GM：というわけでデートクロス（仮題）始めていきましょう　よろしくお願いします

決戦前夜

倉良巡：よろしくお願いします！
島津レイ：よろしくお願いします！
GM：こちらのシステムは特に事件らしい事件もない普通のデートをしてもらうためのシステムになっています
島津レイ：最高のシステム
GM：なので侵蝕率等の上昇はありません　戦闘も無いし……普通のデートなので……むしろ下がるレベルですね
島津レイ：マイナスまでいく
GM：というわけで実際の運用の説明に参りましょう
GM：このシステムでは「待ち合わせ」「移動」「自宅」「外出」の４つのシーンを選択・組み合わせてセッションを構成していきます
GM：時間ややりたい事の都合に合わせて取捨選択していく形ですね
島津レイ：なるほど……
GM：全部順番にやってもいいし、いきなり出先でデートしてる場面から始めてそこだけやってもいいですね
倉良巡：なるほどね
島津レイ：我々はそうしないと半年かかるかも
GM：かけすぎ
GM：「待ち合わせ」「移動」にはイベントチャート　「自宅」「外出」にはシーンチャートとイベントチャートが含まれています
島津レイ：本当に興奮してきた
倉良巡：怖い
GM：イベントはデート中にちょっとしたハプニングが起きて大変～という感じです　分かりやすい例は「天気が急に悪くなる」みたいな感じですね
倉良巡：分かりやすい！
GM：基本的にROCで決定しますが、特にハプニング等のない平穏なデートがしたい場合はイベントチャートは使用しなくても構いません
島津レイ：なるほど……
GM：大体こんな感じです　質問などございますか？
島津レイ：私は大丈夫です！
倉良巡：大丈夫です！
GM：では早速構成を考えていきましょう
GM：「待ち合わせ」「移動」「自宅」「外出」から好きなものを選んで組み合わせてね
島津レイ：はい！
島津レイ：どうしようかな、４つ全部やると本当に終わらないだろうから……でもせっかくだから複数やりたいな
島津レイ：占任さんはやりたいのありますか？
倉良巡：外出はやりたいかな
島津レイ：そうですね……デートですからね
島津レイ：おうちデートもありだけど……
島津レイ：私は待ち合わせやりたいな　待ち合わせする倉良さん見た過ぎて気が狂いそう
GM：一々怖い
島津レイ：でも先輩だって好きな女が待ち合わせしてる姿見たいでしょ
GM：は？見たいが……
倉良巡：見たいからこそこの項目作ったんだろうしな……
倉良巡：では待ち合わせから外出にしますか？
島津レイ：そうですね、「待ち合わせ」「外出」で、余裕ありそうだったらそのあと「自宅」とかにしますか
GM：分かりました　では待ち合わせから行きましょう
島津レイ：よろしくお願いします！！
倉良巡：よろしくお願いします！
GM：先に外出先は決めといたほうがよさそうですね　ロールしやすさ的に
島津レイ：そうですね……場所はPL側で決める感じですか？
GM：そうですね　一応チャートもありますが……ちょっと待ってね
GM：待ち合わせのイベントチャートは以下になります
①遅刻してしまう
②セールスやナンパに絡まれる
③ 携帯を忘れる、電池が切れる
④とても暑い/寒い
⑤待ち合わせ場所を間違える
⑥ 天気が急激に悪化する(豪雨、暴風、雪など)
GM：まずこちら使用しますか？
島津レイ：息が苦しくなって来た
GM：負荷掛けすぎちゃったな
島津レイ：気が狂って冷静な判断ができなくなってきた
島津レイ：占任さんやりたいのありますか？
倉良巡：ど、どうしようかな
倉良巡：チョイスで選びたいのはないかな……？
島津レイ：①か②か④か⑥かやりたいかな……とおもいました
島津レイ：あっ①と②の発展複合系で倉良さんがちょっと遅れてきちゃったらちぇるが人間に囲まれるとかどうですか？
GM：なるほど……いいですね
GM：人間って言い方ある？？？ファンでしょ……？
島津レイ：ファンじゃない人も囲んでくるかもしれないと思って……有名人だし……
GM：ではそれでいきましょう
島津レイ：占任さんは大丈夫？
島津レイ：倉良さんが遅刻するの解釈違いじゃない？
倉良巡：それはちょっとあるかも
島津レイ：じゃあちぇるがそろそろつくはずなのにおかしいなと思ったら少しだけ離れたところで囲まれてるのなら大丈夫？
倉良巡：それならいいかな……
GM：ではそれで
GM：外出のシーンチャートはこんな感じです
GM：
①食事・カフェ・バー
②動物園・植物園・水族館
③映画館・美術館・博物館
④遊園地・テーマパーク
⑤旅行・観光・ドライブ・温泉
⑥ショッピング
⑦夜景・イルミネーション・天体観測
⑧カラオケ・ゲームセンター
⑨山・海
⑩スポーツ・アクティビティ
11 お祭り・花火大会・季節イベント
12 キャンプ・ハイキング・釣り・バーベキュー
13 訓練・模擬戦
GM：１３はかろうじて残ったダブルクロス要素ですね　ここに無いのでも大丈夫です
島津レイ：心臓が苦しくなって来た
島津レイ：占任さんやりたいのありますか？
倉良巡：9・12・13はちょっと大掛かりすぎるかなっていうのと
倉良巡：7も待ち合わせのイメージとはちょっと違うかな……？というのがあります
島津レイ：ばｒｙぎ
島津レイ：なるほどね
GM：大丈夫なのか……？
島津レイ：まだ心臓が一個潰れただけだから余裕
倉良巡：オーヴァードでも心臓は一個しかないと思う
島津レイ：②⑤⑥⑪とかかなやりたいの……
倉良巡：11ありかも
島津レイ：浴衣ってこと！？？！？！？！？！？！？！？！？！？？！？！？！？！？！？！？
倉良巡：2にしときますか？
島津レイ：なんで浴衣ってことって聞いた瞬間変えたの？
倉良巡：なぜかというと着物差分がないから
島津レイ：かわいいね
島津レイ：私もないですよ
倉良巡：2と11でChoiseしますか？
島津レイ：倉良さんのぴくるーメーカー描いてるの海外の方だからかなりの確率で浴衣や着物実装されないと思うけど……
倉良巡：そう
島津レイ：そうしますか　振ってください！
倉良巡：Choise[2, 11]
倉良巡：あれっチョイスってどうやるんだっけ
島津レイ：SがCですね
倉良巡：Choice[2, 11]
GM：Choice[2,11]
DoubleCross : (CHOICE[2,11]) → 11
倉良巡：あっスペース要らないんだ
島津レイ：全員で振って多数決で決めますか
倉良巡：えっ！？
GM：そんなことある？
倉良巡：11出たから11でいいのでは
島津レイ：じゃあ１１で！
GM：１１ね！
GM：お祭りとかでいいのかな
島津レイ：そうですね……………………………………
島津レイ：お祭りに……………………行きたいですね……………………
倉良巡：お祭りでいいと思います
GM：ではそれでいきましょう
島津レイ：はい！！！！
GM：
GM：---
GM：

待ち合わせ

倉良巡：駅前の広場に立つモニュメントの前、長身の少女が一人佇んでいる。
倉良巡：（……そろそろ時間のはずだけど）
倉良巡：左腕のスマートウォッチへ目を落とし、待ち合わせの時間を確認する。あと5分。
倉良巡：この日、彼女は恋人の島津レイと商店街のお祭りへ行く予定だった。
倉良巡：（普段だったら、もう着いている頃合いのはずだけど──）
倉良巡：いつもであれば、大抵15分前には合流している二人である。が、今日に限って、彼女は中々その姿を見せない。
倉良巡：（こっちから連絡入れてみようか。……急かすみたいになってしまうけど）
倉良巡：そう考えてスマートフォンを取り出しつつ、周囲を見渡してみる。
島津レイ：目線の先、少しだけ離れたところに人だかりが出来ている。
島津レイ：お祭りがあるから人が多い、というだけではなく、明らかに密集している。
女子高生：「あの！みゅ～☆みんのれいちぇるですよね！？ファンなんです！サインください！」
女子大生：「えっうそマジ！？　みゅ～☆みんってあのみゅ～☆みん！？」
強火ファン：「み゛ゅッ……みゅ～じっく☆みんとの弾けるオレンジ、れれ゛れれれいちぇる様……！？」
強火ファン：「う、麗しすぎて目が潰れてしまう……！　でも目が離せない……！　アアア──ッッ！！」
銀色の服の男：「すいません！今は西暦何年ですか！？教えてください！」
後方に佇む男：「れいちぇる……すっかり人気者だな……」
犬：「ワンワン！！ワン！！ワンワンワン！！！」
着物姿の少女：「ほうほう……しばらく見ぬ間に随分と下界の有様も変わったのう」
業火ファン：「アーーーーーーーーー！！！！ちぇる～～～～～～！！！！！！」
島津レイ：「ありがと～！サインこのノートでいい？」
島津レイ：「応援してくれてありがと～！」
島津レイ：「えへへ、これからも目を離さないで応援してくれると嬉しいな！」
島津レイ：「今は2021年だよ！その服かっこいいね～！」
島津レイ：「みんなが応援してくれるからだよ～！」
島津レイ：「ワンちゃん可愛い～！なんてお名前かな？」
島津レイ：「お着物素敵だね！あたしも今日は浴衣だけど、やっぱり着物は憧れるな～」
島津レイ：「やっほ～～！元気だね～～！」
島津レイ：にこにこと浴衣姿で囲まれた人々に対応している。
倉良巡：（──ああ、なるほど……）
倉良巡：黒山の人だかりと、その中から漏れ聞こえてくる彼女の声を聞き、状況を概ね把握する。
倉良巡：（しかし……さて、どうしたものかな）
倉良巡：割って入っていって連れ出しても問題はないだろうが、余り人目に付きすぎるのもよろしくない。
倉良巡：（ふむ、それなら──）
倉良巡：SNSアプリを起動し、手短かに書き込む。
倉良巡：送信とともに、彼女の手首に付けられた揃いのスマートウォッチの画面へ、端的な文面が通知される。
倉良巡："『そういう演出』として振舞って"
倉良巡：レイがその文面へ目を向けたのを確認すると同時。
倉良巡：彼女の両脚が宙へ浮く。
倉良巡："ワイヤー演出のふりを"　続けてメッセージを送信。
島津レイ：「わ、……今日はみんなに会えて嬉しかったから、ライブじゃないけどみんなに見せちゃうね！」
島津レイ：少し驚くも彼女の意図を汲み、笑顔で集まった人々に手を振る。
島津レイ：「またね～！」
女子高生：「えーっ！？う、浮いてる……」
銀色の服の男：「ヤバ……」
島津レイ：そのままワイヤー演出のふりをしながら、宙へと昇っていく。
強火ファン：「飛んで……ハワッ……やはり天使……！？」
したり顔のオタク：「あ～ワイヤーのやつでしょ、一年前の感謝祭のときやってたよね」
倉良巡：驚く人々を尻目に、彼女の身体は一気に上空へと舞い上がり、駅ビルの屋上へと着地する。
倉良巡：その目線の先には、浴衣を纏った長身の少女が立っている。
倉良巡：「すみません、ちょっと強引な手段を使いました」そう言って軽く微笑む。
島津レイ：「わ、とと……えへへ、ちょっとビックリしたけど助けてくれてありがと、巡！」着地し目の前の恋人に笑いかける。
島津レイ：「浴衣だし髪型違うから大丈夫かなって思ったんだけど、眼鏡とかしてないから気づかれちゃった……ごめんね」
島津レイ：茶色のふわふわした髪をひとつに結び、浴衣姿で困ったように微笑む。
倉良巡：「謝ることではありませんよ。それだけ、人目を惹く魅力があるということでしょう」
倉良巡：「でも──」
倉良巡：「今は、私だけのもの」彼女の手を取り、ふわりと笑いかける。
島津レイ：「ふふ、うん……アイドルしてる時でも、いつでも巡のこと考えてるけど」手を握り返し、柔らかく微笑む。
島津レイ：「今は本当の本当に、あたしは全部巡だけのものだよ」
島津レイ：「……浴衣、すっごく似合ってるね。綺麗……やっぱり和装も合うね」彼女の浴衣姿を見て、少しドキドキしながら笑う。
倉良巡：「ありがとうございます。和装というのは初めてなので、おかしくないか少し心配なのですが」
倉良巡：「レイも──かわいらしい浴衣、とても似合っていますよ」
倉良巡：「──さ、そろそろ行きましょう。せっかくの浴衣、お祭りで楽しまなくては」
島津レイ：「うん、ありがと」クリーム地に赤とピンクの花が咲く浴衣で少し恥ずかしそうに微笑む。
島津レイ：「やっぱり、アイドルとしていろんなひとに可愛いって言ってもらうけど、巡に言ってもらうのが特別一番嬉しいな」
島津レイ：「いっぱい楽しもうね」そう言って彼女の腕に腕を絡ませる。
島津レイ：「……浴衣って普段より布が薄いから、もっと近くに感じてなんだかドキドキしちゃう」そう言って笑う。
倉良巡：「……そう言われると」
倉良巡：「ちょっと……どきどきしますね」
倉良巡：その腕の感触に少し顔を赤らめ、胸を高鳴らせながら、二人で街の空へと踏み出した。
GM：---
GM：
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外出　お祭り

GM：シーン２
GM：---
GM：君達が足を運んだ祭は、既に大きな賑わいを見せていた。
GM：お囃子の響く中、いくつもの出店が立ち並び、駅の方からは次々と人が流れてくる。
GM：行き交う浴衣姿の人々。そんな景色の中に、君達の姿もあった。
島津レイ：「人いっぱいいるね」はぐれないように巡の手をぎゅっと握る。
倉良巡：「お祭りに来たのも初めてですが……これほどの人出とは」その手を離さないよう、ぎゅっと握り返す。
島津レイ：「大丈夫？人いっぱいで具合悪くなったりしてない？」心配そうに顔を覗き込む。
倉良巡：「ええ、少し……圧倒はされましたが。気分は大丈夫です」
倉良巡：そう答える自分に、少しの驚きと納得を覚える。
倉良巡：一年前の自分であれば、重力下でのこれほどの人ごみには、きっと耐えられなかったはずだ。
倉良巡：それが今、少し気後れこそすれ、平気で立っていられるというのは──
倉良巡：「……レイの、おかげですね」そう言って、彼女の顔を覗き込むように微笑む。
島津レイ：「巡は……本当に頑張ってるね。偉いぞ～」軽い口調で言うものの、心底幸せな気持ちで微笑む。
島津レイ：重力下での生活がつらいからとほとんど外に出ず、学校に通うこともなく浮いてすごしていた彼女が自分と共に生きるために努力をし、こうして隣を歩いているのは、奇跡のように思えた。
島津レイ：「いっぱいがんばってるから、わたあめを買ってあげよう」悪戯っぽく笑いながら頭を撫でる。
島津レイ：（巡は出店で何好きかな？ヤキソバとかは重いかな……甘いの……りんご飴？食べづらいかな……？やっぱり食べやすいし可愛いしわたあめかな）そんなことを考えながら。
倉良巡：「わたあめ……食べてみたいですね」存在は知っているが、見たことは一度もない。
倉良巡：（まあ、それはここの屋台のものほとんどがそうなんだけど）頭を撫でられながら、軽く自嘲する。
倉良巡：（でも、だからこそ）しかし、今胸にあるのは、その自嘲よりもはるかに大きい期待と高鳴り。
倉良巡：「楽しみです。一緒に、色々食べましょうね」
島津レイ：「うんっ！お祭りで食べるものって、なんか普段より美味しく感じるんだよね～」笑いながら手を引いてわたあめの屋台へ向かう。
島津レイ：「いっぱい食べるんだったらお腹いっぱいにならないようにシェアした方がいいかな？でもわたあめは厳しいか……」
島津レイ：「……わたあめ、ふわふわしてて白くてタンポポネコに似てるから、一回食べたら間違えてつつみ食べそうになっちゃうかも」悪戯っぽく笑う。
倉良巡：「ふむ。確かに、遠目に見るとタンポポネコにちょっと似ていますね」屋台の店先で作られている最中のわたあめを眺める。
倉良巡：「とはいえ、さすがに食べそうになったりはしませんよ」
倉良巡：（……横になってるつつみの毛に割り箸をくっつけたら、結構似た感じになるかも知れないな）
倉良巡：ぼんやりとその姿を思い浮かべつつ、二人分のわたあめを買い求める。
倉良巡：「さあ、どうぞ」彼女にわたあめを一つ手渡し、空いた手で再びその手を握る。
島津レイ：「そお？あたしは時々コッソリつつみ口に入れてるよ。可愛いから……あ、買ってあげるって言ったのに！ありがと、巡」わたあめを受け取って手を握り返す。
島津レイ：「……ん、甘い～！おいしい！」わたあめを一口食べて笑顔になる。
島津レイ：「……ふふ、スーパーなんかでもわたあめ買えたりするけど……やっぱり浴衣着てお祭りでわたあめ食べるのって、家で食べるのとは違うって感じ」
島津レイ：「それに、巡と一緒だから、楽しいし美味しいし幸せ」もう一口わたあめをくわえながら微笑む。
倉良巡：「口に……？」疑問に思いつつ、わたあめを口へ運ぶ。
倉良巡：「……あ、おいしい。思ったより甘いんですね」
倉良巡：僅かに瞠目し、その味を堪能する。
倉良巡：「私は、わたあめ自体初めてですが──」
倉良巡：「こうやって、レイと一緒のお祭りで食べてしまいましたから。もう、スーパーで買っても満足できないでしょうね」悪戯っぽく言って、くすりと笑う。
島津レイ：「１００％お砂糖だからね、甘いよね」わたあめを食べる巡の姿を微笑ましく眺めている。
島津レイ：「ふふ……またお祭り来ようね。って、今来たばっかりだけど！それに、四六時中お祭りに来られるわけじゃないから、家でも……二人で一緒だったら、一人で食べるより美味しいと思うよ」
島津レイ：そう言って、握った手を引き寄せる。
島津レイ：「でも……かわいくて甘いから、つつみじゃなくて間違って巡を食べちゃうかもしれないな～」手にそっとキスして、悪戯っぽく微笑む。
倉良巡：「ふふ……そうですね。今日も目一杯楽しんで、また何回でも来ましょう」
倉良巡：「お祭りの時期が終わっても、二人で一緒にわたあめを食べましょう」
倉良巡：「お祭りでなくても、二人一緒に食べたなら、また違った楽しさがありそうです」
倉良巡：そう微笑むとともに、手へ落とされたキスに少し驚く。
倉良巡：「もう……。かわいいかはともかく、私は別に甘くないですよ」
倉良巡：困ったように──その実幸福そうに笑いながら、お返しに彼女の手を引き寄せ、そっと口づけする。
倉良巡：「……別に甘くはなくたって、食べてもいいんですから」
倉良巡：少し頬を赤らめ、はにかむように微笑む。
島津レイ：「ふふ……ん、そうだね」甘い言葉と口づけに、はにかむ。
島津レイ：「でもやっぱり、巡は甘いと思うな……」
島津レイ：わたあめを顔を隠すように掲げ、そっと砂糖の味のする唇に口づける。
島津レイ：「……甘いね」
島津レイ：「今すぐ全部食べちゃいたいけど、後に取っておくね。一番甘くて美味しいから」
島津レイ：「たくさんお祭り回ろうね。きっともっともっと、甘くなると思うから」少し悪戯っぽく微笑んで、愛おしい人の手を握る力をそっと強めた。
GM：---

お祭りデート GM:すきゃっと

目次

決戦前夜

待ち合わせ

外出　お祭り

お祭りデート GM:すきゃっと

目次

決戦前夜

待ち合わせ

外出　お祭り

お祭りデート GM:すきゃっと

目次

決戦前夜

待ち合わせ

外出 お祭り

お祭りデート GM:すきゃっと

目次

決戦前夜

待ち合わせ

外出 お祭り

外出　お祭り

外出　お祭り