ウッフルにするか?」
[雑談]GM:ウッフルにしました
[雑談]額里 詩歌:ウッフルになってる……
額里 詩歌:「う、ウッフル? ……あっホントだよく見たらワじゃなくてウだ……!」愕然とする。
額里 詩歌:「そ、そう……ですね、ウッフル気になるし……」
額里 詩歌:「してみましょうか……ウッフル……」
桃川サラ:「ああ。ではウッフルにしてみよう」
桃川サラ:そう言って彼女の手を引いてワッフル――ウッフル屋にいき、ウッフルを注文する。
桃川サラ:腕を組んで会計をし、テーブルへと向かいながら、
桃川サラ:(……もしかして店の構造的に盗むことはまず無理だから手を握ったり腕を組んだりする必要はなかったのだろうか……?)
桃川サラ:と考えて赤くなっている。
桃川サラ:「え、ええと……その!キミのぶんのウッフルだ。包み紙にウサギが描かれているだけで普通のワッフルに見えるが……っ」
桃川サラ:赤くなりながら彼女にウッフルを渡す。
[雑談]GM:ウッフル、狼だったらどうしようと思った
額里 詩歌:「あっ、ありがとうございます……?」少し様子のおかしい彼女に疑問を抱きつつもウッフルを受け取る。
額里 詩歌:「……えへ」包み紙に書かれたうさぎのイラストを見ながら、小さく笑みを零す。
額里 詩歌:「……サラさんと、こうやって一緒にお菓子を買って食べるの、好きです」
[雑談]額里 詩歌:その匙加減はGMなのでは……
[雑談]GM:ときめいてしまった……………………………………
桃川サラ:「……ああ。私も好きだ」
桃川サラ:「お菓子を食べて嬉しそうにしているキミは……可愛いから」
桃川サラ:涼しげな顔でそう言いながら、ウッフルを一口かじる。
桃川サラ:「……うん。あたたかい……結構熱いかもしれないから気をつけて。甘い味もする」
[雑談]GM:うさぎパークじゃなければ狼でしたね
[雑談]GM:うさぎパークは「思想」がつよいから無理ですね
額里 詩歌:「う、……恥ずかしいですよ」かわいいと言われ、頬を熱くする。
額里 詩歌:赤い顔のまま、ウッフルを小さく齧る。
額里 詩歌:「……あ、おいしい」
額里 詩歌:「甘くておいしいですね。出来立てでほかほかだし……」
額里 詩歌:「う、ウッフル、変わった品名だけど……頼んで正解ですね」はにかみながら軽く微笑む。
桃川サラ:「……ああ」彼女の微笑みを見つめながら柔らかく微笑む。
桃川サラ:「頼んで……よかった。キミのその顔が見られたから」
桃川サラ:そのままウッフルを食べる彼女をじっと見つめ続けている。
桃川サラ:「……お腹はいっぱいになっただろうか?」
額里 詩歌:「……そ、そう……ですね……」食べているところをじっと見られて、恥ずかしげに顔を伏せる。
額里 詩歌:「こ、これ一個だと、ちょっと足りない……かな……?」
額里 詩歌:朱に染まった顔のまま、視線を他の屋台へと彷徨わせる。
額里 詩歌:「温かいもの食べたから……うさぎアイス、食べてみますか?」
桃川サラ:「……ふむ」
桃川サラ:「ううむ……その方が……きっといいのだろうな」
桃川サラ:「冷たくはあると思うが……アイスほどではないだろうし……」
桃川サラ:「…………では、うさぎアイスを買いに行くか」何か呟いたあと頷いて席を立とうとする。
額里 詩歌:「……あ、あれ、アイスって苦手でしたか?」
額里 詩歌:どこか躊躇するような彼女の様子に、慌てて声をかける。
桃川サラ:「……いや、アイス自体は嫌いではない。冷たいしな」
桃川サラ:「ただ…………」
額里 詩歌:「ただ……?」
桃川サラ:しばし逡巡する。やがて座りなおすと、鞄から何かを取り出す。
桃川サラ:「キミに……お弁当を作ってもらって、嬉しかったから」
桃川サラ:「私も……やってみようと思ったんだ」
桃川サラ:「……けれど料理なんてしたことがないし……調理実習でも『桃川さんは見てて』『王子は皿洗ってくれたらいいから』と触らせてもらえなくてな……」
桃川サラ:「……だが、おにぎりくらいなら出来るかと思ったのだが……」
桃川サラ:「……あまりうまくいかなかった」
桃川サラ:そう言ってラップに包まれた不格好なおにぎりを見せる。
桃川サラ:「……そもそも米を炊いたこともなかったしな。なんだかベチャベチャしている」
桃川サラ:「緑色のパンよりは安全だとは思ったから一応持ってきたものの……アイスの方が美味いだろう」
桃川サラ:「だから……アイスを買いに行く方がいいと思う。行こうか」
桃川サラ:そう言って再び立ち上がる。
額里 詩歌:「……!」彼女の手の中のおにぎりを見て、驚きに口を開ける。
額里 詩歌:驚きに──いや、そこにあるのは驚きだけではない。
額里 詩歌:「ちょ、ちょっと待って! 待ってください!」
額里 詩歌:立ち上がろうとする彼女を慌てて制する。
額里 詩歌:「おにぎり……作ってきて、くれたんですか?」
桃川サラ:「……ん……作ったという事実があったかどうかでいえば……あった」
桃川サラ:制されて動きを止めながらそんなことを言う。
桃川サラ:「……しかし、人に……それも恋人に振る舞うものとして相応しいものを作れたかというと……疑問ではあるな」
額里 詩歌:「そんなっ、そんなこと、ないです!」思わず立ち上がり、常ならぬ大声を出す。
額里 詩歌:「……あっ、す、すみません、いきなり……」
[雑談]GM:詩歌……………………………………
額里 詩歌:「……で、でも」
額里 詩歌:急な大声を謝っておずおずと席に戻り──しかし、真剣な表情で彼女と向き合う。
額里 詩歌:「そ、その、……い、い、今、私、なんだか……すごく、ふわふわした気分なんです」
額里 詩歌:「嬉しいような、恥ずかしいような、……い、いてもたってもいられないみたいな気持ちで」
[雑談]GM:興奮して気が狂いそう
額里 詩歌:どもりながら、懸命に言葉を紡いでいく。
額里 詩歌:「……サラさんが、私に……私のために、おにぎりを作ってくれたって」
額里 詩歌:「す、すごく、……胸がどきどきして」
額里 詩歌:「だから、えと、その」
額里 詩歌:「……そのおにぎり、食べたい、です」
[雑談]額里 詩歌:狂わないで
桃川サラ:「……そ、そう……か」
桃川サラ:しばし何かを考えこむような仕草を見せていたが、懸命に話してくれた彼女の言葉に頷くと、三度座る。
桃川サラ:「じゃあ、その……食べて、くれ」
桃川サラ:そう言って、成人男性の握り拳より大きい不格好なおにぎりを差し出す。
桃川サラ:「健康に……害はない、と思うから……」
[雑談]GM:詩歌ちゃんがどもってるとマジで興奮しちゃうんですよね
[雑談]GM:一生懸命喋ってくれるのも本当にかわいい~~~~~
[雑談]額里 詩歌:怖すぎ
額里 詩歌:「あ、ありがとう、ございますっ……!」
額里 詩歌:相当以上に大きなおにぎりを受け取り、包んでいるラップを解いていく。
GM:ベチャベチャしたおにぎりを口に含むと、じゃりっとした食感がするだろう。塩の塊だ。
GM:食べていくと、固い食感と何かが潰れる感触がする。生のブロッコリーとミニトマトだ。
桃川サラ:「……野菜は安心すると言っていたから。緑色のものは健康に良いし……トマトも弁当に入っていて美味しかったから」
桃川サラ:言い訳をするように視線を彷徨わせている。
桃川サラ:「…………そもそも味覚の鈍い人間が料理を振る舞うべきではないんだ。失敗かどうかわからないんだから……」
桃川サラ:そんなことを言いながら申し訳なさそうな顔をしている。
額里 詩歌:「……ふふっ」
額里 詩歌:圧倒的な塩気と不思議な食感を兼ね備えたおにぎりを食べながら──しかし、嬉しそうに微笑む。
額里 詩歌:炊いたことのない米を炊いてくれたことが。野菜は安心すると言ったことを覚えていてくれたことが。弁当のトマトをおいしいと感じ、それを参照してくれたことが。
額里 詩歌:「──サラさん」
額里 詩歌:「私、今……じ、自分でも、不思議なくらい、嬉しいです」
額里 詩歌:「その、なんだか、……なんだか、その」
額里 詩歌:「す、……好き、って気持ちが、すごいです」
額里 詩歌:真っ赤な顔でそう言って、羞恥をごまかすようにおにぎりの残りを齧る。
[雑談]GM:詩歌ちゃんが一生懸命話してくれるの本当にマジで好き~~~~~~~~~~~~~
桃川サラ:「そ、そう…………か」
桃川サラ:彼女の言葉に、自分も頬を赤く染める。
桃川サラ:「喜んでもらえたのなら……よかった」
桃川サラ:「それに……私も、キミに作ってもらった料理を食べると……」
桃川サラ:「キミが好きだという想いで……満たされる」
桃川サラ:「キミのように上手くは出来ないが……そういう気持ちに今、なってくれているのなら……」
桃川サラ:「……嬉しい」
額里 詩歌:目の前のこの人が、自分のために料理をしてくれたのだと──そしてもしかすると、自分の料理を食べたときに、同じ気持ちを抱いてくれていたのかも知れないと。
額里 詩歌:そう思うだけで──胸の奥が、不思議なほど高鳴る。
額里 詩歌:惜しいと思いながらも最後のひとかけらを食べ、彼女の瞳を真っ直ぐ見つめる。
額里 詩歌:「ごちそう、さまでした」
額里 詩歌:「ありがとうございました。すごく……嬉しかった、です」
額里 詩歌:胸から溢れるこの気持ちを、少しでも多く伝えようと、火照った顔で不器用に、にっこり笑った。
[雑談]額里 詩歌:こ、こんな感じで……
桃川サラ:「……よかった」ようやく安心したように少し微笑む。
桃川サラ:「しかし当分は料理は振る舞わない方がいいだろうな……思ったより上手くいかないものなんだな」
桃川サラ:「……ようやく、キミのおかげで味の良しあしが分かるようになってきたんだから……もっとキミと過ごして、もう少し分かるようになってからがいいだろう」
桃川サラ:「だから……ああ、そうだ。もうすぐクリスマスだろう?だから……」
桃川サラ:辺りを少し見渡すと、煙草を吸っている人を見つけ、禁煙ではないことを確認する。
桃川サラ:鞄の中から取り出したマッチを擦る。炎の揺らぎの向こうに、机の上にちょこんと乗る小さなクリスマスツリーが現れた――ように見える。
桃川サラ:「……ひとりで寂しくクリスマスの日に死んでしまう物語と同じ結末にならないように……」
桃川サラ:「……いや、そうじゃない。キミが……好きだから。一緒に過ごしたいから……」
桃川サラ:「クリスマス、も……一緒に過ごしてくれないだろうか」
[雑談]GM:こんなで……
額里 詩歌:「……!」小さな幻のクリスマスツリーに目を瞠る。
額里 詩歌:「クリスマス……」
額里 詩歌:彼女の言葉を聞き、我知らず微笑んでいる自分に気づく。
額里 詩歌:「……はい。私も──」
額里 詩歌:「私こそ……サラさんと、一緒にいたいから」
額里 詩歌:「サラさんが、好き、だから」
額里 詩歌:「よろしく……お願い、します」
額里 詩歌:耳まで真っ赤な顔で、幸福そうに笑った。
[雑談]額里 詩歌:これくらいかなと……思っていますが……
[雑談]GM:永遠に引き延ばして一生終わらなくしちゃおうかな
[雑談]額里 詩歌:?
GM:----
[雑談]GM:入れました 線を…………
[雑談]GM:お疲れ様でした……………………………………
[雑談]額里 詩歌:ありがとうございます……
[雑談]額里 詩歌:お疲れ様でした……
[雑談]GM:詩歌~~~~~~~~~~~~えーんえんえんえんえんえんえんえん
[雑談]GM:えーんえんえんえんえんえんえんえん
[雑談]GM:なんで終わらせちゃったんだろ~~~~~~~~~~~
[雑談]GM:永遠にやり続ければよかった~~~~~~~~~~~~~
[雑談]額里 詩歌:永遠にすな
[雑談]GM:かわいいよ~~~~~~~~~~詩歌~~~~~~~~~~~~~~
[雑談]GM:胸を揉みたいよ~~~~~~~~~~
[雑談]額里 詩歌:いきなり性欲をあらわにしてる